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施工説明書
RD06236
2006.4
注意
洗面器の排水管は、耐熱性のものを使用する
(熱により変形、割れをきたし漏水するおそれがあります。
)
付属の接着剤を使用する
(漏水の原因になるおそれがあります。
)
REAシリーズ用
膨張水処理ユニット
袋ナットの締め付けは手で確実に締め付ける
①無理に工具で締め付けすると、部品が破損するおそれがあります。
②締め付けが不十分な場合、漏水するおそれがあります。
)
(
必ず実行
袋ナットの締め付けは排水ホッパー本体を持って締め付ける
(締め付けが不十分な場合は、接続部より漏水するおそれがあります。)
RHE655
防虫網を必ず取り付ける(漏水の原因になります。
)
安全のために必ずお守りください
ご使用の前にこの「安全のために必ずお守りください」をよくお読みのう
え、正しくお取り付けください。この説明書では、機器を安全に正しくお
取り付けいただき、お客様やほかの人々への危害や財産への損害を未然に
防止するために、いろいろな表示をしています。その表示と意味はつぎの
ようになっています。
内容をよく理解して正しく取り付けてください。
部品の確認
部品と個数を確認してください。
電気温水器側
パッキン
膨張水処理継手
パッキン
意 味
表 示
1
スパウト側
継手B
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可
能性および物的損害のみの可能性が想定される内容を示しています。
個 数
1式
1式
1式
1式
部 品 名
膨張水処理継手
排水ホース
排水ホッパー
排水ソケット
1コ
接 着 剤
六角ナットA
排水ホース
ホースバンド
ホースバンド
絵表示については、つぎの意味があります。
表 示
意 味
表 示
継手A
パッキン
排水ホース
意 味
パッキン
パッキンガイド
一般的な禁止
必ず実行
袋ナットA
排水継手
吐水口キャップ
注意
2
排水ソケット
防虫網のスリット部を
吐水口キャップの爪に
差し込んでください。
排水ホッパー取付時の傾きは、鉛直に対して全方向10°
を越える取り付
けはしない(漏水の原因になります。
)
禁止
排水ホッパー
袋ナットB
ナットリング
防虫網
スリップリング
接着剤
トラップ
パッキン
完 成 図 (取り付けの前に、電気温水器本体の施工説明書にしたがい位置決めを確実に行ってください。)
【壁排水の場合】
【床排水の場合】
スパウト
スパウト
排水ホース
膨張水処理継手
膨張水処理継手
電気温水器
電気温水器
排水ホッパー
排水トラップ
排水継手
排水ホース
排水ソケット
排水ホッパー
排水トラップ
排水継手
排水ソケット
側面詳細図
側面詳細図
排水ソケット
50mm以上(※)
55.5(※)
※排水ソケットのストレート部寸法(55.5mm)
を確保してください。
確保できない場合は、排水ホッパーを取り付け
ることができません。
※水抜きの時、スペースを確保するため、
50㎜以上必要です。
※吐水時に排水ホッパーに排水されることがありますが、
故障ではありません。
3
取付手順
2. 排水継手部の袋ナットをゆるめ、排
水ホッパー本体から排水継手を外す。
取付時の注意点
10°
以内
1. 排水ホッパーの傾きは鉛
直に対して全方向10°を
越える取り付けはしない
でください。(漏水の原
因となります。)
袋ナット
※傾けない
4. 躯体排水側の排水管に別売品の配管アダプタを
取り付け、その配管アダプタに排水ソケットを
取り付ける。
装着時に必ず袋ナ
ットを挿入してお
いてください。
壁
排水ソケット
※パッキンはなく
さないよう注意
願います。
排水ホッパー本体
排水継手
2.
壁排水の場合
床排水の場合
配管アダプタ
3. 排水継手を排水ソケットに1.でけが
いた位置に接着する。
45°が
標準施工
(別売品)
【接着の手順】
水平にする
①排水継手・排水ソケットの接着面の水分
やゴミ、油などの汚れのないようふき取
ってください。
②排水継手と排水ソケットの両方に接着剤
(同梱)を、均一に塗布します。(下図中
斜線部が接着部です。
)
③常温で約5∼10分間乾燥させた後挿入し
てください。(乾燥が不十分だと、接着
強度が低下します。
)
上
排水管
排水継手
排水管
必ず排水ホッパー出口中心が、 必ず、上図にしたがい排水継
排水管中心より上になるように 手を水平に取り付けてくださ
い。
取り付けてください。
排水ソケット
配管アダプタ
(別売品)
床
けがいた位置
をあわせる
排水継手
施工手順
5. 洗面器の排水管を排水ソケットに取り付ける。
接着面
施工例
※トラップの差し込み代
(20mm)
を
考慮しカットする。
けがきを入れる
←
1. 排水ホッパー本体に排水
ソケットを差し込みます。
(接着はしない。
)
上記 取付時の注意点 に
したがい、設置場所にて位置
合わせした後、排水継手と排
水ソケットに位置決めのけ
がきを入れてください。
回転させ位置決めする。
必ず上記の 取付時の注意点
にしたがってけがいてください。
排水ソケット
洗面器排水トラップ側
差し込む
排水ソケット
躯体
排水側
6. 電気温水器の出湯口に、膨張水処理継手を取り付ける。
(下図参照)
※REA03タイプで左配管取り出しの場合は、別途固定金具(RHE656)
が必要です。詳しくは、固定金具の施工説明書をご覧ください。
④挿入後手で十分に押し込んで接着してく
ださい。
トラップ
9. 排水ホッパー本体の袋ナットBを手で締め付け、
継手Aに排水ホースを差し込み、ホースバンドで
締め付ける。
排水ホッパーを手で持ち、袋ナッ
トを手で確実に締め付ける
7. 膨張水処理継手の継手Bに排水ホースを差し込み、ホー
スバンドで締め付ける。
グースネックタイプスパウトを取り付
ける場合、ホース径が異なるため異形
アダプターを取り付けてください。
(
ゴムチューブ
(スパウトに同梱)
出湯口
差し込み代(20mm)
異形アダプター
(スパウトに同梱)
必ずスパウト側
ホースと接続
①無理に工具で締め付け
ると、部品が破損する
おそれがあります。
②締め付けが不十分な場
合、漏水するおそれが
あります。
カット
11.施工完了後、吐水口キャップの爪が確
実に取り付いているか確認する。確実
に取り付いていないと漏水のおそれが
あります。
吐水口キャップ
)
爪部
爪部
袋ナットB ※必ず手で締め付ける
六角ナットを締め付ける。
(付属のパッキンを必ず
入れてください。)
膨張水処理継手
(注)必ず下向きになるよう
に取り付けてください。
継手A
吐水口キャップ
ホースバンド
スパウト側
継手B
六角ナットをスパナなど
で締め付ける。
ホースバンド
排水ホース
4
排水ホース
注
※排水ホースの長さが長い場合はカッターなどを用い、切断面が
垂直になるよう切断してください。
水抜き方法
電気温水器の試運転後、引渡しまで
に凍結のおそれがある場合は、次の
要領で排水ホッパー内の水を抜いて
ください。
1.電気温水器に同梱されて
いる取扱説明書にしたが
って電気温水器の水抜き
をしてください。
2.排水ホッパーの水抜
キャップを外してくだ
さい。
以上の操作で水抜きは
完了です。
注 吐水口キャップは回転させることができ、ホース取出位置を自
由に変更できます。
排水ホッパー側
10.施工手順3の接着剤が硬化した後に排水ホッパーと排水
継手を接続する。
注 排水ホースは折れ曲がらないように
取り付けてください。
折れ曲がるとホースがつぶれ、性能
が発揮できないおそれがあります。
袋ナットの締め付けは手で確実に行う
折れ曲がり
8. 排水ホッパー本体の防虫網のスリット部分が吐水口キャッ
プ内部の爪に確実に差し込まれているか確認する。
(
①無理に工具で締め付けると、部品が破損するおそれ
があります。
②締め付けが不十分な場合、漏水するおそれがあります。
)
吐水口キャップ
防虫網
スリット部
5
爪部
排水ホッパー本体
スリット部
パッキン
袋ナットA
排水継手
防虫網を必ず取り付ける
(漏水のおそれがあります。
)
水抜キャップ
水抜き後の処理
1.電気温水器に同梱されている取扱説
明書にしたがって水抜き後の処理を
してください。
2.排水ホッパーの水抜キャップを締め
てください。
3.電気温水器の電源プラグを抜いてく
ださい。