1
Download NTT専用回線用避雷器
Transcript
仕様書 Ｍｏｄｅｌ サージハンター Ｒシリーズ ＲＦ－４８Ｅ ＮＴＴ専用回線用避雷器 ■ 形式 ■ 対応規格 ＲＦ－４８Ｅ ＪＩＳ Ｃ ５３８１－２１準拠 ＤＣ４８Ｖ系 アースリターン ＲｏＳＨ指令適合 ■ 特長 ■ 用途 ・サージ吸収能力が大きく放電耐量が大きい。 専用回線（アースリターン方式）テレメータ 有線 ・応答速度が早い。 ・ＤＩＮレールに取り付け可能です。 ■ 性能 最大連続使用電圧 Ｕｃ ・省スペースでしかも軽量です。 ±６６ＶＤＣ Ｌ－ＳＧ ±９０ＶＤＣ 線間 動作開始 線接地間 ＳＡ－Ｅ ２２５～３４５Ｖ 電圧 線接地間 Ｌ－Ｅ ３００～４３０Ｖ 制限電圧 線間 Ｕｐ ■ ブロックダイヤグラム Ｌ－ＳＧ ±１８７Ｖ （８／２０μｓ） ５， ０００Ａ （８／２０μｓ） 応答時間 ０．１μｓ以下 応答時間 線間 Ｌ－ＳＧ ０． ００１ｎｓ以下（素子のみの実力値） 線接地間 Ｌ，ＳＧ －Ｅ ± ９ ５ Ｅ １３ 機器の ＦＧより Ｌ－ＳＧ １μＡ以下 （最大連続使用電圧にて） Ｌ－ＳＧ ６１０ｐＦ以下 ８ Ｌ２ 漏れ電流 線間 線間 ± １２ Ｌ１ サージ電流耐量 静電容量 カテゴリＣ２，Ｄ１ ＺＤ ４ ± Ｌ２ ＳＨ シールド 線用端子 短絡板 接地端子 １００Ω 以下 ３ｐＦ以下 （ＳＧ－Ｅ開放時） Ｇ ± Ｌ１ Ｅ Ｚ １４ １ ＳＡ Ｇ ＊ Ｅ ＊ 端子ＳＨは端子Ｅと場所が離れる場合、又は 接地しない場合は端子ＳＡと短絡してください。 ■ 設置仕様 使用温度範囲：－１０～＋６０℃ 使用湿度範囲：５～９０％ＲＨ以下 （結露しないこと） 寸 法：Ｗ２２×Ｈ７１×Ｄ６７ 重 量：約６０ｇ ＺＤ：シリコン吸収素子 Ｇ：ギャップ式吸収素子 Ｌ１，Ｌ２：ライン符号 Ｅ：接地端子（Ｄ種接地） Ｚ：酸化亜鉛吸収素子 ＳＡ：サージ吸収素子 ＳＨ：シールド線 ＦＧ：フレームグランド ■ ソケット仕様 （標準付属品） 形 式：ＰＹＦ０８－Ｓ 構 造：プラグイン構造 接 続 方 式：Ｍ３ねじ端子接続（締付トルク１．２Ｎ・ｍ以下） 端子ねじ材質 ：鉄にクロメート ハウジング材質：黒色プラスチック（難燃性） 取 付：直取付けまたはＤＩＮレール取付け（３５ｍｍ巾） ■ 外形寸法図 （単位：ｍｍ） ６ ソケット部 ■ 端子配列 ±０．２ １５ ６ エレメント部 ８－３×８ セムスねじ ４ １ ±０．３ ５９ ７１ ３５．５ 名称 シール ８ ５ 端子 名称 サージ アブソーバー ライン 本体 固定ねじ シールド 取付け穴 ２－Ｍ４ 又は φ４．５穴 ３０ ６７ ２０１４．１０．０９ 更新 ２２ １２ ９ 接地 番号 １ 符号 ＳＡ ８－１２ Ｌ１ ５－ ９ Ｌ２ ４ １３－１４ ＳＨ Ｅ １４ １３ 短絡板 （付属） １３－１４ 短絡用 図番ＺＳ－５２２ サージハンター 取扱説明書 ｉｇｈｔｎｉｎｇ ｒｒｅｓｔｅｒ Ｍｏｄｅｌ サージハンター Ｒシリーズ ＲＦ－４８Ｅ ＮＴＴ専用回線用避雷器 ■ 各部名称 （単位：ｍｍ） ■ 効果的な渡り配線 ソケット部 ６ セムスねじ ８－３×８ 圧着端子の幅は６ｍｍ以下をご使用ください。 避雷器 被保護機器 Ｅ ＦＧ エレメント部 渡り配線 Ｅ パネル接地 ７１ 固定用ねじ 取り替え作業はエレメントを軽く引きながら、 ねじを緩めてください。 接地 １００Ω以下 保護したい機器のフレームグランド端子 を避雷器の端子Ｅに接続してからパネル 接地端子に接続すると、被保護機器には 雷サージが及ばないようになります。 取り付け穴（適応ねじＭ４） パネルに直付けの場合に、ご使用ください。 接地配線用端子（１３－１４番） 短絡板（付属）はずさないでご使用ください。 ■ 効果的なシールド端対策 ＤＩＮレール脱着用フック ＤＩＮレールよりソケットごと取りはずす場合、 マイナスドライバーなどをご使用ください。 ２２ Ｌ１ Ｌ２ ＧＮＤ Ｅ ■ 接続例 雷サージ 被 保 護 機 器 雷サージ Ｌ１ Ｌ２ ＧＮＤ シールド線 非接地端はＺｎＯで 電位上昇を抑える。 本器に内蔵ＳＧ端子 Ｅ Ｓ Ｓ Ｒ Ｒ ＳＨ ＳＨ ※ ＦＧ 伝送器 接地端子 １ ※ ４ ５ ８ ８ ＳＡ ＳＨ Ｌ１ Ｌ２ １３ １４ 吸 収 素 子 ５ ４ ＦＧ １ Ｌ２ Ｌ１ ＳＨ ＳＡ 吸 収 素 子 Ｓ：ＳＥＮＤ 送信 Ｒ：ＲＥＣＥＩＶＥ 受信 ＳＡ：サージ吸収素子 Ｌ１，Ｌ２：ライン符号 ＳＨ：シールド線用端子 ＦＧ：フレームグランド ９ ※ １２ ※ ＳＨの接続は必要に応じて短絡してください。ＳＨを 直接接地できない場合、避雷器のＳＡに接続することにより、 内蔵のサージアブソーバーで空間放電を抑制することができます。 １２ 被 保 護 機 器 伝送器 １３ １４ 接地端子 ９ 端子⑧－⑤の変わりに ⑫－⑨を使用しても良い ■ 接続方法 １）ライン端子は双方にＬ１，Ｌ２端子を設けています。配線に便利な方をご使用ください。 追加工事などの場合などは並列接続が便利ですができる限りサージの侵入側で配線を短くおこなってください。新設の場合、 ソケットの端子で中継する要領で配線されることをお勧めします。 ２）接地工事はＤ種接地（１００Ω以下）にて必ずおこなってください。 接地線はできる限り最短距離で２ｍ㎡以上を使用して、避雷針アースや高圧電力アースとの共用は避けてください。 ■ 使用上の注意事項 １）取り付け時、形式の確認をおこなってください。ソケットにエレメントの形式を表示しています。 ２）絶縁抵抗試験時ＤＣ５００Ｖでは、漏れ電流により不良と見誤ることがありますので、ＤＣ１２５Ｖで瞬時にておこなって ください。 また、Ｌ１－Ｌ２間およびＳＧ－Ｌ１／Ｌ２間は低圧のエレメントに付き劣化の原因になるので、おこなわないでください。 ３）高周波信号伝送路に使用されるときは、定格表に示す静電容量がありますから、充分ご配慮の上ご使用ください。 ■ 定期点検の方法 ・わからない間に誘導雷サージを受けている場合があります。雷シーズンの前後年２回位、定期点検の実施をお勧め致します。 交換用避雷器の手配中に被保護機器がサージを受けて破損することも考えられます。予備品の在庫をお勧め致します。 ・避雷器専用の簡易チェッカーＣＬＡ－２０００（２０００Ｖ用）をご使用ください。 ■ 保証期間 仕様範囲および正常な使用状態で製造上の故障と認められる場合、１年間とします。 ただし、製品の故障や不具合などによる付随的損害の補償については、その責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。 ２０１４．１０．０９ 更新 図番 ＴＨ－１４７
