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省配線制御システム R このマニュアルはUNI-WIRE SYSTEMの機能、動作および使用方法について 説明します。 システム設計や接続、設置など、ご使用になるときはこのマニュアルをよく お読みいただいて正しくお使いください。 本書の内容については正確な記述をなるように努めましたが、ご不審な点や お気づきの点がありましたら当社までご連絡ください。 このマニュアルについてのご注意 (1)本書の内容の一部または全部を当社からの事前の承諾をえることなく、無断で複写、複製、掲載 することは固くお断りします。 (2)本書の内容に関しては、製品改良のためお断りなく仕様などを変更することがありますのでご了承 ください。 保証について 本製品の保証は日本国内で使用する場合に限ります。 ■保証期間 納入品の保証期間は、ご注文主のご指定場所に納入後1年とします。 ■保証範囲 上記保証期間中に、本マニュアルまたは製品に添付された取扱説明書に従った製品使用範囲内の 正常な使用状態で故障が生じた場合は、その機器の故障部分の交換または修理を無償で行います。 ただし、つぎに該当する場合は、この保証範囲から除外させていただきます。 (1)需要者側の不適当な取り扱い、ならびに使用による場合。 (2)故障の原因が納入品以外の事由による場合。 (3)納入者以外の改造、または修理による場合。 (4)その他、天災、災害などで、納入者側の責にあらざる場合。 ここでいう保証は納入品単体の保証を意味するもので、納入品の故障により誘発される損害はご容赦 いただきます。 ■有償修理 保証期間後の調査、修理はすべて有償となります。また、保証期間中においても、上記保証範囲外の 理由による故障修理、故障原因調査は有償にてお受け致します。 ■部品交換についての注文または問い合わせ 交換部品の注文や製品の故障の問い合わせについては、下記の項目を販売店にお知らせください。 (1)型式番号 (2)製造番号 (3)不具合内容と接続図 i UNI-WIRE Wシリーズの特許は黒田精工株式会社が所有しています。 安全上の表示と記号 このマニュアルでは、ユニワイヤシステムを安全に使用していただくために、 注意事項を次のような表示と記号で示しています。 これらは、安全に関する重大な内容を記載していますので、よくお読みの上 必ずお守りください。 警告 誤った取り扱いをすると、死亡または 重傷を負う可能性が想定される場合を 示します。 注意 誤った取り扱いをすると、障害を負う 可能性および物的損害のみの発生が想定 される場合を示します。 警告 安全にお使いいただくために ■ ユニワイヤシステムの動作を開始する前に、必ずこのテクニカルマニュアルまたは機器添付の 取扱説明書をよく読んでください。 ■ユニワイヤシステムは上記のマニュアルや取扱説明書に定められた仕様や条件の範囲内で 使用してください。 ■ユニワイヤシステムは一般産業用です。安全用機器や事故防止システムなど、人命や自然破壊、 財産の保全に、より高い安全性が要求される用途、また車両制御や燃焼制御機器など、より高い 信頼性が要求される用途に対しては、必ずしも万全の機能を持つものではありません。 そのような場合には、必ず事前に弊社にご相談ください。 警告 ■ ユニワイヤシステム機器の設置や接続は、電気的知識のある技術者が 行ってください。 ■設置や交換作業の前には、必ずシステムの電源を切ってください。 ■ ユニワイヤシステム全体の配線や接続が完了しない状態で24V電源を入れないで ください。システムが誤動作することがあります。 注意 ■ユニワイヤシステム機器には24V安定化電流電源を使用してください。 ■ユニワイヤシステムは高いノイズ耐性を持っていますが、伝送ラインや入出力ケーブル には、高圧線や動力線を近づけないでください。 ■コネクタ内部に金属くずなどは入らないよう、特に配線作業時に注意してください。 ■誤配線は機器に損傷を与えることがあります。また、コネクタや電線がはずれないよう、 ケーブル長さや配置に配慮してください。 ■端子台により線を接続する場合、ハンダ処理をしないでください。ゆるみが生じ、接触 不良となることがあります。 ■ユニワイヤ伝送ラインは標準200mです。伝送ラインのうちの電源ラインは遠隔の ターミナルユニットでの消費電力により、電圧降下が大きくなることがあります。 その場合にはその部分にローカルな24V電源を接続し、電圧を確保してください。 ii APPLICATION --トロリー、ロータリコネクタなどを必要とする装置の省配線に最適!-- ロボット コントローラ 制御盤 PLC ロボット コントローラ ロボット コントローラ ロボット コントローラ UNI-WIRE 低周波で高効率伝送の強みを生かしトロリー レール、ロータリコネクタを経由した移動体との 通信が出来ます。 高い耐ノイズ性能、専用金属ケース仕様、等が 溶接ラインでの安定した制御を可能としています。 システム構成例 × × ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ MODE × × MONITOR D G 24V 0V 24V 0V LG センドユニット × × × × ユニコネクタ ●フリーな接続 ●フリーな伝送ケーブル T分岐方式 マルチドロップ方式 4心ケーブル(D,G,24V,0V) スレーブユニット スレーブユニット 入力ターミナル 出力ターミナル 出力ターミナル 入力ターミナル 出力ターミナル 入力ターミナル ツリー配線 出力ターミナル マルチドロップ方式 とT分岐との混在で ツリー状に配線 出力ターミナル 出力ターミナル スレーブユニット 入力ターミナル ●最大伝送距離 (総延長) ●最大接続ターミナル台数 1km 50台 マニホールド 入力ターミナル 出力ターミナル 入力ターミナル 入力ターミナル マニホールド iii 1. 仕様 2. 接続 1 ■H機能のシステム接続例 3 ■H機能なしのシステム接続例(120シリーズ保全用) 5 ■ターミナル間で入出力信号伝送を行う方法 6 ■トロリーダクトによる入出力信号伝送について 7 ■ループ配線による断線検知の方法 ■専用インターフェースとユニワイヤシステムとの接続 9 10 3. 安全設計 ■伝送ケーブルの配置 11 ■誘導雷のサージ対策 11 ■異常時対策回路 12 ■負荷軽減のお願い 13 ■伝送データをコードとして扱う場合 13 ■システム電源ON/OFF 13 ■摺動部接続 13 ■ファンイン・ファンアウト 13 ■異常時の出力保持 14 4. 電源容量 ■各ユニットの消費電流 15 ■電源容量の計算 17 5. 電源 ■電源選択 18 ■電源供給方法 18 ■電源ライン配線方法 19 ■伝送ケーブルの種類 20 6. 設置方法 ■設置環境条件 21 ■使用雰囲気 21 ■設置作業時の注意 21 ■端子結線 21 7. アドレス設定 ■アドレス設定 22 ■設定値とスイッチの関係 23 ■アドレス設定とID番号 24 ■特殊なアドレス設定 24 8. システム立上げ ■電源投入前の確認 25 ■H機能とサイジング 25 ■センドユニットSDW-H2表示機能 26 ■H機能システムの立上げ 27 ■H機能インターフェースユニットのシステムの立上げ 28 ■H機能なしのシステムの立上げ(120シリーズ保全用) 29 9. 保護診断機能 ■診断機能1 30 ■診断機能2 31 ■端末側ユニットの診断機能 32 10. 外形寸法図 ■ユニコネクタ 33 ■センドユニット UCW-32S/P SDW-H2 ■ターミナルユニット ■ユニワイヤマニホールド A05Eシリーズ 33 34 35 11. 端子配置図 ■センドユニット SDW-H2 36 ■入力ターミナル 36 ■出力ターミナル 37 1.仕様 ■仕様 ●一般仕様 ●伝送仕様 項 内 目 容 項 目 内 容 伝送方式 双方向時分割多重伝送方式 電源電圧 DC 24V +15% -10% 同期方式 ビット同期方式 使用周囲温度 0∼+50℃ 伝送手順 ユニワイヤ・プロトコル 保存温度 -20∼+70℃ 接続方式 マルチドロップ接続 使用周囲湿度 35∼85%RH 結露なきこと 接続台数 20台(PTW,STWによる構成の場合最大50台迄) 雰囲気 腐食性ガスがないこと 伝送速度 29.4kbps(H機能付、基本品) 耐振動 JIS C 0040 に準拠 28.5kbps(H機能なし、基本品) 耐衝撃 100m/s2 200m(最大1km)(総延長) 絶縁抵抗 外部端子と外箱間 20MΩ以上 耐電圧 外部端子と外箱間 AC1000V 1分間 耐ノイズ 1200 Vp-p (パルス幅1μs) 伝送距離 ●遅れ時間(ms):H機能付 伝送距離 点数 500m 200m 1km 32 1.8∼4.5 3.5∼8.8 6.7∼17.5 64 2.9∼6.7 5.4∼13.2 11.1∼26.2 96 4.0∼8.9 7.8∼17.5 15.4∼34.9 128 5.1∼11.0 10.0∼21.9 19.8∼43.6 256 9.4∼19.7 18.7∼39.3 37.2∼78.4 注1)上記数値はセンドユニットSDW-H2に接続したとき 注2) は、基本品(基本仕様)の遅れ ■仕様選択 ユニワイヤシステムWシリーズの各ユニットは、H機能の選択、さらにI/O点数や最大伝送距離の仕様が、 下記のように広く選択できるアプリケーション適合性を持っています。 ●H機能選択 機 H機能によるユニット分類 能 H機能付 H機能なし 汎用 分岐配線時の断線検知 できる できない --- 断線位置の表示 できる できない --- 端末部の電源断検知 構成により可能 できない SDW-H2などH機能付のコント ロールユニット の端末として使用すれば、断線位置検出など が可能となります。 分類の意味 120シリーズ対応品 --H機能の有無とは無関係に 使用できるユニットを示します。 ●点数/距離選択(最大点数/最大距離) 点数/距離によるユニット仕様分類 仕様 基本仕様(従来のC仕様) M仕様(S仕様*) Z58仕様(Z12仕様*) 入出力点数 256点 256点 256点 伝送距離(m) 200 500 1000 伝送速度(kbps) 29.4 14.7 7.35 [仕様選択] ☆ Wシリーズ カタログ 表示記号 ※ ○ 全仕様選択可能 入出力 256点・距離 200m/500m/1kmの、どの条件でも選択可能 一部仕様選択可能 基本仕様は確保、その他の仕様選択可能性についてはお問い合わせください 汎用 いずれの仕様に対しても仕様分類指定せずに使用可能です 注)1つのシステム内では異なる仕様のユニット混在して使用できません。 * は従来シリーズの128点時仕様名称となります。 1 1.仕様 ●ご注文時の型式表記 ●型式表記例 注)機種により例外があります STW-H 16T-Z58 PTW- 08T- M 基本型式 [基本分類] 共通仕様 H=H機能付 無印=H機能なし・汎用 機種分類 [基本型式内の機種分類] 仕様分類 1)点数/距離による仕様分類[下記の表参照] 2)お客様固有の個別仕様分類[-Z□□/-Y□□と表記] ●ユニコネクタ型式表記例 UCW-32S MI-M UCW-32P O 入出力仕様 S=入力、P=出力 対応PLC記号 下記参照 仕様分類 1)点数/距離による仕様分類[下記の表参照] 2)お客様固有の個別仕様分類[-Z□□/-Y□□と表記] <最大点数/最大距離の仕様分類記号> 仕様分類記号 M仕様 Z58仕様 なし -M -Z58 <ユニコネクタ−対応PLC記号> 記号□□ MI O XL CA PLCメーカ 対応PLC入力モジュール QX41,QX41-S1 QX-42,QX-42-S1 QH42P(入力) 三菱電機(株) AX42,AH42(X側) A1SX41 A1SX42 A1SH42(F側) C500-ID219 C200H-ID216 オムロン(株) C200H-ID217 CQM1-ID213 横河電機(株) ST-6(ST-5) *1 24V形入力モジュール*2 各社PLC (バラ線対応) <ユニコネクタの構成例> 対応PLC出力モジュール QY41 QY-42 QH42P(出力) AY42,AH42(Y側) A1SY41 A1SY42 A1SH42(L側) C500-OD213 C200H-OD218 C200H-OD219 CQM1-OD213 ST-7(ST-5) *1 24V形出力モジュール*2 (バラ線対応) PLC ユニコネクタ UCW-32S UCW-32P センド ケーブル センドユニット SDW-H2 MONITOR 一般ユニット 基本仕様 SET R R R R T T T T ユニコネクタ ケーブル エンドコネクタ CN-ED UNIT ADDRESS UNITS ON-LINE ユニワイヤ機器群 DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 *1 ユニコネクタアダプタUA-XLを使用して接続 *2 ケーブルアダプタCA-32およびPLCケーブルを使用して接続 ER1 ER2 24V DC電源 0V SEND ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V RUN POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V 伝送ケーブル (キャブタイヤケーブル) 2 2.接続 2.接続 ユニワイヤシステムの各ユニットの接続に関する注意事項や、接続構成例にしたがってまとめました。 システム機能を十分に発揮し、安定的に運用するために、遵守をお願い致します。 H機能のシステム接続例 STW-H**T PTW-H**T PLC STW-H**T ADDRESS 2 4 8 16 32 64 128 B POW SEND 0 1 2 3 4 5 6 ADDRESS 7 2 4 8 16 32 64 128 B 3 4 5 6 7 ON UNI-WIRE T 注意 ユニコネクタ (UCW-32S) R ADDRESS 2 4 8 16 32 64 128 B 0 1 2 3 4 5 6 7 T 0V D G L L L L L L L L なお、ターミナル機種によりファンインが異なる 場合がありますので、必ず各ターミナル取扱説明書 にてご確認ください。 ご不明な点は、弊社にお問い合わせください。 [R]側コネクタ センドケーブル (HKCN-05) リレー、ソレノイドなど ON-LINE UNIT ADDRESS UNITS DC電源 L STV-H**T PTV-H**T では、 ターミナルを20台まで接続できます。 (ファンイン1.0) × × × × × × × × × × ユニコネクタ (UCW-32S) SET L L × × × × × × × × × × [T]側コネクタ MONITOR POW SEND UNI-WIRE ユニコネクタ ケーブル (CND-05-□) センドユニット SDW-H2 L L センドユニット(ファンアウト20)に対し、 STW-H**T PTW-H**T では、 ターミナルを50台まで接続できます。 (ファンイン0.4) PTW-H**T ON エンドコネクタ CN-ED L L リレー、ソレノイドなど 3線式 [R]側コネクタ ユニコネクタケーブル CND-05 使用電源電圧: DC24V +15%∼ -10% (21.6∼27.6V) 許容電圧変動: リップル 0.5Vp-p L D G R 安定化電源を使用 してください。 7 G D [T]側コネクタ T 6 有/無接点センサなど D G T 接点式 5 24V 0V 24V 2線式 エンドコネクタ (CN-ED) 4 × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × この場合ユニット間 の接続はD-Gの信号 2線のみとなります。 3 × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × ローカルDC電源 (24V) D G R ユニコネクタ UCW-32S UCW-32P T 0V 0V 24V R 0V 2 0V R × × × × × × × × × × 24V R × × × × × × × × × × 1 T センドケーブル HKCN-05 ユニコネクタ間の接続は 「T 」コネクタから「R」コネ クタへユニコネクタケーブ ルを使って接続してくださ い。誤接続はユニコネクタ の故障の原因となります。 遠隔部分での電源電圧 降下には図のような ローカル電源方式を 考慮してください。 0 UNI-WIRE 0V 2 D G 1 24V 0 0V POW SEND UNI-WIRE 24V 注意 2 4 8 16 32 64 128 B POW SEND ON ON ADDRESS DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 ER3 SEND ER4 ER5 RUN SIZE STW-H**T PTW-H**T POW 32 64 128 256 24V Xc D FG 0V Xa G 0V ADDRESS PTW-H**T 2 4 8 16 32 64 128 B POW SEND 0 1 2 3 4 5 6 ADDRESS 7 2 4 8 16 32 64 128 B 2 4 8 16 32 64 128 B POW SEND 0 1 2 3 4 5 6 0 1 2 3 4 5 6 7 UNI-WIRE UNI-WIRE ADDRESS POW SEND ON ON 7 ON UNI-WIRE × × × × × × × × × 0V L リレー、ソレノイドなど L L L L L L L 24V 2線式 リレー、ソレノイドなど D G 24V 0V 注意 電源電圧の立ち上がりが 遅いとSDW-H2でのシス テムの初期化が正常に 行われず、正常に動作し ない場合があります。 電源投入後、50ms以内 で規定電圧に達する電源 を使用してください。 端子配置 SDW-H2 6 24V 7 Xc 0V 8 D Xa 1 9 FG G 2 0V 3 4 注) Xc,Xaは正常時のONの RUN接点出力です。 注意 ●FG端子 24V電源ラインのノイズフィルタ中性点です。 ノイズがある場合、D種接地(第三種接地)に 接続してください。 インピーダンスの高い接地を使用するとノイズ が進入し、逆効果となる場合がありますので、 必ず低インピーダンスの接地を使用してください。 また、動力用アース等とは一緒にしないでください。 接点式 3線式 有/無接点センサなど 0V L L D G L L 伝送ラインはVCTF 0.5mm2以上をご使用 ください。 伝送障害の原因と なります。 24V L L 0V D G L 0V 注意 L D G 24V 0V 24V 伝送ケーブル (キャブタイヤケーブル) 0V 0V × × × × × × × × × × D G × 24V DG 3 × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × 24V 0V × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × AC 伝送ラインには高圧線 や動力線を近づけないで ください。 注意 接続するターミナルは必ずSDW-H2と 同じ伝送速度の物を使用してください。 仕様が異なると伝送異常の原因となります。 ご不明な点は弊社にお問い合わせください。 この図はH機能のシステムの正しい接続方法と接続上の注意を示した接続例であり、 ユーザのアプリケーションに最適な構成ではありませんのでご注意ください。 H機能付機器とH機能なし機器との混在接続については可能ですが、接続方法につ いては別途ご相談ください。 4 2.接続 H機能なしのシステム接続例(120シリーズ保全用) PLC 注意 ユニコネクタ間の接続は「T 」コネクタから「R」コネクタへ ユニコネクタケーブルを使って接続してください。 誤接続はユニコネクタの故障の原因となります。 センドケーブル HKCN-05 注意 エンドコネクタ CN-ED ユニコネクタケーブル CND-05 ○ R R R R UCW-32 T T T T SD-120 安定化電源を使用 してください。 使用電源電圧: DC24V +15%∼ -10% (21.6∼27.6V) 許容電圧変動: リップル 0.5Vp-p 注意 接続するターミナルは必ずSD-120 と同じ伝送速度の物を使用してくだ さい。仕様が異なると伝送異常の 原因となります。ご不明な点は 弊社にお問い合わせください。 × R R R R UCW-32 T T T T ・R→Tの接続順が誤って います。 ・エンドコネクタ CN-EDが接続されて いません。 SD-120 PTW-**T ADDRESS DC電源 2 4 8 16 32 64 128 B POW SEND 0 1 2 3 4 5 6 7 ON センドユニット SD-120 伝送ラインには高圧線 や動力線を近づけない でください。 注意 UNI-WIRE × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × ER3 ER4 ER5 RUN 64 96 128 POWER 伝送ケーブル (キャブタイヤケーブル) 24V 0V D G 24V 0V L D G AC L L L L L L L 0V SD-120 24V ER1 ER2 SEND 32 リレー、ソレノイドなど 注意 ON ADDRESS UNI-WIRE POW SEND 0 1 2 3 4 5 6 0V 7 有/無接点センサなど この図はH機能なしのシステムの正しい接続方法と接続上の注意を示した接続例であり、 ユーザのアプリケーションに最適な構成ではありませんのでご注意ください。 5 2 4 8 16 32 64 128 B 0V × × × × × × × × × 0V 24V 注意 H機能なしのシステム では伝送ラインの終端 にエンドユニット ED-120を接続します。 伝送ラインを分岐した 場合は断線検知が正常 に機能しません。 × 0V × × × × × × × × × × D G 24V STV-**T PTV-**T では、 ターミナルを20台まで接続できます。 (ファンイン1.0) なお、ターミナル機種によりファンインが 異なる場合がありますので、必ず各ターミ ナル取扱説明書にてご確認ください。 ご不明な点は、弊社にお問い合わせください。 STW-**T D G 24V 0V センドユニット(ファンアウト20)に対し、 STW-**T PTW-**T では、 ターミナルを50台まで接続できます。 (ファンイン0.4) 伝送ラインはVCTF 0.5mm2以上をご使用 ください。 伝送障害の原因と なります。 2.接続 ターミナル間で入出力信号伝送を行う方法 PLC、パソコン等制御機器の入出力信号伝送に加え、入力・出力ターミナル間同士での信号伝送を行うことができます。 MONITOR センドユニット SDW-H2-Z** DC24V 電源 (**は下記表を参照) SET ON-LINE UNIT ADDRESS UNITS DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 ER3 SEND ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V RUN センドユニット1台に対し ターミナル合計20台まで 接続できます。 POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V STW-H16T [入力] アドレス=64 PTW-H08T [出力] アドレス=0 Bスイッチ:ON セカンドID:ON PTW-H16T[出力] アドレス=64 STW-H04T[入力] アドレス=0 Bスイッチ:ON セカンドID:ON ・ターミナル間通信のみ使用の場合はユニコネクタは不要となります。 ・PLCと接続構成し、さらにその構成したターミナル間の通信も可能です。 ●制御点数および伝送距離により -Z以下の番号を下記のように指定してください 点数 64点 128点 256点 200m Z171 Z173 Z226 500m Z175 Z177 Z227 1km Z179 Z181 Z228 距離 注1 :Z番号に応じた改造は、工場出荷時設定となります。 注2 :ターミナル間通信でご使用の場合、64点とは入力 64点/出力 64点を示します。 6 2.接続 トロリーダクトによる入出力信号伝送について トロリーライン ユニワイヤ 昇圧ユニット マスタユニット DC24V A115T-T1 DC100V (Z58仕様) 降圧ユニット A115T-R1 DC24V ユニワイヤ 機器 (Z58仕様) 降圧ユニット A115T-R1 DC24V ユニワイヤ 機器 (Z58仕様) ユニワイヤWシリーズとトロリー専用ユニットを使用 することで、「省配線+移動装置上の機器制御」を 実現することができます。 移動装置に接続しているケーブルの断線防止、 電線の接続ができないループ状軌道にある移動体 の制御などが可能になります。 ■ トロリーダクトでのご使用上の注意 ① 推奨する型式 ④ 保全 松下電工にて販売のハイトロリールまたはハイトロリールのよ うに導体間に背の高い絶縁版が取付けられている型式が望 ましいです。ハイトロリールの場合、絶縁不良によるユニワイ ヤシステムの破損例が少ないようです。 集電子はタンデム型をご使用ください。集電部の離線発生 率が低下します。 ② 信号接続について 配線接続については接続順序を以下のようにすることをお 奨めします。 6極として空のレールを間に 入れることをご検討ください(絶縁対策) 200V 設置線 導体(6極) ハイトロリール G 動力用200V 3相 D ユニワイヤ用D,G信号 G信号と200V3相設置線とが隣接するように接続願います。 導体間で絶縁不良が発生した場合、ユニワイヤシステムが 200Vにより破壊されることを防止できる場合もあります。 ユニワイヤ用ラインは、D,Gラインのみとし、DC24Vラインは 設置せずローカル電源方式で供給してください。 ③ 設置 ・ トロリーレールの取り付けは②のような方向または垂直方向 とし、導体部分への粉塵の堆積が無きよう配慮ください。 ・ トロリーレール取付支柱の間隔、強度等移動体による歪み はできるだけ抑えるよう設置してください。移動による振動で 離線が発生します。 ・ トロリーダクト設置場所には、生物(鼠、蛙、昆虫)等が入り込 まないよう配慮ください。絶縁不良によりユニワイヤシステム が破損します。 7 ・ 導体は常に保全をし、導通不良、磨耗した集電子の導体紛 堆積による絶縁不良等が発生しないように注意してくださ い。また、経年変化によるトロリーレールの歪み、変形等に ついても定期的な点検をお奨めします。 ・ 長期間運転休止後は、導体表面上の酸化皮膜形成、導体 (トロリーレール)の歪み等についても点検、調整をお願いし ます。導体抵抗値は5Ω(2.0mm2のケーブルで1kmは約10 Ω)を超えないよう管理をお願いします。 ・ 導通不良が発生した場合は、ユニワイヤシステムは出力保 持のままとなり、正常動作ができなくなります。離線等による 伝送ラインの瞬断の場合は、一時的にシステムは保持となり ますが導通復帰後は自動的に正常動作に戻ります。絶縁 不良が発生した場合は、ユニワイヤ機器に200Vが流れ込 み機器が破損します。導通不良が発生した場合、断線検知 機能が働き信号を出力します。作業者に対する安全確保の ため、ハードウェアによるインターロック回路等の検討をお 奨めします。 ⑤ ノイズ対策 ・ A115T-T1/R1 は耐ノイズ性能をターミナルユニット内フィル タ回路にて改善させてありますが限界はあります。 トロリーダクト使用にあたっては、ダクト部分全長は可能な限 り短くし(最大50m の実績)、ケーブル部分はシールドとして ください。また誘導負荷等にはサージキラー、ノイズフィルタ を取り付け、ノイズパルスの発生をできるだけ防止してくださ い。 ・ ノイズ源となりやすい動力用ケーブルと距離を取る、同じダ クトを通る動力ケーブルと結線しない等ノイズマージンを大 きくしてご使用になることをお奨めします。 ・ ノイズの影響によりSDW-H2-Z58のER3,ER4が瞬時点灯を 繰り返す場合、時々出力リレーがONしてしまう場合等は、ユ ニワイヤ伝送ライン用ノイズフィルタAT1の接続検討くださ い。ノイズレベルによっては改善される場合があります。 2.接続 トロリーダクトによる入出力信号伝送について ■ 離線の原因 完全に防止できない問題として・・・・・走行中の離線 離線といってもμsオーダーの時間であっても問題となります。通常の電源供給では問題ありませんが、信号伝送で問 題となります。電源供給が問題となるような場合は、見た目でもわかりますが瞬時の離線は容易に確認できません。従 って部品選定段階で注意が必要です。 (1)異物の噛み込み 単純導通不良になる ⇒ 除去すれば復帰 (2)酸化性皮膜 腐食性ガスの雰囲気、長時間使用せず放置した場合 ⇒ 高電圧による皮膜破壊、ペーパ研磨 (3)集電アームの導電体への追従性 高速移動による集電子の凹凸追従性 ⇒ レール取付の平坦度に注意 (4)集電アームの移動摩擦抵抗による機械的共振 集電子部分の構造が関係、移動速度との共振もある 《補助説明》 松下電工では下記の2種の方式があります。 ハイトロリール方式 トロリーダクト方式 集電子のレール面に対する追従性が高い。レール面 に対する追従性はばねとリンク、アームによる機構を 利用し追従。動摩擦、静摩擦の差なくレール面に追従 が可能。 拒形断面形状の保持ケース筒と棒状の集電子とコイル ばねからなる。移動により集電子は保持ケース内で出 入りするが、レールとの摩擦により筒内で集電子は傾 けられ筒内面と擦りあいながらレール面に追従する。 集電子と保持ケースは静摩擦、動摩擦を繰り返し振動、 離線を起こす結果となる。 高摩擦 低摩擦 (5)トロリーレールを支持している構造体の機械的共振 レール全体が支持点を節に 弓状に微振動を発生する ⇒ 支持スパンをできるだけ短めにし、固有振動が 低周波領域とならないようにする 《補助説明》 レール支持間隔が長い場合、レールとそれを支持して いる梁全体がたわみ振動を発生する場合があります。 費用との兼ね合いになりますが実績では1m∼2mの 間隔であれば問題ないようです。 振動方向 ■ A115T-T1/R1の設定場所 ・A115-T1(昇圧ユニット)はレール近傍 に分電盤を設け設置し配線を行ってください。 ・A115-R1(降圧ユニット)は移動体上に 設置してください。 A115T D,Gライン 高圧ライン 8 2.接続 ループ配線による断線検知の方法 LOKW-01を使用しループ配線を行うことで断線発生時にシステムを停止することなく(SDW-H2のエラー接点を開にしない)断線 を検知することができます。検知は各ターミナルのID信号を利用しています。 ループ配線断線 検知ユニット LOKW-01 × SET CONNECT S.W. OFF ON DISPLAY SEND UNIT POWER SDW-H2 ER1 ER2 ER3 ER4 ER5 ERR RUN LOOP UNIT SEND SIZE 32 24V 0V LOKW-01 POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V 24V D G 注意 注意 必ずSDW-H2と同じ伝送 速度に設定してください。 (Z58の場合、D,E OFF) 仕様が異なると伝送異常 の原因となります。 RESET S.W. UNIT ADDRESS UNITS ON-LINE DC24V 電源 MONITOR × センドユニット SDW-H2 ERR 0V センドユニット1台に対し ターミナル合計20台まで 接続できます。 LOKW-01は6台として 扱ってください。 D1 0V G1 アドレス=16 アドレス=128 アドレス=8 アドレス=136 A区間 LOKW-01電源と SDW-H2電源は 必ず共通にして ください。 ×B区間 C区間 ■ 基本動作 ・ LOKW-01は、ループ配線でのユニワイヤシステム伝送ラインを監視し、伝送ラインの断線を検出するユニットです。 各ターミナルのID応答信号を利用しています。(使用に当たっては、必ずサイジング操作が必要です。サイジング操 作についてはSDW-H2の取扱説明書をご参照ください。) LOKW-01のD1、G1端子にてID応答信号の有無を確認、検知を行っています。 ・ 24V-0V端子に電源が供給されると、電源供給表示POWERが点灯します。 ■ 動作例 ・ ×箇所に断線が発生した場合、LOKW-01のD1、G1端子にターミナルID「136」「8」の応答信号が到達しなくなり、断 線検出表示ERR点灯します。 また、断線検出出力端子ERR-0V間がONしますので、断線フラグとして使用できます。 ・ この時、SDW-H2では断線と認識されないので、ER4は点灯せず、RUN接点もOFFになりません。 I/O動作も継続します。 ・ メンテナンスの際、LOKW-01のD、Gラインループ解除スイッチCONNECT S.W.をOFFにし、SDW-H2でエラーIDを モニタすると「16」「128」のID応答が到達していないことがわかります。 このことより、ターミナルID(=アドレス)「128」「136」の間を境に応答の有無が分かれていることが分かります。 結果としてB区間に断線が発生したことがわかりますので、この間を調査してください。 ・ 断線状態を解消しERR検出リセットスイッチRESET S.W.を押せば、ERRのラッチ状態を解除できます。 9 2.接続 専用インターフェースとユニワイヤシステムとの接続 (詳細については各インターフェースユニットの取扱説明書を参照してください。) PLCなど上位のコントローラとユニワイヤシステムの接続方法には、前述 のPLCのI/Oユニットのコネクタに接続する方法(ユニコネクタ使用)と、上位 コントローラのスロットに装着する専用インターフェースユニット方式があり ます。 インターフェースユニットには、各社のコントローラに接続できる多くのユニ ットが用意されています。これらのインターフェースユニットには、ユニコネ クタとセンドユニットの機能が入っています。右に接続可能なコントローラの 種類を示します。 ●PLCインターフェース 横河電機㈱製PLC ㈱東芝製PLC ㈱オムロン製PLC ㈱日立産機システム製PLC ●ISAバスインターフェース ●PCIバスインターフェース インターフェースユニット ●ゲートウェイ (PLC用) DeviceNet 15 14 13 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 CC-Link D SEN POW B 64 DR 32 AD 128 ES S B 128 AL MIN TER 6T H1 SOR WSEN ST 2 4 8 16 DR 32 2 4 8 16 AD AL MIN TER 6T H1 SOR WSEN ST 64 ES S POW SEN D PLC 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ターミナルユニット ON ON (プログラマブルコントローラ) ユニワイヤ伝送ライン ■専用インターフェースの接続例 PLC PLCスロットへ 装着 インターフェース ユニット ターミナルユニット 2 4 8 16 32 64 128 B POW SEND 0 1 2 3 4 5 6 7 ON G 012 8 9 AB ADDRESS MODE CDEF UNI-WIRE × 34 567 SET × × × × × × × × × × × × × × × × × × × G 0V 端子台 コネクタ 24V 0V L D G 24V D G 24V 0V 24V 0V L L L L L L L 0V D 24V 伝送ケーブル (キャブタイヤケーブル) POWER リレー、ソレノイドなど FG DC電源 UNIWIRE SYSTEM AC 10 3.安全設計 ユニワイヤシステムは実績に基づいた、シンプルで耐ノイズ性の高いシステムですが、万一の故障や 事故のため、以下の安全設計をお願いします。 伝送ケーブルの配置 ■高圧線からの分離 伝送ケーブルは、できるだけ高圧ケーブル、動力ケーブルと離してください。 ノイズマージンはケーブル間距離の二乗に比例して増加します。 ●ダクト配線の推奨方法 高圧ケーブル ラック(ダクト)内の配置の推奨方法 動力ケーブル 高圧線 高周波ケーブル 注意 動力線 制御線 ユニワイヤ 伝送ケーブル 間隔を離して設置 導電板 ユニワイヤ伝送ケーブル 第3種接地 ■クロストーク防止 ユニワイヤ伝送ケーブルは1系統1本としてください。複数の系統を多芯のケーブルでまとめて配線すると、 クロストークにより、誤動作の原因になります。 ユニコネクタ R センドユニット 複数系統の多芯ケーブル 1本化禁止 SET ON-LINE UNIT ADDRESS UNITS DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 SEND T 注意 T T T ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V センドユニット MONITOR R SET UNIT ADDRESS UNITS ON-LINE R MONITOR R DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 RUN ER1 ER2 POW SEND 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V 独立した 伝送ケーブル とする ユニコネクタ R R センドユニット SET MONITOR R MONITOR R DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 T T DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 SEND T SET UNIT ADDRESS UNITS ON-LINE ON-LINE UNIT ADDRESS UNITS T ケーブル RUN POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V RUN ER1 ER2 POW SEND 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V ケーブル RUN POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V センドユニット 誘導雷のサージ対策 屋外に伝送ケーブルを置かれる場合など、誘導雷によるサージがのる可能性があります。下に示す避雷器の使用をお奨めします。 電源部についても屋外設置の場合は同様に配慮をお願いします。 ●避雷器選定条件 主制御盤 端末制御盤 センサ、リレーなど コントローラ (PLCなど) 雷サージ ユニワイヤシステム コントロールユニット D G 避雷器 11 定格電圧 定格電流 動作開始電圧 内部抵抗 静電容量 ユニワイヤシステム 端末ユニット 伝送ケーブル 避雷器を入れてください D G 避雷器 メーカ 名称 用途 型式 DC 24V 以上 200 mA 以上 30 V以上 10 Ω 以下 0.1 μF 以下 推奨避雷器例 横河電機㈱ アレスタ DC24V用 AR1-B2 3.安全設計 お客様のシステムに対応した、異常時の対策回路を設けてください。 異常時対策回路 ■RUN接点の利用(下図参照) ・ ユニワイヤシステムの伝送異常時、センドユニット内で動作す るRUN接点を設けてあります。この接点は正常時閉、異常時 開となります。 (異常検出時から接点動作まで数10msです。) ・異常時にトランジスタ出力ターミナルユニットの負荷電源のみ を遮断する場合、次の結線を行ってください。 ●負荷遮断の考え方 PTW-H**T (出力ターミナル) ADDRESS MONITOR 2 4 8 16 32 64 128 B POW SEND 0 1 2 3 4 5 6 7 ON UNI-WIRE SET ON-LINE UNIT ADDRESS UNITS × DISPLAY SDW-H2 [右図参照] 1)24VとRUN接点(Xa-Xc)と接続、異常時に断となる24V電源 24Pを作る。 2)出力ターミナルのショートピースを外す。 3) 無電圧となったCOM端子に24Pを接続。 (この場合、ユニットにより短絡保護が無効となる機種があり ますのでご相談ください。) ER1 ER2 SEND ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V × × × × × × × × × × × × × × × × × × × SEND UNIT RUN POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V D 負荷 G 0V 24V Xa DC24V 電源 24P Xc ・RUN接点による異常対策回路は、負荷電源の遮断を行う回路としてください。 H機能のターミナルユニットの制御電源をRUN接点で切る回路構成は、ユニワイヤシステムの起動ができません。 注意 ・RUN接点だけで制御を行った場合、負荷遮断はすべてのエラー発生により遮断をします。また、エラー自動解除に より負荷要電源供給が自動的に開始しますのでご注意ください。 ・負荷遮断回路1 RUN接点の開閉容量 だけでは、負荷を 遮断できないとき DC24V 電源 注意 24V ・負荷遮断回路2 DC24V 制御電源 注意 0V 24V エンドユニット センドユニットのRUN 接点は開閉容量が1Aで す。1Aを超える場合は 別回路で遮断を考慮し てください。 Xa RUN接点 Xc 出力ターミナル出力回路 24V 内 部 回 路 COM 24P ショートピース を取り外す リレー回路を連続する と遮断するまでに遅れ が生じます。遅れ時間 に配慮してください。 制御用電源以外に、 負荷用電源を設け、別 に設けた遮断用リレー で負荷を遮断する方法 Xa RUN接点 Xc 0V DC24V 負荷用電源 24V × 出力ターミナル出力回路 COM L OUT 0V エンドユニット 0V 24V リレー、ソレノイドなど 内 部 回 路 0V 負荷遮断 リレー COM 24P COM L OUT リレー、ソレノイドなど 0V ■インターロック ユニワイヤシステムの故障や異常動作による伝送不能の状態を 考慮し、インターロック、非常停止系ラインの構成はユニワイヤ システム外に行ってください。 注意 インターロック、非常停止系 ラインの構成はユニワイヤ システム外に行ってください。 12 3.安全設計 お客様のシステムに対応した、異常時の対策回路を設けてください。 負荷軽減のお願い 注意 ユニワイヤシステムの各ユニットの説明ページに 明記してあるディレーティング条件を考慮してく ださい。 条件の範囲外での使用の場合、各ユニットケース 内の発熱により、誤動作の可能性があります。 センサなどの入力機器、あるいはリレー、ソレノイドなどの出 力機器が、ユニワイヤターミナルユニットに負荷として接続さ れるとき、発熱による誤動作を避けるため、負荷の軽減(ディ レーティング)を考慮してくださるようお願いします。 各製品の説明のページで、同時にONできる最大点数、また はデューティー比とON時間の関係、またはON点数と負荷電 流の関係を示した表、またはグラフを示しています。 これらの使用条件は、ユニワイヤシステムの一般仕様に示さ れている各条件(下の表)での値です。ただし、電源電圧は DC24V +15%、周囲温度は最大の+55℃での条件です。 記載されたディレーティング条件の範囲外での使用について は、当社へお問い合わせください。 ■一般仕様 項 目 電源電圧 使用周囲温度 保存温度 使用周囲湿度 雰囲気 耐振動 耐衝撃 絶縁抵抗 耐電圧 耐ノイズ 仕 様 DC24V +15% -10% 0~ +50℃ -20~+70℃ 結露なきこと 35~85%RH 腐食性ガスがないこと JIS C 0040 に準拠 100m/s2 外部端子と外箱間 20MΩ以上 外部端子と外箱間 AC1000V 1分間 1200Vp-p(パルス幅1μs) 伝送データをコードとして扱う場合 1)出力の場合、出力ユニット(パワーターミナル)側ではアドレ スの若い出力点順に約34μsごとにデータ更新がなされ ていきます。出力ターミナルの端子出力をコードデータと して読み込む場合、データ更新がコード途中までのタイミ ングで読み込めば、正しいコードとならないことがあります 。最後のアドレスにストローブ用のビットを作って、データ 確立を端末に伝送する方法などで対処してください。 2)入力の場合、ユニコネクタ側では32点単位同時にデータ 更新をしますが、二重照合をビットごとに行い、誤りビット 発生時にそのビットのみのデータ更新はなされません。し たがって、コードを伝送データとした時コードデータの保 証はできません。 注意 13 ユニワイヤシステムの各ユニットはビット単位の 入出力でシリアル信号に変換します。 コードデータをユニワイヤ信号として送受信する 場合、一連のコードとしての保証はできません。 システム電源ON/OFF ■電源投入順 上位コントローラ(PLC)とユニワイヤシステムの電源投入順に より誤動作が起こることがあります。 電源はPLCが先か、ユニワイヤ機器と同時に入れるようにし てください。 PLC OFF ユニワイヤ システム機器 OFF 1 ON OFF 2 ON ON ■電源遮断順 ユニワイヤシステムの電源がONの状態で、上位PLCの電源 が切られると、動作不良が起きる可能性があります。ユニワイ ヤシステムを先に切るか、同時OFFとしてください。 PLC ON ユニワイヤ システム機器 ON 1 ON OFF 2 OFF OFF 摺動部接続 注意 瞬間的に伝送ラインの信号が途切れたり、電気 抵抗が大きくなった場合、ユニワイヤシステム の動作保証はできません。 トロリーなどにユニワイヤシステムを利用する場合、その摺動 部分には一瞬でも伝送ラインがはずれないようにダブル摺動 構造などで、対応してください。 ファンイン・ファンアウト ユニワイヤシステム機器の接続台数は、各機器のファンイン により決まります。各接続機器のファンインの総合計がファン アウト数 20 を超えないよう選定ください。 ●ユニワイヤシステムのファンアウト センドユニット(またはインターフェースユニット)のファンアウト=20 ●ユニワイヤシステムのファンイン 名称 型式 ファンイン 端子台ターミナル STW-H□□T PTW-H□□T 0.4 コンパクトターミナル C1SW-H□□FP C1PW-H□□P 0.4 ミニターミナル N3□W-H04 0.3 トロリー専用バッファユニット A115T-□1 1 名称 型式 ファンイン スパッタ対応ターミナル A117□B-08T-7 A117□B-16T-7 1 ループ配線断線検知ユニット LOKW-01 1 ユニワイヤマニホールド DHS-A05E DHX-A05E 6 3.安全設計 異常時の出力保持 出力ターミナルユニットの伝送異常時の出力状態は下記のようになります。 ■伝送異常時の出力選択 伝送制御に異常が発生しクロックが停止したとき、出力ターミナルユニットの各点の出力は下記のよう にいずれかの状態に設定ができます。設定は出力ターミナルPTW-H**TのディップスイッチBによって行 います。 ディップスイッチB OFF ON 設 定 ホールド(出力保持) リセット(強制的OFF) 伝送異常時の出力信号 直前の状態を保持 強制的にOFFとする 14 4.電源容量 各ユニットの消費電流 システムの各ユニットの消費電流を考慮して、DC24V安定化電源の容量を算定します。 下記の消費電流表を参考にして電源容量を計算してください。計算例も示してありますので参考にしてください。 名 称 ユニコネクタ 型 式 UCW-32ⅡS UCW-32ⅡP センドユニット SDW-H2 エンドユニット ED-120 PLCインターフェース F3SVH64A AFSR01 AF611 AF611A21 AFCJ01 EH-UKW REM-UKMH ISAバスインターフェース XT-HUW AI48-01 PCIバスインターフェース AP48-01 AG42-C1 AG42-C1Y17 AG42-D1 端子台ターミナル STW-H04T ∼入力ターミナル∼ STW-H08T STW-H16T STW-H32T STW-H04T-1 STW-H08T-1 STW-H16T-1 STW-H32T-1 STWD-H08T STWD-H16T STWD-H08T-1 STWD-H16T-1 STW-04T STW-08T STW-16T STW-32T STW-04T-1 STW-08T-1 STW-16T-1 STW-32T-1 STWD-08T STWD-16T STWD-08T-1 STWD-16T-1 端子台ターミナル PTW-H04T ∼出力ターミナル∼ PTW-H08T PTW-H16T PTW-H32T 注1) 注2) 注3) 注4) 注5) 15 消費電流(mA) 全点ON時 83 83 45 0 200 200 200 200 200 200 200 200 500 500 300 300 400 71 129 233 417 71 129 233 417 129 233 129 233 71 129 233 417 71 129 233 417 129 233 129 233 33 42 58 100 名 称 コンパクトターミナル ∼入力ターミナル∼ コンパクトターミナル ∼出力ターミナル∼ 型 式 PTW-H04T-1 PTW-H08T-1 PTW-H16T-1 PTW-H32T-1 PTW-H04R PTW-H08R PTW-H04R-1 PTW-H08R-1 PKM-H16R PTW-H04RS PTW-H08RS PTW-H16RS PTW-H04RS-1 PTW-H08RS-1 PTW-H16RS-1 PTW-04T PTW-08T PTW-16T PTW-32T PTW-04T-1 PTW-08T-1 PTW-16T-1 PTW-32T-1 PTW-04R PTW-08R PTW-04R-1 PTW-08R-1 PKM-16R PTW-04RS PTW-08RS PTW-16RS PTW-04RS-1 PTW-08RS-1 PTW-16RS-1 C1SW-H08FP C1SW-H08FP-1 C1SW-H08FP-2 C1SW-H16FP-2 C1PW-H08P C1PW-H08P-1 C1PW-H08P-2 C1PW-H16P-2 消費電流(mA) 全点ON時 33 42 58 100 83 121 83 121 221 83 121 238 83 121 238 33 42 58 100 33 42 58 100 83 121 83 121 221 83 121 238 83 121 238 129 129 129 129 38 38 38 38 各数値はそのユニット単独での消費電流を示します。そのユニットに接続されるセンサやリレーなどの消費電流は含みません。 全点ON時の数値はそのユニット単独の最大消費電流を示します。 総合の必要電源容量としては上記以外に3線式センサ、出力負荷など24V電源を必要とするものを計算に入れてください。 各数値は電源選択上の容量計算の目安となるもので、必ずしも各ユニット付属の取扱説明書記載の値とは一致しません。 SDW-H2はユニコネクタの消費電流を含んでいません。 4.電源容量 各ユニットの消費電流 名 称 アナログユニット ミニターミナル トロリー専用 バッファユニット スパッタ対応型 ターミナル ユニワイヤマニホールド 電磁弁 注1) 注2) 注3) 注4) 注5) 消費電流(mA) 全点ON時 125 AAX-H13-14AV1 125 AAX-H13-14V3 163 AXW-HJ4A1 163 AXW-HJ8A1 163 AXW-HJ4A2 163 AXW-HJ8A2 163 AXW-HJ4V1 163 AXW-HJ8V1 163 AXW-HJ4V2 163 AXW-HJ8V2 163 AXW-HJ4V3 163 AXW-HJ8V3 230 AYW-HJ4A1 270 AYW-HJ8A1 230 AYW-HJ4A2 270 AYW-HJ8A2 163 AYW-HJ4V1 163 AYW-HJ8V1 163 AYW-HJ4V2 163 AYW-HJ8V2 163 AYW-HJ4V3 163 AYW-HJ8V3 33 N3SW-H04 71 N3PW-H04 50 N3XW-H04 63 A115T-T1 84 A115T-R1 130 A117SB-08T-7 234 A117SB-16T-7 42 A117PB-08T-7 59 A117PB-16T-7 230 A117XB-1608T-7 1040 DHS-A05E 1040 DHX-A05E 1040 DTS-A05E 1040 DTX-A05E 50 A05ES25 50 A05ES25 50 A05ES25 50 A05ES25 50 A05ES25 50 A05ES25X 50 A05ES25X 50 A05ES25X 50 A05ES25X 50 A05ES25X 型 式 名 称 型 式 消費電流(mA) 全点ON時 ユニワイヤマニホールド DHS-A12E DHX-A12E DTS-A12E DTX-A12E 電磁弁 A12ES25 A12ES25 A12ES25 A12ES25 A12ES25 A12ES25X A12ES25X A12ES25X A12ES25X A12ES25X ユニワイヤマニホールド MTS-K20G MTB-K20G MTD-K20G MTE-K20G 電磁弁 K20GS25 K20GD25 K20GD35 K20GE35 K20GO35 ループ配線断線検知ユニット LOKW-01 1040 1040 1040 1040 50 50 50 50 50 50 50 50 50 50 1855 1855 1855 1855 115 115 115 115 115 40 各数値はそのユニット単独での消費電流を示します。そのユニットに接続されるセンサやリレーなどの消費電流は含みません。 全点ON時の数値はそのユニット単独の最大消費電流を示します。 総合の必要電源容量としては上記以外に3線式センサ、出力負荷など24V電源を必要とするものを計算に入れてください。 各数値は電源選択上の容量計算の目安となるもので、必ずしも各ユニット付属の取扱説明書記載の値とは一致しません。 SDW-H2はユニコネクタの消費電流を含んでいません。 16 4.電源容量 電源容量の計算 ■計算例1 UCW-32S UCW-32P SDW-H2 C1SW-H08FP 機器構成 C1PW-H08P 型式 A117XB-1608T-7 PTW-H16T 消費電流計算 台数 ユニコネクタ入力用 UCW-32S 2台 83×2 = 166 ユニコネクタ出力用 UCW-32P 2台 83×2 = 166 センドユニット SDW-H2 1台 45 = 45 入力ターミナル C1SW-H08FP 4台 129×4 = 516 出力ターミナル C1PW-H08P 4台 38×4 = 152 入出力ターミナル A117XB-1608T-7 1台 230 = 230 出力ターミナル PTW-H16T 1台 58 = 58 出力ターミナルの負荷 (平均約100mA) 56台 100×56 = 5600 合計 6,933mA 注1)全点ONとして計算 注2)センサは2線式 ■計算例2 UCW-32S UCW-32P SDW-H2 N3SW-H04 N3PW-H04 AXW-HJ4A1 AYW-HJ4A1 STWD-H16T 機器構成 型式 台数 消費電流計算 ユニコネクタ入力用 UCW-32S 2台 83×2 166 ユニコネクタ出力用 UCW-32P 2台 83×2 166 センドユニット SDW-H2 1台 45 45 入力ターミナル N3SW-H04 2台 33×2 66 出力ターミナル N3PW-H04 1台 71 71 入力ターミナル STWD-H16T 1台 129 129 ユニワイヤマニホールド DHS-A05E 1台 1040 1040 電磁弁 A05ES25 20台 50×20 1000 A/Dコンバータ AXW-HJ4A1 1台 163 163 D/Aコンバータ AYW-HJ4A1 1台 230 230 3線式センサ (平均約30mA) 12台 30×12 360 出力ターミナルの負荷 (平均約100mA) 4台 100×4 合計 注)全点ONとして計算 17 DHS-A05E 400 3,836mA 5.電源 電源選択 電源供給方法 ・DC24V電源 ・供給方式 ユニワイヤシステム電源としてはDC24V安定化電源を使用し てください。 ・許容電圧範囲 DC24V電源は集中方式か分散方式(ローカル電源)で各ユニ ットに供給します。 ・集中電源方式 ユニワイヤシステム機器の電源電圧範囲はDC24V +15% -10%です。許容範囲内でご使用ください。 ・電源容量計算 電源容量の選択には前述の消費電流計算にて容量を算出 して決定してください。 ・電圧確認 システム動作時にはすべてのユニットの電圧が許容範囲内 であることを確認してください。電源電圧の設定はDC24V∼ 27.6Vの高めの電圧に設定されることをお奨めします。 伝送ライン(ケーブル)の長さ、線径、各ユニットの消費電流か らみてケーブルでの電圧降下が著しくないと考えられる場合 は、集中電源方式としてください。 ・ローカル電源方式 次のような場合には、ローカル(分散)電源で各ユニットに近い 位置での供給方式としてください。 1. 伝送距離が長い場合 2. 電圧降下が大きい ・電源特性 H機能のシステムでは電源電圧の立ち上がりが遅いとセンド ユニットでのシステムの初期化が正常に行われず、正常に動 作しない場合があります。電源投入後、50ms以内で規定電 圧に達する電源を使用してください。 1) 電源集中方式 2) ローカル電源方式 UCW-32□ R R R UCW-32□ R センドユニット SDW-H2 R R R R T T T T センドユニット SDW-H2 T T SET DISPLAY (最大7A) 24V SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 SEND ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V RUN POW 0V 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V SET UNIT ADDRESS UNITS ON-LINE ON-LINE UNIT ADDRESS UNITS T MONITOR MONITOR T DISPLAY 主電源 ER1 ER2 SEND 0V PTW-H16T ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V STW-H08T 4心ケーブル (最大7A) 24V 主電源 SEND UNIT SDW-H2 RUN POW 0V 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V STW-H08T 4心ケーブル PTW-H16T 主電源系統 ローカル電源系統 PTW-H08T 2心ケーブル (D,Gの2線) PTW-H08T ローカル電源 24V STW-H04T 0V 4心ケーブル STW-H04T PTW-H08T 18 4.電源 電源ライン配線方法 ・ 耐ノイズ配線方法 耐ノイズ性向上のため下図のような配線布線を行ってください。 制御盤 NFB 動力機器 3相電源 FG Z ZZ 制御機器 絶縁トランス FG NF FG ノイズフィルタ PLC FG DC電源 FG FG アース板 × × × ユニワイヤ マスタ ユニワイヤ 伝送ケーブル × × × × シールド × × 盤ボックス 太い線 (2.0mm2以上) 第3種接地 ・ノイズフィルタの使用 PLCおよびユニワイヤシステム用安定化電源には絶縁トランス、ノイズフィルタを経由されることをお奨めします。 ・電源ライン PLCやユニワイヤシステム用安定化電源の電源線はモータなど動力線とは別系統としてください。 ・ ノイズ防止 リレーや電磁弁には、ノイズフィルタあるいはサージキラーを付けてください。 ・ 1点アース 各機器のフレームグランド(FG)は図のようにアース板を使って1点アースとしてください。 異なる系統のユニワイヤ伝送線のシールドは共通にしないでください。シールドを接地する場合は、ユニワイヤマスタユニット のLG(FG)端子を経由してください。シールド線は接地の如何に関わらず、ユニワイヤマスタユニットのLG(FG)端子に接続する ことを推奨致します。 ・ アース線 アース線はできるだけ太い線(20mm2以上)を使用してください。また、アース線は動力線、高圧線と一緒のダクトに 置いたり、一緒に束線しないでください。 19 4.電源 伝送ケーブルの種類 ・ 伝送ライン センドユニットからターミナルユニット間の伝送ケーブル(ユ ニワイヤ伝送ケーブル)は市販のキャブタイヤケーブルまた は専用フラットケーブルを使用してください。 ・ 2心/4心ケーブル ユニワイヤ伝送ラインとしては通常、伝送信号(D,G)用の2 心ケーブル、または電源(DC24V)2本を加えた4心ケーブ ルをご使用ください。 ・ 電源線としての許容電流 集中電源方式として、4心ケーブルで24V電源を各端末に 供給される場合は負荷変動、ケーブルの電圧降下を十分 考慮したケーブルを選定をされることが必要です。 ケーブルによる電圧降下は誤動作の原因となります。ケー ブルのルートをできるだけ短く、線径に注意して設計してく ださい。長距離の場合はローカル電源方式で電源供給を 考えてください。 下図に電線の長さとユニワイヤ許容電圧範囲(下限)を考慮 した場合の許容電流の関係を示します。 ・ 他ケーブルと共用 ケーブル長さと許容電流の関係 他の用途の多芯ケーブル内の線をユニワイヤ伝送ラインと して使わないでください。誤動作を起こすことがあります。 インバータなど高周波ケーブルが併設される場合は、バー ストノイズが発生しますので伝送ケーブルをシールド付キャ ブタイヤケーブルまたはツイストペア線ケーブルにしてくだ さい。シールドはユニワイヤマスタユニットにて,1点接地し てください。複数箇所で接地しますと伝送に悪影響を与え ます。異なる系統のシールド線は共通にしないでください。 ただし,マスタユニットのLG((FG)端子を経由した後,接地 が共通になる事は問題ありません。シールドは接地の如何 に関わらず,マスタユニットのLG(FG)端子に接続することを 推奨致します。 (一般的にシールド処理の1点アースが有効です。ただし、 接地状態の悪いアースを使用しますと逆効果となることもあ りますのでご注意ください。) 許容電流 ・ シールドケーブルの使用 (A) 5 1.25mm2 4 0.75mm2 0.5mm2 3 2 1 0 50 100 150 距離(m) 250 注)上記の図は、最大伝送距離が200mの仕様(基本仕様、C仕様) の場合のケーブル長さと許容電流の関係を示したものです。 最大伝送距離1kmなど、他の仕様についてはお問い合わせ ください。 ・ ケーブル線径 キャブタイヤケーブルは、システムの最大伝送距離が200m の仕様(基本仕様、C仕様)の場合、0.5mm2以上1.25mm2 以下のものをお使いください。 伝送信号(D,G)は0.5mm2以上の線径の2心ケーブルで問 題ありません。 20 6.設置方法 設置環境条件 ユニワイヤシステムの信頼性を高め、その機能を十分に発揮させるため、次の設置環境に注意してください。 ℃ 温度範囲 0∼+50℃。 50 温風を考慮すること。 トランスなどの発熱体の 上部に設置しないこと。 0 塵埃がないこと 腐食性ガス、 可燃性ガス がないこと。 ガス 湿度35∼85%RH。 結露しないこと。 水滴、油滴が かからないこと。 直射日光が あたらないこと。 振動や衝撃が 直接本体に伝わ らないこと 使用雰囲気 ユニワイヤシステム機器を塵埃や悪性ガスなどの存在する雰 囲気中で長期間放置あるいは使用されますと、内部の電子 部品の腐食などで、性能や機能に対する障害発生の原因と なります。上記のような悪影響のある雰囲気中での使用はし ないでください。 このような環境で使用される場合は、事前にご相談ください。 ユニワイヤシステムの各ユニット内部の部品の腐食や、劣 化を防ぐため、下記の環境下での使用は避けてください。 注意 ・塵埃の存在 ・悪性ガスの存在 (硝酸ガス、アンモニアガス、可燃性ガスなど) ・硫黄、硫化ガスの存在 設置作業時の注意 ・ 各ユニットのプリント基板はケースから外さないでください。故障の原因となります。 ・ 配線時にユニット上部からワイヤくずなどがユニット内部、あるいはコネクタ内部に混入しないよう注意して作業をしてください。 ・ コネクタが外れないようケーブルの長さなどに配慮してください。 10mm 10mm ・ 端子ねじの締め付けは本書あるいは各ユニットの取扱説明書に書かれている 以上 以上 締め付けトルク範囲内で確実に閉め付けてください。 ・ センドユニット、ゲートウェイ、アナログターミナル等をDINレールに複数台取付ける 場合、放熱のため間隔を10mm以上あけて取付けてください。(右図参照) SELECT SELECT SELECT ON ON ON 1 1 1 8 8 16 16 16 32 32 32 ADDRESS 2 4 4 8 ADDRESS 2 4 ADDRESS 2 D D D E E E RDY LINK DATA DEC MODE HEX PHY. CHANNEL CHANNEL MODE HEX PHY. DISP.MODE CH DEC A/D CONVERTER RDY LINK DATA CHANNEL MODE HEX PHY. DISP.MODE CH DATA DEC A/D CONVERTER RDY LINK DISP.MODE CH A/D CONVERTER 注意 誤配線は機器に損傷を与える可能性があります。 ロック機構のあるコネクタは、ロックを確実にしてください。 ケーブルを常時可動部に使用したり、強く引っ張らないで ください。 当社が関与しないユーザでの分解や改造はしないでください。 端子結線 ・ 端子台の結線方法、端子ねじの電線径、圧着端子は次の内容に一致するものとしてください。 端子種類 使用機器 結線方法 ねじ 締付トルク(N・m) 適用電線(mm2)[AWG] 端子台コネクタ 注1) 一般端子台 インターフェースユニットなど ターミナルユニットなど より線締付け 注2) より線または圧着端子 注3) M2.5 M3 0.2∼0.4 0.5∼0.7 0.3∼1.5[24∼16] 0.3∼1.25[22∼16] ●棒形圧着端子(端子台コネクタ用) 単位:mm 2.0 max. または φ2.0max. ●圧着端子(M3用) 注1) 端子台コネクタ 単位:mm 6.0 max. SET E MOD DY REA ER POW 端子台コネクタ 注2) より線接続以外に棒形圧着端子(右図)の使用をお奨めします。 注3)圧着端子を使用される場合、右のものを使用してください。 注4) 端子台は特に指定のないものは千鳥配線2段、7.62mmピッチの端子台です。 注意 21 6.0 max. より線をハンダ処理して、端子台に接続されることは絶対におやめください。 ゆるみが生じ、接触不良となる場合があります。 7.アドレス設定 アドレス設定 ユニワイヤシステムでのアドレスの意味は、コントローラ側 (PLC)の信号と端末側(入出力機器)の信号の発信元と受信 先を結びつけるためのそれぞれの番地を設定することです。 センドユニットを中心としてPLC側(ユニコネクタ)の信号と端 末側(ユニワイヤターミナルユニット)の信号を1:1で結ぶ役 目があります。 つまり、PLCに接続したユニコネクタの入出力アドレス番号と 、ターミナルユニットの入出力アドレス番号との対応ををとる ため、ターミナルユニット間アドレス設定を行います。 PLC ユニコネクタ (入力用) 0 31 0 0 31 32 A B (0) (6) ・ PLC側のユニコネクタのアドレス番号はセンドユニットに近い 方から順に自動的に決定されます。(0∼255) ユニコネクタ (出力用) C (22) ユニコネクタ (入力用) 31 ユニコネクタ (出力用) 0 31 0 31 63 64 95 96 127 D (37) E F (67) (79) G (99) 入出力アドレスの例 ・ ユニコネクタのアドレス番号(0∼255)に対応して、ターミナル ユニット側の入出力点が割り付けられるように、ターミナルユ ニットに内蔵されているアドレス設定スイッチで、先頭アドレ スを指定します。 センドユニット ・ ターミナルユニットの先頭アドレスが決まれば、そのユニット 内の各入出力点は、自動的に先頭アドレス以降の番号が連 続して割り付けられ、ユニコネクタのアドレスとの対応が取れ ます。 8点入力ユニット アドレス:0 ON 2 4 8 16 32 64 128 B IN 0 1 2 3 4 5 6 7 アドレス エリア 0 7 A (0) 例 先頭アドレス設定と各端子のアドレス 先頭アドレス の設定値 アドレス:32 B (6) 16点入力ユニット アドレス:64 ON アドレス設定 スイッチの状態 ON 2 4 ターミナルユニット 上の端子位置 8 16 32 64 128 B 2 INまたはOUT 34 33 36 35 アドレス エリア 38 37 8 16 32 64 128 B IN 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 0 1 2 3 4 5 6 7 32 4 64 79 E (67) 割付けられた 各端子のアドレス 39 F (79) 4点入力ユニット アドレス:20 ON 2 4 8 16 4点出力ユニット ON 4 8 16 32 64 OUT 0 1 2 3 アドレス エリア 64 128 B 0 1 2 3 アドレス:96 2 32 IN 96 128 アドレス エリア 20 23 C (22) B 8点出力ユニット アドレス:32 99 ON G (99) 2 4 8 16 32 64 128 B OUT 0 1 2 3 4 5 6 7 アドレス エリア 32 39 D (37) 22 7.アドレス設定 設定値とスイッチの関係 スイッチの設定 アドレス設定値 10進 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 36 38 40 42 44 46 48 50 52 54 56 58 60 62 64 66 68 70 72 74 76 78 80 82 84 86 88 90 92 94 96 98 100 102 104 106 108 110 112 114 116 118 120 122 124 126 16進 00 02 04 06 08 0A 0C 0E 10 12 14 16 18 1A 1C 1E 20 22 24 26 28 2A 2C 2E 30 32 34 36 38 3A 3C 3E 40 42 44 46 48 4A 4C 4E 50 52 54 56 58 5A 5C 5E 60 62 64 66 68 6A 6C 6E 70 72 74 76 78 7A 7C 7E 2 2 4 4 8 8 16 10 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ スイッチの設定 アドレス設定値 64 40 ○ 注) ○印は設定ON、無印は設定OFFとする。 23 32 20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 128 80 10進 128 130 132 134 136 138 140 142 144 146 148 150 152 154 156 158 160 162 164 166 168 170 172 174 176 178 180 182 184 186 188 190 192 194 196 198 200 202 204 206 208 210 212 214 216 218 220 222 224 226 228 230 232 234 236 238 240 242 244 246 248 250 252 254 16進 80 82 84 86 88 8A 8C 8E 90 92 94 96 98 9A 9C 9E A0 A2 A4 A6 A8 AA AC AE B0 B2 B4 B6 B8 BA BC BE C0 C2 C4 C6 C8 CA CC CE D0 D2 D4 D6 D8 DA DC DE E0 E2 E4 E6 E8 EA EC EE F0 F2 F4 F6 F8 FA FC FE 2 2 4 4 8 8 16 10 32 20 64 40 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 注) ○印は設定ON、無印は設定OFFとする。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 128 80 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7.アドレス設定 アドレス設定とID番号 ●ID設定、セカンド設定 H機能(断線位置検知機能)では、その位置表示のために、各ユニットのID番号 が必要です。ID番号(識別番号)はアドレス番号とは本来異なるものですが、ID はアドレスと同じ設定と考えてください。 ただし、入力用ターミナルユニットについてはIDを±1変えることができます。こ れは重複したIDのある場合に両方のユニットの存在を登録することにより、断線 検知を可能にするもので、これを「セカンド設定(ID)」といいます。 (断線検知のための設定) ADDRESS 2 4 8 16 32 64 128 B POW SEND ON アドレス設定スイッチ セカンド設定スイッチ 特殊なアドレス設定 通常アドレス番号はコントローラ側とターミナルユニット側で1:1で設定するものですが、1:nなどの設定も行えます。 その場合の動作については次のようになります。 ■ 1.入力用と出力用アドレスの重複 センドユニット SDW-H2 MONITOR ・ 入力用ターミナルユニットの入力がONの時、同じアドレ ス番号の出力がONとなります。 ・ 入出力アドレス番号が同じアドレスであり、さらに設定ア ドレスを同一としたい場合、H機能付ターミナルユニット では、IDが重なっていると断線検知が出来ない場合があ るので、入力用ターミナルユニットをセカンドIDにする必 要があります。 SET ON-LINE UNIT ADDRESS UNITS AのスイッチがONに なるとBのランプが 点灯する。 DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 SEND ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V RUN POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V STW-H08T PTW-H08T [出力] アドレス=64 ランプB PTW-H16T STW-H08T[入力] 設定 アドレス アドレス=64 スイッチA ■ 2入力用と他の入力用アドレスの重複 MONITOR センドユニット SDW-H2 SET UNIT ADDRESS UNITS ON-LINE ・ 両方の入力用ターミナルユニットの入力信号がORとなり、 両方のONがセンドユニットに同じアドレスの信号として 転送されます。 ・ H機能付ターミナルユニットではIDが重なっていると、断 線検知ができない場合があるので、どちらかの入力用タ ーミナルユニットをセカンドIDにする必要があります。 ・ ただし、3台以上同じアドレスに設定すると伝送異常とな る場合がありますので、3台以上は同じアドレスには設定 しないでください。 スイッチAスイッチB の両方の入力がセン ドユニットに伝わる DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 SEND ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V RUN POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V アドレス16 の入力信号 A STW-H08T アドレス16 の入力信号 B STW-H08T [入力] アドレス=16 スイッチA PTW-H16T STW-H08T[入力] 設定 アドレス アドレス=64 スイッチB ■ 3.出力用と他の出力用アドレスの重複 MONITOR センドユニット SDW-H2 SET UNIT ADDRESS UNITS ON-LINE ・ コントローラが重複したアドレス点をONすると、同じアド レス番号の出力点がONとなります。 ・ H機能付ターミナルユニットではIDが重なっているので、 断線検知はできません。 ・ 断線検知が必要な場合は、設定アドレス値を設定最小 値分ずらしてご使用ください。最小値×2の出力点数は 同時出力として使用はできなくなります。 ランプA、ランプB の両方が同時に 点灯する。 DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 SEND ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V アドレス64 の入力信号 ER3 RUN POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V STW-H08T PTW-H08T [出力] アドレス=64 ランプA PTW-H16T PTW-H08T[出力] 設定 アドレス アドレス=66 ランプB 24 8.システム立上げ 電源投入前の確認 ■ 各ユニットの仕様の確認 ・ ユニワイヤシステムは、伝送距離、点数などの仕様選択ができ ます。(右の表参照) ・ システム全体が同じ選択仕様のユニットで構成されなければ、 正常な動作を行いません。 ・ 各ユニットが、同じ選択仕様であることを、各ユニットに表示され ている型式で確認してください。(P.2参照) ・ 仕様設定は工場出荷時設定となります。 ●点数/距離/速度の組合せ仕様分類 点数/距離によるユニット仕様分類 仕様項目 基本仕様(従来のC仕様) M仕様(S仕様) Z58仕様(Z12仕様) 入出力点数 256点 256点 256点 伝送距離(m) 200 500 1000 伝送速度(kbps) 29.4 14.7 14.7 ■ DC電源の確認 ・ DC電源は安定化電源を使用してください。 ・ H機能を正常に機能させるためには、電源投入後、50ms以内 に規定電圧に達する電源を選択してください。 ・ 消費電流を十分に供給できる電源容量を持った電源を使用し てください。 ・ センドユニットを通過できる電流は7Aまでです。それ以上の消 費電流が見込まれる場合は、分散電源方式(ローカル電源)を 使用してださい。 センドユニット SDW-H2 MONITOR DC24V 電源 SET ON-LINE UNIT ADDRESS UNITS DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 SEND 0V AC ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V RUN POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V 24V 24V 0V 0V 端末ユニットへ ■ ユニコネクタの接続 センドケーブル HKCN-05 ユニコネクタ UCW-32□ センドユニット+ユニコネクタを使用したシステムでは、センドケ ーブル、ユニコネクタケーブル、エンドコネクタの接続順に注意 してください。 R R R センドユニット SDW-H2 MONITOR R 注意 SET UNIT ADDRESS UNITS ON-LINE ユニコネクタ間の接続は「T」コネクタから「R」コネクタへ、 ユニコネクタケーブルを使って接続してください。誤接続 はユニコネクタの故障の原因となります。エンドコネクタ CN-EDも必ず接続してください。 DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 SEND T T T T ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V RUN POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V エンドコネクタ ユニコネクタケーブル CN-ED CND-05 ■ ケーブル配線の短絡確認・センドユニットの接続確認 ・ センドユニットの端末側へのケーブル配線を外し、短絡がない かを確認します。(右図の3、4、8、9の端子の接続線を外す) ・ ケーブルの伝送ラインのDとG(8と3に接続されていた線)の抵抗 値をテスタで調べ、短絡がないことを確認します。 ・ 短絡がなければ、ケーブル配線をもとに戻します。 ・ 再度、端子台接続は正しいか、また、ゆるみはないかをチェック してください。 端子配置 SDW-H2 6 24V 7 Xc 0V 8 D Xa 1 9 FG G 2 0V 3 4 ケーブルを外し、 短絡がないことを 確認する。 注) Xc,Xaは正常時のONの RUN接点出力です。 H機能とサイジング ■ サイジング ユニワイヤH機能が持つ断線位置検出を可能にさせるためには、 伝送ラインにターミナルユニットを接続しただけでは正常動作し ません。システム立ち上げ時に、ターミナルユニットやエンドユニ ットの構成をセンドユニットへ登録する必要があります。このため に行う操作を「サイジング操作」といいます。センドユニットのSE Tスイッチを押すことによりサイジング動作が行われます。単なる 電源投入ではこの動作は行われません。 センドユニットサイジング動作を行うことによって、断線検知機能 が発揮されます。 サイジング操作はシステム立上げ時に1回行います。 25 ■ サイジングとID(識別番号) センドユニットはサイジング動作により、各ターミナルユニ ット、エンドユニットに設定してあるIDをセンドユニット内に 記憶します。 ■ 監視動作 センドユニットは記憶されているIDを送り出し、各ターミナ ルユニット、エンドユニットは送られてくるIDと自分のIDが 一致したとき、応答信号を返します。この応答信号をセン ドユニットが調べることで、断線検知を行います。 8.システム立上げ センドユニットSDW-H2表示機能 運転、異常ID表示 [MONITOR] × 接続ユニット 台数表示 [ON-LINE] × 初期設定スイッチ ●伝送表示[SEND]、運転表示[RUN]、電源表示[POW] [SET] 電源供給されると[POW]が点灯し、[SEND]が点滅します。 システムに異常(ER1∼4いづれかの点灯)が無ければ、[RUN]が 点灯します。 MONITOR ●運転、異常ID表示[MONITOR] SET ON-LINE UNIT ADDRESS UNITS 異常検出表示 [ER1,2,3,4,5] 表示切替 スイッチ [DISPLAY] DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 SEND 伝送表示 [SEND] ER3 ER4 ER5 SIZE RUN POW 32 24V 64 128 256 Xc D FG 0V Xa G 0V 運転表示 [RUN] 点数表示 [SIZE] 電源表示 [POW] (各部の名称) 正常運転時:−−− が上から下へ 流れます。 異常検出時:応答の無くなったIDを表示します。 ●接続ユニット台数表示[ON-LINE] サイジングにより、接続された(登録された)ユニット数を表示します。 ●初期設定スイッチ[SET] 次の機能があります。 ① 接続されているユニットのIDを記憶します。(サイジング操作) ER5が点灯するまで押してください。 ② ER1∼4の発生履歴、ON Err 状態 をクリアします。短時間(約1秒以下)押してください。 ●点数表示[SIZE] ユニコネクタの接続数により、自動的に 最大伝送可能点数を表示 します。 エンドコネクタが無い場合は、接続数「0」と同じ表示状態 となります。 ▼点数表示例▼ 接続数 32 表 示 64 128 256 ER2 ○ 0 1 ○ 2 ○ 3 ○ ○ 4 ○ ○ ○ 5 ○ ○ 6 ○ ○ ○ 7 ○ 8 ○印は点灯、無印は消灯 ●表示切替スイッチ[DISPLAY] 正常運転時 : [DISPLAY]スイッチを押すごとに、[MONITOR]に登録されたターミナルのIDを 順次表示して行きます。(IDを10進数で表示します) 表示が一巡するか、約5秒間放置した場合、[MONITOR]は−−−表示に戻ります。 なお、[DISPLAY]スイッチを押すごとに[ER1,2,3,4,5]のER1∼4いづれかも併せて 点灯した場合は、過去においてそのER番号に対応する伝送異常が発生した事を 示します。(この履歴は電源再投入かSETスイッチ操作によりリセットできます) 異常検出時 : [DISPLAY]スイッチを押すごとに、応答のないIDを順次表示して行きます。 一巡すると始めに戻ります。 ●異常検出表示 [ER1,2,3,4,5] 異常を検出すると、その要因に応じER1∼5が点灯します。また [ON-LINE] [MONITOR] 表示部にメッセージを表示します。 MONITOR ON-LINE エンドコネクタなし** 応答ユニットなし MONITOR ON-LINE D-Gライン異常 ONデータ異常 MONITOR ON-LINE OFFデータ異常*** ON-LINE MONITOR ON-LINE MONITOR 24V-D間短絡* ON-LINE MONITOR ON-LINE D-G間短絡* MONITOR (正常時) MONITOR ON-LINE ON-LINE ER1 ER2 ER3 ER4 ER5 RUN SEND MONITOR 表 示 異常原因 MONITOR 異常発生時の [ON-LINE] [MONITOR] 表示 ON-LINE 異常発生時の [ER1,2,3,4,5] 表示 出荷後サイジングしていない。 またID応答するターミナルがない D-G短絡検知 D-P(24V)短絡検知 伝送ラインに低インピーダンスの物体が接触するなどにより、信号が全点 ON状態になった時、誤動作の保護としてシステムを即時停止させます。 解除するにはSETスイッチを短時間押すか電源を再投入してください。 電圧低下検知 電源電圧19V以下**** 表中の記号: 点滅、 点灯、 点灯または消灯、 無印 消灯 * 印の場合:入力用ユニコネクタのデータはリセットされます。 出力ターミナルのデータはホールド/リセットの設定により状態が変わります。 ** 印の場合:設定された最大伝送点数に係わらず256点伝送で運転します。 *** 印の場合:ノイズによる影響である可能性もあります。 **** 印の場合:供給電源電圧が19V以下になると Err Lo を表示し、伝送を停止します。 また電源投入時に供給電源電圧が21V以下であると、 Err Lo を表示し動作しない場合があります。 26 8.システム立上げ H機能システムの立ち上げ 重要 システムの設置時、システム構成の変更時には最初の電源投入時に下記の操作手順でシステム 立ち上げを必ず行ってください この操作が不十分でないとH機能システムでの断線検出などの機能を発揮することはできません。 ① 電源投入 システム全体が正しく配線されていることを確認してから電源を入 れます。 ② 表示確認 重要 電源投入後すぐにサイジング操作を行わないでください。 ユニワイヤシステム全体の電圧が安定するのを待ってから 操作してください。 端末部の電圧の立ち上がりの遅れで、IDの誤動作が発生 することがあります。 ④ 表示確認 ・ センドユニット “ER4”ランプが消灯。 “RUN”が点灯。(RUN接点開) “MONITOR”点滅(右図参照) ・ 各ターミナルユニット “POWER”ランプが点灯。 “SEND”ランプが点滅。 ⑤ 接続ユニット数確認 SDW-H2の数字表示“ON-LINE”が、接続されているH機能用 ターミナルユニットの数と合うか確認します。 ⑥ ID番号の確認 ・ 断線状態を作る 電源を切り、SDW-H2のD端子より伝送ライン配線を外します。 ・ 断線検知 電源を入れ、断線検知を働かせます。異常状態となり異常位置 表示“MONITOR”でIDを表示させます。 ・ ID確認 スイッチ“DISPLAY”を押すことで次々と異常位置(ID番号)を 表示します。それらが各ターミナルユニットに設定されたID番号 と一致するか確認します。 重要 ID確認に問題のあった時は、手順の⑦を行った後、 手順③からのサイジング操作を再度実行して、IDの表示 確認を必ず行ってください。 MONITOR × 表示切替 スイッチ [DISPLAY] SET UNIT ADDRESS UNITS ON-LINE 各ターミナルユニットのIDを記憶するためのサイジング操作を行 います。 セットスイッチ(SET)を細いピンなどで押します。 “MONITOR”(モニタ)の数字が0∼254まで変化します。 接続ユニット 台数表示 [ON-LINE] 異常検出表示 [ER1,2,3,4,5] DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 SEND 伝送表示 [SEND] ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V 運転表示 [RUN] RUN POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V 電源表示 [POW] 点数表示 [SIZE] (各部の名称) ID表示の例 スイッチ“DISPLAY”を押し、ID番号を確認する。 表示 ID ユニット MONITOR ③ サイジング操作(セットスイッチ) × 0 A 8 24 28 44 64 72 88 96 C D F H B E J G SET UNIT ADDRESS UNITS ON-LINE SDW-H2の“POW”ランプが点灯。 “SEND”ランプが点滅。 初期設定スイッチ [SET] 運転、異常ID表示 [MONITOR] DISPLAY SEND UNIT SDW-H2 ER1 ER2 SEND ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V RUN STW-H08T PTW-H08T POW 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V A 0 STW-H16T C B 64 STW-H04T 8 D 24 STW-H16T F 28 PTW-H08T G 96 ⑦ 正常動作確認 ・ 断線の取り除き 電源を切り、SDW-H2のD端子への伝送ラインを接続し直し ます。 ・ 正常状態確認 電源を入れ、異常表示がなく各ユニットの“POWER”ランプが 点灯し、“SEND”ランプが点滅していることを確認してください。 27 STW-H08T H 44 PTW-H08T J 88 PTW-H08T E 72 8.システム立上げ H機能インターフェースユニットのシステムの立ち上げ 重要 システムの設置時、システム構成の変更時には最初の電源投入時に下記の操作手順でシステム 立ち上げを必ず行ってください この操作が不十分でないとH機能システムでの断線検出などの機能を発揮することはできません。 ① 電源投入 注) ここでいう電源とはユニワイヤシステム用の24V電源とPLCなど上位コントローラの電源 の両方を意味します。以下の文章でも同様です。 ②表示確認 ・ インターフェースユニット “POWER”、“RDY”、“ERR”ランプが点灯、“IN”、“OUT”ランプが設 定された動作モードごとの点滅をします。 注) まれに電源投入時に“ERR”が点滅しないことがありますが、断線状態を作った時に点灯 すれば製品に問題はありません。 (製品出荷検査時のID設定が偶然同じ値のとき、電源投入時に“ERR”が点灯しない ケースも考えられる) MODE CDEF G 012 POWER RDY IN OUT ERR ② 表示確認 RDY IN OUT ERR F3SVH64A UNI-WIRE 8 9 AB ①電源投入 34 567 ロータリーディップスイッチで動作モード(制御するI/O点数)が設定されて いること、システム全体が正しく配線されていることを確認し、電源を投入し ます。(電源投入時に動作モードがインターフェースユニットに記憶される ため) MONI SET POWER ③サイジング操作 D ④表示確認 G 24V ERR ・ 各ターミナルユニット “POWER”ランプが点灯。“SEND”ランプが点滅。 0V 24V 0V FG ③ サイジング操作(セットスイッチ) UNIWIRE SYSTEM 各ターミナルユニットのIDを記憶するためのサイジング操作を行います。 “SET”ランプが消灯するまで(約3秒)SETスイッチ(SET)を細いピンなどで 押しつづけます。“SET”ランプが数秒間点灯したのち消灯すると、サイジン グは完了しています。 重要 電源投入後すぐにサイジング操作を行わないでください。ユニワイヤシステム全体の電圧が安定するのを待って から操作してください。 端末部の電圧の立ち上がりの遅れで、IDの誤動作が発生することがあります。 ④ 表示確認 “ERR”ランプが消灯。 ⑤ 断線検知 ・ 断線状態を作る 電源を切り、インターフェースユニットの端子台コネクタ より、伝送ラインの配線を外します。 ・ 断線検知 電源を入れ、断線検知を働かせます。異常状態となり “RDY”ランプが消灯し“ERR”ランプが点灯。 ⑥ 正常動作確認 ・ 断線の取り除き 電源を切り、インターフェースユニットの端子台コネクタ に伝送ラインを接続し直します。 ・ 正常状態確認 電源を入れ“ERR”異常表示がなく、各ユニットの“POWER” ランプが点灯し、“SEND”ランプが点滅していることを確認し てください。 注1) 機種により“POWER”、“ERR”、“IN”、“OUT”の表示が異なるもの、 あり ます。 注2) サイジングについても機種により異なるため、取扱説明書を参照して ください。 重要 ID確認に問題のあった時は、手順の⑥を行った後、 手順③からのサイジング操作を再度実行して、 IDの表示確認を必ず行ってください。 28 8.システム立上げ H機能なしのシステムの立ち上げ(120シリーズ保全用) ① 電源投入 システム全体が正しく配線されていることを確認してから 電源を入れます。 ③最大点数確認 ER1 ER2 ER3 ER4 ER5 RUN SEND 32 64 96 128 POWER 32 64 96 128 ② 表示確認 ・ SD-120センドユニット “POWER”のランプが点灯。 “SEND”のランプが点滅。 “RUN”が点灯。 (RUN接点が閉じます。) SD-120 ②表示確認 POWER SEND RUN ・ 各ターミナルユニット “POWER”ランプが点灯。“SEND”ランプが点滅。 ①電源投入 ③ 最大接続点数表示確認 ・ 最大128点仕様の場合 ユニコネクタ接続数により、自動的に最大入出力点数が 表示されます。 “32”、“64”、“96”、“128”のランプが最大点数を表示。 接続数 0 1 2 3 4 32 ○ 表 示 64 96 128 RUN ER2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 注1)○印は点灯、無印は消灯を示します 注2)ユニコネクタのエンドコネクタが接続され ていない時は消灯 ④ 異常表示確認 異常表示[ER1,ER2,ER3,ER4] が点灯していないことを 確かめます。 表 示 異常原因 ER1 ER2 ER3 ER4 RUN SEND (正常時) D-G間短絡 24V-D間短絡 エンドコネクタなし* エンドユニットなし* ・ 最大256点仕様の場合 ユニコネクタ接続数により、自動的に最大入出力点数が 表示されます が、128点以上の場合、256のランプのみが点灯。 D-Gライン異常 ONデータ異常 OFFデータ異常** 電源電圧19V以下 接続数 0 1 2 3 4 5 6 7 8 32 ○ 表 示 64 96 256 RUN ER2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 注1)○印は点灯、無印は消灯を示します 注2)ユニコネクタのエンドコネクタが接続され ていない時は消灯 29 表中の記号: * 点滅、 点灯、 点灯または消灯、 無印 消灯 印の場合:設定された最大伝送点数に係わらず256点伝送 で運転します。 ** 印の場合:ノイズによる影響である可能性もあります。 9.保護診断機能 ユニワイヤシステムでは、伝送状態の監視、伝送ラインの短絡、断線などの故障診断の機能をセンドユニットやエンド ユニットに持っています。また、各ターミナルユニット、ユニワイヤモジュールなどには電源電圧低下検知、短絡検知 などが備わっている機種があります。 診断機能1 ■ センドユニット SDW-H2の表示 エラー表示 センドユニット SDW-H2 <伝送ライン電流チェック> センドユニットでは、伝送ラインに流れる電流を常時監 視し、過電流時に伝送を停止し、「ER1」を点滅する。 ▲伝送ケーブルD-G間の短絡 ER2 <ユニコネクタ伝送チェック> 最終段のユニコネクタから戻ってくる信号を監視する ことによりユニコネクタ側の異常をチェックする。異常 が発生した場合は「ER2」を点灯する。 ▲ユニコネクタ側伝送ケーブルの短絡、逆接 ER3 <D信号ONチェック> 伝送ラインのチェックビットのデータ状態を監視し、その 電圧レベルがON状態(0Vレベル)を確認。異常が発生し ▲D∼24V間の短絡 た場合は「ER3」を点灯する。 SET ON-LINE UNIT ADDRESS UNITS DISPLAY SEND UNIT <応答ユニットチェック> 記憶しているIDを送出して、その応答をチェック SDW-H2 ER1 ER2 SEND ER3 ER4 ER5 SIZE 32 24V 0V RUN POW ER4 64 128 256 Xc D FG Xa G 0V ER5 ER1 推測原因 ER1 × MONITOR × 診断機能 ER3 ER2 ER5 ER4 RUN RUN ▲サイジングの未操作 注1) ▲ターミナルまたはエンドユニットの ID変更 ▲伝送ケーブルの断線 ▲ローカル電源断 <D信号OFFチェック> 伝送ラインのチェックビットのデータ状態を監視し、その ▲センサターミナルのアドレス設定ミス 電圧レベルがOFF状態(+12Vレベル)を確認。異常が発 ▲近傍の電気ノイズ 生した場合は「ER5」を点灯する。 ▲リアルタイムモニタの誤使用 記憶しているIDを送出して、伝送ライン上に正しくのって いるかをチェック。 <運転状態チェック> 正常時点灯。 ER1∼4のランプのいずれかが連続して点灯すればRUN 消灯。運転リレー出力と連動(点灯時閉、消灯時開) <異常位置表示> MONITOR 断線などの検出時、異常状態のターミナルユニットIDを 次々と表示。 注1) ER4は、サイジング未操作の表示と操作後のエラー表示の場合に点灯します。 サイジング操作後でターミナルの接続によるエラーの場合、正しく接続しないまま再度サイジング操作を行うと エラーのターミナルIDが記憶されず、実際とは異なった接続台数が表示されます。正しく接続してから行ってください。 ■ 異常原因と復帰 異常原因 表 示 ER1 ER2 ER3 ER4 ER5 RUN SEND (正常時) D-G間短絡* 24V-D間短絡* エンドコネクタなし** 応答ユニットなし 異常発生時は異常原因の解消により自動的に復帰動作します。 ER1∼4は正常復帰後、動作を開始しても電源OFFまでは内部メ モリに履歴を保持します。履歴を確認するためには、DISPLAYス イッチを押せばER1∼ER4の表示が点灯します。この履歴を電源 ONのままリセットするには、SETを短時間押してください。 ただし、Err.ON表示で誤動作した場合は、システム用クロックが停 止します。解除するためには、SETスイッチを短時間押してくださ い。自動復帰はしません。 D-Gライン異常 ONデータ異常 OFFデータ異常*** 注意 センドユニットには24Vと0V、24VとGとの間の逆接に 対する保護機能はありません。 誤接続は機器の破壊、誤動作につながりますので、 配線には注意をしてください。 電源電圧19V以下**** 点滅、 点灯、 点灯または消灯、 無印 消灯 表中の記号: * 印の場合:入力用ユニコネクタのデータはリセットされます。 出力ターミナルのデータはホールド/リセットの 設定により状態が変わります。 ** 印の場合:設定された最大伝送点数に係わらず256点伝送 で運転します。 *** 印の場合:ノイズによる影響である可能性もあります。 **** 印の場合:供給電源電圧が19V以下になると Err Lo を表示し、伝送 を停止します。また電源投入時に供給電源電圧が21V以下 であると、 Err Lo を表示し動作しない場合があります。 30 9.保護診断機能 診断機能2 ■ インターフェースユニット F3SVH64Aの表示 インターフェースユニット F3SVH64A MODE エラー表示 ERR RDY IN OUT ERR (エラー表示) 遅い点滅 診断機能 推測原因 D-Gライン間の短絡チェック ▲伝送ケーブルD-G間の短絡 D、Gラインの断線チェック ▲D、Gラインの断線 ▲サイジングの未操作 (ターミナルユニットまたはエンド ユニットのID変更) ▲24V電源を供給されていない D-24V間の短絡チェック ▲D-24V間の短絡 ▲F3SVH64Aに24V電源が供給されて いない CDEF G 012 8 9 AB RDY IN OUT ERR F3SVH64A UNI-WIRE 34 567 点灯 MONI SET POWER 速い点滅 D G 24V 0V 24V 0V FG 注意 UNIWIRE SYSTEM インターフェースユニットには24Vと0V、24VとGとの 間の逆接に対する保護機能はありません。 誤接続は機器の破壊、誤動作につながりますので、 配線には注意をしてください。 ■ 異常からの復帰 断線エラー発生時は、異常フラグ、異常アドレス数、異常アドレス番号を内部メモリに登録させ、電源OFFまで保 持します。電源ONのまま登録データをリセットするためにはWRITE命令により接点位置57に“1”以外のデータを 書いてから“1”を書き込んでください。断線などの異常が解消していれば断線フラグが“0”、異常アドレスの数も “0”にリセットされます。異常状態が解消されていなければ再び異常フラグと異常アドレスの数、異常アドレスがセ ットされます。電源再投入によってもクリアされます。 ●異常状態の例(F3SVH64A) <メモリマップ> 接点位置 n 15 14 13 12 11 10 bit No.(1ワード) 9 8 7 6 1∼8 入力0∼127 9∼16 予備 5 4 3 2 1 0 17 (詳細) 128 64 32 16 8 4 2 *3 *2 *1 1 予備 18∼20 21 異常アドレス 1 異常アドレス 2 22 異常アドレス 3 異常アドレス 4 29 : : 30 異常アドレス 19 異常アドレス 20 31∼40 予備 41∼48 出力0∼127 49∼56 予備 57 エラーステータスのリセット 接点位置17の例 <エラーステータスの内容例> 接点位置 n 15 14 13 12 11 10 bit No.(1ワード) 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 17 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 異常アドレスの数 (この場合 2) 31 エラーフラグの内容 1)D-Gライン間短絡 2)D-Gライン断線 3)D=24V断線 0 0 0 エラーの内容 (この場合 D-Gライン断線) 9.保護診断機能 端末側ユニットの診断機能 端末側のユニワイヤシステム機器(ターミナルユニットなど)には、電源電圧低下検知、負荷短絡検知、伝送異常 検知などの機能が内蔵されています。ただし、内蔵していない機種もありますので各機種の機能説明に注意して ください。 ■ 電源電圧低下検知機能 端末側ユニットには、電源電圧低下検知機能が内蔵されている機種があります。この機能は下表のように動作し ます。 ●電源電圧検知動作 電源電圧 ユニット動作 19V以下 表 示[POWER(POW)] 動作しない 点滅(電圧が低すぎると消灯) 異常表示ランプのリセットには 電源の再投入が必要です。 電源投入時21V以下 動作しないことがある 動作しない時上記と同様表示 ■ 出力短絡検知機能 端末側ユニットのうち出力用ユニットの出力回路には短絡保護回路がついています。 この機能は下表のように動作します。 ●出力短絡検知動作 出力短絡 ユニット動作 表 示[POWER(POW)] 正常(検知せず) 正常動作 点灯 検知回路で過電流検出 すべて(または一部)の 点滅 異常表示ランプのリセットには 電源の再投入が必要です。 出力点がOFFとなる ■ 伝送異常検知機能 出力用ユニットで、伝送異常を検知した時、そのユニットの出力は基本的に出力保持(ホールド)となりますが、出 力ターミナルPTW、ユニワイヤモジュールの出力はユーザにて出力保持あるいは出力OFF(リセット)の選択が可 能な場合があります。 ●伝送異常時の動作 伝送異常 ●伝送異常時の出力選択 ユニット動作 表 示[SEND] 正常(検知せず) 正常動作 点滅 異常検知 ホールド(基本)、または 点灯、または消灯 設定 伝送異常時の出力信号 ホールド(出力保持) 直前の状態を保持 リセット(強制的OFF) 強制的にOFFとする ホールド/リセット(選択) (点滅しない) ■ 端末側ユニットの表示(POWER、SEND) 上記の機能の端末側ユニットのランプ(LED)表示は以下の表にまとめることができます。 ●表示例 表示LED POW(緑) SEND(緑) 表示状態 表示の内容 点灯 正常 点滅 電圧低下検知 短絡検知(出力用ユニット) 消灯 電源断 点滅 正常 点灯 伝送異常 ・POWとSENDのLEDでターミナルの状態を表示します。 これにより、電源供給、伝送クロック受信、電源電圧低 下を表示します。 ・電源電圧低下を検出しても信号伝送は継続しています。 ・電源電圧低下を検出した場合、正常に復帰させるには いったん電源を切り、これらの原因となる要因を取り除 いてから、電源を再投入してください。 ・伝送異常の場合は、配線等を確認してください。 ・入力表示は、ONで該当番号が点灯となります。 消灯 32 10.外形寸法図 ユニコネクタ UCW-32S/UCW-32P 単位:mm PLCユニット 接続固定ねじ(2本) 重量:45g **用 T 58.0 注意 接続時、向きに注意してください。 誤接続は、故障の原因となります。 72.0 PLCユニット 接続コネクタ 62.5 R 10.4 センドユニット SDW-H2 40 POW RUN ER4 ER5 SIZE ER3 重量:120g 32 ER1 ER2 SEND SET DISPLAY SDW-H2 SEND UNIT ON-LINE × UNIT ADDRESS UNITS 64 128 256 24V Xc D FG 0V Xa G 0V 単位:mm 2.5 (3.8) MONITOR × 100 ●端子仕様 (3.2) 49 51 DINレール搭載時 DINレールセンタ 141.4 端子カバー 端子カバーは上部に 開きます。 33 結線作業、スイッチ操作 では、カバーを開くため 開角90°(右図141.4mm) 以上が必要です。 設計時、ご配慮ください。 M3用 6.0 (max.) 66 ●圧着端子 装着可能な圧着端子 は右図の通りです。 より線または圧着端子 M3 0.5∼0.7 0.3∼1.25[22∼16] 6.0 (max.) 結線方法 ねじ 締付トルク(N・m) 適用電線(mm2)[AWG] 10.外形寸法図 ターミナルユニット STW/PTW 単位:mm 上面ラベルは16点ターミナルの例になっています。 ADDRESS 2 4 8 16 32 64 128 B POW SEND 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ON *8 40 31 UNI-WIRE *3.5 B 2-Φ4.2 6 60 (*印:16点ターミナルの場合、他ターミナルはφ8) A 端子カバー 端子カバーは上部後方に 約150°まで開きます。 ●端子仕様 (2.5) 60 ●圧着端子 装着可能な圧着端子 は右図の通りです。 M3用 6.0 (max.) 80.5 結線作業、ディップスイッチ 操作では、カバーを開くため 開角90° (右図52.5mm) 以上が必要です。 設計時、ご配慮ください。 より線または圧着端子 M3 0.5∼0.7 0.3∼1.25[22∼16] 6.0 (max.) 結線方法 ねじ 締付トルク(N・m) 適用電線(mm2)[AWG] 150゚ 40 52.5 DINレール搭載時 73.6 ●AおよびBの寸法およびユニット重量 寸法 入力ターミナル 標準端子台 A B 65 55 STW-(H)04T 100 90 STW-(H)08T 140 190 形式 重量(g) 出力ターミナル ねじアップ端子台 形式 重量(g) 標準端子台 ねじアップ端子台 形式 重量(g) 形式 重量(g) <90> STW-(H)04T-1 <110> PTW-(H)04T <90> PTW-(H)04T-1 <110> <130> STW-(H)08T-1 <165> PTW-(H)08T <130> PTW-(H)04R <130> PTW-(H)04RS <130> PTW-(H)08T-1 <165> PTW-(H)04R-1 <150> PTW-(H)04RS-1 <150> 130 STW-(H)16T <180> STW-(H)16T-1 <225> STWD-(H)08T <180> STWD-(H)08T-1 <225> PTW-(H)16T <180> PTW-(H)08R <170> PTW-(H)08RS <170> PTW-(H)16T-1 <225> PTW-(H)08R-1 <205> PTW-(H)08RS-1 <205> 180 STW-(H)32T <240> STW-(H)32T-1 <305> STWD-(H)16T <240> STWD-(H)16T-1 <305> PTW-(H)32T <240> PTW-(H)16RS <280> PTW-(H)32T-1 <305> PTW-(H)16RS-1 <280> 34 10.外形寸法図 ユニワイヤマニホールド UW-A05Eシリーズ 単位:mm ●ユニワイヤマニホールド : DHS/DHX/DTS/DTX-A05E A05ED25(X) A05ES25(X) A05ED35(X)、A05EE35(X)、A05EO35(X) アドレス設定用スイッチ ブランクプレート A05E-BP b a b a b a VA VA DINレール 固定用ねじ POWER POWER 70 SEND SEND DINレール 8 2 4 V A 2 4 V A DINレール 固定用レバー 5.5 0V D A05P-BP L1=10.5n+76 6.25 6.25 P L2 P 112.5 3 107.5 137.5 125.0 4 118.0 150.0 137.5 5 128.5 162.5 150.0 6 139.0 175.0 162.5 7 149.5 175.0 162.5 8 160.0 187.5 175.0 9 170.5 200.0 187.5 10 181.0 212.5 200.0 11 191.5 225.0 212.5 12 202.0 237.5 225.0 13 212.5 237.5 225.0 14 223.0 250.0 237.5 15 233.5 262.5 250.0 16 244.0 275.0 262.5 17 254.5 287.5 275.0 18 265.0 300.0 287.5 19 275.0 300.0 287.5 20 286.0 312.5 300.0 マフラ S D 2 D 2 42 1 2 2 28.5 23.5 125.0 12.5 L2 97.0 70.1 L1 2 57.5 連数 (10.4:φ4用インスイ塔g継手の場合) (12.5:φ6用インスタント継手の場合) (69.1) (5:外部パイロット仕様の場合) 25 G G 33 D D LOCK 接続用端子台 1 28.5 G G 1 D 2−取付穴 LOCK (16.9) 0 V RELEASE (35) 2 4 V 2 4 V RELEASE 4 2n-φ4用インスタント継手 または 2n-φ6用インスタント継手 (A、Bポート) 4 4 4 13.25 48.75 3/5 φ8用インスタント継手 (Pポート) 24.5 10.5 D HTS※-A05E-※MR マフラ 2-φ4用インスタント継手 (X、Yポート) 1.45 X 47 1 28.5 13 35 28.5 13 3/5 D HTS※-A05E-※8R 47 1 28.5 2-φ8用インスタント継手 (P、Rポート) 66.5 X 49.5 3/5 φ4用インスタント継手 (Xポート) 66.5 60 Y 1 1.45 3/5 2-φ8用インスタント継手 (P、Rポート) D HTS※-A05E-※VR φ8用インスタント継手 (Pポート) D HTX※-A05E-※MR 11.端子配置図 センドユニット SDW-H2 RUN出力接点 24V Xc FG端子 D 0V FG Xa 電源端子 G 0V 0V端子 (左の0Vとつながっています) 伝送ライン端子 入力ターミナル ■ STW-H04T(-1)/08T(-1)/16T(-1)/32T(-1) ・COM端子は内部で0Vにつながっています。 ・ショートピースは付いていません。 ・配列は機種により異なります。 STW-H16T STW-H04T D 24V COM 0 5 6 7 1 15 9 G 0V COM 2 0 2 3 12 13 1 18 19 20 1 2 3 22 23 5 6 24 25 26 27 28 29 7 COM 10 11 COM 14 15 3 COM 6 4 9 COM 12 13 COM 5 COM 8 21 7 8 9 10 11 12 13 14 STW-H32T 1 COM 4 14 15 16 G 0V 0V 0V COM 2 0 17 0 4 D 24V 24V 24V 0 11 16 G 0V 0V COM 2 3 STW-H08T 10 1 COM 4 D 24V 24V 0 1 8 2 3 4 18 6 20 19 3 COM 6 5 D 24V 24V COM 0 5 COM 17 7 22 23 2 24 4 25 G 0V 0V COM 1 7 8 21 9 0 1 2 3 6 26 3 4 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 27 5 5 28 7 6 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 ■ STWD-08T(-1)/16T(-1) ・ショートピースは付いていません。 ・配列は機種により異なります。 STWD-H08T D 24V 24V NC NC P D 15 16 17 18 19 20 G 0V 0V N G 0 1 2 3 0 21 P 4 5 23 P N 2 1 22 6 3 24 N 7 8 26 9 6 27 P N P 5 4 25 10 7 28 11 29 P N 12 N 13 14 STWD-H16T 0 D 24V P D 20 21 G 22 23 1 2 3 2 25 P G 0V N 0 1 24 N 4 3 26 5 4 27 P N 6 5 28 P 7 6 29 N 8 7 8 30 31 P 9 10 9 32 N 11 10 11 12 13 14 15 33 P 12 34 N 13 35 P 14 36 N 37 P 15 16 38 N 17 39 P 18 N 19 36 11.端子配置図 出力ターミナル ■ PTW-H04T(-1)/08T(-1)/16T(-1)/32T(-1) PTW-H16T PTW-H04T ショートピース D 24V COM 0 5 6 7 1 ショートピース 2 15 9 3 16 17 18 0 4 1 2 3 D 24V 24V 24V 0 12 13 1 COM 4 14 15 16 G 0V 0V 0V COM 2 0 1 20 22 23 5 6 24 25 26 27 28 29 ・配列は機種により異 なります。 7 COM 10 11 COM 14 15 3 COM 6 4 9 COM 12 13 COM 5 COM 8 21 7 8 9 10 11 12 13 14 PTW-H32T ショートピース 11 19 G 0V 0V COM 2 3 PTW-H08T 10 1 COM 4 D 24V 24V 0 1 8 G 0V COM 2 0 ・ショートピースは ロングタイプと ショートタイプが あります。 ・端子台背面で渡って います。 2 3 4 D 24V 24V COM 0 5 COM 17 18 6 7 20 19 3 COM 6 5 ショートピース 22 23 2 24 9 0 1 2 3 4 25 G 0V 0V COM 1 7 8 21 6 26 3 4 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 27 5 5 28 7 6 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 ■ PTW-H04R(-1)/08R(-1) ショートピース PTW-H08R PTW-H04R ショートピース D 24V COM 0 5 6 7 8 0 1 2 8 9 G 0V COM 2 1 COM.B 4 D 24V COM.A 0 1 3 9 10 11 12 G 0V COM.A 2 3 0 4 1 2 13 ・ショートピースは 端子台背面で渡って います。 5 14 15 3 COM.B 6 7 3 4 5 6 7 ■ PTW-H04RS(-1)/08RS(-1)/16RS(-1) ・ショートピースは付いていません。 PTW-H04RS D 24V 24V COM.ACOM.A 0a 1a 2a 3a D 10 11 12 13 14 G 0V 0V G 0 1 2 15 16 COM.BCOM.B 3 4 17 18 19 0c 1c 2c 3c 5 6 7 8 9 PTW-H08RS D 24V 24V COM.A COM.A COM.A 0a 1a 2a 3a 4a 5a 6a 7a D 15 16 17 18 19 G 0V 0V G 0 1 2 20 21 22 COM.BCOM.BCOM.B 3 4 5 23 24 25 26 27 28 29 0c 1c 2c 3c 4c 5c 6c 7c 6 7 8 9 10 11 12 13 14 PTW-H16RS D 24V COM.A COM.A 0a 1a 2a 3a 4a 5a 6a 7a 8a 9a 10a11a 12a 13a14a 15a 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 G 0V 0V COM 0c 1c 2c 3c 4c 5c 6c 7c 8c 9c 10c 11c 12c 13c 14c 15c 0 37 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 19 安全上のご注意 ■ご使用のときは、必ずユニワイヤシステム・テクニカルマニュアルまたは機器添付の取扱説明書をお読み下さい。 ■ユニワイヤシステムは上記資料に定められた仕様や条件の範囲内で使用してください。 ■本システムは、一般産業用です。安全用機器や事故防止システムなど、より高い安全性が要求される用途に対しては、 必ずしも万全の機能を持つものではありません。そのような場合は、必ず事前に弊社にご相談ください。 NO.9IM-U184-D ホームページアドレス 東 京 支 店 名古屋支店 大 阪 支 店 技 術 担 当 http://www.kuroda-precision.co.jp/KPL 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-3(浅草橋鈴和ビル4階) TEL 03-5825-3280 FAX 03-5825-3271 〒465-0025 名古屋市名東区上社2-243 TEL 052-771-4211 FAX 052-772-6722 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Printed in Japan 2006/7