Download LAX 400 1 操作説明書

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LAX 400
操 作 説 明書
LAX 400
ja
操 作 説 明書
STABILA-LAX 400 は , 工事 現 場で使 用できるように設
計され た操 作の 容 易な自動整準 機能 ( ±4°) 付きマル チ
ライン・レーザーです.微 調整できるため , 正確に 90°
に合わせることが できます.
パ ルスレーザーのため , 専用 STABILA ライン・レシーバ
ーを使 えば長めの距 離でも作 業できます. これに関する
詳 細は , ライン・レシーバー操 作 説明書を参照してくだ
さい .
操 作 説明書を読んでも不明な点 があれば,下記
の電話番号までお気軽にお問い合わせください .
0049 / 63 46 / 3 09 - 0
機 能:
垂直ライン ( 90° 挟 んで ) 2 本
2本
360° 水平ライン 1 本
鉛直出しレーザー 1 本
クロスライン
1
ja
LAX 400
ビームをのぞきこまないでと
レーザー クラス 2
レーザー装置に , 使 用国の言語で書かれ た警 告ラベ ル
を貼ってください . ラベ ル 貼付位置は英 文の上です.
LA SE R RA DI ATIO N
DO NO T ST AR E IN TO BE AM
LA SE R CL AS S 2
P0 < 1m W
ラベ ルはレーザー装置に同梱されています.
= 635n m
ビームをの ぞきこまないでと
レ ーザー クラス 2
初めて使 用する前に
• 使 用国言語の 警 告ラベ ル を貼ってください
• 「安 全上の 注 意」をよく読んでください
-> 安 全上のご 注 意
• バッテリーを入れてください -> バッテリーの 交 換
2
ja
LAX 400
安 全上の 注 意
お手入れとメン テナンス
初めて使 用する前に
窓, 表 示窓
STABILA レーザー測定器は 精密 光学装置です. 丁寧に取り扱ってください .
「安 全上の 注 意」および 取 扱 説明書をよく読んでください .
•
•
窓 ガラス が汚れていると , 光学 機能に支障をきたします.
必ず柔らかい 布を水で湿らせて, 汚れ が ひどい 場 合には 刺激の 少ない洗 剤を含ま
せて清掃してください !
この装置を使 用できるのは,専門知識を有する担当者のみです !
防護 措 置を厳守してください!
レーザー装置に,使用国の言語で書かれた警告ラベルを貼ってく
ださい.ラベルはレーザー装置に同梱されています. 貼付位置は
取扱説明書を参照してください.
ハウジン グ
装置は 湿らせた布 で清掃します.
•溶 液または希 釈 液を使 用しては なりません !
•装置を水に浸けないでください.
•装置 ハウジングの ネジを外して開けては なりません !
警告:
輸送と保管
•長 期間 使 用しない 場 合には ,
クラス 2 のレーザー装置では , 偶然に瞬間的にレーザー光線をの
ぞき込んでも , 通常は瞬きおよび / 視線をそらすといった反感反
応で網膜を損傷しない安全が確保されています . レーザー光線が目
に入ったら , 意識的に目を閉じて頭部をすぐに光線からそらしてく
ださい . レーザー光線を , 反射光線であっても , のぞき込んではなりません .
バッテリーを取り出してください !
•装置を湿った場所に保管しては なりません !
•装置と輸 送ケース が 濡れ た場 合には , 保管する前に乾 燥させてください .
レーザー機器のオプションである STABILA レーザー・ゴーグルはレーザー光線
を見えやすくするためのものであり, 保護メガネではありません.
• レ ー ザ ー 光 線を決して人に向けて照射しないでください!
• 光 線 を 他 の 人の目に当ててはなりません!
• 子 供 の 手 の 届かない場所に保管してください!
• こ の 説 明 書 で指定されている操作装置および調整装置以外の装置を使用
STABILA レーザー の 保 証
STABILA はこの 保 証によって, 法律 で定められている購入者の 権利を制約しない
だけでなく, 購入日から 24 か月以内に装置に材質不良または 製 造不良 が見つかっ
た場 合には , 欠陥を修 理し 確 約した特 性を復 元することを保 証します. 瑕 疵 /故障
が見つかった場 合には,当社の判断により, 修 理または交 換によって取り除きます.
STABILA は , それ 以外 の請求権には 応じません . 不適切な 取 扱い ( 必 要以上に強
い力を加えたことによる損傷 , 不適切な作 動電 圧 / 電 流による使 用 , 不適切な電
源の 使 用など ) によって生じた欠陥および 購入者または第三者が独断で装置を変
更した場 合には , 保 証 対 象 から除 外されます. 自然な 摩 耗 現 象および 装置の 機能
を損なわない 程 度の 極 めて小さな欠陥は , 保 証されません . 保 証を請求する場 合
には , 装置に領収証 , 所定の項目を記入した保証書 ( この操作説明書の巻末を参照 )
を添えて, 購入した 販 売 店にお申し出ください .
し た り , 説 明している手順を守らな かった場合には , レーザー光線の被爆
量 が 危 険 レ ベ ルに達するおそれがあります !
•レーザー装置の改造(変更)は禁止されています.
• 装 置 が 落 下 したり強い衝撃を受けたりすると ,
れがあります!
正常に機能しなくなるおそ
• 作 業 を 開 始 する前には必ず,特に装置が衝撃を受けた後は , 装置の機能お
よ び 精 度 を 点 検してください .
• 爆 発 性 雰 囲 気または揺れの激しい場所では使用しないでください!
• バ ッ テ リ ー と装置を家庭ゴミとして廃棄してはなりません!
• こ の 取 扱 説 明書を保管し , レーザー装置を譲渡する場合には装置に添付し
てください.
3
LAX 400
3
ja
2
装置 部品
1. ハウジング
2. 微 調整 ダイヤル
3. ハウジング・ケース
4. 高さ調節レバー
5. 磁石
6. ベ ルトとおし
7. 接地面付きフット
8. 三 脚用ねじ穴 5/8“
9. スライド式オン/オフ・スイッチ( 運搬時の安全機構付き)
10. マーキング・レーザー用オン/ オフ・ボタン
11. レーザー機能 選 択 ボタン
12. LED 緑 色 : 作 動中
LED 黄色 : バッテリー残 量インジ ケーター
13. 360° 度レーザー・ライン出射口
14. 垂直レーザー・ライン出射口
15. 鉛直出しレーザー出射口
16. バッテリーケース・カバー
5
13
6
1
4
14
15
7
11
10
9
360˚
360˚
360˚
8
360˚
12
6
7
8
5
4
16
LAX 400
ja
バッテリー の取付け/バッテリー の 交 換
バッテリーケース・カバー (16) を矢印の方向に開け, ケー
ス内に表 示されている記号にしたがって新しいバッテリ
ーを挿入します.充電 式 バッテリーも使 用できます.
1.5 V x 4° 本
アルカリ
AA, LR6, Mignon
LED インジ ケー ター :
LED(12) 黄色 : バッテリー残 量 が 少なくなっています
- 新しいバッテリーを入れてください
使用済みバッテリーは適切な回収場所に廃
棄します- 家庭ゴミに入れてはなりません.
長 期間 使 用しない 場 合には , バッテリー
を取り出してください !
マーキングと位置 合わせは , 必ずレーザ
ー・ラインの中心 線で行ってください !
5
ja
LAX 400
整 準 機 能とともに起 動する
ハウジングを回して作 動 位置に入れます. スライド・
スイッチ ( 9) を操 作してレーザー装置をオンにします.
水平および 垂直レーザー・ラインと鉛直出しレーザー・
ポイントが 投 影されます. LED が 緑 色に点 灯します.
LAX 400 は自動整準モードに入っており, 自動的に整準
します.
P0 < 1m W
= 635n m
レーザー装置 が 傾き過ぎていると ,
レーザー・ラインが点 滅します !
レーザー装置が自動整準範囲外にあると,
自動整準は機能しません .
> ± 4°
6
> ± 4°
ja
LAX 400
レーザー機 能 の 選 択
P0 < 1m W
スライド・スイッチ ( 9) で装置をオンにした後, ボタン(11)
でさまざまなレーザー機能を切り替えることができます.
= 635n m
1x
2x
整 準 機 能:
垂直ライン ( 9 0° 挟 んで ) 2 本
360° 水平ライン 1 本
鉛直出しレーザー 1 本
3x
7
ja
LAX 400
鉛直出しレーザー機 能 :
ハウジングを押し上げ てフット ( 7) を外 側 へ
押して広げると , 鉛直 点 が見えやすくなります.
こうすると LAX 400 を正確に位置 決めできます.
P0 < 1m W
P0 < 1m W
整 準 機 能を使 用せ ずに起 動する
ボタン (11) だけを押して LAX 400 を起 動すると ,
LAX 400 はマーキング・モードで起動します. 水平/垂直
レーザー・ライン, 鉛直点およびLEDが高速で点滅します.
LAX 400 は自動整準モードに入っていないため, この
モードでは装置をマーキングと位置合わせにのみ使用で
= 635n m
= 635n m
きます.
5 sec
マーキング機能 :
垂直ライン ( 90° 挟 んで ) 2 本
360° 水平ライン 1 本
ポイント・レーザー 1 本
8
ja
追 加機 能
機 能 : 高さ調 節
レバー ( 4 ) を操 作して, ハウジングを希望する高さに
調節できます.
0
°
機 能: 微 調整
微 調整 ダイヤル ( 2 ) を回すと , ハウジングが 非常に小
刻みに回転します. こうして, 垂直レーザー・ラインの
向きを正確に調整できます.
9
LAX 400
9
ja
LAX 400
精度の点検
LAX 400 マル チライン・レーザーは工事 現 場で使
用できるように設 計されており, 正確に調整した状
態で出 荷されます.精 度の 校 正は , どの 精密機 器で
もそうであるように , 定 期的に点検する必 要があり
ます.作 業を開始前に必ず, 特に装置 が 衝 撃を受け
た後は , 装置を点検してください .
>2m
90°
Y≈1
m
• 垂直コントロール
• 水平コントロール
• 角度コントロール
垂直コントロール
1 mm
1 mm
II.
I.
垂直レーザー・ライン 2 本 の点検
1. 下げ振りなどを使 用して基 準 線 を出します.
2.LAX 400 をこの基準線から距離Yだけ離して置き,
向きを調整します.
3. レ ー ザ ー ・ ラ イ ン を 基 準 線 と 比 べ ま す .
4. 距 離 2m あたりの 基 準 線との差は 1mm 以内でな
け ればなりません !
5. この点検作 業を 2 本 の 垂直レーザー・ラインに対
して行います.
鉛直出し機能の点検
1. 鉛直 点を地 墨にぴったり合わせて , LAX 400 の向
きを調整します.
2. 天井に投 影され たレーザー・ラインの 交 差部分に
墨を付けます.
3. LAX 400 を 180° 回し, 鉛直 点を再び地 墨と合わ
せて装置の向きを調整します.
4. 天井に投 影され たレーザー・ラインの 交 差部分に
墨を付けます.
5. 測定される印間の距離は , 実際 の誤 差の 2 倍です.
天井高 5m の 場 合, この差は 3mm 以内でなけ れ
ばなりません.
D
10
I.
II.
ja
LAX 400
水平コントロール
I.
II.
A
B
S= 5m
1
2
1
A
B
A
水平レーザー・ライン の高さ点検
水平の点検には , 5m 以上の距 離 S を開けて平
行に向かい合っている 2 壁面が必 要です.
1. LAX 400 を壁 A の間際 の水平なところに置きます.
2. LAX 400 のどちらか の 垂直レーザー・ライン出射
口を壁 A に向けます.
3. レーザー装置をオンにします ( スライド・スイッチ 9 ).
4. 自動整準が できたら , 壁 A に投 影されているレー
ザー・ラインの 交 差部分に墨を付けます ( 印 1).
5. LAX 400 を 180° 回し, 先ほどと同じ垂直レーザー・
ライン出射口を壁 B に向けます. 高さは変えません.
6. 自動整準が できたら , 壁 B に投 影されているレー
ザー・ラインの 交 差部分に墨を付けます ( 印 2).
7. ここでレーザー装置を壁 B の間際に置きます.
LAX 400 の先ほどと同じ垂直レーザー・ライン出
射口を壁 B に向けます.
8. 装置を回して高さを変 え , レーザー・ラインの 公 差
部分を印 2 にぴったり重ねます.
9. LAX 400 を 180° 回し, 先ほどと同じ垂直レーザー・
ライン出射口を壁 A に向けます. 高さは変えません .
10.装 置を回して , レーザー・ラインの 公 差部分を印 1
にぴったり重ねます.
11.自動整準が できたら , 壁 A に投 影されているレー
ザー・ラインの 交 差部分に墨を付けます ( 印 3).
12.印 1 と 3 の間の 垂直 方向の距 離を測定します.
この点検作業を 2 本の垂直レーザー・ラインで行って
ください!
1
1
2
1
3
A
2
B A
壁との距 離 S
3
5m
10 m
15 m
11
B
最 大許 容 距 離 :
3.0 mm
6.0 mm
9.0 mm
I.
II.
ja
LAX 400
角度コントロール
90° 度の 確 認
1. 十 分に広い室内の 角から 10 m 離れたとこ
ろで床に墨 付けします ( 印 A).
2. LAX 400 の 鉛直 点を印 A に合わせて置
きます.
3. LAX 400 のどちらか のレーザー・ライン
D
≥5
C
m
B
≥5
m
≥5
が一方の 壁に当てるように装置の向きを
調整します.
4. 角から 5m 離れ たところで床に墨を付け
ます ( 印 B ).
5. 壁または 床に印 C を墨 付けします.
A
m
10 m
6. LAX 400 を移動して, 鉛直 点を印 B に合
D
C
C
B
A
A
C
C
E
D
B
E
A
注意:
B
A
D
わせて置きます.
7. LAX 400 のレーザー・ラインを改めて印 C
に合わせて装置の向きを調整します.
8. そのレーザー・ラインから 90° 方向に出
射されているレーザー・ラインが 投 影され
ている別の 壁に印 D を墨 付けします.
12
A
A
精 度を保 証するには , A から B, B から C,
そして B から D の距 離を等しくします.
9. LAX 400 を 90° 回し , 1 本目のレーザー・
ラインを印Dに合わせます.
10.それと直角の 2 本目のレーザー・ライン
をできるだけ印 A に近 づけて , 印 E を墨
付けします.
11.印 A と E 間の距 離を測定します.
室内の長さまたは 印 Aと E 間の 最 大許 容 距 離
印 AとC 間の距離
10 m
20 m
3.0 mm
6.0 mm
ja
LAX 400
仕様
レーザータイプ:
STABILA LAX 400 保 証書
ご 購入者 :
赤 色ダイオードレーザー,パ ルス状ライン・レーザー
波長 635nm
1mW 未 満 , クラス 2 ( IEC 60825-1:2007)
約 ± 4° 度
レーザー出力 :
自動整準 範 囲 :
整準 精 度 *:
水平レーザー・ライン :
±0.3mm/m レーザー・ライン中心 線
レーザー・ラインの 傾き : ±0.2mm/m レーザー・ライン
90 度精 度 :
±0.3mm/m
垂直 交 差 点 :
±0.3mm/m
下向き鉛直 光 線 :
±0.3mm/m
バッテリー :
1.5 Vアルカリ電 池 4 本 , Mignon, AA, LR6
作 動時間 :
約 10 時間 ( アルカリ電 池 )
作 動 温 度:
-10°C ~ +50°C
保管 温 度 :
-25°C ~ +70°C
仕様は予 告なく変 更することがあります.
* 作 動 温 度で使 用した場 合
住 所:
購入日 :
販 売 店 ( スタンプ, 署名 ):
13
STABILA Messgeräte
Gustav Ullrich GmbH
P.O. Box 13 40 / D-76851 Annweiler
Landauer Str. 45 / D-76855 Annweiler
Tel.: + 49 63 46 309 - 0
Fax: + 49 63 46 309 - 480
e-mail: [email protected]
www.stabila.de