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1施 施 工 要 領 書 東洋プラント小型合併処理浄化槽 T P J 型 ●この度は東洋プラント小型合併処理浄化槽TPJ型をお買いあげいただき、誠にありがとうございます。 ●この「施工要領書」をよくお読みになって、正しく施工を行って下さい。 目 1.施 2.施 3.浄 4.特 5.試 6.竣 7.仕 注意 工 工 化 上 の 上 の 槽 の 殊 工 検 次 注 留 設 意 意 置 工 事 事 工 と 引 渡 運 査 様 項・ ・ ・ ・ ・ 項・ ・ ・ ・ ・ 事・ ・ ・ ・ ・ 事・ ・ ・ ・ ・ 転・ ・ ・ ・ ・ し・ ・ ・ ・ ・ 表・ ・ ・ ・ ・ 1 2 3 4 6 6 7 施 工 要 領 書 本 文 に 出 て く る 警 告 、注 意 表 示 の 部 分 は 、浄 化 槽 の施工前に必ずお読みになり、よく理解して下さい。 東洋プラント 東洋 プラント株式会社 プラント株式会社 1 . 施工上の 施工上 の 注意事項 ここに示 した注 意 事 項 は、浄 化 槽 を安 全 に正 しくお使 いいただき、あなたや他 の人 々への危 害 や損 害 を 未 然 に防 止 するためのものです。本 書 では、以 下 に示 すシンボルマークを使 っています。 警告 この表 示 の警 告 内 容 を無 視 して取 り扱 いを誤 った場 合 は使 用 者 が死 亡 または重 傷 を負 う危 険 性 が想 定 される内 容 を示 します。 注意 この表 示 の注 意 内 容 を無 視 して、取 り扱 いを誤 った場 合 に使 用 者 が傷 害 を負 う危 険 および物 的 損 害 ※ の発 生 が想 定 される内 容 を示 します ※ 警告 物 的 損 害 とは、家 屋 ・家 財 および家 畜 ・ペットにかかわる拡 大 損 害 を示 します。 (1) 感 電 ・発 火 事 故 防 止 ● ブロワ、ポンプにはアース線 が付 いていますので、電 気 事 業 法 による「電 気 設 備 に関 する技 術 基 準 を定 める省 令 」に基 づくD種 接 地 工 事 を行 ってください。 ● ブロワの電 源 にコンセントを使 用 する場 合 は、JIS防 雨 型 コンセントをご使 用 ください。 ● ブロワ・ポンプ・制 御 盤 などの電 気 機 器 工 事 は、電 気 工 事 士 の資 格 を持 つ専 門 業 者 に依 頼 してください。 ● 必 ず100V電 源 をご使 用 下 さい。200V電 源 を使 用 するとブロワが破 損 します。 ● 電 源 の一 次 側 には、漏 電 遮 断 器 (ELB)を付 けてください。 これらの注 これらの 注 意 を 怠 ると、 ると 、 感 電 ・ 発 火 の 生 ずるおそれがあります。 ずるおそれがあります 。 警告 ( 2 ) マンホール・ マンホール ・ 点 検 口 からの転 からの 転 落 ・ 傷 害 事 故 防 止 ● 工 事 中 は、必 要 なとき以 外 はマンホール・点 検 口 などの蓋 を必 ず閉 めてください。 ● マンホール点 検 口 などのひび割 れ・破 損 などを発 見 したら、直 ちに取 り替 えてください。 これらの注 これらの 注 意 を 怠 ると、 ると 、 転 落 ・ 傷 害 の 生 ずるおそれがあります。 ずるおそれがあります 。 警告 (3) 傷 害 事 故 防 止 ● 槽 の吊 り上 げ・据 え付 けは、玉 掛 け作 業 で行 なってください。 ● 槽 の下 には立 ち入 らないでください。 これらの注 これらの 注 意 を 怠 ると、 ると 、 傷 害 事 故 の 生 ずるおそれがあります。 ずるおそれがあります 。 警告 (4) 転 落 事 故 防 止 ● 埋 設 工 事 に際 して、穴 を掘 った周 囲 には、防 護 柵 をつくり関 係 者 以 外 立 ち入 らないようにしてください。 ● 据 え付 け後 の水 はり、浮 上 防 止 金 具 の取 り付 け作 業 は足 場 板 などで養 生 して行 ってください。 これらの注 これらの 注 意 を 怠 ると、 ると 、 転 落 事 故 ( 傷 害 ) の 生 ずる恐 ずる 恐 れがあります。 れがあります 。 注意 ( 5 ) 消 毒 剤 による器 による 器 物 破 損 事 故 防 止 ●浄 化 槽 に入 れる消 毒 剤 は、浄 化 槽 を使 用 開 始 するまでは開 封 しないでください。 ●消 毒 剤 を開 封 する前 に浄 化 槽 へ流 入 する排 水 元 の設 備 、機 器 (トイレ、浴 室 、洗 面 台 、台 所 など)のトラッ プ封 水 が切 れていないことを確 認 してください。 これらの注 これらの 注 意 を 怠 ると、 ると 、 消 毒 剤 の 塩 素 ガスによって ガス によって設 によって 設 備 、 機 器 が 腐 食 し 器 物 破 損 、 傷 害 を 生 ずる恐 ずる 恐 れ があります。 があります 。 -1- 2 . 施工上の 施工上 の 留意事項 留意 事項 浄 化 槽 設 置 工 事 は 、 工 事 現 場 で 浄 化 槽 設 備 士 が 監 督 してください。 してください 。 留意 (1) 槽 設 置 届 けを確 認 してください。 留意 (2) 工 事 施 工 要 領 書 ・工 事 仕 様 書 ・浄 化 槽 工 事 の技 術 上 の基 準 などの諸 法 令 を確 実 に守 って工 事 してください。 工 事 が不 完 全 な場 合 は、槽 の破 損 による汚 水 漏 れ・放 流 水 質 の悪 化 などの原 因 に なります。 留意 (3) ブロワを設 置 する場 所 は通 気 ・防 湿 ・騒 音 に配 慮 してください。 振 動 防 止 のために、基 礎 は鉄 筋 コンクリート製 とし、ブロワ自 体 の重 量 や振 動 に耐 えるものとしてください。 据 付 コンクリートの基 礎 は建 築 物 に直 接 つなげることなく、地 盤 (GL)より10㎝以 上 高 くし,ブロワ台 の外 寸 よりも5㎝大 きくしてください。 留意 (4) 工 事 は浄 化 槽 工 事 の技 術 上 の基 準 を守 り、特 に基 礎 工 事 、埋 戻 し工 事 、上 部 スラ ブ打 設 などは、施 工 要 領 書 に基 づき正 しく行 ってください。 また、駐 車 場 ・車 庫 にする場 合 、交 通 量 の多 い道 路 ばたに設 置 する場 合 、近 くの建 築 物 の荷 重 が槽 本 体 に影 響 する場 合 、軟 弱 な地 盤 に施 工 する場 合 、多 雪 地 帯 に 設 置 する場 合 などは特 殊 工 事 になりますので、槽 本 体 に影 響 を及 ばさないように補 強 工 事 を行 ってください。 とくに、事 業 所 、店 舗 関 係 で、不 特 定 多 数 の車 両 が駐 車 されるような場 所 に浄 化 槽 を設 置 される場 合 は、店 舗 などの規 模 、駐 車 場 の広 さなどを勘 案 して、予 見 しうる最 大 荷 重 に耐 える補 強 工 事 に留 意 してください。 留意 (5) 浄 化 槽 を破 損 しないように埋 め戻 しには、次 のような事 項 に注 意 し作 業 をしてください。 1) 水 はりの後 に、埋 め戻 し作 業 を行 うこと。 2) 埋 め戻 しの土 は、石 ころなどが混 入 しない砂 質 土 を用 いること。 3) 埋 め戻 し時 に重 機 のバケットなどを槽 に当 てたり、高 いところから埋 め戻 しの土 を 落 とさないでください。浄 化 槽 設 置 工 事 に伴 う残 材 は「廃 棄 物 の処 理 及 び清 掃 に 関 する法 律 」で産 業 廃 棄 物 となりますので、その規 定 に従 って処 理 してください。 留意 (6) 浄 化 槽 に 入 れる消 れる 消 毒 剤 は 、 浄 化 槽 を 使 用 開 始 するまでは開 するまでは 開 封 しないで下 しないで 下 さい。 さい 。 これらを守 らないと、消 毒 剤 から塩 素 ガスが発 生 し空 気 中 の水 分 と反 応 し、塩 酸 を 生 じ、このために金 属 類 を腐 食 する恐 れがあります。 留意 (7) 設 置 工 事 完 了 後 は、工 事 竣 工 チェックリストで確 認 してください。 工 事 竣 工 チェックリストは弊 社 窓 口 にお問 い合 わせください。 留意 (8) 使 用 者 に、浄 化 槽 の清 掃 業 者 、保 守 点 検 業 者 及 び検 査 機 関 と維 持 管 理 や検 査 の 契 約 をするようにご指 導 してください。 留意 (9) 取 扱 説 明 書 ・保 証 書 等 を施 主 様 に手 渡 すときは必 ず受 領 書 を受 け取 り保 管 してくだ さい。 留意 (10) 「取 扱 説 明 書 など」が使 用 者 に渡 ってない時 は、弊 社 にご連 絡 するようお伝 えください。 早 速 郵 送 いたします。 留意 (11) 浄 化 槽 設 置 工 事 に関 して不 詳 な点 は弊 社 窓 口 にお問 い合 わせください。 -2- 3 . 浄化槽の 浄化槽 の 設置工事 3-1.工 事 前 の確 認 事 項 ( 1 ) 設 置 届 の 提 出 はお済 はお 済 みですか ・浄 化 槽 設 置 工 事 には所 轄 役 所 への設 置 届 出 が浄 化 槽 法 によって義 務 づけられています。必 ずご提 出 ください。 ( 2 ) 設 置 場 所 は 適 当 ですか 設置禁止場所 ・床 下 など維 持 管 理 できない場 所 ・放 流 許 可 の下 りてない場 所 ・バキューム車 の使 用 できない場 所 ・放 流 水 位 が放 流 管 より高 くなりやすい場 所 ( 3 ) 製 品 を チェックしてください チェック してください 施 工 前 に製 品 をチェックしてください。チェックのポイントは運 送 事 故 などによるひび割 れなどの有 無 です。 ( 4 ) 配 管 系 統 と 構 造 を 確 認 してください 。 ・雑 排 水 経 路 では防 臭 を兼 ねたトラップますを介 在 させ、臭 突 の立 ち上 げ位 置 についても留 意 してください。 ・雨 水 は流 入 できません。ますはすべてインバートますが基 本 です。 A +300mm以上 B +300mm以上 3-2.掘 削 ・基 礎 工 事 湧水地での釜場 本 体 寸 法 より300mm以 上 大 きく掘 ります。 排水 ( 1 ) 湧 水 のない 場 所 G.L ・粒 のそろった栗 石 をひとかわ並 べ突 き固 め、目 つぶし砂 利 を入 れ、 隙 間 を埋 めます。捨 てコンでならしたのち、基 礎 コンクリート (セメント:砂 :砂 利 =1:3:6)を打 ち、水 平 に仕 上 げます。 ( 2 ) 湧 水 場 所 の 場 合 (右 図 ) ・湧 水 場 所 では釜 場 をつくってポンプで排 水 し、水 中 コンクリートを打 基礎 ち基 礎 をつくってください。ポンプでの排 水 は、槽 を設 置 して水 張 りが コンクリート 完 了 するまで続 けてください。 100mm 地下水位 WL2 150mm 3-3.本 体 据 え付 け・埋 め戻 し工 事 栗石 (1) 本 体 据 え付 け工 事 排水 ポン プ WL1 ・基 礎 コンクリート上 に通 り芯 、浄 化 槽 本 体 の位 置 等 の墨 だしを行 います。 ・浄 化 槽 の4ヶ所 の吊 り金 具 にワイヤーロープをかけて、静 かにつり込 み・下 ろしを行 ってください。 ( 2 ) 槽 の レベル出 レベル 出 し マンホール枠 に水 準 器 をあて、直 角 二 方 向 の水 平 を出 してください。 (3) 水 張 り ・槽 のレベルを確 認 しながら水 張 りを行 ってください。各 槽 の水 準 目 安 線 で確 認 してください。 (4) 配 管 工 事 ・雑 排 水 経 路 にはトラップますを設 けてください。 ・配 管 勾 配 は1/100(1/管 径 )以 上 としてください。 ・雨 水 は流 入 させないでください。 (5) 臭 突 管 (排 気 管 )工 事 設 置 場 所 が 風 通 し が 悪 く 臭 気 がこもるような 場 合 や 、 放 流 ポンプ 槽 がある 場 合 は 、 必 ず 臭 突 管 ( 排 気 管 ) を 設 置 して く ださい 。 ・流 入 側 マンホールの首 部 に臭 突 口 (排 気 口 )を設 けています。 ・排 気 横 引 管 (呼 び径 65)をモルタル巻 きにしてください。あとの施 工 がしやすいように臭 突 管 を取 り付 けてください。 ・臭 突 は軒 先 より1m以 上 高 く取 り付 けてください。 (6) 埋 め戻 し工 事 ・埋 め戻 しの際 に尖 った石 や異 物 がないことを確 認 し、周 囲 より均 等 に水 締 めをしながら埋 戻 してください。また槽 内 に 土 砂 が入 らないようにしてください。 ・水 締 めをして埋 め戻 した箇 所 から、ランマー等 を用 いて突 き固 めてください。 ・まず浄 化 槽 フランジ高 さ(下 半 分 )まで水 締 めしながら突 き固 め、そのあと上 半 分 の埋 戻 しを行 うようにしてください。 ・重 機 などの荷 重 が槽 本 体 にかからないようにしてください。 -3- ( 7 ) マンホールフタ マンホー ルフタについて ルフタ について ・マンホールフタはロック装 置 付 きです。頭 部 を回 転 させると開 閉 します。工 事 が終 了 したら矢 印 を「閉 」に合 わせてくだ さい。 3 - 4 . ブロワの ブロワ の 設 置 場 所 の 選 定 ・ 据 え 付 け 工 事 ( 1 ) ブロワの ブロワ の 設 置 場 所 の 選 定 ・浄 化 槽 の近 くに設 置 し、空 気 配 管 長 は5m以 下 、曲 がりは5カ所 以 下 として下 さい。 5 m を 超 えて 10 m までの 場 合 は 、 配 管 径 を VP 20に 20 に 大 きくして 下 さい 。 10 m を 超 える 場 合 は ブロワ型 ブロワ 型 式 の 変 更 が 必 要 となりますので 弊 社 営 業 までご 相 談 下 さい 。 空 気 配 管 が 長 くなると吐 くなると 吐 出 空 気 量 が 不 足 して 浄 化 槽 の 性 能 が 出 ない 恐 れがあります 。 ・維 持 管 理 しやすいところに設 置 してください。 ・建 物 から30㎝離 してください。ブロワは昼 夜 運 転 しているので作 動 音 が気 になることがあります。寝 室 や書 斎 の近 くに 設 置 するのは避 けてください。 ・直 射 日 光 をさけ通 気 の良 い場 所 に設 置 してください。 ・枯 れ葉 やゴミが吹 きだまる場 所 には設 置 しないでください。 ・ブロワが浸 水 したり、雪 に埋 もれたりしないようにしてください。また、湿 気 や水 気 の多 い場 所 に設 置 しないでください。 ・マンホールの上 や柔 らかい地 面 には置 かないでください。 ( 2 ) ブロワの ブロワ の 据 え 付 け 工 事 ・振 動 防 止 のために据 え付 け台 をコンクリートで造 ってください。ブロワの重 量 や振 動 に耐 えるものとしてください。 ・据 付 台 コンクリート基 礎 は建 築 物 と繋 げず、地 面 (G.L.)より10㎝以 上 高 く、ブロワ外 寸 より5㎝以 上 大 きくして下 さい。 ・ブロワは据 え付 け台 に水 平 においてください。 ・ブロワの空 気 吐 出 口 と浄 化 槽 の空 気 供 給 口 は必 ず付 属 のL型 ホースを使 用 し、ホースバンドで固 定 してください。 またL型 ホースが折 れ曲 がらないように高 さの調 整 を行 ってください。 3-5.電 気 配 線 工 事 ・ブロワ、ポンプにはアース線 が付 いていますので、電 気 事 業 法 による「電 気 設 備 に関 する技 術 基 準 を定 める省 令 」に 基 づくD種 接 地 工 事 を行 ってください。 ・電 気 工 事 は必 ず専 門 の工 事 業 者 が行 ってください。 ・ブロワ専 用 の電 源 コンセントを設 置 してください。コンセントは防 雨 型 を使 用 してください。 ・電 源 は漏 電 遮 断 機 ・過 電 流 遮 断 機 の設 置 された100Vを使 用 してください。 200V 電 源 を 使 用 した 場 合 、 ブロワが ブロワ が 破 損 しますのでご 注 意 下 さい 。 ・ブロワの電 源 プラグを専 用 の防 雨 型 コンセントにがたつきが無 いようにしっかり差 し込 んでください。 不 完 全 な 接 続 では 感 電 や 火 災 が 生 じる 恐 れがあります 。 ・電 線 管 端 部 、接 合 部 は発 泡 ウレタン等 により気 密 シールを行 ってください。 ・電 源 側 には必 ず漏 電 ブレーカーを各 ポンプ毎 に1個 づつ取 付 て下 さい。 1台 が故 障 のため漏 電 ブレーカーが作 動 しても、もう1台 は運 転 できます。 ・電 源 ケーブルの結 線 、漏 電 ブレーカー等 の端 子 については必 ず配 電 箱 内 で接 続 してください。 3-6.運 転 開 始 前 の確 認 ・ホースの接 続 部 から空 気 漏 れが無 いか。 ・運 転 音 の異 常 が無 いか。 ・無 理 な配 管 のため浄 化 槽 に振 動 がおこっていないか。 4 . 特殊工事 4-1.嵩 上 げ工 事 ( 1 ) 嵩 上 げ パイプ方 パイプ 方 式 ・嵩 上 げは30㎝以 内 にしてください。スラブは鉄 筋 コンクリートとして土 肩 で受 けて下 さい。 ( 2 ) ピット方 ピット 方 式 ・嵩 上 げが高 くなる場 合 、保 守 点 検 や清 掃 作 業 に支 障 のないように十 分 に大 きなピット工 事 を行 ってください。 なおピット内 排 水 用 ドレーンが必 要 です。 ・ピット高 さが30㎝以 上 になるときは浄 化 槽 側 圧 に対 する保 護 策 を講 じてください。(コンクリート補 強 など)また上 部 荷 重 は支 柱 工 事 等 により基 礎 で受 けて下 さい。 -4- (3) 湧 水 地 帯 ・地 下 水 位 が設 置 した浄 化 槽 の中 央 部 より上 にある場 合 は、地 下 水 位 まで槽 の周 りをコンクリート補 強 してください。 (4) 崖 下 の場 所 ・擁 壁 間 近 ・建 築 物 間 近 ・土 圧 のかかる側 に土 圧 に応 じた鉄 筋 コンクリート擁 壁 を設 けて土 圧 を遮 断 する方 策 を講 じてください。 ・また建 築 物 に接 して設 置 する場 合 は建 築 フーチングの外 側 から 45°の線 の外 側 に設 置 してください。 コ ンク リ ート 擁 壁 G.L. G.L. この範囲に浄化槽 を設置しては 45° いけない 大 きな 土圧 ( 5 ) 車 両 の 通 る 所 への 設 置 ・車 庫 など普 通 乗 用 車 が通 る場 合 はスラブを鉄 筋 で補 強 してください。荷 重 が槽 に直 接 かからないようにスラブは必 ず 土 肩 で受 けるか、または、スラブと基 礎 の間 に支 柱 工 事 を行 ってください。 ・大 型 車 両 の通 る所 への設 置 は避 けてください。やむを得 ず設 置 する場 合 は、車 両 重 量 が直 接 かからないよう支 柱 工 事 等 の対 策 をして下 さい。 ・マンホール蓋 は耐 荷 重 用 のものを正 しく選 定 してください。 基礎/上版スラブ L2/L3 本体 L1 マンホール選 定 表 500K 1500K 乗 用 車 (2000cc以 下 ~ 3t トラック等 5000K ~15t トラック等 支柱間隔 W4 安全荷重表示 基礎/上版スラブ W2/W3 本体 W1 用途 マンホール蓋 荷 重 種 別 の表 示 標 準 施 工 寸 法 表 (mm) 補強筋 D13 ダブル 支柱間隔 L4 支柱 180 10 3060 1660 1550 3200 2450 3200 2450 1250 2800 2050 G.L. φ100→ →φ100 支柱工事例 図は5人槽 総重量2トン以下 カサアゲ100mm 放流管底 ~本体底 7 2790 1200 1550 2900 2000 2900 2000 1250 2200 1600 4-D13 HOOP D10 @100 200 5 2190 1120 1550 2300 1900 2300 1900 1250 1900 1500 流入管底 ~本体底 各部 / 人槽 本 体 L1 本 体 W1 本 体 基 礎 ・スラブ L2 基 礎 ・スラブ W2 上 版 ・スラブ L3 上 版 ・スラブ W3 流 入 管 底 -本 体 底 支 柱 間 隔 L4 支 柱 間 隔 W4 上版スラブ L6 基礎スラブ L5 支 柱 を立 てない施 工 方 法 です。 ・上 部 スラブは必 ず地 耐 力 5t/m 2 以 上 の土 肩 で、 200mm以 上 受 けるようにしてください。 ・浄 化 槽 の真 上 に乗 用 車 が位 置 するよう配 置 してください。 上版スラブ W6 基礎スラブ W5 ( 6 ) 支 柱 レス工 レス 工 事 ( 5 , 7 人 槽 ) ・総 重 量 (車 両 と積 載 重 量 )が2t以 下 の場 合 で、 支 柱 レス標 準 施 工 寸 法 表 (mm) 7 基 礎 ・スラブ L5 基 礎 ・スラブ W5 2100 1050 2700 1100 上 版 ・スラブ L6 3590 4190 上 版 ・スラブ W6 2520 2600 補強筋 D10 シングル 100 5 G.L. 200 D10 @200 シングル 土肩 D10 @200 シングル ・詳 細 は現 場 の状 況 に応 じて設 計 された施 工 図 に基 づいて 工 事 を行 なってください。 -5- 支柱レス工事例 図は5人槽 カサアゲなし 100 各部 / 人槽 5 . 試運転 下 記 要 領 で、試 運 転 を実 施 して下 さい。 (1) 各 槽 所 定 の水 位 まで水 が張 っていることを確 認 して下 さい。 水 面 が、沈 殿 槽 にある越 流 セキから越 流 する水 位 程 度 であること。 (2) ブロワの電 源 を入 れ、異 常 な騒 音 、振 動 が無 く正 常 なばっ気 状 態 かどうか確 認 して下 さい。 (3) 配 管 途 中 に空 気 漏 れが無 く、各 バルブ操 作 を行 い正 常 な作 動 かどうかを確 認 して下 さい。 (4) 浄 化 槽 をすぐに使 用 される場 合 は薬 剤 を包 装 袋 から取 り出 し、薬 剤 筒 にセットして下 さい。薬 剤 筒 を調 整 し、開 口 部 が半 分 程 度 になるようにして下 さい。 浄 化 槽 の 使 用 開 始 が 後 日 の 場 合 は 、 薬 剤 筒 の 包 装 袋 は 開 封 しないで 下 さい。 さい 。 (5) マンホール枠 の溝 内 の砂 、コンクリート等 はきれいに取 り除 き、フタを槽 にセットし、必 ずロックを閉 にして下 さい。 スキマや スキマ や ガタツキがあると ガタツキ があると 、 臭 気 が 発 生 したり 、 初 期 に 生 じる 泡 末 が 飛 散 したりする 恐 れがあります。 れがあります 。 (6) 下 表 の各 項 目 をチェックし、調 整 して下 さい。 担 体 流 動 槽 に 充 填 されている 担 体 は 、 運 転 開 始 当 初 は 浮 上 し 流 動 しない 場 合 がありますが 、 汚 水 流 入 後 1 週 間 以 内 に 流 動 します 。 (7) 各 バルブの確 認 ①循 環 バルブ(灰 ) 循 環 移 送 水 量 を調 整 します。 循 環 移 送 水 量 は、流 入 水 量 (Q)の3倍 (3Q)を基 本 としていますので、下 記 設 定 範 囲 内 で調 整 して下 さい。尚 、水 量 の確 認 は、移 送 管 の先 端 で実 測 することにより行 って下 さい。 【循 環 移 送 水 量 の設 定 範 囲 】 処理対象人員 ~4 人 5人 6人 7人 8人 9人 10 人 日 平 均 汚 水 量 (m 3 /日 ) ~0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 移送水量 下限値 1.7 2.1 2.5 2.9 3.3 3.8 4.2 (L/分 ) 上限値 1.9 2.4 2.9 3.4 3.9 4.4 4.9 ※ 水 位 は LWL から最 大 50mm 上 昇 します。水 位 が LWL より高 くなっていると、循 環 水 量 は大 幅 に増 加 しますので、 水 量 調 整 は 水 位 が LWL であることを 確 認 してから 行 って 下 さい。 さい ②散 気 バルブ(青 ) 担 体 流 動 槽 のばっ気 と放 流 エアリフトポンプの吐 出 を調 整 します。通 常 は調 整 不 要 です(バルブ開 度 が全 開 になって いることを確 認 して下 さい)が、下 記 状 態 になっていることを確 認 して下 さい。 ●担 体 流 動 槽 のばっ気 状 況 槽 中 央 部 から槽 壁 面 に向 かって水 流 が形 成 されている。 ●放 流 エアリフトポンプの吐 出 状 況 水 位 がLWL以 上 の場 合 (水 位 が越 流 堰 を越 えた状 態 にある場 合 )、吐 出 すること。 6 . 竣工検査と 竣工検査 と 引渡し 引渡 し < 工事店へお 工事店 へお願 へお 願 い > (1) 試 運 転 が完 了 し、所 轄 関 係 官 庁 の竣 工 検 査 を受 けられた後 、施 主 様 に引 き渡 してください。 (2) 引 き渡 しの際 には、正 しい使 用 方 法 を必 ず説 明 してください。また、保 守 点 検 業 者 様 立 会 のもとに行 ってください。 (3) 無 料 修 理 保 証 書 ・登 録 合 併 浄 化 槽 機 能 保 証 書 は、※印 箇 所 に必 要 な事 項 を記 入 の上 、本 票 を施 主 様 にお渡 しくだ さい。メーカー控 えは弊 社 営 業 員 にお渡 しください。 (4) 取 扱 説 明 書 も、施 主 様 にお渡 しください。 (5) すぐに入 居 されない場 合 は、無 料 保 証 書 ・登 録 合 併 浄 化 槽 機 能 保 証 書 および取 扱 説 明 書 をトイレの見 えやすい所 に置 いて、入 居 された施 主 様 にわかるようにしてください。また取 扱 説 明 書 の裏 面 には保 守 点 検 業 者 様 の連 絡 先 を明 記 しておいてください。 -6- 流入バッフル 7 . 仕様 型 式 処 理 対 象 人 員 (人 ) 長さ A 本 寸 法 幅 B ( mm) 高さ C 体 マンホール (mm)×(個 ) 総 容 量 ( m 3) 製 品 重 量 ( kg) TPJ-5型 TPJ-7型 TPJ-10型 5 2190 1120 7 2790 1200 1550 (1580) φ 450×2 φ 600×1 3.219 240 10 3060 1660 φ 600×2 2.315 200 臭突口 φ 450×1 φ 600×2 4.639 400 移流管兼清掃口 移流口バッフル 流入管φ100 ブロワ 方 式 電磁ダイアフラム式 型 式 LP-60EN LP-80E LP-120H(S) 吐 出 風 量 ( L/分 ) 60 80 120 消 費 電 力 (W) 39 57 130 50/60Hz 吐出口呼び径 13A 送気口φ13 移送管 臭突口 放流エアリフトポンプ 薬剤筒 放流管φ100 消毒槽 夾雑物除去槽 嫌気ろ床槽 担体流動槽 沈殿槽 ※( )内 はマンホール枠 高 さを含 む。 循環エアリフトポンプ 東 洋 プラント株 プラント 株 式 会 社 〒 516516 - 0804 三 重 県 伊 勢 市 御 薗 町 長 屋 2212 TEL 05960596 - 2222 - 6996 FAX 05960596 - 2222 - 6997 2008.08 版 -7-