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機 械 科
- 37 -
- 38 -
学科名
機 械 科
学科の目標
機械工業の各分野に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得させ,機械技
術の意義や役割を理解させるとともに,機械技術の諸問題を主体的に解決する
能力と実践的な態度を育てる。
(1)機械技術の基本的理論を理解し,技術の工夫・改善の能力を備えること。
(2)機械工作に関する基礎的な知識・技能を体得し,創意を加え,実践的に
活動する能力をもつこと。
(3)基礎的機械工具の設計・製図・素材製作・加工・仕上・組立に必要な知
識,実務能力を体得すること。
学科の到達目標 (4)工場で一般に行われる試験検査,及び機械の操作・調整・修理に必要な
基本的知識・技能を体得すること。
(5)工場施設および機械設備における動力関係の基礎知識と,簡単な調整・
修理の技能を有すること。
(6)関連する諸種のエネルギー変換装置の原理,基礎知識を有すること。
(7)工場の経営管理の基本的機構・方法,特に現場における品質管理・作業
研究などの科学的生産手段を理解し,その一翼をになうことができること。
学科生への
メッセ-ジ
自ら考え,自ら判断し,自ら解決すること。
労をいとわず,実際に体を使って仕事のできる柔軟性を備えた実践的技術者
を目指して何事にも,積極的に取り組んでください。
機械科は「ものづくり」が大切です。実際に身体を動かして,ものを作るこ
とを常に心掛けてください。
授業をしっかりと聞き,ノ-トを必ずとるようにしてください。また,授業
に必要なものは,忘れないようにいつも準備しておいてください。
健康に気を付けて,休まないように心がけてください。
- 39 -
【学科の学習構造】
機 械 科
学 科 名
就
機械関係
職
専 門 外 公務員他
進
進
大
学
短
路
大
学
専門学校
3年
国
語
課 題 研 究
地
歴
公
理
史
民
実
数
学
理
科
保
体
健
育
習
機 械 設 計
オーラル 製 図 電 子 自動車
Ⅰ
機 械 工 学
数 学
Ⅲ
物 理
Ⅱ
英 語
Ⅱ
2年
芸
実
習
製
図
術
電気基礎
機械工作
数 学 B
英 語 Ⅱ
外国語
機 械 設 計
家
庭
原
動
機
発 展 型
特
活
別
動
基 礎 型
1年
工業技術基礎
製
図
工業数理基礎
情報技術基礎
機 械 工 作
- 40 -
教科名
工 業
科目名
履修学年
履修区分
単位数
工業技術基礎
1学年
必履修
4単位
工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験させ,各分野における技
目
標
術への興味・関心を高め,工業の意義や役割を理解させるとともに,工業に
関する広い視野を養い,工業の発展を図る意欲的な態度を育てる。
使用教科書
工業技術基礎(実教出版)
副教材・主な教具等 機械実習1・2(実教出版)
実験実習の場所 機械科実習棟
授
業
計
画
進行
授業内容
目
標
4 月
○塑性加工
塑性加工を通して,機械や工具の取り扱いを習得し,もの作り
の面白さ,大切さを学び,真剣にまた意欲的に取り組む姿勢を身
につける。
5 月
中間試験
6 月
7 月
○機械加工
基本的な機械構造を持つ,切削加工の代表する工作機械(旋盤)を活
金属の被削性 用し,機械の操作,切削工具の種類と使い方,測定器具の使い方を
を利用
習得し,旋盤作業の基本を習得しながら,ものづくりに大切な意欲
的な態度を身につける。
期末試験
9 月
1 0月
1 1月
中間試験
○鋳造
金属の可融性
を利用する加工
鋳物製作の基本を「門札作り」を通して,模型製作・型ごめ・A
lの溶解・鋳込み・後処理・仕上げの流れを理解し習得する。鋳
造に関する知識と技術を学び,もの作りの楽しさを味わう。真剣
に・意欲的に取り組む態度を持つ。
1 2月
期末試験
1 月
○マ シニング セ
ンタ
ネームプレートの製作を通して,NC プログラムの基礎基本及び
マシニングセンタの概要と操作方法を習得する。
2 月
3 月
履修者
へ一言
期末試験
ものづくりの楽しさ・大切さを体感し,知識や技術を身につけ,体を動かし汗をか
くことをいとわず,実験・実習に意欲的に取り組むことを目的にしています。
- 41 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
評価の観点
および趣旨
知識・理解
基礎的技術につい
て関心をもち,そ
の改善・向上を目
指して意欲的に取
り組む
基礎的な知識と技
術を活用して適切
に判断し,創意工
夫する能力を身に
付けている
安全や環境に配慮
し,実際の仕事を
合理的に計画し,
適切に処理すると
ともに,その成果
を的確に表現する
工業の各分野に
関する基礎的な知
識を身に付け,現
代社会における工
業の意義や役割を
理解している
20%
30%
30%
20%
評価における比率(%)
評
製作課題作品
価
資
レポート
料
お
授業の取り組み姿勢
よ
び
安全作業,整理整頓
の評
割価 作業の手順・機械・
合
機器の操作を理解
60%
40%
100%
100%
100%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
塑
・ 基 礎 的 な 技 術 に つ ・実習内容を理解し,
・安全作業,機械操作, ・製作図通りの作品がで
性
いて関心を持って
使用する機械や工具
工具の取扱いを正しく
きている。
加
取り組んでいる。
を正しく使って安全
できる。図面通りの課 ・製作工程を理解し,手
工
に作業ができる。
題を製作できる。
順通りに作品を作るこ
・物作りを通して技
能の習得に意欲的
で,向上心がある。
機
械
加
工
鋳
造
マシニ
ングセ
ンタ
・作業を通し,安全
作業を念頭におい
た行動ができ,協
調性,責任感など
がある。
・失敗をしても,冷静
にその原因を考え,
前向きな態度で作業
を行うことができ
る。
・実習の内容や経過及び
結果をまとめた報告書
を作成している。
・製作図,作業内容を理
解し,常に考え工夫し
自主的に作業ができ
る。
・正しい機械操作を
・実習の内容や経過及び
行い,危険を伴う行
結果をまとめた報告書
動を理解し,注意し
を作成している。
ながら作業ができる。 ・製作過程の体験から優
れた品質の製品が製作
することができる。
・ ト ラ ブ ル を 未 然 に 防 ・様式の整理されたレポ
止する作業ができる。 ートを書いている。
・ 手 順 を 理 解 し , 臨 機 ・誤字・脱字のないレポ
応変に作業をしてい
ートを書いている。
る。
・ 操 作 手 順 を 考 え な が ・正しく操作手順で,機
ら安全に対する意識
械を操作し,作品を作
を持っている。
ることができる。
・機械のエラーに対し
て,冷静にその原因を
考え対応できる。
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とができる。
・製作工程を理解し手順
どおりに製品を作るこ
とができている。
・使用する機械の取り扱
いを正しく理解し,使用
できる。
・金属の特性と加工法を
理解している。
・事故防止の知識と技術
とを身につけている。
・プログラムの構成を理
解し,正しくプログラ
ムが作成できる。
・実習の内容や経過及び
結果をまとめた報告書
を作成している。
教科名
工 業
教科名
履修学年
履修区分
単位数
機械製図
1学年
必履修
2単位
製図に関する日本工業規格及び学科の専門分野の製図について基礎
目
標
的な知識と技術を習得させ,製作図,設計図などを正しく読み,図面
を構想し作成する能力と態度を育てる。
使用教科書
機械製図(実教出版)
副教材・
機械製図演習ノ-ト(実教出版)
主な教具等
広島県工業クラブ連盟主催技術コンク-ル「機械製図」の課題など
実験実習の場所
機械科東実習棟3階第1製図室またはHR教室
授
業
計
画
進 行
授 業 内 容
目
標
4月
製図の基礎
・「 機 械 製 図 」 の 目 標 を 理 解 す る 。
1. 機 械 製 図
・製図用具の正しい使い方を習得する。
2. 製 図 用 具 と そ の 使 い 方
・製図用具の使い方に馴れる。
3. 線 の 種 類 と 用 法
・線や文字の反復練習をする。
5月
4. 投 影 法 と そ の 練 習 問 題
・線の種類と用法の学習をする。
5. 展 開 図
・図形のあらわし方を習得する。
・第三角画法による正投影法を習得する。
・TI画法について学習する。
6月
・投影図から等角図のえがき方を習得する。
・展開図の仕方を習得する。
7月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
・相貫線について理解する。
製作図
1. 図 面 の 様 式
2. 図 形 の あ ら わ し 方
3. 寸 法 記 入 法
・図面の様式について理解する。
・角図から正投影図のえがき方を確実に身につける。
・つりあいの取れた図が書けるように練習をする。
(正しい寸法の記入,丁寧に書かれた数字・文字,
用 法 に 基 づ い た 線 の 太 さ ・ 濃 さ な ど )・ 文 字 ・ 数 字
をきれいに,丁寧に書く習慣を身につける。
製作図
4. 面 の 肌 ・ は め あ い
5. ね じ
・寸法記入法の基本を身につける。
・面の肌・はめあいの書き方を学習する。
・ねじの種類,ねじ製図について学習する。
・ねじの図示法を理解する。
・ボルト・ナットの略画法を習得する。
履修者
へ一言
・課題に取り組むときには,集中して,限られた時間内に完成させるように真
剣に取り組むこと。また,設計者の考えを図面によって,第三者に伝えるもの
であるから,相手の人に読みやすく,迅速に理解できるように,正しく,明瞭
に書くことに心掛けること。
- 43 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
評価の観点
および趣旨
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
製図に関する基礎的
な知識や技術への関
心を持ち,意欲的に
学ぶ姿勢が見られる
製 図 に 関 する 事 象
に つ い て 正確 に 把
握 し , 適 切に 分 析
・判断 ができる
製 図 に 関 する 知 識
や 技 術 が どの よ う
な 場 面 で 活用 で き
るか表現ができる
製 図の 基 礎 的な 知
識や技術を習得し,
物 作り の 作 図手 順
を理解している
25%
40%
25%
40%
25%
40%
40%
40%
40%
20%
20%
20%
評価における比率(%)
25%
び 評 成果物
20 %
評 価 (製図作品)
価 資 提出物
20%
の 料 (演習ノート)
割 お
60%
合 よ 授業の取組み姿勢
評価の観点および評価基準
関心・意欲・態度
思考・判断
機 械 製 説明を静かに集中し
図
て聞くことができる。
の基礎
製 図 用 用具を正しく使うこ
具 と そ とができる。
の 使 い
方
投影法
考えながら製図する 規格に基づいた
ことができる。
線 の 種 集中して線をかくこ
類 と 用 とができる。
法
立 体 的 製図機械を正しく使
な 図 示 用できる。
法
展開図
技能・表現
知識・理解
製図をかく心得が理解 製図の目標等が正しく
できている。
理解できている。
テンプレ-トなど補助 用具の名前が正しく言
用具の活用ができる。 えることができる。
練習問題に根気強く取
図 示 法 で 図 面 が り組むことができる。
かけている。
用法に基づいて, あ ま り 使 用 さ れ な い 線
線 の 太 さ ・ 濃さ の用法についても確実
を 表 す こ と が で に理解できている。
きている。
各 種 の 図 示 法が 楕円のテンプレ-トな
正 し く で き て い どが活用できている。
る。きれいに・
正確に図示でき
ている。
基 本 的 な 立 体の 相貫線のある立体図の
展 開 図 を 描 くこ 展開図をえがくことが
とができている。 できる。
第三角法で正投影法を
えがくことができる。
線の用法が正しく理解
でき,それを図面に表
示することができてい
る。
等角図・頭角投影図・
キャビネット図の区別
ができ,それぞれの図
法でかくことができて
いる。
基本的な展開図や相貫
線について理解できて
いる。
製図用具を正しく使
用し,集中して作業
に取り組むことがで
きる。
図 面 の 各 種 の 用 紙 を 大 切 に 規 格 に 基 づ いた 自分で工夫して,図面 用紙の種類や製作図の
様式
使用できる。
様 式 を 備 え る こ の 配 置 な ど を き ち ん と 様式が理解できている。
とができている。 きめることができる。
図 形 の 規 格 通 り に き れ い に 第 三 角 法 で 正投 等角図でかかれた図形 正投影法やその他の図
表し方
か け る よ う に , 整 理 影 法 を え が くこ から正投影法に直すこ 示法で正しく図形をか
・整頓ができる。
とができている。 とができる。
くことができている。
寸 法 記 製 図 機 械 な ど の 活 用 規 格 に 基 づ いた 規格に基づいた寸法記 規格に基づいた寸法記
入法
が ス ム - ス に で き て 寸 法 記 入 が 正 し 入ができる。
入が正確にできている。
いる。
くできている。
面 の 肌 テ ン プ レ - ト な ど の 面 の 肌 ・ は めあ 材料や工作法により, 製作図の中に,正しく
・ は め 活用ができている。 い な ど の 図 面 へ 図 面 に 面 の 肌 記 号 や は 図示できている。
あい
の 記 入 が 正 しく めあい記号の記入がで
できている。
きる。
ねじ
説 明 を 集 中 し て 聞 く ね じ 製 図 の 基本 ボルト・ナットが略画 ねじの図示・寸法記入
ことができる。
図 示 が で き て い 法で描くことができる。 な ど が 正 し く で き て い
る。
る。
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教科名
工 業
目
標
科目名
履修学年
履修区分
単位数
工業数理基礎
1学年
必履修
2単位
工業の各分野における事象の数理処理に関する知識と技術を習得させ,実際
に活用する能力と態度を育てる。
使用教科書
副教材・
主な教具等
実験実習の場所
進行
4 月
5 月
6 月
7 月
9 月
10月
11月
12月
1 月
工業数理基礎(実教出版)
3級計算技術検定試験 標準問題集(社団法人 全国工業高等学校長協会)
関数電卓
HR教室
授
業
計
画
授業内容
目
標
・ 工 業 の 事 象 と ・物理的現象(動き)が数値演算で解析できることを認識する。
数式
・ 関 数 電 卓 の 操 作 ・関数電卓を使用して面積計算,体積計算,比例,反比例計算,
方法
分数の計算,三角関数の計算 をについて理解する。
・基礎的な数理
・関数電卓を使用して面積計算,体積計算,比例,反比例計算,
面積・体積・質
分数の計算,三角関数の計算について理解する。
量の積算
中間試験
・ 単 位 と 数 値 処 ・ 国際単位系の意義について理解し,関数電卓を使用して度分秒
理 国際単位
の表し方と計算処理指数の計算等の入力と計算処理について理
系 (SI)
解する。
期末試験
・乗り物の数理
・乗り物を例にしてベクトル,直線運動,
円運動,動力とトルクなどについて学ぶ。
・環境の数理
・身の回りにある環境問題について簡単な数位を用いて理解する。
・ 関 数 電 卓 の 操 ・3級計算技術検定標準問題集を活用し,基本的な計算問題の理
作(復習)
解を深める。
中間試験
・ 数 値 処 理 路 グ ・実験・実習を行って得られた数値を表にし,グラフ化する仕
ラフ
方を学ぶ。
・流れの数理
・水・電気・熱などの流れについて,分岐,抵抗,エネルギーな
どについて学ぶ。
期末試験
・ 構 造 物 と 部 材 ・構造物を設計するうえで,必要とする基礎的な事項について学
の設計
ぶ。
・ 時 間 と と も に ・微少な時間とともに変化する事象について学ぶ。
変わる事象
2 月
3 月
履修者
へ一言
・コンピュータ
による数値処理
期末試験
・コンピュータの活用などについて学ぶ。
( 1 ) 現在の工業の発展には数学や物理の発達が大きく影響していることは言うま
でもありません。この科目では,実際に起っている工業分野の基礎的事象を,数
理処理していく能力を身につけましょう。
( 2 ) 授業についていくコツは,手を動かし,頭を働かせることです。授業でおこ
なわれる演算等は必ず自分の手で計算し答えが合っていることを確認しましょ
う。
- 45 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
数 理 に 関 す る 諸 問 具 体的 な 事象に つ 工 業に 関 する 力学 工 業 事象 を数 的処
評価の観点
および趣旨
題 に つ い て 関 心 を い てグ ラ フ化・ 数 や 電気 分 野そ して 理 を 行い なが ら学
も っ て , 意 欲 的 に 式 化す る ために , 速 さや 加 速度 等の 習 を 進め るこ とに
取 り 組 む 態 度 を 身 数 字の 取 扱いに つ 事 象に つ いて 理解 よ り ,知 識と して
につけている。
い て適 切 な判断 を し ,そ の 結果 を目 定 着 し, 他の 科目
す る こ と が で き 的 にあ っ たよ うに の 理 解に も応 用で
る。
表 現す る こと がで き る 能力 を身 に付
きる。
評価における比率(%)
中間考査・期末考査
評
価
小テスト
評資
価料
ノート・課題
のお
割よ
授業に取り組む姿勢
合び
出欠席状況
20%
10%
けている。
20%
50%
80%
20%
80%
70%
100%
20%
30%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
産業社 ・ 授 業 中 静 か に , 集 中 ・ 例 題 等 , 説 明 を も と ・基本的な四則演算は今 ・さまざまな事象が数式
会 と 情 し て 講 義 を 聞 く こ と が に , 演 習 的 な 問 題 を 自 後の工業実習などで使用 によって表現できること
報技術 できている。
らの思考を深め判断し, するので,意識的に問い を理解している。
解答していくことがで か け な が ら 取 り 組 ま せ
・ 関 数 計 算 を 理 解 す る きる。
る。
基 礎 的 た め に , 計 算 技 術 検 定 ・ 量 の 基 準 と な る 単 位 ・単位の換算の学習を通 ・関数電卓によって,四
な 数 理 試験 3 級の取得を目指 な ど , 具 体 的 な 事 例 を して,具体的な工業事象 則計算・関数計算,等の
処理
す。
国際単
と お し て , 実 験 値 な ど について理解し,説明す 算出ができる。
の 数 字 の 取 扱 い に つ い ることができる。
・国際単位系の意義を理
位系(S ・ 数 理 に 関 す る 諸 問 題 て 適 切 な 判 断 を す る こ
解し,単位の換算ができ
I)
る。
について関心をもって, とができる。
意欲的に取り組む態度
を身につけている。
応用的
・ 具 体 的 な 事 象 に つ い ・工業に関する力学や電 ・工業事象を数的処理を
な 数 理 ・ ノ ー ト の 提 出 が 確 実 て グ ラ フ 化 ・ 数 式 化 す 気分野そして速さや加速 行いながら学習を進める
処理
にできる。
る た め に , 数 字 の 取 扱 度等の事象について理解 ことにより,知識として
い に つ い て 適 切 な 判 断 し,その結果を目的にあ 定着し,他の科目の理解
・ 提 出 に 際 し て は 期 限 をすることができる。
ったように表現すること にも応用できる能力を身
を守っている。
ができる。
に付けている。
・パソコンなどを使用
コンピ
し , 数 理 処 理 に 活 用 で ・ パ ソ コ ン な ど を 使 用 ・ 情 報 技 術 基 礎 ,工 業 技
ュータ
き る 。 実 際 の 工 業 事 象 し,工業に関する事象に 術 基 礎 等 の 科 目 と 関 連
による
に 応 用 す る こ と が で き つ い て の 学 習 の 成 果 が し,コンピュータによる
数理処
る。
顕著である。
理
数理処理を理解してい
る。
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教科名
工 業
科目名
履修学年
履修区分
単位数
情報技術基礎
1学年
必履修
2単位
社会における情報化の進展と情報の意義や役割を理解させるとともに,情報
目
標
技術に関する基礎的な知識と技術を習得させ,情報及び情報手段を活用する
能力と態度を育てる。
使用教科書
情報技術基礎(実教出版)
副教材・主な教具等
3級情報技術検定試験 標準問題集(社団法人 全国工業高等学校長協会)
実験実習の場所 HR教室
授
業
計
画
進行
授業内容
目
標
4 月
・ 産 業 社 会 と 情 ・コンピュータの歴史と特徴を理解する。
報技術
・コン ピュータ の利用形態 ,情報技 術の進展 が産業社 会に及ぼす
影響について理解する。
5 月
・情報のモラルと管理について理解する。
中間試験
・ プ ロ グ ラ ミ ン ・流れ図,基本的なプログラミングについて理解する。
6 月
グの基礎
・言語としてBASICなどを使用する。
・プログラム及びデータの取り扱いを習得する。
7 月
期末試験
・ プ ロ グ ラ ミ ン ・サブルーチン,配列処理について理解する。
9 月
グの応用
・ BASIC の プ ロ ・3級 情報技術 検定標準問 題集を活 用し,こ れまで学 習してきた
10月
グラミングの
内容について理解を深める。
復習
中間試験
・ハードウェア
・論理回路の理解と習得する。
・処理装置の構成と動作を習得する。
11月
・周辺 装置(各 種入出力装 置,補助 記憶装置 など)の 構造や動作
を理解し習得する。
12月
期末試験
・ マ ル チ メ デ ィ ・マルチメディアの活用について理解する。
1 月
ア ・ 制 御 ・ 通 ・データ通信とネットワークの基礎的な知識と技術を習得する。
信
・ コ ン ピ ュ ー タ ・コン ピュータ の発達,産 業界にお けるコン ピュータ の利用につ
2 月
の歴史と活用
いて理解する。
3 月
期末試験
履修者
へ一言
これからの情報化社会において,大量の情報に対して的確な選択を行うとともに,コ
ンピュータなどの情報機器を活用し,情報を選択・処理・発信できる能力が必要にな
ります。情報化社会に参加する上での正しい知識と技術を身につけ社会を構成する一
員となれるよう学習していきましょう。
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「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
評価の観点
および趣旨
思考・判断
技能・表現
知識・理解
コ ン ピ ュ ー タ が ど の コン ピュ ータの特徴 コン ピュ ータがど の 情 報・デ ータ・情 報
よ う に 利 用 さ れ , ど を生 かし て,どのよ よう に利 用されて い 処 理・情 報化社会 な
の よ う な 基 本 構 成 な うに 利用 されている るか ,教 科書の記 述 ど の用語 を理解し て
の か な ど に つ い て , か考察できる。
内容 や興 味を持っ た いる。
関心をもち,意欲的
こと を, ノートに ま
に学習に取り組んで
とめ たり ,発表し た
いる。
りできる。
評価における比率(%)
20%
10%
20%
50%
80%
中間考査・期末考査
評
価
小テスト
評資
価料
ノート・課題
のお
割よ
授業に取り組む姿 勢
合び
出欠席状況
20%
80%
70%
100%
20%
30%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
産業社 会 ・ 授 業 中 静 か に , 集 ・ 情 報 や 情 報 技 術 に 関 ・ 著 作 権 制 度 や 保 護 に ・ コ ン ピ ュ ー タ の 歴 史 と
と
中して講義を聞く
する諸問題について
ついても理解できて
特徴を理解している。
情報技術
ことができてい
改善・向上をめざし
いる。
・コンピュータの利用形
る。
・情報及び情報技術
て,創意工夫をする
態,情報技術の進展が
能力を身につけてい
産業社会に及ぼす影響
る。
について理解できてい
に関する諸問題に
る。
プログ ラ
ついて関心を持っ ・例題等,説明をもと ・プログラムについて ・流れ図,基本的なプロ
ミング の
て,意欲的に取り
に,演習的な問題を,
文章化の必要性を知
グラミングについて理
基礎
組む態度を身につ
自らの思考を深め判
り,効果的な開発手
解できている。プログ
プログ ラ けている。
断し,回答していく
法の基礎を習得して
ラム及びデータの取り
ミング の
ことができる。
いる。
扱いを習得できてい
応用
・演習問題の解答
る。
やノートの提出
が確実にできて
ハード
ウェア
いる。
・複雑な動作について ・論理回路の理解と習得
もシュミレータなど
ができている。処理想
を使用して習得でき
置の構成と動作を習得
ている。
している。周辺装置の
構造や動作を習得して
いる。
マルチ メ
ディア・
制御通信
・情報通信ネットワー ・マルチメディアの活用
クにおいて各種の伝
について理解している。
送制御手順やプロト ・データ通信とネットワ
コルを理解している。
ークの基礎的な知識と
技術を習得している。
- 48 -
教科名
工 業
目
標
科目名
履修学年
履修区分
単位数
機械工作
1学年
必履修
2単位
機械工作に関する基礎的な知識と技術を習得させ,実際に活用する能力
と態度を育てる。
使用教科書
機械工作1(実教出版))
副教材・主な教具等
機械工作1演習ノート(実教出版))
実験実習の場所 HR教室
授
業
計
画
進行
授 業 内 容
目
標
4 月
・機械工業のあゆみ
・将来,機械技術者として機械技術のあゆみを理解し,
機械工業界での技術者の役割を果たす心構えを養う
・製鉄の歴史から,その加工法である工作機械の発達を理解する。
5 月
・工業材料とその加工法
・工業材料の性質と種類
中間試験
・工業材料の性質と種類について理解する。
・炭素綱
・合金鋼
・鋳鉄
期末試験
・炭素鋼の性質・特徴・加工性を理解する。
9 月
・非鉄金属材料
・非鉄金属材料の種類・性質・特徴・加工性について理解する。
10月
・非金属材料
・非金属材料の種類・性質・特徴・加工性について理解する。
6 月
7 月
・純金属,合金の機械的性質や結晶構造・組織その加工法
について理解する。
・合金鋼の性質・特徴・加工性を理解する。
・鋳鉄の性質・特徴・加工性を理解する。
中 間試験
11月
・機能性材料
・機能性材料の種類・用途について理解する。
12月
・複合材料
期 末試験
・複合材料の種類・用途について理解する。
1 月
・鋳造
・塑性加工
・溶接
・鋳造について,その特徴と工作法を理解する。
2 月
・塑性加工の種類とその特徴について理解する。
・溶接について,種類とその特徴について理解する。
3 月
・表面処理
期末試験
履修者
へ一言
・実習と連携し,物作りの楽しさを実感するための基礎知識となるので,前向きに
取り組んでほしい。そのことにより,実習の楽しさが倍増する。
・表面処理について,種類とその工作法・特徴を理解する。
- 49 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
機 械 工 作 に 関 す る 機 械工 作 に関す る 機 械工 作 に関 する 機 械 工作 の基 礎的
評価の観点
および趣旨
基 礎 的 な 知 識 や 技 事 象や 問 題点に つ 知 識や 技 術が どの な 知 識や 技術 を理
術 へ 関 心 を 持 ち , い て「 何 故そう な よ うな 場 面で 活用 解 し ,物 作り の場
意 欲 的 に 学 ぶ 姿 勢 る か」 を 分析, 判 で きる か 表現 する 面 に おい て関 連さ
が見られる。
断ができる。
ことができる。
評価における比率(%)
25%
25%
25%
25%
評
定期考査
価
評資
価料
提出物
のお (ノート,演習ノート)
割よ
合び 授業の取組み姿勢
30%
70%
50%
70%
20%
30%
30%
30%
50%
せることができる
20%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
・ 機 械 工 業 ・ 授 業 中 は 静 か に , ・ 演 習 ノ ー ト や ノ ー ・製鉄の歴史から,その ・ 金 属 加 工 の 周 辺 技
の歩み
集中して講義を聴
トの提出が確実に
加工法の工作機械につ
術について理解し
くことができてい
できる。
いて理解している。
ている。
・ 工 業 材 料 ・ 機 械 工 作 に 関 す る ・ 提 出 に 関 し て は 期 ・金属材料の性質・種類 ・ 工 業 材 料 の 性 質 ・
とその加
諸問題について関
限を守っている。
・用途について理解し
加工法・用途につ
工法
心を持って意欲的
ている。
いて理解している。
に取り組む態度を
・鋳造
身につけている。
・砂型による鋳型製作熔 ・ 砂 型 鋳 造 法 以 外 の
・塑性加工
解・鋳造について理解
精密鋳造法につい
している。
て理解している。
・塑性加工の一般的な特 ・ 金 属 の 各 種 接 合 方
徴・種類と各々の加工
法について理解し
法の概要を理解してい
ている。
る。
・溶接
・金属の接合方法の特徴 ・ 金 属 の 各 種 接 合 方
と溶接法について理解
法について,その
している。
特徴接合方法につ
いて理解している。
・表面処理
・金属の表面処理目的と ・ 金 属 の 表 面 処 理 の
- 50 -
メッキの種類と特徴に
各種方法について
ついて理解している。
理解している。
電 気 科
- 51 -
- 52 -
学 科 名
電 気 科
学科の目標
電気技術に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得させ,電気工業およびこ
れに関連する諸分野の業務に従事するために必要な能力と実践的な態度を育て
る。
健全な社会の構成員としての技能・技術者の育成を図る。
一般教養の涵養,基本的生活習慣の確立などの調和の取れた発達を目指す。
電力・電子・情報の3コースを設定し2年次からコースに分かれます。
電力コース(発展型)については電気主任技術者三種の「学校認定」制度を活用
できる教育課程になっています。
学科の到達目標
各コースの特徴は次の通りです。
電力コース:電力事業,電気工事業,各事業所の関連保守事業を中心とする
幅広い業務向き。
電子コース:エレクトロニクス関連産業向き。
情報コース:情報通信産業の業務向きに対応。
1.1年次においてはコースに分かれず共通的な内容を学習します。
学科生への
メッセージ
2.コース選択は科目の学習内容や自己の適性,将来の進路を考えながら保護者・
担任とよく相談してください。
3.関連する国家資格が数多くあります。専門技術の資格取得に積極的に挑戦しま
しょう。
4.知識・技能・技術を自分のものにするために,目標を立てて自学・自習するこ
とを心がけましょう
5.授業以外の行事や特別活動へも積極的に参加し,実際の体験を通して幅広い人
間形成に努めましょう。
- 53 -
電気科 学習構造
普通教科
課題研究
3年
国 語
電子技術
3年
地歴公民
数 学
電力技術
3年
理 科
保健体育
電力技術
2・3年
ソフトウエア技術
2・3年
電子情報技術
2・3年
電気機器
2・3年
ハードウエア技術
2・3年
通信技術
2・3年
芸 術
外国語
家 庭
実 習
1・2・3年
特別活動
電力コース
情報コース
電子コース
製 図
2年
電気基礎
1・2年
工業技術基礎
1年
工業数理基礎
1年
- 54 -
情報技術基礎
1年
教科名
工業
目
標
使用教科書
副教材等
実験実習の場所
進
行
科目名
履修学年
履修区分
単位数
工業技術基礎
1学年
必履修
2単位
工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験させ,各分野における
技術への興味・関心を高め,工業の意義や役割を理解させるとともに,工
業に関する広い視野を養い,工業の発展を図る意欲的な態度を育てる。
工業技術基礎(実教)
テスター製作キット,関数電卓
電気関係実習室(電気棟,E 棟,他)
授
業
計
画
授 業 内 容
目
標
10名程度のグループで1年間の下のパートをローテーションします。
実習パート
①電気計測Ⅰ
②電気工事
③パソコン(コンピュータの利用)
④電気工作(テスターの製作)
各授業毎のレポート,製作作品及び授業取り組み態度の総合評価
評価方法 (作品の完成度や考察のまとめ方や内容及びレポート提出時の質疑応答に的確に
答えられること。)
履修者 実習中心の教科です。
へ一言 専門の知識・技術をさまざまな体験を通して身につけます。10名程度のグループで
学習します。詳細については,別途指示します。
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技術・表現
知識・理解
評価の観点
実 習 に つ い て 関 心 実習について自ら 実習に関する基礎 実習に関する基礎
および趣旨
を 持 ち , そ の 改 善 思考を深め,基礎 的・基本的な技術 的・基本的な知識
・ 向 上 を 目 指 し て 的・基本的
を身に付け,環境 を身に付け,現代
意 欲 的 に 取 り 組 む な知識と技術を活 に配慮し,実際の 社会における工業
と と も に , 創 造 的 用し,適切に判断 仕事を合理的に計 の意義や役割を理
・ 実 践 的 な 態 度 を し,創意工夫する 画し,適切に処理 解している。
身につけている。
能力を身につけて するとともに,そ
いる。
の成果を的確に表
現する。
評価における比率(%)
び評
実習態度
評価
価資
作品・実験結果
の料
割お
提出物・レポート
合よ
40%
10%
50%
50%
50%
50%
- 55 -
40%
10%
50%
50%
50%
50%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
電気計測Ⅰ
授業前の準備や忘
れ物がなく,電気
事象の測定につい
て興味関心を持っ
ている。
電気工作
授業前の準備や忘
れ物がなく,電気
部品の取り扱いに
ついて興味関心を
持っている。
電気工事
授業前の準備や忘
れ物がなく,電気
工事について興味
関心を持ってい
る。
パソコン
授業前の準備や忘
れ物がなく,プログ
ラミング技術につい
て興味関心を持っ
ている。
思考・判断
電気事 象の測定
につい て分析的
に考え ,事実に
基づき 科学的に
判断できている。
電気部 品の取り
扱いを 分析的に
考え, 事実に基
づき科 学的に判
断できている。
電気工 事を分析
的に考 え,事実
に基づ き科学的
に判断 できてい
る。
プログ ラム作成
につい てより効
率的な 方法を習
得しよ うとして
いる。
- 56 -
技能・表現
電気事象の測定に
ついて科学的に探
求し,過程や結果
を的確に表現でき
ている。
電気部品の取り扱
いの技術について
科学的に探求しよ
うとしている。
知識・理解
電気事象の測定に
ついて測定方法や
法則を理解し,知
識や技能を身につ
けている。
電気部品の知識や
工作技術を身につ
けている。
電気工事技術につ
いて科学的に探求
し,過程や結果を
的確に表現できて
いる。
プログラム作成に
ついて,処理方法
や出力様式につい
ても探求し工夫し
ている。
電気工事について
工具の使用方法や
工事の知識や技能
を身につけている。
プログラム作成に
ついて操作方法や
表現を理解し,知
識や技能を身につ
けている。
教科名
工業
目
標
科目名
履修学年
履修区分
単位数
実習
1学年
必履修
2単位
工業の専門(電気)分野に関する基礎的な技術を実際の作業を通して総合的
に習得させ,技術革新に主体的に対応できる能力と態度を育てる。
使用教科書
電気・電子実習1(実教出版)
副教材等
関数電卓
実験実習の場所 電気関係実習室(電気棟,E 棟,他)
授
業
計
画
進
行
授 業 内 容
目
標
10名程度のグループで1年間の下のパートをローテーションします。
実習パート
①電気計測Ⅱ
②電気工事
③パソコン(制御プログラミングの基礎)
④電気工作(電気回路)
内容については電気主任技術者の3種認定を考慮した内容となっている。
履修者
へ一言
実習中心の教科で,工業科目の重要な柱となる科目です。
専門の知識・技術をさまざまな体験を通して身につけます。
詳細については,別途指示します。
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技術・表現
評価の観点
実 習につい て関 実習について自 実習に関する基
および趣旨
心 を持ち, その ら思考を深め, 礎的・基本的な
改 善・向上 を目 基礎的・基本的 技 術 を 身 に 付
指 して意欲 的に な知識と技術を け,環境に配慮
取 り組むと とも 活用し,適切に し,実際の仕事
に ,創造的 ・実 判断し,創意工 を合理的に計画
践 的な態度 を身 夫する能力を身 し,適切に処理
につけている。 につけている。 するとともに,
その成果を的確
に表現する。
評価における比率(%)
40%
10%
40%
び評
実習態度
50%
50%
評価
価資
作品・実験結果
50%
50%
50%
の料
割お
提出物・レポート
50%
合よ
- 57 -
知識・理解
実 習に関す る
基礎的・基本的
な知識を身に付
け,現代社会に
おける工業の意
義や役割を理解
している。
10%
50%
50%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
電気計測Ⅱ
授業前の準備や忘
れ物がなく,電気
事象の測定につい
て興味関心を持っ
ている。
電気工作
電気工事
パソコン
授業前の準備や忘
れ物がなく,電気
部品の取り扱いに
ついて興味関心を
持っている。
授業前の準備や忘
れ物がなく,電気
工事について興味
関心を持ってい
る。
授業前の準備や忘
れ物がなく,プログ
ラミング技術につい
て興味関心を持っ
ている。
思考・判断
電気事 象の測定
につい て分析的
に考え ,事実に
基づき 科学的に
判断できてい
る。
電気部 品の取り
扱いを 分析的に
考え, 事実に基
づき科 学的に判
断できている。
電気工 事を分析
的に考 え,事実
に基づ き科学的
に判断 できてい
る。
プログ ラム作成
につい てより効
率的な 方法を習
得しよ うとして
いる。
- 58 -
技能・表現
電気事象の測定に
ついて科学的に探
求し,過程や結果
を的確に表現でき
ている。
知識・理解
電気事象の測定に
ついて測定方法や
法則を理解し,知
識や技能を身につ
けている。
電気部品の取り扱 電気部品の知識や
いの技術について 工作技術を身につ
科学的に探求しよ けている。
うとしている。
電気工事技術につ
いて科学的に探求
し,過程や結果を
的確に表現できて
いる。
プログラム作成に
ついて,処理方法
や出力様式につい
ても探求し工夫し
ている。
電気工事について
工具の使用方法や
工事の知識や技能
を身につけている。
プログラム作成に
ついて操作方法や
表現を理解し,知
識や技能を身につ
けている。
教科名
工 業
科目名
履修学年
履修区分
単位数
工業数理基礎
1学年
必履修
2単位
基礎的な「数学」を道具として活用し,工業の各分野の事象の数理処理に
目
標
関する知識と技術を習得し,実際に活用する能力と態度を身につける。
使用教科書
実教出版 031「工業数理基礎」
副教材・主な教具等
関数電卓
実験実習の場所
HR教室
授
業
計
画
進行
授業内容
目
標
4 月
序章
工業事象のとらえ ・工業事象における数理処理の大切さを理解しせ,「工業数理基
方と数理処理
礎」を学ぶ目標を自覚する。
5 月
第1章
基礎的な数理
・関数電卓による四則演算の方法を習得する。
①面積・体積
・黄金比について理解する。
・規格用紙の2辺の長さの比と面積比を求められる。
・関数電卓による無理数の計算方法を習得する。
・敷地面積と建ぺい率を求められる。
・地図から実際の面積を求められる。
・関数電卓により二つの数式の合計を求める方法を習得する。
・複雑な形状した地形の面積を求める手法を理解する。
・構造物や部品の体積を求められる。
②身近な工業事象 ・速さが一定である自動車の走行時間と走行距離を求められる。
走行時間・走行距 ・比例式を理解し,関数電卓による比例計算の方法を習得する。
離
・比例式をグラフ化できる。
・速さの違う2台の自動車の走行時間と走行距離をグラフ化し,
交点の意味を理解する。
③高さと三角比
・関数電卓による分数計算の方法を習得する。
三角比の利用
・校舎や立木の高さを間接的に求める方法を考えられる。
中間試験
・三角比,三角関数の基本を理解する。
・関数電卓による三角関数の計算方法を習得する。
第2章
単位と数理処理
・量と単位の関係を理解する。
6 月
①国際単位計量と ・国際単位系の量記号,単位記号を理解する。
単位
・基本単位と組立単位について理解する。
7 月
国際単位系量記 ・平面角の取り扱いを理解する。
号と単位記号
・関数電卓による角度計算の方法を習得する。
接頭語と指数
②組立単位の換算 ・速さ,加速度,重力加速度の意味とその求め方を理解する。
速さ,加速度, ・密度・質量・体積の関係を理解し,これを求める。
密度と質量,力と ・力,そして圧力や応力について理解し,その計算をする。
仕事
・仕事や仕事率の意味を理解し,その計算をする。
期末試験
第3章 乗り物の ・速さと速度の違いを理解する。
- 59 -
9 月
数理
①速さと速度
1 0月
②電車の走行と円
運動
③自転車の走行
④動力の伝達
中間試験
電流と電圧
(第1章)
1 1月
1 2月
1 月
2 月
3 月
履修者
へ一言
期末試験
第5章
数理処理とグラフ
①測定値の有効数
字とその扱い方
②実験結果のグラ
フ化
期末試験
・速さと速度を図示する。
・ベクトルについて理解する。
・ベクトル和とベクトルの分解について図化する。
・ある速度を,そのx成分とy成分に分解する。
・速さと時間の関係を図化する。
・等加速度運動と等速直線運動について理解する。
・速さ-時間線図において,距離は線図に囲まれた面積に相当す
ることを理解する。
・回転速度を求める。
・円運動と周速度について理解する。
・角速度とラジアンについて理解し,その計算をする。
・関数電卓により,度とラジアンの計算の方法を習得する。
・角速度と周速度の関係を理解する。
・坂道を上るのに必要な力を求める。
・仕事と動力の関係を理解する。
・向心力と向心加速度や遠心力の関係を理解する。
・関数電卓により,角度を求める計算方法を習得する。
・力とトルクについて理解し,その計算をする。
・歯車による力の伝達について理解し,その計算をする。
・簡単な電気回路における電圧,電流,抵抗の機能とその単位を
理解する。
・オームの法則を理解し,電流・電圧・抵抗を求める。
・抵抗値と電流値は反比例することを理解する。
・関数電卓による反比例計算の方法を習得する。
・直並列回路の合成抵抗を求める。
・分数計算等を通して関数電卓を使いこなす方法を習得する。
・電流の分岐とキルヒホッフの第一法則について理解する。
・測定値と誤差について理解し,誤差率を求める。
・有効数字の意義を理解し,数値の丸め方を習得する。
・実験データのグラフ化の方法を習得する。
・グラフが意味する内容を読み取る力を身に付ける。
数学の理論を工業の事象に置き換えて考え,実際の現場に応用できるようになるた
めの科目です。
定期考査,提出物,出席の状況を総合的に判断して評価します。まずは欠席しないよう
にしましょう。
- 60 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
工 業 の 各 分 野 に お 工業の各分野にお 工 業 の 各 分 野 に お 工業の各分野にお
評価の観点
および趣旨
け る 工 業 事 象 の 数 ける工業事象の諸 け る 工 業 事 象 を 迅 ける工業事象の合
理 処 理 に 関 心 を 持 問題の解決を目指 速 か つ 合 理 的 に 数 理的な数理処理の
ち , 基 礎 的 な 数 式 し,自ら思考を深 理 処 理 す る 実 際 的 知識を身につけ,
や 関 数 電 卓 を 意 欲 め,適切な判断に な 数 理 処 理 能 力 を 実際に活用して工
的 に 活 用 し 合 理 的 基づいて数理処理 身 に つ け , そ の 成 業技術の諸課題を
に 数 理 処 理 を 行 う を行い,創意工夫 果 を 的 確 に 表 現 す 主体的に解決し,
実 践 的 な 態 度 を 身 して課題解決する る。
工業の意義や役割
につけている。
能力を身につけて
について理解して
いる。
いる。
評価における比率(%)
評
定 期 考 査
価
資
提
出
物
評料
価お
発
表
のよ
割び
授 業 態 度
合
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
序章 カーナビゲーショ
工 業 事 ンが移動体の位置
象 の と 検出をするために
ら え 方 数理処理の果たす
と 数 理 役割等に関心を持
処理
ち,学習に意欲的
に取り組む態度を
身につけている。
第1章 身近な工業事象の
基 礎 的 理解に簡単な数理
な数理 処理が役立つこと
を知り,関心を深
め意欲的に数式の
活用や関数電卓を
利用し合理的に数
理処理を行う実践
的な態度を身につ
けている。
20%
20%
20%
40%
20%
20%
60%
30%
20%
30%
20%
20%
30%
30%
20%
50%
30%
20%
思考・判断
カーナビゲーション
が数理処理により瞬
時に位置を検出する
しくみについて,適
切に思考・判断して
創造性豊かに課題解
決する能力を身につ
けている。
身近な工業事象の解
決に自ら思考を深
め,最適な数理処理
を構想して活用し適
切な判断に基づいて
創意工夫しながら数
理処理を行う能力を
身につけている。
- 61 -
技能・表現
知識・理解
カーナビゲーション カーナビゲーション
が数理処理により瞬 が瞬時に位置を検出
時に位置を検出する するしくみについて
しくみについて解説 の知識を持ち,事象
する技能を身につけ,の解決に数理処理が
その事象について的 果たす役割を理解し
確に表現する。
ている。
身近な工業事象を関
数電卓やグラフなど
を活用して迅速かつ
合理的に数理処理す
る技能を身につけ,
その成果を的確に表
現する。
身近な工業事象を合
理的に数理処理する
ための知識を身につ
け,実際に活用して
身近な具体的な事象
の諸課題を主体的に
解決し数理処理の意
義や役割について理
解している。
第2章
単位と
数理処
理
工業事象の数理処
理に活用する国際
単位系及びその組
み立て単位につい
て関心を持ち,関
数電卓を意欲的に
活用し数理処理を
合理的に行う実践
的な態度を身につ
けている。
第3章 身近な乗り物を題
乗 り 物 材として工業事象
の数理 の数理処理につい
て関心を持ち,基
礎的な数式の活用
や情報処理機器を
意欲的に活用し合
理的に数理処理を
行う実践的な態度
を身につけてい
る。
第5章 数理処理における
数 理 処 有効数字や測定誤
理 と グ 差や実験結果のグ
ラフ
ラフ化について関
心を持って意欲的
に取り組み,合理
的に数理処理を行
う実践的な態度を
身につけている。
工業事象の数理処理
に活用する国際単位
系及びその組み立て
単位について,自ら
思考を深め適切な判
断に基づいて数理処
理を行い創意工夫し
て課題解決する能力
を身につけている。
工業事象の数理処理
に活用する国際単位
系及びその組み立て
単位について,合理
的に数理処理する技
能を身につけ実際的
な数理処理能力を身
につけ,その成果を
的確に表現する。
工業事象の数理処理
に活用する国際単位
系及びその組み立て
単位の知識を身につ
け,実際に活用して
工業技術の諸課題を
主体的に解決し工業
の意義や役割につい
て理解している。
身近な乗り物を題材
とた工業事象の数理
処理について,自ら
思考を深め適切な判
断に基づいて数理処
理を行い創意工夫し
て課題解決する能力
を身につけている。
身近な乗り物を題材
とた工業事象につい
て,迅速かつ合理的
に数理処理する技能
と実際的な能力を身
につけ,その成果を
的確に表現する。
身近な乗り物を題材
とた工業事象の合理
的な数理処理の知識
を身につけ,実際に
活用して工業技術の
諸課題を主体的に解
決し工業の意義や役
割について理解して
いる。
数理処理における有
効数字や測定誤差や
実験結果のグラフ化
について,自ら思考
を深め,適切な判断
に基づいて数理処理
を行い,創意工夫し
て課題解決する能力
を身につけている。
数理処理における有
効数字や測定誤差や
実験結果のグラフ化
について,迅速かつ
合理的に処理する技
能を身につけ,その
成果を的確に表現す
る。
数理処理における有
効数字や測定誤差の
扱い方や実験結果の
グラフ化についての
知識を身につけ,実
際に活用して諸課題
を主体的に解決しそ
の意義や役割を理解
している。
- 62 -
教科名
工業
科目名
情報技術基礎
履修学年
1学年
履修区分
必履修
単位数
2単位
社会における情報化の進展と情報の意義や役割を理解させるとともに,情報技術に関す
目
標
る基礎的な知識と技術を習得させ,情報及び情報手段を活用する能力と態度を育てるこ
とを目標とする。
使用教科書
新しい情報技術基礎(オーム社)
副教材・主な教具等
実験実習の場所
HR 教室
授
進行
4 月
計
授業内容
画
目
標
産業社会と情報技術
・産業社会と情報技術に関する基礎的な知識を理解する。
情報化の進展と産業社会
・現代社会における情報の意義や役割,情報化の進展が産業社会に及ぼす影響を
情報のモラルと管理
5 月
業
ソフトウェアの基礎
理解する。
・ソフトウェアに関する基礎的な知識と技能を理解する。
中間試験
オペレーティングシステ
6 月
・オペレーティングシステムに関する基礎的な知識と技術を理解する。
ムの基礎
アプリケーションソフト
・アプリケーションソフトウェアの種類と活用方法を理解する。
ウェアの活用
7 月
プログラミングの基礎
・プログラム言語に関する基礎的な知識と技術を理解する。
期末試験
9 月
C 言語・BASIC の基礎
・流れ図,C 言語,BASIC の基礎的な知識と技術を理解する。
ハードウェアの基礎
1 0月
数値の表現と取り扱い
・2進数,10進数,16進数を理解する。
中間試験
・2進数の加算・減算を理解する。
論理回路の基礎
・基本論理回路である AND 回路,OR 回路,NOT 回路,NAND 回路,NOR 回路を
理解する。
1 1月
・論理回路の応用,カウンタ,レジスタを理解する。
コンピュータの基本構成と動作
・処理装置の構成と動作を理解する。
周辺装置
・周辺装置について理解する。
1 2月
期末試験
1 月
マルチメディア・通信・制御
マルチメディアの概要・
・マルチメディアの概要・基礎・応用を理解する。
基礎・応用
2 月
データ通信の基礎
・データ通信の基礎を理解する。
ネットワークの基礎
・ネットワークの基礎を理解する。
3 月
期末試験
履修者
へ一言
最初はいままでの『情報』というイメージとは違い戸惑うかもしれませんが,授業に臨む姿勢・準
備を怠らず,集中して受ければ充分理解できる教科です。また,情報技術基礎は『情報技術検定』
へとつながる教科です。一時間一時間を大切にし,検定合格を目指してください。
- 63 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
情 報 に つ い て 関 心 を 産業社会における情 利用目的に応じ効率 情報技術,情報活
評価の観点
および趣旨
持 ち , 授 業 に 臨 む 姿 報活用の在り方を考 よく作業を行うこと 用に関する基礎的
勢 が で き て お り , 意 え,考察し,判断す ができ,工業技術者 な知識と技術が理
欲 的 に 学 習 に 取 り 組 ることができる。
として望ましい情報 解できている。
む態度を身に付けて
活用ができる。
いる。
評価における比率(%)
び評 定期考査
評価 小テスト
価資 提出物
の料 発表
割お 授業に臨む姿勢・準備
合よ レポート・課題
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
20%
30%
20%
10%
40%
20%
30%
20%
20%
30%
30%
20%
20%
30%
30%
思考・判断
30%
60%
40%
技能・表現
知識・理解
情報活用のモラルや管理 情報技術が産業社会に及 産業社会と情報技術に関
産業社会と
情報技術
授業に臨む姿勢・準備が の在り方,著作権につい ぼす影響を理解し,工業 する基礎的な知識を身に
できており,意欲的に学 て自ら思考を深め,正し 技術者として望ましい情 付け,現代社会における
習に取り組もうとしてい い判断ができる。
報活用ができる。
る。
情報の意義や役割を理解
している。
利用目的に対し効率よく 電源の投入から切断まで ソフトウェアに関する基
ソフトウェア
の基礎
作業するためのアプリケ の簡単な操作方法を習得 礎的な知識と技術が理解
提出物・レポート・課題 ーションソフトウェアが し,アプリケーションソ できている。
を期限内に提出してい
何かを適切に判断するこ フトを実際に活用するこ
る。
とができる。
とができる。
直線な処理,判断と繰り 流れ図に基づき処理内容 プログラム言語に関する
プログラミング
の基礎
返し処理などの基本的な に適した言語プログラム 基礎的な知識と技術,プ
授業中の発表に積極的に 処理の流れを理解し,流 を作成することができ
ログラム及びデータの取
参加しようとしている。 れ図の流れを適切に判断 る。
り扱いについて理解でき
することができる。
ている。
OR,AND,NOT,NOR, 処理装置の構成と動作, 論理回路に関する基礎的
ハードウェア
授業中に行う問題を積極 NAND などの回路やカウ 周辺装置を理解し,利用 な知識と技術,処理装置
の基礎
的に解こうとしている。 ンタ,レジスタなどの回 目的に応じ,装置を組み の構成と動作及び周辺装
路の動作についての思考 合わせ活用することがで 置について理解できてい
を深め,処理結果を判断 きる。
る。
することができる。
マルチメディアの概要を ネットワークのしくみを マルチメディア・制御・
マルチメディア
理解し,これからのマル 理解し,インターネット 通信に関する基礎的な知
・通信・制御
チメディアの在り方につ や電子メールなどを活用 識と技術を理解できてい
いて思考を深めることが することができる。
できる。
- 64 -
る。
教科名
工業
目
標
使用教科書
科目名
履修学年
履修区分
単位数
電気基礎
1学年
必履修
4単位
基本的な電気現象を量的に取り扱う方法,電気的諸量の相互関係とそれらを
式の変形や計算による方法など電気に関する基礎的な知識と技術を習得し,
実際に活用する能力と態度を身につけることを目標とする。
新しい電気基礎①
(オーム社)
副教材・主な教具等
実験実習の場所
HR教室
授
進行
4 月
5 月
6 月
7 月
9 月
授業内容
電気基礎の学習
電気回路と材料
電子と電流
電圧・起電力・電位
導体と抵抗
中間試験
直流回路と計算
オームの法則
抵抗直列・並列接続
キルヒホッフの法則
期末試験
導体材料の性質
電流の発熱作用と電力
業
計
画
目
標
電気で用いる単位・指数計算・接頭語を理解する。
電子と電流の関係を理解する。
電圧・起電力・電位について理解する。
導体・不導体・半導体について理解する。
オームの法則,抵抗の直列接続,並列接続,電池の接続,
キルヒホッフの法則について理解し,キルヒホッフの法則
を用いて未知電流を求めることができる.
電流の発熱作用,電力と電力量,温度上昇と許容電流,ゼ
ーベック効果,ペルチエ効果などについて理解する。
熱と電流の関係
1 0月
1 1月
電流と磁気
磁界と磁束 磁界
中間試験
磁性体と磁気回路
電磁力
電磁誘導作用
電磁誘導
自己誘導と自己インダ
1 2月
1 月
期末試験
相互誘導と相互イン
ダクタンス
成と磁界のエネルギー
3 月
磁気回路の性質について理解する。
電動機・電気計器の原理について理解する。
誘導起電力について理解する。
インダクタンスと誘導起電力の関係について理解する。
クタンス
インダクタンスの合
2 月
磁気現象および磁界の強さについて理解する。
静電気のはたらき
交流の基礎
波形の交流
期末試験
正弦波交流の表し方
相互誘導と自己インダクタンスについて理解する。
インダクタンスの合成方法を理解し計算することができる。
磁界のエネルギーについて理解する。
帯電体による静電現象を身近な例によって理解させ,クー
ロンの法則を利用して静電力の計算ができるようにする。
電界・電位・静電容量について,物理的な意味に重点をお
いて理解する。
交流波形の種類について理解する。
正弦波交流について理解する。
- 65 -
履修者
へ一言
電気科で学習する内容の基礎となるものです。最初は理解しづらいかもしれませんが,あ
きらめずに続けることが大切です。理解するための近道は,授業をしっかり聞き,たくさ
んの問題にチャレンジすることです。繰り返し問題を解いていけば,自然に理解できるよう
になってきます。
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
評価の観点
電気に関する事象は数 常に,物理的な意味 電気事象を正確に
および趣旨
式により表現できるこ を考え,変化に対す 観察するための注意
知識・理解
一つひとつの知識
を融合させ,種々
とへの興味をもち,新 る結果を考察するこ を怠らず,実験器具 の電気事象に対し
しい事柄に対して積極 とができる。
的に学習に取り組む。
の機能を正確に理解 て適切な考え方を
して取り扱うことが することができる。
できる。
評価における比率(%)
評
定期考査
価
資
小テスト
料
お
提出物
よ
び
発表
評
価
授業への取り組み姿勢
の
割
レポート・課題
合
20%
20%
30%
30%
10%
20%
70%
40%
40%
30%
30%
10%
10%
20%
40%
40%
- 66 -
40%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
さ ま ざ ま な 電 気 量 を 電気に関する単位や諸 電流と電子の関係,電
電気回路と
材料
授業を休まず,板書 式 の 変 形 や 計 算 に よ 量を適切に表すことが 圧・電流・抵抗の関係
をていねいに分かり っ て 処 理 す る た め の できる。
について理解する。
やすくまとめようと 基 礎 的 な 知 識 や 技 術
している。
を 適 切 に 活 用 す る こ 電流・電圧・抵抗の関係 電流によって発生する
とができる。
から電力・電力量を求 熱量の関係について理
電流の働き
めることができる。
解する。
ノート・課題などを
電力・電力量について
確実にかつ期限まで
理解する。
に提出している。
さ ま ざ ま な 磁 気 現 象 磁力・磁界・磁束および 磁気の働きや電流と磁
に つ い て , 深 く 考 え 磁気回路において各諸 気の関係について理解
電流と磁気
ることができる。
電気現象に興味や関
量を計算し,求めるこ する。
とができる。
心を持ち,意欲的に 磁 気 に 関 す る 基 本 法 誘導起電力の大きさ・ 磁界の働きから電流を
その原理を理解しよ 則 か ら ど の よ う な 電 向きを表すことができ 発生させることを理解
電磁誘導
うとしている。
作用
気 技 術 が 進 歩 し て い る。
し,電磁誘導作用につ
るのかを考えること
いて理解する。
さまざまな電気量の ができる。
計算を積極的にかつ 電 気 力 線 の 性 質 か ら 2 点間に働く静電力を コンデンサの働き・性
静電気
正確に行おうとして 電 波 な ど に つ い て , 表し,計算することが 質・気中放電現象につ
いる。
応 用 的 に 考 え る こ と できる。合成静電容量 いて理解する。
ができる。
を求めることができる。
生 活 の 中 で 交 流 電 力 正弦波・非正弦波交流 正弦波交流の周期・周
の 利 用 を , 実 社 会 で を表すことができる。 波数・瞬時値と最大値
交流の基礎
如 何 に 活 用 し , 役 立 正弦波交流の大きさを および平均値・実効値
て る か を 考 え る こ と 表すことができる。
ができる。
- 67 -
について理解している。
- 68 -
建
築
- 69 -
科
- 70 -
学
科
名
建
築 科
人間生活にとって欠かすことのできない条件として,「衣・
食・住」があげられます。本校建築科での学習内容は,この「住」
の建築物です。「建築物」は,個人的・社会的な人間生活を包
み込むものであり,便利で快適でより安全な生活空間の創造が
求められています。
最近の科学技術の飛躍的な発展は,建築の分野においても新
材料の開発・施工技術の向上・コンピュータの導入と,めざま
学 科 の 目 標 しい進歩をもたらしています。
これらの新しい知識・技術を生かして建築物の創造に携わっ
ていくために,建築科では建築設計製図(建築製図の読み書き)
を中心にして,各種実習・実験・建築構造(建築物の骨組み)
・建築計画(建築物のプラン)・建築構造設計(建築物の力学)
・建築施工(建築物の工事)・建築法規(建築物の法律)など
を学習しています。
建築に関する知識と技術を習得させ,建築技術関係の分野に
おいて建築物の設計製図・施工などの業務に従事する技術者を
養成しています。
学 科 の 到 達 目 標 卒業後,三年以上の実務経験で,二つの国家試験等が受験で
きます。一つは,2級建築士が受験できます。この2級建築士
に対応できる学科科目・建築製図の習得をさせています。また,
2 級建築施工管理技士が受験できます。この試験については,
在学中に学科を受験することができ,合格者は学科が免除され
実地試験のみとなります。
建築科の卒業生には,建築業界の職場で(建築の現場)・建
築設計(建築の設計事務所・積算事務所)・その他多くの職種,
建築の公務員として活躍されています。また,最近は工学部建
築学科(四年制大学)・各種専門学校への進学希望が多く,学
学科生への
校での補習(数学・英語)も行われています。
学科生 への
本校の教育課程においては,就職希望者はもちろん進学希望
メッセージ
者にも積極的に対応できるカリキュラムとなっています。
本校での高校生活がより一層充実できるよう努力してくださ
い。
- 71 -
建築科学習構造
就
職
進
施工技術者 技能者 設計 積算 公務員 その他
構 造
施 工
設 計
(RC・S)
(部材)
2 単 位 2 単 位 2 単 位
法 規
計 画
(各論)
1 単 位 2 単 位
建
築
施
工
課題研究 4単位
も 構 情 情
の
造
築
づ
報 報
計 く 実
画 り 験 Ⅴ Ⅳ
コ ー ス 選 択
建
大学・短大 専門学校
製 図
設 3 単 位
自 鋼 R
計由 構 C
製設 造 造
計
図
△△△3年次△△△
構 造
計 画
(RC・S) ( 各 論 )
1 単 位 2 単 位
法 規
1 単 位
その他
数 学 Ⅲ
物 理 Ⅱ
3 単 位 3 単 位
英 語 Ⅱ オーラルⅠ
2 単 位
3 単 位
△△△3年次△△△
設 計
(静定) 測
2 単 位
量
実習 4単位
建
構
築
造
計
設
画
計
製 図
情 3 単 位
課 鋼 R
報題 構 C
設 造 造
計
Ⅲ
△△△2年次△△△
数 学 B
2 単 位
英 語 Ⅱ
2 単 位
△△△2年次△△△
実習 2単位
木
造
製 図
情 2 単 位
課 木 基
形
報題 造 礎
設 模 製
計 写 図
工
Ⅱ
Ⅱ
工業技術基礎 2単位
情
造
電
構
気
ス
造
報
形
タ
情 報 技 Ⅰ
構 造 数理基礎
ン
術 基 礎
(木造)
Ⅰ 2 単 位 2 単 位
Ⅰ
ド
2 単 位
構
造
Ⅱ
△△△1年次△△△
専門教科選択群
学
普通教科枠を示す
△△△1年次△△△
普通教科及び専門教科必履修群
- 72 -
普通教科選択群
教科名
工 業
科目名
工業技術基礎
履修学年
1学年
履修区分
必履修
単位数
2単位
工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験させ,各分野における技術への興味
目
標
・関心を高め,工業の意義や役割を理解させるとともに,工業に関する広い視野を養い,
工業の発展を図る意欲的な態度を育てる。
使用教科書
高等学校工業用「工業技術基礎」実教出版
高等学校工業用「建築構造」実教出版
副教材・
初めてのデザイン教室
主な教具等
エルテ出版
その他自主編成資料
各種模型・木工用工具
実験実習の場所
建築棟工業基礎実習室,木造実習室,コンピュータ室,E校舎造形室
授
進行
4 月
業
計
授業内容
画
目
標
オリエンテーション…各パ
・工業技術基礎は4パート各10人編成で実習をローテーションし
ートの班分け・報告書の内
ながら学習します。初めに情報Ⅰの授業を受けたら次の週は造形Ⅰ
容・提出方法について説明
の授業という具合です。
第1ローテーション
5 月
情報Ⅰ(パソコン)
・パソコンの仕組みと構成を理解する。
造形Ⅰ(デザイン)
・立方体を基本とする構造や形を理解する。
電気スタンド
・概要説明,設計製図の作成方法を習得する。
構造(木造軸組模型)
・模型台の作製・基礎伏せ図の作図方法を習得する。
中間試験
第2ローテーション
6 月
7 月
情報Ⅰ(パソコン)
・簡単な計算・プログラムの作り方仕組みを習得する。
造形Ⅰ(デザイン)
・ワインボトル(円柱)のスケッチの作成方法を習得する。
電気スタンド
・支柱(瓶)の穴あけ作業を習得する。
構造(木造軸組模型)
・基礎の役割理解と作製,基礎伏せ図の理解する。
第3ローテーション
情報Ⅰ(パソコン)
・データの保存,キーボードのブラインドタッチを習得する。
造形Ⅰ(デザイン)
・ワイングラス・ジョウゴ(円錐)のスケッチの作成方法を習得
電気スタンド
・台座(モルタル)の製作方法を習得する。
構造(木造軸組模型)
・床組各部材の理解と作製方法を習得する。
する。
期末試験
第4ローテーション
9 月
1 0月
情報Ⅰ(パソコン)
・インターネットの基礎を理解する。
造形Ⅰ(デザイン)
・リンゴ3個とコ-ヒ-茶碗〔球〕の構図を理解する。
電気スタンド
・真鍮パイプの加工作業を習得する。
構造(木造軸組模型)
・床組の理解と作製,柱・梁について理解する。
中間試験
第5ローテーション
1 1月
情報Ⅰ(パソコン)
・インターネットの活用を理解する。
造形Ⅰ(デザイン)
・静物を描くことで,光と陰の表現技法を習得する。
電気スタンド
・調光装置(固定金具)の製作方法を習得する。
- 73 -
構造(木造軸組模型)
1 2月
・軸組構成部材の理解と作製方法を習得する。
第6ローテーション
情報Ⅰ(パソコン)
・インターネットの実践方法を習得する。
造形Ⅰ(デザイン)
・白い布の上に置かれた白いポットと白いコ-ヒ-茶碗を題材に
遠近法の表現技法を習得する。
電気スタンド
・シェードの作成(骨組み・下地・仕上げ)方法を習得する。
構造(木造軸組模型)
・軸組構成部材の理解と作製方法を習得する。
期末試験
第7ローテーション
1 月
2 月
3 月
情報Ⅰ(パソコン)
・インターネットの実践方法を習得する。
造形Ⅰ(デザイン)
・屋外での校舎の模写技法を習得する。
電気スタンド
・電気スタンドの組立・配線作業と点検方法を理解する。
構造(木造軸組模型)
・小屋組を理解し部材の作製方法を習得する。
現場見学
・木構造をより深く確かなものとして理解するために実際の現場を
期末試験
見学する。現場の都合により年度途中に変更することもある。
工業基礎は実社会で行われている仕事の基礎・基本につながり,実習服工具の整理整頓・清掃・
履修者
へ一言
集合態形なども指導していきます。
出席状況や個人作品の完成度が異なってくるが,その都度放課後を利用して最後までやり遂げる
取り組みをする。
各種の工具は常に危険が伴うので正しい使用方法を身につけ,安全作業に心がけて作品を完成さ
せる。
グループ作業が中心となるので,各自が積極的な取り組みを心掛ける。
作製方法についても,創意工夫を心掛ける。
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
評価の観点
工 業 技 術 に 関 す る 工 業 技 術 に 関 す る 工業の各分野に関 工業の各分野に関
および趣旨
諸 問 題 に つ い て 関 諸 問 題 の 適 切 な 解 する基礎的・基本 する基礎的・基本
心 を も ち , そ の 改 決 を 目 指 し て 広 い 的な技術を身に付 的な技術を身に付
善 ・ 向 上 を 目 指 し 視野から自ら考え, け,安全や環境に け,工業の発展と
て 意 欲 的 に 取 り 組 基 礎 的 ・ 基 本 的 な 配慮し,実際の仕 環境との調和の取
む と と も に , 創 造 知 識 と 技 術 を 活 用 事を合理的に計画 れた在り方や現代
的 , 実 践 的 な 態 度 して適切に判断し, し,適切に処理す 社会における工業
を身に付けている。 創 意 工 夫 す る 能 力 るとともに,その の意義や役割を理
を身に付けている。 成果を的確に表現 解している。
する。
評価における比率(%)
評
出席状況
価
資
学習態度
評料
価お
作品
のよ
割び 提出物
合
(レポート等)
25%
25%
30%
20%
35%
20%
20%
25%
40%
40%
40%
40%
40%
25%
50%
25%
- 74 -
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
現代社会とコンピ
思考・判断
コンピュータ社会に
技能・表現
流れ図記号の意味が理
ュ ー タ に つ い て 関 心 ついて自ら考え,著作 解でき,活用できる。
を 持 ち , コ ン ピ ュ ー 権・プライバシーの保護に
知識・理解
現代社会にコンピュー
タが必須のものであるこ
キーボードの位置を把 とを理解し,その意義や
情報Ⅰ タ を 利 用 し て い く 上 ついて理解し適切に判 握し,流れ図からプログ 必要性を理解している。
で の 創 造 的 実 践 的 な 断できるとともにプロ ラ ム コ ー ド を 記 述 で き
インターネットを活用
態 度 を 身 に つ け よ う グラムの流れを判断思 る。
しての情報収集方法を理
としている。
解し,活用できる。
現代社会の中での
考することができる。
対象物に応じた表現
直線により,現実のも
遠近法や透視図法の基
デ ザ イ ン の 重 要 性 に 方法を判断することが のを表現し,線の強弱を 本的な原理を知り,様々
関 心 を 持 ち , ま た デ できる。
造形Ⅰ ザ イ ン を 通 し て 表 現
つけることができる。
全体の構図・構成を
の形態のものに応用でき
線の角度と方向直線を 3次元的に表すことがで
す る こ と の お も し ろ 判断し,より効果的な 引くことになれ,水平線 きる。
さ を 知 っ て 意 欲 的 に デザインを考えること でも垂直線・斜線でもひ
取 り 組 も う と し て い ができる。
くことができる。
る。
肘を中心に腕を動かし
線を引くことができる。
形態および質を変
各部品の形態を知り,
学習した内容を理解し
電気スタンドを作成す
化 さ せ る 加 工 に つ い それを一つにまとめる 文章でまとめることがで るにあたって必要な機能
て 関 心 を 持 ち , 必 要 ことができる。
な器具を適切に使用
きる。
加工技術について考
し て い る 。 ま た 技 術 え,基礎的な知識と技 計測ができ,製品を図面
電気スタ を 積 極 的 に 身 に つ け 術を活用して適切に判 化できる
ンド
ようとしている。
断し,創意工夫する能
用意した必要な部品の
寸法を計測し,作成に必
切削・切断・成形接合 要な図面を作成できる。
製品の概略を知り, 力を身につけることが などの基礎的な技術を使
そ れ を 図 面 化 す る こ できる。
を理解し,作成手順を知
製品を構成する部品の ることができる。
ガラスの加工・モルタ
って,原材料を加工する。 ルを構成する材料の性質
とについて関心を持
その過程や作品を的確 を理解し,的確な管理を
ち,意欲的に作成し
に発表できる。
ようとしている。
行い製作できる。
その他部品の加工が正
確にできる。
木構造に関心をも
縮尺の概念を理解す
ち , 理 解 を 深 め る た ることができる。
めに意欲をもって取
り組んでいる。
各部材の大きさや組 できる。
み合わせ方・補強方法
図 面 の 表 示 方 法 に などが理解できる。
構造
ついても,理解を深
作製方法を理解して,
より良いものを作ろう などを的確に選択でき,
し て , 協 調 し な が ら る。材料の無駄遣いを に努めている。また,安
積 極 的 に 作 製 に 取 り なくすように努力をす 全作業を心掛けて大切に
ることができる。
- 75 -
かを理解できる。
当該部材について,そ
連,更に接合方法につい
作業内容によって工具 ても理解ができる。
グ ル ー プ の 一 員 と と努力することができ 使用方法については工夫
組もうとしている。
各部材が諸図面にどの
よい作品を作ろうと努力 の役割や他の部材との関
指示以外の作製方法 することができる。
め る た め に 努 力 し て を工夫して,効率よく,
いる。
縮尺に対して三角スケ
ールを使いこなすことが ように表示されているの
扱うことができる。
教科名
工 業
科目名
実 習
履修学年
1学年
履修区分
必履修
単位数
2単位
工業の専門(建築)分野に関する基礎的な技術を実際の作業を通して総合的に習得させ,
目
標
使用教科書
副教材・
技術革新に主体的に対応できる能力と態度を育てる。
高等学校工業用「情報技術基礎」実教出版「建築実習2」実教出版
パソコン教科書 Word / Excel / Power Point2007
主な教具等
建築製図道具一式 各種模型・木工用工具
自主編成資料
実験実習の場所
建築棟工業基礎実習室,木造実習室,コンピュータ室,E校舎造形室
授
進行
4 月
授業内容
オリエンテーション
業
計
画
目
標
・実習は4パート10人編成で実習をローテーションしながら学習
する。初めに情報Ⅱの授業を受けたら次の週は造形Ⅱの授業という
具合です。
5 月
第1ローテーション
情報Ⅱ(コンピュータ)
・コンピュータの基本的な構成とその役割を理解する。
造形Ⅱ(透視図)
・住宅の和風・洋風玄関の透視図模写を習得する。
木
・製作図に基づき部材を取るための製材を習得する。
工
構造Ⅱ(木造軸組模型)
模型台の作製,基礎伏せ図を理解する。
中間試験
第2ローテーション
6 月
7 月
情報Ⅱ(コンピュータ)
・OSや Word,Excel の概要を理解する。
造形Ⅱ(透視図)
・直方体の透視図を描く方法を習得する。
木
・木工機械による加工を習得する。
工
構造Ⅱ(木造軸組模型)
・基礎の役割理解と作製と基礎伏せ図を理解する。
第3ローテーション
情報Ⅱ(コンピュータ)
・Word の基礎(1)を習得する。
造形Ⅱ(透視図)
・屋根の平行透視図を描く方法を習得する。
木
・寸法を部材に墨付ける方法を習得する。
工
構造Ⅱ(木造軸組模型)
・床組各部材の理解と作製方法を習得する。
期末試験
第4ローテーション
9 月
1 0月
情報Ⅱ(コンピュータ)
・Word の基礎(2)を習得する。
造形Ⅱ(透視図)
・成角足線透視図で平屋建を描く方法を習得する。
木
・部材加工(1)を習得する。
工
構造Ⅱ(木造軸組模型)
・床組の理解と作製と柱・梁を理解する。
中間試験
第5ローテーション
1 1月
情報Ⅱ(コンピュータ)
・Word の基礎(3)を習得する。
造形Ⅱ(透視図)
・陰影図を図学的な技法で描く方法を習得する。
木
・部材加工(2)を習得する。
工
構造Ⅱ(木造軸組模型)
1 2月
・軸組構成部材を理解し,作製方法を習得する。
第6ローテーション
情報Ⅱ(コンピュータ)
・Excel の基礎(1)を習得する。
- 76 -
造形Ⅱ(透視図)
・室内透視図を描く(和風)方法を習得する。
木
・組み立て方法を習得する。
工
構造Ⅱ(木造軸組模型)
・軸組構成部材を理解し,作製する方法を習得する。
期末試験
第7ローテーション
1 月
2 月
3 月
情報Ⅱ(コンピュータ)
・Excel の基礎(2)を習得する。
造形Ⅱ(透視図)
・室内透視図を描く(洋風)方法を習得する。
木
・組み立て・完成・点検・手直しを習得する。
工
構造Ⅱ(木造軸組模型)
・小屋組を理解し,作製する方法を習得する。
現場見学
・木構造をより深く確かなものとして理解するために実際の現場を
期末試験
見学する。現場の都合により年度途中に変更する場合もある。
実習は実社会で行われている仕事の基礎・基本につながるので,実習服・工具の整理整頓や清掃
履修者
へ一言
・集合態形なども指導していきます。
出席状況や個人作品の完成度が異なってくるが,その都度放課後を利用して最後までやり遂げる
取り組みをします。
各種の工具使用時には常に危険が伴うので正しい使用方法を身につけ,安全作業に心がけて作品
を完成させる。
グループ作業が中心となる場合は,各自が積極的な取り組みを心掛ける。
作製方法についても,創意工夫を心掛ける。
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
工 業技術に 関す 工業技術に関す 工業の各分野に
評価の観点
る 諸問題に つい る諸問題の適切 関する基礎的・
および趣旨
て 関心をも ち, な解決を目指し 基本的な技術を
そ の改善・ 向上 て広い視野から 身に付け,安全
を 目指して 意欲 自ら考え,基礎 や 環 境 に 配 慮
的 に取り組 むと 的・基本的な知 し,実際の仕事
と もに,創 造的 識と技術を活用 を合理的に計画
・ 実践的な 態度 して適切に判断 し,適切に処理
を 身につけ よう し,創意工夫す するとともに,
としている。
る能力を身に付 その成果を的確
けている。
に表現する。
評価における比率(%)
25%
25%
30%
評
出席状況
25%
価
資
学習態度
50%
35%
20%
評料
価お
作品
25%
40%
のよ
割び
提出物(レポート等)
25%
40%
40%
合
- 77 -
知識・理解
工業の各分野に
関する基礎的・
基本的な技術を
身に付け,工業
の発展と環境と
の調和の取れた
在り方や現代社
会における工業
の意義や役割を
理解している。
20%
20%
40%
40%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
現代社会とコンピ
思考・判断
コンピューターの基
技能・表現
情報に関わるモラルや
知識・理解
コンピューターの歴史
ュ ー タ に つ い て 関 心 本的な構成や役割を理 著作権について理解する を理解できる。
を 持 ち , コ ン ピ ュ ー 解し,応用することが ことができる。
情報Ⅱ タ を 利 用 し て い く 上 できる。
での創造的・実践的
Word,Excel などを利 Word の文章に取り込む
インターネット接続,用し,目的に応じた表現 ことができる。
な 態 度 を 身 に つ け よ Word, 論 理 式 , Excel や処理をすることができ
うとしている。
建築物を平面的に
Excel で作られた表を
インターネットなどか
などの基本を理解し応 る。
らの情報を取り込むこと
用することができる。
ができる。
ものが立体的に見え
透視図法を理解し,計
透視図を描く上での図
図 面 化 し た も の よ り ることの原理原則を知 画されている建築物を完 法上の原則を理解すると
視 覚 的 に 立 体 化 し た り,ものの見方が異な 成された姿として,より ともに,建築物各材料の
造形Ⅱ も の を 描 き 出 す 透 視 る場合でも,それらを 具体的で現実感があり, 質感の表現方法,添景の
(透視図法)
図方法に関心を持ち, 応用的に考え適用して さらに見る人に対してそ 表現方法など,また着色
表 現 方 法 を 自 ら 研 究 いく判断力がある。ま の建築物を印象的に訴え 方法など様々な知識・技
・ 工 夫 し よ う と し て た,建築物によりどの ることのできる表現をす 術を修得し,応用するこ
いる。
ような透視図の方法が ることができる。
とができる。
適しているか判断する
ことができる。
ものづくりに関心
基礎基本を理解し,
施工上の難点を理解
木材の特徴を理解し,
を 持 ち , 楽 し さ 喜 び 作業の先の状況や危険 し,きれいで正確な仕上 求めようとする材料にふ
を知ろうとしている。 性を考えて判断行動で がりを求めるための工夫 さわしいものを選択,施
慎 重 で 確 実 な 作 業 きる。
木
工 態度を身につけよう
としている。
をすることができる。そ 工できるだけの能力を身
製作図をもとに完成 の 為 の 技 術 を 習 得 で き につけることができる。
された姿を創造しなが る。
常 に で き あ が り や ら各部材に墨つけをし,
この課題での成果,反
各工具の使い方を修得 省を整理でき,次の作品
仕 上 が り を 意 識 し , 正確に仕上げるために し,きれいで正確に仕上 で更に工夫改善,応用を
丁 寧 で 正 確 さ を 求 め 合理的な方法で取り組 げることができる。
ようとしている。
木構造に関心をも
むことができる。
縮尺の概念を理解す
ち , 理 解 を 深 め る た ることができる。
めに意欲をもって取
図 面 の 表 示 方 法 に などが理解できる。
ついても,理解を深
作製方法を理解して,
組もうとしている。
に努めている。また,安
材料の無駄遣いをな 全作業を心掛けて大切に
くすように努力をする 扱うことができる。
ことができる。
- 78 -
当該部材について,そ
連,更に接合方法につい
作業内容によって工具 ても理解できる。
グ ル ー プ の 一 員 と と努力することができ 使用方法については工夫
積極的に作製に取り
かを理解できる。
よい作品を作ろうと努力 の役割や他の部材との関
よりよいものを作ろう などを的確に選択でき,
し て , 協 調 し な が ら る。
各部材が諸図面にどの
ールを使いこなすことが ように表示されているの
指示以外の作製方法 することができる。
め る た め に , 努 力 し を工夫して,効率よく,
ようとしている。
縮尺に対して三角スケ
各部材の大きさや組 できる。
り組もうとしている。 み合わせ方・補強方法
構造Ⅱ
考えることができる。
教科名
工 業
科目名
履修学年
履修区分
単位数
製図
1学年
必履修
2単位
製図に関する日本工業規格及び専門(建築)分野の製図について基礎的な知
目
標
識と技術を習得させ,製作図・設計図などを正しく読み,図面を構想し作成
する能力と態度を育てる。
使用教科書
高等学校工業用 「建築設計製図」 実教出版「新版 新しい建築製図」
副教材・主な教具等
学芸出版建築実習棟 製図室
実験実習の場所 建築棟製図室
授
業
計
画
進行
授業内容
目
標
4 月
製図の基本
・線の描き方や種類,文字・数字の描き方など建築製図の
線の練習
基礎を理解する。
文字の練習
・着色の仕方,製図の表示記号を理解する。
レタリング
・これらの基礎を学ぶ中で,製図に取り組む姿勢,考え方
添景(インキング・着色) (期限を守る,正速美)など,基本的なことを十分理解す
5 月
表示記号
る。
平面図
・製図の教科書を見て,バランスなども考えながら,木造
立面図・断面図
平屋建の製図を,縮尺どおり正確に書き写す。
・各種図面を描く中で,建築設計製図の基本的な表現方法
6 月
7 月
9 月
1 0月
1 1月
中間試験
平面詳細図
伏図・軸組図
各部詳細図
かなばかり図
平屋建専用住宅設計図
配置図・平面図
東日本製図コンクール課題
期末試験
立面図・断面図
各伏図・軸組図
断面詳細図
中間試験
自由設計<平屋建専用住宅>
自由設計の説明
エスキス(平面)
エスキス(立面・断面)
エスキス(各伏図・軸組図)
1 2月
1 月
2 月
を理解する。
・全国から集まる製図コンクールに向けて,4ヶ月間学ん
だものを集中して表現し,金賞を目指す。(作品は夏休み中
に仕上げる)
・建築科の生徒として,約半年間学んだ知識をもとに,
自分の理想の家(平屋建)を設計する。
・教科書を写す製図と違い,自分で工夫したり,集めた
資料を研究したりすることで,木構造についての知識を深
める。
・室内デザイン(インテリア)などを考えて描く。(作
期末試験
タイトル・概要
平面図・立面図・断面図
各伏図・軸組図
断面詳細図
外観パース
は冬休みに仕上げる)
- 79 -
品
3 月
履修者
へ一言
内観パース(デザイン・着
色)
鳥瞰図(デザイン・着色)
2階建専用住宅
配置図・平面図
立面図・断面図
断面詳細図
各伏図
軸組図
即日課題
期末試験
・木造2階建専用住宅の描き方を,教科書の通りに書き
写し,理解する。
・2年生で行われる,広島県工業クラブ連盟技術コンク
ール(製図の部)入賞を目指し,決められた時間内に作品
を完成する。
歴史と伝統ある県工建築科の製図を地道にまじめに努力すれば,全国の製図コンク
ールでも入賞が可能です。
建築製図に求められるもの(技術・センス・期限厳守など)をよく知り,高い目標
を持って取り組んでください。
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
評価の観点
各 種建築工 事に 各種建築工事に 各種建築工事に
および趣旨
使 用される 設計 使用される設計 使用される設計
図 書を作成 する 図書作成に関す 図書作成に関す
こ とに関心 や探 る諸問題を総合 る基礎的・基本
究 心をもち ,建 的な見地から的 的な知識を習得
築 設計製図 の意 確に把握し,自 するとともに,
義 や役割の 理解 ら考察を深め, 創意工夫して設
お よび諸問 題の 建築設計製図に 計製図法を探求
解決を目指して,おける基礎的・ する方法を身に
主 体的に学 習に 基本的な知識を つけ,それらの
取 り組むと とも 活用して,適切 過程や結果およ
に ,建築技 術者 に判断し,創意 びそこから導き
と しての望 まし 工夫して設計製 出される考え方
い 心構えや 態度 図法を身につけ を的確に表現す
を 身につけ よう よ う と し て い る こ と が で き
としている。
る。
る。
評価における比率(%)
25%
25%
25%
評
価 出席状況
20%
資
料
評お 学習態度
60%
20%
20%
価よ
のび
割
作品
20%
80%
80%
合
- 80 -
知識・理解
建築設計製図に
関する学習や作
図・課題演習を
通して,建築設
計製図に関する
基本的な概念や
総合的な把握の
仕方を習得し,
各種建築工事に
おける設計図書
の意義や役割,
作図手順を理解
している。
25%
20%
80%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
建築製図 決 め ら れ た 期 限 の 中 線や文字の描き方等, すべての建築製図の基礎 先 輩 の 作 品 な ど を 見 た
の基礎学 で ま じ め に 取 り 組 も 正確に表現できるよう となる知識を,みにつけ, り,先生の話を聞いて,
習
うとしている。
に創意工夫する能力を その成果を的確に表現で 自分なりに工夫した作品
身につけることができ きる。
にしようと努力できる。
る。
各図面の 決 め ら れ た 期 限 の 中
描き方
平 面 図 等 の 描 き 方 を 上から見た図面,横から 先 輩 の 作 品 な ど を 見 た
で ま じ め に 取 り 組 も 活用して,正確に表現 見た図面など,各図面の り,先生の話を聞いて,
うとしている。
できるように,創意工 表現を的確にできる。
自分なりに工夫した作品
夫する能力を身につけ
にしようと努力できる。
ることができる。
東日本製 決 め ら れ た 期 限 の 中 図面の表現方法を,創 細かな部材など,全ての 全国でトップとなるため
図コンク で ま じ め に 取 り 組 も 意工夫する能力を身に 線・文字に意味があるこ には何が必要か知り,実
ール
うとしている。
つけることができる。
とを再確認し,最大限に 行できる。(枚数・取組
正 確 に 描 く こ と が で き 時間等)
る。
木造平屋 決 め ら れ た 期 限 の 中 図面を,正確に描き, 建築基準法を遵守し,実 決 め ら れ た ル ー ル 以 外
建専用住 で ま じ め に 取 り 組 も バランスよく表現でき 際に建築可能な設計図を は,自由に自分のセンス
宅自由設 うとしている。
計
るように,創意工夫す 書くことができる。
工 夫 し て 取 り 組 も う る能力を身につけるこ
としている。
で表現し,見る者を惹き
つけることができる。
とができる。
木造2階 決 め ら れ た 期 限 の 中 平面図等の描き方を活 平屋建から更に発展した 先 輩 の 作 品 な ど を 見 た
建専用住 で ま じ め に 取 り 組 も 用して,正確に表現で 2階建図面の表現を的確 り,先生の話を聞いて,
宅設計図 うとしている。
きるように,創意工夫 にできるる。
自分なりに工夫した作品
する能力を身につける
にしようと努力すること
ことができる。
ができる。
即日課題 決 め ら れ た 時 間 の 中 決められた描き方を守 時間内に完成させるため 人とは違う自分なりの工
で ま じ め に 取 り 組 も り,時間内に作品を完 に,実際の作業を合理的 夫を作品に込めることが
うとしている。
成させるため,創意工 に計画し,適切に処理し, できる。
夫する能力を身につけ その成果を的確に表現で
ることができる。
きる。
- 81 -
教科名
工 業
目
標
使用教科書
副教材・
主な教具等
科目名
履修学年
履修区分
単位数
工業数理基礎
1学年
必履修
2単位
工業の各分野における事象の数理処理に関する知識と技術を習得させ,実際
に活用する能力と態度を身につけさせる。
「工業数理基礎」実教出版
計算技術検定2,3,4級問題集
ポケットコンピュータ
VX-4
ポケットコンピュータ取扱説明書
実験実習の場所
進行
4 月
ホームルーム教室
授
授業内容
工業事象と基礎的な数理
工業事象と数理処理
業
計
画
目
標
・中学校までの数学で学んだ各種の方法例を見たり,実際に役立
つことを体験し,数学と工業技術の関わりを理解する。
・中学校までの数学で学んだなかで基本的な部分を電卓を通して
5 月
再度確認する。
面積・体積
中間試験
身近な工業事象
6 月
・各種の数値計算で扱う数値は,実際の量を表す数値に単位をつ
算ができるようにする。
期末試験
単位と数値処理
9 月
応用,計算ができるようにする。
けて,その意味を確定して扱うことを理解し,基本的な単位の換
高さと三角比
7 月
・簡単な工業の事象を取り上げ,面積,体積,質量などを理解し
国際単位系
・各種の計算で扱う数値は,単位を付けて表すことを理解する。
・基本的な単位換算ができるようにする。
・国際単位系(SI)について理解する。
組立単位の換算
1 0月
中間試験
乗り物の数理
1 1月
履修者
へ一言
・ベクトル,力の合成と分解などについて理解し,実際に活用でき
るようにする。
電車の走行と円運動
・直線運動・円運動について理解し,実際に活用できるようにする。
自転車の走行
・坂道を上がる自転車,カーブを走る自転車の傾きについて理解し,
動力の伝達
2 月
3 月
理解し,実際に活用できるようにする。
速さと速度
1 2月
1 月
・速度と加速度,質量と力,仕事と仕事率及びエネルギーについて
実際に活用できるようにする。
・力とトルク,力の伝達について理解し,実際に活用できるように
期末試験
する。
応用的数理処理・コンピュータ
・流体の圧力,流れとエネルギーについて理解し,実際に活用でき
による数理処理
るようにする。
流れの数理
・部材に働く力と応力について理解し,実際に活用できるようにす
構造物と部材の設計
る。
コンピュータによる数理処理
・パソコンの数理処理について理解し,実際に活用できるようにする。
期末試験
工業の教科で扱われる計算の処理を,関連問題をとおして自主的に繰り返しマスタ
ーして下さい。
この学習を積み重ねている内に中学校での学習の不十分なところが表れます。今一
度やり直すぐらいの気持ちで取り組んでください。
- 82 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
評価の観点
工 業 の 各 分 野 に お 工業の各分野にお 工業の各分野にお 工業の各分野にお
および趣旨
け る 工 業 事 象 の 数 ける工業事象の諸 ける工業事象を迅 ける工業事象の合
理 処 理 に つ い て 関 問題の解決を目指 速かつ合理的に数 理的な数理処理の
心 を も ち , 基 礎 的 し,自ら思考を深 理処理する実際的 知識を身に付け,
な 数 式 の 活 用 や 情 め,適切な判断に な数理処理能力を 実際に活用して工
報 処 理 機 器 を 意 欲 基づいて数理処理 身に付け,その成 業技術の諸課題を
的 に 活 用 し , 合 理 を行い,創意工夫 果を的確に表現す 主体的に解決し,
評価における比率(%)
評
価 出席状況
資
料
お 学習態度
よ
び
評 定期試験
価
の
割 提出物
合
的 に 数 理 処 理 を 行 して課題解決する る。
工業の意義や役割
う 実 践 的 な 態 度 を 能力を身に付けて
について理解して
身に付けている。
いる。
いる。
25%
25%
25%
25%
20%
20%
50%
50%
50%
30%
30%
50%
20%
50%
30%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
工 業 事 工 業 の 事 象 に 関 す 一見簡単に思える数 数理的な表現方法がそ この章の中で扱われる
象 と 基 る 数 理 的 な 処 理 を 通 理的な処理に置いても,の考えの過程を表す大切 様々な工業的な事象で数
礎 的 な し て , 中 学 校 ま で に その原理原則を充分に なものであることを再認 理的な考え方の基礎基本
数理 学 ん だ 内 容 を も う 一 理解し,その共通性を 識し,確実なものとして を理解し,更に発展した
度 整 理 し , 確 実 に 身 知る。その上で他の内 身 に つ け る こ と が で き 内容に応用できる力をつ
に つ け よ う と し て い 容に応用できるような る。
る。
けることができる。
思考能力や判断力を身
につけることができる。
単 位 と 日常取り扱っている長 日常生活の中であまり 数学・理科の学習の中で 身近なところに存在する
数 値 処 さ・質量・時間などの量 意識することなく使用し 扱ってきた速さや圧力など 建築構造物等に作用してい
理
について,これらの基準 ている単位について,そ の組み立て単位について, る力について,数学・理科
となる単位と単位系の仕 の単位記号・単位組み立 構成とその単位の相互の換 で学習した知識が,関連分
組みに関心を示し,数値 ての原理を理解し,関連 算について工業の具体的な 野につなげて応用できる力
処理に関連づけること した分野へ応用できるよ 工業事象の中で理解でき をつけてることができる。
ができる意欲や態度を うな思考能力や判断力を る。
身につけようとしてい 身につけることができ
る。
る。
- 83 -
乗り物
日常生活に欠かせな
乗物の走行状態をグ
最も身近な乗物として手
モーターが回転する力を
の数理 い交通手段である自動車 ラフに書き,グラフか 軽に扱える自転車について, 歯車などへ伝達して,車輪
・電車・自転車などの具 ら走行距離を求めるこ 自転車が坂道を上がるとき を回転させる力の事象やナ
体的な事例と,ベクトル, とや,車輪の回転する のエネルギーやカーブを走 ットの締め付け力の大きさ
直線運動,円運動,動力 速度から乗物の速度な るときに受ける力などの事 などについて学習した知識
とトルクなどの事を関連 どを求めることの原理 象を,工業の応用的な事象 が,工業関連分野につなげ
づけることができる意 を理解し,関連した分 に結びつけて理解できる。 て応用できる力をつける
欲や態度を身につけよ 野へ応用できるような
うとしている。
ことができる。
思考能力や判断力を身
につけることができる。
応用的
数理処
理・コ
ンピュ
ータに
よる数
理処理
工業的な数理処理を
各内容の原理原則を
計算機を用いて四則計
工業の各事象のなかで
修得するために様々な 理解した上で,数式を 算や関数を含めた計算処 の課題をいくつかのプロ
事象において,その原 立てて,理論的に解決 理ができる。また,数式 セスを統合的に理解し,
理を見極め応用しよう するような思考ができ での表現や作図での表現 関連づけて一連の流れの
とする意欲や態度を身 る。表やグラフなどを 方法などもできるように 中で理解する能力を持っ
に つ け よ う と し て い 利用しながら課題の解 なる。さらに,コンピュ ている。また,他の内容
る。
決に向けた判断ができ ータによる数理処理がで への応用として積極的に
る。
きる。
- 84 -
利用することができる。
教科名
工 業
目
標
使用教科書
副教材・
主な教具等
実験実習の場所
進行
4 月
5 月
科目名
履修学年
履修区分
単位数
情報技術基礎
1学年
必履修
2単位
社会における情報化の進展と情報の意義や役割を理解させるとともに,情報
技術に関する基礎的な知識と技術を習得させ,情報及び情報手段を活用する
能力と態度を身につける。
「情報技術基礎新訂版」実教出版
ポケットコンピュータ
VX-4
ポケットコンピュータ取扱説明書
ホームルーム教室
授
授業内容
業
計
画
目
標
現代社会とコンピュータ
情報と生活
・コンピュータで扱うデータ・情報を理解する。
パーソナルコンピュータの基本構成
・コンピュータの基本構成・利用例を理解する。
コンピュータの利用
ハードウェアとソフトウェア
・ハードウェア・ソフトウェアについて理解する。
プログラム,データの保守
・著作権・プライバシーの保護・コンピュータシステムの安全保
と安全
護について理解する。
中間試験
コンピュータの基本操作
6 月
・コンピュータの基本操作を理解する。
基本的な操作
・VDT 作業による健康阻害について理解する。
コンピュータの使用と健康
・流れ図の作成を習得する。
プログラムの作り方
7 月
プログラミングの基礎
プログラム言語
・キーボードの位置をしっかり理解する。
簡単なプログラム
・プログラムの基本的な作成の仕方を習得する。
期末試験
9 月
四則計算のプログラム
・数値・文字等の定数と変数の扱い方や,各関数の扱い方を習得す
文字データの読み込み
る。
データの読み込み
分岐処理
1 0月
繰り返し処理
中間試験
プログラミングの応用
サブルーチン
1 1月
であることを理解する。
配列処理
ファイルとグラフィック
ファイル処理
1 2月
・大きなプログラムではサブルーチンや配列を使った処理が重要
・ファイルの概念を理解する。
・グラフィックとテキストの違いを理解する。
グラフィック
期末試験
ソフトウェア
1 月
オペレーティングシステム
・オペレーティングシステムとは何かを理解する。
・ワープロ・表計算等を取り上げ基本的操作を理解する。
の基礎
アプリケーションソフトウェア
- 85 -
2 月
ハードウェア
・2進数,10進数,16進数について理解する。
データの表し方
3 月
・コンピュータの基本回路について理解する。
論理回路の基礎
処理装置の構成と動作
周辺装置
データ通信とコンピュータ制御
・データ通信システムの構成を理解する。
データ通信
・デジタル信号,アナログ信号について理解する。
コンピュータ制御
・LAN について理解する。
・身近な電気製品から制御の概念を理解する。
コンピュータの歴史と特徴
コンピュータの発達
・コンピュータの進歩の歴史を半導体との関連で理解する。
コンピュータの特徴
・FA,OA,AIなどの概念を理解する。
産業界のコンピュータ利用
期末試験
理屈の上で理解しようとするのではなく,積極的に実際にコンピュータを操作することが大切で
履修者
へ一言
ある。
アルゴリズム(プログラムの構造)を学習し,簡単なフローチャートを作成し,簡単な BASIC
プログラム作成する。
コンピュータの基本操作理解の決め手は失敗を恐れず,まずさわってみること・操作してみるこ
と。
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
評価の観点
情 報 技 術 に 関 す る 情報技術に関する 情報技術の各分野 情報技術の各分野
および趣旨
諸 問 題 に つ い て 関 諸問題の適切な解 に関する基礎的・ に関する基礎的・
心 を も ち , 意 欲 的 決を目指して広い 基本的な技術を身 基本的な技術を身
に 取 り 組 む と と も 視 野 か ら 自 ら 考 に付け,適切に処 に付け,社会と工
に , 創 造 的 , 実 践 え,基礎的・基本 理するとともに, 業の発展との調和
的 な 態 度 を 身 に 付 的な知識と技術を その成果を的確に の取れた在り方や
けている。
活用して適切に判 表現する。
現代社会における
断し,創意工夫す
情報技術の意義や
る能力を身に付け
役割を理解してい
ている。
評価における比率(%)
評
出席状況
価
資
学習態度
評料
価お
定期試験
のよ
割び
提出物
合
25%
る。
25%
25%
25%
20%
10%
30%
40%
50%
50%
40%
40%
20%
20%
50%
30%
- 86 -
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
現代社会 現 代 社 会 と コ ン ピ ュ コンピュータ社会につ データ・情報とは何かを 現代社会にコンピュータ
とコンピ ー タ に つ い て 関 心 を いて自ら考え,著作権 知 り,コン ピュー タのハ が必須のものであること
ュータ
持 ち , コ ン ピ ュ ー タ ・プライバシーの保護 ードウェア・ソフトウェ を理解し,その意義や必
を 利 用 し て い く 上 で について理解し適切に アの構成について的確に 要性を理解できる。
の 創 造 的 ・ 実 践 的 な 判断できる。
表現できる。
態度を身につけよう
としている。
コンピュ パ ー ソ ナ ル コ ン ピ ュ VDT 作業による健康阻 流れ図記号の意味が理解 流れ図が作成でき,プロ
ータの基 ー タ の 基 本 的 操 作 に 害について理解できる。でき,活用できる。
本操作
関心意欲を持とうと
グラムの基本構造を記述
できる。
している。
プログラ 積 極 的 に キ ー ボ ー ド 流れ図とコマンドが対 キーボードの位置を把握 数値・文字等の定数と変
ミングの に 触 れ よ う と い う 意 応していることを理解 し,流れ図からプログラ 数 の 扱 い 方 が 理 解 で き
基礎
欲 を 持 と う と し て い できる。
ムコードを記述できる。 る。
る。
プログラ 複 雑 な プ ロ グ ラ ム に 複雑なプログラムも簡 複雑なプログラムをサブ 大きなプログラムではサ
ミングの も 取 り 組 も う と す る 単なプログラムの集合 ルーチンで表現できる。 ブルーチンや配列を使っ
応用
意 欲 的 な 態 度 を 持 と であることが判断でき
た処理が重要であること
うとしている。
を理解できる。
る。
ファイ ル デ ー タ に つ い て 関 心 データとファイルの関 グラフィックとテキスト データをファイルとして
とグラフ を持とうとしている。 係について判断できる。の違いを表現できる。
扱うことを理解できる。
ィック
ソフトウ O S が コ ン ピ ュ ー タ オペレーティングシス ワープロ・表計算ソフト オペレーティングシステ
ェア
シ ス テ ム の コ ア で あ テムがどのようなもの を利用して基本的操作が ムがソフトウェアとハー
る こ と に つ い て 関 心 であるか判断できる。
できる。
を持とうとしている。
ドウェアをつなぐもので
あることを理解できる。
ハードウ コ ン ピ ュ ー タ の ハ ー ハードウェア・周辺機 2進数16進数10進数 2進数を用いて論理回路
ェア
ド ウ ェ ア が ど の よ う 器を使ってどのような が相互に変換できる。論 上でデータの流れを理解
な 構 成 に な っ て い る ことができるか自ら創 理回路を読むことができ できる。
の か 関 心 を 持 と う と 意工夫することができ る。
している。
る。
データ通 デ ー タ 通 信 に つ い て アナログ信号とディジ データ通信から LAN, 身近な電気製品で制御の
信とコン 興 味 関 心 を 持 と う と タル信号の違いについ インターネットの仕組み 概念を理解できる。
ピュータ している。
て判断できる。
説明できる。
制御
コンピュ コ ン ピ ュ ー タ の 発 達 コンピュータの発達が 日常生活・産業界におけ FA,OA,AIの概念
ータの歴 に つ い て 興 味 関 心 を 半導体の発達と密接な るコンピュータの利用に を理解できる。
史と特徴 持とうとしている。
関係があることを理解 ついて説明できる。
できる。
- 87 -
教科名
工 業
科目名
建築構造
履修学年
1学年
履修区分
必履修
単位数
2単位
建築物の構造及び建築材料に関する基礎的な知識と技術を習得させ,実際に活用する能
目
標
使用教科書
副教材・主な教具等
力と態度を育てる。
高等学校工業用
「建築構造図集」
「建築構造」
実教出版
実教出版
ホームルーム教室
授
業
計
画
授業内容
目
標
建築構造
・建築科科目の中での位置づけ及び建築構造以外の教科との関連を
建築のあらまし
理解する。
建築と法規・基準
・建築物は骨組・基礎・仕上から構成されていることを理解する。
木構造
構造形式
・我国での発展過程を説明し理解する。
木材
・各構造形式の特徴のあらましを理解する。
地業基礎
・標本等を示し特徴・性質・用途を理解する。
木材の接合
・基礎の役割と地盤等との関連を学習する。
実験実習の場所
進行
4 月
5 月
・接合部の概略を知り,荷重に適応する接合方法及び金物が選択で
きるようにする。
中間試験
軸組
・製図と関連付け,軸組とは壁の骨組であることを知り,壁量算定
方法を理解する。
6 月
小屋組
・小屋組は建築物の用途規模等により種類構成を選択しなくてはな
らないことを学習し,部材の名称・役割・材種・寸法及び接合・補
強方法を理解する。
7 月
・部材構成を力学的に比較説明し,間仕切壁の有無により小屋組も
期末試験
床組
9 月
変ることを理解する。
・床の支持状態により他の骨組との接合状態が変わる
ことを学習し,各部の名称・部材の役割等を理解する。
階段
・階段の種類,け上げ・踏面と勾配の関係そして建築基準法による
制約があることを理解する。
1 0月
中間試験
仕上計画
・建築物の各部位に求められている性能を学習し,理解する。
・部材構成と名称・開閉方式・金物等を把握する。また,設置目的
を満足し,建築部位としての性能も要求されると共に,気密性及び
1 1月
1 2月
外部開口部の雨仕舞が重要である事を理解する。
開口部
期末試験
・使用材料により屋根勾配,下地の構成等が変化することを理解す
る。
・各種の屋根葺材料の規格・寸法・特徴を学習し,葺下地と合わせ
1 月
て屋根の構成を理解する下地材・仕上材と骨組との関連を学習し理
解する。
外部仕上
2 月
3 月
・床・壁・天井,それぞれに和風・洋風仕上があり,使用する材の
名称・役割・間隔・大きさ等が室の使用目的により変ることを理解
内部仕上
期末試験
する。
- 88 -
履修者
へ一言
建築構造の授業を受けると,自然と建築物に興味を持つようになります。興味を持
ったら,さらに深く自分から学習するようにしてみて下さい。又,建築物の構成から
構造の安全性を知って下さい。
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
評価の観点
建 築 物 の 構 造 や 建 建築物の構造や建 建築物の構造や建 建築物の構造や建
および趣旨
築 材 料 に 関 心 を も 築材料に関する基 築材料に関する基 築材料に関する基
ち , こ れ ら に 関 す 礎的な知識や技術 礎的な知識や技術 礎的な知識や技術
る 基 礎 的 な 知 識 や の習得をもとに, の習得をもとに, を身に付け,現代
技 術 の 習 得 に 意 欲 建築物の設計や施 建築に関わる諸事 社会における建築
を も っ て 取 り 組 む 工をする際に生じ 項を合理的かつ的 物の構造や建築材
と と も に , 建 築 物 る諸問題の解決を 確に遂行する技能 料の意義や役割を
の 設 計 や 施 工 に 活 目指して自ら思考 を身に付けるとと 理解している。
用 し よ う と す る 態 し,判断したり創 もに,その成果を
度 を 身 に 付 け て い 意工夫する能力を 適切に表現するこ
る。
評価における比率(%)
評
出席状況
価
資
授業の取組み姿勢
評料
価お
定期試験
のよ
割び
提出物
合
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
第1章
建築物は快適な空
身に付けている。 とができる。
25%
25%
25%
25%
50%
80%
50%
20%
20%
30%
50%
50%
50%
思考・判断
技能・表現
人命を守るために建
建築物の構成・材料・
知識・理解
他の科目との関係を知
建築構造 間 を 提 供 す る も の で 築物にどんな工夫がな 組立て方などについて学 り構造だけでなく合わせ
あ る こ と を 知 り , そ されているか,外から 習し,図等で正確に表現 て学習していくことによ
の 内 容 に 関 心 を 持 ち では分からない部分を できる。
りさらに効果的な学習が
意 欲 を 持 っ て 取 り 組 学習し,その安全性を
できることを理解でき
もうとしている。
あらまし
と
建築の歴史,構造
判断できる。
る。
建築物の構成要素を
分類された構造形式を
構造や工法は法規で基
・ 工 法 等 に 関 心 を 持 知り,加わる荷重の種 正確に表現でき,正しく 準を定められ,材料の JIS
法規基準 ち 意 欲 的 に 学 習 に 取 類により構造や材料を 人 に 伝 え る こ と が で き ・JAS 規格を知り,なぜ
り組もうとしている。 選択することができる。る。
規格されるかを理解でき
る。
第2章
木構造
各構造形式がどう
木材の選び方,組立
各構造形式の特徴を理
我国の在来工法に加え
使 い 分 け ら れ て い る て方で多くの構造形式 解したうえで,それらを 種々の工法が輸入されて
か に 関 心 を 持 ち 選 択 があることを知り,そ 具体的に表現できる。
構造形式 す る た め に 必 要 な 知 れぞれの特徴を説明す
- 89 -
いることを知り,それら
の特徴を理解することが
識 を 習 得 し よ う と し ることができる。
できる。
ている。
木
材
広葉樹・針葉樹に
木材は含水率により
木取りにより表れてく
木材及び木質系材料は
大 別 さ れ る 木 材 の 特 強度に大きな差ができ る木材の木理を理解し, JAS で規格が決められて
徴 や 性 質 に つ い て 関 ること,樹種により比 それらを図として正確に いることを学び,木材だ
心 を 持 ち , 長 所 ・ 短 重・強度が違うことを 描くことができる。
けでなく合板や集成材に
所 を 知 ろ う と す る 意 学び,使用する場所に
ついても同様であること
欲 を 持 と う と し て い 適する樹種を選択でき
を理解できる。
る。
地
業
基
礎
地下部分にあり見
る。
基礎の形式は上部の
基礎の形式や地業の形
基礎の役割,地業の役
る こ と が で き な い が 状況によって変えなけ 式を正しく理解し,正確 割を知り,上部構造部か
建 築 物 の 最 も 重 要 な ればならないことを理 に 表 現 す る こ と が で き らの荷重が基礎及び地業
部 分 で あ る 基 礎 ・ 地 解し,どの形式を選択 る。
を通して地盤に伝えられ
業 に 関 心 を 持 と う と すれば最良かが判断で
ることを理解できる。
している。
木材の
接
合
木材を継手・仕口
きる。
色いろな場所により
実習と関連付けて,簡
接続方法について種々
等 に よ り 接 合 す る こ 又,荷重の掛かり方で 単なものを実際に木材に の方法があることを認識
と で , よ り 長 大 な 部 継手・仕口の種類を選 墨付けして,加工するこ し,その他接合金物,接
材 が で き る こ と を 知 択しなければならない とができ,接合部の形な 着剤などについても学習
り , そ の 接 合 方 法 に ことを知り,適切な方 どを図示できる。
し,それらの特徴及び使
関 心 を 持 と う と し て 法を選択できる。
用方法を理解できる。
いる。
軸
組
小屋組
床
組
壁・屋根・床を支
それぞれの部位での
部材の名称や構成方法
え る 構 造 お よ び ど の 使用材料・組み立て方 などを学び,理解したう 床組から土台への荷重の
よ う な 方 法 で 荷 重 を などを学習し,外力に えで図や図面として表す 伝わり方を学び,様々な
支 え 伝 達 し て い る か 対しどのように抵抗し ことができる。
荷重に対しどの部材が有
に 関 心 を 持 と う と し ているかを理解できる。
効に働いているかを理解
ている。
階
段
小屋組から軸組へ,又,
階段の役割を知り,
できる。
階段の勾配(踏面・
階段の種類や構造的な
階段は建築物にとって
そ の 構 成 方 法 に 関 心 け 上 げ ), 幅 , 踊 り 場 ことを理解し,正確に表 大きな比重を占めるもの
を 持 ち , ど う す れ ば 等は法規によって規制 現できる。
であることを認識し,使
使 い や す く 安 全 な も されていることを知り,
いやすさ,安全性に特に
の が で き る か に つ い その範囲内で適切な計
気を配らなければならな
て 関 心 を 持 と う と し 画ができる。
いことを理解できる。
ている。
仕 上 計 画 建 築 物 を 快 適 に 利 屋根,開口部,外部 各部位に求められる性 各部位は耐候性・耐久
開 口 部 用 す る 為 に は , 建 築 ・内部使われる材料に 能は,どのような仕上げ 性が強く求められている
外 部 仕 上 物 の 各 部 位 は ど ん な ついて学習し,理解し や納まりにすれば十分に ことを認識し,雨仕舞・
内 部 仕 上 性 能 を 求 め ら れ て い たうえで,最適なもの 活かすことができるかを 気密性・防火性・安全性
る か に 関 心 を 持 と う を選択できる。
学び,理解できる。
としている。
について対処できる知識
を身につけることができ
る。
- 90 -
土 木 科
- 91 -
- 92 -
学 科 名
学科の目標
土 木 科
土木に関する知識と技術を習得させ,土木建設技術分野において,土木工事の
計画・設計・施工・維持管理などの業務に従事する技術者を養成する。
【学習】
①図面が読め,図面が描ける。
②測量ができる。
③構造物設計のための基礎的理論を理解する。
④土および水の性質とそれらの働きを理解する。
⑤コンクリート・鋼材の性質とそれらの強さを理解する。
⑥道路・鉄道・橋・トンネル・河川・ダム・上水道・下水道・港湾・空港・土
学科の到達目標
地造成などの公共施設の計画・設計・施工・維持管理に関する概要を理解す
る。
⑦コンピュータに関する基礎知識を理解する。
【進路】
①建設会社の工事部門
②設計会社(測量設計,構造設計,地質調査など)
③公務員(国土交通省,県庁,市役所,町村役場の技術職)
④進学(大学,短大,専門学校など)
学科生への
メッセージ
土木技術といえば「土と木を用いてものを造る」というイメージをもっていま
せんか。英語では「Civil Engineering」といいます。
「Civil」とは「市民の」という
意味です。人々が便利に・安全に・快適に生活するために必要な技術のことです。
土木に関する基礎を学び,自然環境との調和を考えた豊かな社会基盤をつくるグ
ランドデザイナーをめざします。
具体的には,
①治水(洪水を防ぐ)
:河川の改修,海岸の改修
②利水(水の利用)
:水源の保護(ダムを造り生活用水,農業用水,工業用水
を確保する)
③交通:道路,鉄道,港湾,空港の整備
④都市計画と環境問題:健康で豊かな生活ができるように,交通,電気,ガス,
上水道,下水道,廃棄物処理などの計画を行います。
土木技術は広範囲な内容をもっています。これらの公共的な施設を土木構造物
といいます。これらの施設の計画・設計・施工(実際に造ること)維持管理を行
う技術を土木技術といいます。
土木科では,まじめにコツコツと粘り強く学習する姿勢が大切です。しっかり
と頑張ってください。
- 93 -
土木科の
土木科の学習構造
[平成 21 年度入学生]
普通教科
工業の
工業の基礎科目
国語・地歴公民・数学・理科
工業技術基礎
保健体育・芸術・外国語・家庭
工業数理基礎
情報技術基礎
工業の
工業の共通科目
課題研究・実習・製図
土木科の
土木科の専門科目
測量・土木施工・土木基礎力学
土木構造設計・社会基盤工学
基礎型コース
基礎型コース科目
コース科目
数学 B・数学Ⅲ・物理Ⅱ
発展型コース
発展型コース科目
コース科目
オーラルコミュニケーションⅠ
英語Ⅱ
測量・土木基礎力学
製図・土木構造設計
取得可能な
取得可能な資格
測量士・測量士補・2級土木施工管理技術検定
(学科)・危険物取扱者・火薬類取扱保安責任者
・ 小型車両系建設機械・計算技術検定・情報技
術検定・パソコン利用技術検定など
進
学
国公私立工学部土木系学科
就
職
企業(建設会社
企業
専門学校土木系学科
測量・設
計・地質調査会社)
公務員(国土交通省
公務員
市役所
- 94 -
県庁
町村役場)
教科名
工 業
目
標
使用教科書
科目名
履修学年
履修区分
単位数
工業技術基礎
1学年
必履修
2単位
工業の各分野に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得させ,現代社会にお
ける工業の意義や役割を理解させるとともに,環境に配慮しつつ,工業技術の
諸問題を主体的,合理的に解決し,社会の発展を図る創造的な能力と実践的な
態度を育てる。
工業技術基礎 (実教出版)
副教材・主な教具等
1 月
2 月
3 月
土木科実習棟および校内敷地
授
業
計
画
授業内容
目
標
①コンピュータ
・各パートガイダンス
タッチタイピングの習得
・タッチタイピングの習得方法を理解する。
②トランシット実習
トランシットの基本操作
・トランシットの基本操作を理解する。
③製図実習
いろいろな文字の練習
・いろいろな文字の種類を理解する。
④電気実習
・屋内配線の仕組みを理解する。
屋内配線の仕組み
(パートごとの個別指導)
①タッチタイピングのテス ・タッチタイピングのテストを通して打ち方を理解す
ト
る。
②水平角の測定
・水平角の測定方法を理解する。
③文字の練習
・文字のかき方を理解する。
④屋内配線図面基礎
・屋内配線図面のかき方を理解する。
①長文の入力練習
・長文の入力方法を理解する。
②多角形の内角測定
・多角形の内角測定方法を理解する。
③文字の練習
・文字のかき方を理解する。
④屋内配線図面基礎
・屋内配線図面のかき方を理解する。
①文章入力のテスト
・文章入力のテストを通して文章作成方法を理解する。
②多角形の内角・距離測定 ・多角形の内角・距離測定方法を理解する。
③地図記号
・地図記号のかき方を理解する。
④配線実習
・配線の方法を理解する。
①ワープロの活用と応用
・ワープロの活用と応用方法を理解する。
②多角形の計算
・多角形の計算方法を理解する。
③平面図
・平面図のかき方を理解する。
④配線実習
・配線の方法を理解する。
履修者
へ一言
座学と実習は密接に関連しています。座学で学習する内容を充分理解し,図面,作
品,課題,報告書の提出期限を守りましょう。
実験実習の場所
進行
4 月
5 月
6 月
7 月
9 月
1 0月
1 1月
1 2月
- 95 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
工 業 技 術 に 関 す る 工業技術に関する 工業の各分野に関 工業の各分野に関
評価の観点
および趣旨
諸 問 題 に つ い て 関 諸問題の適切な解 する基礎的・基本 する基礎的・基本
心 を 持 ち , そ の 改 決を目指して広い 的な技術を身に付 的な知識を身に付
善 ・ 向 上 を 目 指 し 視野から自ら思考 け,環境に配慮し, け,現代社会にお
て意欲的に取り組
を深め,基礎的・ 実際仕事を合理的 ける工業の意義や
む と と も に , 創 造 基本的な知識と技 にに計画するとと 役割を理解してい
的 , 実 践 的 な 態 度 術を活用して適切 もに,その成果を る。
を身に付けている。 に判断し,創意工 的確に表現するこ
夫する能力を身に とができる。
付けている。
評価における比率(%)
評
価 実習の取り組み姿勢
資
料
評お 提出物
価よ
のび
割
発表
合
25%
25%
50 %
50%
50%
50%
25%
25%
50%
80%
50%
20%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
コ
コンピュータについて関 文 章 入 力 の 際 に , ど
ン
心を持ち,タッチタイピ の 様 に 工 夫 す れ ば 正
ピ
ングの習得に意欲的に取 確 に 早 く 打 て る か を
ュ
り組もうとする態度を身 考 え , 創 意 工 夫 す る
|
に付けようとしている。 ことができる。
タ
シト 地面に決められた角度を トランシットの各部の
ッラ 求める方法として具体的 名称,働きが理解でき
トン 例を挙げる態度を身に付 る。
測
けようとしている。
量
製
製図について関心を持ち,図面を的確に判断し,
図
意欲的に取り組む姿勢と 創意工夫する能力を身
実
実践的な態度を身に付け に 付 け る こ と が で き
習
ようとしている。
る。
電
電気に関心を持ち,意欲 電流,電圧,電気抵抗
気
的に取り組む姿勢と実践 の関係および違いが判
実
的な態度を身に付けよう 断できる。
習
としている。
技能・表現
知識・理解
文章入力テストを実施 タッチタイピング技術の
することによりタッチ 定着から,ワープロ活用
タイピング技術やワー の技術を習得し,その応
プロ活用技術を習得し,用が理解できている。
その成果を的確に表現
できる。
トランシットを正しく マイクロメーターを正確
据えて,三角形の内角 に読むことができ,倍角
の測定ができ,野帳記 法によって四角形の内角
入及び誤差計算ができ 測定が理解できている。
る。
正確な図面を書くこと 製図に関する基礎的・基
ができ,実際に活用す 本的な知識を身に付けて
る能力と実践的な態度 おり,図面の意義や役割
を身に付けている。
を正しく理解できている。
屋内配線図を正確に読 電気に関する基礎的・基
み取ることができる。
本的な知識を身に付けて
おり,現代社会において
電気工事が持つ意義や役
割を理解できている。
- 96 -
教科名
工 業
目
標
使用教科書
科目名
履修学年
履修区分
単位数
実習
1学年
必履修
2単位
工業の専門(土木)分野に関する基礎的な技術を実際の作業を通して総合的
に習得させ,技術革新に主体的に対応できる能力と態度を育てる。
副教材・主な教具等
土木科実習棟および校内敷地
授
業
計
画
授業内容
目
標
①平板実習
・各パートガイダンスを理解する。
平板の基本操作
・平板の器械・器具の基本操作を理解する。
②水準測量
水準測量の基本操作
・水準測量の器械・器具の基本操作を理解する。
③製作実習
舗装用コンクリート ・舗装用コンクリート平板ブロック製作図(表面デザインの
平板ブロック製作図
かきかたを理解する。
④測量製図
いろいろな線の練習
・いろいろな線の種類を理解する。
(パートごとの個別
指導)
①放射法
・放射法による平面図の作成方法を理解する。
②昇降式
・昇降式による高低差測量を理解する。
③型枠加工・組み立 ・型枠加工・組み立て(寸切ボルト加工)方法を理解する。
て(寸切ボルト加工)
④線の練習
・線のかき方を理解する。
①道線法
・道線法による骨組測量を理解する。
②器高式
・器高式による高低差測量を理解する。
③鉄筋・加工組み立 ・鉄筋・加工組み立て(溶接)の仕方を理解する。
て(溶接)
④線の練習
・線のかき方を理解する。
①細部測量
・細部測量の方法を理解する。
②交互水準測量
・交互水準測量の方法を理解する。
③コンクリート打設 ・コンクリート打設・養生の仕方を理解する。
・養生
④地図記号
・地図記号のかき方を理解する。
①校内平面図作成
・校内平面図作成方法を理解する。
②くい打ち調整法
・くい打ち調整法を理解する。
③品質管理(X ー R ・品質管理(X ー R 管理図)のかき方を理解する。
管理図)
④平面図
・平面図のかき方を理解する。
実験実習の場所
進行
4 月
5 月
6 月
7 月
9 月
1 0月
1 1月
1 2月
1 月
2 月
3 月
履修者
へ一言
座学と実習は密接に関連しています。座学で学習する内容を充分理解し,図面,作品,
課題,報告書の提出期限を守りましょう。
- 97 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
評価の観点
土木分野の基礎的 実験・実習のな 土木分野の基礎 実 験 ・ 実 習 の
および趣旨
な知識と技術に関 かで諸問題の解 的な知識と技術 体 験 ・ 学 習 を
心を持ち,その習 決をめざして自 を身につけ,実 通 し て , 基 礎
得に向けて意欲的 ら思考を深め, 際に活用すると 的 な 知 識 と 技
に取り組むととも 知識と技術を活 ともに,その成 術 を 理 解 し て
に実際に活用しよ 用して適切に判 果を表現するこ いる。
うとする態度を身 断する能力を身 とができる。
に付けている。
に付けている。
評価における比率(%)
25%
25%
25%
25%
評
価 実習の取り組み姿勢
50%
50%
50%
資
料
評お 提出物
50%
50%
80%
50%
価よ
のび
割
発表
20%
合
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
平 平 板 測 量 に よ る 放 射 平板測量器具の各部の名 平板を正しく用い,放 道線法による測定で生じ
板 法 , 道 線 法 , 公 会 法 称,特性が理解できる。 射法,道線法,公会法 た閉合の調整ができ,細
測 による測定について
による測定ができる。 部測量を行い,縮尺に応
量 理解しようとする態
じた平面図の作成が理解
度を身に付けようとし
できている。
ている。
水準測量が我々の生活 レベルの視準軸と気泡管 レベルを正しく据えて 昇降式,器高式測量の知
水
準
測
量
にどのように関わって 軸の原理を理解し,観測 標尺を正しく読み取り, 識を交互水準測量や精密
いるかに関心を示し, の際には現場の状況に応 昇降式,器高式の測量 水準などの応用的分野に
観測や計算処理に対し じて,適切な思考能力を が理解できる。またそ 発展させることが可能で
意欲を示して取り組も もち判断ができる。
の結果を野帳に正しく あることを理解できてい
うとする態度を身に付
記入でき計算ができる。 る。
けようとしている。
製
作
実
習
測
量
製
図
コンクリート構造物に関心を コンクリートに含まれる材料の
具などの基礎的・
基 コンクリートに関する基礎的・基
持ち,その製作に意欲 比率を理解するとともに,本的な操作と安全な取 本的な知識を身に付けてお
的に取り組む姿勢と実 状況に応じた材料選びが り扱いができ,設計図 り,工事現場においてコンクリ
践的な態度を身に付け できる。
通りの構造物を製作す ートを使用する意義や利点な
ようとしている。
ることができる。
どを理解できている。
測量製図について関心 図面を的確に判断し,創 製図道具やドラフタを 測量製図に関する基礎的・
を持ち,意欲的に取り 意工夫する能力を身に付 正確に利用し,図面を 基本的な知識を身に付けて
組む姿勢と実践的な態 けることができる。
正しく書くことができ おり,図面の意義や役割を
度を身に付けようとし
る。
ている。
- 98 -
正しく理解できている。
教科名
工 業
目 標
使用教科書
科目名
履修学年
履修区分
単位数
工業数理基礎
1学年
必履修
2単位
基礎的な「数学」を道具として活用し,工業の各分野における事象の数理処
理に関する知識と技術を習得させ,実際に活用する能力と態度を育てる。
工業数理基礎(実教出版)
副教材・主な教具等
実験実習の場所
授
進行
4 月
5 月
授業内容
第 1 章基礎的な数理
(1)面積・体積
(2)身近な工業事象
(3)高さと三角比
中間試験
第 2 章単位と数値処理
6 月
7 月
(1)国際単位系(SI)
(2)接頭語と指数
期末試験
第 2 章単位と数値処理
9 月
(3)組立単位の換算
1 0月
中間試験
第 4 章環境の数理
(1)地球の大気と環境
1 1月
(2)酸性雨
1 2月
期末試験
第 6 章流れの数理
(1)流れの基礎
(2)流体の流れ
1 月
第 7 章構造物と部材の設計
2 月
3 月
(1)構造物の基本構
成と経済性
期末試験
(2)部材に働く力と応力
履修者
へ一言
業
計
画
目
標
・敷地や建造物の面積や体積が求められ,黄金比や建ぺい率に
ついて理解する。
・速さが一定である自動車の走行時間と走行距離を求め,比例
式を理解する。
・三角比を発展させ,三角関数の基本を理解する。
・国際単位系の量記号,単位記号を理解する。
・基本単位と組立単位について理解する。
・平面角の取り扱いを理解する。
・単位の接頭語および指数の性質と計算法を理解する。
・速さの意味とその求め方,加速度の意味とその求め方および
重力加速度の意味とその求め方を理解する。
・密度と質量と体積の関係を理解する。
・圧力と応力について理解し,その計算をする。
・仕事や仕事率の意味を理解し,その計算をする。
・大気の組成成分とその量についてに理解する。
・百万分率[ppm]の割合について理解し,数値換算をする。
・排気ガスと大気汚染について理解し,計算処理をを通して環
境保全の大切さを理解する。
・酸性やアルカリ性の性質を理解する。
・身近な物質の pH について理解する。
・流れについて共通の原理があることを理解する。
・流体の基本的性質と静止流体における圧力の求め方および応
用例について理解する。
・パスカルの原理について理解する。
・流速と流量の関係および連続の式の意味を理解する。
・ベルヌーイの定理を理解する。
・構造物の設計の基本的な考え方を理解する。
・力のつり合いから部材内部に生じる応力について理解する。
工業数理基礎の学習には次のことが大切になります。
(1)何事にもコツコツと真剣に取り組む姿勢を持つ。
(2)文字や数字は,丁寧にわかりやすく記入する習慣をつける。
(3)暗記的な学習ではなくて,原理にもとづいて筋道を立てて理解をしていく。
(4)繰り返して計算をしてみること,ただ単にやり方を覚えようとせずに,どうして
そうなるのかを考えることが大事です。
- 99 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
評価の観点
工 業 事 象 の 数 理 処 理 自ら思考を深め,適 迅速かつ合理的に数
および趣旨
について関心をもち, 切な判断で数理処理 理処理する実際的な
知識・理解
合理的な数理処理の
知識を身につけ,実
合 理 的 に 数 理 処 理 を を行い,創意工夫し 数理処理能力を身に 際に活用して工業の
行 う 実 践 的 な 態 度 を て課題解決する能力 つけ,その成果を的 意義や役割について
身につけている。
評価における比率(%)
び評 定期考査
評価 (課題考査を含む)
価資 小テスト
の料 授業の取組み姿勢
割お 提出物
合よ 発表
を身につけている。 確に表現する。
25%
25%
50%
50%
理解している。
25%
25%
50%
80%
20%
20%
50%
50%
30%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
第 1 章 身近な工業事象の理解 身近な工業事象の解決 身近な工業事象を迅速か 身近な工業事象を合理的
基 礎 的 に,簡単な数理処理が に自ら思考を深め,創意 つ合理的に数理処理する に数理処理するための知
な数理 役立つことを知り,関心 工夫しながら数理処理を 技能を身につけ,その成 識を身につけ,数理処理
第 2 章
単位と
数値処
理
を深め,実践的な態度 行う能力を身につけてい 果を的確に表現する。
の意義や役割について理
を身につけている。
解している。
る。
国際単位系及びその組 国際単位系及びその組 国際単位系及びその組立 国際単位系及びその組立
立単位について関心を 立 単 位 に つ い て 自 ら 思 単位について,実際的な 単位の知識を身に付け,
もち , 実践的 な態 度を 考を深め,創意工夫して 数 理 処 理 能 力 を 身 に つ 諸 課 題 を 主 体 的 に 解 決
身につけている。
課 題解 決す る 能力を 身 け,その成果を的確に表 し,工業の意義や役割に
につけている。
現する。
ついて理解している。
第 4 章 大 気 の 組 成 や 大 気 汚 大気の組成や大気汚染 大気の組成や大気汚染に 大気の組成や大気汚染に
環 境 の 染に関する数理処理に に関す る数 理処理につ 関する数理処理を行う技 関する数理処理の知識を
数理 つ い て 関心 を もち ,実 いて自ら思考を深め,創 能を身につけ,その成果を 身に付け,諸課題を主体
践的な態度を身につけ 意工夫して課題解決する 的確に表現する。
的に解決し,工業の意義
ている。
や役割を理解している。
能力を身につけている。
第 6 章 簡単な流れの数理処理 簡単な流れの数理処理 簡単な流れの数理処理に 簡単な流れの数理処理の
流 れ の に 関 心 を も っ て 意 欲 について,自ら思考を深 ついて,迅速かつ合理的 知識を身につけ,実際に
数理 的 に 取 組 み , 合 理 的 め,適切な判断に基づい に処理する技能を身につ 活用して工業技術の諸課
に 数 理 処 理 を 行 う 実 て数理処理を行い,創意 け,その成果を的確に表 題を主体的に解決し,工
第 7 章
構造物
と部材
の設計
践 的 な 態 度 を 身 に 付 工夫して課題解決する能 現する。
業の意義や役割について
けている。
理解している。
力を身につけている。
各種構造物が堅固で安 各種構造物が堅固で安 各種構造物が堅固で安全 各種構造物が堅固で安全
全 で あ る ため に は ,基 全であるためには,基本 であるためには,基本的な であるための基本的な構
本的な構造や部材の強 的な構造や部材の強度 構造や部材の強度の数理 造や部材強度の数理処理
度の数理処理に関心を の数理処理を適切な 思 処理を合理的に処理する の知識を身につけ,実際
もち , 実践的 な態 度を 考・判断に基づいて行う 技能を身につけ,その成 に活用してその意義や役
身につけている。
能力を身につけている。
- 100 -
果を的確に表現する。
割を理解している。
教科名
工 業
目
標
使用教科書
副教材・
主な教具等
科目名
測 量
履修学年
1学年
履修区分
必履修
単位数
2単位
土木測量に関する知識と技術を習得させ,実際に活用する能力と態度 を育てる。
測量(実教出版)
ザ・測量士補(弘文社)
巻尺・トランシット・平板一式・レベル・標尺
実験実習の場所
授
進行
4 月
授業内容
距離の測量
業
計
画
目
標
・「測量」の概要及び意義を認識するとともに,正しい距離測量技術 を習得す
る。
5 月
角の測量
中間試験
角の測量
・トランシットの各部の名称および特性を理解する。
・角度や整準,求心を正確迅速に読取り,行う技術を習得する。
・1対回の観測法,野帳の記入法を習得する。
6 月
骨組測量
・トラバース測量の目的,種類と測量精度を理解する。
・踏査選点,交角・距離の測定方法を習得する。
7 月
期末試験
細部測量
9 月
・三角,三辺測量の目的,計画,踏査選点,実施及び成果作成を理解する。
・平板標定を正確迅速に行う技術を習得する。
・道線法とトラバースの調整法について習得する。
・アリダードによる高低差の測定方法及びスタジア法について習得する。
1 0月
中間試験
高低の測量
・座標法,倍横距法,三角区分法,屈曲部における面積計算を習得する。
・水準測量,クイ打ち調整法の目的及び基本的用語を理解する。
・方法,目的,基本測量による分類並びに気泡管,標尺の特性を習得する。
1 1月
・昇降式,器高式の測定法及び野帳の記入法を習得する。
・縦横断測量及び各種数量計算,そして,両端断面平均法,点高法,等高線
1 2月
期末試験
測量の誤差
1 月
法による土積の計算を習得する。
・誤差の原因・性質による種類を理解する。
・測定値の計算処理(最確値・標準偏差)を習得する。
・測定条件が同じ場合の計算方法を習得する。
2 月
3 月
・測定条件が異なる場合の計算方法を習得する。
期末試験
測量の学習には次のことが大切になります。
履修者
へ一言
(1)何事にもコツコツと真剣に取り組む姿勢を持つ。
(2)文字や数字は,丁寧にわかりやすく記入する習慣をつける。
(3)暗記的な学習ではなくて,原理にもとづいて筋道を立てて理解をしていく。
(4)測定結果がおもわしくない場合は,その原因を究明し,いさぎよく再測定を行う。
(5)測量士・測量士補国家試験受験対策として,早朝および放課後に補習授業を行 っています。
欠かさずに受講して底力を養おう。
- 101 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
評価の観点
測量に関心をもち, 測量における基本 創意工夫して測量 各種建設工事にお
および趣旨
主 体 的 に 取 組 む 態 的な知識を活用し 技術を探求する方 ける測量の意義や
度 を 身 に つ け て い て判断する技術を 法を身につけ,的 役割を理解してい
る。
評価における比率(%)
評
価
資
料
お
よ
び
評
価
の
割
合
身につけている。 確に表現する。
25%
25%
る。
25%
25%
定期考査
(課題考査を含む)
50%
80%
小テスト
20%
20%
授業の取組み姿勢
50%
50%
提出物
50%
50%
課題
30%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
距
・繊維製巻尺・鋼巻尺
離
・インバール巻尺の目盛
の
の刻み方および特性
測
を理解しようとして
量
いる。
思考・判断
技能・表現
方および仕舞い方がで 計算ができる。
きる。
の仕方が理解できる。
・傾斜地の距離測定・距離 ・距離の補正計算(温度・
・巻尺の目盛りを正し 計算(ピタゴラスの定理によ 尺定数・傾斜・平均海面)が
く読み取ることができ り水平距離を求める)がで できる。
る。
角
の
測
量
知識・理解
・巻尺の正しい引出し ・平坦地の距離測定・距離 ・巻尺の伸縮による補正
きる。
・各部の名称及び働き ・器械を測点に正確迅 ・単角の1対回観測,野 ・4視準点の2対回観測
を理解しようとしてい 速に据付けることがで 帳記入及び野帳計算をし を行い倍角差,観測差を
る。
きる。
て,正確な交角を求める 求めて,観測値の良否を
・角度を正確迅速に読
ことができる。
判断できる。
取ろうとしている。
・進んで閉合トラバースの ・任意 角の COS 及び ・緯距・経距の調整がで ・結合トラバースの角度の調
骨
組
測
量
測定角の調整をしてい SIN の真数を求めること きる。
る。
ができる。
整,緯
距・経距の調整
・合緯距・合経距を求め を行って,各測点の座標
・方位角及び方位の計 ・緯距・経距の計算が て,各測点をプロットするこ 値を決定することができ
算に意欲を持って取り できる。
組んでいる。
とができる。
る。
・三角の計画,踏査選点 ・三角の水平角測定,調 ・三角の辺長,座標計算
・三角,三辺測量の目的 が理解できる。
整が理解できる。
を理解しようとしてい
る。
- 102 -
が理解できている。
・各種器具の名称及び ・平板を正しく標定で ・道線法の測定結果によ ・複雑な地形の細部測量
細
部
測
量
特性を理解しようとし きる。
り生じた閉合誤差を,トラバ を行い,所定の縮尺に対
ている。(特にアリダード ・放射法,道線法,交 ース調整することができる。 応した地形図を作成する
の視準誤差,外心誤差 会法による測定ができ ・座標法により面積を計 ことができる。
の影響)
る。
算することができる。
・進んでトラバース計算で ・トラバース計算で学んだ合
・倍横距法により面積を
計算することができる。
学んだ緯距・経距の説 緯距・合経距を説明する
明を試みている。
ことができる。
・進んで気泡管の感度 ・器械を正確迅速に据 ・昇降式,器高式の観測 ・縦横断測量を行い縦横
高
低
の
測
量
を 求 め よ う と し て い 付けられる。
る。
及び野帳を正しく記入し 断面図が書ける。
・前後に揺らしている て,各点の標高を求める ・縦横断面図に計画線を
・クイ打ち調整法を理解 標尺の目盛りを正確に ことができる。
しようとしている。
読みとれる。
入れて,各種数量が求め
・等高線法により土積の られる。
・両端断面平均法にを ・点高法により土積の 計算ができる。
・地形図上でプラニメーターを
用いて土積の計算をし 計算ができる。
用いて,山の土量やダムの
ようとしている。
貯水量を求めることがで
きる。
・ 誤 差 の 原 因 に よ る ・誤差曲線の現象から ・測定条件が同じ場合の ・最確値や標準偏差等の
測
量
の
誤
差
種 類 を 理 解 し よ う と 誤差の公理を理解する 計算ができる。
している。
基礎知識を身につけ,そ
能力を身につけている。・測定条件が異なる場合 の意義や役割を理解して
・誤差の性質による
(軽重率)の計算ができ いる。
種類を理解しようと
る。
している。
- 103 -
教科名
工業
目
標
使用教科書
科目名
履修学年
履修区分
単位数
土木基礎力学
1学年
必履修
2単位
土木構造物における基礎力学に関する知識と技術を習得させ,実際に活用す
る能力と態度を育てる。
土木基礎力学1(実教出版)
副教材・主な教具等
実験実習の場所
授
進行
4 月
業
計
画
6 月
7 月
授業内容
土木構造物と力
梁の外力
中間試験
梁の内力
梁を解く
期末試験
9 月
1 0月
梁の影響線
中間試験
反力,せん断力,曲げモーメントの影響線を理解する。
1 1月
1 2月
部材断面の性質
期末試験
断面一次モーメント,断面二次モーメントを理解する。
1 月
2 月
3 月
トラス
トラスの意味を学習し,部材力を理解する。
履修者
へ一言
この土木基礎力学は,計算が多く出てきます。そのため,分からないことを先延ばしに
せず,その都度理解できるまで取組む必要があります。
授業において必要な教科書・ノート・筆記用具は必ず必要とします。
5 月
目
標
構造物の受ける力の種類を理解する。
梁の受ける外力と反力を理解する。
梁の受けるせん断力,曲げモーメントを理解する。
せん断力図,曲げモーメント図を理解する。
期末試験
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
評価の観点
土 木 基 礎 力 学 に 関 心 土木基礎力学に関し 土木基礎力学の各分
および趣旨
を 持 ち , 意 欲 的 に 取 て思考を深め,適切 野における技術を習
知識・理解
土木基礎力学の各分
野における知識を習
り 組 む 態 度 を 身 に つ に判断する能力を身 得し,成果を的確に 得し,社会での役割
けている。
評価における比率(%)
び評 定期考査
評価 小テスト
価資 授業の
の料 取り組み姿勢
割お 提出物
合よ 発表
につけている。
25%
25%
50%
50%
50%
50%
表現する。
25%
50%
20%
30%
- 104 -
を理解している。
25%
80%
20%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
土 土木構造物に関心を持 土木構造物に関する学習を通
木 ち,意欲的に学習する して,身の回りにある構造物
構 姿勢と今後に生かそう がどのように分類されるのか
造 とする実践的な態度を 判断できる。
と物 身に付けようとしてい
力
る。
技能・表現
知識・理解
土木構造物に関する基礎的 土木構造物に関する基礎的
・基本的な知識を身に付け ・基本的な知識を身に付け
ており,様々な土木構造物 ており,現代社会において,
の名称やどのような場所で それがどのような意義や役
施工されているか答えるこ 割を持っているか理解でき
とができる。
ている。
梁の外力に関心を持ち, 梁の外力に関する学習を通し 梁の外力に関する基礎的 梁の外力に関する基礎的・
梁
の
外
力
意欲的に学習する姿勢 て,身の回りにある構造物の ・基本的な知識を身に付 基本的な知識を身に付けて
と今後に生かそうとす 支点反力がどのよう使い分け けており,様々な梁の名 おり,構造物において,そ
る実践的な態度を身に
付けようとしている。
し利用されているか判断でき 称や用途,どのような場 れがどのような意義や役割
る。
所で施工されているか答 を持っているか理解できて
えることができる。
いる。
梁の内力に関心を持ち, 梁の内力に関する学習を通し 梁の内力に関する基礎的 梁の内力に関する基礎的・
梁
の
内
力
意欲的に学習する姿勢 て,身の回りにある構造物で ・基本的な知識を身に付 基本的な知識を身に付けて
と今後に生かそうとす どのよう使い分けし利用され けており,様々な梁の名 おり,構造物において,そ
る実践的な態度を身に
ているか判断できる。
称や用途,どのような場 れがどのような意義や役割
付けようとしている。
所で施工されているか答 を持っているか理解できて
えることができる。
いる。
梁のせん断力・曲げモー 梁のせん断力・曲げモーメン 梁のせん断力・曲げモーメ 梁のせん断力・曲げモーメ
梁
を
解
く
メントに関心を持ち, トに関する学習を通して,身 ントに関する基礎的・基 ントに関する基礎的・基本
意欲的に学習する姿勢 の回りにある構造物でどのよ 本的な知識を身に付けて 的な知識を身に付けてお
と今後に生かそうとす
う使い分けし利用されている おり,様々な梁の名称や り,構造物において,それ
る実践的な態度を身に か判断できる。
用途,どのような場所で がどのような意義や役割を
付けようとしている。
施工されているか答える 持っているか理解できてい
ことができる。
梁
の
影
響
線
部
材
断
面
性の
質
る。
梁の影響線に関心を持 梁の影響線に関する学習を通 梁の影響線に関する基礎 梁の影響線に関する基礎的
ち,意欲的に学習する して,身の回りにある構造物 的・基本的な知識を身に ・基本的な知識を身に付け
姿勢と今後に生かそう
でどのよう使い分けし利用さ 付けており,様々な梁の ており,構造物において,
とする実践的な態度を
れているか判断できる。
名称や用途,どのような それがどのような意義や役
身に付けようとしてい
場所で施工されているか 割を持っているか理解でき
る。
答えることができる。
ている。
部材断面に関心を持ち, 部材断面に関する学習を通し 部材断面に関する基礎的 部材断面に関する基礎的・
意欲的に学習する姿勢 て,身の回りにある構造物で ・基本的な知識を身に付 基本的な知識を身に付けて
と今後に生かそうとす どのよう使い分けし利用され けており,様々な梁の名 おり,構造物において,そ
る実践的な態度を身に ているか判断できる。
称や用途,どのような場 れがどのような意義や役割
付けようとしている。
所で利用されているか答 を持っているか理解できて
えることができる。
いる。
トラスのしくみに関心 トラスに関する学習を通して,トラスに関する基礎的・基 トラスに関する基礎的・基
ト
ラ
ス
を持ち,意欲的に学習 外力の種類によって適切な判 本的な知識を身に付けてお 本的な理論を身に付けてお
する姿勢と実際に問題 断をし,多種の「はり」を見 り,様々な外力に対して, り,構造物設計においてそ
解決する実践的な態度 極め,それぞれを分割し,支 支点反力(鉛直・水平方向) れがどのような意義や役割
を身に付けようとして 点反力やモーメントの反力を を求めることができる。
を持っているか理解できて
いる。
いる。
導き出す判断ができる。
- 105 -
教科名
工 業
目
標
使用教科書
科目名
履修学年
履修区分
単位数
情報技術基礎
1学年
必履修
2単位
社会における情報化の進展と情報の意義や役割を理解させるとともに,情報
技術に関する基礎的な知識と技術を習得させ,情報及び情報手段を活用する
能力と態度を育てる。
情報技術基礎(実教出版)
副教材・
主な教具等
実験実習の場所
授
進行
4 月
5 月
6 月
7 月
9 月
1 0月
1 1月
1 2月
1 月
授業内容
現代 社会とコ ン
ピュータ
情報の管理
ソフトウェア
中間試験
ソフトウェア
ハードウェア
期末試験
ハードウェア
プロ グラミン グ
(基礎)
中間試験
BA SICに よ
るプ ログラミ ン
グ(基礎)
期末試験
デー タ通信・ マ
ルチ メディア ・
コンピュータ制
御
業
計
画
目
標
・ コンピュータの基本構成と役割を理解する。
・コンピュータとデータ・システム・情報の保全・保守を理解する。
・ソフトウェアの基礎を理解する。
・アプリケーションソフトウェアを理解する。
・データの表し方を理解する。
・論理回路を理解する。
・流れ図を理解する。
・BASIC 言語によるプログラミングを理解する。
・データ通信とネット通信を理解する。
・マルチメディアを理解する。
・コンピュータ制御を理解する。
2 月
3 月
期末試験
履修者
へ一言
定期考査,学習態度,提出物の状況などにより評価を行ないます。わからないことを
先延ばしにせず,その都度理解できるまで取り組みましょう。
- 106 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
評価の観点
情報技術に関する 情報技術に関する 情報技術に関する 情報技術に関する
および趣旨
基礎的な知識と技 諸問題の解決をめ 基礎的な知識と技 学習をとおして,
術に関心を持ち, ざして自ら思考を 術を身に付け,そ 基礎的な知識と技
その習得に向けて 深め,適切に判断 の技術を活用し, 術を理解し,情報
意欲・態度を身に する能力を身に付 成果を適切に表現 の意義・役割を理
付けている。
けている。
す る こ と が で き 解している。
る。
評価における比率(%)
評 定期考査
価 (課題考査を含む)
資
小テスト
評料
価お
授業の取り組み姿勢
のよ
割び
提出物
合
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
コ ン コンピュータの基礎ついて関心
ピ ュ を持ち,意欲的に取り組む
ー タ ことができる姿勢と実践的
の 基 な態度を身に付けようとし
礎
ている。
ソフ ソフトウェアついて関心を
トウ 持ち,意欲的に取り組むこ
ェア とができる姿勢と実践的な
25%
25%
50%
50
50%
50%
思考・判断
%
25%
25%
50%
80%
30%
20%
20%
技能・表現
知識・理解
コンピュータモラルに関する学 コンピュータに関する基礎 コンピュータに関する基礎的 ・
習を通して,情報に関 的・基本的な知識を 基本的な知識を身に付けて
わるモラルや著作権に 身に付け,入力がで おり,現代社会においてコンピ
ついて正しい判断がで きる。
ュータが持つ意義や役割を理解
きる。
できている。
ソ フ ト ウ ェ ア を 理 解 ソフトウェアに関する ソフトウェアに関する基礎
し,OS と応用ソフト 基礎的・基本的な知識 的・基本的な知識が理解が
ウェアの関係を考察す を身に付けることがで できている。
態度を身に付けようとして ることができる。
きる。
いる。
ハ
ード
ウェ
ア
ハードウェアついて関心を
データの表し方・論
データの表し方・論
データの表し方・論理回
持ち,意欲的に取り組むこ 理回路を理解すること 理回路に関する基礎的 路に関する基礎的・基本的
とができる姿勢と実践的な ができる。
・基本的な知識を身に な知識が理解できている。
態度を身
付けことができる。
に付けようとしている。
プロ
グラ
ミン
グ
プログラミングついて関心を持 プログラム作成の基礎で プログラミングに関する基礎 プログラミングに関する基礎的
ち,意欲的に取り組むこと ある流れ図を作成する 的・基本的な知識を身 ・基本的な知識を身に付け
ができる姿勢と実践的な態 際,適切な部品を用い に付け,作成した流れ ており,情報社会においてプ
度を身に付けようとしてい て図の作成を理解する 図をもとにプラグラム ログラミングが持つ意義や役割
る。
ことができる。
を作成することができ が理解できている。
る。
マル マルチメディアの学習に, コンピュータネットワ コンピュータネットワ マルチメディア・データ通
チメ 意欲的に取り組むことがで ークを活用し,様々な ークやデータ通信を利 信・ネットワークに関する
- 107 -
ディ きる姿勢と実践的な態
ア
度を身に付けようとして
制御 いる。
通信
データや機能を適切に 用し,他のマルチメデ 基礎的・基本的な知識を身
処 理 す る こ と が で き ィアと活用できる。
る。
に付けており,情報社会に
おいてコンピュータが持つ
意義や役割が理解できてい
る。
- 108 -
化学工学科
- 109 -
- 110 -
学
科
名
学科の目標
化
学
工
学
科
化学工学に関する知識と技術を修得させ,環境保全,化学工場,化
学工業関係の分野において,工場装置の運転,保守点検,管理または
企画,設計,公害防止,研究などの業務に従事する技術者を育成する。
・化学製品の分析,合成および製造装置の管理,およびさまざまな分
野での化学分析の仕事について活躍できる生産技術者の養成。
・化学技術を学習していく中で,現代のハイテク技術に関心を持ち,
これを理解し深く関わろうとする姿勢を培う。
学科の到達目標
・現代の科学技術の進歩や水準を支える「化学技術」の役割を深く認
識し,仕事を通じて社会に貢献する技術者となるために,これらの
基礎・基本をしっかり学習し,また技術を磨こうとする姿勢を持ち
続けよう。
学科生への
メッセージ
・化学工学関連の生産技術者をめざす者として,まず各科目の年間授
業計画をよく読んで授業に取り組むようにしよう。
- 111 -
【学科の学習構造】
学
科
名
化
就
職
企業
公務員
進
学
工
進
学
専門学校
路
決
学
大
科
学
定
卒業後に申請により劇毒物取扱者
資格取得が可能※発展コースのみ
在学中に取得可能な資格
課
題
研
危険物取扱者
消防設備士
ボイラー技士
パソコン利用技術検定
情報技術検定
計算技術検定
究
3
普通教科
実習
製図
学
国語
地理
歴史
公民
数学
理科
保健
体育
芸術
外国語
家庭
年
工 業 化 学
化 学 工 学
地球環境化学
選
択
科
目
数学 Ⅲ
物理 Ⅱ
英語 Ⅱ
オーラルコミュニケ
ーション Ⅰ
特別活動
2
実習
化学工学
工業化学
学
年
セラミック化学
地球環境化学
1
学
年
工業技術基礎
選
択
科
目
工業数理基礎
数学 B
英語 Ⅱ
情報技術基礎
- 112 -
工業化学
教科名
科目名
履修学年
履修区分
単位数
工
業
工業技術基礎
1学年
必履修
4単位
社会における情報化の進展と情報の意義や役割を理解させるとともに情
目
標
報技術に関する基礎的な知識と技術を習得させ,情報及び情報手段を活用
する能力と態度を育てる。
使用教科書
工業技術基礎(実教出版)
副教材・
基礎製図練習ノート・工業化学実習Ⅰ・情報技術基礎
主な教具等
各種実習設備,実習器具・実習資料・関数電卓
実験実習の場所
化学工学科 実習室
授
業
計
画
進 行
授 業 内 容
目
標
(1)化学実習の基本操作
4月
・化学変化を学ぼう
・各種化学変化を自ら実験して確認し,理解できる。
(2)容量分析技術
・ 容 量 分 析 で 使用 す る 器 具 の 正 ・使用器具の正しい使用法を習得する。
5月
しい使用法
(3) パ ソ コ ン の 基 本 操 作 と 電 気 回 路
基礎
・ワープロ操作ができる。
6月
・ タイピング練習とワープロの基礎
(4)図面の表し方
7月
・JIS 規格に基づいた製図の基礎学
・規格通りに記入すること。
習を製図ノートより学習する。
9月
10 月
11 月
期末試験
(1)化学実習の基本操作
・重量分析技術
(2)容量分析技術
・中和滴定
(3) パ ソ コ ン の 基 本 操 作 と 電 気 回 路
基礎
・プログラミング
(4)図面の表し方
・JIS 規格に基づいた製図の基礎学
・文字と記号を書いて理解する。
・目的成分(硫酸銅中の結晶水)を質量の測定により
分析して,評価できる。
・試料溶液を調製することができる。
・プログラミングを理解する。
・線の種類と用途を書いて理解する。
習を製図ノートより学習する。
12 月
1月
2月
3月
期末試験
(1)化学実習の基本操作
・重量分析技術
(2)容量分析技術
(3) パ ソ コ ン の 基 本 操 作 と 電 気 回 路
基礎
・電気回路の基礎実験
(4)図面の表し方
期末試験
評価方法
履修者
へ一言
・目的成分(銅)を質量の測定により分析して,評価
できる。
・中和滴定の操作ができ,分析結果から評価ができる。
・ 電気回路の見方,配線の仕方,電圧計,電流計の使
い方等を理解する。
・投影図と寸法記入法を書いて理解する。
出欠状況,課題や実習報告書の提出状況,実習に取り組む姿勢,これらを総合
的に判断して評価する。
工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験し,興味や関心を高め,工
業に対する広い視野を持って取り組んでいけるよう学習する。
- 113 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
評価の観点
および趣旨
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
工業技術に関する諸
工業技術に関する
工業の各分野に関
工業の各分野に関
問 題 に つ い て 関 心 を 諸問題の適切な解決 する基礎的・基本的 する基礎的・基本的
も ち , そ の 改 善 ・ 向 を目指して広い視野 な技術を身に付け, な知識を身に付け,
上 を 目 指 し て 意 欲 的 から自ら考え,基礎 安 全 や 環 境 に 配 慮 工業の発展と環境と
に取り組むとともに, 的・基本的な知識と し,実際の仕事を合 の調和の取れた在り
創 造 的 , 実 践 的 な 態 技術を活用して適切 理的に計画し,適切 方や現代社会におけ
度を身に付けている。 に判断し,創意工夫 に 処 理 す る と と も る工業の意義や役割
する能力を身に付け に,その成果を的確 を理解している。
ている。
評価における比率(%)
評
価
資
料
お
よ
び
評
価
の
割
合
25%
レポート
に表現する。
25%
25%
25%
25%
50%
70%
20%
30%
分析結果
作品の出来ばえ
実習中の取組み姿勢
50%
50%
受講態度
50%
25%
30%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
化学実
自主的に学習し,
実験に知識を活用し
実験の意義を理解し技
目的を理解し,実験内
習 の 基 努 力 し て 実 験 に 取 り て , 積 極 的 に 取 り 組 ん 術・能力を活かして取り 容を表現できている。
本操作 組んでいる。
でいる。
組んでいる。
操作手順をよく理
操作法をよく理解し
操作法をよく理解し,
測 定 データーの 正 確 さ と
容 量 分 解 し て , 積 極 的 に 取 て , 計 画 的 に 手 順 よ く 学習した知識を利用して 計算式をいかに理解して
析技術 り組んでいる。
取り組むことができる。 表現することができる。 使用しているか。報告書
パ
ン
本
と
回
礎
ソ
の
操
電
路
コ
基
作
気
基
自らの生活に関連
づけて,電気につい
て積極的に学ぼうと
する姿勢や意欲があ
る。
決められた期限の
データを取るための
手順や,結果のまとめ
と検討等を,自らの考
えで行うことができて
いる。
線や文字の書き方等,
に見られる反省点や分析
力の内容により判断す
る。
電気配線の方法,測定
データの整理,検討,
技術と操作などが,的確 反省および結論付けがき
にできる。
ちんとできる。
前回の実習経験を生か
している。
線の用法が正しく表現
規格を正しく使用して
図 面 の 中 で ま じ め に 学 ぼ う 正確に表現できている。 できている。規格に基づ 読み取りやすい図面とし
表し方 と す る 姿 勢 や 意 欲 が
いた記入が正しくできて して仕上がっている。
ある。
いる。
- 114 -
教科名
工
業
目
標
使用教科書
副教材・
主な教具等
実験実習の場所
進
行
4月
5月
科目名
履修学年
履修区分
単位数
工業数理基礎
1学年
必履修
3単位
工業の各分野における事象の数的処理に関する知識と技術を習得させ,
実際に活用する能力と態度を育てる。化学工学科では,量の単位や誤差な
どの数値の取り扱い,単位の換算について学習する。
工業数理基礎(実教出版)
関数電卓
授
業
授 業 内 容
(1)関数電卓の取り扱い方法
・ 四 則 計 算 ,関 数 計 算 , 実 務
計算
(2)工業の事象と数式
・工業の事象の計算
・面積,体積,質量の計算
中間試験
・単位と単位換算
6月
7月
(3)基礎的な数理処理
・力とエネルギー
期末試験
・力と釣合い
9月
・計測と誤差
・工業の事象とグラフ
10 月
中間試験
11 月
計
画
目
標
・ 中学校まで学んだ数学を基礎に,工業技術とのかかわりに
ついて理解させ,実際に活用できるようにする。
・関数電卓を操作して,計算技術検定3級程度の問題
ができるようになる。
・面積,体積,質量などの計算方法について理解する
るとともに,実際に活用できるようにする。
・単位と単位換算が専門分野全般にわたり必要である
ことを理解する。また,基本的な単位換算ができる
ようになる。
・速度と加速度,質量と力,仕事と仕事率及びエネル
ギーについて理解できるようになる。
・三角比,重心の位置の計算,力の合成と分解につい
て理解できるようになる。
・測定した値の精度,書き方,位取りについて理解し,
活用できるようになる。また有効数字の考え方や数
値の丸め方について理解する。
・実験結果をグラフで表し,実験式を求め,実際活用
できるようにする。
(4)応用的な数理処理
・ 化 学 工 学 にお け る 事 象 を 取 ・流体,物質収支など化学工学においての実際の事象
り上げ,数的処理を行なう。
を用い,数理処理について理解し,実際に活用でき
期末試験
るようにする。
12 月
1月
2月
3月
( 5 ) コ ン ピ ュ ータ に よ る 数 理 処
理
・ 工 業に関 する 事象を 迅速 か
つ 合 理 的 に数 理 処 理 す る 技
能を習得する。
期末試験
・関数電卓,パソコンを活用して工業に関する事象を
迅速かつ合理的に数理処理できる基礎技能を習得す
る。
「数学」というと難しく捉えがちですが,同じ数字を扱っても日常生活に密着し
履修者 た内容なので,新鮮で生活に役に立ちます。いろいろな単位を知ることで物の大き
へ一言 さや量が実感できるようになる科目です。
工業高校においては,専門的な知識や技術を習得するための入り口になる科目な
ので,しっかり学習しましょう。
- 115 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
工業の各分野におけ
評価の観点
および趣旨
思考・判断
広い視野から自ら
技能・表現
知識・理解
工業の各分野にお
工業の各分野にお
る 数 理 処 理 に つ い て 考え,基礎的・基本 ける数理処理につい ける数理処理につい
関 心 を も ち , そ の 改 的な知識と技術を活 て基礎的・基本的な て基礎的・基本的な
善 ・ 向 上 を 目 指 し て 用 し て 適 切 に 判 断 知識と技術を身に付 知識と技術を身に付
意 欲 的 に 取 り 組 む と し,創意工夫する能 け,実際の仕事を合 け,工業事象のほと
と も に , 創 造 的 , 実 力 を 身 に 付 け て い 理的に計画し,適切 んどが数理処理で有
践 的 な 態 度 を 身 に 付 る。
に 処 理 す る と と も 効な結果を得られる
けている。
に,その成果を的確 意義や役割を理解し
に表現する。
評価における比率(%)
評
定期考査
価
(課題考査を含む)
資
料
小テスト
評お
価よ
授業の取組み姿勢
のび
割
提出物
合
25%
ている。
25%
25%
25%
25%
50%
70%
20%
30%
50%
50%
50%
25%
30%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
知識・理解
関数電
四則計算,関数計
四則計算,関数計算, 四則計算,関数計算,
四則計算,関数計算,
卓 の 取 算 , 実 務 計 算 に つ い 実 務 計 算 に つ い て 自 主 実務計算について迅速に 実務計算について関数電
り 扱 い て 自 主 的 に 学 習 し 努 的 に 判 断 を す る こ と が 操作ができる。
卓の取り扱いが理解でき
方法
力している。
できる。
ている。
面積などの計算・
面積などの計算・単
面積などの計算・単位
面積などの計算・単位
工 業 の 単 位 換 算 に つ い て 自 位 換 算 に つ い て , 理 解 換算についての学習の成 換算についての基礎知識
事 象 と 主 的 に 学 習 し , 努 力 し , 工 業 事 象 に 対 し 適 果が顕著である。
を学習し,工業事象に応
数式
することができる。
切な判断をすることが
用できる。
基礎的
な数理
処理
応用的
な数理
処理
コ
ュ
に
数
理
ン
ー
よ
理
ピ
タ
る
処
力学的な事象につ
いて自主的に学習し,
理解ができる。
また,具体的な事象
のグラフ化・数式化
について学習するこ
とができる。
基礎的な数理処理
を基に応用的な処理
に対し自主的に学習
し,努力することが
できる。
関数電卓・パソコ
ンなどを使用し,数
理処理について,自
主的に学習し,努力
することができる。
できる。
具体的な事象につい
てグラフ化・数式化に
ついての知識を活用で
きる。また実験値など
の数字の取扱いについ
て適切な判断をするこ
とができる。
物質の収支などの基
礎的事象について理解
し,実際の工業事象に
ついて活用することが
できる。
関数電卓・パソコン
などを使用し,数理処
理に活用できる。実際
の工業事象に応用する
ことができる。
- 116 -
力学的な事象や,具体
基礎的な数理処理につ
的な事象の数式化やグラ いて学習をし,理解して
フ化などについての学習 いる。
の成果が顕著である。
物質の収支などの基礎
応用的な数的処理につ
的事象について理解し学 いて,理解をしている。
習の成果が顕著である。
関数電卓・パソコンな
コンピュータによる数
どを使用し,工業に関す 理処理を理解している。
る事象についての学習の
成果が顕著である。
教科名
工
業
目
標
使用教科書
副教材・主な教具等
科目名
履修学年
履修区分
単位数
情報技術基礎
1学年
必履修
2単位
社会における情報化の進展と情報の意義や役割を理解させるとともに情
報技術に関する基礎的な知識と技術を習得させ,情報及び情報手段を活用
する能力と態度を育てる。
情報技術基礎(コロナ社)
情報技術検定問題集(実教出版)
実験実習の場所
進
行
4月
5月
6月
7月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
授
容
業
授 業 内
(1) 情報化の進展と産業社会
・ 情報処理とコンピュータ
・ 社会におけるコンピュータ利用
・ コンピュータと人間
(4)ハードウェア
・データと2進数
・論理回路の基礎
・ コンピュータの基本構成
中間試験
(3)プログラミング
・プログラミングの基礎
・順次処理
・選択処理
・繰り返し処理
・ 構造化プログラミングの応用
期末試験
(2)ソフトウェア
・ソフトウェアの基礎
・文書処理ソフトウェア
・表計算ソフトウェア
・データベースソフトウェア
・マルチメディア
中間試験
(5)計測と制御
・アナログ-ディジタル変換とインターフェ
イス
・コンピュータによる計測と制御
期末試験
(6)通信とインターネット
・データ伝送の基礎
・ネットワーク
・インターネット
・Webページの仕組みと制作
(7) コンピュータとその活用
・コンピュータの歴史と特徴
・情報化社会における影の側面
とその対応
・情報に関するモラルと管理
計
画
目
標
・多くの情報の中から必要なものを取捨・選択する考
え方と手法を理解する。
・社会におけるコンピュータ活用の現状を知り,道具
として便利に活用する考え方を身につける。
・コンピュータの動作の基本である2進数,論理回路
を理解する。
・コンピュータの機械的構造の概略を理解する。
・プログラミングについての基本的知識を身につける。
・基本的なプログラミングの手法を理解し,プログラ
ムを読み取る力を身につける。
・コンピュータを動かすためには,ソフトウェアが必
要不可欠であることを理解する。
・ソフトウェアの分類と,基本的ソフトウェアのそれ
ぞれの特徴を理解する。
・ソフトウェアの基本的な操作法を理解する。
・アナログとディジタルの関係,それぞれの特徴等を
理解する。
・ロボットの頭脳はコンピュータであることを理解し,
ロボットの本来の活用法や,計測,制御法等の基本
的考え方を身につける。
・データ伝送の効率化や,ネットワークの意義と方法,
現状を理解する。
・インターネットの現状と活用法を知り,インターネ
ットを通じて世界のネットワークに参画していく考
え方を身につける。
・コンピュータの歴史を知る。
・コンピュータは機械であり,必ず故障することを理
解し,これを前提にした活用の考え方等を身につけ
る。
- 117 -
3月
履修者
へ一言
・不正使用,犯罪,プライバシー侵害等,情報に関す
期末試験
るモラルについて深く考えられるようになる。
・コンピュータは自分の未熟な点や欠点を補い,劣等感を払拭してくれるなど
便利な「道具」です。その意味で,コンピュータを理解・活用していける人
になろう。
・コンピュータは楽しく使うものであることを,何時も忘れないようにしよう。
・身近にあるコンピュータは,どんどん使っていこう。
・コンピュータの働きや,ネットワーク,インターネットなどコンピュータの
活用法をより多く理解し,生活の中で活用していける人になろう。
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
評価の観点
および趣旨
思考・判断
技能・表現
知識・理解
・ コ ン ピ ュ ー タ が ハ ・コンピュータのソ ・日本語ワードプロ ・コンピュータに関
ー ド 面 で ど の よ う な フト・ハード両面か セッサや表計算ソフ する基礎的な知識と
特 徴 が あ り ,ソ フ ト 面 ら 問 題 を 見 出 し ,実 トウェアや図形処理 技 術 に つ い て ,基 本
で ど の よ う に 利 用 さ 際に利用することに ソフトウェアを利用 的 な 概 念 や ,構 造 を
れ ,ど の よ う な 基 本 構 よ っ て ,基 礎 的 ・ 基 する際必要な技能を 理解し身につけてい
成 に な っ て い る か な 本的な知識と技術を 習得しているか。
るか。
ど に つ い て ,関 心 を も 活用して適切に判断
ち ,意 欲 的 に 学 習 に 取 し,創意工夫する能
り組もうとしている 力 を 身 に 付 け て い
か。
評価における比率(%)
評 定期考査
価 (課題考査を含む)
資
小テスト
評料
価お
授業の取組み姿勢
のよ
割び
提出物
合
る。
25%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
25%
25%
25%
25%
50%
70%
20%
30%
50%
50%
50%
25%
思考・判断
30%
技能・表現
知識・理解
・現代 社会において,コ ・コンピュータで扱う情 ・ コ ンピ ュータ がど のよ う ・ 情 報 ・ デ ー タ ・ 情 報 処
情報化
の進展
と産業
社会
ン ピ ュ ー タ が ど の よ う 報 は ,文 字 ・ 記 号 ・ 数 字 に利用されているか,教科書 理 ・ 情 報 化 社 会 な ど の 用
な特徴 があり,どのよう ・図形などでなりたつこ の 記 述内 容以外 の範 囲で 調 語を理解している。
に利用 され,どのような とが考察できる。
査 し ,報 告 書 を 作 成 し た り , ・ コ ン ピ ュ ー タ の 特 徴 を
基 本 構 成 に な っ て い る ・コンピュータの特徴を 発表したりできる。
理 解 し ,そ の 特 徴 を 生 か し
かなど について,関心を 生 か し て ,ど の よ う に 利
た利用法についての知識
もち,意欲 的に学習に取 用されているか考察でき
を身につけている。
り組み ,学 習態度は真剣 る。
・情報化社会が進展する
である。
・ 情 報 化 社 会 で は ,守 る
に つ れ ,守 ら な け れ ば な ら
べきモラルがあることが
ないモラルが重要になる
考察できる。
ことを理解している。
・ OS の 目 的 と 種 類 ,言 ・OS とハードウェア,応 ・ 日 本語 ワード プロ セッ サ ・ 日 本 語 ワ ー ド プ ロ セ ッ
ソフト 語プロ セッサ,日本語ワ 用ソフトウェアの関係が に よ る 文 字 の 入 力 ,漢 字 変 サ の 特 徴 や 機 能 な ど に 関
ウェア ードプ ロセッサ,表計算 考察できる。
換 ,文 字 の 保 存 と 読 み 込 み , す る 知 識 を 身 に つ け て い
ソフト ウェア,図形処理 ・情報・データ・情報処 文書の印刷,終了などの技能 る。
ソ フ ト ウ ェ ア な ど に 関 理・情報化社会などの用 を習得している。
- 118 -
・表計算ソフトウェアの
心をも ち,意欲的に学習 語を理解している。
・ 表 計算 ソフト ウェ アや 図 特 徴 や 機 能 に 関 す る 知 識
に取り 組み,学習態度は ・コンピュータの特徴を 形 処 理ソ フトウ ェア を利 用 を身につけている。
真剣である。
理 解 し ,そ の 特 徴 を 生 か す る 際必 要な技 能を 習得 し ・ 図 形 処 理 ソ フ ト ウ ェ ア
した利用法についての知 ている。
の特徴や機能に関する知
識を身につけている。
識を身につけている。
・情報化社会が進展する
に つ れ ,守 ら な け れ ば な
らないモラルが重要にな
ることを理解している。
・サブ ルーチン,メイン ・サブルーチンを用いた ・ サ ブル ーチン を用 いた プ
・ ル ー チ ン ,メ イ ン ル ー
プログ ルーチ ン,配列処理によ プ ロ グ ラ ム を 読 ん で ,ど ロ グ ラム 作成す る技 能を 習 チ ン ,サ ブ ル ー チ ン な ど の
ラミン るデー タの並べ替え,フ のような結果が出力され 得している。
用語を理解している。
グ
ァ イ ル 処 理 に よ る 住 所 るか考察できる。
・ 配 列処 理プロ グラ ムや グ ・ 1 次 元 配 列 ,2 次 元 配 列
録を作 成,グラフィック ・配列処理プログラムを ラ フ ィッ クプロ グラ ムを 作 の 概 念 を 理 解 し ,配 列 を 用
などに 関心をもち,意欲 読んでどのような結果が 成 す る 技 能 を 習 得 し て い い た デ ー タ の 並 べ 替 え な
的に学 習に取り組み,学 出 力 さ れ る か 考 察 で き る。
どに関する知識を身につ
習態度は真剣である。
けている。
る。
・2進数,10 進数,16 進 ・ 10 進 数 の 構 成 か ら ,2 ・基本論理回路を用いて,半 ・2進数と 16 進数につい
ハード 数 な ど に 関 心 を も っ て 進数と 16 進数の構成が 加算回路や全加算回路,エン て 理 解 し ,四 則 計 算 や 変 換
ウェア いる。
類推できる。
コ ー ダ・ デコー ダ・ フリ ッ 計算ができる。
・ 基 本 論 理 回 路 と そ の ・基本論理回路を用いた プ フ ロッ プなど を構 成す る ・ A N D・ O R・ N O T・
応用回 路,エンコーダと 応 用 回 路 に つ い て ,論 理 技能を習得している。
NAND・ NOR 回 路 の 機 能
デコー ダ,フリップフロ 的に考察できる。
を 理 解 し ,そ れ ら を 応 用 回
ップとカウンタなどに
路に利用する知識が身に
関心がある。
ついている。
・処理装置や周辺装置の
基本的な知識が身につい
ている。
・ コ ン ピ ュ ー タ を 応 用 ・コンピュータを応用的 ・ ア ナロ グとデ ィジ タル の ・コンピュータの応用や,
計測と す る 技 術 に つ い て 学 ぼ に利用する方法等を積極 違 い ,関 係等を ,具 体的 事 ア ナ ロ グ , デ ィ ジ タ ル の
制御
う と す る 姿 勢 や 意 欲 が 的 に 考 え よ う と し て い 例に即して説明できる。
関連等を理解できている。
みえる。
る。
・ デ ー タ 通 信 の 概 要 と ・マルチメディア技術に
通信と
インタ
ーネッ
ト
・LAN へ の 不 正利 用 に フ ・ デ ー タ 通 信 シ ス テ ム と
ネ ッ ト ワ ー ク の 概 要 に つ い て は ,デ ー タ 圧 縮 技 ァ イ アウ ォール とよ ばれ る 情 報 通 信 ネ ッ ト ワ ー ク の
ついて関心がある。
術が不可欠であることが セ キ ュリ ティシ ステ ムの 必 概 要 に つ い て 理 解 し て い
・ マ ル チ メ デ ィ ア の 概 推論できる。
要性が推論できる。
要,情報のディジタル化,
る。
・情報のディジタル化と
データ圧縮について関
データ圧縮技術の概要に
心がある。
ついて理解している。
・マルチメディアシステ
ムの概要について理解し
ている。
・ コ ン ピ ュ ー タ の 歴 史 ・特に,故障時の対応, ・ コ ンピ ュータ シス テム の ・ コ ン ピ ュ ー タ 社 会 の 光
コンピ や そ の 活 用 上 の 留 意 事
ュータ 項 等 に 関 し て , 学 ぶ 意
とその 欲を持っている。
活用
犯罪,不正使用,プライ 安全保護について調査し,報 と 影 の 両 面 を , 関 連 づ け
バシーの問題などについ 告書にまとめたり,発表した て理解できている。
て,個人的,社会的立場 りできる。
で深く考えようとしてい ・ 情 報の 保全と 安全 に関 す
る。
る調査を行い,報告書にまと
めたり,発表したりできる。
- 119 -
教科名
工
業
目
標
使用教科書
副教材・
主な教具等
実験実習の場所
進
行
4月
5月
科目名
履修学年
履修区分
単位数
工 業 化 学
1学年
必履修
3単位
化学物質の特性やそれらの相互関係,及び化学の基本的概念や原理・法
則など,工業化学に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得させ,実際
に活用できる能力と態度を育てる。
工業化学1,2(実教出版)
関数電卓
授
業
計
画
授 業 内 容
目
標
(1)物質の構成と化学式
・物質と物質の変化
・原子,分子,化合物の分類と元素記号を理解する。
・原子・分子・イオンと物質 ・原子量,分子量,式量,アボガドロ数,モルなど量的取
量のあらわし方
扱を理解する。
・化学反応式と物質の量
・化学反応式の書き方と,反応に関係する物質の量的関係
を理解する。
中間試験
6月
(2)水と溶液
・水と溶液およびイオンとコ
ロイド
期末試験
・水の物理化学的的な性質を理解する。
・溶液の濃度の表し方,溶解度,希薄溶液の性質を理解す
る。
(3)気体
・空気と気体の圧力と体積と
温度の関係
・気体の性質について理解する。
・気体の状態方程式を活用できるようになる。
7月
9月
10 月
11 月
12 月
中間試験
(4)窒素・リン・硫黄
・窒素とリンと硫黄とその化
合物
期末試験
(5)アルカリ金属とハロゲン
1月
2月
3月
・窒素の化合物,リンとその化合物,硫黄とその化合物に
ついて,性質・製法・用途を学習し理解する。
・アルカリ金属とその化合物,ハロゲンとその化合物につ
いてそれぞれの製法や性質・用途などを学習し理解す
る。
期末試験
危険物取扱者,毒物劇物取扱者等
の資格取得に十分配慮する。
履修者
へ一言
化学工学科で最も基本的な科目であるから。他の専門科目すべてに関連している。
3年間学習する科目です。1学年で学習した内容を基本として次の学習に入って
いきます。理解していけばどんどんおもしろくなってきます。
- 120 -
「科目全体の観点別評価規準」および「観点別の成績評価の方法」
関心・意欲・態度
思考・判断
技能・表現
評価の観点
工業化学に関す
工業化学に関
工業化学に関
および趣旨
る 諸 問 題 に つ い する諸問題の解 する基礎的・基
て 関 心 を も ち , 決を目指して広 本的な知識と技
そ の 改 善 ・ 向 上 い視野から自ら 術を身に付け,
を 目 指 し て 意 欲 考え,基礎的・ 安全や環境に配
的 に 取 り 組 む と 基本的な知識と 慮し,実際の仕
ともに,創造的, 技 術 を 活 用 し て 事 を 合 理 的 に 計
実 践 的 な 態 度 を 適切に判断し, 画し,適切に処
身に付けている。 創 意 工 夫 す る 能 理 す る と と も
力を身に付けて に,その成果を
いる。
的確に表現す
る。
評価における比率(%)
25%
25%
25%
評
定期考査
価
25%
50%
(課題考査を含む)
資
お
よ 小テスト
20%
び
評
価 授業の取組み姿勢
50%
50%
30%
の
割
合 提出物
50%
25%
評価の観点および評価規準
関心・意欲・態度
物質と物質の変化,
原子・分子・イオン
物 質 の と物質量のあらわし
構 成 と 方, 化学反応式の書
化学式 き 方 と 量 的 関 係 の 学
習に自ら学ぶ意欲や
態度が判断できる。
水の物理化学的特
性,溶液濃度のあら
水 と 溶 わし方・溶解度,
液
イオンと水との関係,
コロイド溶液の性質
の学習に自ら学ぶ意
欲や態度が判断でき
る。
知識・理解
工業化学に関
する基礎的・基
本的な知識と技
術を身に付け,
工業の発展と環
境との調和の取
れた在り方や現
代社会における
工業化学の意義
や役割を理解し
ている。
25%
70%
30%
思考・判断
技能・表現
知識・理解
物質と物質の変化,
原子・分子・イオンと
物質量のあらわし方,
化学反応式の書き方
と量的関係の知識を活
用して適切に判断する
ことができる。
水の物理化学的特
性,溶液濃度のあらわ
し方・溶解度,イオン
と水との関係,コロイ
ド溶液の性質の知識を
活用して適切に判断す
ることができる。
物質と物質の変化,原
子・分子・イオンと物質
量のあらわし方,化学反
応式の書き方と量的関係
の学習の成果を表現する
ことができる。
物質と物質の変化,原
子・分子・イオンと物質
量のあらわし方, 化学
反応式の書き方と量的関
係について理解してい
る。
水の物理化学的特性,
溶液濃度のあらわし方・
溶解度,イオンと水との
関係,コロイド溶液の性
質の学習の成果を表現す
ることができる。
水の物理化学的特性,
溶液濃度のあらわし方・
溶解度,イオンと水との
関係,コロイド溶液の性
質について理解してい
る。
- 121 -
気体
窒素・
リン・
硫黄
アルカ
リ金属
とハロ
ゲン
空気の組成と気体
の性質,気体の圧力
・体積・温度の関係,
の学習に自ら学ぶ意
欲や態度が判断でき
る。
窒素化合物・リン
とその化合物・硫黄
とその化合物の学習
に自ら学ぶ意欲や態
度が判断できる。
アルカリ金属とそ
の化合物,ハロゲン
とその化合物の製法
・性質・用途の学習
に自ら学ぶ意欲や態
度が判断できる。
空気 の 組成 と気 体の
性質,気体の圧力・体
積・温度の関係,の知
識を活用して適切に判
断することができる。
空気の組成と気体の
空気の組成と気体の
性質,気体の圧力・体積 性質,気体の圧力・体積
・温度の関係,の学習の ・温度の関係,について
成果を表現することがで 理解している。
きる。
窒素 化 合物 ・リ ンと
その化合物・硫黄とそ
の化合物の学習の知識
を活用して適切に判断
することができる。
アル カ リ金 属と その
化合物,ハロゲンとそ
の化合物の製法・性質
・用途の知識を活用し
て適切に判断すること
ができる。
窒素化合物・リンと
窒素化合物・リンと
その化合物・硫黄とその その化合物・硫黄とその
化合物の学習の成果を表 化合物について理解して
現することができる。
いる。
- 122 -
ア ル カ リ 金 属 と そ の アルカリ金属とその化
化合物,ハロゲンとその 合物,ハロゲンとその化
化合物の製法・性質・用 合物の製法・性質・用途
途の学習の成果を表現す について理解している。
ることができる。