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整理番号
0020-0001
製品安全データシート(MSDS)
Data No:0020
作成日2009年12月21日
1.化学物質及び会社情報
製品名(化学名、商品名等) :
製造元 :
製造元製品コード :
商品コード :
IRON/UIBC (Serum only)
RANDOX Laboratories
SI250
RDSI250
製品安全データシート対象物質 :
チオ尿素 62-56-6 1%
労働安全衛生法
MSDS交付の対象となる物質
政令第18条の2別表第9の340
化学物質排出把握管理促進法 第一種指定化学物質
会社名 :
住所 :
電話番号 :
緊急時の電話番号 :
FAX番号 :
メールアドレス :
推奨用途及び使用上の制限 :
株式会社 ベリタス
東京都港区虎ノ門2-7-14
03-3593-3211
03-3593-3211
03-3593-3216
[email protected]
測定試薬キット
【注意】
本試薬は混合物です。混合物としての性状は各々単品とは異なりますが、便宜的に個別の製品安全データシート
対象物質の情報を記します。
本データシートはすべての情報を網羅しているわけではありません。従って、記載されている情報は化学物質の
安全性の指標としてのみご使用ください。また、記載内容は情報提供を目的としており、当該化学物質の取り扱
い上のいかなる保証をなすものではありません。
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Rev. 001
整理番号
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0020-0001
Rev. 001
Data No:0020
製 品 安 全 データシート
チオ尿 素
2.危 険 有 害 性 の要 約
GHS分 類
物理化学的危険性
人健康有害性
環境有害性
火薬類
可 燃 性 ・引 火 性 ガス
可 燃 性 ・引 火 性 エアゾール
支 燃 性 ・酸 化 性 ガス
高 圧 ガス
引火性液体
可燃性固体
自己反応性化学品
自然発火性液体
自然発火性固体
自己発熱性化学品
水反応可燃性化学品
酸化性液体
酸化性固体
有機過酸化物
金属腐食性物質
急 性 毒 性 (経 口 )
急 性 毒 性 (経 皮 )
急 性 毒 性 (吸 入 :ガス)
急 性 毒 性 (吸 入 :蒸 気 )
急 性 毒 性 (吸 入 :粉 じん)
急 性 毒 性 (吸 入 :ミスト)
皮 膚 腐 食 性 ・刺 激 性
眼 に対 する重 篤 な損 傷 ・眼 刺 激 性
呼吸器感作性
皮膚感作性
生殖細胞変異原性
発 がん性
生殖毒性
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性
(単 回 ばく露 )
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性
(反 復 ばく露 )
吸引性呼吸器有害性
水生環境急性有害性
水生環境慢性有害性
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分 類 できない
分類対象外
分類対象外
分 類 できない
分 類 できない
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分 類 できない
区分 4
分 類 できない
分類対象外
分 類 できない
分 類 できない
分類対象外
分 類 できない
区 分 2B
分 類 できない
区分 1
区分外
区分 2
区分 2
区 分 3(気 道 刺 激 性 )
区 分 1(甲 状 腺 )
分 類 できない
区分 2
区分 2
ラベル要 素
絵 表 示 又 はシンボル:
注意喚起語:
危険有害性情報:
注 意 書 き:
危険
飲 み込 むと有 害 (経 口 )
眼刺激
アレルギー性 皮 膚 反 応 を引 き起 こすおそれ
発 がんのおそれの疑 い
生 殖 能 又 は胎 児 への悪 影 響 のおそれの疑 い
呼 吸 器 への刺 激 のおそれ
長 期 又 は反 復 ばく露 による甲 状 腺 の障 害
水 生 生 物 に毒 性
長 期 的 影 響 により水 生 生 物 に毒 性
【安 全 対 策 】
使 用 前 に取 扱 説 明 書 を入 手 すること。
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国 ・地 域 情 報
すべての安 全 注 意 を読 み理 解 するまで取 扱 わないこと。
適 切 な保 護 手 袋 を着 用 すること。
必 要 に応 じて個 人 用 保 護 具 や換 気 装 置 を使 用 し、ばく露 を避 けること。
粉 じん、ヒュームの吸 入 を避 けること。
この製 品 を使 用 する時 に、飲 食 又 は喫 煙 をしないこと。
屋 外 又 は換 気 の良 い区 域 でのみ使 用 すること。
取 扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
環 境 への放 出 を避 けること。
【応 急 措 置 】
吸 入 した場 合 、被 災 者 を新 鮮 な空 気 のある場 所 に移 動 し、呼 吸 しやすい姿 勢 で
休 息 させること。
気 分 が悪 い時 は、医 師 の手 当 て、診 断 を受 けること。
皮 膚 に付 着 した場 合 、多 量 の水 と石 鹸 で洗 うこと。
汚 染 された作 業 衣 は作 業 場 から出 さないこと。
汚 染 された衣 類 を再 使 用 する前 に洗 濯 すること。
皮 膚 に付 着 した場 合 、皮 膚 刺 激 又 は発 疹 が生 じた場 合 は、医 師 の診 断 、手 当
てを受 けること。
取 り扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
眼 に入 った場 合 、水 で数 分 間 注 意 深 く洗 うこと。次 に、コンタクトレンズを着 用 して
いて容 易 に外 せる場 合 は外 すこと。その後 も洗 浄 を続 けること。
眼 に入 った場 合 、眼 の刺 激 が持 続 する場 合 は医 師 の診 断 、手 当 てを受 けるこ
と。
飲 み込 んだ場 合 、口 をすすぐこと。
飲 み込 んだ場 合 、気 分 が悪 い時 は、医 師 に連 絡 すること。
ばく露 又 はその懸 念 がある場 合 、医 師 の手 当 、診 断 を受 けること。
漏 出 物 は回 収 すること。
【保 管 】
容 器 を密 閉 して換 気 の良 い冷 所 で保 管 すること。
施 錠 して保 管 すること。
【廃 棄 】
内 容 物 や容 器 を、都 道 府 県 知 事 の許 可 を受 けた専 門 の廃 棄 物 処 理 業 者 に業
務 を委 託 すること。
国 内 法 は第 15 章 「適 用 法 令 」を参 照 のこと。
3.組 成 、成 分 情 報
化学物質
化 学 名 又 は一 般 名 :
別名:
化学式:
化 学 特 性 (化 学 式 又 は構 造 式 ):
CAS番 号 :
官報公示整理番号
(化 審 法 ・安 衛 法 ):
分 類 に寄 与 する不 純 物 及 び安 定 化 添 加 物 :
濃 度 又 は濃 度 範 囲
4.応 急 措 置
吸 入 した場 合 :
皮 膚 に付 着 した場 合 :
目 に入 った場 合 :
チオ尿 素 (Thiourea)
チオカルバミド(Thiocabamide)
CH4N2S
62-56-6
(2)-1723
情 報 なし
情 報 なし
被 災 者 を新 鮮 な空 気 のある場 所 に移 動 し、呼 吸 しやすい姿 勢 で休 息 させ
ること。
医 師 の手 当 、診 断 を受 けること。
皮 膚 を速 やかに洗 浄 すること。
多 量 の水 と石 鹸 で洗 うこと。
医 師 の手 当 、診 断 を受 けること。
汚 染 された衣 類 を再 使 用 する前 に洗 濯 すること。
水 で数 分 間 注 意 深 く洗 うこと。次 に、コンタクトレンズを着 用 していて容 易 に
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飲 み込 んだ場 合 :
予 想 される急 性 症 状 及 び遅 発
性症状:
外 せる場 合 は外 すこと。その後 も洗 浄 を続 けること。
医 師 の手 当 、診 断 を受 けること。
口 をすすぐこと。
医 師 の手 当 、診 断 を受 けること。
吸 入 :咳 。
皮 膚 :刺 激 、発 赤 、炎 症 、アレルギー反 応 。皮 膚 吸 収 性 あり。
眼 :刺 激 。
最 も重 要 な兆 候 及 び症 状 :
応 急 措 置 をする者 の保 護 :
救 助 者 は、状 況 に応 じて適 切 な保 護 具 を着 用 する。
医 師 に対 する特 別 な注 意 事 項 : 情 報 なし。
5.火 災 時 の措 置
消火剤:
使 ってはならない消 火 剤 :
特 有 の危 険 有 害 性 :
特 有 の消 火 方 法 :
消 火 を行 う者 の保 護 :
小 火 災 :粉 末 消 火 剤 、二 酸 化 炭 素 、散 水
大 火 災 :散 水 、噴 霧 水 、耐 アルコール性 泡 消 火 剤
情 報 なし
可 燃 性 物 質 :燃 えるが、容 易 に発 火 しない。
加 熱 により容 器 が爆 発 するおそれがある。
火 災 によって刺 激 性 、腐 食 性 又 は毒 性 のガスを発 生 するおそれがある。
屋 内 、屋 外 又 は下 水 溝 で蒸 気 爆 発 の危 険 がある。
危 険 でなければ火 災 区 域 から容 器 を移 動 する。
引 火 点 が極 めて低 い:散 水 以 外 の消 火 剤 で消 火 の効 果 がない大 きな火 災 の
場 合 には散 水 する。
消 火 活 動 は、有 効 に行 える最 も遠 い距 離 から、無 人 ホース保 持 具 やモニター付
きノズルを用 いて消 火 する。
消 火 作 業 の際 は、適 切 な空 気 呼 吸 器 、化 学 用 保 護 衣 (耐 熱 性 )を着 用 するこ
と。
6.漏 出 時 の措 置
人 体 に対 する注 意 事 項 、保 護 直 ちに、全 ての方 向 に適 切 な距 離 を漏 洩 区 域 として隔 離 する。
具 及 び緊 急 時 措 置 :
関 係 者 以 外 の立 入 りを禁 止 する。
作 業 者 は適 切 な保 護 具 (「8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置 」の項 を参 照 )を着
用 し、眼 、皮 膚 への接 触 や吸 入 を避 ける。
漏 洩 物 に触 れたり、その中 を歩 いたりしない。
風 上 に留 まる。
低 地 から離 れる。
密 閉 された場 所 に立 入 る前 に換 気 する。
環 境 に対 する注 意 事 項 :
環 境 中 に放 出 してはならない。
河 川 等 に排 出 され、環 境 へ影 響 を起 こさないように注 意 する。
回 収 、中 和 :
漏 洩 物 は清 潔 な帯 電 防 止 工 具 を用 いて、密 閉 できる空 容 器 に回 収 する。
封 じ込 め及 び浄 化 の方 法 ・機 危 険 でなければ漏 れを止 める。
材:
二 次 災 害 の防 止 策 :
すべての発 火 源 を速 やかに取 除 く(近 傍 での喫 煙 、火 花 や火 炎 の禁 止 )。
排 水 溝 、下 水 溝 、地 下 室 あるいは閉 鎖 場 所 への流 入 を防 ぐ。
7.取 扱 い及 び保 管 上 の注 意
取扱い
技術的対策:
「8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置 」に記 載 の設 備 対 策 を行 い、保 護 具 を着 用
する。
局 所 排 気 ・全 体 換 気 :
「8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置 」に記 載 の局 所 排 気 ・全 体 換 気 を行 なう。
安 全 取 扱 い注 意 事 項 :
使 用 前 に使 用 説 明 書 を入 手 すること。
すべての安 全 注 意 を読 み理 解 するまで取 扱 わないこと。
周 辺 での高 温 物 、スパーク、火 気 の使 用 を禁 止 する。
排 気 用 の換 気 を行 うこと。
粉 じん、ヒュームの吸 入 を避 けること。
汚 染 された作 業 衣 は作 業 場 から出 さないこと。
接 触 、吸 入 又 は飲 み込 まないこと。
この製 品 を使 用 する時 に、飲 食 又 は喫 煙 をしないこと。
屋 外 又 は換 気 の良 い区 域 でのみ使 用 すること。
取 扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
環 境 への放 出 を避 けること。
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接触回避:
保管
技術的対策:
混触危険物質:
保管条件:
容器包装材料:
8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置
管理濃度:
許 容 濃 度 (ばく露 限 界 値 、生
物学的
ばく露 指 標 ):
日 本 産 業 衛 生 学 会 (2005 年
版)
ACGIH (2005 年 版 )
設備対策:
保護具
呼 吸 器 の保 護 具 :
手 の保 護 具 :
眼 の保 護 具 :
皮 膚 及 び身 体 の保 護 具 :
衛生対策:
「10.安 定 性 及 び反 応 性 」を参 照 。
保 管 場 所 には危 険 物 を貯 蔵 し、又 は取 り扱 うために必 要 な採 光 、照 明 及 び
換 気 の設 備 を設 ける。
「10.安 定 性 及 び反 応 性 」を参 照 。
熱 、火 花 、裸 火 のような着 火 源 から離 して保 管 すること。-禁 煙 。
酸 化 剤 、混 触 危 険 物 質 から離 して保 管 する。
容 器 を密 閉 して換 気 の良 い冷 所 で保 管 すること。
施 錠 して保 管 すること。
国 連 輸 送 法 規 で規 定 されている容 器 を使 用 する。
未設定
未設定
未設定
粉 じんが発 生 する場 合 は、局 所 排 気 装 置 を設 置 する。
高 熱 工 程 で粉 じん、ヒュームが発 生 するときは、換 気 装 置 を設 置 する。
この物 質 を貯 蔵 ないし取 扱 う作 業 場 には洗 眼 器 と安 全 シャワーを設 置 する
こと。
適 切 な呼 吸 器 保 護 具 を着 用 すること。
適 切 な保 護 手 袋 を着 用 すること。
適 切 な眼 の保 護 具 を着 用 すること。
保 護 眼 鏡 (普 通 眼 鏡 型 、側 板 付 き普 通 眼 鏡 型 、ゴーグル型 )
必 要 に応 じて適 切 な保 護 衣 、保 護 面 を使 用 すること。
この製 品 を使 用 する時 に、飲 食 又 は喫 煙 をしないこと。
汚 染 された作 業 衣 は作 業 場 から出 さないこと。
取 扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
9.物 理 的 及 び化 学 的 性 質
物 理 的 状 態 、形 状 、色 など: 白 色 結 晶 又 は粉 末 1)
臭 い:
情 報 なし
pH:
データなし
融 点 ・凝 固 点 :
182℃ (融 点 ) 1)
沸 点 、初 留 点 及 び沸 騰 範 囲 : データなし
引火点:
データなし
爆発範囲:
データなし
蒸気圧:
データなし
蒸 気 密 度 (空 気 = 1):
データなし
比 重 (密 度 ):
1.4g/cm3 (密 度 ) 1)
溶解度:
水 に可 溶 。
オクタノール/水 分 配 係 数 :
log Pow = (-2.36)(-0.95)
自然発火温度:
データなし
分解温度:
データなし
臭 いのしきい(閾 )値
データなし
蒸 発 速 度 (酢 酸 ブチル = 1): データなし
燃 焼 性 (固 体 、ガス):
可 燃 性 1)
粘度:
データなし
10.安 定 性 及 び反 応 性
安定性:
危険有害反応可能性:
避 けるべき条 件 :
混触危険物質:
危 険 有 害 な分 解 生 成 物 :
1)
通 常 の取 扱 条 件 下 では安 定 。
アクロレイン、強 酸 、強 酸 化 剤 と激 しく反 応 する。
混 触 危 険 物 質 との接 触 。
アクロレイン、強 酸 、強 酸 化 剤
燃 焼 により、一 酸 化 炭 素 、二 酸 化 炭 素 、窒 素 酸 化 物 、硫 黄 酸 化 物 などを
発 生 する。
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11.有 害 性 情 報
急性毒性:
ラットを用 いた経 口 投 与 試 験 の LD50 =
1750mg/kg 2) に基 づき、区 分 4 とし
た。
飲 み込 むと有 害 (経 口 )
吸入
データなし
吸 入 (ガス)
GHS の定 義 による固 体 であるため、ガ
スでの吸 入 は想 定 されず、分 類 対 象 外
とした。
吸 入 (蒸 気 )
データ不 足 のため分 類 できない。
吸 入 (ミスト)
データ不 足 のため分 類 できない。
皮 膚 腐 食 性 ・刺 激 性 :
CERI・NITE 有 害 性 評 価 書 3) の記 述 に、刺 激 性 がみられたとの結
果 とみられなかったとの結 果 があり、分 類 できないとした。
眼 に対 する重 篤 な損 傷 ・刺 激 性 : ウサギの眼 一 次 刺 激 性 試 験 で、軽 度 の刺 激 性 がみられた 3) との記 述
より、区 分 2B とした。
眼刺激
呼 吸 器 感 作 性 又 は皮 膚 感 作 性 : 呼 吸 器 感 作 性 :データなし
皮 膚 感 作 性 :ヒトに対 して皮 膚 感 作 性 がある 3) との記 述 より、区 分 1
とした。
アレルギー性 皮 膚 反 応 を引 き起 こすおそれ
生殖細胞変異原性:
CERI・NITE有 害 性 評 価 書 8) の記 述 から、経 世 代 変 異 原 性 試 験 (優
性 致 死 試 験 ) なし、生 殖 細 胞 in vivo 変 異 原 性 試 験 なし、体 細 胞
in vivo 変 異 原 性 試 験 (小 核 試 験 )で陰 性 であることから、区 分 外 とし
た。
発 がん性 :
産 衛 学 会 勧 告 で 2B 5) NTP でR 7) に分 類 されていることから、区 分 2
とした。
発 がんのおそれの疑 い
生殖毒性:
ラット及 びマウスを用 いた催 奇 形 性 試 験 において、胎 児 に甲 状 腺 の過
形 成 、中 枢 及 び末 梢 神 経 系 への影 響 、骨 格 への影 響 及 び眼 への影 響
がみられているが、母 体 毒 性 に関 する情 報 がない 8) ため、区 分 2 とし
た。
生 殖 能 又 は胎 児 への悪 影 響 のおそれの疑 い
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性
実 験 動 物 については、呼 吸 器 への刺 激 8) 等 の記 述 があることから、
(単 回 ばく露 ):
気 道 刺 激 性 をもつと考 えられた。以 上 より、分 類 は、区 分 3(気 道 刺 激
性 )とした。
呼 吸 器 への刺 激 のおそれ
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性
ヒトについては、甲 状 腺 機 能 低 下 症 である顔 面 浮 腫 、低 血 圧 、徐 脈 、
(反 復 ばく露 ):
基 礎 代 謝 量 の低 下 を伴 う心 電 図 の変 化 、便 秘 、腹 部 膨 満 、多 尿 及 び
リンパ球 ・単 球 の増 多 を伴 う顆 粒 球 減 少 症 8) 等 の記 述 から、甲 状 腺
が標 的 器 官 と考 えられた。
以 上 より、分 類 は、区 分 1(甲 状 腺 )とした。
長 期 又 は反 復 ばく露 による甲 状 腺 の障 害
吸引性呼吸器有害性:
データなし
12.環 境 影 響 情 報
水生環境急性有害性:
水生環境慢性有害性:
13.廃 棄 上 の注 意 :
残余廃棄物:
経口
甲 殻 類 (オオミジンコ)の 48 時 間 LC50 = 9mg/L 9) 他 から、区 分 2 とした。
水 生 生 物 に毒 性
急 性 毒 性 が区 分 2、生 物 蓄 積 性 が低 いものの(BCF<2) 11) 急 速 分 解 性
がない(BOD による分 解 度 :2.6%) 11) ことから、区 分 2 とした。
長 期 的 影 響 により水 生 生 物 に毒 性
廃 棄 の前 に、可 能 な限 り無 害 化 、安 定 化 及 び中 和 等 の処 理 を行 って危 険
有 害 性 のレベルを低 い状 態 にする。
廃 棄 においては、関 連 法 規 並 びに地 方 自 治 体 の基 準 に従 うこと。
都 道 府 県 知 事 などの許 可 を受 けた産 業 廃 棄 物 処 理 業 者 、もしくは地 方 公
共 団 体 がその処 理 を行 っている場 合 にはそこに委 託 して処 理 する。
廃 棄 物 の処 理 を依 託 する場 合 、処 理 業 者 等 に危 険 性 、有 害 性 を十 分 告 知
の上 処 理 を委 託 する。
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汚 染 容 器 及 び包 装 :
14.輸 送 上 の注 意
国際規制
海上規制情報
UN No.:
Proper Shipping
Name:
Class:
Packing Group:
Marine Pollutant:
航空規制情報
UN No.:
Proper Shipping
Name:
Class:
Packing Group:
国内規制
陸上規制情報
海上規制情報
国連番号:
品名:
クラス:
容器等級:
海洋汚染物質:
航空規制情報
国連番号:
品名:
クラス:
容器等級:
容 器 は清 浄 にしてリサイクルするか、関 連 法 規 並 びに地 方 自 治 体 の基 準 に
従 って適 切 な処 分 を行 う。
空 容 器 を廃 棄 する場 合 は、内 容 物 を完 全 に除 去 すること。
IMO の規 定 に従 う。
2811
TOXIC SOLID, ORGANIC, N.O.S.
6.1
III
Not applicable
ICAO/IATA の規 定 に従 う。
2811
Toxic solid, organic, n.o.s.
6.1
III
規 制 なし
船 舶 安 全 法 の規 定 に従 う。
2811
その他 の毒 物 (有 機 物 )(固 体 )(他 の危 険 性 を有 しないもの)
6.1
III
非該当
航 空 法 の規 定 に従 う。
2811
その他 の毒 物 (有 機 物 )(固 体 )(他 の危 険 性 を有 しないもの)
6.1
III
輸 送 に際 しては、直 射 日 光 を避 け、容 器 の破 損 、腐 食 、漏 れのないように積 み
込 み、荷 崩 れの防 止 を確 実 に行 う。
食 品 や飼 料 と一 緒 に輸 送 してはならない。
重 量 物 を上 積 みしない。
15.適 用 法 令
労働安全衛生法:
名 称 等 を通 知 すべき有 害 物
(法 第 57条 の2、施 行 令 第 18条 の2別 表 第 9)
(政 令 番 号 第 340 号 )
化学物質排出把握管理促進法 第 1 種指定化学物質
(PRTR法 )
(法 第 2条 第 2項 、施 行 令 第 1条 別 表 第 1)
(政 令 番 号 第 181 号 )
化審法
第 2 種監視化学物質
(法 第 2 条 第 5 項 )
船舶安全法
毒 物 類 ・毒 物
(危 規 則 第 2,3条 危 険 物 告 示 別 表 第 1)
航空法
毒 物 類 ・毒 物
(施 行 規 則 第 194条 危 険 物 告 示 別 表 第 1)
16.その他 の情 報
参考文献
1) ICSC (2004)
2) BUA 179 (1998)
3) CICAD No.49 (2003)
4) CERI ハザードデータ集 (2002)
5) 産 業 衛 生 学 会 勧 告 (2004)
6) ACGIH(7th 2001)
7) NTP (2005)
Rev. 001
8
Data No:0020
8) CERI・NITE 有 害 性 評 価 書 No.49 (2003)
9) CERI・NITE 有 害 性 評 価 書 (2005)
10) IARC 63 (1995)
11) 日 本 化 学 物 質 安 全 ・情 報 センター「化 審 法 既 存 化 学 物 質 安 全 性 点 検 データ集 」
12) 化 学 物 質 の危 険 ・有 害 性 便 覧 中 央 災 害 防 止 協 会 1992
13) GHS 分 類 結 果 (NITE)
14) 日 化 協 「緊 急 時 応 急 措 置 指 針 、容 器 イエローカード(ラベル方 式 )」
15) 日 化 協 「化 学 物 質 法 規 制 検 索 システム」(CD-ROM) (2005)
16) 日 本 ケミカルデータベース(株 )「化 学 品 総 合 データベース」(2005)
17) PHYSPROP Database (2005)
18) The Physical Theoretical Chemistry Laboratory Oxford University
災害事例
情 報 なし
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