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5.養生 ●天井材に使用した場合は基本的に必要ありませんが、腰板、壁材に使用した場合は養生を行って下さい。 ●養生シートは、厚みとクッション性のある中芯原紙を特殊強化フィルムで両画貼りしたサンドイッチ構造の物を ご使用下さい。 ●養生テープは無垢内装パネルには直接貼り付け無い様にして下さい。無垢内装パネルに直接貼りますと、粘 着糊が表面に残ったり、木繊維が剥がれたりする恐れがあります。 ●腰板、壁材の全体に養生シートで覆うようにして下さい。無垢内装パネルが一部露出しますと、 日射により他 部分との色違いが発生致します。 ダックバック(浸透性顔料)木材保護塗料は木材に対して卓越した表面保護能力と、木目に美しさと深みを与えるプロ用の塗 料です。さらにこの塗料は、屋外で使用され疲れきった木材の表面に再び木の美しさを取り戻す効果も持っています。ダックバッ クの成分はチャイナウッドオイル、亜麻仁油と高性能アルキド樹脂で構成されています。そして、下記の3つの特徴によって高性 能塗料として支持されています。 ①浸透性酸化顔料の使用 ②紫外線吸収力 ③有害な水銀を含まずに強力なカビ取り及び防止効果 これらの特徴により従来の木材塗料と比較して木目を生かした外観の仕上がりと耐久性を併せ持つという従来では矛盾してい た条件をクリアすることができます。ダックバックの保護成分と顔料は、木部の内部に深く浸透し木の繊維を結合させ、水分の 侵入を防ぐバリア層を形成します。強い日差しに含まれる紫外線もダックバックの紫外線吸収フィルター効果により保護される ため、紫外線からの表面劣化を防止することができます。ダックバックの顔料成分が、 レッドウッド、 シダーを含む針葉樹の木目を よりいっそう引き立て同時にその美しさを保護します。無垢材を使った住宅、 ログホーム、木製サイディング、木製シングル、 デッキ、 手摺、露天風呂、東屋、 その他屋外で木本来の美しさを楽しみながら耐久性が要求される場所がダックバックの必要な場所 です。ダックバックは下記の種類の塗装色がお求め頂けます。 DB−1910 ナチュラル DB−1904 センチュリーレッドウッド DB−1905 ハートレッドウッド (赤みのあるレッドウッド色) DB−1906 バレー(標準的な茶色) DB−1907 キャニオン(深みのある茶色/くるみ色) <注意>注意書きをよく読んでからご使用下さい。 ご使用の前に…木の種類、木目、使用される場所により仕上がりの色合いは異なります。 実際の塗装の前には、木片で仕上がりを確認することをおすすめします。 〈製品仕様〉 ダックバック1900シリーズ木材保護塗料・製品データブック 材料の種類 溶剤の種類 顔料の種類 比重 塗膜になる樹種の割合 粘度 引火点 沸点 亜麻仁油/アルキド樹脂 桐油(チャイナウッドオイル) ミネラルスピリッツ 酸化鉄系無機顔料 0.84 重量 30% 容量 20% 15秒/#2 ザーンカップ 摂氏40度 摂氏152度∼206度 〈製品の特徴〉 ●桐油(とうゆ) 「チャイナウッドオイル」 桐油の持つ優れた特色の数々。その大きな特徴とは即乾性、塗装表面の硬度、塗装時の伸びの良さ、耐久性そして優れた耐 水性があげられます。 ●亜麻仁油とアルキド樹脂 塗料としては理想的なアルキド樹脂は、高耐久性をもたらします。この樹脂と桐油の組み合わせにより高性能木材保護塗料 が開発できました。 ●高品質酸化着色剤 高品質酸化着色剤は超微粒子金属です。この透明な超微粒子金属は酸化着色剤により染色され紫外線スクリーンの働きを し、手軽に化学薬品に対しても耐久性をつけることができます。そして、木の持つ自然の色合いと暖かさをいっそう引き立てます。 ●カビ防止効果 ダックバック木材保護塗料には、木材の表面に付着する木材朽菌やカビの発生を防ぐ強力な殺菌成分が含まれています。こ の殺菌成分には有害な水銀は含まれていません。 ●紫外線吸収効果 ダックバックには、紫外線吸収物質が含まれています。この効果は科学的に結束していた木の繊維が紫外線の放射により分 解するのを防ぎます。この科学的な紫外線の吸収とは紫外線を無害な熱エネルギーに変換し、 この熱交換作用は無数に発生 し塗装の割れ、 ヒビ、白化、退色、剥がれ等を防ぎます。 ●溶剤 臭いのあるキシレンや発火性の溶剤は含まれていません。 ●活性成分⇒しゅう酸 ●使用場所⇒木製のデッキ、 フェンス、 ウッドサイディング、 ログホーム ●製品特徴⇒木表面のクリーニング、 自然発生したタンニン、鉄錆、釘のシミの除去に効果を発揮します。 濃縮タイプ(1ガロンで4ガロンの溶液) ●塗布可能要領⇒木の肌理にもよりますが、 1ガロン(3.79リットル) でおよそ9∼18㎡にご使用頂けます。 〈塗装前の準備について〉 ●新製品の木材の場合 塗装前に2週間は木材を乾燥させて下さい。含水率16%またはそれ以下をおすすめします。 ●経年変化した木材の場合 表面をキレイに清掃し、 カビなどの異物を取り除いて下さい。表面の状態にもよりますがスチーム洗浄またはサンドペーパー 掛けを行って下さい。 ●損傷の激しい木材の場合 損傷が激しいまたは経年変化の激しい木材の表面は灰色から黒く変色しています。このような場合はウッドブライトナー の使用をおすすめします。ウッドブライトナーは黒ずんだ木材の表面の色を再び元の色に戻してくれます。ウッドブライ トナーの使用方法は、取扱説明書をご参照下さい。 〈下準備〉 ●アルミサッシ等の金属製品やガラスに直接液がかかることのないよう養生をして下さい。 ●植物の周囲は使用前、使用後ともに水を吹きかけておいて下さい。 ●ゴム手袋、保護ゴーグル、保護衣等を着用し、身体に液がかかることの無い様にして下さい。 〈塗 布〉 ●ご使用になる前に良く振ってからお使い下さい。 ●開封時はキャップを押し付けながら開けて下さい。 ●ブラシ、 ローラーあるいはポンプ式スプレーで塗布して下さい。 〈塗装について〉 塗り方 塗装時の気温 塗装回数 摂氏25℃時の乾燥時間 希釈について 1リットル当りの塗装範囲 除去 ダックバック木材保護塗料は、刷毛塗り、 ローラー塗り、 どぶ漬け等の方法でご使用になれます。 摂氏5℃∼35℃の間でご使用になれます。 表面仕上がり、木目にもよりますが1回または2回です。 2回目の塗装は24時間養生をとったあとをおすすめします。 約2時間で触ることができます。 2回目以上の4∼24時間の養生時間をとることをおすすめします。 必要ありません。もし必要であればミネラルスピリッツ(塗装用シンナー) をご使用下さい。 ラフ(粗) 仕上がりの場合⇒3㎡∼4㎡/1リットル スムース (超)仕上がりの場合⇒5㎡∼7㎡/1リットル(塗装方法、含水率により多少異なります) 塗装用シンナーをご使用下さい。 〈塗装時の注意事項〉 ①気温摂氏5℃未満、35℃以上の場合は塗装しないで下さい。 ●ウッドブライトナーは濃縮されています。ウッドブライトナーと水を1:3の割合でよく希釈してからご使用下さい。 洗浄が困難な個所や垂直面などには、原液のままご使用して頂くことも可能です。 ●製品は、摂氏10度∼32度の温度下で塗布して下さい。 ●直射日光の下では塗布しないようにして下さい。 ●水を時々噴射することで表面を湿った状態に保っておいて下さい。ウッドブライトナーは乾くと効果がなくなります。 表面が乾いてきましたら水を撒きながらご使用下さい。 〈すすぎ〉 ●コーティングが除去できる状態になっているかを判断するために、 目立たない個所を非金属の刷毛ブラシで こすってテストして下さい。もしよければ、表面を硬くしまった非金属の刷毛ブラシ等で擦って下さい。 ●ガーデン用ホースもしくは圧式ホースを使って水で十分にすすいで下さい。 圧式ホースを使用する場合は1000圧を超えないようにして下さい。 ●植物に付着した場合は水で洗い流して下さい。 〈注 意〉 ②直射日光の下で塗装をしないで下さい。塗料の浸透を妨げ通常の乾燥となりません。 ●使用された道具は水で洗浄して下さい。 ③塗装面での撹拌(かくはん) はしないで下さい。表面の乾燥が一定でなくなり、 まだらや不均一な仕上がりとなる可能性があり ます。余分な塗料は必ずふき取って下さい。表面上に塗料が凝固する可能性があります。 ●しゅう酸、有毒物質を含んでいます。塩素漂白剤また他の化学薬品と混ぜないで下さい。 ④ペンキ、 ニスで塗装した上からダックバックを塗らないで下さい。ペンキ、ニスはいったん全て除去した上でご使用下さい。 ⑤塗装時の色目は、木目、樹種、 目のつまり具合、塗り方により異なります。木片または見えない部分でテストしてから塗装して下さい。 ⑥必要に応じて撹拌して下さい。 〈製品についての注意事項〉 ●強い刺激物の為、決して飲み込まないで下さい。 ●目や皮膚の保護の為にゴム手袋、安全ゴーグル、 プラスティックエプロンを着用して下さい。 〈応急処置〉 ●皮膚⇒もし製品が皮膚に付着したら直ちに接触個所を最低15分間大量の水で洗い流して下さい。 ●保存は冷暗所で行って下さい。 ●ご使用後は容器を密閉して下さい。 ●お子様の手の届かない場所に保管して下さい。 ●目⇒目に入った場合は直ちにまぶたを引っ張りながら最低15分間大量の水で優しく洗い流して下さい。 その後直ちに医師の診察を受けて下さい。 ●飲まないで下さい。 ●皮膚や目に直接触れないで下さい。 ●飲み込んだ場合⇒無理に吐かせようとせず、大量の水を飲んで下さい。その後直ちに医師の診察を受けて下さい。 ●ご使用の際には作業に適した服装で塗装して下さい。作業着、手袋、安全眼鏡、 エプロン等を着用して下さい。 ●ご使用の際には換気に十分注意して下さい。 〈安全な使用と保管〉 ●ふき取り布などはすすぎ洗いをして、金属製のバケツなどに水を入れて漬けておいて下さい。 ●使用中は飲食や喫煙はお避け下さい。 ●使用後に飲食や喫煙をされる場合は必ず手を洗って下さい。 ●製品が衣服などに付着した場合は再び着る前に洗濯をして下さい。 ●製品は腐食物質につき、アルミニウム等の金属との接触を避けて下さい。内容物は金属容器もしくは無表示容器には絶対に移さないで下さい。 ●有機質系以外のものに付着した場合は水を張った金属容器に漬けておいて下さい。 ●よく換気された場所に保管して下さい。使用しない時は容器をきつく閉めておいて下さい。 ●製品を使用する場所でタバコを吸わないで下さい。 ●製品は熱源、花火、火炎から離れた場所で保管して下さい。 ●幼児の手の届かない場所で保管して下さい。また、凍結しやすい場所での保管は避けて下さい。 ●エクステリア向け使用に限定して下さい。 <注意>この製品は衣服、布切れその他の有機質に触れると可燃性を持ちやすくなります。