Download (ミニめ組)取扱説明書(H-43972A) - バルブ事業部
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ZE−SM型 本 取扱 説明 書を お読 み い ただ き 、内 容を 理 解 してか ら当 製品 の 使 用及び 保守点検 を行って ください。 ま た、 据付 ・試 運転 終 了 後は 必 ず維 持管 理 者がいつ でも 見る こ と ができ る所に保 管して下 さい。 パイプシステ ム事 業部 票 番 H−043972 1 19 はじめに このた びは、ク ボタ単口 地下式消 火栓“ミ ニめ組”をご採 用くださ いまして 、誠に あ りがとう ございま す。 本書は 、お客様に バルブを正 しく安全 にお使い いただく ための取 扱いにつ いて説明 し てありま す。 お使い の 前に、必ずお読 み いただ き、お 読みに なっ たあと も大切に保 管し てく ださい。 警告表示 バ ルブ を正 しく 安全 に お 使い い ただ き、 事 故 や危険 を 未 然に 防 止 するた め に、 警告 表示 を用 い て いま す 。そ の表 示 と 意味は 次 の よう に な ってい ます。 警告 取扱い を誤ると 、使用 者が死亡または重 傷を負う可能性が 想定さ れる場合 に用いて います。 注意 取扱い を誤ると 、使用 者が傷害を負う可 能性が想定される 場合、および 物的損害の発生 が想 定される 場合に用 いてい ます。 取扱説 明書につ いて ・ 内容 につ いて ご不 審 な 点や 、 お気づき の こ とがあ り ま した ら 巻 末の窓 口へご 連絡くだ さい。 ・内容は 予告なく変 更する場合があり ます。 票 番 H−043972 2 19 ■正しく安 全にご使用いただくために 安全上のご注意 お 使いの前に、この「注 意事項 」をお 読みのうえ 安全に取 扱って くださ い。 受 取り・運 搬・保管 時 注意 ・・・・・ 落下など による事故防止 (1 )消 火栓 の吊りあ げ・玉掛 け は、質量(重量) を確認 の うえ行い、 吊荷 の下に は立ち入 らないなど、安全 には十分 注意して 作 業して ください。 (2 )ダ ンボ ール梱包の 製品は 、 水に濡れ ると梱包 強度が 低 下するこ とがあ ります ので、保 管・取扱 いには十分 注意して ください 。 こ れら の注 意を怠る と 、傷害事 故の生ず るおそれ があり ます 。 据付時・ 試運転時 警告 ・・・・・ 接続不良 などによる事故 防止 (1 )排 水作 業を行う ときは、 放 水口にホ ースが確 実に接 続 されている こと を確認 してくだ さい。 また、 排水側の ホース末 端はしっ かりと固定してく ださい。 こ れら の注 意を怠る と、人 身事故 (死亡事 故 )の生ずる お それが あります。 注意 ・・・・・落下・転 落による事故 防 止 (1 )消 火栓 の吊りあ げ・玉掛 け は、質量(重量) を確認 の うえ行い、 吊荷 の下に は立ち入 らないなど 安全に注意して作 業して ください。 (2 )作 業を 行うとき は、足場 の 安全を確 保し、不 安定な 管 の上などで の行 為は避 けてくだ さい。 こ れら の注 意を怠る と 、傷害事 故の生ず るおそれ があり ます 。 票 番 H−043972 3 19 安全上のご注意 維持管 理(保守 点検)時 警告 ・・・・・酸欠など による事故防止 (1 )消 火栓 室に入る ときは、 必 ず酸素濃 度を測定 すると とも に、有毒 ガス に注意 してくだ さい。 また、 これらの 場所で 作業 を行うと きは、常 に換気に 気 をつけ てくだ さい。 (2 )塗装作 業を行う ときは、 常に火気お よび換気に気をつ けてくだ さい。 これらの注意を怠ると、人身事故(死亡事故)の発生するおそれがあります。 警告 ・・・・・ 接続不良 などによる事故 防止 (1 )排 水作 業を行う ときは、 放 水口にホ ースが確 実に接 続 されている こと を確認 してくだ さい。 また、 排水側の ホース末 端はしっ かりと固定してく ださい。 これらの注意を怠ると、人身事故(死亡事故)の発生するおそれがあります。 注意 ・・・・・傷害事故 防止 (1 )作 業を 行うときは 、足場 の 安全を確 保し、不 安定な 管 の上などで の行 為は避 けてくだ さい。 (2 )本 体部 品の分解 作業は、 管 内に圧力の無いこ とを確 認 してから行 って くださ い。 (補修 弁が設置さ れてい る ときは、 補修 弁を全 閉とし、 圧力を抜 いて くださ い。) こ れら の注 意を怠る と 、傷害事 故の発ず るおそれ があり ます 。 票 番 H−043972 4 19 正 しい使い方 正し い用途 ☆ JWWA B103 に 準拠して設計 製作された製品で す。 ☆ 特殊流体 や常温以外 で の使用は 、消火栓 の機能 低下をま ねくお それ があり ます。 巻末「 標準仕 様 」を参 照 してくだ さい。 正 しい取扱い ☆ 無理な手 持ち作業 は避けて ください 。 ☆ 製品の取 扱いはて いねいに してくだ さい。 本文「 3.運搬と 保管 、 5.据付 」を参 照してく ださい。 正し い運転 ☆ 適正な圧 力範囲で ある最高 使用圧力 0.75MPa 以下で使 用して くだ さい。 ☆ 消火栓の 操作は開 閉方向を 確認して 行ってください。 ☆ 止水に は無理な締 め込みは 不要です 。 ☆ 据付姿 勢は立形で す。 ☆ 補修弁は 通常全開 で使用し てくださ い。 本文「 6.試運転、 7-1.正しい 運 転方法 」を 参照して ください。 ふだ んのご注 意 不用意 にさわらないで ください。 ☆ ☆ ☆ ☆ 消火栓に は圧力が かかって います。 使用し ないとき、 口金には ふたを取 付けてください。 消火栓 室内は水 没させな いようにし てください。 口金を 傷つけな いように してくださ い。 変形し たり傷が つきます と、取付 金具と接 続できな くなります 。 本 文「 7-1.正し い運転方 法 」を参照 してくだ さい。 保 守点検を 忘れずに 点検・ お手入れが大切 です ☆ 日常点 検をしてく ださい。 ☆ 点検のポ イントは 、作動の 良好と漏 れなしの確認です 。 ☆ 部品交 換は慎重に 行ってく ださい。 本文「 7-2.点検、 7-3.故 障例と 対策 」を 参照してください。 票 番 H−043972 5 19 目 次 ■ 正しく安 全にご 使用いただ くために … …………………… …… ………… 3 1 . 構 造及 び部品名称 …………………… …………………… …… ………… 7 2 . 受 取り ……… …………………… ……………………… …… ………… 2−1 . 確認事項 …… …………………… …………… 8 2 −2 . 受取り ……… …………………… …… ……… 8 8 3 . 運 搬と 保 管 3 −1 . 運 3 −2 . 保 …………………… …………………… …… ………… ……… …………………… …… ……… 9 ……… …………………… …… ……… 9 9 4. 開 梱 … ……………………… …………………… …… ………… 4 −1 . 開 梱 ……… …………………… …… ……… 10 4 −2 . 開梱後の確認 …………………… …… ……… 10 10 5. 据 付 5 −1 . 5 −2 . 5 −3 . 5 −4 . 5 −5 . 5 −6 . 5 −7 . ……………………… …………………… …… ………… 確認事項 …… …………………… …… ……… 11 据付前の確認事 項 ……………… …… ……… 11 据付 ………… …………………… …… ……… 1 3 据付後の確認 …………………… …… ……… 14 補修弁の設置 …………………… …… ……… 14 消火栓設置上の 注意事項 ……… …… ……… 14 消火栓室の設置 上の注意事項 … …… ……… 14 11 ……… …………………… ……………………… …… ………… 15 7 . 維 持管 理 ……… …………………… ……………………… …… ………… 7 −1 . 正しい運転方法 ………………… …… ……… 16 7 −2 . 点 検 …… …………………… …… ……… 17 7 −3 . 故障例と対策 …………………… …… ……… 18 16 6 . 試 運転 ■ 標準仕様 搬 管 … ………………… …………………… …………… ………… … 票 番 H−043972 19 6 19 1 .構造及 び部品名 称(下図 は代表例で す。) ZE− SM型 ふた キャッ プ 差 し金具 弁棒 押 し輪 六角 ボルト・ナ ット・座 金 フラ ンジ 弁箱ふた Oリ ング 弁箱 Oリン グ 図ー1 六角穴付 ボルト(ブシ ュ回り止 め用) ブシュ ダ ストスクレ ーパ 保護 カバー Oリ ング U パッキン 弁体 Oリング 図−2 票 番 H−043972 7 19 2 .受取り 2−1. 確認事項 (1)製品 が手元に 届きまし たら 、ご契約内 容と相違 ないかを 、確か めてくだ さ い。 (2) 製品には 出荷案内 書(送り 状)をつ けていま す。 (3) 製品には 「安全上 のご注意 」をつけ ています 。 2−2.受取り (1) 製品の荷 姿は、ダ ンボール 箱などで梱包をす る場合と 裸渡しが あります。 (2)受取り は、適 切な吊り 用具を準 備して、当布な どで養生 し、正 しく安全 な 作業を行 ってくだ さい。 (3)製品は 、投げ だし、落下、引 きずり、倒しな どの衝撃 を与えな いように 取 扱ってく ださい。 (4) 受取りの 荷姿例は 次の通り です。 ダンボ ール 裸 当布 などで養生 し、 スリング ベルトなどで吊っ てくださ い 取っ手を持ってくだ さい。 図 −3 図−4 (5)製 品の質量 (重量) は、 17Kg です。 注)①玉 掛用最大 質量を示 す。 ②消 火栓単体 質量であ り、補修弁は含ん でいませ ん。 票 番 H−043972 8 19 3 .運搬と 保管 3−1. 運 搬 (1)製品の 移動や、据付を する現場 ま での運 搬は、受取られ た梱包、荷姿状 態 で行うこ とをおす すめしま す。 (2) 運搬中に 製品が損 傷しない ように養 生してく ださい。 (3) 取扱いは 、「2 .受取り 」と同様 に、行ってくださ い。 3−2. 保 管 (1) 据付する までの期 間は、開 梱しない で保管す ることを おすすめ します。 (2) 保管場所 は、屋内 の風通し のよい冷 暗所とし てくださ い。 雨や 直射日光 などの環 境下では 、製品劣 化の原因となりま す。 環 境 雨 直 射日光 劣 化 の 種 類 外観劣 化 塗装の 変色劣化、 弾性ゴム の物性劣 化 (3)やむを 得ず、屋外で保 管する場 合は、防 水シート などで覆 い、雨 、直射 日 光、ほこ りから保 護してく ださい。 (4) 消火栓の 弁体は、 軽く閉状 態として ください 。 票 番 H−043972 9 19 4 .開 梱 4−1. 開 梱 (1)ダン ボールの 開梱は 、外周の バンドを ナイフな どで切断 して、消火栓を 取 出してく ださい。 この時、 手など傷 つけない ようにご注意くだ さい。 (2)製品は 、塗装 面を保護 するため に、ワ イヤロー プで直接 吊らずに 、当布 な どで養生 して、取 扱ってく ださい。 スリング ベルトの 使用をお すすめい たします 。 (3)吊り 作業を正 しく 、安全に行 うために、玉掛 けの資格 取得者が 取扱って く ださい。 (4)開梱 後の梱包 材は 、お客様の もとで法 や各自治 体の条例 に定める「産業 廃 棄物処理 法」の基 準に従っ て処分し てください 。 4−2. 開梱後の確 認 (1)開梱し ますと、製品全 体がよく 見えます ので、外面、内面につ いて外観 上 異常な箇 所がない かを、確 かめてく ださい。 (2) 無理な開 閉操作や 、分解は 行わない でくださ い。 また 、異 物な どの付 着を 避け るた めに、 据 付まで は、「 3 -2. 保管 」と同 様に正し く取扱っ てくださ い。 (3) 弁体は軽 く閉めて いますの で、据付ま ではその状態と してくださ い。 票 番 H−043972 10 19 5 .据 付 5 −1.確認事 項 製品は、お客様 とのご 契約仕様にも とづき製作 した検 査合格品ですが 、据 付前 に次のことを 確か めてください。 (1)製品仕 様 a. 呼び 径 b.種類 (単口) c. 開閉方 向 d. 接続フランジ e. 塗装仕 様 (エポキ シ樹脂粉体塗装) f. 付属品 (オプション) (フラ ンジボルト・ ナット・ガ スケット など) (2)異常の 確認 a. 消火栓 の内面や外面に、 異物の付着や部品 の損 傷がない。 b. 消火栓 の組立ボルトにゆ るみがない。 5 −2.据付前 の確認 事項 消 火 栓 が 水没 し ま す と 、 作動 不 良 の原 因 とな り ま す の で 、消 火 栓 室に は 水がたまらな いよ うな対策を施 してください。 製品は、 相手配 管に正しく据付し て、その性能を発 揮し ます。 そこで、 据付前 に次のことを確か めてください。 (1)相手配 管の確 認 a.寸 法につ いて ・接 続フラ ンジ寸法が一致し ている。 b.外 観につ いて ・フラ ンジ面は傷 、打撲な どの異常がなく、 滑らかで清浄であ る 。 ・配管 内には、異 物がな い。 c.配 管精度 ・フ ランジ 面の傾きが無く、 水平であること。 d.継 手材( フランジボルト・ ナット・ガスケッ ト) がそろってい る。 (外 面粉体 塗装の場合、塗装 の損傷を防止する ため に消火栓側には 、座金 が必 要です) 票 番 H−043972 11 19 (2)必要空 間の確 認 消火栓 および 補修弁の操作や保 守点検にそなえ、 必要 なスペースを確 保し てください。 票 番 H−043972 12 19 5 −3.据付 (1)消火栓の据 付 a.出荷時、 口 径部に取付け てい る輸送中に おける 異物 混入防 止保護 シート をは ずし フランジ面の清掃を してください。 b. 消 火栓 を 吊 りあ げ 、ボ ル ト ・ナ ット・ ガ ス ケッ ト を 用 い 、 接続 フ ラ ン ジに取 付けてくだ さい。RF形ガスケッ トの場合は特にず れない ように 注意し てください。 c. 外 面粉 体 塗 装の 場 合、 塗 装 に傷 をつ け な い ため に、 座 金 の 丸面 コ ー ナ 部を消 火栓のフラ ンジ側に してください。 座金(消火栓側丸面) 消火栓 消火栓フランジ ガスケット 接続フランジ (補修弁) ボルト・ナット d.ボル ト・ナ ットの締付け順序 と締付けトルク ガ スケ ッ ト を均 等 に圧 縮 す るよ う、片 締 め をせ ず 対 称 方 向 で順 次 行 っ てくだ さい。 ボルトの 締付け順序 3 1 配管 中 心 2 4 なお 、最終締付け トルク の目安はボルトの 呼びがM16の場 合、 その トル ク値は、60 N・m ( 6kgf・ m)としてください。 e.据付 けがす みましたら、清掃 や必要に応じて補 修塗 装などを行って ください。 票 番 H−043972 13 19 5 −4.据付後 の確認 据付姿 勢が正 しく、またボルト・ナットに緩 みがない ことなど確 認してください。 5 −5.補修弁の 設置 消火栓 の点検 ・清掃が断水をせ ずにおこなえるよう、 消火栓の下方に 必ず 補修弁を設 置して ください。 5 −6.消火栓 設置上の注意事項 (1)口金は 、地上 より容易に接続で きるよう、できる だけ 上部に設置して ください。 (2)消火栓 の位置 高さは、管の土被 りにより異なるた め、 短管又は補修弁 の面間 寸法で調整 してく ださい。 (3)補修弁 は開閉 操作が容易にでき るよう、土砂で埋 めな いでください。 (4 )消火栓の止水 弁座に傷がつくと 漏水の原因 と なりま すので、管路内 の土 砂な どは、設置 前に必 ず排出して ください。 (5 )消火栓の残留 水の凍 結が予想され るときは、 プラグ 付消火栓を設置 して くだ さい。 5 −7.消火栓 室の設置上の注意事項 (1)コ ンクリート 台座を設 け、その上 にコンクリート ま たはレジンコンク リ ート 製ボック スを積重ねてくだ さい。 (2)地下水が入 ら ないよう、ボック ス間は目地モルタ ルで仕上 げてくださ い。 (3)路面には、 消 火栓用鉄ふたを設 けてください。 票 番 H−043972 14 19 6.試運 転 6−1.消火栓 の開閉は 、全開 から全閉 までの全工程が円 滑に作動 するかを 確かめて く ださい。 なお、キャップ は、ツ バ付きの ときは左回 り開き、ツバ無 しのとき は右回り 開 きが標準です。 左回 り開 き 右 回り 開き 消火栓の 全開から 全閉までの回転数は 4回転で す。 6−2.消火栓 の止水は ゴムを圧 縮して行 いますので 、締 めすぎな いように してくだ さ い。操作 トルクは 53N・m で す。 6−3 .試運転の 初期通水 時は、管 路内の異物が弁座 部にかみ 込むこと がありま す。 万一、止水でき ないとき は、無 理に閉め こまずに、一旦開 き異物を 排出した の ちに、 再度、閉 操作を行 ってくださ い。 票 番 H−043972 15 19 7 .維持管 理 7−1. 正しい運 転方法 地下式 消火栓を 正しく、安全に お使いいた だくため に次の正 しい運転 方法を守 っ てくだ い。 (1) 適用範囲 消火 栓の使用 圧力は、 0.75 MP a です。 使用 に適した 圧力範囲 で運転を 行ってく ださい。 (2)操 作 a.操作 は、「 6.試 運転 」と 同様に行っ てくだ さい。 b.開閉 方向の確 認を行っ てください 。 操作 方向を間 違い、大 きな力を かけると操作不能 となります 。 c.操作 時、口金 に傷をつ けないよう に注意 してくだ さい。 変形 したり傷 がつきま すと、取 付金具と 接続でき なくなる おそれが あ りま す。 d.万 一、止 水できな いときは 、異物 のかみ込 みが考え られますの で、無 理に 閉めこま ずに、一旦開き 異物を排 出したの ちに、再度、閉操作 を 行っ てくださ い。 e.補修 弁は常に 全開で使 用してく ださい。 流量 制御のた めに中間 開度で使 用すると、消火栓 を開けた ときに急 閉 する おそれが あります。 (3) 維持管理 a .消火栓 を水没さ せないよ うにして ください。 b.口金 からの異 物混入を 防止する ため、使 用しない ときは必 ずふたを 設 置し てくださ い。 c.消火 栓で排水 を行うと きは 、少 量排水を 避けてで きるだけ 多量に排 水 し、止水する ときは、弁座部に 土砂など のかみ込みがない よう、特 に 注意 してから 閉めてく ださい。 票 番 H−043972 16 19 7−2 .点 検 消火栓 は緊急に 使用する ものであ り、使用時に 支障があ ってはな らないので 、常 に清掃 ・整備を 行ってく ださい。 この場 合、開閉頻 度 の少ない 消火栓は 、消 火栓の開 閉を行う ことによ り流水状 態 に変化 が生じ、これに よって水 道水に“ 赤水”や“濁 り”が 発生する ことが考 え られま すので、必要 に応じて 注意を喚 起したり、対 処方法な どについ て事前に 検 討して おくこと が必要で す。 (1) 通常点検 およ そ1年周 期で次の 項目を確 かかめて ください。 点検項 目 方 法 目 視 内 容 処 置 損傷 の有 無 損 傷部 品を 交換 さび の発 生 さ びを 除去 し、補修 塗装 接続 用ボルト・ナットの劣 化 腐 食が 激し いときは、交 換 塗装 の剥 離や 劣化 補 修塗 装 外 観検 査 作 動点 検 操作 目 視 聴 覚 また は 圧力 計 漏れ 接 続点 検 目 視 弁棒 の円 滑な 作動 補修 弁の 円滑な作 動 部品 の合 わせ面 配管 フラン ジ面 清 掃ま たは部品の交 換 漏 れが あれ ば増締め また は パ ッキ ンの 交換 弁体 弁 体の交換 弁箱 、ブ シュパッ キン 部、口金 など の部 品 口金へ の接続金 具の円滑な取 付け ・取 外し 部 品の交換 口 金部 品の 交換 (2)突 発的な点検 不 定 期 的 に おこ る 地 震・ 風 水 害 など の 天変 地異お よ び大 規 模 な 火災 の あ と には 、管路の 装点検が 必要です 。 そ の と き に は、 管路 診断 な ど の 総合 チ ェッ クと共 に、消 火 栓 の 点検 を 合 わ せて おこなっ てください。 (3)部 品の交換 地 下式消火栓 の弁体の 交換手順は以下の とおりで す。 a .補 修弁を閉じる。 b .弁 箱と弁箱 フタとの 接続ボルト・ナッ ト外す。 c . 弁箱 と弁箱フタ に接続ボ ルトのみ挿入し、 キャップ を閉方向 に 回転させ て弁体か ら弁棒・ 弁箱フタ 等を取外 す。 d .弁 箱内に残 った弁体 を新しい弁体に交 換する。 なお、弁 体の交換で あれば、その 他の部品は特に分 解する必 要はあり ません。 票 番 H−043972 17 19 7−3. 故障例と対 策 アフター サービス を依頼され る前に、 故障内容に応じて 次のこと を確かめ て故障 状況をご 連絡くだ さい。 故障 内容 弁 体(キャップ)が動かな い 推定 原因 対 策 例 開 閉方 向が 反対 キャップの 開閉 方向を確 認 弁 棒の 曲が り 部 品の 交換が必要 消 火栓 内部の異常 分 解点 検が 必要 ・ 異物 のか み込み ・ 部品 の損 傷など 消 火栓 内の 凍結 プ ラグ 付き に交換 補 修弁 が動 かない 注 別冊 「補修 弁取 扱説 明書」を 参照 して くだ さい 。 口 金の 傷・ 変形 取 扱上 の不 注意 部 品の 交換が必要 部 品の 合わ せ面 およ びフ ボルト・ ナットの緩 み ボルト・ ナットの 増締め ガ スケ ットの劣化 分 解し てガ スケットを交 換 ラ ンジ 面か ら漏水す る ・一 旦開 き、再 び閉めて くだ さい ・そ れで も止 水しないと きは分解 弁 が止 水し ない 異 物の かみ 込み 水 が出ない ・ 口 径 部 に 取 付け て い る輸 送 中における異物混入防止保 護シートをはがしていな い。 ・ 補 修 弁を 閉 め て か ら 、 消火 栓 を 外 し異物混入防止保護シートをはが す パ ッキ ンの 劣化 分 解し てパ ッキン交 換 弁 棒が 曲が っている 分 解し て弁 棒交換 して 異物を取 除く ・弁 体が 傷つ いている とき は交 換 グ ラン ド部から漏れ る ご 連絡いただくときは 故 障の状 況 バ ルブ名 称 型式 呼 び径 運転期間 製 造番号 製造年 をお知ら せくださ い。 票 番 H−043972 18 19 標準仕様 呼 び 径 75 0. 75MP a 使 用圧力 弁座 耐圧 1 .7 5M P a 弁座 漏れ 1 .3MP a 試 験圧力 適 用流体 上水 塗 エポ キシ樹 脂粉体塗 装 装 準 拠規格 JW WA B 103 水 道用地下 式消 火栓 準拠 ▼ 営業窓口 パイ プシステ ム事業部 営 業所 名 本 〒 住 所 TEL 番号 (06)6648-2228 社 556-8601 大 阪 市 浪 速 区 敷 津 東 1-2-47 東 京 本 社 103-8310 東 京 都 中 央 区 日 本 橋 室 町 3-1-3 北 海道 支社 060-0003 札 幌 市 中 央 区 北 三 条 西 3-1-44(札 幌 富 士 ビル) 東 北 支 社 980-0811 仙 台 市 青 葉 区 一 番 町 4-6-1(仙 台 第 一生 命 タワービル ) 中 部 支 社 450-0002 名 古 屋 市 中 村 区 名 駅 3-22-8(大 東 海 ビル ) 中 国 支 社 730-0036 広 島 市 中 区 袋 町 4-25(明 治 安 田 生 命 広 島 ビル) 四 国 支 社 760-0050 高 松 市 亀 井 2-1 九 州 支 社 812-8691 福 岡 市 博 多 区 博 多 駅 前 3-2-8(住 友 生命 博 多 ビル) (06)6648-2343 (03)3245-3488 (03)3245-3161 (011)214-3161 (011)214-3140 (022)267-8971 (022)267-8922 (052)564-5031 (052)564-5151 (082)546-0716 (082)546-0464 FAX 番 号 (06)6648-2229 (03)3245-3498 (011)214-3118 (022)267-7305 (052)564-5102 (082)546-0723 (087)836-3923 (092)473-2491 (092)473-2431 (092)473-2508 ▼ 工場窓口 枚方製造 所 〒 573-8573 大阪府 枚方市中 宮大池 1-1-1 Tel 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