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MS3300シリーズ 取扱説明書 付録A-5−MS3316 1次遅れ時定数設定方法
MS3316は前面のトリマにて予めご
指定頂きました時定数範囲内で1
次遅れ時定数を設定することがで
きます。
Rev. 1.0
QUICK-ONE
1ST ORDER DELAY CONVERTER
MS3316W
MODEL
POWER
SUPPLY
N– L+
+
6 5
4
9
10 11
3
1 2
+
–
OUTPUT 2
時定数設定用トリマ
INPUT
–
8 7
+
MAX
MIN
TIME CONST.
S
Z
–
OUTPUT 1
設定の方法
(37.5%)
■MS3316本体前面のトリマの目盛を
(50%)
(62.5%)
(25%)
目安に設定を行ってください。
(75%)
(12.5%)
(87.5%)
※実際の製品には12.5%∼87.5%の
印字はされていません。
MAX
MIN
TIME CONST.
■設定後、下記に従い時定数の確認を行ってください。
① 下図に従い各機器を接続してください。 (接続作業は、全ての機器の電源をOFFにして行ってください。)
入出力波形例
標準信号発生器
又は
ファンクションジェネレータ
+
5 IN +
−
6 IN −
OUT1 + 1
オシロスコープ
100%
INPUT
OUT1 − 2
0%
入力信号
100%
0%
100%
L /+ 7
N /− 8
POWER SOURCE
63%
OUTPUT
0%
t
MS3316
② 上図の状態で各機器に電源を投入し、その後最低30分間のウォーミング・アップを行って
ください。このウォーミング・アップが不充分ですと、正確な測定ができません。
③ MS3316の入力仕様0%→100%のステップ信号を入力し、そのときの入力及び出力波形を
オシロスコープにて観測してください。
④ 入出力波形例に示す時間tを読みとり時定数の確認を行ってください。
⑤ トリマを調整しながら③、④を繰り返して時定数を設定してください。