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平成２４年４月１６日
株式会社 内藤商店
製造部
製品安全データシート
製品安全データシート（ＭＳＤＳ
-Material Safety Data Sheet- ）とは、化学薬品の性質
を正しく理解し安全にお取り扱いいただくために、化学物質の性質や取り扱い上の注意、
ひとや環境へ与える影響、事故に対する応急処 置法を記載した“取扱説明書”になります。
■充填製造者又は販売者
会社名 ： 株式会社 内藤商店
郵便番号 ： 460-0002
住所 ： 名古屋市中区丸の内３丁目８番３号
担当部署 ： 製造部
ＴＥＬ ： 052-962-5551
ＦＡＸ ： 052-961-5901
緊急連絡先 ： 052-962-5551
受付時間 ： 月曜日～金曜日 8:00－17:00
シュウ酸 、 06/11/10、 1ん
作成 日 1992年
9月 25日
改訂 日 2006年 11月 10日
製 品安 全デ ー タシー ト
1
製品及 び会 社情報
製品名
シュウ酸
会社名
宇部興産帥
住所
東京都港 区芝浦
担 当部門
1‐ 2‐
1シ ーバ ンス N館
宇部 ケ ミカルエ場
品質保証第 1グ ル ー プ
電話番号 (0886)‐ 31‐ 2085
FAX番 号
(0836)‐ 31‐ 3165
2.危 険有害性 の 要約
GHS分 類
急性毒性 (経 口):区 分 4
皮膚腐食性 /刺 激性 :区 分
1
眼 に対す る重篤な 損傷性凍」
激性 :区 分
1
生 殖毒性 :区 分 2
特定標 的臓器 /全 身毒性 (単 回暴露 ):区 分 2(呼 吸器 )
特定標 的臓器 /全 身毒性 (反 復暴露 ):区 分
1(腎 臓
水生環境急性有害性 :区 分 3
GHSラ ベル 要素
絵表示
注意喚起語
危険
危険有害性情報
飲み込む と有害
重篤な皮 膚 の薬傷
重 篤な眼 の損傷
生 殖能 また は胎児 へ の悪影響 のお それ の疑 い
臓器 (呼 吸器 )の 障害 のお それ
長期 また は反復暴露 による臓 器 (腎 臓 )の 障害
水 生生物 に有害
)
シュウ酸 、 06/11/10、
作成 日 1992年
9月 25日
改訂 日 2006年 11月 10日
製品安全データシー ト
1
製 品及び会社情報
製品名
シュウ酸
会社名
宇部興産 m
住所
東京都港 区芝浦
担 当部 門
1‐ 2‐
1シ ーバ ンス N館
宇部ケ ミカルエ 場
品質保証第 1グ ル ー プ
電話番号 (0836)‐ 31‐ 2085
2
FAX番
号 (0836)‐ 31‐ 3165
危険有害性 の要約
GHS分 類
急性毒性 (経 日):区 分 4
皮膚腐食性 /刺 激性 :区 分
1
眼 に対す る重篤な損傷性凍J激 性 :区 分
1
生殖毒性 :区 分 2
特定標 的臓器 /全 身毒性 (単 回暴露 ):区 分 2(呼 吸器 )
特定標 的臓器 /全 身毒性 (反 復暴露 ):区 分
1(腎 臓
水生環境急性有害性 :区 分 3
GHSラ ベル要素
絵表示
注意喚起語
危険
危険有害性情報
飲 み込 む と有害
重篤な皮 膚 の 薬傷
重 篤な眼 の損傷
生殖能 また は胎児 へ の悪影 響 のおそれ の疑 い
臓器 (呼 吸器 )の 障害 のお それ
長期 また は反 復 暴露 による臓器 (腎 臓 )の 障害
水生生物 に有害
)
1/6
シュウ酸、o6/11/10、 2/6
注意書 き
[予 防策 ]
この製品 を使用す る時 に、飲食 また は喫煙 を しない こと。
取扱 い後 はよ く手 を洗 う こと。
保護手袋 および保護眼 鏡 /保 護 面 を着用す る こと。
使用前 に取扱説明書 を入手す る こと。
す べ ての安 全注意 を読 み理解す るまで取 り扱 わな い こと。
必要 に応 じて個 人用保護具 を使用す る こと。
粉 じん/煙 /ガ ス /ミ ス ト/蒸 気 /ス プ レー を吸入 しな い こと。
環境 へ の放 出を避 け る こと。
[対 応 ]
飲み込 んだ場合 :気 分が悪 い時 は、医師 に連絡す る こと。 日をすす ぐこと。
皮膚
(ま
たは髪 )に 付着 した 場合 :直 ちに、汚染 され た衣 類 をす べ て脱 ぐ こと/取
り除 くこと。皮膚 を流水 /シ ャワー で洗 う こと。直 ちに医師 に連絡す る こと。
汚染 された衣類 を再使用す る場合 には洗濯 をす る こと。
眼 に入 った場 合 :水 で 数分 間注意深 く洗 うこと。次 に、 コンタク トレンズを着用 し
て いて容易 に外 せ る場合 は外す こと。その後 も洗浄 を続 ける こと。直 ちに医師 に連
絡す る こと。
飲み込 んだ場合 :口 をすす ぐこと。無理 に吐 かせ な い こと。
吸入 した 場合 :空 気 の新鮮 な場所 に移 し、呼 吸 しやす い姿勢 で休息 させ る こと。
暴露 または暴露 の懸念が ある場合 :医 師 の診 断/手 当を受 け る こと。
気分 が悪 い時 は、 医師 の診 断/手 当を受 け る こと。
[保 管 ]
施錠 して保管す る こと。
[廃 棄 ]
内容物 /容 器 を国際 /国 /都 道府県 /市 町村 の規則 に従 って廃棄す る こと。
3.組 成、成分情報
単 一 製 品・ 混合物 の 区別
単 一製 品
化 学名 又は一 般名
シュウ酸 2水 和物
別名
エ タ ンデ ィオイ ック酸
成分及び含有量
99 5%以
(COOH)2・
上
2H20
2-844
官報公示整理番号 (化 審法 、安衛 法 )
CAS No
6153-56-6
化 学特性
4
応急措置
吸入 した 場合
新鮮 な空気 と安 静。半座位 。医療機 関 に連絡す る。
シュウ酸 、06/11/10、 3/6
汚染 された衣 服 を脱がせ る。速やか に石 鹸、上 水 で十分 に洗 い流す。
皮膚 に付着 した場合
医療機 関 に連絡す る。
速やか に瞼 を開き
日に入 った場 合
隅 々 まで清水で数分 間以 上 洗 い流 し、眼科 医 の
診察 を受 ける。
水で 回の 中を洗 い、多量 の水 を飲 ませ る。吐かせな い。医師 の治療
飲み込 んだ場 合
を受 ける。
5
火災 時 の措置
消火剤
水、粉末、耐 アル コー ル泡、炭酸 ガス消火器 。
特定 の消火方法
本 品 を加 熱す る と、ギ酸 、 CO、
C02を 生ず る。
周辺火災 の時 は、容器 を安全 な場所 へ移す。移 動不可能 な時 は飛散 し
な いよ うに容器 及 び周 囲 を散水 で冷却す る。
消火 を行 う者 の保護
消火作業 は適 切な保護具 を着用 し、風上か ら行 う。
6.漏 出時 の措置
人体 に対す る注意事項
必要 に応 じて 保護具 を着用す る。
環境 に対す る注意事項
拡散 の 防止 を 図 る。
除去方法
掃 き集 めて空容器 に回収 し、そ の後多量 の水で洗 い流す 。多量 の水で洗 い流す
場合 は、流末 の確認 を要す る。
汚染 された ものは、 ソー ダ灰 、重曹 を混合 し、必要 に応 じて 水 を加 え、ス ラ リ
ー を汲み出 して 中和 したのち、廃液処理 に従 う。
7.取 扱 い及 び保管上 の注意
取扱 い
技術 的対策
換気 をよ くし、粉塵 をたてな い よ うに、皮膚 につ けな いよ う に。
注意事項
風下で作業 を しない。
保管
直射 日光 の 当た らな い、屋 内貯蔵所 で、熱気、火気 を避 け、冷暗、換
適切 な保管条件
気 良好 な場所 に保管す る。
強酸化剤、強塩基 か ら離 して 保管す る。
安全な容器包装材料
紙袋 、ポ リ袋 、 フ レコ ン等
8.暴 露 防止及 び保護措置
設備対策
固体 を屋 内で取 り扱 う場合 は全体 排気 が可能な構造 にす るか 局所排気装置 を
設置す る。取 扱場所 の近 くに手洗 い洗 眼設備 を設 けそ の位 置 を明確 に表示す る。
管理濃度
未設定
許容濃度
日本産業衛 生学会
(2006年 版 )
未設定
シュ ウ酸 、06/11/10、 4/6
ACCIH(2006年
版)
l mg/m3 (TWA)
2 mg/m3 (STEL)
保護具
呼吸器用 の保護具
防塵 マスク
手 の保護具
保護手袋
目の保護具
防塵眼鏡
皮膚及 び身体の保護具
適切な衛 生対策
長靴
取扱 いおよび保管 上の注意 の項 を忠実 に守 り、取 り扱 った後は、必ず手
や顔を洗 うこと。
加熱源を取 り除 くこと。
中枢神経系及び腎臓疾患 のある人は接触 を避 ける。
9
物理的及び化学的性質
物理的状態
形状
針状結晶・ 昇華性 あり
色
無色透明
臭い
無臭
物理的状態が変化する特定の温度/温 度範囲
沸点
融点
:157℃
101∼ 102℃
― (昇 華
引火点
デー タな し
発火点
デー タな し
爆発特性
デー タな し
)
1, 653kg/m3(185℃ /4℃
溶解性
lg/7ml水
分配係数 (Log10Kow) -0.81/-0.43
密度
)
10.安 定性及び反応性
安定性
通常 の状態では安定である。
180∼ 190℃ で分解 、ギ酸、 COお よび C02ガ スを発 生す る。
反応性
水溶液 は中程度 の強酸であ り、強塩基 と激 しく反応する。酸化剤 と激 しく反応 し、
火災や爆発 の危険をもた らす。銀 と反応 し、爆発性物質 を生成する。金属腐食性
あ り。
危険有害な分解 生成物
11
一酸化炭素、二酸化炭素、ギ酸
有害性情報
急性毒性
下記デー タは 2水 和物ではな く、無水物 のもの。
LD50 : 375 mg/kg (経
ロ ラット〉
シュウ酸 、06/11/10、 5/6
LD50 : 20 g/kg (経 皮 ウサギ
LD50 : 270 mg/kg (腹 腔内 マ ウス
)
)
皮膚腐食性/刺 激性
ヒトで airbOrne dustに よ り皮膚局所 に火傷 を生 じるとの記載があ
る。また、皮膚 に対 して腐食性 を示す との記載がある。
ウサギ :Slightけ irrttating
眼 に対す る重篤 な損傷性/眼 刺激性
ヒトで眼 にかな り重篤な火傷を生 じるとの記載、お
よび、眼に対 して腐食性 を示す との記載 がある。
ウサギ :Highけ irrltating
生殖細胞変異原性
無水物 としては、エームス試験 は陰性である。
発がん性
デー タな し
生殖毒性
親動物へ の影響が不明な条件化 で、 同腹仔数 の減少が報告 されている。
特定標的臓器/全 身毒性 (単 回暴露)
ヒ トで、吸入による気道腐食性、および肺水腫が指摘 されている。
呼吸器
特定標的臓器/全 身毒性 (反 復暴露)
ヒ トで、尿路結石の増加が報告されて いる。
腎臓
12.環 境影響情報
残留性/分 解性
生態毒性
13
:
良分解
LC50(96時 間):26.7 mg/L
ミジンコ EC50(48時
間):15 0 mg/L
ム レミカヅキモ ErC50(24-72時
間):29.8 mglL
ヒメダカ
廃棄 上の注意
取扱 い上の注意 を守 りなが ら、燃え易 い溶剤 に溶かすか、混合物 にするか、又は紙或 いは可
燃性材料で包み、アフターバーナー等 とスクラバーが設置されて いる燃焼炉で焼却す る。 こ
の時、産業廃棄物処理法等 の諸法令 に基づいて行 うこと。
14.輸 送上の注意
国際規制
国連分類
該 当しな い
海洋汚染物質
国内規制
非該当
毒劇法 に定めるところに従 う。
輸送 の特定の安全対策及び条件
輸送 の際は、容器 の破損防止 に努め、直射 日光、雨に当た らないようにシー ト等で被
覆 し、医薬用外劇物 と表示 し、車両 には 「毒」 (5000kg以 上)の 表示をす る。
取扱 い及び保管 上の注意 の項 に従 って、運送作業 をする。
15.適 用法令
シュウ酸、o6/11/10、 6/6
化 学物質管理促進法
該 当 しな い
労働安全衛 生法
第
毒物及 び劇 物取締法
第 2条 劇物 (シ ュウ酸 として
57条 の 2名 称等 を通知す べ き有 害物
10%以 下 を含有す るもの を除 く)
食品衛 生法 :食 品添加物公定書収載
各法規制
16.そ の他 の情報
引用文献 1
危険物デ ー タブ ック 東京消防庁、警防研究所
2 危 険物 、毒物 処理取扱 いマニ ュアル 海外技術資料研究所
3 産業 中毒便 覧 医歯薬 出版株式会社
4
道路輸送危 険物 のデ ー タシー ト 日本道路公 団 他 2社
5 RTECS : R02450000 N I O S H(2005)
6
Sigma Aldrich Llbrav of Chemttal Safety Data
Vol Ⅱ
EditionⅡ
7
8
9
10
The Merck lndex
13 Ed.
ⅣIerck&Co,Inc
国際化学物質安全性 カ ー ドCCSC)日 本語版
MSDS―
,
ICSC番 号 0707(1993)IPCS
OHS
U S National ToxicO10w Prograni acute toxicity studies for Oxa■
c
acid
l l
DOCUMENTAT10N OF THE TLVS AND BEIS 7TH EDIT10N,ACGIH(2001〉
12
環境省 「化学物質 の生態影響試験 について」
http://ww‐ e‐_go.io/chem1/sesaku/02 pdf
13
14
14906の 化学商品、化学工業 日報社 (2006)
GHS分 類結果デー タベース (製 品評価技術基盤機構
)
記載内容 の取扱 い
記載内容 は現時点で入手できた資料や情報に基づ いて作成 してお りますが、記載デー タや
評価 に関 しては、いかなる保証 もなす ものではあ りません。また、注意事項は通常 の取扱
いを対象としたものです ので、特別な取扱 いをする場合には新たに用途・用法に適 した安
全対策を実施のうえ、お取扱 い願 います。