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協 和 発 酵キリングル ープ CSR レポート2012 Kyowa Hakko Kirin Group Corporate Social Responsibility Report 環境データブック 編 集 方 針 本データブックは、「協和発酵キリングループ CSR レポート 2012」の別冊として、当社 グループの環境保全に関する詳細なデータをまとめて報告しています。 報 告 対 象 範 囲 「環境データブック」のデータ収集範囲は、協和発酵キリンおよび連結子会社の国内生産・ 研究拠点です。一部、環境負荷の全体像においては海外生産拠点のデータを、グリーン・ オフィス・プランのデータにおいては国内販売事業場のデータを含みます。なお、2011 年 3 月に全株式をケイジェイホールディングス (株) に譲渡した協和発酵ケミカル( 現:KH ネオケム (株))は報告対象外とし、過去のデータについてもすべて協和発酵ケミカルのデー タを除いたもので再集計しています。 第一ファインケミカルについては、今まで一部の環 境データ(CO2 排出量、エネルギー原単位、事故、苦情、労働災害の実績)を集計していましたが、 今年からすべての環境データについて過去のデータに遡り再集計しています。 報 告 対 象 期 間 国内は 2011 年 4 月 ~ 2012 年 3 月、海外は 2011 年 1 月 ~12 月を対象としています。 C O N T E N T S 35 アクションプランと2011年度の実績 (国内工場/海外工場) /環境会計 37 環境負荷の全体像-協和発酵キリングループ 38 CO2排出削減/廃棄物排出削減 39 化学物質排出削減 40 大気汚染防止/水質汚濁防止/環境安全マネジメント アクションプランと2011年度の実績 協和発酵キリングループでは、中期計画の下で年度目標を作成し、施策を実施した結果を年度末にマネジメントレビューして継 続的改善を行っています。2011 年度は、協和発酵バイオ(5 事業場)は、ISO14001 環境マネジメントシステムを従来の事業場ご との認証から統合認証に拡充し、全事業場で環境マネジメントシステムの一体的運用を開始しています。前年度未達成のエネル ギー原単位、コピー用紙削減目標については、2011 年度は達成し、改善されています。そのほかの年度目標、実績・進捗状況は、 下記の表をご覧ください。 行動指針 実施項目 2011 年度目標 ISO14001 環境マネジメントシステム 協和発酵キリンISO14001統合認証継続 の維持・拡大 協和発酵バイオ、 第一ファインケミカルでISO14001システム継続 行動指針1 災害、事故 労働災害、環境事故、保安事故ゼロ 環境安全監査 連結対象監査カバー率 100% 環境安全リスクアセスメント 環境安全リスクアセスメント、機械包括安全基準の充実 コンプライアンスの確保 法違反ゼロ、苦情ゼロ 廃棄物ガバナンス体制の構築 中間処理業者監査カバー率 90%以上 環境安全機能の充実と 環境安全の確保 行動指針2 環境安全リスクの最小化 [ 生産・研究部門の取り組み ] エコプロジェクト (低炭素企業グループの実現) ・地球温暖化防止(CO 2 排出量) 2012 年度 CO2 排出量を2007 年度比 3%削減 ・エネルギー原単位 エネルギー原単位を年平均 1%以上削減 ・最終埋立処分量 ゼロエミッション*4 継続 ・化学物質排出量削減 2020 年度揮発性有機化合物(VOC)排出量を2003 年度比 50%削減 物流の環境・安全 物流の合理化、物流環境安全の確保 行動指針 3 環境パフォーマンスの 確実な改善 [ 事務部門の取り組み ] グリーン・オフィス・プラン(GOP) 省電力 1%/年以上削減 コピー用紙 5%/ 3 年削減 グリーン購入比率 80%(金額基準) チャレンジ 25 チャレンジ 25に参加 LCA-マテリアルバランス キリンLCA 調査への協力、マテリアルバランスの明確化とその解析 製品の全ライフサイクル にわたる環境配慮 グリーン調達 グリーン調達推進 行動指針 5 消費者安全と製品安全性の確保 製品安全情報および開示の充実 行動指針 4 製品の安全性 *1 自己評価 ◎:目標達成、○:目標に満たないが改善、×:目標未達 *2 協和発酵キリン、協和発酵バイオ、 第一ファインケミカル、協和メデックスの生産・研究事業場を対象としています。 *3 2 010 年度から 2012 年度 *4 ゼロエミッションは一般的に、廃棄物発生量をゼロにすることを意味しますが、協和発酵キリングループでは、最終埋立処分量を廃棄物発生量の 0.1%以下にすることを意味します。 35 協和発酵キリングループ CSRレポート2012 環境データブック 11年度 協和発酵キリンの中期*3 目標 評価*1 2011 年度実績・進捗状況 ページ 的確な内部監査実施と統合認証維持 (協和発酵キ 25・26 ISO14001 統合認証継続(協和発酵キリン7事業場+協和メデックス) 協和発酵バイオは2011 年統合認証を取得(協和発酵バイオ5事業場) 第一ファインケミカルで ISO14001 認証継続 ◎ 休業災害 3 件*2 環境事故 0 件 保安事故 0 件 × 労働災害、環境事故、保安事故ゼロ 20 事業場監査、海外監査を実施(達成率 100%) ◎ 連結対象監査カバー率 100% 26 各事業場の環境安全監査で環境安全アセスメント実施状況を確認 製品化会議で製品安全性データ取得状況をチェック ◎ 環境安全リスクアセスメントの進化と機械包括 26・40 安全基準の充実 環境安全に関して罰則を受ける法令違反ゼロ 環境苦情 3 件*2(騒音等 2、その他 1) ○ 環境安全に関して罰則を受ける法令違反ゼロ 環境苦情ゼロ 各事業場で分担して監査を実施(達成率 98%) ◎ 中間処理業者監査カバー率 90%以上 245 千トン*2、2007 年度比 3.8%削減 ○ 2012 年度 CO2 排出量を2007 年度比 3%削減 27・38 再生可能エネルギー推進 前年比 1.0%削減 ◎ 主要工場エネルギー原単位を1%/年削減 ゼロエミッション継続、26.6トン ◎ 最終埋立処分量を廃棄物排出量の 0.1%以下 VOC 排出量:395.3トン、2003 年度比 36%削減 ○ 2020 年度揮発性有機化合物(VOC)排出量を 25・39 2003 年度比 50%削減 省エネ法特定荷主定期報告・計画書届出、 エネルギー原単位は前年比改善 (協和発酵バイオ) 社有営業車の低公害車導入率 100% ハイブリッド車 585 台(累計)を導入 ◎ 物流の合理化、物流の環境安全確保 ― ○ 2014年までに社有営業車1,000台をハイブリッ ド車化 26 オフィスの節電対応により2010 年度比 10%削減 ◎ 省電力 1%/年以上 ― 2009 年度比 7.3%削減 ◎ コピー用紙 5%/ 3 年削減 ― 事務用品グリーン購入比率 79% ○ グリーン購入比率 80%以上を確保 ― 環境チャレンジ宣言を行いクールビズ、オフィスの省エネ活動を推進 ◎ 環境チャレンジ宣言の推進 26 2011 年実績値の LCA 分析を実施中 マテリアルバランスと環境負荷を明確化、資源効率 ・ 排出原単位による事業別評価継続 ◎ LCA-マテリアルバランスによる事業評価継続 37 グリーン調達を実施、2012年はサプライヤーに対する調査予定 (生物多様性への配慮を含む) ◎ 環境への負荷の少ない原材料、事務用品、設備 などの調達の推進(グリーン調達推進) ― 化学物質等安全データシート (SDS)の GHS 対応を順次実施 ◎ 製品安全情報および開示の充実 ― *2 リン) 26 27・38 27・38 38 協和発酵キリングループ CSRレポート2012 環境データブック 36 環境負荷の全体像-協和発酵キリングループ(国内工場/海外工場)*1 協和発酵キリングループは、環境負荷の低減に努めています。国内工場および海外工場の環境負荷の全体像は以下の通りです。 製品 エネルギー 化石燃料 水域・土壌 容器包装 3 千トン( 国内 2 千トン/海外 1 千トン ) 協和発酵キリングループ工場群 55,572 千 kl( 国内 47,767 千 kl /海外 7,805 千 kl ) 0 千 kl ( 国内 0 千 kl ) OUTPUT INPUT 116 千トン ( 国内 81 千トン/海外 35 千トン ) 62 千トン ( 国内 47 千トン/海外 15 千トン ) 水 淡水 海水 排水 BOD COD 全窒素 全リン 58,055 千 kl( 国内 50,147 千 kl /海外 7,908 千 kl ) 470トン ( 海外 470トン ) 311トン ( 国内 311トン) 1,638トン ( 国内 455トン/海外 1,183トン ) 23トン ( 国内 23トン ) 大気 CO2 SOx NOx ばいじん 312 千トン( 国内 241 千トン/海外 71 千トン ) 13トン ( 国内 12トン/海外 1トン ) 32トン ( 国内 24トン/海外 8トン ) 5トン ( 国内 1トン/海外 4トン ) 輸送に伴う環境負荷 原材料供給までの CO2 排出量(LCA 解析) 化石燃料 生物原料 化石原料 ( 国内64千トン/海外13千トン ) 139 千 kl( 国内 106 千 kl /海外 33 千 kl ) 原料 生物原料 化石原料 77 千トン 配送 CO2 60 千トン 82 千トン 26 千トン 2.5 千トン ( 国内 2.5 千トン ) 廃棄物 最終埋立処分量 520トン( 国内 26トン/海外 494トン ) RECYCLE リサイクル製品 肥料 11,819トン( 国内 3,590トン/海外 8,229トン ) *1 国内工場は、協和発酵キリン、協和メデックス、協和発酵バイオ、第一ファインケミカルの生産事業場を対象としています。 海外工場は、協和発酵麒麟(中国)製薬有限公司(中国)、BioKyowa(米国)、上海協和アミノ酸有限公司(中国)の生産事業場を対象としています。 環境会計 環境保全コスト コスト分類 単位:百万円 主な取り組みの内容(2011 年度) (1)事業エリア内コスト 2010 年度 2011 年度 投資額 費用額 投資額 費用額 635 4,210 1,467 2,923 275 1,957 660 1,431 83 472 278 440 237 488 413 271 40 1,293 116 781 0 58 0 33 23 380 19 387 (1) -1 公害防止コスト 内 ①水質汚濁防止 ②大気汚染防止、その他 容 (1) -2 地球環境保全コスト (1) -3 資源循環コスト 水質汚濁防止設備の投資・維持費用 大気汚染防止設備、悪臭防止設備等の投資・維持費用 太陽光発電設備、代替フロン冷凍機投資・維持費用 節水設備、廃棄物リサイクル・処理設備等の投資・維持費用 (2)上・下流コスト グリーン購入、容器包装リサイクルの費用 (3)管理活動コスト 環境マネジメントシステム運用、環境負荷監視等の費用 (4)研究開発コスト 環境配慮型製品、環境負荷を抑制するための研究開発の費用 4 1,476 1 476 (5)社会活動コスト 環境保全活動、自然保護活動への参加協力の費用 0 15 0 16 (6)環境損傷対応コスト 油濁賠償責任保険料 0 10 0 1 合計 662 6,149 1,487 3,836 経済効果 単位:百万円 項目 内容(2011 年度) 当該期間の投資額の総額 製造設備および研究設備拡充・合理化等 17,792 9,797 当該期間の研究開発費の総額 新製品・技術の研究開発 44,162 47,998 73 45 125 82 (1) -3 、(2)に係る有価物等の売却額 乾燥菌体肥料、使用済み触媒、副生油等の売却 (1) -2 、(1) -3 に係る資源節約効果額 省エネルギー、廃棄物削減、省資源 2010 年度 * 2011 年度は、協和発酵キリン(協和メデックスを含む)、協和発酵バイオ、第一ファインケミカルの生産事業場ならびに研究事業場を対象としています。 2011 年度は協和発酵ケミカルを除外しているためその分費用額は減少しています。 * 2011 年度の集計期間は 2011年 1 月 1 日 ~12 月 31日で、環境省環境会計ガイドライン(2005 年版)に準拠し集計しました。 * グリーン購入はエコマークなど環境配慮製品の購入金額を集計し、参考として記載しました。 37 協和発酵キリングループ CSRレポート2012 環境データブック 2011 年度 CO2 排出削減 廃棄物排出削減 協和発酵キリングループでは、CO2 排出量を2012 年度 協和発酵キリングループでは、廃棄物ガバナンス体制を強 、2020 年度は2005 は2007 年度比 3%削減(247.2 千トン) 化し、資源循環を推進していきます。 年度比 15%削減の目標を掲げ、取り組みを行っています。 廃棄物処理委託契約時の監査に加え、定期的な委託先の 2011 年度のグループの国内生産事業場の CO2 排出量は 監査を行い優良処理事業者であるかどうかをチェックし、不 245 千トンとなり、2007 年度比 4.0%削減を達成しました。 法投棄の防止に結び 付けています。 2011 年度は全体の *2 中国電力や北陸電力の CO2 排出係数 の悪化および購入 98%の中間処理業者について監査を実施しました。また、監 蒸気の供給不足に伴う重油ボイラー臨時稼働など、CO2 排 査の相互乗り入れ、処理委託契約書の見直しなどを行い、有 出量の増加要因はありましたが、生産金額の増加によりCO2 効で確実なガバナンスシステムの構築を進めています。 *3 排出量原単位 は1.01と前年度 1.29に比べ改善しました。 2011 年度のグループ全体の廃棄物発生量は33,387トン グループのエネルギー使用量は、2011 年度実績 108 千 kl- です。廃棄物埋立処分量は26.6トンで、廃棄物発生量に対 原油換算と前年度比で 3.8%減少しました。 し0.08%と低い値です。ゼロエミッション*4 は7 年連続達成 2011 年度は各工場で、高効率型冷凍機への更新、設備 しました。引き続き、廃棄物の再資源化ならびに減量化を促 改善、照明の LED 化といった省エネルギー投資に加えて、運 進していきます。 転の最適化などのプロセス改善を行い、4,856トンの CO2 排 PCB の適 正 処 理については、過 去に使 用したコンデン 出量を削減しました。また、再生可能エネルギーとして、富士 サー、変圧器、遮断器、照明安定器を特別管理産業廃棄物 工場や東京リサーチパークでは太陽光発電設備が稼働してい 保管基準に従って地下浸透防止を施した倉庫に施錠し保管し ます。2012 年は、原発稼働停止による電力 CO2 排出係数 ています。2011 年はコンデンサー6 台、安定器 114 台を日 の悪化が予想されますが、中長期目標の達成に向け省エネル 本環境安全事業(株)にて処理しました。 ギー活動を継続していきます。 *4 ゼ ロエミッションの定義については 35 ページの注釈をご参照ください。 *2 電気の供給 1kWh あたり、どれだけの CO2 を排出しているかを示す数値 *3 CO2 排出量原単位= CO2 排出量(トン)/生産金額(百万円) 廃棄物発生量と最終埋立処分量の推移 (トン) 250,000 CO 2 排出量・排出量原単位の推移 2.47 500 424 2.00 1.23 255 0 (年度) 1990 2007 1.25 256 2008 1.26 1.29 247 245 2009 2010 協和発酵キリン(協和メデックスを含む) 協和発酵バイオ 第一ファインケミカル 1.50 1.01 245 2011 247.2 2012目標 1.00 0.50 200,000 207,297 5,000 5,000 3,398 150,000 93,398 86,855 84,833 1,867 1,606 100,000 50,000 831 0 (年度) 2000 2007 2008 2009 エネルギー使用量・原単位の推移 90.0 56.5 56.2 55.3 117.0 115.0 108.9 59.3 44.8 151.9 100.0 0.0 (年度) 1990 2007 2008 2009 協和発酵キリン(協和メデックスを含む) 協和発酵バイオ 第一ファインケミカル 112.6 1000 900 800 700 600 2010 500 108.3 2011 2010 26.6 2011 1,000 0 最終埋立処分量 廃棄物発生量 廃棄物の再利用・処分の全体フロー( 2011 年度 ) 内部再資源化量 7,519トン 200.0 122 2,000 33,387 0.00 CO2排出量原単位 (CO2トン/生産金額(百万円)) (千kl-原油換算) 300.0 88.3 3,000 76,566 最終埋立処分量 2.50 廃棄物発生量 (千トン) 1000 (トン) 6,000 廃棄物発生量 33,387トン 0.00 原単位 400(Kl/生産金額(億円)) 300 200 100 0 工場排出量 19,624トン 最終埋立処分量 26.6トン 外部減量化量 2,494トン 内部減量化量 6,244トン 60.0 30.0 外部再資源化量 17,103トン 6000 250000 PCB( ポリ塩化ビフェニル類 )対応 200000 コンデンサー・変圧器・遮断器 150000 照明安定器 100000 1.0 50000 0.5 低濃度PCB 油 0 5000 2.5 2.0 1.5 3000 2,786 個 2000 4ℓ 1000 0.0 (2012 年 3 月末保管量) 協和発酵キリングループ CSRレポート2012 環境データブック (千kl-原油換算) 4000 142 基 0 38 化学物質排出削減 PRTR 法第 1 種指定化学物質排出量の推移 協和発酵キリングループでは、2010 年度の化学物質排出 量を2003 年度比 50%削減する中期目標を定め、活動してき ました。2010 年度の実績は435トンと2003 年度 (619トン) 比 30%削減を達成しましたが、50%削減には届きませんでし た。グループ内の化学物質排出量の大部分を揮発性有機化 「2020 年 合物(VOC)が占めることから、新たな目標として、 度 VOC 排出量を2003 年度比 50%削減」を掲げて化学物 質排出量削減の活動を継続します。 (トン) 80 77.80 60 54.51 39.10 40 51.02 53.25 43.34 20 0 (年度) 2003 2007 2008 第一ファインケミカル 四日市工場 協和発酵バイオ山口事業所 (宇部) 2011 年度のグループ内の VOC 排出量は、395トンと前 2009 2010 2011 高崎工場 堺工場 富士工場 協和発酵バイオ山口事業所 (防府) 年度(435トン)から9%減少しました。主な要因は、メタノー ルを使用する生産が減少したことと、VOC 削減の取り組みの 成果としてメタノールの回収率が向上したことです。その結 果、メタノール排出量は、2011 年度 274トンと前年度(320 トン)から14.4%削減されました。引き続き、VOC 排出量の 大きな部分を占めるアセトン、メタノールを中心に、回収率向 上のためのプロセス・設備面の改善に取り組んでいきます。 PRTR 法第 1 種指定化学物質の排出量( 2011 年度 ) 政令 指定番号 物質名称 13 アセトニトリル 35 53 80 キシレン 0.02 0.00 0.00 イソブチルアルデヒド 0.85 0.00 0.00 エチルベンゼン 60 4.71 0.00 0.00 50 10.25 0.00 0.00 0.00 80 70 40 127 クロロホルム 8.28 0.00 144 無機シアン化合物 0.00 0.01 0.00 の排出量は、53.3トンと前年度(51トン)から4.4%増加しま 157 1,2-ジクロロエタン 10 9.26 0.01 0.00 した。これは、生産活動の増加によるものです。 186 ジクロロメタン 0.27 0.00 0.00 218 ジメチルアミン 0.08 0.23 0.00 2011 年度のグループ内 PRTR 法*1 第 1 種指定化学物質 *1 P RTR 法:特定の化学物質の環境への排出量などの把握および管理の改善の促進に 関する法律 揮発性有機化合物( VOC )の排出量( 2011 年度 ) その他 2% (7.6トン) PRTR 法対象物質 12% (45.7トン) アセトン 17% (68.4トン) 総排出量 395.3トン メタノール 69% (273.6トン) 30 20 0 232 N,N-ジメチルホルムアミド 0.01 2.79 0.00 275 ドデシル硫酸ナトリウム 0.00 0.02 0.00 300 トルエン 8.68 0.03 0.00 309 ニッケル化合物 0.00 0.09 0.00 342 ピリジン 0.01 0.16 0.00 349 フェノール 0.08 0.19 0.00 392 ノルマル -ヘキサン 3.24 0.00 0.00 405 ほう素化合物 0.00 3.98 0.00 411 ホルムアルデヒド 0.01 0.00 0.00 45.74 7.51 0.00 0.0 0.0 0.0 合計 179 ダイオキシン類( mg-TEQ ) 金融商品取引業者 1.42% (79 名) 39 大気排出量 水域排出量 土壌排出量 (トン) (トン) (トン) 協和発酵キリングループ CSRレポート2012 環境データブック その他法人 52.16% 政府・地方公共団体 0.00% (1 名) 金融機関 20.49% (91 名) 個人 13.25% 大気汚染防止 水質汚濁防止 協和発酵キリングループでは、ボイラーなどに使用する燃 協和発酵キリングループでは、製造プロセスの改良や排水 料の転換や設備投資を積極的に進め、排気の大気汚染指標 処理施設への設備投資を積極的に行い、排水の水質汚濁指標 、窒素酸化物(NOx) 、ばいじんを である、硫黄酸化物(SOx) である、COD*2、窒素、リンを削減する努力を続けています。 削減する努力を続けています。 *2 COD:化学的酸素要求量 SOx・NOx・ばいじん排出量の推移( 協和発酵キリングループ ) COD・全窒素・全リン排出量の推移( 協和発酵キリングループ ) (トン) 1,400 10 1,200 2.7 800 400 10.8 48.6 46 200 0 (年度) '10 34.7 382 2000 SOx 排出量 2007 11.4 37 2.4 2008 NOx 排出量 80 5 1.4 60 0 '11 40 13.6 28 2.2 11.5 27 2.7 12.3 24 1.4 2009 2010 2011 (トン) 1,400 COD 1,200 20 0 1,000 32.8 1,165 1,009 906 800 600 29.2 454 400 34.4 31.7 556 425 (トン) 40 27.3 23.4 20 508 371 414 312 455 312 10 200 0 (年度) 2000 2007 COD 排出量 ばいじん排出量 2008 全窒素排出量 環境安全マネジメント 1400 2009 30 2010 全リン排出量 1,000 600 (トン) 100 (トン) 排出量・全窒素排出量 排出量 NOx 12.3 11.5 ばいじん排出量 排出量・ SOx 1,321.4 2011 0 全リン排出量 1400 100 1200 協和発酵キリングループでは、 「環境・安全・製品安全に関する基本方針」 を定め、環境・安全にかかる広い活動である レスポンシ 1200 75 1000 50 600 1000 ブル・ケアを推進し、製品の研究開発から、 使用・廃棄に至る各段階のアセスメント制度を厳しく運用しています。 800 800 600 400 環境安全・製品安全アセスメントの評価内容 200 0環境保全 研究・開発段階 200 0 安全衛生・保安防災 0 製品安全・品質保証 原材料の環境影響 原材料の危険有害性 原料、不純物の安全性 プロセスの環境負荷とその除害方法 想定される副反応物の安全性 製品の安全性および安定性 発生廃棄物の再資源化 過去の類似労働災害 取り扱い上の安全性 など ライフサイクルアセスメント (LCA) プロセスの安全性 (爆発 ・ 火災危険性、健康障害) など 使用済み製品の環境影響 など 環境負荷と除害設備の能力 製造段階 400 25 労働災害防止施策 プロセスの地域に与える影響 1500 (プロセスの環境影響) プロセスの安全性 ばいじん排出量(トン) (健康障害、保安防災設備) 1200 コンプライアンス 地域対話 など コンプライアンス NOx排出量 SOⅹ排出量 機械の包括的な安全基準対応 900 変更管理 など 600 25 品質の確保 (工程確立、 製造管理、品質管理、 20 苦情発生防止) 15 変更管理 製造物責任対応 10 コンプライアンス など 5 0 300 販売・物流段階 0 漏えい等トラブル時の対応情報 '00 '05 (SDS、 イエローカード・ラベル) '06 物流の環境影響 など 火災発生等トラブル時の対応情報 '07 '08 '09 (SDS、 イエローカード、 容器イエローカード) コンプライアンス など 100 80 顧客への情報提供 (SDS、技術情報) 表示 顧客へ提供する情報の内容 (SDS、技術情報、表示) など 40 廃棄時の安全性、 リサイクル など 備考:システム、規程類 300 0 '00 '00 '05 '06 '07 '08 製品情報の提供 表示 消費者の要望・苦情対応 など 20 0 600 ばいじん排出量(トン) SOⅹ排出量 1200 900 製品取扱説明書整備 など NOx排出量 60 使用・廃棄段階 1500 '00 '05 '06 '07 '08 '09 ISO14001、労働安全衛生マネジメントシステム、環境安全マネジメント規程、 環境安全アセスメント規程、化学物質環境安全基準 など ISO9001、GMP、HACCP、 品質保証規程 など 協和発酵キリングループ CSRレポート2012 環境データブック 40 '09