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Simple Serial モニタ
SSM−2322
取扱説明書
エムシーアイエンジニアリング株式会社
〒182‑0024 東京都調布市布田1−44−3
TEL 0424‑87‑9564 FAX 0424‑82‑9138
第2版
2003年02月24日
[1]概要
Simple Serial Monitor「SSM‑2322」は各種の電子機器で汎用的に使用されているシリアル伝送(RS232C)を
手軽にモニタし、装置やシステムのデバッグ・解析の補助として使用することを目的としています。
モニタケーブルを装置間、およびパソコンの RS232Cポートに接続し、モニタソフトを起動し、ボーレートなどを
設定するだけで装置間の通信データをパソコン画面でモニタすることができます。
[2]ケーブルの接続方法
CN−T1
CN−T2
装置1
装置2
モニタケーブル
CN−M1
モニタソフトをインストールしたパソコン
「CN−T1」、「CN−T2」コネクタをモニタしたい装置間に接続します。
「CN−M1」コネクタをモニタソフトをインストールしたパソコンの RS232C コネクタに接続します。
「CN−T1」、「CN−T2」、「CN−M1」コネクタは Dsub 9ピンです。
「CN−T1」コネクタと「CN−T2」コネクタの間は完全ストレート接続になっています。
送信データライン、受信データライン、GNDラインの3本は「CN−M1」コネクタにも接続されています。
CN−T1、Cn−T2のピン配列表
CN−M1のピン配列表
信号名 ピン番号
信号名 ピン番号
信号名
DCD
1
RxD
2
TxD
3
DTR
4
GND
5
信号名
1
6
DSR
6
RxD
7
2
RTS
7
3
8
CTS
8
4
9
RI
9
GND
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5
[3]使用上の注意
1:モニタケーブル
信号レベルはRS232Cとなっています。
RS422、RS485などのモニタはできません。
CN−T1コネクタ、CN−T2コネクタの送信データと受信データをCN−M1コネクタの中で
ダイオードを使って論理和(OR)されたデータをモニタします。
二つの装置が同時に送信動作を行った場合は正しいデータがモニタされず、ORされたデータが
ログウィンドウに表示されます。
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