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MS4100 シリーズ 取扱説明書 付録 A 校正方法
Rev. 1.0
1. 校正の方法
◆ MS4100 シリーズ各モジュールは、予め、弊社工場で精密に調整されておりますのであらためて校正を行う
必要は
ありません。
◆ 各モジュールの校正は熟練を要する作業です。校正が必要な場合は、なるべく弊社の再校正サービスを
お受けくだ
さい。費用等につきましては、弊社営業担当者にご相談下さい。
1-1. MS4101 に対する各機器の接続
① 図に従い各機器を接続してください。
(接続の作業は、全ての機器の電源を OFF にして行ってください。また、各機器の接続は RC4100 の端子
台またはコネクタに対して行います。)
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② 上図の状態で各機器に電源を投入し、その後最低 30 分間のウォーミング・アップを行ってください。
このウォーミング・アップが不充分ですと正確な校正ができません。
③ 信号発生器の出力を入力レンジ 0%相当の起電力信号に設定してください。
④ 上記③の状態で MS4101 本体上面にあるゼロ・トリマ(左側に Z と印字してある方)をゆっくりと回転させ、
MS4101 の出力が 0%となるように調整してください。
⑤ 信号発生器の出力を入力レンジ 100%相当の起電力信号に設定してください。
⑥ 上記⑤の状態で MS4101 本体上面にあるスパン・トリマ(左側に S と印字してある方をゆっくりと回転させ、
MS4101 の出力が 100%となるように調整してください。
⑦ 上記③∼⑥を数回繰り返し、ゼロ、スパンとも完全に調整してください。
⑧ 信号発生器の出力を入力レンジの 25%、50%、75%相当の起電力信号に順次調整し、各々の出力値を
記録して直線性の確認を行ってください。
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Rev. 1.0
1-2. MS4104 に対する各機器の接続
① 下図に従い各機器を接続してください。
(接続の作業は、全ての機器の電源を OFF にして行ってください。また、各機器の接続は RC4100 の端子
台またはコネクタに対して行います。)
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② 上図の状態で各機器に電源を投入し、その後最低 30 分間のウォーミング・アップを行ってください。
このウォーミング・アップが不充分ですと正確な校正ができません。
③ 信号発生器の出力を入力レンジ 0%相当の出力信号に設定してください。
④ 上記③の状態で MS4104 本体上面にあるゼロ・トリマ(左側に Z と印字してある方)をゆっくりと回転させ、
MS4104 の出力が 0%となるように調整してください。
⑤ 信号発生器の出力を入力レンジ 100%相当の出力信号に設定してください。
⑥ 上記⑤の状態で MS4104 本体上面にあるスパン・トリマ(左側に S と印字してある方をゆっくりと回転させ、
MS4104 の出力が 100%となるように調整してください。
⑦ 上記③∼⑥を数回繰り返し、ゼロ、スパンとも完全に調整してください。
⑧ 信号発生器の出力を入力レンジの 25%、50%、75%相当の出力信号に順次調整し、各々の出力値を記
録して直線性の確認を行ってください。
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Rev. 1.0
1-3. MS4107 に対する各機器の接続
① 下図に従い各機器を接続してください。
(接続の作業は、全ての機器の電源を OFF にして行ってください。また、各機器の接続は RC4100 の端子
台またはコネクタに対して行います。)
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② 上図の状態で各機器に電源を投入し、その後最低 30 分間のウォーミング・アップを行ってください。
このウォーミング・アップが不充分ですと正確な校正ができません。
③ 信号発生器の出力を 4mA に設定してください。
④ 上記③の状態で MS4107 本体上面にあるゼロ・トリマ(左側に Z と印字してある方)をゆっくりと回転させ、
MS4107 の出力が 0%となるように調整してください。
⑤ 信号発生器の出力を 20mA に設定してください。
⑥ 上記⑤の状態で MS4107 本体上面にあるスパン・トリマ(左側に S と印字してある方をゆっくりと回転させ、
MS4107 の出力が 100%となるように調整してください。
⑦ 上記③∼⑥を数回繰り返し、ゼロ、スパンとも完全に調整してください。
⑧ 信号発生器の出力を入力レンジの 25%、50%、75%相当の出力信号に順次調整し、各々の出力値を記
録して直線性の確認を行ってください。
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