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52159-TZW30-02
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取り付け/取扱説明書
トムス プリウス リヤアンダ-スポイラー
このたびは、トムス リヤアンダ-スポイラー(以下リヤアンダ-スポイラー)をお買い上げ頂き誠に
ありがとうございます。
本製品の取り付け方法を以下に記します。正しい取り付けをお願いいたします。本取り付け説明書は、
「自動車整備技能検定3級合格者」程度の方を対象に記述してあります。用語等で不明な点は、整備解説書等
をご参照してください。なお、取り付け等に関するお問い合わせは、弊社技術までお問い合わせください。
本製品の内容及び付属品は、改良のため予告無く変更することがありますのでご了承ください。
適応車種
本製品は以下の車種に対応しています。(2009年9月現在)
適応車種
プリウス(ZVW30)G・S・Lグレ-ド(ツ-リングセレクション含む) 2009(H21)年5月~
取り付け上のご注意
!
警 告
以下の注意を必ず守るようお願いいたします。
1.リヤアンダ-スポイラー脱落防止のため、両面テ-プは確実に圧着し、取り付けボルト等はしっかり締めてく
ださい。また、走行前にゆるみがないかチェックしてください。
リヤアンダ-スポイラーが脱落した場合は、重大事故につながる恐れがあります。
2.車両をジャッキアップする際は、必ずリジットラック等で車両を固定してください。
3,塗装に際しては以下の点にご注意ください。
(詳しくは「リヤアンダ-スポイラー素地品の塗装手順」を参照の事)
⇒塗装乾燥の加熱温度は60度以下で行ってください。*60度以上の加熱は製品変形の恐れがあります。
4.ビス取り付けの際は手締めを行ってください。電動ドライバー等を使用しますと部品を破損する恐れがありま
す。
5.両面テ-プの接着力低下防止のため、本製品の装着直後(24時間以内を目安)の洗車は行わないでください。
両面テ-プの貼り直しをすると、接着力が極端に低下するため、貼り直しは行わないでください。
6.純正用品及び他社製品との同時装着はできません。
7.リヤアンダ-スポイラ-装着により、標準バンパ-より全長が10mm長くなり、地上高が13mm低くなり
ます。
8.本製品は車両登録後の取り付けを前提としています。登録前に取り付けをする場合は持ち込み登録となります。
9.塗装済み品につきましては使用している材料の違い等により車両本体の色と完全に一致しない場合があります。
構成部品
本製品は以下のパーツで構成されています。欠品や破損等が無いことをご確認ください。
①リヤアンダ-スポイラー ×1ヶ
プリウス リヤアンダ-スポイラ-合わせ冶具
作業手順
バンパ-上部コ-ナ-に合わせる
切り取り線
線中心をカット
1.本紙をボ-ル紙(厚紙 約0.5mm)に貼り付ける。
2.切り取り線に沿い、線中心をカッタ-ナイフでカッ
トする。
切り取り線
線中心をカット
断面拡大
リヤバンパ-
合わせ冶具
エンドモール端末
エンドモール
リヤアンダ-
スポイラ-
エンドモ-ル端末に
合わせる
②ゴムスペーサー×4ヶ
(t2mm)
③タッピングスクリュー ×4ヶ
(4mm)
④合わせ冶具 ×1ヶ
取付手順
1.④合わせ冶具をボ-ル紙(厚紙t0.5mm程度)
に貼り付け、切り取り線に沿い、線中心をカッ
タ-ナイフでカットする。
④合わせ冶具
プリウス リヤアンダ-スポイラ-合わせ冶具
バンパ-上部コ-ナ-に合わせる
切り取り線
線中心をカット
作業手順
1.本紙をボ-ル紙(厚紙 約0.5mm)に貼り付ける。
2.切り取り線に沿い、線中心をカッタ-ナイフでカッ
トする。
切り取り線
線中心をカット
リヤバンパ-
断面拡大
エンドモール端末
エンドモール
リヤアンダ-
スポイラ-
合わせ冶具
エンドモ-ル端末に
合わせる
リヤバンパ-スポイラ-
2.純正リヤバンパ-スポイラ-装着車はリヤバ
ンパ-スポイラ-下面のクリップスクリュ-
9ヶ所、車両ビス6ヶ所、車両ナット1ヶ所
を外し、リヤバンパ-スポイラ-を取り外す。
(再使用しない)
アドバイス
詳細は整備解説書を参照する。
車両ビス
2ヵ所X2
(R/L)
3.バンパ-下側のクリップスクリュ-を2本外
す。(左図参照)
クリップスクリュ-
9ヵ所
車両ビス
1ヵ所X2
(R/L)
車両ナット
1ヵ所
アドバイス
取り外したクリップスクリュ-は再使用す
る。
リヤバンパ-
4.①リヤアンダ-スポイラ-をバンパ-にあて
がい、④合わせ冶具を使用し位置決めを行う。
クリップスクリュ-を再使用し下側2ヶ所仮
止めをする。(左図寸法参照)
クリップスクリュ-
2ヵ所
アドバイス
ガムテ-プでスポイラ-を固定すると作業が
容易になる。
バンパ-上部コ-ナ-
に合わせる
リヤバンパ-
④合わせ冶具
325mm
)
(参考値
エンドモ-ル
端末
5.①リヤアンダ-スポイラー全体が下がらない
ように取り付け位置を確認し、タッチ面アウ
トラインをマスキングテ-プでマーキングす
る。
!
注 意
マスキングテ-プ
①リヤアンダ-
スポイラ-
断面拡大
リヤバンパ-
左図の指示寸法とマフラ-部の位置を左右
確認する。
マーキングが正しく行なわれないと、リヤ
アンダ-スポイラ-が正しい位置に取り付
けられず脱落の原因となる。
④合わせ冶具
エンドモール端末
エンドモール
①リヤアンダ-
スポイラ-
6.取付け位置を合わせてマ-キングし、①リヤ
アンダ-スポイラ-を一度外してφ2.5mm
の穴を2ヵ所あける。(次図参照)
リヤバンパ-
φ2.5mmドリル
7.リヤバンパーのゴミ、ホコリをウエスで除き
脱脂処理を行う。(左図参照)
!
注 意
脂分の付着は、両面テ-プの接着力が低下す
るため、接着面の脱脂処理は十分に行う。
8.①リヤアンダ-スポイラ-の両面テープ離型
紙を50㎜程剥し、リヤアンダ-スポイラ-表
面側に折り返し、マスキングテープで貼り付
ける。
①リヤアンダ-スポイラ-
脱脂範囲
9.①リヤアンダ-スポイラ-をバンパ-にあて
がい、クリップスクリュ-2ヶ所、③タッピ
ングスクリュ-4ヶ所仮止めをする。
車両中央からタイヤ側に向かってテープ離型
紙を引き抜きながら圧着をする。(左図参照)
!
注 意
両面テ-プの貼り直しをすると、接着力が極
端に低下するため、ボディ-に付かない様に
気を付けて作業を行う。
リヤバンパ-
!
注 意
離型紙
マスキング
テ-プ
①リヤアンダ-
スポイラ-
両面テープの圧着は、車両が少しゆれる程度
〔49N(5kgf/㎠)〕で行なう。
10.全てのクリップスクリュ-、③タッピング
スクリューを増し締めし、リヤアンダ-ス
ポイラ-を固定する。
アドバイス
①リヤアンダ-
スポイラ-
クリップスクリュ-
2ヵ所
リヤアンダ-スポイラ-の増し締め作業の
際にフェンダーアーチ部に隙間が発生する
場合は、②ゴムスペ-サ-を取り付ける。
取付断面図
③タッピング
車両外側
スクリュー(4mm)
②ゴム
スペーサー
車両前側
隙間
が発
リヤバンパ-
生し
インナ-カバ-
リヤバンパ-
た場
合
③タッピング
スクリュ-
差し込む
②ゴムスペーサー
差し込む
!
注 意
フェンダ-ア-チ部のタッピングスクリュ-
を締めすぎると、破損、変形の原因となりま
す。また、圧着された両面テ-プに隙間を発
生させる原因となる恐れがあります。
②ゴムスペーサー
③タッピング
スクリュ-
①リヤアンダ-スポイラ-
①リヤアンダ-
スポイラ-
(お問い合わせ先)
㈱トムス
TEL 03-3704-6191
月~金 AM9:00~PM5:00
リヤアンダ-スポイラー 素地品の塗装手順
構成部品
①リヤアンダ-スポイラー ×1ヶ
プリウス リヤアンダ-スポイラ-合わせ冶具
プライマー
接着促進剤
②ゴムスペーサー×4ヶ ③タッピングスクリュー ×4ヶ ④合わせ冶具 ×1ヶ
(t2mm)
(4mm)
⑤プライマ- ×1ヶ
⑥エンドモ-ル ×各1ヶ
(ブラック、グレ-)
Ⅰ塗装作業手順
1.塗装面の汚れ、ゴミ、ホコリをウエスで取り除き、必ず脱脂をする。
2.サフェ-サ-処理を行う。
スポイラ-中央下部を半艶黒色で塗り分け塗装を行う。塗りわけ部分は下図参照。
3.塗装を行う。塗装乾燥の加熱温度は60度以下で行なう。
!
注 意
本製品はABS樹脂製のため適切な塗料を
使用する。
!
注 意
60度以上の加熱は製品変形の恐れがある。
Ⅱモールの貼り付け作業
1.塗装終了後、モールを貼り付ける部分を脱脂し、⑤プライマーを塗布する。
!
注 意
プライマーが塗装面に付着すると、塗装を
傷める為はみ出し等に気を付けて作業する。
2.下図の要領で⑥エンドモールの離型紙を剥がしながら貼り付ける。
!
注 意
モールの圧着の際は、49N(5㎏f/㎠)以上で
圧着する。
断面拡大
断面拡大
⑤プライマー
塗布面
両面テープ
①リヤアンダ-
スポイラ-
⑥エンドモール
①リヤアンダ-
スポイラ-
R止まりまで
R止まりまで
⑥エンドモ-ル貼付範囲
凹ア-ル止まりを
境にし塗り分ける。
半艶黒色
半艶黒色
塗り分け部分
プリウス リヤアンダ-スポイラ-合わせ冶具
作業手順
バンパ-上部コ-ナ-に合わせる
切り取り線
線中心をカット
1.本紙をボ-ル紙(厚紙t0.5mm程度)に貼り付ける。
2.切り取り線に沿い、線中心をカッタ-ナイフでカッ
トする。
切り取り線
線中心をカット
不要部分
断面拡大
リヤバンパ-
合わせ冶具
エンドモール端末
エンドモール
リヤアンダ-
スポイラ-
エンドモ-ル端末に
合わせる