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リフトの定期点検は1年に1回必要です
リフトの点検について
■始業点検
・作業を始める前に実施する特に重要な部分に限った点検です。取扱説明書をよく読んで行ってください。
■保守点検
・不慮の事故を防止するための重要な点検です。1 ヶ月に 1 回、取扱説明書をよく読んで行ってください。
■定期点検
・リフトを安全に長く使用していただくため、1 年に 1 回、リフト点検資格者による点検を受けましょう。
・洗車対応型リフトは使用状況や設置環境によっては、より短い使用期間での点検が必要になります。
補修部品について
正しい使用と定期的な点検で
■リフトの機能を維持し、安全に使用して頂くためには補修部品の定期的な交換が必要です。
リフトの事故を無くしましょう
補修部品等 交換の目安
車体受ゴム
2 年に 1 回
ワイヤー類
2 年に 1 回
(洗車使用) (1 年に 1 回)
定期点検は無事に終了しました。
チェーン類
4 年に 1 回
(洗車使用) (2 年に 1 回)
油圧用油脂類
油圧用パッキン類
ホース類
リール・ケーブル類
電気部品・スイッチ類
次回の定期点検は 1 年後になります。
1 年に 1 回
4 年に 1 回
5 年に 1 回
5 年に 1 回
5 年に 1 回
知
ご存 ?
か
です
リフト事故は
は
こんなに…
に…
リフト点検資格者制度について
■リフトの点検や正しい使い方は、専門知識を持つ日本自動車
機械工具協会認定のリフト点検資格者にご相談ください。
■すべてのチェック項目をクリアしたリフトにはブルーの「点検
済」ステッカーが貼付されます。
取扱不良と
点検不履行
(39件)
点検
リフト 者
資格
20%
リ フト 点 検 済
製
リ
造
番
造
番
号 :
:
フ 点ト 検点検資格者認定番号
型 実式 施
:
日 :
造
号 :者 名 :
点 検番資 格
点
検 点検資格者認定番号
実 施 日 :
:
次
号 :
点 検 実 施トは点検済です。
日 :
年 月 日
フ ト このリフ
型 式 :
取扱説明書に従って正しくご使用ください。
点 検 資 格 者 名 :
製
回
予
定 :
点 検 資 格 者 名 :
48%
23%
このリフ
トには修理を必要とする箇所があります。
リ フ ト
型 式 :
速やかに修理を行ってください。
製
取扱不良
(94件)
9%
マニ
ュア
ル
使 用 禁 止
このリフトを使用すると重大事故につながる恐れがあります。
要危険ですので使用しないでください。
修
理
リ
その他
(18件)
点検不履行
(46件)
年 月 日
○○○○
年 月 日
リフト事故
一般社団法人 日本自動車機械工具協会 会員
年 月
○○○○
点検資格者認定番号 :社団法人 日本自動車機械工具協会 会員
○○○○
取扱不良、点検不履行で
一般社団法人 日本自動車機械工具協会 会員
一般社団法人 日本自動車機械工具協会
株 式 会 社 ア ル ティア
安全自動車株式会社
株 式 会 社 イヤ サ カ
興和精機株式会社
電話番号/ホームページ
03-5659-8161(代)
http://www.altia.co.jp/
03-5441-3412(代)
http://www.anzen.co.jp/
03-3833-6118(代)
http://www.iyasaka.co.jp/
03-3453-6011(代)
http://www.kowa-seiki.co.jp/
会 社 名
株 式 会 社 サンコー
日平機器株式会社
株 式 会 社 バンザイ
株式会社ユーコー・コーポレーション
91%
平成15年∼24年の間にリフト事故は
〒160-0022 東京都新宿区新宿7-23-5
TEL.03-3203-5131 FAX.03-3208-2157
http://www.jasea.org/
197件
◎ リフトの保守点検・定期点検はリフト点検資格者のいる下記会員会社本社又は最寄りの支店・営業所までお問い合わせください。
会 社 名
約
電話番号/ホームページ
荷重バランスが悪い状況でのリフトアップによる車両落下検証実験写真
(提供:自動車用品小売業協会)
03-3591-2131(代)
http://www.kksanko.com/
03-3583-8811(代)
http://www.nippeikiki.co.jp/
03-3769-6880(代)
http://www.banzai.co.jp/
03-3301-0511(代)
http://www.yuko-corp.co.jp/
2013.6 SE-BP
制作監修
発生しています。
リフト事故の推定原因は、
「取扱不良」が48%(94件)、
「点検不
履行」が23%(46件)、
「取扱不良と点検不履行」によるものが
20%(39件)
となっており、事故全体の91%を占めています。
一般社団法人 日本自動車機械工具協会
リフトは正しく使い、保守点 検を定期的に実施しましょう
取扱方法は適切ですか? 間違った使用方法は危険です。
車両の片上げ厳禁
車両の安定性の確認
専門家による定期的な注油、部品交換で安全に使用しましょう。
アームの作動
安全装置の作動
アームロック/
振れ止め装置
車両の片上げ
(前後、左右)
は、事故につながります。
タイヤが浮いた状態で車両が安定していることを
確認してから上昇させましょう。
アームにガタはないか。操作具合に異常はないか。
アームロック、振れ止め装置は正常に作動するか。
降下止めツメがカチカチ音をたてて作動しているか。
降下止めツメの掛かり具合は良いか。
荷重バランスの崩れに注意
左右の同調不良時は使用禁止
オイル漏れ、異音
ワイヤー・チェーンの摩耗、給油状態
摩耗や損傷はないか。
給油状態は良いか。
ポンプユニット
油圧シリンダ
重量物を取り外す場合は、荷重バランスの崩れに注意しましょう。
左右の同調不良
(支柱の高さ位置不良)
は、
車両の落下など重大な事故につながります。
オイル漏れはないか。自然降下していないか。
油圧ユニットから異音がないか。
昇降操作中に車両の下に入らない
洗車対応機以外は洗車不可
コードリール・リモコンスイッチの状態
二人作業時のリフト操作は声を掛け合いましょう
水による影響でリフトに過度な負担が掛かり、
安全性が損なわれる恐れがあります。
コードに汚れや損傷がないか。
有接点タイプは絶縁抵抗値が
200MΩ以上あるか。
リフトの種類によっては該当しない項目があります。
リフトをご使用になる前に、
必ずそのリフトの取扱説明書を熟読し、
十分に理解した上で、正しく使用してください。
受台の摩耗状態
摩耗や損傷はないか。