Download 空 間 光 伝 送 装 置 取扱説明書

DS4-1991D
空 間 光 伝 送 装 置
ＳＯ Ｔ − ＣＰ ８ ０ １ ／８ ０ ３
Ｃ Ｃ− Ｌ ｉ ｎ ｋ
シリーズ
Ver.1.10対 応
取扱説明書
ご 使 用前 に 必ず お読 み 下さ い。
● 本 取 扱 説 明 書 を よ く 読 み い た だ き 、内 容を 理 解し てか ら 本装 置 を使 用 ・点 検・ 整 備
を行なって下さい。
本社事務所
／神屋工場
東京営業所
〒 480-0393
名古屋営業所
〒 450-0002
大阪営業所
〒 530-0027
広島営業所
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電 子 事 業部
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名 古 屋 市中 村 区名 駅５ 丁 目１ ６番 １ ７号 （ 花車 ビル 南 館９ ０１ 号 ）
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大 阪 市 北区 堂 山町 １番 ５ 号（ 大阪 合 同ビ ル ８０ １号 ）
TEL<06>6361-1626
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広 島 県 広島 市 南区 大州 ３ 丁目 ７番 ２ 号（ Ｋ Ｎビ ル２ ０ １号 ）
TEL<082>285-6194
FAX<082>285-7286
DS41991D.jtd 2000.09.22
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DS4-1991D
はじめに
● こ の た び は 、 空 間 光 伝 送 装 置 SOT-CP801/803ｼﾘｰｽﾞを ご 採用 頂 き、 あ りが とう
ございます。
● ご 使 用 に 当 た っ て は 、 本 書 に 記 載の 内容 を 十分 ご理 解 頂き 、 工事 及 びメ ンテ
ナンスを実施して下さい。
● 本 取 扱 説 明 書 の 中 で 不 明 な 点 や 疑問 点が あ りま した ら 、最 寄 りの 営 業所 又は
神 屋 工 場 電 子 事 業 部 営 業 技 術 課 にお 問い 合 わせ 下さ い 。
TEL<0568>88-1181㈹
● 本 取 扱 説 明 書 は 、 大 切 に 保 管 し て下 さい 。
概
要
※１
● こ の ｼﾘｰｽﾞは 、 三 菱 電 機 製 Ｐ ＬＣ の 「Ｃ Ｃ− Ｌ ｉｎ ｋ Ver.1.10」に 対応 し た
空 間 光 伝 送 装 置 （ 以 下 Ｃ リ モ ー トＳ ＯＴ と 略す ）で す 。
● Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ は 、 占 有 局 数 １局 のリ モ ート Ｉ／ Ｏ ユニ ッ トで す 。
● １ 台 の マ ス タ ユ ニ ッ ト で 本 機 を 最大 ６４ 台 まで 接続 で きま す 。
● 入 出 力 各 ８ ビ ッ ト の パ ラ レ ル タ イプ 光伝 送 装置 です 。
● SOT-CP801ｼﾘｰｽﾞは 、 SOT-3102H3ｼﾘｰｽﾞ、 SOT-NP801ｼﾘｰｽﾞ、 SOT-V801ｼﾘｰｽﾞ、
SOT-V801Rｼﾘｰｽﾞと も 通 信 互 換 が あり ます 。
● SOT-CP803ｼﾘｰｽﾞは 、 SOT-3302H3ｼﾘｰｽﾞ、 SOT-NP803ｼﾘｰｽﾞ、 SOT-V803ｼﾘｰｽﾞ
とも通信互換があります。
こ の 取 扱 説 明 書 に 記 載 の 固 有 シ ステ ム名 ・ 製品 名・ 会 社名 等 は各 社 の商 標で す 。
● 「 Ｃ Ｃ − Ｌ ｉ ｎ ｋ Ｖ ｅ ｒ ． １ ．１ ０」 対 応機 種に は 、
のロゴマークが付いています。
※ １ 「 Ｃ Ｃ − Ｌ ｉ ｎ ｋ Ｖ ｅ ｒ ． １ ．１ ０」 へ の対 応は 、 本体 裏 面銘 板 の、 ロッ ト
Ｎ ｏ ， の 後 の 改 良 記 号 が Ａ "以 降 の機 器が 対 象で す。
ロット
０Ｉ
Ａ
改 良記 号
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DS4-1991D
目
次
１．注意事項
4
２．構
成
2-1.型 式
2-2.構 成 例
2-3.[3]適 用 マ ス タ ・ロ ーカ ル ユニ ット
5
5
5
5
３．各部の名称と機能
6
４．設定と手順
4-1.手 順
4-2.ス イ ッ チ の 設定
4-3.動 作 モ ー ド の説 明
4-4.取 付
５．接
続
5-1.接 続 図
5-2.配 線 に つ い ての 注 意事 項
６ ． プ ロ グ ラ ミ ン グ 方法
6-1.デ ー タ 交 信 処理 の 概要
6-2.マ ス タ 局 の 入出 力 信号
6-3.マ ス タ 局 の バッ フ ァメ モリ
6-4.デ ー タ 処 理 時間
6-5.プ ロ グ ラ ミ ング
７ ． ト ラ ブ ル シ ュ ー ティ ング
7-1.ト ラ ブ ル 発 生時 の 確認
7-2.ト ラ ブ ル シ ュー テ ィン グ
7
7
8
10
11
12
12
14
15
15
17
18
23
24
27
27
28
８．保守点検
32
９．仕
様
9-1.Ｃ Ｃ − Ｌ ｉ ｎｋ 仕 様
9-2.光 伝 送 仕 様
33
33
33
１０．外 形 図
34
１１．保
証
35
１２．改訂履歴
35
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１．注意事項
(1)使 用 電 源
電 源 に は 、 本 機 の 仕 様 電 源 電 圧 に 適合 した 安 定化 電源 を ご使 用 下さ い 。（ DC24V± 10%）
(2)リ セ ッ ト 時 間
電 源 投 入 後 、 約 1秒 間 は 、 内 部 リセ ッ ト回 路が 働 くた め動 作 しま せ ん。
(3)動 作 モ ー ド 設 定 (M/Sﾓｰﾄﾞ時 )
パ ラ レ ル タ イ プ の 光 伝 送 装 置 は 、 動作 モー ド を一 方が マ スタ 、 相手 側 がス レー ブ にな る
ように設定する必要があります。
本 機 は 、 出 荷 時 の 動 作 モ ー ド が マ スタ 設定 に なっ てい ま す。
本 機 の 動 作 モ ー ド を ス レ ー ブ に 変 更す るに は 、本 体上 部 のデ ィ ップ ス イッ チ（ １ 番ピ ン）
をＯＮにします。
(4)設 置 場 所 の 留 意 点
屋 内 で 使 用 し て 下 さ い 。 ま た 、 次 のよ うな 環 境下 では 使 用で き ませ ん 。
① 水 ・ 油 ・ 塵 ・ 埃 な ど が 飛 散 し 、 光信 号の 減 衰と なる 要 因が あ る場 所
② 溶 剤 の 蒸 気 や 腐 食 性 ガ ス の あ る 場所
③ 投 受 光 窓 に 太 陽 光 ・ 白 熱 電 球 な ど赤 外成 分 を多 く含 ん だ光 （ 外乱 光 ）が 直接 入 光す
る場所
④ 定 格 を 越 え る 温 度 ・ 湿 度 ・ 振 動 ・衝 撃が 加 わる 場所
⑤ 人 ・ そ の 他 の 障 害 物 に よ り 、 Ｓ ＯＴ の光 路 遮断 を起 こ す場 所
⑥ 強 磁 界 を 発 生 す る 機 器 （ 電 磁 接 触器 ・モ ー タ等 ）及 び 高周 波 ノイ ズ 源（ イン バ ータ
等）のある場所
(5)ケ ー ブ ル の 延 長
ケ ー ブ ル は 、 デ ー タ リ ン ク ケ ー ブ ルと 電源 ケ ーブ ルを 分 離し て 延長 し て下 さい 。
①電源ケーブル仕様
0.3mm ２ 以上
50m以内 で最 短 とす る こと 。
50m以 内 に 定 電 圧 電 源 を 用 意し て 下さ い。 又 、電 圧降 下 にも 注 意し て下 さ い。
②データリンクケーブル
伝 送 速 度 等 に よ り 規 定 さ れ ま す。 「５ 項 ．接 続」 を 参照 し て下 さ い。
尚 、 デ ー タ リ ン ク ケ ー ブ ル に は 、 CC-Link専用 ケ ーブ ルを 使 用し て 下さ い。
電 源 ケ ー ブ ル も シ ー ル ド 付 を 推 奨 しま す。
(6)デ ー タ リ ン ク ケ ー ブ ル ・ 電 源 ケ ー ブル は、 ノ イズ やサ ー ジ誘 導 を受 け ない よう 次 の点
に注意して配線して下さい。
① 主 回 路 や 高 圧 電 線 ・ 負 荷 線 と の 近接 や束 線 をせ ず（ 100mm 以 上離 す ）単 独で 配 線し
て下さい。
② ケ ー ブ ル 中 継 部 に つ い て も 同 様 の配 慮を し て下 さい 。
(7)通 信 設 定
本 機 は 、 局 番 設 定 ・ 伝 送 速 度 設 定 など いく つ かの スイ ッ チ設 定 項目 が あり ます 。
「 ４ .[2]項 ス イ ッ チ の 設 定 」 を 確 認の 上、 設 定を 行な っ て下 さ い。
(8)終 端 抵 抗
デ ー タ リ ン ク ケ ー ブ ル の 両 端 に は 、マ スタ ・ スレ ーブ ユ ニッ ト に付 属 の終 端抵 抗 を必 ず
取付けて下さい。
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２．構
成
2-1.型 式
ＳＯＴ− ＣＰ
８
０１
光軸 方向
Ｈ： ﾍｯﾄﾞｵﾝ
Ｓ： ｻｲﾄﾞｵﾝ
伝送 距離
０ １： 1m
０ ３： 3m
入出 力点 数
８： 入 ／出 力 各8点
シリ ーズ 型 式
2-2.構 成 例
ｼｰｹﾝｻ
CPU
ｼｰｹﾝｻ
CPU
ﾏｽﾀ
ﾕﾆｯ
ﾄ
CC-Link
SOT-CP
801
SOT-CP
801
SOT-CP CC-Link
801
終端抵抗
SOT-V MINI-S3ﾘﾝｸ
801R
SOT-CP
801
SOT-NP ﾊﾟﾗﾚﾙ入 出力
801
終端抵抗
終端抵抗
終端抵抗
2-3.適 用 マ ス タ ・ ロ ー カ ル ユ ニ ッ ト
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ は 、 次 の マ ス タ・ ロ ーカ ルユ ニ ット に接 続 でき ま す。
・ A1SJ61BT11
AnS/A2USシ リ ー ズ用 マス タ ・ロ ーカ ル ユニ ッ ト
・ AJ61BT11
Aシ リ ー ズ 用 マス タ・ ロ ーカ ルユ ニ ット
・ A1SJ61QBT11
Q2ASシ リ ーズ 用 マス タ・ ロ ーカ ルユ ニ ット
・ AJ61QBT11
QnAｼﾘｰｽﾞ用 マ ス タ・ ロー カ ルユ ニッ ト
・ QJ61BT11
Qシ リ ー ズ 用 マス タ・ ロ ーカ ルユ ニ ット
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I/O
DS4-1991D
３．各部の名称と機能
④
⑤ ⑥ ⑧⑦
⑬
⑨
⑫
7
6
8
5
E RR
③
型 式
RUN
①
⑮
8
7
6
5
3
4
CTL
S D
TCD
3
R D
2
D T
4
1
P OW
RCV
1
OU T
2
I N
②
⑫
⑪
⑪ （サイドオン ）
（ヘッドオン ）
⑭
⑩
① 局 番 設 定 ス イ ッ チ （ × 2）
本 機 の リ モ ー ト 局 番 を 設 定 し ま す。 (1∼ 64)
②伝送速度設定スイッチ
Ｃ Ｃ − Ｌ ｉ ｎ ｋ の 伝 送 速 度 を 設 定し ます 。 (0∼ 4)
③動作モード切替スイッチ
Ｍ ／ Ｓ モ ー ド 、 Ｘ モ ー ド 等 を 設 定し ます 。
④ Ｐ Ｏ Ｗ (電 源 表 示 灯 ）
本 体 に 電 源 が 正 常 に 印 加 さ れ て いる とき 、 点灯 (赤 色)しま す 。
⑤ Ｄ Ｔ ／ Ｒ Ｃ Ｖ （ デ ー タ 正 常 表 示 灯／ 安定 受 光表 示灯 ）
ノ ー マ ル Ｓ Ｏ Ｔ と デ ー タ 伝 送 が 可能 にな る とＤ Ｔ（ 赤 色） 点 灯、
自 機 の 受 光 量 が 安 定 領 域 に な る とＲ ＣＶ （ 緑色 ）点 灯 しま す 。
⑥ Ｃ Ｔ Ｌ ／ Ｔ Ｃ Ｄ （ 伝 送 停 止 入 力 表示 灯／ 送 信停 止入 力 表示 灯 ）
光 伝 送 停 止 時 Ｃ Ｔ Ｌ （ 赤 色 ） 点 灯、 光送 信 停止 時Ｔ Ｃ Ｄ（ 緑 色） 点 灯し ます 。
⑦ Ｒ Ｕ Ｎ ／ Ｅ Ｒ Ｒ （ デ ー タ リ ン ク 実行 中表 示 灯／ 交信 エ ラー 表 示灯 ）
マ ス タ 局 と 正 常 に デ ー タ 交 信 し てい る時 Ｒ ＵＮ （緑 色 ）点 灯 、
Ｃ Ｃ − Ｌ ｉ ｎ ｋ の 交 信 エ ラ ー 時 ＥＲ Ｒ（ 赤 色） 点灯 、 スイ ッ チ① ま たは ②を 電 源ON時
に 変 更 し た と き Ｅ Ｒ Ｒ 点 滅 し ま す。
⑧ Ｓ Ｄ ／ Ｒ Ｄ （ デ ー タ 送 信 中 表 示 灯／ デー タ 受信 中表 示 灯）
Ｃ Ｃ − Ｌ ｉ ｎ ｋ の デ ー タ 送 信 時 ＳＤ （緑 色 ）点 灯、 デ ータ 受 信時 Ｒ Ｄ（ 赤色 ） 点灯 。
⑨ＩＮ（データ入力表示灯）
相 手 側 伝 送 装 置 へ の 伝 送 デ ー タ (RY)の状 態 を、 １ｂ ｉ ｔご と に赤 色 で表 示し ま す。
⑩ＯＵＴ（データ出力表示灯）
相 手 側 伝 送 装 置 か ら の 伝 送 デ ー タ(RX)の 状 態を 、１ ｂ ｉｔ ご とに 緑 色で 表示 し ます 。
⑪投受光部
ヘ ッ ド オ ン タ イ プ と サ イ ド オ ン タイ プが あ りま す。
ヘ ッ ド オ ン タ イ プ は 、 ヘ ッ ド 部 側に 送受 信 用の 投受 光 素子 が あり ま す。
サ イ ド オ ン タ イ プ は 、 型 式 銘 板 部側 に送 受 信用 の投 受 光素 子 があ り ます 。
⑫光量調整ボリウム
光 量 を 調 整 し 、 伝 送 距 離 を 変 え るこ とが で きま す。
設 定 距 離 以 上 光 を と ば し た く な い場 合な ど に使 用し ま す。
カ バ ー を は ず し て 内 部 の ボ リ ウ ムを 調整 し て下 さい 。 (カ バー は 、ネ ジに な って いま
す。)
⑬取付穴
本 体 を 固 定 す る た め の 取 付 穴 （ ２− φ５ ） です 。
⑭ 電 源 コ ネ ク タ （ PHOENIX CONTACT製 MSTB 2,5/2-ST-5,08)
電 源 の 接 続 用 の コ ネ ク タ 端 子 台 です 。
⑮ 信 号 コ ネ ク タ （ PHOENIX CONTACT製 MSTB 2,5/5-ST-5,08)
Ｃ Ｃ − Ｌ ｉ ｎ ｋ の 信 号 伝 送 用 の コネ クタ 端 子台 です 。
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４．設定と手順
4-1.手
順
開
始
↓
スイッチの設定
CﾘﾓｰﾄSOTの 局 番 伝 送 速 度及 び 動作 モー ド の設
定をする。
｢4-2.ス イッ チの 設 定｣参照
↓
取
付
SOTを 機 台 に 取 付 け る 。
｢4-4.取 付｣参照
↓
ケーブルの配線
電 源 ケ ー ブ ル ， デ ー タ リン ク ケー ブル を 配線
する。
｢5-1.接 続図 ｣
｢5-2.配 線に つい て の注 意事 項 ｣
参照
↓
光軸調整
光 軸 調 整 を 行 い 、 各 SOTの RCV表示 灯を 確 認す
る。
↓
マスタユニットの設定
マ ス タ ユ ニ ッ ト の 各 部 の設 定 を行 う。
↓
回線チェック
CC-Link回 線 を チ ェ ッ ク す る。
↓
送受信プログラムの作成
CﾘﾓｰﾄSOTに 対 し て 送 受 信を 行 うた めの シ ーケ
ン ス プ ロ グ ラ ム を 作 成 する 。
｢6.プ ロ グラ ミン グ 方法 ｣参 照
↓
送受信状態のチェック
CﾘﾓｰﾄSOTの 入 出 力 状 態 ,マス タ ユニ ット の 異常
検 出 な ど に よ り 送 受 信 状 態 をチ ェッ ク する 。
↓
終
了
は 、 CC-Linkマ ス タ ・ ロ ーカ ル ユニ ット ユ ーザ ーズ マ ニュ ア ル参 照
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DS4-1991D
4-2.ス イ ッ チ の 設 定
4-2-1.局 番 設 定 ス イ ッ チ の 設 定
①局番設定スイッチ
設 定 内 容
X10の ス イッ チ： 局 番10の位 を 設定 。
X 1の ス イッ チ： 局 番 1の位 を 設定 。
局 番 は01∼ 64局 を設 定 。
② 局 番 の 設 定 は 、 前 局 が 無 け れ ば 01 、 前 局が あれ ば 前 局 ＋前 局 のユ ニッ ト の
占 有 局 数 に し ま す 。 （ 例 ． 前 局の 局番 が 01 で 2局占 有 タイ プ のユ ニッ ト で
あ っ た 場 合 、 自 局 の 局 番 は 03 と なる ）
③出荷時スイッチ番号は
00
に 設定 して あ りま す。
④ 空 き 局 番 や 重 複 し た 局 番 が 無 い よう に設 定 して 下さ い 。
⑤ CC-Linkに 接 続 す る 場 合 の 注 意 事 項 につ いて は 下記 のマ ニ ュア を 参照 下さ い 。
・ CC-Linkマ ス タ ・ ロ ー カ ル ユ ニ ッ トユ ーザ ー ズマ ニュ ア ル
4-2-2.伝 送 速 度 設 定 ス イ ッ チ の 設 定
①伝送速度設定スイッチ
番号
設 定 内
0
156 kbps
1
625 kbps
2
3
4
5∼ 9
容
2.5 Mbps
5 Mbps
10 Mbps
設 定 エラ ー（ 設 定で きま せ ん）
② 必 ず 、 マ ス タ 局 の 設 定 と 一 致 さ せて 下さ い 。
設 定 が 異 な っ て い る 場 合 に は 、 交信 が行 え ませ ん。
③出荷時スイッチ番号は
0
に設 定 して あり ま す。
④ CC-Linkに 接 続 す る 場 合 の 注 意 事 項 につ いて は 下記 のマ ニ ュア を 参照 下さ い 。
・ CC-Linkマ ス タ ・ ロ ー カ ル ユ ニ ッ トユ ーザ ー ズマ ニュ ア ル
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DS4-1991D
4-2-3.動 作 モ ー ド 切 替 ス イ ッ チ
①設定内容
設 定 内 容
レ バ ー を 上方 向へ 動 かす とONに なり ま す。
SW1 M/S(ﾏｽﾀ/ｽﾚｰﾌﾞ)切 替 SW5 常 に OFF
SW2 ﾓｰﾄﾞ(M/S､Xﾓｰﾄﾞ)切 替 SW6
常 に OFF
SW3 常 に OFF
SW4 TREの設 定
常 に OFF
常 に OFF
SW7
SW8
② Ｍ ／ Ｓ 切 替 (SW1)
SW1
OFF
ﾏｽﾀ(送 信 優 先 )
ON
ｽﾚｰﾌﾞ(受 信 優 先 )
２ 台 の 伝 送 装 置 間 で 双 方 向 の デ ータ 伝送 を 行う 場合 、 必ず 一 方を マ スタ 、相 手 側を
スレーブにして使用して下さい。
出 荷 時 設 定 は 、 "マ ス タ " で す 。
③ モ ー ド 切 替 (SW2)
SW2
OFF
M/Sﾓｰﾄﾞ
ON
Xﾓｰﾄﾞ
Ｍ／Ｓモード：標準双方向伝送
Ｘモード
： 双 方 向 ／ 片 方 向 兼用 伝送
各 モ ー ド の 説 明 は 、 「 4-3.動 作 モー ドの 説 明」 を参 照 して 下 さい 。
出 荷 時 設 定 は 、 "Ｍ ／ Ｓ モ ー ド" で す。
④ Ｔ Ｒ Ｅ 設 定 (SW4)
SW4
OFF
ﾀｲﾑｵｰﾊﾞｰ時 に 出 力 ｸﾘｱ
ON
ﾀｲﾑｵｰﾊﾞｰ時 に 出 力 保 持
タ イ ム オ ー バ ー ： Ｃ Ｃ − Ｌ ｉ ｎ ｋの リフ レ ッシ ュデ ー タ受 信 完了 か ら次 のリ フ レッ シュ
デ ー タ 受 信 完 了ま での 時 間で す。
タ イ ム オ ー バ ー 監 視 時 間 は 、 ボ ーレ ート ご とに 決ま っ てい ま す。 （ 固定 ）
ボーレートごとの監視時間
ﾎﾞｰﾚｰﾄ ﾀｲﾑｵｰﾊﾞｰ監 視 時 間 (mS)
10M
104.8
5M
104.8
2.5M
209.7
625K
833.8
156K
1677.6
出 荷 時 設 定 は 、 "タ イ ム オ ー バー 時 の出 力保 持 " で す。
4-2-4.設 定 完 了 後 の 処 置
ス イ ッ チ 設 定 を 変 更 で き な い よう に､付属 の スイ ッチ 銘 板を 張 り付 けて 下 さい 。
(裏 面 は シ ー ル に な っ て い ます の で剥 離紙 を はが して 貼 り付 け て下 さい 。 ）
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DS4-1991D
4-3.モ ー ド の 説 明
4-3-1.Ｍ / Ｓ モ ー ド
Ｍ ／ Ｓ モ ー ド を 選 択 す る に は 、 モー ド切 替 (SW2)を "OFF"に し ます 。
①マスタ/ スレーブの選択
２ 台 の 伝 送 装 置 間 で 双 方 向 の デ ータ 伝送 を 行う 場合 、 必ず 一 方を マ スタ 、相 手 側を
ス レ ー ブ に し て 使 用 し て 下 さ い 。Ｍ ／Ｓ 切 替（ SW1）を "ON"に す ると スレ ー ブが
選択されます。
② 電 源 を 投 入 す る と 電 源 表 示 灯 （ ＰＯ Ｗ） が 点灯 しま す 。
③ 相 手 側 伝 送 装 置 が 、 動 作 範 囲 外 にあ る場 合 （非 同期 時 ）は 、 マス タ 側が 一定 周 期で
送 信 ・ 受 信 動 作 を 繰 り 返 し ま す 。ス レー ブ 側は 、相 手 機か ら の送 信 信号 を待 っ てい
ます。
④ 相 手 側 伝 送 装 置 が 、 動 作 範 囲 内 に入 った 場 合（ 同期 時 ）は 、
a.マ ス タ 側 か ら の 送 信 信 号 が ス レー ブ側 に 入り ます 。
b.ス レ ー ブ 側 は 、 マ ス タ 側 か ら の送 信信 号 の終 了を 検 知し て 、自 機 の送 信信 号 を出
します。
c.マ ス タ 側 は 、 自 機 の 送 信 信 号 を出 力後 、 スレ ーブ 側 から の 送信 信 号を 受け 、 この
の 信 号 の 終 了 を 検 知 し て 、 次 の自 機の 送 信信 号を 出 力し ま す。 こ のよ うに 各 々相
手 側 伝 送 装 置 の 送 信 動 作 の 終 了を 検知 し 交互 に送 信 ・受 信 動作 を 繰り 返し ま す。
⑤ 同 期 時 に は 、 デ ー タ 正 常 表 示 灯 （Ｄ Ｔ） が 点灯 しま す 。
受 信 し た デ ー タ を チ ェ ッ ク し た 結果 、デ ー タ正 常と 判 断さ れ ると デ ータ 出力 と して
出力します。
⑥ Ｒ Ｃ Ｖ 出 力 は 、 投 受 光 部 の 汚 れ 或い は光 軸 のズ レな ど によ り 、受 光 量が ＤＴ 出 力の
Ｏ Ｎ レ ベ ル の 120％ 以 下 に な る と、 安定 受 光表 示灯 （ ＲＣ Ｖ ）が 消 灯し 、Ｒ Ｃ Ｖ
出 力 が "OFF"と な り ま す 。
⑦ 伝 送 停 止 入 力 （ Ｃ Ｔ Ｌ ） を "ON"する と伝 送 停止 表示 灯 （Ｃ Ｔ Ｌ） が 点灯 "し 、 送受 信
動 作 を 強 制 的 に 禁 止 す る と 共 に ＤＴ ・Ｒ Ｃ Ｖ出 力及 び デー タ 出力 が 全点 "OFF"し ます 。
⑧ Ｍ ／ Ｓ モ ー ド 選 択 時 、 Ｃ リ モ ー トＳ ＯＴ の リモ ート 入 力の ＲＹ １ Ｆ は伝 送 停止
入力（ＣＴＬ）となります。
4-3-2.Ｘ モ ー ド
①Ｘモードの選択
Ｘ モ ー ド を 選 択 す る に は 、 モ ー ド切 替(SW2)を "ON"にし ま す。
Ｘ モ ー ド は 、 Ｍ ／ Ｓ 切 替 の 設 定 が無 効と な りま す。
② 電 源 を 投 入 す る と 電 源 表 示 灯 （ ＰＯ Ｗ） が 点灯 しま す 。
③送信停止機能の選択
２ 台 の 伝 送 装 置 間 で 片 方 向 の デ ータ 伝送 を 行う 場合 、 送信 停 止入 力 （Ｔ ＣＤ ） を使
い ま す 。 Ｔ Ｃ Ｄ 入 力 を "ON"に す ると 送信 停 止し 、受 信 動作 の みと な りま す。
④ 相 手 側 伝 送 装 置 が 動 作 範 囲 外 に ある 場合 （ 非同 期時 ） は、 Ｔ ＣＤ 入 力が "OFF"側 の
伝 送 装 置 は 、 一 定 の 周 期 で 送 信 ・受 信動 作 を繰 り返 し ます 。 ＴＣ Ｄ 入力 が"ON"側の
伝送装置は受信待ちの状態です。
⑤ 相 手 側 伝 送 装 置 が 動 作 範 囲 内 に ある 場合 （ 同期 時）
a.Ｔ Ｃ Ｄ 入 力 が "OFF"側 の 伝 送装 置 は、 一定 の 周期 で送 信 ・受 信 動作 を繰 り 返し ます 。
b.Ｔ Ｃ Ｄ 入 力 が "ON"側 の 伝 送 装 置は 、相 手 機か らの 光 信号 を 正常 に 受信 する と 、Ｄ Ｔ
及びデータ出力を出力します。
c.こ の 状 態 で 、 Ｔ Ｃ Ｄ 入 力 を "ON"→ "OFF"に す ると 、Ｍ / Ｓモ ー ドと 同様 に 双方 向の
データ伝送を行います。
⑥ Ｘ モ ー ド 選 択 時 、 Ｃ リ モ ー ト Ｓ ＯＴ のリ モ ート 入力 の Ｒ Ｙ １Ｆ は送 信停 止 入力
（ＴＣＤ）となります。
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DS4-1991D
4-4.取 付
4-4-1.取 付 穴 加 工
固 定 ネ ジ に は 、 M4ネ ジ を 推 奨 致 し ます 。
※ 注 １ ． Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の 固 定 用ネ ジは 、 締付 トル ク 8kgf･cm 以 下 で固 定し て 下
さい。
4-4-2.設 置 場 所 の 留 意 点
屋内に取付けて下さい。
次 の よ う な 場 所 で の 使 用 は 、 誤 動 作・ 故障 の 原因 とな り ます の で避 け て下 さい 。
① 水 ・ 油 ・ 塵 ・ 埃 な ど が 飛 散 し 、 光信 号の 減 衰と なる 要 因が あ る場 所
② 溶 剤 の 蒸 気 や 腐 食 性 ガ ス の あ る 場所
尚 、 本 体 は 樹 脂 材 料 を 使 用 し て おり ます の で、 清掃 に はシ ン ナー 系 の溶 剤は 使 用
しないで下さい。
③ 受 光 部 に 太 陽 光 ・ 白 熱 電 球 な ど 赤外 成分 を 多く 含ん だ 光（ 外 乱光 ） が直 接入 光 す
る場所
④ 定 格 を 超 え る 温 度 ・ 湿 度 ・ 振 動 ・衝 撃が 加 わる 場所
⑤ 人 ・ そ の 他 の 障 害 物 に よ り 、 空 間光 伝送 装 置間 の光 路 遮断 を 起こ す 要因 があ る 場所
⑥ 受 光 面 の 前 面 に 反 射 物 が 接 近 す る場 所（ 光 学干 渉防 止 の為 ）
⑦ 強 磁 界 を 発 生 す る 機 器 （ 磁 石 ・ モー タ等 ） 及び 高周 波 ノイ ズ 源（ イ ンバ ータ 等 ）の
ある場所
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５． 接
続
5-1.接 続 図
5-1-1.Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の 接 続
電 線 の む き 線 長 さ は 、 ７ ｍ ｍに して 下 さい 。
(2)リ ン ク デ ー タ ケ ー ブ ル の 相 互 接 続 (CC-Link Ver.1.10仕様 の 場合 )
伝 送 速 度 の 設 定 と 使 用 す る 機 器 の 構成 によ っ て局 間距 離 ・総 延 長距 離 が規 定さ れ ます 。
①最大伝送距離
通信速度
156kbps
625kbps
2.5Mbps
5Mbps
10Mbps
局 間 ｹｰﾌﾞﾙ長
20cm以 上
最大伝送距離
1200m
900m
400m
160m
100m
最大伝送距離
Ｒ
Ｒ
Ｍ
Ｒ
Ｒ
終端抵抗
Ｒ
終 端 抵抗
②Ｔ分岐接続の場合
伝送速度
局 間 ﾏｽﾀ． ﾛｰｶﾙ局
ケ ー ｲﾝﾃﾘｼﾞｪﾝﾄﾃﾞﾊﾞｲｽ局
ブル と前後局間
※1
長
ﾘﾓｰﾄI/O局 、 ﾘﾓｰﾄ
ﾃﾞﾊﾞｲｽ局 の 局 間 ※ 2
支線最大接続台数
最大幹線長
※3
Ｔ分岐間隔
※4
最大支線長
総支線長
終端抵抗
Ｔ 分 岐 端 子 台 ／ ｺﾈｸﾀ
Ｒ
終端抵抗
※2
※1
※1 ※1
Ｒ
Ｍ ： ﾏｽﾀ局
Ｒ
Ｌ
156kbps 625kbps
1m以 上
2m以 上
30cm以上
Ｍ ： ﾏｽﾀ局
Ｒ ： ﾘﾓｰﾄ局
ﾛｰｶﾙ局
2.5M/5M/10Mbpsは不 可
ﾘﾓｰﾄI/O局 と ﾘﾓｰﾄﾃﾞﾊﾞｲｽ局 のみ のｼｽﾃﾑ
ﾛ-ｶﾙ局と ｲﾝﾃﾘｼﾞｪﾝﾄﾃﾞﾊﾞｲｽを含 めた ｼｽﾃﾑ
６
500m
100m
終 端 抵抗 間の ｹｰﾌﾞﾙ長、 支 線長 は含 め ない
制 限 なし
8m
１ 分 岐当 たり の ケー ブ ル長
200m
50m
支 線 長の 合計
110Ω 1/2W × 2
幹 線 両端 のDA-DB間 に接 続
端 子 台 ：市 販 品
幹 線 側の ケー ブ ルは 、 被服 をむ く 部分
ｺﾈｸﾀ:FAｾﾝｻ用 ｺﾈｸﾀ を 短 くす る。
※3
※4
Ｍ
Ｒ
Ｒ
Ｒ
Ｌ
※1
※2
※2
※1
終端 抵抗
※ 2 ※1 ※ 1
※2
Ｒ
Ｌ
Ｒ
Ｒ
Ｌ ： ﾛｰｶﾙ･ｲﾝﾃﾘｼﾞｪﾝﾄﾃﾞﾊﾞｲｽ局
Ｒ ：ﾘﾓｰﾄI/O・ﾘﾓｰﾄﾃﾞﾊﾞｲｽ局
注 ） ｢CC-Link Ver.1.10｣仕 様 は 、 シ ス テ ム上 のす べ ての 機器 お よび ケ ーブ ル が｢CC-Link
Ver.1.10｣に 対 応 し て い る 必 要 が あり ま す。
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5-1-3.リ ン ク デ ー タ ケ ー ブ ル の 相 互 接 続(CC-Link Ver.1.10以 前 の機 器 があ る場 合 )
伝 送 速 度 の 設 定 と 使 用 す る 機 器 の 構成 によ っ て局 間距 離 ・総 延 長距 離 が規 定さ れ ます 。
( FANC-SBと FANC-SBHの 場 合 は 、 下 表 のよ うに な りま す。 )
① ﾘﾓｰﾄI/O・ ﾘﾓｰﾄﾃﾞﾊﾞｲｽ局 の み で 構 成 す るｼｽﾃﾑの 場 合
伝送速度
総 ﾘﾓｰﾄ ﾏｽﾀ局 の 両 端 の ﾘﾓｰﾄ局 間 最小 ｹｰﾌﾞﾙ総 延長 *4
台 数 *1 ｹｰﾌﾞﾙ長 *2
ｹｰﾌﾞﾙ長*3
FANC-SB
FANC-SBH
156 Kbps 64台 以 下 1.0 m 以 上
0.3 m 以 上
1200 m 以下
1200 m 以 下
625 Kbps
600 m 以下
900 m 以 下
2.5 Mbps
200 m 以下
400 m 以 下
5 Mbps
110 m 以下
160 m 以 下
0.6 m 以 上
150 m 以下
10 Mbps
0.3 m 以 上
50 m 以下
20 m 以 下
0.4 m 以 上
30 m 以 下
0.6 m 以 上
80 m 以下
0.7 m 以 上
100 m 以 下
1.0 m 以 上
100 m 以下
48台 以 下
0.3 m 以 上
50 m 以下
80 m 以 下
0.4 m 以 上
100 m 以 下
32台 以 下
0.3 m 以 上
*1
Ｍ
終端抵抗
*2
Ｒ
*3
Ｒ
*3
Ｒ
Ｒ
*3
Ｒ
終 端 抵抗
Ｍ ： ﾏｽﾀ局
Ｒ ： ﾘﾓｰﾄ局
*4
② ﾛｰｶﾙ局 ・ ｲﾝﾃﾘｼﾞｪﾝﾄﾃﾞﾊﾞｲｽ局 を 含む ｼｽﾃﾑ構 成の 場 合
伝 送 速 度 ﾏｽﾀ･ﾛｰｶﾙ･ｲﾝﾃﾘｼﾞｪﾝﾄ ﾘﾓｰﾄI/O・ ﾘﾓｰﾄﾃﾞﾊﾞ ｹｰﾌﾞﾙ総 延長 *3
ﾃﾞﾊﾞｲｽ局 の 両 端 の
ｲｽ局間 最小 ｹｰﾌﾞﾙ長 FANC-SB
FANC-SBH
ｹｰﾌﾞﾙ長 *1
*2
156 Kbps
2.0 m 以 上
0.3 m 以 上
1200 m 以下
1200 m 以 下
625 Kbps
600 m 以下
600 m 以 下
2.5 Mbps
200 m 以下
200 m 以 下
5 Mbps
110 m 以下
110 m 以 下
0.6 m 以 上
150 m 以下
150 m 以 下
10 Mbps
0.3 m 以 上
50 m 以下
0.6 m 以 上
80 m 以下
0.7 m 以 上
50 m 以 下
1.0 m 以 上
100 m 以下
80 m 以 下
Ｍ
終端抵抗
Ｍ ： ﾏｽﾀ局
*1
Ｒ
*2
Ｒ
Ｒ
*2
*3
Ｌ ： ﾛｰｶﾙ･ｲﾝﾃﾘｼﾞｪﾝﾄﾃﾞﾊﾞｲｽ局
Ｒ
*1
Ｌ
*1
Ｌ
*1
Ｒ
終端 抵 抗
Ｒ ：ﾘﾓｰﾄI/O・ﾘﾓｰﾄﾃﾞﾊﾞｲｽ局
デ ー タ リ ン ク ケ ー ブ ル の 両 端 に 、 マス タ・ ロ ーカ ルユ ニ ット に 付属 の 終端 抵抗 を
付 け て 下 さ い 。 終 端 抵 抗 は 、 ケ ー ブル によ っ て異 なり ま す。
FANC-SBお よ び FANC-SBZに は 110Ω 、FANC-SBHには 130Ωを 付 けて 下 さい 。
注 )｢CC-Link Ver.1.10｣の 対 応 は 、 シス テ ム上 のす べ ての 機器 お よび ケ ーブ ルが ｢CC-Link
Ver.1.10｣に 対 応 し て い る 必 要 が あ り ます 。
詳 し く は 、 CC-Linkｼｽﾃﾑ ﾏｽﾀ･ﾛｰｶﾙﾕﾆｯﾄ ﾕｰｻﾞｰｽﾞﾏﾆｭｱﾙを参 照 して 下 さい 。
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5-1-4.接 続 台 数
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ は 、 占 有 局 数 １ 局の リモ ー トＩ ／Ｏ ユ ニッ ト です 。 最大 接続 台 数は 、
64台 で す 。
他 の ユ ニ ッ ト を 接 続 す る 場 合 は 、 下記 条件 に よっ て規 定 され ま す。
① ｛ （ １ × ａ ） ＋ （ ２ × ｂ ） ＋ （３ × ｃ） ＋（ ４ ×ｄ ）｝ ≦ ６４
ａ ： １ 局 占 有 ユ ニ ッ ト の 台数
ｂ ： ２ 局 占 有 ユ ニ ッ ト の 台数
ｃ ： ３ 局 占 有 ユ ニ ッ ト の 台数
ｄ ： ４ 局 占 有 ユ ニ ッ ト の 台数
② ｛ （ １ ６ × Ａ ） ＋ （ ５ ４ × Ｂ ）＋ （ ８８ ×Ｃ ） ｝≦ ２３ ０ ４
Ａ ： リ モ ー ト Ｉ ／ Ｏ 局 の 台数
Ｂ ： リ モ ー ト デ バ イ ス 局 の台 数
Ｃ ： ロ ー カ ル 局 、 待 機 マ スタ 局 、イ ンテ リ ジェ ント デ バイ ス 局の 台数
5-2.配 線 に つ い て の 注 意 事 項
(1)デ ー タ リ ン ク ケ ー ブ ル は Ｃ Ｃ −Ｌ ｉ ｎｋ 専用 ケ ーブ ルで 接 続し て 下さ い。
ま た 、 同 一 リ ン ク 内 で は 、 種 類 の 異な った ケ ーブ ルの 混 在使 用 は出 来 ませ ん。
必 ず 同 種 の ケ ー ブ ル を 使 用 し て 下 さい 。
(2)ケ ー ブ ル を コ ネ ク タ 端 子 台 へ 接 続 する 時は 、 シー ルド （ 編線 ） から 露 出す る電 線
の 長 さ を で き る だ け 短 く し て 下 さ い。
(3)デ ー タ リ ン ク ケ ー ブ ル の 両 端 に 、 マス タ・ ロ ーカ ルユ ニ ット に 付属 の 終端 抵抗 を
付けて下さい。
(4)電 源 の ノ イ ズ を 抑 制 す る た め に 電 源ケ ーブ ル にノ イズ フ ィル タ ・Ｅ Ｍ Ｉフ ィル タ
・ フ ェ ラ イ ト コ ア を 入 れ る と 効 果 があ る時 が あり ます 。
(5)電 源 ケ ー ブ ル 延 長
電 源 ケ ー ブ ル 延 長 は 、 50m以 内 でも っ とも 短く な るよ うに 配 線し て 下さ い。
ま た 、 心 線 の 太 さ は 0.3mm ２ 以 上 の ケー ブル を 使用 して 下 さい 。
（ 50m以 内 に 定 電 圧 電 源 を 用 意 して 下 さい 。又 、 電圧 降下 に も注 意 して 下さ い 。）
(6)ケ ー ブ ル を 布 線 す る 時 、 ノ イ ズ や サー ジ誘 導 を受 けな い よう に 下記 の 点に 注意 し て
下さい。
① デ ー タ リ ン ク ケ ー ブ ル ・ 電 源 ケ ーブ ルを 主 回路 や高 圧 電線 ・ 負荷 線 との 近接 や 束
線 は し な い で 下 さ い 。 （ 100mm以 上 離す ）
② Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ へ の 配 線 に つ いて も、 リ ンク デー タ ケー ブ ルと 電 源ケ ーブ ル を
離ようにして下さい。
(7)コ ネ ク タ 端 子 台 へ の 配 線 は 、 心 線 が外 には み 出さ ない よ うに し て下 さ い。 また 、 編
線 が 他 の 線 と 接 触 に な い よ う に す るた めに 、 チュ ーブ 等 によ る 絶縁 処 理を 行っ て 下
さい。
(8)振 動 に よ り 電 線 が 断 線 し な い よ う に、 ケー ブ ルの 固定 を 行っ て 下さ い 。
(9)デ ー タ リ ン ク ケ ー ブ ル の シ ー ル ド （編 線） は 、ケ ーブ ル の両 端 で接 地 [Ｄ種 接 地
（ 第 ３ 種 接 地 ） ]し て 下 さ い 。
(10)｢CC-Link Ver.1.10｣の 対 応 は 、 シ ステ ム上 の すべ ての 機 器お よ びケ ー ブル が｢CC-Link
Ver.1.10に 対 応 し て い る 必 要 が あ り ます 。
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６．プログラミング方法
6-1.デ ー タ 交 信 処 理 の 概 要
6-1-1.交 信 方 法
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ と マ ス タ 局 と の 交信 概要 を 下記 に示 し ます 。
シーケンサＣＰＵ
マス タ 局
リモ ー トＩ ／Ｏ 局
Ｃ リ モー トＳ Ｏ Ｔ
①
［ SET
Yn0］
［ SET
Yn6］
リ フレ ッ シュ 指示
②
デ ータ リ ンク 起動
バ ッ ファ メモ リ
④
［
FROM
］
［
TO
］
③
リ モ ート 入力
(RX)
ﾘﾝｸｽｷｬﾝ
⑤
光デ ータ 入 力
(OUT1∼ OUT8)
⑥
リ モ ート 出力
(RY)
ﾘﾝｸｽｷｬﾝ
光デ ータ 出 力
(IN 1∼ IN 8)
① リ フ レ ッ シ ュ 指 示 (Yn0)を Ｏ Ｎ し ま す 。
② デ ー タ リ ン ク 起 動 要 求 (Yn6ま た は Yn8)をＯ Ｎ しま す。
③ リ ン ク ス キ ャ ン に よ り 、 Ｃ リ モ ー トＳ ＯＴ の 光デ ータ 入 力(OUT)が マス タ局 の リモ ート
入 力 (RX)に 格 納 さ れ ま す 。
④ FROM命 令 に よ り 、 マ ス タ 局 の リ モ ート 入力 (RX)を 読み 出 しま す 。
⑤ TO命 令 に よ り 、 マ ス タ 局 の リ モ ー ト出 力(RY)へ書 き込 み ます 。
⑥ リ ン ク ス キ ャ ン に よ り 、 マ ス タ 局 のリ モー ト 出力 (RY)が Ｃリ モ ート Ｓ ＯＴ の光 デ ータ
出 力 (IN)に 出 力 さ れ ま す 。
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6-1-2.Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の リ モ ー ト 入 出力 信号 処 理
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の リ モ ー ト 入 出 力信 号処 理 は、 マス タ 局の リ モー ト 入力 (RX)、
リ モ ー ト 出 力 (RY)を 通 し て 行 な い ます 。
マ ス タ 局 の リ モ ー ト 入 力 ／ 出 力 は 、バ ッフ ァ メモ リの ア ドレ ス E0H∼ 15FH(RX)お よび
160H∼ 1DFH(RY)に 割 り 付 け ら れ て いま す。
バ ッ フ ァ メ モ リ の 詳 細 は 、 ｢6-3.ﾏｽﾀ局 のﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘ｣を 参照 し て下 さ い。
① リ モ ー ト 入 力 (RX)
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の 光 デ ー タ 入 力 は、 リン ク スキ ャン に よっ て 常時 マ スタ 局の リ モー ト
入力に格納されます。
マスタ局
ｱﾄﾞﾚｽ ﾘﾓｰﾄ入 力 (RX)
ﾘﾝｸｽｷｬﾝ
Ｃリ モ ート Ｓ ＯＴ
光 デー タ 入力 (OUT)
局番１
E0H
E1H
RX0F ∼
RX1F ∼
RX00
RX10
OUT1 ∼ OUT8
RCV
局番 １
局番２
E2H
E3H
RX2F ∼
RX3F ∼
RX20
RX30
OUT1 ∼ OUT8
RCV
局番 ２
局番３
E4H
E5H
RX4F ∼
RX5F ∼
RX40
RX50
OUT1 ∼ OUT8
RCV
局番 ３
局番４
E6H
E7H
RX6F ∼
RX7F ∼
RX60
RX70
OUT1 ∼ OUT8
RCV
局番 ４
E8H
RX8F ∼
RX80
…
② リ モ ー ト 出 力 (RY)
マ ス タ 局 の リ モ ー ト 出 力 は 、 リ ン クス キャ ン によ って 常 時Ｃ リ モー ト ＳＯ Ｔの
光データ出力へ出力されます。
マスタ局
ｱﾄﾞﾚｽ ﾘﾓｰﾄ出 力 (RY)
局番１用
160H
161H
RY0F ∼
RY1F ∼
RY00
RY10
局番２用
162H
163H
RY2F ∼
RY3F ∼
局番３用
164H
165H
局番４用
Cﾘﾓート Ｓ ＯＴ
光 デー タ 出力 (IN)
ﾘﾝｸｽｷｬﾝ
IN1 ∼ IN8
CTL/TCD
局番 １
RY20
RY30
IN1 ∼ IN8
CTL/TCD
局番 ２
RY4F ∼
RY5F ∼
RY40
RY50
IN1 ∼ IN8
CTL/TCD
局番 ３
166H
167H
RY6F ∼
RY7F ∼
RY60
RY70
IN1 ∼ IN8
CTL/TCD
局番 ４
168H
RY8F ∼
RY80
…
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6-2.マ ス タ 局 の 入 出 力 信 号
マ ス タ 局 の Ｃ Ｐ Ｕ ユ ニ ッ ト に 対 す る入 出力 信 号を 下表 に 示し ま す。
入 出 力 信 号 の 詳 細 に つ い て は 、 CC-Link シ ス テム マス タ ・ロ ー カル ユ ニッ トユ ー ザ
ーズマニュアルを参照して下さい。
表 中 の デ バ イ ス No. 欄 の ｎ は マス タ局 の 先頭 入出 力 番号 で 、マ ス タ局 の前 に 装
着 さ れ て い る ユ ニ ッ ト の 点 数 に よ り決 まり ま す。
例 ： マ ス タ 局 の 先 頭 入 出 力 番 号 が X／ Y20 の 場合
X(n＋ 0)∼ X(n＋ 1F)＝ X20∼ X3F
Y(n＋ 0)∼ Y(n＋ 1F)＝ Y20∼ Y3F
入出力信号 一覧表
デバイスＮＯ. 信 号 名 称
Ｘｎ０
ユニット異常
Ｘｎ１
自局データリンク状態
Ｘｎ２
パラメータ設定状態
Ｘｎ３
他局データリンク状態
Ｘｎ４
ユニットリセット受付完了
Ｘｎ５
（使 用 不 可）
Ｘｎ６
バッファメモリのパラメータによる
データリンク起動正常完了
Ｘｎ７
バッファメモリのパラメータによる
データリンク起動異常完了
Ｘｎ８
Ｅ２ＰＲＯＭのパラメータによる
データリンク起動正常完了
Ｘｎ９
Ｅ２ＰＲＯＭのパラメータによる
データリンク起動異常完了
ＸｎＡ
Ｅ２ＰＲＯＭへのパラメータ
登録正常完了
ＸｎＢ
Ｅ２ＰＲＯＭへのパラメータ
登録異常完了
ＸｎＣ
ＸｎＤ
（使用不可）
ＸｎＥ
ＸｎＦ
ユニットレディ
Ｘ（ｎ＋１）０
Ｘ（ｎ＋１）１
Ｘ（ｎ＋１）２
Ｘ（ｎ＋１）３
Ｘ（ｎ＋１）４
Ｘ（ｎ＋１）５
Ｘ（ｎ＋１）６
Ｘ（ｎ＋１）７ （使 用 不 可）
Ｘ（ｎ＋１）８
Ｘ（ｎ＋１）９
Ｘ（ｎ＋１）Ａ
Ｘ（ｎ＋１）Ｂ
Ｘ（ｎ＋１）Ｃ
Ｘ（ｎ＋１）Ｄ
Ｘ（ｎ＋１）Ｅ
Ｘ（ｎ＋１）Ｆ
デバイスＮＯ.
Ｙｎ０
Ｙｎ１
Ｙｎ２
Ｙｎ３
Ｙｎ４
Ｙｎ５
Ｙｎ６
Ｙｎ７
Ｙｎ８
Ｙｎ９
ＹｎＡ
信 号 名 称
リフレッシュ指示
（使 用 不 可）
ユニットリセット要求
（使 用 不 可）
バッファメモリのパラメータによる
データリンク起動要求
（使 用 不 可）
Ｅ２ＰＲＯＭのパラメータによる
データリンク起動要求
（使 用 不 可）
Ｅ２ＰＲＯＭへのパラメータ
登録要求
ＹｎＢ
ＹｎＣ
ＹｎＤ
ＹｎＥ
Ｙ（ｎ＋Ｆ）
Ｙ（ｎ＋１）０
Ｙ（ｎ＋１）１
Ｙ（ｎ＋１）２
Ｙ（ｎ＋１）３
Ｙ（ｎ＋１）４ （使 用 不 可）
Ｙ（ｎ＋１）５
Ｙ（ｎ＋１）６
Ｙ（ｎ＋１）７
Ｙ（ｎ＋１）８
Ｙ（ｎ＋１）９
Ｙ（ｎ＋１）Ａ
Ｙ（ｎ＋１）Ｂ
Ｙ（ｎ＋１）Ｃ
Ｙ（ｎ＋１）Ｄ
Ｙ（ｎ＋１）Ｅ
Ｙ（ｎ＋１）Ｆ
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6-3.マ ス タ 局 の バ ッ フ ァ メ モ リ
6-3-1.マ ス タ 局 の バ ッ フ ァ メ モ リ
マ ス タ 局 の バ ッ フ ァ メ モ リ は 、 リ モー トユ ニ ット とＣ Ｐ Ｕユ ニ ット と のデ ータ 授 受
を行うためのものです。
下 記 に バ ッ フ ァ メ モ リ の 割 付 け を 示し ます 。
バ ッ フ ァ メ モ リ の 詳 細 に つ い て は 、CC-Link マス タ・ ロ ーカ ル ユニ ッ トユ ーザ ー ズ
マニュアルを参照して下さい。
マ ス タ 局 バ ッ フ ァ メ モ リ 一 覧表
ｱﾄﾞﾚｽ
(16進 )
0H∼ 5FH
項
目
ﾊﾟﾗﾒｰﾀ情 報 ｴﾘｱ
内
容
読 書 き可 否
※３
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸを 実行 する た めの 情報 (ﾊﾟﾗﾒｰﾀ)を格 納
する
読 出 し／
書 込 み可
60H∼ DFH
（使用不可）※１
E0H∼ 15FH
ﾘﾓｰﾄ入 力 (RX)
ﾘﾓｰﾄ局 ／ﾛｰｶﾙ局 か らの 入力 状 態が 格 納さ れ る
読 出 し専 用
160H∼ 1DFH
ﾘﾓｰﾄ出 力 (RY)
ﾘﾓｰﾄ局 ／ﾛｰｶﾙ局 へ の出 力状 態 を格 納 する
書 込 み専 用
1E0H∼ 2DFH
ﾘﾓｰﾄﾚｼﾞｽﾀ(RWw)
ﾘﾓｰﾄ局 ／ﾛｰｶﾙ局 へ の送 信ﾃﾞｰﾀを格 納 する
書 込 み専 用
2E0H∼ 3DFH
ﾘﾓｰﾄﾚｼﾞｽﾀ(RWr)
ﾘﾓｰﾄ局 ／ﾛｰｶﾙ局 か らの 受信 ﾃﾞｰﾀが 格 納さ れ る
読 出 し専 用
3E0H∼ 5DFH
（使用不可）※１
5E0H∼ 5FFH
ﾘﾝｸ特 殊 ﾘﾚｰ(SB)
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ状 態が 格納 さ れる
600H∼ 7FFH
ﾘﾝｸ特 殊 ﾚｼﾞｽﾀ(SW)
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ状 態が 格納 さ れる
読 出 し／
書 込 み可
※２
800H∼ 9FFH
（使用不可）※１
A00H∼ FFFH
ﾗﾝﾀﾞﾑｱｸｾｽﾊﾞｯﾌｧ
RIRD､RIWT等の 専用 命 令で 使用 し ます
読 出 し／
書 込 み可
※ １ 使 用 不 可 の ｴﾘｱに 書 き 込 み を 行 わ ない で下 さ い。 エラ ー が発 生 する 可 能性 があ り ます 。
※ ２ デ バ イ ス に よ っ て 書 き 込 み 不 可の も のが あり ま す。
※ ３ 読 出 し 専 用 エ リ ア に は 、 シ ー ケン サ ＣＰ Ｕか ら 書き 込み し ない で 下さ い。
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6-3-2.パ ラ メ ー タ 情 報 エ リ ア の 設 定
デ ー タ リ ン ク を 行 う た め の 条 件 を マス タ局 の パラ メー タ 情報 エ リア に 設定 しま す 。
① 接 続 台 数 （ ｱﾄﾞﾚｽ 01H、 ﾃﾞﾌｫﾙﾄ 64)
マ ス タ 局 に 接 続 さ れ て い る リ モー ト局 ／ ロー カル 局 の台 数 を設 定 しま す。 （ 予約
局を含む）
設 定 範 囲 は 、 １ ∼ ６ ４ 台 です 。
局数ではありません。
② リ ト ラ イ 回 数 (ｱﾄﾞﾚｽ 02H、ﾃﾞﾌｫﾙﾄ 3)
デ ー タ リ ン ク 異 常 と な っ た リ モー ト局 ／ ロー カル 局 に対 し て行 う リト ライ 処 理の
回数を設定します。
設 定 範 囲 は 、 １ ∼ ７ 回 で す。
設 定 さ れ た 回 数 の リ ト ラ イ 処 理を 行っ て も、 デー タ リン ク が正 常 に行 えな か った
リ モ ー ト 局 ／ ロ ー カ ル 局 は 、 デ ータ リ ンク 異常 局 と な りま す 。
③ 自 動 復 列 台 数 (ｱﾄﾞﾚｽ 03H、ﾃﾞﾌｫﾙﾄ １)
１ リ ン ク ス キ ャ ン 中 に 復 列 で きる リモ ー ト局 ／ロ ー カル 局 の台 数 を設 定し ま す。
設 定 範 囲 は 、 １ ∼ １ ０ 台 です 。
④ Ｃ Ｐ Ｕ ダ ウ ン 時 運 転 指 定 (ｱﾄﾞﾚｽ 06H、ﾃﾞﾌｫﾙﾄ ０)
マ ス タ 局 の Ｃ Ｐ Ｕ ユ ニ ッ ト が 運 転を 停 止す るエ ラ ー に なっ た とき 、デ ー タリ
ン ク を 停 止 （ 0 設 定 ） す る か 続行 （1 設 定） を設 定 しま す 。
⑤ 予 約 局 指 定 (ｱﾄﾞﾚｽ 10H∼ 13H、ﾃﾞﾌｫﾙﾄ ０)
接 続 台 数 に は 含 ま れ て い る が 、実 際に は 接続 して い ない ロ ーカ ル 局／ ロー カ ル局
が あ る 場 合 、 そ の ユ ニ ッ ト が デー タリ ン ク異 常と な らな い よう に する ため に 設定
します。
実 際 に 接 続 さ れ て い る リ モ ー ト局 ／ロ ー カル 局に 対 して 予 約局 指 定を 行う と 、そ
の リ モ ー ト 局 ／ ロ ー カ ル 局 と は一 切デ ー タリ ンク で きま せ ん。
予 約 局 に す る 局 番 に 該 当 す る ビッ トを "ON"し ます 。
占 有 局 数 が ２ 局 以 上 の リ モ ー ト局 ／ロ ー カル 局に 対 して も 、局 番 設定 スイ ッ チで
設 定 し て い る 局 番 の 該 当 す る ビッ トの み を"ON"し ま す。
下 表 の １ ∼ 64は 局 番 を 示 し て いま す。
ｱﾄﾞﾚｽ b15
10H 16
11H 32
12H 48
13H 64
b14
15
31
47
63
b13
14
30
46
62
b12
13
29
45
61
b11
12
28
44
60
b10
11
27
43
59
b9
10
26
42
58
b8
9
25
41
57
- 19 -
b7
8
24
40
56
b6
7
23
39
55
b5
6
22
38
54
b4
5
21
37
53
b3
4
20
36
52
b2
3
19
35
51
b1
2
18
34
50
b0
1
17
33
49
DS4-1991D
⑥ エ ラ ー 無 効 局 指 定 (ｱﾄﾞﾚｽ 14H∼ 17H、 ﾃﾞﾌｫﾙﾄ ０ )
電 源 断 な ど に よ り デ ー タ リ ン クで きな く なっ たロ ー カル 局 ／リ モ ート 局を 、 マス
タ 局 お よ び リ モ ー ト 局 で デ ータ リン ク 異常 局 と して 扱 わな い よう にす る 場合
に 設 定 し ま す 。 た だ し 、 エ ラ ーは 検出 で きな くな り ます 。
同 じ 局 番 に 予 約 局 指 定 が さ れ てい る場 合 は、 予約 局 指定 が 優先 さ れま す。
無 効 局 に す る 局 番 に 該 当 す る ビッ トを "ON"し ます 。
占 有 局 数 が ２ 局 以 上 の リ モ ー ト局 ／ロ ー カル 局に 対 して も 、局 番 設定 スイ ッ チで
設 定 し て い る 局 番 の 該 当 ビ ッ トの みを "ON"し ます 。
下 表 の １ ∼ 64は 局 番 を 示 し て いま す。
ｱﾄﾞﾚｽ b15
14H 16
15H 32
16H 48
17H 64
b14
15
31
47
63
b13
14
30
46
62
b12
13
29
45
61
b11
12
28
44
60
b10
11
27
43
59
b9
10
26
42
58
b8
9
25
41
57
b7
8
24
40
56
b6
7
23
39
55
b5
6
22
38
54
b4
5
21
37
53
b3
4
20
36
52
b2
3
19
35
51
b1
2
18
34
50
b0
1
17
33
49
⑦ 局 情 報 (ｱﾄﾞﾚｽ 20H∼ 5FH)
接 続 さ れ て い る リ モ ー ト 局 ／ ロー カル 局 及び 予約 局 に設 定 され て いる リモ ー ト局 ／
ロ ー カ ル 局 の タ イ プ を 設 定 し ます 。
設定データの構成
b15 ∼ b12 b11 ∼
b8 b7
∼
b0
局タイプ
占有局数
局 番
1:1局 占 有
１ ∼６ ４
（ 01H∼40H）
0:CﾘﾓｰﾄSOT
(ﾘﾓｰﾄI/O局 )
各 ユ ニ ッ ト に 対 す る バ ッ フ ァ メモ リの ア ドレ スは 、 下表 の よう に なっ てい ま す。
ﾕﾆｯﾄ
ｱﾄﾞﾚｽ
1台 目 20H
2台 目 21H
3台 目 22H
4台 目 23H
5台 目 24H
6台 目 25H
7台 目 26H
8台 目 27H
9台 目 28H
10台 目 29H
11台 目 2AH
12台 目 2BH
13台 目 2CH
14台 目 2DH
15台 目 2EH
ﾕﾆｯﾄ
ｱﾄﾞﾚｽ
17台 目 30H
18台 目 31H
19台 目 32H
20台 目 33H
21台 目 34H
22台 目 35H
23台 目 36H
24台 目 37H
25台 目 38H
26台 目 39H
27台 目 3AH
28台 目 3BH
29台 目 3CH
30台 目 3DH
31台 目 3EH
ﾕﾆｯﾄ
ｱﾄﾞﾚｽ
33台目 40H
34台目 41H
35台目 42H
36台目 43H
37台目 44H
38台目 45H
39台目 46H
40台目 47H
41台目 48H
42台目 49H
43台目 4AH
44台目 4BH
45台目 4CH
46台目 4DH
47台目 4EH
ﾕﾆｯﾄ
ｱﾄﾞﾚｽ
49台目 50H
50台目 51H
51台目 52H
52台目 53H
53台目 54H
54台目 55H
55台目 56H
56台目 57H
57台目 58H
58台目 59H
59台目 5AH
60台目 5BH
61台目 5CH
62台目 5DH
63台目 5EH
16台 目
32台 目
48台目
64台目
2FH
3FH
4FH
- 20 -
5FH
DS4-1991D
6-3-3.Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の 入 出 力
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の 光 デ ー タ 入 力 は、 リン ク スキ ャン に よっ て マス タ 局の バッ フ ァ
メ モ リ の リ モ ー ト 入 力 (RX)エ リ ア に常 時格 納 され ます 。
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の 光 デ ー タ 出 力 は、 リン ク スキ ャン に よっ て マス タ 局の バッ フ ァ
メ モ リ の リ モ ー ト 出 力 (RY)エ リ ア のデ ータ が 常時 格納 さ れま す 。
リモート入出力一覧
信 号 方 向 ： CﾘﾓｰﾄSOT → ﾏｽﾀﾕﾆｯﾄ
ﾃﾞﾊﾞｲｽNO.
内
容
RX00
光 デ ー タ 入 力 OUT 1
RX01
〃
OUT 2
RX02
〃
OUT 3
RX03
〃
OUT 4
RX04
〃
OUT 5
RX05
〃
OUT 6
RX06
〃
OUT 7
RX07
〃
OUT 8
RX08∼ RX0E
未使用
RX0F
ＲＣＶ
RX1O∼ RX1F
リザーブ
信 号 方向 ： ﾏｽﾀﾕﾆｯﾄ → CﾘﾓｰﾄSOT
ﾃﾞﾊﾞｲｽNO.
内
容
RY0O∼ RX0F
リ ザー ブ
RY10
光 デ ータ 出 力
IN 1
RY11
〃
IN 2
RY12
〃
IN 3
RY13
〃
IN 4
RY14
〃
IN 5
RY15
〃
IN 6
RY16
〃
IN 7
RY17
〃
IN 8
RY18∼ RX1E
未 使用
RY1F
Ｃ ＴＬ ／ ＴＣ Ｄ
① Ｏ Ｕ Ｔ １ ∼ ８ (RX00∼ RX07)
ノ ー マ ル Ｓ Ｏ Ｔ か ら 送 ら れ た デ ータ を出 力 しま す。
② Ｒ Ｃ Ｖ (RX0F)
安 定 受 光 時 に 出 力 "1"と な り ます 。
③ Ｉ Ｎ １ ∼ ８ (RY10∼ RY17)
ノ ー マ ル Ｓ Ｏ Ｔ に 対 し て 送 信 す るデ ータ を 入力 しま す ｡
④ Ｃ Ｔ Ｌ ／ Ｔ Ｃ Ｄ (RY1F)
SW2 "OFF"の と き "ON"に す る と 送 受 信停 止し ま す。 （Ｃ Ｔ Ｌ）
SW2 "O N"の と き "ON"に す る と 送 信 停止 しま す ｡（Ｔ Ｃ Ｄ）
- 21 -
DS4-1991D
6-3-4.リ モ ー ト 入 力 (RX)
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の リ モ ー ト 入 力 は、 マス タ 局バ ッフ ァ メモ リ のリ モ ート 入力 の 該当
局 番 の バ ッ フ ァ メ モ リ に 格 納 さ れ ます 。
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の 局 番 と 、 使 用 する バッ フ ァメ モリ ア ドレ ス の関 係 は下 表の よ うに
なります。
マ ス タ 局 バ ッ フ ァ メ モ リ ア ド レ ス 一覧 （ Ｃリ モー ト ＳＯ Ｔ→ マ スタ 局 (RX)）
局 番 ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘ
局 番 ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘ
局番 ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘ
局 番 ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘ
局番
ｱﾄﾞﾚｽ
ｱﾄﾞﾚｽ
ｱﾄﾞﾚｽ
ｱﾄﾞﾚｽ
１ E0H∼ E1H
１ ４ FAH∼ FBH ２７ 114H∼ 115H ４ ０ 12EH∼ 12FH ５３
２ E2H∼ E3H
１ ５ FCH∼ FDH ２８ 116H∼ 117H ４ １ 130H∼ 131H ５４
３ E4H∼ E5H
１ ６ FEH∼ FFH ２９ 118H∼ 119H ４ ２ 132H∼ 133H ５５
４ E6H∼ E7H
１ ７ 100H∼ 101H ３０ 11AH∼ 11BH ４ ３ 134H∼ 135H ５６
５ E8H∼ E9H
１ ８ 102H∼ 103H ３１ 11CH∼ 11DH ４ ４ 136H∼ 137H ５７
６ EA0∼ EBH
１ ９ 104H∼ 105H ３２ 11EH∼ 11FH ４ ５ 138H∼ 139H ５８
７ ECH∼ EDH
２ ０ 106H∼ 107H ３３ 120H∼ 121H ４ ６ 13AH∼ 13BH ５９
８ EEH∼ EFH
２ １ 108H∼ 109H ３４ 122H∼ 123H ４ ７ 13CH∼ 13DH ６０
９ F0H∼ F1H
２ ２ 10AH∼ 10BH ３５ 124H∼ 125H ４ ８ 13EH∼ 13FH ６１
１ ０ F2H∼ F3H
２ ３ 10CH∼ 10DH ３６ 126H∼ 127H ４ ９ 140H∼ 141H ６２
１ １ F4H∼ F5H
２ ４ 10EH∼ 10FH ３７ 128H∼ 129H ５ ０ 142H∼ 143H ６３
１ ２ F6H∼ F7H
２ ５ 110H∼ 111H ３８ 12AH∼ 12BH ５ １ 144H∼ 145H ６４
１ ３ F8H∼ F9H
２ ６ 112H∼ 113H ３９ 12CH∼ 12DH ５ ２ 146H∼ 147H −
ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘ
ｱﾄﾞﾚｽ
148H∼ 149H
14AH∼ 14BH
14CH∼ 14DH
14EH∼ 14FH
150H∼ 151H
152H∼ 153H
154H∼ 155H
156H∼ 157H
158H∼ 159H
15AH∼ 15BH
15CH∼ 15DH
15EH∼ 15FH
−
6-3-5.リ モ ー ト 出 力 (RY)
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ へ の リ モ ー ト 出 力は 、マ ス タ局 のバ ッ ファ メ モリ の リモ ート 出 力の
該 当 局 番 の バ ッ フ ァ メ モ リ に 格 納 しま す。
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の 局 番 と 、 使 用 する バッ フ ァメ モリ ア ドレ ス の関 係 は下 表の よ うに
なります。
マ ス タ 局 バ ッ フ ァ メ モ リ ア ド レ ス 一 覧（ マス タ 局(RY)→ Ｃ リモ ー トＳ Ｏ Ｔ）
局 番 ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘ
局 番 ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘ
局番 ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘ
局 番 ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘ
局番
ｱﾄﾞﾚｽ
ｱﾄﾞﾚｽ
ｱﾄﾞﾚｽ
ｱﾄﾞﾚｽ
１ 160H∼ 161H １ ４ 17AH∼ 17BH ２７ 194H∼ 195H ４ ０ 1AEH∼ 1AFH ５３
２ 162H∼ 163H １ ５ 17CH∼ 17DH ２８ 196H∼ 197H ４ １ 1B0H∼ 1B1H ５４
３ 164H∼ 165H １ ６ 17EH∼ 17FH ２９ 198H∼ 199H ４ ２ 1B2H∼ 1B3H ５５
４ 166H∼ 167H １ ７ 180H∼ 181H ３０ 19AH∼ 19BH ４ ３ 1B4H∼ 1B5H ５６
５ 168H∼ 169H １ ８ 182H∼ 183H ３１ 19CH∼ 19DH ４ ４ 1B6H∼ 1B7H ５７
６ 16A0∼ 16BH １ ９ 184H∼ 185H ３２ 19EH∼ 19FH ４ ５ 1B8H∼ 1B9H ５８
７ 16CH∼ 16DH ２ ０ 186H∼ 187H ３３ 1A0H∼ 1A1H ４ ６ 1BAH∼ 1BBH ５９
８ 16EH∼ 16FH ２ １ 188H∼ 189H ３４ 1A2H∼ 1A3H ４ ７ 1BCH∼ 1BDH ６０
９ 160H∼ 171H ２ ２ 18AH∼ 18BH ３５ 1A4H∼ 1A5H ４ ８ 1BEH∼ 1BFH ６１
１ ０ 172H∼ 173H ２ ３ 18CH∼ 18DH ３６ 1A6H∼ 1A7H ４ ９ 1C0H∼ 1C1H ６２
１ １ 174H∼ 175H ２ ４ 18EH∼ 18FH ３７ 1A8H∼ 1A9H ５ ０ 1C2H∼ 1C3H ６３
１ ２ 176H∼ 177H ２ ５ 190H∼ 191H ３８ 1AAH∼ 1ABH ５ １ 1C4H∼ 1C5H ６４
１ ３ 178H∼ 179H ２ ６ 192H∼ 193H ３９ 1ACH∼ 1ADH ５ ２ 1C6H∼ 1C7H −
- 22 -
ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘ
ｱﾄﾞﾚｽ
1C8H∼ 1C9H
1CAH∼ 1CBH
1CCH∼ 1CDH
1CEH∼ 1CFH
1D0H∼ 1D1H
1D2H∼ 1D3H
1D4H∼ 1D5H
1D6H∼ 1D7H
1D8H∼ 1D9H
1DAH∼ 1DBH
1DCH∼ 1DDH
1DEH∼ 1DFH
−
DS4-1991D
6-4.デ ー タ 処 理 時 間
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の デ ー タ 時 間 は 下 記の よう に なり ます 。
6-4-1.デ ー タ 送 信 完 了 ま で の 時 間
最 大 処 理 時 間 ＝ MS ＋ LS× ２ ＋ 光 伝送 時 間× ２
6-4-2.受 信 デ ー タ 読 出 完 了 ま で の 時 間
最 大 処 理 時 間 ＝ MS× ２ ＋ LS× 2
Ｍ Ｓ ： マ ス タ 局 シ ー ケ ン ス プ ログ ラム の スキ ャン タ イム
ＬＳ：リンクスキャンタイム
光 伝 送 時 間 ： Cﾘﾓー ト Ｓ Ｏ Ｔが ノ ーマ ルＳ Ｏ Ｔに 光伝 送 を行 う 時間
Ｍ ／ Ｓ モ ー ド ： １５ ｍｓ Ｍ ＡＸ
Ｘモード
： ２０ ｍｓ Ｍ ＡＸ
Ｃ Ｃ − Ｌ ｉ ｎ ｋ の リ ン ク ス キ ャ ン タ イム の計 算 式を 下記 に 示し ま す。
LS＝ BT{29.4＋ (NI× 4.8)＋ (NW× 9.6)＋ (N× 32.4)＋(ni× 4.8)＋ (nw×9.6)}＋ST
*2
＋ {交 信 異 常 局 数 × 48× BT×リ ト ライ 回数 }
*2： 交 信 異 常 局 が 存 在 し て い る とき のみ
ＢＴ：定数（伝送速度）
Ｎ Ｉ ： a,b,cの 中 で 最 終 局 番（ 占 有局 数を 含 む
た だし 、 ８の 倍 数と する 。
Ｎ Ｗ ： b,cの 中 で 最 終 局 番 （占 有 局数 を含 む
Ｎ ：接続台数
ｎｉ：ａ＋ｂ＋ｃ
ｎｗ：ｂ＋ｃ
Ｓ Ｔ ： 定 数 （ た だ し ① ∼ ③ の 内で 一番 大 きい 値と す る）
① 800＋ (a× 15)
② 900＋ (b× 50)
③ ｃ ≦ 26の と き ： 1200＋ (c× 100)
ｃ ＞ 26の と き ： 3700＋ {(c−26)× 25}
ａ ： リ モ ー ト Ｉ ／ Ｏ 局 の 合 計 占有 台数
ｂ ： リ モ ー ト デ バ イ ス 局 の 合 計占 有局 数
ｃ ： イ ン テ リ ジ ェ ン ト デ バ イ ス局 （ロ ー カル 局を 含 む） の 合計 占 有局 数
- 23 -
DS4-1991D
6-5.プ ロ グ ラ ミ ン グ
Ｐ Ｃ プ ロ グ ラ ム は 、 プ ロ グ ラ ム 例 を利 用し て 作成 して 下 さい 。
こ の 項 は 、 ACPUと AJ61bT11及 び CﾘﾓｰﾄSOTを次 の 様に 設定 し た場 合 を例 にし た 参考
説明です。
システム構成例
① AJ61BT11を ０ ス ロ ッ ト に 装 着
② CﾘﾓｰﾄSOTの 局 番 を
１
0ｽﾛｯﾄ
電
源
ユ
ニ
ッ
ト
に 設定
③接続は、ＣリモートＳＯＴ
１台のみ
④ 送 信 ﾃﾞｰﾀは B0010∼ B001F、
受 信 ﾃﾞｰﾀは B0000∼ B000Fに 格 納
AJ61
ACPU
BT11
･局 番 01
(1)パ ラ メ ー タ 用 プ ロ グ ラ ム
パ ラ メ ー タ 設 定 を 行 う プ ロ グ ラ ム 例で す。
① ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘの ﾊﾟﾗﾒｰﾀに よ る ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ（ ﾃﾞﾊﾞｯｸﾞ時）
M9038
[SET
Y0000]
ﾘﾌﾚｯｼｭ指示
[PLS
M302]
ﾕﾆｯﾄ異常がなくﾕﾆｯﾄﾚﾃﾞｨがON時
X0000 X000F
M302
K
[MOV
1
[MOV
5
ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘにﾊﾟﾗﾒｰﾀ情報を書き込む
D0
]
接続台数１台
D1
]
リトライ回数５回
D2
]
自動復列台数１台
K
K
[MOV
[TO
H
H
0000
0001
1
K
D0
3
]
0
D3
]
D3
1
]
D4
]
K
[MOV
[TO
H
H
0000
0006
K
CPUﾀﾞｳﾝ時運転指定
（停止）
H
[MOV
[TO
H
H
0000
0020
0101
K
D4
1
- 24 -
リモート局情報
局番１、占有局数１
]
ﾘﾓｰﾄI/O局
DS4-1991D
M302
[SET
M303 ]
[SET
Y0006]
[RST
Y0006]
[RST
D10
M303 ]
K
1
]
[RST
Y0006]
[RST
M303 ]
[PLS
M304 ]
[SET
M305 ]
[SET
Y000A]
[RST
Y000A]
[RST
D10
M305 ]
K
1
]
[RST
Y000A]
[RST
M305 ]
M303
ﾕﾆｯﾄ異常がなくﾕﾆｯﾄﾚﾃﾞｨがONの時
ﾊﾞｯﾌｧﾒﾓﾘのﾊﾟﾗﾒｰﾀによるﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ
起動要求をONする
X0006
X0007
[FROM
H
0000
H
0668
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ起動正常完了時
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ起動要求OFFする
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ起動異常完了時
自局ﾊﾟﾗﾒｰﾀ情報を呼び出し、
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ起動要求OFFする
② E ２ PROMへ の ﾊﾟﾗﾒｰﾀ登 録
X0020 X0000 X000F
M304
M305
登録指令(Y20)でE２PROMにﾊﾟﾗﾒｰﾀを
登録する
ﾕﾆｯﾄ異常がなくﾕﾆｯﾄﾚﾃﾞｨがONの時
ﾊﾟﾗﾒｰﾀ登録要求をONする
X000A
X000B
[FROM
H
0000
H
0668
E２PROMにﾊﾟﾗﾒｰﾀ登録正常完了時
ﾊﾟﾗﾒｰﾀ登録要求OFFする
E２PROMにﾊﾟﾗﾒｰﾀ登録異常完了時
自局ﾊﾟﾗﾒｰﾀ情報を呼び出し
ﾊﾟﾗﾒｰﾀ登録要求OFFする
③ E ２ PROMの ﾊﾟﾗﾒｰﾀに よ る ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ （運 転時 ）
X0000 X000F
[PLS
M300 ]
[SET
M301 ]
[SET
Y0008 ]
[RST
Y0008 ]
[RST
M301
K
1
M300
ﾕﾆｯﾄ異常がなくﾕﾆｯﾄﾚﾃﾞｨがONの時
E２PROMのﾊﾟﾗﾒｰﾀによるﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ起動
要求ONする
M301
X0008
X0009
[FROM
H
0000
H
0668
D10
]
]
[RST
Y0008 ]
[RST
M301
- 25 -
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ起動正常完了時
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ起動要求OFFする
]
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ起動異常完了時
自局ﾊﾟﾗﾒｰﾀ情報を呼び出し、
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ起動要求OFFする
DS4-1991D
(2)送 受 信 処 理
X0001
[FROM
H
0000
H
00E0
K4
B0000
K
1
]
CﾘﾓｰﾄSOTのﾘﾓｰﾄ入力(RX)を読出す
X0001
光送受信データ処理
X0001
[TO
H
0000
H
0161
K4
B0020
光送受信ﾃﾞｰﾀの処理を行なう
K
1
]
CﾘﾓｰﾄSOTのﾘﾓｰﾄ出力(RY)を書込む
(3)プ ロ グ ラ ム 作 成 上 の 注 意 事 項
① マ ス タ 局 に 接 続 さ れ て い る リ モ ート 局／ ロ ーカ ル局 に 対す る 交信 は 、各 命令 の 実
行 を 行 う 前 に 必 ず マ ス タ 局 の リ フレ ッシ ュ 指示 (Yn0)お よ びデ ー タリ ンク 起 動要 求
（ Yn6ま た は Yn8） を "ON"し て 下 さ い 。
② デ バ ッ ク 時 に は 、 マ ス タ 局 バ ッ ファ メモ リ のパ ラメ ー タ情 報 エリ ア に必 要な 情 報
を 書 込 み 、 バ ッ フ ァ メ モ リ の パ ラメ ータ に よる デー タ リン ク 起動 (Yn6)を 行 いま す。
運 転 時 に は 、 E ２ PROMへ パ ラ メ ー タ登 録を 行 い、 E ２ PROMのパ ラ メー タ によ るデ ー タ
リ ン ク 起 動 (Yn8)を 行 い ま す 。
③ Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ の 入 出 力 信 号 で、 リザ ー ブの デバ イ スは 、 シス テ ムで 使用 し て
います。
万 一 、 Ｐ Ｃ プ ロ グ ラ ム で 使 用 (ON)し た場 合 には 、Ｃ リ モー ト ＳＯ Ｔ とし ての 機 能は
保証できません。
④ Ｔ Ｏ ／ Ｆ Ｒ Ｏ Ｍ 命 令 は 、 命 令 実 行の たび に マス タユ ニ ット に 対す る 処理 を行 い ます 。
で き る だ け 実 行 回 数 が 減 る よ う にプ ログ ラ ムを 作成 し て下 さ い。
（ 実 行 回 数 が 多 い と 、 リ モ ー ト ユニ ット が 自動 復列 し ない 事 があ り ます 。）
例 、 ５ 局 の 場 合 は 、 下 例 の 様 に しま す。
X0001
[FROM
H
0000
H
00E0
K4
X0100
K
9
]
5局分のﾘﾓｰﾄ入力(RX)を読出す
X0001
光送受信データ処理
X0001
[TO
H
0000
H
0161
K4
Y0110
光送受信ﾃﾞｰﾀの処理を行なう
K
9
- 26 -
]
5局分のﾘﾓｰﾄ出力(RY)を書込む
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７．トラブルシューティング
7-1.ト ラ ブ ル 発 生 時 の 確 認
ト ラ ブ ル 内 容 ご と の チ ェ ッ ク 内 容 と処 置方 法 を下 表に 示 しま す 。
トラブル内容
チェック内容
確認 方 法
システム全体が
データリンク
できない
ケーブル接続
目視 ま たは 回線 ﾃｽﾄに よっ て ｹｰﾌﾞﾙ状 態を 確 認す る
回線 状 態(SW0090)を確 認 する
両端 の ﾕﾆｯﾄに終 端 抵抗 を 接続 す る
ｹｰﾌﾞﾙに あ った 終端 抵 抗か 確 認す る
ｼｰｹﾝｻCPUの ｴﾗｰｺｰﾄﾞを 確認 し 、処 理を 行 う
ﾊﾟﾗﾒｰﾀの内 容を 確 認す る
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ起 動要 求(Yn6また は Yn8)をＯ Ｎ した こと
を確 認 する
自局 ﾊﾟﾗﾒｰﾀ状態 (SW0068)、ｽｲｯﾁ状態 (SW006A)、
実装 状 態(SW0069)、ﾏｽﾀ局 の ERR LEDの点 滅
を確 認 する
同期 ﾓｰﾄﾞで ｽｷｬﾝﾀｲﾑが 最大 値 を超 えて い る時 は
非同 期 ﾓｰﾄﾞにす る か伝 送 速度 を 遅く する
ﾘﾓｰﾄ局 のLED表 示、 ﾏｽﾀ局 の他 局 交信 状態 確 認す る
ﾊﾟﾗﾒｰﾀの内 容を 確 認す る
ﾊﾟﾗﾒｰﾀの内 容と ﾘﾓｰﾄ局 の 局番 設 定を 確認 す る
終端抵抗
ﾏｽﾀ局 CPUの ｴﾗｰ発生
パラメータ設定
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸ起 動 要 求
ﾏｽﾀ局 の ｴﾗｰ発 生
同期モード
リモート局と
データ交信が
行えない
異常局を検出
できない
ﾘﾓｰﾄ局 が 立 ち
上がらない
伝送速度に
より異常局が
発生する
光送信できない
光受信できない
自動復列しない
ﾃﾞｰﾀﾘﾝｸし て い るか
予約局か
局 番 設 定 は ﾊﾟﾗﾒｰﾀと
一致しているか
局番が重複して
いないか
ｱﾄﾞﾚｽは あ っ て いる か
ｴﾗｰ無 効 局 か 局 番が
重複していないか
ﾊﾟﾗﾒｰﾀ設 定 と ﾕﾆｯﾄの
設定があっているか
局番が重複して
いないか
他 局 交 信 状 態 (SW0080
∼ 83)で 異 常 局 確認
遅 い 伝 送 ﾓｰﾄﾞに 変 更
す る と よ く な るか
ﾘﾓｰﾄ局 の局 番設 定 を確 認 する
局番 に 対し て正 し いｱﾄﾞﾚｽに なっ てい る か確 認す る
ﾊﾟﾗﾒｰﾀの内 容を 確 認す る
ﾘﾓｰﾄ局 の局 番設 定 を確 認 する
ﾊﾟﾗﾒｰﾀの内 容と ﾘﾓｰﾄ局 の 局番 設 定を 確認 す る
ﾘﾓｰﾄ局 の局 番設 定 を確 認 する
異常 局 のｽｲｯﾁ設 定 を確 認 する
ケー ブ ルの 接地 状 態を 確 認す る
ケー ブ ル配 線を 確 認す る （混 在 、接 続不 良 等）
ケー ブ ルに あっ た 終端 抵 抗か 確 認す る
ｱﾄﾞﾚｽは あ っ て いる か 局番 に 対し て正 し いｱﾄﾞﾚｽに なっ てい る か確 認す る
送信停止中か
CTL/TCDが OFFし て いる か 確認 す る
ｱﾄﾞﾚｽは あ っ て いる か 局番 に 対し て正 し いｱﾄﾞﾚｽに なっ てい る か確 認す る
相 手 機 の 電 源 は ONか 相手 機 のPOW表 示灯 は 点灯 し てい るか 確 認す る
相手機は送信して
相手 機 のCTL/TCDが OFFし てい る か確 認す る
いるか
光 軸 は 合 っ て い る か 光伝 送 状態 表示 灯 のRCVが 点 灯し てい る か確 認す る
送受信停止中か
CTLがOFFし てい る か確 認 する
TO/FROM命 令 が 多 い か TO/FROM命 令を 減ら す 。伝 送 速度 を下 げ る。
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7-2.ト ラ ブ ル シ ュ ー テ ィ ン グ
Ｃ リ モ ー ト Ｓ Ｏ Ｔ と の 交 信 を 行 う 場 合の 簡単 な トラ ブル シ ュー テ ィン グ の方 法を 説 明
し ま す 。 尚 、 Ｃ Ｐ Ｕ ユ ニ ッ ト や マ ス タ・ スレ ー ブユ ニッ ト に関 す るト ラ ブル は、 該 当
す る ユ ー ザ ー ズ マ ニ ュ ア ル を 参 照 し て下 さい 。
7-2-1.ト ラ ブ ル シ ュ ー テ ィ ン グ フ ロ ー
- 28 -
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7-2-2.Ｒ Ｃ Ｖ 表 示 灯 （ 緑 色 ） が 消 灯 の 場合
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7-2-3.デ ー タ の 交 信 が で き な い 場 合
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7-2-4.受 信 し な い 場 合
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８．保守点検
SOT-CP801 シ リ ー ズ の 保 守 点 検 は 、 下記 の内 容 を実 施し て 下さ い 。
表 中 の 点 検 周 期 は 、 標 準 的 な 目 安 で す。 使用 状 況・ 環境 条 件な ど を考 慮 して 、適 宜 実
施願います。
注意
点 検 作 業 を 行 う 時 は 、 本 機 周辺 の機 器 が不 意に 動 かな い よう 、 十分 な安 全 措
置を講じて下さい。
点 検 項 目
光軸面の清掃
銘板の清掃
通信範囲の確認
点
検
内
容
柔 ら か い 布で 送受 信 部窓 の汚 れ を拭 き
取 っ て 下 さい 。
シ ン ナ ー ・ア ルコ ー ルな どの 溶 剤は 、
使 わ な い で下 さい 。
柔 ら か い 布で 銘板 の 汚れ を拭 き 取り 、
表 示 内 容 がよ く見 え る様 にし て 下さ い 。
シ ン ナ ー ・ア ルコ ー ルな どの 溶 剤は 、
使 わ な い で下 さい 。
銘 板 が は がれ たり 、 表示 が読 め なく な
っ た 場 合 は、 新し い 銘板 を貼 っ て下 さ
い （ 有 償 ）。
光 軸 ず れ がお きて い ない か、 本 体の Ｒ
Ｃ Ｖ 表 示 灯の 点灯 範 囲で 確認 し て下 さ
い。
締付けの点検
本 体 各 部 のネ ジに 緩 みが ない か 点検 し
て下さい。
ケーブルの点検
ケ ー ブ ル やコ ネク タ の破 損が 無 いか 、
確 認 し て 下さ い。
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実施 周 期
３ カ月
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９．仕
様
9-1.Ｃ Ｃ − Ｌ ｉ ｎ ｋ 仕 様
項
目
適 用 ｼｰｹﾝｻ
適 用 ﾏｽﾀﾕﾆｯﾄ
交信方式
占有局数
伝送経路
伝 送 ﾌｫｰﾏｯﾄ
ﾘﾝｸ接 続
接 続 ｹｰﾌﾞﾙ
最大伝送距離
伝送速度
内
容
三 菱 電 機 ㈱ 製 MELSEC Aｼﾘｰｽﾞ/QnAｼﾘｰｽﾞ/Qｼﾘｰｽﾞ
AJ61BT11,A1SJ61BT1,AJ61QBT11,A1SJ61QBT11,QJ61BT11
Ｃ ontrol & Ｃ ommunication Ｌ ink (CC-Link)
1局
ﾊﾞｽ方 式
HDLC方 式
コ ネ ク タ 端 子 台 （ MSTB 2.5/5-ST-5.08 PHOENIX CONTACT製 ）
CC-Link専 用 ｹｰﾌﾞﾙ
1200m∼ 100m（ 伝 送 速 度 に 依存 ）
10M、 5M、 2.5M、 625K、 156Kbpsの いず れか を 選択
[2]光 伝 送 仕 様
項
目
形
式
光 軸 方 向
定格電源電圧
使用電源電圧
消 費 電 流
伝 送 距 離
指 向 角
伝 送 方 式
検 定 方 式
伝 送 時 間
投 光 素 子
受 光 素 子
伝 送 点 数
制御入力点数
制御出力点数
スイッチ
内
SOT-CP801S
ｻｲﾄﾞｵﾝ
SOT-CP801H
SOT-CP803S
ﾍｯﾄﾞｵﾝ
ｻｲﾄﾞｵﾝ
DC24V
DC 18∼ 30 V
100mA MAX
0 ∼ 1 m(光 量 調 整 ﾎﾞﾘｳﾑ MAX時) 0 ∼ 3 m(光 量調 整 ﾎﾞﾘｳﾑ MAX時)
30ﾟ以 上 （ 設 定 距 離 1m時 ）
5ﾟ以上 （ 設 定距 離 3m時）
半二重双方向
ﾋﾞｯﾄ反 転 随 時 比 較
15 ms MAX(M/Sﾓｰﾄﾞ時 )､20ms MAX(Xﾓｰﾄﾞ時 )
近 赤 外 発 光 ﾀﾞｲｵｰﾄﾞ
ﾌｫﾄﾄﾗﾝｼﾞｽﾀ
入 力 8ﾋﾞｯﾄ／ 出 力 8ﾋﾞｯﾄ
1点 (CTL/TCD)
1点 (RCV)
① 局 番 設 定 (ﾛｰﾀﾘｰｽｲｯﾁ×2)
② 伝 送 速 度 設 定 定 (ﾛｰﾀﾘｰｽｲｯﾁ)
③ 動 作 ﾓｰﾄﾞ切 替 (DIPｽｲｯﾁ)
POW表 示
CTL/TCD表 示
表
示
容
SOT-CP803H
ﾍｯﾄﾞｵﾝ
灯
D T/RCV表 示
I N表 示
OUT表 示
RUN表 示
ERR表 示
SD 表 示
RD 表 示
： 電 源ON時 （赤 ）点 灯
： CTL入 力「 O N」時 （ 赤） 点灯
TCD入 力「 O N」時 （ 緑） 点灯
： デ ータ 正 常受 信時 （ 赤） 点灯
安 定受 光 時（ 緑） 点 灯
： 各 光出 力 デー タ「 O N」時 （ 赤） 点 灯
： 各 光入 力 デー タ「 O N」時 （ 緑） 点 灯
： ﾏｽﾀﾕﾆｯﾄと 正常 に ﾃﾞ-ﾀ交信 し てい る 時（ 緑 ）点 灯
： 受 信ﾃﾞ-ﾀｴﾗ-時 （ 赤） 点灯 ,正常 交 信時 消 灯
： ﾘﾝｸﾃﾞ-ﾀ送 信時 （ 赤） 点灯
： ﾘﾝｸﾃﾞ-ﾀ受 信時 （ 緑） 点灯
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DS4-1991D
項
目
使用周囲温度
使用周囲湿度
使用周囲照度
耐 振 動
耐 衝 撃
保 護 構 造
電 源 接 続
内
容
-10∼ 50℃
但 し 、氷 結 しな いこ と 。
40 ∼ 85%RH 但 し 、 結 露 しな いこ と 。
4,000 Lx以 下 但 し 、 受光 部に 外 乱光 が直 接 入光 し ない こ と。
10∼ 55 Hz
複 振 幅 1.5㎜ X,Y,Z 3方向 各 2時 間
２
500 m/s （ 約 50G）
X,Y,Z 3方向 各 20回
IP40
コ ネ ク タ 端 子 台 （ MSTB 2.5/2-ST-5.08 PHOENIX CONTACT製）
外 形 寸 法
90㎜(W)× 80㎜ (D)× 20㎜(H)
１０ ． 外 形 図
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詳 細 は,｢10.外 形 図｣参照
DS4-1991D
１１．保
証
11-1.保 証 期 間
ご 指 定 場 所 に 納 入 後 １ 年 と 致 し ま す。
11-2.保 証 範 囲
上 記 保 証 期 間 中 に 当 社 の 責 に よ り 故障 を生 じ た場 合は 、 故障 部 分の 交 換、 又は 修 理
を 当 社 の 責 任 に お い て 行 い ま す 。 但し 、次 に 該当 する 場 合は 、 この 保 証の 対象 範 囲
から除外させて頂きます。
① ユ ー ザ ー 側 の 不 適 当 な 取 扱 い 、 並び に使 用 によ る場 合
② 故 障 の 原 因 が 本 装 置 以 外 の 事 由 によ る場 合
③ 当 社 以 外 の 改 造 、 又 は 修 理 に よ る場 合
④ そ の 他 天 災 ・ 災 害 な ど の 当 社 の責 にあ ら ざる 場合
尚 、 こ こ で い う 保 証 は 、 本 装 置 単 体の 保証 を 意味 する も ので 、 本装 置 の故 障に よ り
誘発される損害はご容赦頂きます。
１２．改訂履歴
日
付
改
訂
内
容
担
当
1999年 1月
初版発行
開
２
1999年 5月
設 定 距 離 3m仕 様 品 追加
開
２
1999年 6月
終 端 抵 抗 の 記 述 追 記 "B"付
TRE設 定 、 出 力 ﾓｰﾄﾞ変更
開
発
1999年 8月
プ ロ グ ラ ム 作成 上 の注 意事 項 追加
(TO/FROM命 令 )
開
発
2000年 9月
CC-Link Ver.1.10対応 のた め の変 更
開
発
以下余白
- 35 -
"C"付
"D"付