Download 反転ユニットを使えば従来成し得なかった シンプルで高速な表裏反転が

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(表裏反転ユニット)
反転ユニットを使えば従来成し得なかった
シンプルで高速な表裏反転ができます
ワンドライブタイプ
単純な表裏反転を簡単な制御でおこなうことを目的に開発した製品です。反転に必要な
動作を 1 モータでおこなうメカニズム。
使いやすい反転ユニットです。
私たち MEG は、小型~微小部品向けの自動化機
器を取り扱う中で、長年に渡るカム技術をベー
スに高精度かつ高速でも安定した動作が可能な
技術を育てながら、微小部品を扱うノウハウも
蓄積してきました。
その中で微小部品のさらな
る微細化、多機能化が進むことを予測し、時代に
先駆けた製品を日夜研究してまいりました。
今、MEMS 技術が注目を浴び多機能で高性能な
微小製品が誕生してくる時代です。
従来、微小部
品はオモテ面のみへの実装などでありました
が、これからはオモテ面以外の面の使用機会が
増し、それにともない生産現場での反転工程の
必要性が重要な鍵となります。
「省スペースで高
速、安定性の高い反転ユニット」
をテーマに開発
した製品です。
新しい時代を築く製品に MEG の
反転ユニットを是非ご利用ください。
Turn Over Unit
index
ワンドライブタイプ X6410
Page
機種選定
G-4
ワンドライブタイプ
G-6
注意事項
G-12
用途
G-14
ワンドライブタイプ X6412
表裏反転ユニット
ワンドライブタイプ X6414 / X6416
G-1
(反転ユニット)
反転ユニット
部品の表裏反転は一見単純に見えますが、
エアーアクチュエータでの構成を考えても複
雑で、低速でも安定性が無く、大きなスペー
スが必要となります。
MEGの反転ユニットは高速であっても正確
な反転がおこなえる独自の方式です。製造、
検査、梱包など様々な用途に活躍する製品
です。
表裏反転ユニット
モータ付、センサ付
モータ付、センサ無
モータ無、センサ付
モータ無、センサ無
スライダストローク(mm)
8 16 32 48
● ●
● ●
● ● ● ●
● ● ● ●
ワンドライブ
高速でも安定反転
リーズナブルな装置の実現
位置繰り返し精度の高いカム機構をベースに応答
性に優れ頻繁な起動・停止が可能なステッピン
グ駆動で実現します。
従来の複雑な工程を必要とした反転に比べ、こ
のユニットだけで反転が実現できリーズナブル
です。
簡単制御(ワンドライブ)
アプリケーション例
1 つのステッピングモータで 180°回すだけで表
裏反転を実現します。
制御もシンプル!
取り扱いやすいユニットです。
web でのデモ機のアプリケーション CAD データ
がダウンロードできます。
長寿命
スライダは無限軌道型リニアガイドで軽快、無理
な力が加わらない。
カム機構も長年の実績のあるメカニズムであり長
寿命ユニットです。
省スペース反転
従来の反転は大きなスペースを必要としました
が、1 ポイント(供給及び取り出し位置が同一)で
反転する方式であり省スペースです。
G-2
反転ユニット
ワンドライブタイプ動作説明
ワンドライブ
スライダ駆動カム(内蔵)
原点センサ&ドグ(内蔵)※
スライダA
ワーク受け(中間板)
本体取付穴
電子部品を
反転してみます。
モータ※
スライダ用
リニアガイド(内蔵)
スライダB
0°
A
B
回転軸(ヘッド取付部)
スライダ
注)※はオプションまたはお客様ご用意。
45°
B
A
■ アプリケーション
中間工程でのワーク反転
90°
B A
135°
B
表裏反転ユニット
A
180°
B
A
反転完了
・裏面加工 ・裏面印刷
・裏面検査 ・裏面梱包
G-3
ᴥՕᢆʰʕʍʒᴦ
ൡሗᤣް
Ǫ ൡሗˢᜄ
ʉɮʡ ʬʑʵÎï®
ԨጠȽ180āՕᢆ
ʫɵʕʄʪˁ࿑ᩋ ʤ˂ʂ
ʹʽʓʳɮʠ
G-6
X641□
X6410, X6412
X6414, X6416
● 回転軸を180°回すだけで表裏反転し
ます。
● 駆動モータ、原点センサなしタイプ。
● 豊 富 な ストロークバリエ ー ション
8,16,32,48mm
ʹʽʓʳɮʠ
X641□-MS
● 回転軸にステッピングモータを取り付
けたリーズナブルユニット
● 高速反転。
● 原点センサ付
● 豊 富 な ストロ ークバリエ ー ション
8,16mm
Ɔ ˨ᜤ͏۶Ⱦʬ˂ʉɁɒǾʅʽɿɁɒɁ
ጸնɢȮɕȕɝɑȬǿ
᚜ᚾՕᢆʰʕʍʒ
● 用途限定、安全上の注意はG-14をご覧く
ださい。
● 注意事項はG-12をご覧ください。
G-4
G-6
ൡሗᤣް
Ǫ ‫ژ‬ట̈́റ
ʬʑʵNo. ʃʳɮʊʃʒʷ˂ɹ ɿɮɹʵʉɮʪ ʃʐʍʞʽɺ
ᴥmmᴦ
ᴥsecᴦ
ʬ˂ʉ
ʉɮʡ
X6410
˂
˂
X6410-M
Dz
˂
˂
Dz
X6410-MS
Dz
Dz
X6412
˂
˂
X6412-M
Dz
˂
˂
Dz
Dz
Dz
˂
˂
˂
Dz
˂
˂
˂
Dz
Ɔ²
Ɔ²
X6410-S
ʹʽʓʳɮʠ
Ӧͽ೫ҋ
ʅʽɿ
X6412-S
8
16
0.1ᵻ
0.2ᵻ
X6412-MS
X6414
X6414-S
X6416
X6416-S
32
0.4ᵻ
48
0.4ᵻ
Ɔ±
϶ǽᐎ
ʤ˂ʂ
G-6
G-6
G-6
G-6
Ǫ ϶ᐎᝢ஥
Ɔ1 ‫و‬ᢆᢉȟ±¸°ā
ȬɞՕᢆӦͽǿ
Ɔ2 X6410, X6412ߩʬ˂ʉǾʅʽɿ͇ɂ˩َɁȻȝɝǿ
モータ用カバー
スリットドグ
カップリング
᚜ᚾՕᢆʰʕʍʒ
2相モータ
電源
センサ
パルス
コントローラ
ドライバ
※
PLC
はお客様ご用意。
G-5
ᴥՕᢆʰʕʍʒᴦ
X641□
PAT.PEND
● 1ポイント(供給、取出位置)
で高速表裏反転し
ます。
● 限られたスペースでの反転であり装置のコン
パクト化に貢献します。
X6410-S
X6410-MS
● 1モータで反転動作。
簡単制御を実現します。
● モータ付モデルは、新たに2相モータを用意。
今までの5相モータと比べ同等の能力でありな
がらリーズナブルなシステム構築できます。
X6412-S
X6412-MS
Ǫ ʚʴɲ˂ʁʱʽ
ᴥmmᴦ
ʃʳɮʊʃʒʷ˂ɹ
ʬʑʵNo. ‫و‬ᢆႊʬ˂ʉ ‫و‬ᢆ೫ҋʅʽɿ
8
16
32
48
X641ǫ
˂
˂
Ǵ
Ǵ
Ǵ
Ǵ
X641ǫ-M
Ǵ
˂
Ǵ
Ǵ
˂
˂
X641ǫ-S
˂
Ǵ
Ǵ
Ǵ
Ǵ
Ǵ
X641ǫ-MS
Ǵ
Ǵ
Ǵ
Ǵ
˂
˂
ᴥǴɂ఍ɝᴦ
X6414 / X6416
ᛏֿᜤհɁᝣɒ஁
X6410 - M S O33A
ʬʑʵNo.
ིᜤհᴷʬ˂ʉǾʅʽɿི
X6410ᴷ8mmʃʒʷ˂ɹ ǽǽᵊᴷʬ˂ʉ͇
X6412ᴷ16mmʃʒʷ˂ɹǽǽǽ ᴥɴʡʁʱʽᴦ
X6414ᴷ32mmʃʒʷ˂ɹǽǽᵐᴷ೫ҋʅʽɿ͇
X6416ᴷ48mmʃʒʷ˂ɹǽǽǽ ᴥɴʡʁʱʽᴦ
G-6
ʬ˂ʉᜤհ
ϳ³ÁᴷÐ˲³³ÐÁᴥ²ᄾᴦ
ᴥʬ˂ʉ͇ʬʑʵɁɒᴦ
※ 5相モータ付のタイプは
ホームページをご覧ください。
モータ型式:PK543NAW
Օᢆʰʕʍʒ
Ǫ ‫ژ‬ట̈́റ
モデルNo.
X6410-□□
X6412-□□
X6414-□□
8mm
16mm
32mm
48mm
0.1sec∼ 0.2sec∼
0.4sec∼
0.4sec∼
180CPM
150CPM
120CPM
120CPM
スライダストローク
1サイクル時間(注1)
使用頻度(max)
スライダ動作方法
X6416-□□
溝カム式
カム曲線
変形正弦
スライダ ガタ(前後方向)
約0.1mm
フォトマイクロセンサ 2 ヶ
(スリットドグ付)
動作検出(注2)
SUNX PM-U24
OMRON EE-SX 673A
ヘッド回転範囲
無限
駆動モータ(注3)
2 相ステッピング(オリエンタルモーター)
モータ形式
−
PK233PA
モータトルク
−(注4)
0.16N・m(励磁静止最大トルク)
−
単体 0.3kg(MS 0.6kg)
単体 1.7kg(S 1.8kg)
製品質量
使用温度
5∼50℃
潤滑
グリス注入(低発塵)無給油使用
注1. 回転軸が半回転する動作
注2. センサはオプション。OMRON EE-SX673Aはコネクタ EE-1001が付属されます。
注3. モータ付きタイプの場合(オプション)
注4. モータは5相PK566相当品(モータトルク 0.83N・m)
を使用してください。
Ǫ ʃʳɮʊɁ᫽ᄑᜬ߁ʬ˂ʫʽʒ
X6410 X6414
モデルNo. X6412 X6416
MP
0.42
1
MY
0.1
1.2
MR
0.49
2
MR
(N・m)
名称
2相ステッピングモータ
メーカ
オリエンタルモーター
形式
PK233PA(片軸)
基本ステップ
1.8°
励磁静止最大トルク 0.16N・m
MY
定格電流(A/相) 1.2
L
Ǫ Ҥॅʋʭ˂ʒ΍
ガイド中心
自動起動
モデルNo. X6410 X6412 X6414 X6416
L
24
接続ケーブル(0.6m)LC2U06B
付属品
●ステッピングモータのドライバはお客様で用意してくだ
さい。
ドライバ:CMD2112P
接続ケーブルセット:LCS01CMK2
●モータの詳細はオリエンタルモーター(株)のCMKシリ
ーズカタログをご覧ください。
30
79
95
(mm)
CW
反転
停止
(次起動)
PHS01
ON
180度旋回
PHS02
ON
180度旋回
CCW
※PHS01:原点1センサ PHS02:原点2センサ
G-7
᚜ᚾՕᢆʰʕʍʒ
MP
注)MP及びMYのモーメント中心は
「ガイド中心」位置です。
Ǫ ʬ˂ʉ̈́റᴥض´±°¬ ض´±² ʬ˂ʉ͇ᴦ
(反転ユニット)
X641□
■ スライダ動作ストローク
■ スライダ動作タイミング
0
90
180
270
360
スライダA
0mm(後端)
5
335
(前端)
スライダB
0mm(後端)
175 185
A上側
B下側
溝カム変位角(deg)
回転軸
※0°位置が左図の状態です。
ストローク(mm)
(前端)
16 8
32 48
14 7
28 42
12 6
24 36
10 5
20 30
8 4
16 24
6 3
12 18
4 2
8 12
2 1
4 6
0
0
7.2 14.4 21.6 28.8 36 43.2 50.4 57.6 64.8 72 79.2
割付角(deg)
※実際の回転角度は上記割付角に 5°
(停留角度)
加
算してください。
※各モデルのストロークは G-7 をご覧ください。
■ 使用例(モータ付)
X6410-MSO33A(モータ、センサ付)
⑤
抱きしめ固定
④
吸引穴
原点2センサ
23.5
原点1センサ
爪
23.5
表裏反転ユニット
□35
モータ
③
ワーク浮き上がり
検出センサ
④
真空吸引ポート
⑥
荷重受け
109
161
●ツーリング設計に便利なアプリケーションCADデータでサポートします。
G-8
反転ユニット
■ 寸法図
X6410-S(センサ付)
2.5
F
6.5
2×2-M2.6
22
12
φ22
φ42 h7
①
2-M3 深さ4
(ツーリング用)
5
3-M3 深さ6
(ツーリング用)
φ6
原点2センサ
12
3
②
φ32
17.5
φ41.6
3
16
4-M4
CCW
φ6 h7
2
φ5
CW
8(ストローク) 原点1センサ
前進⇔後退
12.8
□45
2
2
5
22
52
30
41
10
103
スライダはカム変位角 0°の位置を示します。
注意事項は G-12 をお読みください。
X6410-MSO33A(モータ・センサ付)
2.5
6.5
8(ストローク)
3
29.5
□35
φ42h7
3
φ6h7
スライダA
16
47
52
CCW
表裏反転ユニット
4-M4
②
CW
φ41.6
12
φ22
2×2-M2.6
①
φ
□45
47
スライダB
12.8
22
5
2
37
72
109
52
161
スライダはカム変位角 0°の位置を示します。
注意事項は G-12 をお読みください。
G-9
(反転ユニット)
X641□
■ 寸法図
2.5
F
6.5
22
X6412-S(センサ付)
12
φ22
φ42 h7
(両側)
2×2-M2.6
①
2-M3深4
(ツーリング用)
5
原点1センサ
φ6 h7
12.8
22
スライダB
□45
17.5
φ41.6
16
φ6 h7
後退
前進
CCW
12
②
φ32
3
4-M4
(ツーリング用)
7
8
3
2
φ5
3-M3深6
原点2センサ
16(ストローク) スライダA
CW
2
2
46
68
5
30
41
10
119
スライダはカム変位角0°の位置を示します。
注意事項はG-12をお読みください。
X6412-MSO33A(モータ・センサ付)
2.5
6.5
φ22
12
16(ストローク) スライダA
前進
CCW
□45
47
スライダB
□35
29.5
16
φ41.6
4-M4
②
φ5
φ6h7
3
8
2
3
CW
47
表裏反転ユニット
φ42h7
2×2-M2.6
①
後退
12.8
22
2
5
46
68
72
37
109
177
スライダはカム変位角 0°の位置を示します。
注意事項は G-12 をお読みください。
G-10
反転ユニット
■ 寸法図
X6414-S(センサ付)
4
15
5
2-φ4 H7 +0.012
0
114
0
82
12 -0.05
2×2-M4
6-M6 ②
32(ストローク)
原点2センサ
32.5
40±0.5
7.5 -0.1
74.5
0
8
94
(57.5)
50
原点1センサ
55 ±0.1
0
50
0
φ10 h7-0.015
7.5 -0.1
0
φ10 h7-0.015
12
69
28
60
17
124
229
45
スライダはカム変位角 0°の位置を示します。
注意事項は G-12 をお読みください。
センサ及びドグの詳細は C-98。
X6416-S(センサ付)
4
15
5
2-φ4 H7 +0.012
0
114
82
0
12 -0.05
2×2-M4
50
6-M6
32.5
7.5
94
0
-0.1
8
40
±0.5
74.5
(57.5)
0
φ10h7 -0.015
48(ストローク)
55 ±0.1
0
7.5 -0.1
0
φ10h7 -0.015
50
表裏反転ユニット
12
69
28
76
17
124
245
45
スライダはカム変位角 0°の位置を示します。
注意事項は G-12 をお読みください。
センサ及びドグの詳細は C-98。
G-11
(反転ユニット)
注意事項
■ 取付上の注意
● 本製品は防塵構造ではありません。
● 爪はスライダ先端の①タップ穴を使用し固定しま
す。X6410, X6412・X6414・X6416 のスライダは
下図の基準面を証として取り付けてください。
● お客様にてモータを取り付ける場合はカップリング
などを使用し回転軸に無理な荷重が加わらないよ
うにしてください。
● 回転軸及びスライダへ取り付けるツーリング部品
はお客様で設計製作してください。
(設計を便利な
アプリケーション CAD データでサポートします。)
● 本体取り付けは水平にしてください。
スライダ上向
き縦使いは本体内部への異物侵入の恐れがあり動
作不良や早期破損の原因になります。
● ステッピングモータのドライバは付属していませ
ん。
0
● 回転軸は無限回転可能です。回転入力軸にステッ
ピングモータなどの制御用モータを接続し位置決
め制御をおこなってください。
12 -0.03
■ 選定上の注意
基準面
基準マーク
(基準面側)
● ワーク受けは反転位置精度確保やシャフト変形防
止のため抱きしめ方式で回転軸に取付けてくださ
い。
(G-8 使用事例⑤)
● 本体は②取付タップを使用し固定します。F 面を証
面にできます。
X641□
● スライダは溝カムで前後動作させます。
ワークとス
ライダが干渉しますとツーリング部品や本製品の
早期破損及び精度不良の原因になります。干渉の
恐れがある場合は、ワーク浮き上がり検出などの対
策を講じてください。
(G-8 使用事例③)
● 上部スライダが前進端に到達する間にヘッド全体
も 90 度回転します。安定反転のために爪に真空
吸引穴を設け、下側スライダは常にワークを吸引す
ることをお奨めします。
(G-8 使用事例④)
表裏反転ユニット
● スライダ動作位置と回転軸の位置は固定の関係で
あり単独での調整はできません。
● 架台は剛性を持たせてください。位置繰返し精度
や能力に悪影響を与えます。
● ノイズ対策を施してください。
ノイズ対策を施さない
と動作異常の恐れがあります。
● 本製品には製品自体の位置調整機構は設けてあり
ません。
● X6410, X6412 の爪やワークホルダのオーバハン
グは本体(φ42)端面より 80mm以内を目安とし
てください。
● X6414, X6416 の爪やワークホルダのオーバハン
グは本体端面より 150mm 以内を目安としてくだ
さい。
● PPU ヘッドのフロート荷重などが先端に加わる場
合は必ず荷重受けを取り付けてください。(G-8 使
用事例⑥)
G-12
注意事項
■ 使用上の注意
■ お知らせ
● モータの発熱は 70 度以下にしてください。
これ以
上になりますと内部部品が早期に劣化し寿命や精
度悪化の原因になります。
● このカタログに掲載してある製品仕様および諸元
などは製品改良のためにお断りなく変更すること
があります。
● 加減速時間は 30ms 以下にしないでください。無
理な負荷が機構部に加わり早期破損の原因になり
ます。
● 1 サイクル終了後、原点をセンサにて必ず確認して
ください。本製品および装置破損の恐れがありま
す。
● モータの取り扱い方法はモータのカタログや取り扱
い説明書をお読みいただき正しくお使いください。
● 同時に作動する周辺機器と干渉の恐れがある場合
は必ずインターロックをとってください。
● 分解や改造をしないでください。機能や性能の再
現ができません。
● ご使用の前に必ず取り扱い説明書をお読みになり
正しくお使いください。
● センサの仕様等は下記ページをご覧ください。
X6410, X6412:D-15
X6414, X6416:C-98
表裏反転ユニット
G-13
(反転ユニット)
用途
1. 用途の限定
反転ユニットは、溝カムにより動作するスライ
ダと、回転軸及び回転軸に取り付けられたスラ
イダを回転させることでワークの表裏を反転
させる製品です。
2. 安全上の注意
危険
● 下記の用途には使用しないでください。
1. 人命および身体の維持、管理に関わる
医療器具
2. 人の移動や搬送を目的とする機構、機
械装置
3. 機械装置の重要保安部品
当該製品は、高度な安全性を必要とす
る用途に向けて企画、設計されていま
せ ん。人 命 を 損 な う 可 能 性 が あ り ま
す。
警告
● 製品に電気を供給する前、および作動さ
せる前には、必ず機器の作動範囲の安全
確認をおこなってください。不用意に電
気を供給すると感電したり可動部との接
触によりケガをする可能性があります。
● 製品の作動中または、作動できる状態の
ときは機械の作動範囲に立ち入らないで
ください。当該製品が不意に動くなどし
てケガをする可能性があります。
● 電源を入れた状態で、端子部、各種スイッ
チなどに触れないでください。感電や異
常作動の可能性があります。
● 発火物・引火物などの危険物が存在する
場所で使用しないでください。
発火・引火の可能性があります。
● ケーブルなどのコードは傷を付けないで
ください。
コードを傷つけたり、無理に曲
げたり、引っ張ったり、巻き付けたり、重
い物を載せたり、挟み込んだりすると漏
電や導通不良による火災や感電・異常作
動などの原因になります。
● 製品は絶対に改造しないでください。
異
常動作によるケガ・感電・火災などの原
因になります。
● 製品は火中に投じないでください。製品
が破裂したり、有毒ガスが発生する可能
性があります。
● 製品の基本構造や性能・機能に関わる不
適切な分解・組立はおこなわないでくだ
さい。
表裏反転ユニット
● 製品に水をかけないでください。水をか
けたり、洗浄したり水中で使用すると、異
常動作によるケガ・感電・火災などの原
因になります。
G-14
● 製品に関わる保守・点検・整備、または交
換などの各種作業は、必ず電気の供給を完
全に遮断してからおこなってください。
用途
注意
● 外部から急激なショックを与えないでく
ださい。思わぬ力が加わり製品の破損や
人身事故の原因なります。
● 直射日光(紫外線)
のあたる場所、塵埃、鉄
分、鉄粉のある場所、有機溶剤、リンサン
エステル系作動油、亜硫酸ガス、塩素ガ
ス、酸類などが含まれている雰囲気中で
使用しないでください。短期間で機能が
喪失したり急激な性能低下もしくは寿命
の低下を招きます。
● 機械装置などの作動部分は、人体が直接触れ
ることがないよう防護カバーなどで隔離し
てください。
● この製品をシステムへ組み込むにあたり、取
扱い上の注意事項の内容を落とすことなく
システムの取扱説明書に付加し、システムの
取扱い者に必ず遵守させてください。
なお、その使い方によって新しく付加しなけ
ればならない安全に関する注意事項は、落と
すことなく取扱説明書に付加してください。
表裏反転ユニット
G-15