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䜿甚説明曞
(ファヌムりェアバヌゞョン9.1.2以降/2006幎2月)
1
目 次
察話型内容リストに぀いおは PDF 文曞の「ブックマヌク」リストを参照しおください。
ごあいさ぀
3
6. センサナニットずデゞタル撮圱
30
AF ( オヌトフォヌカス )
1. クむックスタヌト
7
制埡パネル
32
シングルショット AF S
87
システム芁件
34
コンティニュアス AF C
88
87
写真撮圱
35
AF ( オヌトフォヌカス ) モヌドの蚭定方法
88
10
コンパクトフラッシュカヌドの䜿甚
36
コマ送りモヌド
89
グリップ LCD
12
画像バンク CF の取扱い
37
1 コマ (Single) 送りモヌド
89
ファむンダヌ内 LCD
14
暙準 FireWire ディスクの取扱い
37
連続 (continuous) 送りモヌド
89
コンピュヌタ盎結での操䜜
38
プロファむル Profile
90
2. コントロヌル機胜ず衚瀺
メディアずバッチの取扱い
40
プロファむルの䜜成
90
3. カメラボディ
19
むンスタントアプルヌバルアヌキテクチャの䜿甚
43
プロファむル名の倉曎
91
カメラストラップ H
20
画像の衚瀺、消去、および転送
46
充電匏バッテリヌグリップ
20
プレビュヌモヌド
48
充電噚
20
画像の削陀
51
9. その他の応甚機胜
92
バッテリヌの充電
20
画像の転送
52
カメラメニュヌの抂芁
93
バッテリヌの装着
23
メニュヌの取扱い
53
セルフタむマ Self Timer
94
PC コネクタ
23
メニュヌシステムの抂芁
55
ブラケッティング Bracketing
96
ホワむトバランス蚭定
63
むンタヌバルタむマ撮圱 Interval
98
ナヌザむンタフェヌス蚭定
65
蚭定 Settings
99
ディスプレむ蚭定
67
カスタムオプション Custom options
99
4. ビュヌファむンダヌ
24
各郚の名称
25
保存蚭定
68
カスタマむズ可胜なボタン機胜のリスト
103
ビュヌファむンダヌの取付け / 取倖し方法
25
デフォルト承認ステヌタス蚭定
71
画像情報
104
芖床補正
25
その他の蚭定
73
システム状況
106
メニュヌぞのショヌトカット
75
手入れず保守
76
5. レンズ
26
10. フラッシュ
107
各郚の名称
27
フラッシュメヌタ
110
レンズの取付け方
27
7. 枬光方匏ず露出モヌド
79
レンズの取倖し方
27
枬光方匏
80
フロントレンズキャップ
27
露出モヌド
81
フィルタ
27
マニュアル露出モヌド
81
レンズシェヌド
27
AE モヌド
82
シャッタヌず絞りの蚭定
27
AE-L ボタン
被写界深床の読取り
28
露出補正
被写界深床の確認
28
仕様
118
赀倖線撮圱
28
カメラの手入れ、保守、および保蚌
121
11. 別売りアクセサリ
111
83
12. 付録
113
84
甚語の解説
114
フォヌカス゚むド
28
8. 䞀般的な操䜜方法
CF アダプタ
29
パワヌ‐ON
85
86
スタンバむ ( 埅機 )
86
パワヌ‐OFF
86
MF ( マニュアルフォヌカス )
86
MF ( マニュアルフォヌカス ) モヌドの蚭定方法
87
マニュアルモヌドにおける AF オヌバヌラむド
87
2
この床はH2Dカメラのお買い䞊げ
ありがずうございたした。
H2D にはデゞタルバックの最新機胜を掻甚するための胜力が远加され、機動性の向䞊、電源
の内蔵化、画質の向䞊が図られおいたす。H2D は今日垂堎で入手できる最先端のデゞタル䞭
刀写真プラットフォヌムであり、名高いハッセルブラッドの補品ラむンに加えるに倀する䟡倀
を備えおいたす。
H システムの仕様ず機胜はほずんどの写真家の芁求を十分に満たしおおり、これによっおシ
ステムを拡匵および展開するこずができたす。そのため䞖界䞭のプロ写真家が、ハッセルブラッ
ドシステムによっお提䟛される創造的でプロフェッショナルな可胜性を発芋し、たた再認識し
おいたす。
H システムは、䞖界で䞀流の䞭刀カメラメヌカヌであるハッセルブラッドの手による、か぀
お䟋を芋ない最も集䞭的な技術開発プログラムの成果です。このプログラムの基になっおいる
のは、類を芋ない知識ず経隓の蓄積であり、そこには最新の開発技術が緊密に織り蟌たれ、こ
れらが組み合わさった結果、目の肥えた写真家をも唞らせる䞖界に誇る最匷のクリ゚むティブ
ツヌルが誕生したのです。
ハッセルブラッドのルヌツは 1950 幎頃に遡りたす。その玄 20 幎埌、人類が月面に最初の
小さな䞀歩を螏み出したずきも、そこにハッセルブラッドのカメラがありたした。今日、ハッ
セルブラッドも未来に向かっお倧きな飛躍を遂げおいたす。写真家の期埅に応える、最も高い
信頌性ず効率性を誇る゜リュヌションから埗られる最高の画質、ハンドリング、および汎甚性
を確保するための新しい基盀を獲埗したした。
H システムは、最高床の技術で圩られた数々の機胜を提䟛したす。か぀おはオプションず考
えられた機胜が珟圚では暙準で装備されおいたす。難しい蚭定なしにすぐに䜿甚できる、この
䞀流プロ甚カメラの朜圚的な胜力には蚈り知れないものがありたす。
しかし、最先端のテクノロゞヌを利甚するずいっおも、品質面での劥協は䞀切排陀しおきたし
た。すでにハッセルブラッドの信望を支える 3 本柱―信頌性、倚甚途性および互換性にはい
ささかの倉曎もありたせん。プロの酷䜿に耐える玠材―ステンレススチヌルやアルミニりムを
䜿甚しおいたす。あらゆる芁求に応えるために、IC チップが実戊的な基本機胜に加えお応甚
機胜を制埡しおいたす。信頌ず構築の土台ずなるシステムは、将来的な技術的進歩も展望しお
発展・成長しおいきたす。
H2D のバラ゚ティヌに富みあらゆる局面をカバヌする包括的な機胜や性胜は、次のように膚
倧なものです。すなわち、むンスタントマニュアルオヌバヌラむドが可胜な AF ( オヌトフォヌ
カス ) 機構、ドットマトリクス方匏の LCD、迅速な操䜜を可胜にするボタンずコントロヌル
ホィヌルによるナヌザむンタフェヌス、ボディ䞀䜓型グリップ、内蔵フィルフラッシュ、非垞
に明るい OLED ( 有機発光ダむオヌド ) を䜿甚したセンサナニット、マルチモヌド枬光方匏、
TTL フラッシュ調光機構、内蔵 CF カヌドおよび倖郚のストレヌゞ機噚ぞの保存機胜、ヒス
トグラムやグレヌバランスなどのデゞタル情報の LCD 衚瀺、正確無比な電子制埡匏レンズ
3
シャッタヌ、1/800 秒たでのあらゆるシャッタヌスピヌドでのフラッ
デゞタル APO 補正DAC
シュシンクロ、100% 芖野率のアむレベルタむプのビュヌファむン
H2D は広範囲なメタデヌタのセットを取埗し、撮圱された各画像に
ダヌ、ドットマトリクス方匏の LCD をファむンダヌ内に搭茉、リチ
察しお自動的に色収差を補正したす。぀たり、デゞタル撮圱を自動的
りム電池䜿甚、32∌1/800 秒のシャッタヌスピヌド、ナヌザの䜿
に最適化し、䜿甚レンズの分解胜の限界たでディテヌルを衚珟したす。
い勝手に合わせた各機胜のカスタマむズ。しかも、これだけではあり
この機胜は「デゞタル APO 補正」(DAC) ず呌ばれ、撮圱した画像に
たせん。オヌトブラケッティング、むンタヌバルタむマ、カスタマむ
察するデゞタルアポクロマヌト補正を意味したす。この機胜には、H
ズ可胜なボタン、フラッシュメヌタ機胜、芖床補正機構搭茉ビュヌファ
システムの各レンズの詳现なマッピングが栌玍され、各画像が䜿甚機
むンダヌ、ゟヌンシステム、コマ撮り写真、カスタマむズ可胜なプロ
材の衚珟しうる最善の結果ずしお実珟したす。
ファむルなど。
操䜜ず保存の 3 ぀のモヌド
さらに、H2D は、物理的な倧きさが珟圚の 35mm センサヌの 2 倍
最適な携垯性ず画像保存はプロの写真家にずっお極めお重芁です。
を超えるセンサヌを䜿甚しおデゞタル撮圱を実珟するフォヌマットを
H2D は CF カヌド保存機胜、FireWire Imagebank、たたはコンピュヌ
備えおいたす。したがっおセンサヌは、より倚くの、より倧きいピク
タ盎結による広範囲か぀特殊な撮圱制埡の 3 ぀のオプションを提䟛し
セルを䜿甚するこずができ、最高茝床の領域やシャドヌにノむズが
たす。これら 3 ぀の操䜜および保存のオプションによっお、写真家は
乗っおいる堎合でも、トヌンゞャンプやモアレが生じないカラヌレン
スタゞオでも野倖でも仕事の性栌にあったモヌドを遞択するこずがで
ダリングずいう点で最高の画質を実珟したす。
きたす。
そしお実甚面以倖でも、H2D は芋事な蚭蚈ず人間工孊を圷圿させる
操䜜性を備え、䜿甚するず同時に所有する喜びを䞎えおくれるカメラ
ハッセルブラッド 3 FRAW ファむル
を実珟しおいたす。取扱いず䜿い勝手の良さずいう点では、どんなカ
ハッセルブラッド 3FRAW ファむルは、撮圱条件、キヌワヌドや著䜜
メラの远埓も蚱したせん。
暩などを含む完党なメタデヌタのセットを備えおおり、画像資産管理
゜リュヌションずの連携が容易です。ファむルはハッセルブラッド
むンスタントアプルヌバルアヌキテクチャ (IAA)
RGB カラヌスペヌスにおける色も定矩するため、最適な色を埗るた
無限の可胜性を秘めたデゞタル画像撮圱も、撮圱者がすばやく画像の
めに異なるカラヌプロファむルを詊しおみたり、色補正を実行したり
芋盎しを行い、最良の画像をクラむアントに提䟛できない限り、その
する必芁はありたせん。
䟡倀が十分に発揮されたせん。ハッセルブラッドは、音声露出フィヌ
ドバック 技術の成功を螏たえ、「むンスタントアプルヌバルアヌキテ
専門的な商業写真家のための FlexColor ワヌクフロヌ
クチャヌ」(IAA) を開発したした。IAA は匷化されたフィヌドバック
FlexColor はスタゞオ写真家のために最高レベルの制埡による画像凊
ツヌルのセットであり、これによっお撮圱者は画像遞択に䜙蚈な時間
理ワヌクフロヌを提䟛したす。コンピュヌタ盎結による操䜜では、ラ
をかけずに撮圱に集䞭するこずができたす。IAA は、その画像が赀、黄、 むブビデオおよびオヌバヌレむマスキングなどのツヌルより生産性を
緑のいずれの状態にあるかを写真家に即座に知らせたす。この情報は
高 め お よ り 優 れ た 画 像 構 成 を 埗 る こ ず が で き た す。 最 新 版 の
ファむルずファむル名に蚘録され、野倖の撮圱珟堎でもラボでコン
FlexColor では、写真家が色枩床を調敎しお耇数の画像のディテヌル
ピュヌタを䜿甚しおいる堎合でも、迅速か぀簡単に画像を分類し遞択
を比范するこずができるようになり、厳密な画像の遞択が可胜になり
するこずができたす。倧型の OLED ディスプレむは、リアルか぀高
たした。FlexColor は Macintosh および Windows の䞡方のプラッ
品質で完党なコントラストを持぀画像を倪陜光のもずで芋るこずがで
トフォヌムに察応しおいたす。
き、その堎で即座に画像を承認するこずができたす。IAA はハッセル
色の埮調敎 ― 新しい色凊理の抂念
ブラッドの商暙であり特蚱出願䞭です。
これたでプロのデゞタル写真家は色管理゜リュヌションによっお制限
倧刀カメラのデゞタル撮圱
を匷いられ、特に、様々な肌の色調、金属、垃地、花などを捉えるに
今日の写真家は、より高い解像床、より䜎いノむズ、より高い柔軟性
は限界がありたした。これに察凊するため、ハッセルブラッドは新し
を望んでいたすが、これらはいずれも H2D によっお実珟されおいた
い匷力なカラヌ゚ンゞンを開発し、FlexColor ゜フトりェアに搭茉し
す。珟行の 35mm センサの 2 倍以䞊の物理的寞法を持぀センサを䜿
たした。1 台のカメラを蚭定しおおけば、新たに最適化されたカラヌ
甚したデゞタル撮圱が可胜な光孊フォヌマットを備えおいたす。した
゚ンゞンが、再調敎の必芁なく、信頌性の高い色を再珟し、肌の色調
がっお、センサにはより数の倚い、より倧きなピクセルが䜿甚されお
などの難しい色も正確に衚珟したす。
おり、最高茝床の衚面であっおもトヌンゞャンプやモアレの発生しな
いカラヌレンダリングずいう点で最高の画質を実珟したす。
即座に察応できるナヌザむンタフェヌス
H2D のナヌザむンタフェヌスは分かりやすく、撮圱、閲芧、承認、ズヌ
ムおよび画像情報などを、䞀連の 1ボタンクリックによっお操䜜する
こずができたす。
4
䞭刀カメラのパむオニアであるハッセルブラッドは、再び先駆的な圹割を担うこずにな
りたした。圓瀟では、H2D がお客様のフォトラむフに欠かせないカメラずなり、たた
その生み出す䜜品にお客様が誇りを持぀ようになるものず確信しおおりたす。こうした
䜜品の䞭には、私たちの貎重な歎史の蚘録ずしお、あるいはそれ以䞊の䟡倀を持぀写真
があるかもしれたせん。ハッセルブラッドで撮った䜜品がい぀もそうであるように。
sssssssssssssss
どんなカメラでもその目指すずころは、状況の劂䜕に関わらず、スムヌズな操䜜で玠晎
らしい写真が撮圱できるこずにありたす。H2D にはお客様がただ必芁ずは考えおいな
い機胜が数倚く搭茉されおいたす。写真家にはそれぞれ独自の䜜業スタむルがありたす。
しかし、H2D の調敎範囲は極めお広く、堎合によっおは写真家が珟圚心に思い描いお
いる範囲を超えお、そのテクニックを手盎しするこずができたす。
クむックスタヌトガむドをお読みになれば、ほんの数分で撮圱準備が敎いたす。H2D
は被写䜓を狙っおシャッタヌを抌すだけのフルオヌトカメラずしお䜿甚するこずもでき
たすし、カメラマンの撮圱意図を忠実に反映する高床なプロ甚機材ずしおも䜿甚するこ
ずができたす。
本䜿甚説明曞は、暙準的な参照甚説明曞ずしお䜿甚するこずを想定しおいたす。ナヌザ
向けのすべおの説明、LCD チャヌト、仕様などを茉せおありたす。
ゆっくりず時間をかけお H2D の耇雑な機胜ずその性胜に぀いお孊んでください。マむ
ペヌスで、䞀぀ひず぀の事柄を確実に習埗するように心がけおください。H2D では最
初から良奜な結果が埗られたすし、それは保蚌いたしたすが、より䞊の段階に進みたい、
たたはもっず効率的に䜜業をしたいず思ったずきにも、H2D が必芁な支揎を提䟛しお
くれたす。
ハッセルブラッドの持぀玠晎らしい可胜性は、すぐそこにありたす。
そのパワヌを匕き出しお掻甚するのはお客様です。
お買い䞊げになったハッセルブラッドカメラは、キット圢匏で提䟛される堎合ず個別の品目ずしお
提䟛される堎合がありたす。販売の条件、バンドルなどの条件によっお倚くの組合せの可胜性があ
りたす。付属の梱包情報に蚘茉されおいるすべおの付属品が正しく揃っおいるこずをご確認くださ
い。
䞇䞀付属品が䞍足しおいる堎合やなんらかの䞍具合がある堎合は、ハッセルブラッドの販売代理店
たたは取扱店にご連絡ください。その際、必芁に応じおシリアルナンバヌず賌入時のレシヌトを提
瀺しおください。
各郚品ずその名称をおがえおください。保護カバヌはできる限り取り付けたたたにし、ガラスの衚
面に觊ったり、ボディ内郚に指を入れたりしないでください。H2D は頑䞈で酷䜿に耐える構造になっ
おいたすが、ほかの粟密機噚ず同じように取扱いには现心の泚意を払い、末氞くご愛甚ください。
賌入時のレシヌトや保蚌曞を安党な堎所に保管しおください。
最埌に、時々ハッセルブラッドのりェブサむト (www.hasselblad.com) を蚪れお、取扱説明曞の
曎新事項、倉曎、ニュヌスおよび H システムに関するその他の情報がないかどうか確認しおくださ
い。むンタヌネット接続環境がない堎合は、ハッセルブラッド販売代理店たたは取扱店に最新情報
に぀いおお問い合わせください。
5
1
クむックスタヌト
このセクションは、お買い䞊げになった H2D を組み立おお準
備をするためのクむックスタヌトガむドです。個別の品目から
組み立おる堎合でも所芁時間は数分ほどであり、電池が充電枈
みであれば、シンプルでクリアな写真をすぐに撮圱できたす。
すべおの情報は䜿甚説明曞でも繰り返し提䟛されおいたすし、
さらに詳现な解説は、本説明曞の該圓する項目の芋出し以䞋に
蚘茉されおいたすから、簡単に探すこずができたす。
6
H2D
2
1
H2D にはさたざたな䜿甚方法がありたすが、説明を簡単にするた
めに、ここでは CF カヌドずずもに䜿甚する方法を説明したす。も
ちろん、コンピュヌタ盎結での操䜜などに぀いお知りたい堎合は、
このセクションを飛ばしお説明曞の該圓する箇所から読み始めるこ
ずもできたす。
3
1
1. バッテリヌホルダヌボタンを抌すず同時にバッテリヌホルダヌ
抌さえレバヌを止たるたで䞋向きに䞋げおバッテリヌを取り倖
したす。バッテリヌを䞋方に匕き抜きたす。
2
3
4
2. 充電噚に合った適切なプラグを遞択したす。
3. 遞択したプラグを正しい䜍眮たでスラむドさせお装着したす。
4. 充電噚からのゞャックプラグをバッテリヌの゜ケットに挿入し
たす。充電噚をコンセント (100∌240 V/50∌60 Hz) に差
し蟌みたす。赀色信号ランプの衚瀺を無芖しお、初回は玄 12
時間充電しおください ( 詳现に぀いおは埌のセクションをご芧
ください )。
5
6
5. バッテリヌをカメラに察しお平らに保持しお、䞊郚の 2 個の
突起をスロットに合わせ、奥たでスラむドさせお所定䜍眮に装
着したす。バッテリヌホルダヌ抌さえレバヌを持ち䞊げ、所定
䜍眮に嵌め蟌みたす。
2
6. レンズ取り倖しボタンを抌したたた、ボディのフロントキャッ
プを反時蚈方向に回しおボディから取り倖したす。
1
7
8
7. レンズシェヌドを時蚈方向に回しお倖したす。レンズシェヌド
によっおは抌し蟌みながら回すものもありたす。
8. レンズのリダヌキャップを反時蚈方向に回しお倖したす。
9
10
9. レンズをボディに装着したす。そのためには、たずレンズマり
ント偎ずカメラマりント偎の赀い指暙に合わせたす。レンズの
金属補 ( ラバヌ補フォヌカシングリングではありたせん ) の鏡
胎郚分を぀かんでカチッず音がするたで時蚈方向に玄 1/4 回
転させ、所定䜍眮にはめ蟌みたす。
10. 抌さえツマミを぀たむようにしおフロントレンズキャップを倖
したす。指暙同士を合わせお、レンズシェヌドを時蚈方向ぞ
1/4 回転させおレンズに取り付けたす。
11
12
11. カバヌの隅の郚分を持ち䞊げるようにしお、ボディ䞊郚にある
ビュヌファむンダヌ郚からトップカバヌを倖したす。
12. ファむンダヌ取倖しボタンを抌しながらビュヌファむンダヌか
ら保護カバヌを取り倖したす。
7
13
13. ビュヌファむンダヌを斜めに持ちながら、前面郚をカメラ本䜓
のファむンダヌ画面甚凹郚の前端に正しく合わせ、䞭倮に䜍眮
する突起ずデヌタバスむンタフェヌスが正しい䜍眮になるよう
にしたす。ファむンダヌを䞋げお、カチッず音がしお所定の䜍
眮にしっかり収たるようにしたす。ファむンダヌの䞡偎が正し
く装着されおいるこずを確認したす。
14
14. 芖床補正をするには、空のような䞀様なトヌンの被写䜓にカメ
ラを向けたす。スクリヌン䞭倮のマヌクがシャヌプに芋えるた
で芖床補正ダむダルを回しお芖床を合わせたす。
15
15. センサヌナニットの CF カヌドスロットカバヌを開きたす。
16
16. コンパクトフラッシュカヌドのコネクタの穎偎を奥にしお、ブ
ランドラベルがセンサヌナニットのプレビュヌ画面ず同じ方向
を向くようにしたす。
17. カヌドをスロットに静かに抌し蟌みたす。スムヌズに入らない
堎合は、カヌドが裏返しか䞊䞋逆さたになっおいたす。カヌド
が簡単にスラむドするような向きが芋぀かるたで䜕床か詊しお
ください。
17
18
18. カヌドがセンサヌナニットたで抵抗なくスムヌズに萜ちる堎合
は、正しく手順に埓っおいたす。その埌、カヌドを匷く抌しお
センサヌナニットの䞭にさらに数ミリ沈み蟌たせ、しっかりず
固定したす。再び CF カヌドスロットカバヌを閉じたす。
..........................................................................
これでカメラが完成したした。ON.OFF ボタン A を長抌し玄
0.5 秒間するず、カメラが起動したす。カメラがスタンバむ ( 埅
機 ) モヌドになっおいる堎合は ( グリップ䞊の LCD 画面に
H2D のシンボルマヌクのみが衚瀺 )、シャッタヌボタン B を
半抌しする ( たたは ON.OFF ボタンを短抌し ) ず再起動したす。
B
これでボタン、ダむダルなどを操䜜しお、グリップの LCD や
ファむンダヌ内の LCD がどのように倉化するかを確認するこ
ずができたす。
A
19
..........................................................................
最埌に、カメラが暙準蚭定になっおいるこずを確認するために、
次の手順を実行しおください。
20
19. ON.OFF ボタンを短抌ししたす。LCD にプロファむル画面が
衚瀺されたす。
20. フロントたたはリダヌのコントロヌルダむダルを回転させお
“Standard”を遞択反転衚瀺したす。
21. Load を遞択AF ボタンしたす。
21
これで準備完了です
これで H2D は完党自動モヌドで動䜜したす。平均的な光の状態で
は、カメラはフルオヌトカメラずしお動䜜し、シャッタヌボタン以
倖のボタンに觊れるこずなく非垞に玠晎らしい写真を撮圱するこず
ができたす。
8
H2D の操䜜に慣れたしょう
ここでは少しだけ時間を割いお、H2D やその各皮コントロヌル機胜に慣れ芪しんでくださ
い。ボタンによっおは「長抌し」、「短抌し」、および「クリック抌し」がありたすからその違
い に 泚 意 し お く だ さ い。 た ず え ば、 メ ã‚€ ン 画 面 で ON.OFF ボ タ ン を ク リ ッ ク す る ず、
Profiles ( プロファむル ) 画面になり、長抌しするずカメラがパワヌオフになりたす。
右手でグリップを握るず疲れにくい䞊に操䜜し易く、そのたたの状態ですべおの指がすべお
のコントロヌルに即座に届きたす。H2D は巊手の手のひらで楜に支えられるため、この状
態で指を自由に䜿っおフォヌカスをマニュアル調敎するこずができたす。
各皮のボタンを抌したりダむダルを回したりしながら LCD の衚瀺の倉化に泚意しおくださ
い。同様に、ファむンダヌ内 LCD の倉化にも泚意しおください。間違ったボタンやダむダ
ルを操䜜したり、それらを間違った順番で䜿甚したりしおもカメラが壊れるこずはありたせ
ん。最悪の事態は、メニュヌの階局の䞭で行き先が分からなくなっおしたったり、完了する
のに時間のかかる操䜜を開始しおしたったりした堎合です。このような堎合にぱスケヌプ
ボタン (ON-OFF-PROFILES/ESC) をクリックするだけで「メむン」画面に戻るこずがで
きたす。暙準蚭定に戻すには、“Standard”蚭定を読み蟌みたす (「クむックスタヌト」の
リスト (P.7、P.8) 参照 )。
カメラを AF に蚭定しおシャッタヌボタンを半抌ししたずき、レンズの AF 䜜動および AE
枬光がどのように反応するかを確認しおください。AF では、レンズの鏡胎が回転したせんが、
い぀でもマニュアルで鏡胎を回しおピントを合わせるこずができ、再びシャッタヌボタン半
抌しすればすぐに AF に埩垰したす。
簡単に利甚できるカスタマむズ可胜なボタンによっお、ほずんどの機胜に盎接アクセスする
こずができたす ( この優れた機胜の利甚法に぀いおは埌のセクションで詳しくご説明した
す )。
レンズずグリップずの間にある STOP DOWN ( 絞蟌み ) ボタンの䜍眮も確認しおおいおく
ださい。
AF ボタンを抌しおからフロントダむダルを回すず、AF S ( シングルショット AF)、AF C ( コ
ンティニュアス AF)、MF ( マニュアル ) に倉わりたすから、各モヌドでカメラがどのよう
な䜜動をするか確認しおください。
ビュヌファむンダヌ暪の EXP ボタンを抌しおからリダヌダむダルを回しお枬光方匏平均、
䞭倮郚分、スポットを倉曎し、露出蚈の感床の倉化を確認しおください。
ずにかく、しばらくの間カメラを䜿っおみお、䞀般的な取扱いずボタンやダむダルの芁点、
LCD 情報などになじんでください。反射的に操䜜できるようになるず、搭茉されおいる粟
巧な機胜を楜に䜿いこなすこずができたす。
次章以降では、各機胜や蚭定に぀いお段階を远っおゆっくりず説明したすから、読者はこの
玠晎らしいカメラをマスタヌし、その性胜を十分に匕き出すこずができるようになりたす。
本䜿甚説明曞で説明しおいる機胜やオプションは、カメラボディのファヌムりェアのバヌ
ゞョン 9.1.0 以降を察象ずしおいたす。ファヌムりェアの曎新は、販売店にご盞談䞋さい。
カメラのファヌムりェアの曎新機胜は、H2D の機胜を最倧限に利甚するために十分に掻甚
しおいただきたい機胜です。
9
2
コントロヌル機胜ず衚瀺
■ カメラ本䜓のLCD衚瀺
■ ビュヌファむンダヌのLED衚瀺
■ センサヌナニットのOLED衚瀺
■ アップグレヌド可胜なファヌムりェア
■ 玠早くアクセスできるメニュヌ
■ 察話匏ディスプレむ
■ カスタマむズ可胜な各皮機胜
H2D のすべおの機胜ず蚭定は、グリップ呚蟺のコントロヌル
ボタンやダむダルによっおアクセスず倉曎が可胜であり、LCD
ナヌザむンタフェヌスが芖芚的な支揎を提䟛したす。デゞタル
撮圱の蚭定は、センサヌナニットのボタンによっお、たたはコ
ンピュヌタが盎結されおいる堎合は FlexColor から制埡するこ
ずができたす。
グリップ LCD の情報は、メニュヌ圢匏であり、今日のコン
ピュヌタや携垯電話などによく䌌おいたす。たた、ピクセルベヌ
スであるため、ナヌザ本䜍のシンボルを䜜成するための容量に
䜙裕がありたす。
10
以䞋にコントロヌルダむダルおよびボタンの䞻芁な機胜の抂芁を瀺したす。䞀郚のコントロヌルには、メニュヌ
たたは蚭定の状態によっお 2 ぀たたは 3 ぀の機胜が割り圓おられおいたす。これら党おの機胜に぀いおは、こ
のマニュアルのこれ以降に蚘茉されおいたす。
シャッタヌレリヌズボタン
MENU ボタン
カメラを起動したり、シャッタヌを切っ
たりするこずができたす。
メニュヌを開きたす。
FLASH/(CONTROL LOCK) ボタン
グリップ LCD の照明を行いたす。
誀っお倉曎されないように蚭定をロッ
クしたす。たた、フラッシュの蚭定に
アクセスできたす。
照明ボタン
ON.OFF(PROFILES/ESC) ボタン
フォヌカスモヌドを遞択できたす。
カメラをオン / オフしたす。たた、プ
ロファむルにアクセスし、その他の機
胜に察しお゚スケヌプボタンずしお機
胜したす。
DRIVE ボタン
リダヌダむダル
各皮のドラむブモヌドを遞択できたす。
各皮の蚭定にアクセスしお蚭定を倉曎
したす。
AF ボタン
フロントダむダル
各皮の蚭定にアクセスし、たた蚭定
を倉曎したす。
M.UP ボタン
AE-L ボタン
芖床補正ダむダル
ミラヌアップするずき、および元の䜍
眮に戻すずきに䜿いたす。別の機胜
に割り圓おるこずもできたす。
オヌトおよびマニュアル露出モヌドで
枬光した露出倀をロックしたす。別の
機胜に割り圓おるこずができたす。
個人の芖床に合うように調敎できた
す。
ケヌブルレリヌズ゜ケット
USER ボタン
電気匏のレリヌズコヌドを取り付ける
゜ケットです。
ナヌザヌが自由に機胜を割り圓おるこ
ずができるボタンです。
EV 補正を実行したす。
STOP DOWN ボタン
絞りを蚭定されおいる倀に絞り蟌 み
たす。別の機胜に割り圓おるこずがで
きたす。
ボタン
珟時点では䜕の機胜も割り圓おられ
おいたせん。
11
EV 補正倀調敎ボタン
EXP ボタン
露出モヌドおよび枬光方匏を遞択す
るこずができたす。
グリップ LCD
カメラグリップのディスプレむの衚瀺䟋 ( カッコ内は、この衚瀺の機胜説明 )。
フラッシュ状態の衚瀺
フォヌカシングモヌド
ドラむブモヌド
( 発光量補正なし、通垞シンクロ )
( オヌトフォヌカス蚭定、
シングルショットモヌド )
( シングル蚭定 )
シャッタヌスピヌド蚭定
(1/400 秒 )
絞り蚭定
(f/5.6)
ISO の蚭定
( ISO50)
露出倀衚瀺 (EV)
(EV 13.8)
バッテリヌ䜎電圧衚瀺
露出モヌド衚瀺
枬光方匏衚瀺
ホワむトバランス
( 絞り優先蚭定 )
( 䞭倮重点 )
( 倪陜光 )
「コマ数カりンタヌ」
( 遞択されたストレヌゞ媒䜓で
残り 1286 ショット撮圱可胜 )
蚭定を倉曎した堎合のカメラグリップディスプレむの衚瀺䟋
コマンドの衚瀺
画面の最䞊段には各皮コマンド情報が衚瀺されたす ( 蚭定に
よっお倉わりたす )。これらのコマンドを実行するには、す
ぐ䞊にあるボタンを抌したす。したがっおこの堎合は、たず
えば、画面から FLASH ボタンを抌しお“exit”に蚭定したす。
以䞋を参照しおください。
蚭定甚シンボル
蚭定を倉曎する際、遞択肢をシンボルで瀺したす。遞択した蚭
定はドロップシャドり衚瀺 ( シンボルに圱が付加 ) されたす。
コントロヌルダむダルの説明ず指瀺
蚭定項目に付随しおいる巊右方向あるいは䞊䞋方向の䞉角
マヌクによっお、フロントあるいはリダヌのどちらのコント
ロヌルダむダルが機胜するかを瀺しおいたす。この䟋では、
ブラケティング撮圱の遞択肢がフロントダむダルで、たたこ
の遞択肢での撮圱コマ数がリダヌダむダルで倉曎できるこず
を瀺しおいたす。
...
=
フロントダむダル
=
リダヌダむダル
蚭定情報
画面の最䞋段には、珟圚の蚭定状態に関する情報が衚瀺され
たす。芁玄するず、最䞊段にはこれから実行可胜な事柄が、
たた最䞋段には珟圚の状態すなわち既に実行した事柄が衚瀺
されたす。
12
蚭定を倉曎する堎合の原則は、最初に適切なボタンを抌しおメニュヌにアク
セスし、次にコントロヌルダむダルを䜿っお蚭定を倉曎するこずです。䜿甚
すべきコントロヌルダむダルは蚭定の説明の隣に䞉角マヌクで瀺されたす。
!
ON.OFF ボタンには短抌しず長抌し (0.5 秒 ) がありたす。たた、シャッ
タヌボタンには「半抌し」ず「党抌し」の 2 ぀の䜍眮がありたす。
!
グリップのいく぀かのボタンは、メニュヌの状態に応じた耇数の機胜を
持っおいたす。ここに瀺す䟋では、FLASH ボタンは EXIT ボタンずしお、
AF ボタンは ON ボタンずしお、DRIVE ボタンは SAVE ボタンずしお
機胜したす。
!
気枩が非垞に䜎い堎合は、LCD が新しい蚭定を衚瀺するたでに数秒か
かる堎合がありたす。
以䞋に ( グリップ LCD の ) メニュヌに登堎する各皮動䜜を衚わ
す甚語を瀺したす。
䟋
Enter : 珟圚衚瀺されおいるメニュヌ画面の 1 段䞋の階局を衚瀺したす。
Exit
: 珟圚衚瀺されおいるメニュヌ画面の 1 段䞊の階局を衚瀺したす。こ
こたでの蚭定は保存されたせん。
Off
: 蚭定枈みの特定機胜を䜜動停止状態にしたす。
On
: 蚭定枈みの特定機胜を䜜動状態にしたす。
Sel.
: Select の略で、画像情報およびプロファむル名に指定された文字
を遞択したす。
ESC
: Escape の略で、操䜜を䞭断しおメむン画面に戻りたす。ここたで
の蚭定は保存されたせん。
Save : 蚭定を保存しお、珟圚衚瀺されおいるメニュヌ画面の 1 段䞊の階局
を衚瀺したす。䞀連の蚭定䜜業で実斜した耇数の倉曎を保存するこ
ずができたす。
蚭定倉曎䜜業では、次のように蚭定が保存される堎合ず保存されない堎合があるこずに留意しおください。
保存される堎合
保存されない堎合
「クむック保存」
‐シャッタヌレリヌズボタンを半
抌しする。
Escape‐ESC ボタン (PROFILES/ESC ボタ
ン ) を抌す。
通垞保存‐Save ボタン (DRIVE ボタン ) を抌す。
Exit‐exit ボタン (FLASH ボタン ) を抌す。
13
ファむンダヌ内 LCD
ファむンダヌディスプレむの衚瀺䟋。LCD は ( カメラたたは 蚭定によっお ) 䜜動したずきにのみ衚瀺され
たす。( カッコ内は、この衚瀺の機胜説明 )
露出方匏衚瀺
絞り蚭定
(「絞り優先」モヌド )
(f/5.6)
露出補正蚭定泚意マヌク
フラッシュ LED
譊告䞉角 LED
枬光方匏蚭定
( 䞭倮重点 )
フォヌカス゚むド LED
露出補正蚭定
シャッタヌスピヌド蚭定
(+0.7EV)
(1/30 秒 )
「コマ数カりンタ」
(5 コマ )
暙準的な蚭定および特定のコントロヌルボタンを抌した堎合に衚瀺される各皮ファむンダヌ内 LCD の画面衚瀺の䟋。
暙準蚭定
通垞画面
AEロック状態における通垞画面
FLASH
ᅵᅵᅵᅵ
フラッシュモヌド
AF
ᅵᅵᅵᅵ
DRIVE
ᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
+/-
AF モヌド
ドラむブモヌド
メニュヌモヌド
露出補正モヌド
EXP
露出方匏および枬光方匏
14
露出補正が蚭定された状態の通垞画面
メニュヌチャヌト党般に぀いお
本説明曞では、メニュヌチャヌトを䜿っお各皮蚭定に必芁
なステップや手順を説明しおいたす。これらのチャヌトは
メニュヌを䜿っおナビゲヌトする方法を簡単にむラストで
衚瀺するものです。チャヌトには、LCD パネルに衚瀺され
おいる情報の内、䜜業䞭の操䜜に必芁な情報のみを蚘茉し
おありたす。これは状況により様々な蚘号やシンボルが衚
瀺されるため、混乱を避ける意味で圓面の操䜜に䞍芁な情
報を割愛しおありたす。
実際には、カメラのメニュヌをたどる方が、文章による説
明を頌りにするよりもはるかに簡単で明快であるこずが実
感できるはずです。
説明では、メニュヌのナビゲヌションに関する各皮の甚語
が䜿甚されおいたす。たずえばメニュヌには「ツリヌ ( 朚の
意 ) 」がありたすが、これは、想像䞊のグラフィカルなレむ
アりトを瀺すものであり、その「ブランチ ( 枝の意 )」に沿っ
おナビゲヌションパスをたどるこずができたす。LCD に衚
瀺されるブランチの新しいセクションたたは途䞭立寄り先
は「スクリヌン」ず呌ばれたす。すなわちスクリヌンは、メ
ニュヌ䞊の䜍眮ず珟圚の蚭定状況を LCD パネルに図で衚瀺
したものです。
H2D は、蚭定のカスタマむズ機胜を幟぀も備えおいたす。
぀たり、ナヌザヌ固有の蚭定を遞択するこずによっお、
LCD 䞊の各皮のシンボルの衚瀺の組合せをい぀でも倉曎
できるため、その衚瀺は本説明曞で蚘茉された倚くのスク
リヌンの䟋ず必ずしも䞀臎したせん。
本説明曞では䟿宜䞊「メむン画面 / 暙準画面」ずいう蚀葉
を䜿いたす。しかし、工堎出荷時にあらかじめ蚭定されお
いる倀 ( これをデフォルト倀ず呌びたす ) を陀き、通垞の
意味での暙準蚭定倀は実圚せず、したがっおナヌザは自分
の「暙準」を䜜成するこずができ、それはい぀でも倉曎す
るこずができたす。
したがっお、メむン画面は、お客様が䜜成した画面であり、
写真を撮圱するずきに LCD に衚瀺される画面です ( たず
えば、セルフタむマなどの特定モヌドが実際に利甚されお
いる堎合を陀きたす )。
チャヌトで䜿甚されるシンボル
フロントダむダルを回す
ᅵ
ᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵ
( 回転方向ずその䜜甚はナヌザヌ蚭定による )
ᅵᅵᅵᅵ
リダヌダむダルを回す
( 回転方向ずその䜜甚はナヌザヌ蚭定による )
ボタンを抌す、たたはコントロヌ
ルダむダルを回す
ᅵᅵᅵᅵ
グリップ䞊の MENU ボタン
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ENTER を実行する
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ON を実行する
ᅵᅵ
( グリップの AF ボタンを抌す )
( グリップの DRIVE ボタンを抌す )
新しい蚭 定 が 保存されお遞択した機
胜が実行されたす。この蚭定は、぀ぎ
に倉曎するたで保存されたたたになり
たす。
ルヌプメニュヌ内の各機胜
ルヌプずいう意味は、メニュヌのその
特定のブランチで利甚できる機胜が、
コントロヌルダむダルをどちらに回しお
もその流れを切るこずなく順次アクセ
スできるずいうこずです。぀たり、ダむ
ダルを時蚈方向に回しおも反時蚈方向
に回しおも垌望する機胜が遞択できた
す。
( グリップの DRIVE ボタンを抌す )
ᅵᅵ
Save を実行する
メニュヌによる䞻芁遞択経路
䞻芁経路は、LCD パネルの衚瀺に埓っ
おメニュヌツリヌの各ブランチをどのよ
うな順番でたどれば垌望する機胜を
遞択できるかを衚わしたす。
15
シャッタヌレリヌズボタン
A
このボタンは「半抌し」ず「党抌し」の 2 ぀の抌し方がありたす。シャッタヌレリヌズボタを
半分 ( たたは静かに ) 抌すこずによっお、オヌトフォヌカス機胜ず露出蚈が䜜動したす。䞋た
で完党に ( たたはしっかりず ) 抌すず、シャッタヌが切れたす ( たたは露出方匏が遞択枈み
であるずき、たずえば、セルフタむマヌ機胜が遞択枈みであるずきはセルフタむマヌが始動し
たす )。
A
フラッシュ / ( コントロヌルロック ) ボタン / (EXIT)
B
このボタンには 3 ぀の機胜がありたす。このボタンを 1 秒皋床抌し続けるず、ビヌプ音が鳎
り ( 蚭定しおある堎合 )、グリップ LCD に鍵のマヌクが衚瀺されたす。これは、( シャッタヌ
レリヌズボタンを陀いお ) すべおのボタンずコントロヌルダむダルが䞍甚意に倉曎できないよう
にロックされたこずを衚しおいたす。ロックを解陀するには、もう䞀床ボタンを 1 秒皋床抌し
続けたす ( この機胜では、
「Custom options」ですべおのボタンずコントロヌルダむダルをロッ
クするか、コントロヌルダむダルだけをロックするかを遞択するこずができたす )。
ボタンを玠早くクリックするず、メむン画面から LCD のフラッシュ蚭定情報にアクセスでき
たす。詳现に぀いおは該圓する項目をご芧ください。
B
C
D
このボタンはその他の倚くの蚭定で EXIT ボタンずしおも動䜜したす。
E
AF ボタン / (ON) / (SEL.)
C
このボタンには 3 ぀の機胜がありたす。AF ボタンを抌すず、メむン画面から盎接オヌトフォヌ
カス / マニュアルフォヌカス遞択画面に移動するこずができたす。詳现に぀いおは該圓する
項目をご芧ください。このボタンはその他の倚くの蚭定で ON および SEL.(= 遞択 ) ボタン
ずしおも動䜜したす。
DRIVE ボタン / (SAVE) / (ENTER)
D
このボタンにも 3 ぀の機胜がありたす。珟圚の画面から LCD のドラむブ蚭定画面にアクセ
スするこずができたす。詳现に぀いおは該圓する項目をご芧ください。
その他の倚くの蚭定では SAVE および ENTER ボタンずしおも動䜜したす。
フロントダむダル
E
フロントおよびリダヌダむダルは、回転させおメむン画面で露出蚭定を倉曎したり、メニュヌ
の各皮のルヌプセクションにアクセスしお蚭定を行ったりするこずができたす。ダむダルの回
転方向ずその䜜甚は倉曎するこずができたす。
F
G
H
MENU ボタン
F
蚭定倉曎する堎合に最初のレベルのメニュヌにアクセスしたす。
照明ボタン
G
このボタンを抌すず LCD の照明が点灯したす。カメラがスタンバむモヌドになるたで点灯し
続けたす。
ON.OFF (PROFILES/ESC) ボタン
H
このボタンを 0.5 秒抌すずカメラが起動したす。H2D の起動ロゎが衚瀺され、次にメむン画
面が衚 瀺されたす。数秒埌 ( カスタマむズ可胜 ) に、カメラはスタンバむモヌドになりたす。
このボタンを抌すずカメラは完党にオフになりたすが、玠早く「クリック」するずメむン画面
からメニュヌの Profiles セクションにアクセスできたす。
このボタンを長抌しした堎合ず玠早くクリックした堎合の動䜜の違いに泚意しおください。
I
リダヌダむダル
I
フロントおよびリダヌダむダルは、回転させおメむン画面で露出蚭定を倉曎したり、メニュヌ
の各皮のルヌプセクションにアクセスしお蚭定を行ったりするこずができたす。ダむダルの回
転方向ずその䜜甚は倉曎するこずができたす。
16
グリップの背面には、リダヌダむダルずずもにさらに 3 ぀のコントロヌルボ
タンがありたす。
AE-L ボタン
J
このボタンは、自動およびマニュアルの露出モヌドで埗られた枬光倀をロックしたす。たたこ
のボタンはゟヌンモヌドにおいおも新たに枬光しおロックしたす。
J
K
L
「カスタム蚭定」(P.93) で別の機胜に割り圓おるこずができたす。
詳现に぀いおは AE-L ボタンのセクション ( 第 7 章、
「枬光方匏ず露出モヌド」) (P.79) を参
照しおください。
ボタン
K
珟時点では䜕の機胜も割り圓おられおいたせん。
USER ( ナヌザヌ ) ボタン
L
このボタンは任意の機胜を割り圓おるこずができ、遞択した機胜や画面にすぐにアクセスす
るこずができたす。䟋えば、ブラケティング撮圱を頻繁に行う堎合、このボタンを 1 回抌すず、
メニュヌから遞択せずにブラケティング機胜にアクセスするこずができたす。AE-L、M.UP、
および STOP DOWN の各ボタンを䜿甚しおもナヌザが任意の機胜に割り圓おるこずがで
きたすが、初期蚭定ではそれぞれの名称が瀺す機胜に割り圓おられおいたす。
!
撮圱スタむルにもよりたすが、再割圓可胜なこれらのボタンを䜿甚するず撮圱の時間
ず劎力を効果的に短瞮するこずができるため、この機胜を熟知しお掻甚されるこずを
お勧めしたす。詳现に぀いおは「カスタム蚭定」(P.93) の項目をご芧ください。
グリップの前面にはさらに 2 ぀のボタンずリモヌトレリヌズコヌド甚の゜
ケットがありたす。
M.UP ( ミラヌアップ ) ボタン
M
このボタンは、䞀床抌すずミラヌアップし、もう䞀床抌すずミラヌが元の䜍眮ぞ戻る機胜を持っ
おいたす。短時間 ( 箄 0.5 秒 ) に 2 回このボタンを抌す“Self Timer ( セルフタむマ ) ”モヌ
ドになりたす。
「カスタム蚭定」(P.93) で別の機胜に割り圓おるこずができたす。
M
リモヌトレリヌズコヌド甚゜ケット
N
N
リモヌトレリヌズコヌド H を接続する゜ケットです。゜ケットはラバヌキャップで保護されお
いたす。
O
STOP DOWN ( 絞蟌み ) ボタン
O
このボタンを抌すず、蚭定した絞り倀に絞り蟌み被写界深床を確認するこずができたす。絞
りは蚭定に埓っお閉じられ、ボタンを抌しおいる間はその絞り倀が維持されたす。たた、ボ
タンを抌したたたの状態で、絞りを倉えお被写界深床の倉化を確認するこずができたす。
「カスタム蚭定」 (P.93) で別の機胜に割り圓おるこずができたす。
17
ビュヌファむンダヌには 2 ぀のボタンず芖床補正ダむダルがありたす。
芖床補正ダむダル
P
個人の芖床に合わせお−4∌+2.5 ディオプタヌの範囲で調敎できるため、ほずんどのナヌザヌ
が利甚できたす。
EV 補正ボタン
Q
このボタンを抌すず、EV 補正画面が衚瀺されたす。補正量はフロントダむダルたたはリダヌ
ダむダルで入力したす。グリップ LCD およびファむンダヌ内 LCD に、露出補正マヌクが衚
瀺されたす。
EXP ( 露出 ) ボタン
R
EXP ( 露出 ) ボタンは、露出モヌドず枬光方匏の遞択画面にアクセスするボタンです。蚭定
はフロントおよびリダヌダむダルで行いたす。蚭定するず該圓するシンボルがグリップ LCD
ずファむンダヌ内 LCD に衚瀺されたす。
P
Q R
18
3
カメラボディ
■ アルミダむキャスト䞀䜓成型
■ ステンレススチヌルシェル
■ クィックカップリングプレヌト装備
■ デゞタル制埡
■ ゜フトりェアはアップグレヌド可胜
■ モゞュラヌデザむン
■ 握り易く、疲れにくいグリップ
■ ピクセルベヌスのLCDナヌザむンタフェヌス
H2D カメラボディは、アルミダむキャストの内郚構造をステ
ンレススチヌルのシェルで包み蟌んだ頑䞈な構造によっお耐久
性が確保されおいたす。カメラの各機胜は、シリコンテクノロ
ゞヌによっお制埡され、高床な操䜜を実珟する蚈り知れない機
䌚を提䟛したす。その䟋を 2 ぀だけ挙げるずすれば、ミラヌ
䜜動の最終段階で駆動モヌタヌを制埡しお戻り速床を遅くしミ
ラヌぶれを抌さえるこずず、カメラボディ、レンズなどの珟圚
の䜿甚状況を蚘録しおメンテナンス時期などの目安ずしお䜿甚
するこずです。
握り易く、長時間䜿甚しおも疲れにくいグリップ郚には䞻芁な
制埡むンタフェヌスが配眮され、たたバッテリヌホルダヌの圹
目も果たしおいたす。カメラボディの埌郚には各皮のカメラ操
䜜においおセンサヌナニットの露光を防ぐための補助シャッ
タヌが組み蟌たれおいたす。保護カバヌを付けずにカメラボ
ディを扱う堎合や、補助シャッタヌを保護するためのセンサヌ
ナニットを所定の䜍眮に装着しない状態でカメラボディを扱う
堎合は、特に泚意しおください。同様に、前面の開口郚は、カ
バヌやレン ズを取り付けない状態ではミラヌがむき出しに
なっおいたす。僅かなしみや埃は撮圱結果に圱響したせんが、
ミラヌに觊れたり、これを枅掃したりしないでください。しか
し、気にかかる問題に぀いおは、匊瀟カスタマヌサヌビスにご
盞談ください。カメラボディにはファむンダヌスクリヌンも組
み蟌たれおおり、簡単に取り倖したり亀換したりするこずがで
きたす。
19
1
2
3
4
カメラストラップ
1、2
たず、安党カラヌを手前に匕きたす。぀ぎに、フックを開いおストラッ
プ金具に取り付けたす ( 図 1)。安党カラヌをスラむドさせお元の䜍
眮に戻し ( 図 2)、フックが小さい突起間のロック䜍眮に留たるように
したす。カラヌがしっかり装着されおいるず、これをスラむドさせる
のに幟分力を芁するかもしれたせん。
充電匏バッテリヌグリップ
3、4
H2D では、すべおの動䜜にバッテリヌ電源が必芁です。したがっお、
充電匏バッテリヌグリップを䜿甚しない堎合は、䜿甚予定のグリッ
プに新品のリチりム電池CR-123A 3 個をい぀でも装填しお䜿え
るようにしおおくこずをお勧めしたす。ほずんどのバッテリヌはその性
質䞊、非垞に䜎い枩床で䜿甚するず問題が生じるおそれがありたす。
こうした状況では、このスペアをポケットに入れお䜓枩で暖めおおく
などの措眮を心がけおください。
3
1
7.2 V (43348) の充電匏バッテリヌグリップが H2D カメラの暙準電
源です。カメラからバッテリヌを取り出すには、バッテリヌホルダヌ
ボタンを抌すず同時にバッテリヌホルダヌ抌さえレバヌを止たるたで
䞋向きに䞋げたす。バッテリヌグリップを䞋方に匕き抜きたす。
2
バッテリヌグリップをカメラず別に保管する堎合は、必ず安党カバヌ
を取り付ける必芁がありたす。このカバヌは、図に瀺すように、スナッ
プ操䜜で所定䜍眮に取り付けられおおり、クリップを倖に向けお匕
き䞊げるず倖れたす。
充電噚
5
5、6
充電噚は、䞖界のどこでも入手可胜な各皮家庭甚コンセントに適合
する 5 個のプラグアタッチメントずずもに提䟛されたす。他のタむプの
コンセントに接続する堎合は、家庭甚コンセントコンバヌタが必芁で
す。遞択したプラグ ( 図 6) を正しい䜍眮たでスラむドさせお装着し、
充電噚の 2 個の接点゜ケットに正しく挿入されおいるこずを確認した
す。取倖しは逆の手順で行いたす。
充電噚 BC-H Li-ion 7.2 V DC(53568) は、充電匏バッテリヌグリッ
プ 7.2 V ナニット専甚に蚭蚈されおいたす。
バッテリヌの充電
6
7
バッテリヌグリップをカメラから取り倖す堎合、充電噚からのゞャッ
クプラグをバッテリヌグリップの゜ケット ( 図 7) に挿入したす。充電
噚を暙準的な (100∌240 V/50∌60 Hz) コンセントに差し蟌みたす。
7
!
初回の充電には玄 12 時間かかりたす。
充電噚の赀色 LED むンゞケヌタヌには䞋蚘の意味がありたす。
オン ( 点滅なし )
= 充電䞭
遅い点滅 (0.8 Hz)
= 充電状態保時
たたは、堎合により、
速い点滅 (3 Hz)
= かなり攟電されたバッテリヌを䜎電流で
充電䞭
LED むンゞケヌタヌの速い点滅は予枬できたせん。バッテリヌが完
党に攟電する前にカメラは自動的に動䜜を停止するため、バッテリヌ
は通垞過攟電になりたせん。充電噚が電源に接続されおいるずき、
堎合によっおむンゞケヌタヌがしばらく高速で点滅するこずもありた
す。したがっお、通垞の衚瀺は、
「点滅なし」たたは「遅い点滅」ず
なりたす。
20
バッテリヌの装着
8
8
バッテリヌホルダヌをカメラに察しお平らに保持しお、䞊郚の 2 個の
突起をグリップの溝に合わせ、奥たでスラむドさせお正しい䜍眮に
装着したす。バッテリヌホルダヌ抌さえレバヌを持ち䞊げ、カチッず
音がする䜍眮たではめ蟌みたす。
!
充電匏バッテリヌを H1/H1D モデルに䜿甚する堎合、バッテ
リヌグリップが正垞に機胜するためにはカメラのファヌムりェ
アのバヌゞョンが 8.2.2 以降でなければなりたせん。
充電匏バッテリヌグリップに぀いお
•
初めお䜿甚する前に玄 12 時間の充電が必芁です。
•
数回充攟電を繰り返しおはじめお最倧バッテリヌ容量に達したす。
•
環境を砎壊しない Li-ion タむプであり、実甚䞊問題ずなる「メ
モリヌ効果」を有しおいたせん。぀たり、このバッテリヌは、完
党攟電する前に充電しおも容量や性胜が䜎䞋したせん。
•
10∌30℃の呚囲枩床で充電する必芁がありたす。
•
充電噚から取り出しおこれをすぐに別のものず亀換する際は、
充電噚が次の充電に備えお自動リセットされるたで数秒間埅っ
おください。
•
充電䞭に枩かくなるのは正垞です。
•
きわめお高い枩床や䜎い枩床では、バッテリヌの性胜が䞀時的
に僅かに䜎䞋するこずがありたす。
•
非垞に䜎い充電状態のバッテリヌを長期間保管するこずはお勧
めできたせん。
•
バッテリヌは寿呜が限られおおり、その性胜は時間の経過ずず
もに埐々に䜎䞋したす。
•
補品の性胜䞊ず安党䞊の理由から、本説明曞に蚘茉された掚奚
事項ず䜿甚䞊の泚意を順守するこずが望たれたす。
充電匏バッテリヌグリップ䜿甚䞊の泚意
以䞋の䜿甚䞊の泚意を順守する必芁がありたす。
7.2 V の充電匏バッテリヌグリップ :
•
バッテリヌグリップをカメラに正しく接続しおください。
•
バッテリヌを䜿甚しなずきは、保護カバヌを所定䜍眮に取り付
けおください。( たずえばポケット内でキヌがショヌトする可胜
性がありたす。)
•
バッテリヌグリップを H1/H1D/H2/H2D カメラ以倖甚途に
䜿甚しないおください。
•
バッテリヌグリップを液䜓に浞さないでください。
•
バッテリヌグリップを焌华しないでください。環境を砎壊しな
い方法でリサむクルたたは砎棄しおください。
•
専甚バッテリヌチャヌゞャヌ (53568) 以倖の充電噚を䜿甚し
ないでください。
バッテリヌチャヌゞャヌ53568
21
•
充電噚を䜿甚する前に取扱説明曞をお読みください。
•
屋内でのみ䜿甚しおください ( 湿床に察する保護 )。
•
充電噚を充電匏バッテリグリップ 7.2 V (43348) 以倖の甚途
に䜿甚しないでください。
•
ゞャックプラグをショヌトさせないでください。
•
プラグアタッチメントを倉曎する堎合以倖は、充電噚を倉曎し
ないでください。
予備リチりムバッテリヌグリップ
9
10
9、10、11
予備リチりムバッテリヌグリップの取付けず取倖しは、充電匏グリッ
プず同様に行いたす。
赀いバッテリヌカセット抌さえボタンをホルダヌの内偎に抌しおバッ
テリヌカセットを取り倖したす ( 図 9)。3 個の CR-123A リチりム電
æ±  ( たたは同等品 ) をカセットに装填し、各電池の極性が正しいか
確 認したす ( バッテリヌずカセットの「+」マヌクを参照 ) ( 図 10、
11)。カセットをバッテリヌホルダヌに再び挿入しお、これが所定䜍
眮に収たっおおり、か぀赀いボタンがロック䜍眮に完党に戻っおいる
こずを確認したす。バッテリヌホルダヌをカメラに察しお平らに保持
しお、䞊郚の 2 個の突起をグリップのスロットに合わせ、奥たでスラ
むドさせお正しい䜍眮に装着したす。バッテリヌホルダヌ抌さえレバヌ
を持ち䞊げ、ロック䜍眮にはめ蟌みたす。
11
電池の寿呜
12、13
電池の寿呜は、耇数の倉動芁因に巊右されるため正確に予枬するこ
ずはできたせん。たずえば、カメラがスタンバむなしで長期間アクティ
ブな状態に保たれるず、電池の寿呜が短くなりたす。䜎バッテリヌ
電圧状態はグリップ LCD にシンボルで衚瀺されたす ( 図 12)。
12
電池がほが完党に消耗するず、
譊告メッセヌゞ
“Low battery”がグリッ
プ LCD に衚瀺されたす ( 図 13)。このメッセヌゞが衚瀺されお電池の
亀換が䞍可欠になるず、カメラはたったく機胜したせん。
13
!
バッテリヌ䜎電圧アむコンが衚瀺されるず、カメラは自動的に
䞀時的な節電モヌドになりたす。これは、すべおの動䜜が遅く
なりたす。カメラの動䜜も通垞ずは違った様盞を呈したす。
このモヌドではしばらく動䜜が継続するように蚭蚈されおいた
すが、バッテリヌ電圧が䜎すぎお通垞の䜿甚には耐えたせん。
通垞の動䜜に戻すには、圓然ながらできる限り速やかにバッテ
リパックを亀換する必芁がありたす。
14
15
ビュヌファむンダヌスクリヌン
14、15
H2D は、明るいスフェリカルアキュヌトマット D フォヌカシングスク
リヌンを備えおいたす。グリッドパタヌン付きのスクリヌンも別売しお
たす。
フォヌカシングスクリヌンを倉曎するには、ファむンダヌを取り倖しお
からスクリヌンを取り倖したす。スクリヌンを取り倖すには、ボヌル
ペンなどの先端をスクリヌンの取倖し甚突起に入れお匕き䞊げたす。
スクリヌンを亀換するには、スクリヌンの右偎を所定䜍眮に配眮しお
これが凹郚に正しく入るようにしたす。次にボヌルペンなどの先端を
スクリヌン亀換品の凹郚に入れお䞋に抌し、スクリヌンを所定䜍眮
にはめ蟌みたす。スクリヌンのどちらの衚面にも盎接觊れないように
しおください。
!
構成フレヌムのマヌキングを瀺すファむンダヌ画面。
22
スクリヌンの枅掃に぀いおは、匊瀟カスタマヌサヌビスにご盞
談ください。画面に粒子や油脂が付着するずファむンダヌの画
質が損なわれる堎合がありたすが、蚘録される画像には䜕も圱
響がありたせん。
アクセサリヌの接続
16
16、17
カメラボディの巊偎にはカバヌで保護されたデヌタバスコネクタヌが
ありたす。これらのコネクタヌは点怜のみに䜿甚されたす。
17
カバヌは、ボヌルペンなどの先の尖った物を小さい孔に挿入し、こ
れを矢印のように巊にスラむドさせるず取り倖すこずができたす。さ
らに、固定クリップを取り倖すず、コネクタヌにアクセスするこずが
できたす。
シンクロコヌドコネクタヌ
フラッシュシンクロ甚のシンクロコヌドコネクタヌはボディの巊偎にあ
りたす。これはラバヌキャップで保護されおいたす。
ボトムカバヌ
18
19
18、19
ボトムカバヌを取り付けるには、止たるたでカメラのカップリングプ
レヌトの䞊をスラむドさせたす。取り倖すには、矢印のように固定ボ
タンを持ち䞊げながらプレヌトを抌し戻したす。
23
4
ビュヌファむンダヌ
■ マルチモヌド枬光方匏
■ 露出情報のフル衚瀺
■ アむレベルでの撮圱可胜
■ 県鏡䜿甚時にも党芖野確保
■ 芖床補正機構内蔵
■ 小型フラッシュ内蔵
このビュヌファむンダヌでは、アむレベルでの撮圱ができたす。
たた、芖床補正機構が内蔵されおいるため、ほずんどのナヌザヌ
の芖床に合わせるこずができたす。さらに県鏡䜿甚時にも党芖
野が芋えるように蚭蚈されおいたす。ボディ䞊の明るいスフェ
リカルアキュヌトマット D フォヌカシングスクリヌンは、甚途
に応じお亀換可胜で、画面の各々には枬光範囲が瀺されたす。
画面枠の䞋にある情報ディスプレむは、垞に曎新されおおり、
バックラむトによっお最適な芖感床で衚瀺されたす。たた、情
報を盎ちに確認できるよう、グリップ䞊の LCD パネルに衚瀺
される情報ず共通の情報の倚くがファむンダヌ内 LCD にも衚
瀺されたす。この LCD のほかに、ファむンダヌ内には䞀般的
な譊告、フラッシュ、およびフォヌカシングの各情報を提䟛す
る 4 個の LED もありたす。
ビュヌファむンダヌには、䟿利なポップアップ匏の小型フラッ
シュも内蔵されおいたす。
ファむンダヌは、カメラボディから絊電されるためバッテリヌ
が䞍芁で、容易に玠早く取り倖すこずができたす。詳现に぀い
おは「フラッシュ」(P.107) のセクションをご芧ください。
ビュヌファむンダヌ画面の詳现に぀いおは、
「カメラボディ」
(P.19) のセクションをご芧ください。
露出補正ボタンおよび露出モヌドボタンに぀いおは、
「コント
ロヌル機胜ず衚瀺」(P.10) のセクションに蚘茉されおいたす。
24
A
B
C
D
E
F
G
H
各郚の名称
1
2
A. ラバヌアむカップ
E. 枬光 / 露出モヌドボタン
B. ホットシュヌ
F. 内蔵ポップアップフラッシュ
C. 芖床補正ダむダル
G. フラッシュポップアップレバヌ
D. 露出補正ボタン
H. ファむンダヌ取倖しボタン
ビュヌファむンダヌの取付け / 取倖し方法
ビュヌファむンダヌを少し斜めにしおカメラの䞊に茉せ、ビュヌファむンダヌを前方にスラむド
させお前郚䞭倮ガむドがカメラボディのファむンダヌ前端にある凹郚にきちんず収たるように
したす。カチッず音がするたでファむンダヌ埌郚を䞋方向に抌し付けたす。
ファむンダヌの巊右䞡偎が正しく収たりしっかり取り付けられおいるこずを確認しおください。
このずきファむンダヌずボディの間のデヌタバスむンタフェヌス接続が確実でなければ、䞍安
定な動䜜䞍良を起す堎合がありたす。
ファむンダヌを取り倖すには、ファむンダヌ取倖しボタンを抌しながら、ファむンダヌ埌郚を
持ち䞊げるようにしおカメラボディから取り倖したす。
芖床補正
芖床を補正する補正レンズはなくおもほずんどの芁件が満たされたす。ディオプタヌの補正
範囲は−4D∌+2.5D です。県鏡䜿甚者は、県鏡をかけたたた、あるいは県鏡を倖しおいお
も玠早く正確に蚭定を倉えるこずができたす。
芖床補正するには、空のような䞀様なトヌンの被写䜓にカメラを向けたす。カメラを巊手に持っ
お、ファむンダヌ画面䞊の各マヌクが最も鮮明に芋えるように芖床調敎ダむダルを右手芪指
で回したす。
普段は遠くを芋るために県鏡をかけおいお撮圱時も県鏡を倖さない方は、䞊蚘の芖床調敎
時にも県鏡を倖さないでください。反察に普段は県鏡をかけおいおも撮圱時に県鏡を倖す
方は、県鏡を倖した状態で芖床調敎を行っおください。
ラバヌアむカップ
H2D には 2 皮類のラバヌアむカップが甚意されおいたす。ファむンダヌに付いおいるアむカッ
プは、県鏡をかけずに撮圱する方に適しおいたす。もう 1 皮類の小さ目のアむカップは、ファ
むンダヌから目を離しお撮圱する方あるいは県鏡をかけたたた撮圱する方に適しおいたす。
アむカップの亀換は、匊瀟カスタマヌサヌビスにご甚呜ください。
小型フラッシュ内蔵
詳现に぀いおは「フラッシュ」(P.107) のセクションをご芧ください。
25
5
レンズ
■ 高速で粟床の高いAF (オヌトフォヌカス) 機胜搭茉
■ 電子制埡匏レンズシャッタヌ搭茉
■ AFから切り替えなしでMF (マニュアルフォヌカス)が可胜な
むンスタントマニュアルオヌバヌラむド機胜搭茉
■ MF時、AFモヌドぞ瞬時に埩垰可胜
■ ピント合わせ時に、フィルタヌやアクセサリヌは回転したせん
■ AFモヌド時には鏡筒は回転したせん
■ シャッタヌスピヌド32秒∌1/800秒 (フラッシュシンクロ)
■ 携行時、レンズシェヌドを逆に取り付け可胜
■ ゚クステンションチュヌブおよびコンバヌタヌ自動認識
すべおの HC レンズは、ハッセルブラッド H システム甚に開
発された、フィルム撮圱およびデゞタル撮圱に最適な高性胜レ
ンズです。HC レンズは優れたシャヌプネスだけでなく、゜フ
トで矎しいボケ味を持っおいたす。レンズに搭茉された電子制
埡匏シャッタヌは、最高粟床を埗るためにきわめお粟密な公差
で蚭蚈されおおり 32 秒∌1/800 秒のすべおのスピヌドに同
調したす。たた、高速 AF 機胜機構が搭茉されおいお、これは
瞬時に MF ぞオヌバヌラむドさせるこずができたす。䜎コント
ラストの被写䜓および䜎照床の堎合、グリップ䞊の補助光が自
動的に発光しお信頌性の高い高速 AF を実珟したす。絞りず
シャッタヌスピヌドは、グリップのフロント / リダヌダむダル
で蚭定したす。
レンズ性胜を最倧限に匕き出すために、レンズシェヌドを垞に
䜿甚するこずをお勧めしたす。たた、特に、過酷な条件での屋
倖撮圱の堎合には、UV-Sky フィルタヌも垞甚フィルタヌずし
お装着するこずをお勧めしたす。
(Hasselblad V システムの C タむプレンズを䜿甚できる CF
アダプタヌに぀いおは、「別売りアクセサリヌ」(P.111) のセ
クションをご芧ください。)
26
1
各郚の名称
2
A
A. レンズシェヌド取付け指暙
B
B. マニュアルフォヌカスリング
C. 距離スケヌル
C
D. 被写界深床スケヌル
2
D
E. レンズ取付け指暙
1
E
3
1
4
レンズの取付け方
2、3
レンズ取倖しボタンを抌しながら、カメラボディのフロントキャップ
を反時蚈方向に回しお倖したす。リダヌレンズキャップは、反時蚈方
向に回しお倖したす。レンズずボディの指暙を合わせお、レンズをカ
チッず音がするたで時蚈方向に回しお取り付けたす。
レンズの取倖し方
レンズ取倖しボタンを抌しながら、レンズを反時蚈方向に止たるた
で回しお倖したす。レンズを倖したら、レンズ・ボディにはキャップ
類を被せおください。
レンズ取倖しボタンを抌す前にレンズを取り倖そうずするず、ロック
しおしたうこずがありたす。このようなずきには、レンズを時蚈方向
に少し戻しボタンを抌しおからレンズを倖す、を実行しおください。
5
6
フロントレンズキャップ
4
フロントレンズキャップの取付け / 取倖しは、凹郚を芪指ず人差し指
で矢印の方向に぀たむようにしお行いたす。
フィルタヌ
フィルタヌは、 ねじ蟌 み 匏 ( レンズ焊 点 距 離によっお、67/77/95
mm の 3 皮類 ) で、時蚈方向に回しお取り付けたす。ピントを倉え
おもレンズ前郚は回らないため、フィルタヌも回転したせん。これは、
特にフィルタヌ䜍眮が画像に圱響を䞎えるポラフィルタヌやグラデヌ
ションフィルタヌを䜿甚する際に䟿利です。
レンズシェヌド
5、6
レンズシェヌドは、すべおのレンズに暙準付属品ずしお付いおいたす。
携行および保管の際にはレンズシェヌドを逆に取り付けるこずでレン
ズ保護の圹目を果たしたす。レンズシェヌドはバペネット方匏で、レ
ンズシェヌドずレンズ前郚の指暙同士を合わせお時蚈方向に回しお
取り付けたす。逆取付けの際には、指暙を合わせおから反時蚈方向
に回したす。シェヌドによっお抌し蟌みながら回すものもありたす。
シャッタヌスピヌドず絞りの蚭定
シャッタヌスピヌドず絞りはずもに、電子的に制埡され、グリップ䞊
のフロント / リダヌダむダルでのみ蚭定するこずができたす。レンズ
やカメラボディには、シャッタヌスピヌドや絞りをマニュアル蚭定でき
るリングはありたせん。
蚭定した倀は、グリップ LCD パネルずファむンダヌ内 LCD パネル
の䞡方に衚 瀺されたす。詳しくは、
「枬光方匏ず露出モヌド」(P.79)
の章をご芧ください。
27
被写界深床の読取り
7
レンズ鏡筒䞊郚には撮圱距離りィンドりがあり、撮圱距離がメヌトル
ずフィヌトで衚瀺されおいたす。りィンドり内には䞭倮指暙ず被写界
深床スケヌルがあり、撮圱距離は䞭倮指暙が指し瀺す倀を読み取り
たす。
7
被写界深床は次のように読み取られたす。
1. 被写䜓にピントを合わせたす。
2. オヌトたたはマニュアルで露出を決め、絞り倀をメモしたす。
3. 䞭倮指暙の䞡偎にある、この絞り倀に察応する 2 ぀のマヌクに
泚目したす。
4. この 2 ぀のマヌクが指し瀺す 2 ぀の距離を読み取りたす。
5. これら 2 ぀の距離に含たれる範囲が、その絞りず撮圱距離で決
定される被写界深床ずなりたす。
8
図に瀺された䟋では、撮圱距離が玄 3 m に蚭定されおいたす。した
がっお、絞りが f/22 の堎合、被写界深床はおよそ 2 m∌4.5 m ず読
み取れたす。
絞蟌み / 被写界深床
8
ファむンダヌ画面に画像を衚瀺しながら STOP DOWN ボタンを抌
すず、画面䞊で被写界深床を確認するこずができたす。
赀倖線撮圱
9
赀倖線は可芖光ずは異なる面にピントを結ぶため、通垞のピント合
わせが適甚されたせん。次のようにマニュアルでピントを合わせたす。
9
1. 通垞の方法でピントを合わせたす。
2. 䞭倮指暙が指し瀺す撮圱距離を読み取りたす。
3. この撮圱距離を䞭倮指暙に代えお赀倖指暙 ( 赀色衚瀺 ) に合わ
せ盎したす。
撮圱距離を既に読み取っおいる堎合は、その撮圱距離ず ( 䞭倮指
暙に代わる ) 赀倖指暙を䜿っおマニュアルでピントを合わせるこずが
できたす。
10
フォヌカス゚むド
ファむンダヌ内の䞭倮郚分で
囲たれた被写䜓の距離よりも
ピントが遠すぎる
11
フォヌカシングスクリヌンを芋ながらピントを合わせる方法のほかに、
H2D カメラではファむンダヌ衚 瀺の右偎にある 2 ぀の矢印 LED が
フォヌカス゚むドの圹割を果たしたす ( ただし、明るさが f/6.7 以䞋
のレンズを陀きたす )。これらの矢印は、目芖によるピント合わせの
補助手段ずしお正確なピント合わせに圹立ちたす。
MF ( マニュアルフォヌカス ) の堎合
巊偎の矢印のみが衚 瀺されおいるずきは、ファむンダヌ内の枬距範
囲が枬定した距離よりも遠くにピントが合っおいるこずを衚わし、た
た右偎の矢印のみが衚 瀺されおいるずきは、ピントが近すぎるこず
を衚わしおいたす。䞡方の矢印が同時に衚瀺されおいるずきは、ピ
ントが正しく結ばれおいたす。ピントが定たっおいなければ、䞡方の
矢印が点滅したす。
ファむンダヌ内の䞭倮郚分で
囲たれた被写䜓の距離よりも
ピントが近すぎる
AF ( オヌトフォヌカス ) の堎合
12
䞡方の矢印が同時に衚瀺されたずき、正しい距離にピントが合っお
いるこずを衚わしたす。どちらか䞀方の矢印のみが衚瀺されおいるず
きは、ピントが合っおいたせん。ピントが定たっおいなければ、䞡方
の矢印が点滅したす。
ピントが合っおいる
28
CF レンズアダプタヌ別売
CF レンズアダプタヌ別売を䜿甚するず V システムの C タむプレン
ズすべおを H システムのカメラボディで䜿甚するこずができたす。こ
のため、H カメラのレンズが必然的に倚皮類の焊点距離を持ったも
のに拡倧される可胜性がありたす。H カメラの AF システムは、マニュ
アルピント合わせの指針ずしお䜿甚できたす。レンズはすべお解攟枬
光で行われ、マニュアルピント合わせ甚の絞りおよびシャッタヌスピヌ
ド情報がカメラに衚瀺されたす。ただし、CFE レンズの堎合は、予
め蚭定した絞りが自動的にカメラに転送されたす。シャッタヌセット
は、すべおのレンズに察しお操䜜しやすいレバヌによっお速やかに行
われたす。
29
6
センサヌナニットず
デゞタル撮圱
■ ハむ゚ンドデヌタ甚の2200侇/3900䞇画玠
■ 3぀の操䜜およびストレヌゞモヌド
■ 3FRたたは3Fファむルに盎接撮圱
■ 有効なFlexColorワヌクフロヌ
■ むンスタントアプルヌバルアヌキテクチャ
H システムカメラは圓初からデゞタル写真撮圱を念頭に眮いお
蚭蚈されたため、H2D の開発は䞖界的に有名な H システムの
䞭での自然な流れでした。
シヌムレスな統合ずこれに䌎う効率の向䞊およびワヌクフロヌ
の改善によっお、LCD/OLED 䞊に衚瀺される情報の共有や
バッテリヌの共有ずいった蚭蚈の成果がもたらされおいたす。
搭茉された画像凊理゜フトりェアの FlexColor によっお、撮圱
ごずに保存される情報を将来の参考ず高床な凊理に利甚しお光
孊特性などを埮調敎するこずができたす。
たた、FlexColor では、コンピュヌタに盎結するこずでコン
ピュヌタから盎接デゞタル撮圱を行うこずができたす。
さらに、HC レンズはデゞタルセンサヌを導入するこずで高床
な芁求を満たすように蚭蚈されおおり、こうした芁求が容易に
満たされたす。
30
センサヌナニットは、H2D カメラのデゞタル撮圱コンポヌネン
トずしお CCD を内蔵しおいたす。この受光玠子は、゚リアアレ
ã‚€ CCD( 電荷結合玠子 ) ず呌ばれ、コンピュヌタ可読の電子「フィ
ル ム 」ず し お 働 き た す。CCD の 衚 面 に は 2200 侇 あ る い は
3900 䞇個の受光領域があり、その各々は最終的なデゞタル画
像のピクセルを圢成したす。カラヌデゞタル画像では、各ピクセ
ルが赀、緑、青 ( 略しお RGB) の 3 色の成分を持っおいたす。
センサヌナニットの CCD 内のピクセルは、3 ぀ ( 各色に぀き 1
぀ ) の画像を生成するようにフィルタヌ凊理され、埌で゜フト
りェアによっお結合されお単䞀のフルカラヌ画像を生成したす。
H2D は撮圱された画像を次の 3 ぀の方法で保存するこずができ
たす。
•
コンピュヌタぞの接続なし − 盎接 CF カヌドに保存
•
コンピュヌタに盎結−
FireWire ケヌブル経由でハッセルブラッドむメヌゞバンク
CF に保存
•
コンピュヌタに盎結−
FireWire ケヌブル経由でコンピュヌタヌハヌドディスクに保
存
センサヌナニットは、独自のコントロヌルず明るく鮮明な OLED
から成るグラフィックむンタフェヌスずを備えおいたす。内蔵の
デゞタル露出蚈は、ヒストグラムディスプレむずオヌディオ露出
譊報を完備しおおり完璧な露出の実珟に寄䞎しおいたす。
スタゞオでカメラをコンピュヌタに盎結しお䜿甚するずきは、
FlexColor 画像撮圱゜フトりェアを䜿っおコンピュヌタからカメ
ラの党デゞタル動䜜をコントロヌルするこずができたす。詳しく
は、“FlexColor ゜フトりェアリファレンス”マニュアルをご芧
ください。
センサヌナニット−物理的特性
ロックボタン
A
A
センサヌナニットを取り倖すずきに䜿甚。
CCD ず IR フィルタ
B
B
これは受光玠子で、CCD の前面には IR フィルタが取り付け
られおいたす。露出しおいるフィルタヌの衚面に觊れたりこれ
を傷぀けたりしないよう、たたカメラに取り付けられおいない
センサヌナニットのプラスチックカバヌを倖さないよう垞に十
分に泚意しおください。
C
!
D
譊告 : ガラスフィルタヌは絶察に取り倖さないでくださ
い。これを取り倖すず CCD が砎損するおそれがありた
す。
枅掃に぀いおは該圓するセクションをご芧ください。
FireWire コネクタヌ
C
FireWire 800/400 ケヌブルをここに挿入しお、センサヌナニッ
トをコンピュヌタたたはむメヌゞバンクに接続したす。センサヌ
ナニットには 800 コネクタヌが必芁ですが、コンピュヌタに
は 800 たたは 400 のどちらも䜿えたす。
取付板
D
この取付板のすぐ埌ろにはスロットがあり、取付板は埌ろの
マガゞン抌さえフックに装着されたす。
31
A
F
B
G
C
H
D
I
E
J
制埡パネル
明るい OLED 画面を備えた制埡パネルは、コンピュヌタが接続されおいない堎合に画像確
認ずセンサヌナニット蚭定倉曎を行うための䞻芁なグラフィックむンタフェヌスです。ただ
し、グリップ LCD もピントず露出の調敎に必芁なむンタフェヌスです。
画像の怜玢ずメニュヌシステムのナビゲヌションには耇数のボタンを䜿甚したす。画面の右
䞋ず巊䞋にある 2 ぀のボタンC、Hは、画面に衚瀺されるラベルが状況に応じお倉りた
す ( たずえば、右䞋のボタンは、画像を怜玢するずきは承認盞圓感床の蚭定に䜿甚されたす
が、メニュヌを䜿甚するずきは調敎の確認に䜿甚されたす )。
OLED 画面
A
明るい堎所でも広い芖野角でプレビュヌ画像ずメニュヌシステムを衚瀺したす。
マむクロフォン
B
珟圚䜿甚されおいない機胜です。
メニュヌ / ( 終了 ) ボタン
C
メニュヌシステムを開いたり閉じたりしたす。プレビュヌ画面䞊のボタンの傍にあるラベルで
衚瀺されるメニュヌシステムでコマンドを送出するずきは他の様々なタスク ( 終了ボタンなど )
にも䜿甚されたす。
衚瀺モヌド (View-mode) ボタン
D
プレビュヌ画像に関しお、暙準、ヒストグラムオヌバヌレむ、画像ディテヌル、スクリヌンオフ、
およびフルスクリヌン、ずいった各皮情報衚瀺モヌドを順次切り替えたす。
ビゞヌラむト (Busy light)
E
緑色に点滅しお、センサナニットが動䜜䞭 ( 新しい撮圱の保存など ) で別のコマンドに察応
できないこずを瀺したす。
ズヌムむンボタン (Zoom-in ボタン ) (+ ボタン )
F
プレビュヌ画像甚のズヌムむン ( 衚瀺拡倧 ) ボタンです。利甚可胜な画像バッチ、メディア ( コ
ンパクトフラッシュ、むメヌゞバンクなど )、およびメニュヌで蚭定する倀を衚瀺するずき
の遞択ボタンずしおも䜿甚されたす。
ズヌムアりト (Zoom-out ボタン ) (−ボタン )
G
プレビュヌ画像甚のズヌムアりト ( 衚瀺瞮小 ) ボタンです。耇数の小さい画像を䞀床に衚瀺
するためにズヌムアりトを継続しお最埌に衚瀺し、バッチずメディアを遞択できたす。メニュヌ
で蚭定する倀の遞択ボタンずしおも䜿甚されたす。
32
むンスタントアプルヌバル / (OK) ボタン
H
このボタンは、3 ぀の承認レベルを順次切り替えるこずによっおプレビュヌ画面 ( むンスタント
アプルヌバルアヌキテクチャシステムの䞀郚 ) で珟圚衚瀺 ( たたは遞択 ) されおいる画像に
承認ステヌタスを割り圓おたす。カラヌコヌドは、緑、および赀の亀通信号ず同じです。
たた、画像の削陀など、䜕皮類かのメニュヌ操䜜に察する確認ボタン ( OK ボタン ) ずしおも
䜿甚され、メニュヌ操䜜の皮類がプレビュヌ画面䞊のボタンの傍にあるラベルによっお衚瀺
されたす。
ナビゲヌションボタン
I
プレビュヌ画像を順次切り替えおメニュヌシステムをナビゲヌトするこずができる 4 方向のロッ
カヌボタンです。これを䜿甚するには、実行したい内容に察応するボタンの端を抌したす ( た
ずえば、䞊、巊、右、たたは䞋に移動したす )。
フラッシュカヌドスロットカバヌ
J
フラッシュカヌドのスロットを芆っお保護したす。
暙準プレビュヌ衚瀺
ISO蚭定
ホワむトバランス
珟圚のストレヌゞメディア
承認ステヌタスおよび
怜玢フィルタヌ蚭定
− ボタンラベル
画像ファむル名
ストレヌゞ容量
(撮圱枈み枚数/残り枚数)
33
暙準プレビュヌ衚瀺は、カメラの電源を
初めお入れたずきに衚瀺されるもので、
おそらく最も頻繁に利甚される衚瀺で
す。これは、最近に撮圱された写真のプ
レビュヌで、センサヌナニット蚭定ず画
像そのものに関する基本情報を含んでい
たす。たた、この他にもヒストグラム、
撮圱詳现、フルスクリヌン、電池セヌバヌ
など、いく぀かの衚瀺モヌドも利甚でき
た す。 詳 し く は「 プ レ ビ ュ ヌ モ ヌ ド 」
(P.48) をご芧ください。
さらに、この衚瀺を䜿甚するず、メニュヌ
システムをナビゲヌトしおカメラを調敎
す る こ ず が で き た す。詳 し く は「 メ
ニュヌの取扱い」(P.53) をご芧くださ
い。
システム芁件
どのモヌドを遞択するにしおも、最埌の画像保存ず補正にはコンピュヌタの胜力に関する䞀
定最小限の基準が必芁です。倧きい画像は、倧容量のメモリヌ、最新のグラフィック機胜、
および最新のオペレヌティングシステムを搭茉した高性胜コンピュヌタを必芁ずしたす。たい
おいの堎合、カメラやむメヌゞバンクから画像を盎接ロヌドできる FireWire 800/400 コネク
タヌを手持のコンピュヌタに接続したいはずです。リムヌバブルコンパクトフラッシュカヌド
に栌玍された画像をロヌドするためには、コンパクトフラッシュカヌドリヌダを䜿うこずもでき
たすが、匊瀟はきわめお柔軟性の高い FireWire をお勧めしおいたす。
H2D は、ハッセルブラッドの RAW 画像に関するデゞタルカメラ撮圱基準である 3FR たた
は 3F ファむルずしお 画 像 を 保 存 し た す。Adobe Photoshop CS/CS2 や Hasselblad
FlexColor などの倚くのプログラムは、DNG ファむルを読み蟌むこずができたす。FlexColor
を䜿うず、このファむルを最適化しお DNG もしくは最も䞀般的なデスクトップ凊理 (DTP)
圢匏である TIFF たたは JPEG のいずれかに゚クスポヌトするこずができたす。H2D は、
Hasselblad FlexColor 画像撮圱および線集アプリケヌションを搭茉しおおり、FlexColor
の本来のバヌゞョンは Macintosh ず Windows の䞡方のプラットフォヌムに察しお提䟛され
たす。詳しいシステム芁件に぀いおは、FlexColor の説明曞をご芧ください。
譊告ず制限事項
•
H2D ずその他すべおのコンピュヌタ装眮は、できる限り湿気から保護しおください。
カメラが濡れた堎合は、電源を切っお再䜿甚する前に也かしおください。
•
センサヌを枅掃のために取り倖すずきは、露出した CCD センサヌが砎損しないよう垞
に现心の泚意を払っおください。
•
カメラずコンピュヌタを接続するケヌブルはすべお、぀たずいお倒れるこずのないよう
邪魔にならない堎所に配眮しおください。
•
センサヌナニットの換気口は絶察に塞がないでください。
34
写真撮圱
珟圚のメディアの遞択
珟圚のメディアの遞択肢は、新しい写真の保存先でありナビゲヌションボタンを䜿っお写真
を怜玢できる堎所です。倚くの堎合、保存先のメディアは、たずえば次のように自動的に遞
択されたす。
• コンピュヌタに接続するず、画像は必ずコンピュヌタのハヌドディスクに盎接保存さ
れたす。
• 1 ぀のメディアのみ ( コンパクトフラッシュカヌドなど ) が接続されおいる堎合は、
このメディアが自動的に遞択されたす。
ただし、コンピュヌタから離れお䜜業しおおり、か぀耇数のメディア ( カヌドずむメヌゞバン
ク CF の䞡方など ) が接続されおいる堎合は、メディアの内容を怜玢しお画像を新たにその
メディアに保存したければメディアを明確に遞択する必芁があるかもしれたせん。
珟圚の保存先メディアを遞択する方法ずしお、䞋蚘の 2 ぀がありたす。
• メニュヌシステムからメむンメニュヌ > メディア項目の順に遞択したす。詳しくは、
「珟
圚のストレヌゞメディアの遞択」(P.55) をご芧ください。
• ズヌムアりトボタンを䜿っお最䞊䜍たですべおズヌムし接続されおいるすべおのメ
ディアを衚瀺しおから、適切なメディアずバッチにズヌムむンしたす。こうしたメディ
アずバッチの遞択の詳现に぀いおは、「メディアずバッチのナビゲヌション」(P.40)
をご芧ください。
写真撮圱モヌド
H2D は、撮圱された画像を以䞋の 3 ぀の方法で保存するこずができたす。
1. コンピュヌタ接続なし / コンパクトフラッシュカヌドモヌド
このモヌドでは、H2D はすべおの倖郚接続ずたったく無関係に動䜜したす。ピントず露出の
蚭定はすべお、最高スピヌドが埗られか぀䜿い勝手のよい暙準のカメラボディコントロヌル
を䜿っお行われたす。画像は内郚のリムヌバブルコンパクトフラッシュカヌドに保存され、セ
ンサヌナニットぞの電源はカメラの電池から行われたす。
• このモヌドの䞻な長所は、ケヌブルず远加機噚がたったくないこずです。
• 撮圱珟堎でこのモヌドを䜿甚する堎合の䞻な短所は、バッテリヌ容量ずカヌドの容量
です。
2. コンピュヌタ盎結 / むメヌゞバンク
このモヌドでは、カメラを FireWire ケヌブル経由で携行型のハッセルブラッドむメヌゞバン
クに接続できたす。むメヌゞバンクは、倧きなストレヌゞ容量を備えおおり高速でデヌタ転送
を行いたす。たた、むメヌゞバンクは、小型軜量で電池から絊電され、ベルトに容易に留め
るこずができるため、コンピュヌタ盎結でないオプションず同様に携垯に適した゜リュヌショ
ンを提䟛したす。
• このモヌドの䞻な長所は、倚数の画像を連続しお保存できるこずです。
• このモヌドの䞻な短所は、䜙分な装眮ずケヌブルが必芁であるため堎合によっおは機
動性が制限されるこずです。
35
3. コンピュヌタ盎結 / スタゞオモヌド
このモヌドでは、カメラをコンピュヌタに盎接接続しお Hasselblad
FlexColor ゜フトりェアを䜿甚しおシステムを動䜜させ、画像をコン
ピュヌタのハヌドディスクに保存するこずができたす。
• このモヌドの䞻な長所は、ストレヌゞ容量がほが無制限であり、
倧きな画面䞊で Hasselblad FlexColor の 画像を凊理できる
こずです。
• このモヌドの䞻な短所は、機動性にかなり欠けおいるこずです。
コンパクトフラッシュカヌドの䜿甚
コンパトフラッシュカヌドに写真を撮圱するずきは、H2D が完党な䞀䜓
型ずなるため配線やコネクタヌを新たに接続する必芁がありたせん。
H2D は、20 枚を超える写真を収めるこずができる 1GB のコンパク
トフラッシュカヌド付きで出荷されたす。画像はロスレスで圧瞮され
るため各写真の実際のファむルサむズは倉動し、これによっおカヌド
に収たる写真の総数が圱響を受けたす。堎合によっおはさらに倧き
な容量のカヌドも远加賌入でき、各カヌドが䞀杯になったずきはこれ
らを亀換するこずができたす。
1
!
2
A
B
コンピュヌタが接続されおいなくおも、カメラはそのコンパク
トフラッシュカヌドの内容をむメヌゞバンクにコピヌするこず
ができたす。こうするず、写真をバックアップしおカヌド䞊の
空き領域を増やすこずができるため撮圱を続けるこずができた
す。「画像の転送」(P.52) のセクションをご芧ください。
カヌドの挿入
1. センサヌナニットの CF カヌドスロットカバヌを開きたす。
3
4
2. カバヌの埌ろにはカヌド (A) 甚のスロットが芋え、スロットの
䞋には取出しボタン (B) がありたす。カヌドが既に挿入されお
いる堎合は、䞋蚘の「カヌドの取出し」 に埓っおこれを取り倖
したす。
3. コネクタヌの孔をセンサヌナニットのスロット偎に向け、ブラ
ンドラベルをセンサヌナニットのプレビュヌ画面ず同じ方向に
向けおコンパクトフラッシュカヌドを保持したす。カヌドを静
かにスロットに抌し蟌みたす。入りにくい堎合は、カヌドを埌
ろ向きたたは逆さに保持しおいる可胜性がありたす。カヌドが
容易にスラむドしお入るような向きを探しおみおください。
5
4. カヌドがカヌドスロットにほが完党にか぀きわめお容易に萜ち
蟌むようであれば、䜜業は正しく行われおいたす。これが実珟
したら、カヌドがカヌドスロットの䞭にさらに数 mm 入っお固
く保持されるたでこれをしっかり抌し蟌みたす。
5. スロットカバヌを再びパチンず閉じたす。
36
カヌドの取倖し
2
1. センサヌナニットの CF カヌドスロットカバヌを開きたす。
2. カバヌの埌ろにはスロットの䞭にあるカヌドの䞋端ずカヌドのすぐ䞋の取出しボタンが
芋えたす。
3. 取倖しボタンを少し抌しおこれを動䜜䜍眮にしたす。
4. ここで延びた取出しボタンをセンサヌナニットの䞭たで抌し蟌みたす。力がいくらか必
芁なため、芪指で抌しながらセンサヌナニットの反察偎を他の指で掎むのがコツです。
こうするず、カヌドは数 mm 抌し出されたす。
5. 芪指ず人差し指でカヌドを掎んでセンサヌナニットから匕き出したす。( 必芁があれば、
新しいカヌドを「カヌドの挿入」(P.36) の説明に埓っお挿入しおください。)
3
6. スロットカバヌを再びパチンず閉じたす。
むメヌゞバンク CF の取扱い
Hasselblad むメヌゞバンクは、H2D 甚アクセサリヌ別売です。これは、本来デゞタル写
真撮圱甚に最適化された倖付けの FireWire ハヌドディスクで、倧容量のストレヌゞ空間ず
高速デヌタ転送を提䟛したす。これは、小型軜量で電池匏です。容易にベルトに留めるこず
ができるため、スタンドアロンカメラず同様に携垯に適した゜リュヌションを提䟛したす。
4
むメヌゞバンクを䜿甚するには、説明曞の蚘述に埓っおこれを組み立おお暙準 FireWire ケヌ
ブルを接続するだけです。詳しくはむメヌゞバンクの説明曞をご芧ください。
!
ここで説明するむメヌゞバンクモデルだけが H2D に察応しおいたす。むメヌゞバン
クの初期のモデルは H2D に察応しおいたせん
むメヌゞバンクをセンサヌナニットずずもに䜿甚する堎合の接続
5
むメヌゞバンクを取り倖すには、画像の保存を終了しおから FireWire ケヌブルを倖すだけで
す。詳しくはむメヌゞバンクの䜿甚説明曞をご芧ください。
!
むメヌゞバンクの正しい䜿甚法は、内郚のカヌドを䜿っおコンピュヌタに接続しない
モヌドで写真を撮圱した埌、カヌドが䞀杯になったらディスクを接続しおカヌドの内
容をバンクにコピヌするこずです。コンピュヌタは䞍芁です。こうするず、写真をバッ
クアップしおカヌドの空き領域を確保するこずができるため撮圱を続けるこずができ
たす。詳しくは「画像の転送」(P.52) のセクションをご芧ください。
37
コンピュヌタ盎結での操䜜
コンピュヌタに盎結するず、FlexColor ゜フトりェアを䜿っお倚数のカメラ機胜を制埡できた
す。ナヌザは、コンピュヌタに接続しながら撮圱するこずはなくおも画像をダりンロヌドした
いずきはおそらくカメラをコンピュヌタに接続するものず考えられたすが、代りにコンパクトフ
ラッシュカヌドリヌダを䜿ったりむメヌゞバンク CF や FireWire ディスクを盎接接続したりす
るこずも想定されたす。
コンピュヌタぞの接続
コンピュヌタぞの接続は、FireWire ケヌブルをコンピュヌタの FireWire ポヌトからセンサヌ
ナニット偎のポヌトに接続するだけで枈みたす。センサヌナニットのポヌトは、自閉匏フラッ
プで保護されおいたす。図の指瀺に埓っおケヌブルコネクタヌをフラップの䜍眮に簡単に合
わせおからケヌブルコネクタヌをフラップに抌し付けおこれを開き、ケヌブルが停止しお所定
䜍眮に保持されるたでこれを゜ケットに抌し蟌みたす。
FlexColor の実行による写真撮圱
コンピュヌタぞの接続には䞋蚘のルヌルが適甚されたす。
• 保存先のメディアず堎所は FlexColor から制埡される。
• ISO を含むすべおの露出蚭定、絞り、および露出時間は、FlexColor から露出を遞択
した堎合に FlexColor から制埡される。
• ピントはカメラからのみ制埡される。したがっお、FlexColor から露出を遞択する前
にピントを合わせる ( マニュアルたたはオヌトで ) 必芁がある。
• センサヌナニットの画面ずメニュヌシステムは無効になる。
• FireWire ケヌブルが利甚できる堎合、センサヌナニットはこのケヌブル経由で絊電さ
れる ( コンピュヌタの䞭には絊電できないものもありたす。特にノヌトパ゜コン )。こ
の堎合、H2D の電池は消耗が少なくなリたす。しかし、それでも H2D には充電され
た電池を接続しおおく必芁がありたす。カメラボディはその動䜜に電池を必芁ずする
からです。
FlexColor から撮圱を開始するずき、コンピュヌタはセンサヌナニットに信号を送り、この信
号でシャッタヌずストロボ光源 ( もしあれば ) をトリガしたす。その埌、画像がセンサナニッ
トから FireWire ケヌブル経由でコンピュヌタに送られおその画面に衚瀺され、コンピュヌタ
ハヌドディスクで珟圚遞択されおいるフォルダに 1 色圓り 16 ビットの 3F ファむルずしお保存
されたす。
3F は撮圱された RAW 画像を保存するためのハッセルブラッド瀟独自のファむル圢匏です。
これは、カメラで撮圱されたたたの完党な RAW 画像および FlexColor が画像を正しく凊
理しお衚瀺できる技術的詳现事項を保存したす。さらに、各画像に適甚した FlexColor èš­
定の完党な履歎を保存するずずもに、カメラの蚭定、画像名、撮圱者、版暩などのメタデヌ
タを保存したす。画像をカメラたたは倖郚のメディアから FlexColor にロヌドするずき、3FR
ファむルは 3F 圢匏に倉換されたす。FlexColor を䜿甚したくなければ、ファむルを DNG な
どの圢匏に盎接゚クスポヌトしお Adobe Photoshop などを䜿甚するこずができたす。
FlexColor を䜿甚した画像撮圱の詳现に぀いおは、FlexColor ゜フトりェアの参照甚説明曞
を参照しおください。
スタンドアロンずしおたたはむメヌゞバンク付きで䜿甚する堎合の取扱い
内郚カヌドぞの撮圱ずむメヌゞバンクぞの撮圱ずの間には実質的な差がありたせん。しかし、
耇数のメディアが実装されおいるずきは、必ず正しい保存先のメディアを遞択する必芁があり
たす (「メディアずバッチの取扱い」(P.40) も参照 )。
コンピュヌタに接続しない堎合は、各皮センサナニット蚭定に察する制埡は内蔵のメニュヌ
システムから行われたす (「メニュヌの取扱い」(P.53) も参照 )。しかしながら、ピント、絞り、
シャッタヌスピヌド、シャッタヌボタンなどの䞀般的な蚭定の倚くは暙準カメラのコントロヌル
を䜿っお行われたす。
コンピュヌタからの取倖し
コンピュヌタからのカメラの取 倖しは、 すべおの画 像のロヌディングが 終了したずきに
FireWire ケヌブルを倖すだけで枈みたす。
38
初期の䞀般的な蚭定
感床 (「スピヌド」) ずホワむトバランス (「色枩床」) の蚭定
写真撮圱に最も関係の深い 2 ぀のデゞタル蚭定は次の通りです。
• ISO の蚭定
• ホワむトバランスの蚭定
これらはメニュヌシステムの最䞊䜍にあるため、玠早く容易にアクセスできたす。たた、これ
らはグリップ LCD だけでなくほずんどのプレビュヌモヌドで画面衚瀺されたす。
ISO 盞圓感床の遞択
カメラの蚭定には、ISO 50、100、200、たたは 400 のフィルムに盞圓する光感受性感床を
採甚するこずができたす。ただし、CCD の「本来」の感床は ISO 50 であるため、照明によっ
おこの蚭定倀を䜿甚するこずができれば最良の結果が埗られたす。ISO 盞圓感床が高くなる
ず画像が粗くなるフィルムず同様に、カメラでも感床が高くなるず撮圱される画像に次第に倚
くのノむズが珟われるようになりたす。
ISO 盞圓感床を蚭定するには、センサヌナニットのメニュヌシステムからメむンメニュヌ >
ISO 項目の順に遞択したす。詳しい手順に぀いおは「ISO の蚭定」(P.55) をご芧ください。
もしくは、
カメラグリップメニュヌで蚭定を行いたす (MENU > DIGITAL > ISO)。
ホワむトバランスの蚭定
被写䜓を芋るずき、目は自然に呚囲の薄い色 ( ほが癜色ずしお ) に適応し、その際、脳は他
のすべおの色をこの「癜 ( äž­ç«‹ )」色ず関連付けお理解したす。しかし、このこずは、写真を
撮圱しおこれを埌で芋るず予想通りの色が埗られおいない堎合があるこずを意味したす。こ
れは、カメラが「癜色」ずは䜕かを完党に理解しおいないからです。このため、センサヌナニッ
トはホワむトバランス蚭定を備えおおり、これは癜であるずみなすべき色合いを蚭定しおこれ
を基準に他のすべおの色を理解するものです。
倚くのデゞタルカメラず異なり、H2D は画像を RAW 撮圱デヌタずしお保存したす。぀たり、
このデヌタは CCD ( その本来のモザむクカラヌフィルタヌを内蔵 ) の正確な画像を含んでい
たす。このため、ホワむトバランスはい぀でも同皋床に調敎するこずができたす。カラヌバラ
ンスを蚭定するず、その蚭定は光枩床ず色合いの倀を䞀察ずしお画像ずずもに保存し、各ピ
クセルによっお枬定された色倀は倉曎されたせん。ホワむトバランス蚭定は、センサナニット
画面での色の衚瀺方法に圱響を䞎えたすが、コンピュヌタで最初に画像を衚瀺したずきはい
぀も同じ結果が埗られたす。蚭定は、FlexColor や RAW ファむルを読み取る別のプログラ
ムを䜿っお埌で倉曎するこずができ、その結果はたるで撮圱前に蚭定しおおいたかのようで
す。
H2D では、ホワむトバランスを蚭定するために䞋蚘の耇数のオプションが甚意されおいたす。
• 晎れ、くもり、日陰、フラッシュ、蛍光灯、およびタングステン電球
!
ホワむトバランス蚭定は衚瀺のためだけに行われたす。したがっお、この蚭定は䞀時
的なもので RAW ファむルに氞久に圱響を䞎えるこずはありたせん。
ISO 盞圓感床を蚭定するには、センサヌナニットのメニュヌシステムからメむンメニュヌ >
癜バランス項目の順に遞択したす。
プリセットなどのオプションの詳现説明を含む党詳现に぀いおは、
「メむンメニュヌ > 癜バラ
ンス」(P.63) をご芧ください。
もしくは、
カメラグリップメニュヌで蚭定を行っおください (MENU > DIGITAL > White balance)。
39
メディアずバッチの取扱い
画像を保存する際にどのような方法を遞択するにしおも、効果的に䜜業を実斜するためには
画像をバッチでファむルするこずが望たれたす。
バッチによる凊理の系統化
バッチを採甚するず写真撮圱の系統化が容易になりたす。バッチはコンピュヌタ䞊でフォルダ
ずしお正確に圹割を果たしたす。バッチには以䞋のような性質がありたす。
• 新しいバッチを䜜成するずきは、これに名前を割り圓おお新しいフォルダずしお䜜成
したす。
• コンパクトフラッシュカヌドから画像をコピヌするずきは、各バッチをサブフォルダ
ずしお保存先のディスクに保存したす。
• 耇数の画像を削陀するずきは、1 ぀のバッチ以倖に圱響を及がさないよう削陀コマン
ドを制限するこずができたす。
• 画像を怜玢するずきは、珟圚のバッチの画像のみを衚瀺したす。
• センサナニットのフロントパネルのナビゲヌションコントロヌルを䜿っお各バッチを
入れ替えるこずができたす。
• OLED は各バッチが䜜成された日付を衚瀺したす。
!
新しい各画像は最近䜜成されたバッチのみに保存され、これ以倖のバッチを遞択しお
新しい画像を保存するこずはできたせん。
メディアずバッチのナビゲヌション
カメラは垞に珟圚のメディアず珟圚のバッチを扱いたす。これらのメディアずバッチは、カメ
ラがすべおの新しい写真を保存する堎所であり、か぀フロントパネル䞊のナビゲヌションボタ
ンを䜿っお怜玢できる堎所です。珟圚のメディアやバッチを遞択するする方法には䞋蚘の 2
぀がありたす。
• フロントパネルのズヌムボタンずナビゲヌタボタンを䜿甚する方法。この方法では任
意の既存のバッチを遞択できるため、1 皮類のみのメディアを接続するずきでも利甚
できたす。この方法に぀いおは以䞋の手順の䞭で説明したす。
• メニュヌシステムから メむンメニュヌ > 栌玍装眮項目の順にメディアを遞択する方法。
これは耇数のメディア ( たずえば、コンパクトフラッシュカヌドずむメヌゞバンク )
を接続するずきのみ利甚されたす。この機胜を遞択するず、必ず、遞択したメディア
から最近生成されたバッチに進みたす。この方法の詳现に぀いおは、「珟圚のストレヌ
ゞメディアの遞択」(P.55) をご芧ください。
40
怜玢コントロヌルを䜿っお珟行のメディアずバッチを遞択するには :
1
3
2
4
1. 最䞊䜍のズヌムに達するたでズヌムアりトボタンを繰り返しお
抌したす。単䞀画像のプレビュヌ衚瀺から開始するず、以䞋の
衚瀺を経お最䞊䜍に達したす。
•
単䞀画像プレビュヌ
•
4 画像サムネむル衚瀺
•
9 画像サムネむル衚瀺
•
バッチリスト
•
メディアリスト
2. ここで、画面に珟圚センサヌナニットに接続されおいるメディ
アデバむスのリストが衚瀺されたす。メディアデバむスは 1 ぀
だけの堎合もよくありたす。
各メディアには、名前、党サむズ、および撮圱可胜な予想残数
が衚瀺されたす。メディア名の右偎にはカッコ入りの 3 色 1 組
の数字がありたす。これらは、珟圚そのメディア䞊に存圚する
各承認ステヌタス ( 緑、黄、および赀 ) の画像の総数を瀺したす。
たずえば、( 18 / 5 / 3) ず衚瀺されたカヌドがある堎合、このカヌ
ドには 18 枚の緑 ( 承認枈み )、5 枚の黄 ( 未分類 )、および 3
枚の赀 ( 削陀 ) の合蚈 26 枚の画像が栌玍されおいたす。
5
6
3. 耇数のメディアがリストされおいる堎合は、 r ず s を䜿っお
䜿甚したいメディアをハむラむト衚瀺したす。
4. 珟圚遞択しおいるメディアが青い瞁取りで衚瀺されたす。
5. ズヌムむンボタンを抌しお、珟圚ハむラむト衚瀺されおいるメ
ディアにズヌムむンしたす。
7
8
6. ここで、このメディア䞊のバッチのリストが衚瀺されたす。各
バッチには、フォルダアむコン、名前、および䜜成された日付
が衚瀺されたす。メディアリストず同様に、各バッチに保存さ
れる各承認ステヌタスの写真枚数を読み取るこずができたす。
7. メディアの堎合ず同様に、 r ず s を䜿っお䜿甚したいバッチ
をハむラむト衚瀺したす。
8. 珟圚遞択しおいるバッチが青い瞁取りで衚瀺されたす。
9. ズヌムむンボタンを抌しお、珟圚ハむラむト衚瀺されおいる
バッチにズヌムむンしたす。
10. ここで、遞択したバッチの 9 画像サムネむルが衚瀺されたす。
9
これで、珟圚のメディアずバッチが蚭定されたした。次に撮圱
したい写真はここに保存され、怜玢ボタンによっおこのバッチ
の画像のみが衚瀺されたす。
10
新しいバッチの䜜成
各メディアには任意の数のバッチを䜜成するこずができたす。新しい
バッチを䜜成するには、たず、珟圚遞択しおいるメディアが正しいこ
ずを確認し (「メディアずバッチのナビゲヌション」(P.40) 参照 )、぀
ぎにメニナヌシステムからメむンメニュ > 栌玍装眮 > バッチ項目の
順に遞 択しお新しいバッチを䜜成したす。詳しい手順に぀いおは
「バッチの䜜成」(P.71) をご芧ください。
41
メディア皮類のアむコン (コンパクトフラッシュ)
メディア名
䜜成日
緑、黄、および赀の写真枚数
メディアに保存された数量
メディアリスト
この䟋では、CF カヌドず FireWire
ディスクが衚瀺されおいたす。
CF カヌドシンボルの呚りの青い枠
は、撮圱された写真が FireWire ディ
スクではなく CF カヌドに保存され
るこずを瀺しおいたす。これは 珟圚
のメディアです。
メディア容量 (バむト) ず
バッチ内の写真枚数
メディア皮類のアむコン (FireWireディスク)
バッチ名
バッチ䜜成日
バッチ内の緑、黄、および
赀の写真枚数
バッチリスト
䞭間にあるフォルダヌの呚りの青い
枠は、これが 珟圚のバッチであるこ
ずを瀺しおいたす。
(+) ボタンを抌しおメディア、バッチ、サムネむル衚瀺などを衚瀺するたびに、遞択した項目 ( 青
い枠 ) から分岐する項目にさらに進みたす。
逆に、(ヌ) ボタンを抌すたびに元の項目に戻りたす。
メディアリスト
バッチリスト
9画像サムネむル衚瀺 4画像サムネむル衚瀺
42
通垞衚瀺
ズヌム
極限たでズヌムするために
(+)ボタンを抌し続けたす。
むンスタントアプルヌバルアヌキテクチャの䜿甚
むンスタントアプルヌバルアヌキテクチャシステムを䜿甚するず、画像を撮圱するず同時に分
類できるようになりたす。これは音声フィヌドバックによっお行われ、撮圱した画像の露出が
適正であるかないかが盎ちに分かりたす。このシステムはお奜み通りどのようにでも䜿甚でき
たすが、趣旚 (「 亀通信号」ず同様 ) は、各レベルを次のように割り圓おるこずです。
• 緑
ヌ 最良の画像の堎合
• アンバヌ ( 黄 )
ヌ 詳しく調べおみる必芁がある画像の堎合
• èµ€
ヌ おそらく䜿甚すべきでない画像の堎合
!
珟圚のストレヌゞメディアが䞀杯になるず、容量を確保するために赀のステヌタス画
像が 1 ぀ず぀削陀されたす。赀のステヌタス画像が残っおいなくなるたで撮圱を続け
るこずができたす。さらに新しい写真を撮圱しようずするず、メディア䞀杯のメッセヌ
ゞが衚瀺されたす。
珟圚の承認ステヌタス ( 緑 ) ず
怜玢フィルタ蚭定 ( すべおを衚瀺 )
画像ファむル名
緑の画像は“A”で始たり、黄の画像は“B”
で始たり、赀の画像は“C”で始たりたす。
承認ボタンを抌しお珟圚遞択しお
いる画像のステヌタスを倉曎した
す。
すべおを衚瀺
緑ず黄のみを衚瀺
緑のみを衚瀺
承認ボタンを抌し続けお怜玢フィ
ルタ蚭定をスクロヌルし、垌望す
る蚭定が衚瀺されたら手を攟した
す。
黄のみを衚瀺
赀のみを衚瀺
フィルムず比范したデゞタル写真撮圱の最倧の長所の 1 ぀は、100 枚の画像の撮圱ず 1 枚の
画像の撮圱にコストの差がないこずです。したがっお、写真撮圱者はデゞタル写真を撮圱す
るずき、より倚くの写真を撮る傟向がありたす。写真を撮圱しながら承認レベルを割り圓お
るこずによっお、コンピュヌタに返す画像を分類しお遞択するこずがはるかに容易になりたす。
暙準むンスタントアプルヌバルワヌクフロヌ
むンスタントアプルヌバルアヌキテクチャを䜿甚した暙準䜜業方法は次の通りです。
1. 写真を撮圱したす。
2. カメラは写真を解析しお露出のアンダヌオヌバヌを刀断したす。問題の存圚が疑われる
堎合は䞋蚘の措眮を実行したす。
• 音声フィヌドバックにより、撮圱者に泚意を促したす。
• 承認ステヌタスを黄に蚭定したす。
!
写真によっおは、ナヌザヌの意図に埓っお露出した堎合でも譊告を発するこずがあり
たす。こうした譊告はあくたでも目安です。この機胜は無効にするこずもできたす。
43
3. 問題が発芋されなければ、画像は緑のステヌタスで保存されたす。
!
承認を“Auto”に蚭定した堎合、すべおの画像は適正であるず刀断されるず緑ずしお
保存され、実甚性が疑わしいず刀断されるず黄で保存されたす。画像が自動的に赀ず
しお保存されるこずはありたせん。
4. 写真を怜玢しおいるずきは、各写真の承認ステヌタスから目を離さないようにし、プレ
ビュヌ画面䞊の衚瀺に基づいお各写真を栌䞊げたたは栌䞋げすべきかを考えたす。さら
に、怜玢フィルタを適甚しお、たずえば、削陀する画像を探すずきは赀の画像のみを怜
玢し、たた、必芁な各写真が適正なものであるこずを確認するためには緑の写真のみを
怜玢したす。
5. コンピュヌタ䞊で画像を扱うずきは、䜜業を䜓系化するための指針ずしお承認ステヌタ
スを䜿甚したす。たずえば、緑の写真を衚瀺しお最適化した埌、さらに倚くの画像を必
芁ずする堎合にのみ黄の写真に進み、぀ぎに、最埌の手段ずしお赀の写真を確認したす。
このシステムは非垞に柔軟であるため、お奜みに応じおどのようにでもこれを利甚するこずが
できたす。たずえば、新しいすべおの画像を露出譊告に関係なく黄たたは緑のステヌタスに
割り圓おるようにカメラを蚭定するこずができたす。珟圚のストレヌゞメディアが䞀杯になるず
赀の画像が削陀される可胜性があるため、赀のステヌタスを割り圓おるずきは泚意しおくだ
さい。
承認ステヌタスの読取りず倉曎
各写真の珟圚の承認ステヌタスは䞋蚘の 2 ぀の方法で衚瀺されたす。
• 倚くのプレビュヌモヌドでは、珟圚のステヌタスが画面の右䞋隅にドットで衚瀺され
たす。
• 各画像にはその承認ステヌタスを衚わす名前が付けられたす。承認枈み ( 緑 ) の画像
名は“A”で始り ( たずえば、
“A0000043”)、譊告 ( 黄 ) 画像は“B”で始たり ( た
ずえば、“B0000043”)、削陀 ( èµ€ ) の印が付いた画像は“C”で始たりたす。こう
したルヌルがあるため、画像ファむルをコンピュヌタにコピヌした埌でステヌタスに
よっお分類するこずもできたす ( たずえば、フォルダをファむル名でリストするこず
によっお )。
画面䞊で画像名ず承認ステヌタスを読み取れる堎所を瀺すダむアグラムに぀いおは、43 ペヌ
ゞをご芧ください。
単䞀画像、4 画像サムネむル、たたは 9 画像サムネむルの各レベルで画像を怜玢するずきは、
ファむル名やドットに泚意するず、それら各々の珟圚の承認ステヌタスが容易に分かりたす。
珟圚衚瀺 / 遞択しおいる画像の承認ステヌタスを倉曎するには、垌望する承認ステヌタスが
衚瀺されるたで承認ボタンを抌すだけで枈みたす。
!
怜玢する際に承認ステヌタスによっおフィルタが働くようにカメラを蚭定するこずが
できたす。぀たり、䞀郚の画像は存圚しおいおも非衚瀺になる堎合がありたす。フィ
ルタヌを䜿甚した䜜業方法の詳现に぀いおは、䞋蚘の「承認ステヌタスによる怜玢」を
ご芧ください。
!
珟圚のストレヌゞメディアが䞀杯になるず赀の画像が削陀される可胜性があるため、
赀のステヌタスを割り圓おるずきは泚意しおください。
承認ステヌタス別の怜玢
承認ステヌタス別に怜玢するようにカメラを蚭定するこずができたす。぀たり、たずえば、バッ
チを怜玢するずき ( 緑ず黄の䞡方、たたは赀のみなど ) 緑のステヌタス画像のみを衚瀺する
ようにしたす。珟圚のフィルタヌ蚭定は、44 ペヌゞに瀺すように画面䞊に衚瀺されたす。フィ
ルタヌを通した画像はここにありたすが、これらはフィルタヌ蚭定を倉曎するたで衚瀺された
せん。たた、画像のステヌタスを倉曎した堎合、画像がフィルタヌを通過しなくなるず衚瀺
されなくなるこずがありたす。たずえば、緑のステヌタス画像のみを怜玢するためにカメラを
蚭定しおから画像を黄のステヌタスに倉曎するず、その画像は怜玢フィルタヌを倉曎するたで
は再衚瀺されたせん。
44
この機胜を利甚する方法は数倚くありたす。たずえば、
• 黄の画像のみを衚瀺するようにフィルタを蚭定したす。぀ぎに、各画像を順次切り替
えおそれらのどれかを緑に昇栌すべきかたたは赀に降栌すべきかを刀断したす。
• 空き領域が足りなくなった堎合は、赀の画像のみを衚瀺するようにフィルタを蚭定し
おから写真を順次切り替えお削陀できるものを探したす。
• 緑の画像のみを衚瀺するようにフィルタを蚭定したす。぀ぎに、必芁な各写真が少な
くずも 1 ぀の「適正な」䟋であるこずを確認するために順次切り替えおいきたす。
怜玢フィルタヌを蚭定する方法には次の 2 ぀がありたす。
• 䜿甚したいフィルタヌがむンゞケヌタヌによっお衚瀺されるたで、
たす。
を抌し続け
• メニュヌシステムから メむンメニュヌ > ブラりズ項目の順に遞択したす。詳しい手順
に぀いおは「怜玢フィルタの蚭定」(P.57) をご芧ください。
承認ステヌタスによる削陀
画像を削陀する方法には、バッチ、メディアおよび / たたは承認ステヌタスによる逐䞀およ
び耇数の削陀など、数倚くありたす。耇数画像を削陀するずきは、たず、削陀したいメディ
アたたはバッチを遞択しおから、 メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀項目の順に遞択しお削
陀する画像のステヌタスを指定したす。以䞋の削陀を遞択できたす。
• 遞択したバッチたたはメディアからのすべおの赀のステヌタス画像を削陀
• 遞択したバッチたたはメディアからのすべおの赀のステヌタス画像ず黄のステヌタス
画像を削陀
• 遞択したバッチたたはメディアからのすべおの画像を削陀
削陀オプションの各々を説明した詳しい手順に぀いおは、
「メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削
陀」(P.58) をご芧ください。
簡䟿な方法
• 画像を削陀するには
目的の画像を遞択しおから削陀ダむ
アログが開くたで s を抌し続けたす。
「メむンメニュヌ > 削陀」(P.51) も
ご芧ください。
デフォルトステヌタスの蚭定
「暙準むンスタントアプルヌバルワヌクフロヌ」(P.43) で簡単に述べたように、カメラは、通垞、
基本的な露出詊隓に合栌したすべおの画像に緑のステヌタスを割り圓お、この詊隓に䞍合栌
ずなったすべおの画像に黄のステヌタスを割り圓おたす。ただし、これに代るワヌクフロヌを
遞択すれば、この動䜜を倉曎できたす。䞋蚘のオプションがありたす。
・ 自動 :「暙準むンスタントアプルヌバルワヌクフロヌ」で述べたように動䜜したす。
・ 緑 : 露出譊告に無関係に、すべおの新しい画像に緑のステヌタスを䞎えたす。
・ 黄 : 露出譊告に無関係に、すべおの新しい画像に黄のステヌタスを䞎えたす。
この蚭定に無関係に、画像の露出が䞍適正ず刀定された堎合は音声フィヌドバックが働きた
す。
この蚭定を行うには、メむンメニュヌ > ブラりズ項目の順に遞択したす。詳现な手順に぀い
おは「デフォルト承認状況蚭定」(P.71) もご芧ください。
45
画像の衚瀺、消去、および転送
基本的な画像怜玢
倧型フルカラヌ OLED ディスプレむでは、撮圱珟堎に居ながら写真を確認するこずができた
す。このディスプレむは、フルスクリヌンプレビュヌ、高倍率ズヌム、2 レベルのサムネむル、
フルヒストグラムずカメラ蚭定を含む解析ツヌルを提䟛したす。
たずカメラの電源を入れるず、ディスプレむが暙準怜玢モヌドで開いお珟圚のメディアずバッ
チに察しお撮圱された最埌の画像があればこれを衚瀺したす。たた、各新芏撮圱の埌にディ
スプレむには写真のプレビュヌが衚瀺されたす。
珟圚のバッチの画像を怜玢するには、ナビゲヌションボタンの巊の v ず右の w 矢印を抌す
だけで枈みたす。
珟圚のバッチの遞択
ナビゲヌションボタンを䜿っお怜玢するずきは、珟圚のメディア䞊にある珟圚のバッチの画像
を芋おいるだけで枈みたす。別のバッチを衚瀺するには、バッチたたはメディアレベルにズヌ
ムアりトしさらに該圓するフォルダにズヌムむンするこずによっおそのバッチにナビゲヌトする
必芁がありたす。珟圚のメディアやバッチの遞択方法の詳现に぀いおは、
「メディアずバッチ
のナビゲヌション」(P.40) をご芧ください。
承認ステヌタスによる怜玢
1
珟圚のバッチから少なくずも 1 ぀の具䜓的な承認レベルの画像のみを怜玢するようにカメラ
を蚭定するこずが可胜です。たずえば、これを利甚するず、赀のステヌタス写真のすべおを
調べおこれらが必芁でないこずを確認するこずができ、たた黄のステヌタス写真のすべおを
調べおこれらを緑たたは赀のステヌタスに移すべきであるかどうかを刀定するこずができた
す。怜玢フィルタヌを䜿甚するずきは、フィルタヌによっお陀倖された画像は衚瀺されたせん
が削陀された蚳ではありたせん。
怜玢フィルタヌの確認ず蚭定の方法の詳现に぀いおは、
「むンスタントアプルヌバルアヌキテ
クチャの䜿甚」(P.43) をご芧ください。
ズヌムむンずズヌムアりト
2
以䞋に瀺すように、(+) ず (−) ボタンを䜿甚するず画像の様々なレベルの詳现を芋るこずが
できたす。さらに、バッチずメディアを衚瀺しお遞択するために極限たでズヌムアりトするこ
ずができたす。
メディアリスト
バッチリスト
9画像サムネむル衚瀺 4画像サムネむル衚瀺
通垞衚瀺
ズヌム
極限たでズヌムするために
(+)ボタンを抌し続けたす。
詳现なズヌムむン
プレビュヌディスプレむは、画像に比べお解像床がはるかに劣りたす。そのため、画像にか
なりズヌムむンしお埮小な郚分を確認したす。これには次のようにしたす。
1. ナビゲヌションボタンでズヌムむンしたい画像を怜玢したす。
2. ズヌムむン (+) ボタンを抌しお 1 ステップ拡倧したす。画面が曎新されお、拡倧され
た画像ず珟圚衚瀺されおいる画像郚分を瀺す赀いボックスを含んだサムネむル画像の䞡
方が衚瀺されたす。
46
3. ここで、必芁に応じお次のようにするこずができたす。
3
or
or
•
画像の他の郚分を確認したければ、ナビゲヌタボタンを䜿甚しお衚瀺領域を移動し
たす。
•
ズヌムむン (+) ボタンを䜕床も抌しおさらにズヌムむンしたす。
•
ズヌムアりト (−) ボタンを抌しお 1 ステップズヌムアりトしたす。
4. 終ったら、ズヌムアりト (−) ボタンを抌し続けお暙準ズヌムレベルでの怜玢に戻りたす。
サムネむル衚瀺
4
プレビュヌサムネむルは、各プレビュヌの瞮小版で、画面䞊の 4 画像たたは 9 画像のいずれ
かに合わせお䞀床にサむズを倉えたす。これらを䜿甚するず、これたでの䜜業の抂芁を把握
しお特定の写真を探すのに圹立おるこずができたす。
サムネむルを衚瀺するには、たず暙準プレビュヌディスプレむを開き、ズヌムアりトボタンを
䞀床抌しお4 画像サムネむルを衚瀺するか、たたは二床抌しお 9 画像サムネむルを衚瀺したす。
サムネむルを衚瀺するず、遞択した画像が青い瞁取りで衚瀺されたす。画像を遞択するず、
ズヌムむンボタンを䜿っおこれにズヌムむンするか、たたはメむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削
陀項目の順に遞択しおこれを削陀するこずができたす ( 詳しい手順に぀いおは、
「 メむンメ
ニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀」(P.58) もご芧ください )。衚瀺の限界を超える倚数の写真があ
るずきは、 r ず s を䜿甚しおサムネむルをスクロヌルしたす。
!
9 画像サムネむル衚瀺を超えおズヌムアりトを続ける堎合は、バッチリストに進みさ
らにメディアリストに進みたす。こうするず、珟圚のメディアずバッチを遞択し新し
い画像を怜玢しお保存するこずができたす。詳しくは、「メディアずバッチの取扱い」
(P.40) をご芧ください。
47
プレビュヌモヌド
プレビュヌモヌドの遞択
ビュヌモヌドボタンを䜿うず、有効なプレビュヌモヌドを埪環衚瀺するこずができたす。
プレビュヌ画面は以䞋の耇数の異なるモヌドで動䜜したす。
• Standard preview ( 暙準プレビュヌ )
いく぀かの重芁な蚭定の衚瀺で囲たれたプレビュヌ画像を衚瀺したす。
• Histogram ( ヒストグラム )
ヒストグラムで芆われたプレビュヌ画像を衚瀺したす。
• Histogram and full details ( ヒストグラムず党詳现 )
ヒストグラムずカメラ蚭定の詳现ずで芆われたプレビュヌ画像を衚瀺したす。
• Battery saver ( 電池セヌバヌ )
画面をオフにしたすが、メニュヌを䜿甚しお写真を撮圱するこずはできたす。
• Full-screen preview ( フルスクリヌンプレビュヌ )
フレヌムや蚭定情報のないプレビュヌのみを衚瀺したす。
各皮のモヌドを埪環衚瀺するには、フロントパネル䞊でビュヌモヌドボタンを抌したす。順番
は、䞊図の通りです。各モヌドは、䞋のサブセクションに詳しく説明されたす。
珟圚のモヌドずは無関係に、画像をズヌムむンしたりサムネむルをズヌムアりトしたりするず、
ディスプレむは「暙準」プレビュヌフレヌムの衚瀺に逆戻りしお、瞁の近くに珟圚の画像ずカ
メラ蚭定に関する情報を衚瀺したす。ただし、暙準ズヌムレベルに戻るず、最埌に遞択した
プレビュヌモヌドにさらに戻りたす。
48
暙準プレビュヌディスプレむ
暙準プレビュヌディスプレむは、カメラの電源を最初に入れたずき衚瀺されるものです。これ
は、最 新の写 真ずセンサヌナニット蚭定および 画像そのものに関する基 本情報ずのプレ
ビュヌです。
ISO 蚭定
ホワむトバランス
ボタンラベル
珟圚のストレヌゞメディア
承認ステヌタスず
怜玢フィルタヌ
むンゞケヌタ
画像ファむル名
ストレヌゞ容量
( 撮圱枈み枚数 / 残り枚数 )
ヒストグラムの䜿甚
ヒストグラムは、各茝床レベルにおけるピクセルの総数を瀺すグラフで、茝床は巊の黒色か
ら右の癜色たでありたす。これは露出を評䟡するための貎重なツヌルです。露出が適正な写
真では通垞レベルが党範囲にわたっおいたすが、露出アンダヌず露出オヌバヌの写真ではレ
ベルがスケヌルのそれぞれ巊たたは右の郚分に集䞭する傟向がありたす。
以䞋に䟋を挙げたす。
A
露出アンダヌ
A
巊偎が遮断されおいお巊偎以倖にはピクセルが少ないヒストグラムは、露出アンダヌの傟向
を衚わしたす。シャドヌ郚では倚くのディテヌルが倱われたす。
適正露出
B
B
党範囲にわたっおピクセルが分垃するヒストグラムは、露出が適正である傟向を衚わしたす。
䞡極端にいくらかのピクセルが存圚しおいお明るい郚分にスペクトルがあり蔭の郚分が飜和
しおいるこずもありたすが、これは適正な露出では䞀般に正垞です。
露出オヌバヌ
C
右偎が遮断されおいお右偎以倖にはピクセルが少ないヒストグラムは、露出オヌバヌの傟向
を衚わしたす。ハむラむト郚では倚くのディテヌルが倱われたす。
C
!
ヒストグラムは理解すべき唯䞀の指暙ですが、ヒストグラムが疑わしくおも露出は目
暙ずする結果を埗るのに最適である ( たたこの逆も ) ずいった状況もよくありたす。
党詳现モヌド
D
党詳现モヌドでは、カメラ蚭定の䞀芧を読み取るこずができ、か぀ヒストグラムず背景にあ
る画像の暗いプレビュヌを衚瀺するこずができたす。
D
カメラ蚭定の詳现は画像ずずもに保存されるため、画像をコンピュヌタにロヌドしおこれをアヌ
カむブに保存した埌でも FlexColor を䜿甚しおこれを参照するこずができたす。
49
バッテリヌセヌバヌモヌド
このモヌドでは、センサヌナニットが十分に反応し埗る状態にあるため写真を撮圱するこず
ができたすが、画面は衚瀺されおいないためバッテリヌの消耗が少なくなっおいたす。
このモヌドで撮圱䞭にメニュヌシステムを開く ( これによっおメニュヌシステムを再び終了す
るたで画面はアクティブになりたす ) こずができたすが、承認、ズヌム、ナビゲヌタヌの各ボ
タンは䜕も圱響を及がしたせん。
!
メむンメニュヌ > 蚭定 > ナヌザヌむンタヌフェヌス > 衚瀺メニュヌの順に項目を遞
択しお、ディスプレむの明るさおよび / たたはコントラストを䞋げおバッテリヌの消
耗を少なくするこずもできたす。
!
バッテリヌの消耗を抑える別の方法ずしお、ディスプレむタむムアりトおよび / たた
はパワヌダりンタむムアりトの蚭定などがありたす ( これらの各々はデフォルトでディ
セヌブルされおいたす )。メむンメニュヌ > 蚭定 > ナヌザヌむンタヌフェヌス > 自
動省力の順に遞択しおパワヌダりンタむムアりトを蚭定したす。たた、メむンメニュヌ
> 蚭定 > ナヌザヌむンタヌフェヌス > 衚瀺 > タむムアりトの順に遞択しおディスプ
レむタむムアりトを蚭定したす。これらの蚭定の詳现に぀いおは、「ナヌザヌむンタヌ
フェヌスメニュヌの項目」(P.65) ず「ディスプレむ蚭定」(P.67) もご芧ください。
フルスクリヌンモヌド
フルスクリヌンモヌドでは、暙準のプレビュヌ解像床で画像呚囲のデヌタを気にせずに画像
を怜玢できたす。
珟圚の承認蚭定はフルスクリヌンモヌドでは衚瀺されず、承認ボタンは無効になりたす。こ
れは、間違ったステヌタスに気が付かずにこれを割り圓おるこずを防ぐためです。
露出オヌバヌむンゞケヌタ
ヒストグラムはピクセルの䞀郚が露出オヌバヌであるこずを瀺したすが、どのピクセルかは衚
瀺したせん。明るい領域の倚い写真では、画像の重芁郚分が明るいだけなのかそれずも完
党な露出オヌバヌなのかを刀断するこずが難しい堎合がありたす。これを刀断し易くするた
めに、センサヌナニットに露出オヌバヌむンゞケヌタを蚭けるこずができ、これによっお写真
のどの領域が露出オヌバヌであるか ( すなわち、最倧茝床であるためにディテヌルを倱わせ
おいるピクセル ) が正確に分かりたす。
露出オヌバヌむンゞケヌタヌを、有剋にされるず露出オヌバヌのピクセルを黒色から癜色に
点滅したす。
露出オヌバヌむンゞケヌタヌを蚭定するには、メむンメニュヌ > 蚭定 > ナヌザヌむンタヌ
フェヌス > 露出オヌバヌをマヌクする項目の順に遞択したす。
詳しい手順に぀いおは、
「ナヌザヌむンタヌフェヌスメニュヌの項目」(P.65) をご芧ください。
簡䟿な方法
• 露出オヌバヌむンゞケヌタ 目的の画像を衚瀺しおから r を
抌し続けるず、露出オヌバヌむ
ンゞケヌタの ON、OFF が切り
替わりたす。
50
画像の削陀
センサヌナニットでは、以䞋の方法のいずれかを䜿っお画像を削陀するこずができたす。
• 珟圚遞択しおいる画像のみを削陀。
• 珟圚のバッチから画像すべおを削陀。
• 珟圚のメディアから画像すべおを削陀。
• 珟圚のバッチから赀のステヌタス画像すべおを削陀。
• 珟圚のメディアから赀のステヌタス画像すべおを削陀。
• 珟圚のバッチから赀 / 黄のステヌタス画像すべおを削陀。
• 珟圚のメディアから赀 / 黄のステヌタス画像すべおを削陀。
単䞀の画像を削陀するには、怜玢りィンドりで目的の画像にナビゲヌトしおこれを遞択し、
メニュヌを開いおメむンメニュヌ > 削陀の順に遞択したす。
!
単䞀の画像を削陀するには、1 個のボタンによる簡䟿な方法も䜿えたす。目的の画像
を遞択し、削陀ダむアログが開くたで s を抌し続けたす。
!
もう 1 ぀の操䜜方法は、䞍芁な画像を赀に単に割り圓おるこずです。この方法では、
埌で考えが倉わったずきの遞択肢を暫く残しおおいお、ストレヌゞメディアが䞀杯に
なるず自動的に䞍芁な画像をシステムに削陀させたす。
所定のバッチたたはメディアから耇数の画像を削陀するには、たずズヌムアりトしおバッチた
たはメディアを遞択し、぀ぎにメニュヌオプションたたは簡䟿な方法を䜿っお䞋蚘の 1 ぀を
遞択したす。
• メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀 > レッドすべお
• メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀 > む゚ロヌ / レッドすべお
• メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀 > すべお
各削陀操䜜に察しおは必ず確認が促されたす。
単䞀たたは耇数の画像を削陀するためのメニュヌシステムの詳しい利甚方法に぀いおは、
「メ
むンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀」(P.58) をご芧ください。
51
画像の転送
コンピュヌタぞの転送
コンパクトフラッシュカヌドに保存された画像をコンピュヌタに転送するには、FireWire ケヌ
ブルを䜿っおカメラをコンピュヌタに接続しおから FlexColor を実行するだけで枈み、埌は
自動で衚瀺されたす。詳しくは FlexColor の説明曞をご芧ください。
コンピュヌタぞの接続方法の詳现に぀いおは、
「コンピュヌタぞの接続」(P.38) もご芧くださ
い。
コンピュヌタに画像を転送するもう 1 ぀の方法は、コンパクトフラッシュカヌドをセンサヌナ
ニットから取り倖しおこれをコンピュヌタに接続されたコンパクトフラッシュカヌドリヌダに挿
入するこずです。カヌドの着脱方法の詳现に぀いおは、
「コンパクトフラッシュカヌドの䜿甚」
(P.36) をご芧ください。
H2D はファむル転送のための CF カヌドリヌダずしおも機胜したす。メむンメニュヌ > 蚭定
> その他 > むンタヌフェヌス > ディスクの順に遞択しおください。
FireWire ケヌブルでむメヌゞバンクをコンピュヌタに接続し、さらにファむルシステムを䜿っ
おファむルをコピヌするこずによっお、むメヌゞバンクに保存されおいる画像もコンピュヌタに
転送するこずができたす。詳しくは、むメヌゞバンクたたはハヌドディスクの文曞をご芧くださ
い。
むメヌゞバンクぞの転送
H2D では、撮圱珟堎で内郚カヌドに撮圱した埌、コンピュヌタが傍になくおも画像をむメヌ
ゞバンクに転送するこずができたす。このように、ナヌザは倖郚接続なしでの撮圱ずいう完
党な柔軟性ず倖郚ハヌドディスクの倧きなストレヌゞ容量ずを合わせ備えるこずができたす。
内郚カヌドが䞀杯になったずきは、カメラをむメヌゞバンクに接続しお画像を転送し、カヌド
をクリアしお再び撮圱を開始したす。この䜜業も速やかに行われたす。
1. FireWire ケヌブルを䜿甚しおセンサナニットをむメヌゞバンクに接続し、これら䞡方
のナニットの電源を入れたす。
2. センサナニットで、メニュヌを開き、 メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > コピヌの順に遞択
したす。これを実行する際のメニュヌシステムの詳しい䜿甚法に぀いおは、「カヌドか
らの画像のコピヌ」(P.70) もご芧ください。
3. その埌、内郚カヌドのバッチすべおが倖郚ディスクにコピヌされたす。各コピヌに察し
お新しいフォルダが䜜成されるため、同じ画像が栌玍されおいおも以前のコピヌが䞊曞
きされるこずはありたせん。
画像はコピヌ埌にカヌドから自動的には削陀されたせん。空き領域を少し増やすために䞀郚
たたはすべおの画像を削陀したければ、メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀の順に遞択した
す。
「メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀」(P.58) もご芧ください。
52
メニュヌの取扱い
センサヌナニットのプレビュヌ画面では、画像を衚 瀺しおメニュヌシステムをナビゲヌトし、
これによっおセンサヌナニットを蚭定するこずができたす。
センサヌナニットメニュヌが提䟛する蚭定の䞀郚は、グリップのコントロヌルを䜿っお行うこ
ずもできたす。䞡方で利甚できる蚭定の堎合は、センサナニットメニュヌずカメラボディメ
ニュヌのどちらでも同じ結果が埗られたす。
メニュヌシステムのナビゲヌション
メニュヌを衚瀺するには、フロントパネルのメニュヌ ( メニュヌ ) ボタンを抌したす。するず、
メニュヌがポップアップしたす。ナビゲヌタボタンを䜿っおメニュヌ項目をスクロヌルし、(+)
ず (−) のボタンを䜿っお遞択した蚭定を倉曎したす。ボタンの図ず説明に぀いおは「制埡パ
ネル」(P.32) をご芧ください。
通垞は、どのメニュヌにも入力項目ずサブメニュヌの䞡方が含たれおいたす。
• 入力項目は珟圚のメニュヌレベルで利甚できる蚭定で、項目名の隣に珟圚の蚭定が衚
瀺されたす。項目を蚭定するには、ナビゲヌタボタンを䜿甚しお項目を遞択しおから (+)
ず (−) のボタンを䜿っおその項目に぀いお垌望するオプションを遞択したす。
• サブメニュヌには珟圚のレベルでの蚭定がなく、これらは別のメニュヌやダむアログ
にリンクしおいたす。サブメニュヌは、倀ではなく右向きの䞉角圢を衚瀺したす。サ
ブメニュヌを開くには、ナビゲヌタボタンの䞊 / 䞋向き矢印を䜿甚しおサブメニュヌ
を遞択しおから、このボタンの右偎を抌しお開きたす。サブメニュヌは耇数のレベル
に分岐しおいる堎合もありたす。
• サブメニュヌが開いおいるずき、ナビゲヌタボタンの巊向き矢印を抌すず芪メニュヌ
に戻るこずができたす。
• 䞀郚のサブメニュヌからダむアログが開きたす。ダむアログでは、蚭定を行うかたた
はダむアログを終了する ( たずえば、確認するかたたは削陀コマンドを取り消す ) こ
ずが促されたす。巊向き矢印は䜕も圱響を及がしたせん。
Entry name (in white) and
項 目 名in( yellow
癜)ず
current setting
珟圚の蚭定 ( 黄 )
Selected entry. The + and 遞択した項目。+
ず−の蚘
signs
indicate that you
can
号はthe
(+)(+)ずand
(−)
use
(-)のボタンを
buttons to
䜿甚するず倀を倉曎できる
change
the value
こずを瀺したす。
Sub-menus show a right
pointing arrow, press the rightサブメニュヌは右向き矢印を
arrow on the navigator button
瀺したす。ナビゲヌタボタン
to open the sub-menu (or, in
の右向き矢印を抌しおサブメ
some cases, a dialogue window)
ニュヌ ( たたは、堎合により、
ダむアログりィンドり ) を開
きたす。
-button
label
ボタンラベル
( ここでは
を
(Here
shownEXIT
as EXIT)
衚瀺 )
-button label
ボタンラベル
(ここでは非アクティブを衚瀺
)
(Here
shown inactive)
珟圚のメニュヌ名
Current
menu name
(shown
in upper)case)
( 倧文字で衚瀺
本説明曞では、メニュヌシステムの項目を説明するずき、メニュヌ > サブメニュヌ > ゚ント
リヌのような圢匏の略蚘法を採甚したす。したがっお、たずえば、
「メむンメニュヌ > 蚭定 >
ナヌザヌむンタヌフェヌス > 蚀語項目の順に遞択したす。」ず衚蚘されおいるずきは、以䞋の
手順を実行する必芁がありたす。
53
1. メニュヌ ( メニュヌ ) ボタンを抌しおメニュヌを開きたす。
1
2
2.
3.
3
4
r ず s を䜿甚しお 蚭定サブメニュヌを遞択したす。
w を抌しお 蚭定メニュヌを開きたす。
4.
r ず s を䜿甚しお ナヌザヌむンタヌフェヌスサブメニュヌを遞
択したす。
5.
w を抌しお ナヌザヌむンタヌフェヌスメニュヌを開きたす。
6.
r ず s を䜿甚しお 蚀語項目を遞択したす。これは珟圚の蚀語
の蚭定を瀺したす。
• この時点で、(+) および / たたは (−) ボタンを䜿甚しお遞
択した項目に察する蚭定を遞定したす。
• 終ったら、メニュヌ ( 終了 ) ボタンを再び抌しおメニュヌを
閉じたす。
5
メニュヌず承認の各ボタンは、画面の巊䞋隅ず右䞋隅のすぐ倖偎に
ありたす。各皮メニュヌ項目の手順を螏んでいくず、画面にはこれら
のボタンの各々に察するラベルが衚瀺されたす。本文では、ボタンず
画面には総称的な名前を付けおありたす。たずえば、メニュヌ ( メ
ニュヌ ) ボタン、メニュヌ ( 終了 ) ボタン、承認 ( OK) ボタンなどず
呌びたす。
6
54
メニュヌシステムの抂芁
メむンメニュヌは、割圓おを行うずきに最も頻繁にアクセスする蚭定
を含んでいたす。さらに、このメニュヌには他のすべおの蚭定にアク
セスするサブメニュヌがありたすが、その倚くは利甚頻床が比范的
䜎くなりたす。
ISO の蚭定
1
カメラの光感受性は、フィルムず同じく ISO 盞圓感床に合わせお蚭
定するこずができたす。カメラボディの露出蚈は、絞りやシャッタヌ
の蚭定に察しお自動露出蚈算を行うずきにこの蚭定を䜿甚したす。
ISO 盞圓感床は 50、100、200、たたは 400 に蚭定できたす。
ISO を蚭定するには :
1.
2
3
メむンメニュヌ > ISO 項目の順に遞択したす。これは最䞊䜍メ
ニュヌの最䞊䜍項目であるため、メニュヌシステムに入るずき
はデフォルトで遞択されたす。( この蚭定を芋付ける方法の詳
现に぀いおは、「メニュヌシステムのナビゲヌション」(P.53) も
ご芧ください。)
2. (+) ず (−) のボタンを䜿甚しお、垌望する蚭定に切り替えたす。
3. ナビゲヌタボタンを䜿っお別の蚭定に移動するか、たたはメ
ニュヌボタンを抌しおメニュヌシステムを終了し蚭定を保存し
たす。
!
CC D センサヌのデフォルト感床は ISO 50 です。ISO 蚭定が
高いほどノむズの倚い画像ずなるため (ISO 高感床フィルムに
なるず粒子が粗くなるのず同様に )、照明条件に察しおできる
限り䜎い ISO 蚭定を䜿甚するこずをお勧めしたす。
ホワむトバランス蚭定
この項目を䜿甚しお、画像ずずもに保存されプレビュヌに利甚される
ホワむトバランスを蚭定したす。詳しくは「メむンメニュヌ > 癜バラ
ンス」(P.63) をご芧ください。
珟圚のストレヌゞメディアの遞択
ストレヌゞ蚭定は、センサヌナニットが新しい画像を保存する堎所
および怜玢りィンドりに衚瀺する保存枈みの画像を制埡したす。
倚くの堎合、利甚できるストレヌゞメディアずしおは内蔵のコンパクト
フラッシュカヌド 1 皮類しか持ち合わせおいたせん。しかし、耇数
のメディア ( たずえば、1 枚のカヌドず少なくずも 1 台の倖郚ディスク )
が接続されおいる堎合は、状況に応じおこれらを切り替える必芁が
ありたす。
遞択したストレヌゞメディアに耇数のバッチ ( フォルダ ) がある堎合、
ストレヌゞメニュヌ項目で遞択されるバッチは最近䜜成されたものに
なりたす。
!
55
画像を怜玢しながら (+) ず (−) のボタンのみを䜿っおメディ
アを遞択するこずもできたす。たた、この方法では、メディア
からバッチ、サムネむル、プレビュヌず順にズヌムむンしおバッ
チを遞択するこずもできたす。この方法の詳现に぀いおは、
「メ
ディアずバッチのナビゲヌション」(P.40) をご芧ください。
メニュヌ構成
メむンメニュヌの項目
56
保存先あるいは怜玢元ずなるメディアを遞択するには、
1.
1
メむンメニュヌ > メディア項目の順に遞択したす。珟圚の蚭定
がここに衚瀺されたす。( この蚭定を芋付ける方法の詳现に぀
いおは 「メニュヌシステムのナビゲヌション」(P.53) もご芧く
ださい。)
2. (+) ず (−) のボタンを䜿っお䜿甚したい保存先 / 情報源の名前
が衚瀺されるたで利甚可胜なメディアを順次切り替えたす。
3. ナビゲヌタボタンを䜿っお別の蚭定に移動するか、たたは
4. メニュヌボタンを抌しおメニュヌシステムを終了し、蚭定を保
存したす。
2
画像を怜玢しながら (+) ず (− ) のボタンのみを䜿っおメディアを遞択
するこずもできたす。たた、この方法では、メディアからバッチ、サ
ムネむル、プレビュヌず順にズヌムむンしおバッチを遞択するこずもで
きたす。この方法の詳现に぀いおは、
「メディアずバッチのナビゲヌ
ション」(P.40) をご芧ください。
3
怜玢フィルタの蚭定
怜玢フィルタは、画像をその承認ステヌタスに埓っお怜玢できるよう
にするこずでむンスタントアプルヌバルシステムの胜力を匕き出した
す。これには以䞋の遞択肢がありたす。
• すべお : 承認ステヌタスに無関係に珟圚のバッチの画像すべお
を怜玢したす。これはデフォルトです。
4
• レッド : 珟圚のバッチから赀のステヌタス画像のみを怜玢した
す。これらは、削陀の察象ずなる可胜性があるこずに泚目しお
いる画像です。これらの画像を怜玢するこずで、有甚な画像が
削陀されおいないこずを確認し、新しい写真の堎所を空けるた
めに削陀できる画像を芋付けるこずになりたす。
• グリヌン : 珟圚のバッチから緑のステヌタス画像のみを怜玢し
たす。これらは、露出譊告を発しおいない新しい写真か、たた
は露出譊告を無芖した埌に手動で緑に指定した写真です。
• グリヌンずむ゚ロヌ : 緑ず黄のステヌタス画像を怜玢したすが、
赀のステヌタス画像を衚瀺したせん。これらは、おそらく、保
存するず決定した写真か、たたは承認ステヌタスの確認が枈ん
でいない写真です。
• む゚ロヌ : 珟圚のバッチから黄のステヌタス画像のみを怜玢し
たす。これらは、露出譊告のあった写真か、たたは手動で黄に
指定した写真です。
1
むンスタントアプルヌバルシステムの利甚に関する詳现に぀いおは、
「むンスタントアプルヌバルアヌキテクチャの䜿甚」(P.43) をご芧くだ
さい。
!
2
3
1 個のボタンを䜿っお画像を芋ながら怜玢フィルタを蚭定する
簡䟿な方法がありたす。これを利甚するには、フィルタむンゞ
ケヌタが䜿甚したいオプションを衚瀺するたで承認ボタンを抌
し続けたす。代りに、以䞋の党手順を䜿甚するこずもできたす。
メニュヌを䜿甚しおフィルタを怜玢するには :
1.
メむンメニュヌ > ブラりズ項目を順に遞択したす。珟圚の蚭定
がここに衚瀺されたす。( この蚭定を芋付ける方法の詳现に぀
いおは 「メニュヌシステムのナビゲヌション」 (P.53) もご芧く
ださい。)
2. (+) ず (−) のボタンを䜿っお䜿甚したいフィルタを遞択するた
でフィルタオプション ( 前蚘 ) を順次切り替えたす。
57
3. ナビゲヌタボタンを䜿っお別の蚭定に移動するか、たたはメ
ニュヌボタンを抌しおメニュヌシステムを終了し、蚭定を保存
したす。
1
メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀
メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀メニュヌを䜿っお䞍芁な画像を削
陀するこずで、より倚くの撮圱に備えおおきたす。
画像を削陀する方法には䞋蚘がありたす。
• 遞択した単䞀の画像を削陀
2
• 所定のバッチからすべおの画像を削陀
• 所定のメディアからすべおの画像を削陀
• 所定のバッチたたはメディアから指定された承認ステヌタス
( 赀など ) のすべおの画像を削陀
∂
単䞀画像の削陀
!
3
∂
画像を削陀するのに 1 個のボタンによる簡䟿な方法がありた
す。これを利甚するには、たず削陀したい画像を衚瀺し、぀ぎ
に s ボタンを玄 1 秒間抌し続けたす。するず、削陀を確認す
るよう促されたす。代りに、䞋蚘の党手順を䜿甚するこずもで
きたす。
単䞀画像を削陀するには :
1. メニュヌを閉じお ( プレビュヌ画像を衚瀺するなどしお )、(+)
ず (−) のボタンを䜿っお単䞀画像、4 画像サムネむル、たたは
9 画像サムネむルの衚瀺に進みたす。
4
2. ナビゲヌタボタンを䜿っお削陀したい画像を遞択したす。サム
ネむルを衚瀺しおいるずき、遞択した画像の呚りに青い瞁取り
が珟われたす。単䞀画像を衚瀺しおいるずきは、遞択した画像
は珟圚衚瀺されおいるものです。
∂
3.
5
メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀の順に遞択したす。
( この蚭定を芋付ける方法の詳现に぀いおは 「メニュヌシステム
のナビゲヌション」(P.53) もご芧ください。)
6
4.
w を抌しお削陀ダむアログを開きたす。ここで、遞択した画像
のフルサむズプレビュヌが衚瀺され、削陀を確認するよう促さ
れたす。
5. OK を抌したす。
6. ここで、メむンメニュヌに戻りたす。ナビゲヌタボタンを䜿甚
しお別の蚭定に移動するか、たたはメニュヌボタンを抌しおメ
ニュヌシステムを終了したす。
58
遞択したバッチから
耇数画像を削陀する
ためのメニュヌ
遞択したバッチから耇数画像を削陀
1
遞択したバッチから耇数画像を削陀するには :
1. 単䞀画像のプレビュヌディスプレむから メむンメニュヌ > 栌玍
装眮 > 削陀の順に遞択したす。( この蚭定を芋付ける方法の詳
现に぀いおは 「メニュヌシステムのナビゲヌション」 (P.53) も
ご芧ください。)
2.
2
w を䜿甚しお削陀サブメニュヌに入りたす。
3. (+) ず (−) のボタンを䜿甚しお䞋蚘を遞択したす。
この画像− 珟圚の画像のみを削陀
バッチ内のレッドすべお− 珟圚のバッチ内にある赀の画像すべ
おを削陀
バッチ内のむ゚ロヌ / レッドすべお− 珟圚のバッチ内にある黄
ず赀の画像すべおを削陀
3
バッチ内すべお− 珟圚のバッチ内にある画像すべおを削陀
ᅵ ᅵ ᅵ
59
4
4. OK を抌しお削陀を確認したす。削陀せずに終了するには終了
を抌したす。
5. ここで、メむンメニュヌに戻りたす。ナビゲヌタボタンを䜿っ
お別の蚭定に移動するか、たたは
5
6. メニュヌ ( 終了 ) ボタンを抌しおメニュヌシステムを終了した
す。
6
60
遞択したストレヌゞメディアの
党バッチから耇数画像を削陀す
るためのメニュヌ
遞択したメディアからの耇数画像の削陀
1
2
∂
3
耇数画像を䞀床に削陀するには :
1. 単䞀画像のプレビュヌディスプレむから、ズヌムアりト (−) ボ
タンを 3 回抌しおメディアのリストに進みたす。]
2.
r ず s を䜿甚しお削陀したいメディアを遞択したす。このメ
ディアに保存された党バッチから耇数の画像が削陀されたす。
!
リストされた各メディアはずもに、メディア名の右偎にカッコ
入りの 3 色 1 組の数字を衚瀺したす。これらは、珟圚そのメディ
ア䞊に存圚する各承認ステヌタス ( 緑、黄、および赀 ) の画像
の総数を瀺したす。たずえば、(18 / 5 / 3) ず衚瀺されたメ
ディアがある堎合、このメディアには 18 枚の緑 ( 承認枈み )、
5 枚の黄 ( 未分類 )、および 3 枚の赀 ( 削陀候補に指定枈み )
の合蚈 26 枚の画像が栌玍されおいたす。
3.
メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀の順に遞択したす。
( この蚭定を芋付ける方法の詳现に぀いおは 「メニュヌシステム
のナビゲヌション」(P.53) もご芧ください。)
4. w を抌しお削陀ダむアログを開きたす。
4
∂
61
5. 削陀したい承認ステヌタスを遞択したす。ここで、遞択枈みで
あり遞択察象のステヌタスにもあるメディアの党画像がこの操
䜜によっお削陀されたす。 r ず s を䜿甚しお すべおレッド、 す
べおレッドずむ゚ロヌ、たたは すべおを遞択したす。
5
6. ぀ぎに、 w を抌しお遞択したステヌタスに察する削陀 ( 削陀 )
ダむアログを開きたす。
6
∂
7. ここで、削陀を確認するよう促されたす。
7
8
•
確認するには、(+) たたは (−) ボタンを抌しおステヌタスをは
いに倉曎しおから OK ボタンを抌しお削陀したす。
•
取り消すには、メニュヌボタンを抌しお終了するか、(+) たた
は (−) ボタンを抌しおいいえを遞び OK ボタンを抌したす。
8. メニュヌ ( 終了 ) ボタンを抌しおメニュヌシステムを終了した
す。
62
癜バランスの蚭定
䜿甚法
日光
盎射日光䞋での䞀般屋倖䜿甚の堎合
曇り
曇倩䞋での䞀般屋倖䜿甚の堎合
シャドり
盎射日光の圓たらない日陰での䞀般屋倖䜿甚の堎合
フラッシュ
通垞のフラッシュの䞋での䞀般屋内䜿甚の堎合
蛍光
蛍光照明の䞋で䜿甚する堎合
タングステン
暙準的なタングステンランプの䞋での屋内撮圱の堎合
メむンメニュヌ > 癜バランス
H2D は、ホワむトバランスを蚭定するための広範なオプションを備え
おいたす。ホワむトバランス蚭定は、パラメヌタずしお各写真ずずもに
保存され、プレビュヌ画面の衚瀺色に反映されたす。ホワむトバラン
スは FlexColor などを䜿っおい぀でも調敎するこずができ、撮圱前
にホワむトバランスを蚭定しおも結果は同じになりたす。
「ホワむトバ
ランスの蚭定」(P.39) もご芧ください。
63
プリセットされたホワむトバランス機胜の䜿甚
1
プリセットされたホワむトバランスを遞択するには :
1.
メむンメニュヌ > 癜バランス機胜の順に遞択したす。珟圚の蚭
定がここに衚瀺されたす。( この蚭定を芋付ける方法の詳现に
぀いおは 「メニュヌシステムのナビゲヌション」 (P.53) もご芧
ください。)
2. (+) ず (−) のボタンを䜿っお、垌望する蚭定が衚瀺されるたで
利甚可胜なホワむトバランス蚭定を順次切り替えたす。
2
3. ナビゲヌタボタンを䜿っお別の蚭定に移動するか、たたはメ
ニュヌボタンを抌しおメニュヌシステムを終了し蚭定を保存し
たす。
64
ナヌザむンタフェヌス蚭定
(1 - 99, Never)
メむンメニュヌ > 蚭定 > ナヌザヌむンタヌフェヌス
ナヌザヌむンタフェヌス蚭定は、センサヌナニットの蚭定を行いたす。たた、この蚭定は、バッ
テリヌの節玄オプション日付ず時刻の蚭定を含みたす。
ナヌザヌむンタヌフェヌスメニュヌの項目
ナヌザむンタフェヌス蚭定を衚瀺するには、メむンメニュヌ > 蚭定 > ナヌザヌむンタヌフェヌ
スメニュヌの順に開きたす。ナヌザむンタフェヌスメニュヌには、入力項目ずサブメニュヌの
䞡方が衚瀺されたす。ここには以䞋の項目がありたす。
• 音声
• 蚀語
センサヌナニットは、音声フィヌドバックで新撮圱された画像の露出が適正であ
るかどうかを知らせる圹割を担っおいたす。これは、
「むンスタントアプルヌバル
アヌキテクチャの䜿甚」(P.43) に蚘茉したむンスタントアプルヌバルアヌキテク
チャの䞀郚です。このメニュヌでの入力によっお音声をオンたたはオフにするこず
ができたす。
メニュヌシステムは、英語、仏語、および独語を含む耇数蚀語のいずれかで衚瀺
されたす。このメニュヌでの入力によっおメニュヌで䜿甚したい蚀語を遞択できたす。
• 自動省力
カメラバッテリヌの消耗を抑えるために、䞀定期間䜿甚しない堎合はバッテリヌ
が切れるようにカメラを蚭定するこずができたす。その効果は、カメラのオフボタ
ンを抌したのず党く同じです。これを Never に蚭定するずこの機胜が無効になり
たす ( これはデフォルト蚭定です )。倀を 3 ∌ 99 分に蚭定しおタむムアりトを定
めたす。
!
ディスプレむタむムアりトを蚭定するこずもできたす。これはディスプレむを暗くし
お電池の消耗を少なくしたすが、カメラの電源は入ったたたであるためシャッタヌレ
リヌズなどのボタンに即座に応答したす。詳しくは「ディスプレむ蚭定」(P.67) をご
芧ください。
• 音露出オヌバヌをマヌクする
この機胜は、露出オヌバヌな画像領域を知らせる圹割を果たしたす。この機胜を
有効にするず、単䞀画像のプレビュヌで露出オヌバヌピクセルを癜ず黒に点滅さ
せおこれを際立たせたす。この機胜を有効にするにはこの項目を On に蚭定し、
無効にするには Off に蚭定したす。
「露出オヌバヌむンゞケヌタ」(P.50) もご芧く
ださい。
65
日付ず時刻の蚭定のナビゲヌション
2005 - 2100
1 - 12
1 - 31
0 - 23
0 - 59
日付ず時刻の蚭定
センサヌナニットは、内郚クロックを備えおいたす。これらは各写真
に撮圱日時を暙瀺するのに䜿甚されたす。たた、これらはバッチに
各バッチの䜜成日を衚瀺するのに䜿甚されたす。
1
∂
!
∂
コンピュヌタをセンサヌナニットに接続するず、日付ず時刻は
コンピュヌタに同期したす。このため、このセクションに蚘茉
したように手動で日時を蚭定する必芁がなくなりたす。
日付ず時刻を蚭定するには :
1.
メむンメニュヌ > 蚭定 > ナヌザヌむンタヌフェヌス > 日時の
順に遞択したす。( この蚭定を芋付ける方法の詳现に぀いおは「メ
ニュヌシステムのナビゲヌション」(P.53) もご芧ください。)
2.
w を抌しお 日時メニュヌを開きたす。
∂
2
∂
3
3. 日時メニュヌには、幎、月、日、時、および分の各項目があり
たす。r ず s を䜿っおこれらの 1 ぀を遞択しおから、(+) ず (−)
のボタンを䜿っお各項目の倀を蚭定したす。
4. 日時の蚭定が終ったら、メニュヌ ( 終了 ) ボタンを抌しお終了
したす。
66
ディスプレむ蚭定のナビゲヌション
0 - 99 min, Off
0 - 10
0 - 10
ディスプレむ蚭定
ディスプレむ蚭定では、ディスプレむの茝床ずコントラストを制埡したす。たた、ディスプレむ
タむムアりトを蚭定しおバッテリヌの消耗を少なくするこずができたす。
1
ディスプレむオプションを蚭定するには、メむンメニュヌ > 蚭定 > ナヌザヌむンタヌフェヌス
> 衚瀺メニュヌの順に開きたす。他のすべおのメニュヌず同様に、ナビゲヌタボタンを䜿っお
項目を遞択しおから (+) ず ( ‒ ) のボタンを䜿っおその項目に察する蚭定を遞択したす。( この
蚭定を芋付ける方法の詳现に぀いおは「メニュヌシステムのナビゲヌション」(P.53) もご芧く
ださい。)
ここには以䞋の蚭定項目がありたす。
2
• タむムアりト
これはディスプレむ甚のタむムアりトを蚭定するもので、バッテリヌの消耗を抑え
るのに圹立ちたす。タむムアりトになるずディスプレむはオフになりたすがカメラは
ただオンの状態にあるため、シャッタヌレリヌズボタン操䜜やセンサヌナニットパ
ネル䞊のボタンのいずれかの操䜜に盎ちに応答したす。
!
3
カメラ党䜓の電源をオフにするパワヌダりンタむムアりトも蚭定できたす。詳しくは
「ナヌザヌむンタヌフェヌスメニュヌの項目」(P.65) をご芧ください。
• コントラスト
これは画面に衚瀺されるコントラストのレベルを蚭定したす。通垞、この蚭定は
5 のデフォルトレベルのたたにしおおくものずしたす。ただし、衚瀺環境や画像の
皮類によっおは、この倀を増枛したい堎合がありたす。10 の倀が最倧コントラス
トで、0 の倀がコントラストのない状態 ( 黒い画面 ) です。小さい倀をここに入力
するずバッテリヌの消耗を抑えるのにも圹立ちたす。
• 明るさ
これは画面に衚瀺される茝床を蚭定したす。通垞、この蚭定は 5 のデフォルトレ
ベルのたたにしおおくものずしたす。ただし、衚瀺環境や画像の皮類によっおは、
この倀を増枛したい堎合がありたす。10 の倀が最倧茝床で、0 の倀が最小限の
茝床です。小さい倀をここに入力するずバッテリヌの消耗を抑えるのにも圹立ち
たす。
67
ストレヌゞ蚭定のナビゲヌション
メむンメニュヌ > 栌玍装眮
1
ストレヌゞメニュヌには、ストレヌゞメディアの取扱いに関する項目が
ありたす。ここでは、メディアをフォヌマットし、画像をカメラからハヌ
ドディスクたたはコンピュヌタにコピヌし、新しいバッチを利甚可胜な
メディア䞊に䜜成するこずができたす。さらに、新しい写真に割り圓
おる初期の承認ステヌタス ( 緑たたは黄 ) を蚭定するこずもできたす。
∂
削陀コマンド
2
センサヌナニットは、FAT32 圢匏 (Windows ず Macintosh の䞡
OS によっお読取り可胜な ) を䜿甚するようにフォヌマットされおいる
メディアに察しおのみ読み曞きが可胜です。しかし、新しいカヌドや
ディスクがフォヌマットされずに玍品されるこずもあり、たたカメラが
読み取れない圢匏のメディアを珟圚䜿甚しおいおこの圢匏を倉換し
たいこずもありたす。
∂
画像を削陀するには :
1. 削陀したい画像を画面に衚瀺しおメニュヌボタンを抌したす。
2.
3
∂
メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > 削陀の順に遞択したす。
( この蚭定を芋付ける方法の詳现に぀いおは 「メニュヌシステム
のナビゲヌション」(P.53) もご芧ください。)
3.
w を抌しお削陀 ( 削陀 ) ダむアログを開きたす。
4. ここで、削陀察象を遞択するオプションが衚瀺されたす。(+)
ず (−) のボタンを䜿っお䞋蚘のどれかを遞択したす。
4
•
この画像 : 遞択した画像を削陀
•
バッチ内のレッドすべお : 珟圚のバッチ内にある赀の画像すべ
おを削陀
•
バッチ内のむ゚ロヌ / レッドすべお : 珟圚のバッチ内にある黄
ず赀の画像すべおを削陀
•
バッチ内のすべお : 珟圚のバッチ内にある画像すべおを削陀
5. OK を抌したす。
6. ここで、栌玍装眮メニュヌに戻りたす。ナビゲヌタボタンを䜿っ
お別の蚭定に移動するか、たたはメニュヌ ( 終了 ) ボタンを抌
しおメニュヌシステムを終了したす。
68
フォヌマットコマンド
1
センサヌナニットは、FAT32 圢匏 (Windows ず Macintosh の䞡
OS で読取り可胜な ) を䜿甚するようにフォヌマットされおいるメディ
アに察しおのみ読み曞きが可胜です。しかし、新しいカヌドやディス
クがフォヌマットされずに玍品されるこずもあり、たたカメラが読み
取れない圢匏のメディアを珟圚䜿甚しおいおこの圢匏を倉換したい
こずもありたす。
!
新しいコンパクトフラッシュカヌドを入手したら、センサナ
ニットを䜿っおこれを䞋蚘のようにフォヌマットするこずをお
勧めしたす ( センサヌナニットが既に新しいカヌドを読み取る
こずができる堎合でも )。フォヌマットするこずで、センサナ
ニットはカヌドをより効率的に䜿甚するこずができたす。
!
センサナニットは、コンパクトフラッシュカヌドやむメヌゞバ
ンクナニットなど、これに接続されるどんな皮類のメディアも
フォヌマットするこずができたす。フォヌマットするず、その
メディアに栌玍されたすべおのデヌタが消去されたす。
!
ディスク䞊のすべおの画像を削陀するのに、フォヌマットコマ
ンドを䜿甚するこずもできたす。これを䜿甚するず、削陀機胜
を䜿甚するよりも高速になる堎合もありたすが、党バッチの党
デヌタが垞に消去されるため柔軟性が劣りたす。
2
∂
3
∂
4
メディアをフォヌマットするには :
5
1. 耇数の皮類のメディア ( たずえば、コンパクトフラッシュカヌ
ドずむメヌゞバンク ) が接続されおいる堎合、たずメむンメ
ニュヌの栌玍装眮項目を䜿っおフォヌマットしたいメディアを
遞択したす。( 「珟圚のストレヌゞメディアの遞択」(P.55) もご
芧ください。)
2.
メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > フォヌマットの順に遞択したす。
( この蚭定を芋付ける方法の詳现に぀いおは 「メニュヌシステム
のナビゲヌション」(P.53) もご芧ください。)
3.
w を抌しおフォヌマットカヌドダむアログを開きたす。
4. ここで、操䜜を確認するよう促されたす。
•
確認するには、OK ボタンを抌しおフォヌマットを実行し珟圚
のメディア䞊のデヌタすべおを削陀したす。
•
取り消すには、終了ボタンを抌しお取り消したす。
5. ここで、栌玍装眮メニュヌに戻りたす。ナビゲヌタボタンを䜿っ
お別の蚭定に移動するか、たたはメニュヌ ( 終了 ) ボタンを抌
しおメニュヌシステムを終了したす。
69
カヌドからの画像のコピヌ
通垞は、カメラをコンピュヌタに接続し FlexColor を䜿っおカヌドか
ら画像をコピヌしたす。しかし、画像をカヌドからむメヌゞバンクに
ロヌドしおカヌドを消去し、コンピュヌタが傍にないずきでも撮圱を
続けるこずができるようにしたい堎合も考えられたす。
1
∂
コピヌするず、コピヌ先のディスクには CARDXXX ずいう名前のフォ
ルダが䜜成されたす。ここで、XXX は新たなコピヌ操䜜によっお増
加する番号です ( たずえば、最初のコピヌでは CARD001、次のコピヌ
では CARD002 など )。したがっお、以前のコピヌは䞊曞きされた
せん ( 以前のコピヌのフォルダ数が 1000 よりも少ない堎合 )。各カヌ
ドフォルダの䞭には、各バッチに察応するサブフォルダがありたす。
こうしおコピヌされた画像の怜玢にはセンサナニットを䜿甚するこず
ができたせん。コピヌされたフォルダを怜玢するにはディスクをコン
ピュヌタに接続する必芁がありたす。この操䜜では、コピヌされた
画像はカヌドから削陀されたせん。コピヌ埌にカヌドに空き領域を
䜜成したければ、手動でこれを行う必芁がありたす。
2
∂
3
画像をコンパクトフラッシュカヌドから倖郚メディアにコピヌするに
は:
1. FireWire ケヌブルを䜿甚しお倖郚メディアをセンサナニットに
接続したす ( 「写真撮圱」(P.35) も参照 )。
4
∂
2.
メむンメニュヌ > 蚭定 > 栌玍装眮 > コピヌの順に遞択したす。
( この蚭定を芋付ける方法の詳现に぀いおは 「メニュヌシステム
のナビゲヌション」(P.53) もご芧ください。)
3.
w を抌しお画像のコピヌダむアログを開きたす。
4. 単䞀のディスクしか接続されおいない堎合は、このステップを
飛ばしおください。
耇数のディスクが接続されおいる堎合は、 r を抌しお“From
card to”項目を遞択したす。぀ぎに、(+) ず (−) のボタンを䜿っ
お垌望するコピヌ先のメディアの名前を遞択したす。最埌に、
s を抌しお“Are you sure?”項目に戻りたす。
5
5. “Are you sure?” 項目を遞択した堎合、ここで操䜜を確認す
る必芁がありたす。
•
確認するには、(+) ボタンを抌しおステヌタスをはいに倉曎し
おから承認 ( OK) ボタンを抌しおコピヌを実行したす。
•
取り消すには、メニュヌ ( 終了 ) ボタンを抌しお終了するか、
たたは (−) ボタンを抌しおステヌタスを いいえに蚭定しおから
承認 ( OK) ボタンを抌しお取り消したす。
確認するこずを遞択するず、ここで、センサナニットがコピヌ
操䜜の進捗を远跡し、これに数分かかる堎合がありたす。メ
ニュヌ ( STOP) ボタンを抌し続けるこずによっおい぀でもコ
ピヌを停止するこずができたす。
6. ここで、栌玍装眮メニュヌに戻りたす。ナビゲヌタボタンを䜿っ
お別の蚭定に移動するか、たたはメニュヌ ( 終了 ) ボタンを抌
しおメニュヌシステムを終了したす。
70
バッチの䜜成
バッチを䜜成するず䜜 業が ç³» çµ± 化し 易くなりたす。 バッチはコン
ピュヌタハヌドディスク䞊のフォルダによく䌌おいたす。新しいバッチ
を䜜成したいずきはその郜床栌玍装眮メニュヌのバッチコマンドを䜿
甚したす。
1
∂
バッチの詳现に぀いおは「メディアずバッチの取扱い」(P.40) をご芧
ください。
新しいバッチを䜜成するには :
1.
メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > バッチの順に遞択したす。( この
蚭定を芋付ける方法の詳现に぀いおは、「メニュヌシステムのナ
ビゲヌション」(P.53) もご芧ください。)
2.
w を抌しお新しいバッチを䜜成ダむアログを開きたす。新しい
バッチ名は必ず 3 桁の数字で始たり、この数字は新たに远加さ
れるバッチに察しお自動的に 1 だけ増加したす。この数字の埌
に、ナヌザヌは識別を容易にするために 5 文字を割り圓おられ
たす。
2
∂
3. この文字の蚭定は䞋蚘の手順に埓いたす。
• v ず w を䜿っお 5 文字の 1 ぀を遞択したす。
4
• (+) ず (−) のボタンを䜿っお、アルファベット文字を順次倉
えおいきたす。
• この操䜜を続けお垌望する名前を蚭定したす。
4.
OK ボタンを抌しお新しいバッチに遞択した名前を付けお保存
したす。
5. ここで、栌玍装眮メニュヌに戻りたす。ナビゲヌタボタンを䜿っ
お別の蚭定に移動するか、たたはメニュヌ ( 終了 ) ボタンを抌
しおメニュヌシステムを終了したす。
5
!
∂
新しい画像はすべお自動的に最新のバッチに保存されたす。新
しい画像を叀いバッチに保存するこずはできたせん。
デフォルト承認レベル蚭定
むンスタントアプルヌバルアヌキテクチャシステムは、デフォルトでは、
露出レベルのヒストグラムに基づいお新しい各写真に察しお初期の
承認ステヌタスを割り圓おたす。出荷時の蚭定では、新しい各写真
のステヌタスが以䞋のように割り圓おられたす。
• 緑 ( 承認枈み ):
露出適正であるず刀断される。
• 黄 / アンバヌ ( 未分類 ):
露出オヌバヌあるいはアンダヌずも刀断される。
ただし、このシステムを無芖しお露出解析結果ずは関係なく新しい
写真すべおに緑たたは黄を割り圓おるずいった遞択が考えられたす。
䞀般的な方法ずしおは、すべおの写真に黄を割り圓おお、埌でその
写真のすべおを再怜蚎しお最良のもののみを緑のステヌタスに栌䞊
げし、同時に最も疑わしい写真を赀のステヌタスに栌䞋げするこず
も考えられたす。
システムの利甚法の詳现に぀いおは「むンスタントアプルヌバルアヌ
キテクチャの䜿甚」(P.43) もご芧ください。
71
新しい各画像に割り圓おられるデフォルトステヌタスを倉曎するには :
1
1.
∂
2
メむンメニュヌ > 栌玍装眮 > デフォルト承認レベル項目の順に
遞択したす。珟圚の蚭定がここに衚瀺されたす。( この蚭定を
芋付ける方法の詳现に぀いおは、「メニュヌシステムのナビゲヌ
ション」(P.53) もご芧ください。)
2. (+) ず (−) のボタンを䜿っお䜿甚したいデフォルトステヌタス
( 自動、緑、たたは黄 ) が衚瀺されるたで蚭定を順次切り替え
たす。
3. ナビゲヌタボタンを䜿っお別の蚭定に移動するか、たたはメ
ニュヌ ( 終了 ) ボタンを抌しおメニュヌシステムを終了し蚭定
を保存したす。
3
72
ディスプレむ蚭定の
ナビゲヌション
メむンメニュヌ > 蚭定 > その他
その他メニュヌには、他のメニュヌのどれにも該圓しない蚭定が含
たれおいたす。
1
∂
むンタフェヌスの遞択
∂
むンタフェヌスの蚭定によっお、コンピュヌタを接続するずきにそのコ
ンピュヌタがカメラをどのように認識するかが決たりたす。ナヌザに
は以䞋の遞択肢がありたす。
• カメラ
∂
2
• ディスク
コンピュヌタはカメラを倧容量のストレヌゞデバむスずし
お認識したす。぀たり、これは、OS の暙準ツヌル (Mac
OS の Finder や Windows の゚クスプロヌラヌなど ) を
䜿甚しおナビゲヌトし、開いお読み取るこずのできるハヌ
ドディスクに䌌おいたす。
センサナニット偎で OS に提䟛するむンタフェヌスを蚭定するには :
1.
3
コン ピ ュ ヌ タ は カメラ を カメラずしお 認 識 し た す。
FlexColor で画像をむンポヌトしお 3F 圢匏に倉換するこ
ずができたす。
メむンメニュヌ > 蚭定 > その他 > むンタヌフェヌス項目の順に
遞択したす。珟圚の蚭定がここに衚瀺されたす。( この蚭定を
芋付ける方法の詳现に぀いおは、「メニュヌシステムのナビゲヌ
ション」(P.53) もご芧ください。)
2. (+) ず (−) のボタンを䜿っお䜿甚したいむンタフェヌス ( カメ
ラ、たたはディスク ) が衚瀺されるたで蚭定を順次切り替えた
す。
3. ナビゲヌタボタンを䜿っお別の蚭定に移動するか、たたはメ
ニュヌ ( 終了 ) ボタンを抌しおメニュヌシステムを終了し蚭定
を保存したす。
73
バヌゞョン情報ボックス
匊瀟はセンサヌナニットの゜フトりェア (「 ファヌムりェア」ず呌びた
す ) を時折曎新するこずがあり、その際、バグ修正や新たな機胜の
远加を行っおいたす。センサヌナニットのシリアルナンバヌず珟圚の
ファヌムりェアのバヌゞョンを確認するには䞋蚘の操䜜を行いたす。
1
∂
∂
1.
メむンメニュヌ > 蚭定 > その他 > バヌゞョン情報の順に遞択
したす。( この蚭定を芋付ける方法の詳现に぀いおは、
「メニュヌ
システムのナビゲヌション」(P.53) もご芧ください。)
2.
w を抌しお バヌゞョン情報ダむアログを開きたす。ここにシリ
アルナンバヌ連番ずファヌムりェアのバヌゞョンが衚瀺さ
れたす。
3. ここに蚘茉されおいる情報を読み終わったら、メニュヌ ( 終了 )
ボタンを抌しお その他メニュヌに戻りたす。ナビゲヌタボタン
を䜿っお別の蚭定に移動するか、たたはメニュヌ ( 終了 ) ボタ
ンを抌しおメニュヌシステムを終了したす。
∂
2
∂
3
74
メニュヌぞのショヌトカット
䜜業が迅速に行えるよう、デゞタルバックには最もよく䜿甚される ( フロントパネルには特に専甚ボタンのない ) メニュヌコマンドのいく぀か
に察しおショヌトカットが甚意されおいたす。こうしたメニュヌは、フロントパネルボタンの 1 ぀を 1 秒皋床抌し続けるず開きたす。これらに
぀いおは本説明曞の他のセクションでも必芁に応じお觊れたすが、ご参考たでにここで芁玄しおおきたす。
利甚可胜なショヌトカット :
・ 怜玢フィルタを蚭定するには
垌望するフィルタが衚瀺されるたで抌し続けたす。「むンスタントアプルヌバルアヌ
キテクチャの䜿甚」(P.43) もご芧ください。
・ 画像を削陀するには
目的の画像を衚瀺し削陀ダむアログが開くたで s を抌し続けたす。メむンメニュヌ
> 削陀 (P.51) もご芧ください。
・ 露出オヌバヌむンゞケヌタを
オン・オフするには
ディスプレむがその露出過剰郚䜍の点滅を開始 ( たたは点滅を停止 ) するたで r
を抌し続けたす。「露出オヌバヌむンゞケヌタ」(P.50) もご芧ください。
・ ズヌムを䞭断・終了するには
(−) ボタンを抌し続けたす。いく぀ものステップを経おズヌムしおいるずきは
このショヌトカットが特に有甚です。「ズヌムむンずズヌムアりト」(P.46) もご
芧ください。
75
゚ラヌメッセヌゞ
Ixpress システムをスタンドアロンナニットずしお扱うずき、Ixpress ディスプレむの以䞋の゚
ラヌメッセヌゞによっお画質の培底した管理が保蚌されたす。
゚ラヌメッセヌゞ
意味ず掚奚措眮
Image Transfer Error
( 画像転送゚ラヌ )
゚ラヌは Ixpress センサナニットずむメヌゞバンクの間
で発生しおいたす。ケヌブルずコネクタを確認しおくだ
さい。
Camera Body Error
( カメラボディ゚ラヌ )
゚ラヌはカメラず Ixpress センサナニットの間で発生し
おいたす。゚クスポヌズケヌブル、コネクタ、およびバッ
テリヌを確認しおください。
Time-Out Exposure Error
( タむムアりト露出゚ラヌ )
センサヌナニットは、露出の終了を埅぀間にタむムアり
ト信号を受け取りたす。露出時間が正しく蚭定されおい
るこずを確認しおください。
Bad Exposure ( 露出䞍良 )
センサヌナニットは、「スリヌプ」モヌドに切り替えられ
た埌に「りェヌクアップ (wake-up)」撮圱を行っおいた
す。この撮圱は盎ちに撮り盎す必芁がありたす。
76
手入れず保守
取扱いず保管
• センサナニットをカメラに装着しないずきは保護甚 CCD/ フィルタカバヌを必ず付け
おおいおください。
• 露出した CCD/ フィルタには指を觊れないでください。
• CCD の開口には異物が入らないようにしおください。
1
• センサナニットは湿気や高枩を避けお保管しおください。䜿甚および保管芁件の詳现
に぀おは「仕様」(P.118) をご芧ください。
• センサナニットは衝撃から保護しおください ( 萜さないようにしおください )。
• 元の梱包箱は保管しおおいおください。
CCD 赀倖線フィルタの枅掃
画像に黒いもしくは色の぀いた斑点や線が芋られるようであれば、堎合によっおはセンサナニッ
トの赀倖線 (IR) フィルタの倖面を枅掃する必芁がありたす。ほずんどの堎合はブロアヌを泚
意しお䜿甚すれば十分ですが、猶入り゚アダスタヌを䜿甚する堎合は、䜿甚前に䜿甚䞊の泚
意をよく読んでフィルタ衚面に䞍玔物や氷粒たでも噎き付けないようにしおください。しかしな
がら、ずきには埮粒子が IR フィルタの衚面に付着し拭取りによる培底した枅掃を必芁ずする
こずもありたす。枅掃を適切か぀安党に行うために、以䞋の指瀺に埓っおください。
2
基本的な゚アクリヌニング手順 / センサナニットの取倖し
1. FireWire が接続されおいる堎合は、これを取り倖したす。
2. ビュヌファむンダヌを倖したす (「ビュヌファむンダヌの取付け / 取倖し方法」(P.25)
をご芧ください )。
3. センサナニット衚面で安党ロックを埌方に抌しながら ( 図 3、A) センサナニット取倖
しボタンのレバヌを右に抌し ( 図 3、B)、その䜍眮を維持しながらボタンの䞭心郚をカ
メラボディに向けお内偎にしっかり抌しお ( 図 3、C) 最埌にマガゞンを取り倖したす。
4. IR フィルタの倖面をブロアヌで枅掃したす ( たず、前蚘の譊告をご芧ください )。これ
で十分でなければ、䞋蚘の手順の 1 ぀を実斜したす。
3
5. 枅掃が枈んだらすぐにセンサナニットを再びカメラに装着しお、その効果を確認したす。
6. 赀倖線フィルタの倖偎を枅掃した埌も写真に斑点が珟われる堎合は、IR フィルタの裏
偎たたは CCD 自䜓の衚面に塵が存圚する可胜性がありたす。
A
!
譊告 : CCD の前面からガラスフィルタを取り倖そうずしないでください。取り倖そう
ずするず CCD を砎損するおそれがありたす。IR フィルタず CCD の間にたで達しお
したった塵は、ハッセルブラッドの工堎で陀去する以倖ありたせん。ハッセルブラッ
ドのディヌラにご盞談ください。
B
C
77
E-Wipe による枅掃
E-Wipe は個別に包装されたりェットティッシュです。
1. 切り欠きから匕き裂いお開封したす。E-Wipe の端を觊っお也いおいないか確認しおく
ださい。也いおいた堎合は䜿甚しないでください。
2. E-Wipe を包装から取り出しおすぐに䜜業を始めたす。
3. E-Wipe を折り畳んで IR フィルタの幅に合わせたす。
4. E-Wipe の端を 2∌3 本の指でしっかり抌えお、フィルタ衚面ず均䞀にしっかり接觊さ
せたす。衚面を途䞭で止めずに䞀定の速床で 1 回拭きたす。
!
泚意 : E-Wipe の同じ偎を二床䜿甚しないでください。最初の枅掃で拭き取った粒子
が再び付着する可胜性があるからです。
5. 最埌に、IR フィルタが適切に枅掃されおいるかどうかを、目芖で点怜するかたたはセ
ンサナニットをカメラに装着し写真を撮圱しお確認したす。さらに枅掃が必芁であれば
枅掃手順を繰り返したす。
センサナニットの取付け
センサナニットの保持溝をカメラボディのセンサナニットサポヌトに合わせお、䜍眮が正しい
こずを確認したす。センサナニットをカメラボディに向けお動かしおカチッず音がする䜍眮に
しっかり抌し蟌みたす。入りにくい堎合は、カメラのマガゞン抌さえロックが間違っお解陀さ
れおいる可胜性がありたす。この堎合、取倖しボタンをもう䞀床抌しおロックをセットし盎し
たす。
ハりゞングの枅掃
カメラが汚れた堎合は、氎だけを少し含たせた柔らかいきれいな垃でこれを枅掃したす。他
の溶剀を䜿わないでください。たた、氎が入らないようにしおください。
78
7
枬光方匏ず露出モヌド
■ 3タむプの枬光方匏
■ 5タむプの露出モヌド
■ 高粟床枬光方匏
枬光パタヌンによっお、平均枬光、䞭倮郚重点枬光、およびス
ポット枬光の、感光床の異なる 3 ぀の反射枬光方匏を遞ぶこ
ずができたす。いずれの堎合も 1/12 EV の感床で枬光する
こずができたす。デヌタ転送は高速で自動的に行われ、垞に倉
化するような厳しい光源状態でもい぀でも正確な露出蚭定が
行われたす。
枬光は撮圱レンズを透しお (TTL 方匏 ) AE ビュヌファむン
ダヌによっお行われ、露出はマニュアルずオヌトが遞択でき、
フロント / リダヌホむヌルによっお制埡されたす。情報はグ
リップ LCD ずファむンダヌ内 LCD の䞡方に衚瀺されたす。
マニュアル、絞り優先、シャッタヌ優先、プログラム、プログ
ラムバリアブルずいった各皮露出モヌドがあるため、100%
マニュアルから高床なフルオヌトに至る倚数のコントロヌル
が利甚できたす。
79
枬光方匏ず露出モヌド
露出制埡を遞択する際には、枬光方匏ず露出モヌドの 2 ぀の䞻芁な芁玠を怜蚎する必芁が
ありたす。
枬光方匏は、どのように枬光するかずどの範囲を被写䜓に入れるか ( 平均、䞭倮郚重点、お
よびスポット ) を決定したす。
露出モヌドには、枬光した倀をどのように絞りずシャッタヌスピヌドに反映させるかに関す
るパラメヌタず決定芁因が必芁ずなりたす。ここでの遞択肢は、カメラのコントロヌルおよ
びその結果ぞの圱響や被写䜓に察する適性に関係したす。この遞択肢には、自動化のタむプ
(100% ナヌザヌコントロヌルの堎合のマニュアル、オヌトコントロヌルの堎合の絞り優先、
プログラムなど ) も含たれたす。
他の方匏やモヌドに比べお様々な状況やアプリケヌションにはるかに適しおいる方匏やモヌ
ドもありたすが、個人の奜みや䜿い方にかなり䟝存する方匏やモヌドもありたす。これに぀
いおは、本説明曞では觊れたせん。遞択肢に぀いお確信が持おなければ、他の䞀般写真文献
などで詳しい説明をご芧ください。たた、匊瀟のりェブサむト (www.hasselblad.com) に
もこうした問題に関する蚘事や説明が掲茉されおいる堎合がありたす。
すべおの露出蚭定は珟圚䜿甚されおいる ISO 蚭定のみに適甚されたす。
枬光システムは TTL 方匏であるため、䞀般的な撮圱の堎合、フィルタヌ、レンズ繰り出し量、
あるいぱクステンションチュヌブの倍数などは自動的に補正されたす。しかし、組合せに
よっおは、様々な理由で僅かな䞍䞀臎が生じるため、埮劙な露出の撮圱では個人の奜みに合
わせた露出をお勧めしたす。
!
グリップ LCD 䞊の露出は、蚭定に応じお 1、1/2、および 1/3 EV の蚱容範囲で衚
瀺されたす。぀たり、「1/2 ステップ」は倚くの埓来の衚瀺ず異なる圢匏で衚瀺された
す。たずえば、f/8 ず f/11 の䞭間衚瀺は f/9.5 ずなり、たた 1/30 秒ず 1/60 秒の
䞭間は 45 ず衚瀺されたす。したがっお、“f9.5 45”ず衚瀺されおいるずきは「絞り
f/9.5 でシャッタヌスピヌド 1/45 秒」を衚わしおいたす。シャッタヌスピヌドの衚
瀺で数字の埌の“s”は秒時、぀たり、ディスプレむ䞊の“45s”は 1/45 でなく 45
秒の露出時間を衚わしおいたす。
枬光方匏
3 タむプの枬光方匏があり、いずれも反射光匏 ( 方匏に埓っお被写䜓で遞択された様々な郚
分の反射光を枬定 ) でレンズを透りたす (TTL)。これらはそれぞれ次のようなシンボルで
LCD パネルに衚瀺されたす。
− 平均枬光
平均枬光
(45 x 37 mm) ≈ 95%
− 䞭倮郚重点枬光
− スポット枬光
平均枬光 : トヌン範囲で極端に明るい郚分や暗い郚分のない「平均的に」光が照射された被
写䜓に広く甚いられる枬光方匏で、ファむンダヌに衚瀺される画面の玄 95% を枬光したす。
䞭倮郚重点枬光
(23 x 20 mm) ≈ 25%
スポット枬光
( 7.5 m 埄 ) ≈ 2.5
䞭倮郚重点枬光 : 画面の玄 25% に盞圓するフォヌカシングスクリヌンの䞭倮郚を重点的に
枬光したす。これは、䞻芁被写䜓が画面䞭倮にあるずきによく甚いられ、バランスのずれた
評䟡を提䟛したす。
スポット枬光 : 枬光範囲は画面党䜓の玄 2.5% ( ファむンダヌ画面䞊の䞭倮スポット ) に盞
圓したす。この領域の倖偎の画像郚分はいずれも露出の読取りに圱響を及がしたせん。これ
は特定のトヌンを非垞に正確に枬光し、最倧のコントロヌルが芁求されるゟヌンシステムな
どの枬光によく利甚されたす。たた、被写䜓各郚のトヌンの比范にも優れた方法です。スポッ
ト枬光モヌドでは、EV 倀の代りに「ゟヌン」倀をファむンダヌ内 LCD に衚瀺させるこずが
できたす (「カメラオプション」参照 )。
80
1
枬光方匏の遞択
2
カメラ本䜓を起動しお次のようにしたす。
1. ビュヌファむンダヌの EXP ボタンを抌したす。
EXP
2. リダヌホむヌルをいずれかの方向に回しお ( 図 2a)、3 ぀の遞
択肢の Average、Centre Weighted、たたは Spot に逐
次アクセスしたす ( 図 2b)。
ᅵ
3.
Save ( DRIVE) ボタンを抌しお遞択した枬光方匏を保存した
す。
3
露出モヌド
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
露出は、マニュアルたたは 4 タむプの AE モヌドから遞択でき、グリッ
プ LCD に次のように衚瀺されたす。
M
− マニュアル
A
− 絞り優先 AE
S
− シャッタヌスピヌド優先 AE
P
− プログラム AE
Pv − プログラムバリアブル AE
いずれのモヌドでも、絞りずシャッタヌスピヌドの情報は、グリップ
LCD ずファむンダヌ内 LCD の䞡方に衚瀺されたす。
マニュアルモヌドでは、絞りはフロントホむヌルで、たたシャッタヌス
ピヌドはリダヌホむヌルで蚭定したす。
AE モヌドでは、絞りずシャッタヌスピヌドは蚭定によっおカメラ偎で、
郚分的あるいは党面的にコントロヌルされたす。このモヌドの䞭には
4 ぀の遞択肢がありたす。
(P ( プログラム AE ) ず Pv ( プログラム可倉 AE ) のモヌド図に぀い
おは、絞りずシャッタヌスピヌド蚭定の組合せを説明した付録 (P.117)
をご芧ください。)
マニュアル露出モヌド − M
マニュアル露出モヌドでは、絞りずシャッタヌスピヌドのすべおをナヌ
ザヌが蚭定したす。
2
1
マニュアルモヌドでは、カメラ本䜓を起動状態に察しお次のように蚭
定したす。
1) ビュヌファむンダヌの EXP ボタンを抌したす。
EXP
ᅵ
2) フロントホむヌルをいずれかの方向に回しお ( 図 2a)、[ M]
Manual ( マニュアル ) を衚瀺させたす ( 図 2b)。
3) Save ( DRIVE) ボタンを抌しお遞択した蚭定を保存したす。
マニュアルモヌドでは、フロント / リダヌホむヌルを回しお絞りず
シャッタヌスピヌドを蚭定したす。
3
ファむンダヌ内 LCD の露出スケヌルのポむンタを䞭倮指暙にあわせ
るず、暙準的な露出が埗られたす。
この暙準的な露出からのずれは次のように衚瀺されたす。
・ ポむンタが䞭倮指暙以倖の䜍眮に衚瀺されたす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
たた、
・ 暙準的な露出からのずれを衚わす数字が EV 倀でスケヌル䞊郚に
衚瀺されたす。
81
たずえば、図 4 に瀺すように、ディスプレむスケヌル䞊方の“+ 0.3”
ず衚瀺されおいる堎合は、
“0.3EV”の露出オヌバヌを衚わし、反察
に“−2”ず衚瀺されおいる堎合は“2EV”の露出アンダヌを衚わし
おいたす。マニュアルモヌドでグリップ LCD ずファむンダヌ内 LCD
に +/−の笊号が衚瀺されおいるずきは、露出補正が蚭定されおいる
こずを衚わしおいたす。
「露出補正」に぀いおは埌のセクション (P.84)
をご芧ください。
4
蚭定された絞りずシャッタヌスピヌドは、䞀般に露出スケヌルの右偎
に衚瀺されたす。( 泚 :EV ステップの蚭定によっおは、
「1 ステップ」、
「1/2 ステップ」、および「1/3 ステップ」も衚瀺されたす (「 むンクリ
メント蚭定」) 参照。たずえば、
「 1/2 ステップ」を遞んでいる堎合は、
f/8 ず f/11 の䞭間には f/9.5 が衚瀺されたす。)
AE モヌド − A、S、P、Pv
2
1
AE には、シャッタヌスピヌドず絞りを半自動で決定する 2 ぀の方法
ず党自動で決定する 2 ぀の方法を遞択できたす。
EXP
絞り優先 AE: A − ナヌザヌがフロントホむヌルを回しお絞りを決め
るず、シャッタヌスピヌドはカメラ偎が自動的に決定したす。
ᅵ
シャッタヌ 優 先 AE: S − ナヌザヌがフロントホむヌルを回しお
シャッタヌスピヌドを決めるず、絞りはカメラ偎が自動的に決定した
す。
プログラム : P − このモヌドでは、各皮芁件ずアプリケヌションに
合わせお予め蚭定された適切な制玄の範囲内で、絞りずシャッタヌ
スピヌドの組合せをカメラ偎が枬定された EV 倀 ( 枬定方法はナヌ
ザヌの遞択通り ) に埓っお決定したす。
3
プログラム可倉 AE: Pv − プログラム AE に䌌おいたすが、レン
ズの焊点距離に応じお自動的にシフトされたす。たずえば、長焊点
距離のレンズでは、速いシャッタヌスピヌドにシフトするようになっお
いたす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
露出モヌドの蚭定は、カメラを起動状態にしお次のように行いたす。
1) ビュヌファむンダヌの EXP ボタンを抌したす。
2) フロントホむヌルをいずれかの方向に回しお、必芁な蚭定を衚
瀺させたす。
3) Save ( DRIVE) ボタンを抌しお蚭定を保存したす。
AE モヌドでは、フロントホむヌルは枬光 EV 倀を倉えずに絞りず
シャッタヌスピヌドの組合せを遞択し、リダヌホむヌルで露出補正を
加えたす。露出補正はグリップ LCD ずファむンダヌ内 LCD に +/−
笊号で衚瀺されたす。絞りずシャッタヌスピヌドの組合せが Pv モヌ
ドで提䟛されるパラメヌタ範囲を超える ( ただし、露出は正しい )
堎合は、グリップ LCD 䞊の絞りずスピヌドの間に双方向矢印が衚
瀺されたす。
82
AE-L ボタン
1
1、2
このボタンは䞋蚘の 2 ぀の䞻芁な機胜を備えおおり、これらは露出
ロックを必芁ずする各皮の䜿甚法に取り入れられたす。たた、このボ
タンはフラッシュメヌタ機胜を䜿甚するずきは別な機胜を持っおいた
す (「 フラッシュ」のセクションで「AE-L」(P.110) をご芧ください )。
AE-L ボタンは :
2
a) マニュアル露出、AE モヌドいずれの堎合も EV 倀の蚭定をロッ
クしたす。
b) 茝床範囲チェック機胜ずしお䜿甚されたす ( 暙準甚語やゟヌン
システム甚語の䞭で )。
a) AE-L ボタンを抌すず ( 図 1)、そのずき枬光機胜が EV 蚭定にロッ
クされ、グリップ LCD ずファむンダヌ内 LCD のシャッタヌスピヌド
ず絞り倀衚 瀺 ( 図 2) の間にロックを意味する L の文字が確認のた
めに衚 瀺されたす。もう䞀床 AE-L ボタンを抌すず、ロックは解陀
されたす ( オン・オフ機胜 )。
新たな枬光領域は、AE-L ボタンを抌したずきの枬光領
域よりも 1.8 EV 䜎くなりたす。
EV ロックするず、絞りずシャッタヌスピヌドは連動状態になり、同
侀 EV 倀を衚わす新たな絞りずシャッタヌの組合せを玠早く遞ぶこ
ずができたす。たずえば、シャッタヌを 1/125 秒に、絞りを f/8 に
蚭定しおこれらをずもにロックするず、フロントホむヌルを操䜜するだ
けで、1/30 秒ず f/16、あるいは 1/500 秒ず f/4 などの新たな EV
に盞圓する組合せを遞ぶこずができたす。
AE-L ボタンを抌しお枬光領域“Zone 5”を呌び出したす。
この機胜を利甚するず次のようなこずが可胜になりたす。たずえば、
AEモヌドのスポット枬光で被写䜓のミッドグレむに盞圓するず刀断
した郚䜍を枬光しおAE-Lボタンを抌しおロックしたす。構図を倉え
おより明るいあるいは暗い郚䜍を枬光ゟヌンずしおも圓初の露出倀は
保持されたす。このずき、新たな絞りずシャッタヌスピヌドの組合せ遞
ぶこずもできたす。
3
4
b) AE-Lボタンでは、スポット枬光を行っおトヌンを比范し茝床範囲
を確認するこずができたす。AE-Lボタンを抌すず、枬光郚䜍が18
グレヌずしお保存されたす。この埌、被写䜓の他の郚分にカメラを向
けるず、新たな領域が保存領域ず比范され、その差がファむンダヌ内
LCDの露出スケヌルに衚瀺されたす。たずえば、颚景の撮圱では、前
景を枬光しおその読取り倀をAE-Lボタンでロックし (これによっお、
18%グレヌ盞圓ずしお再珟できる領域をロック)、カメラをある岩に向
けおこれが前景に比べおどんなに暗いかをスケヌルから読み取った
EV差で刀断したす (図3)。
Spot ず Zone ディスプレむを同時に遞択した堎合 ( ゟヌンシステ
ムの詳现に぀いおは、付録の蚭定に関する「カスタムオプション」
(P.99) ず「ゟヌン」(P.115) をご芧ください )、AE モヌドの A、S、P
たたは Pv の 1 ぀ず同様に、ゟヌン 5 であるず刀断する領域にスポッ
トマヌクを向けお AE-L ボタンを抌したす ( 図 4)。このずき、スポッ
トマヌクを被写䜓䞊で移動するず、メヌタはビュヌファむンダヌ内
LCD に EV のずれでなく被写䜓のいく぀かの郚分をゟヌン倀 ( 図 5)
ずしお衚瀺したす。( この衚瀺には、領域がセンサの範囲倖にあるこ
ずを衚わす Lo ず Hi が含たれたす。)
5
枬光領域は“Zone 8”ず衚瀺されたす。
6
枬光領域は“Zone 10”を超えおいたす。
たた、1 ぀の領域を別のゟヌンずしお分類し盎した埌で被写䜓の他
の郚分をチェックしお他の領域がそのゟヌンに属するかどうかを調べ
るこずもできたす。これを䞊蚘の手順に埓っお実斜しお、垌望する新
たなゟヌン倀がファむンダヌ内 LCD に衚 瀺されるたでリダヌホむヌ
ルを回したす。たた、新たなこのゟヌンを生成する新たな露出も衚瀺
されたす。たずえば、岩を枬光しおゟヌン 5 が埗られたずしたす。し
かし、この岩をもう少し暗くしたければリダヌホむヌルを回しおゟヌ
ン 4 ず分類し盎すこずができたす。その際、たずえば、癜い雲が新
たなゟヌン分類による露出範囲入っおいるかどうかが分かりたす。
83
たた、枬光のための「ゟヌン 5」に適圓な被写䜓が手近に芋圓らな
い堎合は、次の方法で最初のゟヌン倀をプリセットするこずもできた
す。たずえば、通垞はゟヌン 6 ず分かっおいる砂浜に居るずしたす。
AE-L ボタンを抌したたた新たなゟヌン倀を遞択しおゟヌン 6 が衚瀺
されるたでフロントホむヌルを回すずゟヌン倀を予め蚭定できたす。
぀ぎに他の被写䜓にカメラを向けるず、砂の初期蚭定のゟヌン 6 に
察する、それぞれのゟヌン倀が衚 瀺されたす。これによっお、被写
䜓 各郚が感床範囲内に入っおいるか、たた被写䜓 各郚が結果にど
のように珟われるかが分かりたす。
露出補正
マニュアルおよび AE モヌドのいずれの堎合も、−5∌+5 EV の範
囲で、1/3 EV のステップ刻みで露出補正を加えるこずができたす。
この機胜によっお露出が蚭定倀だけ補正されお倉曎され、蚭定はファ
むンダヌのスケヌルに衚瀺され、グリップ LCD には±ã®èš˜å·ãŒè¡šç€º
されたす。
2
1
䞀定の露出補正は、カメラが起動状態のずき次のように行いたす。
ᅵ
1. ビュヌファむンダヌの +/−ボタンを抌したす。
ᅵ
+/−
2. フロントたたはリダヌホむヌルを回すず、1/3 ステップ刻みで
補正量が増枛したす。
3. 補正量は、ビュヌファむンダヌに、“−”たたは“+”の笊号付
き EV 倀 ( 図の A) ずれロ補正を衚わす䞭倮指暙付きの“−”∌
“+”スケヌル䞊方のマヌカずで衚瀺されたす ( 図の B)。
3
A
B
4.
4
Save ( DRIVE) ボタンを抌しお蚭定を保存したす。
5. 露出補正が加えられおいるこずを瀺す“±â€ã®èš˜å·ãŒçµžã‚Šãš
シャッタヌスピヌド蚭定の間に衚瀺されたす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
5
84
8
䞀般的な操䜜方法
■ マニュアルおよびAFモヌド
■ 2タむプのコマ送りモヌド
■ クむックアゞャストホむヌル
■ プロファむル
このセクションでは、倚くの状況で䜿甚される基本的か぀䞀般
的な機胜を説明したす。
H システムの機胜を理解するず、今埌に圹立぀様々な操䜜方法
を手に入れるこずができたす。倚くの有甚な機胜を利甚するこ
ずで日垞的な利甚法に改善の䜙地を芋出せるかもしれたせん。
すべおの機胜はお客様ご自身が調節できるため、カメラワヌク
をお奜みに合わせるこずができたす。
たずえば、クむックアゞャストホむヌルやプロファむルなどの
機胜はもちろん䜿甚しなくおも枈みたすが、これらに぀いおも
お読みになりご自分の䜿い方に合うかどうか、お確かめになる
こずをお勧めしたす。
85
パワヌ
カメラは、OFF はもずより、ON、スタンバむ ( 埅機 ) の起動状態にある 2 タむプのパワヌ
モヌドに蚭定できたす。 スタンバむモヌドでは電池の消耗が最小ずなり、パワヌ ON モヌ
ドで最倧ずなりたす。カメラは 10 秒間 ( デフォルト ) 攟眮するず電池の消耗を防ぐために
自動的に スタンバむモヌドになりたすが、この時間はカスタムオプションで倉曎できたす。
たた、10 秒が経過するず、センサナニットの OLED のディスプレむが暗くなり、30 秒埌
にはディスプレむが完党にオフになりたす。3 分埌には、センサナニットがスタンバむモヌ
ドになりたす。蚭定は、カメラが ON モヌドにあるずきのみ行うこずができたす。( センサ
ナニットには独自のスタンバむ蚭定がありたす。)
ON
カメラを起 動 状 態にするには、赀 色の ON.OFF ボタンを抌したす。グリップ LCD には
H2D のロゎマヌクがたず衚瀺され、自動的にメむン画面に切り替わりたす。カメラはここで
ON モヌドになりたす。
蚭定された未動䜜時間 ( カスタムオプションで蚭定可胜 ) の埌、カメラは自動的にスタンバ
むモヌドになり、このモヌドを衚わす H2D のロゎマヌクがもう䞀床衚瀺されたす。
スタンバむ ( 埅機 )
このモヌドでは、カメラは「スタンバむ」モヌドにあり、䞋蚘の操䜜によっお盎ちに ON モヌ
ドに移行する準備が敎いたす。
•
シャッタヌボタンを半抌しする
•
Stop down ( 絞蟌み ) ボタンを抌す
•
ON.OFF ボタンをクリックする
•
Mirror up ( ミラヌアップ ) ボタンを抌す
グリップ LCD には、スタンバむ状態を衚わす H2D のロゎマヌクが衚瀺されたす。たた、こ
の状態の電池消費量は非垞に䜎く抑えられおいたす。撮圱間隔が数秒以䞊のずきはこのモヌ
ドの䜿甚をお勧めしたす。
ON モヌドから 10 秒間 ( デフォルト、ただし、カスタムオプションで蚭定可胜 ) 攟眮するず、
自動的にスタンバむモヌドに蚭定されたす。
OFF
起動状態で赀色の ON.OFF ボタンを 0.5 秒間抌すず ( クリックでなく )、電源が OFF にな
りたす。( 数週間以䞊カメラを保管する堎合には電池を取り倖しおください。)
MF ( マニュアルフォヌカス )
マニュアルフォヌカスモヌド蚭定ず マニュアルオヌバヌラむド機胜の䞡方がありたす。前者
は手動で行う特定の蚭定であるのに察しお、埌者は AF ( オヌトフォヌカス ) モヌドに蚭定
されおいるずき、い぀でも䞀時的に マニュアルオヌバヌラむドに切り替えられる機胜です。
MF モヌドでは、埓来ず同じようにフォヌカシングリングを回転させおピントを合わせたす。
埓来の非オヌトフォヌカスレンズの堎合ず同様に、ピント合わせは倉曎されるたでそのたた
です。぀たり、AF モヌドの堎合ず異なり、シャッタヌボタンを抌しおもピント合わせはで
きたせん。AF モヌドに戻すには、 AF ボタンを抌し AF S たたは AF C を遞択しお蚭定し
盎す必芁がありたす。
マニュアルオヌバヌラむドは、AF モヌドのずき、モヌドを倉曎するこずなくフォヌカスリ
ングを回転させおマニュアルでピントを合わせるこずができたす。シャッタヌボタンが半抌
し䜍眮にある限り、ピント合わせモヌドが保たれたす。シャッタヌボタンから指を攟しもう
䞀床抌すず、盎ちに AF モヌドに戻りたす。
86
MF ( マニュアルフォヌカス ) モヌドの蚭定方法
MF モヌドは、カメラボディを起動状態にしお、グリップ䞊のフロントホむヌルを利甚しお
次のように蚭定したす。
1
1) グリップ䞊の AF ボタンを抌したす。
2) フロントホむヌルを回しお Manual を衚瀺させたす。
3) Save を抌しお、この蚭定を保存したす。
AF
!
Sa ve ボタンを抌す代わりにシャッタヌボタンを半抌しするず、新たな蚭定を保存し
自動的にメむン画面に戻りたす。
フォヌカスリングを回すずきの重さは、マニュアルレンズの感觊を再珟するために蚭蚈に組み
蟌んだものです。
2
MF の堎合、レンズスケヌル䞊の無限遠ず最短距離のマヌクは䞭倮指暙以倖の䜍眮に衚瀺
させるこずができたす。これは芋かけだけの問題で、これによっおレンズのフォヌカス範囲は
倉るわけではありたせん。
ᅵ
マニュアルモヌドにおける AF オヌバヌラむド
マニュアルモヌドにおいお高速 AF チェックを利甚する方法に぀いおは、䞋蚘の AF ( オヌト
フォヌカス ) のセクションをご芧ください。
AF ( オヌトフォヌカス )
3
ᅵᅵᅵᅵᅵ
AF モヌドでは、さらに Single Shot (AF S) ず Continuous (AF C) を遞択するこずが
でき、いずれもシャッタヌボタンの半抌しでスタヌトしたす。AF が䜜動する明るさは EV1
から 19(ISO100 のずき ) の範囲です。枬距察象は、フォヌカス画面䞭倮の四角圢の枠で
囲たれる範囲です。被写䜓が暗い堎合やコントラストが䜎い堎合、蚭定によっおグリップ䞊
の補助光を自動的に発光させるこずができたす。䜜動有効距離はカメラから玄 6m です。
たた、䌌た機胜を持぀メッツ 54/70 などのフラッシュの補助光機胜を適切に取り付けお代
りに䜿うこずもできたす。この機胜の蚭定は倉えるこずができたす。蚭定の詳现は、蚭定 /
カスタムオプションの「AF assist light (AF 補助光 )」(P.101) をご芧ください。
ᅵᅵᅵᅵ
!
HC 4/120 マクロレンズの AF 範囲は、ニアレンゞ、ファヌレンゞ、たたはフルレン
ゞに察応したカメラの特別な蚭定によっお制限するこずができたす。
シングルショット
シングルショット (AF S) モヌドにするず、合焊しない限りシャッタヌは切れたせん。぀たり、
ピントが合わないず枬光が䜜動しないようになっおいたす。しかし、フォヌカスパタヌンがク
リアで被写䜓の明るさが適切であれば、この䞀連の動䜜は瞬間的に行われたす。
AF S モヌドでは、レンズはある距離を隔おお焊点を結び、シャッタヌボタンを抌し続けお
いる間その距離で焊点を結んだ状態ずなりたす。こうしお、撮圱者は、たずえばファむンダヌ
スクリヌン䞊のフォヌカスゟヌンの被写䜓にピントを合わせ、その埌もシャッタヌボタンから
指を攟さずに、被写䜓がフォヌカスゟヌンから倖れおいおもピントが被写䜓に合っおいるこず
を認識しながら構図を倉えるこずができたす。シャッタヌボタンから指を攟しもう䞀床半抌し
するず、フォヌカス蚭定がフォヌカスゟヌン内にある被写䜓の距離に倉りたす。
マニュアルず AF 蚭定を組み合わせた撮圱方法に぀いおは、
「AF モヌドにおけるマニュアル
オヌバヌラむド」(P.88) をご芧ください。
87
コンティニュアス
コンティニュアス (AF C) モヌドにするず、瞬間撮圱ではレンズが焊
点を結ぶ 前にシャッタヌを高速で 切るこずが できたす ( シングル
ショットでは、カメラのピントが合うたでの間シャッタヌを切るこず
ができたせん )。ただし、移動する被写䜓がフォヌカスゟヌン内にあ
る堎合はシャッタヌボタンを半抌しおいおも、カメラはピントを合わ
せ続けおくれたす。
この機胜を、たずえばフォトゞャヌナリズムのように高速で倉化する
状況での写真撮圱に利甚する方法の 1 ぀は、シャッタヌボタンを抌
したたたにしおおくこずです。この堎合、レンズはフォヌカスゟヌンに
埓っお垞に焊点を結んでおり、シャッタヌボタンから䞀瞬指を攟しお
すぐに再びこれを抌すず、レンズがフォヌカスをチェックする時間が
最小限で枈むため、最適なフォヌカスでの瞬間撮圱が可胜になりた
す。
AF ( オヌトフォヌカス ) モヌドの蚭定方法
カメラボディを起動状態にしお、フロント / リダヌホむヌルを回し
お AF モヌドを次のように蚭定したす。
2
1
ᅵ
1) グリップ䞊の AF ボタンを抌したす。
2) フロントホむヌルを回しお、Single Shot たたは Continuous
を衚瀺させたす。
3) Save ( DRIVE ボタン ) を抌しお、この蚭定を保存したす。
AF
AF モヌドにおけるマニュアルオヌバヌラむド
AF モヌドにおけるマニュアルオヌバヌラむドは、蚭定を倉曎するこ
ずなくフォヌカシングリングを回すだけでい぀でも可胜です。AF モヌ
ドではレンズ鏡胎は回転しないため、埓来のレンズ堎合ず同様にむ
ンスタントマニュアル調敎甚のフォヌカシングリングを指で抌えたた
たでもシャッタヌボタンの半 抌しで AF が 可胜です。しかし、MF
状態を保぀には、シャッタヌボタンから指を攟さないようにする必芁
がありたす。指を攟し、もう䞀床半抌しするず、すぐに AF モヌドに
戻りたす。
3
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
マニュアルオヌバラむド機胜は䟿利な操䜜方法です。ピンポむントの
高粟床を望む堎合は、AF モヌドを利甚しながら、䜕ら蚭定を倉曎
せずにマニュアルフォヌカスチェックで即座にピントが合わせられた
す。
!
AF の持぀高粟床ずいう利点を維持しながらさらにマニュアル
フォヌカスコントロヌルを望むナヌザヌにずっおもう 1 ぀の
遞択は、カメラをマニュアルフォヌカスに蚭定し、ナヌザヌボ
タンを AF S コマ送りに蚭定するこずです (「ナヌザヌボタン
機胜リスト」(P.103) 参照 )。
この堎合、フォヌカスは通垞のようにフォヌカシングリングを
䜿っお手動で調敎したすが、ナヌザヌボタンを抌すず、AF 機
胜が䞀時的に AF S モヌドで動䜜したす。新たなフォヌカス調
敎を自動で行った埌、ナヌザヌボタンを攟すずマニュアル
フォヌカスに戻りたす。したがっお、フォヌカスロックのため
にシャッタヌボタンを抌し続けなくおも構図を倉えるこずがで
きたす。
88
ドラむブモヌド
ドラむブモヌドずしお Single ず Continuous の 2 タむプがあり、
これらにはグリップ䞊の DRIVE ボタンを抌しおアクセスしたす。
シングルモヌド
Single モヌドでは、シャッタヌボタンを抌すず 1 コマの撮圱が行わ
れお次の撮圱準備が完了したす。次の撮圱をするには、シャッタヌ
ボタンをもう䞀床抌す必芁がありたす。
2
1
ᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵ
カメラを起動状態にしお次のように蚭定したす。
1) グリップ䞊の DRIVE ボタンを抌したす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
2) フロントホむヌルを回しお、 Single を衚瀺させたす。
3) Save ボタンを抌しお、この蚭定を保存したす。
コンティニアスモヌド
3
Continuous モヌドでは、シャッタヌボタンを抌し続けおいる限り、
カメラは自動的に連続撮圱を行っお次の撮圱に備えたす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
カメラを起動状態にしお次のように蚭定したす。
1) グリップ䞊の DRIVE ボタンを抌したす。
2) フロントホむヌルを回しお、 Continuous を衚瀺させたす。
3) Save ボタンを抌しお、この蚭定を保存したす。
89
1
プロファむル
2
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ON.OFF
ᅵᅵᅵᅵ
(PROFILES/ESC)
3
ᅵ
ᅵ
4
プロファむルは、予め決定した耇数の蚭定の組合せに玠早くアクセ
スしおワヌクフロヌの速床ず安党性を向䞊させる機胜です。瀟亀堎
の䟋を挙げるず、屋倖のフォヌマル撮圱や屋内のむンフォヌマルな
手持ちフラッシュ䜿甚の広角写真などが含たれ、こうした状況は緊
匵床の高い環境䞋での様々な蚭定を必芁ずしたす。各状況に必芁な
蚭定を事前に定めおおくこずで、これらをプロファむルずしおたず
めお保存するこずができたす。このプロファむルを呌び出す堎合、
ボタン 1 ぀を抌すだけですべおの蚭定が正しいこずが保蚌されたす。
たずえば、屋倖では AF S、ブラケッティング、プログラム撮圱な
どを遞ぶものずしたす。いったん蚭定した埌、赀色の PROFILES
ボタンを抌し、プロファむル名を遞択しお SAVE を抌したす。たた、
新しいプロファむルには新しい名前を“Outdoor”などず付けお保存
するこずができたす。屋内撮圱をフラッシュ、Pv 蚭定などに倉曎す
る堎合は、新たな蚭定ずしおその手順を繰り返したす。プロファむ
ルリストの“Outdoors”たたは“Indoors”にアクセスするだけで、
関連するすべおの蚭定が状況に合わせお即座に正しく行われたす。
プロファむルには Standard、Full auto、Studio および Fill
flash の 4 皮類がありたす。Standard を陀くすべおのプロファむ
ルは倉曎しお名前を倉えるこずができたす。
デフォルトのプロファむルの内容は次の通りです。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
Standard ( 暙準 ): ノヌマルフラッシュシンクロ、シングル AF、
1 コマ送り、AE ( 絞り優先 )、平均枬光、ナヌザヌボタン‐なし
Full auto ( フルオヌト ): ノヌマルフラッシュシンクロ、シングル AF、
1 コマ送り、プログラム撮圱、䞭倮郚重点露光、ナヌザヌボタン‐なし
Studio ( スタゞオ ): ノヌマルフラッシュシンクロ、MF、1 コマ送
り、マニュアル撮圱、スポット枬光、ナヌザヌボタン‐AF シングル
Fill flash ( フィルフラッシュ ): ノヌマルフラッシュシンクロ (-1.7
絞り分光量補正 )、シングル AF、1 コマ送り、AE、平均枬光
5
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
すべおのナヌザヌプロファむルは、電池を取り倖しお MENU およ
び DRIVE ボタンを同時に抌し続けるだけでデフォルト倀に戻すこ
ずができ、電池の亀換はこれらのボタンを抌しながら行いたす。プ
ロファむルをデフォルトに戻すず、音声信号が発せられたす。
プロファむルの䜜成
1) カメラを起動状態にした埌、各皮蚭定 (AF モヌド、絞り優先、
フィルフラッシュ露出補正など ) を行い、それぞれの蚭定を保
存したす。
2) 必芁な蚭定がすべお完了したら、グリップ䞊の PROFILES ボ
タン ( ON.OFF ボタン ) をクリック ( 抌すのではなく ) するず、
プロファむル画面が衚瀺されたす。
3) フロントたたはリダヌホむヌルを回しお、プロファむルのリス
トをスクロヌルしたす。“Standard” を陀いお、プロファむル
名を遞択したす。新しい蚭定をこの名前で保存するか、たたは
倉曎したい名前を倉曎したす。
4) Save ボタン ( DRIVE ボタン ) を抌したす。
プロファむル名画面が衚瀺されたす。ここで内容に芋合ったプ
ロファむル名前を新たに付けるこずができたす ( この手順の詳
现 に ぀ い お は、 本 説 明 曞 の セ ク シ ョ ン 4.2.2 「 画 像 情 å ± 」
(P.104) をご芧ください )。
5) Save ボタン ( DRIVE ボタン ) を抌しお蚭定の組合せに新しい
名前を付けお保存したす。
90
メむン画面䞊のプロファむルを䜿甚するには、PROFILES ボタンを
抌しお再びプロファむル画面を衚瀺したす。遞択したいプロファむル
たでリストをスクロヌルしお、Load ( AF) ボタンを抌したす。保存さ
れたすべおの蚭定が自動的に実行されたす。
!
2
1
ᅵ
ON.OFF
蚭定を倉曎しおもリストのプロファむル名をそのたた残そうず
するず、その新しいパラメヌタはその名前のたた残りたす。す
なわち、名前は同じでも蚭定はここにリストされたものず同じ
にはなりたせん。埌で混乱を招かないためにもプロファむル名
を必ず倉曎しおおく方がより安党です。
プロファむルの利甚
(PROFILES/ESC)
ᅵ
1) メむン画面からグリップ䞊の PROFILES ( ON.OFF ボタン )
をクリックするず、プロファむル画面が衚瀺されたす。
2) フロントたたはリダヌホむヌルを回しお、リストをスクロヌル
し垌望するプロファむルを遞択 ( ハむラむト衚瀺 ) したす。
3
3) Load ( AF ボタン ) を抌したす。ここで、カメラは遞択したプ
ロファむルの名前の䞋で保存されおいるすべおのパラメヌタに
埓っお蚭定されたす。
AF
ᅵᅵᅵᅵᅵ
Load
ᅵᅵᅵᅵ
プロファむル名の倉曎
2
1
プロファむル名は“Standard”を陀いおい぀でも倉曎できたす。
倉曎は次のように行いたす。
ᅵ
1) メむンが面からグリップ䞊の PROFILES ( ON.OFF ボタン )
をクリックするず、プロファむル画面が衚瀺されたす。
ON.OFF
(PROFILES/ESC)
ᅵ
2) フロントたたはリダヌホむヌルを回しお、リストをスクロヌル
し垌望するプロファむルをハむラむト衚瀺したす。
3) Load ( AF ボタン ) を抌したす。
3
4) PROFILES ( ON.OFF ボタン ) をもう䞀床クリックしたす。
4
5) Save ( DRIVE ボタン ) を抌したす。
AF
ᅵᅵᅵᅵᅵ
Load
ᅵᅵᅵᅵ
ON.OFF
6) プロファむル名の画面が衚瀺されたす。ここで内容に芋合った
プロファむル名に倉曎するこずができたす ( この手順の詳现に
぀いおは、本説明曞のセクション 4.2.2 「画像情報」 (P.104)
をご芧ください )。
(PROFILES/ESC)
5
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
91
9
その他の応甚機胜
■ セルフタむマヌ (プログラム可胜)
■ ブラケッティング (プロググラム可胜)
■ むンタヌバル蚭定 (プログラム可胜)
■ 24タむプ以䞊のカスタムオプション
■ デヌタずテキストのむンプリント機胜
このセクションでは、必ずしも毎日䜿甚する必芁がないものの
システムから最適な結果を埗るために有効に利甚した方がよい
ず考えられる機胜を説明したす。
ブラケッティングなどの䞀郚の機胜はやや特殊ですが倚くの写
真家にずっおはごく䞀般的な方法で、H システムはこの機胜の
広範なコントロヌルず埮調敎を行いたす。
24 タむプ以䞊のカスタムオプションが背景に甚意されおお
り、これらは安党性を確保するずずもにナヌザヌず画像撮圱の
間の敷居を䞋げる圹割も担っおいたす。どのオプションもお奜
みに合わせお倉曎できたす。
92
カメラメニュヌの抂芁
ᅵᅵᅵᅵ
セルフタむマヌオプション
ブラケッティングオプション
むンタヌバルオプション
蚭定
オプション
情報
オプション
テキスト
オプション
カスタム蚭定
93
垞に䜿甚する必芁がないもののメニュヌからすぐにアクセスできる倚くの機胜が甚意されお
いたす。こうした機胜によっお、H2D はプロの様々な芁求を満たしたす。
倧きく分けお次のような 4 ぀の機胜がありたす。
1. Self timer ( セルフタむマヌ )
2. Bracketing ( ブラケッティング )
3. Interval timer ( むンタヌバルタむマヌ )
4. Setting ( 蚭定 )
5. Digital ( デゞタル、ただし、本説明曞の続版に掲茉 )
各オプションはこれに関係する画面を開いおいるずきにのみ利甚できるこずに留意しおくだ
さい。たずえば、セルフタむマヌの堎合、“delay/mirror up”や“mirror up/delay”は、
これに関係する機胜が ( ディスプレむ䞊の䞊段にあるフロントホむヌルを回しお ) 遞択され
おいるずきのみ、( ディスプレむ䞊の䞋段にあるリダヌホむヌルを回しお ) 利甚できたす。
セルフタむマヌ
オプションあり
2 - 60 s
オプションあり
DELAY / MIRROR UP
or
MIRROR UP / DELAY
オプションあり
MIRROR GOES DOWN
or
MIRROR REMAINS UP
1 セルフタむマヌ
セルフタむマヌ機胜を利甚するず、シャッタヌの䜜動タむミングを遅らせ、たたミラヌの䜜動順序
を倉曎するこずができたす。通垞のセルフタむマヌでは、カメラブレを最小限に抑えるため、あら
かじめミラヌアップさせおからシャッタヌを切りたす。しかし、この䜜動順序では、ミラヌアップの
間、ファむンダヌ像が消倱し、たた枬光が露出の倉化に察応できたせん。このためH2Dのセルフ
タむマヌ機胜では、タむマヌの遅延埌にミラヌアップさせる蚭定が可胜です。露出埌は、通垞ミラ
ヌはすぐに元の䜍眮に戻りたすが、ミラヌアップ䜍眮のたたにする蚭定も可胜です。シャッタヌを
切るタむミングが特に重芁でない堎合、リモヌトケヌブルレリヌズなどを䜿甚する代わりに、セル
フタむマヌ機胜を利甚しお事実䞊カメラブレのない撮圱が可胜になりたす。カメラの露出蚭定 (マ
ニュアルたたはオヌト) は枬光条件に基づいおミラヌアップの盎前に行いたす。
94
1
セルフタむマヌの蚭定
2
セルフタむマヌ機胜は次のように蚭定したす。
ᅵ
1) グリップ䞊の MENU ボタンを抌したす。
ᅵᅵᅵᅵ
2) フロントホむヌルを回しお、 Self Timer を衚瀺させたす。
3) グリップ䞊の ENTER (DRIVE ボタン ) を抌したす。
4
3
ᅵᅵᅵᅵᅵ
4) フロントホむヌルを回しお、䞋蚘のオプションを遞択したす。
ᅵ
Delay ( タむマヌ時間 )
ᅵᅵᅵᅵᅵ
Mirror sequence ( 䜜動順序 )
5
Mirror Up/ Mirror Goes Down ( ミラヌ䜜動モヌド )
6
( 遞択した項目のシンボルマヌクの䞋に圱 ( ドロップシャドり
ᅵ
ᅵ
遞択されお圱が付いた「タむ
マヌ遅延」。10 秒を遞択。
ず呌びたす ) が衚瀺されたす。たずえば
5) タむマヌ時間のシンボル
を遞択 ( ハむラむト衚瀺 ) しお、リ
アホむヌルを回すずセルフタむマヌを 1 秒刻みで 2∌60 秒の
範囲で蚭定するこずができたす。
6) フロントホむヌルを再び回しお、
Delay/Mirror Up、 Mirror Up/Delay の䜜動順序を遞択
したす ( シンボル
で遞択 )。シンボルを遞択した埌、リアホ
むヌルを回しお次のいずれかを遞択したす。
䜜動順序を遞択。
「タむマヌ遅延埌にミラヌアッ
プ」を遞択。
Delay/Mirror Up
( タむマヌ䜜動埌、ミラヌアップ ( そしお露出 ))
8
7
)
Mirror Up/Delay
( ミラヌアップ埌、タむマヌ䜜動 ( そしお露出 ))
ᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵ
AF
7) フロントホむヌルをもう䞀床回しお、
Mirror goes down/Mirror remains up を遞択したす ( シ
ンボル
で遞択 )。シンボルを遞択した埌、リアホむヌルを回
しお次のいずれかを遞択したす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
On
Mirror goes down
( ミラヌは元の䜍眮に戻り、カメラは次の露出に備える )
Mirror raised
( ミラヌアップ状態のたたで、M UP ボタンを抌すたで画像が
ファむンダヌに衚瀺されない )
ミラヌダりン / アップ遞択。
「露出埌にミラヌダりン」を遞
択。
8) On ( AF ボタン ) を抌すず、 Off が衚瀺され、画面最䞋段のテ
キスト行には“ Self timer on”が衚瀺されたす。
10
9
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵ
9) SAVE (DRIVE ボタン ) を抌すず、この蚭定が保存されたす。
ᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵ
10) セルフタむマヌ画面から ENTER ( DRIVE ボタン ) をもう䞀
床抌すず、この機胜がアクティブになりたす。
11
11) On (AF ボタン ) をクリックしたす。
12
ᅵᅵᅵᅵᅵ
AF
12) シャッタヌボタンを半抌ししおこの機胜をスタンバむモヌドに
した埌、さらに党抌ししおこの機胜をアクティブにするか、た
たはシャッタヌボタンを党抌ししお盎接アクティブにしたす。
!
画面䞋段のテキスト行をチェックしお ON たたは OFF 状態に
したす。
!
ON /OFF (ESC) ボタンをクリックするず、䞀連の動䜜を䞭止
するこずができたす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
On
95
ブラケッティング
オプションあり
2 frames
or
3 frames
or
5 frames
オプションあり
オプションあり
1/3 EV
or
1/2 EV
or
1 EV
2 ブラケッティング
ブラケッティング機胜を利甚するず、暙準露出の撮圱 ( マニュアルたたは AE ) および露光量
を少しず぀ずらした䞀連の撮圱を自動的に行うこずができたす。ブラケッティング撮圱は、
広範囲なトヌンの被写䜓を撮圱する堎合などに特に有効な方法です。
ブラケッティング撮圱では、䜕コマ撮圱するか、どの順序で撮圱するか、たたは露出差をど
の皋床にするかを怜蚎しお蚭定したす。マニュアル露出たたは AE で撮圱する 1 コマ目の露
出が䞀連のブラケッティング撮圱の基準露出になりたす。
以䞋で説明する Single (1 コマ送り ) ず Continuous ( 連続送り ) の違いに泚目しおくだ
さい。
• Single では、䞀連の撮圱が終了するたで、個々の露出すべおに察しおその郜床シャッタヌ
ボタンを抌す必芁がありたす。
• Continuous では、シャッタヌボタンを抌したたたすべおのコマを連続撮圱するこずもで
きたすが、シャッタヌボタンから指を攟しおもう䞀床抌しながら䞀連の撮圱が終るたですべ
おのコマを連続撮圱するこずもできたす。
96
1
ブラケッティングの蚭定
2
ᅵ
ブラケッティング機胜は次のように蚭定したす。
1) MENU ボタンを抌したす。
2) フロントホむヌルを回しお、 Bracketing を衚瀺させたす。
ᅵᅵᅵᅵ
3) グリップ䞊の Enter (DRIVE) ボタンを抌したす。
4) フロントホむヌルを回しお、衚瀺されおいる䞋蚘の項目をドロッ
プシャドりさせお遞択したす。
フレヌム撮圱コマ数 ( 撮圱順序に必芁なコマ数 )
4
3
ᅵᅵᅵᅵᅵ
撮圱順序 ( 露出のオヌバヌ / アンダヌの順序 )
ᅵ
露出差 ( 暙準露出蚭定からの露出倉化の倧きさ )
ᅵᅵᅵᅵᅵ
5
( 遞択した項目のシンボルマヌクの䞋に圱 ( ドロップシャドり
ず呌びたす ) が衚瀺されたす ( たずえば
6
))。
5) フレヌム撮圱コマ数のシンボル
を遞択した状態で、リダヌ
ホむヌルを回しお、
“2、3、5、7、たたは 9”からブラケッティ
ング撮圱のコマ数を遞択したす。
ᅵ
ᅵ
6) 撮圱順序のシンボル
を遞択した状態で、リダヌホむヌルを
回しお、撮圱順序を次の䞭から遞択したす。
A: 暙準、オヌバヌ、アンダヌ
B: 暙準、アンダヌ、オヌバヌ
C: オヌバヌ、暙準、アンダヌ
フレヌム撮圱コマ数の遞択。
3 コマを遞択。
撮圱順序の遞択。
「暙準、オヌバヌ、アンダヌ」
を遞択。
D: アンダヌ、暙準、オヌバヌ
7) 露出差のシンボル
を衚瀺させた状態で、リダヌホむヌルを
たわしお、“1、1/2、1/3 EV”からブラケッティング撮圱の
露出差を遞択したす。
8) SAVE ( DRIVE) ボタンを抌しお、蚭定を保存したす。
A
B
C
ᅵᅵᅵᅵᅵ
9) Bracketing 画面で ENTER ( DRIVE ボタン ) を再び抌しおブラ
ケッティング機胜をアクティブにしたす。 On ( AF ボタン ) を抌
したす。ここで、 Off が衚瀺され、画面䞋段のテキスト行には
“ Bracketing on”が衚瀺されたす。
ᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵ
シャッタヌボタンを半抌ししおこの機胜をスタンバむモヌドにし
た埌、さらに党抌ししおこの機胜をアクティブにするか、たた
はシャッタヌボタンを党抌ししお盎接アクティブにしたす。
D
8
7
ᅵ
9
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ON.OFF
露出差の遞択。
1/3 EV の露出差を遞択。
䟋
撮圱順序「暙準、オヌバヌ、ア
ン ダ ヌ」、 残 り 3 コ マ、 次 の
コマの撮圱準備未完を瀺すブ
ラケッティング蚭定埌の画面。
このモヌドから抜けるには、MENU を抌し、さらに Bracketing
画面で Enter (DRIVE ボタン ) を抌しおから Off (AF ボタン )
を抌したす。
ᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵ
(PROFILES/ESC)
!
画面䞋段のテキスト行をチェックしお ON たたは OFF 状態に
したす。
!
デフォルト蚭定はブラケッティング撮圱順序のシャッタヌス
ピヌド倉曎です。ただし、カメラをマニュアルモヌドに蚭定す
るず、絞りの倉曎を遞択できたす ( 本説明曞の「カスタムオプ
ション‐ブラケットパラメヌタ‐25」(P.102) をご芧ください )。
!
Single ず Continuous の送りの違いに関しおは、このセクショ
ンの始めの泚意曞きをご芧ください。どちらの堎合も、ブラケッ
ティング機胜は新たな撮圱に備えお自動リセットされたす。
!
ブラケッティング撮圱順序は、ESC (ON.OFF) ボタンを抌す
ず撮圱途䞭でも䞭断するこずができたす。
!
1 䟋ずしお、
「暙準、オヌバヌ、アンダヌ」で露出差 EV 1 の 5
コ マ 撮 圱 の å Ž 合 は、 æš™ 準 ( 露 出 å·® な し )、+1EV、−1EV、
+2EV、−2EV ずなりたす。
䟋
次のコマの撮圱準備未完、残
り 3 コマを瀺すファむンダヌ
ディスプレむ。
97
むンタヌバルタむマヌ撮圱
オプションあり
2 frames −
255 frames
オプションあり
1 second −
1 hour
1
3 むンタヌバル
2
ᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
むンタヌバルタむマヌ撮圱機胜を利甚するず、䞀定の間隔をおいお
自動的に連続撮圱するこずができたす。これは、動䜜時間研究、安
党監芖、自然研究などでしばしば必芁になりたす。露出モヌドや
MF/AF は、カメラに蚭定されおいるモヌドがそのたた適甚された
す。
むンタヌバル蚭定
1) グリップ䞊の MENU ボタンを抌したす。
4
3
ᅵᅵᅵᅵᅵ
2) フロントホむヌルを回しお、 Interval を衚瀺させたす。
ᅵ
3) グリップ䞊の DRIVE (Enter) ボタンを抌したす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
5
4) フロントホむヌルを回しお、次の項目を遞択したす。
撮圱コマ数遞択 ( 撮圱順序に必芁なコマ数 )
6
撮圱間隔 ( 撮圱間の時間間隔 )
( 遞択したシンボルはドロップシャドりによっお衚瀺されたす。)
ᅵ
ᅵ
5) 撮圱コマ数遞択のシンボルを遞択した状態で、リダヌホむヌル
を回しお、2∌無制限の間の必芁な撮圱コマ数を遞択したす。
6) 撮圱間隔のシンボルを遞択した状態で、リダヌホむヌルを回し
お、1 秒∌1 時間の間の撮圱間隔を遞択したす。
7) SAVE (DRIVE ボタン ) を抌しお蚭定を保存したす。
撮圱コマ数遞択。
2 コマを遞択。
撮圱間隔の遞択。
5 秒の撮圱間隔を遞択。
7
8) Interval 画面で ENTER ( DRIVE ボタン ) をもう䞀床抌しお、
この機胜をアクティブにしたす。On (AF ボタン ) を抌したす。
ここで、Off が衚瀺され、画面䞋段のテキスト行には“ Interval
on”が衚瀺されたす。
䟋
シャッタヌボタンを半抌ししおこの機胜のスタンバむモヌドに
した埌、さらに党抌ししおこの機胜をアクティブにするか、た
たはシャッタヌボタンを党抌ししお盎接アクティブにしたす。.
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
8
ᅵᅵᅵᅵᅵ
AF
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
On
! 「カスタムオプション #27」(P.102) で、初期のタむマヌ遅延
撮圱間隔 30 秒、残りコマ数 3
を瀺す撮圱間隔蚭定埌の画面。
( す な わ ち、 撮 圱 間 隔 ) ず し お None ( な し )、2 秒、10 秒、
60 秒を遞択できたす。
!
画面䞋段のテキスト行をチェックしお ON たたは OFF 状態に
したす。
!
むンタヌバルは、ESC ボタンを抌すず撮圱途䞭でも䞭断する
こずができたす。
98
蚭定 / カスタムオプション
オプションあり
CUSTOM OPTIONS
1
4 蚭定
2
ᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
Settings 画 面 で、 フ ロ ン ト ホ ã‚€ ヌ ル を 回 す ず、 Custom
options、 Image Info、および System status の 3 ぀のサブ
メニュヌを遞択できたす。それぞれのサブメニュヌからさらに他の
画面を衚瀺できたす。 Custom options には 24 を超える別の画
面があり、 Image Info には各々が倚くの遞択項目を備えた 2 ぀の
別画面があり、たた System status には 2 ぀の別画面が甚意さ
れおいたす。
4
3
ᅵᅵᅵᅵᅵ
4.1 カスタムオプション
ᅵ
1) グリップ䞊の MENU ボタンを抌したす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
2) フロントホむヌルを回しお、 Settings を衚瀺させたす。
5
6
ᅵᅵᅵᅵᅵ
3) グリップ䞊の DRIVE (Enter) ボタンを抌したす。
ᅵ
5) DRIVE ( Enter) ボタンを抌しお、25 を超える遞択項目にア
クセスしたす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
6) フロントホむヌルを回しお、垌望するオプションに合わせたす。
8
7
4) フロントホむヌルを回しお、 4.1 Custom options にアクセ
スしたす。
7) リアホむヌルを回しお、垌望する蚭定に合わせたす。
8) Save ボタンを抌したす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
!
Cu stom Option の USER ボ タ ン の シ ョ ヌ ト カ ッ ト ず し お、
MENU ボタンを抌しおさらに USER ボタンを抌したす。倉曎
を行った埌、シャッタヌボタンを抌しお新しい蚭定を保存したす。
次ペヌゞ以降のリストで、赀い印を付けたオプションはデフォルト
蚭定です。したがっお、たずえば USER ボタンの堎合は None が
デフォルトであるため、具䜓的な遞択をしおそれを保存するたでは
カメラは反応したせん。
センサナニットをすべおのオプションに察しおデフォルト蚭定にリ
セットしたければ、 ON.OFF ボタンを玠早く抌しお Profiles に進
み、 Standard を遞択しおから Load を抌したす。
99
スタンバむタむムアりト
ミラヌアップボタン割圓お機胜
1
7
・Mirror up
•
ただし、䞋蚘に割り圓おるこずが可胜です。
5s・10s・15s・30s
・B mode・T mode・Histogram ( 最 終 ヒ
ストグラムを衚瀺 )・Grey balance exposure・Cycle LM mode・
起動状態のカメラに䜕の操䜜も加えずに攟眮したずき、スタンバむ
Delete last image・Dig. foc. check・None・Standby (standby
モヌドになるたでの時間を蚭定したす。スタンバむモヌドになるず、
を 入 力 )・Stop down・Flash Measure・Interval timer・Self
グリップ LCD に H2D ロゎが衚瀺されたす。
timer・Bracketing・AF drive (MF たたは AF のレンズ )
電池の消耗が最小に抑えられたす。
EV ステップ
コントロヌルホむヌルの䜜甚方向
2
・Clockwise・Counter clockwise
コントロヌルホむヌルを回す方向ず衚 瀺の察
応関係を蚭定したす。
・1 Step・1/2 Step・1/3 Step
フロントたたはリダヌホむヌルの 1 クリックで倉曎できる絞りおよび
シャッタヌスピヌドの EV ステップを蚭定したす。
露出調敎ステップ
フラッシュ充電完了たでシャッタヌロック 9
・Yes・No
露出を䞀定にしおリダヌホむヌルの 1 クリックで倉曎できるEV ステッ
プを蚭定したす。
4
User ボタンを抌すずすぐに呌び出しお䜿甚できる機胜を蚭定したす。
5
No に蚭定するず、フラッシュの充電完了前でもシャッタヌを切るこ
ずができたす。
レンズ未装着時、シャッタヌロック
10
・Yes・No
レンズが装着されおいなくおもシャッタヌを切
るこずができたす。
Yes を遞択するず、ボディにレンズが装着されおいないずきにシャッ
タヌをロックしたす。たた、グリップ LCD には“No lens”のメッセヌ
ゞが衚瀺されたす。
No を遞択するず、レンズが装着されおいなくおもシャッタヌを切る
こずができたす。
・AE ロック
ただし、䞋蚘に割り圓おるこずが可胜です。
・None・Standby (standby を入力 )・Stop
D o w n・F l a s h M e a s u r e・I n t e r v a l t i m e r・S e l f T i m e r・
Bracketing・AF drive (MF たたは AF のレンズ )・Mirror up・B
mode・T mode・Histogram ( 最終ヒストグラムを衚瀺 )・Grey
balance exposure・Cycle LM mode・Delete last image・
Dig. foc. check
絞蟌みボタン割圓お機胜
フラッシュの充電完了前にシャッタヌを切るこ
ずができたす。内蔵ポップアップフラッシュや
互換 TTL フラッシュをホットシュヌに接続しお䜿甚するず有効な機
胜です。PC タヌミナルに接続したフラッシュでは機胜したせん。
Yes に蚭定するず、フラッシュの充電が完了するたでシャッタヌが
ロックされたす。
・None・Standby (standby を入力 )・Stop
Down・Flash Measure・Interval timer・
Self timer・Bracketing・AF drive (MF た
たは AF のレンズ )・Mirror up・B mode・T
mode・Histogram ( 最 終 ヒ ス ト グ ラ ム を 衚 瀺 )・Grey balance
exposure・Cycle LM mode・Delete last image・Dig. foc.
check
AE ロックボタン割圓お機胜
たずえば、フロントホむヌルを巊方向に回しお絞り倀を倉曎するず、
f/8、f/6.8、f/5.6 のように衚 瀺されたす。コントロヌルホむヌルの
䜜甚方向を倉曎するず、同じように巊方向にコントロヌルホむヌルを
回したずき f/8、f/9.5、f/11 のように絞り倀が倉曎されたす。
3
・1 Step・1/2 Step・1/3 Step
USER ボタン割圓お機胜
8
枬光範囲倖シャッタヌロック
11
・Yes・No
絞りやシャッタヌスピヌドを枬光範囲倖 (“−”
が LCD に 衚 瀺され る ) に èš­ 定したずきも
シャッタヌを切るこずができたす。
Yes を遞択するず、露出蚈の枬光範囲倖ではシャッタヌをロックし
たす。
6
No を遞択するず、枬光範囲倖でもシャッタヌを切るこずができたす。
・Stop down
ただし、䞋蚘に割り圓おるこずが可胜です。
・Flash Measure・Interval timer・Self
Timer・Bracketing・AF drive (MF たたは AF のレンズ )・Mirror
up・B mode・T mode・Histogram ( 最終ヒストグラムを衚瀺 )・
Grey balance exposure・Cycle LM mode・Delete last image・
Dig. foc. check・None・Standby (standby を入力 )
100
厳密な露出制埡
No に蚭定するず、リアホむヌル露出補正機胜は完党にオフになりた
す。
12
・On・Off
露光量を自動的に調敎しお厳密な露出制埡を
行うかどうかを蚭定したす。( 詳现に぀いおは、
付録、
「甚語の解説」(P.114) をご芧ください。)
コントロヌルロック
17
・All control・Wheels・Off
On に蚭定するず厳密な露出制埡を行いたす。
コントロヌルロックボタンを抌したずきに働く
ロックの察象を蚭定したす。
Off に蚭定するず通垞の露出制埡を行いたす。
All controls: コントロヌルホむヌルずボタンの機胜をロックしたす。
スポットモヌド
Wheels: コントロヌルホむヌルのみをロックしたす。ただし、コント
ロヌルホむヌルはいかなる蚭定モヌドでも䜿えたす。
13
・Normal・Zone
スポット枬光方匏を遞択したずき、カメラが
どのように䜜動するかを遞択したす。
Off: ロックは働きたせん。
Normal を遞択するず、カメラは平均枬光たたは䞭倮郚重点枬光ず
同じように䜜動したす。
ビヌプ音
カメラを被写䜓の他に郚分に向けるず、それらの䞭心スポットの郚䜍
がそれぞれのゟヌン倀で衚瀺されたす。
ヒストグラム衚瀺
18
・On・Off
Zone を遞択するず、カメラは Hasselblad 205FCC ず同じように
ビヌプ音の発生を蚭定したす。
䜜 動したす。すなわち、被写䜓の特定郚䜍に䞭心スポットを向け
AE-L ボタンを抌すず、その郚䜍が 18% グレむたたはゟヌン 5 であ
るずしお露出が蚈算され LCD 䞊に Zone 5 が衚瀺されたす ( 付録、 On に蚭定するずビヌプ音が発生し、
「甚語の解説」(P.114) をご芧ください )。このずき、リアホむヌルを Off に蚭定するず発生したせん。
回しお、別のゟヌン倀に蚭定するこずもできたす。
MF 時のフォヌカス゚むド
・Yes・No
この機胜に察応するデゞタルバックを䜿甚し
たずきのみ、露出埌のヒストグラムをグリップ
LCD に衚瀺するかどうかを蚭定したす。
14
・Half press・Always・Off
MF モヌドのずき、ファむンダヌ内 LED ディ
スプレむのフォヌカス゚むド矢印マヌクの衚瀺
方匏を次の 3 タむプから遞択したす。
Yes に蚭定するずヒストグラムが衚瀺されたす。
No に蚭定するず衚瀺されたせん。
Half press: シャッタヌボタンを半抌しするず衚瀺
むンタヌバルずセルフタむマヌ撮圱
Always: カメラが起動状態のずき垞に衚瀺
むンタヌバル撮圱たたはセルフタむマヌ撮圱
モヌドのずき、蚭定した撮圱の完了埌にその
蚭定をそのたた継続するか、たたはすぐに暙
準蚭定に戻すかを遞択できたす。
15
・Camera・Ext flash・Off
被写䜓の照明光が暗い、たたはコントラスト
が䜎い堎合、AF 補助光を発光するかどうか
を遞択するこずができたす。
Camera に蚭定するず、内蔵 AF の補助光が垞に発光したす。
Exit を遞択するず、むンタヌバル撮圱たたはセルフタむマヌ撮圱の
終了埌に蚭定をクリアしお自動的に暙準蚭定に戻りたす。
Stay を遞択するず、匕き続きむンタヌバル撮圱たたはセルフタむマヌ
撮圱を行いたす。
Ext. flash に蚭定するず、倖付けされおいる互換フラッシュの AF
補助光が発光したす。倖付けフラッシュが装着されおいないずきは、
内蔵フラッシュが䜿甚されたす。
Off に蚭定するず、AF 補助光は発光したせん。
リアホむヌル露出補正
20
・Exit・Stay
Off: 衚瀺せず
AF 補助光
19
AE ロックずクィックアゞャスト
21
・Expreset・Saved
AE ロックたたはクィックアゞャストモヌドのず
き、蚭定したモヌドでの撮圱の完了埌にその
蚭定をそのたた継続するか、たたはすぐに暙
準蚭定に戻すかを遞択できたす。
16
・Yes・No
AE 露出モヌドのずき、リアホむヌルを回しお
EV の蚭定 ( たたは露出補正 ) を高速で行う
こずができたす。
Yesに蚭定するず、この蚭定がオンになりたす。リアホむヌルを回すず、
蚭定が行われおグリップLCDずファむンダヌ内LCDのシャッタヌスピヌ
ドず絞りの倀の間に±ã®ã‚·ãƒ³ãƒœãƒ«ãŒè¡šç€ºã•れたす。補正量もファむンダ
ヌ内LCD䞊で絞り倀の巊のスケヌルに衚瀺されたす。
Exp reset を遞択するず、AE ロックたたはクィックアゞャストモヌ
ドでの撮圱終了埌に蚭定をクリアしお自動的に暙準蚭定に戻りたす。
Saved を遞択するず、匕き続き AE ロックたたはクィックアゞャスト
モヌドで撮圱を行いたす。
101
EV 倀の衚瀺・非衚瀺
22
絞りの指瀺
・Yes・No
・Normal・Light meter
グリップ LCD 䞊での EV 倀の衚 瀺・非衚 瀺
を遞択できたす。
絞りの指瀺の衚瀺を遞択できたす。
Normal を遞択するず、埓来の衚瀺 (f5.6、f8 など ) が行われたす。
Yes を遞択するずグリップ LCD 䞊に EV 倀が衚瀺されたす。
Light meter を遞択するず、
「露出蚈」タむプの衚 瀺 (f5.6 0、f8 5
など ) が行われたす。
No を遞択するず衚瀺されたせん。
ISO 倀の衚瀺・非衚瀺
23
・Yes・No
グリップ LCD 䞊での ISO 倀の衚瀺・非衚瀺
を遞択できたす。
Yes を遞択するずグリップ LCD 䞊に ISO 倀が衚瀺されたす。
No を遞択するず衚瀺されたせん。
マニュアル時のブラケットパラメヌタ 24
・Shutter speed・Aperture
マニュアル露出モヌドのずき、ブラケッティン
グ撮圱で倉曎するパラメヌタずしおシャッタヌ
スピヌドたたは絞りのいずれかを遞択したす。
Shutter speed を遞択した堎合は、シャッタヌスピヌドを倉曎し
たす。
Aperture を遞択した堎合は、絞りを倉曎したす。
マニュアル時の絞り制埡
25
・Front wheel・Rear wheel
マニュアル露出モヌドのずき、絞りの蚭定の
倉曎にフロントホむヌルたたはリダヌホむヌル
のいずれを䜿うかを遞択したす。
Front wheel を遞択した堎合は、フロントホむヌルで絞りの蚭定
を倉曎したす。
Rear wheel を遞択した堎合は、リアホむヌルで絞りの蚭定を倉
曎したす。
フラッシュ光量アンダヌ譊告
26
・On・Off
“Low flash warning”メッセヌゞず䞉角マヌ
クの衚瀺をコントロヌルしたす。
On を遞択するずフラッシュ光量アンダヌ譊告が衚瀺されたす。
Off を遞択するず衚瀺されたせん。
初期のむンタヌバルタむマヌ遅延
28
27
・None・2s・10s・60s・Interval time
むンタヌバルタむマヌ機胜が働いお最初の撮
圱が行われるたでの遅延を蚭定するこずがで
きたす。
102
カスタマむズ可胜なボタン機胜のリスト
•
USER、AE-L、STOP DOWN、および M. UP の各ボタンはいずれも耇数の機胜に割り圓おるこずができたす。
•
USER ボタンは、これを特に割り圓おない限り䜕も機胜を持っおいたせん ( デフォルトは None です )。しかし、AE-L、STOP
DOWN、および M. UP の各ボタンは、これらを他の機胜に割り圓おるたではその名前に察応する機胜がデフォルトで割り圓おら
れおいたす。
すべおのボタンは、以䞋の機胜に割り圓おたり、いったん割り圓おた機胜を倉曎したりするこずができたす。
None
Mirror up
このナヌザヌボタンには䜕の機胜も割り圓おられおいたせん。
ミラヌアップ機胜たたはミラヌダりン機胜 (M-UP ボタンず同じ
機胜 ) をコントロヌルしたす。
Standby
B mode
カメラをスタンバむモヌドに蚭定しお電池の消耗を抑えたす。
カメラを B ( バルブ ) 露出モヌドに蚭定したす。
Stop down
T mode
レンズを絞り蟌みたす。
カメラを T ( タむム ) 露出モヌドに蚭定したす。
Flash Measure
Cycle LM mode
フラッシュメヌタずしお機胜したす。
枬光方匏を䞭倮郚重点枬光、平均枬光、スポット枬光に順次
切り替えたす。
Interval timer
むンタヌバルタむマヌ撮圱モヌドにしたす。
Histogram
Multi exposure
最埌に衚瀺したヒストグラムを呌び出したす。
( 将来䜿甚するこずを想定したボタンです )
倚重露出撮圱モヌドにしたす。
Self timer
Grey balance exp.
セルフタむマヌ撮圱モヌドにしたす。
グレむバランスを調敎したす。
( 将来䜿甚するこずを想定したボタンです )
Bracketing
Delete last image
ブラケッティング撮圱モヌドにしたす。
デゞタルバックの最近の画像に察する削陀機胜を有効にしたす。
AF Drive
AF システムをすべおのフォヌカスモヌドで起動したす。このボ
タンを抌すず、AF システムは正しい枬距点を自動的に蚭定し
たす。これは、カメラがマニュアルフォヌカスモヌドに蚭定した
状態で行う高速で、正確で、䟿利な AF システムの䜿い方です。
このため、ナヌザヌはマニュアルフォヌカスモヌドに固有のコン
トロヌルを生かしながら AF システムの粟床ず確実性を利甚す
るこずができたす。
!
( 将来䜿甚するこずを想定したボタンです )
Dig. foc check
LCD 付きデゞタルバックに 100% スケヌルで撮圱された最近の
画像を衚瀺したす。
( 将来䜿甚するこずを想定したボタンです )
カスタ マ ã‚€ ズ 可 胜 な ボ タ ン を 玠 早 く èš­ 定 し お 侀 般 の
“Custom Option”レベルにアクセスするには、次のよう
なショヌトカットを利甚したす。
1) MENU ボタンを抌したす。
2) ぀ぎに、 USER ボタンを抌したす。
これで、メニュヌの“ Custom options”レベルず“ User
button function”項目に盎接アクセスできたす。
103
画像情報
1
4.2.2 画像情報
2
ᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
画像情報では、メタデヌタに含める文字、単語、シンボルなどをナヌ
ザヌ独自の組合せによっお衚瀺できたす。これず同じ方法がプロ
ファむル名の倉曎にも䜿えたす。
テキスト蚭定 / プロファむル名の倉曎
1) グリップ䞊の MENU ボタンを抌したす。
2) フロントホむヌルを回しお Settings を衚瀺させたす。
4
3
ᅵᅵᅵᅵᅵ
3) グリップ䞊の Enter (DRIVE) ボタンを抌したす。
ᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵ
5
4) フロントホむヌルを回しお 4.2 Image info を衚瀺させたす。
5) Enter (DRIVE) ボタンを抌しお 4.2.2 Text に進みたす。
6) 画面の巊偎に、1 ぀の X シンボルず 2 ぀の矢印を衚瀺した小
さいボックスフレヌムがありたす。フロントホむヌルを回しお
遞択カヌ゜ルをこのボックスに入れ、リアホむヌルを回しお遞
択カヌ゜ルを䞊䞋に移動させたす。
6
ᅵᅵᅵᅵᅵ
•
ボックス内の X をハむラむト衚瀺しお Sel.(AF) ボタンを抌す
ず、画面䞋方のテキスト行でハむラむト衚瀺された文字が削陀
されたす。
•
ボックス内の矢印をハむラむト衚瀺するず、テキスト行のカヌ゜
ルは矢印の方向に移動し、Sel.(AF) ボタンをクリックするたび
に各文字すべおを通過しお垌望する䜍眮たで移動したす。遞択
カヌ゜ルをボックスの倖に移動し、これを新しい文字に眮いおハ
むラむト衚瀺し、さらに Sel.(AF) ボタンを抌すこずで、テキス
トラむンでハむラむト衚瀺した文字は遞択した新たな文字で眮き
換えられたす。
•
フロントホむヌルを回すず、カヌ゜ルは氎平方向に移動したす。
•
リアホむヌルを回すずカヌ゜ルは垂盎方向に移動し、画面をス
クロヌルするこずによっお画面衚瀺されおいる文字すべおを芋
るこずができたす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
1
AF
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
Sel.
文字の入力ず保存は以䞋のように行いたす。
1) たず、ボックス内の X シンボルをハむラむト衚瀺し Sel.( AF)
ボタンを繰り返しお抌すず、テキストの䞍芁な行をクリアする
こずができたす。
104
2) リアホむヌルでスクロヌルしお垌望する文字を芋付けお画面に
衚瀺させたす。(「スペヌス」 文字は感嘆笊の巊隣にある 「空き
スペヌス」( 最䞊行、巊端 ) です。)
3
2
ᅵ
3) フロントずリアの䞡ホむヌルを組み合わせお遞択カヌ゜ルを移
動し、垌望する文字をハむラむト衚瀺させたす。
ᅵ
ᅵ
4) Sel.( AF) ボタンを抌しお、画面の䞋郚のテキスト行に衚瀺さ
れおいる文字を保存したす。
同じ手順を繰り返しお、文字ずシンボルの行を完成させたす。
4
5
5) Save ( DRIVE) ボタンを抌しお新しい蚭定を保存したす。
AF
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵ
Sel.
ᅵᅵᅵᅵ
!
画像情報はすべお、各画像に察応するメタデヌタファむルに自
動的に栌玍されたす。
テキストの倉曎䟋
以䞋に、䜜成枈みテキストの倉曎方法の 1 䟋を挙げたす ( 以䞋に蚘
茉する「テキスト」ずいう単語は、著䜜暩シンボル“©â€+ 撮圱者名
“Jens Karlsson”のこずです )。倉曎の手順に぀いおは、前のセク
ション「4.2.2 画像情報」をご芧ください。
1
2
1) たず、 Image info 画面にアクセスしたす。画面最䞋段の䞊の
テキスト行で、テキスト行カヌ゜ルを倉曎する文字の右に眮き
たす。フロントおよびリダヌホむヌルを回しお遞択カヌ゜ルを
移動し、X シンボルをハむラむト衚瀺させたす。
2) Sel.( AF) ボタンを抌すず、この文字が消去されたす。
3
4
3) Sel.( AF) ボタンを繰り返しお抌すず、この行のすべおの文字
が次々ず消去されたす。
4) 䞍芁なテキストを消去した埌、フロントおよびリダヌホむヌル
を回しお、遞択カヌ゜ルで垌望する文字 ( この堎合は著䜜暩シ
ンボル ) をハむラむト衚瀺させ、Save を抌したす。画面を䞋
にスクロヌルするず、さらに倚くのシンボルが珟われたす。
5
6
5) 同様に次の文字 ( この堎合はスペヌス ) を遞択しお Save を抌
したす。
6) この䟋では、倧文字の“J”が既にハむラむト衚瀺され保存さ
れおいたす。
7) 垌望するすべおの文字が衚瀺されるたで䞊蚘の手順を繰り返し
たす。さらに倚くの文字を衚瀺しおいくず、巊偎の文字が䞀時
的に画面から消えるため、远加しおいる文字が䜕であるか分か
りたす。最倧文字数が玄 40 であるこずを忘れないでください。
7
間違えた堎合は、倉曎したい䜍眮に到達するたで各文字を 1 ぀
ず぀削陀しお ( 前蚘ステップ 1∌3 参照 ) から、
「テキストの远
加」手順に戻りたす。
8
8) この䟋では、シンボル、スペヌス、倧文字、および小文字から
成る党郚で 15 文字を衚瀺しおいたす。
105
システム状況
4.4 システム状況
2
1
ᅵ
修理の結果ずしおの郚品の凊眮を以䞋のように確認したす。
ᅵᅵᅵᅵ
1) グリップ䞊の MENU ボタンを抌したす。
2) フロントホむヌルを回しお、 Settings を衚瀺させたす。
3) グリップ䞊の DRIVE ( Enter) ボタンを抌したす。
4
3
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵ
4) フロントホむヌルを回しお、 Info にアクセスしたす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
5
6
5) Enter ( DRIVE) ボタンを抌したす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
6) Enter ( DRIVE) ボタンを抌したす。ここで、ディスプレむに
は、カメラ郚品のリストが衚瀺され、個々の郚品の右偎にはそ
の郚品の動䜜回数を衚わす数字が衚瀺されたす。党く新しいカ
メラでも、玍入前に実斜された詊隓での凊眮が蚘録されおいる
こずに泚意しおください。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
7) Next ( DRIVE) ボタンを抌しお各品目に関するファヌムりェア
のバヌゞョンを衚瀺したす。
ᅵᅵᅵᅵᅵ
7
ᅵᅵᅵᅵᅵ
106
10
フラッシュ
■ 1/800s秒たでの党シャッタヌスピヌドに同調
■ フィルフラッシュ内蔵
■ メッツ補SCA 3002システム互換
■ フラッシュメヌタ機胜搭茉
■ リダヌシンクロ機胜
H システムは、フラッシュが必芁な皮々の状況に察するプロの
写真家の芁求を満たしおいたす。
これには、䞻にフィルフラッシュずしお䜿甚される内蔵フラッ
シュが含たれたすが、普通に扱っおも壊れないくらい䞈倫です。
アダプタずポヌタブルナニットを䜵甚するず、メッツなどの
トップメヌカが提䟛するオヌト機胜を生かしお野倖の撮圱珟堎
で信頌性の高いパワフルな゜リュヌションを埗るこずができた
す。
このフラッシュをスタゞオで䜿甚するず、最高レベルの制埡性
ず安党性を備えたフラッシュ枬光を埗るこずができたす。
107
H2D カメラには、マニュアルモヌドでほずんどのフラッシュナニットが䜿えたす。しかし、
TTL オヌト機胜を利甚するには、フラッシュが SCA 3002 システムず互換であるこずを
確かめる必芁がありたす。接続には PC ゜ケットたたはホットシュヌのいずれかが必芁です
( 以䞋の譊告参照 )。
ビュヌファむンダヌにはガむドナンバヌ 12 のフィルフラッシュが内蔵されおいお、OTF/
TTL フラッシュコントロヌルが可胜です。このナニットは、近距離での簡単な屋内撮圱は
もずより屋倖での倚くのフィルフラッシュ機胜に察しおも十分な照明が可胜です。
フラッシュの発光量は、呚蟺の露出ずは別に調敎しお最適なコントロヌルを行うこずができたす。
倖付けフラッシュナニットがハッセルブラッド SCA 3902 アダプタを採甚した SCA
3002 ( メッツ ) システムず互換である堎合は、このナニットをホットシュヌに接続しお専
甚モヌドで䜿甚できたす。たた、このナニットはケヌブルなしで取り付けお情報を転送する
こずができたす。
フラッシュシンクロは normal たたは rear に蚭定できたす ( 先幕シンクロたたは埌幕シン
クロ )。
倖付けフラッシュを䜿甚する堎合は、各ナヌザヌマニュアルをご芧ください。
!
どんなタむプのストロボやスタゞオ甚フラッシュの䜿甚時にも圓おはたるこずですが、
正しい接続ず䞀般的な取扱い方法の確認には特に泚意を払っおください。たた、カメ
ラにデゞタルバック、コンピュヌタ、照明噚具などの電子 / 電気機噚を接続するず、
朜圚的危険床が増す堎合があり、IR ( 赀倖 ) たたは同様のワむダレス機噚を利甚しお
シャッタヌを切るなどリスクを最小限に止めるよう心掛けおください。
ノィクタハッセルブラッド AB 瀟およびハッセルブラッド A/S 瀟は、ハッセルブラッ
ド補品をサヌドパヌティ補の機噚ず組み合わせお䜿甚したために起った事故などに察
しおいかなる責任も負いたせん。
!
ホットシュヌを利甚しお H2D カメラ専甚のフラッシュナニットを別のブランドのカメ
ラに接続しないでください。フラッシュナニットやカメラが損傷するおそれがありたす。
抂芁
A ( 絞り優先 AE ) たたは S ( シャッタヌ優先 AE ) モヌドでフラッシュを䜿甚するず、カメラ
の露出条件から屋内撮圱でシャッタヌスピヌドを遅くせざるをえなくなり、たずえば䞉脚が必
芁になりたす。䞀方、P ( プログラムAE) たたは Pv ( プログラム可倉 AE) モヌドの堎合、シャッ
タヌスピヌドは自動的に最長でも 1/60 秒に蚭定されお手持ち撮圱が可胜になりたす。
接写撮圱でフラッシュを䜿甚したり絞りを倧きく開いたりするず、フラッシュナニットの発光
持続時間が最小の堎合でも発光量が倚すぎるこずがありたすので泚意しおください。これら
の制玄の詳现に぀いおは、フラッシュの発光量の仕様をご芧ください。
フラッシュメヌタ機胜は、あらゆるタむプの倖付けフラッシュに利甚できたす (TTL 枬光タむ
プのフラッシュはマニュアルモヌドでのみ䜿甚しおください )。
リアシンクロは、撮圱効果を狙った有甚な機胜で、長時間露光された光の流れをフラッシュ
ず組み合わせお露光が終る盎前のタむミングで発光させるこずで「自然な」衚珟が可胜にな
りたす。
メッツ SCA 3002 タむプおよび互換の専甚フラッシュを䜿甚する堎合は、フラッシュはカメ
ラ偎から自動的に制埡できたす。この制埡では、フラッシュナニットを TTL に蚭定するか
ナニット内蔵の枬光システム (A) に蚭定するかどうかが決定されたす。
ファむンダヌ内蔵フラッシュたたは倖付けの SCA 3002 互換フラッシュは、露出補正ずシャッ
タヌシンクロの 2 ぀の機胜ずもカメラのグリップからコントロヌルするこずができたす。マニュ
アルモヌドの堎合、フラッシュ枬光機胜は SCA 3002 互換でないフラッシュナニットにも
SCA 3002 互換ナニットにも䜿甚できたす。
!
カメラのホットシュヌには、H2D 甚に特化されたフラッシュナニットのみを接続する
必芁がありたす。
フラッシュ出力ずカメラの露出条件のバランスを倉えお様々な効果を埗るには、露出補正機
胜を䜿いたす。長時間露光の効果を生かすにはシンクロ機胜を䜿いたす。フラッシュ露出詊
隓を行うにはフラッシュメヌタ機胜を䜿いたす。
フラッシュコントロヌル機胜には次のようにアクセスしたす。
1) カメラを起動状態にしお FLASH ボタンを䞀床抌したす。
108
1
2) 必芁に応じおフロントホむヌルを回しお、+3EV∌−3EV の範
囲で必芁な補正量を蚭定したす。
2
FLASH
ᅵᅵᅵᅵ
• Clr (AF ボタン ) を抌すず蚭定をクリアできたす。
ᅵ
3
3) リアホむヌルを回しお、次の項目を蚭定したす。
• normal sync( ノヌマルシンクロ ): シャッタヌが開いた盎
埌にフラッシュが発光
• rear sync( リアシンクロ ): シャッタヌが閉じる盎前にフ
ラッシュが発光
• flash measure( フラッシュメヌタ ): 非 TTL タむプたたは
TTL タむプのマニュアルモヌドで動䜜 )
4) 暙準衚瀺では、グリップ LCD 䞊にフラッシュモヌド、぀たり
normal たたは rear が衚瀺されたす。
4
5) Flash Measure に蚭定するず、特定の画面が衚瀺されお AE-L
ボタンを抌しお読取りを行うよう促されたす。詳现に぀いおは
以䞋の説明をご芧ください。
ファむンダヌ内蔵フラッシュ
ᅵ
仕様
5
ファむンダヌ内 LCD の衚瀺䟋
rear sync ず露出補正“-1EV”に
蚭定
1
FLASH
ᅵᅵᅵᅵ
4
56 º( 氎平方向 )、44 º( 垂盎方向 )
呚蟺郚隅での最倧茝床枛衰
−1EV (50%)
色枩床 ( フル発光時 )
5000∌5600 ºK
フラッシュポップアップレバヌをフラッシュマヌクの方向ぞスラむドさ
せるず、内蔵フラッシュがポップアップしたす。フラッシュの䞊郚を
カチッず音がする䜍眮たで抌し蟌むず、フラッシュを収玍するこずが
できたす。フラッシュはポップアップ状態では自動的に䜜動可胜ずな
り、収玍するず䜜動停止したす。
!
倖付け TTL フラッシュを TTL たたは A ( オヌトモヌド ) で䜿
甚しおいるずきは、ファむンダヌ内蔵フラッシュを䜿甚しない
でください。
!
ファむンダヌ内蔵フラッシュを䜿甚する堎合、照射角の関係䞊、
80mm たたはさらに長い焊点距離のレンズ ( レンズシェヌド
なし ) を䜿甚しおください。
内蔵フラッシュの䜿甚方法
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵ
12
照射角
ファむンダヌ内の緑色 LED フラッシュマヌクは、充電䞭は点滅し、
充電が完了するず点灯したす。フラッシュの発光量は、フィルフラッ
シュモヌドで最適な光源バランスが埗られるように調敎するこずが
できたす。
2
3
ガむドナンバヌ
1) フラッシュポップアップボタンをフラッシュマヌクの方向にス
ラむドさせたす。
2) FLASH ボタンを抌したす。
ᅵᅵᅵᅵ
ᅵ
5
ファむンダヌ内 LCD 衚瀺の巊偎の衚
瀺マヌク
譊告䞉角マヌク ( 赀色 ) ず LED フラッ
シュ ( 緑色 )
3) リダヌホむヌルボタンを回しお Normal sync たたは Rear
sync を遞択し、必芁に応じおフロントホむヌルを回しお補正
量を遞択したす。
4) Save ( Drive) ボタンを抌したす。シャッタヌボタンを抌しお
撮圱したす。
5) カメラの蚭定ずフラッシュの発光量が適切でないず、ファむン
ダヌ内 LCD に緑色フラッシュマヌクず䞀緒に赀色䞉角マヌクず
“ Low flash”の譊告メッセヌゞが衚瀺されたす。たた、グリッ
プ LCD にも“ Low flash”の譊告メッセヌゞが衚瀺されたす。
このようなずきは、被写䜓に近づく、絞りを倧きく開く、あるいは
ISO 蚭定を倧きくするなどの察凊をしお状況を打開しおください。
109
! “Low flash”の譊告は、お奜みに応じお「カスタムオプション
#26」(P.102) でオフにするこずができたす。
倖付けフラッシュナニットの接続ず䜿甚方法
倖 付けフラッシュナニットは、ビュヌファむンダヌ最 䞊郚のホット
シュヌアクセサリホルダヌ ( 前蚘譊告参照 ) から、もしくはボディ巊
偎のシンクロタヌミナルに接続したす。スレヌブナニットスむッチ / ト
ランスミッタもナニットに応じお同様に接続したす ( 詳现に぀いおは
個々のナヌザヌマニュアルをご芧ください )。
1
ホットシュヌを䜿甚しないずきは垞にプラスチック補のカバヌを被せ
おおいおください。
2
倖付けフラッシュナニットのフラッシュメヌタ
FLASH
ᅵᅵᅵᅵ
ᅵ
フラッシュメヌタ機構は、倖付けフラッシュをシンクロタヌミナルに
接続したずき、および SCA 3902 アダプタ察応フラッシュを M モヌ
ドで䜿甚したずきのみ機胜したす。この堎合、カメラはフラッシュず
ほずんど連動したす。絞りを調敎しお、情報がグリップ LCD に正し
く衚瀺されるたで䜕床か撮圱を詊みたす。
フラッシュメヌタの䜿甚方法
1) グリップ䞊の FLASH ボタンを抌しおフラッシュオプション画
面を衚瀺したす。
4
3
ᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵ
2) リアホむヌルを回しお、 Flash measure の文字を衚瀺させ
たす。
3) Save ( DRIVE) ボタンを抌しお、flash exposure ( フラッシュ
露出 ) の画面を衚瀺させたす。
ᅵᅵᅵᅵ
4) フロントホむヌルを回しお、絞り倀を蚭定したす。
6
5
AE-L
5) AE-L ボタンを抌すず、蚭定した絞り倀に絞り蟌たれ、ミラヌ
が跳ね䞊がり、フラッシュが発光したす。被写䜓からの反射光
は、補助シャッタヌの癜色郚分で反射されおセンサで枬光され
たす。
6) 適正露出からのずれが EV 倀の差ずしおグリップ LCD ずファ
むンダヌ内 LCD に衚瀺されたす。“ high”たたは“ low”が衚
瀺される堎合は、絞りを倉えおもう䞀床枬光したす。
露出差が 0 ( Diff EV: 0)、あるいは適正露出からのずれが垌望
する倀になるたで絞りを倉えお枬光を繰り返しおください。
Diff EV: Low は、2EV 以䞊アンダヌのずきに衚瀺されたす。
Diff EV: High は、2EV 以䞊オヌバヌのずきに衚瀺されたす。
110
11
別売りアクセサリヌ
■ コンバヌタ
■ ゚クステンションチュヌブ
■ レリヌズコヌド
■ フィルタヌ
■ トラむポッドクィックカップリング
■ サポヌトストラップ
■ フォヌカシングスクリヌングリッド
■ CFレンズアダプタヌ
■ プロシェヌド
これらのアクセサリは、本来のシステムが持っおいる機胜を
拡匵したりお客様の䜜業スタむルに合わせおさらに䟿利にし
たりするものです。
111
数倚くの H2D 甚別売りアクセサリが甚意されおいたす。たた、皮々
の撮圱状況やご芁望をお聞きしながらアクセサリを充実させおいた
す。最新の情報に぀いおは、ハッセルブラッド瀟のホヌムペヌゞ
www.hasselblad.com をご芧ください。各芋出しの埌に続く括匧
内の数字は補品コヌド番号です。
コンバヌタヌ H1.7X
(3023717)
このコンバヌタは、レンズずボディの間に取り付けお
Tripod quick coupling H
レンズの焊点距離を 1.7 倍にしたす。
3043326
カメラストラップ H
裏面に滑り止め加工を斜した幅広のカメラストラップ
です。
フォヌカシングスクリヌン HS グリッド
(3043310)
グリッドラむンの入ったスフェリカルアキュヌトマッ
screen grid
トFocusing
D タむプのスクリヌンで、䞭倮郚にスポット枬光
( φ7.5 mm) 甚および AF 枬距甚のマヌクが入っお
いたす。グリッドは工業、建築などの詳现写真撮
圱に利甚されたす。
これを䜿うず、レンズの幅を広げるのに䟿利です。
コンバヌタ H1.7X は、ハッセルブラッド H システム
の他のレンズず同じ優れた光孊およびメカニカル性
Battery grip CR-123
胜を持っおいたす。レンズの構成は 4 矀 6 枚です。
フォヌカシングスクリヌン HS 暙準
Focusing screen clear
゚クステンションチュヌブ H13、H26、H52
(3053513、3053526、3053542)
(3053616)
(3043305)
スフェリカルアキュヌトマット D タむプです。䞭倮郚
にスポット枬光 ( φ7.5 mm) 甚および AF 枬距甚の
マヌクが入っおいたす。H2D カメラボディすべおに
付属しおいたす。
゚クステンションチュヌブは、レンズずボディの䞭間
に取り付けお最短撮圱距離を短くしクロヌズアップ
撮圱に䜿甚したす。厚みの違いにより 13 mm、26
mm、および 52 mm の 3 皮類が甚意されおいたす。
Remote release cord
(3043500)
H2D カメラの TTL 枬光方匏により AE 露出補正 CF レンズアダプタ
がそのたた䜿えたす。
CF レンズアダプタを䜿甚するず、V システムのほず
Battery grip Rechargeable
レリヌズコヌド H
んどすべおのレンズを H システムのカメラボディに
䜿甚できたす。このため、レンズの幅が必然的に
拡倧されお十数皮を超える様々な焊点距離の H カ
メラが実珟したす。
(3043370)
IR Remote control
ケヌブル長 0.5 m のリモヌトレリヌズコヌドで
す。
プロシェヌド V/H60∌95
蛇腹レンズフヌドです。コンパクトでフラット
なフォヌルディングデザむンであるため、収玍
ケヌスのスペヌスが節玄されたす。アダプタを
䜿うず、すべおの H 甚レンズずほずんどすべ
おの V システムレンズに装着できたす。ガラス、
れラチン、プラスチックの各フィルタ甚のホル
ダヌも備えおいたす。
UV-sky フィルタ (3053470、3053474、3053478)
玫倖線を吞収し、色再珟に圱響を䞎えずにブルヌヘむズを枛少させ
るこずができたす。たたレンズ前玉保護の圹割を果たしたす。厳しい
条件の屋倖撮圱には特にお勧めです。各皮レンズに合わせお UVsky φ67 mm (3053470)、UV-sky φ77 mm (3053474)、 および
UV-sky φ95 mm (3053478) の 3 サむズが甚意されおいたす。
PL フィルタ
(3053482、3053486、3053490)
非鏡面反射ずグレアを抑え、圩床を䞊げお鮮やかに撮圱したす。こ
れを䜿甚するず青い空を匷調するこずができたす。3 サむズが甚意さ
れおいたす。
トラむポッドクィックカップリング H
プロシェヌドアダプタ
(3043415、3043417、3043419)
バペネット匏 の HC レンズ甚φ67 mm、φ77
mm、およびφ95 mm アダプタです。確実に
装着されるロック機胜を備えおいたす。
(3043326)
このカップリングを䞉脚に取り付けおおくず、カメラ
を玠早く着脱でき、たた同じ䜍眮にしっかり取り付け
るこずが可胜になりたす。氎準噚が 2 箇所に蚭けお
あり、 カメラの氎平 出しも容 易で す。1/4” および
3/8”䞉脚ネゞに察応し、安党ロック付きです。
サポヌトストラップ H
(3040740)
フラッシュアダプタ SCA 3902
(3053393)
SCA 3002 システム互換のフラッシュをハッセルブラッ
ド H2D に接続する際に䜿甚したす。
(3053623)
手持ち撮圱の際手銖の負担を軜枛し、たた安心感
を増したす。
詳现や新しいアクセサリのニュヌスに぀いおは、ハッセルブラッド
のりェブサむト www.hasselblad.com をご芧ください。
112
12
付録
■ 甚語の解説
■ PおよびPvモヌド説明図
■ 仕様
■ カメラの手入れ、保守、および保蚌
このセクションでは、重芁な参考情報ずずもに H システムの
技術面をさらに詳しく説明したす。
113
半抌し / 党抌し−シャッタヌボタン
甚語の解説
本説明曞の䞭でよく知られおいないず思われる甚語、項目、および
機胜を短く簡朔に説明したす。
ブラケッティング
シャッタヌボタンを抌す方法は 2 通りありたす。本文䞭では、この違
いを「半抌し」ず「党抌し」ずしお区別しおいたす。「半抌し」はボ
タンを軜く半分抌すこずですが、
「党抌し」は最埌たで抌し切るこず
です。
IAA
垌望する撮圱結果を確保するための実際的な方法で、
「暙準露出」
に加えおオヌバヌずアンダヌの露出で撮圱をするこず。H2D ではこ Instant Approval Architecture ( むンスタントアプルヌバルアヌキ
テクチャ ) の略で、これによっお撮圱者は撮圱盎埌たたは随時画像
の撮圱が容易に行えたす。
を分類するこずができ、ワヌクフロヌの効率が倧幅に向䞊したす。
カスタム蚭定
出荷時に既に蚭定されおいるデフォルト倀ず異なるナヌザヌが決め
た蚭定。
クリック / 抌し− ON.OFF ボタン
LCD
Liquid Crystal Display ( 液晶ディスプレむ ) の略で、グリップ、ファ
むンダヌ内、およびマガゞンに LCD パネルが蚭けられおいたす。
LED
ON.OFF ボタンを抌す方法は 2 通りあり、この抌し方によっお結果
が異なりたす。本文䞭では、この違いを「クリックする」ず「抌す」 Light Emitting Diode ( 発光ダむオヌド ) の略で、情報の衚瀺に䜿
のように䜿い分けおいたす。「クリックする」はボタンを玠早く抌しお 甚されたす。ファむンダヌ内 LCD パネルの巊右に䜿われおいたす。
盎ちに攟す操䜜ですが、
「抌す」はボタンを䞀定の圧力で長く抌す
ミッドグレヌ /18% グレヌ
操䜜です。
露出蚈を䜿う䞊で重芁なこずは、すべおの露出蚈 / 枬光システムは
枬光した被写䜓のトヌンを「ミドルグレヌ /18% グレヌ」に再珟する
露出倀で、䞀般的な撮圱で露出をコントロヌルする堎合に甚いられ 露出倀を衚瀺するずいう事実です。これはすべおの露出蚈算の基本
る甚語。たずえば、レンズの絞りを f/11 から f/8 に倉曎するず露出 ずなる囜際的な写真芏栌です。H2D は倧倉粟確で、高性胜の露出
は 1EV 増加し、あるいはシャッタヌスピヌドを 1/15 秒から 1/60 秒 枬定モヌドを備えおいお、自動的に露出を算出する際、予めプログ
に倉曎するず露出は 2EV 枛少したす。぀たり、EV の増枛は、絞り、 ラムされた情報が枬光システムを経由しお利甚されたす。これにより
シャッタヌスピヌド、あるいはそれらの組合せの増枛を衚わしおいた ほずんどあらゆる撮圱状況に適切に察凊でき、倚くのナヌザヌは垞
す。露出を蚭定する際は、特定のシャッタヌスピヌドや絞りの意味ず に満足する結果を埗るこずができたす。しかしながら、状況によっお
玛らわしい解釈にずらわれずに、これらを総合的に衚わした EV 倀 技術的に困難な堎合や様々な解釈ができる堎合は、期埅する結果
を出すためにマニュアル露出をお勧めしたす。圓然、熟緎したナヌ
ずしお捉えるず簡単で実甚的です。
ザヌの倚くは垞にマニュアル露出を遞択したすが、こうしたナヌザヌ
実際に「露出補正」を加える堎合、補正量を EV 倀あるいは分数で
は予枬ず刀断の拠り所を豊富な経隓に眮いおいたす。
衚珟した EV 倀が䜿われたす。すなわち +1EV の露出補正は 1 絞り
の露出オヌバヌを衚わし、−1/2EV の露出補正は半絞りの露出アン 「ミドルグレヌ /18% グレヌ」をより良く理解するために、次の䟋を
参考にしおください。
ダヌを衚わしおいたす。
EV
EV 倀ず絞りおよびシャッタヌスピヌドの関係に぀いおは、本説明曞
のチャヌト (P.117) をご芧ください。
DAC
Digital APO Correction ( デゞタル APO 補正 ) の略で、レンズ固
有のメタデヌタずすべおの各画像を自動的に総合しおレンズ性胜を最
適化したす。色収差補正 (APO ) を行うずレンズ呚蟺の色ずれが抑
制されお蚭定に関係なくレンズ性胜が最適化されたす。
デフォルト蚭定 / 出荷時蚭定
出荷に予めセットしおある暙準的な蚭定で、蚭定内容を倉曎しおい
る途䞭で䜜業を䞭止した堎合、あるいは䜕らかの理由で䞭断した堎
合はデフォルト倀に戻りたす。
FireWire
グレヌの壁に真っ黒な玙ず真っ癜な玙が貌り付けおありたす。平均
枬光で次の 3 ぀を撮圱したす。たず真っ黒な玙だけを接写、぀ぎに
真っ癜な玙だけを接写、最埌にこれら 2 枚の玙を含む壁党䜓を離
れた距離から撮圱したす。䜕らの露出補正も加えないで撮圱するず、
始めの 2 コマの写真はいずれも壁ず同じトヌン、すなわち黒でも癜で
もなく、グレむに再珟されたす。しかし 3 コマ目の写真は目で芋た通
り、壁はグレむに、2 枚の玙はそれぞれ黒および癜に再珟されたす。
この珟象に最初は戞惑うかもしれたせんが、これが露出の算出ずコ
ントロヌルを理解するための基本です。この基本抂念に぀いお正確
な理解を深めるためには、参考曞を熟読されるこずをお勧めしたす。
これにより H2D を最倧限に掻甚するこずができるようになりたす。
OLED
Organic Light-Emitting Diode ( 有機発光ダむオヌド ) の略で、光
を発するため、バックラむトを必芁ずしないディスプレむです。
独立したナニット間で高速デヌタ通信を行うむンタフェヌス芏栌で、 OTF
H2D は FireWire を䜿っおむメヌゞバンクやコンピュヌタに接続され
Off The Film-plane ( フィルム面反射枬光 ) の略で、本来はフラッ
たす。
シュ光を枬光する枬光圢態を衚わす甚語ですが、珟圚はデゞタルセ
ンサにも甚いられたす。
114
プロファむル
コンピュヌタ盎結 / コンピュヌタ盎結なし
H2D カメラの蚭定は「プロファむル」に埓っお行うこずができたす。
プロファむルは、特定の撮圱状況に察応する露出モヌド、枬光方匏、
および蚭定 ( カスタムたたはデフォルト ) を組み合わせたものです。
個人的なプロファむルを䜜成し、名前を付けお保存しおおくず、メ
ニュヌを確認しなくおもカメラを盎ちに特定目的に合わせお蚭定する
こずができたす。これは同じような撮圱状況に繰り返しお盎面する
堎合に適しおいたす。
H2D が倖郚のストレヌゞ゜ヌス ( むメヌゞバンクたたはコンピュヌタ )
にデゞタルファむルを保存するずき、これをコンピュヌタ盎結 ( ケヌ
ブルで接続 ) ず衚珟したす。
クィックセヌブ
蚭定を倉曎するずき、シャッタヌボタンを半抌しするず、倉曎された
蚭定が保存されるず同時にメむン画面に戻るこずができたす。
ファむルを内郚の CF カヌドのみに保存するずき、これをコンピュヌ
タ盎結なし ( 倖郚ケヌブル接続なし ) ず衚珟したす。
タむムアりト
䞀時的にセットした蚭定を保持する時間を衚わし、この時間が経過
するず自動的に元の蚭定 ( デフォルトたたはカスタム蚭定 ) に戻りた
す。
ゟヌン ( システム )
暙準露出
この説明曞で衚珟しおいる「暙準露出」ずは、囜際的な写真枬定芏
æ Œ (「 ミドルグレヌ /18% グレヌ」の項 (P.114) 参照 ) に埓っお枬光
された技術的に適正ず受け入れられる露出を衚わしおいたす。しか
し、このいわゆる「暙準露出」は、必ずしも望たしい遞択、あるい
は垌望する 結果に基づく「適正な」露出ずは限りたせん。
「ブラケッ
ティング」の項 (P.114) を参照しおください。
暙準画面 ( メむン画面 )
説明を簡玠化するために、本説明曞ではメニュヌに関しお「暙準画
面」ずいう甚語を䞀般的に䜿っおいたす。しかしデフォルト倀を陀い
お、䞀般的な意味での「暙準画面」はなくナヌザヌ各自が自分の䜿
い方に合わせた「暙準画面」を䜜り䞊げるこずになりたす。この「暙
準画面」はい぀でも倉曎するこずができたす。
したがっお、
「暙準画面」はナヌザヌが䜜成枈みの画面であり、撮
圱 ( セルフタむマヌなどのように、特定の操䜜が進行䞭は陀く ) の際
に LCD に衚瀺される画面です。
TTL
Through The Lens の略で、
「レンズを透過した光」を意味する枬
光圢態を衚わす甚語です。TTL の長所は、カメラの前方にある被
写䜓の最重芁郚分に玠早く合焊するこずです。露出に圱響を䞎える
可胜性のあるフィルタ、蛇腹、クロヌズアップリング、コンバヌタな
どのアクセサリは、通垞の露出の評䟡においお圓然考慮の察象ずな
りたす。
ゟヌンシステムは、露出蚈算ずフィルム珟像を組み合わせた手法で、
倚様なトヌンをコントロヌルするこずができたす。この手法は、颚景
写真家でハッセルブラッドナヌザヌでもあったアンセル・アダムスに
よっお最初に考案され、珟圚ではモノクロ写真だけでなく、カラヌ
写真にも応甚されおいたす。
この手法を H2D などのデゞタルカメラに適甚する堎合は、もちろん
フィルム珟像がありたせん。しかし、この手法をよく䜿い甚語にも慣
れおいお、ずかくこれに蚀及する写真家もいるようです。
この手法の芁は、あるシヌンを 9 ( たたは 10) のゟヌンに分類・グルヌ
プ分けするこずで、ゟヌンシステムの名称もこれに由来しおいたす。
H2D に぀いおは、
「ゟヌン」は様々なトヌンの分類・グルヌプ分けを
指し、ゟヌン V はゟヌンスケヌル䞊で Zone I ( 黒 ) から Zone IX ( 癜 )
の 18% ミドルグレヌに盞圓しおいたす。これはモノクロおよびカラヌ
撮圱の䞡方に圓おはたりたす。ゟヌンシステムに関する詳现は、別途
参考曞をご芧ください。
3F/3FR
H2D は撮圱埌にハッセルブラッド 3F および 3FR ファむルを生成し
たす。これらは RAW 圢匏で、RAW 画像゜フトを䜿うず高画質の
画像凊理が自圚にできたす。
115
厳密な露出
シャッタヌ矜根の状態
T3 = T1
開
開攟絞り (たずえば、f/2.8) 時の露出
絞りf/4時の露出
厳密な露出機胜を反映させた絞りf/4時の露出
閉
T1
T2
時間
厳密な露出
䞭心レンズシャッタヌの有効シャッタヌスピヌドは、グラフ䞊、シャッ
タヌ閉からシャッタヌ開たでの半分の高さで瀺される䜍眮での時間
の長さで定矩されたす ( グラフ参照 )。絞りがその蚭定に近づくに぀
れおシャッタヌの開閉に幟 分 時間を芁するようになるため、 有 効
シャッタヌスピヌドがその圱響を受けたす。シャッタヌの開閉時間が
速ければ速いほど、その圱響が少なくなり、たたシャッタヌスピヌド
が速いほど圱響は倧きくなりたす。
グラフ䞊の青い曲線は、絞り開攟時にフィルム面に到達する光の量を
衚わしおいたす。
このずきの有効シャッタヌスピヌドは T1 で瀺されたす。絞りを 1 段
絞り蟌むず、光の量は赀い ç Ž 線で衚わされたす。このずきの有 効
シャッタヌスピヌドは T2 ずなり、これは T1 より長くなりたす。結果
ずしお露出は正確に 1 絞り分 (1EV) 枛るのではなく、1 絞り分よりも
若干少なくなりたす。シャッタヌスピヌドが速い堎合、露出の誀差は
0.5∌0.8EV に及ぶこずもありたす。
シャッタヌの動きは予想可胜な既知の芁因であるため、この露出の
誀差を補正するこずができたす。シャッタヌスピヌドが 1/150 秒より
も速い堎合、グラフ䞊の緑の砎線で瀺されるようにシャッタヌスピヌ
ドを速める補正を加えたす。しかし最高速ではシャッタヌスピヌドを
これ以䞊補正できないため、絞りを調敎したす。
実際に䜿甚する機䌚はそれほど頻繁でないず考えられたすが、最高
速シャッタヌず最小絞りの組合せでは、厳密な露出機胜を䜿うこず
ができたせん。
116
AE ヌ P および Pv モヌド
Pモヌド
EV -5
-4
Pvモヌド
ᅵᅵ
ᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵ
ᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵ
ᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵ
ᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵ
ᅵᅵᅵ
-3
-2
-1
1
ᅵ
2
3
4
5
6
7
8
9
10
1.4
16
19
22
20
32
21
45
22
64
23
32s
16s
8s
4s
2s
1s
2
4
8
15
シャッタヌスピヌド
30
60
125
250
500 1000
絞り
絞り
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
13
14
15
16
17
11
18
16
19
22
20
32
21
45
22
64
90
64s
11
12
8
17
11
1
ᅵ
5.6
16
8
-1
4.0
15
5.6
-2
2.8
14
4.0
-3
2.0
13
2.8
-4
1.4
12
2.0
90
64s
EV -5
11
23
32s
16s
8s
4s
2s
1s
Pv-mode
2
4
8
15
シャッタヌスピヌド
30
60
125
P-mode
各枬光方匏の感床分垃図
Light measurement system H1
Light measurement system H1
Light measurement system H1
平均枬光
(45 × 37 mm)
Average (45x37mm)
≈ 95%
Average (45x37mm)
Average (45x37mm)
䞭倮郚重点枬光
Centre weighted (23x19mm)
Centre weighted (23x19mm)
(23 × 20 mm)
Centre weighted (23x19mm)
≈ 25%
Spot (diameter 7,5mm)
Spot (diameter 7,5mm)
スポット枬光
(φ7.5 mm)
Spot (diameter 7,5mm)
≈ 2.5%
Light measurement system H1
Light measurement system H1
117
Light measurement system H1
250
500 1000
仕様
カメラタむプ
AF/AE デゞタル䞀県レフカメラ、ビュヌファむンダヌおよびレンズ亀換匏
ボディ構造
ステンレススチヌル䞀䜓型シェル、内郚アルミダむキャスト構造、䞉脚゜ケット (1/4″お
よび 3/8″) およびクィックカップリング䞉脚プレヌト付き
レンズ
ハッセルブラッド HC レンズ、電子制埡匏シャッタヌおよび絞り内蔵、AF/MF 切替えのむ
ンスタントマニュアルオヌバヌラむド機構搭茉、すべおのレンズをデゞタル撮圱の厳栌な基
準を満たすように蚭蚈、レンズシェヌドは逆取付け可胜。CF レンズアダプタにより V シス
テムレンズ装着可。
ビュヌファむンダヌ
90 ° リフレックスビュヌファむンダヌ、県鏡䜿甚時も芖野率 100%、マルチモヌド露出蚈
内蔵、接県倍率 2.7 倍、GN12 のポップアップ匏フラッシュ内蔵、オヌトフラッシュ ( メッ
ツ SCA3002 システム / アダプタ SCA3902) 甚ホットシュヌ装備、党関連情報を衚瀺す
るドットマトリックス匏 LCD 内蔵、−4∌+2.5 ディオプタヌ芖床補正機構内蔵。
フォヌカシング
AF ( むンスタントマニュアルオヌバヌラむド機構付き ): MF ( フォヌカス゚むドあり )、䞭
倮クロス䜍盞差怜出センサを採甚した AF、AF 連動範囲 : EV1∌19 (ISO100)。
画像圢匏
36.7 × 49 mm/22M ピクセル
シャッタヌ
電子制埡匏レンズシャッタヌ、シャッタヌスピヌド :32∌1/800 秒
フラッシュコントロヌル
TTL 䞭倮郚重点枬光方匏、ファむンダヌ内蔵のポップアップ匏フラッシュたたはメッツ
SCA 3002 互 換 フ ラ ッ シ ュ 䜿 甹 可 (SCA 3902 ア ダ プ タ 䜵 甹 時 )、ISO 感 床 : 16∌
6400、呚蟺光ず独立にフィルむン甚にフラッシュ出力調敎可。
フラッシュ枬定
スタゞオフラッシュなどの非 TTL フラッシュの閃光を感知する枬定システム内蔵。
枬光方匏
90 ° レフレックス匏ビュヌファむンダヌ内蔵のマルチモヌド露出蚈により枬光。
オヌトブラケッティング
枬光方匏
枬光可胜範囲 (ISO100、f/2.8 のずき )
スポット枬光 (φ7.5 mm)
EV2∌21
䞭倮郚重点枬光
EV1∌21
平均枬光
EV1∌21
ブラケッティング撮圱コマ数 : 2、3、5、7、9 コマから遞択可、露出時間 : 1/3、1/2、
たたは 1EV ステップに蚭定可。
むンタヌバル撮圱
撮圱コマ数 : 2∌無制限コマ間で蚭定可、撮圱むンタヌバル : 1 秒∌1 時間に蚭定可。
撮圱感床
ISO 感床 50∌400
衚瀺
クリアで理解し易い 2 ぀のドットマトリックス方匏 LCD 採甚。グリップ LCD および 90 °
ファむンダヌ内 LCD パネル。ハむコントラスト、2.2 むンチ OLED タむプディスプレむ
をセンサヌナニットに搭茉。
フォヌカシングスクリヌン
明るいアスフェリカルアキュヌトマット D タむプ、センサフォヌマットマヌク付き。グリッ
ドタむプ ( オプション )。
互換性
H1/H2 シリヌズカメラ甚の党アクセサリ ( フィルムマガゞンずデゞタルバックを陀く )。
アクセサリ甚接点
M5 ネゞ 2 個および電気匏コネクタ。
カスタム蚭定
メニュヌ方匏により各皮機胜を固有のスタむルたたは撮圱状況に合わせお蚭定可胜。
118
ナヌザヌむンタフェヌス
基本機胜および応甚機胜ずも、カメラボディのコントロヌルホむヌル、ボタン操䜜、ならび
にグリップおよびファむンダヌグラフィックむンタフェヌス LED により蚭定。センサナニッ
トのメニュヌは、ナニットの OLED および盎結コンピュヌタの FlexColor から衚瀺および
コントロヌル。
充電匏 7.2 V 電池グリップ
Li むオンタむプ 7.2 V/1850 mAh 出力。
充電噚リチりムむオン DC 7.2 V
過充電防止のためのマむナスデルタ電圧 (−ΔV) 終端方匏採甚。AC 100∌240 V/50∌
60 Hz 入力。DC 6.0∌7.9 V/800 mA 出力。
倧きさ
2.8/80 mm レンズ搭茉の完成品カメラ :
153 × 131 × 213 mm (W × H × L)
重さ
Li むオン電池ず CF カヌド搭茉の完成品カメラ : 2175g
センサナニット
センササむズ
22M ピクセル (4080 × 5440 ピクセル )
センサ寞法
36.7 × 49.0 mm
画像サむズ
66 MB (8 bit) RGB/132 MB (16 bit) RGB
撮圱モヌド
シングルショット
16 ビットカラヌ
察応
撮圱感床
ISO50∌400
最長時間撮圱
32 秒
蚘録媒䜓
CF カヌド、倖郚むメヌゞバンクたたはコンピュヌタ盎結
蚘録容量
箄 22 画像 /1GB CF カヌド
電池タむプ
カメラ電池 (Li むオン ) から絊電
撮圱間隔
1.5 秒間隔 ( プレビュヌを含む )
モニタ衚瀺
2.2 むンチ OLED カラヌディスプレむ
ヒストグラムフィヌドバック
察応 ( カメラ LCD およびリアモニタぞ )
音声フィヌドバック
察応
ファむル圢匏
ハッセルブラッド 3FR たたは 3F
゜フトりェア
FlexColor ( 付属 )
察応 OS
Mac OSX、Windows、XP
むンタフェヌス
FireWire 800 (IEEE1394b)
䜿甚枩床
0∌45°C
119
ボディ
デフォルトの蚭定 (暙準プロファむル)
Exp. mode ( 露出モヌド )
A ( 絞り優先 )
LM mode ( 枬光モヌド )
Center weighted ( 䞭倮郚重点枬光 )
Exp. adjust ( 露出調敎 )
0
Focus mode ( フォヌカスモヌド )
AF-S
Drive mode ( コマ送りモヌド )
S
Flash sync ( フラッシュシンクロ )
Normal ( 先幕シンクロ )
Flash adjust( フラッシュ調敎 )
0
Self timer ( セルタむマヌ )
delay ( タむマヌ遅延 )
Sequence ( 䜜動順序 )
Mirror mode ( ミラヌ䜜動モヌド )
Bracketing ( ブラケッティング )
Frames ( コマ数 )
Sequence ( 䜜動順序 )
EV diff (EV 差 )
Interval timer ( むンタヌバルタむマヌ )
Frames( コマ数 )
Interval ( むンタヌバル )
カスタムオプション
Imprint ( むンプリント )
10sec
Mirror up/Delay ( ミラヌアップ / タむマヌ遅延 )
Mirror goes down ( ミラヌダりン )
3
Normal-over-under ( 暙準‐オヌバヌ‐アンダヌ )
0.5 EV
3
0min 30sec (30 秒 )
1
スタンバむタむムアりト
10sec
2
EV ステップ
0.5 EV
3
USER ボタン割圓お
None
4
AE ロックボタン割圓お
AE-lock
5
絞蟌みボタン割圓お
Stop down
6
M.Up ボタン割圓お
Mirror up
7
コントロヌルホむヌルの䜜甚方向
CW
8
フラッシュ充電完了たでのシャッタヌロック
Yes
9
レンズ未装着時、シャッタヌロック
Yes
10
枬光範囲倖シャッタヌロック
No
11
厳密な露出制埡
On
12
スポットモヌド
Normal
13
MF 時のフォヌカス゚むド
Half press
14
AF 補助光
Ext. Flash
15
リアホむヌルクィックアゞャスト
Yes
16
コントロヌルロック
All controls
17
ビヌプ音
On
18
ヒストグラム衚瀺
Yes
19
むンタヌバルずセルフタむマヌ撮圱
Exit
20
AE ロックずクィックアゞャスト
Exp. reset
21
EV 倀の衚瀺・非衚瀺
Yes
22
ISO 倀の衚瀺・非衚瀺
Yes
23
マニュアル時のブラケットパラメヌタ
Shutter speed
24
マニュアル時の絞り制埡
Front wheel
type ( プリントタむプ )
text ( 文字入力 )
120
Enhanced exposure information ( 高機胜撮圱デヌタ )
Hasselblad H2D
保守
問題、カメラの手入れ、保守、および保蚌
H2D は、各モゞュヌルナニット間で授受されお凊理される倚くの情報を基
に正確に動䜜する非垞に粟巧なカメラです。そのため、ビュヌファむンダヌ、
レンズ、゚クステンションチュヌブなどの着脱や保管の際にはデヌタバスの
接続郚を砎損したり汚したりしないよう盞応の泚意が䞍可欠です。たた、カ
メラを持ち䞊げたり扱ったりする際は、必ずグリップやストラップを持぀よ
うにしお、センサヌナニットやビュヌファむンダヌだけでカメラを保持する
こずは避けおください。譊告メッセヌゞには通垞容易に察応しおこれを是正
するこずができたすが、
“Error”メッセヌゞの堎合は䞀時的かどうかは別ず
しお、害を衚わしおいるため䞀局の泚意が必芁です。手順を螏んで状況を調
査し、たずえば、盎前に取り付けたアクセサリず゚ラヌメッセヌゞの衚瀺に
䜕らかの関係があるかどうか確かめる必芁がありたす。ビュヌファむンダヌ
やレンズなどを着脱する暙準手順では、これらがしっかり正しい䜍眮に取り
付けられおいるこずを確認しお、゚ラヌメッセヌゞが消えるかかどうか詊し
おみたす。゚ラヌメッセヌゞが匕き続き衚瀺されおいるずきは、バッテリグ
リップを玄 10 秒間取り倖すずカメラのプロセッサがリセットされたす。゚
ラヌメッセヌゞが持続する堎合はさらに厄介な問題が疑われるため、お近く
のカスタマサヌビスにご盞談されるこずをお勧めしたす。その際、゚ラヌメッ
セヌゞの内容だけでなく、カメラの異垞動䜜ず異垞発生時に取ろうずしおい
た措眮をお䌝えください。たた、カスタマサヌビスは、最初に衚瀺された゚ラヌ
メッセヌゞが関係する品目すべおを点怜するよう求めおくるこずはほが確実
です。
状況によっおは、特にグリップ䞊のコントロヌルボタン呚蟺が電気コヌドな
どに觊れお盎接たたは間接的に ( 照明スタンドなどに ) アヌスされた状態に
なった堎合、静電気攟電によっおカメラが圱響を受けるこずがありたす。こ
のようなずき、カメラは䞀時的にパワヌ OFF 状態になるこずがありたすが、
カメラが損傷するこずはありたせん。グリップの赀色 ON.OFF ボタンを抌し
おカメラを再起動しおください。
故障などが発生しおもご自分で修理しないでください。修理内容によっおは、
点怜、枬定、調敎などに粟密枬定噚が必芁で、適切な方法で凊眮しないずかえっ
䞍定期点怜や予防保守が必芁な堎合は、信頌性を長く維持しおいただくため
にカスタマサヌビスにお送りください。メニュヌで“Info”画面を開くず保守
期間を容易に調べるこずができたす。カメラを頻繁に䜿甚しおいる堎合は、
ハッセルブラッドのカスタマサヌビスで定期的に点怜されるようお勧めした
す。カスタマサヌビスでは、専門のスタッフがお客様のカメラを完璧に仕䞊
げるために必芁な専甚機噚を備えおお埅ちしおいたす。
保蚌
お客様がカメラをハッセルブラッドの指定販売店から賌入された堎合は、1
幎間の保蚌期間が適甚されたす。保蚌曞ず登録カヌドがカメラずずもにお手
元に届きたす。保蚌曞は倧切に保管し、登録カヌドには必芁事項を蚘入しお
ハッセルブラッドの代理店に返送しおください。
泚意事項
•
カメラずアクセサリはすべお幌児の手の届かない堎所に眮いおください。
•
重い物をカメラの䞊に眮かないでください。
•
指定された電池以倖は䜿甚しないでください。
•
カメラ甚に指定された電池のみを䜿甚しおください。
•
カメラを枅掃したずきや、カメラを長期間䜿甚しない堎合は電池を取り
倖しおおいおください。
•
スペア ( 暙準たたは充電匏 ) のバッテリパックを䜿甚しおいる堎合は、
保管の際に付属の保護カバヌを特に泚意しお被せおください。ポケット
の鍵などが接点に觊れおショヌトするず発火する危険がありたす。
•
ストロボ / スタゞオフラッシュを扱うずきは、カメラの損傷や人身傷害
に特に泚意しおください。
•
センサナニットは開けないようにしおください。
•
センサナニットずその他すべおのコンピュヌタ機噚は、高湿を避けお保
管しおください。センサナニットが湿った堎合は、電源を切っおよく也
かしおから再起動しおください。
•
センサナニットの換気口は塞がないでください。
•
センサナニットをカメラに装着しないずきは保護甚 CCD/ フィルタカ
バヌを必ず被せおおいおください。露出した CCD ずフィルタは損傷を
受け易くなりたす。
•
CCD の前面からガラス IR フィルタを取り倖そうずしないでください。
前面から取り倖そうずするず CCD を砎損するおそれがありたす。塵が
CCD ずフィルタの間にたで達しおしたった堎合は、ハッセルブラッドの
お問題を倧きくするおそれがありたす。
カメラの手入れ
ハッセルブラッドカメラは、倚くの撮圱環境でプロの厳しい䜿甚に耐えるよ
うに蚭蚈されおいたす。しかし、損傷を回避するには、厳しい環境から保護し、
特に油煙、雚、湿気、埃などを避ける必芁がありたす。
枩床の限界 : 高枩はカメラに悪圱響を及がすおそれがありたす。倧きな枩床
倉化が頻繁に起きる環境での䜿甚は避けおください。高湿環境には特に泚意
しおください。カメラは組立前に環境になじたせおできる限り也燥した状態
で保管しおください。
塵埃 : カメラに塵埃が入らないよう泚意しおください。カメラを海蟺で䜿甚
する堎合は、砂や塩氎のしぶきに察する保護察策を講じおください。レンズ
ガラスやフォヌカシングスクリヌンに付いた埃は、必芁に応じおブロアブラ
シや柔らかいレンズブラシで取り陀くこずができたす。レンズガラスに付い
た油性の汚れは现心の泚意を払っお凊理する必芁がありたす。堎合によっお
は、䞊質のレンズ掗浄液をティッシュに含たせお拭き取る必芁がありたすが、
レンズに傷を付けたりガラス衚面に指を觊れたりしないよう泚意しおくださ
い。問題がある堎合は、レンズガラスの衚面をご自分で枅掃せずにハッセル
ブラッドのカスタマサヌビスに凊眮をお任せください。
販売店にご盞談ください。
廃棄凊分
センサナニット、画像バンク CF や電池を廃棄する堎合は、地域の廃棄凊分
堎やリサむクルセンタヌなどで環境に配慮しお凊分しおください。
衝撃 : カメラは激しい物理的衝撃によっお損傷するおそれがあるため、珟実
的な保護察策が必芁です。持ち運ぶずきは保護ケヌスやカメラバッグを䜿甚
しおください。
玛倱 : ハッセルブラッドのカメラは、人気商品であるため明らかな盗難防止
察策が必芁です。たずえば、無人の車の䞭に芋える状態で攟眮するなどしな
いでください。プロのナヌザヌは盗難保険などによる補償を怜蚎されるこず
をお勧めしたす。
121
本説明曞に蚘茉の情報は、情報の利甚のみを目的ずしお提䟛す
るもので、予告なく倉曎するこずがありたす。たた、この情報
はノィクタヌハッセルブラッド AB 瀟およびハッセルブラッド
A/S 瀟による確玄に基づくものではありたせん。
ノィクタヌハッセルブラッド AB 瀟およびハッセルブラッド
A/S 瀟は、本説明曞の誀った蚘述や䞍正確な蚘述に察しお責
任を負いたせん。
ノィクタヌハッセルブラッド AB 瀟およびハッセルブラッド
A/S 瀟は、ハッセルブラッド瀟の゜フトりェアや補品の䜿甚
䞭たたは䜿甚の結果生じた損倱や損害に察しお責任を負いたせ
ん。
Hasselblad、Imacon、Ixpress、および FlexColor は、ノィ
クタヌハッセルブラッド AB 瀟およびハッセルブラッド A/S
瀟の商暙です。Adobe および Adobe Photoshop は Adobe
Systems Inc. の商暙です。Macintosh、Mac OS、および
FireWire は Apple Computer, Inc. の登録商暙です。
InfoLithium は゜ニヌ株匏䌚瀟の登録商暙です。
版暩所有 © 2005
ノィクタヌハッセルブラッド AB 瀟および
ハッセルブラッド A/S 瀟
122
Victor Hasselblad AB
Hasselblad A/S
Box 220,
Hejrevej 30,
SE - 401 23 Göteborg,
DK - 2400 Copenhagen,
Sweden
Denmark
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