Download PDF

Transcript
←これは、S P コヌドです。
専甚読み取り装眮の䜿甚により、誌面の内容の音声出力
が可胜です。
第23回障害者による曞道・写真党囜コンテスト
写真郚門
岐阜県
金賞
翡翠かわせみ
」
臌井 隆雄
䜜品電動車むスに䞀脚を利甚しおカメラを取り付けリモコ
ンで撮圱。寒さずトむレを我慢しお、氎分も取らず時間。ひたす
ら埅ち続け、目の前の枝に止たっおくれたのには感激でした。幎
ほど远いかけ続けお、初めお満足できた枚です。垞連の人達から、
䜕回も来おくれたのは珍しいずのこず。ラッキヌな䞀日でした。
寞評かわせみを写すだけでもいろいろ苊劎が倚いのでしょう
が、ポヌズがいいですね。きっず巊のほうを芋぀め、逌を発芋した
のでしょうか、緊匵感がありたす。
このコンテストは、障害者の文化掻動等の掚進を図る
こずで技術の向䞊、自立ぞの促進䞊びに積極的な瀟䌚参加
を目的ずしお、(財)日本障害者リハビリテヌション協䌚
党囜身䜓障害者総合犏祉センタヌの䞻催により毎幎
開催されおいるものです。第23回を迎えた今回のコンテ
ストでも、党囜各地より210点写真郚門にのがる玠晎
らしい䜜品の数々がよせられたした。
目
2009幎月号
次
■特集
障害者自立支揎法の改正に぀いお____________ 厚生劎働省瀟䌚・揎護局障害保健犏祉郚 1
■ラむフサポヌト
瀟䌚保険&___________________________________________________________ 髙橋 利倫 10
■ラむフサポヌト
地域で生掻する障害児の食生掻・栄逊支揎その _________________ 政安 静子 11
■スポヌツ
スポヌツを通しおのノヌマラむれヌション
粟神障害者からアスリヌトぞ ____________________________________ 坂井 䞀也 14
■レクリ゚ヌション
テレビゲヌムずナニバヌサルデザむン _________________________________ 小野 憲史 17
■お知らせ
平成21幎床 党囜身䜓障害者総合犏祉センタヌ戞山サンラむズ
研修䌚抂芁 _____________________________________________________________________ 20
障害者自立支揎法の改正に぀いお
厚生劎働省瀟䌚・揎護局障害保健犏祉郚
はじめに
で、䟋えば、埌述する盞談支揎の匷化などは本人
障害者犏祉の圚り方に぀いおは、瀟䌚犏祉基瀎
が自らの状況に応じおより適切なサヌビスを遞択
構造改革により瀟䌚犏祉制床党䜓が「瀟䌚的匱者
できるよう支揎するものであり、倧きな流れずし
の揎護救枈」から「囜民党おの瀟䌚的な自立支揎
おは前述の「基本的な方向性」をより深化させお
を目指すもの」ずしお䜍眮付けられるパラダむム
いくものず䜍眮付けられるものであるず考えおい
の転換の䞭で、この10幎間、様々な改革が行われ
たす。
おきたした。
障害者自立支揎法斜行埌の経緯
その「基本的な方向性」は、䞻に、利甚者本䜍
平成17幎10月、障害者が地域で自立し、安心し
の制床ずするためのサヌビス利甚者ずサヌビス提
お暮らせる瀟䌚の実珟を目指す障害者自立支揎法
䟛䞻䜓の察等な関係の確立、その前提ずなる個人
が成立し、翌18幎月に䞀郚、同幎10月に党郚が
の倚様な需芁に応える支揎䜓制ずサヌビス提䟛基
斜行されたした。
盀の匷化であり、䟋えば、
①
②
障害者自立支揎法では、
平成15幎月から斜行された支揎費制床では、 ①
これたで支揎費制床の察象ずなっおいなかっ
それたでの行政がサヌビスやその提䟛䞻䜓を決
た粟神障害者を含め、障害共通の制床によっ
定する措眮制床に倉えお利甚者がサヌビス提䟛
お障害犏祉サヌビスを実斜するずずもに、その
䞻䜓ず察等の関係で契玄を行う契玄制床を導入
実斜䞻䜓を障害者にずっおより身近な垂町村に
し、
䞀元化する、
平成18幎月から斜行された障害者自立支揎
②
障害者が自らの胜力を存分に発揮し、就劎を
法では、①の契玄制床を匕き継ぐほか、就劎支
通じた自立を支揎するこずができるよう、䞀般
揎のための新芏のサヌビスの創蚭、各自治䜓に
就劎ぞの移行を支揎するための事業を創蚭する
おいお障害犏祉蚈画を策定するこずによる蚈画
など、新たな課題に察応するための支揎を創蚭
的なサヌビス提䟛基盀の敎備、障害犏祉サヌビ
する、
スに係る費甚の矩務的経費化などによる財政基
③
盀の安定化、などの芋盎しを実斜しおきたした。
支絊決定に関する取扱いの地域栌差を解消す
るため、客芳的なサヌビスの必芁床に関する障
害皋床区分を導入し、垂町村審査䌚の意芋を聎
今般の「障害者自立支揎法等の䞀郚を改正する
法埋案」は、障害者自立支揎法のこれたでの斜行
取するなど支絊決定プロセスを透明化する、
④
状況を螏たえた芋盎しを実斜するものである䞀方
1
安定的な財源を確保し、障害者
が地域で暮らすために必芁なサヌ
特集
2009幎23月号
ビスの提䟛基盀を党囜的に匷化する
けお制床党般にわたる怜蚎を進める必芁がありた
ため、障害犏祉サヌビスに係る費甚
した。
このため、平成20幎月から瀟䌚保障審議䌚障
を囜の矩務的経費ずするずずもに、
利甚者にも応分の負担を求める仕組みずする、
害者郚䌚を開催し、法斜行埌の状況を螏たえお制
などの芋盎しが行われたした。
床党般に぀いお怜蚎を行うずずもに、障害圓事者
に察するヒアリングを実斜するなど、党19回にわ
障害者自立支揎法の斜行埌の状況を芋るず、囜
たる議論を行いたした。この結果、同幎12月「障
の障害犏祉関係予算は毎幎床着実な䌞びを確保し
害者自立支揎法斜行埌幎の芋盎しに぀いお」
瀟
おいるずころです。
䌚保障審議䌚障害者郚䌚報告曞が取りたずめら
たた、各垂町村・郜道府県においお策定された
障害犏祉蚈画に基づき、就劎移行支揎事業やグ
れ、法斜行埌幎の芋盎しにおいお察応すべき事
項が瀺されたした。
ルヌプホヌム等の障害犏祉サヌビスの提䟛䜓制の
たた、䞎党障害者自立支揎に関するプロゞェク
敎備が進められるなど、地域で暮らすために利甚
トチヌムにおいおも怜蚎が行われ、平成21幎月
できるサヌビスの充実が図られおいるずころです。 には「障害者自立支揎法の抜本芋盎しの基本方針」
がずりたずめられたした。
䞀方、障害者自立支揎法の斜行に圓たっおは、
これらを受け、平成21幎月31日「障害者自立
その改革内容が抜本的なものであったこずから、
支揎法等の䞀郚を改正する法埋案」が閣議決定さ
様々な意芋があり、䞁寧に察応する必芁がありた
れ、同日、囜䌚ぞ提出されたした。
した。
このため、たず、平成18幎12月に「特別察策」
障害者自立支揎法等の䞀郚を改正する
法埋案
を決定し、利甚者負担の軜枛や事業者に察する激
倉緩和措眮など幎間で囜費1,200億円芏暡から
なる改善策を実斜したした。
障害者自立支揎法等の䞀郚を改正する法埋案
以䞋「改正法案」ずいいたす。
のポむントは以
さらに、平成19幎12月には「䞎党障害者自立支
䞋のずおりです。
揎に関するプロゞェクトチヌム」の提蚀を受けお、
①
利甚者負担の芋盎し
利甚者負担の曎なる軜枛や事業者の経営基盀の匷
②
障害者の範囲及び障害皋床区分の芋盎し
化のため、
「障害者自立支揎法の抜本的な芋盎しに
③
盞談支揎の充実
向けた緊急措眮」を決定し、平成20幎床から実斜
④
障害児支揎の匷化
したした。
â‘€
地域における自立した生掻のための支揎の充
実
障害者自立支揎法の附則第条では、
「政府は、
この法埋の斜行埌幎を目途ずしお䞭略この
(1) 利甚者負担の芋盎し
法埋の芏定に぀いお䞭略怜蚎を加え、その結
障害者自立支揎法では、費甚を広く囜民党䜓で
果に基づいお必芁な措眮を講ずる」こずずされお
分かち合い、サヌビス量の増倧に察しお安定的な
いたす。
制床ずしおいくために、障害犏祉サヌビスなどに
平成21幎は障害者自立支揎法が斜
かかる費甚の割以䞊を公費で負担する䞀方、原
行されお幎に圓たるこずから、前
則ずしお費甚の割を利甚者本人も負担する仕組
述の斜行状況を螏たえ、芋盎しぞ向
みずなっおいたす。
2
2009幎23月号
特集
この利甚者負担に぀いおは、その負担が過倧な
このため、発達障害に぀いおは既
ものずならないようにする必芁があるこずから、
に発達障害者支揎法の䞭で定矩芏定
所埗に応じた負担䞊限額が蚭定されおいたす。た
が眮かれおいるこずなどを螏たえ、
た、平成19幎月からの「特別察策」や平成20幎
改正法案では、発達障害者が障害者自立支揎法の
月からの「緊急措眮」によっお、䜎所埗者を䞭
障害者に含たれるこずを法埋䞊明確化するこずず
心にこの負担䞊限額を匕き䞋げるなど所埗に応じ
したした。
たた、高次脳機胜障害の方に぀いおも、改正法
たきめ现やかな負担軜枛措眮を講じおきたずころ
案ずは別途障害者自立支揎法の察象ずなるこずに
です。
この結果、䟋えば䜎所埗垂町村民皎非課皎䞖
぀いお明確化するこずずしおいたす。
垯の方の通所サヌビス利甚者の負担䞊限額は、
月圓たりで1,500円ずなるなどその負担氎準は
②
障害皋床区分の芋盎し
倧幅に匕き䞋げられおおり、実際倚くの人がこの
障害者自立支揎法の斜行前支揎費制床では、
䞊限額に圓たっおいるこずを螏たえれば、障害者
支揎の必芁床に関する客芳的尺床が存圚しなかっ
自立支揎法の利甚者負担は実質的には負担胜力に
たこずなどから、サヌビスの必芁性が同じであっ
応じた負担ずなっおいるず蚀えたす。
平均的な負
おも個々人によっおサヌビスの内容や量が倧きく
担率は玄皋床
異なり、必ずしも障害の皋床や支揎の必芁性に応
こうした䞭、珟行の利甚者負担の芏定に぀いお
は䟝然ずしお割の定率負担が原則ずなっおいる
じたサヌビスの利甚ができおいないずいう実態が
ありたした。
こずから、改正法案では、法埋䞊「負担胜力に応
このため、障害者自立支揎法では、サヌビスの
じた負担が原則であるこず」を明確化するこずず
公平な利甚や垂町村間の栌差是正のため、支揎の
しおいたす。
必芁床を客芳的に枬るこずを目的ずしお、障害皋
床区分を導入したした。
䞀方で、障害皋床区分に぀いおは、その名称や
(2) 障害者の範囲及び障害皋床区分の芋盎し
①
定矩の仕方が障害者の暙準的な支揎の床合いを瀺
障害者の範囲の芋盎し
障害者自立支揎法では、身䜓障害者、知的障害
す区分であるこずが分かりにくいずいう指摘があ
者及び粟神障害者を障害者自立支揎法䞊の「障害
るずずもに、知的障害や粟神障害に぀いおは、障
者」ずし、障害に共通したサヌビス䜓系ずしお
害皋床区分の䞀次刀定においお䜎く刀定される傟
いたす。
向にあるなど、倚様な障害特性が十分に反映され
この「障害者の範囲」に぀いおは、発達障害の
おいないずいった課題がありたした。
方などぞの支揎に぀いお、障害者自立支揎法の法
このため、改正法案では、障害皋床区分の名称
案審議時に囜䌚等においお議論ずなったこずなど
を「障害支揎区分」ず改めるずずもに、その定矩
から、法附則の斜行埌幎の芋盎し芏定においお
に぀いおも芋盎しを行い、障害者にずっお必芁ず
も怜蚎項目に挙げられおいるずころです。
される「暙準的な支揎の床合」を瀺す区分である
この点、発達障害や高次脳機胜障害は抂念的に
こずを明確化しおいたす。
たた、身䜓障害・知的障害・粟神障害それぞれ
は粟神障害又は知的障害に含たれおおり、障害者
自立支揎法の察象ずなりうるものでしたが、法斜
の障害特性を反映するものずなるよ
行埌の状況を芋るず、こうした認識が䞀般的に共
う、今埌、障害皋床区分認定に係る
有されおいるずは蚀い難い状況がありたした。
調査項目や刀定基準に぀いおも芋盎
3
特集
2009幎23月号
蚭するこずずしおいたす埌述
。
しを行うこずずしおいたす。
たた、障害者が個々の状況に応じお必芁なサヌ
(3) 盞談支揎の充実
障害者自立支揎法では、障害者が自らの遞択で
ビスを利甚できるようにするためには、サヌビス
必芁に応じたサヌビスを受けるこずができるよう
の利甚蚈画の䜜成などサヌビス利甚手続に぀いお
昌倜分離や報酬の日割りなど利甚者本䜍のサヌビ
の機胜を充実させる必芁がありたした。
ス䜓系ずなるよう芋盎しを行うずずもに、就劎支
このため、珟圚、察象が重床の障害者等に限ら
揎など新たな課題に察応するためのサヌビスの創
れ、か぀䜜成が支絊決定埌ずなっおいるサヌビス
蚭などを行いたした。
利甚蚈画に぀いお、圓該蚈画に係る絊付の察象者
これらの仕組みを有効に機胜させるずずもに、
を倧幅に拡倧するずずもに、垂町村は支絊決定を
障害者が地域で安心しお自立した生掻を営むため
行うに圓たりあらかじめ䜜成されたサヌビス利甚
には、障害者が日々の暮らしの䞭で抱えおいる
蚈画案を参考ずする仕組みずし、より個々の状況
ニヌズや課題にきめ现かく察応し、適切なサヌビ
に応じたサヌビス利甚ができるように芋盎すこず
スに結び぀けおいくための盞談支揎が䞍可欠です
ずしおいたす。
が、障害者の盞談支揎に぀いおは各自治䜓によっ
お取組状況に差があるほか、障害者が蚈画的に必
(4) 障害児支揎の匷化
芁なサヌビスを利甚できるよう障害者自立支揎法
障害児支揎の圚り方に぀いおは、障害者自立支
で導入したサヌビス利甚蚈画䜜成費の利甚者が平
揎法の斜行によりそれたでの措眮制床から契玄に
成20幎月時点で1,920人にすぎないなど、必ずし
基づく制床に移行したずころですが、サヌビスの
も十分な盞談支揎が行われおいない状況にありた
実斜䞻䜓などいく぀かの論点が残されおいたこず
す。
から、障害者自立支揎法の制定の際、同法附則に
おいお斜行埌幎の芋盎しにおける具䜓的な怜蚎
このため、改正法案ではこれらの課題を解消す
項目の䞀぀ずされおいたした。
このため、障害児支揎の圚り方に぀いおは怜蚎
るため地域における盞談支揎䜓制の敎備を行うこ
䌚を開催しお倚数の有識者や関係者に埡議論いた
ずずしおいたす。
具䜓的には、地域においおより質の高い総合的
だいたずころであり、この怜蚎䌚の報告曞を螏た
な盞談支揎を実斜しおいくため、地域における盞
え、改正法案では、できるだけ子ども・家族にずっ
談支揎の䞭栞的な圹割を担う機関ずしお、垂町村
お身近な地域で支揎を行うこずや、子どものラむ
に「基幹盞談支揎センタヌ」を蚭けるこずずした
フステヌゞに応じた䞀貫した支揎を行っおいくず
した。
いう基本的な芖点に立っお、障害児支揎斜策を充
たた、地域の障害者ぞの支揎䜓制に関する課題
実させおいくこずずしたした。
に぀いお、障害者の犏祉・医療・教育・雇甚など
第䞀に、障害児斜蚭の再線です。前述のずおり、
の関係者等が情報を共有し、地域の障害者ぞの支
障害者自立支揎法では障害共通のサヌビス䜓系
揎䜓制に぀いお協議を行う自立支揎協議䌚に぀い
ずするずずもに、サヌビスに係る絊付の実斜䞻䜓
お、法埋䞊の䜍眮付けを明確化するこずずしおい
を垂町村に䞀元化したした。他方、珟行制床では
障害児斜蚭の斜蚭類型が障害皮別に分かれおいる
たす。
さらに、地域移行や地域定着に係
る新たな盞談支揎のための絊付を創
ほか、実斜䞻䜓も郜道府県ずなっおいるずころで
す。
4
2009幎23月号
このため、障害児やその家族がなるべく身近な
特集
の長期入院患者に぀いおも地域移行
地域でサヌビスを利甚できるようにするずずもに、 が十分に進んでいるずは蚀えない状
障害の重耇化等に察応できるよう、通所・入所斜
況にありたす。
蚭それぞれに぀いお障害皮別を超えた利甚ができ
るよう䞀元化するこずずしたした。たた、同様に
このような䞭、障害者が地域で支揎を受けなが
障害児やその家族がなるべく身近な地域で支揎を
ら暮らすこずのできる堎所の受け皿ずしお、グ
受けられるよう、通所サヌビスに係る絊付の実斜
ルヌプホヌム・ケアホヌムが倧きな圹割を担っお
䞻䜓をこれたでの郜道府県から垂町村ずするこず
いるこずから、改正法案では、これらのサヌビス
ずしたした。
を利甚しやすくなるよう、グルヌプホヌム・ケア
このほか、新たに保育所等蚪問支揎を創蚭し、
ホヌム入居者に察しおその利甚に䌎い必芁ずなる
障害児斜蚭のスタッフが保育所等を蚪問しおこれ
費甚の助成を行うこずずしおいたす。たた、法案
らの堎における障害児の受入れを支揎するこずず
ずは別途、身䜓障害者がグルヌプホヌム・ケアホヌ
しおいたす。
ムを利甚できるよう、必芁な芋盎しを行うこずず
第二に、障害児に察しおラむフステヌゞに応じ
しおいたす。
た切れ目のない支揎を行うため、個別支揎蚈画の
さらに、珟圚地域生掻支揎事業の䞭に䜍眮付け
䜜成等による䞀貫した支揎を行うほか、改正法案
られおいる重床の芖芚障害者に察する移動支揎を
においおも、特に充実を求める声のあった攟課埌
自立支揎絊付の察象ずするなど、新たな支揎を創
や倏䌑み等においお必芁な蚓緎や指導などを行う
蚭するこずずしおいたす。
サヌビス攟課埌等デむサヌビスを創蚭するな
このほか、改正法案ではこうした地域移行を進
ど、必芁な支揎を創蚭するこずずしおいたす。
たた、18歳以䞊の入所者に぀いおは、より適切
めおいくずずもに、地域で自立した生掻を継続で
な支揎ができるよう、障害者自立支揎法のサヌビ
きるよう支揎を行うため、地域移行や地域定着に
スで察応するこずずしたした。この際、重症心身
係る盞談支揎のための絊付を創蚭するこずずしお
障害者の方などぞの配慮から、支揎の継続性を確
いたす。
保するための措眮や、珟に入所しおいる者が退所
第䞀に、斜蚭入所者などが地域での生掻に移行
させられるこずがないようにするための必芁な芏
するためには、䜏居の確保や新生掻の準備などに
定を蚭けおいたす。
぀いお支揎が必芁です。このため、入所等の段階
から退所埌の生掻を芋据えおグルヌプホヌムなど
を䜓隓利甚する堎合や䜏居の確保のためのサポヌ
(5) 地域における自立した生掻のための支揎
障害者自立支揎法では障害のある方が地域で自
立し、安心しお暮らせる瀟䌚の実珟を目指しおお
トなどを行う「地域移行支揎」を創蚭するこずず
したした。
第二に、地域移行した障害者が実際に地域で安
り、障害者が地域移行できるようにするための取
心しお暮らしおいくための䜓制づくりも重芁です。
組を進めるこずずしおいたす。
䞀方、障害者の地域移行に぀いお法斜行前埌の
このため、地域生掻を始めた障害者に察しお24時
状況を芋おみるず、䟋えば、斜蚭入所者に぀いお
間にわたっお緊急時の盞談・連絡などの䜓制を敎
は、地域移行をした者ずほが同数の新芏入所者が
備し支揎を行う「地域定着支揎」を
いるために、斜蚭入所者総数の枛少幅が小さいほ
創蚭するこずずしおいたす。
か、受入条件が敎えば退院可胜ずなる粟神科病院
5
特集
2009幎23月号
終わりに
を目指す䞀方で、必芁なものには十分な呚知期間
以䞊のポむントのほか、事業者の
ず準備期間を確保する芳点から、障害者の範囲の
業務管理䜓制の敎備や粟神障害者の
芋盎しに぀おは公垃の日、利甚者負担の芋盎しな
地域生掻を支える粟神科救急医療の敎備などが
どに぀いおは公垃の日から幎ヶ月を越えない
「障害者自立支揎法等の䞀郚を改正する法埋案」
範囲内においお政什で定める日、障害皋床区分の
に盛り蟌たれおいたす。
芋盎し、盞談支揎の充実、障害児支揎の匷化に぀
改正法案の斜行期日は、可胜な限り迅速な斜行
いおは平成24幎月日ずしおいたす。
障害者自立支揎法等の䞀郚を改正する法埋案の抂芁
① 利甚者負担の芋盎し
 利甚者負担に぀いお、応胜負担を原則に
 障害犏祉サヌビスず補装具の利甚者負担を合算し負担を軜枛
② 障害者の範囲及び障害皋床区分の芋盎し
 発達障害が障害者自立支揎法の察象ずなるこずを明確化
 障害皋床区分の名称ず定矩の芋盎し
※ 障害皋床区分そのものに぀いおも障害の倚様な特性を螏たえお抜本的に芋盎し
③ 盞談支揎の充実
 盞談支揎䜓制の匷化垂町村に総合的な盞談支揎センタヌを蚭眮、「自立支揎協議䌚」を法埋䞊䜍眮付け
 支絊決定プロセスの芋盎しサヌビス利甚蚈画案を勘案、サヌビス利甚蚈画䜜成の察象者の倧幅な拡倧
④ 障害児支揎の匷化
 児童犏祉法を基本ずしお身近な地域での支揎を充実
障害皮別等で分かれおいる斜蚭の䞀元化、通所サヌビスの実斜䞻䜓を郜道府県から垂町村ぞ
 攟課埌型のデむサヌビス等の充実
など
â‘€ 地域における自立した生掻のための支揎の充実
 グルヌプホヌム・ケアホヌム利甚の際の助成を創蚭
 重床の芖芚障害者の移動を支揎するサヌビスの創蚭個別絊付化
その他事業者の業務管理䜓制の敎備、粟神科救急医療䜓制の敎備等
斜行期日幎ヶ月を超えない範囲内においお政什で定める日。障害者の範囲は公垃の日。 障害皋床区分、③、④は平成幎月日。
6
1
2009幎23月号
特集
① 利甚者負担の芋盎し
利甚者負担の芏定の芋盎し
課題 环次の察策により、負担䞊限額は倧幅に匕き䞋げられおおり、実質的に負担胜力に応じた負担
になっおいるが、法埋䞊は割負担が原則ずなっおいる。
→ 法埋䞊も負担胜力に応じた負担が原則であるこずを明確化。
ただし、サヌビス利甚量が少なく、割負担の方が䜎い堎合には割
※ 䟋えば、珟圚、通所サヌビスの堎合、垂町村民皎非課皎䞖垯の負担限床額は月額円。
※ 利甚者の実質負担率.囜保連デヌタ
利甚者負担の合算
課題 障害犏祉サヌビスず補装具の利甚者負担の䞊限額は、それぞれに別に蚭定されおいる。
→ 高額障害犏祉サヌビス費に぀いお補装具ず合算するこずで、利甚者の負担を軜枛。
2
② 障害者の範囲及び障害皋床区分の芋盎し
障害者の範囲の芋盎し
課題 発達障害は、抂念的には粟神障害に含たれるが、そのこずが明確にされおいない。
→ 障害者自立支揎法のサヌビスをより受けやすくする芳点から、発達障害者が障害者の範囲に含たれ
るこずを法埋䞊明瀺。
※ 発達障害に぀いおは、発達障害者支揎法が敎備され、発達障害の定矩芏定も眮かれおいる。
※ あわせお、高次脳機胜障害が察象ずなるこずに぀いお、通知等で明確にする。
障害皋床区分の芋盎し
課題 障害皋床区分の名称・定矩が、暙準的な支揎の床合を瀺す区分であるこずが分かりにくい。
→ 名称を「障害支揎区分」ずし、定矩に぀いおも、障害者等の障害の倚様な特性その他の心身の状態に
応じお必芁ずされる暙準的な支揎の床合を総合的に瀺す区分であるこずを明確化。
※ 法埋䞊の芏定の芋盎しず䞊行しお、障害皋床区分そのものに぀いおも障害の倚様な特性を螏たえお抜本的に芋
盎す。
※ 支絊決定に圓たっお、別途障害者を取り巻く環境を勘案するこずに぀いおも、法埋䞊明確化。
3
7
特集
2009幎23月号
③ 盞談支揎の充実
盞談支揎䜓制の匷化
課題 障害者の地域生掻にずっお盞談支揎は䞍可欠であるが、垂町村ごずに取組状況に差がある。
たた、地域の支揎䜓制づくりに重芁な圹割を果たす自立支揎協議䌚の䜍眮付けが法埋䞊䞍明確。
→ 地域における盞談支揎䜓制の匷化を図るため䞭心ずなる総合的な盞談支揎センタヌを垂町村に蚭眮。
→ 自立支揎協議䌚に぀いお、蚭眮の促進や運営の掻性化のため、法埋䞊に根拠を蚭ける。
※ 垂区町村における地域自立支揎協議䌚の蚭眮状況65。(20.4.1珟圚。20幎床䞭に曎に20%が蚭眮予定)
※ 平成19幎12月の䞎党報告曞においおも、自立支揎協議䌚の法什䞊の䜍眮付けの明確化に぀いお指摘。
→ 地域移行や地域定着に぀いおの盞談支揎の充実。緊急時に察応できるサポヌト䜓制等
支絊決定プロセスの芋盎し等
課題 サヌビス利甚蚈画の䜜成に぀いおは、①蚈画の䜜成が垂町村の支絊決定埌ずなっおいる、②察
象が限定されおいる、などの理由からあたり利甚されおいない。
→ 支絊決定の前にサヌビス利甚蚈画案を䜜成し、支絊決定の参考ずするよう芋盎し。
→ サヌビス利甚蚈画䜜成の察象者を倧幅に拡倧。
※ 珟圚のサヌビス利甚蚈画䜜成費の察象者は、重床障害者等に限定されおおり、利甚者数は人.
4
④ 障害児支揎の匷化
児童犏祉法を基本ずした身近な支揎の充実
課題 障害を持぀子どもが身近な地域でサヌビスを受けられる支揎䜓制が必芁。
→ 重耇障害に察応するずずもに、身近な地域で支揎を受けられるよう、障害皮別等に分かれおいる珟行
の障害児斜蚭通所・入所に぀いお䞀元化。
→ 圚宅サヌビスや児童デむサヌビスの実斜䞻䜓が垂町村になっおいるこずも螏たえ、通所サヌビスに぀
いおは垂町村を実斜䞻䜓ずする入所斜蚭の実斜䞻䜓は匕き続き郜道府県。
攟課埌等デむサヌビス事業の創蚭
課題 攟課埌や倏䌑み等における居堎所の確保が必芁。
→ 孊霢期における支揎の充実のため、「攟課埌等デむサヌビス事業」を創蚭。
圚園期間の延長措眮の芋盎し
課題 歳以䞊の障害児斜蚭入所者に぀いお、障害者斜策ずしお察応すべきずの意芋。
障害児支揎の関係者で構成された『障害児支揎の芋盎しに関する怜蚎䌚』の䞭での議論
→ 歳以䞊の入所者に぀いおは障害者斜策障害者自立支揎法で察応するよう芋盎し。
その際、支揎の必芁な継続のための措眮や、珟に入所しおいる者が退所させられるこずがないよう
附則に必芁な芏定を蚭ける。特に重症心身障害者に぀いおは十分に配慮する。
8
5
2009幎23月号
特集
â‘€ 地域における自立した生掻のための支揎の充実
グルヌプホヌム・ケアホヌム利甚の際の助成の創蚭
課題 障害者の地域移行を促進するため、障害者が安心しお暮らせる「䜏たいの堎」を積極的に確保す
る必芁。
→ グルヌプホヌム・ケアホヌム入居者ぞの支揎を創蚭利甚に䌎い必芁ずなる費甚の助成。
※ 身䜓障害者に぀いお、グルヌプホヌム・ケアホヌムを利甚できるようにする。告瀺
重床の芖芚障害者の移動支揎の個別絊付化
課題 移動支揎に぀いお、重床の肢䜓䞍自由者や知的障害者及び粟神障害者に぀いおは、自立支揎
絊付ずされおいるが、重床の芖芚障害者に぀いおは、地域生掻支揎事業補助金の䞭で行われおいる
のみ。
→ 重床の芖芚障害者の移動支揎に぀いおも、地域での暮らしを支揎する芳点から、自立支揎絊付の察
象ずする。
6
⑥ その他
事業者の業務管理䜓制の敎備等
課題 障害犏祉サヌビス事業の運営をより適正化するこずが必芁。
→ 事業者における法什遵守のための業務管理䜓制の敎備、事業廃止時のサヌビス確保察策等。
粟神障害者の地域生掻を支える粟神科救急医療の敎備等
課題 粟神障害者の地域生掻ぞの移行及び地域生掻の支揎を掚進するこずが必芁。
→ 郜道府県による粟神科救急医療䜓制の確保に぀いお法埋䞊䜍眮付け等。
【粟神保健及び粟神障害者犏祉に関する法埋の改正】
→ 粟神保健犏祉士が、粟神障害者の地域生掻における盞談支揎を担っおいるこずの明確化等。
【粟神保健犏祉士法の改正】
7
9
瀟 䌚 保 険 Q&A
問
(問)
「ねんきん特別䟿」が、すべおの人に送
られおいるずいうこずですが、私には、ただ届き
た。
(2) 転職によるもの
たせん。
「ねんきん特別䟿」が䌚瀟に届いたが、既に
なぜ届かないのか。幎金の受絊は、どうなるも
退職しおいお本人に亀付するこずができなかっ
のか、お尋ねしたす。
た。
(3) 基瀎幎金番号がなく「加入者」になっおいな
(答) 平成19幎月に瀟䌚保険庁が、基瀎幎金
答
い人など
番号に統合名寄せされおいない蚘録が玄5,000
平成幎月から基瀎幎金番号が導入されお
䞇件あるず公衚しおから、幎金保険料の玍付蚘録
いたす。基瀎幎金番号がない人には、堎合によ
問題が明らかになっおきたした。それだけのもの
り、
「幎金加入蚘録のお知らせ」が送られるこず
が、加入者のものに結び付いおいないずいうこず
がありたす。
です。
「ねんきん特別䟿」は、平成20幎10月たでに、

早急に幎金蚘録の確認を
すべおの幎金受絊者、加入者に送られたした。し
倧たかにいっお、厚生幎金は60歳から、囜民幎
かし、お尋ねのありたしたように、
「ねんきん特別
金は65歳から受絊できたす。そのためには、原則
䟿」が届かないずいう方が少なくありたせん。
25幎間の受絊資栌期間が必芁です。そのため、埡
自分が、この期間を満たすこずができるものかど

なぜ届かないか
うか確認するこずが肝芁です。
「ねんきん特別䟿」が届かない理由ずしお、次
特に、第号被保険者の届出は、挏れがちずなっ
のようなこずが考えられたす。
おいたす。この届出は、堎合により、
「将来に向かっ
(1) 正しい䜏所が登録されおいない
お保険料玍付枈期間に算入」ずか「届出があった
䜏所の登録が誀っおされたか、その埌の倉曎
がされおいない。
翌月から幎金額が改定される」こずになっおいお、
そのため、届出が遅れたために、受絊できるのは、
䜏所倉曎届が出されおいない。転居したのに
届出の翌月からずいうこずになりかねたせん。本
䌚瀟に届けなかった。又は䌚瀟に届けたが、䌚
来なら既に受絊できおいるはずの幎金が、もらえ
瀟が瀟䌚保険事務所に䜏所倉曎届を出さなかっ
ないずいうこずになりたす。
た。
第号被保険者
サラリヌマンの扶逊配偶者劻
第号被保
受絊できるはずの幎金を守るためにも、埡自分
険者は、平成14幎月たでは、被保険者自ら
の幎金蚘録を確認するためにも、垂区町村圹堎又
届けなければならなかったものを届けなかっ
は瀟䌚保険事務所の窓口で埡盞談されるこずをお
た。平成14幎月以降は、配偶者倫
勧めしたす。
の䌚瀟を通じお行うこずになっおい
回答瀟䌚保険劎務士
たすが、その届出がされおいなかっ
10
髙橋
利倫
地域で生掻する障害児の
食生掻・栄逊支揎その
瀟日本栄逊士䌚党囜犏祉栄逊士協議䌚
政安
協議䌚長
はじめに
静子
ニング曞、栄逊アセスメント曞、栄逊支揎蚈画曞、
珟行の障害者自立支揎法においおは、地域で生
モニタリング・評䟡曞を䜿甚し、指導ツヌルず
掻する障害児に察する食生掻・栄逊支揎に぀いお
しおは「平成18幎床障害者の栄逊管理マネゞメン
専門的な支揎サヌビスが構築されおいない。この
トの圚り方に関する調査研究事業」で䜜成した
こずから、食生掻、食行動による問題や䜎䜓重、
『「食事バランスガむド」を䜿ったらくらくサポヌ
肥満などによる生掻機胜の䜎䞋を招いおいる。
トマニュアル』を掻甚した。
したがっお、障害児の身䜓状況や食事状況、食
行動、生掻状況に関する実態および保護者に察す
結果ず考察
る支揎ニヌズを把握し、保護者に察しおの食生
ベヌスラむン調査による地域で生掻する障
害児の身䜓状況ず食行動の実態
掻・栄逊支揎を行うこずが有効ず考え「平成20幎
床障害者保健犏祉掚進事業障害者自立支揎プロ
原疟患では、自閉症児自閉症傟向を含むの
ゞェクト地域で生掻する障害児者の食生掻・
割合が51.7ずもっずも倚く、次いで粟神遅滞が
栄逊支揎に関する調査研究事業」を実斜した。
33.3ずいう結果ずなった。特に、自閉症ず粟神
たず、障害児においお問題ずされおいる食生掻
遅滞を重耇しおいる者も倚いこずから、自閉症児
や栄逊の改善を図るこずにより健康の維持・増進
の特性を理解したうえで個々の特有な状況に応じ
や QOL の向䞊を目的ずしお児童デむサヌビス、知
た食生掻・栄逊支揎䜓制が重芁であるず考える。
的障害児通園斜蚭、肢䜓䞍自由児斜蚭、地域掻動
身䜓状況に぀いおみるず、未就孊児では、
「倪っ
支揎センタヌ等以䞋児童デむサヌビス等ずい
おいる」
カりプ指数 19以䞊の割合は、8.5、
うにおけるモデル事業を実斜し、地域で生掻す
「やせおいる」カりプ指数 15未満の割合は
る障害児に察する栄逊・食生掻の支揎䜓制の今埌
29.6であった。就孊児では、
「倪っおいる」
肥
のあり方を怜蚎するこずずした。
満床30以䞊の割合は、14.3、
「やせおいる」
本調査では、児童デむサヌビス等を利甚する障
15未満の割合は20.4であった。このこ
害児157人の保護者を察象に、これらを運営する法
ずから、地域で生掻する障害児は、
「倪っおいる」
人に所属する管理栄逊士・栄逊士を通じお、地域
より、
「やせおいる」の割合が高く、成長・発達す
で生掻する障害児の珟状を把握するための実態調
る倧切な時期であるこずも考慮し、䜎栄逊を予防
査ず食生掻・栄逊支揎をおよそヶ月間蚈回
する栄逊改善が必芁であり、栄逊マネゞメントの
行うずずもに、その食生掻・栄逊支揎等に関する
必芁性が匷く瀺唆された。
調査を行った。
食事バランスの珟状に぀いおは、
食生掻・栄逊支揎には各皮様匏栄逊スクリヌ
䞻食では、「ずれおいる」割合が未
11
ラむフサポヌト
2009幎23月号
就孊児は91.9、就孊児は100ず
霢が䜎い方がキヌパヌ゜ンである母芪ずの関わり
いう結果ずなり、党䜓的に食事バラ
が深いこずが䌺えた。「䟿秘がある」の割合が、
ンスがずれおいた。副菜では、
「ずれ
未就孊児では、33.8、就孊児では30.8ずいう
おいる」の割合が未就孊児は72.6、就孊児は
結果から、障害児に察しおの食生掻・栄逊支揎に
82.6であり、特に「少ない」の割合が未就孊児
぀いおは、䟿秘察策が重芁であるず考える。
で27.4ず倚く、野菜類の摂取䞍足が考えられ
食行動ず身䜓状況の関連をみるず、「倪っおい
る。䞻菜では、「ずれおいる」の割合は、未就孊
る」者に぀いおは、
「よくかたない」ず回答した者
児は90.3、就孊児は84.8ずいう結果ずなり党
が13人䞭12人92.3ず倚かった。このこずか
䜓的に食事バランスがずれおいた。牛乳・乳補品
ら、よくかんで食べない者に肥満傟向が倚いずい
では、
「ずれおいる」の割合は、未就孊児は66.1、
うこずが明らかになった。食生掻・栄逊支揎で
就孊児は69.6ずいう結果ずなり、牛乳・乳補品
は、肥満予防ずしお「よくかんで食べる」こずを
の摂取の過䞍足がみられた。果物では、
「ずれおい
習慣ずするように、母芪ぞの支揎が必芁であるず
る」の割合は、未就孊児は48.4、就孊児は67.4
考える。
ずいう結果ずなり、特に、未就孊児に「少ない」
生掻状況に぀いおは、朝食を「食べない」ず回
が倚かったこずから、日垞的に果物の摂取を促す
答した者は、平日・䌑日ずもに党䜓で人のみで、
ように働きかけるような支揎が必芁ず考える。食
ほずんど欠食が芋られなかった。食事や間食に぀
事バランスを総合的にみおみるず、
「ずれおいる」
いお「だれず」の蚭問に぀いお党䜓的にみるず、
の割合は、党䜓で36.1未就孊児 32.3、就
「家族」ず䞀緒に食べおいる者が倚く、
「䞀人で」
孊児 41.3ずいう結果ずなり、食事バランス
ず回答した者は少ない結果ずなった。今回の調査
がずれおいない児の割合が倚かった。このこず
察象者では生掻リズムや孀食に問題がある児の割
から、食事バランスが倧きく倖れおいる、栄逊に
合は少なかったこずから、今回調査協力をした地
過䞍足の恐れがある児を支揎するために、日垞的
域で生掻する障害児には、孀食や生掻リズムに問
に食事の準備などをしおいるキヌパヌ゜ンである
題がある者の割合は少ないず考える。
母芪を察象ずしお、食生掻・栄逊の情報提䟛ず支
保護者からの食生掻・食行動に関するニヌズに
揎が必芁であり、母芪が栄逊改善の取り組みを容
぀いおは、原疟患に自閉症の割合が倚く、その特
易に行うには、食事バランスガむドの理解ず掻甚
城である偏食やこだわりなどの食行動の課題が倚
が必芁であるず考える。
く芋られた。このこずから、食生掻・栄逊支揎に
なお、食行動の特城に぀いおみるず、
「倜食を食
぀いおは、障害児の特有な個性を把握したうえ
べる」に぀いお「週日以䞋」ず答えた者は、未
で、子どもの成長・発達に合わせた支揎が必芁で
就孊児では80.3、就孊児では85.7ずなり、倜
あり、保護者が食育に自信がもおるような「芪育
食を食べる習慣のある者の割合が少なかったこず
ち」支揎の取り組みも必芁ず考える。
から倜食ず肥満の関係を確認するこずが出来なか
った。たた、
「食べ物に぀いお話題にするこずがあ
継続的な支揎による効果
る」および「食事のお手䌝いをするこずがある」
ベヌスラむン調査支揎前ず最終回調査支
に぀いおは、就孊児ず比范しお、未
揎埌の食生掻・栄逊支揎による効果に぀いお怜
就孊児に「ある」ず回答した者の割
蚌した。身䜓状況の倉化をみるず、
「肥満」や「や
合が倚かったこずから、障害児の幎
せ」の状態に぀いおは、ほずんど倉化は芋られな
12
2009幎23月号
ラむフサポヌト
かった。このこずから、ヶ月に回皋床の食生
栄逊支揎システム栄逊マネゞメン
掻・栄逊支揎では「肥満」や「やせ」の改善には
トの機胜を党囜的にか぀安定的に
至らないず考える。
展開する必芁がある。そのためには、
たた、食生掻・栄逊支揎による食事バランスの
地域で生掻する障害児を支揎する機関においおも
倉化をみおみるず、
「少ない」者の割合が倚かった
栄逊マネゞメントを導入するべきであり、これら
副菜に぀いおは、未就孊児・就孊児で「少ない」
により地域で生掻する障害児の健やかな発達・発
から「ずれおいる」ぞのわずかな増加がみられた。
育が図られ、自立した生掻ず積極的な瀟䌚参加が
牛乳・乳補品に぀いおは、
「倚い」から「ずれおい
可胜ずなる。
る」ぞの増加がみられたものの「少ない」から「ず
今回の調査研究で実斜した食生掻・栄逊支揎シ
れおいる」ぞの倉化はみられなかった。果物に぀
ステムの機胜を確立するために「食生掻・栄逊支
いおは、未就孊児、就孊児ずもに「ずれおいる」
揎システムに関するマニュアル」を暙準化するず
の割合が枛少した。以䞊のこずから、障害児特有
ずもに、障害児者斜蚭の専門的な知識を持぀
の個性を理解したうえで、保護者や支揎スタッフ
管理栄逊士が勀務する機関に関連する通園斜蚭や
ずの連携を取りながら、食生掻・栄逊支揎のあり
児童デむサヌビス、地域の盞談支揎事業ぞ関わり
方を怜蚎する必芁があるず考える。
が可胜ずなるシステムを構築し、それぞれの事業
なお、食生掻・栄逊支揎による食行動の倉化を
みるず「よくかんで食べる」「食事のお手䌝いを
所のスタッフず連携しお食生掻・栄逊支揎を積極
的に行えるシステムが望たれる。
するこずがある」が増えおいた。このこずは、今
これらを掚進するこずにより、地域で生掻する
回の食生掻・栄逊支揎により母芪の食生掻・栄逊
障害児の食生掻・栄逊に関する課題ぞの改善が早
に関する意識が高たり、障害児の行動倉容に圱響
期に実斜でき、保護者の子育おぞの䞍安等を解消
を䞎えたず考える。さらに、食育ずいう芳点から
するこずができるずずもに、食育をも芖野に入れ
も、食生掻・栄逊支揎による効果があったず思わ
たラむフステヌゞにおける䞀貫した食生掻・栄逊
れる。
支揎䜓制が構築されるず考えられるこずから、
「食
生掻・栄逊支揎システムに関するマニュアル」の
おわりに
充実ず栄逊マネゞメントの技術向䞊を図るために
地域で生掻する障害児の健やかな発達・発育を
邁進しお行こうず思っおいる。
支揎する芳点から食生掻・栄逊支揎を新たに䜍眮
づけ、障害児の健やかな育ちぞの支揎を確保する
必芁がある。
これらの䜍眮づけにより、障害児固有の疟病や
食行動に関する知識や技術を保持した専門職によ
る食生掻・栄逊支揎が行われ、障害児および保護
者等の健康や食生掻・栄逊に察する意識も高たり、
障害児の個性にあった健やかな発達・発育が図ら
れる。
なお、地域で生掻する障害児の食生掻・栄逊支
揎を的確に行うには、本調査で実斜した食生掻・
13
スポヌツを通しおの
ノヌマラむれヌション
粟神障害者からアスリヌトぞ
健康科孊倧孊 䜜業療法孊科
䜐賀県わんわんクラブ監督
はじめに
坂
井
侀
也
幎には党囜障害者スポヌツ倧䌚のオヌプン競技に
毎幎10月に党囜障害者スポヌツ倧䌚が行なわれ
認められ、第回党囜障害者スポヌツ倧䌚オヌプ
おいたすが、2007幎たでは障害のうち粟神障害
ン競技・党囜粟神障害者スポヌツ倧䌚15チヌム
だけがオヌプン競技でした。2008幎にようやく粟
ずなりたした。たた、党囜をブロックに分けお
神障害者バレヌボヌル競技が正匏競技に加わり、
予遞䌚が行われるようにもなりたした。2004幎第
障害が揃った倧䌚ずなりたした。
回倧䌚からは、ブロック代衚チヌム、開催県
たた、2008幎に粟神障害者のフットサル倧䌚が
チヌム、次開催県、次々開催県の12チヌムでの
リヌグの支揎を受けながら、関東、関西、九州
倧䌚ずなり、2007幎たで12チヌムでの党囜倧䌚が
などで行なわれたした。粟神障害者数が300䞇人を
行われたした。たた、2006幎第回党囜障害者ス
超えお、入院治療䞭心から地域生掻支揎ぞず粟神
ポヌツ倧䌚の開䌚匏においおは、皇倪子殿䞋の前
医療犏祉の移行が進む䞭で、今埌、粟神障害者ス
を初めお粟神障害者が入堎行進したこずは、歎史
ポヌツは地域生掻をおくる粟神障害者にずっお、
的な出来事でした私も監督ずしお行進したした
。
瀟䌚参加の぀ずしお倧きな瀟䌚資源です。今回
2008幎第回党囜障害者スポヌツ倧䌚からは粟神
は、私が障害者スポヌツ倧䌚で経隓したこずを䞭
障害者バレヌボヌル競技もオヌプン競技から正匏
心に述べたいず思いたす。
競技ずなり、障害が揃った初めおの倧䌚ずなり
たした。それに䌎い、今たでの党囜ブロックの
粟神障害者スポヌツ障害者スポヌツ
倧䌚の歎史
13)
予遞から、障害共通しお党囜ブロックず開催
県のチヌムによる党囜倧䌚に倉わりたした。
障害者のスポヌツ倧䌚は、党囜身䜓障害者ス
ポヌツ倧䌚1965幎蚭立ず党囜知的障害者スポヌ
粟神障害者スポヌツぞの関わり
ツ倧䌚1992幎蚭立の倧䌚がありたしたが、
私が粟神科病院に䜜業療法士ずしお就職したの
それらを䞀぀にたずめお、2001幎の宮城倧䌚から
は、1985幎でした。粟神科病院では、卓球、゜フ
党囜障害者スポヌツ倧䌚が蚭立されたした。粟神
トボヌル、バレヌボヌルなどのスポヌツ掻動が、
障害者は、2001幎第回党囜障害者スポヌツ倧䌚
盛んに行なわれおいお、県内の粟神科病院間での
の時期に、初めおの党囜倧䌚ずなる
倧䌚も行なわれおいたした。スポヌツ倧䌚ではあ
党囜粟神障害者バレヌボヌル倧䌚
りたしたが、レクリ゚ヌションや䜜業療法ずしお
13チヌムを実斜したした。2002
の治療的意味の方が倧きかったず思いたす。そし
14
2009幎23月号
スポヌツ
お、技術、競技を競うこずよりも、芪睊的芁玠が
栌的な緎習を始めたした。䜓育通の
匷かったために、党囜倧䌚たでの発展には至らな
䞭は、36床を超えおおり、準備運動
かったず思われたす。粟神医療が入院治療䞭心か
をするだけで汗がボトボト萜ちたし
ら、地域粟神医療に移行しおいくず共に、入院期
た。倧䌚前にはチヌムプレヌず宿泊経隓を目的に
間の短瞮化、入院患者さんの高霢化に䌎い、入院
泊日の合宿を行いたした。合宿の最終日に倧
患者さんのスポヌツ倧䌚は瞮小しおいっおいたす。 分たで足を䌞ばし、倧分遞抜ず緎習詊合も行いた
した。倧䌚盎前には、故障者が続出したした。私
障害者スポヌツ倧䌚ぞの関わり4)
は、
「医者はやめなさい動かすなず指瀺する。
私は、わんわんクラブ䜐賀県のコヌチずし
でもアスリヌトで怪我をしない人はいない。䜓調
お2002幎から関わりたした。チヌムは、病院デむ
䞇党で詊合に臚める人は少ない。医者に聞けば責
ケアメンバヌの有志によるバレヌボヌルクラブで
任があるので、痛いなら動かすなず蚀う。自分で
す。その幎は日本粟神保健犏祉連盟からの䟝頌に
刀断しろ」ず蚀いたした。するずサポヌタヌを
より、䜐賀県で九州ブロック倧䌚が行なわれたし
しながら、針を打ちながら、テヌピングをしなが
たが、わんわんクラブは䜐賀県予遞で敗退したし
ら、痛みをこらえながらメンバヌらは緎習を続け
た。2003幎は九州・沖瞄ブロック予遞においお準
たした。みんな、粟神障害者でなくアスリヌトで
優勝で予遞敗退し、2004幎からは監督ずなり、九
あるず感じ、コヌトに立たせお、勝たせおやりた
州・沖瞄ブロック予遞で初優勝し、党囜倧䌚出堎
いず思いたした。その結果、倧䌚では䜍になる
暩を獲埗したした。2005幎第回党囜粟神障害者
こずが出来お銅メダルを獲埗したした。
2007幎は、倧分遞抜ずの亀流を深め、お互いに
スポヌツ倧䌚に初参加し、予遞リヌグは詊合ず
もに倧接戊でしたが勝敗で予遞敗退したした。 行き来し、倧分遞抜は䜐賀で泊日の合宿を行
2005幎の堎合、䜐賀県では県倧䌚から党囜倧䌚
いたした。党囜倧䌚は、飛行機での移動になり、
たで玄幎半の期間がありたした。その間に、遞
初めお飛行機に乗るメンバヌもいたした。残念な
手間の関係調敎、登録枠及びレギュラヌ争い、遞
がら予遞リヌグで敗退したしたが、党囜倧䌚に参
手登録の際に原則ずしお粟神障害者保健犏祉手垳
加するこずには慣れおきお移動やホテルでの過ご
の取埗が必芁なこず、メディアぞの公開承諟など
し方などの心配するこずが枛り、遞手の成長を感
様々な課題がありたした。たた、仕事をしおいる
じたした。
ために䌑みが取れずに、詊合圓日、始発の新幹線
2008幎は、さらに倧分遞抜ずの亀流が深くなり
で駆け぀けお詊合に出堎し、その埌すぐに垰るず
たした。倧分ず阿蘇で床の合同合宿を行い、九
いう遞手もいたした。党囜倧䌚は、県庁での結団
州は぀ずいう気持ちでお互いのいいずころを参
匏に始たり、その埌泊日の日皋でした。新幹
考にしながら、心身共に成長できたした。
正匏競技になり、倉わった点がありたす。
線乗車やビゞネスホテルのシングルルヌム宿泊な
どを初めお経隓する遞手も倚く、゜ヌシャルスキ
ルヌルの倉曎ネットの高さがcm 䞊がり
ルなどの现かい察応が必芁でした。しかし、九州
24cm になり、セット25点のセットマッ
倧䌚での優勝メダル獲埗、党囜倧䌚での勝、フ
チでゞュヌス無しから有りに倉曎。
ルコヌス料理に飲み攟題の亀流䌚、詊合埌の打ち
党囜倧䌚の出堎チヌム12チヌ
ムからチヌムに倧幅に枛少。
䞊げなど倚くの感動䜓隓もありたした。
2006幎は、前幎の反省を螏たえお、月から本
経枈的支揎正匏皮目になり県
15
スポヌツ
2009幎23月号
しお圌らは成長したした。私も圌らず䞀緒にプ
からの支揎に倉曎。
開䌚匏、閉䌚匏には原則参加ず
レヌするこずで成長させられたした。
関係者の努力により、ようやく粟神障害者バ
なりたした。
それに䌎い、幎々レベルアップし競技性が匷く
レヌボヌル競技が正匏競技ずなりたした。過去に
なっおきたした。今倧䌚は、残念ながら䜐賀県は
は開䌚匏䌚堎に入れなかったり、入堎行進が認め
準決勝敗退、䜍決定戊でも敗退し、党囜倧䌚で
られなかったりず他の障害者ず区別されおきたし
は勝も出来たせんでした。厳しい緎習にも耐え
た。ルヌル、皮目、競技性、経枈的問題、指導者、
お迎えた党囜倧䌚で勝も出来なかった心の傷
チヌム・組織䜜りなど課題は山積しおいたすが、
は、想像以䞊に倧きくカ月以䞊経った今も尟を
スポヌツを通しお粟神障害者のリカバリヌに、ひ
匕いおいたす。北京オリンピックでメダルを逃し
いおは瀟䌚ぞの啓発、ノヌマラむれヌションにも
た星野ゞャパンのような気分です。すべおスト
぀なげおいきたいず思いたす。皇倪子殿䞋の前で
レヌト勝ちで優勝した高知県は地域のクラブであ
堂々ず行進し、ボヌルを盎向に远う姿は、障害者
り、監督は粟神保健犏祉埓事者ではなくバレヌ
ずいうよりはアスリヌトであり、圌らの姿が瀟䌚
ボヌルの指導者で、レベルの高さを感じたした。
ぞの啓発に倧きく貢献しおいたす。倧䌚では、他
しかし、正匏競技になり、皇倪子殿䞋が粟神障害
の障害者、倧䌚関係者、ボランティア、地域の人
者バレヌボヌルを芳戊されるずいう歎史的倧䌚に
達ずの亀流も倚くありたす。粟神障害者が特別な
参加するこずが出来たした。たた、九州の倧分県
ものではなく、地域のバレヌボヌル指導者、粟神
で開催されたため、遞手の家族が倚数芳戊出来た
保健埓事者、粟神障害者、䞀般垂民が、スポヌツ
こずは、喜ばしいこずでした。
を通しお亀流しおいくこずが圓たり前になるこず
が望たれたす。たた、粟神障害者のフットサルの
たずめ
倧䌚がリヌグの支揎を受けながら関西、関東、
粟神医療犏祉が入院䞭心から地域ぞ移行する
ず共に、粟神障害者スポヌツも、病院のレクリ゚ヌ
九州で行われるようになり、バレヌボヌル以倖の
皮目の党囜倧䌚も期埅されおいたす。
ション、治療の延長線の掻動から、地域で生掻す
る粟神障害者の競技に移行しおいたす。スポヌツ
文献
を通しお粟神障害者に関わり、圌らは経隓が少な
1) 倧西守、高畑隆、浅井邊圊2002
「粟神障害者スポヌ
いだけでアスリヌトであるこずに気付かされたし
ツの振興に関する最近の動き」臚床粟神医孊
た。私は、障害者ずしおではなく、アスリヌトず
号1411-1415
しお普通に接したいず思っおいたす。遞手ず䞀緒
2) 倧西守2008
「粟神障害者スポヌツずその必芁性」臚
にお酒を飲むこずが楜しみです。遞手にはお酒を
出さずに、スタッフだけ別にお酒を飲んでいる姿
床スポヌツ医孊
25巻号591-594
3) 高畑隆2006「党囜障害者スポヌツ倧䌚ず粟神障害」
を芋かけたす。そうではなく䞀緒にお酒を飲む。
そうした経隓を通しお、遞手は詊合前にはお酒の
31å·»11
埌玉県倧玀
巻151-159
4) 坂井䞀也2009
「党囜障害者スポヌツ倧䌚における粟
量を調節するようになりたす。思春期に発病した
圌らは経隓が少ないだけです。人
は経隓を通しお成長したす。圓然
倱敗もありたすが、スポヌツを通
16
神障害者の珟状ず課題」健康科孊倧孊玀芁
第号
テレビゲヌムずナニバヌサルデザむン
フリヌラむタヌ
小野
障害者向けのテレビゲヌムで、たず連想されるの
憲史
がある。
が、医療・犏祉ぞの掻甚だろう。
䜙談になるが、私の劻は䜜業療法士をしおおり、
その最右翌が「パックマン」で有名なバンダむナ
日々リハビリの珟堎で働いおいる。その圌女が本幎
ムコゲヌムス旧ナムコで、1999幎からゲヌムセ
月に茚城県で開催された「日本䜜業療法孊䌚」に
ンタヌ向けの倧型筐䜓ゲヌム機を改造し、
「リハビリ
参加したずころ、䌚堎の䌁業ブヌスでも、リハビリ
テむンメントマシン」ずしお医療甚に売り出しおい
テむンメントマシンの展瀺が行われおいたそうだ。
る。ゲヌムの「子䟛からお幎寄りたで誰でも楜しめ
劻は「ぞび」をプレむしお「足で螏む感芚が気持ち
お、思わず熱䞭しおしたう」長所をうたく生かした
いい」ず感想を述べおいた。
圢だ。
2007幎月時点で、リハビリテむンメントマシン
リハビリテむンメントマ
は党囜147カ所の病院や斜蚭で、260台販売された。
シンは䞖代亀代を繰り返し
今日ではもっず倚くのマシンが皌働しおいるだろう。
ながら、珟圚は台が補造・
しかし䞀般の知名床はただ䜎く、ゲヌム業界でこう
販売されおいる。画面を流れ
した取り組みが行われおいるこずを、ほずんどの人
る音笊アむコンに埓っおバ
が知らない。メヌカヌには今埌も、より䞀局の認知
チで倪錓を叩き、音楜を挔奏
する「倪錓の達人RT日本の
倪錓の達人 RT 日本の心
(C)NBGI
床向䞊ず普及を期埅したい。
たた家庭甚ゲヌム機でも、䜓重蚈ずゲヌムを合䜓
心」、次々に出珟するワニ
させた「Wiiフィット」や、二画面の携垯ゲヌム機、
をハンマヌで叩いお撃退す
ニンテンドヌDSで遊ぶ「脳を鍛える倧人のDSトレヌ
る「ワニワニパニックRT」、
ニング」などがヒットしおいる。こうしたゲヌムの
同じく足䞋から出るヘビを
䞭には、䜿い方次第で犏祉・医療分野でも圹立おら
螏んだり、蹎ったりしお埗点
れるものもあり、泚目されおいる。
を競う「ドキドキぞび退治
RT」だ。
ワニワニパニック RT
(C)NBGI
このようにテレビゲヌムを遊びの分野だけでなく、
実甚分野でも掻甚する動きや、実際の補品は「シリ
このうち「ヘビ」に぀いお
アスゲヌム」ず呌ばれおいる。医療・犏祉だけでな
は、圓初からリハビリ効果を
く、教育・健康・政治・軍事・経枈・防灜など、さ
狙っお、九州倧孊病院ず共同
たざたな分野でテレビゲヌムの応甚が研究されおお
で研究開発された。「螏む」
り、成果をみせはじめおいる。䞭でも日本はリハビ
行為を通しお、楜しみながら
リテむンメントマシンやWiiフィット
䞋肢の筋力匷化ができ、お幎
寄りの転倒予防などに効果
ドキドキぞび退治 RT
(C)NBGI
をはじめ、さたざたな補品が登堎し、
広く受け入れられおいる「シリアス
17
レクリ゚ヌション
2009幎23月号
ゲヌム倧囜」ずしお、海倖から倧きな
る。基本的な操䜜方法やゲヌムのルヌルはオリゞナ
泚目を集めおいるのだ。
ル版ず同じだが、本ゲヌムではステレオヘッドフォ
ンを通しお、むンベヌダヌが接近し、攻撃しおくる
■目の䞍自由な人向けのゲヌムはあり埗る
か
ただし、これらテレビゲヌムには䞀぀の問題点が
状況や、離れおいくシヌンが、ステレオ効果で認知
できる。たた、自分のいる䜍眮なども音皋や音の匷
匱・高䜎で刀断できるように工倫されおいる。
ある。それは「目が䞍自由な人には楜しみにくい事
実䞊、楜しめない」こずだ。
たずえばUFOが画面䞊を右から巊に向かっお移動
するずきは、ヘッドフォンの右偎から移動音が聞こ
テレビゲヌムの特城は、モニタヌに衚瀺された芖
えはじめ、埐々に倧きくなっおいき、次第に巊偎ぞ
芚情報を元にプレむダヌが状況を刀断し、コント
ず移っおいくのである。そこで音の倧きさからUFO
ロヌラヌを操䜜するずいう、情報の埪環構造にある。
の䜍眮を刀断し、攻撃するのだ。
そのため芖芚障害者にずっおは、これほど敷居の高
い嚯楜はない。
その䞀方で本䜜では、本質的なおもしろさを損な
うこずなく、目の䞍自由な人向けに、ゲヌムバラン
もっずも芖芚障害者でも楜しめるように、音を
スの調敎が行われおいる。たずえばオリゞナル版で
䜿ったゲヌムの研究も行われおいる。「アクセシブ
はむンベヌダヌの数が残り少なくなるず、移動速床
ル・ゲヌム」ずいう抂念で、日本でも「Accessible
が速くなっおねらいを付けるのが難しくなったが、
Games Japan」ずいう団䜓があり、音で遊ぶテニス
本䜜では数に関係なく、むンベヌダヌの移動速床は
ゲヌムなどが発衚されおいる。これ以倖にもサりン
䞀定だ。たた隊列の巊右に空間が蚭けられ、音の倉
ドを䜿ったゲヌムの事䟋は幟぀かあるが、完成床が
化をわかりやすくするず共に、避難しやすくなった。
あたり高くなく、認知床も
本䜜の優れた点はもう䞀぀ある。ゲヌム画面の衚
䜎いのが珟状だ。
瀺・非衚瀺を切り替えられ、健垞者ず目の䞍自由な
こうした䞭で数少ない
人が、䞀぀のゲヌムで同時に競える点だ。画面を衚
成功䟋が、䞀䞖を颚靡した
瀺しお健垞者は芖芚情報、芖芚障害者は聎芚情報を
「スペヌスむンベヌダヌ」
頌りに遊んでも良いし、画面を消しお、お互いが同
をベヌスに開発された「ス
䞀の条件で遊んでも良い。実際に健垞者が画面を消
ペヌスむンベヌダヌ
しお遊んでみるず、音の䞖界の広がりや奥深さに驚
フォヌブラむンド」だろう。
かされるこずだろう。
日本障害者゜フトが開発
芖芚障害者向けのゲヌムずいうず、それだけで䞀
し、タむトヌが無償でラむ
぀のカテゎリを䜜っおしたいがちだが、本䜜はそう
センスしたパ゜コンゲヌ
ではない。健垞者も芖芚障害者も同じ条件で楜しめ
ムで、むンタヌネットで販
る、ナニバヌサルデザむンの思想が土台ずなっおい
売されおいる。その名の通
る。これは前述のリハビリテむンメントマシンも同
り、音で刀断しお遊ぶむン
じで、補品開発を行う䞊で倧きなポむントだ。
ベヌダヌゲヌムだ。
ゲヌムを開発した日本障害者゜フト代衚の谷口和
ゲヌムを始めるず、画
隆氏も芖芚障害者で、二十歳代半ばから病気で目が
面には懐かしいスペヌス
芋えにくくなり、鍌灞垫を経お、芖芚障害者甚パ゜
ã‚€ ン ベ ヌ
ダヌの画面
が衚瀺され
スペヌスむンベヌダヌ
フォヌブラむンド
(C)日本障害者゜フト 2003
(C)TAITO CORPORATION 1978,2003
コン゜フト開発メヌカヌを蚭立した。孊生時代は普
通にゲヌムを楜しんでいたため、芖芚障害者向けの
゜フトずいっおも、分け隔おなく遊べるものにした
18
2008幎23月号
レクリ゚ヌション
かったずいう。同瀟ではこれ以倖にも、音声ガむド
むしろ障害者ずゲヌムの関係を考
出力で遊ぶ、リバヌシタむプのゲヌム「オトセロ」
える堎合、䞀番倧切なポむントは、な
を販売しおいる。
によりも遊んで面癜いゲヌムを䜜る
こずだ。そのためには、いわゆる「䞊から目線」で
このほか、䞀般向けに発売されおいるゲヌムの䞭
䜜るのではなく、たずは垂堎で倧ヒットするゲヌム
でも、芖芚障害者ぞの配慮がなされたタむトルも、
を䜜る必芁があるこれが、いかに難しいこずか。
数少ないながら存圚する。1999幎に発売されたアド
その䞊で障害者の立堎から遊びにくい点があれば、
ベンチャヌゲヌム「リアルサりンド颚のリグレッ
ゲヌムの面癜さはそのたたに、少しだけ改良すれば
ト」ワヌプだ。
いい。これはゲヌム以倖の、幅広いサヌビスでも同
このゲヌムは分岐のあるラゞオドラマずいうむ
じだろう。
メヌゞで、ゲヌムを始めおも画面には䜕も映らず、
前述のバンダむナムコゲヌムスでは、グルヌプ䌚
音声で物語が語られるだけ。ストヌリヌは恋愛ドラ
瀟でリハビリテヌションゲヌムを倚数蚭眮したデむ
マで、分岐点でチャむムが鳎り、遞択肢を遞ぶこず
ケアセンタヌ「かいかや」を展開しおおり、暪浜ワヌ
で、ストヌリヌが倉化しおいく。垌望者には点字印
ルドポヌタヌズ内でも営業しおいる。デヌトスポッ
刷された取扱説明曞が郵送で配付され、菅野矎穂や
トでも有名な地域で、斜蚭内は倧正ロマン颚に装食
篠原涌子ずいったアむドルが声優ずしお出挔したこ
されおおり、眺望も抜矀だ。そのため斜蚭を蚪れる
ずでも話題になった。ただし、珟圚では入手するこ
お幎寄りの䞭には、正装で蚪れたり、普段はスプヌ
ずが難しいのが欠点だ。同じようなコンセプトの
ンでも、ここでは食事を箞で食べるなどの人もいる
ゲヌムも、発売されおいない。
ずいう。
実際サりンドは、ただただ倚くのアむディアが
もっずも、眺望抜矀のレストラン斜蚭なら、たず
眠っおいるにもかかわらず、あたりゲヌム化されお
僕が行きたい。そういうこずでは、ないだろうか。
いない分野だ。右・巊の音を聞き分けながら、コン
トロヌラヌを操䜜する「サりンドモグラ叩き」や、
音楜を聞きながら的確にボタンを抌しお、リズムを
刻んでいくゲヌム、
「颚のリグレット」のようなラゞ
オドラマ圢匏のゲヌムなど、アむディアはいくらで
も出おくる。画面が䞍芁なので開発費が抑えられる
し、満員電車の䞭でもヘッドフォンで遊べる。こう
した分野に産業界が目を向けないのは勿䜓ない限り
だ。
デむケアセンタヌ「かいかや」
■「䞊から目線」のゲヌムでは意味がない
■関連サむト
以䞊いく぀かの事䟋を玹介しおきたが、障害者向
けゲヌムを䜜る堎合、ある人にずっお有益なアむ
バンダむナムコゲヌムス ハッスル倶楜郚 公匏サ
むト http://hustle-club.com/
ディアが、別の人には䞍適切ずなる堎合がある。た
ずえば前述のサりンドゲヌムは芖芚障害者には有益
スペヌスむンベヌダヌ フォヌブラむンド 公匏サ
だが、聎芚障害者には䞍適切だ。そのため開発に際
むト無料䜓隓版あり
しお些末な議論に陥っおいくず、どんどん本質から
http://homepage2.nifty.com/JHS/
ずれおいく恐れがある。
spi.html
19
20
党囜身䜓障害者総合犏祉センタヌ
戞山サンラむズ刊行物のご玹介
障害のある方たちのレクリ゚ヌション掻動の普及のため、事䟋集を刊行いたしたした。たくさん
の事䟋を盛り蟌んだ楜しい冊子です。ご垌望の方は圓センタヌ逊成研修課たでお問い合わせくださ
い。送料のみご負担ください。冊子は無料です


E-mail[email protected]
深めよう、レクリ゚ヌション 障害者の「生きる喜び」掻動支揎事䟋集
2009幎月発行 東電生掻協同組合助成事業
生きる喜びを感じ取るために、生きおいお良かったず実感
できるように、私たちは毎日の生掻を送っおいるのです。
䞭
略誰もが「生きる喜び」を実感できる瀟䌚を䜜っおいくた
めには、遊びずレクリ゚ヌションを承認し、それを人生の重
芁なテヌマずしお䜍眮づけ盎す
必芁がありたす。レクリ゚ヌショ
ンずは、楜しみを通しお生きる喜
びを発芋する営みに名付けられ
た蚀葉なのです。本文より
戞山サンラむズ (通巻第243号)
線集埌蚘
2009幎月11日から13日開䌚匏10日、閉䌚匏13日の
発 行 平成21幎月31日
日皋で、「東京2009アゞアナヌスパラゲヌムズ」が囜立霞
発行人
ヶ䞘競技堎などで開催されたす。この倧䌚は、「日本の障
ç·š
集
(財) 日本障害者リハビリテヌション協䌚
䌚長 金田侀郎
党囜身䜓障害者総合犏祉センタヌ
〒162-0052 東京郜新宿区戞山1-22-1
TEL. 03(3204)3611代衚
FAX. 03(3232)3621
http://www.normanet.ne.
jp/~ww100006/index.htm
害のある青幎たちに、アゞアの人々ずの亀流などを通じ、
スポヌツに参加する機䌚を提䟛するずずもに、日本ずアゞ
アにおける障害者スポヌツの普及を掚進する公匏 HP よ
り」こずを目的に開催されたす。
陞䞊競技、ボッチャ、ゎヌルボヌル、氎泳、卓球、車い
すテニスの競技が実斜されたす。未来の
パラリンピック遞手の掻躍を芳に行かれ
おはいかがでしょうか。
()