Download IC-DPR100 HM-206 #02(コマンドマイク)編 取扱説明書
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取扱説明書 車載型デジタル簡易無線機 iDPR100 HM-206 #02(コマンドマイク)編 HM-206 #02(別売品)接続時の写真です。 この無線機をご使用の際には、総務省総合通信局への無線局の登録 申請が必要です。 必ず登録申請をして、 登録状が手元に届いてからご使用ください。 無線局の登録申請手続きをしないで運用されますと、不法無線局と なり1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられることと なりますのでご注意ください。 はじめに このたびは、本製品をお買い上げいただきまして、 まことにありがとうございます。 本書は、本製品にHM-206 #02 (別売品:コマンドマイク)を接続したとき、使用できる機能と操作に ついて説明した取扱説明書です。 ご使用の前に、この取扱説明書をよくお読みいただき、本機の性能を十分発揮していただくとともに、 末長くご愛用くださいますようお願い申し上げます。 取扱説明書の内容について 無線機本体に付属のスピーカーマイク (HM-204)でお使いになる場合の操作については、弊社ホームページに掲載され ているIC-DPR100取扱説明書 (PDFファイル) をご覧ください。 登録商標/著作権について アイコム株式会社、アイコム、Icom Inc.、アイコムロゴ、ポケットビープ、コマンドマイクは、アイコム株式会社の登録 商標です。 その他、 本書に記載されている会社名、 製品名は、 各社の商標および登録商標です。 本書の内容の一部、 または全部を無断で複写/転用することは、禁止されています。 本製品のフォントは、 モリサワのフォントを採用しております。 i もくじ はじめに ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ i 7.そのほかの機能について ━━━━━━━━━━━━ 7-1 取扱説明書の内容について ……………………………… i ■ ロック機能 … ……………………………………… 7-1 登録商標/著作権について … …………………………… i ■ 上空用チャンネルの受信 … ……………………… 7-1 ■ モニター機能 … …………………………………… 7-1 1.各部の名称と機能 ━━━━━━━━━━━━━━━ 1-1 ■ ポケットビープ機能 ………………………………… 7-1 ■ 前面部 … …………………………………………… 1-1 ■ 呼び出しメロディー機能 …………………………… 7-2 ■ HM-206 #02表示部 … ………………………… 1-2 ■ 受信電波強度通知機能 … ………………………… 7-2 2.電源の入れかたと音量調整 ━━━━━━━━━━━ 2-1 ■ 送信出力の切り替え機能 … ……………………… 7-2 ■ 着信履歴表示機能 … ……………………………… 7-3 3.はじめての通話 ━━━━━━━━━━━━━━━━ 3-1 ■ プライベートチャンネル機能 ……………………… 7-4 ■ 通話するときのアドバイス ………………………… 3-2 ■ プライベートチャンネルスキャン機能 … ………… 7-4 4.簡単なグループ通話のしかた ━━━━━━━━━━ 4-1 ■ メモリーチャンネルスキャン機能 … ……………… 7-5 ■ ユーザーコードを設定して通話するには … ……… 4-1 ■ 空きチャンネルサーチ機能 ……………………… 7-6 ■ 通話チャンネル毎にユーザーコードを設定するには … … 4-4 ■ 緊急呼び出し機能(エマージェンシー) …………… 7-7 5.盗聴防止の設定をするには ━━━━━━━━━━━ 5-1 ■ GPS機能 …………………………………………… 7-9 ■ 秘話機能を使用して通話するには ………………… 5-1 ■ ノイズキャンセル機能 …………………………… 7-10 ■ 通話チャンネル毎に秘話キーを設定するには …… 5-4 8.各種機能の設定 ━ ━━━━━━━━━━━━━━ 8-1 6.個別呼び出し機能による通話 ━━━━━━━━━━ 6-1 ■ 設定一覧 … ………………………………………… 8-1 ■ 呼び出しかたの種類について … ………………… 6-1 ■ 設定モードに移行するには ………………………… 8-1 ■ 個別呼び出し機能を設定するには ………………… 6-2 ■ 詳細設定モードに移行するには …………………… 8-2 ■ 個別呼び出し機能で通話するには ………………… 6-4 ■ 設定のしかた … …………………………………… 8-2 ■ 設定項目について … ……………………………… 8-3 9.初期状態に戻す(リセットする)には ━━━━━━━━ 9-1 ii 1 各部の名称と機能 ■ 前面部 【コマンドマイク:HM-206 #02】 マイクハンガー マイク 後面部 y[緊急呼び出し] キー u[∫]/[√] キー i [決定] キー q[送・受] ランプ 表示部 (�P1-2) w [PTT] (送信) スイッチ e [メニュー/ ] キー r[相手局番号帳] キー t[電源] キー !3ノイズキャンセル 機能用マイク コマンドマイク のケーブル o [Ω]/[≈] キー !0[戻る] キー 【無線機】 !1 [履歴] キー !2 [録再] キー ★ ★ ★ [ ( ] 電源) キー スピーカー ツマミ ★コマンドマイク(HM-206 #02)が接続されている ときは、動作しません。 [送・受]ランプ i ◎消灯:電波を受信していないとき (待ち受け状態) q ◎緑色:電波を受信しているとき ◎押すと、音量が変わります。 を出している) とき o ◎メニュー画面などで、1つ下の階層に進むときは [PTT] (送信) スイッチ [≈]キー、1つ上の階層に戻るときは [Ω]キーを w 押しているあいだは送信状態、はなすと待ち受け状 押します。 態に切り替わります。 e [戻る] キー ]キー !0 ◎短く押すと、 メニュー画面を表示します。 (☞P7-1) !1 [相手局番号帳] キー ◎個 別呼び出し機能が設定されている場合、押すごと く押すと、1つ上の階層に戻ります。 [履歴] キー 押すと、着信履歴を表示する画面に切り替わります。 [録再] キー に、ALL(全局)/相手局/グループを選択する画面に 工場出荷時やユーザーリセット時の状態では、 「無効」 切り替わります。 に設定されていますので、動作しません。 (☞P6-4) r ◎相 手局番号、 またはグループ番号の選択は、 [∫]/ !2 ※詳 細設定モードの[録再キー短押し]、または [録再 [√]キーで選択します。 キー長押し]で、 [録再]キーに割り当てる機能を変 ◎相手局を選択する画面で、 [相手局番号帳]キーを長 t ◎メニュー画面、着信履歴を表示する画面などで、短 ◎通話後、短く押すと、強制的に終話します。 ◎長く押すごとに、ロック機能を「ON」/「OFF」しま す。 押すと、選択した内容を確定します。 [Ω] /[≈] キー ◎赤色:[PTT] (送信)スイッチを押している(電波 [メニュー/ [決定] キー 更できます。(☞P8-7) く押したときは、編集する桁を[Ω] [≈]キー、相 / ※本製品では、録音再生機能に対応していません。 手局番号を[∫]/[√]キーで選択できます。 ノイズキャンセル機能用マイク [電源]キー 電源を「入」/「切」 します。 周囲のノイズを検出するために使用します。 (☞P2-1) ノイズキャンセル機能が設定されているとき、 このマ !3 イクから入った周囲のノイズを使用して、前面部のマ [緊急呼び出し]キー イクから入った周囲のノイズを打ち消します。 (5秒以 y 緊急呼び出し機能が設定されている場合、長く 上)押すと、緊急呼び出しを開始します。 (☞P7-8) 設定されているときは、通話する音声に含まれる低音 域のノイズの軽減に効果があります。 [∫] [√] / キー u 通話チャンネル番号、相手局番号、グループ番号、着 信履歴などを選択します。 1-1 1 各部の名称と機能 ■ HM-206 #02表示部 q w er !1 待ち受け中、i、!0、!1 は、 !0 文字サイズの設定により、 右図のどちらかの大きさで t yu 相手0002 CH 01 呼出 表示されます。 !1 UC OFF o !0 弱 中 表示します。 5Wのときに表示します。 」は、電源が入っているときは u 1Wのときに表示します。 ポケットビープ機能が設定されて 上 空 用 チ ャ ン ネ ル(CH S1~CH いるとき表示します。 (☞P7-1) S5)を選択したときに表示します。 呼び出しを受けると、 点滅します。 各通話チャンネルのユーザーコー ※個 別呼び出し機能が設定されて いないとき、またはユーザーコー i UC OFF ドが設定されていない通話チャ ド設定を表示します。 OFF (000):ユーザーコードなし 001~511:ユーザーコードあり ンネルを選択したときは、表示さ 個別呼び出し機能で通話中に表示 れません。 エマージェンシー機能 (☞P8-6)が 通話 設定されているときに表示します。 します。 (☞P6-1) また、ALL (全局) /グループ呼び出 しで送信や着信したときにも表示 プライベートチャンネルスキャン 機能 (☞P7-4) 、メモリーチャンネ します。 o ルスキャン機能 (☞P7-5) 、空 き 呼出 チャンネルサーチ機能 (☞P7-6)の いずれかが動作中に点滅します。 着信 コマンドマイク (HM-206 #02)に 内蔵されたGPSレシーバーの受信 !0 CH (例:CH 01) 状態を表示します。 t (☞P5-1) Low)設定を表示します。 強 常に表示されています。 r i 各通話チャンネルの送信出力 (High/ ※ 「 e CH 01 UCOFF 秘話機能が設定されているときに y 3段階 (目安) で表示します。 w 相手0002 tyu i 受信している電波の強度を、下図の q q w er 消灯:GPS機能 (☞P7-9)を使用し 個別呼び出しで送信したときに表 示します。 自局宛ての個別呼び出しを受けた ときに表示します。 待ち受け状態のとき、通話チャンネ ル番号を表示します。 個別呼び出し機能が設定されてい ていないとき 点滅:自 局の位置情報を受信 (測位) !1 中 点灯:自局の位置情報の測位が完了 相手 (例:相手 0002) るときは、個別呼び出しの選択状態 (ALL/相手局/グループ)と、選択し た相手局番号、グループ番号を表示 します。 1-2 2 1 電源の入れかたと音量調整 電源を入れる 2 音量を調整する [Ω] /[≈] キーを押すと、音量を調整できます。 [電源]キーを長く (1秒以上) 押します。 「ピー」と鳴り、選択されて 相手の音声が聞きやすい音 いる通話チャンネル番号を 量レベルに調整してくださ 読み上げます。 い。 押す 0~32の 範 囲 で 調 整 し 長く押す ます。 − 起動コメント表示 個別呼び出し機能 (☞P6-1) 表示されます。 【ご注意】 音量が最小のときは、操作音 (ビープ音)や警告音、通話 自局0001 チャンネル番号案内の音声や受信した音声などは、聞こ 自局番号の表示例 えません。 H 【ご参考】チャンネル番号音声案内機能について UCOFF 呼出 CH 電源を入れたときや、チャンネル番号を変更したとき、選 択された通話チャンネル番号を読み上げます。 呼出用チャンネル表示 ※使用しないときは、詳細設定モードの[チャンネル番 ★ 号音声案内]で設定を「OFF」にできます。 (☞P8-8) ★工場出荷時や全設定初期化時は、呼出用チャンネル (CH15) を表示します。 (☞P3-1) 運 用 後 は、前 回 選 択 し た 通 話 チ ャ ン ネ ル (CH01~ CH14、CH15 (呼 出CH) 、CH16~CH30)を 表 示 します。 【コマンドマイクの文字サイズについて】 コマンドマイク (HM-206 #02)の表示文字サイズ (初期 設定値:大) を変更できます。 ※文字サイズの変更は、詳細設定モードから設定できま す。 (☞P8-11) ※無線機本体の表示文字サイズは、 変更できません。 H UCOFF 呼出 CH 文字サイズ:大 + 音量表示(表示例:20) 【自局番号の表示について】 が設定されているときだけ、 H 音量: 20 ICOM DPR100 H 呼出CH UC OFF 文字サイズ:小 2-1 3 はじめての通話 相手と同じ通話チャンネルに合わせるだけの非常に簡 単な通話のしかたについて説明しています。 1 通話チャンネルを合わせる 2 [∫] [√]キーを押して、通 / 話相手と同じ通話チャンネル 【ご注意】 [送・受]ランプが緑色に点灯しているときは、音声が聞 押す を選択します。 こえなくても、ほかの無線局が通話していることがあ 選択範囲: ります。 CH 01~CH 14、 この状態で、 [PTT] (送信)スイッチを押しても、混信防 CH 16~CH 30 止 (キャリアセンス)機能 (☞P3-2)が動作して、送信で H ※通話チャンネルの上限 (例: CH 01 CH 01) 、または下限 (例: CH 30)を選 択したとき は、 「ピピッ」と鳴ります。 呼び出しをする (送信する) きないようになっています。 UCOFF とを確認してから、送信してくだ 通話チャンネルの選択 (例:CH 01) さい。 [PTT] (送信)スイッチを押 【呼出用チャンネルについて】 しながら、マイクに向かって、 呼出用チャンネル (CH15)は、 「呼出CH」 と表示されます。 このチャンネルは、一時的な呼 び出しにだけ使用しますので、 グループ通話 (☞P4-1)や秘話 消灯を確認 ※ [送・受]ランプが消灯しているこ 通話相手に呼びかけます。 H UCOFF [PTT] (送 信 )ス イ ッ チ 呼出 CH を押しているあいだは、 [送・受]ランプが赤色に 呼出用チャンネル表示 点灯します。 機能(☞P5-1) 、個別呼び出し機能 (☞P6-1) による通話に 使用できません。 「呼出CH」で呼び出した相手と通話をつづける場合は、 赤色に 点灯 押し つづける H CH 01 UCOFF 送信中の表示(例:CH01) 空いている通話チャンネル (CH01~CH14、CH16~ CH30) に変更してから通話してください。 3 呼び出しを受ける (受信する) [PTT] (送信)スイッチをは なすと待ち受け状態になり ます。 ◎待 ち 受け状 態 のときは、 [送・受]ランプが消灯して 緑色に 点灯 電波状態 います。 ◎電波を受信中は、 [送・受] ラ ンプが緑色に点灯します。 ※音声が聞こえなくても、 H CH 01 UCOFF 受信中の表示(例:CH01) ほかの無線局が通話しているときは、 [送・受]ランプ が緑色に点灯します。 【応答するときは】 [送・受]ランプが消灯し、待ち受け状態になってから、 [PTT] (送信)スイッチを押します。 3-1 3 はじめての通話 ■ 通話するときのアドバイス 1. 送信時間制限装置について 3. 電波干渉について 1回の送信で連続して通話できる時間は、「5分以内」と 比較的せまいエリアで、多くの局が通話するような状態 電波法で定められています。 では、電波の干渉(相互変調)による混信が発生すること 制限時間の10秒前になると、ビープ音が「ピッ」と鳴りま があります。 す。 このような混信は、グループごとに[通話チャンネル]の 連続通話時間が5分になると、警告音が「ブッ」と鳴って、 組み合わせを適切に設定することで防止できます。 自動的に送信を停止します。 ※送信を自動停止すると、1分間は通話できません。 4. 通話範囲について 通話を再開する場合は、1分後に[PTT] (送信)スイッ 周囲の状況 (天候、山や建物などの障害物)により、受信し チを押してください。 にくくなることがあります。 ◇通話範囲は、周囲の建物などの状況により異なります 2. 混信防止 (キャリアセンス) 機能について ので、下記の数値を目安に通話してください。 無線局の運用では、自分が送信中、ほかの人が自分と同じ通 (送信出力:5W時) 話チャンネルで送信すると、混信を受け通話ができない場 見通しのよい場所:約10km 合があります。 市街地や建物内 :約1~3km また、逆にほかの人が通話中のチャンネルで送信すると、 ◇通話範囲であっても、山や建物などが障害物となっ その通話を妨害することになります。 て、通話しにくくなることがあります。 このような混信を防止するために、同じチャンネルで一定 そのときは、場所を少し移動して通話してください。 レベルの電波を本製品が受信している場合は、通話中とみ また、テレビやラジオなどの家電製品、パソコン、およ なし、送信できないよう、自動的に制御する機能をキャリ び電話機などの近くで使用すると、雑音が発生した アセンスといいます。 り、誤動作したりすることがありますので、はなれて キャリアセンスは、本製品が送信を開始するときに動作 ご使用ください。 します。 3秒以上通話が途切れた場合、本製品が通話を終了したと 判断し、次の送信開始時からキャリアセンスの機能が動作 します。 なお、ほかの電子機器からの電波を受信した場合 (混信や 妨害波を含む)についてもキャリアセンスが動作し送信 できないことがありますが、 故障ではありません。 本製品は、電波法によりこのキャリアセンスの搭載が義 務付けられています。 3-2 4 簡単なグループ通話のしかた 複数の通話相手と同じユーザーコード (UC)を設定す ■ ユーザーコードを設定して通話するには るだけで、 通話グループが簡単に構成できます。 ユーザーコードを000から001に変更することを例に、操 通話チャンネル(☞3章)とユーザーコードが一致した 作手順を説明します。 すべての相手と通話できます。 1 【使用例】 通話チャンネルを合わせる [∫]/[√]キ ー を 押 し て、通 ○ 押す ルを選択します。 通話できる 選択範囲: CH01 UC 001 CH 01~CH 14、 × × 通話できない CH 16~CH 30 H 通話できない CH 01 CH01 UC 002 通話チャンネルの選択 (例:CH 01) ※秘話機能や個別呼び出し機能とも併用できます。 【「呼出CH」 選択時のご注意】 「呼出CH」 (呼出用チャンネル: CH15)選 択 時 は、ユ ー ザ ー コードを使用できないため、本 章の操作はできません。 UCOFF 2 H UCOFF 呼出 CH ユーザーコードを設定する q [メニュー/ ]キーを短く 押します。 呼出用チャンネル表示 メ ニュー画面が表示され ま す。 (例:呼 出CH以 外 の 【ご参考】ユーザーコードの設定方法変更について メニュー ユーザーコード 秘話 Z Z CH01 UC 001 話相手と同じ通話チャンネ 通話チャンネルを選択時) 通話チャンネル (CH01~CH14、CH16~CH30) ごと ※何も操作しない状態が、約 に異なるユーザーコードを使用する場合は、 「■ 通話チャ 10秒つづくと、通話チャン ンネル毎にユーザーコードを設定するには」(☞P4-4)で 押す ネル表示に戻ります。 ユーザーコードの設定を変更してから、右記の操作をして ください。 w [決定] キーを押します。 ユーザーコードの設定 状態が表示されます。 ◎通話チャンネル共通の ユーザーコードが設定 できるように設定され ているとき ◎通話チャンネルごとに 異なるユーザーコード が設定できるように設 定されているとき 4-1 押す ユーザーコード グループ OFF 通話チャンネル共通で 変更できる場合の表示 ユーザーコード CH 01 OFF 通話チャンネルごとに 変更できる場合の表示 (☞次ページ手順eにつづく) 4 簡単なグループ通話のしかた ■ ユーザーコードを設定して通話するには 2 ユーザーコードを設定する(つづき) e [相手局番号帳]キーを押し y [決定] キーを押します。 ます。 ユーザーコードの数字が ユーザーコードの変更 押す 押す が確定されます。 白黒反転表示になり、編集 ※確定後、何も操作しない できる状態になります。 状 態 が、約10秒 つ づく と、通話チャンネル表示 ユーザーコード グループ: 000 0 に戻ります。 ユーザーコード CH 01 001 ユーザーコード CH 01: 000 0 変更が確定された ときの表示(例:001) 編集中の表示 u [戻る] キーを2回押します。 r [≈]キーを2回押します。 編集できる桁 (白黒反 通話チャンネル表示に戻 2回押す ります。 転表示) が右端に移動 します。 CH 01 2回押す ユーザーコード CH 01: 0 000 カーソルが末尾に移動 t [∫] キーを押します。 ります。 (例:001) H UC001 ユーザーコード (例:001) ユーザーコード グループ: 000 0 ユーザーコードが変わ ユーザーコード グループ 001 押す ユーザーコード グループ: 000 1 ユーザーコード CH 01: 1 000 001に変更した状態 4-2 (☞次ページの手順 3 につづく) 4 簡単なグループ通話のしかた ■ユ ーザーコードを設定して通話するには (つづき) 3 4 呼び出しをする(送信する) [PTT] (送信)スイッチ 【ご注意】 [送・受]ランプが緑色に点灯しているときは、音声が聞 をはなすと、待ち受け状 態になります。 こえなくても、ほかの無線局が通話していることがあ 緑色に 点灯 ◎待ち受け状態のとき ります。 は、 [送・受 ]ランプが この状態で、 [PTT] (送信)スイッチを押しても、混信防 消灯しています。 止 (キャリアセンス)機能 (☞P3-2)が動作して、送信で きないようになっています。 呼び出しを受ける (受信する) 電波状態 ◎電波を受信中は、 [送・ 消灯を確認 ユーザーコード (例:001) H 受] ランプが緑色に点 ※ [送・受]ランプが消灯しているこ 灯します。 とを確認してから、送信してくだ さい。 CH 01 UC001 受信中の表示(例:CH01) [PTT] (送 信 )ス イ ッ チ を押しながら、マイクに向 かって、通話相手に呼びか けます。 [PTT] (送 信 )ス イ ッ チを押しているあいだ ※音声が聞こえなくても、ほかの無線局が通話していると 赤色に 点灯 押し つづける は、 [送・受]ランプが赤 きは、 [送・受] ランプが緑色に点灯します。 【応答するときは】 [送・受]ランプが消灯して、待ち受け状態になってから、 ユーザーコード (例:001) [PTT] (送信)スイッチを押します。 H 色に点灯します。 CH 01 UC001 送信中の表示 (例:CH01) 4-3 4 簡単なグループ通話のしかた ■ 通話チャンネル毎にユーザーコードを設定するには 通話チャンネルごとに異なるユーザーコードを使用できます。 q [メニュー/ q [∫]/[√]キーを繰り返し押して、 「ユーザーコード」を ]キーを短く 押します。 メ ニュー画面が表示され 選択します。 押す ま す。 (例:呼 出CH以 外 の 通話チャンネルを選択時) 10秒つづくと、通 話チャ ンネル表示に戻ります。 メニュー ユーザーコード 秘話 押す w [√]キーを繰り返し押して、 「詳細設定モード」を選択し ユーザーコード チャンネル毎 � チャンネル共通 e [∫]キーを押して、 「チャンネル毎」を選択します。 ます。 Z メニュー 詳細設定モード e [決定]キーを押します。 設定 マイクゲイン ユーザーコード w キーを押します。 [決定] Z Z ※何も操作しない状態が、約 ユーザーコードで「チャンネル毎」を選択する 2 詳細設定モードにする Z Z 1 � ユーザーコード チャンネル毎 チャンネル共通 r キーを押します。 [決定] 詳細設定モードを選択 押す 設定が確定され、手順qの画面に戻ります。 「詳 細 設 定」と 表 示 さ れ、 「ピピッ」と鳴ります。 3 ※詳細設定モードに移行している [PTT](送信)スイッチを押し 詳細設定 ます。 詳細設定モードが解除され 短く 押す ます。 設定 ポケットビープ 送信モニタービープ 設定モード解除 ※選択した通話チャンネルごとのユーザーコードは、 「■ Z せん。 Z ときは、呼び出しを受信できま 選択した設定を有効にする ユーザーコードを設定して通話するには」 (☞P4-1)の 詳細設定モードの表示 操作で変更できます。 4-4 5 盗聴防止の設定をするには 秘話機能を使用すると、ほかの相手に通話内容が傍受 ■ 秘話機能を使用して通話するには されるのを防止できます。 秘話機能を使用して通話をする手順です。 通話チャンネル(☞3章)と秘話キーが一致した相手と 秘話キーを00001から00003に変更することを例に、 通話できます。 説明します。 ※下 図のようにユーザーコード (UC 001) と併用する 1 場合は、 ユーザーコードも相手と同じに設定します。 通話できる Bさん (相手局) [∫]/[√]キーを押して、通 話相手と同じ通話チャンネ ○ CH01 UC 001 秘話キー:00003 × 選択範囲: CH 01~CH 14、 CH01 UC 001 秘話キー:00003 他局 通話が聞けない CH 16~CH 30 ※ユーザーコードと併用する × 場合は、 ユーザーコードも 通話相手と同じに設定しま 通話が聞けない 2 ※秘話機能を使用する人(上記の例:Aさん/Bさん)には、 秘話機能を使用しない人 (上記の例:他局)の通話が聞こ メニュー画面が表示され ※ユーザーコードや個別呼び出し機能とも併用できます。 の通話チャンネルを選択 「呼出CH」 (呼出用チャンネル: はできません。 押す ま す。 (例:呼 出CH以 外 【「呼出CH」 選択時のご注意】 使用できないため、本章の操作 ]キーを短 く押します。 ※秘話キーが異なる相手の通話は聞こえません。 CH 01 秘話機能を 「ON」 にする q [メニュー/ えます。 H UC001 通話チャンネルの選択 (例:CH 01、UC 001) す。 CH01 UC 001 秘話キー:OFF CH15)選択時は、秘話機能を 押す ルを選択します。 H 時) UCOFF ※何も操作しない状態が、 呼出 CH 約10秒 つ づくと、通 話 チャンネル表示に戻りま 呼出用チャンネル表示 メニュー ユーザーコード 秘話 押す す。 【ご参考】秘話キーの設定方法変更について 通 話 チャン ネ ル (CH01~CH14、CH16~CH30)ご Z Z Aさん (自局) w [√] キーを押して、 「秘話」 とに異なる秘話キー (00001~32767)を使用する場 を選択します。 合は、 「■ 通話チャンネル毎に秘話キーを設定するには」 メニュー ユーザーコード 秘話 (☞P5-4)で秘話キーの設定を変更してから、右記の操作 をしてください。 【ご注意】 秘話を選択 e キーを押します。 [決定] 機密を要する重要な通話にご使用になることは、おすすめ Z Z 【使用例】 通話チャンネルを合わせる 押す できません。 また、無線機間の通話は、電波を使用している関係上、第三 者による盗聴を完全に阻止できませんので、 ご注意くださ 秘話 い。 � OFF ON 5-1 押す (☞次ページ手順rにつづく) 秘話 � OFF ON 5 秘話を選択 Z Z メニュー ユーザーコード 秘話 盗聴防止の設定をするには 押す ■ 秘話機能を使用して通話するには 3 r [√] キーを押して、 「ON」を q [メニュー/ 押す 選択します。 秘話キーを設定する ]キーを短く 押します。 メ ニュー画面が表示され ま す。 (例:呼 出CH以 外 の 秘話 通話チャンネルを選択時) OFF ON ※何も操作しない状態が、約 10秒つづくと、通話チャン t [決定]キーを押します。 ネル表示に戻ります。 押す 設定が確定され、手順w の画面に戻ります。 メニュー ユーザーコード 秘話 押す w [√]キーを繰り返し押して、 「秘話キー」を選択します。 ※秘話機能が「OFF」のとき Z Z メニュー ユーザーコード 秘話 は、 「秘話キー」が表示され ません。 y 通 [戻る]キーを押すと、 話チャンネル表示に戻りま Z Z � 押す メニュー 秘話キー 詳細設定モード Z Z 2 秘話 秘話機能を「ON」にする (つづき) � OFF ON 秘話キーを選択 押す す。 e キーを押します。 [決定] 秘話キーの設定状態が 秘話表示 CH 01 押す 表示されます。 H UC001 ◎通話チャンネル共通の 秘話キーが設定できる 秘話機能設定時の表示 (例:CH 01) ように設定されている とき ◎通話チャンネルごとに 異なる秘話キーが設定 できるように設定され ているとき 5-2 秘話キー CH共通: 00001 0 通話チャンネル共通で 変更できる場合の表示 秘話キー CH01: 00001 0 通話チャンネルごとに 変更できる場合の表示 (☞次ページ手順rにつづく) 5 盗聴防止の設定をするには ■ 秘話機能を使用して通話するには 3 4 秘話キーを設定する(つづき) r [≈]キーを4回押します。 編集できる桁 (白黒反 呼び出しをする (送信する) 【ご注意】 [送・受]ランプが緑色に点灯しているときは、音声が聞 4回押す 転表示) が右端に移動 こえなくても、ほかの無線局が通話していることがあ します。 ります。 この状態で、 [PTT] (送信)スイッチを押しても、混信防 止 (キャリアセンス)機能 (☞P3-2)が動作して、送信で 秘話キー CH共通: 00001 1 きないようになっています。 とを確認してから、送信してくだ 秘話キー CH01: 00001 1 さい。 カーソルが末尾に移動 [PTT] (送信)スイッチを押 しながら、マイクに向かっ t [∫] キーを押します。 て、通話相手に呼びかけま 秘話キーが変わりま す。 押す す。 (例:00003) 消灯を確認 ※ [送・受]ランプが消灯しているこ [PTT] (送 信 )ス イ ッ チ を押しているあいだは、 赤色に 点灯 押し つづける 秘話表示 [送・受]ランプが赤色に 点灯します。 秘話キー CH共通: 00001 3 CH 01 送信中の表示(例:CH01) 秘話キー CH01: 00001 3 y [決定]キーを押します。 H UC001 5 00003に変更した状態 押す 呼び出しを受ける (受信する) [PTT] (送信)スイッチをは 設定が確定され、手順 なすと、待ち受け状態になり wの画面に戻ります。 緑色に 点灯 ◎待 ち 受け状 態 のときは、 [送・受]ランプが消灯して Z Z メニュー 秘話キー 詳細設定モード ます。 います。 電波状態 秘話表示 ◎電波を受信中は、 [送・受] ラ ンプが緑色に点灯します。 u 通 [戻る]キーを押すと、 押す 話チャンネル表示に戻り ます。 H CH 01 UC001 受信中の表示(例:CH01) ※音声が聞こえなくても、ほかの無線局が通話している ときは、 [送・受]ランプが緑色に点灯します。 H CH 01 ※他局が自分と異なる秘話キーを使用している場合は、 UC001 秘話処理された電子音が聞こえます。 【応答するときは】 秘話機能設定時の表示 (例:CH 01) [送・受]ランプが消灯して、待ち受け状態になってから、 [PTT] (送信)スイッチを押します。 5-3 5 盗聴防止の設定をするには ■ 通話チャンネル毎に秘話キーを設定するには 通話チャンネルごとに異なる秘話キーを使用できます。 q [メニュー/ q [∫]/[√]キーを繰り返し押して、 「秘話」を選択しま ]キーを短く 押します。 メ ニュー画面が表示され す。 押す ま す。 (例:呼 出CH以 外 の 通話チャンネルを選択時) 10秒つづくと、通 話チャ ンネル表示に戻ります。 メニュー ユーザーコード 秘話 押す w [√]キーを繰り返し押して、 設定 終話ビープ 秘話 w キーを押します。 [決定] Z Z ※何も操作しない状態が、約 � 「詳細設定モード」を選択し 秘話 チャンネル毎 チャンネル共通 e [∫]キーを押して、 「チャンネル毎」を選択します。 ます。 Z メニュー 詳細設定モード � e [決定]キーを押します。 秘話で「チャンネル毎」を選択する 2 詳細設定モードにする Z Z 1 秘話 チャンネル毎 チャンネル共通 r キーを押します。 [決定] 詳細設定モードを選択 押す 設定が確定され、手順qの画面に戻ります。 「詳 細 設 定」と 表 示 さ れ、 「ピピッ」と鳴ります。 3 ※詳細設定モードに移行している [PTT](送信)スイッチを押し 詳細設定 ます。 詳細設定モードが解除され 短く 押す ます。 設定 ポケットビープ 送信モニタービープ 設定モード解除 ※選 択した通話チャンネルごとの秘話キーは、 「■ 秘話 Z せん。 Z ときは、呼び出しを受信できま 選択した設定を有効にする 機能を使用して通話するには」 (☞P5-1)の操作で変更 詳細設定モードの表示 できます。 5-4 6 個別呼び出し機能による通話 ■ 呼び出しかたの種類について 個別呼び出しの種類について、 下図を例に説明します。 呼び出しかたには、次の3種類の方法があります。 ◎全局呼び出し 【使用例】 下図の は、Aさん (自局)が呼び出しできるグ ループを意味します。 Aさん(自局) 自局 0001 ALL ○ 通話できる グループ 02 CH 01 Bさん(相手局) 自局 0002 通話チャンネル (例:CH 01) とユーザーコード (例:UC 001) が同じ相手局(例:Bさん/Cさん/Dさん) を一斉に 呼び出します。 Cさん(相手局) CH 01、 UC 001 ○ ◎個別呼び出し 自局 0003 グループ 03 CH 01 CH 01、 UC 001 001)が同じで、呼び出す相手局(例:Bさん)の自局番号 グループ 03 (例:0002) を指定して呼び出します。 ◎グループ呼び出し CH 01、 UC 001 ※グループ呼び出しで着信させるには、あらかじめ、 目的の CH 01 グループ番号にメンバー指定の設定が必要です。 UC001 「グループ」表示(例:03) ユーザーコード (例:001) グループ呼び出し表示(例:CH01) び出しをしても、 着信しません。 (☞P6-3) 【「呼出CH」 表示での機能制限について】 通話チャンネル (例:CH 01) とユーザーコード (例:UC 呼出用チャンネル (CH15)は、 グループ通話(☞P4-1)や秘話 H ク゛ ル ー フ ゚ 03 相手側でメンバー指定されていないグループ番号に呼 び出しにだけ使用しますので、 「相手」表示(例:0002) ユーザーコード (例:001) 通話チャンネル (例:CH 01)とユーザーコード (例:UC 自局 0004 このチャンネルは、一時的な呼 UC001 個別呼び出し表示(例:CH01) Dさん(相手局) 「呼出CH」 と表示されます。 H 相手0002 通話できる 通話できる UC001 「ALL」表示 ユーザーコード (例:001) 全局呼び出し表示(例:CH01) グループ 02 CH 01、 UC 001 グループ 03 ○ H 001) が同じで、 メンバー指定★されたグループ番号 (例: H 03) に所属するすべての相手(例:Cさん/Dさん) を呼び UCOFF 呼出 CH 出します。 ★同じグループ番号で、そのグループ番号にメンバー 呼出用チャンネル表示 指定を設定している受信局だけが、送信局からの音 機 能(☞P5-1) 、個 別 呼び出し 声を聞けます。 機能 (☞P6-1)による通話に使 メンバー指定の変更は、詳細設定モードから設定できま 用できません。 す。 6-1 6 個別呼び出し機能による通話 ■ 個別呼び出し機能を設定するには 用例】 に記載の値を使用しています。 q [∫] /[√]キーを繰り返し押 して、 「個別呼出」を選択しま 詳細設定モードにする q [メニュー/ す。 w キーを押します。 [決定] ]キーを短く 押します。 メ ニュー画面が表示され e [√] キ ー を 押して、 「ON」を 押す 選択します。 ま す。 (例:呼 出CH以 外 の ンネル表示に戻ります。 設 定 が 確 定 さ れ、 [個 別 呼 メニュー ユーザーコード 秘話 出]項目の下に [自局番号] 項目が、表示されます。 Z Z 10秒つづくと、通 話チャ ※個別呼び出し機能で使用 ます。 Z 3 です。 詳細設定モードを選択 押す q [√]キーを押して、 「自局番 号」を選択します。 w キーを押します。 [決定] 「ピピッ」と鳴ります。 ※詳細設定モードに移行している 設定 個別呼出 自局番号 e [∫]/[√]キーを繰り返し押 し て、自 局 番 号 を 選 択 し ま 詳細設定 す。 � 選択範囲:自局0001~ 設定 ポケットビープ 送信モニタービープ Z 自局番号 自局0001 自局0002 自局番号表示 (例:自局0001) 自局9999 r キーを押します。 [決定] 【編集できる桁を変更するには】 Z せん。 自局番号を設定する 自局番号とは、自分が個別呼び出しを受けるための番号 「詳 細 設 定」と 表 示 さ れ、 ときは、呼び出しを受信できま 設定 個別呼出 自局番号 Dさん) に設定してください。 「詳細設定モード」を選択し メニュー 詳細設定モード 個別呼出 OFF ON するすべての無線機(使用例:Aさん/Bさん/Cさん/ 押す w [√]キーを繰り返し押して、 e [決定]キーを押します。 ✔ r キーを押します。 [決定] 通話チャンネルを選択時) ※何も操作しない状態が、約 設定 個別呼出 エマージェンシー Z Z 1 個別呼び出し機能を 「ON」 にする Z Z ※この章の説明で使用する設定値は、6-1ページの 【使 Z Z 2 通話に使用するすべての無線機で設定が必要です。 自 局 番 号 の 選 択 画 面 で、 [相 詳細設定モードの表示 手局番号帳]キーを短く押し た と き は、編 集 す る 桁 を [Ω] /[≈]キ ー、自 局 番 号 を[∫]/ [√] キーで選択できます。 自局番号 自局番号: 0001 0 カーソルを編集する桁 に移動する ※選択後は、 [決定] キーを押します。 上記の手順e、rに戻って操作します。 【設定例】 個別呼び出し機能で使用するすべての無線機(使用例:A さん/Bさん/Cさん/Dさん)に設定してください。 Aさん(自局) :0001 Bさん(相手局):0002 Cさん(相手局) :0003 Dさん(相手局):0004 6-2 6 個別呼び出し機能による通話 ■ 個別呼び出し機能を設定するには(つづき) q [∫] [√]キーを繰り返し押 / して、 「グループ表示」を選 択します。 w [決定]キーを押します。 設定 相手局表示 グループ表示 e [√] キ ーを押して、 「ON」を 選択します。 r [決定]キーを押します。 設 定 が 確 定 さ れ、手 順q ✔ 5 グループ呼び出しを設定する (つづき) q [∫]/[√]キーを繰り返し押 して、 「グループ設定」を選択 します。 設定 ク゛ループ設定 着信履歴表示 w キーを押します。 [決定] グループ表示 OFF ON e [∫]/[√]キーを繰り返し押 して、指定するグループ番号 ク゛ループ設定 ク゛ ループ01 ク゛ループ02 を選択します。 の画面に戻ります。 選択範囲:グループ01~グループ10 r選択したグループ番号(例:グ 5 Z Z グループ表示を「ON」にする Z Z 4 ループ02)を表示した状態 グループ呼び出しを設定する で、 [決定]キーを押します。 メ ンバー指定を意味する ここで指定したグループ番号の相手から呼び出しがあっ 「 着 」を表示します。 たとき、着信を許可するグループ番号をメンバーとして ク゛ループ設定 ク゛ ループ01 着 ク゛ループ02 メンバー指定の状態 ※複 数のグループからの呼び出しを受けるときは、 指定します。 eとrの操作を繰り返します。 【メンバー指定するグループ番号の例】 グ ループ呼び出しで使用するすべての無線機 (使用例:Aさ 6 ん/Bさん/Cさん/Dさん) にメンバー指定してください。 Aさん (自局) :グループ02/グループ03 2 ∼ 5 の手順で変更した設定 Bさん (相手局) : グループ02 値を確定するために、[PTT] Cさん (相手局) : グループ03 (送信)スイッチを押します。 Dさん (相手局) : グループ03グリスト 図の 「DPR100」が表示された プを意味します。 自局 0001 ○ 通話できる グループ 02 あと、設定した自局番号 (約 Bさん(相手局) グループ 02 【自局番号表示例】 ICOM DPR100 Cさん(相手局) CH 01、 UC 001 ○ 通話できる ○ 設定モード解除 1秒) が表示されます。 自局 0002 CH 01、 UC 001 グループ 03 短く 押す 詳細設定モードが解除され、 は、Aさん (自局)が呼び出しできるグルー Aさん(自局) 変更した設定値を確定する 電源投入直後 自局 0003 自局0001 自局番号の表示例 ※自局番号表示後に表示される内容は、電源を切る前の表示 (通話チャンネル/相手局番号/グループ)によって異なりま す。 グループ 03 通話できる CH 01、 UC 001 Dさん(相手局) 自局 0004 グループ 03 CH 01、 UC 001 6-3 6 個別呼び出し機能による通話 ■ 個別呼び出し機能で通話するには 2 相手局番号(相手の自局番号)やグループ番号を指定して 相手局と通話する方法について、 説明します。 ※個別呼び出し機能がすべての無線機に設定 (☞P6-2 ALL/相手局/グループの選択 q下記の操作で、呼び出す相手を選択します。 ~P6-3) されているものとして説明しています。 全局を呼び出すとき 【Aさんから呼び出す場合の使用例】 通話チャンネル番号と、呼び出す相手 (ALL/相手局/グ ALL ループ) を選択してから送信します。 Aさん(自局) 自局 0001 Bさん(相手局) ○ 自局 0002 通話できる グループ 02 グループ 02 短く押す CH 01、 UC 001 グループ 03 グループを呼び出すとき Cさん(相手局) CH 01、 UC 001 ○ ○ 自局 0003 ク゛ループ ク゛ループ03 ク゛ループ04 グループ 03 通話できる 通話できる ALL CH 01、 UC 001 選択例:03 Dさん(相手局) 1局を呼び出すとき 相手局 相手0002 相手0003 選択例:0002 押す ★ 自局 0004 グループ 03 グループ番号/相手局番号を / で選択 ★相手局番号選択時、編集できる桁を変更するには CH 01、 UC 001 1 相手局表示 (上図)で、 [相手 局番号帳]キーを長く押した 通話チャンネルを合わせる ときは、編 集 する桁を [Ω] / [≈] キー、 相手局番号を [∫] / [∫] [√]キーを押して、通 / [√]キーで選択できます。 話相手と同じ通話チャンネ (表示例:全局呼び出し) 手順q (上図)の操作で、相手局番号を選択します。 w[決定] キーを押します。 ※選択した通話チャンネル e設定されていることを確認します。 ユーザーコード で表示されるユーザー コードと異なる相手と は、 通話できません。 カーソルを編集する桁 に移動する ※選択後は、 [決定] キーを押します。 押す ルを選択します。 相手局番号 相手局番号: 0002 0 ◎全局を選択した場合 H ALL CH 01 「ALL」表示 UC001 ユーザーコードが設定 された通話チャンネル の選択 (例:CH 01、 UC001) ◎1局(相手局) を選択した場合 「相手」表示 (例:相手0002) ◎グループ番号を選択した場合 「グループ」表示 6-4 (例:グループ 03) H ALL UC001 相手0002 UC001 ク゛ ル ー フ ゚ 03 UC001 CH 01 H CH 01 H CH 01 6 個別呼び出し機能による通話 ■ 個別呼び出し機能で通話するには(つづき) 3 呼び出しをする(送信する) 4 [PTT] (送信)スイッチを 【ご注意】 [送・受]ランプが緑色に点灯しているときは、音声が聞 は な す と、待 ち 受 け 状 態 になります。 こえなくても、ほかの無線局が通話していることがあ [送・受]ランプが消灯し この状態で、 [PTT] (送信)スイッチを押しても、混信防 ています。 止 (キャリアセンス)機能 (☞P3-2)が動作して、送信で ランプが緑色に点灯しま す。 とを確認してから、送信してくだ さい。 ※音 声が聞こえなくても、 [PTT] (送信)スイッチを押し 話相手に呼びかけます。 [PTT] (送信)スイッチを押 しているあいだは、 [送・受] ランプが赤色に点灯します。 相手局番号 を表示 電波状態 ◎電波を受信中は、 [送・受] 消灯を確認 ※ [送・受]ランプが消灯しているこ ながら、マイクに向かって、通 緑色に 点灯 ◎待ち受け状態のときは、 ります。 きないようになっています。 呼び出しを受ける (受信する) ほかの無線局が通話し 赤色に 点灯 H ALL 相手0001 通話 全局呼び出しを受信 点滅 て いるときは、 [送・受 ] H ランプが緑色に点灯しま す。 押し つづける 相手0001 着信 個別呼び出しを受信 ALL 通話 H グループ03 全局呼び出しで送信 相手0001 通話 相手0002 呼出 グループ呼び出しを受信 個別呼び出しで送信 【応答するときは】 [送・受]ランプが消灯して、待ち受け状態になってから、 グループ03 通話 [PTT] (送信) スイッチを押します。 グループ呼び出しで送信 6-5 7 そのほかの機能について ■ ロック機能 ■ モニター機能 電源を入れなおしたり、不用意に、コマンドマイク(HM- モニター機能は、次のような場合に使用します。 206 #02)のキー、無線機のキーやツマミに触れたりして ◎信号を受信していない状態で、 「ザー」という音を聞きな がら音量を調整するとき も、 設定や表示が変わらないようにします。 ◎ユーザーコード、相手局番号、 グループ番号が異なる他 【操作のしかた】 「ピピッ」と鳴るまで、 [メニュー/ 局の通話を聞くとき ]キーを長く (約1秒) ※他 局が秘話機能を使用している場合は、秘話処理され 押します。 た電子音が聞こえるだけです。 ※同じ操作をすると、 解除できます。 ※使用するには、詳細設定モードの[録再キー長押し]で、 H [録再] キーに割り当てる動作を「モニター」に設定してく ださい。 (☞P8-7) ロック設定 長く押す 【操作のしかた】 操作直後の表示 (約1秒) [録再]キーを押しているあいだ、モニター機能が動作しま す。 [録再]キーを押しているあいだ緑色に点灯 H CH 01 UCOFF 表示例 CH1 H 「 」表示 押しつづける 「ザー」 音量 15 ロック設定時の無線機の表示 〈ロック中にできる操作〉 ■ ポケットビープ機能 ◎ロック機能の解除 ユーザーコードや個別呼び出し機能が設定されている場 ◎送信/受信の切り替え 合、使用できる機能です。 ◎電源のON/OFF 呼び出しを受けたとき、 「 ※モニター機能、エマージェンシー機能 (☞P7-7)は、 同時に、ビープ音、またはメロディーで通知します。 ロック中でも操作ができます。 ※使用するには、詳細設定モードから設定の変更が必要 ※音量調整もロックする場合は、詳細設定モードの[キー です。 (☞P8-3) ロック時音量] (☞P8-8) で設定を変更できます。 H スカイスポーツなどで使用されている上空用チャンネル CH 01 (CH S1~CH S5) を受信できます。 ◎CH S1~CH S5を選択す ◎上 空 用チャンネルでは、 ※上空用チャンネルの選択 電波状態 には、設定が必要です。 詳 細 設 定 モ ー ド か ら 設 定を変更できます。 (☞P8-9) CH 01 着信 呼び出しを受けたとき ◎ユーザーコードと個別呼び出し機能を併用している場 合も、個別呼び出しを受けると 「 表示 」表示が点滅に変わ ります。 ◎呼 び出しを受けたとき、ビープ音、またはメロディー R CH S1 H UC001 ポケットビープ機能が 設定されているとき 緑色に 点灯 呼び出しや応答ができま せん。 「 」表示が点滅 「 」が表示 ■ 上空用チャンネルの受信 ると、 「 」を表示します。 」 表示が点滅に変わります。 を停止するときは、[電源]キーや無線機本体のツマ UCOFF ミ以外の操作で停止できます。 ◎ポケットビープ機能が設定されていない状態で、個別 呼び出しを受けたときは、ビープ音、またはメロディー 受信中の表示 (例:CH S1) は鳴らず、呼び出した相手の自局番号と、 「 点滅だけになります。 7-1 」表示の 7 そのほかの機能について ■ 呼び出しメロディー機能 ■ 受信電波強度通知機能 個別呼び出し、またはグループ呼び出しを受けたとき、ポ 周囲の状況 (天候、山や建物などの障害物)により、受信信 ケットビープ機能、呼び出し着信音機能★ の呼び出し音 号の強度が弱くなり、相手の音声が途切れるなどして、通 をメロディー (9種類) に設定できます。 話がつづけられない状態になると、 「ピンポン」と通知音 ※呼び出し音をメロディー が鳴ります。 に変更する場合は、詳細 設定モードから設定でき ※通知音が鳴ったときは、場所を移動して通話してくだ 緑色に 点灯 さい。 ます。 受信信号の強度が強くなり、ふたたび信号を受信でき ◎ポケットビープ機能 の場合 (☞P8-3) ◎呼び出し着信音機能 線機本体のツマミ以外 の操作で停止できます。 ★呼び出し着信音機能と は、相 手 局 番 号 (最 大 10局 ) 、グ ル ー プ 番 号 (最大10局)で、異なる 呼び出し音が設定でき です。 (☞P8-8) H ※呼び出しを受けたとき、 きは、[電 源]キ ー や 無 ※使用するには、詳細設定モードから設定の変更が必要 点滅 の場合 (☞P8-5) メロディーを停止すると るようになると、通知音は止まります。 相手局番号 を表示 ■ 送信出力の切り替え機能 相手0001 着信 無線機の送信出力を切り替えできる機能です。 通話相手との距離が近いときは、1Wで使用すると、消費 個別呼び出しを受信 電力を節約できます。 【操作のしかた】 H 「ピピッ」と鳴るまで、 [相手局番号帳]キーを長く (約1 グループ03 相手0001 通話 秒)押します。 ※長く (約1秒)押すごとに、ハイパワー(5W: 「 グループ呼び出しを受信 」)とロー パワー(1W: 「 」)が切り替わります。 送信出力表示 る機能です。 H 長く押す CH 01 UCOFF 例:ハイパワー設定時 長く押すごとに 切り替わる L CH 01 UCOFF 例:ローパワー設定時 7-2 7 そのほかの機能について ■ 着信履歴表示機能 【着信履歴からGPS情報を確認するには】 GPS機能(☞P7-9)が送信側と受信側の無線機に設定 個別呼び出し、およびグループ呼び出しを受信したとき、 相手局番号 (相手の自局番号)やグループ番号、相手の位 置情報 (GPS機能ON時) が記憶されます。 されているとき、GPS情報を確認できます。 記憶された相手局番号は、 呼び出しに利用できます。 q キーを押します。 [履歴] ※使用するには、詳細設定モードから設定の変更が必要 着 信履歴が表示されま です。 (☞P8-5) ※設 定されていない場合 や履歴がない場合は、選 q [履歴]キーを押します。 ※着信履歴が2件以上ある ます。 押す 場合は、 [∫]/[√]キーを ※設 定されていない場 押して選択します。 合や着信履歴がない 件数 着信履歴 相手0001 ク゛ループ03 w [決定] キーを押します。 1/3 GPS情報を受信した時 例:相手0001の着信 履歴が選択された状態 押す e [√]キーを繰り返し押し ます。 GPS情報が表示されま 場 合 は、 [∫] [√]キ ー / います。 着信履歴 相手0003 選択した状態で、 [PTT] (送信)スイッチを押しな がら、相手に呼びかけま す。 [送・受]ランプが赤色 に点灯します。 押す ページ数 相手0001 1/3 01: 01/10 13:00 位置情報を受信した日 時の着信履歴表示例 3/3 押す 例:相手0003の着信 履歴が選択された状態 e 呼び出す相手の履歴を 着信履歴表示を選択 (例:相手0001) Z 歴として記憶されて 1/3 す。 を押して選択します。 ※上 から順に最新の履 着信履歴 相手0001 ク゛ループ03 刻が表示されます。 Z Z 場合は、選択できませ w着 信 履 歴 が2件 以 上 の 件数 択できません。 着 信履歴が表示され Z Z 【着信履歴を使用して、 呼び出しをするには】 ん。 押す す。 相手0001 距離:5km 方位:南東 赤色に 点灯 2/3 相手との距離と方位の 表示例 押す 押し つづける 相手0003 呼出 例:個別呼び出し 相手0001 3/3 34°37′23″N 135°34′18″E 【着信履歴件数と履歴の消去について】 ◎着信履歴を10件まで記憶できます。 10件を超えると、 古い履歴から削除されます。 相手の緯度と経度の 表示例 ◎全局呼び出しの場合は、 着信履歴を記憶しません。 ◎詳細設定モードから着信履歴を消去できます。 (☞P8-5) 【自局番号設定やグループ設定を変更したときは】 詳細設定モードの[着信履歴消去]から履歴を消去してく ださい。 (☞P8-5) 古い履歴を使用すると、意図しない相手に呼び出しする ことがあります。 7-3 7 そのほかの機能について ■ プライベートチャンネル機能 ■ プライベートチャンネルスキャン機能 特定の通話チャンネルをプライベートチャンネル (例:呼 よく利用する通話チャンネル (例:CH 05)を受信しなが 出CH)に設定することで、よく利用する通話チャンネル ら、プライベートチャンネル番号 (例:呼出CH)を一定の (例:CH 05) との切り替えが簡単になります。 時間ごとに受信(監視)できます。 ※使 用するには、詳細設定モードの[録再キー短押し]、ま ※使 用するには、詳細設定モードの[録再キー短押し]、ま たは [録再キー長押し] で、 [録再] キーに割り当てる動作を たは [録再キー長押し] で、 [録再] キーに割り当てる動作を 「P-CH」 に設定してください。 (☞P8-7) 「P-CHスキャン」に設定してください。 (☞P8-7) ※プライベートチャンネル番号と同じ通話チャンネル番号 【操作のしかた】 を選択しているときは、 [録再]キーの操作は無効です。 ◎ 「P-CHスキャン」を[録再キー短押し]に設定した場合 【操作のしかた】 [録再] キーを短く押します。 ◎ 「P-CH」 を [録再キー短押し] に設定した場合 スキャンを開始します。 [録再]キーを短く押すごとに、通話チャンネル(例: ◎ 「P-CHスキャン」を[録再キー長押し]に設定した場合 CH 05) とプライベートチャンネル (例:呼出CH)が切 [録再] キーを長く(約1秒)押します。 り替わります。 スキャンを開始します。 ◎ 「P-CH」 を [録再キー長押し] に設定した場合 「呼出CH」 (呼出用チャンネル:CH15)をプライベー [録再]キーを長く (約1秒)押すごとに、通話チャンネ トチャンネルに設定したときは、下記のように切り替 ル(例:CH 05)とプライベートチャンネル (例:呼出 わります。 CH) が切り替わります。 スキャン中点滅 コマンドマイクの [録再] キーを押します。 CH 05 押す 例:呼出用チャンネル H H UCOFF UCOFF (交互) 通話チャンネル番号 CH5 H CH 05 UCOFF 通話チャンネル番号 (設定例:CH05) [録再]キー H UCOFF 呼出 CH プライベートチャンネル番号★ (設定例:呼出CH) [決定]キーを押します。 ※スキャン開始と同じ操作でもスキャンを解 通話チャンネル番号 (設定例:CH5) [録再]キー 押す 除できます。 ※電源を入れなおしても、解除されません。 H 【プライベートチャンネルスキャンの動作について】 PvCH15 ◎プライベートチャンネルスキャン中は、 「 S 」が表示さ れ点滅します。 プライベートチャンネル表示 ◎プライベートチャンネル番号と同じ通話チャンネル 約1秒後 CH15 プライベートチャンネル番号 【プライベートチャンネルスキャンを解除するには】 H 音量 15 CH15 呼出 CH 番号を選択しているときは、スキャンしません。 H 音量 15 ◎スキャン中は、通話チャンネルで待ち受け中、2秒ご プライベートチャンネル番号★ (設定例:呼出CH) スキャン中に緊急呼び出しをすると、スキャン動作を とにプライベートチャンネルをスキャンします。 解除して、通話チャンネルで緊急信号を送信します。 ★工場出荷時やユーザーリセット時、 「呼出CH」 (呼出用 ◎電波を受信中は、詳細設定モードの [スキャン停止時 チャンネル:CH15)がプライベートチャンネルに設 間] (☞P8-7)と [スキャン再開時間] (☞P8-8)の設定 定されています。 にしたがってスキャンします。 詳細設定モードから設定を変更できます。 (☞P8-6) ◎ [プライベートチャンネル番号](☞P8-6) に上空用チャン ネル (CH S1~CH S5)(☞P8-9)が設定されている場 合は、上空用チャンネルをプライベートチャンネルスキャ ンの対象にできます。 ◎スキャン中に呼び出す場合は、通話チャンネルで送信 します。 7-4 7 そのほかの機能について ■ メモリーチャンネルスキャン機能 通話チャンネルを自動で切り替えて、使用中の通話チャ 【メモリーチャンネルスキャンを解除するには】 ンネルを探し出す機能です。 [決定] キーを押します。 CH01 CH30 使用中 CH20 スキャンをする直前に選択されていた通話チャンネルを CH03 表示します。 使用中 スキャンするとき、 選択されて いる通話チャンネル (例:CH01) CH13 ※スキャン開始と同じ操作でもスキャンを解除できます。 CH05 ※電源を入れなおしても、 スキャンは解除されません。 コマンドマイクの[決定]キーを押します。 CH07 CH10 CH09 押す は、 スキャンの対象に設定された通話チャンネル ※スキャン対象外の通話チャンネル (例:CH01)が選択 H されている状態でスキャンを開始させたときは、その 通話チャンネルも含めてスキャンします。 CH 01 ※使用するには、詳細設定モードから、 [録再]キーの [録再 キー短押し] 、 または [録再キー長押し]の動作を「M-CH スキャンを解除した ときの表示 スキャン」に設定してください。 設定すると、スキャンの対象にするチャンネルを [スキャ CH1 UCOFF H 音量 15 スキャンを解除した ときの表示 【メモリーチャンネルスキャンの動作について】 ン/サーチCH] 項目で設定できます。 (☞P8-7) ◎スキャンの対象に設定された通話チャンネルが1件だけ 【操作のしかた】 で、その通話チャンネルと同じ番号を選択しているときは、 ◎「M-CHスキャン」を [録再キー短押し] に設定した場合 スキャンしません。 [録再]キーを短く押します。 ◎スキャン中に緊急呼び出しなど、送信をすると、 スキャン スキャンを開始します。 動作を解除して、スキャンをする直前に選択されていた ◎「M-CHスキャン」を [録再キー長押し] に設定した場合 通話チャンネルで呼び出しをします。 [録再]キーを長く (約1秒) 押します。 ◎スキャン中は、個別呼び出しや緊急呼び出しを正しく受 スキャンを開始します。 コマンドマイクの [録再] キーを押します。 信できないことがあります。 ◎電波を受信中は、詳細設定モードの [スキャン停止時 間] (☞P8-7)と [スキャン再開時間] (☞P8-8)の設定 押す にしたがってスキャンします。 工場出荷時やユーザーリセット時の状態では、受信状態 が10秒つづいたら、 スキャンを再開します。 点滅 切り替わる H CH 03 UCOFF スキャン中の表示 10秒経過するまでに信号がなくなり、その状態が5秒つ 切り替わる 点滅 CH3 づいたら、 スキャンを再開します。 ◎[スキャン/サーチするチャンネルの設定](☞P8-7) に上 SH 空用チャンネル (CH S1~CH S5)(☞P8-9)が設定さ 音量 15 れている場合は、上空用チャンネルをメモリーチャンネル スキャンの対象にできます。 スキャン中の表示 7-5 7 そのほかの機能について ■ 空きチャンネルサーチ機能 通話チャンネルを自動で切り替えて、使用していない通 【操作のしかた】 話チャンネルを探し出す機能です。 [録再] キーを短く押します。 CH01 CH30 ◎「E-CHサーチ」を [録再キー短押し] に設定した場合 サーチ中を表示します。 CH03 未使用 CH20 サーチするとき、 選択されて いる通話チャンネル (例:CH01) CH13 未使用 ◎「E-CHサーチ」を [録再キー長押し] に設定した場合 CH05 [録再] キーを長く(約1秒)押します。 サーチ中を表示します。 CH07 CH10 CH09 コマンドマイクの[録再]キーを押します。 未使用 押す は、 サーチの対象に設定された通話チャンネル ※サーチ対象外の通話チャンネル (例:CH01)が選択さ れている状態でサーチを開始させたときは、その通話 点滅 チャンネルも含めてサーチします。 点滅 ※使用するには、詳細設定モードから、 [録再]キーの [録再 キー短押し] 、 または [録再キー長押し]の動作を「E-CH サーチ中 サーチ中 サーチ」 に設定してください。 設定すると、サーチの対象にするチャンネルを [スキャン サーチ中の表示 選択CH数 /サーチCH] 項目で設定できます。 (☞P8-7) 【空きチャンネルサーチの動作について】 ◎サーチの対象に設定された通話チャンネルが1件だけ 空きCH CH 03 CH 09 で、その通話チャンネルと同じ番号を選択しているとき は、サーチしません。 ◎サーチ中は、 送信や緊急呼び出しができません。 また、右図のようなサーチ結 果が表示されている状態で は、 [決定]キーを押して、そ の表示を解除するまで、送信 や緊急呼び出しができませ ん。 空きCH CH 03 CH 09 1/3 S サーチ中の表示 CH1 H 音量 15 サーチ完了時の表示 空きチャンネルサーチ 完了時の表示例 押す 1/3 空きチャンネルサーチ 完了時の表示例 空きCH CH 10 ◎サーチ中、 自局宛ての呼び出しを受けたときは、 [送・受] ランプが点灯しますが、 [決定]キーを押して、サーチす る前の表示に戻すまで、 音声は聞こえません。 3/3 例:CH10を選択 ◎[スキャン/サーチするチャンネルの設定](☞P8-7) に上 空用チャンネル (CH S1~CH S5)(☞P8-9)が設定さ 押す れている場合は、上空用チャンネルをサーチの対象にで きます。 H CH 10 UCOFF 例:CH10を表示 7-6 CH10 H 音量 15 例:CH10を表示 7 そのほかの機能について ■ 緊急呼び出し機能(エマージェンシー) 迅速な連絡が必要な場合、自分と同じ通話チャンネルで 【緊急呼び出し機能を正しく使用するには】 緊急呼び出し機能が設定された相手に、緊急表示と警告 ◎緊急呼び出し機能は、送信側と受信側の無線機に設定 音で通知できます。 されているとき、使用できる機能です。 ※使用するには、詳細設定モードから設定の変更が必要で 送信側と受信側の両方に設定されていないときは、緊 す。 (☞P8-6) 急呼び出しの送信や受信、応答ができません。 【使用例】 Bさん(相手局) 緊急呼び出しを 受信できる Aさん(自局) ◎個別呼び出し機能(☞P6-1)が設定されていない無線 ○ 機から、個別呼び出し機能が設定されている無線機へ CH 01 緊急呼び出しはできません。 緊急呼び出し機能を使用するときは、送信側と受信側 緊急呼び出し 機能: 「ON」 の両方に個別呼び出し機能を設定してください。 CH 01 緊急呼び出し 機能:「ON」 下記のような場合、正しく設定されていても緊急呼び出 × しが通知されなかったり、通知されても警告音が鳴らな Cさん(相手局) 緊急呼び出し を受信できない かったりすることがあります。 ◎音量が最小に設定されている場合 CH 01 ◎電波状況の悪化により電波が届かない場合 ◎ 「呼出CH」 (呼出用チャンネル:CH15)を選択してい 緊急呼び出し 機能: 「OFF」 る場合 ◎ 「上空用チャンネル(CH S1~CH S5)」を選択してい R警告 る場合 緊急呼び出し機能 (エマージェンシー)は、大きな音量 ◎混 信防止 (キャリアセンス)機能 (☞P3-2)により送信 の警告音が連続で鳴ります。 制限された場合 [Ω]/ [≈]キーを押して、適切な音量レベルになってい ることを確認してください。 7-7 7 そのほかの機能について ■ 緊急呼び出し機能 (エマージェンシー) つづき 【緊急呼び出しを受けたときは】 【緊急呼び出しのしかた】 q警告音が「ピピピ・・・」と鳴って、 [送・受]ランプが赤色に コマンドマイク (HM-206 #02)の[緊急呼び出し]キー 点滅します。 を長く(5秒以上)押すと、個別呼び出し機能が設定され また、 「緊急」 と 「相手局番号」を表示します。 た自分と同じ通話チャンネルの相手へ一斉に緊急呼び出 しをします。 赤色に点滅 q 緊急呼び出しをする相手と同じ通話チャンネル番号 を選択します。 w 「緊急」と表示されるまで、コマンドマイク(HM-206 #02)の[緊急呼び出し]キーを長く (5秒以上)押しま 「ピピピ・・・」 す。 「緊急」表示の点滅と同時に、警告音が「ピピピ・・・」と 点滅 鳴って、一定の間隔ごとに[送・受]ランプが赤色に点 灯します。 CH1 5秒以上押しつづける 一定間隔で、赤色に点灯 点滅 H 音量 15 緊急 緊急呼び出しを受信中 着信 H 相手0004 相手局 番号を表示 緊急呼び出しを受信中 w [PTT] (送信)スイッチを押して、応答します。 「ピピピ・・・」 「 着信 」表示が 「 通話 」表示に変わり、警告 応答すると、 音が停止します。 ※応答しない場合は、電源を切ると緊急呼び出しが停 CH1 止します。 H 音量 15 緊急呼び出しで送信中 e通話をつづけます。 H 何も操作しない状態が5秒つづくと、終話して、緊急 緊急 呼び出しを受信する前の状態に戻ります。 呼出 緊急呼び出しで送信中 eその状態で、 相手局から応答があるのを待ちます。 「 通話 」表示に変わり、 応 答があると、 「 呼出 」表示が [送・受]ランプが緑色に点灯します。 個別呼び出し機能使用時は、応答した相手の自局番 号も併せて表示されます。 ※応答がない場合は、電源を切ると緊急呼び出しが停 止します。 r通話をつづけます。 何も操作しない状態が5秒つづくと、終話して、緊急 呼び出しをする前の状態に戻ります。 7-8 7 そのほかの機能について ■ GPS機能 自局の位置情報(緯度/経度)を表示したり、相手局に自局 r キーを押します。 [決定] の位置情報を送信したりできる機能です。 測 位 日 時 と 追 尾 衛 星 数 (表 示 例 SAT:05)を 表 相手局の位置情報を受信したときは、相手局との距離と方 示します。 位を表示できます。 ※使用するには、詳細設定モードから設定の変更が必要で ページ数 GPS情報 1/2 01/05 12:00 SAT:05 す。 (☞P8-9) 本書では、GPS機能が設定されているものとして説明 します。 ※ 「 押す 」 が点滅から点灯に変わると、 受信 (測位) 完了です。 t [√]キーを押すと、緯度と 点滅している状態では、位置情報の表示や送信、着信 測位日時と追尾衛星数 (SAT)の表示例 経度を表示します。 履歴使用時の時刻表示ができません。 ※コマンドマイク (HM-206 #02)が設置されている場 所や建物の周辺環境によって、GPS衛星からの信号 GPS情報 2/2 34°37′23″N 135°34′18″E を受信できないために測位できない場合があります。 ※位置管理システムなどのマッピングには対応していま せん。 緯度と経度の表示例 【自局の位置情報 (緯度/経度) を確認するには】 q 「 」が点灯(測位が完了) し 点灯 y待ち受け時の表示に戻すと H きは、 [戻る]キーを2回押し ていることを確認します。 w [メニュー/ ]キーを短く 押します。 CH 01 UC001 ます。 測位完了時の表示 【相手局から位置情報(緯度/経度) を受信したときの表示】 メ ニュー画面が表示され ま す。 (例:呼 出CH以 外 の 通話チャンネルを選択時) GPS機能が設定されていると 押す き、相手局の位置情報を受信 すると、相手局との距離と方 ※何も操作しない状態が、約 位を表示します。 10秒つづくと、通話チャン 「GPS情報」 を選択します。 いるときは、 着信履歴から、 相 Z Z e [∫] [√]キ ー を 押 し て、 / ※着信履歴機能が設定されて メニュー ユーザーコード 秘話 手局の緯度、 経度、 距離、 方位 を確認できます。 (☞P7-3) 押す ※個別呼び出し機能がOFFの 場合は、ユーザーコードが 例:相手局が自局より 北東へ5.0km先に いることを表示 点滅 H 相手0003 5.0km 北東 着信 相 手 局から位 置 情 報 付きで、個別呼び出し を受けたときの表示例 同じ相手からの呼び出しを メニュー GPS情報 詳細設定モード 受信したときだけ、相手局との距離と方位を表示でき ます。 Z Z ネル表示に戻ります。 2回 押す ※通 話相手との距離が5m未満で送信したときは、自局と の距離と方位が相手局に表示されないことがあります。 GPS情報を選択 7-9 7 そのほかの機能について ■ GPS機能(つづき) ■ ノイズキャンセル機能 【自局の位置情報 (緯度/経度) を送信するには】 周囲の雑音を抑えて、雑音の少ない音声にして通話する が 点 灯 し て い る 状 態 で、 [PTT] (送信)スイッチを押し ながら、マイクに向かって、通 話相手に呼びかけます。 [PTT] (送信)スイッチを押 しているあいだは、 [送・受] 機能です。 押し つづける ランプが赤色に点灯します。 同 時に、自局の位置情報が 通話相手に送信されます。 ※使用するには、詳細設定モードから設定の変更が必要で 赤色に 点灯 す。 (☞P8-11) ※右図のマイクから入った周囲 のノイズを使用して、前面部の 点灯 マイクから入った周囲のノイ H 相手0002 呼出 ノイズキャンセル 機能用マイク ズを打ち消すことで、送信音声 に含まれるノイズ (特 に 低 音 域)を軽減します。 UC 001 自局の位置情報付き で、個別呼び出しをし たときの表示例 HM-206 #02(後面) 【ご注意】 送信するときは、 ノイズキャンセル機能用のマイクが指で ふさがらないように、コマンドマイク (HM-206 #02)を 【ご参考】 持ってください。 位置情報(緯度/経度) が通話相手に送出されるのは、最初 に呼び出し、 または応答をしたときだけです。 通話中は、終話するまで、最新の位置情報が送出されませ んので、 通信開始時と位置情報が異なることがあります。 ※自局の位置情報が送出されないようにするときは、詳 細設定モードの [GPS送信]で設定を 「OFF」にできま す。 (☞P8-10) 【送信時のご注意】 [PTT] (送信)スイッチを押すと、位置情報 (緯度/経度)を 送出後に音声が送信されます。 「ピピッ」と鳴ってから、 通話相手に呼びかけてください。 7-10 8 各種機能の設定 「設定モード」、または「詳細設定モード」から、本製品 の各機能を変更する方法について説明します。 ■ 設定一覧 コマンドマイク (HM-206 #02)に表示される設定項目 機能名称 について説明しています。 初期値 参照 ノイズキャンセル機能 OFF P8-11 文字サイズ 大 P8-11 異なります。 無線機本体のツマミ動作 音量 P8-11 以下の一覧表を参考に、 必要な項目を設定してください。 ユーザーリセット しない P8-11 設定モード、詳細設定モードによって、設定できる項目が 欄は、 設定モードでも変更できる設定項目です。 機能名称 初期値 個別呼び出しの設定が「ON」のとき、設定できます。 ポケットビープの設定が「OFF」のとき、設定できます。 ※4 プライベートチャンネル機能の設定が「ON」のとき、設定できます。 ※5 [録再]キー短押し、 または[録再]キー長押しの設定が「M-CHスキャン」、 または「E-CHサーチ」のとき、設定できます。 ※2 参照 ※3 OFF P8-3 メロディ 1 P8-3 送信モニター ON P8-3 終話信号受信ビープ ON P8-3 秘話機能 チャンネル共通 P8-3 ※7 マイクゲイン 0dB P8-3 ※8 ユーザーコード チャンネル共通 P8-4 個別呼び出し機能 OFF P8-4 自局0001 P8-4 ON P8-4 OFF P8-4 q本製品の電源を切ります。 グループ設定(メンバー指定) — P8-4 w [P] (プログラム)キーを押しながら、 [電源]キーを押 着信履歴表示機能 OFF P8-5 通話前表示 P8-5 しない P8-5 OFF P8-5 OFF P8-6 ON P8-6 呼出CH P8-6 [録再] キー短押し 無効 P8-7 [録再] キー長押し 自局番号設定 ※2 相手局番号表示 ※2 グループ番号表示 ※2 ※2 終話後表示 ※2 ※2 着信履歴消去 ※2 呼び出し着信音機能 ※2,※3 エマージェンシー機能 プライベートチャンネル機能 プライベートチャンネル番号 ※4 [録再]キー短押し、 または[録再]キー長押しの設定が「P-CHスキャン」、 または「M-CHスキャン」のとき、設定できます。 GPS機能の設定が「ON」のとき、設定できます。 ※6 GPS機能の設定が「ON」のとき、表示されます。 ■ 設定モードに移行するには 【操作のしかた】 しつづけます。 q w を押しながら を押す 無効 P8-7 スキャン/サーチする ※5 チャンネルの設定 — P8-7 スキャン停止時間 ※6 10秒 P8-7 スキャン再開時間 ※6 5秒 P8-8 スキャン解除 P8-8 キーロック時の音量操作 有効 P8-8 外部スピーカー出力 自動 P8-8 チャンネル番号音声案内機能 ON P8-8 受信電波強度通知機能 OFF P8-8 上空用チャンネル OFF P8-9 マイクコントラスト 12 P8-9 キーから手をはなします。 本体コントラスト 12 P8-9 バックライト 常時点灯 P8-9 設定項目が表示されます。 マイク表示輝度 4 P8-9 本体表示輝度 4 P8-9 GPS機能 OFF P8-9 ON P8-10 — P8-10 通話後スキャン動作 GPS送信 ※7 自局自動測位 ※8 自局位置情報 ※7 ※6 設定 設定 設定モードに移行 したときの表示 設定 設定 マイクゲイン スピーカー出力 Z 呼び出しメロディー※1 Z ポケットビープ機能 ポケットビープの設定が「メロディ」のとき、設定できます。 ※1 e「設定」と表示され、「ピピッ」と鳴ったら、すべての ※設定モードを解除するまで通話できません。 r 「■ 設定のしかた」 (☞P8-2)の操作をすると、設定値 を変更できます。 35° 00' 00" N P8-10 140° 00' 00" E 8-1 各種機能の設定 ■ 詳細設定モードに移行するには ■ 設定のしかた 設定モード、または詳細設定モードに移行後、下記の手順 【操作のしかた】 で各機能の設定を変更できます。 ]キーを短く 【操作のしかた】 q [∫] /[√]キーを繰り返し押 ま す。 (例:呼 出CH以 外 の し て、設 定 項 目 (例:ス ピ ー 通話チャンネルを選択時) カー出力)を選択します。 10秒つづくと、通 話チャ ンネル表示に戻ります。 メニュー ユーザーコード 秘話 設定モードの表示例 Z Z ※何も操作しない状態が、約 押す 押す w [√]キーを繰り返し押して、 「詳細設定モード」を選択し 設定 マイクゲイン スピーカー出力 メニュー 詳細設定モード Z ます。 w キーを押します。 [決定] 現在の設定値 (例:自動)が e [決定]キーを押します。 設定 マイクゲイン スピーカー出力 Z 押す Z 押します。 メ ニュー画面が表示され 例:スピーカー出力を 選択したとき 表示されます。 詳細設定モードを選択 押す Z q [メニュー/ Z 8 押す 「詳 細 設 定」と 表 示 さ れ、 「ピピッ」と鳴ります。 スピーカー出力 ※詳 細設定モードを解除す 全てのSP 詳細設定 e [∫] /[√]キーを繰り返し押 r 「■ 設定のしかた」の操作 設定 ポケットビープ 送信モニタービープ (例:全てのSP) Z スピーカー出力 詳細設定モードの表示 � 自動 全てのSP r キーを押します。 [決定] 設定値が確定されます。 変更する設定値を選択 (選択例:全てのSP) 押す ※ほかの機能も変更すると きは、q ~ rの操作を繰 り返します。 設定 マイクゲイン スピーカー出力 t設 定 モ ード、また は 詳 細 設 設定値確定後の表示 定モードを解除するときは、 [PTT] (送信)スイッチを押 します。 短く 押す ※設定値を変更後に、電源 を切った場合でも、設定 値が確定されます。 8-2 Z きます。 現在の設定値 押す Z をすると、設定値を変更で して、設定値を選択します。 Z るまで通話できません。 � 自動 設定モード解除 8 各種機能の設定 ■ 設定項目について 欄は、設定モードでも変更できる設定項目です。 ポケットビープ機能 (初期設定値:OFF) 終話信号受信ビープ ポケットビープ (初期設定値:ON) 終話ビープ OFF � ON � OFF 30回 ユーザーコードによる呼び出し、または個別呼び出し 通話相手の終話信号を受信したときのビープ音について 機能による個別呼び出しを受けたとき、呼び出し音のパ 設定します。 ターンを設定します。Pビープ OFF:ビープ音(ピッ)が鳴らない ※グループ、 または全局呼び出しを受けたときは、 ポケット ON :ビープ音(ピッ)が鳴る ビープが「OFF」以外に設定されていても鳴りません。 OFF :ポケットビープを使用しない 30回 : 「トルルル」 と音が30回連続で鳴る 3回 : 「トルルル」 と音が3回連続で鳴る 秘話機能 秘話 チャンネル毎 � チャンネル共通 1分毎 : 「トルルル」 と音が3回連続で鳴ったあと、 1分ごとに1回鳴る 連続 : 「トルルル」 と音が3回連続で鳴ったあと、 2秒ごとに1回鳴る ピー (初期設定値:チャンネル共通) 通話チャンネル共通の秘話キーを使用するか、通話チャンネ :「ピー」と音が1回鳴る ルごとに異なる秘話キーを使用するかを設定します。 ピピピ :「ピピピ」と音が1回鳴る チャンネル毎 :通 話チャンネルごとに異なる秘話 メロディ:あらかじめ設定されたメロディー音が鳴る キーを使用する。 チャンネル共通:通話チャンネル共通の秘話キーを使 呼び出しメロディー 用する (初期設定値:メロディ1) メロディ マイクゲイン � メロディ1 メロディ2 (初期設定値:0dB) マイクゲイン −3dB ✔ 0dB ポケットビープ機能を「メロディ」に設定したとき、そのメロ ディー音を設定します。 ※[ポケットビープ]を「メロディ」に設定したときに表示され マイクの感度を設定します。 ます。 選択範囲:-15dB(低) 〜0dB(中)~9dB(高) 選択範囲:メロディ1〜メロディ9 ※3dB単位で選択できます。 ※周囲の騒音が大きい場所では、低い値に設定し、大き 送信モニター めの声で通話することで、通話相手に聞きやすい音声 (初期設定値:ON) になります。 また、周囲の雑音が小さい場所では、高い値に設定し、 送信モニタービープ OFF � ON 小さめの声で通話することで、通話相手に聞きやすい 音声になります。 [PTT] (送信)スイッチを押したときのビープ音につい て設定します。 OFF:ビープ音 (ピッ) が鳴らない ON:ビープ音 (ピッ) が鳴る ※送信できない場合など、禁止されている操作は、設定 に関係なく、 音色の異なるビープ音が鳴ります。 8-3 8 各種機能の設定 ■ 設定項目について(つづき) ユーザーコード (初期設定値:チャンネル共通) 相手局番号表示 ユーザーコード チャンネル毎 ✔ チャンネル共通 (初期設定値:ON) 相手局表示 OFF � ON 通話チャンネル共通のユーザーコードを使用するか、通 [相手局番号帳]キーを繰り返し短く押したとき、個別呼 話チャンネルごとに異なるユーザーコードを使用するか び出しする相手の自局番号を選択する項目の表示につい を設定します。 て設定します。 チャンネル毎 :通 話チャンネルごとに異なるユー ※[個別呼出]を「ON」に設定したときに表示されます。 ザーコードを使用する OFF :表示しない チャンネル共通:通 話チャンネル共通のユーザーコード ON:表示する を使用する グループ番号表示 個別呼び出し機能 (初期設定値:OFF) (初期設定値:OFF) グループ表示 � OFF 個別呼出 � OFF � ON ON [相手局番号帳]キーを繰り返し押したとき、グループ呼 同じ通話チャンネルを使用する相手のうち、通話したい び出しをする相手のグループ番号を選択する項目の表示 相手だけを呼び出す機能を設定します。 について設定します。 OFF :使用しない ※[個別呼出] を「ON」に設定したときに表示されます。 ON :使用する OFF :表示しない ON:表示する 自局番号設定 (初期設定値:自局0001) グループ設定(メンバー指定) 自局番号 � 自局0001 � 自局0002 グループ設定 グループ01 グループ02 この項目で設定する自局番号で個別呼び出しを受けると 着信します。 個別呼び出しに使用するグループ(メンバー)への参加/ ※[個別呼出]を「ON」 に設定したときに表示されます。 不参加を設定します。 選択範囲:自局0001~自局9999 ※[個別呼出]を「ON」に設定したときに表示されます。 選択範囲:グループ01~グループ10 【編集できる桁を変更するには】 上記の画面で、 [相手局番号帳]キーを短く押したときは、 編集する桁を[Ω] [≈]キー、 / 自局番号を[∫]/ [√]キーで選 択できます。 ※上記の画面に戻るときは、 [決定]キーを押します。 選択したグループ番号表示で[決定]キーを押すごとに、 自局番号 自局番号: 0001 0 「グループID」、「メンバーとなるグループID」の切り替 えができます。 ※「メンバーとなるグループID」選択時、表示部に「 着 」が カーソルを編集する桁 に移動する 点灯します。 「 着 」なし:グループID このグループ番号の呼び出しは受けません。 (このグループ番号を選択して、呼び出すことはできます。) 「 着 」あり:メンバーとなるグループID このグループ番号を呼び出すことも、呼び出しを受ける こともできます。 8-4 8 各種機能の設定 ■ 設定項目について(つづき) 着信履歴表示機能 欄は、設定モードでも変更できる設定項目です。 (初期設定値:OFF) 呼び出し着信音機能 呼び出しを受けた相手の自局番号、グループ番号ごとに、 着信履歴表示 � OFF ON 異なる呼び出し音のパターンを設定します。 ※[ポケットビープ]を「OFF」、および[個別呼出]を 「ON」 に設定したときに表示されます。 個別呼び出し、またはグループ呼び出しを受けたとき、相 手局番号やグループ番号を着信履歴 (☞P7-3)として表 示する設定です。 ※[個別呼出] を 「ON」 に設定したときに表示されます。 OFF :使用しない 30回 : 「トルルル」 と音が30回連続で鳴る 3回 : 「トルルル」 と音が3回連続で鳴る 1分毎 : 「トルルル」 と音が3回連続で鳴ったあ と、1分ごとに1回鳴る OFF :表示しない ON:表示する 連続 : 「トルルル」 と音が3回連続で鳴ったあ と、2秒ごとに1回鳴る ※着信履歴は、 「OFF」 のときも記憶されます。 終話後表示 ピー :「ピー」と音が1回鳴る ピピピ :「ピピピ」と音が1回鳴る メロディ1~9:設定した番号のメロディー音が鳴る (初期設定値:通話前表示) ※全局呼び出しを受けたときは、呼び出し音が 「OFF」以 終話後表示 � 通話前表示 チャンネル 外に設定されていても鳴りません。 【呼び出し着信音のパターンを変更するには】 q [∫] /[√]キーを繰り返し押 通話を終了後、 待ち受け状態での表示内容を設定します。 して、相手の自局番号、また ※無線機本体に付属の防水スピーカーマイク (HM-204) はグループ番号を選択しま を接続したときに動作する設定です。 す。 選択範囲: 通話前表示:通話前の表示に戻る 相0001~相0010、 グループ01~ る状態 (約10秒)になったあと、通話チャ グループ10 ンネル表示に戻る w [決定]キーを押します。 :通話チャンネル表示に戻る 呼出着信音 相0010 OFF グループ01 OFF グループ02 OFF グループ番号 (選択例) 「OFF」 (初期設定値)が表 示されます。 着信履歴消去 相手局番号 (選択例) Y Y Y チャンネル:通話チャンネル番号がツマミで変更でき 呼出着信音 相0001 OFF 相0002 OFF 相0003 OFF Y Y Y ※[個別呼出]を 「ON」 に設定したときに表示されます。 ホーム (初期設定値:OFF) e [∫] /[√]キーを繰り返し押 (初期設定値:しない) して、呼び出し着信音を選 着信履歴消去 しない 消去する 択します。 r [決定]キーを押します。 ※ほかの相手局の呼び出し 着信音も設定するときは、 自局番号やグループ設定の変更により、着信履歴を個別 q ~rを繰り返します。 呼び出しなどに利用できなくなった場合、その履歴を消 去します。 選択した番号の表示 相0001 � OFF 30回 相0001 ピピピ メロディ1 着信音(設定例) ※[個別呼出]を 「ON」 に設定したときに表示されます。 しない :[決定]キーを押しても、 履歴を削除しない 消去する:[決定]キーを押すと、 履歴を削除する ※ 「消去する」を選択後、[戻る]キーを押して、ほかの設 定項目に移動したときは、着信履歴を消去しないと認 識され、 「着信履歴消去」を選択したときの状態に戻り ます。 8-5 (☞次ページにつづく) 8 各種機能の設定 ■ 設定項目について(つづき) 呼び出し着信音機能(つづき) プライベートチャンネル機能 【相手局番号を変更するには】 P-CH機能 OFF � ON 設定されている呼び出し音のパターンに対する相手局番 号を変更するときは、 下記の操作で変更できます。 ※グループ番号は、 変更できません。 q [∫] /[√]キーを繰り返し押 を選択します。 w [相手局番号帳]キーを押し ます。 e編 集 するとき は、 [Ω]/[≈] キーを短く押して編集できる 桁 に 移 動し、 [∫]/[√]キ ー を押して番号を変更します。 選択範囲: プライベートチャンネル機能を設定します。 OFF :使用しない Y Y Y して、変更する相手局番号 呼出着信音 相0001 メロディ1 相0002 メロディ2 相0003 OFF ON :使用する ※「OFF」に設定したときは、 [録再]キーによるプライベー 相手局番号 (選択例) トチャンネルへの切り替え操作ができません。 呼出着信音 相手局番号: 0001 0 プライベートチャンネル番号 相手局番号編集表示 � 0001~9999 呼出着信音 相手局番号: 0002 2 r [決定]キーを押します。 ※ほかの番号も設定すると き は、q ~rを 繰 り 返 ※例のように、番号が同じ場 合は、1番上の行に表示さ れた番号の呼び出し音が鳴 ります。 P−CH 呼出CH CH 16 を設定します。 ※[P-CH機能]を「ON」に設定したときに表示されます。 相手局番号(変更例) 選択範囲:CH 01~CH 14、 呼出CH、CH 16~CH 30、 CH S1~CH S5★ 呼出着信音 相0002 メロディ1 相0002 メロディ2 相0003 OFF ★上空用チャンネル (CH S1~CH S5)をプライベート チャンネル番号に設定する場合は、[上空用チャンネル] (☞P8-9)を「ON」に設定してください。 ※上空用チャンネルをプライベートチャンネルに設定した 相0002から呼 び 出し を 受 け ると、 「メロディ1」 が鳴るように変更した例 状態で、 [上空用チャンネル]を「OFF」に設定すると、 プ ライベートチャンネルは、 「呼出CH」 (呼出用チャンネル: CH15) に設定されます。 エマージェンシー機能 � (初期設定値:呼出CH) 通話チャンネルからプライベートチャンネルにする番号 Y Y Y します。 (初期設定値:ON) (初期設定値:OFF) エマージェンシー OFF ON 緊急呼び出し (エマージェンシー) 機能の設定です。 OFF :使用しない ON :使用する ※使用するには、この機能と個別呼び出し機能の両方を 送信側と受信側の無線機に設定してください。 8-6 8 各種機能の設定 ■ 設定項目について(つづき) [録再]キー短押し (初期設定値:無効) スキャン/サーチするチャンネルの設定 メモリーチャンネルスキャン、または空きチャンネル 録再キー短押し � 無効 P−CHスキャン サーチの対象にする通話チャンネルを設定します。 ※ [録再]キー短押し、 または[録再]キー長押しを、 「M-CH スキャン」、 または「E-CHサーチ」に設定したときに表示 されます。 [録再]キーを短く押したときの動作を設定します。 [録再]キー長押し 【設定のしかた】 (初期設定値:無効) q [∫] /[√]キーを繰り返し押 して、スキャン、またはサー 録再キー長押し � 無効 P−CHスキャン チの対象にする通話チャン ネル番号を選択します。 選択範囲:CH 01~CH 14、呼出CH、CH 16~ [録再]キーを長く押したときの動作を設定します。 無効 CH 30、CH S1~CH S5★ w [決定]キーを短く押すごと :動作しない に、指定と解除が切り替わ P-CHスキャン :プ ライベートチャンネルスキャンの開始 ります。 M-CHスキャン :メ モリーチャンネルスキャンの開始 指定すると、 「✔」が点灯し E-CHサーチ :空きチャンネルサーチの開始 周波数表示 ★上空用チャンネル (CH S1~CH S5) をメモリーチャン ネルスキャン、 または空きチャンネルサーチの対象にす :通話チャンネル番号表示とプライベー る場合は、[上空用チャンネル](☞P8-9)を「ON」に設 トチャンネル番号表示を切り替える モニター スキャン/サーチCH 01 CH 02 � CH ます。 (例:CH01) :通話チャンネル番号表示と周波数表示 を切り替える P–CH スキャン/サーチCH CH 01 CH 02 定してください。 :押 しているあいだだけモニター機能 (☞P7-1)が 動 作 する ([録 再]キ ー 長 押しに対して設定できます。) スキャン停止時間 ※ 「P-CHスキャン」選択時、プライベートチャンネル番号 (初期設定値:10秒) スキャン停止時間 10秒 12秒 と同じ通話チャンネル番号を選択しているときは、ス � キャンしません。 ※ 「M-CHスキャン」選択時、設定したチャンネルが1件 電波を受信中、 プライベートチャンネルスキャン、 またはメ だけの場合、そのチャンネル番号と同じ通話チャンネ モリーチャンネルスキャンを停止する時間を設定します。 ル番号を選択しているときは、 スキャンしません。 ※[録再]キー短押し、または[録再]キー長押しを、 「P-CH ※無線機本体に付属の防水スピーカーマイク (HM-204) スキャン」、 または「M-CHスキャン」に設定したときに表 を接続したときは、 [P] (プログラム)キー短押し、およ 示されます。 び [P] (プログラム)キー長押しの項目で設定された動 作になります。 選択範囲:2秒~20秒(2秒単位)、停止保持 ※ 「停止保持」を選択したときは、受信信号がなくなるま で、スキャンを停止します。 ※受信信号がなくなると、 [スキャン再開時間] (☞P8-8) の設定にしたがって、スキャンを再開します。 8-7 8 各種機能の設定 ■ 設定項目について(つづき) スキャン再開時間 欄は、設定モードでも変更できる設定項目です。 (初期設定値:5秒) 外部スピーカー出力 スキャン再開時間 4秒 � 5秒 � (初期設定値:自動) スピーカー出力 自動 全てのSP スキャン停止時間が経過する前に電波が途切れたとき、 外部スピーカーを接続したとき、スピーカーマイク(弊社 スキャンが再開するまでの時間を設定します。 製)から音を出力するかしないかの設定です。 ※[録再]キー短押し、または[録再]キー長押しを、 「P-CH 自動 :外部スピーカーだけに音を出す 全てのSP :外 部スピーカーとスピーカーマイク スキャン」、 または「M-CHスキャン」に設定したときに表 示されます。 即時 の両方に音を出す :す ぐにスキャンを再開 SPマイクのみ :スピーカーマイクだけに音を出す 1秒~5秒 :設定時間が経過すると、 スキャンを再開 【ご注意】 再開しない:ス キャン停止時間が経過する前に電波が 市販の外部スピーカー (ステレオプラグ)を接続すると、 途切れたとき、 スキャンを再開しない 外部スピーカーから音が出ないことがあります。 ※別売品の外部スピーカー(SP-30、SP-35)をご使用 通話後スキャン動作 ください。 (初期設定値:スキャン解除) 通話後動作 スキャン再開 � スキャン解除 チャンネル番号音声案内機能 (初期設定値:ON) CH音声案内 OFF � ON スキャン中、[PTT](送信)スイッチを操作したときのス キャン動作を設定します。 ※[録再]キー短押し、または[録再]キー長押しを、 「P-CH 通話チャンネル番号を読み上げる機能の設定です。 スキャン」、 または「M-CHスキャン」に設定したときに表 OFF :使用しない 示されます。 ON :電源を入れたときや、チャンネルを変更したと スキャン再開:数秒後、 スキャンを再開 きに、選択されたチャンネル番号を読み上げる スキャン解除:スキャンを解除 ※ 「呼出CH」 (呼出用チャンネル:CH15)選択時は、 「呼 び出し」と読み上げます。 キーロック時の音量操作 ※上空用チャンネル(CH S1~CH S5)選択時は、チャ (初期設定値:有効) ンネル番号の前に、 「上空」を付けて読み上げます。 キーロック時音量 無効 � 有効 受信電波強度通知機能 (初期設定値:OFF) 受信電強通知 OFF ON ロック機能動作中の音量操作についての設定です。 � 無効:音量操作を無効にする 有効:音量操作を有効にする 受信電波強度通知機能の設定です。 【設定変更時のご注意】 ロック機能が 「ON」で電源を切り、詳細設定モードに移 OFF :通知しない 行して、 [キーロック時音量]の設定を変更したときだけ、 ON :通 話がつづけられない状態まで受信信号の強 ロック機能が 「OFF」 になります。 度が弱くなると、通知音(ピンポン)が鳴る 8-8 8 各種機能の設定 ■ 設定項目について(つづき) 上空用チャンネル 欄は、設定モードでも変更できる設定項目です。 (初期設定値:OFF) マイク表示輝度 上空用チャンネル OFF ON (初期設定値:4) マイク表示輝度 3 �4 � 上空用チャンネル (CH S1~CH S5) の設定です。 本体表示輝度 (初期設定値:4) 本体表示輝度 3 �4 OFF :使用しない ON :使用する ※「ON」に設定すると、通話チャンネルから選択できま す。 表示部と各キーの照明の明るさを設定します。 ※上空用チャンネルでは、 送信できません。 選択範囲:1~7 マイクコントラスト (初期設定値:12) GPS機能 マイクコントラスト � 12 13 本体コントラスト � (初期設定値:12) GPS機能 OFF ON 自局の位置情報 (緯度/経度)を表示したり、送信したりで 本体コントラスト � 12 13 きる機能を設定します。 ※使用するには、送信側と受信側の無線機に設定が必要 です。 表示部のコントラスト (濃淡) を調整します。 OFF :使用しない 選択範囲:0 (淡) ~25 (濃) ON :使用する ※ [相手局番号帳]キーを長く押すと、初期設定値を選択し た状態に戻ります。 バックライト (初期設定値:OFF) (初期設定値:常時点灯) バックライト � 常時点灯 送信以外の操作をすると、表示部とキーの照明を自動点 灯させるかさせないかを設定します。 常時消灯 :点灯しない 操作時点灯 :送信以外の操作をすると、照明が約5秒点 灯する 常時点灯 :電源を切るまで消灯しない 8-9 8 各種機能の設定 ■ 設定項目について(つづき) GPS送信 (初期設定値:ON) 自局位置情報 (初期設定値: 35° 00' 00" N GPS送信 OFF � ON 140° 00' 00" E) 自局位置情報 35°00′00″N 140°00′00″E 測位した自局の位置情報 (緯度/経度)を送信するかどう かの設定です。 自局がGPS衛星からの信号を受信(測位)できないとき ※[GPS機能]を「ON」に設定したときに表示されます。 でも、相手局から受信した位置情報 (緯度/経度)をもと OFF :自局の位置情報を送信しない に、相手局との距離と方位を表示させるときは、この項目 で自局の緯度と経度を設定します。 ON :[PTT](送信)スイッチを押すと同時に、測位し ※[GPS機能]を「ON」に設定したときに表示されます。 た自局の位置情報を送信する 選択範囲:緯度 20° 00' 00" ~ 50° 00' 00" 【ご参考】 経度 120° 00' 00" ~160° 00' 00" 位置情報(緯度/経度)が通話相手に送出されるのは、最初 に呼び出し、 または応答をしたときだけです。 【自局位置情報を編集するには】 通話中は、終話するまで、最新の位置情報が送出されませ q [∫] /[√]キ ー を 押 し て、緯 んので、 通信開始時と位置情報が異なることがあります。 度か経度を選択します。 経度の選択例 自局自動測位 自局自動測位 測位中 測位中の表示 自局位置情報 135°00′00″N 140°00′00″E 自局自動測位 w [相手局番号帳]キーを押し ます。 測位不能 測位できない状態 自局位置情報 経度: 140°00′00″E 1 編集表示(例:経度) 自局自動測位 34°37′23″N 135°34′18″E e編 集 す るとき は、 [Ω]/[≈] キーを短く押して編集できる 桁 に 移 動し、 [∫]/[√]キ ー 緯度と経度の表示例 自局位置情報 経度: 135°34′18″ 8 E を押して値を変更します。 経度の変更例 自局がGPS衛星からの信号を受信 (測位)したとき、自局 の緯度と経度を表示します。 ※[GPS機能]を「ON」に設定したときに表示されます。 r [決定]キーを押します。 ※測 位不能のときは、約1秒後、 [自局自動測位]を選択す る前の表示に戻ります。 ※コマンドマイク (HM-206 #02) が設置されている場 自局位置情報 135°00′00″N 135°34′18″E 自局位置情報の変更例 所や建物の周辺環境によって、GPS衛星からの信号 を受信できないために測位できない場合があります。 8-10 8 各種機能の設定 ■ 設定項目について(つづき) ノイズキャンセル機能 � (初期設定値:OFF) ノイズキャンセル OFF ON ユーザーリセット (初期設定値:しない) ユーザーリセット しない 初期化する 送信音声に含まれるノイズ (特に低音域)を軽減する機能 すべての設定を工場出荷時の状態に戻す (リセット)とき を設定します。 の設定と操作です。 OFF :使用しない しない ON :使用する 初期化する :[決定]キーを押すと、 初期化する :[決定]キーを押しても、初期化しない ※ 「初期化する」を選択後、[戻る]キーを押して、ほかの 設定項目に移動したときは、初期化しないと認識さ 文字サイズ ✔ (初期設定値:大) ます。 文字サイズ 小 大 【ご注意】 設 定値がリセットされ再起動するまでの2秒間は、無 線機の電源を切らないでください。 ※リセットの途中で、エンジンを始動させるなどして、 一時的に電源が切れると、故障の原因になることが あります。 コマンドマイク (HM-206 #02)に表示される文字の大 きさを設定します。 小:文字の大きさを小さくする 大:文字の大きさを大きくする 無線機本体のツマミ動作 � (初期設定値:音量) ツマミ動作 音量 チャンネル コマンドマイク (HM-206 #02)を無線機に接続してい るとき、 無線機本体のツマミの動作を設定します。 音量 れ、 「ユーザーリセット」を選択したときの状態に戻り :音量の調整 チャンネル:通話チャンネルの変更 8-11 9 初期状態に戻す(リセットする)には 下記の操作で、すべての設定が工場出荷時の状態になり ます。 【操作のしかた】 q [メニュー/ ]キーを短く 押します。 メ ニュー画面が表示され t キーを押します。 [決定] 押す ます。 (例:呼出CH以外の ユーザーリセット しない 初期化する 通話チャンネルを選択時) 10秒つづくと、通 話チャ ンネル表示に戻ります。 メニュー ユーザーコード 秘話 Z Z ※何も操作しない状態が、約 y [√]キーを押して、 「初期化 ※リセットを中止するときは、 [PTT](送信) スイッチを押 「詳細設定モード」を選択し してください。 ます。 ユーザーリセット しない 初期化する Z メニュー 詳細設定モード u キーを押します。 [決定] e [決定]キーを押します。 「ピピッ」と鳴ります。 押す する」を選択します。 押す w [√]キーを繰り返し押して、 「詳 細 設 定」と 表 示 さ れ、 押す 「初期化中」と表示され、 詳細設定モードを選択 押す 初期化するを 選択したとき 押す 設定値がリセットされた あと、無線機が再起動し ※詳 細設定モードを解除す ます。 るまで通話できません。 初期化中 詳細設定 【ご注意】 設 定値がリセットされ再起動するまでの2秒間は、無 線機の電源を切らないでください。 ※リセットの途中で、エンジンを始動させるなどして、 一時的に電源が切れると、故障の原因になることが あります。 て、 「ユーザーリセット」を 選択します。 詳細設定モード移行 直後の表示 押す 設定 ユーザ ーリセット Z r [√]キ ー を 繰 り 返 し 押 し Z Z 設定 ポケットビープ 送信モニタービープ ユーザーリセットを 選択したとき 9-1 A-7133-5J © 2015 Icom Inc. 547ー0003 大阪市平野区加美南1ー1ー32