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2003.6 J06243 施工説明書 水中照明Ⅱ 製品の機能が十分に発揮されるように、この施工説明書の内容にそって正しく取り付けてください。 取付け後は、お客様にご使用方法を十分にご説明ください。 ■ このたびはTOTO水中照明Ⅱをご採用いただきましてありがとうございました。 ■ 製品の機能が十分発揮されるように、この「施工説明書」の内容にそって正しく施工してください。 なおこの説明書は、水中照明Ⅱの施工のみを記載しています。浴槽本体、エアブローⅡ、ブローバスSXⅡの施工については、それぞれの 施工説明書をご確認の上、正しい施工をお願いします。 ■ 浴槽据付・機能部取付など各種施工と電気・水道工事は工程を十分に打合わせのうえ行ってください。 ■ 工事完了後は、お客様に操作説明を行い、この施工説明書と同封の「取扱説明書（保証書付）」をお渡しください。 なお、「保証書」には必要事項を必ず記入してください。 ■ 施工説明書に記載の品番は、改訂する場合がありますので、ご了承ください。 アース線（3m） 電源コード（3m） （VVFケーブル） コントローラコード（8m） 接続コード（10m） 制御ボックス 水中照明Ⅱ コントローラ 水中照明Ⅱ照射部 サヤ管（PF管など） （別途） もくじ 1. 安全上の注意 1. 2. 安全上の注意 ………………………………………………………………4 ∼ 7 セット内容 ………………………………………………………………………8 ●安全のために必ずお守りください。 3. 寸法図および仕様 ………………………………………………………………9 取付け工事の前に、この「安全上の注意」をよくお読みの上、正しく取付けてください。 4. 5. 施工手順 ………………………………………………………………………10 施工上の注意 …………………………………………………………11 ∼ 12 この施工説明書では、製品を安全に正しく取付けていただき、使用者への危害や財産への損害および工事業者への 危害を未然に防止するために、いろいろな表示をしています。その表示と意味はつぎのようになっています。 5-1 5-2 6. 施工上の注意 設置場所の選定 表 示 施工要領 ………………………………………………………………13 ∼ 26 意 味 （1）接続コード取出口の施工 ……………………………………………………………………………………13 （2）コントローラ取付位置の確認 ………………………………………………………………………………14 （3）サヤ管工事と接続コードの浴槽側への接続 ………………………………………………………15 ∼ 16 警告 この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡又は重傷を負う可能性が想定さ 注意 この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容 および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。 れる内容を示しています。 （4）制御ボックスの取付け ………………………………………………………………………………17 ∼ 18 （5）接続コード・コントローラコードの制御ボックス側への接続 …………………………………………19 （6）浴室照明配線の接続 …………………………………………………………………………………………20 （7）電気工事 ………………………………………………………………………………………………………21 （8）コントローラの取付け ………………………………………………………………………………22 ∼ 23 （9）取出口カバーの取付け ………………………………………………………………………………………24 （10）点検 ……………………………………………………………………………………………………………25 （11）試運転 …………………………………………………………………………………………………25 ∼ 27 7. 下に示す表示は施工説明書や製品に表示して、工事業者の方に安全に正しく製品を取付けていただくためのもので す。内容をよく理解して正しく取付けてください。 別売品 …………………………………………………………………………28 表 示 意 味 行ってはいけない「禁止」の内容です。 警告・注意事項 は、必ず守って くださいね ！ 必ず実行していただく「強制」の内容です。 必ずアース線を接続してください。 取付け工事完了後、施工説明書に記載の「確認及び試運転」にしたがって各部の点検を行い、器具のがたつきや漏 電・漏水など安全上の不具合がないことを確かめてください。 製品に同梱されている取扱説明書（保証書付）は、使用者に製品を正しく安全に使用していただくための重要なも のです。紛失したり汚れたりしないように大切に保管し、工事完了後、使用者又は建築工事責任者にお渡しくださ い。なお、保証書には必要事項を必ずご記入ください。 3 4 警告 警告 機器の設置は、質量に十分耐える 安定した場所に施工説明書通りに 設置は、施工説明書にしたがって 確実に行ってください。 確実に行ってください。 設置が不完全な場合、感電や火災 必ず実行 などの原因となります。また、漏 水により家財などを汚したり、腐 らせるおそれがあります。 必ず実行 設置に不備があると、機器の落下、 転倒によりケガをするおそれがあ ります。 メタルラス張り、ワイヤラス張りなどの木 造の造営物に取付ける場合、造営物とは電 電気工事は、関連する法令・法規にしたがって必ず「有資格者 （電気工事士）」が行ってください。 また、この製品は、アースの接続（D 種接地工事）が絶対必要です。 誤った工事を行うと故障や漏電のときに感電するおそれがあります。 気的に接続しないようにしてください。 感電や発熱・火災の原因となります。 必ず実行 アース線 制御ボックスの配線接続時は、機能部の電 源が入っていないことを確認してください。 感電の原因となります。 必ず実行 5 6 2. セット内容 注意 ● 製品を開梱しましたら、下記の内容にそって部品と個数を確認してください。 接地コードの取出開口部の防水処理は確 実に行ってください。 開口部 工事に不備があると漏水し、家財などを 汚したり腐らせるおそれがあります。 ブロック 必ず実行 端部 コーキング （押え金物併用） 開口部 アスファルト防水 コンクリート 品 名 形 状 個数 モルタル 制御ボックス 1 防水処理例 モルタルなどで浴槽裏面・浴槽リム・照射部・接続コードを埋め込まないでください。 メンテナンスができなくなります。 水 中 照 明 Ⅱ モルタル、砂など コントローラ ポーズ 入/切 接続コード（10m） コントローラコード （8m） 丸 木 ね じ （φ 3.8 × 32） 2 ス テ ー パ イ プ 1 カセットパッキン 1 カ セ ッ ト ベ ー ス 1 ナ ッ ト 1 カ セ ッ ト カ バ ー 1 コ ー ド ク ラ ン プ 1 タ ッ ピ ン ね じ （φ 4 × 6） 1 ケ ガ キ 用 ク ギ 1 また、ビニール袋などは子供などがかぶっ て遊び、思わぬ事故につながるおそれがあ ります。 7 8 品 番 PRE310 1 水中照明 1 1 ※接続コード、コントローラロードを壁内に通すためのサヤ管（電線管）は現場で手配願います。 （接続コード用：内径φ 14 以上、コントローラコード用：内径φ 20 以上） 木枠・釘・段ボールや締付バンドなどでケ ガをするおそれがあります。 個数 ローテーション 入/切 禁 止 必ず実行 形 状 入/切 クール ウォーム 開梱後、不要になった梱包材はすみやかに 処分してください。 品 名 3. 寸法図および仕様 4. 施工手順 浴槽下地づくり ［制御ボックス］ （1）接続コード取出口の施工（P13） （2）コントローラ取付位置の確認（P14） 制御ボックス 15 100 85 20 品 番 260 埋込コントローラ（注1）下地づくり （施工説明書は別売品付属） ①養生ボックス取付け・下地モルタル塗り ②養生ボックス取外し・壁穴加工 ③埋込みボックス取付け PRE310 27.5 外 寸（mm） 280（幅）×100（奥行）×320（高さ） 本 体 質 量 4kg 定 格 電 圧 AC100 Ｖ 定 格 周 波 数 50Hz ／ 60Hz（共用） 定 格 電 流 0.4A 定格消費電力 40W(注) 接続コード（注2）の延長 320 （3）サヤ管工事と接続コードの浴槽側への接続（P15） アースコード（3m） 安 全 装 置 電源コード（3m） 設 置 場 所 排水管取付け 浴槽据付け 浴槽固定 漏電ブレーカー 絶縁トランス 連続運転防止装置 （15 分タイマー） 囲み部は浴槽本体の施工です。 詳細については、スーパーエクセレン トバスは〈浴槽本体〉 、ネオマーブ・ネ オエクセレントバスは＜ブローバスSX 絶縁板（注3）取付け工事 Ⅱ〉の施工説明書を参照してください。 屋内・浴室外（屋外不可） （4）制御ボックスの取付け（P17） 囲み部は別売品の施工です。 下記の別売品のうち、必要部材を購入 （注）制御ボックスには、最大定格消費電力 300W 以下の浴室照明（材工共別途）が接続可能です。制御ボックス 全体の定格消費電力は、水中照明 40W と浴室照明の定格消費電力をたした合計になります。 長尺コントローラコード（注4）の交換 の上、施工してください。 くわしくは P28 の別売品一覧表をご覧 （5）接続コード・コントローラコードの 制御ボックス側への接続（P19） ください。 また、別売品は各々の製品に同梱され ている施工説明書にしたがって施工を （6）浴室照明配線の接続（P20） 行ってください。 別売品 タイル仕上げ （7）電気工事（P21） 長尺ステーパイプ（注5）の取付け （8）コントローラの取付け（P22） （9）取出口カバー（注6）の取付け（P24） （10）点検（P25） （11）試運転（P25） 9 10 （注 1）埋込みコントローラキット 水中照明のみ（1ヶ用）：PZ6026 水中照明＋エアブロー（2ヶ用）：PZ6025 （注 2）延長用接続コード 5m （品番： PZ6019） （注 3）絶縁板 （品番： RHG696） （注 4）長尺コントローラコード 10m （品番： PZ6017） 長尺コントローラコード 15m （品番： PZ6018） （注 5）長尺ステーパイプ （品番： FH77） （注 6）取出口カバー （品番： PZ6015） 5. 施工上の注意 5 ー 1 施工上の注意 5 ー 2 設置場所の選定 ●機器の設置に当っては次の点にご注意ください。 1 制御ボックスは 点検できる換気の良い屋内に 設置 してください。 ●制御ボックスは屋内の浴室外で換気の良い場所に設置してください。 （屋外には設置しないでください。） 接続コードを引き廻す際は、 必ずサヤ管（PF管 2 など）を使用 してください。 ●取付・保守点検のため 下記スペースを確保 してください。 ●天井裏に設置する場合は、メンテナンスのため必ず点検口を設けてください。（下図参照） 185以上 ●制御ボックスの設置位置は、電源コード（3m）コントローラコード（8m）の長さを考慮して決めてください。 ●制御ボックスの質量（4kg）に耐えられる 強度のある場所に設置 してください。 185以上 500以上 185程度 サヤ管（PF管等） （点検できなくなります。） 3 （メンテナンスができなくなります。） コントローラを埋込む場合、埋込ボックスはタ イル貼りの前に壁に埋込む施工をしてください。 コントローラコード・接続コードのコネクタ部 は、水に濡らしたりゴミを付けたりしないでくだ さい。 4 100程度 コントローラ 埋込みボックス（別売品） タイル コントローラ 450以上 点検口 壁 （施工できなくなります。） 5 （故障の原因となります。 ） 制御ボックスは 接続コード（10m）が接続可能 な範囲で取付け てください。 制御ボックスは、コントローラコード（8m）が 接続可能な範囲で取付けてください。 6 500以上 制御ボックス 制御ボックス コントローラ コード 接続コード 8m 10m コード長さが足りない場合、浴槽据付け前に、別 売品の延長用接続コードをたしてください。 （ 450以上 （ コード長さが足りない場合、コントローラ コードを制御ボックスへ接続する前に別売 品の長尺コードに交換してください。 （ （ ※スペースが取れない場合は、制御ボックスを点検口から取出せるように設置してください。 11 12 6. 施工要領 （ 浴槽下地づくり （2）コントローラ取付位置の確認 浴槽の施工方法は、スーパーエクセレントバスは＜浴槽本体＞、ネオマーブ・ ネオエクセレントバスは＜ブローバスSXⅡ＞の施工説明書を参照してください。 ） ●コントローラの外寸は W96 ㎜× H96 ㎜です。タイル貼り基準・浴槽据付基準を確認考慮のうえ、浴槽の中から 容易に操作が行える位置にコントローラ取付位置墨を打ってください。 （1）接続コード取出口の施工 〈 施 工 例 〉 接続コードを壁に通す方法として、 ①壁内に配線を埋め込む ②壁に開口をして配線を通す という 2 通りの方法があります。 現場の壁や隣室の状態に合せ、適した施工を行ってください。 ①壁内に配線を埋め込む場合 ローテーション 入/切 クール ポーズ 入/切 ウォーム 水中照明 コントローラ 96 ① ●制御ボックスの設置位置（P17 参照）を考慮して接 続コードの取出位置を決め、照射部とほぼ同じ高さ にサヤ管が出てくるように、サヤ管を壁内に埋め込 んでください。サヤ管は内径φ 14 以上を使用して 入/切 〈施工例〉 コントローラ カバー 100角タイル 200角タイル 0 コントローラ取付位置 50 又は電線管位置 ∼ 0 40 サヤ管 （内径φ14以上） ください。 ※サヤ管（PF 管）は現場で手配願います。 150 水中照明照射部 ② ②壁に開口をして配線を通す場合 ［接続コード取出口の開口］ ●制御ボックスの設置位置（P17 参照）を考慮して接 続コードの取出位置を決め、照射部とほぼ水平な高 さで、φ 50mm程度の穴 を壁にあけてください。 φ50mm程度 注 浴槽上面とコントローラ取付け芯は 150 ㎜以上離して取付けてください。 また、インテリアバーを取付ける場合は、コントローラとの取合にご注意ください。 注 付属のコントローラコード（8 芯ケーブル）の 長さは 8m です。 8m 以上必要な場合は、別売品の延長コントローラコード（P28 参照）を使用してください。 注 コントローラは直接壁に埋込まないでください。 壁に埋込む場合は、別売品の専用埋込みコントローラキット（P27 参照）を使用してください。 〔壁開口部の防水処理〕 ●コントローラの取付け方法には、「ステーパイプによる方法」と「木ねじによる方法」があります。 現場の状況に合わせて選択してください。 コントローラコード 取出開口部の防水処理は、確実に行ってください。 注意 壁 必ず実行 工事に不備があると漏水し、家財などを汚したり腐らせるおそれがあります。 カセットベース ナット 壁開口を行った場合は、下図にある防水処理剤を参考にして壁開口部の防水処理を行ってください。 ブロック ステーパイプ カセットカバー コントローラコード 開口部 φ32∼φ40穴 壁 内径φ20以上 木ねじ φ32∼φ40 コントローラ 開口部 端部 コーキング （押え金物併用） 電線管 約20 ステーパイプ取付部 コントローラ 注 切断しないでください。 〈ステーパイプによる方法〉 コンクリート アスファルト防水 〈木ねじによる方法〉 注 木ねじによる方法の場合は、事前に壁内に電線管（内径φ 20 以上）を設置してください。 モルタル 配線を埋め込むと、メンテナンスができなくなります。 注 コントローラ本体の ステーパイプ取付け部を切断しない でください。コントローラ内部に水が入り故障する おそれがあります。 注 コントローラコードは コネクタ部を切断しない でください。 （防水処理例） 13 14 （3）サヤ管工事と接続コードの浴槽側への接続 〔接続コード取付（浴槽側）〕ブローバス SX 付のみ ●事前に取り出しておいたサヤ管（PF 管など）に接続コードを通してください。（1 本） ●浴槽についている固定板にサドルバンドでサヤ管（PF 管など）を固定してください。 〔サヤ管工事〕 ● 水 中 照 明 の 接続コードは、必ずサヤ管（PF 管など）を使用 し て 施 工 し て く だ さ い 。 サ ヤ 管 を 使 用 し な い と、接続コードのメンテナンスができなくなります。 【参考】 接続コード用 ●事前準備部材（現場手配） ・サヤ管…内径φ14、外径φ19 ・サドルバンド…径称番号 13 （呼び径 3/8） 固定板 固定板 サヤ管 接続コード ①サヤ管（PF 管など） ●内径φ 14 ㎜以上 接続コード用 注「水道用サヤ管」は固くて曲げ半径が大きくなり、引き 回しが難しくなりますので、必ず「電線用サヤ管」を手 配してください。 ②サドルバンド（サヤ管固定用） ●接続コードサヤ管固定用 参考：径称番号 13（呼び径 3/8） 注：接続コードの施工については必ずサヤ管を使用し てください。メンテナンスができなくなります。 注 木ネジは長さ 20mm 以下を使用してく ださい。 25 mm 注：サヤ管の出口は固定板の端に合せてください。 20 注：サヤ管固定の向きについては、現場の引き回しに応じ、取り出し方向を変更し て取付けてください。 mm 以 下 ※各部材については現場に合わせ て必要数量を手配してください。 注：ブローバス SX Ⅱのポンプや追焚アダプタが干渉しサヤ管が取付けにくい場合 は、サヤ管の固定角度を変えるか、引き回しを変更し反対側の固定板を使用し てください。 ③木ネジ ●サドルバンド固定用 注 ねじ長さは 20 ㎜以下としてください。 浴槽の固定板の厚みが 25 ㎜しかありません。 ＜右出し＞ ＜左出し＞ ●浴槽照射部のコネクタと接続コードのコネクタを “カチッ”と音がするまで確実に取付けてください。 注 サヤ管（PF 管等）を浴槽下地づくり前に浴槽据付け部に取り出しておいてください。 水中 注：接続コードは、「浴槽側」とラベルが貼ってあるほうを 必ず浴槽側にしてください。 「制御ボックス側」とラベルが貼ってあるほうの コネクタは、浴槽照射部コネクタとは取付けできません。 照明 （浴 接 続コ 槽側 ） ラベル 接続コードコネクタ 接続コード用サヤ管 (内径φ14mm以上) 浴槽照射部コネクタ 注)接続コードは1本のみです。 ●浴槽照射部の後ろ側で、接続コードはメンテナンスが で き る よ う 必 ず 3 0 0 mm 程 度 た る ま せ て く だ さ い 。 浴槽内側へ LED 発光体を引き出せなくなります。 300mm程度たるませること 15 16 ード 〈制御ボックスの設置〉 排水管取付け 浴槽の施工方法は、スーパーエクセレントバスは＜浴槽本体＞、 ネオマーブバス・ネオエクセレントバスは、＜ブローバス SX Ⅱ＞の 浴槽据付け 施工説明書を参照してください。 浴槽固定 （ ） 制御ボックスは、天井裏の点検口の近くに設置してください。 点検口はメンテナンスのため下記寸法を確保してください。 （4）制御ボックスの取付け 点検口 制御ボックスの取付けは、質量に十分耐える強度のある場所に確実に行ってく ださい。 必ず実行 工事に不備があると、制御ボックスの落下によりケガをするおそれがあります。 警告 100程度 必ず実行 メタルラス張り・ワイヤラス張りなどの木造の造営物に制御ボックスを取付け る場合、制御ボックスと造営物とは電気的に接続しないようにしてください。 感電や発熱・火災の原因となります。 450以上 450以上 アース線（3m） ●設置図 〈メタルラス張り・ワイヤラス張りなどの木造の造営物の場合〉 電源コード（3m） （VVFケーブル） コントローラコード（8m） 絶縁板の取付け 接続コード（10m） 制御ボックス 照射部 コントローラ 電気設備技術基準により、メタルラス張り・ワイヤラス 張りなどの木造の造営物に電気機器を取付ける場合、機 器と造営物とは、電気的に接続しないように 施設しなけ ※平座金 ればなりません。 したがって右図のような施工が必要となります。 ※絶縁スペーサー ●絶縁板取付けの詳細は別売品絶縁板 （品番ＲＨＧ 696）の施工説明書をご 参照ください。 ※絶縁プラグ 壁掛け吊り金具 注 絶縁板の取付けは壁掛け吊り 金具の絶縁板取付用穴を使用 してください。 ※印；絶縁板付属品(別売品) サヤ管（PF管など） （別途） ●制御ボックスと照射部をつなぐ接続コードは 10 ｍです。 10 ｍ以上必要な場合は浴槽据付け前に別売品の延長用接続コード（P.28 参照）をたしてください。 ●制御ボックスの電源コードの長さは 3 ｍです。またコントローラコードは 8m です。コードが届く範囲に 取付けてください。 ●屋内の浴室外で換気の良い場所に設置してください。 ●制御ボックスは 屋外に設置しないでください。 ●天井裏に設置する場合は、メンテナンスのため必ず点検口を設けてください。 17 18 造営物(メタルラス張りなど) （5）接続コード・コントローラコードの制御ボックス側への接続 （6）浴室照明配線の接続 施工のポイント ●接続コードが 10m 以上必要な場合は、浴槽据付前に、別売品の延長用接続コード（P28参照）をたしてください。 ●コントローラコードが 8m 以上必要な場合は、コントローラコードを制御ボックスへ接続する前に、別売品の 長尺コントローラコード（P28参照）に交換してください。 ① 制御ボックス側の接続コードを、制御ボックス近くま で引っ張ってください。 ① 警告 接続コード 必ず実行 電気工事は、関連する法令・法律にしたがって必ず「有資格者（電気工事士）」 が行ってください。 浴室照明の配線接続は制御ボックスの電源が入っていないことを確認してか ら行ってください。 必ず実行 感電の原因となります。 浴槽 浴室照明配線を下記の手順にしたがって制御ボックスに接続してください。 ① 浴室照明同期ユニットのふたのねじ（2 箇所）を外し、 ① ふたを取外してください。 天ふたねじ（2箇所） を外す。 浴室 ② ② 制御ボックスのふたのねじ（2 箇所）を外し、ふたを 取外してください。 天ふたねじ（2箇所） を外す。 ② 電線カバーのねじ（1 箇所）を外し、電線カバーを取 外してください。 ③ ③ 電線カバーのねじ（1 箇所）を外し、電線カバーを取 外してください。 ② 電線カバーねじ（1箇所）を外す。 ③ 制御ボックス内に貼られている注意ラベルの方法にし たがい、浴室照明用および浴室照明スイッチ用（脱衣 ④ 電線カバー開口部から接続コードを入れ、制御ボック ス内基板上の「LED 出力」と書かれた CN1 または CN2 の基板コネクタに接続コードを“カチッ”と音が するまで確実に取付けてください。 ※ CN1 と CN2 はどちらに取付けても結構です。 ⑤ 電線カバー開口部からコントローラコードを入れ、制 御ボックス内基板上の「コントローラ」を書かれた CN3（4 ピン用）と CN4（6 ピン用）の基板コネクタ にコントローラコードのコネクタを“カチッ”と音が するまで確実に取付けてください。 LED 出力 4ピン用 CN1 6ピン用 ④ 接続コード CN4 CN3 4ピン用 コントローラコード 結束バンド ⑦ 制御ボックスと電線カバーのふたとねじを取付けてく ださい。 制御ボックス なりますので注意してください。 コントローラコード AC100V 制御 リレー 照明１ 合計300W以下 照明２ 警 告 浴室照明用配線 コード2 ・芯線がφ1.6∼2mmのＶ ＶＦケーブルを使用して ください。 火災の恐れがあります。 ・配線コード（ＶＶＦケーブ ル）先端をそろえ、端子 台に確実に差込んでくだ さい。 差込みが不十分だと火災 の恐れがあります。 ゲージ20mm 電源コード 結束バンドは固定後 余分なバンド部分を 切断する。 余った接続コードおよびコントローラコードは、制御 ボックス側でまとめてください。 浴室照明 照明１ 合計 300W 以下 照明２ 注意ラベル 窓部 浴室照明コード 浴室照明スイッチ （脱衣所）コード 固定し、接続コードと同様に固定後余分な部分は切断 してください。 配線固定後、制御ボックスふたおよび電線カバーのふ たとねじを取付けてください。 コントローラコード 浴室照明 スイッチ用 （脱衣所） そろえること ④ 電線カバー下の結束バンドを使って、浴室照明配線を 接続コード 即結端子台 制御ボックス 浴室照明スイッチ ⑤ ⑥ 電線カバー下の結束バンドを使って接続コードおよび コントローラコードを固定し、固定後余分なバンド部 分を切断してください。 ※ コードを固定する際は、電源コードに近い方から行 ってください。後で電気工事の方が配線を固定する 際に作業しやすくなります。 ＜浴室照明回路図＞ 照明用 スイッチ 箇所に 300W でも結構です。 ） （脱衣所）用配線コード ※ ケージ長さは必ず 20mm にしてください。 またきちんと差込まれているかを、必ず窓部を見て 浴室照明用配線 確認してください。 コード1 ※ 浴室照明スイッチ（脱衣所）用配線コードを差込ま ないと、浴室照明の点灯および消灯操作ができなく CN2 6ピン用 浴室照明・スイッチ用 所）の配線コード（VVF ケーブル：芯線φ 1.6 ∼ 2mm）を即結端子台に差込んでください。 ※ 浴室照明の差込み口は 2 箇所ありますが、2 箇所の 定格消費電力が合計 300W 以下となるようにして ください。（2 箇所合計が 300W 以下であれば、1 基板 コントローラ 電線カバーねじ（1箇所）を外す。 接続コード コントローラコード 接続コード 19 20 電源コード （7）電気工事 （8）コントローラの取付け ● コントローラの取付け方法にはＰ 14 の通り、「ステーパイプによる方法」と「木ねじによる方法」があります。 現場の状況に合わせて選択してください。 電気工事は、関連する法令・法規にしたがって、必ず「有資格者（電気工事士）」 警告 ステーパイプによる方法 が行ってください。 この製品は、アースの接続（Ｄ種接地工事）が絶対必要です。 必ず実行 誤った工事を行うと、故障や漏電のときに感電するおそれがあります。 ① 電源コード（制御ボックスにセット）の有効長さは 3 ｍです。 この制御ボックスの電源は交流 100V（50/60Hz 共用）、定格消 費電力は水中照明Ⅱ 40W と浴室照明の定格消費電力をたして合 計したものになります。 ① 壁厚を測定し、壁厚＋ 20mm の長さ にステーパイプ を切断してください。 （注）コントローラの取付後切断しますと、リード線を 切るおそれ があります。壁の厚みは 220mm まで 取付け可能です。220mm 以上の場合は P28 の長尺 ステーパイプ（別売品）を手配してください。 制御ボックス 壁厚＋20mm 20 φ32∼φ40 ステーパイプ （壁から20mmで切断） ② ステーパイプにリード線を通し、コントローラケー スにねじ込んでください。 リード線 コントローラケース コネクタ ③ コントローラ裏面のパッキンのはくり紙をはがし、 ステーパイプを壁穴にそう入し、ステーパイプにカ セットパッキン、カセットベースを通して、ナット で固定してください。 ● 上下・左右各± 5mm の位置調整ができます。 タイル目地に合わせて調整してください。 ② 電 源 コ ー ド ・ ア ー ス コ ー ド （ 3m） の 届 く 範 囲 内 で AC100V 工事をおこなってください。 ④ コントローラコードのコネクタとリード線のコネク タを接続してください。 ステーパイプ コントローラ ステーパイプ リード線 押しつける ナット カセットベース カセットパッキン リード線 コネクタ コントローラコード ⑤ コントローラコードの太い被覆部をコードクランプ でカセットベースにねじ固定してください。 コードクランプ ねじ （注）コネクタは カセットカバー内に必ずおさめて くだ さい。 カセットカバー 木ねじによる方法 ① 壁に埋込んだ電線管（内径φ 20 以上）にコントロー ラコードを通して、浴室まで配線をしてください。 タイル コントローラコード 電線管 （内径φ20以上） 注 コントローラコードを切断したり強く引っ張らない でください。 21 22 （9）取出口カバーの取付け（壁を開口している場合のみ） ② コントローラカバーを取外します。 壁に開口をして配線を通している場合は、下記要領で開口部をふさいでください。 コントローラ モルタルなどで取出口を埋め込まないでください。 注意 禁 止 メンテナンスできなくなります。 コントローラカバー ●取出口をカバー（ステンレス板など）でふさいでください。 ③ コントローラ裏面のパッキンのはくり紙をはがし、 コントローラコードのコネクタとリード線のコネク タを接続し、付属の木ねじ 2 本でコントローラケー スを壁に固定します。 注 ● カールプラグは現場にて手配願います。 ● 丸木ねじの位置出しは、同梱のケガキ用クギを利 用してください。 ● 上下・左右各± 5mm の位置調整ができます。 タイル目地に合わせて調整してください。 下穴 ●取出口カバーは別売品（Ｐ 28 参照）をご用意していますが、現場で準備していただいても結構です。 コネクタ 取出口 コントローラコード リード線 83.5 (取付ピッチ) サヤ管（PF管） カールプラグ 配管取出口 カバー（別売品） 木ねじ ④ コントローラカバーを取付けます。 コントローラカバー コントローラ 保護チューブ（別途） 接続コード ● 動作確認後、コントローラの上側および両横側をコーキングしてください。 注 コーキングする前に水中照明Ⅱが作動するか確認してください。（Ｐ 25 ∼Ｐ 27 参照） 注 コントローラの 下側はコーキングしない でください。水抜き穴がふさがれてコントローラ内部に水が浸入し、 故障の原因となります。 配管取出口カバーをねじなどで固定し、 配管取出口カバーのすきまをコーキング してください。 コーキング要領 ※コーキング ※接続コード用保護チューブは現場にて手配願います。 コントローラ 注 取出口カバーの出口で接続コードが引張られないように余裕を持たせてください。 接続コードは 照射部近くでたるみを持たせて ください。 たるみがない場合施工後 LED 発光体部品のメンテナンスができなくなります。 コーキング 下側はコーキングしないこと 注 余ったコードは制御ボックスの外でまとめておいてください。 ●コーキング後、コントローラ近くの見やすい位置に「使い方説明ラベル」を貼ってください。 貼付け例 水中照明Ⅱの使いかた ローテーション 入/切 クール 入/切 ポーズ 入/切 ウォーム コントローラ 水中照明 使い方説明ラベル 23 24 （10）点検 ③ ローテーション点灯しているときにコントローラのポーズ スイッチを押して、水中照明Ⅱの光がポーズスイッチを押 したときの点灯色で一時停止していることを確認してくだ さい。 ● 設置ならびに工事が終わりましたら、以下の内容で 確認および試運転を行ってください。 ローテーション 入/切 クール 入/切 ポーズ 施工完了後、漏電ブレーカーの作動確認を必ず行ってください。 警告 3 入/切 必ず実行 漏電ブレーカーが正常に作動しないと感電や火災の原因となります。 ● 漏電ブレーカーが正常に作動するか、作動確認を行ってく ださい。 ウォーム 制御ボックス ④ コントローラのローテーションスイッチを押して、点灯色 の一時停止が解除され、点灯色が変わることを確認してく ださい。 ① 制御ボックスのふたを外してください。 ② 漏電ブレーカーのテストボタンを押してください。 赤いランプが点灯すれば正常 です。 赤いランプが点灯しない場合は、修理を依頼してください。 ③ 点検が終了したら、必ずリセットボタンを押し 、赤いラン ローテーション 入/切 クール 入/切 ウォーム プが消えていることを確認してください。 ④ 制御ボックスのふたを取付けてください。 ● 制御ボックスの周辺に、点検・修理など 保守管理に必要な 空間 があるか確認してください。 ● 余ったコードは邪魔にならないようにまとめてあるか確認 してください。 ください。水中照明Ⅱが消えて、浴室照明が点灯すること を確認してください。またコントローラの「ローテーショ ン」文字左のランプが消えていることを確認してください。 リセットボタン テストボタン 漏電表示ランプ ポーズ 4 水中照明 ローテーション 入/切 入/切 ウォーム （11）試運転 ⑥ コントローラのシーン照明クールスイッチを押してくださ い。浴室照明が消えて、浴槽の水中照明Ⅱ照射部が点灯し 色が変わることを確認してください。またコントローラの ● 以下の手順で試運転を行ってください。 テーション」文字左のランプが点灯していることを確認して ください。 入/切 ⑤ コントローラのローテーションスイッチをもう一度押して クール ① 脱衣所にある浴室照明スイッチを「入」にして、浴室照明 を点灯させてください。 ② コントローラのローテーションスイッチを押してください。 浴室照明が消えて、浴槽の水中照明照射部が点灯して色が変 わることを確認してください。またコントローラの「ロー 水中照明 クールスイッチ左隅のランプが点灯していることを確認し てください。 入/切 ウォーム 5 水中照明 ローテーション 6 ローテーション 入/切 ポーズ 入/切 クール 入/切 ポーズ 入/切 入/切 クール 入/切 ウォーム ポーズ 水中照明 2 水中照明 ⑦ コントローラのシーン照明クールスイッチをもう一度押し てください。水中照明Ⅱが消えて、浴室照明が点灯するこ とを確認してください。またコントローラのクールスイッ チ左隅のランプが消えていることを確認してください。 ローテーション 入/切 7 クール 入/切 ポーズ 入/切 ウォーム 25 26 水中照明 7. 別売品 ● 別売品は各々の製品に同梱されている施工説明書にしたがって取付工事を行ってください。 ⑧ コントローラのシーン照明ウォームスイッチを押してくだ さい。浴室照明が消えて、浴槽の水中照明Ⅱ照射部が点灯 して色が変わることを確認してください。またコントロー ラのウォームスイッチ左隅のランプが点灯していることを 確認してください。 品 名 ローテーション 品 番 希望小売価格 必要数／台 形 状 入/切 クール 8 入/切 埋込みボックス ポーズ 入/切 ウォーム 埋込コントローラキット （1 ヶ用） 水中照明 PZ6026 ￥18,000 用 途 水中照明コントローラ を浴室壁面に埋込む場 合に使用します。 1 （コントローラ本体） 化粧カバー（ステンレス） ⑨ コントローラのシーン照明ウォームスイッチをもう一度押 してください。水中照明Ⅱが消えて、浴室照明が点灯する ことを確認してください。またコントローラのウォームス イッチ左隅のランプが消えていることを確認してくださ 埋込みボックス ローテーション 入/切 クール い。 9 入/切 埋込コントローラキット （2 ヶ用） ポーズ PZ6025 ￥28,000 1 （コントローラ本体） 入/切 ウォーム 水中照明コントローラ とエアブローコント ローラを浴室壁面に埋 込む場合に使用しま す。 水中照明 化粧カバー（ステンレス） 10m PZ6017 ￥ 27,500 コントローラ コード ● 上記試運転で作動しない場合、すぐ故障と決めつけず、次のことを確認してください。 制御ボックスとコン トローラが付属の 8m のコントローラ コードではとどかな い場合に使用します。 1 15m PZ6018 ￥ 210,000 電源電圧は正規にきていますか？ 入 ステーパイプ FH77 ￥ 23,000 壁 の 厚 み が 220m m 以上の場合、最大壁 厚 400m m ま で 対 応 可能なステーパイプ です。 1 切 接続コード 取出口カバー PZ6015 ￥ 13,000 壁開口部に取付けるス テンレス製カバーです。 1 （処置方法） 電源電圧を確認してください。 絶縁板 RHG696 ￥ 13,320 1 4コ 延長用接続コード （5m） 27 28 PZ6019 ￥ 6,000 1 1コ 機能部を壁にかけた 場合、壁と機能部を 絶縁するためのセッ トです。 制御ボックスを浴槽 と標準以上に離れた 位置に設置した場合 に付属の接続コード が届かないことがあ ります。 その場合に付属の接続 コードにつけたして使 用します。
