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取 扱 説 明 書
MSG-2175
FM 多重信号発生器
種 別 番 号 2096-810-002
保 証 ・サービス
弊 社 の電 子 計 測 器 をご使 用 いただき、ありがとうございます。
本 器 は一 年 間 保 証 いたしますので、この期 間 中 の弊 社 責 任 による故 障 等 は無 料 で修 理 いたします。
故 障 修 理 ・校 正 等 につきましては、下 記 の弊 社 営 業 部 ・営 業 所 または販 売 代 理 店 にご連 絡 ください。
(株 )目 黒 電 波 測 器
本社営業部
〒212-0055
川 崎 市 幸 区 南 加 瀬 4-11-1
TEL 044-589-0805(代 表 )
FAX 044-589-0825
(株 )目 黒 電 波 測 器
大阪営業所
〒530-0043
大 阪 市 北 区 天 満 1-19-4
センチュリーパーク東 天 満 9 階 東
TEL 06-6357-5513
FAX 06-6357-5593
2
!ご使 用 上 の注 意
電 源 ケーブルを接 続 する前 に必 ず、取 扱 説 明 書 をお読 みください。
火 災 ・感 電 ・その他 の事 故 ・故 障 を防 止 するための注 意 事 項 です。
内 容 をご理 解 いただき、必 ずお守 りください。
1.
用途
1)
製 品 本 来 の用 途 以 外 にご使 用 にならないでください。
1.1 使 用 者
1)
本 器 は、電 気 的 知 識 を有 する方 が取 扱 説 明 書 の内 容 を充 分 理 解 し、かつ安 全 を確 認 した上 でご使
用 ください。
2)
電 気 的 知 識 が無 い方 が使 用 される場 合 は、人 身 事 故 に つながる可 能 性 がありますので、必 ず電 気
的 知 識 の有 する方 の監 督 のもとでご使 用 ください。
1.2 入 力 電 源
1)
必 ず定 格 の入 力 電 源 電 圧 範 囲 内 でご使 用 ください。
2)
入 力 電 源 の供 給 には、付 属 の電 源 ケーブルをご使 用 ください。
ただし、入 力 電 源 電 圧 を切 り替 え可 能 な製 品 、および 100V 系 / 200V 系 を切 り替 えなしで使 用 可
能 な製 品 は、入 力 電 源 電 圧 によって付 属 の電 源 ケーブルを使 用 出 来 ない場 合 があります。
その場 合 は適 切 な電 源 ケーブルを使 用 してください。
詳 しくは、取 扱 説 明 書 の該 当 ページを参 照 してください。
2.
ヒューズ
1)
外 面 にヒューズホルダーが配 置 されている製 品 は、ヒューズを交 換 することが 出 来 ます。
ヒューズを交 換 する場 合 は、本 器 に適 合 した形 状 、定 格 、特 性 のヒューズをご使 用 ください。
詳 しくは、取 扱 説 明 書 の該 当 ページを参 照 してください。
3.
カバー
1)
機 器 内 部 には、身 体 に危 険 を及 ぼす箇 所 があります。
外 面 カバーは、取 り外 さないでください。
4.
設置
1)
本 器 を設 置 する際 は、本 取 扱 説 明 書 記 載 の「設 置 に関 する注 意 事 項 」をお守 りください。
2)
感 電 防 止 のため保 護 接 地 端 子 は、電 気 設 備 基 準 - D 種 以 上 の接 地 工 事 が施 されている大 地 アー
スへ必 ず接 続 してください。
3)
入 力 電 源 を配 電 盤 より供 給 する場 合 は、電 気 工 事 有 資 格 者 が工 事 を行 うか、そ の方 の監 督 のもと
で作 業 してください。
3
5.
6.
移動
1)
電 源 スイッチを OFF にし、配 線 ケーブル類 をすべて外 してから移 動 してください。
2)
製 品 を移 動 する際 は、必 ず取 扱 説 明 書 も添 付 してください。
操作
1)
ご 使 用 の前 に は、必 ず入 力 電 源 および入 力 電 源 ケーブル などの 外 観 に 異 常 がないかご 確 認 くだ さ
い。確 認 の際 は、必 ず電 源 プラグをコンセントから抜 くか、給 電 を遮 断 して作 業 してください。
2)
本 器 の故 障 または異 常 を確 認 したら、ただちに使 用 を中 止 し、電 源 プラグをコンセントから抜 くか、入
力 電 源 ケーブルを配 電 盤 から外 してください。
また、修 理 が終 わるまで誤 って使 用 されることがないようにしてください。
3)
出 力 配 線 または負 荷 線 などの電 源 を流 す接 続 線 は、電 流 容 量 に余 裕 のあるものをお選 びください。
4)
本 器 を分 解 ・改 造 しないでください。
改 造 の必 要 がある場 合 は、購 入 元 または当 社 営 業 所 へご相 談 ください。
7.
保 守 ・点 検
1)
感 電 事 故 を 防 止 するため保 守 ・点 検 を行 う前 には 、必 ず電 源 プラグをコンセントから 抜 くか、給 電 を
遮 断 してください。
2)
8.
製 品 の性 能 、安 全 性 を維 持 するため定 期 的 な保 守 ・点 検 ・クリーニング・校 正 をお勧 めします。
調 整 ・修 理
1)
本 器 の内 部 調 整 や修 理 は、当 社 のサービス技 術 者 が行 います。
調 整 や修 理 が必 要 な場 合 は、購 入 元 または当 社 営 業 所 へご依 頼 ください。
9.
開 梱 と梱 包
9.1 開 梱
1)
製 品 がお手 元 に届 きしだい付 属 品 が正 し く添 付 され てい るか、また輸 送 中 に損 傷 を受 けてい ないか
をお確 かめください。
万 一 、損 傷 また は不 備 が ございましたら 、お買 い上 げ元 また は当 社 営 業 所 にお 早 めに ご連 絡 くだ さ
い。
9.2 梱 包
1)
製 品 を輸 送 する場 合 には、必 ず専 用 の梱 包 材 (納 入 時 の梱 包 材 )を使 用 してください。
2)
梱 包 材 が必 要 な場 合 には、お買 い上 げ元 または当 社 営 業 所 にお問 い合 わせください。
3)
梱 包 時 、入 力 電 源 ケーブルおよび接 続 ケーブルなどは、外 してください。
4
4) 設 置 に関 する注 意 事 項
本 器 を設 置 する際 の注 意 事 項 です。必 ず守 ってください。
1.
可 燃 性 雰 囲 気 内 で使 用 しないでください。
爆 発 や火 災 を引 き 起 こす恐 れがあ りますので、ア ルコールや シンナーなどの 可 燃 物 の近 く、およびそ
の雰 囲 気 内 では使 用 しないでください。
2.
高 温 になる場 所 、直 射 日 光 の当 たる場 所 を避 けてください。
発 熱 ・暖 房 器 具 の近 く、および温 度 が急 に変 化 する場 所 に置 かないでください。
詳 しくは、取 扱 説 明 書 の該 当 ページを参 照 してください。
3.
湿 度 の高 い場 所 を避 けてください。
湯 沸 かし器 、加 湿 器 、水 道 の近 くなど湿 度 の高 い場 所 には置 かないでください。
動 作 湿 度 範 囲 内 でも結 露 する場 合 があります。
その場 合 には、完 全 に乾 くまでに本 器 を使 用 しないでください。
詳 しくは、取 扱 説 明 書 の該 当 ページを参 照 してください。
4.
腐 食 性 雰 囲 気 内 に置 かないでください。
腐 食 性 雰 囲 気 内 や硫 酸 ミストの多 い環 境 に設 置 しないでください。
製 品 内 部 の導 体 腐 食 やコネクターの接 触 不 良 などを引 き起 こし、誤 動 作 や故 障 の原 因 になり、火 災
につながることがあります。
5.
ほこりや塵 の多 い場 所 に置 かないでください。
ほこりや塵 の付 着 により感 電 や火 災 につながることがあります。
6.
風 通 しの悪 い場 所 で使 用 しないでください。
熱 がこもり火 災 の原 因 となりますので、本 器 の周 囲 に充 分 な空 間 を確 保 してください。
7.
本 器 の上 に物 を乗 せないでください。
特 に重 たい物 を乗 せると、故 障 の原 因 になります。
8.
傾 いた場 所 や振 動 がある場 所 に置 かないでください。
落 ちたり、倒 れたりして破 損 やけがの原 因 になります。
9.
周 囲 に強 力 な磁 界 や電 界 のある場 所 で使 用 しないでください。
誤 動 作 により、感 電 や火 災 につながることがあります。
5) 移 動 ・輸 送 時 の注 意
本 器 を設 置 場 所 まで移 動 する、または本 器 を輸 送 する際 には、次 の点 に注 意 してください。
1.
POW ER スイッチを OFF にしてください。
POW ER スイッチを ON にしたまま移 動 すると、感 電 や破 損 の原 因 になります。
2.
接 続 されているすべての配 線 を外 してください。
ケーブル類 を外 さないで移 動 すると、断 線 や転 倒 によるけがの原 因 になります。
3.
本 器 を輸 送 する場 合 は、必 ず専 用 の梱 包 材 をご使 用 ください。
専 用 の梱 包 材 を使 用 しないと、輸 送 中 の振 動 や落 下 などによる破 損 の原 因 になります。
梱 包 材 が必 要 なときは、お買 い上 げ元 または当 社 営 業 所 にお問 い合 わせください。
5
目次
1
2
3
4
5
6
7
概 説 .................................................................................................................. 8
1.1
概 要 ........................................................................................................................................ 8
1.2
特 徴 ........................................................................................................................................ 8
1.3
付 属 品 .................................................................................................................................... 8
1.4
MSG-2175 の使 用 条 件 ....................................................................................................... 9
電 気 的 仕 様 ...................................................................................................... 10
2.1
RF 信 号 出 力 ........................................................................................................................ 10
2.2
RDS (RBDS) ........................................................................................................................ 10
2.3
DARC (RTIC) ....................................................................................................................... 10
2.4
ステレオ変 調 器 .................................................................................................................... 11
2.5
インターフェイス .................................................................................................................... 11
2.6
電 源 電 圧 、他 ....................................................................................................................... 11
外 観 の説 明 ....................................................................................................... 12
3.1
パネル面 の名 称 及 び機 能 .................................................................................................. 12
3.2
背 面 パネルの名 称 及 び機 能 .............................................................................................. 13
操 作 方 法 .......................................................................................................... 14
4.1
基 本 操 作 .............................................................................................................................. 14
4.2
RF メニューの設 定 ............................................................................................................... 16
4.3
DARC / RDS 出 力 の設 定 .................................................................................................. 20
4.4
DARC メニューの設 定 (DARC 変 調 機 能 搭 載 時 に有 効 ) ................................................ 21
4.5
L-MSK 変 調 パターンの設 定 .............................................................................................. 23
4.6
RDS メニューの設 定 (RDS 変 調 機 能 搭 載 時 に有 効 ) ....................................................... 23
4.7
STEREO メニューの設 定 ..................................................................................................... 31
4.8
プリセットメモリの設 定 ......................................................................................................... 38
4.9
MSG-2175 の初 期 化 .......................................................................................................... 40
ビットエラーレートの測 定 (DARC,又 は RDS 機 能 装 着 時 、有 効 ) ................................. 42
5.1
測 定 結 果 について ............................................................................................................... 43
5.2
ビットエラー画 面 の設 定 ...................................................................................................... 44
5.3
測 定 モードの設 定 ................................................................................................................ 44
5.4
平 均 値 表 示 .......................................................................................................................... 44
5.5
測 定 回 数 の設 定 ................................................................................................................. 45
5.6
測 定 例 (ビットエラーレート測 定 ) ........................................................................................ 45
外 部 データセーブ機 能 (DARC 機 能 搭 載 時 、有 効 ) ................................................... 48
6.1
データセーブ画 面 の設 定 .................................................................................................... 48
6.2
セーブレコードの設 定 .......................................................................................................... 49
6.3
セーブフレーム数 の設 定 ..................................................................................................... 49
6.4
データセーブ手 順 ................................................................................................................. 49
インターフェイス .................................................................................................. 50
6
8
7.1
GP-IB の基 本 性 能 .............................................................................................................. 50
7.2
GP-IB アドレスの確 認 及 び設 定 ........................................................................................ 50
7.3
GP-IB コマンドに対 する応 答 .............................................................................................. 51
7.4
GP-IB プログラムコードのデリミタ ...................................................................................... 51
7.5
GP-IB リモート ..................................................................................................................... 51
7.6
GP-IB リモートコントロール ................................................................................................. 52
7.7
RS-232C の通 信 条 件 ......................................................................................................... 54
7.8
USB の通 信 条 件 ................................................................................................................. 54
コマンド ............................................................................................................. 55
8.1
コマンド説 明 ......................................................................................................................... 55
8.2
レスポンスコード表 (共 通 ) ................................................................................................ 118
7
1
概説
1.1
概要
MSG-2175 は FM 多 重 信 号 発 生 器 です。DARC (RTIC)方 式 、RDS (RBDS)方 式 の
FM 多 重 信 号 の出 力 が 1 台 で可 能 になります。
また、ステレオ変 調 機 能 を標 準 搭 載 しています。
DARC, RDS 変 調 機 能 は、ニーズに応 じて組 み合 わせが選 択 出 来 ます。
付 属 のア プリケーシ ョンソフトを用 いて、パソコン上 で容 易 に データを作 成 ,編 集 するこ
とが出 来 ます。
作 成 したデータを MSG-2175 にダウンロードする事 により、任 意 のデータを出 力 させる
事 が可 能 です。
1.2
特徴
ユーザーニーズに合 わせたユニットの組 合 せが選 択 可 能 です。
ユーザ選択
本体
①
DARC
MODULATOR
②
RDS
MODULATOR
MSG-2175
FM Multiplex Signal Generator
【選 択 例 】
MAIN ユニット + DARC モジュレーター
<本 体 >+①
MAIN ユニット + RDS モジュレーター
<本 体 >+②
MAIN ユニット + DARC,RDS モジュレーター
<本 体 >+①+②
1.3
付属品
品 名
形 式
数 量
電 源 コード
1
CD-ROM
1
取扱説明書
MSG-2175 用
8
1
備 考
1.4
MSG-2175 の使 用 条 件
1.
MSG-2175 は、AC 入 力 AC90 V to 240 V 50 /60 Hz (マルチスロットイン)で使 用
します。なお、ヒューズの変 更 に際 しては必 ずコンセントを抜 いて交 換 して下 さい。
ヒューズは 3.15 A スローブロータイプです。
2.
使 用 前 は、余 熱 時 間 として約 1 時 間 必 要 です。
3.
出 力 回 路 保 護 のため、OUTPUT 端 子 に DC 50 V 以 上 の電 圧 を加 えないで下 さ
い。
4.
バッテリーバックアップ
各 種 設 定 データは、CPU ボードに乗 ったリチューム電 池 で保 持 されています。
データの欠 落 が生 じた場 合 は、このバッテリーをチェックします。
この電 池 は有 償 交 換 します。
5.
電 源 投 入 時 のセルフテスト機 能
電 源 投 入 時 には内 部 のセルフテスト機 能 により、バージョン情 報 を 2 秒 程 表 示 しま
す。
その後 、異 常 がなければ設 定 状 態 を表 示 します。
本 説 明 書 の取 り扱 いについて
MSG-2175 は FM 多 重 信 号 発 生 器 です。DRAC 変 調 機 能 、RDS(RBDS) 変 調 機 能
をユーザーニーズに合 わせて選 択 出 来 ます。
本 取 扱 説 明 書 は全 ての機 能 の取 り扱 いについて、機 能 別 に説 明 をしています。
従 って、本 体 に機 能 が付 加 されていない部 分 についても記 載 されています。
本 体 の背 面 に 「 Installation Label 」 で搭 載 されている機 能 表 示 がされておりま
す。
「Installation Label」搭 載 機 能 表 示 部 分 についてのみ、取 扱 説 明 書 を活 用 ください
本 体 背 面 Installation Label 表 示 例

2 つの変 調 機 能 が搭 載 されている場 合
Installation Label
DARC
RDS
STEREO

DARC 変 調 機 能 が搭 載 されている場 合
Installation Label
DARC
RDS
STEREO
9
2
電気的仕様
2.1
RF 信 号 出 力
2.2
周波数範囲
70 MHz to 110 MHz
設定分解能
100 Hz
周波数分解能
±5×10 - 6
出 力 レベル範 囲
-20 to 126 dBµV (EMF)
分解能
0.1 dB step
出 力 レベル角 度
±1.5 dB
出 力 インピーダンス
50 Ω
VSW R
1.3 or less
スプリアス 高 調 波
-30 dBc or lower
非高調波
-40 dBc or lower
RDS (RBDS)
出 力 レベル設 定
0.0 to 10.0 % (0.1 % step)
サブキャリア周 波 数
57 kHz ±2 Hz
データ変 調 方 式
DPSK 1.1875 kbps
外 部 DATA,CLOCK 入 力
TTL
ビットエラーレート
PN9
レコード
00 to 10 (00 fixed pattern)
グループ数
TOTAL 6000 グループ
1 レコード ユーザデータ
エディタデータ
2.3
MAX.6000 グループ
MAX.500 グループ
DARC (RTIC)
L-MSK レベルコントロール
AUTO / MANUAL switching
AUTO
Upper limit: 10.0 %, Lower limit: 4.0 %
MANUAL
0.0 to 15.0 % (0.1 % step)
サブキャリア周 波 数
76 kHz ±2 Hz
データ変 調 方 式
LMSK 16 kbps Frequency shift: ±4 kHz
外 部 DATA,CLOCK 入 力
TTL
ビットエラーレート
PN9
レコード
00 to 10 (00 fixed pattern)
フレーム数
TOTAL 160 フレーム
1 レコード MAX.60 フレーム
10
2.4
2.5
2.6
ステレオ変 調 器
変調度設定範囲
0 to 125 % (0.5 % step)
内部変調周波数
400 Hz, 1 kHz, 6.3 kHz, 10 kHz, 15 kHz
変 調 モード
OFF, L=R, L&R, L=-R, LEFT, RIGHT, MONO
プリエンファシス
OFF, 25 µs, 50 µs, 75 µs
分離度
55dB >
S/N 比
74 dB >
パイロット信 号
19 kHz ±1 Hz
パイロットレベル設 定
0 to 15 % (1 % step)
インターフェイス
シリアルインターフェイス
RS-232C: D-sub 9 pin (male), USB: Type B (female)
パラレルインターフェイス
GP-IB (Compliment with IEEE std. 488-1975)
電 源 電 圧 、他
電源
AC 90 V to 240V
消費電力
Max. 20VA (FULL-featured product)
50/60 Hz
外 形 ・最 大 寸 法 ( 突 起 物 含 ま ず ) Approx. 420 (W) x 100 (H) x 370 (D) mm
重量
Approx. 5 kg
動作温度範囲
0 to +40°C
性能保証温度範囲
+10 to 35°C
11
3
外 観 の説 明
3.1
パネル面 の名 称 及 び機 能
①
②
③
④
⑤
⑥
FM MULTIPLEX SIGNAL GENERATOR
DARC
RDS
M ENU
COMP.
DARC
ON / OFF
RDS
RF
COMP.
ON
DARC/ RDS
MSG-2175
REMOTE
RF
ON
ON
OFF
OFF
REMOTE
F1
OFF
F2
F3
PAGE
SCROLL
ENTER
7
8
DRAC
CLOCK IN
DATA IN
5
6
D RCD
BER
R RCD
1
2
3
D AL1
RCL
R AL1
STO
R AL0
⑧
CLR
OUTPUT
ENT
Z=50Ω
+/-
0
⑦
9
RDS
4
D AL0
LO CAL
MODIFY
⑨
⑩
⑪
① VFD 表 示 パネル
MSG-2175 の各 種 設 定 や状 態 を表 示 します。
② FUNCTION キー
各 種 設 定 項 目 を選 択 します。キー・インジケーター点 灯 時 に設 定 変 更 が出 来 ます。
③ カーソルキー
スクロールまたは、ページを設 定 します。
④ MENU キー
各 種 設 定 画 面 の表 示 を設 定 します。(搭 載 している変 調 機 能 のみ選 択 出 来 ます)
⑤ 出 力 ON / OFF キー
信 号 出 力 端 子 の出 力 ON / OFF を設 定 します。
キー・インジケーター点 灯 時 に信 号 が出 力 します。
※
DARC、RDS の同 時 出 力 は出 来 ません。
⑥ REMOTE キー
ローカル/リモ ート モ ードを 設 定 します。リモ ート モード時 は、キー ・インジ ケータ ーが点
灯 し、【REMOTE】キー以 外 のキーは無 効 になります。
⑦ CLOCK-IN BNC コネクター
ビットエラーレート測 定 ,外 部 データ変 調 ,外 部 データセーブを行 なう場 合 に、クロック信
号 を入 力 します。
⑧ DATA-IN BNC コネクター
ビット エラーレート 測 定 ,外 部 データ 変 調 ,外 部 データセーブを行 なう場 合 に、 データ 信
号 を入 力 します。
⑨ テンキー
数 値 を直 接 入 力 、また は特 定 の設 定 項 目 を入 力 します。数 値 は【 ENT】キーで決 定 し
ます。特 定 の設 定 項 目 は【SHIFT】(ブルー)キーを押 してから設 定 キーを入 力 します。
⑩ MODIFY ノブ
各 種 設 定 の変 更 に使 用 しま す。数 値 設 定 の場 合 は、右 に回 すと加 算 , 左 に回 すと減
算 します。
⑪ 信 号 出 力 BNC コネクター
RF 信 号 を出 力 します。出 力 インピーダンスは 50Ω です。
12
3.2
背 面 パネルの名 称 及 び機 能
⑫
⑬
⑭
⑮
MODEL : MS G-2175
P OWER
FUSE
USB
!
警告
ADDRESS
W ARNING
安全にご使用いただくために、取扱説明書
に記載の注意事項を必ずお守りください。
It is dangerous to operate this instrument
outside its environmental specifications
Refer to manual
AC INPU T
90-220-240V~
FG
GP -IB
RS-232C
DRIVE OU T
50Hz/60Hz
ME GURO ELEC TRONICS CORP ORA TION
⑯
⑰
⑱
MADE IN JAPAN
⑲
⑳
⑫ 電 源 スイッチ
本 体 の電 源 ON/OFF を設 定 します。
⑬ ヒューズホルダー
3.15A のスローブイプを使 用 します。
⑭ USB コネクター
USB インターフェイス使 用 時 に、USB ケーブルで接 続 します。
⑮ GP-IB アドレススイッチ
GP-IB のアドレスを設 定 します。
⑯ AC インレット
AC 電 源 の入 力 です。入 力 範 囲 は 90 V to 240 V (50 / 60 Hz) 15 VA です。
⑰ フレーム GND 端 子
3 極 プラグ付 の電 源 コードを使 用 しない場 合 は、この端 子 を大 地 アースに接 続 します。
⑱ RANGE OUT RCA コネクター
外 部 リレー駆 動 用 の信 号 を取 り出 すための出 力 端 子 です。
RCA ケーブルで接 続 します。
⑲ D-sub 9pin シリアルポート
RS-232C インターフェイス使 用 時 に、RS-232C ケーブルで接 続 します。
⑳ マイクロリボン 24 pin コネクター
GP-IB インターフェイスを使 用 時 に、GP-IB ケーブルで接 続 します。
13
4
操作方法
4.1
基本操作
4.1.1
VFD 表 示 パネルの説 明
MSG-2175 の設 定 内 容 は、VFD 表 示 パネルに表 示 します。
③
①
DARC
RDS
RF SET
1
FREQ.[MHz]: 70.0000
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
OFF
②
①
④
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
メニュー表 示
設 定 メニュータイトルを表 示 します。
②
設定項目
設 定 項 目 を表 示 します。
③
ページ切 替 えとスクロール表 示
表 示 中 のページ番 号 とスクロール位 置 を表 示 します。
④
ファンクションキー【F1】~【F3】
設 定 項 目 選 択 に使 用 します。
選 択 されている項 目 のキー・インジケータ ーが点 灯 します。
4.1.2
設 定 項 目 の選 択
ファンクションキーを使 用 して、設 定 変 更 を行 なう項 目 を選 択 します。
4.1.3
ページ切 替 えとスクロール表 示 の説 明
各 設 定 メニューでは画 面 に上 位 3 項 目 を表 示 します。
表 示 されていない設 定 項 目 はスクロールすることで表 示 させます。
スクロール位 置 や表 示 ページは、画 面 右 上 の表 示 で確 認 出 来 ます。
2
RDS
TA
MS
CT
SET
[ 0A]:
[ 0A]:
[ 4A]:
2
ON
Speach
ON
14
①
②
③
④
① 前 ページ表 示
表 示 中 のページより前 にページがある場 合 、
を表 示 します。
この時 、 【SHIFT】 キーを押 し 、キー ・インジ ケ ータ ーが点 灯 している状 態 で【 ▲ 】キ ーを
押 すと、前 のページを表 示 します。
② ページ番 号
表 示 中 のページ番 号 を表 示 します。
③ 次 ページ表 示
表 示 中 のページより後 にページがある場 合 、
を表 示 します。
この時 、 【SHIFT】 キーを押 し 、キー ・インジ ケ ータ ーが点 灯 している状 態 で【 ▼ 】キ ーを
押 すと、次 のページを表 示 します。
④ スクロール位 置 表 示
設 定 項 目 が 3 項 目 以 上 あり、表 示 されていない項 目 がある場 合 に表 示 します。
表 示 中 画 面 より下 に設 定 項 目 がある場 合 は
を表 示 します。
【▼】キーで画 面 を下 にスクロールすることが出 来 ます。
表 示 中 画 面 の上 下 に設 定 項 目 がある場 合 は
を表 示 します。
【▼】キー又 は【▲】キーで画 面 を上 下 にスクロールすることが出 来 ます。
表 示 画 面 より上 に設 定 項 目 がある場 合 は
を表 示 します。
【▲】キーで画 面 を上 にスクロールすることが出 来 ます。
4.1.4
設 定 メニューの切 替 え
設 定 の変 更 は、【MENU】キーを押 して各 機 能 別 の画 面 に切 替 えてから行 ないます。
メニューの切 替 えには【MENU】キーを使 用 します。
MENU
COMP.
①
①
DARC
RDS
②
RF
④
⑤
【COMP.】メニューキー
ステレオ変 調 器 関 連 の設 定 メニューに切 替 えます。
②
【DARC】メニューキー
DARC 変 調 器 関 連 の設 定 メニューに切 替 えます。
③
【RDS】メニューキー
RDS 変 調 器 関 連 の設 定 メニューに切 替 えます。
④
【RF】メニューキー
RF 関 連 の設 定 メニューに切 替 えます。
※
搭 載 していない機 能 のメニューキーは、 選 択 出 来 ません。
15
4.1.5
設 定 の変 更
変 更 する項 目 をファンクションキー【F1】~【F3】で選 択 し、数 値 キー又 は、MODIFY ノブ
を使 用 して設 定 の変 更 を行 ないます。
数 値 キーで設 定 を変 更 行 なった場 合 は【ENT】キーを押 すか入 力 が有 効 桁 数 に達 した
時 点 で表 示 が切 替 わり、設 定 が反 映 します。
入 力 された数 値 が設 定 範 囲 外 の場 合 は直 前 の設 定 値 に戻 ります。
MODIFY ノブを使 用 して変 更 を行 なった場 合 、設 定 値 が切 替 わった時 点 で設 定 が反
映 します。
RF SET
1
FREQ.[MHz]: 70.0000
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
OFF
4.2
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
RF メニューの設 定
MENU の【RF】キーを押 すことで RF 設 定 画 面 に切 替 わります。
RF 設 定 画 面 で設 定 出 来 る項 目 は次 の 4 項 目 です。
①
FREQUENCY
:出 力 周 波 数 の設 定
②
LEVEL
:出 力 レベルの設 定
③
MOD.
:FM 偏 移 の設 定
④
MOD. DATA
:外 部 データ変 調 の設 定
①
②
③
RF SET
1
FREQ.[MHz]: 70.0000
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
OFF
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
スクロールキー【▼】を押 すと 4 項 目 を表 示 します。
②
③
④
RF SET
LV. [dBm]:
MOD. [kHz]:
MOD. DATA :
1
-113.0
OFF
INT
16
F1
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
F2
F3
4.2.1
出 力 周 波 数 の設 定
周 波 数 の項 目 が表 示 された 状 態 で、表 示 位 置 のファンクシ ョンキーを押 すと キー・イン
ジケーターが点 灯 し、出 力 周 波 数 を設 定 出 来 ます。
下 図 の表 示 状 態 で【F1】キーを押 し設 定 状 態 にします。
① MODIFY ノブによる設 定
右 に回 すと加 算 ,左 に回 すと減 算 します。周 波 数 設 定 状 態 で キー・インジケーターが点
灯 しているファンクションキーを押 すと、カーソル位 置 がブリンクし【 ▲】キーまたは、【▼】
キーでカーソル位 置 の変 更 が出 来 ます。少 数 第 4 位 から 10 の位 までカーソルの移 動
が出 来 ます。
DARC
RDS
RF SET
1
FREQ.[MHz]: 70.0000
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
OFF
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
② テンキーによる設 定
【数 値 】キーを押 すと、カーソルがブリンクし入 力 待 ち状 態 になります。
任 意 の値 を直 接 入 力 し、【ENT】キーを押 します。
カーソルのブリンクが消 え、設 定 値 が反 映 します。
設 定 範 囲 外 の値 が入 力 された場 合 は、直 前 の設 定 値 に戻 ります。
③ 数 値 の訂 正
誤 って【.】キーを 2 回 押 してしまった場 合
DARC
RDS
RF SET
1
FREQ.[MHz]:1..
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
OFF
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
【CLR】キーを押 すと、全 ての入 力 を消 去 します。
RF SET
FREQ.[MHz]:
LV. [dBm]:
MOD. [kHz]:
1
DARC
RDS
F1
-113.0
OFF
PAGE
F 2 SCROLL
F3
【ENT】キーを押 すと不 正 な入 力 なので、直 前 の設 定 値 に戻 ります。
RF SET
1
FREQ.[MHz]: 70.0000
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
OFF
17
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
4.2.2
出 力 レベルの設 定
レベルの項 目 が表 示 された状 態 で、表 示 位 置 のファンクションキーを押 すと キー・インジ
ケーターが点 灯 し、出 力 レベルを設 定 出 来 ます。図 4.2.2a の表 示 状 態 では【F2】キー
を,図 4.2.2b の表 示 状 態 では【F1】キーを押 し、設 定 状 態 にします。
①
MODIFY ノブによる設 定
右 に回 すと加 算 ,左 に回 すと減 算 します。
出 力 レベル設 定 状 態 で キー・インジ ケーターが点 灯 しているファンクションキーを押 すと、
カー ソル位 置 がブリン クし【 ▲ 】 キー または、【▼ 】 キーでカ ー ソル位 置 の変 更 が 出 来 ま
す。
少 数 第 1 位 から 10 の位 までカーソルの移 動 が出 来 ます。
RF SET
1
FREQ.[MHz]: 70.0000
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
OFF
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
図 4.2.2a
RF SET
LV. [dBm]:
MOD. [kHz]:
MOD. DATA :
1
-113.0
OFF
INT
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
図 4.2.2b
② テンキーによる設 定
【数 値 】キーを押 すと、カーソルがブリンクし入 力 待 ち状 態 になります。
任 意 の値 を直 接 入 力 し、【ENT】キーを押 します。
カーソルのブリンクが消 え、設 定 値 を反 映 します。
設 定 範 囲 外 の値 が入 力 された場 合 は、直 前 の設 定 値 に戻 ります。
③ 単 位 の変 更
出 力 レベルの単 位 は、[dBm],[dBµV],*[dBµV](dBµV EMF)から選 択 出 来 ます。
【SHIFT】(ブルー)キーを押 し キー・インジケーターが点 灯 した状 態 で、表 示 位 置 のファ
ンクションキーを押 します。
MODIFY ノブで単 位 を変 更 し、【ENT】キーで設 定 します。
RF SET
1
FREQ.[MHz]: 70.0000
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
OFF
18
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
4.2.3
FM 偏 移 の設 定
FM 偏 移 の項 目 が表 示 された状 態 で、表 示 位 置 のファンクションキーを押 すと キー・イン
ジケーターが点 灯 し、FM 偏 移 を設 定 出 来 ます。
① ON / OFF の設 定
FM 偏 移 の項 目 をファンクションキーで選 択 し キー・インジケーターを点 灯 させます。
【SHIFT】(ブルー)キーを押 し キー・インジケーターが点 灯 した状 態 で、表 示 位 置 のファ
ンクションキーを押 します。
OFF の時 : OFF と表 示
MOD. [kHz]:
OFF
ON の時 : FM 偏 移 の設 定 値 を表 示
MOD. [kHz]:
②
75.0
MODIFY ノブによる設 定
右 に回 すと加 算 ,左 に回 すと減 算 します。
FM 偏 移 設 定 状 態 でキー・インジケーターが点 灯 しているファンクションキーを押 すと、カ
ーソル位 置 がブリンクし【▲】キーまたは、【▼】キーでカーソル位 置 が変 更 出 来 ます。
少 数 第 1 位 から 10 の位 までカーソルの移 動 が出 来 ます。
RF SET
1
FREQ.[MHz]: 70.0000
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
75.0
RF SET
LV. [dBm]:
MOD. [kHz]:
MOD. DATA :
1
-113.0
75.0
INT
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
③ テンキーによる設 定
【数 値 】キーを押 すと、カーソルがブリンクし入 力 待 ち状 態 になります。
任 意 の値 を直 接 入 力 し、【ENT】キーを押 します。
カーソルのブリンクが消 え、設 定 値 を反 映 します。
設 定 範 囲 外 の値 が入 力 された場 合 は、直 前 の設 定 値 に戻 ります。
19
4.3
DARC / RDS 出 力 の設 定
DARC 変 調 信 号 と RDS 変 調 信 号 は、同 時 に出 力 することは出 来 ません。
DARC と RDS の出 力 設 定 は以 下 のようにします。
4.3.1
DARC 出 力 の設 定
【SHIFT】(ブルー)キーを押 し キー・インジケーターが点 灯 した状 態 で、【 7】キーを押 しま
す。
VFD 右 上 の LED インジケーターが青 色 に点 灯 します。
RF SET
LV. [dBm]:
MOD. [kHz]:
MOD. DATA :
DARC
RDS
1
-113.0
75.0
INT
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
この時 に ON / OFF の【DARC/RDS】キーで DARC の出 力 の ON / OFF を設 定 します。
点灯時
FM MULTIPLEX SIGNAL GENERATOR
DARC
RDS
M ENU
COMP.
DARC
7
8
ON / OFF
RDS
COMP.
RF
ON
DARC/ RDS
MSG-2175
REMOTE
RF
ON
ON
OFF
OFF
REMOTE
F1
OFF
F2
PAGE
SCROLL
F3
ENTER
CLOCK IN
DATA IN
5
6
D RCD
BER
R RCD
1
2
3
RCL
R AL1
STO
R AL0
4.3.2
消 灯 : DARC 出 力 OFF
OUTPUT
ENT
Z=50Ω
+/-
0
D AL0
CLR
RDS
4
D AL1
点 灯 : DARC 出 力 ON
LO CAL
MODIFY
9
DRAC
RDS 出 力 の設 定
【SHIFT】(ブルー)キーを押 しキー・インジケーターが消 灯 した状 態 で、【9】キーを押 しま
す。
VFD 右 上 の LED が消 灯 します。
RF SET
LV. [dBm]:
MOD. [kHz]:
MOD. DATA :
DARC
RDS
1
-113.0
75.0
INT
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
この時 に ON / OFF の【DARC / RDS】キーで RDS の出 力 の ON / OFF を設 定 します。
消灯時
FM MULTIPLEX SIGNAL GENERATOR
DARC
RDS
M ENU
COMP.
DARC
7
8
ON / OFF
RDS
COMP.
RF
ON
DARC/ RDS
MSG-2175
REMOTE
RF
ON
ON
OFF
OFF
REMOTE
F1
OFF
F2
F3
PAGE
SCROLL
ENTER
DRAC
CLOCK IN
DATA IN
4
5
6
D RCD
BER
R RCD
1
D AL1
2
3
RCL
R AL1
STO
R AL0
点 灯 : RDS 出 力 ON
CLR
OUTPUT
ENT
Z=50Ω
+/-
0
D AL0
LO CAL
MODIFY
9
RDS
20
消 灯 : RDS 出 力 OFF
4.4
DARC メニューの設 定 (DARC 変 調 機 能 搭 載 時 に有 効 )
MENU の【DARC】キーを押 すことで DARC 設 定 画 面 に切 替 わります。
DARC 設 定 画 面 で設 定 出 来 る項 目 は次 の 3 種 類 です。
DARC 設 定 メニューの 2 ページ目 は、データセーブ画 面 になります。
①
②
③
4.4.1
DARC SET
D-MOD. SW
:
D-MOD.
[%]:
RECORD[F-01]:
DARC
RDS
1
ON
10.0
01
①
D-MOD. SW
: ON / OFF
②
D-MOD. (%)
: 0.0 to 15.0 %
③
RECORD
: 00 to 10
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
L-MSK 変 調 の設 定
DARC 設 定 画 面 で【F1】キーを押 すと変 調 の ON / OFF の設 定 を行 うことが出 来 ます。
選 択 されているレコードにデータがない場 合 は、設 定 を ON にすることは出 来 ません。
設 定 変 更 には MODIFY ノブが使 用 出 来 ます。
4.4.2
L-MSK レベルコントロールの設 定
DARC 設 定 画 面 で【F2】キーを押 すと L-MSK のレベルの設 定 を行 うことが出 来 ます。
設 定 を AUTO にすると L-R 信 号 の変 調 率 に応 じて L-MSK 信 号 の多 重 レベルをコント
ロールします。
レベルコントロール特 性 は下 図 の通 りです
レベルコントロールを MANUAL にすると多 重 レベルを 0.0~15.0 %の範 囲 で測 定 が出
来 ます。
15
10
多
重
レ
ベ
ル
[%]
5
0
5
10
15
ステレオ L-R 変調度[%]
※
MSK 信 号 のレベルコントロールは、 STEREO 変 調 器 のサブ( L-R)信 号 で行 うため、
STEREO 変 調 機 能 が無 い場 合 は MANUAL のみの仕 様 が可 能 です。
21

AUTO / MANUAL の設 定
DARC 設 定 画 面 の時 に【F2】キーを押 すと【F2】キーの LED が点 灯 します。
上 の画 面 の状 態 は MANUAL です。
DARC SET
D-MOD. SW
:
D-MOD.
[%]:
RECORD[F-01]:
1
ON
10.0
01
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
LED が点 灯 している状 態 で再 度 【F2】を押 すと AUTO,MANUAL が切 替 わります。
AUTO 設 定 時 は、テンキーおよび MODIFY ノブによる測 定 値 の変 更 は出 来 ません。
DARC SET
D-MOD. SW
:
D-MOD.
[%]:
RECORD[F-01]:
1
ON
AUTO
01
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
再 度 【F2】キーを押 すと AUTO から MANUAL に戻 ります。
DARC SET
D-MOD. SW
:
D-MOD.
[%]:
RECORD[F-01]:
4.4.3
1
ON
10.0
01
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
レコードの設 定
00~10 まで 11 個 のレコードがあります。
レコード 00 は、固 定 データレコードで内 容 を変 更 することは出 来 ません。
設 定 の変 更 にテンキーと MODIFY ノブが使 用 出 来 ます。
DARC SET
D-MOD. SW
:
D-MOD.
[%]:
RECORD[F-11]:
① フレーム数
1
OFF
10.0
07
①
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
②
選 択 されているレコードに記 憶 されているデータのフレーム数 の表 示 。
選 択 されているレコードにデータが記 憶 されていない場 合 は F-00 と表 示 します。
② レコード番 号
変 調 データのレコードを選 択 します。
22
4.5
L-MSK 変 調 パターンの設 定
通 常 の DARC データの他 にデータ ALL 0,データ ALL 1 の L-MSK 信 号 を出 力 するこ
とが出 来 ます。
DARC SET
1
D-MOD. SW
:
ON
D-MOD.
[%]: 10.0
RECORD
: ALL 0
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
【SHIFT】キーを押 してから【0】キーを押 すことによりデータ ALL 0 に切 替 わります。
設 定 が切 替 わるとレコード番 号 の表 示 が ALL 0 になります。
MSK 変 調 の ON / OFF に関 係 なく ALL 0 の L-MSK 信 号 を出 力 します。
DARC SET
1
D-MOD. SW
:
ON
D-MOD.
[%]: 10.0
RECORD
: ALL 1
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
【SHIFT】キーを押 してから【1】キーを押 すことによりデータ ALL 1 に切 替 わります。
設 定 が切 替 わるとレコード番 号 の表 示 が All 1 になります。
MSK 変 調 の ON / OFF に関 係 なく ALL 1 の L-MSK 信 号 を出 力 します。
DARC SET
D-MOD. SW
:
D-MOD.
[%]:
RECORD[F-01]:
1
ON
10.0
02
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
【SHIFT】キーを押 してから【4】キーを押 すと、通 常 の変 調 動 作 に戻 ります。
4.6
RDS メニューの設 定 (RDS 変 調 機 能 搭 載 時 に有 効 )
【MENU】キーの RDS ボタンを押 すことで RDS 設 定 画 面 に切 替 わります。
RDS 設 定 画 面 で設 定 出 来 る項 目 は 1 ページ目 :5 項 目 ,2 ページ目 :5 項 目 ,3 ページ
目 :3 項 目 です。

RDS 設 定 画 面 1 ページ:スクロール 1
①
②
③
RDS SET
R-MOD. SW
:
R-MOD.
[%]:
RECORD
[E]:
1
ON
10.0
01
④
23
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3

RDS 設 定 画 面 1 ページ:スクロール 2
⑤

1
10.0
01
0
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
RDS 設 定 画 面 1 ページ:スクロール 3
⑥
4.6.1
RDS SET
R-MOD.
[%]:
RECORD
[E]:
PHASE
[ ]:
RDS SET
RECORD
[E]:
PHASE
[ ]:
RDS/RBDS
:
1
01
0
RDS
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
①
R-MOD.SW
:変 調 の設 定
②
R-MOD.
:信 号 のレベル 0.0~10.0 %
③
RECORD
:RDS のデータレコード番 号 0~10(0 は固 定 データ)
④
E,U 表 示 無 し
:選 択 されたレコードのデータの内 容 を表 します
⑤
PHASE
:位 相 の設 定 0° / 90°
⑥
RDS / RBDS
:RDS データの設 定 RDS / RBDS
変 調 の設 定
RDS 設 定 画 面 ページ 1:スクロール 1 で【F1】キーを押 すと変 調 の ON / OFF の設 定 が
出 来 ます。
設 定 されているレコードにデータがない場 合 は、設 定 を ON にすることは出 来 ません。
設 定 変 更 には MODIFY ノブが使 用 出 来 ます。
4.6.2
信 号 レベルの設 定
RDS 設 定 画 面 ページ 1:スクロール 1 で【F2】キー、ページ 1:スクロール 2 で【F1】キー
を押 すとレベルの設 定 が出 来 ます。
設 定 範 囲 は、0.0~10.0 %で MODIFY ノブを 1 度 回 す毎 に 0.1 %ステップで測 定 値 が
変 化 します。
テンキーを使 用 して設 定 した場 合 、設 定 値 範 囲 外 の時 は変 更 前 の設 定 値 に戻 ります。
4.6.3
レコードの設 定
RDS 設 定 画 面 ページ 1:スクロール 1 で【F3】キー、ページ 1:スクロール 2 で【F2】キー、
ページ 1:スクロール 3 で【F1】キーを押 すとレベルの設 定 が出 来 ます。
00~10 まで 11 個 のレコードがあります。
レコード 00 は、固 定 データレコードで内 容 を変 更 することは出 来 ません。
選 択 したレコードのデータの内 容 はレコード番 号 の左 側 に表 示 します。
24
[E] : エディターデータ(アプリケーションで作 成 したデータ)を表 します。
RECORD
[E]:
01
[U] : ユーザーデータ(ユーザーが作 成 したデータ)を表 します。
RECORD
[U]:
01
選 択 されたレコードにデータがない場 合 は表 示 しません。
RECORD
4.6.4
:
01
変 調 パターンの設 定
通 常 の RDS データの他 に、データ ALL 0,データ ALL 1 の MSK 信 号 が出 力 出 来 ます。
RDS SET
1
R-MOD. SW
:
ON
R-MOD.
[%]: 10.0
RECORD
: ALL 0
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
【SHIFT】キーを押 してから【+ / -】キーを押 すことによりデータ ALL 0 に切 替 わります。
設 定 が切 替 わるとレコード番 号 の表 示 が ALL 0 になります。
変 調 の ON / OFF に関 係 なく ALL 0 の信 号 を出 力 します。
RDS SET
1
R-MOD. SW
:
ON
R-MOD.
[%]: 10.0
RECORD
: ALL 1
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
【SHIFT】キーを押 してから【3】キーを押 すことによりデータ ALL 1 に切 替 わります。
設 定 が切 替 わるとレコード番 号 の表 示 が ALL 1 になります。
変 調 の ON / OFF に関 係 なく ALL 1 の信 号 を出 力 します。
RDS SET
R-MOD. SW
:
R-MOD.
[%]:
RECORD
[E]:
1
ON
10.0
01
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
【SHIFT】キーを押 してから【6】キーを押 すと、通 常 の変 調 動 作 にもどります。
25
4.6.5
位 相 の設 定
パイロット 3 次 高 調 波 (57 kHz)に対 して位 相 を 0° / 90°に設 定 します。
RDS 設 定 画 面 ページ 1:スクロール 2 で【F3】キー、ページ 1:スクロール 3 で【F2】キー
を押 すと位 相 の設 定 を行 うことが出 来 ます。
設 定 変 更 には MODIFY ノブが使 用 出 来 ます。
4.6.6
RDS データの設 定
ヨーロッパの規 格 (RSD) / アメリカの規 格 (RBDS)に設 定 します。
RDS 設 定 画 面 ページ 1:スクロール 3 で【F3】キーを押 すと RDS データの設 定 を行 うこ
とが出 来 ます。
設 定 変 更 には MODIFY ノブが使 用 出 来 ます。
※
RDS のレコードを変 更 した場 合 、RDS データの内 容 を画 面 に表 示 します。

RDS 設 定 画 面 1 ページ:スクロール 2
RDS SET
R-MOD.
[%]:
RECORD
[E]:
PHASE
[ ]:

F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
1
01
0
RDS
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
RDS 設 定 画 面 2 ページ:スクロール 1
⑦
⑧
⑨

DARC
RDS
RDS 設 定 画 面 1 ページ:スクロール 3
RDS SET
RECORD
[E]:
PHASE
[ ]:
RDS/RBDS
:

1
10.0
01
0
RDS
TP
TA
MS
SET
[ 0A]:
[ 0A]:
[ 0A]:
2
ON
OFF
OFF
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
RDS 設 定 画 面 2 ページ:スクロール 2
⑩
RDS
TA
MS
CT
SET
[ 0A]:
[ 0A]:
[ 4A]:
2
OFF
OFF
ON
26
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3

RDS 設 定 画 面 2 ページ:スクロール 3
RDS SET
2
MS
[ 0A]:
OFF
CT
[ 4A]:
ON
EN TA[14A]:1234 ON
⑪
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
⑦
TP (0A)
:TP (Traffic Program)の設 定
⑧
TA (0A)
:TA (Traffic Announcement)の設 定
⑨
MS (0A)
:MS (Music / Speech)の設 定
⑩
CT (4A)
:CT (Real Time Clock)の設 定
⑪
EN TA (14A)
:EN TA (EON TA)の設 定
※
TA,MS,EN TA がデータの中 にない時 は以 下 の表 示 をします。
:
※
---
RDS のレコードを変 更 した時 、データがない場 合 は RDS 設 定 画 面 2 ページの表
示 および設 定 は出 来 ません。
4.6.7
TP (Traffic Program )の設 定
データに交 通 情 報 の有 無 を表 します。
TP ON
:データに交 通 情 報 がある場 合
TP OFF
:データに交 通 情 報 がない場 合
RDS 設 定 画 面 ページ 2:スクロール 1 で【F1】キーを押 すと TP の ON / OFF の設 定 を
行 うことが出 来 ます。
設 定 変 更 には MODIFY ノブが使 用 出 来 ます。
4.6.8
TA (Traffic Announcement)の設 定
交 通 情 報 の放 送 状 態 を表 します。
TP ON
:交 通 情 報 放 送 中 の場 合
TP OFF
:交 通 情 報 を放 送 していない場 合
RDS 設 定 画 面 ページ 2:スクロール 1 で【F2】キー、ページ 2:スクロール 2 で【F1】キー
を押 すと TA の ON / OFF の設 定 を行 うことが出 来 ます。
設 定 変 更 には MODIFY ノブが使 用 出 来 ます。
27
4.6.9
MS (Music / Speech)の設 定
現 在 放 送 中 の番 組 の種 類 を表 します。
MS Speech
:ニュースなど話 中 心 の番 組 の場 合
MS Music
:音 楽 番 組 の場 合
RDS 設 定 画 面 ページ 2:スクロール 1 で【F3】キー、ページ 2:スクロール 2 で【F2】キー、
ページ 2:スクロール 3 で【F1】キーを押 すと MS の ON / OFF の設 定 を行 うことが出 来
ます。
設 定 変 更 には MODIFY ノブが使 用 出 来 ます。
4.6.10 CT (Real Time Clock)の設 定
Real Time Clock のデータ出 力 を表 します。
CT ON
:RDS 設 定 画 面 3 ページ目 のデータを 1 分 毎 に出 力 します
CT OFF
:データを出 力 しません
RDS 設 定 画 面 ページ 2:スクロール 2 で【F3】キー、ページ 2:スクロール 3 で【F2】キー、
を押 すと CT の ON / OFF の設 定 を行 うことが出 来 ます。
設 定 変 更 には MODIFY ノブが使 用 出 来 ます。
4.6.11 EON TA (EON TA)の設 定
他 局 での交 通 情 報 の状 態 を表 します。画 面 に表 示 される PI コードは他 局 の PI コード
を表 します。
EN TA ON
:他 局 で交 通 情 報 を放 送 中 の場 合
EN TA OFF
:他 局 で交 通 情 報 を放 送 していない 場 合
RDS 設 定 画 面 ページ 2:スクロール 3 で【F3】キーを押 すと、EN TA の ON / OFF の設
定 が出 来 ます。
【ENT】キーを押 すと PI コードの 1 桁 目 がブリンクします。
MODIFY ノブで設 定 (ON / OFF) を変 更 したい PI コードを設 定 します。

RDS 設 定 画 面 2 ページ:スクロール 3
EN TA[14A]:1234 ON
PIコード
PI コ ー ド を 設 定 後 に 再 び 【 ENT】 キ ー を 押 す と 、 ON / OFF 表 示 が ブ リ ン ク し ま す 。
MODIFY ノブで設 定 ON / OFF を設 定 します。

RDS 設 定 画 面 2 ページ:スクロール 3
EN TA[14A]:1234 ON
ON / OFF を設 定 したら【ENT】キーで終 了 します。
※
ON / OFF 表 示 がブリンク中 に【CRL】キーを押 すと、PI コード表 示 にブリンクが移
動 します。
※
PI コードがブリンク中 に【CRL】キーを押 すと、ブリンクが消 えます。
28
4.6.12 RDS バーストについて
RDS 設 定 画 面 の 2 ページ目 の設 定 を変 更 した場 合 、又 はリモートコントロールで設 定
を変 更 した場 合 にバーストを出 力 します。
TP
:設 定 を変 更 してもバーストは出 力 しません
TA
:TP_ON の場 合 に設 定 を変 更 すると、15B を 8 回 連 続 で出 力 し
ます
:TP_ON の場 合 に設 定 を変 更 すると、15B を 2 回 連 続 で出 力 し
MS
ます
:CT_ON で、4A (RDS 設 定 画 面 の 3 ページ目 のデータ)を 1 分
CT
に 1 回 出 力 します
EON TA
:EON TA の設 定 を変 更 すると、14B を 8 回 連 続 で出 力 します
PIN
:グループオーダーの中 に 1A がある場 合 に設 定 を変 更 すると、
1B を 5 回 に 1 回 出 力 し、これを 4 回 繰 り返 します
EON PIN
:グループオーダーの中 に 14A が場 合 に設 定 を変 更 すると、14A
の PIN を 11 回 に 1 回 出 力 し、これを 2 回 繰 り返 します
※
ユーザーデータの場 合 は設 定 を変 更 してもバーストは出 力 されません。
RDS 設 定 画 面 3 ページ
⑫
⑬
⑭
RDS DATE
3
DATE
: 2008/05/22
TIME
:
12:00
OFFSET :
+11:00
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
⑫
DATE
:DATE(年 、月 、日 )の設 定
⑬
TIME
:TIME(時 、分 )の設 定
⑭
OFFSET
:Local Time Offset の設 定
※
RDS 設 定 画 面 ページ 3 になった場 合 に【F1】~【F3】キーの LED は消 えています。
※
RDS のレコードを変 更 した場 合 、データがない場 合 は RDS 設 定 画 面 3 ページの
表 示 および設 定 は出 来 ません。
29
4.6.13 DATE の設 定
RDS 設 定 画 面 ページ 3 で【F1】キーを押 すと“年 ”の 1 桁 目 がブリンクし、DATE(年 月 日 )
の設 定 が出 来 ます。
MODIFY ノブで設 定 を変 更 します。
DATE
: 2008/05/22
“年 ”の設 定 範 囲 は 1999~2050 です。
“年 ”がブリンク中 に【CLR】キーを押 すと、変 更 した設 定 値 がクリアされ変 更 前 の値 を表
示 します。“年 ”がブリンク中 に【ENT】キーを押 すと、ブリンクが“月 ”に移 動 します。
DATE
: 2008/05/22
“月 ”の設 定 範 囲 は 01~12 です。
“月 ”がブリンク中 に【CLR】キーを押 すとブリンクが“年 ”に戻 ります。“月 ”がブリンク中 に
【ENT】キーを押 すとブリンクが“日 ”の 1 桁 目 に移 動 します。
DATE
: 2008/05/22
“日 ”の設 定 範 囲 は 01~31 です。
“日 ”にブリンク中 に【CLR】キーを押 すとブリンクが“月 ”に戻 ります。
“日 ”にブリンク中 に【ENT】キーを押 すと DATE が設 定 され、【F1】キー・インジケーター
は消 灯 します。
4.6.14 TIME の設 定
RDS 設 定 画 面 ページ 3 で【F2】キーを押 すと TIME(時 ,分 )の設 定 を行 うことが出 来 ま
す。この時 、ブリンクは“時 ”の 1 桁 目 に表 示 します。
MODIFY ノブで設 定 を変 更 します。
TIME
:
12:00
“時 ”の設 定 範 囲 は 00~23 です。
“時 ”にブリンクが表 示 されている 場 合 に【CLR】キーを押 すと、変 更 した設 定 値 がクリア
され、変 更 前 の時 間 を表 示 します。“時 ”にブリンクが表 示 されている場 合 に【ENT】キー
を押 すとブリンクが“分 ”の 1 桁 目 に移 動 します。
TIME
:
12:00
“分 ”の設 定 範 囲 は 00~59 です。
“分 ”にブリンクが表 示 されている場 合 に【CLR】キーを押 すと、ブリンクが“時 ”に戻 ります。
“分 ”にブリンクが表 示 されている場 合 に【ENT】キーを押 すと、TIME が設 定 され、【F2】
キーの LED は消 灯 します。
30
4.6.15 OFFSET の設 定
RDS 設 定 画 面 ページ 3 で【F3】キーを押 すと OFFSET の設 定 を行 うことが出 来 ます。
この時 、ブリンクは“時 ”の 1 桁 目 に表 示 します。MODIFY ノブで設 定 を変 更 します。
OFFSET の設 定 範 囲 は-12~+12(1 時 間 ステップ)です。
OFFSET :
+12:00
ブリンクが表 示 されている 場 合 に【CLR】キーを押 すと変 更 した設 定 値 がクリアされ、変
更 前 の OFFSET を表 示 します。
ブリンクが表 示 されている場 合 に【ENT】キーを押 すと OFFSET が設 定 され、【F3】キー
の LED は消 灯 します。
4.7
STEREO メニューの設 定
MENU の【COMP.】キーを押 すことで STEREO 設 定 画 面 に切 替 わります。

STEREO 設 定 画 面 1 ページ:スクロール 1
①
②
③

DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
STEREO 設 定 画 面 1 ページ:スクロール 2
②
③
④

STEREO SET
1
MOD.
[%]: 10.0
ST MODE
:
L&R
SOURCE
[L]: 400Hz
STEREO SET
1
ST MODE
:
L&R
SOURCE
[L]: 400Hz
SOURCE
[R]: 400Hz
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
STEREO 設 定 画 面 1 ページ:スクロール 3
③
④
⑤
STEREO SET
1
SOURCE
[L]: 400Hz
SOURCE
[R]: 400Hz
PILOT SW
:
ON
31
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3

STEREO 設 定 画 面 1 ページ:スクロール 4
④
⑤
⑥

DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
STEREO 設 定 画 面 1 ページ:スクロール 5
⑤
⑥
⑦
4.7.1
STEREO SET
1
SOURCE
[R]: 400Hz
PILOT SW
:
ON
PILOT MOD[%]:
12
STEREO SET
PILOT SW
:
PILOT MOD[%]:
PRE EMPHASIS:
1
ON
12
25us
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
①
MOD.
: 0.0 to 125.0 % 0.5 %ステップ
②
ST MODE
: OFF, L=R, L&R, L=-R, LEFT, RIGHT, MONO
③
SOURCE([L])
: 400Hz, 1 kHz, 6.3 kHz, 10 kHz, 15 kHz
④
SOURCE[R]
: 400Hz, 1 kHz, 6.3 kHz, 10 kHz, 15 kHz
⑤
PILOT.SW
: OFF / ON
⑥
PILOT MOD
: 0 to 15 % 1 %ステップ
⑦
PRE-EMPHASIS
: OFF / 25 μS / 50 μS / 57 μS
AF 信 号 変 調 率 の設 定
AF 信 号 の変 調 率 を設 定 します。MENU の【COMP.】キーを押 し STEREO 設 定 画 面 を
表 示 します。
STEREO 設 定 画 面 の 1 行 目 のファンクションキーを押 しインジケーターが点 灯 した状 態
で設 定 変 更 が出 来 ます。
STEREO SET
1
MOD.
[%]:
ST MODE
:
OFF
SOURCE
: 400Hz
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
設 定 変 更 には MODIFY ノブおよび、テンキーが使 用 出 来 ます。
設 定 範 囲 は、0.0~125.0%で MODIFY ノブを 1 度 回 す毎 に 0.5%ステップで加 減 しま
す。
テンキーを使 用 して設 定 した 場 合 、小 数 点 以 下 一 桁 目 が 0.1 %~0.4 %の場 合 は、
0.0 %,0.5 %~0.9 %の場 合 は、0.5 %になります。
32
4.7.2
変 調 モードの設 定
STEREO 変 調 のモードを設 定 します。
STEREO 設 定 画 面 の 2 行 目 のファンクションキーを押 しインジケーターが点 灯 した状 態
で設 定 変 更 が出 来 ます。
MODIFY ノブで設 定 を変 更 します。
設 定 出 来 るモードは、OFF, L=R, L&R, L=-R, LEFT, RIGHT, MONO の 7 項 目 です。
STEREO SET
1
MOD.
[%]: 10.0
ST MODE
:
OFF
SOURCE
: 400Hz
4.7.3
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
発 振 周 波 数 の設 定
AF 信 号 発 生 器 の周 波 数 を設 定 します。
・L&R 以 外 の時
STEREO 設 定 画 面 の 3 行 目 のファンクションキーを押 しインジケーターが点 灯 した状
態 で設 定 変 更 が出 来 ます。
MODIFY ノブで設 定 を変 更 します。
設 定 周 波 数 は、400 Hz,1 kHz,6.3 kHz,10 kHz,15 kHz の 5 項 目 です。
この時 、SOURCE の下 の項 目 は「---」と表 示 されます。
STEREO SET
1
ST MODE
:
L=R
SOURCE
: 400Hz
--:
---
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
・L&R の時
SOURCE[L]の時 は STEREO 設 定 画 面 の 3 行 目 のファンクションキーを押 しインジ
ケーターが点 灯 した状 態 で設 定 変 更 が出 来 ます。
SOURCE[R]の時 は STEREO 設 定 画 面 の 4 行 目 のファンクションキーを押 しインジ
ケーターが点 灯 した状 態 で設 定 変 更 が出 来 ます。
それぞれ MODIFY ノブで設 定 を変 更 します。
設 定 周 波 数 は、400 Hz,1 kHz,6.3 kHz,10 kHz,15 kHz の 5 項 目 です。
STEREO SET
1
ST MODE
:
L&R
SOURCE
[L]: 400Hz
SOURCE
[R]: 400Hz
33
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
4.7.4
パイロット信 号 変 調 ON / OFF の設 定
STEREO 変 調 の ON / OFF の設 定 をします。
STEREO 設 定 画 面 の 5 行 目 のファンクションキーを押 して LED を点 灯 させ、MODIFY
ノブで設 定 を変 更 します。
※
変 調 モードが MONO に設 定 されている場 合 は自 動 的 に OFF になります
STEREO SET
PILOT SW
:
PILOT MOD[%]:
PRE EMPHASIS:
1
ON
12
25us
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
MODIFY ノブを回 すと ON / OFF が切 替 ります。
4.7.5
パイロット信 号 変 調 率 の設 定
STEREO 変 調 の変 調 率 を設 定 します。
STEREO 設 定 画 面 の 6 行 目 でファンクションキーを押 して MODIFY ノブ、テンキーで設
定 を変 更 します。
STEREO SET
PILOT SW
:
PILOT MOD[%]:
PRE EMPHASIS:
1
ON
12
25us
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
測 定 範 囲 は 0 %から 15 %で MODIFY ノブを 1 度 回 すごとに 1 %ステップで測 定 値 が
変 化 します。
4.7.6
プリエンファシスの設 定
コンポジット信 号 にかけるプリエンファシスの設 定 をします。
STEREO 設 定 画 面 の 7 行 目 でファンクションキーを押 し MODIFY ノブで設 定 を変 更 し
ます。
時 定 数 は、OFF,25μS,50μS,75μS の 4 項 目 です。
STEREO SET
PILOT SW
:
PILOT MOD[%]:
PRE EMPHASIS:
1
ON
12
25us
34
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
4.7.7
変 調 モードの説 明

OFF
パイロット信 号 を除 く AF 信 号 による変 調 を OFF にします。この場 合 の出 力 は、パ
イロット信 号 のみとなります。
OUTPUT LEVEL: 120dBuV
MODULATION: 90.0 %
MODE: OFF
PILOT: 10 %
SOURCE: 1 kHz
PRE-EMPHASIS: OFF
X: 0.2 mS / DIV

Y: 0.5 Vp-p / DIV
L=R (MAIN)
LEFT 信 号 、RIGHT 信 号 に同 相 同 レベル(L=R)の信 号 が加 わった状 態 になりま
す。
OUTPUT LEVEL: 120dBuV
MODULATION: 90.0 %
MODE: MAIN
PILOT: 10 %
SOURCE: 1 kHz
PRE-EMPHASIS: OFF
X: 0.2 mS / DIV

Y: 0.5 Vp-p / DIV
L&R
出 力 は、2 つの信 号 で変 調 をかけた信 号 になります。AF 発 振 器 は、LEFT 信 号 に
なります。RIGHT 部 入 力 端 子 から入 力 して下 さい。SOURCE を EXT に設 定 する
と、L,R 共 に外 部 入 力 になります。
OUTPUT LEVEL: 120dBuV
MODULATION: 100.0 % PILOT: 0 %
MODE: L&R
SOURCE: 1 kHz
PRE-EMPHASIS: OFF
X: 0.2 mS / DIV
35
Y: 0.5 Vp-p / DIV

L=-R (SUB)
LEFT 信 号 と RIGHT 信 号 が逆 位 相 同 レベル(L=-R)の信 号 が加 わった状 態 になり
ます。
OUTPUT LEVEL: 120dBuV
MODULATION: 100.0 %
MODE: SUB
PILOT: 0 %
SOURCE: 1 kHz
PRE-EMPHASIS: OFF
X: 0.2 mS / DIV

Y: 0.5Vp-p / DIV
LEFT
LEFT 信 号 だけが加 わった状 態 になります。外 部 信 号 で変 調 をかける場 合 は、 L 側
に信 号 を入 力 して下 さい。
OUTPUT LEVEL: 120dBuV
MODULATION: 100.0 %
MODE: LEFT
PILOT: 0 %
SOURCE: 1 kHz
PRE-EMPHASIS: OFF
X: 0.2 mS / DIV

Y: 0.5 Vp-p / DIV
RIGHT
RIGHT 信 号 だけが加 わった状 態 になります。外 部 信 号 で変 調 をかける場 合 は、 R
側 に信 号 を入 力 して下 さい。
OUTPUT LEVEL: 120dBuV
MODULATION: 100.0 %
MODE: RIGHT
PILOT: 0 %
SOURCE: kHz
PRE-EMPHASIS: OFF
X: 0.2 mS / DIV
36
Y: 0.5 Vp-p / DIV

MONO
パイロット信 号 が無 くなり AF 信 号 のみの状 態 になります。外 部 信 号 で変 調 をかけ
る場 合 は、L 側 に信 号 を入 力 して下 さい。
OUTPUT LEVEL: 120dBuV
MODULATION: 100.0 %
MODE: MONO
PILOT: 0 %
SOURCE: 1 Hz
PRE-EMPHASIS: OFF
X: 0.2 mS / DIV
37
Y: 0.5 Vp-p / DIV
4.8
プリセットメモリの設 定
プリセットメモリに各 種 設 定 を 1 種 類 記 憶 することが出 来 ます。
モード
RF
設定
内容
FREQ.[MHz]
70 to 110
LEV EL [d BµV (E M F) ]
-20 to 126
MOD.[kHz]
0 to 135
MOD.DATA
INT / ENT
DARC / RDS
DARC / RDS
AVR. MODE
CONT / FIX
AVR. COUNTER
1 to 999
DARC
D-MOD. SW
ON / OFF
(DARC 機 能 搭 載 時 )
D-MOD. [%]
0.0 to 15.0
RECORD
0 to 10
DATA SAVE
RECORD
1 to 10
(DARC 機 能 搭 載 時 )
FREAME
1 to 60
RDS
R-MOD. SW
ON / OFF
(RDS 機 能 搭 載 時 )
R-MOD. [%]
0.0 to 10.0
RECORD
0 to 10
PHASE [°]
0 / 90
RDS / RBDS
RDS / RBDS
MOD. [%]
0.0 to 125.0
ST. MODE
OFF, L=R, L&R, L=-R, LEFT, RIGHT, MONO
SOURCE
400 Hz, 1 kHz, 6.3 kHz, 10 kHz, 15 kHz
PILOT SW
ON / OFF
PILOT MOD. [%]
0 to 15
PRE EMPHASIS
OFF, 25 µS, 50 µS, 75 µS
BER
STEREO
38
4.8.1
メモリストアの方 法
【SHIFT】キーを押 してキー・インジケーターを点 灯 させてから【.】キーを押 します。
SHIFT Key
+
・Key
・
実 行 すると下 記 画 面 のメモリストア画 面 が表 示 され、その後 RF 設 定 画 面 に戻 ります。
DARC
RDS
Memory Store
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
RF SET
1
FREQ.[MHz]: 70.0000
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
OFF
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
RF 設 定 画 面 を表 示
※
4.8.2
外 部 データセーブモード、ビットエラーモードの時 は設 定 出 来 ません
メモリーリコールの方 法
【SHIFT】キーを押 して LED を点 灯 させてから【2】キーを押 します。
SHIFT Key
+
2 Key
2
実 行 されると、下 記 画 面 のメモリーリコール画 面 が表 示 され、その後 RF 設 定 画 面 に戻
りメモリーリコールされた内 容 を設 定 します。
DARC
RDS
Memory Recall
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
RF SET
1
FREQ.[MHz]: 70.0000
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
OFF
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
RF 設 定 画 面 を表 示
※ 外 部 データセーブモード、ビットエラーモードの場 合 は設 定 出 来 ません
39
4.9
MSG-2175 の初 期 化
下 記 の操 作 で、設 定 内 容 を初 期 化 する事 が出 来 ます。
1.
【SHIFT】キーを押 してキー・インジケーターが点 灯 した状 態 で、【REMOTE】キーを
2 秒 程 長 押 しします。
SHIFT Key
+
2.
REMOTE Key
(長押し)
実 行 すると、初 期 化 画 面 ,バージョン画 面 の順 で表 示 します。
その後 RF 設 定 画 面 に戻 ります。
DARC
RDS
Initializing data!
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
VERSION
DARC,RDS,STEREO
ROM Ver.
: 1.00FL
GP-IB Adrs :
01
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
バージョン画 面 を表 示
RF SET
1
FREQ.[MHz]: 70.0000
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
OFF
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
RF 設 定 画 面 を表 示
3.
各 レコード内 のメモ リー及 び各 設 定 値 は全 て( RTC 以 外 )初 期 化 され、出 荷 時 の
状 態 になります。
40
4.9.1
工場出荷設定
RF
FREQUENCY [MHz]
:70.0000 MHz
LEVEL [dBm ]
:-133.0 dBm
MOD. [kHz]
:OFF
MOD.DATA
:INT
BER (DARC,又 は RDS 機 能 搭 載 時 )
DARC / RDS
:DARC
BER RATE
:1.00 E-0
AVE.RATE
:1.00 E-0
DARC (DARC 機 能 搭 載 時 )
D-MOD. SW
:OFF
D-MOD. [%]
:0.0 %
RECORD [F-01]
:00
DATA SAVE (DARC 機 能 搭 載 時 )
RECORD
:01
FRAME
:01
RDS(RDS 機 能 搭 載 時 )
R-MOD. SW
:OFF
R-MOD [%]
:0.0 %
RECORD [E]
:00
PHASE [°]
:0°
RDS / RBDS
:RDS
RDS 2(RDS 機 能 搭 載 時 )
TP [0A]
:ON
TA [0A]
:OFF
MS [0A]
:Music
CT [4A]
:OFF
EN TA [14A]
:---
STEREO
MOD. [%]
:0.0 %
ST MODE
:OFF
SOURCE
:400 Hz
PILOT SW
:OFF
PILOT MOD [%]
:0 %
PRE EMPHASIS
:OFF
41
5
ビットエラーレートの測 定 (DARC,又 は RDS 機 能 装 着 時 、有 効 )
PN9 信 号 と外 部 から入 力 された復 調 信 号 を比 較 しビットエラーレートを表 示 させること
が出 来 ます。
比 較 するビット数 は、10000 bits~9990000 bits まで 10000 bits 単 位 で設 定 すること
が出 来 ます。ビットエラーレートは 10000 bits 単 位 で測 定 された値 とそれを数 回 繰 り返
した平 均 値 を表 示 します。
【SHIFT】キーを押 し キー・インジ ケーターが点 灯 した状 態 で、【5】キーを押 すとビット エ
ラーレート画 面 になります。

+
5 Key
5
ビットエラーレート画 面 (測 定 )1 ページ:スクロール 1
①
③
④
⑤

SHIFT Key
②
[DARC] 000/001 1
BER RATE : 1.00E-0
AVR RATE F: 1.00E-0
START<F3>
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
ビットエラーレート画 面 (測 定 )1 ページ:スクロール 2
⑥
[DARC] 000/001 1
BER RATE : 1.00E-0
AVR RATE F: 1.00E-0
LV. [dBuV]: 120.0
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
①
⑤
DARC / RDS
測 定 モードの表 示
②
COUNTER
現 在 の測 定 回 数 と総 測 定 回 数 の表 示
③
BER RATE
ビットエラーレートの表 示
④
AVE RATE
ビットエラーレート平 均 値 の表 示
⑤
START / STOP
スタート,ストップの表 示
⑥
LEVEL
出 力 レベルの設 定

ビットエラーレート画 面 (設 定 )2 ページ
⑦
⑧
⑨
BER SETTING
2
DARC/RDS
: DARC
AVR. MODE
: FIX
AVR. COUNTER : 001
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
ビットエラー設 定 画 面
⑦
DARC / RDS
測 定 モードの設 定
⑧
AVE. MODE
平 均 値 表 示 の設 定
⑨
AVE. COUNTER
ビットエラーレート測 定 回 数 の設 定
42
5.1
測 定 結 果 について
5.1.1
ビットエラーレート表 示
ビットエラーレート測 定 は 1 回 の測 定 で 10000 bits の PN9 データを比 較 します。
ビットエラーレート表 示 は測 定 回 数 に関 係 なく 10000 bits 毎 に更 新 します。
ビットエラーレートの計 算 式 は
エラービット数
となっています。
ビットエラーレート=
10000bit
仮 に 10000 bits 中 のエラービットが 1 bit であった 場 合 ビットエラーレートは
1bit
になります。
ビットエラーレート=
=0.0001 10000bit
画 面 表 示 は 0.0001 が指 数 表 示 に変 換 され 0.01E-2 となります。
5.1.2
平均値表示
平 均 値 表 示 は複 数 回 測 定 したビットエラーレートの平 均 値 を表 示 します。
平 均 値 表 示 の設 定 が “FIX”の場 合 は、指 定 された測 定 回 数 が終 了 した時 点 で表 示 し
ます。
設 定 が“CONT”の場 合 は 10000 bits 測 定 毎 に表 示 を更 新 します。
平 均 値 表 示 の計 算 式 は
総エラービット数
平均値表示=
となっています。
10000bit 測定回数
測 定 回 数 が 3 回 でそれぞれのエラービット数 が 1 回 ,1 回 ,0 回 であった場 合 の平 均 値
表示は
1bit+1bit+0bit
平均値表示=
=0.0000666
10000bit3回
画 面 表 示 は 0.000066 が指 数 表 示 に変 換 され 6.66E-5 となります。
平 均 値 表 示 の最 小 値 は 0.01E-5 になっています。
5.1.3
出 力 レベルの設 定
出 力 レベルの設 定 をします。
4.2.2 と同 じ操 作 方 法 です。
ビットエラーレート測 定 前 、測 定 中 に設 定 出 来 ます。
43
5.2
ビットエラー画 面 の設 定
RF SET
1
FREQ.[MHz]: 70.0000
LV. [dBm]: -113.0
MOD. [kHz]:
OFF
+
5
DARC
RDS
F1
PAGE
F 2 SCROLL
F3
【SHIFT】キーを押 してから【5】キーを押 します。
[DARC] 000/001
1
BER RATE : 1.00E-0
AVR RATE F: 1.00E-0
START<F3>
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
ビットエラー測 定 画 面 に切 替 わります。
+
【SHIFT】キーを押 してから【▼】キーを押 します。
BER SETTING
2
DARC/RDS
: DARC
AVR. MODE
: FIX
AVR. COUNTER : 001
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
ビットエラー設 定 画 面 に切 替 わります。
5.3
測 定 モードの設 定
ビットエラー設 定 画 面 で【F1】キーを押 すと DARC / RDS のどちらのビットエラーを測 定
するかを選 択 出 来 ます。
DARC に設 定 すると DARC 信 号 でのビットエラーレート測 定 を行 ないます。
RDS に設 定 すると RDS 信 号 でのビットエラーレートを測 定 します。
5.4
平均値表示
ビットエラー設 定 画 面 で【F2】キーを押 すとビット エラーレート平 均 値 の表 示 方 法 の設 定
を行 なうことが出 来 ます。
FIX に設 定 すると指 定 された測 定 回 数 を終 了 した時 点 で表 示 の更 新 を行 います。
CONT に設 定 すると 10000 bits 測 定 毎 に表 示 の更 新 を行 います。
44
5.5
測 定 回 数 の設 定
ビットエラー設 定 画 面 で【F3】キーを押 すとビット エラーレートの測 定 回 数 の設 定 を行 な
うことが出 来 ます。
測 定 回 数 は 1 to 999 の範 囲 で設 定 出 来 ます。
設 定 変 更 には MODIFY ノブと数 値 キーが使 用 出 来 ます。
MODIFY ノブを使 用 した場 合 は1ステップで可 変 します。
数 値 キーを使 用 した場 合 は直 接 希 望 の数 値 を入 力 出 来 ます。
一 回 の測 定 で 10000 bits の PN9 信 号 を比 較 するので数 値 を 100 に設 定 した場 合 は
(10000×100) bits の比 較 が行 なえます。
5.6
測 定 例 (ビットエラーレート測 定 )
下 図 のように MSG-2175 と標 準 信 号 発 生 器 ,被 測 定 物 を接 続 します。
FM M ULTI PLEX SI GNAL GENE RATOR
ME NU
DARC
RDS
COM P.
DARC
ON / OFF
RD S
RF
COM P.
ON
DARC/ RD S
O
N
M SG-2175
REMOT E
RF
ON
REMOT E
F1
OF F
F2
ENT ER
7
8
DRAC
CLOCK IN
4
D ATA I N
DRCD
LO
C AL
CL R
RDS
5
6
BER
R RC D
1
2
3
R CL
RAL1
D AL0
DATAOUT
OFF
MO D IFY
9
D AL1
OUTP UT
ENT
Z=50Ω
+ /-
0
CLOCK
OFF
PAG E
SCR OLL
F3
STO
RAL0
被測定物
ANT.
ビットエラーレート測 定 接 続 図
+
5
【SHIFT】キーを押 してから【5】キーを押 します。
ビットエラー測 定 画 面 に切 替 わります。
[DARC] 000/001
1
BER RATE : 1.00E-0
AVR RATE F: 1.00E-0
START<F3>
45
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
+
【SHIFT】キーを押 してから【▼】キーを押 します。
ビットエラー設 定 画 面 に切 替 わります。
BER SETTING
2
DARC/RDS
: DARC
AVR. MODE
: FIX
AVR. COUNTER : 001
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
測 定 モード、平 均 値 表 示 方 法 、測 定 回 数 を設 定 します 。
BER SETTING
2
DARC/RDS
: DARC
AVR. MODE
: FIX
AVR. COUNTER : 100
+
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
【SHIFT】キーを押 してから【▲】キーを押 すとビットエラー測 定 画 面 に
戻 ります。
[DARC] 000/100 1
BER RATE : 1.00E-0
AVR RATE C: 1.00E-0
START<F3>
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
【F3】キーを押 すと測 定 がスタートします。
[DARC] 000/100
BER RATE : 1.00E-0
AVR RATE C: 1.00E-0
STOP<F3>
※
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
出 力 データと入 力 データが同 期 すると画 面 右 上 に SYNC と表 示 され測 定 を開 始 し
ます。
[DARC] 001/100 SYNC
BER RATE : 2.50E-2
AVR RATE C: 2.50E-2
STOP<F3>
46
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
※1
※
測 定 中 に条 件 が悪 化 し同 期 が外 れると SYNC 表 示 が消 え測 定 結 果 に_.__E-_を
表 示 します。
[DARC] 022/100
BER RATE : _.__E-_
AVR RATE C : 3.15E-4
STOP<F3>
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
※2
設 定 された回 数 の測 定 を終 了 すると測 定 回 数 が 1 に戻 り再 度 測 定 を開 始 します。
[DARC] 001/100 SYNC
BER RATE : 0.00E-0
AVR RATE C: 0.00E-0
STOP<F3>
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
【F3】キーを押 すと測 定 が終 了 し初 期 画 面 に戻 ります。
[DARC] 000/100 1
BER RATE : 1.00E-0
AVR RATE C: 1.00E-0
START<F3>
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
※1 出 入 力 データの遅 延 量 が 100 クロック以 上 ある場 合 は、同 期 を取 ることが
出 来 ません。
また測 定 条 件 が悪 くビットエラーが多 い場 合 も同 期 が取 れない場 合 があります。
※2 同 期 が外 れた場 合 の測 定 データは自 動 的 に破 棄 され平 均 値 表 示 には反 映
されません。
47
6
外 部 データセーブ機 能 (DARC 機 能 搭 載 時 、有 効 )
外 部 入 力 コネクターから入 力 された DARC データを、内 部 レコードに記 録 します。
一 回 のセーブ動 作 で最 長 60 フレームのデータを記 録 することが出 来 ます。
DARC 設 定 メニューの 2 ページ目 がデータセーブ画 面 になっています。
①
②
DATA SAVE
2
RECORD[F-00]:
01
FRAME
:
01
START<F3>
③
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
④
データセーブ画 面
①
RECORD
データをセーブするレコード設 定
②
FRAME
セーブするフレーム長 の設 定
③
START / STOP
スタートの表 示
④
フレーム数
選 択 されているレコードにセーブされているフレーム数 表 示
⑤
⑦
>
BLOCK
FRAME
⑧
05/60
:
SYNC
:
SYNC
STOP<F3>
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
⑨
セーブ中 の表 示
6.1
⑤
> 表示
セーブ動 作 中 にアニメーション表 示
⑥
COUNTER
セーブ動 作 中 にアニメーション表 示
⑦
BLOCK
ブロック同 期 状 態 の表 示
⑧
FRAME
フレーム同 期 状 態 の表 示
⑨
START / STOP
ストップの表 示
データセーブ画 面 の設 定
DARC SET
D-MOD. SW
:
D-MOD.
[%]:
RECORD[F-01]:
DARC 設 定 画 面 で
+
1
ON
10.0
01
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
【SHIFT】キーを押 してから【▼】キーを押 します。
DATA SAVE
2
RECORD[F-00]:
01
FRAME
:
01
START<F3>
48
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
6.2
セーブレコードの設 定
データセーブ画 面 で【F1】キーを押 し、データをセーブするレコードの設 定 をします。
設 定 出 来 るレコードは 01~10 の範 囲 です。
設 定 変 更 には MODIFY ノブまたは、数 値 キーを使 用 します。
※
選 択 した レコー ドに データが ある場 合 は、 セーブを スタート した時 点 で自 動 的 に消
去 します。
6.3
セーブフレーム数 の設 定
ビット エラー設 定 画 面 で【F2】キーを押 しセーブするフレーム数 の設 定 をします。設 定 出
来 るフレーム数 は 1~60 フレームです。設 定 変 更 には MODIFY ノブまたは、数 値 キー
を使 用 します。本 体 メモリーの空 き容 量 が 60 フレーム以 下 の場 合 、空 き容 量 分 以 上 は
設 定 出 来 ません。
6.4
データセーブ手 順
DARC SET
D-MOD. SW
:
D-MOD.
[%]:
RECORD[F-01]:
+
DARC 設 定 画 面 で
1
ON
10.0
01
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
【SHIFT】キーを押 してから【▼】キーを押 してデー
タセーブ画 面 に切 替 えます。
DATA SAVE
2
RECORD[F-00]:
05
FRAME
:
60
START<F3>
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
セーブするレコードとセーブフレーム数 を設 定 します。
>
BLOCK
FRAME
00/60
: UNLOCK
: UNLOCK
STOP<F3>
【F3】キーを押 すとセーブがスタートします
49
DARC
RDS
F 1
PAGE
F 2 SCROLL
F 3
7
インターフェイス
概要
GP-IB インターフェイス及 びシリアルインターフェイス(RS-232C,USB)を標 準 搭 載 し、
MSG-2175 の設 定 及 び確 認 が出 来 ます。
7.1
GP-IB の基 本 性 能
機能
分類
内容
ソースハンドシェイク
SH1
全 機 能 を有 する
アクセプタハンドシェイク
AH1
全 機 能 を有 する
トーカ
T7
基本トーカ,MLA によるトーカ解 除,トークオンリ
リスナ
L3
基本リスナ,MTA によるリスナ解 除,リスンオンリ
サービスリクエスト
SR0
全 機 能 を有 する
リモート / ローカル
RL1
全 機 能 を有 する
デバイスクリア
DC1
全 機 能 を有 する
パラレルポール
PP0
機能無し
デバイストリガ
DT0
機能無し
C0
機能無し
コントローラ
7.2
GP-IB アドレスの確 認 及 び設 定
7.2.1
GP-IB アドレスの確 認 方 法
1.
電 源 を入 れると DISPLAY に 2 秒 程 GP-IB アドレスの設 定 を表 示 します。
2.
初 期 化 した場 合 (【SHIFT】キーを押 して LED を点 灯 させてから REMOTE キーを
押 しすると)表 示 します。
SHIFT Key
REMOTE Key
+
GP-IB アドレスの設 定
背 面 パネルの DIP スイッチで設 定 、変 更 します。
設 定 範 囲 :01~31
例 : GP-IB アドレスを【01】に設 定 する場 合
下 図 のように DIP スイッチの 1 を ON(下 )にし、他 は OFF(上 )にします。
DIP スイッチ設 定 後 、初 期 化 (項 目 MSG-2175 の初 期 化 を参 照 )をするか、電 源
を切 り、再 び入 れます。このとき DISPLAY に 2 秒 程 GP-IB アドレスの設 定 を表 示
しますので確 認 して下 さい。
ADDRESS
ON ←
7.2.2
1
2
3
4
5
6
7
8
※ DIP スイッチの有 効 ビットは、1~5 までです。(6~8 のビットは無 効 )
設 定 範 囲 外 の場 合 、GP-IB アドレスは 1 に設 定 します。
50
7.3
GP-IB コマンドに対 する応 答
種類
名称
ユニバーサル・コマンド
アドレス・コマンド
7.4
内容
応答
DCL
デバイスクリア
O
SPE
シリアルポーリングステート
O
SPD
シリアルポーリングクリア
O
LLO
ローカルロックアウト
O
PPU
パラレルポール
X
UNL
指 定 されたリスナの解 除
O
UNT
指 定 されたトーカの解 除
O
SDC
指 定 されたデバイスクリア
O
GTL
指定されたデバイスをローカルモードにする
O
PPC
指 定 されたパラレルポール
X
GET
指 定 されたデバイスにトリガする
X
TCT
コントローラ機 能 の受 け渡 し
X
GP-IB プログラムコードのデリミタ
デリミタコードは、【CR+LF】と【EOI】
CR+LF
のみ使 用
EOI
のみ使 用
CR+LF,EOI
両方使用
組 み合 わせは、下 記 のようになります。
コマンドとコマンドの間 を 【スペース】 で区 切 って送 信 することも可 能 です。
例 : DARC RECORD.:2, L-MSK 変 調 :OFF, L-MSK レベル:10 %に設 定 する場 合
RC, 2 MM, 0 ML, 10.0
7.5
GP-IB リモート
7.5.1
GP-IB リモート状 態
コマンドとコマンドの間 を【スペース】で区 切 る
MAL (マイリスンアドレス)または、MTA (マイトークアドレス)が送 られ、リスナ状 態 、トー
カ状 態 になると自 動 的 にこのモ ードになります。このモ ードになると【 REMOTE】キー以
外 はパネルキーの操 作 は出 来 なくなります。
51
7.5.2
GP-IB リモートキーの機 能
REMOTE
ON / OFF
COMP.
DARC/RDS
RF
ON
ON
ON
● OFF
● OFF
● OFF
○ REMOTE
● LOCAL
MODIFY
OUTPUT
Z=50Ω
上 記 の状 態 (リモ ート 状 態 )か ら通 常 のパ ネル操 作 の 出 来 る状 態 (ロー カル状 態 )へ移
行 させる場 合 、GP-IB リモートキーを押 します。
このキーの LED 点 灯 時 がリモート状 態 を示 します。
7.5.3
ローカルロックアウト状 態
リモート状 態 の特 別 なステートで、これは GP-IB のコマンドでこの状 態 に移 行 することが
出 来 ます。
この状 態 へ移 行 した場 合 は、リモ ートキーを押 しても無 視 され、リモート状 態 であり続 け
ます。この状 態 を解 除 するには GP-IB のコマンドでのみ可 能 です。
7.6
GP-IB リモートコントロール
ここでは、GP-IB を通 じて MSG-2175 をコントロールする方 法 を説 明 します。
7.6.1
コマンド言 語
表 記 については、以 下 のようなシンタックス(構 文 )ダイヤグラムを使 っています。
コマンドを説 明 するに当 たっては、4 つのステップで説 明 されています。
1.
シンタックス表 記
「どのようにシンタックスダイヤグラムやコマンド説 明 を読 むか」が書 かれています。
2.
コマンドシーケンスのためのシンタックスダイヤグラム
「どのようにコマンドを組 み合 わせて MSG-2175 をプログラムするか」が書 かれてい
ます。
3.
シングルコマンドのためのシンタックスプログラム
「共 通 のコマンド構 成 はなにか」が書 かれています。
4.
コマンドの詳 細
アルファベット順 でのコントロールコマンドリスト。
52
1.
シンタックス表 記
以 下 のシンタックスダイヤグラムは、特 別 な意 味 を持 ちます。
丸 や楕 円 で囲 まれている部 分 は,図 が示 すように正 確 に ASCII 又 は、特 別 な文 字 を送
ってください。
長 方 形 で囲 まれた部 分 は、必 ず使 用 を示 すパラメーターを意 味 します。その他 のエレメ
ントについては、表 7.6.1 を参 照 してください。
エレメント
説明
SP
ブランク文 字 ,スペース, ASCII($20)
CR
キャリッジリターン, ASCII($0D)
LF
ラインフィード, ASCII($0A)
EOI
コマンドニモニック、又 はパラメーター記 述
文字
(注 意 : 文 字 は正 確 に打 ち込 んでください )
大文字小 文字の区 別はしていません。(例:FR と fr は同じ)
パラメーター
(半角文字の)パラメーターは、必ず記入してください
表 7.6.1 エレメント表
2.
コマンドシーケンス
コマンドは順 番 に送 ることが 出 来 ます。コマンドの シ ーケンスは、全 てのコマンドを含 ん
で MSG-2175 へ送 るように1つの送 信 データを組 みます。
図 8.6.1a コマンドシーケンス
図 8.6.1a が示 すようにシーケンスの中 の 2 つのコマンドは、1 つのスペースで区 切 って
ください。
1 つのコマンドシーケンスは、以 下 のコード(デリミタコード)で終 了 します。
CR+LF
又 は EOI を最 後 に挿 入
53
3.
コマンドシンタックス(構 文 )
コマンドは、ヘッダコード続 いてデータコードで構 成 しています。
【
】で囲 まれているコードは、必 要 に応 じて挿 入 してください。
(詳 しくは各 コマンドの詳 細 で確 認 してください)
ヘッダコードに対 する適 当 なデータコードを挿 入 することで、MSG-2175 の各 設 定 が行
えます。
又 、その設 定 の内 容 を確 認 するときは、“?”記 号 を使 用 します。
7.7
RS-232C の通 信 条 件
ケーブルの種 類
:ストレート 9Pin
本 体 のコネクター
:D-SUB 9Pin(オス)
通信条件
:19200bps,none-parity,stop-1(固 定 )
※
7.8
RS-232C ではコマンドの後 に【CR】+【LF】を挿 入 して送 信 して下 さい。
USB の通 信 条 件
ケーブルの種 類 :USB TYPE A to TYPE B ケーブル
本 体 のコネクター:TYPE B(メス)
※
USB ではコマンドの後 に【CR】+【LF】を挿 入 して送 信 して下 さい。
54
8
コマンド
8.1
コマンド説 明
操 作 コマンドは、下 記 の通 りです。カッコ内 は信 号 関 連 操 作 に使 用 される文 字 データで
す。
VFD 関 連
LCD ディスプレーセレクト
(LC)
RF 関 連
出力周波数設定
(FR)
出 力 レベル設 定
(AP or LE)
FM 変 調 設 定
(FM, MS, MO)
開放端表示設定
(EM)
変 調 データセレクト
(PD)
リレードライブ出 力 の反 転 周 波 数
(DR)
STEREO メニュー関 連
AF 信 号 変 調 率 設 定
(DP or MS)
パイロット信 号 変 調 率 設 定
(PP, PL)
STEREO 変 調 モード設 定
(SM, MS)
AF 信 号 周 波 数 設 定
(SO, TO)
プリエンファシス設 定
(EH, PR)
DARC メニュー関 連 (DARC 機 能 装 着 時 、有 効 )
L-MSK 変 調
(MM)
L-MSK レベル設 定
(ML)
RECORD 設 定
(RC)
外 部 データセーブ
(ES)
レコードデータ消 去
(DD)
メモリー使 用 状 況 呼 出 し
(CD)
RDS メニュー関 連 (RDS 機 能 装 着 時 、有 効 )
RSD 変 調
(MM, RD)
RDS レベル設 定
(RL, RD)
RECORD 設 定
(RC, RD)
位相設定
(PH, RD)
RDS データ設 定
(SD)
TP 設 定
(TP)
TA 設 定
(TA)
MS 設 定
(PT)
EON TA 設 定
(EN)
PIN 設 定
(PI)
EON PIN 設 定
(EI)
“年 ”の設 定
(YR)
55
“月 ”の設 定
(MT)
“日 ”の設 定
(DY)
“時 ”の設 定
(HR)
“分 ”の設 定
(MI)
OFFSET の設 定
(OF)
RDS RECORD 内 容 のチェック
(CR)
パネル操 作 関 連
STEREO 信 号 出 力 スイッチ
(PC)
DARC 信 号 出 力 スイッチ(DARC 機 能 搭 載 時 、有 効 )
(PM)
RDS 信 号 出 力 スイッチ(RDS 機 能 搭 載 時 、有 効 )
(PK, RD)
データ ALL 0 / ALL 1(DARC,または RDS 機 能 搭 載 時 に有 効 )
(FA, RD)
その他 のコマンド
エコーバック設 定
(EO)
GP-IB アドレス呼 び出 し
(GA)
RS-232C 通 信 設 定 呼 び出 し
(RS)
ソフトウェアバージョン呼 び出 し
(VR or *IDN)
パネルキーロック設 定
(LK)
レスポンス設 定
(RP)
コマンドヘルプ
(HP)
サービスリクエスト信 号 制 御
(SQ)
設 定 内 容 の初 期 化
(*RST)
設定状態
(QG?)
ビット エラー測 定 関 連 のコマンド (DARC,又 は RDS 機 能 装 着 時 、有 効 )
ビットエラー測 定
(PN)
測 定 モードの設 定
(AM)
測 定 回 数 の設 定
(AN)
ビットエラーモード
(BM)
-注 -
ヘッダコードとパラメータの間 のカンマ“,”は省 略 出 来 ます。
56
AM (共 通 )
8.1.1
RS-232C USB GP-IB
説明
ビットエラーレートの測 定 モードを設 定 します。
構文
AM, mode
AM,?
パラメーター
設定範囲
Mode
0 to 1
0 = Average Fixed
1 = Average Continuous
例 1
AM, 1
ビットエラーレートの平 均 値 を測 定 毎 に更 新 します。
例 2
AM, ?
現 在 の測 定 モードを返 答 します。
関 連 コマンド
BM, AN, PN
57
AN (共 通 )
8.1.2
RS-232C USB GP-IB
説明
アベレージカウンタレートの測 定 回 数 を設 定 します。
構文
AN,number
AN,?
パラメーター
設定範囲
PI data
1 to 999
例1
AN, 100
アベレージカウンタレートの測 定 回 数 を 100 にします。
例 2
AN, ?
現 在 の測 定 回 数 を返 答 します。
関 連 コマンド
BM, AM, PN
58
AP (共 通 )
8.1.3
RS-232C USB GP-IB
説明
RF 出 力 レベルを設 定 します。
構文
AP,Level,[DB]
AP,Level,DM
AP,?
パラメーター
設定範囲
AP Level [DB]
-20.0 to 126.0
dBµV (EMF) (0.1 dB step)
AP Level DM
-133.0 to 13.0
dBm (0.1 dB step)
ON
出 力 レベルを ON
OF
出 力 レベルを OFF
※[Unit]を省 略 した時 は DB (dBμV (EMF)) の設 定 になります。
例 1
AP, 100
RF 出 力 レベルを 100 dBµV (EMF)設 定 します。
例 2
AP, ?
RF 出 力 レベルの設 定 値 を返 答 します。
-注 -
ユニット(DB、DM)は小 文 字 も可 能 です。
関 連 コマンド
LE, EM
59
BM (共 通 )
8.1.4
RS-232C USB GP-IB
説明
ビットエラーレートのモード (DARC / RDS) を設定します。
構文
BM,mode
BM,?
パラメーター
設定範囲
Mode
0 to 1
0 = DARC
1 = RDS
例1
BM, 1
ビットエラーレートのモード RDS にします。
例 2
BM,?
現 在 のビットエラーレートのモードを返 答 します。
-注 -
MSG-2175 に DARC または RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
DARC 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、“BM, 0”に対 するレスポンスコードは、
4 (GP-IB は 100(64h))が返 答 され、設 定 は変 更 しません。
RDS 変 調 機 能 が 搭 載 さ れ て い な い 場 合 、 “BM, 1” に 対 す る レ ス ポ ン ス コ ー ド は 、
4(GP-IB は 100(64h))が返 答 され、設 定 は変 更 しません。
関 連 コマンド
AM, AN, PN
60
8.1.5
CD (DARC)
RS-232C USB GP-IB
説明
DARC の現在のメモリー使用状況を確認します。
※RDS の メモリー 使 用 状 況 コマンドはありません。
構文
CD,Record number ?
パラメーター
設定範囲
Record number
0 to 10
例1
CD, 1?
レコード 1 に記 憶 されているフレーム数 を返 答 します。
例 2
CD, ?
現 在 、使 用 可 能 残 りの総 フレーム数 が返 答 されます。
-注 -
MSG-2175 に DARC 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。レスポンスコ
ードは 1(GP-IB は 97(61h))を返 答 します。
関 連 コマンド
DD
61
8.1.6
CR (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
RDS のレコードのデータ内容(エディタデータ/ユーザデータ)を返答します。
構文
CR,Record number ?
パラメーター
設定範囲
Record number
0 to 10
0 = データなし
1 = エディターデータ
2 = ユーザーデータ
例1
RD, 1?
RDS のレコード 1 のデータ内 容 を返 答 します。
RDS のレコードのデータ内 容 がエディタ ーデータ(アプリケーションで作 成 したデータ)の
時 は 1、ユーザーデータ(ユーザが作 成 したデータ)の時 は 2、データがない時 は 0 を返 答
します。
※詳 細 は 4.3.3. レコードの設 定 (RDS)の項 目 を参 照 してください。
例 2
RD, ?
RDS のレコード 1~10 のデータ内 容 が返 答 されます。
-注 -
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。レスポンスコー
ドは 1(GP-IB は 97(61h))を返 答 します。
関 連 コマンド
RC
62
8.1.7
CT (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
4A グループのデータ出 力 を設 定 します。
ON (1)で日 付 、時 刻 情 報 が 1 分 毎 にデータが出 力 され、OFF (0)でデータは
出 力 しません。
構文
CT,CT data
CT,?
パラメーター
設定範囲
CT data
0 to 1
0 = OFF
1 = ON
例 1
CT, 1
日付、時刻情報が 1 分毎にデータを出力します。
※
RTC (リアルタイムクロック) の設 定 値 を出 力 します。
例 2
CT, ?
4A の出 力 状 態 を返 答 します。
-注 -
4A グループ(日 付 、時 刻 情 報 )は、1 分 毎 に 1 回 です。
詳 細 は「4.3.12 RDS バースト」についての項 目 を参 照 してください。
選 択 された レコー ドに データがない 場 合 、 又 はユ ーザーデ ータ の場 合 、設 定 及 び変 更
は出 来 ません。レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
YR, MT, DY, HR, MI, OF
63
8.1.8
DD (DARC)
RS-232C USB GP-IB
説明
DARC の指 定 されたレコードの内 容 を消 去 します。
※
RDS の消 去 コマンドはありません。
構文
DD,Record number
DD,?
パラメーター
設定範囲
Record number
0 to 10
例1
DD, 1
レコード番 号 1 の内 容 を消 去 します。レコード番 号 1 の内 容 で L-MSK 変 調 がかかって
いる場 合 は、L-MSK 変 調 を強 制 的 に OFF にします。
-注 -
MSG-2175 に DARC 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
CD
64
DP (共 通 )
8.1.9
RS-232C USB GP-IB
説明
STEREO 変 調 機 能 の AF 信 号 変 調 率 の設 定 をします。
構文
DP,Level
DP,?
パラメーター
設定範囲
Level
0 to 125.0
0.5 Step
例 1
DP, 100
AF 信 号 の変 調 率 を 100%に設 定 します。
例 2
DP, ?
AF 信 号 の変 調 率 を返 答 します。
関 連 コマンド
MS
65
8.1.10 DR (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
リレードライブ出力の反転周波数を設定します。
構文
DR,Data
DR,?
パラメーター
設定範囲
Data
P or N
N = ドライブ出 力 “Low”
P = ドライブ出 力 “High”
例1
DR, P
ドライブ出 力 を High に設 定 します。
例 2
DP, ?
ドライブ出 力 の設 定 を返 答 します。
66
8.1.11 DY (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
RTC の“日 ”を設 定 します。
構文
DY,DY data
DY,?
パラメーター
設定範囲
DY data
01 to 31
例 1
DY, 10
RTC の“日”を 10 日にします。
例 2
DY, ?
現 在 の“日 ”の設 定 を返 答 します。
-注 -
2, 4, 6, 9, 11 月 は、31 日 まで設 定 出 来 ません。
RDS で選 択 されたレコードにデータがない場 合 、またはユーザーデータの場 合 、設 定 及
び変 更 出 来 ません。レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
CT, YR, MT, HR, MI, OF
67
8.1.12 EM (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
EMF(解放端)表示の ON / OFF を設定します。
構文
EM,EMF
パラメーター
設定範囲
EMF
0 to 1
0 = OFF
1 = ON
例1
EM, 1
EMF(解 放 端 )表 示 を ON にします。
例 2
EM, 0
EMF(解 放 端 )表 示 を OFF にします。
関 連 コマンド
AP, LE
68
8.1.13 EH (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
ステレオコンポジット信号にかけるプリエンファシスを設定します。
構文
EH,Pre Emphasis
EH,?
パラメーター
設定範囲
Pre Emphasis
0 to 3
0 = OFF
1 = 25uS
2 = 50uS
3 = 75uS
例 1
EH, 1
プリエンファシスを 25uS に設 定 します。
例 2
EH, ?
現 在 のプリエンファシスの設 定 を返 答 します。
関 連 コマンド
PR
69
8.1.14 EI (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
14A グループの他 局 での放 送 時 刻 の予 約 (EON PIN)を設 定 します。
構文
EI,PI data,Day,Hour,Minute
EI,?
パラメーター
設定範囲
PI data
#0000 to #FFFF
Day
0 to 31
Hour
0 to 23
Minute
0 to 59
例 1
EI, 1234, 01, 12, 30
PI コードが 1234 の放 送 局 での放 送 時 刻 予 約 の設 定 を 1 日 12 時 30 分 にします。
例 2
EI, 1234, ?
PI コードが 1234 の放 送 局 での放 送 時 刻 予 約 の設 定 内 容 を返 答 します。
-注 -
EON PIN を設 定 すると、バーストを出 力 します。
RDS データの中 に 14A がない場 合 、またはユーザーデータの場 合 、設 定 及 び変 更 出
来 ません。
レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に DARC または RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
EN, PI
70
8.1.15 EN (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
14A グループの他 局 での交 通 情 報 の状 態 を設 定 します。
ON (1)で現 在 放 送 中 を表 し、OFF (0)で放 送 していない事 を表 します。
構文
EN,PI data,TA,EN data
EN,PI data,TA,?
パラメーター
設定範囲
PI data
#0000 to #FFFF
EN data
0 to 1
0 = OFF
1 = ON
例 1
EN, 1234, TA, 0
PI コードが 1234 の放送局の交通情報の放送状態を OFF(放送していない状態)にします。
例 2
EN, 1234, TA, ?
PI コードが 1234 の交 通 情 報 の放 送 状 態 を返 答 します。
-注 -
EN TA を設 定 すると、バーストを出 力 します。
RDS データの中 に EN TA がない場 合 、またはユーザーデータの場 合 は、設 定 及 び変
更 出 来 ません。レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
PI, EI
71
8.1.16 EO (共 通 )
RS-232C USB
説明
ターミナルインターフェイスのエコーの ON / OFF を設 定 します。
構文
EO,Echo control
EO,?
パラメーター
設定範囲
Echo control
0 to 1
0 = ECHO OFF
1 = ECHO ON
例 1
EO, 0
MSG-2175 は、ターミナルやパソコンへエコーを返 しません。
例 2
EO, ?
エコーバックの設 定 を返 答 します。
72
8.1.17 ES (DARC)
RS-232C USB GP-IB
説明
外部より入力された DARC のデータを内部メモリーにセーブします。
※
RDS のセーブコマンドはありません。
構文
ES,Savemode [,Record] [,Frame]
パラメーター
設定範囲
Savemode
0 to 1
0 = EXIT
1 = SAVE(RESPONSE OFF)
Record
1 to 10
Frame
1 to 60
例 1
ES, 1, 3, 30
外 部 データを 30 フレームセーブします。
例2
ES, 0
外 部 データ セーブを終 了 して元 のメニューに戻 ります。セーブ途 中 の場 合 は、直 前 のフ
レームまでを記 憶 して終 了 します。
-注 -
MSG-2175 に DARC 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
73
8.1.18 FA (DARC, RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
DARC 変 調 モード,RDS 変 調 モードを設 定 します。
構文
FA [,Mode],Mod. Mode
FA,?
パラメーター
設定範囲
Mode
D to R
D = DARC, R = RDS
Mod. mode
0 to 2
0 = RECORD
1 = ALL 0
2 = ALL 1
※
[D]を省略した場合は DARC の設定になります。
例 1
FA, D, 1
DARC 変 調 モードを ALL 0 に設 定 します。
例 2
FA, D?
DARC 変 調 モードの設 定 を返 答 します。
-注 -
MSG-2175 に DARC 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、“FA, [D], 0 to 2” を送 信 る
と、レスポンスコードは 4(GP-IB は 100(64h))が返 答 され機 能 しません。
また、RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、“FA, R, 0 to 2” を送 信 ると、レスポン
スコードは 4 (GP-IB は 100(64h))が返 答 され、機 能 しません。
関 連 コマンド
DARC
RC
RDS
RC, RD
74
8.1.19 FM (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
ステレオ変 調 機 能 の FM 偏 移 を設 定 します。
構文
FM,Modulation
FM,?
パラメーター
設定範囲
Modulation
0 to 135
ON
FM 偏 移 を ON
OF
FM 偏 移 を OFF
例 1
FM, ON
FM 偏 移 を ON にします。
例 2
FM, 135
FM 偏 移 を 135kHz にします。
例 3
FM, ?
FM 偏 移 の設 定 を返 答 します。
関 連 コマンド
MS, MO
75
8.1.20 FR (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
RF 周 波 数 を設 定 します。
構文
FR,Frequency [MZ]
FR,Frequency KZ
FR,?
パラメーター
設定範囲
Frequency [MZ]
70.0000 to 110.0000
MHz (100 Hz step)
Frequency KZ
70000.0 to 110000.0
kHz (100 Hz step)
※ [Unit] を省 略 した時 は MZ (MHz) の設 定 になります。
例 1
FR, 90MZ
RF 周 波 数 を 90MHz に設 定 します。
例 2
FR, 80123.4KZ
RF 出 力 レベルを 80123.4kHz (80.1234MHz)に設 定 します。
例 3
FR, ?
RF 周 波 数 の設 定 値 を返 答 します。
-注 -
ユニット(DB、DM)は小 文 字 も可 能 です。
76
8.1.21 GA (共 通 )
RS-232C USB
説明
GP-IB アドレスの設 定 を返 答 します。
構文
GA,?
パラメーター
設定範囲
無し
無し
例1
GA, ?
現 在 の GP-IB アドレスの設 定 を返 答 します。
77
8.1.22 HP (共 通 )
RS-232C USB
説明
コマンド一 覧 を返 答 します。
構文
HP,?
パラメーター
設定範囲
無し
無し
例1
HP, ?
コマンド一覧を返答します。
78
8.1.23 HR (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
RTC の“時 ”を設 定 します。
構文
HR,HR data
HR,?
パラメーター
設定範囲
HR data
00 to 23
例 1
HR, 15
RTC の“時”を 15 時にします。
例 2
HR, ?
RTC の“ 時 ”の設 定 を返 答 します。
-注 -
24 時 間 表 示 を採 用 しています。
RDS にて選 択 された レコードにデータがない 場 合 、又 はユーザーデータの場 合 は、設
定 及 び変 更 出 来 ません。レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
CT, YR, MT, DY, MI, OF
79
8.1.24 LC (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
VFD 表 示 パネルの表 示 画 面 を設 定 します。
構文
LC,Mode [,Page]
LC,?
パラメーター
設定範囲
Mode
0 to 3
0 = RF
1 = DARC
2 = RDS
3 = STEREO
4 = BER
Page
1 to 3
1 = Page 1
2 = Page 2
3 = Page 3
※[Page]を省略した場合、各 Mode の 1 ページ目に設定します。
例1
LC, 3, 2
VFD 表 示 パネルを、STEREO メニューの 2 ページ目 に切 替 えます。
例 2
LC, ?
VFD 表 示 パネルの表 示 内 容 を返 答 します。
-注 -
RDS 設 定 で選 択 されたレコードにデータがない場 合 、またはユーザーデータの場 合 は、
RDS 設 定 画 面 2 ページ,3 ページへの設 定 及 び変 更 出 来 ません。
レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に搭 載 されていない変 調 機 能 を設 定 した場 合 は、機 能 しません。
レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
80
8.1.25 LE (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
RF 出 力 レベルを設 定 します。
構文
LE,Level,[DB]
LE,Level,DM
LE,?
パラメーター
設定範囲
LE Level [DB]
-20.0 to 126.0
dBµV (EMF) 0.1 dB step
LE Level DM
-133.0 to 13.0
0.1 dB step
ON
出 力 レベルを ON
OF
出 力 レベルを OFF
例 1
LE, 100
RF 出 力 レベルを 100 dBµV (EMF)設 定 します。
例 2
LE, ?
RF 出 力 レベルの設 定 値 を返 答 します。
関 連 コマンド
AP, EM
81
8.1.26 LK (共 通 )
RS-232C USB
説明
【REMOTE】キー以 外 の全 てのキー操 作 を有 効 にするか無 効 にするかを 設 定 します。
構文
LK,Mode
LK,?
パラメーター
設定範囲
Mode
0 to 1
0 =有 効
1 =無 効
例 1
LK, 0
全てのキー操作を有効にします。
-注-
GP-IB では、キー操 作 を有 効 にしても次 のコマンドが送 られた時 点 で MSG-2175 は
LOCAL モードに切 替 わり、キー操 作 は無 効 になります。
例 2
LK, ?
現 在 のキー操 作 が有 効 か無 効 かを返 答 します。
82
8.1.27 MI (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
RTC の“分 ”を設 定 します。
構文
MI,MI data
MI,?
パラメーター
設定範囲
MI data
00 to 59
例 1
MI, 20
RTC の“分”を 20 分にします。
例 2
MI, ?
現 在 の“分 ”の設 定 を返 答 します。
-注 -
RDS にて選 択 されたレコードにデータが場 合 、またはユーザーデータの場 合 、設 定 及 び
変 更 出 来 ません。レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h))を返 答 します。
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
CT, YR, MT, DY, HR, OF
83
8.1.28 ML (DARC)
RS-232C USB GP-IB
説明
DARC 信 号 のレベル(オートレベルコントロール / マニュアル)を設 定 します。
構文
ML,Mode [,Modulation]
ML,?
パラメーター
設定範囲
Mode
0 to 1
0=AUTO
1=MANU
Modulation
0 to 15.0
0.1 STEP
例 1
ML, 0
DARC をオートレベルコントロールに設 定 します。
例 2
ML, 1, 10.0
DARC の変 調 率 を 10%固 定 にします。
例 3
ML, ?
現 在 の DARC のレベルを返 答 します。
-注 -
MSG-2175 に DARC 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
84
8.1.29 MM (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
DARC 変 調 ,RDS 変 調 の ON / OFF を設 定 します。
構文
MM [,Mode],Control
MM [,Mode]?
パラメーター
設定範囲
Mode
D or R
D = DARC
R = RDS
Control
0 = データ変 調
0 to 1
1 = データ変 調 ON
※
[D]を省略した場合は DARC の設定になります。
例 1
MM, D, 0
DARC のデータ変 調 を OFF にします。
例 2
MM, R?
RDS のデータ変 調 の設 定 を返 答 します。
-注 -
MSG-2175 に DARC 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、“MM, [D], 0 to 1”を送 信 す
ると、レスポンスコードは、4(GP-IB は 100(64h))を返 答 し、設 定 は変 更 しません。
また、RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、“MM, R, 0 to 1”を送 信 すると、レスポ
ンスコードは、4(GP-IB は 100(64h))を返 答 し、設 定 は変 更 しません。
関 連 コマンド
RDS
RD
85
8.1.30 MO (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
FM 変調の ON / OFF を設定します。
構文
MO,Modulation
MO,?
パラメーター
設定範囲
Modulation
0 to 1
0 = OFF
1 = ON
例1
MO, 1
FM 変 調 を ON にします。
例 2
MO, ?
FM 変 調 の設 定 を返 答 します。
関 連 コマンド
FM, MS
86
8.1.31 MS (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
STEREO 変 調 機 能 の AF 信 号 変 調 率 、変 調 モード、FM 変 調 の設 定 をします。
構文
MS,Level
MS,Stereo mode
MS,?
パラメーター
設定範囲
Level
0 to 125.0
0.5 Step
Stereo mode
0 to 6
0 = OFF
1 = MONO
2= L= R
3 = LEFT
4 = RIGHT
5 = L =- R
6= L &R
ON
FM 変 調 を ON
OF
FM 変 調 を OFF
例 1
MS, 100
AF 信 号 の変 調 率 を 100%に設 定 します。
例 2
MS, 6
ステレオ変 調 モードを L & R にします。
例 2
MS, ON
FM 変 調 を ON にします。
例 2
MS, ?
AF 信 号 の変 調 率 、変 調 モード、FM 変 調 を返 答 します。
関 連 コマンド
DP, SM, FM, MO
87
8.1.32 MT (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
RTC の“月 ”を設 定 します。
構文
MT,MT data
MT,?
パラメーター
設定範囲
MT data
01 to 12
例 1
MT, 05
RTC の“月”を 5 月にします。
例 2
MT, ?
RTC の“月 ”の設 定 を返 答 します。
-注 -
設 定 前 のデータと設 定 後 のデータで日 付 が変 わる場 合 があります。
例 1: 5 月 から 4 月 に変 更 する場 合 。
【設 定 前 】5 月 31 日 → 【設 定 後 】4 月 30 日
RDS 設 定 で選 択 されたレコードにデータがない場 合 、またはユーザーデータの場 合 は、
設 定 及 び変 更 出 来 ません。レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
CT, YR, DY, HR, MI, OF
88
8.1.33 OF (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
Local Time Offset 設 定 します。
構文
OF,OF data
OF,?
パラメーター
設定範囲
OF data
-12 to +12
例 1
OF, -5
Local Time Offset を-5 時間にします。
例 2
OF, ?
現 在 の Local Time Offset の設 定 を返 答 します。
-注 -
RDS にて選 択 された レコードにデータがない 場 合 、又 はユーザーデータの場 合 は、設
定 及 び変 更 出 来 ません。レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
CT, YR, MT, DY, HR, MI
89
8.1.34 PC (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
STEREO の出 力 を設 定 します。
構文
PC,Comp output
PC,?
パラメーター
設定範囲
Comp output
0 to 1
0 = OFF
1 = ON
例 1
PC, 0
STEREO の出 力 を OFF にします。
例 2
PC, ?
STEREO 出 力 の設 定 を返 答 します。
関 連 コマンド
PM, PK, RD
90
8.1.35 PD (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
データ入 力 (内 部 / 外 部 )設 定 します。
構文
PD,Data source
PD,?
パラメーター
設定範囲
Comp source
0 to 1
0 = INT
1 = EXT
例 1
PD, 0
内部データで変調を行ないます。
-注 -
MSK 変 調 が OFF に設 定 されている場 合 、76 kHz の信 号 を出 力 します。MSK 変 調 モ
ードが ALL 1、または ALL 0 に設 定 されている場 合 は、各 80 kHz,72 kHz の信 号 を
出 力 します。
例 2
PD, ?
変 調 データが内 部 データか、外 部 データかを返 答 します。
関 連 コマンド
DARC
FA, MM, RC, ML
RDS
FA, MM, RC, RL, RD
91
8.1.36 PH (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
RDS 変 調 データの位 相 (0° / 90°)を設 定 します。
構文
PH,Phase
PH,?
パラメーター
設定範囲
Phase
0 to 1
0 = 0°
1 = 90°
例 1
PH, 0
RDS 変調データの位相を 0°にします。
例 2
PH, ?
現 在 の RDS 信 号 の位 相 の状 態 を返 答 します。
-注 -
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
92
8.1.37 PI (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
放 送 時 刻 の予 約 (PIN)を設 定 します。
構文
PI,Day,Hour,Minute
PI,?
パラメーター
設定範囲
Day
0 to 31
Hour
0 to 23
Minute
0 to 59
例 1
PI, 01, 12, 30
放送時刻の予約を 1 日 12 時 30 分にします。
例 2
PI, ?
放 送 時 刻 の予 約 状 態 を返 答 します。
-注 -
PIN を設 定 すると、バーストを出 力 します。RDS データの中 に 1A がない場 合 、またはユ
ーザーデータの場 合 は、設 定 及 び変 更 出 来 ません。レスポンスコードは 4 (GP-IB は
100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
TP, TA, PT, CT, EN, EI
93
8.1.38 PL (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
パイロット信号の変調率を設定します。
構文
PL,Level
PL,?
パラメーター
設定範囲
Level
0 to 15
パイロット信 号 レベルを設 定 (1 % Step)
ON
パイロット信 号 出 力 を ON に設 定
OF
パイロット信 号 出 力 を OFF に設 定
例1
PP, OF
パイロット信 号 を OFF にします。
例 2
PL, 10
パイロット信 号 の変 調 率 を 10%に設 定 します。
例 3
PL, ?
パイロット信 号 の設 定 を返 答 します。
関 連 コマンド
PP
94
8.1.39 PM (DARC)
RS-232C USB GP-IB
説明
DARC 変 調 の出 力 を設 定 します。
構文
PM,L-MSK output
PM,?
パラメーター
設定範囲
L-MSK output
0 to 1
0 = OFF
1 = ON
例 1
PM, 0
DARC の出 力 を OFF にします。
例 2
PM, ?
DARC 出 力 の設 定 を返 答 します。
-注 -
MSG-2175 に DARC 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
PC, PK, RD
95
8.1.40 PN (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
ビットエラーレート測 定 を行 ないます。
構文
PN,BERmode
パラメーター
設定範囲
BERmode
0 to 2
0 = EXIT
1 = BER measurement (RESPONSE OFF)
2 = BER measurement (RESPONSE ON)
例 1
PN, 1
ビットエラーレートを測定します。
例 2
PN, 2
ビットエラーレートを測 定 し、その経 過 を返 答 します。返 答 内 容 は下 記 の通 りです。
PN, D, 000, 0.00E-0, F, 0.00E-0
① ②
③
④
⑤
①
測 定 モードを表 します。
D / R
②
測 定 回 数 を表 します。
001 to 999
③
ビットエラーレートを表 示 します。
④
平 均 値 表 示 設 定 を表 します。
⑤
平 均 値 を表 示 します。
F / C
D = DARC, R = RDS
F = FIX, C = Continuous
-注 -
GP-IB で使 用 する場 合 は、測 定 ごとにレスポンスコード 101 (65h)を返 答 しますので、
データを読 み込 む動 作 を行 なってください。
例 3
PN, 0
ビットエラー測 定 を終 了 して元 のメニューに戻 ります。
関 連 コマンド
AM, AN, BM
96
8.1.41 PP (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
パイロット信 号 の ON / OFF を切 替 えます。
構文
PP,Mode [,Modulation]
PP,?
パラメーター
設定範囲
Mode
0 or 1
0 = OFF
0 to 15
1 = ON
Modulation
1 STEP
例1
PP, 0
パイロット信 号 を OFF にします。
例 2
PP, 1, 10
パイロット信 号 を ON にして、変 調 率 を 10%に設 定 します。
例 3
PP, ?
パイロット信 号 の設 定 を返 答 します。
関 連 コマンド
PL
97
8.1.42 PR (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
コンポジット信 号 にかけるプリエンファシスの設 定 をします。
構文
PR,Pre Emphasis
PR,?
パラメーター
設定範囲
Pre Emphasis
0 or 3
0 = OFF
1 = 25µS
1 = 50µS
1 = 75µS
例 1
PR, 0
プリエンファシスの設 定 を OFF にします。
例 2
PR, ?
リエンファシスの設 定 を返 答 します。
関 連 コマンド
EH
98
8.1.43 PK (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
RDS の出 力 (ON / OFF)を設 定 します。
構文
PR,RDS output
PR,?
パラメーター
設定範囲
RDS output
0 or 1
0 = OFF
1 = ON
例 1
PR, 0
RDS の出 力 を OFF にします。
例 2
PR, ?
現 在 の RDS 出 力 の設 定 を返 答 します。
-注 -
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
PC, PM, RD
99
8.1.44 PT (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
0A グループの現 在 放 送 中 の番 組 の種 類 を設 定 します。
Music (1)で音 楽 番 組 、Speech (0)でニュースなど話 中 心 の番 組 を表 します。
構文
PT,MS data
PT,?
パラメーター
設定範囲
MS data
0 to 1
0 = Speach
1 = Music
例 1
PT, 0
現在放送中の番組の種類を Speach にします。
例 2
PT, ?
現 在 放 送 中 の番 組 の種 類 を返 答 します。
-注 -
MS を設 定 すると、バーストを出 力 します。RDS データ MS がない場 合 、またはユーザー
デ ー タ の 場 合 は 、 設 定 及 び 変 更 出 来 ま せ ん 。 レ ス ポ ン ス コ ー ド は 4 (GP-IB は
100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
100
8.1.45 QG (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
MSG-2175 の設定状態を返答します。
構文
QG,?
パラメーター
設定範囲
無し
無し
例1
QG, ?
本 体 の設 定 状 態 を返 答 します。
101
8.1.46 RC (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
DARC 変 調 データ,RDS 変 調 データのレコードを設 定 します。
構文
RC [,Mode],Record number
RC [,Mode]?
パラメーター
設定範囲
Mode
D or R
D = DARC
R = RDS
Record number
※
0 to 10
0-10 = INT Record
[D]を省略した場合は DARC の設定になります。
例1
RC, D, 0
DARC 変 調 データをレコード 0 に設 定 します。
例 2
RC, R?
DARC 変 調 データの設 定 されているレコード番 号 を返 答 します。
-注 -
レコード 0 は、ROM データです。変 調 データが ALL 1 または ALL 0 に設 定 されている
場 合 、設 定 は変 更 しません。レスポンスコードは、4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 しま
す。
MSG-2175 に DARC 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、“RC, [D], 0 to 1”を送 信 す
るとレスポンスコードは、4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 し、設 定 は変 更 されません。
また、RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、“RC, R, 0 to 1”を送 信 するとレスポン
スコードは、4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 し、設 定 は変 更 しません。
関 連 コマンド
DARC
FA
RDS
FA, RD
102
8.1.47 RD (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
RDS のレコードのデータ内 容 (エディターデータ / ユーザデータ)を返 答 します。
構文
RD [,Record number]?
パラメーター
設定範囲
Record number
0 to 10
※
1 - 10 = RECORD
[,Record number]を省略した場合はレコード 1~10 のデータ内容を返答します。
例1
RD, 1?
RDS のレコード 1 のデータ内 容 を返 答 します。
RDS のレコードのデータ 内 容 がエディ ット データ(ア プリケーションで作 成 した データ)の
場 合 1,ユーザーデータ(ユーザーが作 成 したデータ)の場 合 は 2,データがない場 合 は 0
を返 答 します。
例 2
RD, ?
RDS のレコード 1~10 のデータ内 容 を返 答 します。
-注 -
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
FA, RC
103
8.1.48 RL (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
RSD の変 調 率 を設 定 します。
構文
RL,Modulation
RL,?
パラメーター
設定範囲
Modulation
0 to 10.0
0.1 STEP
例 1
RL, 10.0
RDS の変 調 率 を 10%固 定 にします。
例 2
RL, ?
RDS の変 調 率 を返 答 します。
-注 -
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
104
8.1.49 RP (共 通 )
RS-232C USB
説明
RS-232C,USB のレスポンスコードを設 定 するときに使 用 します。
構文
RP,Response
RP,?
パラメーター
設定範囲
Response
0 to 1
0 = OFF
1 = ON
例 1
RP, 1
RS-232C,USB のレスポンスコードを ON にします。
例 2
RP, ?
RS-232C の通信条件を返答します。
-注 -
レスポンスコードについては、レスポンスコード表 を参 照 して下 さい。
105
8.1.50 RS (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
RS-232C の通 信 条 件 を返 答 します。
構文
RS,?
パラメーター
設定範囲
無し
無し
例1
RS, ?
通信条件(①通信速度,②データービット,③パリティ,④ストップビット,⑤フロー制御)を返答し
ます。
19200, 8, NONE, 1, NONE
①
②
③
④
⑤
106
8.1.51 SD (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
RDS / RBDS を設定します。
構文
SD,data mode
SD,?
パラメーター
設定範囲
Data mode
0 to 1
0 = RDS
1 = RBDS
例 1
SD, 1
RDS データを RBDS にします。
例 2
SD, ?
現 在 の RDS データを返 答 します。
-注 -
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
107
8.1.52 SM (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
ステレオ信号の変調モードを設定します。
構文
SM,Stereo mode
SM,?
パラメーター
設定範囲
Stereo mode
0 to 6
0= L= R
1= L &R
2 = L =- R
3 = LEFT
4 = RIGHT
5 = MONO
6 = OFF
例 1
SM, 1
ステレオ変 調 モードを L & R にします。
例 2
SM, ?
現 在 のステレオ変 調 モードを返 答 します。
関連コマンド
MS
108
8.1.53 SO (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
ステレオ信 号 の AF 周 波 数 を設 定 します。
構文
SO,Source Freq.
SO,?
パラメーター
設定範囲
Source Freq.
1 to 5
1 = 400 Hz
2 = 1 kHz
3 = 6.3 kHz
4 = 10 kHz
5 = 15 kHz
例 1
SO, 4
AF 周 波 数 を 10kHz に設 定 します。
例 2
SM, ?
現 在 の AF 周 波 数 を返 答 します。
関連コマンド
TO
109
8.1.54 SQ (共 通 )
GP-IB
説明
サービスリクエスト信 号 を設 定 します。
構文
SQ,Request
SQ,?
パラメーター
設定範囲
Request
0 or 1
0 = 無効
1 = 有効
例 1
SQ, 0
サービスリクエスト信号を無効にします。
例 2
SQ, ?
サービスリクエスト信 号 の設 定 を返 答 します。
-注 -
レスポンスコードについてはレスポンスコード表 を参 照 して下 さい。
110
8.1.55 TA (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
0A グループの交 通 情 報 の放 送 状 態 を設 定 します。
ON (1)で現 在 放 送 中 を表 し、OFF (0)で放 送 していない事 を表 します。
構文
TA,TA data
TA,?
パラメーター
設定範囲
TA data
0 to 1
0 = OFF
1 = ON
例 1
TA, 0
交通情報の放送状態を OFF(放送していない状態)にします。
例 2
TA, ?
現 在 の交 通 情 報 の放 送 状 態 を返 答 します。
-注 -
TA を設 定 すると、バーストを出 力 します。RDS データの中 に TA がない場 合 、またはユ
ーザーデータの場 合 は、設 定 及 び変 更 出 来 ません。
レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
111
8.1.56 TO (STEREO)
RS-232C USB GP-IB
説明
ステレオ信 号 の AF 周 波 数 を設 定 します。
構文
TO,Source Freq.
TO,?
パラメーター
設定範囲
Source Freq.
1 or 4
1 = 1 kHz
4 = 400 Hz
例 1
TO, 4
AF 周 波 数 を 10kHz に設 定 します。
例 2
TO, ?
現 在 の AF 周 波 数 を返 答 します。
関連コマンド
SO
112
8.1.57 TP (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
0A グループの交 通 情 報 の ON / OFF を設 定 します。
構文
TP,TP data
TP,?
パラメーター
設定範囲
TP data
0 to 1
0 = OFF
1 = ON
例 1
TP, 0
RDS データの交通情報を OFF にします。
例 2
TP, ?
現 在 の RDS データの交 通 情 報 設 定 を返 答 します。
-注 -
TP を ON に設 定 した場 合 、TA または MS を変 更 するとバーストを出 力 します。
RDS 設 定 で選 択 したレコードにデータがない場 合 、またはユーザーデータの場 合 は、設
定 及 び変 更 出 来 ません。
レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
113
8.1.58 VR (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
ソフトウェアのバージョン情 報 を返 答 します。
構文
VR,?
パラメーター
設定範囲
無し
無し
例1
VR, ?
ソフトウェアのバージョンを下 記 の様 に返 答 します。
MSG-2175
FM MULTIPLEX SIGNAL GENERATOR
DARC, RDS MODULATOR Installed
Software Version 1.00FL
114
8.1.59 YR (RDS)
RS-232C USB GP-IB
説明
RTC の“年 ”を設 定 します。
構文
YR,YR data
YR,?
パラメーター
設定範囲
YR data
1999 to 2050
例 1
YR, 2008
RTC の“年”を 2008 年にします。
例 2
YR, ?
“年 ” の設 定 を返 答 します。
-注 -
設 定 前 のデータと設 定 後 のデータで、日 付 が変 わる場 合 があります。
例 1:2008 年 (うるう年 )から 2009 年 (うるう年 でない年 )に変 更 する場 合 。
【設 定 前 】2008 年 2 月 29 日 → 【設 定 後 】2009 年 2 月 28 日
RDS 設 定 で選 択 したレコードにデータがない場 合 、またはユーザーデータの場 合 は、設
定 及 び変 更 出 来 ません。
レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
MSG-2175 に RDS 変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 1 (GP-IB は 97(61h)) を返 答 します。
関 連 コマンド
CT, MT, DY, HR, MI, OF
115
8.1.60 *IDN (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
ソフトウェアのバージョンを返 答 します。
構文
*IDN,?
パラメーター
設定範囲
無し
無し
例1
*IDN, ?
ソフトウェアのバージョンを下 記 の様 に返 答 します。
MSG-2175
FM MULTIPLEX SIGNAL GENERATOR
DARC, RDS MODULATOR Installed
Software Version 1.00FL
116
8.1.61 *RST (共 通 )
RS-232C USB GP-IB
説明
MSG-2175 の設 定 内 容 を初 期 化 し、工 場 出 荷 状 態 にします。
構文
*RST
パラメーター
設定範囲
無し
無し
例1
*RST
設 定 内 容 を初 期 化 します。
117
レスポンスコード表 (共 通 )
8.2
コード
内容
説明
RS-232C
GP-IB
0
(96(60h))
問題無し
1
(97(61h))
コマンドエラー
コマンドに誤 りがあった場 合
2
(98(62h))
シンタックスエラー
構 文 に誤 りがあった場 合
3
(98(62h))
パラメーターエラー
パラメーターが設 定 範 囲 外 であった場 合
4
(100(64h))
無効
無 効 なコマンドを入 力 した場 合
5
(101(65h))
Data Ready
返 答 データが更 新 された場 合
※
カッコ内 は、GP-IB 使 用 時 のレスポンスコード
-注 -
本 器 のコマンドで変 調 器 が内 蔵 されていない時 は、設 定 は変 更 されません。レスポンスコー
ドは 1(GP-IB は 97(61h))が返 答 されます。
また、共 通 コマンドで該 当 するコマンドの変 調 機 能 が搭 載 されていない場 合 、機 能 しません。
レスポンスコードは 4 (GP-IB は 100(64h)) を返 答 します。
118