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CX 480 100
設置説明書
(本説明書は取扱説明書と併せて大切に保管してください。)
開口部についての注意事項
開口部の正確な加工は、フラッシュインストールをするために非常に重要です。
次の事項については必ず守ってください。
- 6.5mm(+0.5mm)の推奨深さをとってください。
この部分に貼るガスケットの上に、機器を均一に置くことができるよう、均一で平坦な仕上げにしてください。
均一で平坦な仕上げ出ない場合、次のような不具合が起きる可能性があります。
1. ガラスセラミックに損傷を与える。
2. 防水性について保証されない。
開口部の段落ちが深すぎる場合のために、厚さ1mmのスペーサーストリップ(修理用キット:742114)を別売でご用意しています。
このスペーサーを使って、段落部の深さを調整することができます。
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ガスケット
接着剤付ガスケットは、必ずカウンタートップに貼ってください。
ガラスセラミック/機器の底面に貼らないでください。
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重要な注意事項
- この「設置説明書」を良くお読みになり、その後は大切に保管してください。
- 製品を安全に使用するために、この設置説明書に従って正しく設 置してください。
- 工事担当者は設置時に機器が正常に作動するか確認してください。
- 機器の電源接続は専門の技術者が行なってください。作業を行なう前に必ず電源を切ってください。
- この製品は必ずアースをとってご使用ください。
- 該当する現行の建築規制や地域電力会社の規制に準拠して設置を行なってください。
- 本機器の下にはガゲナウの強制換気装置付オーブンのみ設置することができます。下にオーブンを設置する際は、電源コードが
オーブンの高温部に触れないようにご注意ください。
- 本機器の下に冷蔵庫、強制換気装置の付いていないオーブン、食器洗い機を設置しないでください。
- 機器の下が引き出しの場合、本機器の排気により引き出し内の金属性のものが熱くなることがあります。この場合は、仕切り板の
設置をお奨めします。(図2a、図3)
開梱時の注意事項
開梱後、まだ設置されていない状態で、機器が反ってしまう
ことがあります。
この反りは、開梱後機器をそのまま置くことにより、機器本体
の重さで機器の真下から出ている電源コードの出っぱりで押
されていた場合強くなります。
開梱後は、機器を仮置きする際は、そのまま天板などの上に
置かずに、天板の開口部分においてください。
(右図参照)
ー 反りが出てしまった場合の対処方法
本体をビルトインした後に、下記のように調整してください
① 天板の開口部に機器を置いてください。
② 天板に合わせて、ガラストップのレベルを確認してください。
必要に応じて固定金具を使用して調整してください。
ご注意:
▪固定金具は慎重に回してください。
▪電動工具は使用しないでください。
▪固定金具は必要なポイントのみに取り付けてください。
③ 開口部の正しい位置に、天板とレベルを合わせて設置が
完了したら、周囲にシリコンを打ってください。
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キャビネットを用意する
図1・2・3・4
- 天板は平らで水平になるようしてください。天板の開口作業は、機器を据え付ける前に行ってください。
天板開口部は必ず天面と直角になるよう開口してください。
開口作業で出た削りくずは電気機器の作動に影響を与える可能性があるため必ず取り除いてください。
- 開口作業が完了したらユニットの安定性を再度確認してください。
- 開口部の切断面を耐熱・防湿処理してください。
- 機器を組み込むためのキャビネットの造作材は90℃までの耐熱性があるものを使用してください。
- 機器を設置するカウンターの厚さが30mm以下の場合、カウンターを耐熱、耐湿素材で補強してください。
注意事項: 機器を開口部に設置した後は、水平に設置されていることを必ず確認してください。
天板について - 本機器を設置する天板の耐荷重は60㎏必要です。
- 本機器は、以下の耐熱性および耐水性の天板に設置することができます。
▪大理石など天然石の天板
▪コーリアンなど人工大理石のカウンター
▪無垢木材の天板(切断部のシーリング加工については、天板製造メーカーの指示に必ずしたがってください。
天板の厚さ
段落ちで設置する場合の天板の厚さは30mm(min)です。
30mm以下の天板の場合は、適切な下地を使用して強度を確保してください。
機器本体の重量と、上に乗せる鍋や食品の重さをじゅうぶん考慮してください。
注意事項:
すべての天板開口部の切断は、設置説明書の図に従い行ってください。切断面は表面上目立つ箇所ですので、切断はきれいに
正確に行ってください。
また、適切なクリーニング剤を使用して切断面をきれいに整えてください。(シリコンメーカーの指示を確認してください。)
通気口と通気スペースについて 図2 本機器は内部装置を冷却するためにファンが組み込まれています。
キャビネット内に暖かい空気が排出されるため、下記の通気口と通気スペースが必要です。
▪キャビネット背板上部の開口(図2a)
▪キャビネット背板と背面壁の間の隙間(図2b)
▪キャビネットの内寸が780mm以下の場合、側板上部の切欠きが必要です。(図2c)
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機器と下部との離隔 図 3
- 機器が引き出しあるいは仕切り板の上に設置される場合 :
引出しあるいは仕切り板と天板上部との間は最低 70mm 開けてください。
- 固定キャビネットの上に設置する場合 :
キャビネットと天板上部との間は最低 100mm 開けてください。
接着シール付ガスケット 図 4
天板の段差のある縁に、 接着シール付ガスケットを貼り付けてください。
機器の底面には絶対貼らないでください。
電源接続
- 電源コンセントはキャビネット内の手の届く場所に設置してください。
- 機器を接続する前に、機器の定格に合った電気設備であるか確
認をしてください。
- 必ずアース付コンセントを使用してください。
- 電源コードを曲げたり挟んだりしないでください。
機器の取り付け
図5・6
注意事項: 本機器は非常に重いため、機器の設置は2名で行なってください。
1. 機器を開口部に均一に挿入し、しっかりと押し込んでください。
2. 機器が天板と同一平面であることを確認してください。機器の高さが天板より低い場合は、必要な箇所のみ別売のスペーサーストリ
ップを取り付け、固定金具で慎重に締め付けてください。(図5)
その際、電動工具は使用しないでください。
フィルターボックスを取り付けてください。(図6)
3. 周囲をシーリングする前に(図7)、機器を電源に接続し、作動するかテストを行ってください。
周囲のシーリング 図 7
- 周囲との隙間を適切な耐熱シリコンを使用して埋めてください。
(Novasil® S70、 Ottoseal® S70など)
- シリコンはメーカー推奨の仕上げ材を使用して平らに仕上げてください。
- 機器はシリコンが完全に乾くまで始動させないでください。
(外気温によりますが最低24時間)
警告! : 不適切なシリコンを使用すると、天然大理石の天板が変色することがあります。
機器の取り外し方
1. プラグを抜いてください。
2. フィルターボックスを取り外してください。
3. 適切な器具を使って周囲のシリコンを除去してください。
4. 固定金具を取り外してください。
5. 機器を下から上に押し上げて取り外してください。
注意事項:
傷がつく可能性がありますので、上から引き上げないでください。
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