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ハイハイ店番10 品番 EL3110K
施工説明書
EL3110K
¡正しい施工をしていただくため、必ずお読みください。
¡施工するには、電気工事士の資格が必要です。
¡施工後、必ず施主様に商品説明をしていただき、取扱説明書と施工説明書などをお渡しください。
¡保証書に必ず必要事項を記入してください。
¡万一、施工説明書にしたがわず施工された場合の事故や故障などについては責任を
負い兼ねることがあります。
¡取付用なべタッピンネジ(4×25)
(店番本体のボディに付属)…2本 ¡減光板………………………………………1コ
(化粧フード取付用)…4本 ¡取扱説明書…………………………………1枚
¡取付用なべタッピンネジ(4×16)
¡ Uボルト…………………………………4コ ¡施工説明書(本紙)………………………1枚
¡店番本体は屋内専用です。屋外には設置しないでください。
¡店番本体のAC100V電源を入れてから、正常に検知できる状態になる
まで約5秒かかります。
必ず電源(AC100V)を切った状態で施工する。
活線工事は感電や故障の原因となります。
AC100V用電源線は確実に締め付ける。
締め付けが不十分な場合、発熱するおそれがあり、火災や焼損の原因となります。
水や雨のかかる場所(屋外など)および湿気の多い場所(浴室など)には
設置しない。
感電の原因となります。
禁止
小勢力端子にAC100V用電源線を接続しない。
発火・発煙の原因となります。
¡検知器および押ボタンなどの小勢力配線は、AC100V配線から50cm
以上離してください。
¡配線の途中で電線接続する場合は、ハンダ付処理か圧着スリーブ処理を
行い、その後テーピングで絶縁してください。
電線をよじっただけでは、接触不足や、長期間使用中に電線表面が酸化
し接触不良をおこし、誤作動や動作しないなどの原因となります。
¡接続機器については、その商品に付属の説明書をよくお読みください。
絶対に分解(指定以外の分解)したり、修理・改造しない。
■ハイハイ店番本体と検知器の使用条件
4
¡音色の選択ができます。 端子への配線はお好みの音色に
合わせて行ってください。
¡ハイハイ店番4熱線式検知器(EL230421K)
(別売)を接
4
ほかの検知器および受光器を接続
続している 端子には、
しないでください。
¡来客報知用押ボタンは検知器および受光器が接続されてい
4
る 端子へは接続しないでください。
(検知器および受光器と押ボタンの音色を区別するため)
4
¡熱線式検知器は赤外線式検知器の接続していない 端子
に各2台まで接続できます。
■次のような場所には設置しないでください。(誤動作や故障の原因となります。)
同じ検知器を
使用する場合
2台まで
2台まで
2セットまで
赤外線式検知器を
1台または1セット
使用する場合
1台まで
1台まで
1セットまで
③
④
⑤
検知器
押釦
受光器
※ は
増設器具です。
②
投光器(付属)
いらっしゃい店番4検知器(EL820431K)
(別売)
または
ハイハイ店番4(エコー方式)検知器(EL810431)
(別売)
ハイハイ店番4熱線式検知器(EL230421K)
(別売)
報知制御負荷機器(別売)
¡報知時、AC/DC30V 1Aまでの負荷機器を作動できます。
(無電圧接点)
増設スピーカー、
1台のみ(8Ω)
(別売)
EK3410,EK3411,EK3430を接続する場合
EK3423K,EK3444K,EK3464K,
EK3481K,EK3453Kを接続する場合
電 源
AC100V
電 源
AC100V
受光器
③
④
⑤
①
受光器(付属) 投光器(付属)
ブー ポロロン ピンポン
②
検知器
検知器
ブー ポロロン ピンポン
③
④
⑤
①
②
受光器(付属) 投光器(付属)
電源
−
−
+
COM
NO
ネジ
NC
ハイハイ店番本体
(EL23001K)
−ドライバー
電源
電源
+
COM
電源
出力
出力
出力
F
F
出力
NO
NC
熱線式検知器4(別売) 熱線式検知器4(別売)
(EK3410,EK3411,EK3430)(EK3410,EK3411,EK3430)
ハイハイ店番本体
(EL23001K)
(
熱線式検知器(別売)
EK3423K,EK3444K,EK3464K
EK3481K,EK3453K
)(
熱線式検知器(別売)
EK3423K,EK3444K,EK3464K
EK3481K,EK3453K
)
レンズ部
■配線可能距離
80cm∼100cmが最適
注 報知・警報制御負荷端子への
※50cm以下では動作しない
場合があります。
例3
配線は接続機器の配線可能距
離にしたがってください。
配線区間
使用電線 0.5
または
φ0.8
店番本体∼検知器
店番本体∼投・受光器、
来客報知用押ボタン 30m
店番本体∼増設スピーカー
¡投・受光器の有効検知距離は約10mです。
( 4 端子へ各2台)
( 4 端子へ各2台)
※2台接続する場合は、並列接続してください。
投光器
¡投・受光器のレンズ部はネジをゆるめると、
上下(40°
)、左右(180°
)に動き、
各種方向(例1∼3)の取り付けができます。
例2
4台まで
熱線式検知器4(別売)
・熱線式検知器(別売)の接続方法
投光器
例1
4台まで
ハイハイ店番本体(EL23001K)
●2台並行して取り付ける場合は
投光器および受光器を同じ側に
取り付けないでください
受
光
器
6台まで
※来客報知用押ボタンは、検知器および
来客報知用
受光器が接続されている 4 端子へは
押ボタン(別売) 接続しないでください。
報知制御負荷 増設スピーカ
(無電圧接点) 1台のみ(8Ω)
AC/DC30V 1A
〔ガラスの外は検知しません。〕
■投・受光器の取付位置
③
④
⑤
ブー ポロロン ピンポン
L1 L2
電源
警報制御負荷
AC100V(無電圧接点)
AC100V 1A
■検知エリアの説明
6台まで
( 4 端子へ各2台)
( 4 端子へ各2台)
①
受光器(付属)
同じ側に取り付けると、
もう一方の投
光器の光が回り込み、動作しない場
合があります。
EK3464K,EK3481K
EK3453K
注 ③④⑤の配線には極性があります。端子番号を合わせてください。
S0 S1
●受光器に太陽光やヘッドライトの
直射光、反射光が当たる場所また
強力な電気的雑音が入る場所
EK3410,EK3411
ハイハイ店番4
EK3430
熱線式検知器
熱線式検知器
(EL230421K) EK3423K,EK3444K
投光器・受光器
(エコー方式) 店番4
EL311051,EL311071
検知器
検知器
EL313051,EL313071
(EL810431) (EL820431K)
(2008年7月現在)
●人や物が当たる場所
ぐらつきやすい不安定な場所
(必ずこの範囲で使用してください。)
熱線式検知器4
検知器の使用条件 ハイハイ店番4 いらっしゃい
●汚水や海水のかかる場所
●検知エリア内に
障害物のある場所
熱線式検知器
■配 線 図
検知エリアをカーテンが
遮らないように取り付け
てください。
投
光
器
接続可能台数
赤外線式検知器
誤って配線すると、故障の原因となります。
電 源
AC100V
警報制御負荷機器(別売)
¡警報時、AC100V 1Aまでの負荷機器
を作動できます。
(無電圧接点)
感電の原因となります。
分解禁止
●カーテンなど検知エリア内に
動くものがある場所
¡接続する商品は別途お買い求めください。
¡接続機器については、その商品に付属の説明書をよくお読みください。
法
無極性
必ず守る
方
配線上のご注意
(化粧フード取付用)…8本 ¡保証書………………………………………1枚
¡取付用なべ小ネジ(M4×10)
施工上のご注意
警告
線
(投・受光器取付用)…2本 ¡パナソニック電工お客様ご相談窓口のご案内…1枚
¡取付用なべ小ネジ(M4×10)
付属品
安全上のご注意
■必ずお守りください
配
(投・受光器取付用)…2本 ¡取付金具……………………………………2コ
¡取付用なべ小ネジ(M4×8)
0.75
または
φ1.0
1.25
または
φ1.2
2.0
または
φ1.6
■音色の選択
50m
50m 80m 130m
100m
報知側
警報側
音 色
ピンポン
ポロロン
ブー ピーポー
音量(可変)
65dB以上
65dB以上
65dB以上
70dB以上(可変不可)
鳴動時間
約3秒
約6秒
約2秒
約3∼60秒(可変)または連続
来客報知用押ボタンを押した場合
増設スピーカーを接続した場合
報知音は店番本体のモードに関係なく
4 端子で選択された音が鳴ります。また、報知
制御負荷に接続した機器も動作します。
増設スピーカーは、店番本体と同じ音色で
鳴ります。
店番本体の取付方法
投光器・受光器の取付方法
フック
カバー
+8
0
51
+5
Uボルト
(付属)
電線管
通線穴
電線引出口
取付用なべ小ネジ
ボックスネジ(2本)
(付属)
(スイッチボックスに付属) (M4×10)
コンクリート
固めをする
ハンダ付処理
+5
90 0mm
取付ピッチ
83.5mm
ができます。
調整時のご注意
2
投光器を調整する
1 結線完了後、店番本体の電源を
3 照らしている光の中心(直径約2mmの輪)が焦
入れる。
点板の「+」印にくるように投光器のレンズ部を
動かして調整し、調整後カバーを取り付ける。
以内)から強力ライトなどで投光
器に向かって正確に照らす。
受光器
レンズ部
投光器
スピーカー用コネクタ
「オートストップ」側(出荷時)
警報時間調整切替スイッチ
動作表示灯
消灯
減光板
(付属)
消灯
焦点板
動作表示灯
赤色点灯
注
手や帽子などでおおって、焦点板表面を
薄暗くすると、光の中心がよくわかります。
■施工後の動作確認方法
注
消灯
減光板で遮光したとき、動作表示灯が赤
色点灯する場合は光軸調整が不十分です
1
6
から手順 ∼
を再度行ってください。
注
動作表示灯が消灯しない場合は、
1
5
手順 ∼
を再度行ってください。
状態
¡電源スイッチを入れる。
警報時間
調整ツマミ
全く動作しない
誤動作する
動作表示灯(赤色)
¡人などを検知すると
赤色点灯します。
短(約3秒)
連続
長(約1分)
投光器
7 光軸調整後、光線を遮光して店番本体
の動作を再確認してください。
■異常時の点検
¡必ず店番本体の報知・警報モードの設定をして動作の確認
を行ってください。切モードでは検知しても店番本体は動
作しません。
「連続」側
受光器
警報時間調整
時々動作しない
〈カバーをはずした状態〉
焦点板
押し込む
¡検知エリア内のどこを通過しても、受光器の動作表示灯お
よび店番本体、接続機器が正しく動作することを確認してく
ださい。
※来客報知用押ボタンが接続されている場合は、来客報知
用押ボタンも押して確認してください。
注 配線を通線穴に通す場合は、AC100V配線と小勢力配線を
分離して別々の通線穴に通してください。
オートストップの場合
の減光板を使って遮光しても、動作表示灯
が消灯していることを確認し、カバーを取
り付ける。
(赤色)が消灯することを確認する。
注 電源を入れてから、正常に検知できる状態になるまで
約5秒かかります。
通線穴
(小勢力配線)
6 受光器の焦点板を押し込んだ状態で付属
焦点板の「+」印に光の中心がくるように
調整する。
強力ライト
カバー
¡通線穴を使用してください。
¡配線方向に合わせてノックアウト部をニッパーなど
で切り取って配線してください。
調整を確認する
焦点板
投光器へ
露出配線する場合
4 2 3 と同様に投光器から受光器を照らし、
受光器
焦点板
¡店番本体の報知音、警報音を鳴動させない場合
スピーカー用コネクタを抜いてください。
3
受光器を調整する
5 受光器の焦点板を押し込み、動作表示灯
光の中心
カバー
「オートストップ」側…警報時間調整ツマミにより約3∼60秒
までの可変設定ができます。
「連続」側……………連続して鳴動します。
オートストップ
圧着スリーブ処理
¡強力ライトまたは投光機(AC100V 100W以上)と付属の減光板を使って光軸調整を行ってください。
¡日差しの強い屋外では光軸調整が行いにくい場合があります。曇りや夕方の薄暗いときに調整を行ってください。
また手や帽子などで焦点板表面を薄暗くすると、光の中心がよくわかり調整しやすくなります。
¡光軸調整は二人で作業すると効率的に調整できます。一人で調整する場合は脚立などに強力ライトまたは投光機を固定して調整を行ってください。
警報時間の設定方法・報知音、警報音の鳴動設定
ノックアウト部
電線
■光軸調整のしかた
2 受光器の近く(受光器より30cm
ボディ
電線をよじっただけでは、接触不足や、長期間使用中に電線表面が酸
化し接触不良をおこし、誤作動や動作しないなどの原因となります。
コンクリート土台
1
通線穴(AC100V配線)
リーブ処理を行い、その後テーピングで絶縁してください。
電線
ボディ
カバー
止めネジ
80cm∼100cm
アンカボルト
壁面
¡ 警報時間調整切替スイッチで警報モード時の警報時間の設定
小勢力配線
注 配線の途中で電線接続する場合は、ハンダ付処理か圧着ス
¡コンクリート固めをする方法
80cm∼100cm
電線管
取付用なべ小ネジ
(M4×10)
(付属)
取付用なべタッピンネジ
(4×16)
(2本)
(付属)
化粧フード
●電線管固定方法
JIS1コ用スイッチ
ボックス
注 AC100V配線と小勢力配線の間には内線規程3102-7により、
堅ろうな隔壁を取り付けて絶縁してください。
JIS1コ用
スイッチボックス
ナット
42mm
ボックス取付の場合
隔壁
mm
¡アンカボルトを使用する方法
コネクタ付
リード線
51 +8
0m
m
周囲に造営面
がない場合
●一般造営材取付の場合
取付用なべ小ネジ
(M4×10)
(付属)
ドライバー
AC100V
配線
取付用なべ小ネジ
(M4×10)
(4本)
(付属)
取付金具
(付属) ●電線管取付の場合
3mm∼4mm
90 0 mm
1.カバー止めネジをゆるめ、カバーを開ける。
2.コネクタ付リード線をはずす。
3.通線穴に電線を通してボディを付属の取付用なべ タッピンネジ(4×25)
(2本)で壁面に固定する。
4.電源スイッチを「OFF」側にする。
(配線方法参照)
5.結線する。
6.警報時間を設定する。
(警報時間の設定方法参照)
7.カバーのコネクタ付リード線をボディのコネクタ
受けに差し込む。
8.配線に間違いがないか確認のうえ、電源スイッチを
「ON」側にする。
9.カバー上部のフックをボディに引っ掛け、カバーを
カバー止めネジで固定する。
取付用なべ小ネジ
(M4×8)
(付属)
取付ピッチ
83.5mm
ボックスなし取付の場合
●ボックス取付の場合
取付用なべタッピンネジ(4×25)
(2本)
(ボディに付属)
AC100V配線
電源スイッチ
小勢力配線
点検
処置
¡店番本体の通電表示灯が消灯して
いませんか。
店番本体のカバーをはずし、電源を
入れる。
¡店番本体の警報表示と報知表示が
いずれも消灯していませんか。
警報押ボタンもしくは、報知押ボタン
を押す。
¡店番本体と受光器間の配線が断線
または、はずれていませんか。
断線を直し、ゆるんだ端子を締め付ける。
¡電源を入れてから5秒以上経過
していますか。
約5秒間待ってから、動作の確認を
行う。
¡投光器および受光器の検知窓が
ホコリや水滴で汚れていませんか。
やわらかい乾いた布でふき取る。
シンナー、ベンジン、殺虫剤などの化
学薬品は商品の表面をいためますの
で使用しないでください。
¡受光器の検知窓に投光器からの光
線が正しく当たっていますか。
投・受光器のカバーをはずし、受光器の動
作表示灯が完全に消えるまで受光器(投
光器)を動かして、光軸調整を行う。
光軸調整は店番本体の電源スイッチ
を「ON」側にして行ってください。
¡店番本体と受光器間の配線のうち④⑤端
子間の配線がショートしていませんか。
配線のショートを直す。
¡投光器と受光器の間に障害物が
ありませんか。
障害物を取り除く。
¡太陽光の強い反射、ヘッドライトな
どの光が当たっていませんか。
遮光できる板などを取り付ける。
取付場所を変更する。
¡検知距離が10mを越えていませんか。
10m以内になるよう、施工し直す。
¡電源電圧が不安定になっていませんか。
電源電圧を適正にする。
投・受光器は動作 ¡接続機器への配線が断線または
するが、接続機器 短絡していませんか。
¡端子のゆるみはありませんか。
が動作しない
配線の断線または短絡を直す。
ゆるんだ端子を締め直す。
8A1 720 00001
M0595-10708Y