Download HF2-BT80-A 取扱説明書
Transcript
対空双眼鏡 BT80-A 鏡筒使用説明書 この度は対空双眼鏡BT80-A鏡筒をお買い上げいただきまして誠に ありがとうございます。 ●本製品は別売のH F 2 経緯台※、市販の大型カメラ三脚等 に取付けられる大型対空双眼鏡です。 ●光学系は、対物レンズ分離型2枚玉でエクステンダー レンズを内蔵しています。このため、焦点距離900mm と長いわりに鏡筒580mmと短く持ち運びに便利です。 ●31.7mm径接眼レンズ(別売)に対応 (同種接眼レンズ2本が必要)。 ●接眼部は45度傾斜型で、天体観測や地上観察を快適な 姿勢で行えます。 ※ HF汎用プレート(別売)、S X-HAL130 三脚 (別売)が必要です。 ※ 架台とのセット品をお求めの場合はHF汎用プレートが付属していることが あります。 警 告 鏡筒の仕様 機種名 対物レンズ形式 コーティング 対 物 レ ン ズ 有効径 ( D) 焦点距離 ( f) 口径比 集光力 分解能 接 眼 部 サ イ ズ 付 属 品 極限等級 パーツ取付けサイズ 接眼レンズ(31.7mm径)※ 長さ×幅×高さ 重 さ 仕様は改良のため、 予告なく変更する場合がございます。 B T 8 0 - A 鏡筒 二枚分離型(エクステンダーレンズ内蔵) マゼンタコート 80mm 900mm 1:1 1 . 2 肉眼131倍 1.45秒 11.3等星 差し込み/31.7mm (別売) 58cmx19cm×21.5cm 5kg キャリングハンドル ◎ ※ 接眼レンズ(別売) : NL V、L VW シリーズ接眼レンズ(31.7mm) ※ L V8∼24mmは使用できません。 ※ 架台 とのセット品をお求めの場合は接眼レンズが付属していることがあります。 太陽を見てはいけません。失明の危険があります。 対空双眼鏡、 接眼レンズなどで太陽を絶対に見てはいけません。 失明の危険があります。 注意 ○ レンズキャップを外したままで、 昼間に製品を放置しないでください。 望遠鏡やファインダーなどのレンズにより、火災発生の原因となる場合 があります。 ○ 移動中や歩行中に製品を使用しないでください。衝 突や転倒など、ケガの 原因となる場合があります。 ○ キャップ、乾燥剤、包装用ポリ袋などを、お子様が誤って飲みこむことの ないようにしてください。 お手入れ・保管について ・炎天下の自動車の中やヒーターなど高温の発熱体の前に製品を放置しないでください。 ・本体を清掃する際に、 シンナーなど有機溶剤を使用しないでください。 ・製品に、 雨、 水滴、 泥、 砂などがかからないようにしてください。 ・レンズにほこりやゴミがついた場合は、 市販のカメラ用ブロアーなどで吹き飛ばしてください。 ・レンズ表面は手で触れないようにしてください。 指紋などでレンズが汚れた場合は、 カメラ用レ ンズと同じ方 法で (市販のカメラ用ブロアーやレンズクリーニングペーパーを使い)クリーニング してください、 そ の際レンズを傷つけない様にしてください。 ・保管する際は直射日光を避け、 風通しの良い乾燥した場所に保管してください。 各部名称 キャリングハンドル 接眼レンズ (別売) 接眼レンズ固定リング 鏡筒 焦点調整リング フード 接眼部 対物レンズ (内部) 45度傾斜型 三脚台座 ご使用方法 ① 鏡筒の底部にある三脚台座に、三脚を取付けるネジ穴があります。 そのネジ穴にカメラ三脚(別売、または社外品)の取付けネジをね じ込みます。緩まないようにしっかり固定してください。 ① 鏡筒 鏡筒底部 ② 接眼レンズ(別売)を取付けます。接眼レンズ固定リングを左に回 せば接眼レンズを着脱できます。 ※ 接眼レンズを交換する時は、下記の接眼レンズの調整を参考に して、左右の接眼レンズの光軸調整を行ってください。 ② 接眼レンズ (別売) 三脚取付台座 カメラ三脚 取付け穴サイズ( i n) 1/4 3/8 ③ 右側の接眼レンズを覗き、焦点調整リングを回しながら右目の焦 点を合わせます。その後同様にして左側の接眼レンズを覗き、焦点 調整リングを回しながら左目の焦点を合わせます。 ③ 接眼レンズ 固定リング ④眼福を調整します。左右の接眼部を両手に持って折り曲げるよう にしながら、左右の目の間隔に合わせます。左右の目で見える視 界の円が一つに重なった時の幅が正しい眼福です。 ④ 左側接眼部 右側接眼部 右側焦点調整リング 接眼レンズの調整 本機の性質上、接眼レンズを取付けただけでは光軸が合いません。次の手順で光軸を合わせてご使用ください。 ○光軸調整の方法 ① 最初に左側の接眼レンズで、1 0 0 0 m以上遠くの物体を水平線上 (視界を左右に横切る中心線上)で視界右端ギリギリに寄せてみ てください。片方に寄せるのは、視野環との間隔を確認すること で位置関係を確認しやすくなるからです。 この時、右側の接眼レンズの視界にも同じ水平線上の右端ギリギ リに物体が見えるはずです。 位置がずれている場合は光軸が合っていませんので、調整します。 この場合、左側はそのまま保ち、右側の接眼レンズをゆっくり回 し、左側の像と同じ位置になるまで調整します。 ②上記①で合わせることができない場合は、今度は右側の接眼レン ズをそのまま保ち、左側の接眼レンズを回して同様の調整を行 ってください。 ① 水平 位置 右端に物体を 見えるように してください。 左 右 左 右 ② ○観察方法 倍率が低いほうがよりハッキリ明るく見えます。数種類の 接眼 レンズを使用する場合は、まず最低倍率の接眼レンズか らご使用ください。その後目的に合わせて徐々に倍率を 上げていきます。 〒359-0021 埼玉県 所沢市 東所沢 5 - 1 7 - 3 [代 表]T E L(042) 944-4000 FAX(042)944-4045 [ホームページ] h t t p : / / w w w . v i x e n . c o . jp 57キ-4-0.05S-50(PIXEL1160) (M) HF2 経緯台 取扱説明書 このたびは、ビクセン「 H F 2 経 緯 台 」シリーズをお買い求めいただき、 誠にありがとうございます。 ※ この説明書は 「 H F 2 経緯台」シリーズ共通の説明書です。お買い求めいただいた機種によっては、関係しない説明も掲載されていますので、ご了承ください。 ※ 他に鏡筒ユニットの説明書がある場合は、あわせてお読みください。 ご使用になる前にこの説明書をよくお読みいただき、正しくお使いください。 ● お読みになった後は、この説明書を製品のそばなどいつもお手元において、ご使用ください。 ● この説明書では、使用者や他の人々への危害、財産への損害を未然に防ぎ、本製品を安全にお使いいただくために守っていただきたい事項を示しています。 内容をよくご理解の上、製品をご使用ください。 警 告 太陽を見てはいけません。失明の危険があります。 接続した望遠鏡、対空双眼鏡、接眼レンズなどで太陽を絶対に見てはいけません。失明の危険があります。 注意 お手入れ・保管について ○ HF 2経緯台が動作中は、操作する部分を除き経緯台本体に触れないようにしてください。 ・炎天下の自動車の中やヒーターなど高温の発熱体の前に製品を放置しないでください。 手をはさむなどケガの原因になる場合があります。 ・本体を清掃する際に、 シンナーなど有機溶剤を使用しないでください。 ○ レンズキャップを外したままで、昼間に製品を放置しないでください。 ・製品に、 雨、 水滴、 泥、 砂などがかからないようにしてください。 望遠鏡やファインダーなどのレンズにより、火災発生の原因となる場合があります。 ○ 移動中や歩行中に製品を使用しないでください。衝突や転倒など、ケガの原因となる 場合があります。 ○ キャップ、 乾燥剤、包装用ポリ袋などを、 お子様が誤って飲みこむことのないようにしてください。 各部名称 ・レンズにほこりやゴミがついた場合は、 市販のカメラ用ブロアーなどで吹き飛ばしてください。 ・レンズ表面は手で触れないようにしてください。 指紋などでレンズが汚れた場合は、 カメラレン ズと同様な手順で清掃します。 (カメラ用ブロアー等でホコリを吹き飛ばし、 市販のレンズクリーニン グペーパーを使い、 軽く拭きとってください。 その際レンズを傷つけないようにご注意ください。 ) ・保管する際は直射日光を避け、 風通しの良い乾燥した場所に保管してください。 仕様・外観は改良のため、 予告なく変更する場合がございます。 上下動調整ハンドル 上下動調整ハンドル アーム アーム 125mm対空双眼鏡 キズ防止ゴム アーム軸 125mm対空双眼鏡 キズ防止ゴム 水平動調整ネジ ハーフピラー S X - H A L 1 3 0 三脚 (別売) 組立て方 SX用三脚(別売)との接続 開き止め 高さ調整ネジ ハーフピラー SX-HAL130三脚(別売) SX-HAL130三脚(別売) ① 水平で安定した観測場所を選んで設置し てください。必要に応じて三脚の長さを調 整してください。高さ調整ネジを緩めると 長さが調整できます。設定後はしっかりと 締めつけてください。 ② 次に、望遠鏡が転倒しないよう、三脚の開 き止めが開き切るまでいっぱいに開いて ください。 ツノ (SX三脚架台方位支点) ③ 三脚架台に H F 2 経 緯台のハーフピラー部 分を合わせます。 (三脚のツノとハーフピラー部分の下部 のくぼみを合わせます。 HF2経緯台について 固定ネジ ● 本機は、 手を離したところで固定される 「フリーストップ式」 です。 上下動調整ネジ・水平動調整ネジを締めるまたは緩めることで固さを調整ができます。 ) (完全にロックする事は出来ません。 ● アームを傾けることができます。 本体上部にあるアーム軸固定ネジを緩めると、 アームを前後各 4 5 度 ずつ傾けることが でき、 天頂方向の観察便利です。 また、 収納時には1 8 0 度下に向けることもできます。 ④ 三脚架台の下にある固定ネジを回し、緩ま ないようにしっかりと固定します。 アームの傾け方 六角レンチ( 4H) 六角レンチ( 4H) アーム 六角レンチ(4H ) ① 初期状態(梱包状態)ではアームの両側が 下向きになっていますので、角度を調整し ます。中心軸にある黒いゴムキャップを取 外し、中のネジを付属の六角レンチで緩め ます。 アームが自由に動くようになります。 アーム 角度表示線 アーム軸 黒いゴムキャップ 水平動調整ネジ ② フォーク架台部分とアーム軸部分に45度 間隔の角度表示線があります。これを参 考に角度を決めます。例えば天体メイン であれば天頂付近を見る際に45度にし ておくと便利です。地上観察メインであ れば垂直が便利です。 希望の角度になりましたら、①で緩めた ネジを締めて、緩まないようにしっかり 固定します。ゴムキャップを元通りに取 付けます。 BT125-A鏡筒の 取付け方 上下動調整ネジ 耳軸 上下動調整ネジ アーム 耳軸のせ口 耳軸のせ口 ① 両側のアームの耳軸のせ口、上下動調整 ネジを緩め、開きます。 上下動調整ネジ ② B T 1 2 5 - A 鏡筒(別売)を取付けます。 アーム先端の耳軸のせ口にBT125-A鏡筒 の耳軸をのせて上下動調整ネジを締め固 定します。 B T 8 0 - A 鏡筒の 取付け方 耳軸 ③ この固定はガッチリ固定するのではなく 動作した際の摩擦を調整するものとなっ ています。締め具合により硬さを好みに 合わせてご使用ください。 [ARKシリーズ大型双眼鏡(別売)も同様です。] BT80-A鏡筒底部 BT80-A鏡筒 三脚取付台座 取付け穴サイズ(i n) 1/4 3/8 ノブネジ 耳軸のせ口 ① H F汎用プレート(別売)を取付けます。 アーム先端の耳軸のせ口にH F 汎 用 プ レ ー ト の 耳軸をのせて上下動調整ネジを締 め固定します。締め具合により硬さを好 みに合わせてご使用ください。 ② B T 8 0 - A 鏡 筒( 別 売 )の 三 脚 取 付 台 座 に あ る 3っの三脚取付ネジ穴の内、1/4サイ ズの1つを利用します。 ③ B T 8 0 - A 鏡 筒 を HF汎用プレートに取付 けます。HF汎用プレートのノブネジで固 定します。緩まないようにしっかり固定 してください。 仕様・外観は改良のため、 予告なく変更する場合がございます。 対空双眼鏡セット 仕 様 機 種 名 HF2-BT80-A HF2-BT125-A 二枚分離型(エクステンダーレンズ内蔵) 二枚分離型(エクステンダーレンズ内蔵) コーティング マゼンタコート マルチコート 有 効 径(D) 80mm 125mm 焦 点 距 離(f) 900mm 760mm 口 径 比 1:1 1 . 2 1:6.08 集 光 力 肉眼131倍 肉眼319倍 対物レンズ形式 鏡 筒 部 分 解 能 極 限 等 級 長さ×幅×高さ 重 接 眼 部 架 台 部 さ パーツ取付けサイズ 接眼レンズ(31.7mm径)※ (倍 率) 1.45秒 0.93秒 11.3等星 12.3等星 58cmx19cm×21.5cm 63cmx36cm×23cm 5kg 10.9kg 差し込み/31.7mm 差し込み/31.7mm NLV25mm×2個 NLV25mm×2個 ( 3 6 倍 、実 視 界 8 3 分 ) (30倍、実視界100分) 架台タイプ HF2経緯台 HF2経緯台 上下左右動 上下左右フリーストップ、固さ調整機構付 上下左右フリーストップ、固さ調整機構付 重 さ 約3.4kg 約3.4kg 大型六角形アルミ製ニ段伸縮式(ワンタッチ式) 大型六角形アルミ製二段伸縮式(ワンタッチ式) 三 脚 部 材質・形式 長さ8 1 ∼ 1 3 0 c m・5 . 5 k g 長さ8 1 ∼ 1 3 0 c m・5 . 5 k g そ の 他 付属品 キャリングハンドル キャリングハンドル・ファインダー脚台座 総重量 15kg(接眼レンズを含まず) 19.8kg(接眼レンズを含まず) サイズ・重さ ※ 31.7mm径の接眼レンズが使用可能です。 : NLV、LVWシリーズ接眼レンズ(31.7mm) ※ LV8∼24mm LVWは使用できません。 仕様・外観は改良のため、 予告なく変更する場合がございます。 HF2経緯台仕様 HF2経緯台 経緯台 上下左右フリーストップ、 固さ調整機構付 13kg 約 3 . 4 k g( 三 脚 を 含 ま ず ) 六角レンチ4L(4mm)×1本 機種名 架台タイプ 上下左右動 搭載重量 重さ 付属品 □ SX-HAL130三脚(別売)に取付け可能です。 □ G P 2・G P D 2 用三脚(別売)にはSXハーフピラー2(別売)を併用することにより 使用可能です。 仕様・外観は改良のため、 予告なく変更する場合がございます。 オプション部品 寸法図・取付け図 HF汎用プレート概略寸法図 HF汎用プレート 250mm 64mm ←耳軸の中心→ ③ 86mm ② 74mm ① 60mm 耳軸 耳軸 プレート厚 10mm プレート面 取付け可能幅/ 2 5 0 m m B T 8 0 - A 、A R K シリーズ等の取付が可能。 SX-HAL130三脚 M 6 x 1 2 mm、P= 1mm ① ② ③ HF汎用プレート取付け図 ネジ加工部 W 1 /4 M6、P= 1mm 35 mm M 6 、P= 1 m m 大型六角形アルミ2段伸縮式 (ワンタッチ式) サイズ/8 1 c m ←→ 1 3 0 c m 重 さ/5 . 5 k g W1/4 ( に げ :10mm) ノブネジ SX-金属ピラー脚 H F 2 経緯台 高 さ/ 8 3 . 5 c m 直 径/ 1 1 . 4 c m 支脚範囲/ 4 5 c m 肉 厚/ 0 . 3 c m 重 さ/ 1 3 k g ※SX-金属ピラー脚とHF2経緯台の組合せでのご使用は 機材の転倒にご注意ください。 〒359-0021 埼玉県 所沢市 東所沢 5 - 1 7 - 3 [代 表]T E L : 04-2944-4000 FAX : 04-2944-4045 [ホームページ] h t t p : / / w w w . v i x e n . c o . j p