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アメニティデザイン企業
施工後、必ずお施主様にお渡しください。
施工説明書
取扱説明書
ダイケンリビングドアRⅢシリーズ
防音タイプ 居室タイプ 引戸・片引
(カマ錠付)
この冊子には、施工上重要な項目が記載されています。
施工の際にはよく読み、手順通りに正しく施工してください。
又、使用後は必ずお施主様にお渡しください。
ON-D15-091124
必ずお守りいただきたいこと
施工上注意
使用上注意
ダイケンリビングドアRⅢシリーズ防音タイプを長期間安全に
使えるように施工するために、またトラブルのない確実な施工
をしていただくために、以下のことを必ずお守りください。
本製品を安全に、また末永くご愛用していただくためにご使
用前に必ずよく読み、正しい使用法・使用上の注意事項をよ
く理解してください。この取扱説明書は、いつでも利用でき
るように、大切に保管してください。
●この引戸は一般住宅用の室内用引戸です。
玄関等の室外、浴室用の水や湿気の多い部位へのご使用は
おやめください。
●扉の開閉は、静かに行ってください。
乱暴に扱うと扉が破損したり脱落す
る恐れがあります。
●本引戸は周囲にパッキン材がありま
すので、扉開閉時に多少抵抗があり
ます。
●扉にぶつかったり、扉にもたれたりしないでください。
扉が破損したり、脱落する恐れがあります。
●枠の水平・垂直等建付を確認してから取り付けてください。
防音性能の劣化や開閉不具合の原因となります。
ドアと戸当りのパッキンとの間に隙間が生じる場合は、再
度枠の建付を確認して正しく施工してください。
たおれ
たいこ
つづみ
傾き
ねじれ
●沓摺、敷居をコンクリートやモルタルに直付けしないでく
ださい。やむを得ず直付けする場合は、沓摺、敷居と床面
の間に必ず防水処理をしてください。
●扉・枠及び金具、ガラスに工
具などをぶつけたり、運搬時
にひきずらないようにご注意
ください。
●扉と枠の間や、扉どうし
の隙間に指をはさまない
よう注意してください。
特に小さなお子様には十
分ご注意下さい。
●ストーブ等の熱源を近づ
けないでください。
扉が反ったり、表面がゆ
がんだりすることがあり
ます。
傷をつけるおそれがあります。
●工事が完成するまでの間、扉はたてかけて保管しないでく
ださい。
●照明灯、ストーブ等を近づけすぎないでください。
熱によるシート変色、ふくれ等の原因となります。
●本引戸は遮音性能を発現させるため、気密性を高めており、
24時間換気の通気経路になりません。
部屋単位で換気を確保してください。
●ガラスに強い衝撃を与え
たり、物をぶつけたりし
ないでください。
ガラスが割れるおそれが
あります。特に小さなお
子様には十分ご注意くだ
さい。
●扉を一度とりはずし、再度とりつけられる場合は、本書の
<施工手順6 扉のはめこみ>の項目を参照いただき、手順
にしたがって行なってください。
お 手 入 れ の 方 法
●扉や枠の清掃は、乾拭き又は中性洗剤を薄めて、硬く絞って拭いてください。
シンナー・ベンジン等を使用すると、表面の艶が変わったり、変色する場合がありますので、
避けてください。
●敷居のYレールに、ゴミやほこりがたまると引戸の走行に支障を生じる可能性がありますので、
掃除機などでこまめに掃除をしてください。
1
シンナ ー
全体図
④エアタイトパッキン
見切
〈見切枠〉
見切の片側は現場にてカット
してください。
⑪控壁縦枠
⑨鴨居
拡大図
③上部ガイド
⑰
鴨
居
レ
ー
ル
③
上
部
ガ
イ
ド
③
上
部
ガ
イ
ド
扉本体
⑮ストップレール
①扉本体
⑫
方
立
⑳カマ錠引手
⑯
専
用
接
着
剤
⑤カマ錠
見切
⑰鴨居レール
⑭Yレール
⑱引戸戸当りキャップ
⑥マグネットキャッチ
②Y戸車
⑩縦枠
④エアタイトパッキン
⑭Yレール
⑬敷居
部材・部品表
見切
施工前に必ず部品を確認してください。
No
扉セット
枠セット
部品名称
数 量
扉本体
1
②
Y戸車
2
扉本体に取付済
③
上部ガイド
2
扉本体に取付済
④
エアタイトパッキン
2
扉本体に取付済
⑤
カマ錠
1
扉本体に取付済
⑥
マグネットキャッチ
2
扉本体に取付済
⑦
扉小口カバー
⑧
カマ錠施錠ピン
1
交換説明書は、扉に貼付
⑨
鴨居
1
プレカット済
⑩
縦枠
1
プレカット済、パッキン取付済
⑪
控壁縦枠
1
プレカット済
⑫
方立
1
プレカット済、パッキン取付済
⑬
敷居
1
⑭
Yレール
⑮
金具セット
1組
1
10
φ4.2×50
枠調整ビス
11
φ4.2×55
ストップレール
1
取付ビス同梱
酢酸ビニル・エチレン共重合エマルジョン
専用接着剤
1
⑰
鴨居レール
1
⑱
引戸戸当りキャップ
8
⑲
施工説明書・取扱説明書
⑳
カマ錠引手
1組
引手セット
取付ビス
2本
見切セット
見切
必要梱包
1組=4枚入り、固定ビス4本
枠組立ビス
⑯
カマ錠
備 考
①
1
縦 用
4
横 用
2
必ずお施主様にお渡しください。
ピンは⑧と交換して使用してください。
壁厚に合わせて5サイズの中からお選びください。
扉セット+枠セット+カマ錠引手セット+見切セット(計4梱包)
2
準備
●開口部の幅・高さの寸法を十分に確保してください。
●柱の垂直、床・まぐさの水平を下げ振り・水準器でよく確認してください。
※柱、床、まぐさの水平、垂直
がでていないと下図の原因と
なります。
たいこ
水準器
内のり高さ
たおれ
間
柱
つづみ
下げ振り
枠外寸+5mm
間
柱
90°
対角線を同じ
寸法にする
°
枠外
傾き
ねじれ
内のり幅
寸+
10m
90
°
90
m
梱包を開けて部品を確認してください。
施工前に
下図のように枠を組み立ててください。
※縦枠は正寸カット済みです。
組立には同梱の枠組立ビスを
見切枠の場合
φ4.2×50
ひかえ壁用縦枠の見切
溝側と鴨居の見切溝側
を揃えてください。
鴨居
ひ
か
え
壁
用
縦
枠
縦
枠
︵
方立 戸
じ
ゃ
く
り
付
き
︶
縦枠と鴨居にずれがないよう
に組み立ててください。
ズレ
敷居
使用してください。
注意
3
縦枠と上枠にずれ又は隙間があると音洩れの原因となります。十分注意の上、組み立てて
ください。
施工手順
1
カイモノ
開口部への枠の取付
縦枠側
(戸じゃくり有り)
控壁縦枠側
(戸じゃくりなし)
①枠を開口部にはめこんで縦枠側(戸
じゃくり有り)の上部を枠調整ビ
スで仮固定してください。
③
②下げ振りを使って垂直をだしてか
ら、縦枠(戸じゃくり有り)の下
部を枠調整ビスで仮固定してくだ
さい。
④
③水準器で上枠の水平を見ながら控
壁縦枠の上部を枠調整ビスで仮固
定してください。
④下げ振りを使って垂直をだしてか
ら、控壁縦枠の下部を仮固定して
ください。
①
同梱のビス
φ5.3×55
⑥
②
縦枠
同梱の枠調整ビス
でリード穴から固
定してください。
控壁縦枠
同梱ビス
同梱ビス
枠の調整方法
計
を時
ス
時
整ビ した
枠調 に回
向
方
時計
を反
ス
時
整ビ した
枠調 に回
向
方
⑤枠の左右調整は右記の様に行って
ください。
⑥枠の前後、左右のたわみがない様
に調整して残りの枠調整ビスで本
固定してください。
①まず枠調整ビスで
枠を固定します。
注意
ビス固定する時に下記の点を
注意してください。
②枠調整ビスを回すことで、柱
と枠の間の隙間を調整するこ
とが出来ます。
枠調整ビスでの調整には必ず手動ドラ
イバーをご使用ください。
鴨 居
まぐさ
カイモノ
まぐさ
鴨居
鴨居
鴨居
縦
枠
鴨居の溝のリード穴から同梱の
枠調整ビスで固定してください。
接合部
鴨 居と縦 枠の接 合 部
とまぐさの間に、
スキ間
ができないよう、
カイモ
ノを入れてください。
敷 居
※接合部とまぐさの間に
カイモノがないと鴨 居
がもちあがり戸 車が脱
輪する原因となります。
鴨 居レールの溝
のリード穴 に 枠
調 整ビスを打っ
てください。
方 立
敷居裏面にウレタン系接着剤又は木工ボンドを図
の様に塗布して施工してください。
接着剤
縦
枠
裏面からビスで固定してください。
(現場手配)
敷居裏面
4
2
3
戸当りキャップの取付
Yレールの取付
Yレールは当て木を当ててかなづち等で
たたきこんでください。
引戸戸当りキャップ
を縦枠にはめ込んで
ください。
敷居とレールの隙 当て木
間がない様にしっ
かりたたきこんで
ください。
Yレール
4
鴨居への金具の取付
① 鴨居レールをはめこんでください。
必ず接着剤を点付けしてください。
数箇所に
点付け
専用接着剤
控壁縦枠
縦枠
鴨居レール取り付け位置
控壁縦枠との隙間なく
取り付けてください。
注意
約46mm
鴨居レール
鴨居レールは溝の奥までしっかりと差し込んでください。
② 鴨居レールの扉が閉まる方向の端にストップレールを取り付けてください。
ストップレールは下穴部分に同梱のビスで取り付けてください。
ストップレール取り付け位置
鴨居レール
4∼5mm
ストップレール
縦枠
(戸じゃくりあり)
控壁縦枠
(戸じゃくりなし)
なだらかな面
ストップレール
なだらかな面
鴨居レール
ストップレール
5
※必ずストップレールの角度の「なだらかな
面」を扉の開く方向に向けて取り付けてく
ださい。
5
引手の取付
取付方法は引手セット(カマ錠引手セット)同梱の取付説明書をご覧ください。
※必ず扉に同梱している、カマ錠施錠ピンに交換してください。ピンの交換方法は扉に貼付して
いる説明書を参照ください。(ピンを交換しないとカマ錠が施錠出来ません)
6
扉のはめこみ
扉をはめこんでください。
※扉の上下及び引手の向きを間違えないよう
ご注意ください。
縦枠側
(戸じゃくりがある側)
注意
扉を梱包をはずした状態で床に直接立てないで
ください。
部品を損傷するおそれがあります。
7
Y戸車・上部ガイドの調整
縦枠と扉が平行になるように、Y戸車にて扉の傾きを調整してください。
上下調整 (調整可能範囲:6mm)
下図のような状態の場合、○印のついた箇所の戸車を矢印:
の方向に調整してください。
反時計回りに回すと
扉が下に下がります
上
右
時計回りに回すと
扉が上に上がります
敷居と扉とのクリヤランスは4mmが設定寸法です。
2mm以下になると扉下の戸車補強金具とYレールが
こすれる恐れがあり、Yレールを傷つける可能性が
あります。
6
8
左右調整とエアタイトパッキンの調整
敷居・鴨居と扉が平行で縦枠・方立のパッキン扉が接するように左右調整を行ってください。
左右調整 (調整可能範囲:4mm)
下図のような状態の場合、○印のついた箇所の戸車及び
上部ガイドを矢印: の方向に調整してください。
左右調整の目安
反時計回りに回すと木口から
見て扉が左側に動きます
時計回りに回すと
木口から見て扉が
右側に動きます
鴨居
右 強
64mm
縦枠
反時計回りに回すと
木口から見て扉が
左に動きます
注意
扉
扉
上
右
縦枠
64mm
調整には、必ず
手動ドライバー
をご使 用くださ
い。
22mm
22mm
敷居
時計回りに回すと木口から
見て扉が右に動きます
エアタイトパッキンは扉の上下に取り付けてあります。上部・下部とも同様に調整してください。
エアタイトパッキンは扉を閉じたときにパッキンが敷居・鴨居に軽く接触するように調整してください。
注意
プッシャー
扉を閉めると、エアタイトパッキンのロッドが枠に当りエアタ
イトゴムが扉下部及び扉上部をシールします。シール圧調整は、
ロッドを引き出すと強くなります。敷居・鴨居とエアタイトゴ
ムの間に紙を敷いて引き抜き、抵抗を感じる程度が最適です。
プッシャーの出が約10mmが目安です。
時計回りに回すと
エアタイ
トの出が
大きくなります
9
敷居・鴨居とパッキンの接触が強いと開閉時の
コスレで摩耗し、敷居・鴨居やパッキンを傷め
る恐れがあります。
※出荷時は上下ともエアタイトパッキンが引っ込んだ状態になって
います。必ず調整を行ってください。
ストップレールと上部ガイドの調整
マグネットキャッチが上下とも“パチッ”と吸着するように上部ガイドの下のビスでストップ
レールの効き具合を調整してください。
ストップレールの位置を微調整すれ
ば、扉の閉まり具合を調整できます。
時計回りに回すとストッ
プレール の 効きが 強く
なります。
右 強
反時計回りに回すとスト
ップレールの効きが弱く
なります。
7
10
カマ錠受座の調整
施錠できることを確認してください。
※扉を開けた状態では施錠できません。
施錠が出来ない,しにくい場合は、カマ錠受座にて錠のかかり
具合を調整してください。
上下調整
ガタつき調整
①上下調整用ネジをゆるめてください。
②適当な位置に調整して、ネジを締めてください。
③扉を閉めて施錠し、扉が開かない事を確認し
てください。
④まだ扉が開く場合は①∼③を繰り返し調整し
てください。
①前後調整用ネジをゆるめてください。
②適当な位置に調整して、ネジを締めてくださ
い。
③扉を閉めて施錠し、ガタつきのない事を確認
してください。
④まだガタつく場合は①∼③を繰り返して調整
枠
扉
枠
扉
枠
扉
調整
ゆるめる
ゆるめる
ッ!
ガタ
調整
前後調整ネジ
上下調整ネジ
11
扉小口カバーの取付
扉小口カバー(金属製)
各調整が終了したら、扉に同梱して
いる扉小口カバーを四隅の小口に取
り付けてください。
固定用ビス孔
プッシャー用孔
形状A
各形状については右図を参照して
ください。取付位置にご注意くだ
さい。
形状A
形状D
形状B
形状C
形状D
形状C
扉
形状B
扉
形状C
形状B
【右引きの場合】
形状D
形状A
【左引きの場合】
取付手順①
取付手順②
取付手順③
エアタイトパッキンを固定して
いるビスを1本抜いてください。
他のビスは抜かないでください。
戸車の下部分に小口カバーのフッ
クを引っ掛けて扉小口に取付けて
ください。引手側(形状A・B)
はプッシャーを押しながら取付け
てください。
小口カバーに同梱している
ビスを使用して小口カバー
を固定してください。
このビスのみ
外してください。
小口カバー
扉
同梱のビスで固定
(各カバーに1ヶ所)
扉
フック部分
8
12
ドア枠と開口部の処理
ドア枠
カイモノ
ドア枠と開口部のすき間があれば音が漏れ、
引戸の遮音性能が発揮できません。
すき間を次の材料で埋めてください。
・ダイケン遮音隙間充填材
・ダイケン気密遮音コーキング
充填材
・石膏
・ダイケン遮音シート
など
13
見切の取付
見切枠の場合
見切
壁の施工が終了してから、見切
を取り付けてください。
シンプルタイプ
見切
縦勝ちの納めになって
います。
見切に接着剤(木工ボンド)
を塗布してください。
※見切は現場にて現物合せして
カットしてください。
14
養 生
工事が完成するまで扉・枠をダンボ
ールなどで養生してください。
その際、接着力の強いテープを敷居
に直貼り使用すると塗装がはがれる
ことがありますので、テープを敷居
に直接貼らないようにしてください。
当社では責任を負いかねます。
注意
9
※扉を壁にたてかけて
保管しないでください。
※扉は梱包ケースに
再 度 入れ、平 積み
保管してください。
養生テープをはがす際は、ドライヤー加温等でゆっくりと剥がしてください。
常温でテープを急激に剥がすと、塗装が剥がれる可能性があります。
製品寸法図
(単位はmm)
壁厚対応
見切A(シンプル)壁厚126mm
35
35
横 用
縦 用
126
156
125
15
10
19
24
126
136
125
19.5
見切B∼E(シンプル)壁厚126mm∼ 197mm
横 用
縦 用
24
見切
24
B
125
125
①②
D
E
126∼143 143∼161 161∼179 179∼197
①壁厚
8.5
C
横用 140∼157 157∼175 175∼193 193∼211
①②
②枠外寸
縦用 150∼167 167∼185 185∼203 203∼221
平面図
35
12
7
③
枠外寸法836
枠内寸法766
横用
22
31
40
49
縦用
27
36
45
54
③見切サイズ
35
774
部材断面図
35
Yレール
96.5
125
有効開口765.5
扉幅807
枠内寸法1,575
枠外寸法1,645
14
35
1
35
側面図
125
35
4
正面図
6
③
9
鴨居レール
6.25
扉高1,999
12.5
4
14
引手高970.5
枠外高2,045
枠外高2,045
枠内高1,996
6.3
枠外幅1,645
10
施 工 例
130
(単位はmm)
12.5
55
50
12.5
11
4
右図は右引きの施工例
(見切は別売です。壁厚に合わせて選択して
ください。)
35
5
リビングドアRⅢシリーズ防音タイプ
居室タイプ引戸・片引
エアタイト
マグネットキャッチ
1645幅 開口幅(ROW)=1645
開口高(ROH)=2050
4.8 39
乾燥した、節の無い
材料を使用ください。
(反り防止のため)
4.8
枠外寸法836
枠内寸法766
4.8
5 26 9
石膏ボード厚12.5
55
石膏ボード厚12.5
遮音パネル12.5
35
39 57.7
4.8
35
控え壁部分からの音漏れを
軽減するため、遮音パネル
を使用ください。
15.7
吸音ウール 50t
遮音パネル12.5
35
枠内寸法1575
枠外高2045
扉高1999
ダイケン気密遮音コーキング又は
ダイケン遮音隙間充填材
マグネットキャッチ
16 17
3.5
床仕上材12t
4
14
2.5
126 12
床仕上材12t
遮音マットS06 6t
床捨張り合板12t
35
枠外寸法1645
床捨張り合板12t
エアタイト
根太
吸音ウール 50t
敷居と扉および鴨居と扉の隙間設定は4mmです。
木質材料の性質について
木質ドアの「反り」について
木材を原料とする木質材料(合板、パーティクルボード、MDFなど)を加
工して作られた内装ドアは、空気中の水分を吸収したり放出したりするこ
とにより、伸縮する特性を有しています。この空気中の水分の吸収・放出
は内装ドア周辺の温度、湿度等の環境
条件の変化に応じて発生するもので
あり、自然現象といえます。特に、内装
ドアの室内面側と室外面側の環境条
件が大きく異なる場合、
「反り」という
現象が発生することがあります。
「反り」の発生を出来るだけ抑える方法について
ご使用の環境や設置場所によって「反り」が発生する場合があります。
「反り」の発生をできるだ
け抑える方法として、次のことにご注意ください。
①エアコン、暖房器具等をお使いになる場合は、内装ドアに直接熱風、熱気が当たらないようにし
てください。
②夏場の冷房、梅雨時の除湿、冬場の暖房等により、室内と室外の環境条件の差を極端に大き
くしないでください。
③内装ドアに直接日光が当たる場合は、窓辺にカーテン、すだれ等を設けて日光を遮ってください。
発生した「反り」は室内側と室外側の環境条件を近づける事によって、小さくなる事があります。
商品の保証について
商品保証とは、保証期間、保証内容の範囲において故障が発生した場合に、
無料で修理をお約束するものです。詳しくは、下記内容をご参照ください。
■対象商品
リビングドア
■保証期間
引渡し後2年とさせていただきます。弊社商品の引渡完了後に生じた、
弊社の責任に起因する製品の不具合を、無料で修理する期間としていま
す。保証期間を経過した製品においても、修理可能なものは、有償にて
修理を承ります。
〒530-8210 大阪市北区堂島1丁目6番20号 堂島アバンザ22F
DAIKENのホームページアドレス http://www.daiken.jp/
■保証期間内でも以下の場合は有料となります。
①建物の設計・施工に起因する場合
②自然現象・周辺環境等の不可抗力に起因する場合
③建物自体の変形、入居後における増改築や改修等に起因する場合
④入居者又は第三者の不適切な使用又は維持管理等に起因する場合
⑤経時変化による通常一般的な当該保証対象製品の色褪色、汚れ、劣化、磨
耗など
⑥製造時に実用化されていた技術では予測する事が不可能な事象に起因する
場合
⑦その他当該不具合品の発生が弊社の責によらない場合
お問い合わせは
建築音響部 サウンドセンター
( 東 京 ) T E L 0 3( 6 2 7 1 )7 7 8 5
( 岡 山 ) T E L 0 8 6( 2 6 2 )0 1 9 8