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SDL30 / SDL50
デジタルレベル
操作性を追求したデジタルレベル
デジタルだから簡単・正確・スピーデ
■デジタルが実現した、シンプルな操作性
■目的で選べる測定モード
観測はいたって簡単。スタッフに望遠鏡を向けてピントを合わせ、
目的に応じて、精密単回、連続(精)、平均、連続(粗)、ウェービ
測定ボタンを一押しするだけで、高さと距離が自動的に測定されま
ングの 5 種類の測定モードが選択可能です。
す。測定時間は 2.5 秒以内* と抜群の
速さを実現。さらに、標準のメモリー
機能と組み合わせれば、測定から記
録までの一連の作業の自動化も可能
です。「高さ」と「距離」を測るという
世界初、ウェービング測定機能を搭載
従来、レベル観測の際に行っていた「スタッフを前後に振る」と
いう観測法を、デジタルレベルで可能に。
±5 ∼10°
最小値を読み取り、設置誤差を軽減します。*
均等に振る
レベル本来の機能を極限まで追求し
ました。
* 単回、連続測定時。
■ソキア独自のRAB コードスタッフ
慣れを必要としたスタッフの読み取りを、人に代わって機械が行い
測定範囲 高さ 0.5∼4.0m
距離 5∼50m
* スタッフ面の明るさが150 lx以上の場合。
なお、観測精度・観測時間は、観測時の
風力状態、SDL本体、
及びスタッフを設
置する地盤状況により変化します。
ます。読み間違いや測定の個人差といったヒューマンエラーが解消
され、誰にでも正確な測定ができます。しかも、SDL30 はニュース
ーパーインバールRABコードスタッフ BIS30A との組み合わせで、
1km 往復標準偏差 0.4mm と 2 級デジタルレベルとして業界最高の
精度を実現しました。
スタッフには光や影のムラに強く、距離測定にも有効な独自の
RAB コード (RAndom Bi-directional code) を採用。天井からの
高さを測るため、スタッフを逆さにしても使用可能です。レベル本
体が、スタッフの向きを自動的に検出し、測定値をマイナス(−)で
表示します。
■測定データのメモリー(標準)
データ記録用のメモリーが標準で搭載されており、比高測定モード・
標高測定モードで、測定データの記録が可能。記録点数は 2000点。
データは手入力もできます。記録するデータの点番はもちろん、後
視点・前視点・中間点など属性の設定、観測時の往路・復路の設定
も可能です。データは最大 20 までの JOB に分けて記録でき、い
くつかの現場の同時進行にも対応が可能です。
記録したデータを汎用性の高い CSV フォーマットで PC へダウン
ロードするソフトフェア、「SDL TOOL」も用意しています。
■デジタルが生んだアプリケーション機能
●比高測定機能
後視と前視の高さの差を計算表示。
後視点は固定できるため、複数の
前視点の高さを順次算出できます。
標準のメモリー機能で、測定結果の記録も可能です。
●標高測定機能
後視点の標高を入力することによ
り、前視点の標高を算出。標準の
メモリー機能で、測定結果の記録
も可能です。
■先進の電源システム
●測設機能
Li-ion バッテリーを採用し、連続16 時間の使用が可能です。通常
種類の測設(杭打ち)ができます。
の使用方法なら、1日分の作業は1個のバッテリーで行うことができ
ます。また、2.5 時間以内で充電できる急速充電器も標準装備して
います。
比高差・標高・水平距離による、3
●デジタルガイドによる十字線点
検調整機能
十字線調整手順をグラフィック表示。
ガイドに従って、手際よく十字線点
検調整ができます。
ィー 精度で選べるSDLシリーズ
■SDL30/50 応用例
器械点をもりかえての比高測定
標高測定
「標高測定機能」を使えば、前視点の標高を自動計算表示。
後視点の標高を入力して測定開始。もりかえ点観測後、
「器械点移動」
を選択すれば、もりかえ点の標高を後視点標高として記憶します。
器械移動後、もりかえ点を後視にすれば、連続して標高測定ができ
ます。
「標高測定機能」を使い、後視点標高を 0m と入力すれば、後視点を
基準とした高低差が測れます。標高測定同様、器械点をもりかえて
観測できます。途中に障害物がある場合や、広範囲での比高測定に
便利です。
1001
比高測定
勾配設定
「比高測定機能」を使えば、後視点との高低差を計算表示。
0.1mm または 1mm 単位で測定できます。
1000
0.6mm
精度*
*BIS30A使用の場合
「比高測設機能」で、基準点との比高差を入力すれば、勾配設定が簡
単にできます。
1001
SDL50
SDL50
1002
1001
1001
SDL30
SDL50
28x
倍率
4
SDL30
0.4mm
精度
*BIS30A使用の場合
SDL30
32x
倍率
4
▲
このRABコードは、SDL30 / SDL50で測定できます。
モデル名
国土地理院測量機種登録
高さ測定精度
電子的測定
(1km往復標準偏差)
視覚的測定
距離測定精度*
(D = 測定距離、単位はm)
測定方法
測定範囲*
最小表示
測定時間
望遠鏡
自動補正機構
円形気泡管感度
水平目盛盤
ディスプレイ
内部メモリー
電子的測定
BIS30A
BGS40A/40/50
BAS55
BGS40A/40/50
BAS55
距離10m以下
距離10m∼50m
距離50m∼100m
電子的測定
高さ
距離
SDL30
SDL50
2級レベル
0.4mm
0.6mm
1.0mm
1.5mm
1.2mm
1.7mm
1.0mm
2.0mm
2.5mm
1.5mm
±10mm以下
±0.1% x D以下
±0.2% x D%以下
単回/連続(精)/平均/連続(粗)/ウェービング測定 選択可
1.6 ∼ 100m
0.0001 / 0.001m 選択可
単回/連続(精)/平均
連続
(粗)
/ウェービング測定
単回/連続(精)
平均
連続(粗)
倍率
像
対物有効径
視界
分解力
最短合焦距離(機械中心より)
スタジア乗数
スタジア加数
方式
自動補正範囲
目盛り(推読)
記憶容量
JOB
出力データフォーマット
インターフェース(ボーレート)
防水性能
使用温度範囲(保存温度範囲)
バッテリー(Li-ion電池、7.2V)
電源
連続使用時間(25℃)
充電時間(25℃)
寸法
本体
本体(バッテリー含む)
質量
1cm
10cm
2.5秒以内
平均回数 x 2.5秒以内
1秒以内
32x
28x
正像
45mm
36mm
1°20'
3"
3.5"
1.5m
100
0
磁気制動ペンジュラム方式
±15'
10'/2mm
1°
(0.1°
)
グラフィック・ドットマトリックスLCD、128 x 32ドット、バックライト機能付き
2,000点
最大20JOB
CSV形式
RS-232C準拠
(1,200 ∼ 38,400bps)
IPX4(JIS C 0920 : 2003準拠)
-20 ∼ 50℃(-40 ∼ 70℃)
BDC46C
16時間以上
2.5時間以下
158(W)x 257
(D)x 182(H)mm
約2.4kg
*RABコードスタッフ使用時
●標準付属品
バッテリーBDC46C、急速充電器CDC68、電源ケーブル
EDC113、六角レンチ、ビニールカバー、シリコンクロ
ス、取扱説明書、格納ケース
●RABコードスタッフ
○ニュースーパーインバールRABコードスタッフ
・BIS30A:3.0m、1セクション、5.5kg
国土地理院 測量機種登録 1級A水準標尺
※SDL30/50との組み合わせで2級水準測量に使用できます。
●アクセサリー(別売)
○ダイアゴナルアイピース: DE23
○グラスファイバースタッフ用着脱式気泡管: GS20L(感度20')
GS60L(感度60')
●ソフトウェア SDL TOOL
記録したデータを、汎用性の高いCSVフォーマットでPCへ
ダウンロードするソフトウェア。
SOKKIAウェブサイト内「ダウンロード・サポート」からダウ
ンロードできます*。
*ソフトウェアのダウンロードにはユーザー登録が必要です。詳しくはウエブサイトをご覧ください。
https://positioning.topcon.co.jp/sokkia/application/utility/
○グラスファイバーRABコードスタッフ
・BGS40A:4.0m、3セクション、2.4kg
国土地理院 測量機種登録 2級水準標尺
(着脱式気泡管GS20L付き)
※SDL30/50との組み合わせで3級水準測量に使用できます。
・BGS40:4.0m、3セクション、2.4kg
・BGS50:5.0m、4セクション、3.0kg
○アルミRABコードスタッフ
・BAS55:5.0m、5段、1.9kg
振り出し式RABコードスタッフ
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ソキアブランド測量機器コールセンター
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C 2013
Printed in Japan 2013 05-30 P-153-2