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TB31372FNG 東芝Bi-CMOS集積回路 シリコン モノリシック TB31372FNG 受信 1chip-IC 受信部を 1chip 化。RF 部、IF 部、VCO 部、PLL 部などほとんどの 機能を内蔵しているため部品点数を大幅に削減でき、機器の薄型、 小型化なども可能となります。 特 • 長 • 用途: リモートキーレスエントリー(リモートドアロック/ アンロック)、タイヤ空気圧低下検出、リモートコントローラ、他 RF:315MHz、IF:220kHz LNA、イメージキャンセルミキサ、IF、PLL、VCO、検波回路、 コンパレータ部を 1chip 化 動作電圧範囲:Vcc = 3.6 ~ 5.5V 低消費電流:Icc = 5.9 mA (AM モード、Vcc = 5.0V) Icc = 6.1 mA (FM モード、Vcc = 5.0V) BS 時消費電流:0 μA (標準) • • IF フィルタ、検波回路を内蔵 パッケ-ジ:SSOP24 ピン (0.65mm ピッチ) • • • • 質量: 0.14 g (標準) ブロック図 24 23 LPF C2 22 LPF OUT LPF IN 21 LPF C1 20 GND 19 AF OUT 18 CHG Vth 17 Vcc 16 MIX IN 15 REF 14 RF DEC 13 RF IN RSSI PLL Detector XOSC IF Filter VCO Comp 1 XIN1 2 XIN2 3 AM Peak 4 PLL GND 5 CHG SW 6 PLL VCC 7 AM /FM 8 LPF SW 9 ENB 10 RSSI RX Charge DATA 11 12 ※ブロック図内の機能ブロック/回路/定数などは、機能を説明するため、一部省略・簡略化している場合があります。 1 2010-10-12 TB31372FNG 端子説明 (内部等価回路図中の抵抗、容量などの値はすべて標準値を示します) 容 内部等価回路 XIN1 100 Ω 1 1 局発、基準クロック用端子です。 2 XIN2 2 局発、基準クロック用端子です。 5 pF 100 Ω 30 kΩ 10 pF 10 pF AM モード時のピークホールド用端子です。 (CHARGE2 用) 未使用時は OPEN にしてください。 4 PLL GND PLL、VCO 部の GND 端子です。 5 CHG SW CHARGE2 設定用 SW 端子です。 テスト端子も兼ねています。 Vcc(Hi)処理はしないでください。 5 pF 100 kΩ 23 3 100 kΩ ― 1 kΩ 5 10 kΩ AM Peak 20 kΩ 3 8 pF 内 8 pF 端子名称 30 kΩ 端子 番号 50 kΩ 6 7 PLL Vcc PLL、VCO 部の電源端子です。 AM/FM AM/FM 切り替え SW 端子です。 Hi: FM モード Lo: AM モード オープン処理はしないでください。 ― 7 10 kΩ 端子周りの等価回路図は、接続される外部回路設計の理解を助けるもので、内部回路を正確に記述するものではあり ません。 2 2010-10-12 TB31372FNG 内 容 内部等価回路 LPF SW ビットレートフィルタ切り替え SW 端子で す。 Hi:高ビットレート Lo:低ビットレート X1/X2 の制御 SW も兼ねています。 オープン処理はしないでください。 9 ENB ENABLE 用端子です。 (IC 動作の ON・OFF の制御端子です) Hi:回路動作 ON Lo:回路 OFF モード オープン処理はしないでください。 10 RSSI RSSI 出力端子です。 CHARGE 急速充電回路制御端子です。(CHARGE1 用) 使用時はコンデンサを取り付けてください。 未使用時は OPEN にしてください。 8 11 8 9 10 kΩ 10 kΩ 10 11 24 kΩ 端子名称 200 Ω 100 kΩ 端子 番号 5 kΩ 100 Ω 12 RX DATA AM/FM 波形出力端子です。 オープンコレクタ出力となっております。 プルアップ抵抗を接続してください。 13 RF IN RF 信号入力端子です。 12 2 kΩ 10 kΩ 6 kΩ 13 14 RF DEC RF デカップリング端子です。 14 端子周りの等価回路図は、接続される外部回路設計の理解を助けるもので、内部回路を正確に記述するものではあり ません。 3 2010-10-12 TB31372FNG 端子 番号 端子名称 内 容 内部等価回路 15 100 kΩ 22 100 kΩ FIL-AMP 15 REF データコンパレータ REF 端子です。 CHARGE1 33 kΩ 10 kΩ 23 CHARGE2 5pF 16 MIX IN 16 RF 信号出力端子とミキサ入力端子を兼用 2.4 kΩ しています。 LNA 18 Vcc 電源端子です。 CHG Vth FM モード時の急速充電回路用スレッショル ド設定端子です。 (CHARGE2 用) 未使用時は OPEN にしてください。 ― 18 1 kΩ 90 kΩ 17 FM 19 AF OUT 19 検波出力端子です。 330 Ω 200 Ω AM 20 GND GND 端子です。 ― 端子周りの等価回路図は、接続される外部回路設計の理解を助けるもので、内部回路を正確に記述するものではあり ません。 4 2010-10-12 TB31372FNG 端子 番号 端子名称 内 容 21 LPF C1 ビットレートフィルタ用端子です。 (低ビットレート用) 22 LPF IN ビットレートフィルタ入力端子です。 23 LPF OUT ビットレートフィルタ出力端子です。 内部等価回路 21 22 23 24 LPF C2 24 ビットレートフィルタ用端子です。 (低ビットレート用) 200 Ω 5 kΩ 200 Ω 200 Ω 端子周りの等価回路図は、接続される外部回路設計の理解を助けるもので、内部回路を正確に記述するものではあり ません。 5 2010-10-12 TB31372FNG 概要 1. VCC、GND 供給ブロック配分 VCC、GND 各端子のブロック配分です。ただし IC 内部で保護ダイオードなど接続されているため、各 VCC 端 子については、同電位となるよう同一電源にて使用願います。また同一電源の場合にも、各 VCC 端子そばに同 容量値のバイパスコンデンサを実装いただく等の対策を行い、各端子での電位差がないようご注意願います。 VCC GND BLOCK VCC GND PLL-VCC PLL-GND LNA、MIX、IF-AMP、RSSI、FIL-AMP、DATA-COMP、Detector VCO、PLL、XOSC 2. ゲイン配分 受信時の各ゲイン配分図です。各値はおおよその設計値となっております。 LNA MIX 30dB 27.5dB IF-Filter1 IF-Filter2 + IF-AMP SAW −2.5dB 61dB 0dB 6 2010-10-12 TB31372FNG 機能説明 1. LNA の電流調整 R LNA の消費電流、ゲインは下図の抵抗 R を変えることにより調整可能です。R = 1kΩにて、およそ 600 μA の消費電流となります。 14 RF DEC 図1 2. LNA 利得 設計値は 30dB です。 3. 局部発振振動子 本製品の局部発振回路は容量を内蔵しています。 使用する水晶振動子の負荷容量は、8pF にしてください。 4. 局部発振外部注入法 fLO 1 10 pF 8 pF 100 Ω 0.01 μF 30 kΩ 1 ピンから外部発振周波数を入力する場合、1 ピン信号レベルが 95~110dBμV になるよう設定してくださ い。1 ピンからのみ外部注入の場合は 2 ピンを GND にしてください。 5 pF 図2 7 2010-10-12 TB31372FNG 5. IF フィルタ部 本 IC の標準条件ではミキサ入力端子より入力された周波数 MIX(in)=314.94MHz とローカル周波数 29.505 MHz によって、ミキサ部にて 220kHz に変換され IF 部へ入力されます。 本 IC では、IF フィルタを内蔵しており、出入力端子はありません。IF フィルタ特性を測定する場合は RSSI 端子を使用して RSSI 電圧で測定してください。 上記の測定により、本資料の IF フィルタ特性には RSSI 部の周波数特性も含まれます。 IF フィルタの標準特性は中心周波数 220kHz、-3dB 帯域幅 300kHz です。 図 3 に IF フィルタ特性を示します。フィルタの偏差は±10%程度です。 10 0 -10 Level [dB] -20 -30 -40 -50 -60 -70 -80 -90 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 IF [kHz] 図3 6. 検波回路 検波段はクオドラチャ検波方式になっております。検波部を内蔵しており外付けのセラミックディスクリミ ネータが不要です。ダンピング抵抗での調整ができないため、復調出力レベルは固定となります。 8 2010-10-12 TB31372FNG 7. ビットレートフィルタ 標準ビットレートは 600bps となります。よって FSK ビットレートフィルタは 600bps 用 2 次フィルタになっ ています。3 次フィルタにすることも可能です。600 bps 以外でご使用の場合はフィルタ定数を変更してくださ い。 また 2 種類のフィルタを切り替えて使用する事が可能です。切り替えを行う場合は 21 ピン、24 ピンが低ビッ トレート用となります。(ただしフィルタ切り替えは 2 次フィルタのみ可能です。) FSK 同士のビットレート切り替えを行う場合は、LPF SW にて制御します。 FSK と ASK のビットレート切り替えを行う場合は、AM/FM SW にて制御します。 なお、ビットレートフィルタはマンチェスター符号です。 ・ビットレート切り替えについて ビットレート切り替え モード切り替え 低ビットレート 高ビットレート AM/FM SW LPF SW AM/FM SW LPF SW ASK/ASK Lo Lo Lo Hi FSK/FSK Hi Lo Hi Hi FSK/ASK Hi Lo Lo Hi ASK/FSK Lo Lo Hi Hi ※ASK/FSK 時は、AM/FM SW と LPF SW をショートさせて連動させることができます。 7-1. ASK 用ビットレートフィルタ 現在の ASK 用ビットレートフィルタは 600 bps 用 2 次フィルタになっています。 600 bps 以外でご使用の場合はフィルタ定数を変更してください。 2 次ビットレートフィルタ参考定数値 (マンチェスター符号) 7-2. R4 R2 C6 C8 600 bps 68 kΩ 68 kΩ 4700 pF 1500 pF 1200 bps 68 kΩ 68 kΩ 2200 pF 680 pF 2400 bps 68 kΩ 68 kΩ 1000 pF 390 pF 4800bps 68 kΩ 68 kΩ 560 pF 180 pF 9600bps 68 kΩ 68 kΩ 270 pF 82 pF FSK 用ビットレートフィルタ 現在の FSK 用ビットレートフィルタは 600 bps 用 2 次フィルタになっています。 600bps 以外でご使用の場合はフィルタ定数を変更してください。 2 次ビットレートフィルタ参考定数値 (マンチェスター符号) R4 R2 C6 C8 600bps 68 kΩ 68 kΩ 4700 pF 1500 pF 1200 bps 68 kΩ 68 kΩ 2200 pF 680 pF 2400 bps 68 kΩ 68 kΩ 1000 pF 390 pF 4800bps 68 kΩ 68 kΩ 560 pF 180 pF 9600bps 68 kΩ 68 kΩ 270 pF 82 pF 9 2010-10-12 TB31372FNG 7-3. 2 次ビットレートフィルタを切り替える場合(マンチェスター符号) コンデンサ E12 シリーズを使用した場合 ※ビットレートフィルタの切り替えは 2 次フィルタのみとなります。 ※ビットレートフィルタ定数はシミュレーション値です。実測での確認は行っていません。 ※カットオフ周波数 (復調周波数×1.5 倍/復調周波数×1.5 倍) 2 次ビットレートフィルタ参考定数値 (マンチェスター符号) R4 R2 C6 C8 C3 C9 600bps / 4800bps 68 kΩ 68 kΩ 560 pF 180 pF 3900 pF 1500 pF 600bps / 9600bps 68 kΩ 68 kΩ 270 pF 82 pF 4700 pF 1500 pF 1000bps / 4800bps 68 kΩ 68 kΩ 560 pF 180 pF 2200 pF 820 pF 1000bps / 9600bps 68 kΩ 68 kΩ 270 pF 82 pF 2700 pF 820 pF 1200bps / 4800bps 68 kΩ 68 kΩ 560 pF 180 pF 1800 pF 560pF 1200bps / 9600bps 68 kΩ 68 kΩ 270 pF 82 pF 2200 pF 680 pF 2400bps / 4800bps 68 kΩ 68 kΩ 560 pF 180 pF 560 pF 180 pF 2400bps / 9600bps 68 kΩ 68 kΩ 270 pF 82 pF 820 pF 270 pF ※FSK 用では 9600bps の場合のみ、カットオフ周波数は復調周波数×2.0 倍に設定しています。 8. 急速充放電回路 (CHARGE 機能) について CHARGE 端子 (11 ピン)/ CHG Vth 端子 (18 ピン)/ AM Peak 端子 (3 ピン) は、急速充放電機能に関わる 端子です。急速充放電機能は CHARGE1、CHARGE2 の 2 種類あります。CHG SW 端子 (5 ピン) と LPF SW 端子 (8 ピン) の制御組み合わせにより、切り換えが可能です。 CHARGE1 機能は内部抵抗と外付けコンデンサとの時定数により、REF 端子 (15 ピン) を一定時間自動急 速充電/放電します。CHARGE 端子 (11 ピン) は急速充放電時間を制御します。なお、コンデンサを取り付け ることで使用可能となりますので、通常時は REF 端子 (15 ピン) と同じ容量のコンデンサを取り付けるよう にしてください。 外付けコンデンサ(C20)を 0.1 μF とした時は、急速充電時間は 8 ms 程度 となります。 CHARGE2 機能は、AM モード時と FM モード時で端子制御が異なります。 入力信号と REF 端子 (15 ピン) 電圧の差がしきい値の範囲 (-Vchgth~+Vchgth) を超えた時に REF 端子 (15 ピン)を急速充電/放電します。 FM モード時のしきい値は、CHG Vth 端子 (18 ピン) の外付け抵抗 Rchgth (R9) で設定します。受信信号、 送信信号の偏差バラツキを考慮し、33k~150kΩの範囲で設定してください。 しきい値 Vchgth の計算式は下記になります。 10k Vchgth = 1.2 × Rchgth + 1k (V) しきい値の設定は、CHARGE2 の状態で REF 端子電圧の波形の振られ具合を確認しながら調整してくださ い。REF 電圧の振られが大きい場合は、IC の立ち上がり時間が早くなりますが、受信感度には不利となりま す。 ビットレート切り替えを FM モード、CHARGE2 同士で行う場合は、CHG Vth 端子 (18 ピン) の外付け抵 抗 Rchgth にスイッチをつけて切り換えてください。 10 2010-10-12 TB31372FNG AM モード時のしきい値は、IC 内部で決定します。 AM Peak 端子 (3 ピン) のコンデンサは、ビットレートに応じて変更してください。また、REF 端子 ピン) の 1/3 以上の容量を取り付けることをおすすめします。 (15 参考定数値 (マンチェスター符号) ビットレート C4 9600 bps 0.022 μF 4800 bps 0.047 μF 9. RSSI 機能 R 接続後 10 R 24 kΩ IF AMP の入力レベルに応じた直流電位が RSSI 端子 に出力されます。RSSI の出力は内部抵抗により電圧 に変換されているため、外付け抵抗 R を接続することにより RSSI 出力の傾きを変えることができます。ただ しこの場合、外付け抵抗 R と IC 内部抵抗の温度係数の差により RSSI 出力の温度特性が変わる可能性があり ますのでご注意ください。 MIX 入力レベル 図4 図5 10. PLL ブロック XIN 1/3 PDET 1/32 CP LOOP FILTER VCO 図6 1/32 の固定分周プリスケーラにて構成されています。また 3 次ループフィルタを内蔵しています。 チャージポンプ電流は 10μA です。 Loop Filter VCO CP 図7 11. VCO ブロック バランス発振タイプです。発振用トランジスタ及びバリアブルキャパシタダイオードなどを内蔵しています。 発振周波数は 315MHz 帯となります。 11 2010-10-12 TB31372FNG 12. 制御端子について ENABLE ビットについて 全回路の ENABLE 制御をするビットです。 Vcc が完全に立ち上がってから ENABLE を’ Hi ’にしてください。 ① ENABLE 回路 Hi ON Lo BS AM/FM スイッチについて ② AM/FM 変調 Hi FM モード Lo AM モード LPF スイッチについて 使用するビットレートフィルタを制御するビットです。ビットレートに応じて制御を選択してください。 ビットレートフィルタを固定で使用する場合もビットレート、局部発振 (XIN1/2) に応じて制御を選択してください。 ただし、LPF C1(21 ピン)・LPF C2(24 ピン)はオープンにしてください。 ③ LPF SW XIN 動作モード ビットレート XIN2: GND XIN2: 実装 Hi 高ビットレート XIN1 XIN2 Lo 低ビットレート XIN1 XIN1 注: ビットレート切り換え不要の場合は XIN2 は OPEN 処理が可能です。 ④ CHARGE スイッチについて CHG SW OPEN Lo LPF SW CHARGE2 動作モード CHARGE1 動作モード Hi ON OFF Lo OFF Hi ON Lo ON Hi テストモード 注 1: CHARGE1 を使用しない場合は CHARGE 端子 注 2: CHG SW は Hi で使用しないでください。 (注1) ON OFF (注1) ON (注2) (11 ピン) は OPEN にしてください。 端子制御例 ビットレート切り換え XIN1/ XIN2 切り換え XIN1 XIN2 LPF SW LPF C1/ C2 使用 使用 実装 実装 H/ L 実装 使用 不要 実装 GND H/ L 実装 不要 使用 実装 実装 H/ L OPEN 不要 不要 実装 OPEN L OPEN 12 2010-10-12 TB31372FNG コントロールタイミングチャート ※ タイミングチャートは機能・動作を説明するため単純化している場合があります。 Power ON BS 動作 ON ヘッダー信号 データ受信 ヘッダー信号 動作 ON データ受信 VCC PLL VCC XOSC 約 90μs VCO その他 約 100μs T-Lock: 約 150 μs(注1) PLL CHARGE1 ENABLE XOSC 発振開始 注1: T-Lock とは PLL のロック周波数が設定値の±1kHz に収束した時間を表します 13 2010-10-12 TB31372FNG 基板パターン設計上のご注意 本製品のパターン設計について以下の点にご注意ください。 局部発振回路 (1, 2 ピン) LNA 部とは十分にアイソレーションをとること。 局部発振回路の信号がミキサ入力に飛び込まないようにアイソレーションを確保すること。 局部発振回路部分の GND は分離し、細いラインで接続すること。 水晶振動子を 2 点使用する際は、各振動子のアイソレーションを十分にとること。 データ出力部 (12 ピン) データ出力の後段からのノイズに備え、他回路に影響を与えないようなるべく出力パターンを孤立させること。 LNA 回路部 1) 2) LNA 発振防止 RF 入力部(13 ピン)と RF-DEC 部(14 ピン)のパターンを近づけすぎないようにすること。 入力部(13 ピン)と出力部(16 ピン)のパターンのアイソレーションを確保すること。 RF 入力信号ラインは細めに設計すること。 RF-IN(13 ピン)と RF-DEC(14 ピン)の間に GND パターンを多めに入れること。 ゲインの確保 LNA ゲインの確保のため 13 ピンの入力マッチング回路は基板パターンに応じて最適値を選択すること。 IC 実装部 IC 実装下は GND を設け、スルーホールも多めにとること。 実装上のご注意 誤装着はしないでください。IC や機器に破損や損傷や劣化を招く恐れがあります。 各電源端子のバイパスコンデンサは電圧差がでないよう、なるべく端子の近くで接続してください。また、コンデン サは容量値や種類のあったものを使用してください。 はんだ付け性については、以下の条件で確認しています。 (1) お客様の使用されるはんだ槽(Sn-37Pb 半田槽)の場合 はんだ温度 230℃、浸漬時間 5 秒間 1 回、R タイプ フラックス使用 (2) お客様の使用されるはんだ槽(Sn-3.0Ag-0.5Cu 半田槽)の場合 はんだ温度 245℃、浸漬時間 5 秒間 1 回、R タイプ フラックス使用 14 2010-10-12 TB31372FNG 絶対最大定格 (温度範囲規定以外はTa = 25°C, 電圧はグランド基準です。) 項 目 記 号/ 端子名称 定 格 単位 電 源 電 圧 VCC 6.0 V 許 容 損 失 PD 780 mW 入 力 端 子 電 圧 AM/FM, LPF SW, ENB, CHG SW 6.0 V 保 存 温 度 範 囲 Tstg −55~150 °C 絶対最大定格は、瞬時たりとも超えてはならない規格です。本規格を越える条件で動作させないでください。 動作可能範囲 (温度範囲規定以外はTa = 25°C, 電圧はグランド基準です。) 項 電 源 動 R X 動 作 作 F 目 電 温 動 I 作 N 記 圧 範 度 周 範 波 設 数 定 範 範 号 測定 回路 測 定 条 件 最小 標準 最大 単位 囲 VCC ⎯ ⎯ 3.6 5.0 5.5 V 囲 Topr ⎯ ⎯ −40 25 85 °C 囲 FRF ⎯ IF=220kHz 310 314.94 316 MHz 囲 OSC ⎯ IF=220kHz 29.042 29.505 29.604 MHz 動作可能範囲はデバイスの電気的特性の変動を伴いながらも、基本機能動作が可能な条件をしめすものです。 電気的特性 (特に指定のない場合Ta = 25°C、VCC = 5.0 V、fin(RF) = 314.94 MHz、fin(Lo) = 29.505 MHz、Dev = ±20kHz、CHG SW = OPEN、AM/FM = H、LPF SW = L、ENB = H) RF+IF ブロック 記 号 測定 回路 無信号時消費電流(ASK モード) Icc(ASK) 2(1) 無信号時消費電流(FSK モード) Icc(FSK) バッテリーセービング時消費電流 項 L N 目 A 利 測 定 条 件 最小 標準 最大 単位 V(Lo) = 110dBμV 4.4 5.9 7.4 mA 2(2) V(Lo) = 110dBμV 4.6 6.1 7.6 mA Icco 2(3) ENB = L ⎯ 0 5 μA 得 1 Gv (RF) 1 1(6) 50Ω 入出力 -9 -6 -3 dB fo-3dB, RSSI 端子(10 ピン) ⎯ 60 80 kHz I F ( L ) 帯 域 IFL 1(1) I F ( H ) 帯 域 IFH 1(1) fo-3dB, RSSI 端子(10 ピン) 300 360 ― kHz 0.25 0.5 0.75 V R S S I 出 力 電 圧 1 VRSSI1 1(1) Vin (MIX) = 25dBμVEMF AM/FM=L R S S I 出 力 電 圧 2 VRSSI2 1(1) Vin (MIX) = 50dBμVEMF AM/FM=L 1 1.3 1.6 V R S S I 出 力 電 圧 3 VRSSI3 1(1) Vin (MIX) = 80dBμVEMF AM/FM=L 1.85 2.2 2.55 V 抵 抗 RRSSI 1(9) 18 24 30 kΩ ベ ル Vod 1(3) 73 94 115 mVrms 流 ICHG2 ⎯ ⎯ 0.6 0.95 1.3 mA ピ ー ク ホ ー ル ド 入 力 抵 抗 RPEAK 1(10) ⎯ 75 100 125 kΩ ピ ー ク ホ ー ル ド 電 流 IPAEK ⎯ ⎯ 170 260 350 μA ピ ー ク ホ ー ル ド 電 圧 VPAEK ⎯ AM Peak 端子(3 ピン), -5μA 入力 -140 -115 -90 mV CHARGE2 しきい値(FSK モード) VTHFM ⎯ R9= 100 kΩ REF 端子(15 ピン), ±5μA 入力 185 245 305 mVp-p CHARGE2 しきい値(ASK モード) VTHAM ⎯ LPF IN 端子(22 ピン), 0.8V 入力 REF 端子(15 ピン), ±5μA 入力 165 220 275 mVp-p R S 検 C S 波 H I 出 A R 出 力 力 G レ E 2 電 ⎯ Dev. =±20kHz Vin(MIX) = 60dBμVEMF 15 2010-10-12 TB31372FNG 記 号 測定 回路 測 定 条 件 波 形 整 形 出 力 デ ュ ー テ ィ 比 DR 1(2) Vin (MIX) = 60dBμVEMF シングルトーン コ ン パ レ ー タ 入 力 抵 抗 RCOMP 1(10) 切り替えスイッチ端子入力レベル VIL ⎯ 切り替えスイッチ端子入力レベル VIH ⎯ DATA 出力電圧(L レベル) VDATAL 1(7) DATA 出力リーク電流(H レベル) IDATAH 1(8) 記 号 測定 回路 12dBSINAD 1(4) 2 Gv (RF) 2 ⎯ 項 目 参考特性データ 目 受 信 感 度 ( 1 2 d B S I N A D ) N A 標準 最大 単位 45 50 55 % 75 100 125 kΩ AM/FM, LPF SW, ENB 各端子 0 ⎯ 0.2 V AM/FM, LPF SW, ENB 各端子 2.0 ⎯ 5.5 V IDATAL = 200μA ⎯ ⎯ 0.4 V ⎯ 0 2 μA 標準 単位 600bps(マンチェスター) SAW filter 無し、dev=±20kHz 0 dBμV EMF Vin (RF) = 50 dBμV 30 dB ⎯ ⎯ * 項 L 最小 利 得 測 定 条 件 L N A 入 力 容 量 C (RF) IN ⎯ ⎯ 2 pF L N A 入 力 抵 抗 R (RF) IN ⎯ ⎯ 1.5 kΩ ミ キ サ 変 換 利 得 Gv MIX ⎯ Vin = 50 dBμV 27.5 dB ミ キ サ 入 力 抵 抗 R MIX ⎯ LNA OFF 1.2 kΩ ミ キ サ 入 力 容 量 C MIX IN ⎯ LNA OFF 2.5 pF ミキサインタセプトポイント IP3 ⎯ 96 dBμV ミキサ 1dB コンプレッション 1dB comp ⎯ 85 dBμV 35 dB 61 dB イ I メ F ー ア 除 去 比 IRR ⎯ ン プ 利 得 Gv (IF) ⎯ ジ ⎯ 入力換算値 ⎯ 信 号 対 雑 音 比 1 S/N1 1(5) Vin (MIIX) = 30dBμV, V(Lo)=110dBμV, 600bps(マンチェスター) 35 dB 信 号 対 雑 音 比 2 S/N2 1(5) Vin (MIX) = 60dBμV, V(Lo)=110dBμV, 600bps(マンチェスター) 53 dB 立 ち 上 が り 時 間 T ⎯ CHARGE2, 9600bps(マンチェスター), dev=±20kHz, Vcc ON から Duty 40%以上出力までの時間 1 ms V C O 位 相 雑 音 C/N ⎯ @500kHz 離調ポイント -90 dBc/Hz V C O 変 換 感 度 VVIN1 ⎯ VCO 周波数: 315MHz 帯 60 MHz/V ロ ッ ム PLL lock ⎯ ローカル外部注入 150 μs RSW ⎯ VSW = 0.2V 700 Ω ク ア ッ プ タ イ L P F C 1 S W 端 子 オ ン 抵 抗 *: 本項目はあくまで参考値であり、保証値ではありません。 単位: dBμV は負荷端表示を示します。(0dBm = 107dBμV = 113 dBμVEMF @50Ω) 16 2010-10-12 TB31372FNG 標準測定回路 (測定回路内の部品は、特性確認のために使用しているものであり応用機器の誤動 作や故障が発生しないことを保障するものではありません。) 24 23 LPF C2 22 LPF OUT LPF IN 21 LPF C1 20 GND 19 AF OUT 18 CHG Vth C16 0.01μF 16 Vcc L3 39nH MIX IN 15 REF R6 1 kΩ 14 RF DEC C21 1000pF C15 6pF L2 33n H C17 17 C22 6pF 0.047μF C19 1000pF 10μF C1 0.1μF C13 R9 100 kΩ R4 68 kΩ C9 1500pF R2 68 kΩ C8 82pF C3 C6 270pF 4700pF VCC VCC R5 1kΩ 標準測定回路例 13 RF IN RSSI PLL Detector XOSC IF Filter VCO Comp 100 kΩ VCC R7 VCC 0.047μF LPF RX Charge DATA 8 SW 9 ENB 10 RSSI 11 12 1000pF C20 10μF C12 AM 7 /FM C18 0.1μF OPEN PLL 6 Vcc C11 0.022μF C4 51 Ω R1 ~ SG C2 0.01μF CHG AM PLL SW Peak GND XIN1 XIN2 1 2 3 4 5 VCC VCC 17 2010-10-12 TB31372FNG 測定回路 1 (1) VRSSI, IFL, IFH (2) DR 1000pF 16 SG 16 10 SG V 1000pF 51Ω 100kΩ 1000pF 51Ω 0.01μF 1 0.01μF SG 12 1 SG 51Ω 51Ω (3) Vod (4) 12dB SINAD 1000pF 16 SG 6 pF 1000pF 13 19 SG 51Ω 0.01μF 1 SG 23 39 nH SG 1 0.01μF 51Ω 51Ω (5)S/N1、S/N2、AMR ASK Mode FSK Mode 1000pF 1000pF SG 23 51Ω SG 7 0.01μF 0.01μF 1 1 SG 23 51Ω 7 Vcc Buff 16 Buff 16 SG 51Ω (6) GV(RF)1 51 Ω (7) VDATA L 13 16 15 ← 12 VCC V 1.5 V 0.01μF 22 1 SG I = 200μA 1.0 V 1000 pF 51 Ω SG 51 Ω 1000 pF 51 Ω 18 2010-10-12 TB31372FNG (8) IDATA H (9) RRSSI V 1.5 V 15 VCC 12 Ω 10 100 kΩ I = V/100 × 10 1.0 V 3 22 ※電圧を 0.2V 以下にして測定してください。 (10) RPEAK, RCOMP 23 Ω 3 15 測定回路 2 (1) Iccq FM (2) Iccq AM SG 51Ω 1kΩ 4 7 8 14 9 20 6 16 1kΩ 0.01 μF 1 SG 51Ω 4 17 7 8 9 A 14 6 20 16 1 0.01 μF 17 A Vcc Vcc (3) Icco SG 51Ω 1kΩ 4 8 9 7 14 6 20 16 1 0.01 μF 17 A Vcc 19 2010-10-12 TB31372FNG 参考データ (温度特性データは弊社評価基板でのデータです。電気的特性に記載している条件以 外では保証していません。) 無信号時消費電流 – 電源電圧特性 FM モード 無信号時消費電流 – 電源電圧特性 7 9 (mA) 6 ICCqfm 4 f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV 3 LPF SW: L CHG SW: OPEN 2 <Meas point> VCC at multi meter 1 BS 0 0 1 2 3 4 125°C 8 7 AM 5 無信号時消費電流 無信号時消費電流 ICC (mA) FM 5 25°C 6 −40°C 5 4 f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV ENB: H LPF SW: L AMFM: H CHG SW: OPEN <Meas point> VCC at multi meter 3 2 1 0 0 6 1 VCC (V) 電源電圧 6 VCC (V) 2.5 25°C (V) 2 −40°C VRSSI 7 1.5 RF-IN 6 5 4 RSSI 出力電圧 ICCqam. (mA) 無信号時消費電流 5 125°C f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV ENB: H LPF SW: L AMFM: L CHG SW: OPEN <Meas point> VCC at multi meter 3 2 1 0 0 1 2 3 電源電圧 4 5 MIX-IN 1 0.5 0 −20 6 f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV f(RF) = f(MIX) in = 314.94 MHz, VCC = 5 V ENB: H, LPF SW: L, AMFM: H, CHG SW: OPEN <Meas point> RSSI at multi meter 0 VCC (V) 125°C VRSSI (V) 25°C RSSI 出力電圧 −40°C 1 0.5 20 40 MIX IN 入力レベル 60 VIN 80 100 120 (dBμVEMF) 3 f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV f(MIX) IN = 314.94 MHz 2.5 VCC = 5 V ENB: H LPF SW: L 2 AMFM: H CHG SW: OPEN <Meas point> RSSI at multi meter 1.5 0 40 RSSI 出力電圧特性 (MIX 入力) AM モード 3 0 −20 20 入力レベル RSSI 出力電圧特性 (MIX 入力) FM モード (V) 4 RSSI 出力電圧特性 (MIX, RF 入力) 8 VRSSI 3 電源電圧 無信号時消費電流 – 電源電圧特性 AM モード RSSI 出力電圧 2 60 80 100 f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV f(MIX) IN = 314.94 MHz 2.5 VCC = 5 V ENB: H LPF SW: L 2 AMFM: L CHG SW: OPEN <Meas point> RSSI at multi meter 1.5 V(MIX) IN (dBμVEMF) 0.5 0 20 40 MIX IN 入力レベル 20 −40°C 1 0 −20 120 125°C 25°C 60 80 100 120 V(MIX) IN (dBμVEMF) 2010-10-12 TB31372FNG 参考データ (温度特性データは弊社評価基板でのデータです。電気的特性に記載している条件以 外では保証していません。) S/N, AMR 特性 (RF 入力) FM モード 低ビットフィルタ S/N, AMR 特性 (RF 入力) FM モード 高ビットフィルタ 10 10 S (−40°C) 0 f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV f(MIX) IN = 314.94 MHz VCC = 5 V FM_Dev = ±20 kHz fmod = 600 Hz ENB: H, LPF SW: L AMR (25°C) AMFM: H, CHG SW: OPEN <Meas point> N (125°C) LPFOUT at audio analyzer −30 −40 AMR (125°C) (dB) AMR (125°C) −20 −30 N (−40°C) S (25°C) f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV f(MIX) IN = 314.94 MHz VCC = 5 V, FM_Dev = ±20 kHz fmod = 9600 Hz ENB: H, LPF SW: H AMFM: H, CHG SW: OPEN <Meas point> LPFOUT at audio analyzer N (25°C) AMR (25°C) −40 AMR (−40°C) −50 S (−40°C) −10 S + N, N (dB) −20 S (125°C) 0 S (125°C) −10 S + N, N S (25°C) −50 N (−40°C) N (25°C) −60 −20 20 0 60 40 RF IN 入力レベル 100 80 −60 −20 120 V(RF) IN (dBμVEMF) 0 20 S (25°C) 0 −10 (dB) −20 V(Lo) IN = 110dBμV f(MIX) IN = 314.94 MHz VCC = 5 V FM_Dev = ±20 kHz AMR fmod = 600 Hz (25°C) ENB: H, LPF SW: L −30 S + N, N (dB) AMR (125°C) AMFM: H, CHG SW: OPEN <Meas point> LPFOUT at audio analyzer N (125°C) −40 N (−40°C) AMR (125°C) −20 S (−40°C) −30 −40 AMR (−40°C) N (25°C) −50 N (−40°C) −50 AMR (−40°C) N (125°C) N (25°C) −60 −20 0 20 S (25°C) f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV f(MIX) IN = 314.94 MHz VCC = 5 V, FM_Dev = ±20 kHz fmod = 9600 Hz ENB: H, LPF SW: H AMFM: H, CHG SW: OPEN <Meas point> LPFOUT at audio analyzer S (125°C) f(Lo) IN = 29.505 MHz −10 40 MIX IN 入力レベル 60 80 100 −60 −20 120 V(MIX) IN (dBμVEMF) AMR (25°C) 0 20 40 MIX IN 入力レベル S/N, AMR 特性 (MIX 入力) AM モード 低ビットフィルタ 60 80 100 120 V(MIX) IN (dBμVEMF) 復調出力 – 電源電圧特性(FM) 10 180 0 160 25°C 140 N (−40°C) −30 −40 S (−40°C) N (125°C) −50 (mVrms) f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV f(MIX) IN = 314.94 MHz VCC = 5 V, AM_Depth = 90% fmod = 600 Hz ENB: H, LPF SW: L AMFM: L, CHG SW: OPEN <Meas point> LPFOUT at audio analyzer 復調出力 (dB) 120 V(RF) IN (dBμVEMF) S (125°C) 0 S + N, N 100 10 S (−40°C) −20 80 N (125°C) S/N, AMR 特性 (MIX 入力) FM モード 高ビットフィルタ 10 S + N, N 60 40 RF IN 入力レベル S/N, AMR 特性 (MIX 入力) FM モード 低ビットフィルタ −10 AMR (−40°C) S (25°C) −70 −20 0 20 40 MIX IN 入力レベル 60 80 100 125°C 100 80 f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV f(MIX) IN = 314.94 MHz VCC = 5 V, FM_Dev = ±20 kHz fmod = 600 Hz, V(MIX) IN = 60dBμVemf ENB: H, LPF SW: L AMFM: H, CHG SW: OPEN <Meas point> AF_OUT at audio analyzer 60 40 S (125°C) N (25°C) −60 −40°C 120 20 0 0 120 V(MIX) IN (dBμVEMF) 1 2 3 電源電圧 21 4 5 6 7 VCC (V) 2010-10-12 TB31372FNG 参考データ (温度特性データは弊社評価基板でのデータです。電気的特性に記載している条件以 外では保証していません。) MIX インターセプトポイント V(MIX OUT) (dBμV) 120 100 80 MIX1dB コンプレッション 160 <希望> f(SG1) IN = 314.94 MHz f(SG2) IN = OFF <妨害> f(SG1) IN = 314.44 MHz f(SG2) IN = 313.94 MHz f(REF) IN = 29.505 MHz V(REF) IN = 110dBμV インターセプトポイント: 98.0dBμV <Meas point> MIXOUT at Spectrum analyzer 希望リニア 希望 V(MIX OUT) (dBμV) 140 V = 5 V CC 妨害 妨害リニア 60 120 80 VCC = 5 V f(MIX) IN = 314.94 MHz f(Lo)IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV 1dB compression level: 85.5dBμV <Meas point> MIXOUT at spectrum analyzer 40 40 20 20 40 60 80 V(MIX IN) 100 0 0 120 40 (dBμV) 80 V(MIX IN) 120 (dBμV) S カーブ特性 (MIX IN) 離調特性 20 3.5 25°C −40°C 3 (V) 125°C 0 S カーブ出力電圧 減衰レベル (dB) 10 −10 f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV −20 V(MIX) IN = 60dBμVEMF VCC = 5 V, FM_Dev = ±20 kHz −30 fmod = 600 Hz ENB: H, LPF SW: L, AMFM: H −40 CHG SW: OPEN <Meas point> AF_OUT at audio analyzer −50 100 200 300 400 0 IF_(MIX IN) 25°C 2.5 −40°C 2 1.5 0.5 500 600 0 0 700 200 300 400 IF_(MIX IN) 500 600 700 (kHz) 波形整形デューティ比 – 電源電圧特性 AM モード 52 (%) 25°C −40°C 48 44 42 1 2 電源電圧 3 4 5 波形整形デューティ比 46 −40°C 48 f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV f(RF) IN =314.94 MHz VCC = 5 V FM_Dev = ±20 kHz fmod = 600 Hz ENB: H LPF SW: L AMFM: H CHG SW: OPEN <Meas point> RX DATA at oscilloscope 125°C 25°C 50 DR 50 DR (%) 100 (kHz) 52 波形整形デューティ比 f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV V(MIX)IN = 60dBμVEMF VCC = 5 V, ENB: H, LPF SW: L AMFM: H, CHG SW: OPEN <Meas point> AF_OUT at multi meter 1 波形整形デューティ比 – 電源電圧特性 FM モード 40 0 125°C 125°C 46 44 42 40 0 6 VCC (V) f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV f(RF) IN =314.94 MHz VCC = 5 V AM_Depth = 90% fmod = 600 Hz ENB: H LPF SW: L AMFM: L CHG SW: OPEN <Meas point> RX DATA at oscilloscope 1 2 電源電圧 22 3 4 5 6 VCC (V) 2010-10-12 TB31372FNG 参考データ (温度特性データは弊社評価基板でのデータです。電気的特性に記載している条件以 外では保証していません。) IF フィルタ特性 感度離調特性 2.5 0 FM mode ±40 kHz −5 f0 = 314.94 MHz VCC: 5.0 V f(Lo) IN AM mode = 29.505 MHz <AM mode> <FM mode> AM depth: 90% Dev.: ±20 kHz, ±40 kHz Waveform: Square fmod = 600 Hz <Meas point> LPFOUT at audio analyzer −10 −15 314.7 314.8 314.9 315 RF IN 入力周波数 315.1 315.2 (V) FM mode ±20 kHz 2 VRSSI 5 1.5 RSSI 出力電圧 12dB SINAD 感度 (dBμVEMF) 10 f(Lo) IN = 29.505 MHz V(Lo) IN = 110dBμV V(MIX) IN = 80dBμVEMF VCC = 5 V, ENB: H LPF SW: L, AMFM: L <Meas point> RSSI at multi meter 25°C −40°C 1 0.5 125°C 0 0 315.3 200 400 f(RF) IN (MHz) 600 1000 800 IF(MIX IN) (kHz) Data comparator 立ち上がり応答特性 AM モード (bit rate = 9.6 kHz) 2 信号妨害特性 FM モード 70 D/U 比 (dB) f(Lo) IN = 29.505 MHz, V(Lo) IN = 110dBμV fd(RF) IN = 314.94 MHz 60 fu(RF) IN = 314.2 MHz ~316 MHz VCC = 5 V, FM_Dev = ±20 kHz fmod = 600, 9600 Hz 50 9600 Hz H L ENB 40 VCC: 5 V f(RF) IN = 314.94 MHz V(RF) IN = 50dBμVEMF X’tal [MHz] = 40.6593 Bitrate = 9.6 kHz AM Depth: 100% REF_C: 0.047 μF Peak_C: 0.022 μF Waveform: Square REF 30 LPF_OUT 20 ENB: H, AMFM: H, CHG SW: OPEN <Meas point> LPFOUT at audio analyzer 600 Hz 10 0 −10 314 314.8 314.4 315.2 RF IN 妨害波入力周波数 315.6 fu(RF)IN 0 DATA_OUT H L 316 0 (MHz) 400 800 立ち上がり時間 Data comparator 立ち上がり応答特性 FM モード (bit rate = 600 Hz) 1200 1600 T (μs) Data comparator 立ち上がり応答特性 FM モード (bit rate = 9.6 kHz) H H L L REF REF ENB ENB LPF_OUT VCC: 5 V f(RF) IN = 314.94 MHz V(RF) IN = 50dBμVEMF X’tal [MHz] = 40.6593 Bitrate = 600 Hz Deviation: ±20 kHz REF_C: 0.047 μF CHG SW-th R 100 kΩ Waveform: Square 0 DATA_OUT LPF_OUT 0 DATA_OUT H L VCC: 5 V f(RF) IN = 314.94 MHz V(RF) IN = 50dBμVEMF X’tal [MHz] = 40.6593 Bitrate = 9.6 kHz Deviation: ±20 kHz REF_C: 0.047 μF CHG SW-th R 100 kΩ Waveform: Square H 0 1 2 3 立ち上がり時間 4 5 6 7 L 8 T (ms) 0 400 800 立ち上がり時間 23 1200 1600 T (μs) 2010-10-12 TB31372FNG 応用回路例 (応用回路例は量産設計を保証するものではありませんので、量産設計に際しまして は十分な評価を行ってください。) 24 23 LPF C2 LPF OUT 22 LPF IN 21 LPF C1 20 GND AF OUT 18 CHG Vth VCC C16 0.01μF 16 Vcc SAW L3 39nH MIX IN 15 REF R6 1 kΩ 14 RF DEC C21 1000pF C15 6pF L2 33n H C17 17 C22 6pF 0.047μF C19 1000pF C1 0.1μF 19 C13 R9 R4 68 kΩ C9 1500pF R2 68 kΩ C8 82pF C3 C6 270pF 4700pF VCC R5 1kΩ 10μF (1) FSK モード、ビットレート切り換えあり、XIN1/2 切り換えなし、CHARGE1/2 切り換えあり 13 RF IN RSSI PLL Detector XOSC IF Filter VCO Comp C12 VCC 100 kΩ R7 C18 VCC 0.047μF LPF RX Charge DATA SW ENB RSSI 8 9 10 11 12 1000pF C20 AM 7 /FM 10μF 0.1μF PLL 6 Vcc C11 1 pF X1 29.505MHz CHG AM PLL SW Peak GND XIN1 XIN2 1 2 3 4 5 VCC VCC SAW filter: 村田製作所 (SAFDC315MSP0T95) X1: リバーエレテック (FCX-03)/ 大真空 (DSX530GK) *: R9 の値はデータレート等の仕様に合わせて設定してください。 Data Rate LPF SW Lo Hi Data Rate (Manchester encoded) 600bps 9600bps LPF SW CHG SW 高ビットレート、CHARGE2 使用 H OPEN 低ビットレート、CHARGE1 使用 L OPEN 低ビットレート、CHARGE2 使用 L L 端子制御例 24 2010-10-12 TB31372FNG 24 23 LPF C2 22 LPF OUT LPF IN 21 LPF C1 20 GND 19 AF OUT 18 CHG Vth VCC C16 0.01μF 16 Vcc SAW L3 39nH MIX IN 15 REF R6 1 kΩ 14 RF DEC C21 1000pF C15 6pF L2 33n H C17 17 C22 6pF 0.047μF C19 1000pF C1 0.1μF C13 R4 68 kΩ C9 1500pF R2 68 kΩ C8 82pF C3 C6 270pF 4700pF VCC R5 1kΩ 10μF (2) ASK モード、ビットレート切り換えあり、XIN1/2 切り換えなし、CHARGE1/2 切り換えあり 13 RF IN RSSI PLL Detector XOSC IF Filter VCO Comp 100 kΩ R7 C18 C12 C11 VCC 0.047μF LPF RX Charge DATA SW ENB RSSI 8 9 10 11 12 10μF AM 7 /FM 1000pF C20 PLL 6 Vcc 0.1μF 0.022μF C4 1 pF X1 29.505MHz CHG AM PLL SW Peak GND XIN1 XIN2 1 2 3 4 5 VCC VCC SAW filter: 村田製作所 (SAFDC315MSP0T95) X1: リバーエレテック (FCX-03)/ 大真空 (DSX530GK) Data Rate LPF SW Lo Hi Data Rate (Manchester encoded) 600bps 9600bps C4* CHARGE2 未使用 0.022μF *: C4 の値はご参考です。量産設計に際しましては十分な評価を行なってください。 端子制御例 LPF SW CHG SW 高ビットレート、CHARGE2 使用 H OPEN 低ビットレート、CHARGE1 使用 L OPEN 25 2010-10-12 TB31372FNG 24 23 LPF C2 22 LPF OUT LPF IN 21 LPF C1 20 GND AF OUT 18 CHG Vth VCC C16 0.01μF 16 Vcc SAW L3 39nH MIX IN 15 REF R6 1 kΩ 14 RF DEC C21 1000pF C15 6pF L2 33n H C17 17 C22 6pF 0.047μF C19 1000pF 0.1μF 19 C13 R9 R4 68 kΩ R2 68 kΩ C6 4700pF C8 1500pF C1 VCC R5 1kΩ 10μF (3) FSK モード、ビットレート切り換えなし、XIN1/2 切り換えなし、CHARGE1/2 切り換えあり 13 RF IN RSSI PLL Detector XOSC IF Filter VCO Comp C12 VCC 100 kΩ R7 C18 VCC 0.047μF LPF RX Charge DATA SW ENB RSSI 8 9 10 11 12 1000pF C20 AM 7 /FM 10μF 0.1μF PLL 6 Vcc C11 1 pF X1 29.505MHz CHG AM PLL SW Peak GND XIN1 XIN2 1 2 3 4 5 VCC VCC SAW filter: 村田製作所 (SAFDC315MSP0T95) X1: リバーエレテック (FCX-03)/ 大真空 (DSX530GK) *: R9 の値はデータレート等の仕様に合わせて設定してください。 Data Rate LPF SW Lo Data Rate (Manchester encoded) Hi 600bps 端子制御例 CHARGE2 使用 CHARGE1 使用 LPF SW CHG SW H OPEN L L L OPEN 26 2010-10-12 TB31372FNG 24 23 LPF C2 LPF OUT 22 LPF IN 21 LPF C1 20 GND AF OUT 18 CHG Vth VCC C16 0.01μF 16 Vcc SAW L3 39nH MIX IN 15 REF R6 1 kΩ 14 RF DEC C21 1000pF C15 6pF L2 33n H C17 17 C22 6pF 0.047μF C19 1000pF 0.1μF 19 C13 R9 R4 68 kΩ C9 1500pF R2 68 kΩ C8 82pF C3 C6 270pF 4700pF C1 VCC R5 1kΩ 10μF (4) FSK モード、ビットレート切り換えあり、XIN1/2 切り換えあり、CHARGE1/2 切り換えあり 13 RF IN RSSI PLL Detector IF Filter VCO XOSC Comp C12 OPEN VCC 100 kΩ R7 C18 VCC 0.047μF LPF RX Charge DATA SW ENB RSSI 8 9 10 11 12 1000pF C20 AM 7 /FM 10μF 0.1μF PLL 6 Vcc C11 1 pF 1 pF X2 29.55MHz X1 29.505MHz CHG AM PLL SW Peak GND XIN1 XIN2 1 2 3 4 5 VCC VCC SAW filter: 村田製作所 (SAFDC315MSP0T95) X1/ X2: リバーエレテック (FCX-03)/ 大真空 (DSX530GK) *: R9 の値はデータレート等の仕様に合わせて設定してください。 Data Rate LPF SW Lo Hi Data Rate (Manchester encoded) 600bps 9600bps LPF SW CHG SW Xtal 高ビットレート、CHARGE2 使用 H OPEN XIN2 低ビットレート、CHARGE1 使用 L OPEN XIN1 低ビットレート、CHARGE2 使用 L L XIN1 端子制御例 27 2010-10-12 TB31372FNG 外形図 質量: 0.14 g (標準) 28 2010-10-12 TB31372FNG 製品取り扱い上のお願い • 本資料に掲載されているハードウェア、ソフトウェアおよびシステム(以下、本製品という)に関する情 報等、本資料の掲載内容は、技術の進歩などにより予告なしに変更されることがあります。 • 文書による当社の事前の承諾なしに本資料の転載複製を禁じます。また、文書による当社の事前の承諾を 得て本資料を転載複製する場合でも、記載内容に一切変更を加えたり、削除したりしないでください。 • 当社は品質、信頼性の向上に努めていますが、半導体製品は一般に誤作動または故障する場合があります。 本製品をご使用頂く場合は、本製品の誤作動や故障により生命・身体・財産が侵害されることのないよう に、お客様の責任において、お客様のハードウェア・ソフトウェア・システムに必要な安全設計を行うこ とをお願いします。なお、設計および使用に際しては、本製品に関する最新の情報(本資料、仕様書、デー タシート、アプリケーションノート、半導体信頼性ハンドブックなど)および本製品が使用される機器の 取扱説明書、操作説明書などをご確認の上、これに従ってください。また、上記資料などに記載の製品デー タ、図、表などに示す技術的な内容、プログラム、アルゴリズムその他応用回路例などの情報を使用する 場合は、お客様の製品単独およびシステム全体で十分に評価し、お客様の責任において適用可否を判断し てください。 • 本製品は、一般的電子機器(コンピュータ、パーソナル機器、事務機器、計測機器、産業用ロボット、家 電機器など)または本資料に個別に記載されている用途に使用されることが意図されています。本製品は、 特別に高い品質・信頼性が要求され、またはその故障や誤作動が生命・身体に危害を及ぼす恐れ、膨大な 財産損害を引き起こす恐れ、もしくは社会に深刻な影響を及ぼす恐れのある機器(以下“特定用途”とい う)に使用されることは意図されていませんし、保証もされていません。特定用途には原子力関連機器、 航空・宇宙機器、医療機器、車載・輸送機器、列車・船舶機器、交通信号機器、燃焼・爆発制御機器、各 種安全関連機器、昇降機器、電力機器、金融関連機器などが含まれます。本資料に個別に記載されている 場合を除き、本製品を特定用途に使用しないでください。 • 本製品を分解、解析、リバースエンジニアリング、改造、改変、翻案、複製等しないでください。 • 本製品を、国内外の法令、規則及び命令により、製造、使用、販売を禁止されている製品に使用すること はできません。 • 本資料に掲載してある技術情報は、製品の代表的動作・応用を説明するためのもので、その使用に際して 当社及び第三者の知的財産権その他の権利に対する保証または実施権の許諾を行うものではありません。 • 別途、書面による契約またはお客様と当社が合意した仕様書がない限り、当社は、本製品および技術情報 に関して、明示的にも黙示的にも一切の保証(機能動作の保証、商品性の保証、特定目的への合致の保証、 情報の正確性の保証、第三者の権利の非侵害保証を含むがこれに限らない。)をしておりません。 • 本製品、または本資料に掲載されている技術情報を、大量破壊兵器の開発等の目的、軍事利用の目的、あ るいはその他軍事用途の目的で使用しないでください。また、輸出に際しては、 「外国為替及び外国貿易法」、 「米国輸出管理規則」等、適用ある輸出関連法令を遵守し、それらの定めるところにより必要な手続を行っ てください。 • 本製品の RoHS 適合性など、詳細につきましては製品個別に必ず弊社営業窓口までお問合せください。本 製品のご使用に際しては、特定の物質の含有・使用を規制する RoHS 指令等、適用ある環境関連法令を十分 調査の上、かかる法令に適合するようご使用ください。お客様がかかる法令を遵守しないことにより生じ た損害に関して、当社は一切の責任を負いかねます。 29 2010-10-12