Download 取扱説明書

Transcript
各部の名称
レーザー墨出器
レーザーポイントライナー LBP-3ZR
付属品
水準器
たちライン
照射口
(気泡管)
●標準付属品
水平ライン
照射口
電池ボックス
(防塵ガラス付)
受光器対応
光
・専用ソフト
収納ケース
貫通穴(φ7)
本体取付ネジ
(W5/8)
三脚取付ネジ
(W5/8)
●製品の仕様及び外観を改善のため予告なく変更することがあります。
●掲載の図は、説明をわかりやすくするために、実際とは多少異なる
場合があります。あらかじめ御了承ください。
このマークは製品の取り扱いを誤った場合に使用者が障害を
このマークは安全上してはいけない「禁止」内容を示します。
±3°
レーザーが点滅した場合は、水平調整ネジまたは三脚の脚を調整し、
レーザーが連続して照射してからご使用ください。
●電池残量警告
電源
照射
切替
点滅
電池の残量が不足するとレーザーポイント
ライナー上部にある電源ランプが点滅
します。新しい電池に交換してください。
電池交換は必ず3本同時に新品で同一種類のものと交換して下さい。
●回転微動ネジ
2.5mW以下
(クラス1M)
パルス幅/周波数
線
・墨出用エレベーター三脚
LBP-EL2
示
精
50μs/10kHz±10%
幅
1.5mm/5m
度
水平・垂直±1mm/10m 鉛直±1mm/5m
自 動 補 正 範 囲
±3°
傾
斜
警
告
有 補正範囲外時全レーザー点滅
制
動
方
式
磁気制動方式
本 体 回 転 範 囲
360°
回 転 微 動 装 置
有 可動範囲約6°(5mで約520mm)
電 池 残 量 警 告
有 電源ランプ点滅
電
源
単三形乾電池×3本
通常(受光器)モード時:約21時間
(レーザー全照射時)
高輝度モード時:約16時間
(20℃ アルカリ乾電池使用時)
高輝度モードランプ
使 用 温 度 範 囲
三脚取付ネジ
電源
W5/8
照射
切替
高輝度
高輝度モードボタン
レーザー照射
切替ボタン
鉛直ライン照射口
屋外や明るい場所でも
レーザー光を正確・簡単に
キャッチできます。
ホルダー付きでスタッフ等
にも取付け可能です。
エレベーター昇降で高さあ
わせが簡単で、地墨ポイン
トが出せる貫通構造です。
●レーザーの投影について
有 IP54相当
受 光 器 対 応
対応 (オプションのLBP-PR2使用)
屋外最大到達距離
約50m (オプションのLBP-PR2使用時)
本
体
寸
法
H190×φ80
(ボディ部)mm
本
体
重
量
0.8kg(乾電池含む)
三脚の取扱について
墨出器用エレベーター三脚の場合
●高輝度モードについて
LBP-3ZRは高輝度レーザーを搭載しています。
レーザーは従来機の2倍
(当社比)
の明るさです。作業現場が明るい等、
レーザーが見えづらい
場合にご使用ください。
鉛直十字
−10℃∼45℃
防 塵・防 水 性 能
レーザー投影&通常(受光器)モードと高輝度モード
別売のレーザーポイントライナー専用のレーザー三脚(LBP-EL2)を
ご使用ください。
雲台
ご注意
±3°以上の傾きがある時
レーザー光が点滅 レーザーポイントライナー本体が約±3゜まで傾くとレーザー光及び
下部スポットが点滅し、
水平ではないことを警告します。
・測量機用三脚アダプタ
(電池残量警告機能付)
たちライン
傾斜が正常時
635nm赤色半導体レーザー
力
連 続 使 用 時 間
搭載機能
●傾斜警告装置
測量機用三脚で使用するための
アダプタです。下部スポットの
レ−ザ−を通過させる穴付です。
電源ランプ
ご注意 負う危険および物的障害の発生が想定される事を示します。
危険
・取扱説明書(本書)
・ケース用ベルト
指
・専用受光器
レーザーキャッチャー
LBP-PR2(ホルダー付) 地墨点
回転微動ネジ
・アルカリ乾電池
単三(LR6)×3
●オプション
下部スポット
照射口
出
(JIS C6802:2005)
説明ラベル
添付位置
源
光
水平調整ネジ
この度は、デンサン レーザーポイント
ライナー LBP-3ZR をお買い求めいただき
誠にありがとうございます。
ご使用前にあたっては必ず本書をお読み
いただき、ご使用される方がいつでも見
ることができる場所に必ず保管してくだ
さいますようお願いいたします。
●LBP-3ZR
(防塵ガラス付)
電源スイッチ
(OFF時ロック機構)
取扱説明書
仕様
LBP-3ZRは左図のように
レーザーを照射します。
高輝度モードで使用する場合、レーザーを照射している
状態で、LBP-3ZR本体上部にある高輝度モードボタンを
押してください。
高輝度モードランプが点灯して高輝度
モードがONとなります。
高輝度
水平ライン
地墨
●通常(受光器)モードについて
LBP-3ZRは受光器対応です。
屋外や明るい場所でレーザーライン
が見えない時、
オプションの専用受光器・レーザーキャッチャー
LBP-PR2を使用するとレーザーラインを正確・簡単にキャッチ
出来ます。
受光器を使用する場合、
LBP-3ZR上部にある
高輝度モードランプが消えている事を確認してください。
ご注意
:高輝度モード時は、
受光器は使用できません。
:受光器はレーザーポイントライナーLBP-3ZR専用受光器LBP-PR2のみ
ご使用ください。
:受光器LBP-PR2の詳しいご使用方法はLBP-PR2付属の取扱説明書を
ご覧ください。
注意:高輝度モード時は、
受光器は使用できません。
:周辺が暗い等、
現場環境によっては高輝度モードではラインが
太く見えることがあります。この場合は通常(受光器)モードで
ご使用ください。
ご注意
:LBP-3ZRで受光器をご使用の場合、右図のように
レーザーのクロスする部分で受光させると誤作動
の原因となります。LBP-3ZRで受光器をご使用の
場合クロスしている部分を避けて使用するか
キャッチする必要のないレーザーラインを照射
しないでご使用ください。
レーザー三脚にレーザーポイントライナーを
取付ける場合は、
初期状態より雲台を30mm上げ
た状態にて取付けてください。上げない状態に
て取付けますと調整脚部と昇降ハンドルが
干渉し落下する恐れがあります。
レーザー三脚
レ−ザ−ポイントライナーを三脚上で
右回転
(時計方向CW)
回転させる時は、
必ず右回転でご使用
ください。
本体を左回転させるとレ−ザ−
ポイントライナーの三脚取付部と三脚に
緩みが発生し、レ−ザ−ポイントライナー 三脚取付部
本体が落下する恐れがあります。
W5/8
測量機用三脚の場合
水平調整ネジをいっぱいにねじ込んだ状態で標準付属品の測量機用三
脚アダプタを本体下部の三脚取付ネジにセットし測量機用
三脚に固定してください。
(球面三脚の場合は、
その後
水平調整ネジを適度に伸ばして調整してください。
)
測量機用三脚アダプタ
ご注意
回転微動ネジを使用すると床墨、
たち墨合わせが簡単です。
30mm
三脚に取付ける場合は過度に取付
け部をきつく締め付けないでくだ
さい。
故障の原因になります。
水平調整ネジ
使用方法
使用前の点検
2.墨出し作業を行う場所の床上に本体を置きます。
1.電池のセット方法
3.水準器の気泡が黒円内になる
よう、
水平調整ネジで調整し
水平出しを行います。
電池ボックスのカバ−のネジ
部をドライバーやコイン等で
開き、電池ボックスより
カバ−を取り外してください。
気泡が黒円内に入れば、
中心
でなくても傾斜自動補正機
構が働きます。(±3°以内)
ネジ部
−
+
−
+極
+
−
+
1.天井が3m程度の高さで、振動が無くできるだけ平らな場所を
選びます。
2.水準器の気泡が黒円内になるよう、水平調整ネジで調整し水平出しを
行います。
●
×
4.電源スイッチをONにします。電源ランプが点灯して
レーザーが照射されます。操作パネルよりレーザー
照射ボタンを操作して必要なレーザーを照射して
ください。
3.電源スイッチをONにします。
レーザー光の揺れが停止後地墨点(下部スポット)と鉛直点(上部たち
墨がクロスした位置)をマークします。
4.本体を180°回して地墨点(下部
スポット)をマーク位置に合わせ
ます。
鉛直十字
マーク
2.水準器の気泡が黒円内になるよう、水平調整脚で調整し水平出しを
行います。
3.お手持ちのさげ振りを天井にセットし、さげ振りから5m離れた
場所から本機の電源スイッチをONにし、
レーザー光をさげ振りの
糸に合わせます。
−極
電池ボックス
5.鉛直点を見て3.でマークした位置
とのズレが無いかを確認し、ズレが
±0.75mm以内であれば許容
範囲です。
5.レーザー光が薄かったり、ボヤけたりする時は、メガネ拭き用の柔ら
かい布や綿棒で照射口のガラス部分を清掃してください。
6.ズレが許容範囲を超えている場合
は、
調整・修理が必要ですので販売
店を通じて当社へご依頼ください。
ご注意
・電池の残量が少なくなると電源ランプが点滅してお知らせします。
電池を交換してください。
電池は必ず3本全て新しいものと交換して
ください。
・電池を入れ電源スイッチをON側に向けてもレーザー光が照射され
ない場合は、
電極方向が正しく入っているか、また電極にゴミ等
付着してないかをご確認ください。汚れがある場合は、
通電抵抗値が
上昇し、
レーザー光が照射しなくなることがあります。
ご注意
6.本体を持ち運ぶ時には、
必ず電源スイッチをOFFにして専用収納
ケースに入れて移動してください。
マーク
鉛直十字
さげ振り
4.さげ振り糸とレーザーラインのズレが許容範囲内であればそのまま
ご使用ください。許容範囲を超えている場合は、
調整・修理が必要
ですので販売店を通じて当社へご依頼ください。
(糸の中心から±0.75mm以内が許容範囲です。)
地墨
マーク位置に合わせる
レーザー光をのぞきこんだり、人に向けないでください。
危
地墨
たちライン
電源スイッチはON/OFFともに止
まるまで確実に回してください。
単3形乾電池
電池セット後、カバ−の凸部を電池ボックスの凹部に差し込み、
カバ−を閉めてください。
このとき防水性を維持する為に電池ボックスにズレがなくしっかり
と閉まっていることを確認してください。
険
ご注意
長期間ご使用にならない場合は、
乾電池を取り外して専用収納
ケースに入れて保管してください。
使用前の点検
ご使用上の注意
●水平ライン(ろく)の点検
:高温・多湿になる場所では保管しないでください。
1.向き合う壁面の距離が5mある振動の無い場所で、床面のできるだけ
平らな場所を選びます。
2.水準器の気泡が黒円内になるよう、水平調整ネジで調整し水平出し
を行います。
3.中央P1に本機を設置し壁面H1に水平レーザーラインを照射しま
す。
水平レーザーライン上のほぼ中央をマークしA1とします。
4.次に本機をP1の位置で180°回転させほぼA点とP1との直線
上にある壁面H2に水平レーザーラインの中央を照射させA2と
します。
5.本機をA1、A2を結ぶ直線上で出来るだけ壁面H2に近い場所
P2に移動します。
6.先ほどのマーク同様A1とA2との同一垂直線上に水平レーザー
ライン中央を照射しそれぞれB1、B2とします。
7.この時、本体上部を左右に回転させてB1点上で水平レーザー
ラインを移動させます。
この時のズレが±0.5mmであれば許容
範囲内です。
8.さらにA1とB1の幅を定規で測りL1、同様にA2とB2の幅を
L2とします。L1とL2の差が0.5mm以内であれば許容範囲
内です。
H1
H2
5m
B1
B2
A1
A2
移動
P1
●たちラインの点検
たちライン
電池ボックス内部に表示
されている極性(+、−)
に合わせて単3乾電池を
セットしてください。
●上下鉛直点の点検
1.天井が3m程度の高さで、振動が無くできるだけ平らな場所を
選びます。
P2
9.ズレが許容範囲を超えている場合は、調整・修理が必要ですので販売
店を通じて当社へご依頼ください。
ご注意
:本機は水しぶきから保護する構造ではありますがホース等の直接噴流
や水中での使用は出来ませんのでご注意ください。また水滴が付いた
場合は速やかに乾いたやわらかい布で水滴を拭き取ってください。
危険
:ルーペ、
拡大鏡、
顕微鏡及び望遠鏡、
双眼鏡などの光学器具を用いて
レーザー出力を観察すると、目に危険を及ぼす場合があります。
:本機を水中に入れないでください。本機は水中やホース等による直接
噴流からは保護されません。お手入れの際、水洗いは絶対にしないで
ください。
:レーザー照射口、レーザービームは絶対にのぞかないでください。
また人
に向けてレーザーを照射しないでください。視力低下を招く場合があり
ます。
:本機は水しぶきからは保護されますが雨天時の使用、特にレーザー照射
ガラスに水滴が着くとその水滴がレンズ効果を起こし正しくレーザー
を照射できません。必ず水滴を拭き取ってからご使用ください。
:分解、改造、修理をしないでください。
レーザー被爆による視力障害の原
因となります。
修理が必要と思われる時は、販売店もしくは専門の修理
工場にご相談下さい。
:本機に水滴が付くと水の浸入は防ぎますが急激な温度変化により機械内部
が結露する場合があります。結露した場合は結露が解消されるまで使用を
中止してください。
:この製品は測量のみに使用してください。他の目的に使用すると予見で
きない危険を誘発する恐れがあります。
:電池ボックスはしっかりと締めてください。締めた状態でのみ、保証する
防水性能を発揮します。
:電池ボックス内部、接点及びコネクターに塵や水分がつかないように充分に
注意してください。これらの部分から機械内部に塵や水分が浸入すると、
故障の原因となります。
:格納する時は、本体と収納ケースが乾いていることを確認してください。
内部に水滴がついていると、本体の故障及びサビの原因となります。
:本体水準器の気泡はできるだけ黒円内に入るよう水平調整を行って
ください。
:電源スイッチはON・OFFの位置まで確実に回してください。
:本機を持ち運ぶ時やご使用後には、必ず電源スイッチをOFFにして
ください。
:水平調整脚は使用後、いっぱいまでねじ込んでおいてください。ゆるめ
すぎたまま持ち運びされますと脱落、紛失の恐れがあります。
故障かな?と思ったら
:精度が狂ったり、不具合が発生した場合はご使用を中止し、ご購入先を通
じて当社へ修理、点検にお出しください。
:レーザー光が強く反射する構造物
(鏡、窓ガラス等)にあたらないように
本機を設置してください。
レーザーの反射光も視力障害の原因となりま
す。
:本機を設置する時、
作業者はもちろん周囲の人の眼の高さに設置しない
でください。
:幼児や子供の手の届く場所に本機を保管しないでください。
:万が一、
レーザー光による障害が疑われる時は、速やかに医師による診察
または処置を受けてください。
:直射日光の当たる場所や、
高温となる場所など45℃を超える環境では、
レーザーの消費電流が過大となり、性能や寿命を劣化させ、故障の原因と
なりますので使用しないでください。
電池は正しくセット
されていますか?
レーザーラインが 電池が古いまたは
暗い、または照射 電池切れではありま
しない
せんか?
通常モードになって
いませんか?
+、−の極性を確認の上、正しく
セットしてください
新しい電池と交換してください
周辺が明るい場所では高輝度
モードでご使用ください
電池が古いまたは
新しい電池と交換してください
レーザーラインが 電池切れではありま
きれいに見えない せんか?
(線がぼやけて
防塵ガラスの窓が
結露が解消するまでしばらく時
見える)
結露していませんか? 間をおいてください
防塵ガラスの窓が
汚れていませんか?
高輝度モードに
するとラインが
太くなる
やわらかい布で軽く汚れをふき
取ってください
現場が暗い等、周辺環
この様な環境下では通常モードで
境によりレーザーが
太く見える場合があり ご使用ください
ます
レーザーポイントライナーは、
精密機器です。精度維持および末永
くご使用いただくために、ご購入先を通じて定期点検(1回/年)
を当社へご依頼くださることをおすすめいたします。
:本機は精密機器です。
落としたり、衝撃を与えたりしないでください。
また、ご使用後は必ず収納ケースに入れ、
保管してください。
:長期間ご使用にならない場合は、電池を取り外してください。
:本機は精密機器のため、
お客様の方での分解・改造を行わないでください。
性能や寿命を劣化させる原因にもなり保証できなくなります。
:保管の際は必ずケースに入れ振動の加わる場所、高温、湿気や埃の多い
場所での保管は避けてください。
:電池や本体を火中に投入しないでください。
電池が破裂し、けがや火傷を
起こす恐れがあります。
:本機を長時間直射日光が当たる場所に放置しないでください。性能に影
響する場合があります。
:作業は施工者の技術責任で行われるものであり工事不良に関わる一切の
責務には応じられません。
〒579-8014 東大阪市中石切町3-13-16