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 この警報器は、都市ガスや一酸化炭素(CO)を検出して、注意報または警報を発し
ます。注意報や警報を発する機能を持っていますが、ガスもれや不完全燃焼の発生を未
然に防止する装置ではありません。ガスもれや不完全燃焼などによる損害については、
責任を負いかねますのでご了承下さい。
警報器を正しくお使いいただくためや、あなたや他の人々への危害や財産への損害を
未然に防止するために、この取扱説明書にはいろいろな絵表示をしています。その表示
と意味は次のようになっています。内容をよく理解してから本文をお読みください。
切換スイッチにより、ブザー設定
した場合「ピッポッピッポッ」の
みの警報が鳴ります。
「ピッピッピッピッ ガスがもれてい
ませんか」が鳴ります。
切換スイッチにより、ブザー設定し
た場合「ピッピッピッピッ」のみの
警報が鳴ります。
有効期限
20 年 月まで
「ピッピッピッピッ ガスがもれていま
せんか」
「ピッピッピッピッ」のみの警報音
警報器は絶対に分解改造しないでください。
また、警報器を落下させたり衝撃を与える
ような取扱いはしないでください。
(故障の原因になります。)
警報器の取付位置を移動させないでくださ
い。警報器の位置を変える必要が生じた場
合は、最寄りの東京ガスに依頼してくださ
い。(警報の遅れの原因となります。)
「ピッポッピッポッ 空気がよごれて危険
です 窓を開けて換気してください。」
「ピッポッピッポッ」
のみの警報音
「ピッポッピッポッ 空気がよごれて危険
です 窓を開けて換気してください。」
「ピッポッピッポッ」のみの警報音
「ピッピッピッピッ ガスがもれていませんか」
「ピッポッピッポッ 空気がよごれて危険です
窓を開けて換気してください。」
「ピッピッピッピッ」
「ピッポッピッポッ」
のみの警報音
この警報器は、お取付けいただいた場所近くでのガスもれや一酸化炭素(CO)
には警報を発してお知らせしますが、他の部屋などで発生したガスもれや一酸化
炭素(CO)では警報を発しないことがあります。
警報器が正しく設置されているかどうか、確認してください。
※取付けおよび取付け位置の変更は、販売店または東京ガスにおまかせください。
部屋に入らず、室外から
ドアや窓を開けられる場
合は、開け放して換気を
してください。
1. ドアや窓を開けて換気し
てください。
2. ガスの器具栓、元栓、メータガス栓を閉
めてください。
4. 警報器が鳴りやまなければ最寄りの東京
ガスへご連絡ください。
3. ガスがなくなれば、警報音は自動的に止ま
りますので、止まってからガスもれの原
因を点検してください。
ガスもれの原因として、煮こぼれによるガ
スもれ、ゴム管のはずれ、ゴム管の亀裂、
ガス器具の立ち消えなどがあげられます。
たびたび警報が鳴る場合は、ガス機器の
点検を受けてください。
1. ドアや窓を開けて換気し
てください。
2. ガス機器の使用を止めて
ください。
3. 警報音が鳴りやまなけれ
ば最寄りの東京ガスへご
連絡ください。
●たびたび警報が鳴る場合は、
ガス機器の点検を受けてく
ださい。
●ガス機器以外の燃焼機器が
原因で鳴る場合もあります
ので、これらの機器も点検
を受けてください。
部屋に入らず、室外から
ドアや窓を開けられる場
合は、開け放して換気を
してください。
「ピッピッピッピッ ガスがもれていませんか」と警報を発している場合の処置
(P7・8)と同じ処置をしてください。
換気扇は回さないでください。
(火気禁止・電気のスイッチには触れない)
お 願 い
《お断わり》
集中監視盤等の外部機器と接続している場合、
警報器を取外すと、外部機器が警報音を発し
ながら故障表示をすることがあります。
お手入れをされる場合は、布を水または石けん
水に浸し、よく絞ってから汚れを拭き取ってく
ださい。
お手入れの時、警報器の内部に水が浸入しない
ように注意してください。
●この警報器は、5年間の無償保証付きです。この取扱説明書に書かれている内容を守っていただい
た上で警報器が正しく作動しないことが判明した場合には無償でお取替えいたします。
ただし、保証書裏面記載の保証の適用除外の項目に該当する場合はこの限りではありません。保証
書をご参照ください。
●この警報器の有効期限は、お取付の5年後です。有効期限とは警報器の所定の性能を維持できる期
限であり、5年を経過したものは、規定の警報ガス濃度で警報しないなど誤作動の恐れがあります
ので、ぜひ新しい警報器とお取替えください。
●保証書に取り付け年月および販売店名の記入のないものは無効となることがありますので、お取り
付け時にご確認ください。
●保証書は大切に保管してください。
●アフターサービスについて、ご不明な点がありましたらお買い求めの販売店または東京ガスにご連
絡ください。
●作動点検をご希望の場合には有償にて、リースをご利用の場合は通常範囲内であれば無償にて点検
いたします。お買い求めの販売店または東京ガスにご連絡ください。
登録について
この警報器はコンピューターに登録させていただきます。
●この警報器の設置情報(取付年月日、お客さま番号、機器名、設置場所等)は、販売店を通じ東京
ガスのコンピューターに登録させていただきます。登簿済みの警報器には有効期限(取替予定年月)
を記入したラベルを貼付していますので、ご確認ください。また有効期限(取替予定年月)の記入
のないラベルは未登録の場合がありますので、お買い求めの販売店または東京ガスにご連絡くださ
い。(ラベルをはがしたりすることはお避けください。)登録された警報器の有効期限到来時に、
東京ガスまたは指定の販売店より期限切れをお知らせしますので、ぜひ新しいものとお取り替えく
ださい。なお、お客さまが転居された場合など、期限切れのお知らせができないこともあります。
●警報器の有効期限到来時には、東京ガスからのダイレクトメール送付、または販売店からの電話等
により、その事実をお知らせします。
●お引越しの場合の取り扱い
①リース品
リース品は転居先に持っていかないでください。リース料金は、ガスメーター閉栓(ガス料金の最
終検針)の月までご請求し、次月以降は解約となります。
リース警報器は原則として、東京ガスまたは指定の販売店が、ガスメーター閉栓時に取り外させて
いただきます。なお、家主さんが契約されている場合は、家主さんにご相談ください。
②現金またはカード払いなどによるお買い上げ品
お客さまご自身が東京ガス供給エリアの新住所にお持ちいただいた場合は、お買い求めの販売店ま
たは東京ガスまでご連絡ください。
無償で再設置のうえ、新住所での設置先登録をさせていただきます。
個人情報保護法に関する東京ガスの対応について
●警報器に関するお客さまの個人情報は、上記の有効期限経過のお知らせを行うほか、製品の品質向
上のための修理点検記録収集やアフターサービス全般のために使用し、それ以外の目的に使用する
ことはございません。
●東京ガスは上記を実施するためにお客さまの個人情報を協力企業(ライフバル各社、エネスタ・エ
ネフィット、その他弊社製警報器取り扱い企業)と共同利用いたします。その場合、お客さまの個
人情報を安全かつ適切に利用するよう努めます。
●お客さまが上記の個人情報の利用をお認めにならない場合は、お手数ですがその旨をお申し出くだ
さい。
50∼300ppm
10分以内で危険と判断し
ピッポッピッポッ
空気がよごれて危険で
す 窓をあけて換気し
てください
5分以内で
ピッポッピッポッ
空気がよごれて危険で
す 窓をあけて換気し
てください
60秒以内
0V
警報器側面の切換えスイッチにより「音声警
報」
「 ブザー警報」の切換えをすることができ
ます。
ガス採取器(別売品)とガスコンロなど検知
対象ガスの炎からガスを採取できるものを用
意します。
周囲に引火物などが無いことを確認してか
らガスコンロを点火し、炎の高さを5㎝程度
に調節してください。炎が小さいと点検ガ
スを採取しにくくなります。
ガスコンロの種類により、炎の高さを5㎝に
調整できない場合は、コンロの火力を最大に
して点火してください。
ガス採取器の容器部分を指で圧縮して、ガス
採取器の先端を炎の高さの真ん中の位置へも
っていきます。炎の中へは、ガス採取管の先
端5∼10mmの部分が赤黄色になる程度にし
てください。
容器の圧縮をゆっくり(約3秒程度)緩め、
炎の中からガス成分を吸引します。(長時間
加熱すると、ガス採取器が破損する場合があ
ります。)点検ガスの採取が終わりましたら
速やかにガス採取器をガスコンロの炎から離
し、ガスコンロの炎を消してください。
ガス採取管の先端部分の温度が下がるまで、
約25秒程度待ちます。
(ガス採取器の先端部分は熱くなっており、冷
まさずに警報器に押しあてて点検すると、警報
器のケースを溶かしたり、傷がついたりします。
必ず約25秒間以上冷ましてから点検してくださ
い。)
電源ON後、警報器の緑ランプの点滅開始から
約1分5秒と2分55秒の間、25秒毎に5サ
イクル、10秒間の瞬時消灯を繰り返します
(COガス点検お知らせ機能)。
この動作中にガス採取管の先端をCO点検口に
しっかり押しあてて、容器を圧縮し、採取した
ガスをゆっくり(約3秒程度)注入します。
不完全燃焼ガスの濃度が低ければ、黄ラン
プが点滅します。(低濃度警報)
ガスの濃度が高ければ、黄ランプが点灯し、
警報音が鳴ります。(高濃度の警報)
音声警報に設定の場合は「ピッポッピッポ
ッ 空気が汚れて危険です 窓を開けて換
気してください」の警報音が、ブザー警報
に設定の場合は、「ピッポッピッポッ」の
みの警報音が鳴ります。
ガス採取器(別売品)とガスコンロなど検知
対象ガスの炎からガスを採取できるものを用
意します。
周囲に引火物などが無いことを確認してから
ガスコンロを点火し、炎の高さは5cm程度
に調節します。炎が小さいと点検ガスを採
取しにくくなります。
ガスコンロの種類により、炎の高さを5cm
に調整できない場合は、コンロの火力を最
大にして点火してください。
ガス採取器の先端を警報器の点検口に軽く押
しあてて、容器を圧縮し、約3秒程度で採取
したガスを注入してください。
ガスの濃度が低ければ、赤ランプが点滅しま
す。
(1段目警報)
ガスの濃度が高くなると赤ランプが点灯に変
わり警報音が鳴ります。
(2段目警報)
音声警報に設定の場合は「ピッピッピッピッ
ガスがもれていませんか」の警報音が、ブザー
警報に設定の場合は「ピッピッピッピッ」の
みの警報音が鳴ります。
都市ガス警報動作点検には、ガス採取器(別売
品)とガスコンロなど検知対象ガスの炎から
ガスを採取できるものを用意してください。
従来のライター式点検ガスやアルコールを主
成分にした点検ガスは使用しないでください。
ご使用されますと、警報動作を行わない、セン
サ異常、または鳴りやみにくくなる可能性が
あります。
ガス採取容器で点検する場合、ガス採取管の
先端を警報器の点検口に正確に当ててください。
ガス採取管の先端を警報器内部に差し込まな
いでください。その後、ガス採取容器のガスを
ゆっくりと(約3秒程度)注入し、しばらく待
ってください。赤ランプ点滅の状態をへて警報
を発しますが、警報までいたらなかった場合、
もう一度ガスを注入してください。
点検ガスより警報を発するまでの時間は、従
来の警報器ではほぼ同時ですが、FJ-8241D
型では数秒の時間差があります。連続して長
時間点検ガスをかけ続けないようご注意くだ
さい。鳴り止みにくくなります。
点検作業中、黄ランプが点滅する場合があり
ますが、正常ですので作業を続けてください。
外部装置と接続した場合は、外部装置の取扱説明書ならびに設置工事説明書に基づいて作動点検を実施し
てください。この時、警報器と外部装置が連動することを確認してください。
警報器の外部出力は有電圧出力ですので、外部装置と接続する場合は注意してください。
また、信号機の配線は、極性を逆に接続すると警報器が破損する恐れがあります。
3線式配線は、配線抵抗による影響で監視時にガス漏れ警報信号を受信する恐れがありますので避けてく
ださい。