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施工説明書 (:35 アームレスト600/アームレスト750 EWC700型 EWC701型 商品の機能が十分に発揮されるように、この施工説明書の内容に沿って正しく取り付けてください。取り付け後は、お客様にご使用方法を十分にご説明ください。 安全上の注意 (安全のために必ずお守りください) 取り付け前に、この 「安全上の注意」 をよくお読みのうえ、正しく取り付けてください。 注 意 ●この説明書では商品を安全に正しく取り付けていた ●お守りいただく内容の種類を、次の絵 だき、お客様や他の人々への危害や財産への損害を 表示で区分し、説明しています。 未然に防止するために、いろいろな表示をしていま す。その表示と意味は次のようになっています。 は、してはいけない 「禁止」内容です。 表 示 意 味 左図は、 「分解禁止」を示します。 は、必ず実行していただく この表示の欄の内容を無視して誤っ 「 強制 」内容です。 た取り扱いをすると、傷害または物 左図は、 「必ず実行」を示します。 的損害が発生する可能性があること 各下地の取付方法をよく読み、十分な下地の厚さ、 および補強があることを確認する 下地に十分な厚み・補強がないと、アームレストが外れたり、壁 が壊れたりして使用される方が転倒し、けがをするおそれがあ ります。 注意 取り付け完了後、アームレストにガタツキがないこ とを確認する を示しています。 アームレストにガタツキがあると、アームレストが外れたり、 壁が壊れたりして使用される方が転倒し、けがをするおそれが あります。 注 意 修理技術者以外の人は絶対に分解したり、修理・ 改造は行わない 分解禁止 必ず実行 アームレストの破損や脱落により、けがをするおそれがありま す。 アームレストを取り付けるとき、アームレストがは ね上がるどの位置にあっても、周囲の壁や他の器具 などと、手が挟まれない位置に取り付ける OTO指 定 T 土壁・石膏ボード壁などの強度のない壁に直接取り付けると、 アームレストが外れたり、壁が壊れたりして使用される方が 転倒し、けがをするおそれがあります。 必ず当社指定の固定金具を使用する アームレストの耐荷重は、鉛直荷重1KN、水平荷重 600Nですので、この耐荷重以下で使用する 耐荷重以上で使用しますと、アームレストが外れたり、壁が壊れ たりして使用される方が転倒し、けがをするおそれがあります。 必ず強度のある壁・建築構造体に取り付ける 必ず実行 補強 アームレストで手を挟み、けがをするおそれがあります。 当社指定の固定金具を使用しないと、アームレストが外れたり、 壁が壊れたりして使用される方が転倒し、けがをするおそれが あります。 1 挟まれない 位置に取り 付ける 取り付け前に 固定金具 (別売品) 〈固定金具一覧表〉 取り付け前の注意 固定方法 ●アームレストを取り付ける壁に 十分な強度がある ことを確認してく ださい。 内 容 固定金具品番 取付プレート (105×220×t6) セット内訳 M10×45 固定箇所:1カ所分 ・取付プレート/1枚 ・アンカーボルト/4本 取付プレート EWCP700−1 固定 ● 屋外や常時水に接する場所には取り付けない でください。 変色や変形のおそれがあります。 アンカーボルト (φ6×50) ●固定方法は 建物の構造に応じて適切な方法を選んで ください。 アームレストは、アームレスト本体と壁への固定金具が別々の品番となっている場合 がありますので、壁の構造に応じて別途固定金具をご注文ください。固定金具はアーム レスト1つに対して1つ必要です。固定金具必要セット数は「 固定金具 (別売品) 」 を参照してください。 取付プレート (105×220×t6) はさみ込み 固定 EWCP700−2 ● アームレストの可動範囲に障害物のないこと を確認してください。 ナット 可動範囲については「 完成図」を参照してください。 また、壁固定位置の上下に、カバーをねじ止めする作業ができる空間を確保してく ださい。(プラスドライバー工具が入ること。) ボルト ●アームレストの取付位置は設計施工資料集などを参照してください。 アンカーボルト 固定 アームレストは壁に取り付けて初めて機能を発揮しますので、壁に取り付けずにひ じ掛けを動かすと重たく感じることがあります。 座金 固定箇所:1カ所分 ・アンカーボルト/4本 T110D17R アンカーボルト (φ10×90) ●アームレストの機能の確認は、取り付け前ではなく、取り付け完了 後に行ってください。 固定箇所:1カ所分 ・取付プレート/1枚 ・ボルト、座金、ナット /各4個 〈現場調達部品必要個数一覧表 (個/固定金具1カ所分) 〉 M10ステンレス M10ステンレス M10ステンレス 長ねじボルト ナット 高ナット (注2) ● アームレスト表面に傷を入れると補修できません ので、取り扱いに は注意してください。 M10用座金 GL工法 (注1) 4 4 4 ー コンクリートブロック下地 4 4 ー 4 注1:GL壁の仕上げ面までの厚みが30mm以上の場合、必要になります。 注2:M10ステンレス長ねじボルトの長さは、壁の厚みを考慮して準備してください。 2 固定金具(別売品) 完成図 〈固定金具必要個数一覧表〉 (単位:mm) コンクリート下地 固定金具 個数 EWCP700−1 1 T110D17R 1 EWCP700−1 1 EWCP700−2 1 ハンガーボルト固定 同梱しています ー はさみ込み固定 EWCP700−2 1 取付プレート固定 アンカーボルト固定 GL工法(注1) 軽量鉄骨下地 コンクリートブロック下地(注1) 木下地 製品品番 H(mm) 600 EWC700 534∼584 750 EWC701 507∼557 L(mm) 300 施工方法 衛生陶器 注1:現場にて別途部品を準備していただく場合があります。 〈現場調達部品必要個数一覧表〉を参照してください。 部品の確認 L 型紙 カバー (上) 六角ナット (M10・4個) カバー (下) ハンガーボルト (M10×95・4本) ばね座金(4個) ねじ穴シール (1枚) 座金組み込み なべ小ねじ(2本) (M4×8) 78° 壁面 床面 ( 3 75 35 32 40 150 施工説明書 取扱説明書 120 188 取扱説明書 ○○○○○○○ 可動範囲 床面∼ひじ掛け650∼700程度 ○○○○○○○ 150 ハンガーボルト位置 そ の 他 ハンガーボルト位置 施工説明書 アームレスト本体 H ア ー ム レ ス ト 本 体 部 513(661) 次の部品があることを確認してください。 )はEWC701型を示す 施工手順 壁への固定金具の取り付け コンクリート下地・GL工法:取付プレート固定の場合 1. 位置決め アームレストの取付位置を決め、下穴をあける。 コンクリート下地の場合 ※同梱の「型紙」をご利用ください。 ※穴あけ方法は「 壁への固定金具の取り付け」の各固定方法を参照してください。 固定金具品番 EWCP700−1 ①心出しをしたあと、φ6mm、深さ50mm 現場調達部品 (壁仕上げ面の のアンカーボルトの下穴をあける。 注1 厚みが30mm ②ナットをアンカーボルト上端から2mm程度ま 以上の場合) でねじ込み、取付プレートの取付穴に通し、 下穴に軽く打ち込む。 2. 壁への固定金具の取り付け ※固定金具の取付方法は「 壁への固定金具の取り付け」 の各固定方法を参照 してください。 3. アームレストの取り付け ボルト ④取付プレートのボルトの出代が壁仕上げ面より15±3mmの範囲となるように調 整する。 注3 壁仕上げ面の厚さが30mm以上の場合、取付プレートのボルトにM10高ナット、 M10ナットにてM10長ねじボルトを継ぎ足して調整する。 取付プレート他 注意 コンクリート下地の場合 固定プレート ボルト アンカーボルト ナット 取付プレート ●六角ナットを強く締め過ぎてタイルを割らないように注意してください。 4. カバーの取り付け ねじ穴シール ①カバー(下)を固定プレート下方より差し 込み、座金組み込みなべ小ねじ で止める。 ※あらかじめ、ねじを半分締めた状態でカ バー(下)を取り付けると、作業がしやすくな ツメ ります。 ②カバー(上)は、カバー(下)のツメを引っ 掛けながら取り付け、座金組み込みなべ小 ねじ で止め、ねじ穴シールを貼る。 (カバー上下の合わせ面は、外観で 1 mm 程度のすき間を設けている) 注意 ● M10ステンレス 長ねじボルト(4本) ● M10ステンレス 高ナット(4個) ● M10ステンレス ナット(4個) ③アンカーボルトのナットを締め付ける。 注2 ばね座金 六角ナット 壁仕上げ面から出たボルトに、 固定プレートとばね座金を通 したあと、六角ナットで締め 付けてください。 GL工法の場合 15±3 座金組み込み なべ小ねじ GL工法の場合 GLボンド ※M10ナット ※M10長ねじボルト 37以上 下穴(φ6) 50 コンクリート モルタル カバー(上) ※M10高ナット 取付プレート アンカーボルト 15±3 モルタル充填 コンクリート 石膏ボード ※印は現場調達部品 37以上 30以上 下穴(φ6) 50 注意 固定プレート 注1:コンクリートにφ6mm、深さ50mmの下穴をあけることのできるドリルを使用してく ださい。ドリルの刃サイズが大きすぎたり、心振れを起こすと取付プレートの確実な固 定ができないことがあります。 カバー(下) 注2:アンカーボルトのコンクリートへの埋め込み代は37mm以上となるように壁を仕上げて ください。37mm未満ではアームレストが外れたり、壁が壊れたりするこがあります。 座金組み込み なべ小ねじ 注3:ボルトの出代が壁仕上げ面より15±3mmの範囲となるように調整してください。15± 3mmの範囲から外れるとアームレストがガタついたり、取り付けできないことがあります。 ●上下のねじは強く締め過ぎると、カバーが割れたり、変形したりしますので注意してください。 4 裏面へつづく コンクリート下地:アンカーボルト固定の場合 コンクリートブロック下地:はさみ込み固定の場合 固定金具品番 EWCP700−2 固定金具品番 T110D17R ①心出しをしたあと、φ10mm、深さ90mm のアンカーボルトの下穴をあける。 注1 M10ステンレス長ねじボルト 現場調達部品 (ブロックの厚み+壁仕上げ代+20mm以上のボルト4本) M10ステンレスナット(4個)、M10用座金(4個) アンカーボルト ②ナットをアンカーボルト上端から2mm程 度ねじ込み、下穴に軽く打ち込む。注2 ③アンカーボルトのナットを締め付ける。 ①心出しをしたあと、φ11mmの長ねじボルト の通し穴をあける。 注1 90 ②長ねじボルトを取付プレートの取付穴に通 し、通し穴に差し込む。 ④アンカーボルトのナットを外す。 ⑤アンカーボルトの出代が壁仕上げ面より 15±3mmの範囲となるように調整する。 注3 ※固定金具に同梱のアンカーボルトのナッ トはアームレストを取り付けるときには 使用しません。 15±3 下穴(φ10) 45以上 コンクリート モルタル ※印は現場調達部品 座金 ナット ③長ねじボルトの両側に座金を通し、両側より ナットで締め付ける。 取付プレート ④長ねじボルトの出代が壁仕上げ面より15± 3mmの範囲となるように調整する。 注2 ※固定金具に同梱のボルトは使用しません。 コンクリート ブロック モルタル 15±3 通し穴(φ11) 注意 ※M10長ねじボルト 注1:コンクリートにφ10mm、深さ90mmの下穴をあけることのでき るドリルを使用してください。ドリルの刃サイズが大きすぎたり、 心振れを起こすと確実な固定ができないことがあります。 ※M10座金 ※M10ナット 注2:アンカーボルトのコンクリートへの埋め込み代は45mm以上となる ように壁を仕上げてください。45mm未満ではアームレストが外れ たり、壁が壊れたりすることがあります。 注1:空洞部をモルタルなどで埋める必要はありません。 注3:アンカーボルトの出代が壁仕上げ面より15±3mmの範囲となるよ うに調整してください。15±3mmの範囲から外れるとアームレスト がガタついたり、取り付けできないことがあります。 注2:長ねじボルトの出代が壁仕上げ面より15±3mmの範囲となるよう に調整してください。15±3mmの範囲から外れるとアームレスト がガタついたり、取り付けできないことがあります。 注意 5 木下地:はさみ込み固定の場合 木下地:ハンガーボルト固定の場合 取付プレート 固定金具品番 EWCP700−2 固定金具品番 同梱のハンガーボルトを使用 ボルト ①事前にアームレスト取付部に厚さ50∼ 60mmの補強木を取り付ける。注1 ②心出しをしたあと、φ11mmのボルトの通し 穴をあける。注2 ③ボルトを取付プレートの取付穴に通し、壁 裏側より通し穴に差し込む。 ④壁表面から出たボルトに座金を通し、ナッ トで締め付ける。 ⑤φ25mmのナットの通し穴をあけた合板を 取り付ける。 ⑥ボルトの出代が壁仕上げ面より15±3mm の範囲となるよう調整する。 注3 タイル Mねじ側 コ−チねじ側 ①事前にアームレスト取付部に厚さ60mm 以上の補強木を取り付ける。注1 ②心出しをしたあと、φ8.5mmのハンガー ボルトの下穴をあける。注2 (タ イ ル 壁 の 場 合 は 、 タ イ ル 部 の み φ11∼13mmの通し穴をあける) 通し穴(φ11) 座金 ナット ③ハンガーボルトに同梱のナット(2個)を ダブルナットで固定する。 (下図参照) 15±3 補強木 50∼60 ハンガーボルト 15±3 補強木 ナットを2個ねじ込み、お互いのナット を逆回しして締め付け、固定する。 合板 事前に、アームレスト取付部に60mm 以上の補強木を取り付けておく。 ④ ③で固定した、ダブルナットを工具で回し、 壁にハンガーボルトをねじ込む。注3 補強木 60以上 合板 事前に、アームレスト取付部に60mm 以上の補強木を取り付けておく。 補強木 ⑤壁仕上げ面よりボルトの出代が15±3mm の範囲となるように調整する。注4 60mm 60mm ⑥ダブルナットを取り外す。 注意 注意 注1:厚さ50∼60mmの補強木を必ず柱間に取り付けてください。 補強木を取り付けないと、アームレストがガタついたり、外 れたりす ることがあります。 注1:厚さ60mm以上の補強木を必ず柱間に取り付けてください。 補強木を取り付けないと、 アームレストがガタついたり、外れたりすることがあります。 注2:補強木にφ11mmの通し穴をあけることのできるドリルを使用して ください。ドリルの刃サイズが大きすぎたり、心振れを起こすと確実 な固定ができないことがあります。 注2:補強木にφ8.5mmの下穴をあけることのできるドリルを使用してください。ドリルの刃 サイズが大きすぎたり、心振れを起こすと確実な固定ができないことがあります。 注3:ボルトの出代が壁仕上げ面より15±3mmの範囲となるように調整 してください。15±3mmの範 囲から外れるとアームレストがガタ ついたり、取り付けできないことがあります。 注4:ハンガーボルトの出代が壁仕上げ面より15±3mmの範囲となるように調整してください。 15±3mmの範囲から外れるとアームレストがガタついたり、取り付けできないことがあ ります。 注3:必ずナット(2個)をダブルナットとして壁にハンガーボルトを取り付けてください。 6 点検項目 軽量鉄骨下地:取付プレート溶接固定の場合 取り付けが完了したあと、次の項目を確認してください。 固定金具品番 EWCP700−1 ①心出しをしたあと、取付プレートをt2.3mm 以上の軽量鉄骨に溶接する。 注1 ②φ11のボルトの通し穴をあけた合板を取 り付ける。 ガタツキの確認 合板 アームレストにガタツキがないか確認してく ださい。 ボルト 通し穴(φ11) ③壁仕上げ後、ボルトの出代が壁仕上げ面よ り15±3mmの範囲となるよう調整する。 注2 ※固定金具に同梱のアンカーボルトは使用 しません。 アームレストは壁にしっかり取り付 けていますか? 取付プレート 「壁への固定金具の取り 付け」 参照 15±3 溶接 t2.3以上 注意 注1:軽量鉄骨はt2.3mm以上を使用してください。 アームレストが外れたり、壁が壊れたりすることがあります。 注2:取付プレートのボルトの出代が壁仕上げ面より15±3mmの範囲と なるように調整してください。15±3mmの範囲から外れるとアー ムレストがガタついたり、取り付けできないことがあります。 7 ※同梱の取扱説明書は、必ずお客様にお渡しください。 再生紙を使用しています。 8