Download 取扱説明書

Transcript
ME-300STII
ME-500STII
ME-650STII
D202837-10
本装置は、 第一種情報装置 (商工業地域に お い て使用 さ れ る べ き情報装置) で商工業地域で の電波
障害防止を目的 と し た情報装置電波障害自主規制協議会 ( V C C I ) 基準に適合 し て お り ま す。
従 っ て、 住宅地域ま た は そ の隣接 し た地域で使用す る と 、 ラ ジ オ ・ テ レ ビ ジ ョ ン ・ 受信機等に受信
障害を与え る こ と が あ り ま す。
取扱説明書に し た が っ て正 し い取 り 扱い を し て く だ さ い。
2
は じ めに
は じ めに
こ の取扱説明書 (以下本書 と 略 し ま す) は、 「卓上型彫刻機 ME-300STII/500STII/650STII」 (以下本装
置 と 略 し ま す) の取扱に つ い て説明 し て い ま す。
本書は、 い つ も 手元に置い て ご使用 く だ さ い。
安全に関するご注意
本書を熟読 し 、危険を避ける
本装置を安全に ご使用い た だ く に は、 正 し く 慎重な操作が必要で す。 使用前に本書を よ く 読み、 十分
に理解す る ま で彫刻作業を行わな い で く だ さ い。 不十分な理解で作業を行 う と 、 重大な身体的損害を
負 う 恐れが あ り ま す。 ま た、 彫刻作業を す る 際 も 、 本書を手元に お い て ご使用 く だ さ い。
警告/注意の定義
本書で は、 注意事項を 「危険!」 「警告!」 「注意」 と い う 見出 し の下に掲げ て い ま す。
見出 し の意味は つ ぎ の通 り です。
体の一部を失 う ま た は後遺症が一生残る重傷を負 う 恐れが あ る も の
中程度 (打撲、 骨折、 切 り 傷) の け が を負 う 恐れが あ る も の
本装置の故障や設備破損事故に つなが る恐れの あ る も の
本書の内容を守る
本書の内容を守 り 、 書かれて い な い操作を し な い で く だ さ い。 万一本書に書かれて い な い操作を行 う
場合に必要な安全に対す る 配慮は、 すべて ご自分の責任で お考え く だ さ い。
使用目的の限定
本装置は彫刻を行 う た め の工作機械で す。 本装置を、 彫刻以外の目的に使用 し な い で く だ さ い。
職場内での安全ルールを守る
本装置を扱 う の は、 本書を熟読 し た人に限 っ て く だ さ い。 作業に関係のな い人 (子供、 お年寄 り 、 傍
観者 etc...) を本装置に近づ け な い よ う 、 注意 し て く だ さ い。 ま た、 カ ッ タ ー/エ ン ド ミ ル/ス パナ
な ど 作業に使用す る 工具は、 子供の手の届かな い と こ ろ に保管 し て く だ さ い。
作業時の服装 と 保護具
ダ ブ ダ ブ の服 ・ 装飾品な ど を着用 し た ま ま作業を行わな い で く だ さ い。 長い髪は束ねて く だ さ い。 ま
た、 切 り 粉が飛ぶ可能性の あ る と き は保護眼鏡を着用 し て作業を行 っ て く だ さ い。
3
おねがい
• 本書は、内容について十分注意して作成していますが、万一不審な点がありましたら、販売店または弊社営業
所までご連絡ください。
• 本装置を使用したことによる金銭上の損害および逸失利益または第三者からのいかなる請求ついても、弊社は
一切その責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
• 本書は、改良のため予告なく変更する場合があります。
• 本書が、焼失/破損などの理由により読めなくなった場合は、新しい取扱説明書を弊社営業所にてお買い求め
ください。
• 取扱説明書の最新版は、弊社ホームページからもダウンロードできます。
4
ご使用の前に
ご使用の前に
稼動中、 ヘ ッ ド と X バーに さ わ ら ない
本装置が動い て い る と き、 ま た はデー タ を受信
す る状態に あ る と き は、ヘ ッ ド や X バーに絶対
さ わ ら な い で く だ さ い。
X バーの溝 と ヘ ッ ド の間に指が挟ま り 、 指を切
断す る恐れが あ り ま す。
稼動中は本装置か ら 3 0 ㎝以上はなれ、 非常停
止 ・ パ ネル操作を行 う と き以外は近づかな い で
く だ さ い。
稼動中、 操作パネル/ EMERGENCY ス イ ッ チ以外には さ わ ら ない
本装置が動い て い る と き ま た はデー タ を受信す
る 状態に あ る と き は、 テーブルに さ わ ら な い で
く だ さ い。
動 く テー ブルです り 傷を負 う 恐れが あ り ま す。
稼動中は、本装置か ら 3 0 ㎝以上離れ非常停止・
パ ネル操作を行 う と き以外は近づかな い で く だ
さ い。
スピ ン ド ル回転時、 ヘ ッ ド に手や頭
を近づけない
ス ピ ン ド ル回転時、 ヘ ッ ド に手や頭を近づ け ス
ピ ン ド ル回転時、 ヘ ッ ド に手や頭を近づ け な い
で く だ さ い。 長い髪や服の袖な ど がか ら みつ い
た り 、 回転中の刃に手を近づ け て ケ ガ を す る 恐
れが あ り ます。
ス ピ ン ド ル回転時、本装置か ら 3 0 ㎝以上離れ、
非常停止 ・ パ ネル操作を行 う と き以外は近づか
な い で く だ さ い。
カ ッ タ ー刃に不用意に さ わ ら ない
カ ッ タ ー刃は と て も 鋭利な た め、 指を切る な ど の ケ ガ を す る恐れが あ り ま す。
5
本体の移動は 2 人以上で行 う
本装置は 50kg(ME-300STII)、 82Kg(ME-500STII)、 95Kg(ME-600-STII) あ り ま す。
本装置を持 ち上げ る と き は、 2 人以上で行っ て下 さ い。
設置場所の条件を守る
本装置を設置す る と き は、 つ ぎ の条件を満たす と こ ろ を選ん で設置 し て く だ さ い。
条件を守 ら な い と 、 本装置が故障す る原因 と な り ま す。
• 直射日光が当たらないところ
• 温度が5~40℃のところ
• 湿気が35~75%(RH) のところ
• ゴミやほこりが吹き込まないところ
• 油・切り粉などが大量に発生する工具や機械のないところ
• 水平で段差のない台の上
• 設置スペースと保守スペースが確保できるところ
電源を入れたままケーブルを接続 し ない
本装置やホ ス ト の電源が入っ て い る と き はケーブルの接続を し な い で く だ さ い。
感電 ・ ホ ス ト や本装置の故障 ・ 異常動作の原因 と な る 恐れが あ り ま す。 ケー ブル接続時は必ず
本装置の電源を切 っ て く だ さ い。
ケーブルを本装置移動部付近に置かない
ケーブルは本装置の移動部に触れな い よ う に設置 し て く だ さ い。 ケーブルが移動部に よ り 断線
し た り 、 彫刻中に コ ネ ク タ が外れて本装置が故障す る恐れがあ り ま す。
電源ケーブルは 3 ピ ン コ ンセン ト へ接続
本装置の電源ケーブルは、 アース付き 3 ピ ン コ ン セ ン ト に接続 し て く だ さ い。
3 ピ ン コ ン セ ン ト がな い と き は、 付属の設置ア ダ プ タ を使用 し 、 アース線を接続 し て く だ さ い。
ア ース線を接続 し な い と 、 感電 し た り 本装置が故障す る恐れがあ り ま す。
稼動中にプ ラ グやコ ネ ク タ を抜かない
稼動中に プ ラ グや コ ネ ク タ を抜い て電源を切 ら な い で く だ さ い。 本装置の故障の原因 と な る恐
れが あ り ま す。 緊急に電源を切る と き は、 非常停止を し て く だ さ い。
電源を入れる前に付近を確認する
電源を入れ る前に、 本装置の近 く ( 1 m 以内) に人が い な い こ と 、 ま た テーブルや X バーな
ど に も のが乗 っ て い な い こ と を必ず確認 し て く だ さ い。 本装置は、 電源を入れ る と 、 ヘ ッ ド や
テーブルが動き ま す。 それに よ り 近 く に い る人の体が本装置に触れて軽傷を負っ た り 、 テーブ
ルか ら も のが落 ち て こ われた り 、 本装置が故障す る恐れがあ り ま す。
6
ご使用の前に
強い振動を与えない
本装置は精密機器ですの で、 強い振動を与え な い で く だ さ い。 切削精度が狂っ た り 、 電気部が
故障す る恐れが あ り ま す。 本装置を移動す る と き は、 必ず 2 ~ 3 人で持ち上げ て く だ さ い。
水 ・ 油使用上の注意
本装置に水や油を か け な い で く だ さ い。 精密部の故障や感電の原因 と な る 恐れが あ り ま す。 直
ち に電源を オ フ し 、 販売店ま で ご相談 く だ さ い。
清掃時の注意
切 り 粉の清掃に、 エ ア ーガ ン な ど 吹き付け式の も の は使用 し な い で く だ さ い。
精密部に切 り 粉が入 り 、 故障の原因 と な る 恐れが あ り ま す。 吸引式の掃除機な ど で清掃を行 っ
て く だ さ い。
ワー ク と ツールは確実に取 り 付ける
ワ ー ク と ツ ールは、 本書内の説明に従っ て正 し く 、 確実に固定 し て く だ さ い。
し っ か り 取 り 付け て い な い と 、 彫刻品質が悪 く な る ・ テーブル を傷つ け る ・ ワ ー ク や ツ ールが
飛ん で ケ ガ を す る な ど の恐れが あ り ま す。
換気を十分に行 う
人体に有害に な る よ う な ワ ー ク を使用す る場合は、 換気を十分に行っ て下 さ い。 例え ば塩化 ビ
ニール板を不適正な切削条件で切削す る と 有毒ガ スが多量に発生す る原因に な り ま す。
不適当な切削条件で切削 し ない
不適当な切削条件で切削す る と 折れた カ ッ タ ーが飛び、 け がの原因に な り ま す。
切削時の注意
切削に当た っ て、 作業者は防護 メ ガ ネ を使用 し て下 さ い。 ま た作業者は、 こ の機械に関係な い
人が本装置に近づ く 際は、 危険で あ る事を伝え る か、 近づ く の を防い で下 さ い。
折れた刃に よ り 、 け が を す る場合が あ り ま す。
C A D またはデー タ についての注意
C A D 側の故障、 デー タ の不備が あ る と 予測 し な い動作が発生 し ますの で注意 し て下 さ い。
使用後は必ずキャ ッ プをする
本体の リ ア パ ネルにサー ビ ス電源接続口 (P.1-4 参照) が あ り ま すが、 使用 し な い場合や、 使
用 し た後は必ずキ ャ ッ プ を し て下 さ い。 感電の危険が あ り ま す。
7
警告ラベルについて
本装置本体に は、 危険を知 ら せ る 警告 ラ ベルが貼 っ て あ り ま す。
作業を す る 前に必ず読み、 内容を把握 し て危険を避け て く だ さ い。
1
2
3
ヘ ッ ド の移動中、 ヘ ッ ド と サ イ ド フ レ ームの間に指を入れな い こ と 。
ヘ ッ ド に挟まれ、 指を切断す る お それが あ り ます。
テー ブ ルの移動中、 テー ブ ル と サ イ ド フ レ ームの間に手や指を入れな
いこ と。
手や指を切断す る お それが あ り ます。
4
5
8
動作中、 刃先に触 ら な い こ と 。
け が を す る恐れが あ り ます。
用語の定義
用語の定義
本書内で使用す る 主な用語に つ い て説明 し ま す。
ツ ール
平面追従オ ン
彫刻時、ヘッド(スピンドル)に取り付け
カッターがアップ/ダウンする毎にワー
る道具をツールと呼びます。本装置で使用
ク面(Z 軸基準点)を自動で検出し、彫刻
するツールは、つぎのものがあります。
します。
カッター
エンドミル
平面追従オー ト
集塵ノズル
カッターアップ/ダウン時だけでなく切
バキュームホース
削中もワーク面を検出します。なだらかな
起伏のあるワークや、表面が斜めに傾いた
ホス ト
ワークでも、一定の深さで彫刻できます。
ホストコンピュータを略してホストと呼
びます。
ワーク
アクリル、ステンレス、ABS など、彫刻
をする材料をワークと呼びます。
X 軸・ Y 軸・ Z 軸
本装置の左右・前後・上下方向の動きをそ
れぞれ X 軸・Y 軸・Z 軸と呼びます。
X ・ Y 軸原点
彫刻データの左下点を X・Y 原点と呼び
ます。
Z 軸基準点
切削量・アップ量の基準になる点を Z 軸
基準点と呼びます。
稼動中
本装置がデータを受信して彫刻をしてい
るときや操作パネルによってヘッドや
テーブルを動かしているとき、またセルフ
テストをしているときなどを稼動中と呼
びます。
待機時
リモートモードで本装置がデータを待っ
ている状態のとき待機時と呼びます。
移動部
ヘッドとテーブルを移動部と呼びます。
彫刻時
データを受信したときまたはセルフテス
トを実行したときなど、実際に彫刻してい
るときを彫刻時と呼びます。
9
目 次
は じ めに................................................................................................................................ 0-3
安全に関する ご注意............................................................................................................................ 0-3
おねがい .................................................................................................................................................. 0-4
ご使用の前に....................................................................................................................... 0-5
警告ラベルについて ......................................................................................................... 0-8
用語の定義 ........................................................................................................................... 0-9
1 章 準備
付属品の確認....................................................................................................................... 1-2
本体各部の名称 と はた ら き .......................................................................................... 1-4
設置場所の選びかた ......................................................................................................... 1-5
ケーブルの接続の し かた ................................................................................................ 1-6
電源ケーブル ( 本体側 )/USB ケーブル / 操作パネルケーブル /
イ ン タ ー フ ェ イ スケーブルの接続の し かた ............................................................................... 1-6
電源ケーブルの接続の し かた ( コ ンセン ト 側 ) ........................................................................ 1-7
ツールについて .................................................................................................................. 1-8
ツールの取 り 付けかた ..................................................................................................... 1-9
カ ッ タ ー ・ エ ン ド ミ ルの取 り 付けかた ........................................................................................ 1-9
集塵 ノ ズルの取 り 付けかた ............................................................................................................1-11
バキ ュ ームホースの取 り 付けかた ...............................................................................................1-12
2 章 作業をする前に
操作パネルについて ......................................................................................................... 2-2
電源のオン/オフの し かた ............................................................................................ 2-4
初期動作について ................................................................................................................................ 2-4
非常停止の し かた ................................................................................................................................ 2-6
スピ ン ド ルのオン/オフ について............................................................................... 2-7
ス ピ ン ド ル回転オン/オフの し かた ............................................................................................ 2-7
ス ピ ン ド ル回転ス ピー ド の調整の し かた.................................................................................... 2-7
10
モー ド について .................................................................................................................. 2-8
モー ド の切 り 替えかた........................................................................................................................2-8
ロ ーカルモー ド について ...................................................................................................................2-9
リ モー ト モー ド について ................................................................................................................ 2-11
受信デー タ 上書き機能..................................................................................................................... 2-11
ポーズモー ド について..................................................................................................................... 2-12
3 章 基本操作
基本的な作業手順.............................................................................................................. 3-2
ワー ク の取 り 付けかた..................................................................................................... 3-3
ク ラ ンプ治具で押 さ え る ...................................................................................................................3-4
両面テープで貼る.................................................................................................................................3-4
X ・ Y 軸原点設定の し かた........................................................................................... 3-6
ク リ アの し かた .....................................................................................................................................3-6
カ ッ ト エ リ ア設定の し かた ............................................................................................ 3-7
Z 軸基準点設定の し かた ............................................................................................... 3-8
自動平面検出ス イ ッ チがオフ の時 ( 手動設定 ).........................................................................3-8
自動平面検出ス イ ッ チがオフ の時 ( 自動設定 ).........................................................................3-9
自動平面検出ス イ ッ チがオン またはオー ト の時 ......................................................................3-9
平面補正量設定の し かた ..............................................................................................3-10
平面補正量について ......................................................................................................................... 3-10
自動平面検出ス イ ッ チの使い分け .............................................................................................. 3-10
設定の し かた....................................................................................................................................... 3-11
Z 軸切削深 さ /ア ッ プ量設定の し かた ..................................................................3-12
ア ッ プ量について.............................................................................................................................. 3-13
切削条件設定の し かた...................................................................................................3-14
切削条件に関係する エ ラ ーについて.......................................................................................... 3-15
テス ト カ ッ ト の し かた...................................................................................................3-16
ホス ト か ら デー タ を送る ..............................................................................................3-17
日常のお手入れの し かた ..............................................................................................3-18
本体お よび付近の掃除..................................................................................................................... 3-18
11
4 章 応用操作 ・ 調整
デー タ ク リ アの し かた ..................................................................................................... 4-2
コ ピーの し かた .................................................................................................................. 4-3
受信デー タ 上書き機能 と コ ピ ー機能の関係 ............................................................................... 4-4
ヘ ッ ド 退避の し かた ......................................................................................................... 4-5
セルフ テス ト の し かた ..................................................................................................... 4-6
動作ス イ ッ チの切 り 換えかた........................................................................................ 4-7
通信条件設定の し かた ..................................................................................................... 4-9
5 章 エ ラ ーの発生 と 対応
エ ラー メ ッ セージ と 対応 ................................................................................................ 5-2
その他のエ ラー表示 ......................................................................................................... 5-4
ト ラ ブル と 対処 .................................................................................................................. 5-6
電源が入 ら ない ..................................................................................................................................... 5-6
カ ッ タ ーが下が ら ない ....................................................................................................................... 5-6
ス ピ ン ド ルが回転 し ない ................................................................................................................... 5-6
彫刻がき たない ..................................................................................................................................... 5-7
6 章 付録
S T カ ッ タ ーについて.................................................................................................... 6-2
モー タ ーブ ラ シの交換の し かた ................................................................................... 6-3
切削条件表 ........................................................................................................................... 6-6
彫刻をする と き ..................................................................................................................................... 6-6
抜き文字をつ く る と き ....................................................................................................................... 6-6
モデ リ ングをする と き ....................................................................................................................... 6-6
サプ ラ イ品のご案内 ......................................................................................................... 6-7
サプ ラ イ 品 ・ オプシ ョ ン品............................................................................................................. 6-7
ス タ ー タ ーキ ッ ト ................................................................................................................................ 6-8
本体仕様................................................................................................................................ 6-9
イ ン タ ー フ ェ イ ス仕様...................................................................................................6-10
索 引 .....................................................................................................................................6-12
12
1章 準備
こ の章で は、 本装置を お使い い た だ く た め の準備に つ い て説明 し ま す。
1-1
付属品の確認
開梱後、 付属品を確認 し て く だ さ い。
(ス ピ ン ド ル タ イ プ に よ り 、 付属品は違い ま すの で、 ご注意 く だ さ い。)
万が一入 っ て い な い物が あ る と き は、 お買い求め の お店ま た は弊社ま で ご連絡 く だ さ い。
標準付属品
No.
1
品名
カ ッ タ ーホルダ
品番
SPA-0021
数量
イ ラス ト
1個
カ ッ タ ーホルダ
備考
P.1-9
P.6-2
2
彫刻用カ ッ タ ー
SPB-0010
1個
彫刻用 カ ッ タ ー
3
平面セ ン サーア ジ ャ ス タ
M500505
1枚
平面補正量
設定用
P.3-11
4
ク ラ ン プ治具
SPA-0019
2個
ワークセッ
ト用
P.3-4
5
集塵 ノ ズル (太)
SPA-0015
1個
φ26mm
(細)
SPA-0016
1個
φ11mm
P.1-11
SPA-0015
6
モー タ ーブ ラ シ
SPA-0016
E108563
1式
P.6-3
M000925
1本
P.1-8
結束バ ン ド (大) 2 本
(小) 10 本
7
バキ ュ ームホース
P.1-12
8
1-2
ホース ク リ ッ プ
2個
付属品の確認
No.
9
品名
電源ケーブル
品番
数量
電取 3P-4M
1本
イ ラス ト
備考
接地 ア ダ プ
タ 付き
P.1-6
P.1-7
10
両面テー プ
日東
1個
NO.532
ワークセッ
ト用
P.3-4
11
ス パナ
10×12
2本
14×17
カ ッ タ ー
セッ ト 用
タ フ 印製
12mm
17mm
P.1-9
12
六角 レ ン チ セ ッ ト
AWS 0770
1式
新日本 ツ ー
ル製
13
ド ラ イ バー
カ ッ タ ー刃
交換用
P.6-2
1本
基準 ス ケ ー
ルはず し 用
P.3-5
14
取扱説明書 (保証書)
D200308
1冊
1-3
本体各部の名称とはたら き
No.
名称
取説内表示
はた ら き
1
ク ラ ン プ テーブル
ク ラ ン プ テーブル
ワ ー ク を取 り 付け る 台です。
P.3-3
2
電源 オ フ ス イ ッ チ
電源ス イ ッ チ
電源を オ フ し ます。
P.2-4
3
電源 オ ン ス イ ッ チ
電源ス イ ッ チ
電源を オ ン し ます。
P.2-4
4
ス ピ ン ド ル回転数調整つ
まみ
調整つ まみ
ス ピ ン ド ルの回転数 (rpm) を調整 し
ます。
P.2-7
5
操作パ ネル
操作パ ネル
本装置の操作を す る パ ネルです。
P.2-2
6
非常停止ス イ ッ チ
EMERGENCY ス イ ッ チ
EMERGENCY ス イ ッ チ
P.2-6
7
集塵 ノ ズル
集塵 ノ ズル
彫刻時に出る ゴ ミ を吸い取 り ます。
P.1-8
8
バキ ュ ームホース
バキ ュ ームホース
集塵 ノ ズル と 掃除機を つ な ぐ ホース
です。
9
ヘッ ド
ヘッ ド
実際に彫刻を す る 部分です。
カ ッ タ ーやペ ン な ど を取 り 付け ます。
10
基準ス ケール
基準ス ケール
ワ ー ク を平行に取 り 付け る と き の目
安に な り ます。
P.3-3
11
操作パ ネル用 コ ネ ク タ
操作パ ネル用 コ ネ ク タ
操作パ ネルケーブル を差 し 込みます
P.1-6
12
RS-2323C イ ン ターフ ェ イ ス コ ネ ク タ
イ ン ターフ ェ イ ス コ ネク タ
イ ン タ ーフ ェ イ スケーブルを差 し 込みます。
P.1-7
13
サー ビ ス電源接続口
サー ビ ス電源接続口
リ レ ー B O X *a を差 し 込みます。
14
電源 イ ン レ ッ ト
電源 イ ン レ ッ ト
電源ケーブル を差 し 込みます。
15
USB イ ン タ ー フ ェ イ ス
イ ン ターフ ェ イ ス コ ネク タ
USB イ ン タ ー フ ェ イ ス ケーブル を差
し 込みます。
*a. オプション品です。
1-4
設置場所の選びかた
設置場所の選びかた
設置場所の条件を守る
本装置を設置す る と き は、 つ ぎ の条件を満たす と こ ろ を選ん で設置 し て く だ さ い。
条件を守 ら な い と 、 本装置が故障す る原因 と な り ま す。
• 直射日光が当たらないところ
• 温度が5~40℃のところ
• 湿気が35~75%(RH) のところ
• ゴミやほこりが吹き込まないところ
• 油・切り粉などが大量に発生する工具や機械のないところ
• 水平で段差のない台の上
• 設置スペースと保守スペースが確保できるところ
上記の注意事項を守 り 、 設置場所を選び ま す。
300mm 以上
保守スペース ・ ・ ・
本装置の部品交換や修理のために
必要なスペースです。周囲 1m 確
300mm
以上
保してください。
300mm
以上
机や小さな棚等、必要な時に移動
できる物であれば、保守スペース
内にあっても差し支えはありませ
ん。
B
設置スペース ・ ・ ・
本装置を設置し動作をするため
に、最低限必要な空間を指します。
設置スペース内には、物を置かな
いで下さい。
1000mm 以上
A
設置スペース、 保守スペース の目安 (単位 : m m)
横幅
本体寸法
奥行き
高さ
重量
設置スペース
A
B
保守スペース
横幅
奥行き
ME-300STII
540
630
530
50kg 以下
1140
1930
2540
2630
ME-500STII
785
750
530
82kg 以下
1385
2050
2785
2750
ME-600STII
880
960
530
95kg 以下
1480
2260
2880
2960
1-5
ケーブルの接続のしかた
電源を入れたままケーブルを接続 し ない
本装置やホ ス ト の電源が入っ て い る と き はケーブルの接続を し な い で く だ さ い。
感電 ・ ホ ス ト や本装置の故障 ・ 異常動作の原因 と な る 恐れが あ り ま す。 ケー ブル接続時は必ず
本装置の電源を切 っ て く だ さ い。
ケーブルを本装置移動部付近に置かない
ケーブルは本装置の移動部に触れな い よ う に設置 し て く だ さ い。 ケー ブルが移動部に よ り 断線
し た り 、 彫刻中に コ ネ ク タ が外れて本装置が故障す る恐れがあ り ま す。
設置場所が決ま っ た ら 、 ケー ブル類を接続 し ま す。
電源ケーブル、 操作パ ネルケーブル、 イ ン タ ー フ ェ イ ス ケー ブル を接続 し ま す。
電源ケーブル ( 本体側 )/USB ケーブル / 操作パネルケーブル
/ イ ン タ ー フ ェ イ スケーブルの接続のしかた
電源ケーブル /USB ケー ブル / 操作パ ネルケーブル / イ ン タ ー フ ェ イ ス ケー ブルは、 図の よ う に本体
裏側に接続 し ま す。
全機種共通
電源ケー ブ ル
USB ケー ブ ル
操作パ ネルケー ブル
イ ン タ ー フ ェ イ ス ケー ブル
1-6
ケーブルの接続の し かた
電源ケーブルは 3 ピ ン コ ンセン ト へ接続
本装置の電源ケーブルは、 ア ース付き 3 ピ ン コ ン セ ン ト に接続 し て く だ さ い。
3 ピ ン コ ン セ ン ト がな い と き は、 付属の接地ア ダ プ タ を使用 し 、 ア ース線を接続 し て く だ さ い。
アース線を接続 し な い と 、 感電 し た り 本装置が故障す る恐れが あ り ま す。
いきな り 電源を入れない
電源ケー ブル を コ ン セ ン ト に差 し 込ん だ後に電源ス イ ッ チ を O N にす る と 、電源が入 り ヘ ッ ド
やテー ブルが動き出 し ま す。 電源を入れ る前に、 必ず 2 章の 「電源オ ン/オ フ の し かた」 (P.24) を お読み く だ さ い。
電源ケーブルの接続のしかた ( コ ンセン ト 側 )
本装置の電源ケー ブルは、 3 ピ ン プ ラ グ を使用 し て い ま す。
アース処理 さ れて い る 3 ピ ン コ ン セ ン ト に接続 し て く だ さ い。
2 ピ ン コ ン セ ン ト を ご使用の際は、 付属の接地ア ダ プ タ を使用 し 、 ア ース線を接続 し て く だ さ い。
接地ア ダ プ タ
ア ース線
1-7
ツールについて
ピ ン ド ルに は、 以下の ツ ールが取 り 付け可能で す。 ワ ー ク の種類や、 彫刻の種類に合わせて ツ ール を
選ん で く だ さ い。*1
取 り 付け方に つ い て は、 それぞれ参照ペー ジ を ご覧 く だ さ い。
名称
使用用途
イ ラス ト
カ ッ ター
彫刻時に使い ます。
P.1-9
集塵 ノ ズル
彫刻時の ゴ ミ を吸い取 り ます。
P.1-11
カ ッ タ ー使用時に使い ます。
口先の外径 φ26mm と φ11mm の 2
種類が あ り ます。
バキ ュ ームホース
集塵 ノ ズ ル と 掃除機 を つ な ぎ ま
す。
ホース ク リ ッ プ
集塵 ノ ズル を固定 し ます。
*1.「切削条件表」(
1-8
P.1-6) を参照してください。
P.1-12
ツールの取 り 付けかた
ツールの取り付けかた
ツール取 り 付け時、 本装置の電源をオフする
ツ ール を取 り 付け て い る と き に ス ピ ン ド ルが回転す る と 、 指や手の骨を折る ・ 爪を は ぐ ・ 火傷
を す る な ど の ケ ガ を負 う 恐れが あ り ま す。
ツ ール を取 り 付け る と き は必ず、 本装置の電源を オ フ し て く だ さ い。
カ ッ タ ー刃の刃先に注意
ツ ール交換時は、 カ ッ タ ーの刃先に注意 し て く だ さ い。
カ ッ タ ー刃は と て も 鋭利な た め、 指を切る な ど の ケ ガ を す る恐れが あ り ま す。
ツールは確実に取 り 付ける
ツ ールは、 本書内の説明に従っ て、 正 し く 確実に固定 し て く だ さ い。
し っ か り 取 り 付け て い な い と 、 彫刻品質が悪 く な る ・ ツ ールが と れて ケ ガ を す る な ど の恐れが
あ り ます。
カ ッ タ ー・エン ド ミ ルの取り付けかた
1
スピンドルにカッターを差し込みます。
スピン ドル
2
手で、カッターを矢印方向に回します。
1-9
3
スパナで締めます。
スピンドルに 17mm のスパナを、カッターに 12mm
のスパナを当てます。
スピンドル側のスパナは動かさず、カッター側のス
パナを矢印方向に動かして締めます。
17mm
12mm
1-10
ツールの取 り 付けかた
ツール取 り 付け時、 本装置の電源をオフする
ツ ール を取 り 付け て い る と き に ス ピ ン ド ルが回転す る と 、 指や手の骨を折る ・ 爪を は ぐ ・ 火傷
を す る な ど の ケ ガ を負 う 恐れが あ り ま す。
ツ ール を取 り 付け る と き は必ず、 本装置の電源を オ フ し て く だ さ い。
ツールは確実に取 り 付ける
ツ ールは、 本書内の説明に従っ て、 正 し く 確実に固定 し て く だ さ い。
し っ か り 取 り 付け て い な い と 、 彫刻品質が悪 く な る ・ ツ ールが と れて ケ ガ を す る な ど の恐れが
あ り ます。
集塵ノ ズルの取り付けかた
1
集塵ノズルのツバの部分をホルダのみぞに
挿入します。
この時、センサーに当たるまで入れて下さい。
①
2
②
つまみをねじって締めます。
1-11
バキ ュ ームホースの取り付けかた
バキ ュ ームホース の片方の先を集塵 ノ ズルに挿 し 、 も う 片方の先を掃除機に挿入 し ま す。
ホース ク リ ッ プ で、 ヘ ッ ド に固定 し て く だ さ い。
掃除機は次の条件を満たす も の を使用 し て下 さ い。
1. 内径が 32mm ~ 38mm であること
2. 最大静圧*1 が 2100mmAq 以下であること*2
ホース ク リ ッ プ
バキ ュ ームホース
集塵 ノ ズル を上に引 っ
張 ら な い よ う に、 こ の
部分に た る み を持たせ
て固定 し て く だ さ い。
{
掃除機
集塵 ノ ズル
*1. 掃除機に表示してあります。
*2. これより高い圧のものを使った場合、平面追従性が悪くなったり誤動作したりする可能性があ
ります。
1-12
2章 作業をする前に
こ の章で は、 作業を す る 前に知 っ て お き た い最 も 基本的な操作に つ い て説明 し ま す。
2-1
操作パネルについて
操作パ ネルの各部の名称 と 機能を説明 し ま す。
2-2
操作パネルについて
No.
名称
1
電源ラ ン プ
2
L C D 表示
取説内表示
電源ラ ン プ
機能
電源を入れ る と 点灯 し ま す。
オペ レ ー タ ーに必要な情報を表示 し ま す。
( 1 6 桁 × 4 行)
3
自動/手動キー
4
スピン ド ルO N/O F F
キー
6
リ モ ー ト モ ー ド と ロ ー カ ルモ ー ド の切 り 換え
や動作の一時停止を し ま す。
ࢫࣆࣥࢻࣝ
ス ピ ン ド ルの O N / O F F を切 り 換え ま す。
212))
スピン ドル
ࢫࣆࣥࢻࣝ
切削深 さ /ア ッ プ量キー
ษ๐῝ࡉ
࢔ࢵࣉ㔞
X Y 座標ムーブ キー
!
!
5
⮬ື
ᡭື
カ ッ タ ーの ア ッ プ量 と 切削深 さ を設定 し ま す。
X ・ Y 座標の移動を し ます。
: ヘ ッ ド が左に移動 し ます。
! : ヘ ッ ド が右に移動 し ます。
!
: ク ラ ン プ テーブルが奥へ移動 し ま す。
: ク ラ ン プ テーブルが手前に移動 し ま す。
Z 軸上の移動を し ます。
Z 軸ムーブ キー
: ヘ ッ ド が上が り ます。
!!
!!
7
: ヘ ッ ド が下が り ます。
8
オ リ ジ ン セ ッ ト キー (XY)
オ リ ジ ン セ ッ ト キー (Z)
9
ペー ジ (±) キー
10
フ ァ ン ク シ ョ ン キー
11
キ ャ ン セルキー
12
エ ン ド キー
13
一時停止キー
X ・ Y 軸原点を設定 し ます。
;<
Z 軸基準点を設定 し ます。
=
3DJH
3DJH
)
)
)
)
)
)
&(
(1'
୍᫬೵Ṇ
表示ペー ジ の切 り 換え を行い ま す。
操作項目 (設定値) の選択を し ま す。
操作を中断 し ま す。
操作の終了 (設定 ・ 実行) を し ま す。
機械を瞬時に一時停止 し ま す。
2-3
電源のオ ン/オ フのしかた
電源をオンする前に付近を確認する
電源を オ ン す る前に、 本装置の近 く ( 1 m 以内) に人がい な い こ と 、 ま た テーブルや X バー
な ど に も のが乗 っ て い な い こ と を必ず確認 し て く だ さ い。 本装置は、 電源を オ ン す る と 、 ヘ ッ
ド やテーブルが動き ま す。 それに よ り 近 く に い る人の体が本装置に触れて軽傷を負っ た り 、
テーブルか ら も のが落 ち て こ われた り 、 本装置が故障す る恐れがあ り ま す。
電源のオ ン/オ フ は、 本体右側面の ス イ ッ チ で行い ま す。 電源を オ ン す る と き は、 非常停止を解除 し
て く だ さ い。 (
P.2-6)
オン
オフ
初期動作について
電源を オ ン す る と 、 本装置は自動的に次の動作を行い ま す。
こ の動作を初期動作 と い い ま す。
1
操作パネル上の電源ランプが点灯します。
電源
ページ
自 動
手 動
2
2-4
LCD が右の表示になったら
す。
(1'
を押
E N Dキー ヲ オシテクタ゛サイ
−
+
電源のオン/オフの し かた
3
LCD が、右の表示になります。
数字は、機種によって異なる場合があります。
表示後、イニシャライズします。
S y s t em Ve r
1 . 00
シハ゛ラク オマチクタ゛サイ
交互表示
ショキカチュウ . . .
4
Z 軸が上がりヘッドが左奥に移動します。
5
記憶している XY 原点の位置にヘッドが移
動します。
6
LCD にローカルモードの1ページ目を表示
します。
このときテーブルは切削の原点位置に移動します。
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 1 / 4
セッサクシ゛ョウケン
- - >
テストカット
- - >
テ゛ータクリア
- - >
F1
F2
F3
2-5
非常停止のしかた
本装置を緊急に停止 さ せ る と き は、 本体正面左上に あ る EMERGENCY ス イ ッ チ を押 し て、 非常停止状
態に し ま す。
EMERGENCY ス イ ッ チ を押す と 、 電源 O F F の状態に な り 、 送 ら れた デー タ は全て消え て し ま い ま
す。
非常停止を解除す る と き は、 EMERGENCY ス イ ッ チ を矢印の方向に回 し て く だ さ い。 作業を再開す る
と き は、 電源を入れて く だ さ い。
本装置が非常停止状態の時は電源を オ ン で き ません。
電源を オ ン し た い と き は非常停止を解除 し て く だ さ い。
2-6
ス ピ ン ド ルのオン/オフ について
ス ピ ン ド ルのオ ン/オ フについて
スピ ン ド ル回転時、 ヘ ッ ド に手や頭を近づけない
ス ピ ン ド ル回転時、 ヘ ッ ド に手や頭を近づ け な い で く だ さ い。
長い髪や服の袖な ど が ス ピ ン ド ル に か ら みつ い た り 、 回転中の刃に手を近づ け て ケ ガ を す る 恐
れが あ り ます。
ス ピ ン ド ル回転時、 本装置か ら 3 0 ㎝以上離れ、 非常停止 ・ パ ネル操作を行 う と き以外は近づ
かな い で く だ さ い。
ス ピ ン ド ル回転オ ン/オ フのしかた
彫刻を す る 前に、 ス ピ ン ド ル を回転 さ せま す。
ࢫࣆࣥࢻࣝ
212))
を押す と 、 回転 し ま す。 も う 一度押す と 、 回転が止ま り ま す。
ス ピ ン ド ル回転ス ピ ー ド の調整のしかた
ス ピ ン ド ルの回転ス ピ ー ド は、 本体正面右に あ る 調整つ まみ (
P.1-4) で調整 し ま す。
SPINDLE CONTROL
100
90
110
120
80
130
70
140
60
ON
150
×100 rpm
スピ ン ド ル回転自動オン/オフ について
次の よ う な場合、 本装置は ス ピ ン ド ルの回転を自動的に オ ン/オ フ し ま す。
(1) リ モー ト モー ド で、 デー タ を受信す る と ス ピ ン ド ルは自動的に回転 し ま す。
(2) リ モー ト モー ド で約 3 秒間動作を停止す る と 、 ス ピ ン ド ル回転は自動的に停止 し ま す。
(3) テ ス ト カ ッ ト 、 セル フ テ ス ト ( ロ ゴ彫刻) を実行す る と 、 ス ピ ン ド ルは自動的に回転 し ま す。
2-7
モー ド について
モー ド の切り替えかた
本装置に は大き く わけ て 3 種類の モー ド が あ り ま す。
電源投入
初期動作
ロ ー カ ルモー ド
彫刻を す る 前に、 い ろ い ろ な条件を設定す る モー ド で す。
電源投入後は、 必ず こ の モー ド に な り ま す。
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 1 / 4
セッサクシ゛ョウケン
- - >
テストカット
- - >
テ゛ータクリア
- - >
⮬ື
ᡭື
⮬ື
ᡭື
リ モー ト モー ド
実際に彫刻を し た り 、 ホ ス ト か ら の デー タ を待つ モー ド で す。
⮬ື
ᡭື
・
ࢫࣆࣥࢻࣝ
212))
・ ୍᫬೵Ṇ のみ使用で き ま す。
[ リモート ]
スヒ゜ン オン
ZD : 1 . 00
ZC : 2 . 00
1KB
C o m . II C
Z - ES : 10
XYES : 40
୍᫬೵Ṇ
(1'
ポーズ モー ド
彫刻を一時停止す る モー ド で す。
[ ホ゜ース゛ ]
E N Dキー : サイスタートシマス
C E キー : リセットシマス
2-8
&(
モー ド について
ロ ー カルモー ド について
電源を オ ン す る と 、 本装置は初期動作を行 っ た の ち ロ ー カ ルモー ド に な り ま す。
作図や カ ッ ト で必要な条件を設定す る モー ド で す。 操作パ ネルの全て のキーが使用で き ま す。
L C D 表示は、 タ イ プ A ・ B ・ C の 3 種類が あ り ま す。
タイプ A
①
③
{
②
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 3 / 4
ト゛ウサスイッチ
- - >
セルフテスト
- - >
ツウシンシ゛ョウケン
- - >
タイプ B
④
⑤
{
②
< RS - 232C >
1/2
ホ゛ーレート
* 9600 >
テ゛ータヒ゛ット
*8>
ハ゜リティ
* ク゛ウスウ >
タイプ C
④
⑥
⑦
No.
< テストカット >
E N Dキー : シ゛ッコウシマス
C E キー : トリケシマス
L C D 表示
内容
1
[ ロ ー カ ル]
現在 ロ ー カ ルモー ド で あ る こ と を表 し ます。
2
*/* A )
A ) 全ペー ジ数を表 し ま す。
B)
B ) 現在の ペー ジ 数 を 表 し ま す。
変化 し ます。
ド ウ サス イ ッ チ
操作項目を表示 し ます。
3
3DJH ま た は 3DJH で
セル フ テ ス ト
ツウシンジ ョ ウケン
4
5
< ××××××××× >
操作項目を表示 し ます。*a
ボー レ ー ト
設定項目を表示 し ます。
デー タ ビ ッ ト
パリティ
6
E N D キー : ジ ッ コ ウ シ マ ス
7
C E キー : ト リ ケ シ マ ス
(1'
&(
を押す と 、 テ ス ト な ど を実行 し ま す。
を押す と 、 テ ス ト な ど を キ ャ ン セル し ま す。
*a. 項目の内容については、次のページを参照してください。
2-9
ロ ー カ ルモー ド 内に あ る 操作項目は、 以下の と お り で す。
No.
操作項目
概要
1
カッ ト エリ ア
ワ ー ク に合わせて有効カ ッ ト エ リ ア を設定 し ま す。
P.3-7
2
セッサク ジ ョ ウケン
切削速度 ・ 移動速度を設定 し ま す。
P.3-14
3
テス ト カ ッ ト
切削条件が適切か ど う か試 し 彫 り を し て確認 し ま す。
P.3-16
4
デー タ ク リ ア
実行中の動作 (彫刻) を ク リ ア し ま す。
P.4-2
5
コ ピー
バ ッ フ ァ 内の デー タ を繰 り 返 し 彫刻 し ま す。
P.4-3
6
ヘッ ド タ イ ヒ
ヘ ッ ド を退避位置 (左奥) へ移動 し ま す。
P.4-5
7
セル フ テ ス ト
彫刻品質を確認す る た め の パ タ ー ン が あ り ま す。
P.4-6
8
ド ウ サス イ ッ チ
調整用の設定項目が 8 種類あ り ます。
P.4-7
9
ツウシンジ ョ ウケン
シ リ アル イ ン タ ー フ ェ イ ス ( R S - 2 3 2 C 準拠) の通信条件
を設定 し ます。
P.4-9
Z キジ ュ ンテン
Z 軸基準点を自動設定 し ます。
P.3-9
10
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 1 / 4
セッサクシ゛ョウケン
- - >
テストカット
- - >
テ゛ータクリア
- - >
3DJH
3DJH
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 2 / 4
コヒ゜ー
- - >
ヘット゛タイヒ
- - >
カットエリア
- - >
3DJH
3DJH
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 3 / 4
ト゛ウサスイッチ
- - >
セルフテスト
- - >
ツウシンシ゛ョウケン
- - >
3DJH
3DJH
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 4 / 4
Z キシ゛ュンテン
- - >
リサ゛ーフ゛
リサ゛ーフ゛
2-10
モー ド について
リ モー ト モー ド について
ホ ス ト コ ン ピ ュ ー タ か ら の デー タ を待機 し た り 、 実際に彫刻を す る モー ド で す。
ロ ー カ ルモー ド 内で
⮬ື
ᡭື
を押す と リ モー ト モー ド に な り ま す。
①
⑧
⑦
②
[ リモート ]
スヒ゜ンオン
ZD : 1 . 00
ZC : 2 . 00
1KB
C o m . II C
Z - ES : 0 . 5
XYES : 0 . 5
④
⑤
⑥
No.
③
L C D 表示
内容
1
[ リ モー ト ]
現在、 リ モー ト モー ド で あ る こ と を表 し ます。
2
1K B
受信バ ッ フ ァ 内の未作図の デー タ 量を示 し ます。
3
C o m. I I C
現在の コ マ ン ド を表 し ます。
4
Z - E S 0. 5
Z 軸の切削速度を示 し ま す。 [mm/s]
5
X Y E S 0. 5
X Y 軸の切削速度を示 し ま す。 [mm/s]
6
Z C 2. 0 0
Z 軸の ア ッ プ量を示 し ま す。 [mm]
7
Z D 1. 0 0
Z 軸の切削量を示 し ま す。 [mm]
8
ス ピ ンオン
ス ピ ン ド ルモー タ が O N で あ る こ と を表 し ます。
受信デー タ上書き機能
リ モー ト モー ド で、 ホ ス ト コ ン ピ ュ ー タ か ら の デー タ が 10 秒以上な い場合、 次に デー タ を受信す る
と 、 以前に受信 し た デー タ を消去 し ま す。
2-11
ポーズモー ド について
本装置が彫刻中に ୍᫬೵Ṇ キー を押す と 、 ポーズ モー ド に な り ま す。
(カ ッ タ ーが移動中の場合は、 直 ち に停止 し ま す。)
[ ホ゜ース゛ ]
E N Dキー : サイスタートシマス
C E キー : リセットシマス
ポーズ中、
&(
2-12
(1'
を押す と 彫刻を再開 し ま す。
を押す と 、 ロ ー カ ルモー ド に な り ま す。
3章 基本操作
こ の章で は、 彫刻を す る た め に必要な基本操作を、 流れに沿 っ て説明 し ま す
3-1
基本的な作業手順
彫刻を す る 時の、 基本的な作業の手順は次の通 り です。
こ の章で は、 ツ ール を取 り 付け て電源を オ ン し た後か ら の操作に つ い て説明 し ま す。 ツ ールの取 り 付
け かた、 電源オ ン の し か た に つ い て は前の章を参照 し て く だ さ い。
①ツールを取 り 付け る
ツ ールの取 り 付けかた P.1-9
②電源を入れる
電源オ ン/オ フ の し かた P.2-4
③ワー ク を取 り 付け る
ワ ー ク の取 り 付けかた P.3-3
④ X ・ Y 原点を決める
X ・ Y 原点設定の し かた P.3-6
⑤カ ッ ト エ リ ア を決める
カ ッ ト エ リ ア設定の し かた P.3-7
自動平面検出ス イ ッ チがオフの時 自動平面検出ス イ ッ チがオンまたはオー ト の時
⑥ Z 軸基準点を決める
⑥平面補正量を決める
Z 軸基準点設定の し かた P.3-8
平面補正量設定の し かた P.3-9
⑦カ ッ タ ーのア ッ プ量 ・ 切 り 込みの深 さ を決める
切削深 さ /ア ッ プ量設定の し かた P.3-12
⑧彫刻条件を決める
切削条件設定の し かた P.3-14
⑨彫刻条件を テス ト する
テ ス ト カ ッ ト の し かた P.3-16
⑩ホス ト か ら デー タ を送る ( 彫刻 )
ホス ト か ら デー タ を送る P.3-17
⑪電源を切る
電源オ ン/オ フ の し かた P.2-4
⑫清掃をする
日常の お手入れ P.3-18
3-2
ワー ク の取 り 付けかた
ワ ー クの取り付けかた
ワー ク取 り 付け時、 スピ ン ド ル回転をオフ し 、 ローカルモー ド にする
リ モー ド モー ド で本装置がデー タ を受信す る と 、 ス ピ ン ド ルが回転 し 、 ヘ ッ ド が動き始め ま
す。 ワ ー ク を取 り 付け て い る と き に ス ピ ン ド ルが回転 し た り ヘ ッ ド が動 く と 、 指や指や手の骨
を折る ・ 爪を は ぐ ・ 火傷を す る な ど の ケ ガ を負 う 恐れが あ り ま す。
ワ ー ク を取 り 付け る と き は必ず、 ス ピ ン ド ル回転を オ フ し 、 ロ ー カ ルモー ド に し て く だ さ い。
ワー ク は確実に取 り 付ける
ワ ー ク は、 本書内の説明に従っ て、 正 し く 確実に固定 し て く だ さ い。
し っ か り 取 り 付け て い な い と 、 彫刻品質が悪 く な る ・ ワ ー ク が と れて ケ ガ を す る な ど の恐れが
あ り ます。
クランプテーブルにワークを取り付けます。
ワークをセットする基準位置は、接続する CAD に
より異なりますが一般的には・・・
A
左上コーナー(右図 A)または
左下コーナー(右図 B)
とします。
ご使用の CAD に合わせて、ワークの取り付けを決
めてください。
また、取り付け方法は、次の2通りがあります。
ク ラ ン プ テー ブル
B
基準ス ケール
正面
3-3
ク ラ ンプ治具で押さ え る
基準ス ケールに沿 っ て ワ ー ク を置き、 ク ラ ン プ治具で は さ み、 し っ か り と 止め ま す。
両面テ ープで貼る
不定形な ワ ー ク や大き な ワ ー ク を セ ッ ト す る と き に有効です。
ワ ー ク の裏に両面テー プ を貼 り 、 ク ラ ン プ テー ブル上に貼 り つ け ま す。
3-4
ワー ク の取 り 付けかた
テー ブル よ り 大き な ワ ー ク は、 基準ス ケール を外 し て両面テー プ で取 り 付け ま す。
3-5
X ・ Y 軸原点設定のしかた
X ・ Y 軸原点 (以下、 原点 と 略 し ま す) と は、 彫刻の ス タ ー ト 点で す。
原点を基準に下図*1 の よ う に彫刻 し ま す。
カッ ト エリア
M I MA K I
原点
を使ってヘッドを目的の位置
!
に移動します。
!
1
•
)
< イト゛ウ >
Xシ゛ク
Y シ゛ク
Z シ゛ク
キー を一緒に押 し て い
スヒ゜ン
0 .
315 .
0 .
オフ
0 0 mm
0 0 mm
0 0 mm
る間、 移動速度が速 く な り ます。
• 以 3DJH を押すと、
X 軸およ
び Y 軸の移動単位を変更できま
す。(0.1mm0.01mm)
2
;<
を押すと設定されます。
< X Y ケ゛ンテン >
Xシ゛ク
Y シ゛ク
ここで設定した原点は、電源を入れ直しても記憶さ
れています。
•
カ ッ ト エ リ ア の範囲外 に 原点 を 設
定 し よ う と す る と 、 エ ラ ー (ERROR
901 オペ レ ー シ ョ ン エ ラ ー) が表示
さ れます。
E R ROR 901
オヘ゜レーション エラー
ク リ アのしかた
設定した原点をクリアして、左下隅に戻し
たいときは ⮬ື を押します。
ᡭື
*1. セルフテストでミマキロゴを彫刻した場合。(
3-6
P.4-6 )
0 . 0 0 mm
0 . 0 0 mm
カ ッ ト エ リ ア設定の し かた
カ ッ ト エ リ ア設定のしかた
彫刻す る ワ ー ク の大き さ に合わせて、 有効カ ッ ト エ リ ア を設定 し ま す。
U L 点 (右上点)
*有効 カ ッ ト エ リ ア の最大値*
有効カ ッ ト エ リ ア
ワーク
LL 点
(左下点)
モデル
最大値 ( 単位 mm)
ME-300STII
310(X)×220(Y)
ME-500STII
483(X)×305(Y)
ME-650STII
650(X)×440(Y)
ク ラ ン プ テーブル
1
2
) (または
の表示にします。
)
) (または ) )を押すと、
ヘッドが既存の LL 点に移動します。
を使い、ヘッドを目的の LL 点に移
!
動します。
4
) (または ) )を押すと、
ヘッドが既存の UR 点に移動します。
を使い、ヘッドを目的の UR 点へ移
!
動します。
6
F3
< カットエリア >
L L ヘ イト゛ウ
F1
- - >
< カットエリアL L >
X シ゛ク
0 . 0 0 mm
Y シ゛ク
0 . 0 0 mm
Z シ゛ク
0 . 0 0 mm
を押し、LL 点を仮設定します。
(1'
右の表示になります。*1
!
5
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 2 / 4
コヒ゜ー
- - >
ヘット゛タイヒ
- - >
カットエリア
- - >
)を押して右
!
3
3DJH (または 3DJH )を押して、
ローカルモードの2ページ目を表示させま
す。
(1'
す。*1
*1. 4)、6)で
< カットエリア >
U R ヘ イト゛ウ
- - >
F1
< カットエリアU R >
X シ゛ク
4 8 3 . 0 0 mm
Y シ゛ク
3 0 5 . 0 0 mm
Z シ゛ク
0 . 0 0 mm
を押し、LL 点と UR 点を設定しま
&(
を押すと、キャンセルします。
3-7
Z 軸基準点設定のしかた
Z 軸基準点 と は、 切削深 さ と ア ッ プ量の基準 と な る
点で す。
電源を オ ン し た と き と 、 ワ ー ク や ツ ール を交換 し た
と き は必ず設定 し て く だ さ い。
Z 軸基準点
ア ッ プ量
切削深 さ
ワーク
Z 軸基準点の設定の し かた は、 次の 3 通 り が あ り ま す。
1)「自動平面検出スイッチ」がオフの時(手動設定)*1
2)「自動平面検出スイッチ」がオフの時(自動設定)
3)「自動平面検出スイッチ」がオンまたはオートの時
自動平面検出ス イ ッ チがオ フの時 ( 手動設定 )
2
で、カッターの先端がワークの表面につ
くまでヘッドを下げます。*2
1
=
< イト゛ウ > スヒ゜ンオフ
Xシ゛ク
0 . 0 0 mm
Y シ゛ク
0 . 0 0 mm
Z シ゛ク
- 0 . 0 3 mm
を押して設定します。
ここで設定した原点は、電源を入れ直したら再度設
定してください。
< Z キシ゛ュンテン >
Z シ゛ク
0 . 0 0 mm
*1. 自動平面スイッチについては、「動作スイッチの切り換えかた」(P.4-7)をご覧ください。
*2. 3DJH を押すと、Z 軸の移動単位を変更できます。(0.1mm0.01mm)
3-8
Z 軸基準点設定の し かた
自動平面検出ス イ ッ チがオ フの時 ( 自動設定 )
彫刻す る ワ ー ク 面を検出 し 、 Z 軸基準点を自動的に セ ッ ト し ま す。
集塵 ノ ズル を セ ッ ト し 、 あ ら か じ め ワ ー ク 上に ヘ ッ ド を移動 し て お い て く だ さ い。
1
2
3DJH (または 3DJH )を押して、
ローカルモードの4ページ目を表示させま
す。
) (または ) )を押して、
*1
右の表示にします。
で平面補正量をセットします。
=
(
P.3-10)
平面補正量がセットされていないと、4行目は表示
されません。
3
) (または )
右の表示になります。*1
4
を押すと右の表示になり、ワー
=
ク面を検出し始めます。
< Z キシ゛ュンテン >
ヘイメン ホセイ リョウ ヲ
セットシテクタ゛サイ
セット シュウリョウ
- >
F1
F3
)を押すと、
(カッターが下がります)
5
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 4 / 4
Z キシ゛ュンテン
- - >
リサ゛ーフ゛
- - >
リサ゛ーフ゛
- - >
ワーク面を検出すると右の表示となり、Z
軸基準点がセットされ、終了します。
(カッターはアップします)
< Z キシ゛ュンテン >
X シ゛ク
0 . 0 0 mm
Y シ゛ク
0 . 0 0 mm
Z シ゛ク
0 . 0 0 mm
Z キシ゛ュンテン
ケンシュツ チュウ !
Z キシ゛ュンテン
セット
設定後、 実際に加工す る と き に は集塵 ノ ズル を はず し て も か ま い ませんが、 カ ッ タ ーは交換 し な い で
く だ さ い。
自動平面検出ス イ ッ チがオ ン またはオ ー ト の時
セ ン サーが自動的に Z 軸基準点を設定 し ま す。 但 し 、 平面補正量を設定す る 必要が あ り ま す。
平面補正量に つ い て は、 P.3-10 を参照 し て く だ さ い。
*1. 2)、3)で
&(
を押すと、キャンセルします。
3-9
平面補正量設定のしかた
平面補正量について
カ ッ タ ーの刃先か ら 集塵 ノ ズル先端ま で の距離 (右
図 h ) が平面補正量で す。
平面補正量は、 自動平面検出ス イ ッ チがオ ン ま た は
オー ト に な っ て い る と き、 設定す る 必要が あ り ま す。
ま た、 自動平面ス イ ッ チがオ フ で も 、 Z 軸基準点を
自動設定す る 場合、 設定の必要が あ り ま す。
h
平面補正量は次の 2 条件を満た さ な い と 設定で き ません。
• 平面補正量は 0.8mm 以上必要です。0.8mm 以上確保できないときは短い刃に交換して下さい。
• 平面補正量と切削深さ*1 の関係は、集塵ノズルの上下可動ストロークが 6mm なので、下記のようにならなけれ
ばなりません。
(切削深さ+ h)< 6mm
(切削深さ+ h)が 6mm を超えると、集塵ノズルの可動ストロークを超えるため、故障の原因となりま
す。
平面補正量を設定 し た ら 、 切削補正 (
よ り 正確な彫刻が で き ま す。
P.3-12) も 調整 し ま し ょ う 。
自動平面検出ス イ ッ チの使い分け
自動平面検出ス イ ッ チ は下記の 3 種類が あ り ま す。
必要に応 じ て切 り 換え て く だ さ い。*2
オート ....切削深さが 4mm 以下の一般的な彫刻を行うとき使用します。
オン ......バリが発生しやすい材料や、切り粉が大きい材料で平面追従を行うと、正確に彫刻で
きない事があります。このようなとき、「オン」を使用します。
オフ ......下記のような時、「オフ」を使用します。
①切削深さが 4mm 以上の時
②集塵ノズルの長さより長いカッター(市販エンドミルなど)使用時
③モデリング時
④浮かし彫り時
*1. 切削深さの設定については「Z 軸切削深さ / アップ量設定のしかた」(P.3-12) を ご覧 く だ さ い。
*2. 切り換えかたについては、「動作スイッチの切り換えかた」(P.4-7) を ご覧 く だ さ い。
3-10
平面補正量設定の し かた
設定時、 スピ ン ド ル回転をオフ し 、 ローカルモー ド にする
平面補正量を設定す る と き は、 必ず ス ピ ン ド ル回転を オ フ し 、 ロ ー カ ルモー ド に し て く だ さ
い。 ス ピ ン ド ルが回転 し た ま ま設定を す る と 、 カ ッ タ ーがセ ン サーア ジ ャ ス タ ー を貫通 し 、 手
を切 る恐れが あ り ま す。 ス ピ ン ド ルが回転 し て い な く て も 、 本装置が リ モー ト モー ド 時は、
デー タ を受信す る と 回転 し ま す。 設定を す る前に必ず、 ス ピ ン ド ル回転を オ フ し 、 ロ ー カ ル
モー ド に し て く だ さ い。
設定のしかた
1
ローカルモードにして、スピンドルの回転を止めてください。
2
集塵ノズルに平面センサーアジャスターを
水平に当てます。
セ ン サー ア ジ ャ ス タ ー
3
右図のように手を当て、カッター先端に触
れるまで押し上げます。
その状態のまま、
=
を押して設定します。
LCD に右図表示が出たら終了です。
補正量(h)が 0.8mm 以下の場合、設定できませ
*1
ん。
ヘイメン ホセイ リョウ
セット
*1. 補正量が 0.8mm 以上でも設定できないときは、次のような原因が考えられますので、確認して
ください。
・集塵ノズルの取り付け方がまちがっています。(
P.1-11)
・カッター刃の長さが異常です。(
P.6-2)
3-11
Z 軸切削深さ/ア ッ プ量設定のしかた
彫刻時の Z 軸切削深 さ と ア ッ プ量を設定 し ま す。
A =切削深さ
B =アップ量
Z 軸基準点
ア ッ プ量
切削深 さ
ワーク
設定値
設定項目
内容
切削深 さ
集塵 ノ ズル付き
Z 軸基準点か ら の切削深 さ を設定 し ま す
0.0 ~
*b
ア ッ プ量
Z 軸基準点か ら の ア ッ プ量を設定 し ま す
切削補正
平面検出オ ン ま た はオー ト の時、 切削深 さ を 0
に設定 し て も 、 切 り 込む こ と が あ る た め、 こ の
設定値で調整 し ます
集塵 ノ ズルな し
4.0mm*a
0.0 ~ 60mm
0.0 ~ 60mm
0.0 ~ 60mm
-0.5mm ~ 0.5mm
-0.5mm ~ 0.5mm
平面検出オ フ で Z 軸基準点自動設定オ ン の時、
検出 し た Z 軸基準点が ワ ー ク 表面 と ぴ っ た り と
合わな い事が あ る た め、 こ の設定値で調整 し ま
す
平面補正量設定時、 こ の値を調整 し て よ り 正確
に切削 し ます
*a. 設定可能な切り込み深さは、平面補正量と関係します。
「平面補正量設定のしかた」(P.3-10) を ご覧 く だ さ い。
*b. 平面検出スイッチがオンまたはオートの時のアップ量は、集塵ノズル先端とワークとの距離になります。また、
平面検出スイッチがオフのときのアップ量は、カッター先端とワークとの距離になります。
ࢫࣆࣥࢻࣝ
1
ษ๐῝ࡉ を押して右の表示にします。
࢔ࢵࣉ㔞
2
ファンクションキーを使って、切削深さの値を変化させます。
設定値の変化の し かた
)
(ま た は
)
) を 1 回ずつ押す
0.01mm の ス テ ッ プ で変化 し ま す。
)
(ま た は
)
) を押 し 続け る
押 し 続け て い る時間に応 じ て増減量が変化 し ます
3
3-12
[ mm ]
* 0 . 30 >
* 0 . 30 >
* 0 . 30 >
下表をよくご覧ください。
キー操作の し かた
*1.
< Z シ゛ク >
セッサクフカサ
セッサクホセイ
アッフ゜リョウ
(1'
&(
を押して設定します。*1
を押すと、キャンセルします。
Z 軸切削深さ /ア ッ プ量設定の し かた
ア ッ プ量について
厚 さ の異な る ワ ー ク を複数枚同時に彫刻す る 場合、 ア ッ プ量に つ い て以下の点に気を つ け て設定 し て
く だ さ い。
①平面検出オ ン ま た はオー ト で、 集塵 ノ ズル を つ け て い る 場合
アップ量は厚さの最大差分以上の値を設定してください。
A
ワーク
ワーク
ワーク
ア ッ プ量> A
②平面検出オ フ で、 集塵 ノ ズル を つ け て い る 場合
アップ量は、カッター先端から集塵ノズル先端までの距離に厚さの最大差分以上の値を加えてく
ださい。
集塵 ノ ズル
B
ア ッ プ量 > A + B
3-13
切削条件設定のしかた
設定項目
XY-ES
内容
設定範囲
XY 軸の切削速度を設定 し ま す。
0.5, 1, 2, 3, 5, 8, 10, 15, 20, 30,
40, 50, 60 mm/s
Z 軸の切削速度を設定 し ま す。
0.5, 1, 2, 3, 5, 8,10, 15, 20, 30
mm/s
ア ッ プ時の X, Y 軸の移動速度を設定 し
ま す。
20, 40, 60, 80 mm/s
Z軸の ス ピ ン ド ルア ッ プ速度を設定 し ま
す。
5, 10, 15, 20, 25, 30 mm/s
(XY 軸切削速度)
Z-ES
(Z 軸切削速度)
XY-MS
(XY 軸移動速度 )
Z-MS
(Z 軸ス ピ ン ド ル移動速度 )
1
2
3DJH (または 3DJH )を押して、
ローカルモードの1ページ目を表示させま
す。
) (または )
右の表示にします。
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 1 / 4
セッサクシ゛ョウケン
- - >
テストカット
- - >
テ゛ータクリア
- - >
)を押して、
< セッサクシ゛ョウケン > 1 / 2
XY - ES
* 5 mm / s >
Z - ES
* 2 mm / s >
ファンクションキーを使って、切削速度(XY-ES・ZES)の値を選びます。
3
3DJH を押して右の表示にします。
ファンクションキーを使って、移動速度(XY-MS・
Z-MS)の値を選びます。
4
*1.
3-14
(1'
&(
を押して設定します。*1
を押すと、キャンセルします。
< セッサクシ゛ョウケン > 2 / 2
X Y - MS
* 8 0 mm / s >
Z - MS
* 3 0 mm / s >
F1
切削条件設定の し かた
切削条件に関係するエラ ーについて
切削条件を設定 し 、 リ モー ト モー ド に し た と き に出やすい エ ラ ー表示 と そ の原因を以下に ま と め ま
す。 対処方法に つ い て は参照ペー ジ を ご覧 く だ さ い。
平面検出ス イ ッ チが「オン」または「オー ト 」の時
エ ラ ー表示
原因
① カ ッ タ ーが短すぎ る
[ リモート ]
* トリアツカイ カクニン 1 *
ハカ゛ ミシ゛カスキ゛ルカ
セッサクフカサカ゛フカスキ゛マス
P.5-4
② 切削深 さ が深すぎ る
① 平面検出ス イ ッ チが「オ ン」ま た は「オー ト 」で、 平面補正
量が設定 さ れて いな い
P.5-4
① カ ッ タ ーが長すぎ る
P.5-4
* トリアツカイ カクニン 2
ヘイメン ホセイ リョウカ゛
セッテイサレテイマセン
セッテイシテクタ゛サイ
*
* トリアツカイ カクニン 3
ヘイメン ホセイ リョウカ゛
チイサスキ゛マス
サイセッテイシテクタ゛サイ
*
② 平面補正量が小 さ すぎ る
* トリアツカイ カクニン 4
シュウシ゛ン ノス゛ル ヲ
セットシテクタ゛サイ
*
① 平面検出ス イ ッ チが「オ ン」ま た は 「オー ト 」で、集塵 ノ ズ
ルが取 り 付け ら れて いな い
P.5-4
② 平面補正量や Z 軸基準点を設定す る際に、 集塵 ノ ズル
が取 り 付け ら れて いな い
平面検出ス イ ッ チが「オフ」の時
エ ラ ー表示
原因
① 平面検出ス イ ッ チが「オ フ 」で平面補正量が設定 さ れた
P.5-5
① 平面検出ス イ ッ チ が「オフ」の時、 集塵 ノ ズル を 取 り 付け
た状態で、 切削が 4mm 以上に設定 さ れて い る
P.5-5
* トリアツカイ カクニン 5 *
ヘイメン ケンシュツ スイッチ
カ゛ O F F テ゛ス
カクニンシテクタ゛サイ
* トリアツカイ カクニン 6
シュウシ゛ン ノス゛ル ヲ
ハス゛シテクタ゛サイ
*
3-15
テス ト カ ッ ト のしかた
設定 し た切削条件 (切削速度 ・ 移動速度)、 切削深 さ 、 ア ッ プ量が適正で あ る か、 テ ス ト し ま す。
スター ト 点
で、テストカットのスタート
!
点にカッターを移動します。
)を押すと、ローカ
&( (または
(1'
!
1
ルモードに戻ります。
2
3
4
*1.
3-16
3DJH (または 3DJH )を押して、
ローカルモードの1ページ目を表示させま
す。
) (または )
右の表示にします。
(1'
ます。*1
&(
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 1 / 4
セッサクシ゛ョウケン
- - >
テストカット
- - >
テ゛ータクリア
- - >
)を押して、
を押し、テストカットを開始し
を押すと、キャンセルします。
< テストカット >
E N Dキー : シ゛ッコウシマス
C E キー : トリケシマス
F2
ホス ト か ら デー タ を送る
ホス ト からデー タ を送る
付近を確認する
デー タ を送 る前に、 本装置の 1 m 以内の範囲に人が い な い こ と を確認 し て く だ さ い。
本装置はデー タ を受信す る と す ぐ に動作に入 り ま す。 急にヘ ッ ド やテーブルが動い て、 付近に
い る人の体が本装置に触れて軽傷を負 う 恐れが あ り ま す。
ホ ス ト か ら デー タ を送 る 前に、 設定が正 し いか ・ ワ ー ク が固定 し て あ る かな ど 確認 し 、 次の操作を し
て く だ さ い。
P.6-6) を参照し、スピン
1 「切削条件表」(
ドル回転スピードを調節します。
2
⮬ື
ᡭື
す。
3
ホストの取扱説明書を参照し、データを送
ります。
4
彫刻が終わったら、ワークを取り外します。
⮬ື
ᡭື
を押してリモートモードにしま
[ リモート ]
スヒ゜ンオン
ZD : 1 . 00
ZC : 2 . 00
0KB
C o m . II C
Z - ES : 10
XYES : 40
[ ローカル ] スヒ゜ンオン 1 / 4
セッサクシ゛ョウケン
- - >
テストカット
- - >
テ゛ータクリア
- - >
を押してローカルモード にします。
ヘッド待避 (
P.4-5) でヘッドを待避位置によせ
て、ワークを取り外します。
彫刻を開始 し てか ら 彫刻を途中で停止す る に は、 次の 2 通 り の方法が あ り ま す。
非常停止をする (
P.2-6)
本装置が異常動作を し て、 本装置の故障や作業中の人がケ ガ を負 う 恐れがあ る と き は非常
停止を し ま す。 こ の場合、 電源が切れて送 ら れた デー タ も 全て消え ま す。
ポーズモー ド (一時停止) にする (
P.2-12)
ワ ー ク やテーブルの上に障害物を見つ け た時な ど は、 ポーズ モー ド に し ま す。
こ の場合は停止後障害物を ど け、 彫刻を続行す る こ と が で き ま す。
3-17
日常のお手入れの しかた
電源を入れたまま清掃を し ない
電源を入れた ま ま本装置の清掃を し な い で く だ さ い。
清掃中にヘ ッ ド やテーブルが動 く と 、 ヘ ッ ド カ バー と サ イ ド フ レ ームの間に指が挟ま っ て切断
し た り 、 テーブルです り 傷 ・ 切 り 傷を負 う 恐れが あ り ま す。
清掃を行 う 前に、 必ず電源を切っ て く だ さ い。
カ ッ タ ー刃の刃先に注意
刃先の清掃等で カ ッ タ ー刃付近を触る場合、 十分に注意 し て く だ さ い。
カ ッ タ ー刃は と て も 鋭利な た め、 指を切 る な ど の ケ ガ を す る恐れがあ り ま す。
エアーガンで清掃 し ない
本装置の清掃に、 エ アーガ ン を使用 し な い で く だ さ い。 エ アー を吹き付け る と 、 切 り 粉な ど が
精密部に入 り 、 本装置が故障す る恐れが あ り ま す。 ま た、 切 り 粉が清掃 し て い る人や付近に い
る人の目や口に入 り 、 軽い け が を負 う 恐れ も あ り ま す。
清掃に は、 吸い込み式の掃除機を使用 し て く だ さ い。
本体および付近の掃除
一日の作業が終わ っ た ら 、 次の よ う な方法で清掃を行 っ て く だ さ い。
作業に よ り 、 切 り 粉が多 く 発生 し た と き な ど は、 作業の途中で も 清掃を行 っ て く だ さ い。
3-18
1
本体のテーブル付近のゴミを、掃除機で吸い取ります。
2
カッターを取り外し、スピンドルの周辺を乾いた布などで拭いてください。
3
万一操作パネルに油がかかったら、乾いた布できれいに拭き取ってください。
油を使ったときは、乾いた布で拭いてください。汚れがひどいときは、布にアルコールを含ませて拭き
取ってください。
4章 応用操作・調整
こ の章で は、 応用的な操作や調整の し かた に つ い て説明 し ま す。
4-1
デー タ ク リ アのしかた
受信バ ッ フ ァ 内の デー タ を ク リ ア し ま す。*1
1
3DJH (または 3DJH )を押して、
ローカルモードの1ページ目を表示させま
す。
2
) (または
の表示にします。
3
を押すと、バッファ内のデータ
(1'
がクリアされます。*2
)
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 1 / 4
セッサクシ゛ョウケン
- - >
テストカット
- - >
テ゛ータクリア
- - >
F3
)を押して右
< テ゛ータクリア >
E N Dキー : シ゛ッコウシマス
C E キー : トリケシマス
*1. データクリア実行後も、以前に送信されていたデータはコピーにより再カットできます。
ただし、新しく送信し直されると、データクリア以前のデータは再カットできません。
&(
*2. 3)で
を押すと、データクリアをキャンセルします。
4-2
コ ピーの し かた
コ ピ ーのしかた
受信バ ッ フ ァ 内の デー タ を再カ ッ ト し ま す。
1
2
3DJH (または 3DJH )を押して、
ローカルモードの2ページ目を表示させま
す。
) (または )
右の表示にします。
3
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 2 / 4
コヒ゜ー
- - >
ヘット゛タイヒ
- - >
カットエリア
- - >
F1
)を押して、
< コヒ゜ー >
1/1
E N Dキー : シ゛ッコウシマス
C E キー : トリケシマス
を押すと、コピ-を開始します。*1
(1'
注 1 ) 受信バ ッ フ ァ 内に デー タ がな い と き は エ ラ ー (ERROR C31 デー タ ナ シ) を表示 し ま す。
E R ROR C31
テ゛ータナシ
注 2 ) 受信デー タ は受信バ ッ フ ァ 容量以下 (27M バ イ ト 以下) の デー タ 量で な ければ な り ません。
受信バ ッ フ ァ 容量以上 (27M バ イ ト 以上) の時は、 エ ラ ー (ERROR C32 デー タ ガオオキ イ )
を表示 し ま す。
E R ROR C32
テ゛ータカ゛オオキイ
注3)
コ ピ ー中に、 他の テ ス ト を実行ま た は コ ピ ー を実行 し よ う と す る と 、 エ ラ ー (ERROR 902 ミ
サ ク ズ デー タ ア リ ) を表示 し ま す。
E R ROR 902
ミサクス゛ テ゛ータ アリ
注 4 ) テ ス ト カ ッ ト 、 セル フ テ ス ト は コ ピ ー で き ません。
*1. 3)で
&(
を押すと、コピーをキャンセルします。
4-3
受信デー タ上書き機能と コ ピ ー機能の関係
リ モー ト モー ド で、 彫刻終了後 10 秒以上経過 し てか ら 新 し い デー タ を ホ ス ト か ら 送信す る と 、 本装
置の受信バ ッ フ ァ に あ っ た デー タ は消去 さ れ、 新 し い デー タ に置き換わ り ま す。 新 し い デー タ の彫刻
が終わ り 、 コ ピ ー を行 う と 新 し い デー タ だ け を コ ピ ー し ま す。
受信バ ッ フ ァ
受信バ ッ フ ァ
A
B
彫刻後、 リ モー ト モー ド で 10 秒
以上経過 し てか ら デー タ B を受信
デー タ A を彫刻後、 10 秒経過す る 前に新 し い デー タ を ホ ス ト か ら 送 る と 、 デー タ A の後 ろ に新 し
い デー タ がつ なが り ま す。
デー タ B を彫刻後、 コ ピ ー を行 う と 、 デー タ A と デー タ B の両方を コ ピ ー し ま す。
受信バ ッ フ ァ
A
受信バ ッ フ ァ
彫刻後、 リ モー ト モー ド で 10 秒
未満で デー タ B を受信
A
B
4-4
ヘ ッ ド 退避の し かた
ヘ ッ ド 退避のしかた
ヘ ッ ド を ク ラ ン プ テーブルの左奥に退避 さ せ ま す。
カ ッ タ ーダ ウ ン し て い る と き は、 カ ッ タ ーア ッ プ し てか ら 移動 し ま す。
1
2
3
3DJH (または 3DJH )を押して、
ローカルモードの2ページ目を表示させま
す。
) (または )
右の表示にします。
F2
)を押して、
< ヘット゛タイヒ >
E N Dキー : シ゛ッコウシマス
C E キー : トリケシマス
を押すと、ヘッド退避を開始します。*1
(1'
*1. 3)で
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 2 / 4
コヒ゜ー
- - >
ヘット゛タイヒ
- - >
カットエリア
- - >
&(
を押すと、ヘッド退避をキャンセルします。
4-5
セルフ テス ト のしかた
使用す る ワ ー ク の材質、 厚 さ な ど に よ り 彫刻の品質が異な る こ と が あ り ま す。
そ の よ う な場合、 テ ス ト パ タ ー ン を彫刻 し て品質を チ ェ ッ ク し ま す。
2
3DJH (または 3DJH )を押して、
ローカルモードの3ページ目を表示させま
す。
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 3 / 4
ト゛ウサスイッチ
- - >
セルフテスト
- - >
ツウシンシ゛ョウケン
- - >
F2
でスタート点へヘッドを移動
!
し、X・Y 原点を設定します。(
P.3-6)
(または
)を押すと、ローカ
&(
(1'
!
1
ルモードに戻ります。
3
) (または )
右の表示にします。
)を押して、
ミマキロゴ(L) 大
ミマキロゴ(M) 中
ミマキロゴ(S) 小
4
ファンクションキーを使って好きなサイズ
選びます。右の表示がでます。
表示 1 行目の右端に、選択されたミマキロゴのサイ
ズが表示されます。
5
4-6
&(
1
-
/
-
1
>
>
>
< ミマキ ロコ゛ >
( L )
E N Dキー : シ゛ッコウシマス
C E キー : トリケシマス
を押すと、テストが始まります。*1
(1'
*1. 5)で
< セルフテスト >
ミマキ ロコ゛ ( L )
ミマキ ロコ゛ ( M )
ミマキ ロコ゛ ( S )
を押すと、セルフテストをキャンセルします。
F1
F2
F3
動作ス イ ッ チの切 り 換えかた
動作ス イ ッ チの切り換えかた
動作ス イ ッ チ内に は、 下記の設定項目が あ り ま す。 必要に応 じ て、 設定値を切 り 換え て く だ さ い。
設定項目
ヘ ッ ド 自動退避時間
自動平面検出
コ マン ド & G D P
内容
動作が終了 し てか ら 、ヘ ッ ド が退避す る ま で の時間を
設定 し ま す。
※ オフ
自動平面検出を行わな い
※ オフ
1sec, 3sec
自動平面検出を行 う
オン
自動平面検出 と 平面追従を行 う
オー ト
コ マ ン ド と G D P (分解能) を設定 し ます。
IIc-25*b
IIc-25 : MGL-IIc3 25μm
IIc-10 : MGL-IIc3 10μm
※ IIc-10
Ic1-50 : MGL-Ic1 50μm
Ic-50
Ic1-100 : MGL-Ic1 100μm
Ic1-10 : MGL-IC1 10μm
スピン ドル
設定値
*a
ス ピ ン ド ル回転 を 有効 と す る か無効 と す る か を 設定
し ま す。
Ic-100
Ic-10
※ オン
オフ
ス ピ ン ド ルオ フ に設定す る と 操作パ ネルの ス ピ ン ド
ルオ ン/オ フ ス イ ッ チ、及び コ マ ン ド に よ る ス ピ ン ド
ルオ ン/オ フ 制御は無効に な り ま す。
(ス ピ ン ド ルは回転 し ません)
座標表示単位
ヘ ッ ド 移動時な ど の座標表示単位 を ミ リ 表示に す る
か イ ン チ表示にす る か を選択 し ま す。
※ ミ リ 、 イ ンチ
O H コ マ ン ド の応答値
O H コ マ ン ド の応答値を最大有効エ リ ア値 (イニシャル
値) にす る か、 LL/UR 値 (設定値) にす る か を選択 し
ま す。
※ サイ ダイチ
原点位置
Z 軸方向
セッテイチ
チュ ウオウ
コ マ ン ド の原点位置 (0,0) を中央にす る か左下にす る
か を設定 し ま す。 *a
※ ヒダ リ シタ
Z M コ マ ン ド の Z 座標軸の方向を設定 し ます。
※ プラス
マ イ ナス
*a. 変更した場合、座標系は全てイニシャルされます。また、受信バッファの内容もクリアされます。
*b. コ マ ン ド & G D P を切 り 換え た と き は、 O H コ マ ン ド の応答値 と 原点位置を再確認 し て く だ さ い。
※ 印は初期値を表 し ま す。
4-7
1
2
3DJH (または 3DJH )を押して、
ローカルモードの3ページ目を表示させま
す。
) (または )
右の表示にします。
3DJH を押して右の表示にします。
ファンクションキーを使って、座標表示・スピンド
ル・OH 応答値の値を選びます。
O H 応答値は コ マ ン ド が IIc の時の
み有効で、 Ic1 で は無効です。
4
3DJH を押して右の表示にします。
ファンクションキーを使って、原点・Z 方向の値を
選びます。
原点 ・ Z 方向は コ マ ン ド が IIc の時
のみ有効で、 Ic1 で は無効です。
5
*1. 5)で
4-8
を押して設定します。*1
(1'
&(
F1
)を押して、
ファンクションキーを使って、自動退避・自動平面
検出・コマンド& GDP の値を選びます。
3
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 3 / 4
ト゛ウサスイッチ
- - >
セルフテスト
- - >
ツウシンシ゛ョウケン
- - >
を押すと設定をキャンセルします。
< ト゛ウサスイッチ >
1/3
シ゛トウタイヒ
* オフ >
ヘイメンケンシュツ
* オフ >
コマント゛
* II C - 2 5 >
F1
F2
F3
< ト゛ウサスイッチ >
2/3
サ゛ヒョウヒョウシ゛
* ミリ >
スヒ゜ント゛ル
* オン >
O Hサ゛ヒョウ * サイタ゛イチ >
F1
F2
F3
< ト゛ウサスイッチ >
3/3
ケ゛ンテン
* チュウオウ >
Z ホウコウ ( Z M ) * マイナス >
F1
F2
通信条件設定の し かた
通信条件設定のしかた
RS-232C イ ン タ ー フ ェ ース の通信条件を設定 し ま す。
項目
LCD 表示
意味
転送速度
1200
1200 bps
(ボー レ ー ト )
2400
2400 bps
4800
4800 bps
9600※
9600 bps
19200
19200 bps
38400
デー タ 長
パ リ ティチェ ッ ク
7 ビッ ト
8※
8 ビッ ト
ナシ ※
ス ト ップビッ ト
ハ ン ド シ ェ - ク 方式
38400 bps
7
パ リ テ ィ チ ェ ッ ク し ない
グウスウ
偶数パ リ テ ィ
キス ウ
奇数パ リ テ ィ
1※
1 ビッ ト
2
2 ビッ ト
ハー ド ※
ハー ド ウ ェ ア ハ ン ド シ ェ ー ク
X コー ド
XON/XOFF ハ ン ド シ ェ ー ク
※ 印は初期値を表 し ま す。
1
2
3
3DJH (または 3DJH )を押して、
ローカルモードの3ページ目を表示させま
す。
) (または
の表示にします。
)
) (または )
232C を選択します。
)を押して RS-
3DJH を押して、つぎのページに移り
ます
ファンクションキーを使って、ストップビット・ハ
ンドシェ-クの値を決めます。
前のページに戻りたいときは、 3DJH を押すと
戻ります。
5
< ツウシンシ゛ョウケン >
RS - 232C
- - >
F1
< RS - 232C >
1/2
ホ゛ーレート
* 9600 >
テ゛ータヒ゛ット
*8>
ハ゜リティ
* ク゛ウスウ >
F1
F2
F3
< RS - 232C >
ストッフ゜ヒ゛ット
ハント゛シェーク
F1
F2
>
2/2
*1>
* ハート゛ >
を押して設定します。*1
(1'
*1. 4)で
F3
)を押して右
ファンクションキーを使って、ボーレート・データ
ビット・パリティの値を決めます。
4
[ ローカル ] スヒ゜ンオフ 3 / 4
ト゛ウサスイッチ
- - >
セルフテスト
- - >
ツウシンシ゛ョウケン
- - >
&(
を押すと設定をキャンセルします。
4-9
4-10
5章 エラーの発生と対応
5-1
エラ ー メ ッ セージ と対応
エ ラ ー表示
ERROR C02
メイン RAM
5-2
原因
対応
制御 RAM に異常が発生した
ERROR C04
フラッシュ ROM
システム ROM に異常が発生し
た
ERROR C10
コマンド
コマンドデータ以外のコード
を受信した
ERROR C11
パラメータ
数値範囲外のパラメータを受
信した
ERROR C12
デバイス
不当なデバイス制御コマンド
を受信した
ERROR C20
I/O
通信条件が異なります。
販売店または弊社営業所まで連絡
してください
ホストコンピュータのコマンド設
定を確認してください
ホストコンピュータ側と通信条件
を合わせてください
(
P.4-9)
ERROR C27
バッファオーバー
インターフェイスで異常が発
生した
インターフェイスケーブルを確認
P.4-9)
してください (
ERROR 901
オペレーション エラー
操作パネルで不当なオペレー
ションを実行した
実行できないオペレーションです
取扱説明書の該当ページを参照し
てください
ERROR C31
データナシ
コピーを実行したが、受信バッ
ファにデータが保存されてい
ない
ERROR C32
データガオオキイ
受信済みのデータが大きすぎ
て、コピーができない
コピー機能を参照してください
(
P.4-3)
⮬ື
ᡭື
ERROR 902
ミサクズデータアリ
一時停止中に不当なオペレー
ションを実行した
ERROR 401
モーターアラーム X
ヘッドを動かすモータに過大
な負荷がかかった
ERROR 402
モーターアラーム Y
テーブルを動かすモータに過
大な負荷がかかった
ERROR 403
X オーバー カレント
ヘッドを動かすモータの過電
流エラーを検出した
ERROR 404
Y オーバー カレント
テーブルを動かすモータの過
電流エラーを検出した
キーを押してデータを
カットしてしまうか、受信バッファ
内のデータが不要であれば、データ
クリアを実行してください
(
P.4-2)
一度電源を切って、入れ直してくだ
さい
それでも再び表示する場合は、販売
店または弊社営業所までご連絡く
ださい
エ ラー メ ッ セージ と 対応
エ ラ ー表示
原因
ERROR 461
モータアラーム Z
Z モータに過大な負荷がかかっ
た
ERROR 463
Z オーバー カレント
Z モータの過電流エラーを検出
した
ERROR 510
X ゲンテン ケンシュツ
ERROR 50A
Y ゲンテン ケンシュツ
原点センサの検出ができな
かった
対応
一度電源を切って、入れ直してくだ
さい
それでも再び表示する場合は、販売
店または弊社営業所までご連絡く
ださい
ERROR 511
Z ゲンテン ケンシュツ
ERROR C80
ZM コマンド
操作 ガ イ ダ ン
ス を表示
ERROR C80
ZM コマンド オフスケール
データソウシン ヲ トメテカラ
CE キー ヲ オシテクダサイ
3軸直線補間コマンド (ZM) で
指定した点がオフスケールし
ています。
1. オフスケールしないようにZMコ
マンドのパラメータを変更して
ください。
2. XY 原点、Z 軸基準点の位置をオ
フスケールしない位置に設定し
てください。
5-3
その他のエラ ー表示
[ リモート ]
0KB
原因
カ ッ ト デー タ が有効カ ッ ト エ リ ア を こ え て い ま す。
対応
有効カ ッ ト エ リ ア を大き く し て く だ さ い。
(
* * * *
オフスケール
リモート時
* トリアツカイ カクニン 1 *
セッサクフカサカ゛フカスキ゛マス
テ゛ータソウシン ヲ トメテカラ
C E キー ヲ オシテクタ゛サイ
原因
カ ッ タ ーが短すぎ ま す。
対応
長い カ ッ タ ーに交換 し て く だ さ い。
原因
切削深 さ が深すぎ ま す。
対応
切削深 さ を少な く し て く だ さ い。
深 く 切削 し た い と き は、 「平面検出ス イ ッ チ を 「オ フ 」 に
し て く だ さ い。 (
P.4-7)
ローカル時
* トリアツカイ カクニン 1 *
ハカ゛ ミシ゛カスキ゛ルカ
セッサクフカサカ゛フカスキ゛マス
* トリアツカイ カクニン 2
ヘイメン ホセイ リョウカ゛
セッテイサレテイマセン
セッテイシテクタ゛サイ
*
* トリアツカイ カクニン 3
ヘイメン ホセイ リョウカ゛
チイサスキ゛マス
サイセッテイシテクタ゛サイ
*
* トリアツカイ カクニン 4
シュウシ゛ン ノス゛ル ヲ
セットシテクタ゛サイ
*
原因
自動平面検出が「オ ン」 ま た は「オー ト 」 で 平面補正量が設
定 さ れて い ません。
対応
平面補正量を設定す る (
P.3-10) か、 自動平面ス イ ッ
チ を 「オ フ 」 (
P.4-7) に し て く だ さ い。
原因
カ ッ タ ーが長すぎ ま す。
対応
a の値が 9mm 以上の時平面補正量は
セ ッ ト で き ません。
短い カ ッ タ ーに交換 し て く だ さ い。
* トリアツカイ カクニン 5 *
ヘイメン ケンシュツ スイッチ
カ゛ O F F テ゛ス
カクニンシテクタ゛サイ
5-4
P.3-7)
* * * *
原因
平面検出ス イ ッ チが「オ ン」ま た は「オー ト 」で、 集塵 ノ ズル
が取 り 付け ら れて い ません。
対応
集塵 ノ ズルを取付る (
P.1-11) か平面検出ス イ ッ チ を
「オ フ 」に し て (
P.4-7) く だ さ い。
原因
平面検出ス イ ッ チ が 「オ フ 」 で、 平面補正量が設定 さ れ
ま し た。
対応
Z 軸基準点を設定す る (
P.3-8) か平面検出ス イ ッ チ
を「オ ン」か「オー ト 」 に し て か ら 平面補正量 を 設定 し て く
だ さ い。 (
P.3-10)
その他のエ ラー表示
* トリアツカイ カクニン 6
シュウシ゛ン ノス゛ル ヲ
ハス゛シテクタ゛サイ
原因
平面検出ス イ ッ チが「オ フ 」の時、集塵 ノ ズル を取付け た状
態で切削深 さ が 4mm 以上に設定 さ れて い ます。
対応
集塵 ノ ズル を外 し て く だ さ い。
*
5-5
ト ラブルと対処
次の よ う な ト ラ ブルが起き た と き は、 確認事項を チ ェ ッ ク し て く だ さ い。
電源が入らない
内容
電源ス イ ッ チをオン し て も、 操作パネル上の電源ラ ンプが点灯 し ない
確認事項
対処方法
①電源 ケ ー ブ ル を し っ か り 差 し 込ん で あ り ま す
か?
本体側、 コ ン セ ン ト 側 と も に、 し っ か り 差 し 込ん
で く だ さ い。
P.1-6
P.1-7
②操作 パ ネ ル の ケ ー ブ ル を し っ か り 本体 に 接続
し て あ り ま すか?
し っ か り 本体に差 し 込ん で く だ さ い。
③非常停止ス イ ッ チ を解除 し て あ り ますか?
非常停止ス イ ッ チ を解除 し て く だ さ い。
P.1-6
P.2-6
カ ッ タ ーが下がらない
内容
カ ッ タ ーが下が ら ないまま動作する
確認事項
① Z 軸基準点を設定 し ま し たか?
対処方法
Z 軸基準点を設定 し て く だ さ い。
P.3-8, P.3-9
②バ キ ュ ー ム ホ ー ス が 集 塵 ノ ズ ル を 上 方 向 に
引 っ 張 っ て い ま せんか?
バキ ュ ームホース が つ ら な い よ う に取 り 付け て
く だ さ い。
P.1-12
ス ピ ン ド ルが回転し ない
内容
ス ピ ン ド ルが回転 し ないまま動作する
確認事項
対処方法
① ホ ス ト コ ン ピ ュ ー タ か ら デー タ を送る前に、ス
ピ ン ド ルを回転 さ せて い ま すか?
デー タ を送 る前に、 ス ピ ン ド ル回転を オ ン に し て
く だ さ い。
P.2-7
②ホ ス ト コ ン ピ ュ ー タ か ら ス ピ ン ド ル回転停止
を命令 し て い ませんか?
ホ ス ト コ ン ピ ュ ー タ の取扱説明書に従い、 命令を
解除 し て く だ さ い。
③ 動作ス イ ッ チ の 「ス ピ ン ド ルス イ ッ チ」 がオ フ
に な っ て い ませんか?
動作ス イ ッ チ の「ス ピ ン ド ルス イ ッ チ」を オ ン に切
り 換え て く だ さ い。
P.4-7
5-6
ト ラ ブル と 対処
彫刻がきたない
内容
彫刻 し た線幅が一定 し ていない
確認事項
対処方法
① ワ ー ク を ク ラ ン プ テ ー ブ ル に し っ か り 固定 し
て あ り ま すか?
ワ ー ク を し っ か り 固定 し て く だ さ い。
②集 塵 ノ ズ ル は し っ か り 取 り 付 け て あ り ま す
か?
集塵 ノ ズルを し っ か り 取 り 付け て く だ さ い。
③切 り 粉を し っ か り 吸い込ん で い ま すか?
掃除機の吸引力が落 ち て い な い か確認 し て く だ
さ い。
④バ キ ュ ー ム ホ ー ス が 集 塵 ノ ズ ル を 上 方 向 に
引 っ 張 っ て い ま せんか?
バキ ュ ームホース が つ ら な い よ う に取 り 付け て
く ださい
P.3-3
P.1-11
P.1-12
⑤切削深 さ が少なすぎ ませんか?
切削深 さ を正 し く 設定 し て く だ さ い。
P.3-12
⑥バ リ が出て い ませんか?
切削条件が材料 に あ っ て い る か確認 し て く だ さ
い。
P.3-14
新 し い カ ッ タ ーに取 り 替え て く だ さ い。
S T タイプ ⑦本装置 を 設置 し て い る 台等が ぐ ら つ い て い ま
せんか?
P.6-2
ぐ ら つ き の無い台に設置 し て く だ さ い。
5-7
5-8
6章 付録
6-1
S T カ ッ タ ーについて
カ ッ タ ー刃の取 り 扱いに注意する
カ ッ タ ー刃の先端は た いへん鋭利ですの で、 刃先に さ わ る と 手を切る恐れがあ り ます。 ま た、
カ ッ タ ー刃を お と す と 刃先がかけ、 彫刻品質が悪 く な り ま す。
お取 り 扱い の際に は充分ご注意 く だ さ い。
カ ッ タ ーホルダ に、 カ ッ タ ー刃を セ ッ ト し ま す。
以下の よ う に セ ッ ト し て く だ さ い。
1
ホルダに、カッター刃またはエンドミルを
入れます。
きちんと奥まで入れてください。
2
6-2
ホルダの穴に六角レンチ (1.5mm) を入れ、
矢印の方向に回して締めます。
モー タ ーブ ラ シの交換の し かた
モー タ ーブラ シの交換のしかた
モー タ ーブ ラ シ交換時、 電源コ ー ド を抜 く
電源を入れた ま ま モー タ ーブ ラ シ を交換 し な い で く だ さ い。 カ バー を取 り 外 し て い る と き に万
一ヘ ッ ド が動 く と 、 指を切断す る ・ 爪を は ぐ ・ 手を切る恐れが あ り ま す。
ま た モー タ ー ブ ラ シ の交換中に ス ピ ン ド ルが回転す る と 火傷を負 う 恐れが あ り ま す。
モー タ ー ブ ラ シ を交換す る と き は必ず、 電源 コ ー ド を電源か ら 抜い て く だ さ い。
ス ピ ン ド ルが回転 し な く な っ た ら 、 以下の手順で モー タ ーブ ラ シ を交換 し て く だ さ い。
あ ら か じ め、 ヘ ッ ド を右端に移動 し て お く と 作業が簡単で す。
1
ヘッドを右端へ移動してから電源を切り、
電源コードを抜きます。
2
10 本のネジを外し、ヘッドカバーを矢印の
方向へ外します。
本体のす き間に ネ ジ が落下 し な い
よ う 、 注意 し て く だ さ い。
3
ケーブルを固定している結束バンドを切り
ます。
4
ケーブルを固定しているクランプを外しま
す。
6-3
5
基板から CN7 のコネクタを抜く。
6
ふたを開け、古いモーターブラシをはずし
ます。
• マイナスドライバーを使って、フタを開けてく
ださい。
7
新しいモーターブラシを取り付けます。
• 取り外しと逆の手順で取り付けてください。
• モーターブラシを取り付けるときは、
「- 側」
(手
前)に青色の線、
「+ 側」
(奥)に赤色の線がくる
ように取り付けてください。
• コネクタは、ヘッド基盤の CN7 に差してくださ
い。
6-4
+側
-側
モー タ ーブ ラ シの交換の し かた
8
ケーブルを固定します。
• 新しい結束バンドで、リード線 ( 赤 / 青 ) をモー
ターに固定します。
• ケーブルクランプでブラケットに固定します。
9
配線が完了したら、Z 軸の最上部位置およ
び、最下部位置でケーブルが引っ張られな
いことを確認します。
Z 軸を数回上下させ、ケーブルの動きに異常がないこ
とを確認してください。
モー タ ーブ ラ シ を交換 し て も ス ピ ン ド ルが回転 し な い と き は、 弊社営業所ま で ご連絡 く だ
さ い。
6-5
切削条件表
彫刻の種類や材料に よ っ て、 切削条件 ・ ス ピ ン ド ル回転ス ピ ー ド ・ ツ ールな ど を換え る 必要が あ り ま
す。 下の表の値を目安に し て設定を行 っ て く だ さ い。*1
こ の表は添付 さ れて い る サ プ ラ イ 品の彫刻用カ ッ タ ーに よ る も の です。 そ の他の カ ッ タ ー で は条件
が異な り ま す。
彫刻を する と き
材料
透明ア ク リ ル
白色ア ク リ ル
塩ビ
ABS
金属銘板
彫
刻
カ
ッ
タ
|
ツール
切削深 さ
(mm)
回転数
(rpm)
0.1mm
0.2mm
0.4mm
0.2mm
0.4mm
0.2mm
0.4mm
0.2mm
0.4mm
0.1mm
0.05
0.1 ~ 0.2
0.2 ~ 0.4
0.1 ~ 0.15
0.2 ~ 0.4
0.05 ~ 0.1
0.05 ~ 0.2
0.5 以下
1.1 以下
0.03
14000
14000
12000
14000
14000
14000
14000
14000
14000
14000
0.2mm
0.07
14000
送 り 速度
(mm/s)
XY:10 Z:10
XY:20 Z:10
XY:30 Z:10
XY:15 Z:10
XY:30 Z:10
XY:10 Z: 5
XY:20 Z:10
XY:20 Z: 5
XY:40 Z: 5
XY:2 ~ 5
Z:2
XY:2 ~ 5
Z:2
備考
透明ア ク リ ルに比べ、やわ ら かい為バ リ
が出やすい。
材料が やわ ら か い た め、 バ リ が出やす
い。
平面追従セ ン サーは off で使用す る。
抜き文字をつ く る と き
材料
ア ク リ ル板
(厚 さ 2mm)
ア ク リ ル板
(厚 さ 3mm)
切削深 さ
(mm)
ツール
ス φ1 ~ 2
ト
レ
|
ト
エ φ2 ~ 3
ン
ド
ミ
ル
2.2
3.2
回転数
(rpm)
10000
14000
送 り 速度
(mm/s)
XY: 5 Z: 5
XY:15 Z:10
備考
①2 枚刃よ り も 3 枚刃の方が適 し て い
る。
②塩 ビ 系の材料 で 切 り 粉の排出が悪い
と き は、ね じ れ角の強い カ ッ タ ー を使
用す る。
③ ワ ー ク の下に は ス テ材を使用す る。
モデ リ ング を する と き
材料
ABS
切削深 さ
(mm)
ツール
エン ド ミ ル
(φ3)
3
回転数
(rpm)
10000
送 り 速度
(mm/s)
XY:20 Z:10
備考
①ス ピ ン ド ル回転数が早すぎ る と 、切 り
粉が残 り 汚 く な る こ と が あ る。
②一般的に、 ダ ウ ン カ ッ ト ・ ア ッ プ カ ッ
ト に よ り 切削面の品質が異な る。
③切 り 込み幅が少なすぎ る と 、切削品質
が悪 く な る こ と が あ る。
④側面切削 と み ぞ加工 で は条件が異な
る。
*1. あくまでも目安ですので、うまく行かないときは微調整をしてください。
6-6
サプ ラ イ 品のご案内
サプラ イ品のご案内
次のサ プ ラ イ 品 ・ オ プ シ ョ ン品を ご使用 く だ さ い。 お求めは、 お買い求め の お店ま た は弊社営業所ま
で、 お問い合わせ く だ さ い。
サプラ イ品 ・ オプシ ョ ン品
品名
S
T
タ
イ
プ
用
共
通
品番
仕様
梱包
単位
備考
彫刻カ ッ タ ー S T 0.2
SPB-0014
刃先幅 0.2 ㎜ , テーパー 60°, シ ャ
ン ク φ6, 超硬
1本
彫刻カ ッ タ ー S T 0.4
SPB-0010
刃先幅 0.4 ㎜ , テーパー 60°, シ ャ
ン ク φ6, 超硬
1本
彫刻カ ッ タ ー S T 1.0
SPB-0015
刃先幅 1.0 ㎜ , テーパー 60°, シ ャ
ン ク φ6, 超硬
1本
点字カ ッ タ ー S T
SPB-0016
点字作成用 シ ャ ン ク φ6
1本
エ ン ド ミ ル S T 1.0
SPB-0026
刃先 φ1.0, ハ イ ス , シ ャ ン ク φ6
1本
さ ら い削 り
エ ン ド ミ ル S T 2.0
SPB-0017
刃先 φ2.0, ハ イ ス , シ ャ ン ク φ6
1本
抜文字用
標準添付品
モ デ リ ン グ用
ボールエ ン ド ミ ル S T 2.0 SPB-0018
刃先 R1.0, ハ イ ス , シ ャ ン ク φ 6
1本
モ デ リ ン グ用
カ ッ タ ーホルダ S T φ 6
SPA-0021
φ6彫刻カ ッ タ ー・エ ン ド ミ ル取付用
1本
標準添付品
カ ッ タ ーホルダ S T φ 3
SPA-0024
φ3 エ ン ド ミ ル取付用
1本
B S カ ッ タ ーホルダ
SPA-0026
BS カ ッ タ ー取付用ア タ ッ チ メ ン ト
1本
集塵 ノ ズル 細
SPA-0016
先端 φ11 透明プ ラ ス チ ッ ク 品
1個
標準添付品
集塵 ノ ズル 太
SPA-0015
先端 φ26 透明プ ラ ス チ ッ ク 品
1個
標準添付品
リ レー B O X
OPT-C0078
掃除機接続用 (ON/OFF 制御)
1個
モー タ ーブ ラ シ
SPC-0024
ス ピ ン ド ルモー タ 用,2 ヶ 1 セ ッ ト
モデ リ ン グ用集塵 ノ ズル
SPA-0025
ブラシタ イプ
1 セッ ト
ࢫࣆࣥࢻࣝ
212))
に同期
標準添付品
1個
6-7
ス タ ー タ ーキ ッ ト
品名
6-8
品番
仕様
梱包
単位
彫刻用キ ッ ト
OPT-C0082
彫刻カ ッ タ ー ST (0.2, 0.4, 1.0)
カ ッ タ ーホルダ ST φ6 × 2 本
1式
モ デ リ ン グ用キ ッ ト
OPT-C0083
エ ン ド ミ ル ST (1.0, 2.0)
ボールエ ン ド ミ ル ST 2.0
カ ッ タ ーホルダ ST (φ3, φ6)
モ デ リ ン グ用集塵 ノ ズル
1式
備考
本体仕様
本体仕様
仕様
加工
X 速度
Y
軸 加速度
範囲
ME-300STII
ME-500STII
ME-650STII
310×220mm
483×305 mm
650×440 mm
加工時
0.5, 1, 2, 3, 5, 8, 10, 15, 20, 30, 40, 50, 60 mm/s
移動時
20, 40, 60, 80 mm/s
加工時
0.05 G
移動時
0.3 G
0.5 μm
機能的分解能
最大ス ト ロ ー ク
Z
軸
速度
加速度
60 mm
加工時
0.5, 1, 2, 3, 5, 8, 10, 15, 20, 30 mm/s
移動時
5, 10, 15, 20, 25, 30 mm/s
加工時
0.05 G
移動時
0.3 G
0.25 μm
機能的分解能
スピン ドル
最高回転数
14000 rpm
速度切 り 換え
7000 ~ 14000 rpm ま で無段階可変
セ ッ ト 可能最大 ワ ー ク 厚
テーブル平面精度
50 mm
0.2 mm
0.2 mm
0.3 mm
距離精度
±0.1 mm / 300 mm ま た は移動距離の ±0.2%の ど ち ら か大き い方
直角精度
± 0.3 mm / 300 mm 以下
反復精度
0.05 mm 以下
± 0.1 mm
原点再現性
MGL-IIC3, MGL-IC1*a
コ マン ド
プ ロ グ ラ ムス テ ッ プ
MGL-IIC3
25μm, 10μm
MGL-IC1
50μm, 100μm, 10μm
テーブル積載最大重量
操作パネルに よ る切 り 換え
20 ㎏以下
受信バ ッ フ ァ 容量
27M バ イ ト
イ ン タ フ ェ ース
RS-232C, USB2.0
電源電圧
単相 AC 100 - 240V
電源周波数
50 / 60 Hz
消費電力
450W 以下
使用環境
5 ~ 40 ℃
35 ~ 75% (Rh) 結露無き こ と
精度保証範囲
10 ~ 25 ℃
45 ~ 65% (Rh) 結露無き こ と
外形寸法 (W)×(D)×(H)
本体重量
540×630×530mm
785×750×530 mm
880×940×510mm
50 ㎏以下
82 ㎏以下
95 ㎏
*a. (a)MGL-IIC3 は、HP-GL 準拠および CAM-GLII MODE2 準拠の専用コマンドです。
(b)MGL-IC1 は、GP-GL 準拠の専用コマンドです。
6-9
イ ン タ ー フ ェ イ ス仕様
① 仕様
(CCITT V24, EIA RS-232C, JIS X5101)
転送方式:
調歩同期式
転送速度:
1200, 2400, 4800, 9600, 19200, 38400 bit/sec
ストップビット:
1, 2 bit
パリティチェック: 偶数、奇数、無し
7, 8 bit
データ長:
② デー タ 信号形式例
ピン
6-10
略号
名称
1
FG (AA)
保安用接地
2
SD (BA)
送信デー タ
3
RD (BB)
受信デー タ
4
RS (CA)
送信要求
5
CS (CB)
送信可
6
DR (CC)
デー タ セ ッ ト レ デ ィ
7
SG (AB)
信号用接地
20
ER (CD)
デー タ 端末 レ デ ィ
信号の方向
本
装
置
ホ
ス
ト
コ
ン
ピ
ュ
|
タ
イ ン タ ー フ ェ イ ス仕様
6-11
索引
A
い
A B S .........................................................................................6-6
一時停止キー ........................................................................ 2-3
移動部 ............................................................................................... 9
イ ン タ ー フ ェ イ ス コ ネ ク タ ....................................... 1-4
イ ン タ ー フ ェ イ ス仕様 ............................................... 6-10
E
EMERGENCY ス イ ッ チ ....................................................1-4
え
L
L C D 表示 .............................................................................2-3
O
エ ラ ー表示 .............................................................................. 5-4
エ ラ ー メ ッ セー ジ ............................................................. 5-2
エ ン ド キー .............................................................................. 2-3
エ ン ド ミ ル .............................................................................. 6-7
塩 ビ ............................................................................................... 6-6
O H コ マ ン ド の応答値 .................................................4-7
お
オ プ シ ョ ン品 ........................................................................ 6-7
オ リ ジ ン セ ッ ト キー ....................................................... 2-3
S
S T カ ッ タ ー .......................................................................6-2
か
U
USB イ ン タ ー フ ェ イ ス ..................................................1-4
カ ッ タ ーホルダ ........................................................1-2, 6-7
カ ッ ト エ リ ア ..........................................................2-10, 3-7
稼動中 ............................................................................................... 9
X
X Y 座標ムーブ キー ......................................................2-3
X ・ Y 軸原点 ................................................................. 9, 3-6
X 軸 ...................................................................................................9
Y
き
危険............................................................................................... 3, 5
基準ス ケール .............................................................1-4, 3-3
基本的な作業手順 ............................................................. 3-2
キ ャ ン セルキー ................................................................... 2-3
金属銘板 ................................................................................... 6-6
Y 軸 ...................................................................................................9
く
Z
Z
Z
Z
Z
軸 ...................................................................................................9
軸基準点 ............................................. 9, 2-3, 2-10, 3-8
軸方向 ..................................................................................4-7
軸ムー ブ キー ..................................................................2-3
あ
ア ッ プ量 ....................................................... 2-3, 3-12, 3-13
ク ラ ン プ治具 .............................................................1-2, 3-4
ク ラ ン プ テー ブル ..................................................1-4, 3-3
け
警告............................................................................................... 3, 5
原点位置 ................................................................................... 4-7
こ
コ ピ ー ...................................................................................... 2-10
コ マ ン ド & G D P ............................................................ 4-7
6-12
索引
さ
て
サー ビ ス電源接続口 ........................................................1-4
座標表示単位 .........................................................................4-7
サ プ ラ イ 品 ..............................................................................6-7
デー タ ク リ ア ..........................................................2-10, 4-2
デー タ 長 ......................................................................4-9, 6-10
テ ス ト カ ッ ト .......................................................2-10, 3-16
電源 イ ン レ ッ ト ...................................................................1-4
電源ケーブル ................................................. 1-3, 1-6, 1-7
電源ス イ ッ チ ........................................................................1-4
電源のオ ン/オ フ .............................................................2-4
電源 ラ ン プ ..............................................................................2-3
転送速度 ......................................................................4-9, 6-10
し
自動/手動キー ...................................................................2-3
自動平面検出 ................................... 3-8, 3-9, 3-10, 4-7
集塵 ノ ズル .................................................................. 1-2, 1-4
初期動作 ....................................................................................2-4
と
す
ス タ ー タ ーキ ッ ト ..............................................................6-8
ス ト ッ プ ビ ッ ト .................................................... 4-9, 6-10
ス パナ ..........................................................................................1-3
ス ピ ン ド ル .................................................................. 2-7, 4-7
ス ピ ン ド ル O N / O F F .........................................2-3
ス ピ ン ド ル回転ス ピ ー ド .............................................2-7
せ
動作ス イ ッ チ ..........................................................2-10, 4-7
透明ア ク リ ル ........................................................................6-6
ド ラ イ バー ..............................................................................1-3
ト ラ ブル ....................................................................................5-6
取扱説明書 ..............................................................................1-3
ぬ
抜き文字 ....................................................................................6-6
切削条件 .......................................................2-10, 3-14, 6-6
切削深 さ /ア ッ プ量キー .............................................2-3
接地ア ダ プ タ ............................................................. 1-3, 1-7
設置スペース .........................................................................1-5
設置場所 ....................................................................................1-5
セル フ テ ス ト .......................................................... 2-10, 4-6
バキ ュ ームホース ................................................. 1-2, 1-4
白色ア ク リ ル ........................................................................6-6
パ リ テ ィ チ ェ ッ ク ...............................................4-9, 6-10
ハ ン ド シ ェ - ク 方式 ........................................................4-9
そ
ひ
操作パ ネル ..............................................................................1-4
操作パ ネル用 コ ネ ク タ ..................................................1-4
掃除 ............................................................................................3-18
非常停止 ......................................................................2-6, 3-17
た
フ ァ ン ク シ ョ ン キー ........................................................2-3
付属品 .........................................................................................1-2
は
ふ
待機時............................................................................................... 9
へ
ち
注意 ......................................................................................... 3, 6, 7
彫刻 ...............................................................................................6-6
彫刻時............................................................................................... 9
彫刻用カ ッ タ ー ...................................................................1-2
調整つ まみ .................................................................. 1-4, 2-7
ペー ジ (ア) キー ...............................................................2-3
平面セ ン サーア ジ ャ ス タ .............................................1-2
平面追従 ..........................................................................................9
平面補正量 ...........................................................................3-10
ヘ ッ ド ............................................................................. 1-4, 4-5
ヘ ッ ド 自動退避時間 ........................................................4-7
ヘ ッ ド 退避 ................................................................2-10, 4-5
つ
ツ ール............................................................................................... 9
通信条件 ..................................................................... 2-10, 4-9
6-13
ほ
ポーズ モー ド .......................................................2-12, 3-17
ボー レ ー ト ..............................................................................4-9
保守スペース ........................................................................1-5
ホ ス ト ................................................................................ 9, 3-17
本体仕様 ....................................................................................6-9
も
モー タ ーブ ラ シ ............................................1-2, 6-3, 6-7
モー ド .........................................................................................2-8
モ デ リ ン グ ..............................................................................6-6
よ
用語の定義 ....................................................................................9
り
リ モー ト モー ド ................................................................2-11
両面テー プ .................................................................. 1-3, 3-4
ろ
ロ ー カ ルモー ド ...................................................................2-9
六角 レ ン チ セ ッ ト .............................................................1-3
わ
ワ ー ク ...............................................................................................9
ワ ー ク の取 り 付け かた ..................................................3-3
6-14
D202837-10-15052015
Printed in Japan
© 2015 MIMAKI ENGINEERING CO., LTD. All rights reserved.
IT
FW: 1.20