Download GA2000バルブ制御システム 取扱説明書

Transcript
GA2000バルブ制御システム
取扱説明書
第1版 2012/08/01
アスペクト・システム有限会社
1.概要
GA2000ログ開始時の232C信号を検知し、順次バルブを切替え、
複数の箇所でのガス計測を可能にする。
2. システム構成
バルブ制御
ユニット
DC-AC
コンバータ
2 3 2 C
コネクタ
切替バルブ
充電
コントローラ
GA2000
空気 G1 G2 G3 G4
12 V 給電
バルブユニット
バルブ
制御
バルブ
制御
ユニット
ガス入力
232 C
コネクタ
DC/
AC
充電
アダプタ
GA2000
ガスバルブは、空気と 4 つのガス入力をバルブで順次切替、GA2000 の
1 つの入力に受け渡す。
バルブ制御ユニットは、バッテリからの12 V を元にバルブや、GA2000 の
充電用の DC/AC コンバータ電源を供給する。
充電用の給電は 1 日 1 回 20 分行い、省電力のため、連続した給電は
行わない。
バルブの切替は、GA2000 からの232 C 信号を 5 秒間連続して検知して
行う。
なお、1 時間以内のバルブ切替は、GA2000 の再計測として順序に従った
次のバルブでなく前に計測を行ったバルブを制御する。
3.使用方法
1) 各機器を設置し、ケーブルを写真に従って配線する。
バルブ制御ユニット 背面
12 V
電源入力
10 A
ヒューズ
232C
入力
バルブ
切替
DC/AC
コンバータ
コネクタの形状は、接続先別に異なり、誤った接続を避ける構造であるが、
24 V バルブと12 V バルブは同じコネクタなので接続に注意する。
2) 電源を投入し、動作を確認する。
電源
スイッチ
空気
バルブ
バルブ1∼ 4
DC/AC
インバータ
出力
リセット
スイッチ
電源スイッチを投入すると、20 分間の DC/AC インバータへの電源供給を開始する。
右端の LED が点灯
以降、GA2000 からの232 CC 信号を検知して、バルブを空気から切り替えて行く。
切替は、空気、 G 1 , 空気、G2、 空気、G3, 空気、G4 を繰り返す。
リセットを押すと、最初の状態にもどる。(電源投入時と同じ)
GA2000 ログを最初から行いたい場合、リセットで最初のバルブの順序で
開始できる。
バルブの LED は、動作時には点灯したままであり、切替を待っている状態では
点滅を繰り返す。
★ 制御ユニットは、12 V バルブと24 V バルブ個別に対応しているので
接続を誤らないこと。 (バルブを壊す可能性がある)