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6E3K0913 ③ 東芝小形無停電電源装置 取扱説明書 E2 タイプ 形 式 出力容量 ECE2-U10030L ECE2-U10050L / 3kVA / 5kVA (2.1kW) (3.5kW) 3k/5kVA 単相 100V 入出力 50/60Hz(共用) ご 注 意 1. お使いになる前に、本書の内容を良く理解してから正しくお使いください。 読み終わったら、いつもお手元に保管してください。 2.本書の内容は、予告なしに変更することがあります。 3.本書の内容の一部または全部を無断で転載することは禁止されています。 4. 本書の内容については万全を期していますが、万が一不可解な点や、誤り、 お気付きの点がありましたら、販売店へご一報くださるようお願いいたします。 5.セットメーカ様へのお願い 本書は、実際に小形無停電電源装置をご使用になる方のお手元に必ず届くようお 取り計らいください。 6E3K0913 Copyright © 1997 TOSHIBA Corporation. All rights reserved. -1- 6E3K0913 1. はじめに 東芝小形無停電電源装置(UPS: Uninterruptible Power System) Little star ECE2 タイプをお買い上げ いただき,まことにありがとうございます。 本装置は,商用電力からの瞬時停電,瞬時電圧降下,電圧変動,周波数変動等に対し,安定した 電圧,周波数の電力を負荷機器に供給します。 取扱説明書をよくお読みになり,正しくご使用ください。また,この取扱説明書をこの装置の近 くに保管して,運転操作担当者が必要な時,ただちに利用できるようにご配慮ください。 この取扱説明書は,標準仕様の ECE2 タイプ UPS について説明するものです。ECE2 タイプ UPS には次のオプションがあります。 ・ バックアップ時間延長 ・ メンテナンスバイパス付き ・ 入力電圧変更及び出力電圧変更 お買い上げの製品がオプション付きの場合は,一部の仕様が標準仕様とは異なりますので,各オプ ションの取扱説明書もよくお読みなり,正しくご使用ください。また,両方の取扱説明書を装置の 近くに保管して,運転操作担当者が必要な時,ただちに利用できるようにご配慮ください。 ECE2 タイプの特長 ECE2 タイプ UPS には以下のような特長があります。 (1) 豊富なモニタ機能 UPS の状態表示に LCD を採用し、出力電流その他の情報を表示します。また故障時には, 自己診断を行った上で原因を表示します。 (2) 三種の外部インタフェースを標準装備 ・リモート運転/停止信号入力インタフェース…離れた場所から UPS 運転を ON/OFF します。 ・外部接点インタフェース……UPS の運転状態を細かく監視します。 ・RS-232C インタフェース……コンピュータから UPS を細かく監視/制御できます。 (3) オートリトランスファ機能と余裕ある電流波高率 負荷機器の電源投入時の一時的な過大電流(運転時の 2∼10 倍)から UPS 装置を保護する ためオートリトランスファ機能を有しています。これは UPS の負荷電流が許容値を超えるよ うな場合,負荷への電力供給をバイパス回路経由に一時的に切り換え,必要な初期電流を流 した後,再びインバータ出力に戻す動作を言います。このため負荷機器の容量を減らすこと なく,UPS 装置を使用できます。 瞬時電流制限機能を有しているため、高い波高率(クレストファクタ=2.5)に対しても,安心して ご使用できます。 (4) 静音運転 静音運転のため,オフィスで使用しても音が気になりません。 (5) メンテナンスが容易 本装置は制御弁式鉛蓄電池(シール形鉛蓄電池)を使用しているため,補液・電解液比重点 検など面倒なバッテリ点検作業が不要です。約 5 年毎(UPS の周囲温度 25℃の場合)の簡単 なバッテリ交換で済みます。 -2- 6E3K0913 2. 安全上のご注意 装置本体および取扱説明書には,お使いになるかたや他の人への危害と財産の損害を未然に防 ぎ,安全に正しくお使いいただくために,重要な内容を記載しています。 次の内容(表示・図記号)を良く理解してから本文をお読みになり,記載事項をお守りくださ い。 2.1 表示・図記号の説明 [表示の説明] 表 示 表示の意味 危険 注意 “誤った取り扱いをすると人が死亡する,または重傷を負う可能性の あること”を示します。 “誤った取り扱いをすると人が傷害(*1)を負う可能性,または物的損 害(*2)のみが発生する可能性のあること”を示します。 *1:傷害とは,治療に入院や長期の通院を要さない,けが・やけど・感電などをさす。 *2:物的損害とは,財産・資材の破損にかかわる拡大損害をさす。 [図記号の説明] 図記号 図記号の意味 禁止(してはいけないこと)を示します。 具体的な禁止内容は,図記号の中や近くに絵や文章で指示します。 強制(必ずすること)を示します。 具体的な強制内容は,図記号の近くに絵や文章で指示します。 2.2 用途限定について ■人の生命に関わる装置など(*1)には,絶対に使用しないこと *1:人の生命に関わる装置などとは,以下のものをいいます。 ・手術室用機器 ・生命維持装置(人工透析器,保育器など) ・有毒ガスなどの排ガス,排煙装置 ・消防法,建築基準法などの各種法令により設置が義務づけられている装置 ・上記に準ずる装置 ■人の安全に関与し,公共の機能維持に重大な影響を及ぼす装置など(*2)については,システムの 運用,維持,管理に関して,特別な配慮(*3)をすること *2:人の安全に関与し,公共の機能維持に重大な影響を及ぼす装置などとは,以下のものをいいます。 ・航空,鉄道,道路,海運など交通管制,または制御を行う装置 ・原子力発電所などの制御などを行う装置 ・通信制御装置 ・上記に準ずる装置 *3:特別な配慮とは,システム設計者と十分な協議を行い,システムを多重系にする,非常用発電設 備を設置するなど,無停電電源装置の故障時におけるバックアップシステムを事前に構築するこ とをいいます。 ■本装置は日本国内仕様品です。海外で使用すると電源・周囲環境が異なり、装置故障の原因にな る恐れがあります。この場合の製品責任は一切応じかねます。また海外サービスも対応しかねま すので、ご容赦願います。 -3- 6E3K0913 2.3 火災予防条例について ■本装置の他にも無停電電源装置を設置するなどで,バッテリ容量の合計が 4800Ah・セル以上と なるときは,専用不燃区画に設置すること(火災予防条例準則第 11 条,13 条) くわしい内容を所轄消防署にお問い合わせの上,「設置届書」をご提出ください。 〈装置のバッテリ容量〉 形 2.4 式 *4:Ah・セルは,バッテリ容量を示す単位です。 バッテリ容量(*4) ECE2-U10030L 475.2 Ah・セル ECE2-U10050L 777.6 Ah・セル 例えば,777.6Ah・セルとは,7.2Ah-12V のバ ッテリを 18 個使用したものを示します。 777.6 = 7.2 × 6 × 18 (Ah・セル) 免責事項について ■装置・負荷機器・ソフトの異常・故障に対する損害,その他二次的,三次的な波及損害を含む すべての損害の補償には応じかねます。 2.5 電波障害について ■この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスA情報技術装 置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には 使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。 (注)上記は標準機種のみ適合です。オプションには該当しません。 2.6 バッテリ(鉛蓄電池)のリサイクルについて お願い ■この製品には、バッテリ(鉛蓄電池)を使用しております。バッテリ(鉛蓄電池)はリサイクル可 能な貴重な資源です。バッテリ(鉛蓄電池)の交換およびご使用済み製品の破棄に際しては、リ サイクルにご協力ください。 2.7 廃棄について 注意 強 制 ■製品を破棄する場合は、専門の廃棄物処理業者(*)に依頼すること 産業廃棄物の収集・運搬及び処分は認可を受けていない者が行うと、法律により罰 せられます。(「廃棄物の処理ならびに清掃に関する法律」) (*)専門の廃棄物処理業者とは、「産業廃棄物収集運搬業者」、「産業廃棄物処分業 者」をいう。 -4- 6E3K0913 2.8 取り扱い全般に関して 危険 ■装置と入出力端子台のカバーをはずさないこと ■改造・分解・修理・部品交換・廃棄しないこと 内部は電圧の高い部分があり,感電の原因と なります。 火災・感電の原因となります。 修理・部品交換は,販売店にご依頼ください。 廃棄は専門の廃棄物処理業者にご依頼ください。 禁 止 禁 止 ■隙間(排気吹出し口など)から,金属類,燃 えやすい物,指などを差し込んだり,内部に 入れないこと ■上に腰かけたり,乗ったり,踏み台にしたり, 寄りかからないこと 装置が転倒し,けがの原因となります。 火災・感電の原因となります。 禁 止 禁 止 ■据付後,キャスターのストッパーをはずさない こと ■配線ケーブルを取り扱うときは,次の点を守 ること ・引っ張ったり,無理に曲げたり,傷つけない ・物を載せたり,加熱しない 装置が動いたり,転倒し,けがの原因となります。 守らないと,ケーブルが破損し,火災・感 電の原因となります。 禁 止 禁 止 ■装置の上や近くに花瓶など,液体の入った容 器を置かないこと 液体がこぼれて内部に入ると,火災・感電の原 因となります。 ■万一,煙が出ている,変なにおいがするなど の異常があるときは,すぐに運転を停止し, 入力ブレーカを「OFF」にすること そのまま使用すると,火災の原因となります。 操作後は,販売店に修理をご依頼ください。 強 制 禁 止 -5- 6E3K0913 2.8 取り扱い全般に関して (続き) 注意 ■ぬれた手で操作したり,ぬれた布などでふかな いこと ■排気吹き出し口をふさがないこと 内部に熱がこもり,火災の原因となります。 感電の原因となります。 禁 止 禁 止 ■初めて運転するときや停電バックアップ運転後 は, 負荷機器を使用する前に 24 時間以上充電 (入 力ブレーカを「ON」)にすること ■3 ヵ月以上停止させるときは,3 ヵ月に 1 度は 24 時間以上充電(入力ブレーカを「ON」)す ること 充電しないと,バッテリバックアップ運転時間 が短くなり,処理中のデータを破壊する原因と なります。 充電しないとバッテリが劣化し,バッテリバッ クアップ運転時間が短くなり,処理中のデータ を破壊する原因となります。 強 制 強 制 ■入力ブレーカを「OFF」にする前に,負荷機 器を停止させること(停止方法は負荷機器の 取扱説明書参照) ■警報ブザーが鳴り,UPS 運転/故障ランプが 赤色に点滅したときは,59 ページの「トラブ ルシューティング」にしたがうこと 負荷機器を停止させずに入力ブレーカを 「OFF」にすると,処理中のデータを破壊する 原因となります。 したがわずにそのまま運転を続けると,処理中 のデータを破壊する原因となります。 強 制 強 制 ■装置周辺は換気すること 換気しないと内部に熱がこもり火災の原因と なります。 ■バッテリは交換時期前に販売店に交換を依頼 すること 強 制 バッテリを交換しないと火災の原因となりま す。また,バッテリは時間の経過とともに劣 化するので,交換が遅れるとバッテリバック アップ運転時間が短くなり,処理中のデータ を破壊する原因となります。 <バッテリ交換時期(目安)> 強 制 -6- 周囲温度 交換時期(目安) 25℃ 5年 30℃ 4 年 3 カ月 40℃ 2 年 4 カ月 6E3K0913 2.8 取り扱い全般に関して (続き) 注意 ■絶縁耐圧試験や絶縁抵抗試験は実施しないこと ■日常点検すること(63 ペ−ジ参照) 日常点検しないと異常・故障を発見できずに、 処理中のデータを破壊する原因となります。 発煙、火災、故障の原因となります。 強 制 禁 止 2.9 運搬・据付・配線に関して 危険 ■2 人以上で持ち運ぶこと ■電源配線工事は電気工事士の資格者が行うこと 資格を持っていないかたが行うと,火災・感電 の原因となります。 1 人で運ぶと,けがの原因となります。 (装置質量は 約 68∼117 kg) 配線工事は販売店にご依頼されることをおす すめします。 強 制 強 制 ■ぐらつく場所,傾いた場所,台の上などに置か ■水などの液体のかかる場所に置かないこと ないこと 火災・感電の原因となります。 装置が転倒・落下し,けがの原因となります。 禁 止 禁 止 -7- 6E3K0913 2.9 運搬・据付・配線に関して(続き) 危険 ■アースを確実に取り付けること(31 ページ参照) ■据付後,キャスターをストッパーで固定すること 固定しないと,装置が動いたり,転倒し,けが の原因となります。 アースを確実に取り付けないと,故障・漏電の ときに感電の原因となります。 また,ノイズ混入の原因にもなります。 強 制 強 制 ■コンクリート製以外の床に置くときは,販売店 ■入出力端子台のカバーをはずす前に,運転を 停止し,入力ブレーカを「OFF」,配電盤の に相談すること UPS 電源用ブレーカを「OFF」にすること コンクリート製以外の床にそのまま置くと, これらの操作をせずに,入出力端子台のカバー 装置の重さで床がへこみ,装置が転倒し,け をはずすと,感電の原因となります。 がの原因となります。 強 制 強 制 注意 ■壁などから 10cm 以上離して置くこと 離して置かないと内側に熱がこもり,火災の原因となります。 以下の点に注意して設置下さい。 ・ 側面は壁などから 10cm 以上離すこと ・ 少なくともどちらか一方の側面は壁などから十分(装置の幅以上)離すこと ・ 背面は壁などから 20cm 以上離すこと ・ 上部の空間を塞がないこと 強 制 ・ 狭い空間や机の下などに設置しないこと -8- 6E3K0913 2.10 安全ラベルの確認について (1)本装置に取り付けてある全ての安全ラベルは,次に示してあります。開梱後この安全ラベルを確 認し,紛失・誤りなどがありましたら販売店へご連絡ください。 (2)安全のため,全ての安全ラベルを読み,よく理解してください。 (3)安全ラベルは見やすい状態に保ち,汚損,取り外し,カバーによる覆いなどをしないでください。 〈正面側〉 注 危 意 険 感電・火災・けがのおそれあり けがのおそれあり 据付け、運転の前に取扱説明書などを 腰かけないこと、乗らないこと、 よく読み理解してから使用してください。 踏み台にしないこと、寄りかから ないこと。 火災のおそれあり 感電、火災のおそれあり ・排気吹出し口をふさがないこと。 ・壁などから10cm以上離すこと。 ・装置周囲の換気をおこなうこと。 ・バッテリーは、下記日付から起算し て5年(平均温度25℃として)を 目処に新品と交換してください。 日付 ・花瓶など水の入った容器をおか ないこと。 ・隙間から金属、燃えやすい物、 指をいれないこと。 ・万一異常(異臭異音)が発生した 場合は、運転を停止すること。 ※ 医療機器など人命にかかわる用途 に使用しないこと。 注 意 火災のおそれあり 装置周囲の換気スペースを確保すること。 (1)側面は壁などから10cm以上離すこと。 (2)少なくともどちらか一方の側面は壁などから充分(装置の幅以上)離すこと。 (3)背面は壁などから20cm以上離すこと。 (4)上部の空間は塞がないこと。 (5)狭い空間や机の下などに設置しないこと。 カバーを外さないこと。 バッテリ交換時期、装置寿命のアラーム(ブザー)について バッテリ交換時期をブザー音によりお知らせします。 (1)バッテリ交換時期の予告 LCDに「バッテリコウカンジキデス」を表示します。 まもなくバッテリ寿命ですので、なるべく早い時期にバッテリ交換をして下さい。 (2)バッテリ寿命の警告(25℃で約5年) LCDに「バッテリヲコウカンシテクダサイ」を表示します。 バッテリ寿命ですのでバッテリ交換をお願いします。 UPS装置の寿命をブザー音によりお知らせします。(約7年) 装置寿命を過ぎて使い続けると故障の原因となります。 LCDに「サービスマンコール UPSテンケンジキデス」を表示しますので、 リプレースの検討をお願いします。 鉛蓄電池はリサイクルへ 308kg kg 蓄電池総質量: (連絡会社名: ) バッテリ(鉛蓄電池)の質量等 が記載されています。 左図は 3kVA の例です。 ※バッテリはこの導入年月から起算して 5 年 (平均周囲温度 25℃の場合) を目安に早目の交換をお薦めします。 なお、交換作業は技術担当者が行いますので、弊社担当営業所にご連絡ください。 -9- 6E3K0913 〈背面側〉 危 険 感電のおそれあり ・カバーを外さないこと ・アース線を接続すること 5P3A7026P399-F (定格銘板:3kVA UPS の例) UPS TYP E - F O R M INP U T OUT P U T CAP A C I T Y MAS S LOT N o . SER I A L N o . TOSHIBA 1PH-2W 1PH-2W ECE2-U10030L AC100V-50/60Hz AC100V-50/60Hz 3kVA(2.5kW) 68kg 97A 58817430 97245301 CORPORATION MADE IN JAPAN (注)上記定格銘板の形式(TYPE-FORM)については付録(69 ページ)を参照してください。 -10- 6E3K0913 !#"$#%&' ( )*+, ( - .#/#012 ( 3 4658769;:=<?>#.#@BACD9FEGHBI2 ( J KL ( M NPORQSUTVSWYXZ [ \#]^`_#acbed#fSWYXZ ( J hgjiTlknmI?Bo?p2 [ qsr t#uv#w?x y- t#uzn{?#|S}U#~ 3 J ( 8]#|S}S J :`A?#68d#WB? J :A B## J :=A# l¢¡|S} J :Ac£#¤?.¥ ¢o?p#|S} J :=¦A§#¨©?ªSB«l¬5HB|S} J :=A®¯?°?±²³±S¢o®|S} yM :=´Aµ#¶·B¸?¹#±²³±S¢o®|S} yM :=ºAµ#¶·#»#¼½¢¡?¾ yM -11- 6E3K0913 : A !#"$#%&#¿ [ : ( Ac.À#Á#Â.¥?çÄ#ÅÇÆÉÈÊ %Ë?Ì [ ( ]Í#ν¢o?p#|S} Ïg ( s#ÐBÑ6 Ïg :`AÐBÑ#° Ïg :=AÐBÑ Ò : A Ó aÔBo?pÕÖ®×u :`A ( ( Ó aÔBo?p :=A®×uØ Ö®?Ù ( 3Ï nÚÛ ( 3Ï Ü#Ý - :`Ac.¥ ¢o?p#|S} - :=Ad?.ÞlßSàF³2áBâ ¢o?p#|S} - : Aã#Àä å3 : ( Ad#f?æ 8ç³ ß¢I#EGèS8éê} ëJ :=-Ad#f?.ì?íîÁ#Âï ëJ :ð3A ñ ñ Á# ' M :òJA ñ ñ óôõ +' M ö÷øÆhùú Ì å[ :=MAóôõ +' :ð[A 3Ï ñ #ü ñ Æhùû Ì c g 2 c :`Ac.À#Á#½ýn±?7þ#iTö÷ÿ c :=A#ü c : A c #ü -12- 6E3K0913 ! 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緑色点滅 出力遮断中 赤色点灯 UPS 故障 消灯 バイパス運転中/UPS(インバータ)停止中 緑色点灯 入力電源正常 緑色点滅 入力電圧異常 消灯 入力電圧低下/停電 黄色点灯 警告あり(バッテリ交換など) 黄色点滅 警告あり(過負荷時など) 消灯 警告なし 緑色点灯 スケジュール/タイマ予約設定あり 緑色点滅 予約実行予告(5分前) 消灯 スケジュール/タイマ予約設定なし LCD は、UPS の詳細な運転状態や UPS 内部のデータを表示します。 LCD 表示には以下に示す3通りの画面があり、それぞれ、UPS の状態や内部のデータ内容を表示し ます。画面は「モニタ」ボタンを押すことで下記のように変わります。 「基本表示画面」→「個別データ表示画面」→「内部データ表示画面」→「基本表示画面」に戻る 1.基本表示画面 UPS を立ちあげた状態で表示される画面です。UPS の詳細な運転状態を表示します。ま た、故障や警告状態が生じた場合には、その内容を表示します。 2.個別データ表示画面 基本表示画面から「モニタ」ボタンを押すことで個別データ表示画面となります。この画面 では、入出力の電圧,電流,周波数など、より詳細な内部データを個別に表示します。 3.内部データ設定画面 個別データ表示画面から、再度「モニタ」ボタンを押すことで内部データ設定画面とな ります。UPS が内部にもっている時計の時刻合わせや UPS の運転状態の設定などに使用 されます。 それぞれの表示画面について、次頁に詳細を説明します。 -47- 6E3K0913 10.2 基本表示画面 UPS の電源ブレーカを「ON」にし、UPS に電源が供給された状態では LCD は基本表示画面となり ます。この画面では、通常、UPS の動作状態を表示し、警告や故障が発生した場合には、その内容 を示します。 電源投入時には次のような画面が表示されます。 UPS キドウチュウ シバラク オマチクダサイ この時表示される、日付,時計が実際と 1997/ 4/ 15(TUE) 15:22:47 ずれている場合には、内部データ設定画 面の項で説明する方法で設定を行って ください。 バイパス ウンテンチュウ フカリツ 56% 運転ボタンを押すかまたは自動運転が設定されている場合には、この後、直ちに UPS 運転となり ます。またバッテリテストが実行される場合は下記の通りとなります。 UPS ウンテンチュウ フカリツ 56% バッテリ テスト チュウ バッテリ デンアツ 95% UPS ウンテンチュウ フカリツ 56% この後、LCD の1行目に UPS の運転状態を、2行目には負荷率または警告/故障内容を表示します。警 告や故障が発生した場合の表示については、「警告/故障発生時の表示」の項を参照してください。 1行目に表示される運転状態としては、下記の種類があります。 UPS ウンテンチュウ 通常の UPS 運転中です。 バイパス ウンテン チュウ UPS は停止し、バイパスから給電しています。 シュツリョク シャダン チュウ UPS,バイパス回路とも停止し、出力へ給電していない状 態です。 バッテリ ウンテン チュウ 入力電源異常により、バッテリを使用して負荷へ給電して います。 バッテリ テスト チュウ バッテリテスト(運転開始設定/自動テスト設定/手動・ 通信実行)時、強制的にバッテリ給電している状態です。 コショウ(バイパスウンテン) 故障が発生し、バイパスから給電している状態です。 コショウ(シュツリョク テイシ) 故障が発生し、出力を遮断している状態です。 -48- 6E3K0913 10.3 個別データ表示画面 UPS の入出力電圧や周波数などのデータを個別に表示することができます。 基本表示画面において、「モニタ」ボタンを1回押すことで、本表示画面となります。 UPS ウンテンチュウ フカリツ 56% 「モニタ」ボタン 基本表示画面 M ニュウリョク デンアツ 94V 個別データ表示画面 この画面では、「△」,「▽」ボタンによって、表示されるデータの種類が次に示す順番で変化します。 入力電圧 ▽△ 入力周波数 ▽△ 出力電圧 ▽△ 出力周波数 ▽△ 負荷電流 ▽△ バッテリ電圧 ▽△ バッテリ交換日 ▽△ バッテリ寿命 ▽△ 内部温度 ▽△ 日付/時刻 ▽△ タイマ運転設定 ▽△ タイマ停止設定 ▽△ カレンダー運転モード ▽△ 週間運転設定 ▽△ 特定運転設定 ▽△ 特定停止設定 ▽△ ‘M’表示は個別データ表示モー ドの先頭を示します。 M ニュウリョク デンアツ 94V ニュウリョク シュウハスウ 49.9Hz シュツリョク デンアツ 100V シュツリョク シュウハスウ 50.0Hz フカ デンリュウ 56% バッテリ デンアツ 98% バッテリ コウカンビ 1997/3/25 バッテリ ジュミョウ ノコリ 3.5 ネン ナイブ オンド 28℃ 1997/ 4/15(TUE) 14:32 タイマ ウンテン セッテイ センタクキー:セッテイ ナイヨウ タイマ テイシ セッテイ センタクキー:セッテイ ナイヨウ → 「選択」 → 「選択」 ウンテン マデ ノコリ 1 ニチ 15 ジカン 32 フン 20 ビョウ テイシ マデ ノコリ 1 ニチ 15 ジカン 32 フン 20 ビョウ カレンダー ウンテン モード キンシ シュウカン ウンテン セッテイ センタクキー:セッテイ ナイヨウ トクテイ ウンテン セッテイ センタクキー:セッテイ ナイヨウ トクテイ テイシ セッテイ センタクキー:セッテイ ナイヨウ -49- → 「選択」 → 「選択」 → 「選択」 シュウカン ウンテン (MON) (1) 08:30-17:15 トクテイウンテン 1:カイシ 3/13 10:00 トクテイ テイシ 1 1/ 1- 1/ 5 6E3K0913 入力電圧表示(本ページ最上段)へ 10.4 内部データ設定画面 この画面では、UPS 内部の時計や,詳細な運転方法などの設定を行います。 個別データ表示画面から、「モニタ」ボタンを1回押すことで、データ設定画面となります。 M ニュウリョク デンアツ 94V 「モニタ」ボタン 個別データ表示画面 S キーロック : セッテイ センタクキー :セッテイモード 内部データ設定画面 (右画面’S’表示は内部データ設定モードの先頭を示します) この右画面で、「▽」/「△」ボタンを押して、設定したいデータを表示させます。さらに、「選 択」ボタンを押すことで、設定モードとなり、値を変更できるようになります。 この状態で、「▽」ボタンまたは「△」ボタンを押すことで、設定値を変更することができます。 S キーロック : セッテイ センタクキー :セッテイモード S キーロック : カイジョ センタクキー :セッテイモード 設定したい値が表示された状態で、「設定」ボタン(「シフト」と同時に)を押すことで、UPS 内部にデータが設定されます。 (注)日付/時刻設定は各値設定後,最後にもう一度「設定」ボタンを押すことによって UPS 内 部にデータが設定されます。 -50- 6E3K0913 本画面において、各種の設定を変更することができます。下表に設定可能なデータの種類を示しま す。 データの種類 キーロック 日付 時刻 ブザー音量 LCD 表示時間 自動運転 オートリトラ ンスファー リモート停止 動作 通信モード 通信速度 起動時のバッ テリテスト 自動バッテリ テスト 自動バッテリ テスト間隔 バッテリテス トの実行 出力電圧調整 タイマ予約解 除 設定データリ セット LCD 表示例 S キーロック : セッテイ S キーロック : カイジョ 1997/ 4/15(TUE) トケイ 15:32:49 ブザーオンリョウ : 2 説明 ‘セッテイ’側時「運転」,「停止」ボタン を無効にします。 現在の日付を設定します。 現在の時刻を設定します。 停電発生時などのブザー音量を設 定します(0:ブザー禁止,1:音量小, 2:音量大) ヒョウジ ジカン : 3 プン 盤面の操作がない場合に LCD が消 ヒョウジ ジカン :30 プン えるまでの時間を設定します。 ジドウ ウンテン : アリ 電源投入時に運転ボタン操作なし ジドウ ウンテン : ナシ に UPS 運転とするかどうかを設定 します。 オートリトランスファー : アリ 負荷機器への突入電流が大きい場 オートリトランスファー : ナシ 合に、一時バイパス運転とするかど うかを設定します。 リモート テイシ: バイパス インバータ運転中にリモート端子を短絡し リモート テイシ: シャダン た場合の UPS 動作を選択します。 シャダン:出力遮断 ツウシン モード :RS232 SNMP オプション挿入時に、SNMP ツウシン モード :SNMP と RS232C どちらを使用するかを選 択します。 ツ ウ シ ン ホ ゙ ー レ ー RS232C の ボ ー レ ー ト を 設 定 し ま ト:1200bps す。 (1200/2400/4800/9600bps) 通信モードが RS232 の場合のみ キドウ バッテリテスト:アリ UPS 起動時にバッテリテストを実施 キドウ バッテリテスト:ナシ するかどうかを選択します。 ジドウバッテリテスト:アリ UPS 運転中に一定時間間隔でバッテ ジドウバッテリテスト:ナシ リテストを実施するかを設定しま す。 テストカンカク : 10 ニチ バッテリテストを実施する間隔を 設定します(1∼99 日間/1日単位) バッテリ テスト 手動でバッテリテストを実施しま す。 デンアツ チョウセイ : 0 UPS 出力電圧を調整します(-5∼+5) タイマ セッテイ カイジョ 通信でタイマ予約された場合の解 除を行います(スケジュール設定は 除く) セッテイ データ リセット 各種の設定値を初期値に戻します。 -51- 工場出荷初期設定 カイジョ(キーロックな し)側 ― ― 2(ブザー音量大)側 3プン(分)側 アリ(自動運転許 可)側 アリ(オートリトランスファ許 可)側 バイパス側 RS232 側 1200bps 設定 アリ(起動時テスト 実施)側 ナシ側 ― ― 0 設定 ― ― 6E3K0913 10.5 警告/故障発生時等の表示 (1)警告発生時の LCD 表示内容 過負荷などの警告状態が生じた場合には、「警告」LED が点灯し、警告内容に応じた LCD 表 示となります。下記内容にしたがって、処置を実施してください。なお、警告内容は基本表示 画面でのみ表示されます。「警告」LED が点灯している場合は、必ず基本表示画面で警告内容 を確認してください。 LCD 表示内容 カフカ 132% 内容 処置 UPS の負荷が大き過ぎます(110%以 重要度の低い機器を停止させ、 上)。そのまま放置するとバイパス 負荷を減らしてください。 運転(または出力遮断)に切り替わ ります。 カフカ:フカヲヘラシテクダサイ UPS の負荷が大き過ぎます(110%以 同上 上)。そのまま放置すると出力遮断 停止となります。 バッテリ テイカ 87% 運転中にバッテリ残量が残り少な くなった状態(約 90%以下)です。 停電バックアップそのままにして いますと、バッテリが空になり、出 力が停止します。 停電バックアップ中は、速やか に負荷を停止させてください。 すべての負荷を停止させた後 に、「停止」ボタンを押し、UPS を停止させてください。 ナイブ オンド 52℃ UPS 内部の温度が高すぎます。 周囲温度が異常に上昇していな いか(40℃以上)確認します。高 い場合には、空調を入れるなど の処置をしてください。また背 面の FAN が回転しているかを確 認します。FAN が回転していな い場合は、販売店に修理をご依 頼ください。 (検出温度 50℃以上で警告) バッテリ コウカンジキデス バッテリが寿命に近づいています。 バッテリ交換を計画し、販売店 に連絡してください。 バッテリヲコウカンシテクダサイ バッテリが寿命になりました。 販売店に依頼し、早急にバッテ リを交換してください。 UPS の点検を推奨します。 販売店に、UPS の定期点検を依 頼してください。 サービスマンコール UPS テンケンジキデス -52- 6E3K0913 (2)状態変化発生時の LCD 表示内容 警告以外(警告 LED 点灯なし)に通常状態と状況が変化した例として下記があります。 LCD 表示内容 内容 オートリトランスファモード 出力の突入電流を検出し、バイパス給電している状態を示 します。 シュウハスウヒドウキチュウ 入力周波数が装置の追従範囲(標準:±1Hz)を超えた場合 に表示します。 ホゴジュウデンチュウ バッテリ過電圧・過熱時に、充電電圧を通常よりも低く設定し た保護充電を行っていることを示します。過熱時は警告LE Dを点灯し、ナイブオンド###℃(高温温度)を優先表示します。 (例) 通信によるUPS運転開始タイマ予約を設定した後、実行ま で5分以内となった場合の残り時間を示します。 ウンテンマデ アト 4 フン (スケジュール予約時には本表示はありません) (例) テイシ マデ アト 10 ビョウ 通信によるUPS停止(出力遮断)タイマ予約を設定した後、 実行まで 5 分以内となった場合の残り時間を示します。 (スケジュール予約時には本表示はありません) キーロックチュウ:ソーサキンシ キーロック設定時、または通信による運転/停止の予約設 定時、運転または停止ボタンを押した場合に表示します。 設定モードでキーロック解除後、操作を行ってください。 (3)故障発生時の LCD 表示内容 UPS 内部で故障が発生した場合、「運転/故障」LED が赤色に点灯します。この時、入力電圧 が正常であれば、UPS は即座にバイパス運転に切り替わり負荷給電を継続します。 また、入力電源に異常がある場合には出力停止となります。 出力が停止しているかどうかは、LCD 上(または「運転/故障」LED が緑色で点滅)で確認す ることができます。 発生した故障の内容についても LCD 上で確認できますので、下記にしたがって、ご確認の上、 対処してください。また、必要に応じて販売店へ修理をご依頼ください。 -53- 6E3K0913 故障発生時には、基本表示画面が下記のようになります。 コショウ(バイパスウンテンチュウ) OUT-OV DC-OV > 上記例のように’>’が表示された場合は、更に他の故障検出があります。 ’▽(△)’キーにて内容確認してください。 ここで、英文字で示された記号は、それぞれ下表の内容を示します。表の指示にしたがって、 処置をしてください。 表示 内容 処置方法 UPS 内部で故障が考えられます。左記内容と故障発生 時の運転状態をご確認の上、弊社代理店または営業窓 口にご連絡ください。 DC-OC 直流過電流 OUT-OV 出力過電圧 OUT-UV 出力不足電圧 DC-OV 直流過電圧 UPS 内部の故障、または配線ミス・入力電圧過大・モー ター負荷等が接続されている可能性があります。電源・ 配線と負荷を確認後、弊社代理店または営業窓口にご 連絡ください。 OL 過負荷耐量超過 100%以下となるまで、負荷機器を減らしてください。 DC-UB 直流電圧アンバランス UPS 内部の故障、または半波整流器負荷等が接続され ている可能性があります。負荷を確認後、弊社代理店 または営業窓口にご連絡ください。 OH 内部温度上昇 周囲温度が 40℃を超えているような場合、空調を入れ るなどの処置を行い、40℃以下となるようにしてくだ さい。40℃以下の場合は、背面ファンが回転している かをご確認の上、弊社代理店または営業窓口に修理を 依頼してください。 ファンロック時等バイパス回路保護のため、インバー タ停止後、1時間経過しても温度が低下しない場合は出 力を遮断しますのでご注意ください。 FUSE ヒューズ断(補助接点 UPS 内部で故障が考えられます。左記内容と故障発生 付きヒューズの場合) 時の運転状態をご確認の上、弊社代理店または営業窓 口にご連絡ください。 -54- 6E3K0913 11. 動作確認テスト 使用前の点検と確認(P40)後,動作確認テストに先立ち 24 時間のバッテリのフル充電を行ってくだ さい。バッテリのフル充電については,9.5 項(P45)を参照してください。 ■煙が出ている,変なにおいがするなどの異常のときは,すぐに停 止ボタンを押すこと そのまま使用すると,火災の原因となります。操作後は,販売店 に修理をご依頼ください。 危険 ■入出力端子台のカバーをはずす前に,停止ボタンを押し,配電盤 の UPS 電源用ブレーカを「OFF」にすること これらの操作をせずに,入出力端子台のカバーをはずすと,感電 の原因となります。 ■上に乗ったり,座ったり,寄りかからないこと 装置が転倒し,けがの原因となります。 ■配線コードを取り扱うときは,次の点を守ること ・引っ張ったり,無理に曲げたり,傷つけない ・物を載せない,加熱しない 守らないと,コードが破損して,火災・感電の原因となります。 ■ぬれた手で操作したり,ぬれた布でふかないこと 感電の原因となります。 注意 ■初めて運転するときや停電バックアップ運転後は,負荷機器を使 用する前に 24 時間以上充電(入力ブレーカを「ON」)すること 充電しないと,バッテリバックアップ運転時間が短くなり,処理 中のデータを破壊する原因となります。 11.1 バッテリバックアップ機能のテスト(負荷機器なし) 模擬的に停電状態をつくり,停電時に UPS バッテリバックアップ機能(バッテリから負荷機器 に電源を供給する機能)が正常に動作するのを確認します。配電盤の UPS 電源用ブレーカと UPS 背面の入力ブレーカが共に「ON」で UPS 運転中の状態から,次頁(a)∼(d)の手順でテストしてくだ さい。この場合,UPS に接続した各負荷機器(OA 機器)の起動スイッチは全て「OFF」にし,負 荷機器なしの状態で行ないます。 -55- 6E3K0913 (a) 配電盤の UPS 電源用ブレーカを「OFF」にし,停 電状態にします。 (b) LCD 表示が右のように切り替わり、バッテリ電圧を 表示します。「電源」LED が消灯します。 バッテリ ウンテンチュウ バッテリデンアツ 93% (c) ブレーカを OFF にしてから約 10 秒後にブザー (ピー音)が 5 秒鳴るのを確認します。 (d) 直ちに,配電盤の UPS 電源用ブレーカを「ON」に して正常状態にもどるのを確認し本テストを終了 します。 11.2 負荷機器の適正容量確認テスト ■次の負荷機器を UPS に接続しない、また注意のこと 故障の原因になったり、正常に動作できないおそれがあります。 注意 ・モーター類 ・コンタクタ、トランスの一部(励磁電流大等) ・半波整流形の負荷 ・入力電流が不安定なランプ類(安定器付きのランプ等) ・他、断続的に過大な突入電流(電流制限値を超える)を 必要とする負荷(プリンタ等) -56- 6E3K0913 UPS の容量に対し,接続した OA 機器の負荷容量が上回っていないかどうかを確認します。接続 工事が完了した全負荷機器の起動スイッチを「OFF」にします。配電盤の UPS 電源用ブレーカと UPS 背面の入力ブレーカが共に「ON」の状態から,UPS を運転し,次の手順でテストしてくださ い。 お願い:負荷機器のアンペア容量(A)の和が UPS の入力ブレーカの定格電流を超えないよう,負 荷機器の接続台数を調整してください。 (a) UPS に接続した各負荷機器(OA 機器)の起動スイッチを順に「ON」にします。 (b) LCD の負荷電流の数値が負荷量に応じて大き UPS ウンテンチュウ フカリツ 65% くなります。 (c) 右のような表示が出た場合は,「過負荷」状態 です。各負荷機器の起動が完了しても警告が出 たままであれば,負荷機器の数を減らしてくだ UPS ウンテンチュウ カフカ 115% さい。 このまま使用すると 30∼60 秒程度で過負荷検 出停止します。 (d) 負荷投入時の突入電流によりオートリトランスファ動作となりますと「オートリトランスファ」と表示さ れます。 この場合も負荷機器の容量オーバーが考えられますので負荷電流を確認願います。負荷電流が UPS 定格電流を超えている場合,負荷を減らしてください。(14.1 標準仕様参照)。 お願い:電流測定時には,必ず真の実効値指示形電流計をご使用ください。真の実効値指示形電流 計として HIOKI(日置)製のクランプオンハイテスター3625 などを推奨します。整流器形 計器等真の実効値形ではない測定器を使用しますと,負荷が非線形負荷の場合に大きな測 定誤差が発生しますので,正確な測定ができません。 -57- 6E3K0913 11.3 バッテリバックアップ機能のテスト(負荷機器あり) 負荷機器(起動スイッチ「OFF」)が UPS に接続された状態から,配電盤の UPS 用電源ブレー カと UPS の入力ブレーカを「ON」にし,その後,UPS の運転ボタンおよび負荷機器の起動スイッ チも「ON」にしておきます。以下の順序で UPS のバッテリバックアップ機能をテストしてくださ い。 (a) 配電盤の UPS 用ブレーカを「OFF」にし,停電 状態にします。 (b) ブレーカを「OFF」にして約 10 秒後に,ブザ ー(ピーという音)が 5 秒鳴るのを確認します。 (c) LCD 表示がバッテリ電圧表示に切り換わり,バ ッテリ電圧に応じた数値が表示されます。 バッテリ容量が残り少なくなりますと、「バッテリテ イカ」と表示されます(警告)。さらにバッテリ電 圧が低下(約80%)しますと出力が停止し、負荷 機器への給電が行われなくなります。 (d) 直ちに,配電盤の UPS 用ブレーカを「ON」にし て,正常状態にもどるのを確認し,本テストを 終了します。 なお,バッテリの保持時間は初期満充電条件 (25℃)にて 10 分です。 -58- バッテリ ウンテンチュウ バッテリデンアツ 94% 6E3K0913 12. トラブルシューティング ■万一,煙が出ている,変なにおいがするなどの異常のとき は,すぐに停止ボタンを押すこと そのまま使用すると,火災の原因となります。操作後は,販 売店に修理をご依頼ください。 ■改造・分解・修理・部品交換・廃棄しないこと 火災・感電の原因となります。 修理・部品交換は販売店にご依頼ください。 廃棄は専門の廃棄物処理業者にご依頼ください。 ■装置と入出力端子台のカバーをはずさないこと 内部は電圧の高い部分があり,感電の原因となります。 危険 ■吸気口・排気口などから,金属棒を差し込んだり,内部に入 れないこと 火災・感電の原因となります。 ■上に乗ったり,座ったり,寄りかからないこと 装置が転倒し,けがの原因となります。 ■電源配線工事は電気工事士の資格者が行うこと 資格を持っていないかたが行うと,火災・感電の原因となり ます。 配線工事は販売店にご依頼されることをおすすめします。 ■入出力端子台のカバーをはずす前に,停止ボタンを押し,配 電盤の UPS 電源用ブレーカを「OFF」にすること これらの操作をせずに,入出力端子台のカバーをはずすと, 感電の原因となります。 ■ぬれた手で操作したり,ぬれた布でふかないこと 感電の原因となります。 ■3 ヵ月以上停止させるときは,3 ヵ月に一度は 24 時間以上 充電(入力ブレーカを「ON」)すること 充電しないとバッテリが劣化し,バッテリバックアップ運転 時間が短くなり,処理中のデータを破壊する原因となります。 注意 ■警告ブザーが鳴り,UPS 運転/故障ランプが赤色に点滅し たときは,60 ページの「12.1 トラブル発生と対応」にした がうこと したがわずにそのまま運転を続けると,処理中のデータを破 壊する原因となります。 ■入力ブレーカを「OFF」する前に,負荷機器を停止させるこ と(停止方法は負荷機器の取扱説明書参照) 負荷機器を停止させず入力ブレーカを「OFF」すると,処理 中のデータを破壊する原因となります。 -59- 6E3K0913 12.1 トラブル発生と対応 ブザーは故障発生時,バッテリ電圧低下時,停電時,過負荷時、バッテリ交換時期時、装置交換時 期時に鳴ります。 お願い参照 ブザー音 故障 LED 点灯 ブザー音 過負荷 停止ボタンを押す 停止ボタン を押す 負荷を 減らす 運転ボタン を押す サービスマンに 連絡する トラブル発生 故 障 トラブル原因不明 図 12.1 トラブル発生と対応 お願い:弊社サービスマンの指示に従って,必要な場合には入力ブレーカを「OFF」にしてくださ い。ただし入力ブレーカを「OFF」にしますと,コンピュータへの給電が遮断されますの で,まず負荷機器を停止してください。 故障のリセット方法 停止ボタンをピーと音がするまで押し,さらに入力ブレーカを「OFF」側にする。 12.2 サービスマンに連絡する前に トラブル(故障,異常現象)が発生した場合,その状態を正確に伝えることが適切・迅速な修理 サービスを受けるために不可欠です。以下の点をあらかじめ確認してから,サービスマンに連絡し てください。 (a) 表示画面の故障表示は何を表示しているか? (b) どのような状況でトラブルが発生したか?いま,どういう状況か? (c) UPS 形式と製造番号.(定格銘板に記載)は? (d) 販売店名と納入時期(保証書に記載)は? -60- 6E3K0913 12.3 トラブル時の LED と画面表示 (1)警告 LED(黄)が点滅している (a)画面表示:‘カフカ’ 入力ブレーカを「ON」、または運転ボタンを押したとき、警告LEDが点滅し表示画面 が‘カフカ’を表示している場合は、UPS の定格容量を超えた負荷が接続されています (「過負荷」)。そのままの状態にしておくと,UPS の運転がバイパスに切り換ります。 この場合,「11.2 負荷機器の適正容量確認テスト」の手順により,適正な負荷かどう かを確認してください。 過負荷の場合,負荷機器を減らすか,容量の大きい UPS と交換する必要があります。 負荷機器を減らした後,運転ボタン押して運転を再開し,警告 LED が再び点滅しなけれ ば,負荷が UPS の定格容量内にあり正常運転に戻ります。 (b)画面表示:‘バッテリ テイカ“ バッテリが充電不足になっています。この状態で停電が発生した場合バックアップで きない可能性があります。8時間以上運転させ、バッテリを充電してください。 (c)画面表示:‘バッテリコウカンジキデス’ 常温(25℃)で、寿命まで残り6カ月の時表示します(本表示以降、内部の温度が高い 場合は実際の寿命警告までの期間が短くなります)。 (d)画面表示:‘ナイブオンド ###℃’ 内部温度表示(LCD)が50℃以上になると、高温警告の意味で表示します。 周囲温度が高くなっていないか(40℃以上)、ファン停止または回転が鈍っていないか 確認してください。上記に問題がない場合は、バッテリ異常(過熱)が考えられますの で、弊社販売店にご連絡ください。 (2)警告LED(黄)が点灯している (a)画面表示::‘バッテリコウカンシテクダサイ’ バッテリが寿命に達しています。この状態で運転しますと、停電時にバックアップ時 間が著しく短くなり、負荷機器に影響を与えたる場合があります。また,この状態で通 電を継続すると、バッテリが過熱し、発煙・発火するおそれがありますので、すみやか に弊社販売店に連絡し、バッテリの交換依頼をしてください。 (b)画面表示:‘サービスマンコール/UPS テンケンジキデス’ この表示は基本的に装置の交換時期(全体的に装置内部の用品が消耗・劣化している 状況)を示しています。したがってこの状態で通電していますと、負荷に影響を与えた り、場合によっては発煙・発火のおそれがありますので、すみやかに弊社販売店に連絡 し、点検を受けてください。 -61- 6E3K0913 (3)UPS 入力電源が停電でないのにバッテリバックアップモードとなる UPS が入力電源異常を検出またはバッテリテストを実施しますと,バックアップモードとなり, 自動的にバッテリ運転に切り換わります。 電源異常時は電気設備管理者に依頼し,UPS 入力側電源電圧の変動範囲をご確認ください。UPS 使用範囲から外れている場合には、電源電圧を調整のうえ使用範囲内となるようにしてください。 (4)故障 LED(赤)が点灯している 運転/故障 LED が赤に点灯した時は表示画面の故障内容を記録し,サービスマンに修理を依頼 してください。 故障内容と処置は「10.5(3)故障発生時の LCD 表示内容」を参照ください。 お願い:故障時に入力ブレーカを「OFF」にすると,故障モードがリセットされますが,負荷へ の給電が断たれるため,実施前にまず負荷機器を停止させてください。再び入力ブレー カを「ON」にすると,故障が拡大する可能性がありますので入力ブレーカは「OFF」の ままサービスマンを呼んでください。 12.4 外部インタフェースからの故障信号 (1)外部接点インタフェースからの場合 UPS に故障が発生すると,外部接点信号コネクタの 1-5 ピンが「閉」となり,故障信号を出力 します(表 7.2 参照)。 外部接点インタフェースとケーブルを介して接続しているコンピュータ側で故障を検知した 場合,LCD 上に表示される故障内容を,必ず確認し記録してください。 (2)RS-232C インタフェースからの場合 RS-232C インタフェースとケーブルを介し UPS と接続しているコンピュータ上のモニタリン グソフトで,UPS の故障要因データを読み出すことができます。(*) モニタリングソフトを使わない場合,サービスマンに連絡する前に,LCD 上に表示される故障 内容を,必ず確認し記録してください。 *:Sun Work Station 用モニタリングソフトは東芝情報システム株式会社から発売されています。 「過負荷」を除き,故障表示 LED が点灯している場合,サービスマンに修理を依頼してくださ い。 -62- 6E3K0913 13. 保守点検 危険 ■改造・分解・修理・部品交換・廃棄しないこと 火災・感電の原因となります。 修理・部品交換は販売店にご依頼ください。 廃棄は専門の廃棄物処理業者にご依頼ください。 ■万一,煙が出ている,変なにおいがするなどの異常のとき は,すぐに停止ボタンを押すこと そのまま使用すると,火災の原因となります。操作後は,販 売店に修理をご依頼ください。 注意 ■バッテリは交換時期前に販売店に交換を依頼すること バッテリは時間の経過とともに劣化するので,交換が遅れる とバッテリバックアップ運転時間が短くなり,処理中のデー タを破壊する原因となります。 〈バッテリ交換時期(目安)〉 周囲温度 25℃ 交換時期(目安) 5年 30℃ 4 年 3 ヵ月 40℃ 2 年 4 ヵ月 次の日常点検,定期点検,及び部品交換を適切に行ってください。 13.1 日常点検 ■日常点検をすること 注意 日常点検をしないと,異常・故障を発見できずに,処理中の データを破壊する原因となります。 次に挙げる(a)∼(d)の異常がある場合,購入した販売店または弊社営 業窓口までご連絡ください。 (a) 排気用冷却ファンからの風を感じない。 (b) UPS 側面が異常に熱い。 (c) 異常音がする。 例:排気用冷却ファンのカラカラ音 (d) 異臭がする。 例:焦げ臭い -63- 6E3K0913 13.2 定期点検サービス UPS を安心してご使用できるよう,弊社では年 1 回の定期点検サービス(有償)をお薦めしてい ます。ご用命の際は,購入した販売店または弊社営業窓口までお申しつけください。 13.3 部品交換サービス ■自分で部品交換しないこと 危険 注意 火災・感電の原因となります。部品交換は販売店にご依頼ください。 ■バッテリは交換時期前に販売店に交換を依頼すること バッテリを交換しないと,火災の原因になります。また,バッテリは 時間の経過とともに劣化するので,交換が遅れるとバックアップ運転 時間が短くなり,データ破壊の原因となります。(バッテリ交換時期 は下記参照)。 UPS 内のバッテリ(約 5 年毎)と排気用冷却ファン(約 3 年毎)を期限内に交換することをお薦 めします(UPS の装置寿命は約 7 年です)。ご用命の際は,購入した販売店または弊社営業窓口ま でお申しつけください。 <バッテリ交換の目安> バッテリの寿命は,停電の頻度,周囲温度により異な るため,右の年数を目安に交換することをお薦めします (バッテリの交換時期は UPS 上面の注意ラベルのバッテ リ充電日より起算します)。 周囲温度 25℃ 30℃ 40℃ 交換間隔(目安) 5 年以内 4 年 3 ヵ月 2 年 4 ヵ月 なお、本装置では常温(25℃)で、バッテリ交換時期6カ月前に警告 LED 及び LCD にてバッテリ 寿命が近いことを知らせます(「12.3 トラブル時の LED と画面表示」参照)。 備考:バッテリバックアップ時間と寿命 バッテリは寿命に到達すると放電容量が急激に減少し,その結果バックアップ時間が著し く短くなる場合があります。特に負荷が重い場合には(負荷率が 100%に近い場合など)バッ クアップの時間は急激に短くなります。 従いまして,上記の「バッテリ交換の目安」の表に示した交換間隔でバッテリ交換すること をお薦め致します。 お願い:弊社指定部品と交換されない場合,性能を復旧できない恐れがあります。必ず購入した販 売店または営業窓口まで部品交換サービスをご用命ください。 13.4 廃棄 UPS 本体、あるいは部品はむやみに廃棄しないでください。 廃棄は、専門の廃棄物処理業者にご依頼ください。 -64- 6E3K0913 14. ECE2 タイプ UPS の仕様 14.1 標準仕様 タイプ 形式 定格出力容量(注 1) E2 タイプ ECE2-U10030L ECE2-U10050L 3kVA/2.1kW 5kVA/3.5kW 運転方式 常時インバータ運転 交 相数 単相 2 線(アース付き端子台) 流 電圧 100V+10%,−15% 入 周波数 力 入力容量 50Hz 又は 60Hz 3kVA 5kVA 相数 交 単相 2 線 電圧(整定精度) 100V±3% 電圧波形歪率 流 過渡電圧変動 定格電流 出 力 ±5% 3%(線形負荷にて定格運転時) 定格電圧±8%以内(負荷急変及び停電復電時) 30A 50A クレストファクタ(注 2) 2.5 周波数精度 50Hz 又は 60Hz(自動切り換え)±0.1Hz 過負荷耐量 定格電流(実効値)の 125%−30 秒 負荷力率 0.7 遅れ(0.6∼1.0 遅れ) バッテリ保持時間(注 3) 10 分間 充電時間 24 時間 冷却方式 風冷 使用温度 使用湿度 騒音 (注 4) +0℃∼+40℃(使用推奨温度 +15℃∼+25℃) 相対湿度 30%∼90%(結露しないこと) 40dB 以下 44dB 以下 外形寸法 W:250, H:555, D:560 W : 250, H : 700, D : 690 概略質量 約 68 ㎏ 約 117 kg 280W 470W (装置正面 1m, A 特性) 概略発生熱量 必要換気量 3 4.2m3/h 2.5m /h (注 1)定格負荷力率(0.7 遅れ)よりも力率が高い(1.0 に近い)場合,容量を低減する必要があります。 たとえば,定格出力容量が 3kVA/2.1kW の ECE2-U10030L の場合, 力率 0.9 のときは,2.1kW/0.9=2.33kVA 力率 1.0 のときは,2.1kW/1.0=2.1kVA が容量の上限になります。 (注 2)定格電流の実効値に対する最大瞬時値の比で,連続許容値を示す。 (注 3)定格負荷,力率 0.7 で蓄電池充電完了 25℃の場合。 (注 4)UPS 設置環境によっては、周囲の騒音及び冷却ファンの反響音等の影響で騒音レベルが仕様より アップすることがあります。 -65- 6E3K0913 -66- 入力ブレーカ オプションスロット 3kVA の外形詳細図 LCD表示部 14.2 6E3K0913 入力ブレーカ オプションスロット 5kVA の外形詳細図 LCD表示部 14.3 -67- 6E3K0913 録 付 1. UPS 固定パネル(標準仕様) UPS 本体を床面に固定するためのパネルが付属しています。ただし,アンカーボルトは付属 していません。 本体正面 本体側面 固定パネル 固定パネル 添付ボルト で取り付け アンカーボルトで固定 UPS 背面側 固定するためには床面に以下のような加工が必要です。 UPS 正面側 付 固定パネル 床面加工図 容 量 推奨 アンカー ボルト径 A B C D E F G H J K L M N P 3kVA 250 560 298 265 135 330 95 155 155 16.5 24 3 12 10 M8 5kVA 250 690 450 390 150 420 120 160 160 30 75 3 16 50 M12 -68- 6E3K0913 付 2. ECE2 タイプ UPS 形式説明 銘板上の形式の意味は次のとおりです。 形 E C E 2 − U 1 0 式 0 3 0 L 特別仕様別コード M B B 3 機種名 Little star ECE2 タイプ 容 量 入力電圧 (単相 2 線) 030:3kVA 050:5kVA 1:100V オプション コード (1) L:バッテリ 寿命 5 年 電源方式 U:UPS 出力電圧 (単相) 0:100V 単相 2 線 オプションコード (2) MB:メンテナンスバイパス付き B2:バックアップ時間 20 分間 B3:バックアップ時間 30 分間 FC:出力周波数 50Hz 固定(※1) FD:出力周波数 60Hz 固定(※1) (※1)バイパス回路がありませんの で、UPS がバイパスに切り替 わる動作の場合は、UPS から の出力は遮断されます。 -69-