Download JIS Z 8071: Guidelines for standards developers to address the

Transcript
JAPAN
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JIS Z 8071 (2003) (Japanese): Guidelines for
standards developers to address the needs of
older persons and persons with disabilities
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高齢者及び障害のある人々の
ニーズに対応した規格作成配慮指針
J
I
SZ8071:
2003
(
ISO/IECGuide7
1:
2001)
(2008 踊1 ..:.!)
平 成 J 5 年 6 月 20 日制定
日本工業標準調査会審議
(日本規格協会発行)
お作 1知弘・により民附での抱~ , 事:;.・~~U ~,主止されて j;; ります 、
Z8071 :2003(lSO/IECGuide7
1 :2001)
ノ
日本工業悌単調査会保準部会
消沈生活技術専門委 11 会
氏名
情成衣
所凶
(委 L.! 会長)
小川
(安 Ln
秋庭悦子
社団法人日本消抗生活アドバイザ-・コンサルタント協会
井村五郎
千設工業大学
入
社団法 人 臼本ガス石油機鰐工業会
昭二郎
71
絵、
お茶の水女プ・大学
n
N:見斜里町:
財団法人日本 W17'1 者協会
独立行政法人産業技術総合研究所
ノ町出夫
小
社団法人日本オフィス京共協会
熊誠次
佐野瓦理子
主制迎合会
所村利男
独立‘行政法人盟品評価技術基舵機tt
日 .f~
野
鹿
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-
社団法 人 日本 m 機工業会
申込
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1
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社団法人繊維 J 価技術協議会
土橋明英
長久保
文化女子大字
財団法人盟品安全協会
百位
社団法 人 消 v1. 者|均述専門家会
鍋臨調二
1
木住二郎
株式会社西友
~
~純子
全国地域婦 人 団体Jili絡協品会
肥塚忠雄
社間法人日本住宅設備システム協会
万代書久
財同法人共用品推進機相
村田政光
財団法人 H 本文化用品安全瓜験所
ノ
主務大臣 : 経済産業大臣
'I:Ç
制定 : 平成 15.6 .20
報公示:平成 15 .6 . 20
原案作成協 h 者 : 財団法人日本棋絡協会
(干 107 ・8440
点京都港区亦坂 4 r 阿 ト24
TEL03 ・5770・ 1 57 1 )
滑品部会 : 白木工業照準高究会標準部会(部会晃代理二甑喜子正)
?辞 .ìt~!,L III] 委 u 会: H~ 1.~生活技術時1" J~長 Ll 会(香 u 会対小川昭 二 郎)
この規桝についての意見又は質問は,上 t;é原案作成者又は経済産業計j宅 1i 技術環協同際部: .J事環境生活版憎化推進室
(干 100~8901
取京都千代田区白がf\lJ 1 r 目 3 ・
E-mail:[email protected] .jrヲ又は FAX03 ・3580・ 86 25) にご)ill船ください 。
なお . 日本[~規格は , て諸原$化法第 1 5 条の規定によって.少なくとも 5 年を経過する日までに H 本工業開単品査
会の審議に付され . 速やかに , 蹄iræ.
改正文は廃止されます 。
背作榊法により同断での徳間 .
~~':r は出 II~ さ れております
Z8071 :2003(
I
S
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I
I
E
CGuide7
1 :2
0
0
1
)
まえがき
この規格は,工業課準化法
,経済産業大臣が制定した E
¥て,日
る。
当たっては, ISO/IECGuide7
1:
2001, G
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hdisabilities を基礎として用いた。
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,.目、、
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詩作権;去により拠隠i での複製,転 ;Î友ヤr ,よ法I.L: されております七
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1 :2003(1 8011 五 C G
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1:2
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目次
の、"
ベー:ン
Ffo文・・・・・・.
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.....・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 ・・・・・・・・
1
....
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........
........
...
...
...................
.......0 ・・・・・ e ・・
l
.
適用範囲.
2
.
関連規格等・・・・・・・・・・・・・・・・・.
3
.
.疋報・・・・・・・・.
......
............
...........
......................
0 •
..・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・. ..
....
...・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・.
•
•
•
•
•
.毒 3
.・. .・@・・・・・・・・ 3
3
.
1 人関工学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・· キ
キキキキキキキキキキキ
キ
(t キ
キ
.
.
.
.
.
.
3
3
.
2 アクセシブ Jlt デザイン・
3
.
3 支懐技術/福祉機器・ 0 ・・・・・・
3.
4 機能陣容・・・. .
.....
.....
.......
.............
.........................
.........
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3
3
.
5
活動の期約.
.
..........
.....
...........
...............................・・・・・・・・・ a ・・・・・・・・ 4
3
.
6
ユーザー*・.
.....
...
.
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......
....
...............................
...参. .
.
.
.
.・・・・・・・・・・・・・・
4
3
.
7
ユーザピリアィ・・・・・・・・・ー.
.....................
..........
.....・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
3
.
8
代替様式・・・・・・・・・・・・・・・・・・.
...
......
...
..............
................
......
........ー・・・
4
3
.
9 身体障害者鵠助犬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
4
. 一般的事要・・・・・・・・・・・・・. ..................................................・・・・・・・・・・・・・・ 4
5
. この規措を活用するには・・・
6
. 規格の作成一規格作成の過程で配躍できること・・・・・・
7
. アクセシブルデザインを確実にするため,規格咋成時に艶麗すべき要紫の諜. .
..
......
...
...・・・・ 6
7
.
1
.
.........
...........
...
...........
......・・・・
6
...
.........
...........
......
...
...
.......
.........・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・.
7
.
2 11昌々の濃の目的・・・・・・・・・・・・・
7
.
3
表の使い方・・・・・・.
8
. 配慮、すべき
............・. ...‘・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ e ・・・
1
5
8
.
1 概要・・・. .
...・. .・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
8
.
2 代欝様式. .
...
....事事事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
8.3
捧報及び操作異の位聞及びレイアウト並びに手すり及び取っ手の付け方・・・
8.
4 類、明の強さとグレア· キ
キキキ
キ....
..キ
.キキキキキキキ
キキキキキ.
.キキキ
キキキキ
キ..キキキキキキキキキキキキ.キキキキキ.
キキ
キキキキキキキ.
.16
8
.
5 色とコントラスト. ...・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
8
.
6 情報,欝告及び操作異(スイッチ類)の表示 iこ適した文字や記号の大きさと形・・. .
.....・・・・・・・ 17
8
.
7 分かちやすい書記言語及び音声言語による欝報・・・・
8
.
8 嬰記号及びイラストレーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
8
.
9
言語以外の昔における音量と高さ・・・・.
................
...
.
..・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
8
.
1
0 速度を抑えた 2皆報提示・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
8
.
1
1 広別しやすい製品, 操作部及び包装・・・・. .
.
.....・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・· キキキキキ
キ....
....
.j7
8
.
1
2 扱いやすさ・・・・・・・・・・
8
.
1
3 使用期限の表示・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
8
.
1
4 成分袈示とアレ Jlt ゲンに関する警告・・・・・・・・・・. .
.....・・・・・・・・・・・・・・・・・ー. .
...キキキ
キキキキキ....
.19
(
2
)
híl 輸は;により熊 i析での液製,転 .jにすはま禁止されておりますυ
Z8071 :2003(ISOIIECGuide7
1 :2001)
ペー
8.15 表笛温鹿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・. .
..............
..........
...・・・・・・・・・・・・・ 19
8
.
1
6 アクセシブんな経銘・・・・・・・・・・・. .
.....
...・・・・・・・・・・・・・・・・・・・. ............
..・・ーー‘・· キ
キキ.
.19
8
.
1
7
道理 }ζ かなった手顕・・.
.......
.............................................
...
...・・・・・・
20
8.18 表面仕上げ・・・・・・
8
.
1
9 非アレルギー性及び毒性のない素材・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ー. .
...
.......・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
..・・・ 0 ・・. ..........
..
...ー. ......
..........
.....ー. ..
.....
...
.......・・・・・・・・・・・・
20
....
...
........
...
...・・. ....
.................
...・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20
8.20
E笠響・・.
8
.
2
1
フェー J~ セーフ.
8
.
2
2 換気・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・. .
.・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ e ・ 21
8.23 素材の火災安全性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・券・・・・・・・・・ 21
9
. 心身の機能と障害の影響に関ずる詳謡. ..・・・・・
........
.......
...........
...
...
...........................
.......
....ーー・・・・・・・・・
21
........
...
........
...
....
....
..
........................・・・ー・・・・. ......・・・
2l
.....・・・・・・・・・・ e ・・・・. .............
...
.......
.......
..........
..
....・・・・・
23
9
.
1
概要.
9
.
2
感覚機能. .・.
9
.
3
発部機能・・・・・.
9.
4 認知機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
9
.
5 アレルギー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・. .
................
..............・・・・・・・・・・・・・・・・・・・· 25
解
説@・ー.
....................
.....
...
...
...
.......
...
.....・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(
3
)
芹行 i 椛 w により 1!!~ l*fr での十従事之転 2淡等は禁止されております u
28
Z8071 :2003(ISO!
lECGuide7
1 :2001)
白紙
、,
伸
一昨 {H?rU.tにより l!l~I;jJr での陸 i礼泌総等は禁止されておりますむ
J
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Z8071:
2
0
0
3
日本工業規格
(
lSOIIECG 討 ide 71:2001)
高齢者及び障害のある人々の
ニーズに対応した規格作成配慮指針
G
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rstandardsdeveloperst
oaddresst
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andpersonsw
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hdi 怠袋詰 ilities
序文
この規格は,
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1
l 版として発行された ISO/IEC Guide7
1 :2001 , G
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hdisabilities を翻訳し技指的内容及び規格票の
様式を変更することなく作成した日本工業規格である。
なお,この規格で点、識を施してある簡所は,原国際規格にはない事現である G
0.1
すべての人が製品,サーゼス,職場及び周囲の環境にアクセスできることは,社会全体が目指すべき
る。世界中で高齢者の人口比が増加しているため,製品及びサーピスのアクセシピリティと
ユーザピリティは…層無視できない課題となった。すべての高齢者に能力〈心身の機能等)障害があるわ
けではないが,最も高い発生率で揮蓄や制限を経験するの泣,これらの人々であるむ
0.2 人々のニーズ及び能力(心身の機能等)は年齢とともに変化し,同一世代であっても,個々人によっ
て異なる。機能又は知覚における制約は,障害 ι 応じて多援であると認識することが重要で、ある。障害は,
転度の難聴や読むときだけ眼鏡が要るなどの比較的軽いものから,失明,失思,身体の一部又
かないといったものまで議々である。また, 17IJ え軽度とみなされる欝害であっても,加齢等によってそれ
らが重設することで,非常に大きな問題となる場合がある。
0.3 支援技指及びアクセシブ、ルな建築物の設計の分野で、は,かなり以前かち,障害のある人々のニーズに
した特定の規路の作成が,国家レベ Y入国際レベルの両面で,標準化機関により取ち組まれてき
しかし,
El常生活用品とサービスにかかわる規格の作成又は改訂において,高齢者及び障害のある人々の
ニーズが十分に検討されているとはし 3 えない心標準化機関では,加齢や障害にかかわる問題に取り組み始
めており,そのような人々に配慮するための手法及び計画が,今後一層発展し,実践されていくものと忠
われる。そのような作業では,高齢者及び寄書のある入々のニ←ズを熟知する人々の参加を探証すること
が重要で、ある。
0.4この規絡は,よりアクセシブルな製品及びサービスに対するニーズに応えることを支援する上で,大
きな枠組みの一環として,標準化機関に利用されることを想定している。 ISO/I ECP
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hdis訪日 ities i
nstanda吋 ization workjJ_~_Q!r~~ç_ 政繁宣言
は,人道的基盤と経済的基盤
とそ調和しながら,高齢者及び障害のある人々のニーズりを規格存成過程の中に組み入れることを確実に
るための原期を示している。この規搭では
lS0lI EC の政葉宣言を補う形で
通常
製品の設計を制限
する規格であってはなら 2ないということを前提に,
の規揺は,主に規格の作成や改訂に欝わる人々を対象としているが,
といった人々に対しても有用な情報を提供する。
;与作付IlY去により無i析での縫製,似 llix!~í~ は禁止ぶれておりますく
v
、4
サービス
2
0
7
1 :2003(ISOIIECG
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1 :2
0
0
1
)
Z8
アクセシピリティの分野の発展は,高齢者や障害者にかかわる多くの新しい用語と定義を生み
出し,それらは世界吾国でさまダまに用いられている。例えば,障害のある人々
(people w
i
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h
d
i
s
a
b
ilities) を貯む人もいれば,障害者 (disabled people) を好む人もいる。全体的にいえること
それらの用語が,より規範的かつ記述的になり,否定又は偏見の意味合いが減少したとい
うことである。 世界共通の用語システムが存在しないため,
この規格では,
~言連及び W 封。
の由際機関で通常使用される用語を用いた。
o.き必然のこととして,この規誌に記載された指針は全般的なものであるむ機能障害のある人々にとって
のユーザビリティにかかわる問題を明らかにするにとどまり,具体的な解決策は提示していない。更に鵠々
の製品又はすーゼス分野における詳細指針の非成が必要で、あることが認められる。
日
この規格は,規格の作成に携わる人を
とし,高齢者及び欝害のある人々のニーズに
ある人々のニーズは,この指針で示された範盟
めの指針を提供する。
たるる
ザ令〉え
1
. 適用範西
は,規格の運用上の小さな変更によって
ものであるが,軽度の障害のある多数の人々の
ーピスの市場の拡大につながる。
ことが可龍であり,それは,
〕の規格の目的は,次のとおち
る。
a
) 製品,サービス,環境のユーザピリティが,個人の能力
によっ
いかに大きく
されるものであるかについて,情報提供や理解の啓発を行い,
b
) 製品及びサーピスのアクセシピリティとユ←ザぜワチイが,様々
ら
とどう
るかを概説し,
c
) アクゼシブ、ルデ、ザインの採用に伴う市場拡大の利得について注意を提すことである。
1
.2
この規格の対象となるのは,日常生活のすべての屈にかかわる,また消費者及び職場に向けた製品,
サービス,環境でるる。この規格では,これを“製品やサービス"という
1
.3
的
この規格では
規格作成の過程で,高齢者及び揮害のある人々のニーズをどのように配車すればいいか,その手順を
し,
b
) 様々な障害を絹慈した,各規格分野での配患されるべき要素が分かる表を提供し,
c
) 身体の機詫又は人の能力(心身の機能等)と,それらの障害に伴う具体的な影響について説明し,
出
1
.4
現誌の#或に携わる人が,より詳細で具体的な '1育報告?得られるような,資料のリストを掲載した。
この規格が提供するのは全般的
ある。こ
う形で, f居々の分野 l こ応じた指針の作成の
検討が必要である。
1
.5
アクゼシピワティ及びユーザビリティは,製品においてもサービスにおいても等しく重要であるが,
サービスに関する国際標準化の作業は,まだ本格的に行われていない。したがって,この規轄では,サー
ピスよりも製品に関する規定がかなち多くなっている。
備考
この規格の対応国際規格弘次に示す。
なお,詳;おの程度を表す記号は ISO/IEC Guide21 に基づき, IDT (一致している入担OD (修
正ー L -C~三五).L. ~~Qj同五五 t. 主主
61111EC12111W1 欄: 200ιGui,有li明三今Z5fmdnての剛 deveJ虫色明剛 to addr空立与竺ー明ed:号剛合仁合 !9.~!.. P.~.~~~~~号
aηd 旦ers.Qns. 校社長.d is~hiJjJ由良
汗作権i去により無断での絞製, ilIL;11 ま写は禁止されておりますむ
3
之 8071
:2003(
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lECG
uide7
1 :2
0
0
1
)
2
. 関連規格等
に閲する指針
JISS0137:2000 ,
講考・1.
ISO/I 配C Guide37:1995 , I
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sofconsumerinterest が,この規格と
している。
ISO/I 転C Guide50:CZ) , S
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yaspects-Guidei
1n
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1:1999 , S
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standa吋 ization
work
注(う出張予定 (Guide 5
0:1
9
8
7
3
.
定義
この境擦で用いる主な用語は,次による。
参考
この韻条では,人間工学,アクセシピリティ及び規格の分野で、使われている用語のうち,
かを明確 ι 定義する。これは,身体機龍や議議欝害を説明しようとするものではない。身体機
ついては, 9. に記載した [J亨文と注(')も
3
.
1
人間工学
人の行動や生物学的特徴についてわかっていることや理論化されていることのうち,製
品及びシステムの在様,設言i\ 評錨,操作,修理において,安全や,効果的かっ十分な利用を{足進するた
めに応用できる要素を絹羅した,
3
.
2
アクセシブルデザイン
何らかの機能に制限を持つ人々に焦点、を合わせ,ごれまでの設計をそのよ
うな人々のニーズに合わせて拡張することによって,製品,建物及びサービスをそのまま利用できる潜在
顧客数を最大限まで増やそうとする設計。その実現の方法として,
修正。改造することなくほとんどの人が利用できるように,製品,サーピス及び理境を設計する。
サービスをユーザーに合わせて改造できるように設計する(掻{宇部の改造等)。
により,障害のある人々向けの特殊製品との互換性をもたせ,相互接続を可能にする。
ちれる。
参考1.
デザインアォーオール,バリアアワーデザ千ン,インクルーシブデ、ザイン,
トランスジェネ
レイショナルデザ、インは類献しているが,それぞれ興なった意味合いで捷われる。
2
. ユニバーサルデザ、インは,アクゼシブ )V ヂザ、インを包含する概念で,すべての人が,可能な
限り最大摂まで,特別な改造や特殊な設計をせずに利用できるように配!重された,製品や環
境の設計を
3
.
3
支接技術/揺社機器
われるものを指 L
ある人々の心身の機龍を高める,維持する,又は発達させるため
システム,ハードウェア,ゾフトウェア,サーピス等の形態
らの購入,改造,特注等を問わない。この用語は,補装具 (technical a
i
d
s
)
む。福祉機器は機龍埠害を取り去りはしないが,
をし
くす
ることカ?できる。
3
.
4
機能障害
身体の楼龍や講造における,影響の大き
し,けがのような一時的な
もの,永続的なもの,軽度又は重震のもの,加齢による
参考1.
身体の機能とは,
を意味する。身体構造とは,臓器,
四肢及びそ
よる
2
.
ように,状態の変化する場合等がある。
身体部位を意味する (1999 年 7 月の ICIDH 蜘引こ
く)。
ISO9999:
2001 とは異なり,また WHO の ICIDH之/ICF: May2001 とも
汗作+?r1 ìL により無断での燦製,転,\ま等は
11; ぶれており
4
Z8071 :2003(
1
8
0
/
1ECG
u
i
d
e7
1 :2001)
なる。
3
.
5
活動の制約
3
.
6
ユーザー
サービス
とかかわりをもっ人
ISO9241 ぺ 1: 19刊による。
参考
3
.
7
おける
ユーザピワティ
定められた状況下で,定められたユーザーが,定められた自
ために,あ
る製品を効果的に効率よく満足をもって利用できる程変。(J SO 9241 欄 11 :1
9
9
8
)
3
.
8
代替様式
3
.
9
身体陣瞥者楠助犬
等O
製品,サ一ピス及び環境をアクセシブ、 yルレにし f詩尋るような代替する動作や感覚の李科u 用
富導夫,聴聴、導犬,介肋犬(
これらのうち複数の仕事を担っている犬も含まれる。
4
. 一般的事項
4
.
1
人道的な理由を加としても,高齢者及び障害のある人々にとってアクゼシブ守ルな商
…ピスを
ることには,多くの経済的利益がある。明白な利点は,対象顧客の増加である。
した製品やサービスは, I自のすべての人にとっても便利で利用し
ある人今に
い。そのよう
が一時的な閤難を負った際に便利で、ある。一時的な国難とは, l:9lj え
なくしたり,
は,特に人々
を骨折したり,
ベビーカー又は大きな荷物を持って移動することを
4
.
2
設計の初期段指でニーズヘ取り組めば,わずかなコストで,又は全くコストそかけず、に,よち多く
の人々に使える製品やサーピス,環境をつくり出すことができる。現格は,一般消費者と深くかかわる
ピスの設計のあり方を大きく左右するため,非常に準拠な意味をもっ。
4
.
3
規格原案の作成において,関係委員会には,高齢者及び障害のある人々のニーズに記癒することが
される
(ISO/I 配C P
o
l
i
c
yStatement 参照)。この規格の詩的は,規格の作成に携わる入又は関連する告
の人々を対象に,規格の作成及び改訂において,加齢や|埼寄にかかわる問題に配慮する際の体系的手顕を
ことである。また,関係委員会が,それらのニーズをどの程度規格作成存業に取り込めているかを判
Iffrする擦のヅーんにもなり得る。
4
.
4
には,
(ISO/IECGuide50 及び ISO/IEC Guide 引に規定のとおり)生険に関する
検討も行われることとなっている。この規格には,機能霞害のみる人々にとって
つながりやすいと
志われる要素が記載されているので,そのような作業の参考資料にもなち得る。
4
.
5
支援技指(器具,ソフトウェア,サーピス)は,高齢者や障害のある人ぞのニーズの一部に応える
ものとして存在する。一般向け製品と支援技指に互換性をもたせることは重要である。日用品には,特に
両齢者や障害のある人々に通常使われている福社機器との互換性が求められる o 1:9IJ えば,棋ろ(呂)と入
浴用い(椅)子,曜話と播軽器とは対応、がとれていることが望ましい。
4
.
6
障害のある人にとって,人的援助法,これには身体障害者補助犬による援助を含むが,
ときとして
不可欠ではあるが,決してアクセシブ、ルデ、ザインの前提としてみなされではならない。アクセシプルデ、ザ
インが高齢者及び障害のある人々のニーズに十分に忠えられない場合,特にサーピスの分野において,人
的援助の必要性を検討することが求められる
4
.
7
製品!l を設計する際,安全性とユーザピリティとの両立が難しい場合がある。例えば,子ども
に寵癒し,開けにくくなっている薬瓶詰,視覚,筋力及び(干の動きの〉自由さが低下した高齢者にとっ
ても i請けにくいものとなる。安全性は常に最重要条件ではあるが,関係委員会は,使いやすさにも配慮し,
に基づいた解決策の創出に努めることが望ましい。子供のニーズへの配慮について誌,
Guide50 で提供されている。
内fW村により無断での複;主主転,lt~ t,3': は ~II'. ぶれておりますし
ISO/IEC
5
Z8071 :2003(ISOIIECGuide7
1 :2001)
5
. 乙の規格を活用するには
5
.
1
6. では,規格作成において高齢者及び障害のある人々のニーズに配慮する際の手順を示す。
5
.
2
7. では,製品やサービスや環境を利用する際に必要となる要素と,様々な能力(心身の機能等)を
もっ人々とのかかわりを,表 1'"'-' 表 7 で示している。
5
.
3
8. では,表に記載されたキーワードを使いながら,各要素について詳しく解説する。
5.
4
9. では,表に記載された感覚,身体,認知などの様々な機能を解説し,それらの障害の原因や影響
を簡単に説明する。また,人の活動を妨げ,
格の作成に携わる人は
5
.
5
9. の全体に日を通し
ときには命にもかかわるアレルギーの問題も取り上げる。規
障害に関する理解を深めることが望ましい。
参考文献には,規格の作成に携わる人が,より詳細で具体的な情報を得られるような,資料のリス
トを掲載した。
6
.
規格の作成一規格作成の過程で配慮できること
新たな規格の作成や,既存の規格を改訂するとき,
高齢者及び障害のある人々のニーズに配慮、されているかを確かめる際に以下の図が役立つかもしれない。
規格作成の過程が左から順に示され,各項目の下に,何をすべきかの指針が記載されている。
符作村uよーにより無断での担製,
'1以,IiF1; は笠 1 1:されております ι
6
Z8071 :2003(ISOIIECGuide7
1 :2001)
II
VJf准説、
確認事事
II 規格の出骸
謡誌、事項:
-規格の目的は
-ユーザゼワテ
ィに関する
伺か
-境 J慢の対象と
を
してしミ
なる製品及び
るか, WJ え
サービスを利
ドう
の問題を取
び当事
用するのは誰
五るか,又
方為
留によっ
;ま
る
の一一ズと安
外の代替形式
討を経たか(詩
費者モータ
ち上げている
-新たな,又は
て必要な知識
改訂された
及び経験が行
丹:下で忽
ある人々に受
きわたってい
け入れられて
るか
いるか(差別的
-委員会の
し=るか
宅は‘高齢者及
なユーザ
ーが利用でき
参考叩刈|
人々 iこと
力者を集める
ではないか)
-規格案 Lt ,
童全者及び障
て
るように,商品
アクセシブル
及びサービス
グル
カ込
のアクセシピ
な,多く
リティを最大
者に幅
限まで高める
覧されたか
も入手耳能か
可自12
治3
クセシピリテ
イはどの袈度
も
カミ
スの現在のア
カ通
は印刷以
フ
く I!!I
方法を取り上
-消費者問題 iこ
関するデータ
はあるか(事故
ターグ、 fレープ
-指針又は抱葉
7
. アクセシブルヂザインを確実にするため,規格作成時に詑躍すべき
7
.
1
概要
殺 1'"'- 我 7 以,謡々の語力(心身の機能等)レベルの人々
ピスや環境を利用する
ょう会課題が生じるのかを,境格の作成に携わる人が見きわめるの
を併せもつ人々もいるので,常に
7
.
2
鵠々の表の目的
の
各表は,それぞれ,
と起りでるるむ
表 J :情報;表示,
表 2: 毎装;開閉,便用,
表 3: 素材
表 4: 取付け
5: ユ~ザーインタフェース;取扱い,操作具,ブイードパック
6:
7:
持名付'1; 誌により主主 1*1[での捜~, )1ゃi町:HJ:禁止されておりますし
ように作られている。
ま L \,<10
対応している。そ
7
Z8071 :2003(ISO/IECGuide7
1 :2001)
表の使い方
7
.
3
7ふ l
表を利用するには,ま
わちどのような簡条を規格に
場合,合まれる分野は, '/言報,
規格の作成に携わる人は,どの表が原案内容と
に関連するか,すな
るのかを割り出すことを推奨する。 例えば,電気製品にかかわる規格の
素材,取付け,ユーザーインタフェース,保守についての簡条を含
l から表 6 までが関係する。食品包装に関する規格の場合,含めるこ
とになる儲条,情報,包装,素材,ユーザーインタフェース,保守であり,表 l から表 3 ,表 5,表 6 を
するとよい。建物内外のアクセスにかかわる規格であれば,構報,素材,取討け,ユーザ、←インタフ
エース,構築環境全絞が関連するため,表l,表 3 ,表 4,表弘義 7 が参考となる。
7
.
3
.
2
各表では,いちばん左の列にキーワードが記綾され,配慮すべき要素を特定できるようになってい
る c キーワードに付けられた番号は,この規格の 8. に対応している。
例
電気製品の場合,皆報表示及び警告についての簡条を作成する際には,代替様式,情報の位置と
レイアウト,毘囲の照明などについて配慮することが望ましい。“代替様式"については 8.2 で,
"{立置とレイアウト"については 8.3 で詳しく述べている。
7
.
3
.
3
各表には,塗りつぶされたます自によって,個々の機能障害に対する重要な配慮すべき要素が示さ
れている。特に重要と思われるます目が埋められているが,鵠々のケースについて,すべてのます目
ることが望ましい ο 表 l の代替掠式による i者報や警告の表示が,感覚障害[視完,聴覚,触覚,
きゅう(唄)党]や,
(手の動きの)自由さ,言語や読み書きに障害のある人々にとって重要であることが
わかる。どの代替模式が適切であるかは,かかわる心身の機能で異なるが,より多種の代替様式が使えれ
,より多数の人々に有効となることは明らかである c 表で取り上げられた心身の機能には番号をふりラ
9. に詳細管報を記載した。例えば,視覚の機能や,その時害に伴う危険の可能性は 9.2.1 で述べている
7ふ4
最後に,規格の作成に欝わる入は適切に表,すなわち目的とする規格に応じた表及び要素を選択す
るのが盟主しい。その一方で,適切な表及び要素を特定した後,表中の人の能力(心身の機能等)につい
ての列のすべてを検討することが盟ましい。なぜなら,製品,サービスまたは環境に関するすべての要素
が,議々な能力(心身の機誌等〉の人が存在するため,大切になり得るからである。
什 :HW~ により j!lリバでの砲事t
i[í.ム故マは禁止されております u
情報に関する箇条での配慮すべき要素
情報(表示,注意表示,
人の能力(心身の機能等)
警告)に関する規格の
9
.
3 身体
感覚
9.
4
9
.
5
認知
箇条での配慮 すべき要
アレルギー
素
v一
h一コ叫
」
"にさ
わい σ業蛋
9
.
2
.
1
9
.
2
.
2
9
.
2
.
3
視覚
聴覚
触覚
9
.
2
.
4
9
.
2
.
5
味覚/きゅ 平衡感覚
う(唄)覚
9
.
3
.
1
9
.
3
.
2
9
.
3
.
3
4
9
.
3.
9
.
3
.
5
9.
4.
2
/
3
(手の動
操作
動作
筋力
発声
知的能
壬
E手':j 三白五口/虐民主
凡」
接触/食物
力 /記憶
み書き
/気道
きの)
9.
4.
4
9
.
5
自由さ
8
.
2 代替様式
:コア一
7…-一…
Iニ日一うぺ一土 一一
ム,
バ
一
r
広一説
定 延滞
4 3高足・一
一二コιコ ψ一ト
占 一
一:
8
.
3 位置/ レイアウト
ムー ー一ぺ?や
rι 一…一7沖μJγY〆
J
hιι
J
山
j J
8
.
4 照明/ グレア
ーパ
8
.
5 色/コントラスト
γ
一トi山J川九
J
〆P
8
.
6 文字/大きさと形
8.7
ニい似合パ針。鮒斗c
8
.
8
分かりやすい日語
詠ιγm誌
函記号 / イラスト
レーション
仇
日ト
8
.
9 音量/周波数
ペ
二γγ 一二
8.10 抑えた速度
ー ιt陀
“Fじト
γ
8.11 区別しやすい形
イ
8.12 扱いやすさ
8.13 使用期限表示
8.14 成分表示
8.15 表面温度
8.16 アクセシプルな
経路
…一一ご
二
λ
-γι 二t一y一一 千ーi一 J子 t山
ー
一r
•
一
J
ソJ
マ r品川一川主~ぺ丸ふケ主山ゴ総
一一培日ユJ心山
ー トム ー
J
総え 三 Z品;川
r
•
r
ーV
が
川
トrー
九日J
c-ao
吋一一N
一004)
9
.
2
ω(
o~
一
mのの
一
MOOω
の 件に関する記載がある。高齢者及び障害のある人々の情報アクセスを最大限確保する方法は次による。
一
よく設計された製品又はサービスは,説明情報がな く ても,そ の 形状や状態から,使い方が分かるようになっており,また,説明情報に全 く 注意を払わないユーザ
ーも存在するが,特に危険の警告等 の 情報がある場合には,製品又はサービスがすべてのユーザーに届くものでなければならない。 ISO/IEC G
uid37:1995 にも,こ
N ∞O吋4
表 1
αコ
表 2
包装に関する箇条での配慮すべき要素
表 1 (注意表示)及び表 3 (素材)にも関連する包装 へ の表示と,包装の開封及び廃棄に関する要素を含む 。
配慮す べ き要素には,
包装(開閉,使用,廃
人の能力(心身 の 機能等)
棄)に関する規格 の 箇
9
.
2 感覚
9
.
4
9
.
3 身体
認知
条での配慮すべき要素
9
.
5
アレルギー
9
.
2
.
1
9
.
2
.
2
9
.
2
.
3
視覚
聴覚
触覚
9
.
2
.
4
味覚/ きゅ
う(嘆)覚
9
.
2
.
5
平衡感覚
9
.
3
.
1
( 手の動
9
.
3
.
2
9
.
3
.
3
9
.
3.
4
9
.
3
.
5
9.
4.
2
/
3
操作
動作
筋力
発声
知的能
言語/読
接触/食物
力 /記憶
み書き
/気道
きの)
9.
4.
4
9
.
5
.
8
.
2 代替様式
Y己、
一L、九tι一
」、、
v、、沖b一、ー
、
J
8.
4 照明/グ レア
8.
5 色/ コントラスト
8
.
6 文字/大きさと形
、九、h
、
i、 p、一
一\議ミ4川町口れ♂議か市止
8
.
8 図記号/イラスト
レーション
きた九
ぎぶ二ミ
8.11 区 別しやすい形
8.12 扱いやすさ
8.17 道理にかなった手
、、
糸ぷ政%治u以家縦三
宮れ)古
U ぶ一 一
}I頃
川川~一ぺ、眠 九てー、」、一一九一一i一1九一一
ι一
ι …一一一- 人コ一ベ一斗なr札h、ピ品一ι一、 二一一
ι一 ρ、
8.18 表面仕上げ
8.19 非アレルギー性 /
無毒性
A
巳似之川jぷ沼r九♂日r店九川彼一お…三志れ寸ぶバ1♂川~;三♂…机
芯侍守ロ込詫泌心必
ぷ山税之九←注主訟じ訟主がι…
?を d交d設号!
」
一
一
N ∞O吋4 一N
ω
O\
mの Qc-ao吋一一N
一004)
一OOω
(
山…
主3 さ
日トμム
け『)業系
「Q
「
恋 淫・ -r4EFH
1
AV
涼 ニ 叫合ぺ計 σ 川
内斗ハ
U
、
自由さ
CD
素材の性質は,
素材に関する箇条での配慮すべき要素
ユーザーに対する大きな影響力をもっ 。
素材に関する規格の箇
人の能力(心身の機能等)
条での配慮す べき要素
9
.
2 感覚
9
.
4
9
.
3 身体
9
.
5
認知
アレルギー
9
.
2
.
1
9
.
2
.
2
9
.
2
.
3
視覚
聴覚
触覚
9
.
2.
4
味覚/ きゅ
9
.
2
.
5
平衡感覚
9
.
3
.
2
9
.
3
.
3
9
.
3.
4
9
.
3.
5
9.
4.
2
/
3
操作
動作
筋力
発声
知的能
号E号= 三白五口/壬耳土
目4
接触/食物
力 / 記憶
み書き
/ 気道
きの)
う(嘆)覚
9
.
5
9
.
3
.
1
(手の動
9.
4
.
4
主主ふさ」こ
L
二
れ)冶押さdε窓耀・言宗ぷ立法一一い似芦ぺ討『〕J
山内斗
自由さ
8.4.4 グレア
日
8
.
5 色/ コントラスト
vに kγ討
1
8.11 区別しやすい形
ん仁
ヨ|
8.12 扱いやすさ
8.14 成分表 示
〆f〆
マ イt
8.15 表面温 度
f
fγ
tコ
バJ一 J
日ベ
8.18 表面仕上げ
8.19 非アレルギー性/ド
無毒性
8.20 音響
出
空誌
ーさr遁
:
議
F
M
kピp
ー
三
t〆
ω(
O\
一
吋4 一N
N ∞O吋4 一N
一00ω
一
mのの c-ao
一004)
表 3
.
.
.
.
o
表 4
取付け』ζ 関する簡条での配諜ずべき要素
るか,
又は行われるのが望ましい。
しかし,
れり/
は,筋力低下のような穣能障害をもたない適任者によっ
そうで、あっても,
,
(心身の機能等)心配麗ずることが望ましい。
取付けに
る規格の
人 l 能力(心身の機能等
醤条での記濯、すべき
9
.
2
9
.
3
9
.
5
9.
4 ~~知
素
アレルギー
9
.
2
.
1
9
.
2
.
2
9
.
2
.
4
9
.
2
.
3
|味
9
.
2
.
5
9
.
3
.
1
(手の動
9
.
3
.
2
9
.
3
.
3
操作
動{芋
9
.
3
.
4
9
.
3
.
5
9.
4.
2
/
3
9.
4
.
4
三iミ三三ロ五ロ/三耳士
ん
き
つ
9
.
5
接触/食物
/気道
自由さ
8.
4 照明/グレア
8
.
8
ラスト
レ
ション
8.11 区別しやすい形
8.12 扱いやすさ
8.17 道理にかなっ
、
、
、
I1匡
、
8.18 表面性上ぜ
8.19 非アレルギー性/
無毒性
8.21
ブエールセ
ブ
い内o
∞u
よ一一MOOω
〈ω
一ohmのの忠弘め吋一一Mood
vJ…
H舎
3誌打、竹
一
手ε
σ〕一=
J
り
,古川柏戸一一宇一待以…兵一沖ぃ……バ似
%十
きゅ
網開通除
網開通‘
こ の分野への 配慮、 は ,
ユーザーインタフェースに関する箇条での配慮すべき要素
多 くのユーザーに対して, 最 も 大 きな影響 力をもっ。
ユーザーイン タ フェー
ス(操作,操作具,
ィードパッ ク )
人 の 能力 (心身 の機能 等)
ブ
9
.
3 身体
9
.
2 感覚
9
.
4
9
.
5
認知
に関す
アレルギー
る規格の箇条で の 配慮
9
.
2
.
1
9
.
2
.
2
9
.
2
.
3
すべき要素
視覚
聴覚
触覚
9
.
2.
4
9
.
2
.
5
味覚/ きゅ 平衡感覚
う (嘆) 覚
9.
4
.
4
9
.
5
9
.
3
.
1
9
.
3
.
2
9
.
3
.
3
4
9
.
3.
9
.
3
.
5
9.
4.
2
/
3
(手 の動
操作
動作
筋力
発声
知的能
三
にコ圭 三口五口/三
日1し
さ
接触/食物
力/記憶
み書き
/気道
きの )
、
耳、一さに んおい{)
遣 さ~43定 定ゆ T
- fE41
祥F子
H似合ぺ計 σ 同斗 c
自由さ
8
.
2 代替様式
ム仙h 市柑山川勾勾削P
ドヰ
口
8
.
3 位 置/ レイ アウト
8.
4 照 明 /グ レ ア
8
.
5 色/
ン トラスト
8
.
6 文字/大きさと形
8.7 分かりやす》言語
8
.
8
雪き雪
図記号 / イ ラスト
、r
工 み 去三な♂
U
レー シ ョ ン
九
パ〆
8.
9 音 量/周 波数
〆川
8.10 抑 え た 速度
8 . 11 区 別し や す い形
8.12 扱いやす さ
ト
〆
8.15 表面温 度
A
,ーJ一一fールにJ一
4二一アコ1一ι2ツ一一二
8.17 道理 に か な っ た手|
JI国
8.18 表面仕上げ
8.19 非アレルギ
/
豆ヨ
三
性/
無毒性
、
8.20 音響
8.21
フェールセーフ
由主ト
,
ι
吋 ド
J
〆
ω(
O\
一
mOQC-a吋
o4 一N
よ一 NOOω
一
一004)
N ∞ou
表 5
.
.
.
N
表 6
この分野の作業は,
保守,保管,
廃棄に関する箇条での配慮すべき要素
ユーザー以外の人によって行われる可能性がある。表 4 も参照 。
保守,保管,廃棄に関
等)
人の能力
する規格の箇条での配
9
.
2 感覚
9.
4
9
.
3 身体
9
.
2
.
2
9
.
2
.
3
視覚
聴覚
触覚
9
.
2.
4
味覚/ きゅ
う(嘆)覚
9
.
2
.
5
平衡感覚
9
.
3
.
1
9
.
3
.
2
9
.
3
.
3
9
.
3.
4
(手の動
操作
動作
筋力
きの)
9
.
4.
2/3
知的能
力 /記憶
認知
4読き
A誌書
9言み
9
.
2
.
1
日声
ι~
発
慮、 すべき要素
9
.
5
アレルギ-
9
.
5
接触/食物
/気道
・
GUF法
設写会…民←れい『こh
一一
芸 芯定 e ず 一
H 一一一叫合ペ計
43
σ 川内斗
e持
e
自由さ
8.12 扱いやすさ
8.17 道理にかなった手
}I慎
8.19 非アレルギー性/
無毒性
一
ω(
o~-mOQc-吋
a
4m一
w
N ∞O吋4 一N
一00ω
N004)
ーーさ
VJ
構築環境(建物等)に関する箇条での配慮すべき要素
構築環境の設計には,特別に支援技術の要素を取り入れる必要があるかもしれない。例えば,車いすを考慮して,通路を広く取ることが求められる。動物禁止の建
物であっても,身体障害者補助犬は許可されることが望ましい。設計条件が厳しいときには,例えば視覚障害のある人々や車いす利用者には人的援助を提供すること
で,アクセスの確保が可能と なる。
構築環境(建物等)に
8
.
8 図記号/ イラスト
レーション
8
.
9 音量/周波数
抑えた速度
8.12 扱 いやすさ
8.15 表面温度
8.16
ア クセシ プルな
経路
8.18 表面仕上げ
8.19 非アレルギー性 /
無毒性
8.20 音響
8.22 換気
8.23 難燃性
9
.
3
.
3
9
.
3.
4
動作
筋力
日古田ノ
qA
発
形
8.7 分かりやす い言語
44hv
色/ コントラスト
Oア
照明/ グレ ア
2 冶「
8
.
3 位置/ レイアウト
8
.
4
3W
友会…需とん←
案い
喜一
-一
一民
両省民同
ニぺ討。 川
σれ
443定日一ゲい村
似合
内斗。
う(嘆)覚
動一白
9
.
2
.
4 I 9
.
2.
5
味覚/ きゅ|平衡感覚
川の一)さ
触覚
、きC一
9
.
2
.
3
聴覚
/t
9
.
2
.
2
視覚
に手一の一由
9
.
2
.
1
9.
4
9
.
3 身体
9
.
2 感覚
配慮すべき要素
8
.
2 代替様式
の機能等)
人 の能 力(
関する規格の箇条での
認知
9
.
5
アレルギ-
9
.
4
.
2/3
9.
4.
4
9
.
5
知的能
言語/読
接触/食物
力 /記憶
み書き
/気道
ω
一
二一 N004)
N ∞O吋4 一NOOω
一
mのの Eaou
(o~
表 7
.......l‘
..
1
5
u
i
d
e7
1:2
0
0
1
)
Z8
0
7
1:2
0
0
3(ISOIIECG
8
. 配膿すべき要素
概要
8.
1
8
.
1
.
1
この箇条では,表 1""' 表 7 及び 9. の能力(心身の機龍等)についての詳細説明とともに相周する
ことを想定し,製品,サーピス,及び環境のもつどのような特徴が,
ある人々にとって
助けとなるか又は妨げとなるかを詳しく記述する。
8
.1
.2 8
.
21
;
)I寄では,
されたキ}ワードについて詳説し,製品及びサービスをアクセシプルにす
る際に記慮、すべき
幾っか実例を挙げているが,あくまで参考例であり,仕様を規定するもの
ではない。挙げられた課題や対処法は,すべてを網羅するものではない。
8
.
1
.
3 アクセシピリティに関する既容の届際規格や規格がある場企,新たな規揺の作成又は改訂を行う前
にそれらに目を過し, 7.3.3 で特定した表及び要素の項目に照ちして検討することが望ましい。
事.2
代替様式
8
.
2
.
1
概要
代替犠式 (3.8 参照)は,異なる様式又は感覚要素を利用して製品及びサ…ピスをアクセシ
プんにするための提示方法である。清報や機能のようなすべての入力及び出力,すなわち,情報表示及び
に対して,例えば規覚と触覚といった一つ以上の代替様式を設けることで,言語/読み書きに
ある人々をも含む,より多くの人々を支援することができる。(手の動きの〉自由さや筋力に障害のある人
に配磨、すると,扱いやすい代替用包装が必要かもしれ会い c
8
.
2
.
2 視覚情報に代わるもの
表面仕上げの種類及び感触は,担覚障害のある人々にとって,
を強めて伝える,大明な触覚フィードパックになり得る。
可能な限り,その製品 iこ組み込まれた音声又は他の方法でも提示され,点
主1] らない視覚障害のある人々や,読み書きの閏難又は不可能な人々にも伝わるようになっていること
ましい G 白1 掛された視覚情報は,代替援式(草子音声,大きな津き出し文字,点字等)でも提洪して,
視力のない人々にその情報が伝わること
ましい。また,大きく印刷して弱視者にも
さることが
ましし h
8
.
2
.
3 聴覚情報に代わるもの
可能な眠り,
ある人々に配慮して,視覚又は他の
に訴える告号とともに提示すること
手話)。特に,火災報知
は,問えば,見やすし
させることが望ましい。
8ム4
音声入力主代わるもの
声によって撮作するもの,例えば建物への入館を許可する筈錆システム
には,テンキーによる入力や,ビデオ監視システムといった代替様式を用意することが望ましい c
8
.
2
.
5 身体の特徴を利用した個人識別及び擁作
生揚測定学を利用した龍人識別会行う場合,到の識別方
法が用意されることが望ましい。例えば,網膜を利用した認証システムは,網膜のない人が,指紋が必要
なシステムでは,手がない,又は義手を使っている人は韻人識別の代替様式が用意されない掠りは,その
器、作できない。
8
.
2
.
6 発作の防止
画面上の文字などの表示を,又は福岡全体をフラッシュさせる場合には,福党刺激に
よる発作を引き起こしやすい明減速度を避けることが望ましい。
8
.
3
情報及び操作異のイ立種及びレイアウト並びに手すち及ひ、取っ手の付け方
rf 作権;去により無断での複製,転中仁子は ~":!IL されております・ ι
1
6
Z8071 :2003(180/1 正 C Guide7
1 :2001)
8
.
3
.
1
位雷
表示及び掠作具の位置は,製品のどこに付けるか,建物内のどこに付けるか,又はサーピス
に関する情報(若Ij えば,
ドライクリーニング業者が衣服のクリーニングを受け付ける条件についての
書き)を提供する場所をどこにするかは議要である。表示及び操非呉の位置は,視覚障害のある人や,
ぎに障害のある人々にとって気づきやすし立った梁勢でも,事いすかちでも見ることができ,
かがまなくても簡単に利用できることが望ましい c
このためには,表示や提咋具の位置は,間定されてい
ないか,調整が可能か,複数陣所に配される必要があるかもしれない。表示又は操作具は,針えば,
どち
らの千で製品を持つでも,両手で、扱っても,手の機能や力に障害のある人が独自の持ち方をしても,隠れ
てしまわない位震に付けられることが望ましい。
8
.
3
.
2
建物
建物の設計には,安定惑のある手すりを適切な位置に取り付けるなど,安心と自告をもたら
ような,簡単な対策を講じることができる。操作呉及びドアハンドルを癌きやすし
おくと, (手の
動きの)白出お,操{色移動又は筋力に障害のある人々にも扱いやすくなる
8ふ3
みる人々にとって,レイアウトも,表示及び j操作具の分かり
レイアウト
やすさを決定づける。配慮すべき要薬ーとし
表示及び操作具の理にかなった配間,表示の各行の長さ,
清報の的確さ及び操作異と実際の動きとの
ちれる c
8
.
4 照明の強さとグレア
8.
4.
1
明るさの確保
適切な照明があれば,視覚障害のある人々にとって,表示及び操作具がより
くなる。また,適切
ある人々のコミュニケーションにも有用で
による
は,
ある。
8.4.2
曹関の明るさとの関係
製品が使われる場所の明るさに配癒することが望ましい。例えば,テレピ
は暗い部屋で筏われるかもしれないし,製品の取持けは,暗いところで
場合もある
8
.
4
.
3
建物
8.
4
.
4 夕、レアの田遊
明るすぎる照明及び指向性の強い光は,深い影やグレアの原因となる。グレアの可
能性を抑えるために,表示板が光を反射したち,説明書や包装の表示部分の紙賓に光沢をもたせる等は避
けることが望ましい。
8
.
5
8
.
5
.
1
色とコントラスト
適明な色の選定
い色の組合せと,そう
邑の選択は,理解のしやすさ及び見やすさにとって
一部の人々
いものとがある ο 例えば,赤と
ある。よち区別しやす
ある人々}にと
って見卦けることができない 0
8
.
5
.
2
色の組合せ
案内表示なのか,危険の警告なのか等,それが示す官報の目的
と,利用される場所の照明の条件によっ
る。例えば,
にはっきりと見える組合せの代表拐であり,
い皆骨に
ミグレアなし
〉色,薄い灰告の地
は,見
にくいため,通常避けることが望ましい。
8
.
5
.
3 色を使った誇報表示
色を用い
ることが望ましい。情報を
えようと
る,応答
る i言報はすべて,色以外の勉の表示手段をも併用し
る,又は視覚的要素を見分ける手段として,色
だけを利用することは:位けるのがよい。
;v,: 1HN法;こより熊断での波宮~,転,1&/'立;は紫 11: されておりますし
1
7
lS
O
I
I
E
CG
u
i
d
e7
1:
2
0
0
1
)
Z8
0
7
1:2
0
0
3(
情報,欝告及び操作巽(スイッチ類)の表示に過した文字や記号の大宮さと形
8
.
6
情報,警告及び操
作具(スイッチ娯)の表示に適した文字の大きさは,それらがどの程度の距離から利用されるのか,期間
の明るさ,そして,背景色と文字色のコントうストによって異なる。書捧の選抗,セリフ(字画のひげfti1î
引のあるなし,斜体とするしない,字離の太さも,読みやすきに大きく影響する。大文字のアルブアベ
ット;ぇ小文字に比べて読みにくいことにも留意すべきである。これは,特に視覚障害のある人々にとっ
ある。文字の大きさや書捧及び警告のための記号を指定することを挨討するとよし
8
.
7 分かりやすい書記言語及び音問書語による構報
8
.
7
.
1 文章による需報の整備他の代替様式に加え,可能な際仏情報を文章表現した形でも整額するこ
とが望ましい。これによってラ文章以外の情報を視覚でとちえたり,区別したり,判読するといった作業
の困難な人々にも,理解が容易になるし,また他古語への翻訳が容嬰となる
8.7.2
情報の椴雑さの検討
って,
注意表示又は操作手 JI闘が複雑すぎると,高齢者及び知的制約をもっ人々にと
の利用が困難になる
な書き言葉又は話し
し
視覚及び聴覚に|埠害のある
人々にとっても,より分かりやすいものとなる
8
.
7
.
3
時期さ抗た注意表示
印刷された;主意表示では,一文一文を耀くとどめ,単純明りよう
ない言語を使い,簡単なイラストレーションが添えられていることが望ましい。
8
.
7.
4 音声言語による鵠報
音声言語による'詰報;こ対するきまりは,印刷された時報に対するものと類似
している。その文脈 i土誌報が意味のあることを確実にするように常に配慮されるのが望ましいし,そして
注意表示は道理にかなった穎序で皆報を提供するのが望ましい c 重要な部分は,練り返し~べることによ
って強調するとよい。昔声言語によるアナウンスの音量が小さかったり,声の高さが商すぎたり低すぎた
ちすると,聴覚障寄のある人々は,よち大きな危険や不利にさらされることになる。
8
.
7
.
5
捜数謹話への対応
注意表示を複数の言語で提示する場合,印刷埼報であれば,
1 ページ中に
させずに言語ごとに別ページとすることが望ましい。音声昔話による靖報の場合には,ど
といううまかりやすい前置きをそれぞれの言葉で付けるとよい心
8
.
8
図記号及びイラストレーシ当ン
取扱説明又は製品そのものに表示される注意表示には,文章だけ
でなく,はっきり自的のわかる記号又は図解を併記すると,製品の組立や利用が容易になる
171J えば,同
じ記号の付いた部分を金わせることによって組立ができるように工夫したり,操作具の表示に三日持者用い
たり等が可能である
8
.
9
言語以外の留における畜量と高さ
警報・報知音の音量が十分でなかったり,音の高さが高すぎた
り抵すぎたりすると,視覚障害のある人々は,より大きな危険や不利にさ告されることになる。
3 範囲で調整可龍であることが望ましい。また,可能であれば,連数の!司法数成分を
よって 4詰報を与えることが望ましい(倒えば,幾つかの大きい周波数成分をもった音を関報とし
る)。吾量の急激な変化を避けることが望まれる。
8.1 0
速度を掠えた靖報援示
音声言語による情報の速度を抑えると,伝達内容の理解がしやすくなる。
個々の注意表示の間でまをとると,情報を理解し実行に移すための余裕ができる。
ある入にとっての理解が困難になる。表示面上で動かし
表示した後消えるような擢報の場合
ぎると,
る,又は一時的に
提示時聞の長おに配車することが望ましい 0
8
.
1
1 区別しやすい製品,操作部及び包装
8
.
11
.1 形による区別
区別しやすい形を採期すると,視覚障害のある人々や数党に樽害のある人々にとっ
て,製品を見分けたり,部品の組立方を理解したり,操作具(スイッチ類)を区別したりといった
しやすくなる。認知機能に障害のある人々にとっても,潰れた形状のものは利用しやすい。
ri 打により 1!!H析での出制,
11長I&'~れよ禁止されており
1
8
Z8
0
7
1 :2003(
I
S
O
/
I
E
CG
u
i
d
e7
1 :2
0
0
1
)
8.1 1. 2
製品文は操作部の向き
製品又は操作部の形は,できる限り,それらの向きを伝えるものであるこ
とが望ましい。それによって,視覚に障害のある人々も,製品の上下や前後を簡単に見分けることができ
る。
8.1 1.3
触覚による警告
容器や袋等に,誰もが認知できる触覚による警告を付けると,毒性のある物や腐
食性物質の区別が可能となる。また同様に,建物内でも,階段の始まりや段差,駅のホームや危険な資材
置き場等で,触知できる警告の採用が通常義務づけられている。
8.12
扱いやすさ
8
.
1
2
.
1 大きさ,形及び重さ
製品の大きさ,形及び重さは,それを持ち上げたり,手に持ったり,運んだ
りといった動作のしやすさに影響する。どちらの手を使っても持ちやすい形状の採用により,持ち上げた
り運ぶことが容易となる。通常,製品は,より軽くて小形のほうが好まれるので,素材の密度(重さ)に
も気を配ることが必要である。安全性を犠牲にしない範囲で
可能な限り
製品は左右どちらの手でも片
手で扱えることが望ましい口
8.12.2
取扱説明書
取扱説明書の大きさ,ページ数及び紙の重さは,手に持ったりページをめくったりと
いった動作のしやすさに影響し,最終的には,その説明書が活用される度合いに影響する。
8.12.3
8.12 ふ 1
操作具
扱い
操作具(スイッチ類)や止め金等を回したり,ひねったり,押したり又は引っ張ったりす
る|燦必要とされる力は,多くの障害のある人々にとって負担となる。操作部は,持ちやすく手首の回転を
必要とせずに,同時に複数の操作をしなければならない仕組みを避け,できるだけ抵抗なく動くものであ
ることが望ましい。表面が滑りにくく加工されていると,力が加えやすくなる。力をかけやすい,又は噌
力式の代替の操作具(スイッチ類)を用意することも考えられる。ユーザーに合わせた状態がプリセット
できる仕組みの採用は,特に認知障害のある人々にとって有用である。
8.12 ふ 2
間隔の確保
操作具(スイッチ類)は,互いに操作のじゃまにならない程度に間隔をあけて配置
することが望ましい口
8.12 ふ3
状態
操作具(スイッチ類)が今どのような状態にあるのか,複数の感覚器官を通じてユーザー
に知らせる仕組みのあることが望ましい。
8.12 .4容器と袋等
容器は開閉しやすいように,適切な形,大きさ,及び表面仕上げであることが望まし
い。食品の袋等,聞けづらい包装では,ユーザーが開封しようとして刃物を用いる可能性があるので,け
がの原|玉|にもなり得る。包装は,中身の安全保障と両立する範囲で,可能な限り弱し 1 力でも開閉できるこ
とが望ましい。
8.12.5
動作に必要な時間
製品は短時間で利用でき,操作の余計な繰り返しを要求しないものであるこ
とが望ましい。
8.12.6
応答時間
読み取り又は応答操作のために許される時間の上限値は,可能な限り,ユーザー自身が
設定できることが望ましい。
8.12.7
建物及び構築環境の要素
窓,ドア,トイレ周り,リフト/エレベーター,ロビー,内線システム
等といった建物の要素や部分には,アクセシプルで、扱いやすいことが望まれる。具体的には,適度な力で
利用でき,適切な配置,道理にかなった構造,福祉機器を使っていても動けるだけの空間があることが望
ましし h
これと同様のことが,構築環境(野外のベンチやテーブル類,横断歩道,パーキングメータ一等)や,
公共交通機関(ドアや券売機等)にも当てはまる。
このような側而の配慮は,視覚,平衡感覚,
(子の動きの)自由さ,操作,運動,筋力及び認知に障害の
再作権法により 1!l(t折での組製,転 iliX等は禁止されております。
1
9
Z8
0
7
1:2003(ISOIIECG
u
i
d
e7
1:2
0
0
1
)
ある人々にとって,特に重要である。{おふ 8.16 参照。)
8.1 3
使用期限の表示
食中毒の危険を軽減するために,はっきりと表不された使用期限は,その内容の
りやすさとともに重要である。 味覚やきゅう(嘆)党に障害のある人々にとって,これは特に役立つ。
8.1 4
成分表示とアレ}~ゲンに関す
8
.
1
4
.
1 明りような成分表示はその内容の分かり
さとともに重要である。
きゅう
に関する警告は,
ガス
要である。
ある,
となる
(1奥)覚に障害のある人セにとっ
アレルギーや接触アレルギーをもっ人々にとっては,製品や包装に
となる。既存の製品の成分変更が行われた場合,それをはっきり知らせることも大切で
ていること
ある。
8.14.2
製品及び包装が“アレルギーテスト済み"であること合
ラベんは,安全な利用又
のための明りような注意表示を討けることと同様に有用である o
8.
15 表間温度
8
.
1
5
.
1 通常の利用で触れてしまう
は,極端に熱くなったり冷たくなったりしないのがよい。素材に記
L ,伊IJ えば,冷たくなりすぎない
機能上 j極端に熱くなったり冷たくなったりする
害のある人々にとって脊用である c 警告表示は,
山一平V〕
にる
8.15.2
を使うなど,適切な誌rr熱材の使用に配慮、ずることも必、要である。
ることを警告するのは,
に障害のある人々にもアクセシ
とが望ましい。
8
.
1
6 アクセシブんな経路
8
.
1
6
.
1 段差
建物内や周囲のアクセシピリティは例えば出入口やエレベータの敷居などの不必要な段差
をなくすことによって向上され得る。非常に低い縁や突起でも,つまずきの原国にまることがある
くせない場合には,可能な摂ち{尽く捕え,はっきりと注意表本されることが望ましい ο
8
.
1
6
.
2 リフトとスロープ
高抵差のあるところでは,リフト/エレベ…タ又はス口一プの設置が望ましい c
ス口一プは,車いすや歩行補助其,電動スク}ターの{吏用者にとって安全で、動きやすい傾斜であることが
望ましい。リフト/エレベータは,十分な広さにする必要がある。
8.16.3
階段
高齢者及び障害のある人々の利用に配悲して,賠段やステップでは,その両開に,太さと高
さの適切な手すちを設汀ることが望ましい。けあげと踏語は一定のものとし
成人の足の長さに適したも
のとすることが望ましい。階段の初めと終わりには,適切な色のコントラストにより段を i玄関しやすいも
のとすることが望まれる。
参考
各階段の段鼻に色を付けることが望ましい。
8.16.4床面
床面は,適度に滑りにくく,しっかりと安定していること
ましし:; (
8
.
1
8
.
3
ブ口ック敷設が望まれる。
8
.
1
6
.
5
,引き戸及び自問ドアの開閉システム
ることに
し適切な安全装置が導入されなければなもない c 全く憩れずにドアが開閉する装凶も,
段のーっとし
ドアの開閉が,有用者の転割につながる可能性のあ
えられるむ自動装置は,速く動けない人々に記露、し,動作のタイミングが引き延ばせる
ようになっていること
ましい。
8
.
1
6
.
6 いす
きるように,建物|持及
8.16.7
日常的に利用されるすべての場所がアクセシプルで、あること
範囲
クセシプルな経路泣,
う,注意を払うこと
にはし 3
ることが望ましい。アクセシプルな経路内にもトイレ
あるむ
岳会長'f1lì法により先決断での出現,
11なし|仁5: は禁止されておりますヤ
ましし=。
ましい。ア
されるよ
20
Z8
0
7
1:2003(ISOIIξC G
u
i
d
e7
1:2
0
0
1
)
8
.
1
6
.
8 経路;こ関する雷報提供
アクセシプルな経路に
やその周
る情報提洪は,
に障害のある人々にとって有用である。
移動,
8
.
1
6
.
9 避難経路避難経路 ti ,車いす便用者や,移動や視覚に
ある人々にとってアクセシブ〉ルで、あ
れけノ
りやすいことが不可欠である。
8
.
1
7 道理にかなった手)1限
8
.
1
7
.
1 諜作
話装の開封及び製品の組立取付け又は操作は,
りやすし
きることが望ましい。これは,特に視覚又は認知機能に
8
.
1
7
.
2 フィードパック
かなった手顕でで
ある人々にとって
る。
‘達の操非のうちの個々の操作が完了した擦に詰,適切なフィ
ドパックを出す
ように配層、されることが望ましい。
8
.
1
7
.
3 反議動作
ことは,習熟を
ある作業を行うのに,同じ動作
に障害のある人のニーズにはそぐわなし
ある
る,
8
.
1
2
.
5
。認知機能に
あれば,
用できるが,硬い方を習得するのに時間を要し,
なちない仕組み
ある
そ
人々は, f吏いやすさ等の設計に援れた一般向け
るので害用なことが
利
となる。
8
.
1
8 表面仕上げ
8.18.1
脅りにくさ及び触感
製品/素材の表面仕上げは,
て重要でるる。 滑りにくい仕上げは
自由さに制約のある人々にとっ
持ちやすさや操作のし
さにつながる。それとわかる触!惑の採用
は,視覚障害のある人にとっても,製品の名部の区間や,
(スイッチ類)を探すのに千三用である。
8
.
1
8
.
2 鋭い角
と会り得る上,特に視覚や触覚に
鋭い角及び誌の存在は,すべての人にとって
ある人にとゥては重大で、ある Q
3 旅田
8
.
1
8.
適度に滑りにくし
る。柔らかな敷物は,
視覚や平衡感覚,その他移動一般に蹄書のある人々の動きな
ましくない。なぜならば,弾力のある表面が足下を不安定にし,毛昨1] の
し〉カーペットが,すり
いた場合の抵抗を大ぎくし転倒の原因となる。この撞のカーペットは,松
(杖)手IJ 男者にと
ても危険である。床材の変北は危険につながる場合もあるので,注意表示を付
けることが望ましい。
8.19
非アレルギー性及び毒性のない素材
アレルギー性及
のある素材の回避は,
(嘆)覚に障害のある人々及び接触アレルギー,食物アレルギ
きゅう
レルギーのある人々にとって,
特に重要で‘ある。アレルギーを引き起こすニッケルやクロム
日常生活で使用さ
るものの例として
ドアハンドル及び窓枠がある。
る視覚障害のある人々にとっても,
削!党に
アレ Jv
を引き起こ
と
ること
ある
設計の擦に
に,騒音や反響音が小さし 音声が適度に大きく
こえるように
ること
ましい Q
な手がかりにしている。
のある人々は,苦をより
8
.
2
0
.
2 増幅と
し,言葉によるコミュニケーションがし
う宝口
よ障
8
.
2
0
.
1 音響 iこ配麗し
ljvi 」
8
.
2
0
る機器類に,増幅と調整の機能を
と,より多くの人にとって利用しゃ
すくなる
8
.
2
0.
3 コミニl ニケーションシステム
速く
念品
ケーシ
そとちえることは難しい。
あっても,
)v~ プ,赤外線や娘線を利用した
る。
;可 1Nîrl 泣dこより J!空機での民監記載てす;は禁止されておりますし
ある人々にとって,
(補聴) システム等のコミュ叩
2
1
Z8
0
7
1 :2003(
I
S
O
/
I
E
CG
u
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1 :2
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0
1
)
8
.
2
1 フェールセーフ
誤った組立又は取付けをしたり,誤課{乍等が起こった場合,製品やシステムが安
し利用者の危 i哉とな与ないような設計をすることが望ましい。
8.22
換気換気システムには,
アレルギーを
させたり,
しさを引き起こすことのないよう
に配慮することが望ましい。
8
.
2
3 嚢材の火災安全性
にくい素材の採用
ある人マが利用する製品及び建物では,
い。タバコやマッチ等の小さな火元から燃え上がってしまう素材は,
まし
したり,
るとき
急速に燃え広がったりするので危険である。
これは,すばやい移動の間難な人や,視力の弱い人にとって,特に危険で、るる
9
. 心身の機能と障害の影響に関する詳細
川概要
9
.1
.1 人々のニーズ及び心身の機龍誌幼年期から高齢期になるまで変化する。また同一年齢麗であっても,
超人の能力(心身の機能等)は大きく興なる。機能及び認知における制約は,比較的軽度のものから非常
に重度のものまで多能であると認識することが重要である。
9
.1
.2
この記i 条は, 8. とともに利用することを想定し,規格作成存業における,高齢者及び!意書のある
人々のニーズの特定と,その明文化に役立つツールを提供する。
9
.
1
.
3 表で取り上げた,心身の各機能の簡単な定義及び説明を示し,加齢に伴う様々
おける機能障害の具件的な意味を解説する。高齢者及び障害のある人々が,その機能的制約によってさち
されやすくなる危検の例も,必要に応じて記載した。
9
.
2
9
.
2
.
1
感覚機能
視覚
9
.
2
.1
.1 説明
光を感じること並ざに視覚刺激(目でとらえた物)の姿,大きさ,形及び色を知
ることと関連する。
9
.
2
.1
.2 加齢の影響
視覚賠害の発生率と程度は,年齢とともに高くなる。販の身体的な構造の変化は,
視覚機能の幾つかの側面に影響を及ぼすむ具体的には,
一
視力の低下(とらえた画像がぼやける)
一
連調及び/又は近視(焦点の変化に対応する能力の喪失〉
一
視野の狭さく(窄)
[焦点からずれた部分,わき(脇)
の低下\加齢に梓う
一
ない]
を克分けられない〉
奥行き知覚(距離惑がつかめない)
明暗に 11展応する速度の低下(目が新たな明るさ,例えば,建物に入ったとき
るまでの|札
一時的に見えなくなる)
明るさの感受性;
一般的に,
るには,ニ十代のときよりも更に明るさを
とする
などが挙げられる ο
9
.
2
.1
.3 設計の留意点
使える視力のない者は,主に触覚及び璃覚に依存する。また,
のある人々
の多くがいくちかの残存視力をもち,大きさ,明るさ及び色のコントラストなどの調覚刺激を利用してい
る。一般に,画像が単純で,提示が鮮明なほど見えやすく読みやすいじ
9
.
2
.1
.4 危換性及び危験因子
担覚障害のみる人々が遭遇しやすい危険の例には,以下のものが考えられ
る
;v,:作物よーにより 1!!tl新?の惚正当以 E同百ま禁止されております。
22
Z8071:2003(180/1 を C G
u
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1:2
0
0
1
)
を確かめるときに触れる可能性のある鋭い角や諒
手の崩かないところへ倒れたり落ちだりする可龍性のある不安定な物
ー
スリップ,つまずき,衝突,転落等,又詰汀がの危険につながるような
は突起物
むき出しの火及び炎
うっかり触れてしまうかもしれなし
-
誰もが認知l できる数覚響告表示がなされていない場合の腐食物
汀 iこ依;存する避難誘導システム
しか分からない,又は者景と文字のコントラストが低し
9
.
2
.
2 聴覚
9
.
2
.
2
.
1
説明
聴覚機能は,音を惑じること及び音の位匿,高さ,大きさ及び震を開き分けること,並び
にその意味を理解する能力と関連する c 聴覚障害の範囲は
9
.
2
.
2
.
2 加齢の影響
軽授の難聴から最重度の難聴まで広い。
聴覚に l嘩害のある人々の多くが高齢者である。加齢とともに,周波数の高い吾を
く能力が失われやすい。多数の人が補轄器を使っている
9
.
2
.
2
.
3 設計の寵意点
補聴器の杏無とは関孫なく,昔の大きさ,高さ,及び明りょうさ誌重要である。
した人は,書記言語や奇声首語の理解に困難を感じる場合がある
9.2 ユ.4
危険性及び危検悶子
音声言語による告知及が警報・報知音の音量が小さかったり,明りょうで
なかったり,舟波数が高すぎたりすると,聴覚障害のある人々は,よ今大きな危険にさらされる。
9
.
2
.
3
9.2ふ 1
融覚
説明
触覚の機能は,物の表面令感知し,その触感、や質惑な知ることと関連する。触完誌他の感
特に視覚及び聴覚を補完される可能性がある。
9
.
2
.
3
.
2 加齢の影響
触覚は,加齢とともに!態度が低下し,熱さ又はけがを早期に惑知するのに魅!惑及び
痛みに頼ることができなくなる。
9
.
2
.
3
.
3 設計め留意忠
義千の使用者や触覚に障害のある人々は,タッチパネルやそれに鋭する装置を利
用できない可能性がある。
9
.
2
.
3.
4 危換性及び危験関子
触覚過敬の人々にとって, f患の人には単に不快であるだけの車IJ 滋,例えば,
おれ=角及び縁,非常に熱い又詰非常に注たい表面等が,痛みを誘発する場合もある G そのような刺殺は,
く,痛みを感じずに,長時間触れ続けてしまうおそれのある人々にも有害である。
9
.
2.
4
味覚/きゃう(嘆)覚
9ム 4.1
説明
ゆま類似しているため,表
味覚ときゅう(嘆〉覚は別々
では一つにまとめて扱った。味覚の機能は,
塩さいさを;悪質l することと関連している。きゅう
苦み,
(U臭)覚は,
と関連する。味覚ときゅう(唄)党がともに使われ,
甘み,霞味,
介して香りや臭気をとらえる
i ま区別されることができる範聞の民味を判別
できる 0
9
.
2.
4.
2 加齢の影響
臭いを知覚する語力は,揺鈴とともに抵下する
9
.
2.
4.
3 危険性及び愈検因子
味覚又はきゅう(唄)覚の障害は,毒性物質に対する防衛機能の低下につ
る。ち;1] えば,食べ物が吉くなっているのに気付かなかったり,;樫などの危険の徴候をとらえら
'I~l:がある。
9
.
2
.
5 平欝
~f1:椛 j去により Jn附j での複製,
'1以 Jlí~{:~'; は禁止されておりますじ
23
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0
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)
5.
1
9
.
2.
説明
平慌を保ち転前を避ける能力は,視覚情報 L 平f揺をつかさどる内耳の三半規管から得ち
れたフィードパック,連動反応を協調させる,複雑な脳の調整機購に依序している。事実|二,どのような
活動においても純えず平衡を保つことが必要とされる
9
.
2
.
5
.
2 加齢の影響
平侮感覚障害,それゆえの転倒の発生は加齢とともに増加する。加齢に伴う
危険を回避したり,バランスを失った際に対越する語力の抵につながる;場合も
ある
9.2. き.3
危換性及び危険因子
滑ったりつまずいたりといった,思いがけなし
こると,すばやく
関節を制御し西設を動かさなければならず,バランスの調整機構には大きな
張り及び突起であっても
つまずきの原因になることがある c
より
倒によってけがをしやすし結果として起こる合併症が命にかかわる
る。隷程度の出っ
しやすいので,高齢者誌転
もある。平簡感覚障害は,転ぶ
のではないかという不安を増大させる。車いすや電動スクーター,
{呆に制約を受けており,
そうした人々の自立を著しく
は,バランスの確
る。
身体機能
9
.
3
9.
3.
1 .(手の動きの)自由さ
女3. 1. 1
説明
(手の動きの)自出さ ti ,片千,指,吏に言えば親指をうまく使いながら,特に対象物を
う,持ち上げる,操作する,離すといった協応動作と関連している。
9
.
3
.
1
.
2 設計の留意点
(予の動きの〉自出さの障害には,親指と他の指を近づけちれない場合と,それ
ちを大きく広げることのできない場合とがある。押し込みながら回すといった複雑な状況で,力を加えな
がら子苔をひねら令ければ会らない動作は,痛みを拝うか,又は不可能である
v
チ類)の大ささや形,位躍とも関連する。不随動作のある人々にとっては,包装の開封や,寵吟異の着脱
等の細かくち(鍛)寵な操作が難しい。
9
.
3
.1
.3 危険性及び危検因子
(手の動きの)自由さに制約のある人々は,例えば,窟:に反してなにかを
させてしまったり,炎のような危険なものから
く手を引っ込めることができなかったり,自
さらす場合がある C
9
.
3
.
2 操作
9
.
3
.
2
.
1
説明操作は,物を
そして物を扱うといった動作に関認する。これには , J詰IJ
や足,腕や子を使った
向かつて伸ばす,持ちとげ‘る,置し引っ張る,押す,け(蹴)る,
つかむ,離す,回す,投げる,
9
.
3
.
2
.
2 1m 齢の影響
まれる。
動作する際に両手(又は高足〉を使うことができないことによって,操作に支障が
起こり得る。また,関節の動き,特に手や腕が館設された時にも影響そ受ける c 高齢になると,反応時間
くなるため,同様に操作速度も低下する。
9ふ 2.3
危険性及び怠酸菌子
操作の能力に障害のある人々は,使用中の機器を所定の笠置かち
らしてしまい,行がの危険につながる場合がある。製品設計は,意図しない動作によって発生する
険凶子や引き起こされる危害が最小隈になるようにする志、要がある c
9
.
3
.
3 動作
9
.
3
.
3
.
1
説明
動作は,
0 ざや足や擁や手を使って,身体の状態や設置を謀ったり
させたり,ある
所から別の場所へ移動したりする活動に関連する。
9ふ3.2
加齢の影響
高齢になると,動作に関する様々な障害が発生し,壊を着る,
いった日需動作が難しくなる。動作の障害には,以下のようなものが含まれる。
会支えるカの低下
許庁 HrtW により 1H~1析での迩製は全 11: されておりまァ
る,起きあがると
24
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0
3(
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1:2
0
0
1
)
一
歩く速度や歩幅又は足の上がる高さの制約
一
腕や足や背骨の関節の可動域の制限
一
意図した動作や協調動作の実施の困難
9ふ 3.3
設計の留意点
移動に制約をもっ人々の一部は,車いすや歩行補助具のような補助具を利用する。
人的援助が必要な人々もいる。どちらの場合にも,その場所へのアプローチ(取り付き)及び取りまわ(廻)
しのために,周囲の空間には余裕が必要で、ある。
9ふ 3.4
危険性及び危険因子
移動に障害のある人々は,特に,乗り物や建物への緊急避難時に危険にさ
らされやすい。
9ふ4
9ふ 4.1
筋力及び持久力
説明
筋力は・つ又は複数の筋肉の収縮によって発生する活動の力に関係する。この力は,
すといった)特定の動きのために身体の一部で発揮される場合と,
(押
(瓶のふたを開けるといった)動作のた
めにかけられる場合とがある。動作には,引っ張る,持ち上げる,押し込む,握る,つまむ,ひねる等が
まれる。
筋力は,力を持続させる持久力とも関連し,これは心肺機能と関係が深い。筋力の制約は,多くの身体
的障害に付随して生じ,機具が操作できない理由の一つである。
9ふ 4.2
加齢の影響
筋力や体力の低下は,筋力の障害の結果として高齢者が通常経験している。握る力
に障害があると,紙抗やトルクに対する力に対して操作が困難だったり,痛みを伴ったりする。体力に制
約があると,操作に時間のかかる製品の利用に疲労を伴う。
受動的動作(すなわち,重力などの外力の方
向と一致した動作を行うとき)の制御に支障をきたした結果として重い物を床に下ろしたり,い(椅)子
に座ったりといった動きが困難になる。
9ふ 5
9ふ 5.1
発声
説明
発声は,多くの場合,発話として発声器官が出す音に関連する。発話の障害に.は,話すこ
と全般に影響を及ぼす場合と,構音,音量,なめらかさ,速度,旋律,
リズムといった特定の側面だけに
影響を及ぼす場合とがある。
9ふ 5.2
設計の留意点
発声の障害は,主に人との会話や意志の疎通に困難をもたらす。コミュニケーシ
ヨンの代借方式として手話を用いたり,音声増幅装置又は音声合成装置,ファクシミリ,キーボード等の
利用も有効である。
9
.
4 認知機能
9.
4.
1
概要
9.
4
.
1
.1 認知は,情報の理解,統合及び処理のことである。情報には,知識の抽象化したものや整理した
もの及び時間の管理を含む。
9.
4.
1
.
2 認知機能に障害のある人々は,新しいことを学習したり,物事の一般化や関連づけ,音声言語や
書記言語による自己表現に困難を感じる場合がある。こういった障害は不安や孤独,
うつ(岱)状態,妄
悲しこだわり及び強迫感につながる可能性がある。そのような状態は,集中力の低下を引き起こす場合が
ある。
9.
4.
2
知的能力
9.
4.
2
.
1
説明
9.
4.
2
.
2
加齢の影響
知的能力は,知り,理解し,推論する力を意味する。
加齢とともに,集中して課題に取り組むことが難しくなる。睡眠リズムの変化によ
って,高齢者は,昼間も眠気を感じるため,幾分か敏感さを失う場合がある。高齢なほど発生率が高まる
痴ほう(呆)やアルツハイマー病は,進行性の知力低下,混乱及び見当識の喪失をもたらす。
(f刊 =fll( 法により f!!~ 附での脱出,似, 1ま咋は禁止されておりますし
2
5
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0
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1:
2
0
0
1
)
9.
4.
2
.
3 設計の留意点
区i 難をもたらし,感覚器からの官報の取得や処理,弁別
知的能力の障害
しくなる。問題解決における
は,問題の認識,対処法の区割・選択・実行,及び結果の評価が
含まれる
9
.
4.
3 記埠
9.4ふ l
説明記憶は,情報を(踏に)記録,
的機能に関係する。
9
.
4.
3
.
2 加齢の影響記壊の揮書法,人々の物事を思い出す能力と
を及ぼし,混乱に
く場合もみる。短期又は長期記憶に影響を及ぼす場合がある。製品の利用には,
より
ある。操を終える前に,何をしていたかが分かちなくなってしまう可能性も考えられるむ
9
.
4
.
3
.
3 危険性及び危険因子
記1意障害は,ガスを出しただけで点火を容れてしまうといった,作業の中
断による危険につながる場合がある。機器類 t j; ,“ブエ←ルセーブ"であることが必要である。
9.
4.
4 言語/読み審き
9
.
4.
4.
1
説明
言語と読み書きは,
及び仙の要素を理解し,利用する
的機能
を指すじ
9.
4
.
4.
2 加齢の影響
加齢誌, 1ýlJ えば卒中の結果としーに言語語力にときとして影響を及ぼす c 卒中で発
作を起こすと,言語能力が影響を受ける場合がある。思考諮力は以前と同じでも,設葉による表現ができ
なくなる。言語の障害は,書記言語や奇声言語の一部,又はすべての期解や表出に.
I翠難をもたらす。デ、
イスレクシア(難読症)の人々にとっては,年齢にかかわりなし読み書きが難しい。
9.
4
.
4.
3 危険性及び危験菌子
言語障害のある人々は,文字による警告や.重要な、注意表示を理解するこ
とができずに,危険にさらされてしまう場合がおる。
9
.
5 アレ)~ギ…
9
.
5
.
1
説明
9
.
5
.1
.1
アレルギーは,物資ーに対する免疫反応であり,そ
は,重篤で生命予後をも
アレルギーは,個人が,アレルゲ、ン
る。また,
を避けなければならないという
で,入の活動に制約をもたらす。
アレんギーについて特に内容表示と
を提供する。
9. 弘1. 2
アレルギー症状を引き起こすアレルゲンには,詑粉,ほこり,かび,食物,ゴム,昆虫の毒,薬
る。多くの製品や器具に,ニッケルのような,アレルギー反応の原因となる
ある
にもかかわらず,合まれている
9
.
5
.1
.3
ら,急激で、命にかかわるものまで様々である。突発的な反応の併には,
アレルギ
食物アレルギーに見られるよう
いん (11悶)顕,こう(鞍)朝、の浮しゅ(服)と重度の呼戦冨難が挙げ
られる
9
.
5
.
2
接触アレルギー
アレルゲン
の一部に含ま
し,多く
接触アレんギーは,史)脅から体内
特に粉末,口一ション,香水,
日用品や礎物,電気製品にしばし
化粧品,
まれている。人口の 15% の人が接融アレんギ←を
,それは一生継続する
9
.
5
.
3 食物アレルギー
食物アしルギーは,一つ又は複数の食品 i こ対する反応や過敏性を指す。アレルギ
引き起こす食品は非需に多く,牛乳,小麦,大豆,夢i主ピーナッツ及びJ魚、がその代表格である
保;存科及(その他の)添加物も,アレルギーの主要な原因となる。
9
.
5.
4 気通アレルギー
汚干狩f 法により 1no析での民主立,
'1則氏三は紫 11: されており
26
Z8071 :2003(
I
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I
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CGuide7
1 :2001)
空中アレルゲンとして,ほこり,花粉,だに,かび,動物のふけな
9
.
5.
4.
1
ら吸入されるものが
さく
げられる。気道アレルギーの最も代表的なものはぜん(臨)患で,
(窄)され|呼吸困難に
|泊る。
9
.
5.
4.
2
この規格の目的に沿って,ここでは,化学物賞への過敏
の化学物資;こ対する
反忠について記述する。これちのアレルギーに ft(た症状は,塗料,敷物類,
プラスチック,
ような種々の合成物資又は天然物質との接触によっ
タバコ
され得る
参考文献
髄考こ
は完全なものではない。最新の動向や出版物,ウェ
につ
を払うことが望まれる
し=
[
1
]
される
ISO3864-1 G
r
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[
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]
ISO7176-5:1
9
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6 Wheelchairs-Part5:Determin川 ion ofo
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ldimensions , massandt
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3
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ISO9999:2000 T
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[
4
]
.
J
lSZ8
521:1999 人間工学-視覚表示装置を用いるオフィス作業…使用性についての手引
[
5
]
[
6
]
ISO/TR9527:1994
臼lI ilding
c
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[
7
]
JISS0
0
1
1:2000
[
8
]
JISS0012:2000 高齢者・陣害者配慮設計指針
[
9
]
JISS0021:2000 高齢者・開害者配府、設計指針-包装・容器
消費生活製品の操作|主
[
1
0
] JISX6310:1996 プリペイドカード一一般通則
共用品の定義・市場規模・動向・製品リスト
h
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K
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]
共舟品白書 2001 弓
[
1
2
]
EuropeanConceptf
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rAccessibility , EuropeanCommission , March1
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[
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3
]
P
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eElderly , DutchConsul
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yInstitute , 1999c
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[
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]
UniversalDesign , P
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lonDisability , 1997
[
15]
高齢者のため
[
1
6
]
揮害者の機会均等化に関する
[
1
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18]
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:Designin話
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Rogers ,も'. (Editor吟,
ISBN0-12 明257680-2
1997
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1.し,
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rUniver間 IDesign , NCS
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eUniversity , 1998
[
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AccessByDesign , Covington , G ,
[
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John も'iley
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g(ANEC2000/SN/015-GL
.At:www.anec.org .lpublic/docweちIsnO 1ιOO.pdf and
www.
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Handboek voor T
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d (Handbook on accessibility , ergonomics oft
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待作f11~ 法により 1!l刑i での陶製,似手は禁止されております二
27
Z8071 :2003(
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CGuide7
1 :2
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sandhouses) , Dutchtext , ISBN90-5439ぺ 04・9 , elsevier , Doetinchem ,
参考
the トJetherlands ,
4e
d
.2001
現在, ISO/TC 159 では,“温熱環境下勺の人間工学-障害者や高齢者等に国際規携をどう適用
するかに関する将来の技術社様及び人とシステムの相互作用における人間工学一人とコンピュ
ータとのインタフェイスのアクセシピリチィに関する指針"の標準笥報が作成されている。関
まだ公開されていない。また,
ISO/τC 145 では,間記守を所掌している。
λi:fl: 締法により無断での出迎,転,1道入手は禁止されております」
28
J
I
SZ8071:
2
0
0
3
(
lSO/IECGuideγ1 :2
0
0
1
)
高齢者及び樟警のある人々の
ニーズに対応した規格作成配慮指針
解説
〕れらに関連した事柄
した事柄,
この解説は,本体に規定・記載した
る
はない c
もので,
日本規格協会が漏集・
この解説は,
るものであり,この解説に関する開合せは,問団法人
日本規権協会へお!顕し〉しま
1
. 制定趣旨及び経緯
1
.1
制定の趣旨
この規格は,
1998 年 5 丹,国際標準化機構 (ISO)
消費者政策委員会 (COPOLCO)
において日本から提案し 2001 部 11 月に, ISO/IECGuide , G
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hdisabilities として, ISO から発行された指針を,内容を変更するこ
となく JIS 1としたものである。
ISO においても,
2
1 世紀には,高齢化が世界的に更に進むと
を最重点、テーマの一つ
そうしたなか,
1
9
9
8
ら“高齢者・
は消費者の多接化・高齢化,消
げている c 特に,
I
;~ヲ態の変化によっ
費者保護及び消
ら,今後の冨 i察課準 i平成において
ニーズが高まってきている。
された第 20 問 COPOLCO 総会において,
5 月,チュニジア・チュニス
日
ドライン"拝成を提案し可決された。そして,
ズの配慮に関する
を具体化する詐莱グル…プ (ad h
oc TAG:Technical Advisory Group 臨時技術諮問委員会〉が ISOI
COPOLCO に設けられ,日本がコンビナー(議長)と・
要性そ広く世界に知らせるための“政策宣言"及び“高齢者及び障害者への配慮指針(I SO/IEC ガイド 71)"
の原案詐成を行うこととなった c
a
) ISO/I 転C 政策窓替の採択 (2000 年)
関して,
ISOti ,高齢者・
2
0
0
1年 l 月, ISO
とその方向に
ニーズに配慮し
に関する“ ISO/IEC
策宣言"を採択した
その内容は,“高度な技術友び製品の普及等により,
-霞害のある人
めたより多くの人々
が使いやすい製品,サ…ピス,生活環境が必要になってきていることぺ“高齢者・障害のある人々に
使いやすく考えちれた製品,サービス,生活環境は結果的に,障害のない人々にも使いやすくなる場
り,薪たな経済利益にもつながること"等が記されている。また,それらを達成するには,ア
クセシプルデザインの手法を用い,高齢者及び撞害者の参加企促し,適切な信報交換を行いながら,
に関する規格安咋ることが出来るように規格作成者のための配患指針の必要性が
述べられている。
b
) ISO/IEC ガイド 71 の発行 (2001 年
ISO/IEC ガイド 71 の原案作成は, COPOLCO で検討が開始さ
れ,その後 ISO/ad h
o
cTAG に舞台を移し,
。 2000 年 8 月の投票で賛成が得られ,
ある人々のニーズに対応した規格作成配意指針)
2001 年 11 月 ISO江主C ガイド 71
解
1
汗作締法により然 i析での民製,転禁止されております
2
9
Z8071 :知的手 SO/IEC G
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e71 :2001)
解説
が発行された。日本か与の提案も約 4 分の 3 が採用された。また,議論の過程で日本で進んでいる
も数多く紹介しガイド作成に貢献した。
この規搭は,一つ一つの細かな製品に関する規定はしていない。
に提供する製品,サービス
配慮、すべき事項を明確化
及び生活環φ境に関するあらゆる規格を作成・改定する時
した実見十である c
適用範囲については,まずは実現可能な範間からという
"非堂に
ある
人々のニ…ズは,この指針で示された範囲を超えるものである"と記されている。また,ねらいとし
て“アクセシプルデザ、インの採用に伴う市場拡大の利得について注意を能すことである"と明記され
ている。
同時に,この規格では,そこで能用される,人間工学,アクセシブ'}V デザイン,支援技術,福祉機
ユーザピリティ,代替様式などの用語を定義している口
ポイントとなる“アクセシプルデザイン"は,ユニバ…サルデザインに合まれる概念で,“ i司ら
に制限の為る人に主主点を合わせ,
これまでの設計をそのような人々のニーズ、に合わせ
することによって,製品や建物やす…ゼスをそのまま利用できる
まで増やそうと
する設計"と定義し,その実現の方法として,以下の 3 点を挙げている。
争修正働改造することなくほとんどの人が利用できるように,製品,サ…ピス
を設計す
る
岳製品又はサービスをユ
に合わせて攻造できるように設計する(操作部の改造等)
@規格の採用によって,
ある人々向けの特妹製品との互換性を持たせ,相互接続を可能にする
本来,製品,サーピス及び生活環境は,すべての人に能用で、さることが盟ましいが,現実的にはこ3
スト,時間,手間,技術進歩などを無担することはできず,現状はこれちが十分に達成されていると
はいえない。しかし,今後は,ますます人権保護の観点かち高齢者及び障害者記患に関する棺準化は
となり,この規揺を積極的に活用することが盟まれる
なお,ヨ…口ッパでは, ISO/IEC ガイド 71 を 2002 年 i 月, CEN/CEN 五 LEC ガイド 6 (
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hdisaむ ilities) として現に導入して
し 3 る。
1
.2
制定の経緯
日本工業標準調査会の消費者政策特別委員会が 200] 年 1 月発表した“標準化における
り方に関する提言書"に基づき,
ISO/I 配C ガイド 71 を JIS 化するに当たり, 2002 年 6 月
財団法人日本規格協会の高齢者・障害者生活用品標準北調査委員会内に“ガイド 71 J
IS1~ ワーキンググル
長
薄地員)及び作業グループとして“ガイド 71 JIS 化サプワーキンググループ委員
会"を設置し, 2003 年 2 月までに JIS 原案を作成した。その後, 2003 年 3 丹 19 日に開催された iゴ
さ
2
. JIS 原案審議中に問題となった事項
2
.
1
霞諜のある人々
原文の“ persons w
i
t
hdisabilities" については, ISO ガイド 71 の委員会でも“ persons
w
i
t
hdisabilities" と,“ disaち led person" のいずれにするかについて議論された。このガイドがより多くの人
達を対象とする目的から,一時的なけがをしている人,左利き,妊産婦,外匡!人など法的には,
けられない人々もこのガイドの範囲に
に
I諒害者と
“ persons w
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" ヌうま
まえ,ガイド 71 JIS 化ワーキンググ、ループ委員
採用された。この規格の日本語訳も
会においても“障害のある人々"とした。
解
rH十村W7.ょにより 11!~1析での技製,
2
I[ない1f!i: /~lí'; は禁止されておりま
3
0
Z8
0
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1:2
0
0
3(ISOIIECGuide7
1:2001)
2
.
2
アクセシブJ L.デザイン
解説
原文の "accessible design" の訳語をアクセシプルヂザ、インという
ることに関して,我が留では既に包括的概念であるこL ニパーサルデザインが各所で用いられていた
〕と,また安易に片仮名語を導入することによって混乱を招く可龍性があることから,日
を行った。呉体的には“ accessib1e design刊を
吋
ズに配慮したヂザイン"
に配慮したデザ、イン"あるいは“高齢者・
ること
した c また一方,アクセシプルデザイン
はアクセスからの派生語であり,アクセシビリチイ,アクセシプんなどの用語がこの規格で使用されてお
り,アクセシフソしヂザインだけを日本語化した場合かえって分かりにくくなるおそれがある等の意見もあ
った。アクセシプルの概念は高齢者・撞寄のある人にだけに用いる概念ではないこと,及び ISO/ad h
ocTAG
において,境格作成者がより現実的な解決策としてとちえることが可能な言葉として“ accessib1e
design円を採用した経緯も考慮し,普及に努めることで,“アクセシブルデザイン"に意見がまとまった ο
以下,本体の 3.2 で額似の言葉として紹介されている“デザインブォー才一 JI/' “ユニバーサルデ、ザ、イン"
“ノ f リアフリーデザイン"“インクルーシプデザイン" JIS 原案作成段階で議論になった“ユ…ザ、ピワテ
ィ"と“アクセシピリチィ"及び参考文献で紹介されている“共用品"の定義を下記に
ユニバーサルデザイン (Universal Oesiまn) :特別な改造や特殊な設計をせずに,すべての人が,
能な限り最大限まで科用できるように配慮された,製品や環境のデザイン口アクセシプルヂザ、イン
誌,このデザインに合まれる。ユニパーザルヂザインの考え方は 1990 年頃にアメリカで誕生局,
1
9
9
5
ら日本にも知られるようになった。“ユニバーサルヂザイン"については以下の 7 つの原則が
されている
くじ公子な利用(誰にでも公平に捷用できること)しゅミなるグループにとっても役に立ち,購入可能
なヂザイン,⑮利用における柔軟性(能う上での自由度が高いこと)鵠人的な好みや能力の広い範
囲を許容するデザイン,窃単純で直感、に訴える利用語(簡単に直感的にわかる使用法となっている
こと〉ユーザーの経験,知識,言語力あるいはそのときの集中力レぺんに影響されることなく,使
い方が朋解されやすいデザイン,を認知できる情報(必要な培報がすぐ理解できること)取り潜く
条件やユーザーの感覚的能力とかかわりなしユーザーに対して効果的に必要な情報を伝達する
ザイン,やエラーに対する寛大ざけっかちミスや危険につながらないデザインであること)
や,予期しないか,あるい詰意思しない動作のもたらす不利な結果を最小限にするデザイン,⑥少
ない身体的努 )J (無理な姿勢や強いカなしに楽に捷用できること)効率が良く,心地よししかも
も疲れの少ない状態で活用されるヂザイン,⑦接近や利用のためのサ千ズと空間(接近して{吏え
るような寸法・空間となっていること)適切なサイズと空間がユーザ…の身体の大きさや姿勢,あ
るいは移動能力とかかわりなく,近づし=たり,手が居いたり,操作したりするために十分に燃えち
れているデザイン。
デザインフォーオール (Oesi別 For A
I
I
) :あらゆる範囲の能力・状況にある人々にとって使し
い製品やサービス,システムをつくること。すべての人のための
ツ慮
ロ考
一の
ヨヘ
く用いられている。定義の詳細は推進機関によっ
'
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LF
」
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々
ー
ン。“デザインブオーオール"
ないが,
おいてユニバーサルデザインなどに近怒している。
パリアフリーヂザイン (Barrier F
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) .障害のるる人々がたやすくアクセスし,利用できる
ように製品や公共的サーピス,商業施設,交通システムなどの建物や環境をデザ、インすること。
1974 年に国際陣害者生活壊境専門家会議で“バリアフリ…デザイン"という報告書が出されたこ
とから,この言葉が使用されるようになった(平成 7 年夏版“障害者白書")。当初は建築関採の用
語として,段差の解消や腕下の|隔を広げたり,手すりを付けるなど,障害のみる人を想定した物理
解
3
汗作村出。により 1!I,日明での箆製, .~泳三iγおま禁止されておりますし
3
1
Z807 仁 2003 (
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CGuide7
1:2001) 解説
除去という意味命いで用いられていたが,今日では様々な製品やサービスを含め,社会的・
制度的・心理的不幸IJ 益を解消するといった悲味を含み,法令や規格文書等で多く使用されるように
なった。日本では,
1981 年の国際障害者年以議,公共建築物,交通機関,住宅及びその喪素である
設錆・縞品などが障害者の利用を考曹、した“バリアブリーデザイン持の罷点で整請されるようにな
った。 2000 年 11 月に誌“交通バリアフリー法"が施行されている。また,社会の急速な I高齢化に
伴って,加齢に伴う運動能力や感覚器官などの機能抵下を考議して,“福祉機器"や“福祉用具刊な
どの専用品についても“バリアブリ…ヂ、ザイン"の
インクルーシブデザイン (lnclusive D
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) :インクルーシブデ、ザイン (Inclusive Design) は,
人のニーズに対応する包括的なデザ、イン"を意味し,近年,英国の大学を中心に数組みが活発化し
ている。人口動態の変化と,
I毒害の為る人の社会参加を
とした将来の市場構造に向けて,
るという目的を掲げ,具体的なブ口
しかるべき包括的な対症をデザイン界に求め,産業界を
を指向している
ジェクト
ー
ユーザピワティ
(Usability) :ユーザゼリティ;まこの現諮 3.7 による
アクセシピリチィ
(accessibility)
アクセシピリチィはアクセシブルな状態,状況であり,アクセ
シプルとはアクセスできる状態,到達できる状態,話したり影響を与えることができる状服,使用
したり見たりできる状態,理解できる状態をいう。アクセシピリティとは,高齢者,障害のある人,
一時的な障害のある人及び健常者を合むより広い範屈の人が,交通機関,
品などを使用できない状態から使用できる
-経済活動に参加できる
し,あらゆる
ょう;こすること心ユーザピリティとの違いとして,アクセシピリティは, t定期できない状態から
用できる状態にすることで,その変化を実現するデザインがアクセシプんヂザ、インである。
一
共用品 (Kyoyo-Hin) :共用品は,日本で生まれた用語で,“身体的な特性や障害にかかわりなし
より多くの人々がともに利用しやすい製品・施設・サービス"。また
原則としてト多接な人々の
身体・知覚特性に対応しやすい。 2. 視覚 e 聴覚 e 触覚など複数の方法によって,わかちゃずしコ
ミュニケーションできる。 3. 日霊感的でわかりやすし心理的負担が少なく操作・有用ができる。 4 弱
い力で換える,移動・接近が楽など,身体的負担が少なく利用しやすい
5. 素材・構造・機能・千
・環境などが配鹿され,安全に利用できる。さらに参考解説として,“主E用品・共用サービスとは,
の 3 者を包括する概念である。l.最初からすべての人々を対象に,適合するよう考える
2. 一般製品の有舟上の不都合をなくすノミリア解浩設計, 3. 福祉用具がもとで一般化した揺主Itl~11持の
とるる。
3
.
3.
1
適摺範囲
対象業界
本揺針は,解説関 1 で 3 段階に分かれている最上着
けられる基本規格であり,
(個別の製品,サーピス,環境における個別の製品等の数{誌は示されていなし
基本規搭である本指針はほ
の製品,サーピス,環境の個別の盟格を作成する擦の指針であり,は
また,本指針と i白別規格の中間には,必要に町、じてセクターガイドを位置付
者・障害者配慮設計指針の JIS S0021 包装・容器, J
lSS0
0
1
1
している。
おり,現在のところ高齢
JlSS0
0
1
3
音等が,セクターガイドの例として挙げられている
3
.
2
配牒対象者
高齢者と障害のある人々
をすることによって
るが,陣者のある人々
特に公共的な製品・サ
障害のない人達が使えなくなってしま
うことは,意思i ずるところではないため,そ
には
解
ない人々に関しても対象範囲といえる。
4
(f作総により無断での組事復古は禁止されており
3
2
Z8
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7
1:2003(l SO/I 日
また,
Guide
7
1:2001)
解詮
I嘩寄のある人々に関しては,
していない人たちの中でも,一時的にけがをして
いる人,左科きの人,妊娠をしている人,小さ
人,外国の人などもその対象となっている。
さらに,高齢者の身体的能力に関しては,
で高齢者を定義するのではなし
も大きいため,例えば“65 歳以ピ'等という
よって機能の変化が生じている人をこの
とし
づけている。
メ
\可、
①基本規格(ガイドア 1)
会グループ規格(セクターガイド)
③製品・サービス等舘別規格
解説図 l
生
本指針坊位罷付け
懸案事項
4
.
1
セクターガイド
解説罷 l
は i主i 際的共通のコンゼンサス
員会), CEN 紅仁配 C
ところのセクターガイドに関しては,
している段階である。欧州
会), ETSI
JIS 化する時点で
ある C 配 N (欧州標準化委
Eむマンデート 283 (
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yanddisabled) によって,開ガイドの普及を検討している中で,交通機関,表示,
をセクターガイドと金量付汀,最初に交通機関に関するガイドの作成を行っている
は,セクターガイドの国際標準化についても日本が積極的に貢献していくことが重要である
4
.
2
1豊田規答
今後,日本で新たに制定する JIS に関して,この指針を
ように,普及活動をする事が必要である。また,事rr たに制定する JIS ばかりでなく,
な見臨しの時期にこの指針の活用を期待している。
解
5
げ作 f'Mよーにより J!\~I析での波製,転 .1ま浮は禁止されております》
される
JIS
的
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3(ISO/IECGuide7
ISO/IEC 政策宣言標準化業務における高齢者及び障害のある人々のニーズへの取組み
ISO/IE亡 Policy
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ISO (国際擦準化機構)及び IEC (間際電気標準会議)は,世界的な標準化のために専門化したシステ
ムを形成する非政府組織である。 ISO 及び IEC のメンバーで、ある:各国の会員団体は,特定分野の技術活動
を扱うそれぞれの組織により確立された専門委員会を通じて,国際規格の作成作業に参加する。 ISO 及び
叫 C の専門委員会相互に利害関係のある分野において協力する。他の国際機関も,政府機関か非政府
機関かを問わず ISO 及び犯C と協力して作業を分担するじ
会 (COPOLCO) により作成され, ISO
より 2000 年 6 月に
IEC
序文
それぞれ承認された。
(ISO/IEC/G 主持3
により 2000 年 5 月に,
:2000 年)
誰でも製品!l ,サービス及び環境(身のまわりの設嶺 Jなど)にアクセスできることは,社会全体にと
って重要なことである。アクセシビリチィが重要であることが広く認識されるようになり,国連加盟国は,
に閲する毘連規則"及び“高齢者に関する昌連原則刊に署名した。この状況は,世
界人口における高齢者の比率が増加するにつれて,ますます重要になってきている。すべて
をもっているわけで、はないが,障害者が最も多いのはこの年齢揮である
日常生活においてテクノ口ジーがますます普及し複雑になったこと誌,チャンスであると問時に挑戦で
もある。高齢者・障害者が平等な条件で社会に参加できるように,製品,サービス及び環境へのアクセシ
ピリ子イを向上させることが必要である。アクセシビワチィが向上すると生活の震が更に高まり差別が少
なくなる。
アクセシピリティの向上は,告の分野にも波及しメリットをもたらす。アクセスできる製品,サービス
及び環境は,より多くの人々が利用でき,その結果として規摸の経済社主)が達成できる ω
さちにこれ
らの活費者の必ず(須)要求事項に合う製品によち,世界貿易が増加するであろう。誰でも使いやすい製
品となるからであり,ひいては,これにより社会全体が科益を受ける。
この原理を説明する一関として,テレど受像機のワモコンの開発が挙げちれる。これは,
するための改良が契機となって完成した製品で、ある。
この宣言の目的は,高齢者及び鰐害者が製品及びサービスを利用できる設計を挺進するような規格の開
を奨励することである。能力の高低には個人差があるので,言ç" ,~~力から話い能力までのすべての人の
ニーズな考書するのがよい。しかし,重度で、複雑な障害をもっすべての障害者に,すべての規搭を例外な
しに合わせることはできないことも認識されている。
これらのグル F プの人々の要求事項を,設計の早期段踏で考慮し,可能な場合,取り入れることにより,
主産者は,より多くの人々が利用できる製品及びサービスを,わず、かなコストの追加又はコストを企く追
加せずにより多く設計し生産することができる。
標準化は,消費者の科書に関係する製品及びサービスに大きな彫響を年える。それゆえ標準化はこの分
を果たすことができる。しかし,
こりニーズを
る際は,規路は,本来設計を詰IJ 践し
は,重要な使用者グループであ
ないほうがよいという制約の中で考慮する必要がある。
は,規格を制定し改正するときに十分には検
り消費者グループである。
さ
した規格は,市場との関連性がより高い規格と
いない。しかし,これらの能用者のニーズ
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{0 f'l約三よ粛により J!\~Wi での復主主似}践す:は士号 11: されておりますル
34
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CGuide7
1 :2∞ η 解説
アクセスしやすく
なり,製品及びサーピスをすべての人にとっ
るために役立つでみろう。
(前えば,突起,切欠き,
さらに擦準北は,視覚, J聴覚,
,由記号〉についても適用され
る。これらの信号のどれをとっても,世界中で同じ意味を伝えるようにするためである。この概念から
まれたものに,電話の数字キーパッドの配列や,その中央の数字キ ~5 の突却に関する“デファクト
実上の)"規格がある。これらは,世界中で問権に理解され投開されている。
ISO 及び fEC は,すべての関連規格の{乍成と改正詐業において,高齢者及び障害者のニーズを合める必
ることそ認識している。これは,次の基本原則に従うことで明らかに達成することができる
ユニバーサルデザ、イン
アクセシプルデザイン
として参加すること
関孫する
アクセシブルデザインとは仰か 1)
“アクセシプルデザ、イン"という
して,人の特性又は;環境の条件が車問となって能力範閲(問えば,見る,
大量市場製品の設計を拡張
く,手が崩く,
るな
どの能力)が低くなる入々を含めるためのプロセスに技用される用語である。アクセシプルデザイン誌,
標準的な大量市場製品の設計と別の設計ではなしあえて別の設計としないほうがよい。むしろ,アクセ
シブルデザインは,一般的な設計プロセスを拡張し詳細にして,製品,サービス及び環境の設計に従来含
まれていた人間の能力又は限界の範酉よ与広い範聞をカバーする
悼のようにアクセシブルデザインは,ユニバーサルデ、ザ、インの一部会である人ユニバーサルデザ、イン
は,すべての人のための製品設計を対象としているので,すべての設計原則を含んでいる。アクセシプル
ンは,標手:的な設計プロセスを偶らかの語力臨界(ユニバーサルデザインにお吋る能力範盟の低い
ほう)をもっ人々にまで拡張する原則に焦点を当てる
アクセシブ、ルデF ザインは,均衡を保つ行為である。まず,我々は,すべての製品をすべての人が使用で
きるように設計することは不可能であることを認識しなければならない。身体,感覚,認識能力の重畏の
障害を複合してもつ障害者は,常に存在し,これらの撞害者は,特定製品の使用ができない。しかし,各々
の主要製品範ちゅう(鴎)に対して特開設計(又は開発)を行い,それに訣存し,無限の麓類の
に対応することは,開様に不合理である。それゆえ,様々な方法の組合せな検討し,
に合わせる必要がある c それらの方法は,製品が一層広く富接的に(“箱から出
でさ
る q守長を取ち入れること,アクセシビリティ向上のための製品改良が容易にできる
めることなど
である。
{7~ えば,アクセシブルデ、ザイン及びユニバーサルヂザインは,多く
できる。
のハードウェア及びゾブトウェアの相互接統を使用し,別々の講或蔀品を組み合わせると
の用途
した解決法が得られる。
1
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:::J?f晶子ろ 7~' 守主総おのアクセシピリチィ向上のための消費者製品の設計指針
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2) ユニバーサルデザ、インとは,“製品及び環境をすべての人が使用で、きるように設計することであって,
可能な|恨り,適応又は特設設計の必要がない設計"をいう; t
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故策の勧告
解説
ISO 及び児(のナショナルメンバーは,高齢者及び障害者は市場関連性をもっていることを
し,政策,戦略の作成において次の勧告を採用 L 高齢者及び障害者のニーズをすべての関連規轄の
作成,改正作業において考慮するように奨励されている。規格の起草に際して,高齢者及び障害者のニー
るように万全の努力会するのがよいけれども,これらのニーズにすべての規格を
ることは,必ず、しもできない ω
しかし関連の専門委員会は,高齢者及び障害者のニーズを考慮し,特に日
常生活での製品,需品及びサービスをどう取り扱うか考培、するのがよい。
的
ユニバーサルデザイン及びアクセシブルデザインの龍進
ISO 及び IEC のナショナルメンバーは,
のことを実施するのがよい。
を促進し,製品,サービス及び理境が高齢者・障害者を含めたすべての消費者にとって
入手,アクセス,使用が可能で安全であることを確保するむこれは,ユニバーサルデザイン及びア
クセシプルデザ、インの一般概念(“序文"に説明されている)を,規格の作成及び改正 u寺に採用する
}とにより行う。
ー
アクセシプルヂサゃイン
について,規格作成者の告党を
ド 71 を考慮し,
提供する。 ISO/I 配仁ガイ
おいて取り扱う。
け福祉用呉及びアクセシビリチィ
争
」ー・
も
規結及び情報資料が,アクセス
ますます利用できるようにする。
適応のためのインタフェースが存在する j差合,そのインタブエースの標準化
し, /サービスへ
アクセスできるように,また製品/サーピスを{吏用できるようにする。
規格作成者以外の人々に対し,高齢者及び障害者に関する ISO/IE仁ガイドな
に規定される
指針の利用によち得られる利益を広報する
b
) 規搭作成作業における高齢者及び需害者の参加
こと
ISO 及び見仁のナショナルメンバーにとって,次の
る。
として,標準化プロセスに確実に参加する。
標準化プロセスに関して必要な指導及び/又は訓練をこれらの代表者に提供し,また,
これらの代表者に確実に護すようにする
り
研究プログラムと標準化と間の連携
ー
ISO 及び IEC は,次のことを{足進するのがよい。
アタゼシピワテ f 問題に関する研究プログラムと協力し,官報を交換する。
次のことについての既存の研究結果を,標準化作業において利用する。
人間工学に関する技術研究ブログラム(高齢者及び障害者の能力の,すべての範囲を考慮する研
究を含む L これは関連分野における標準記のための基礎的な情報を提供するためのプログラムで
ある。
ピスのアクセシピリティに関する技街研究プログラム
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汗作誌は;により 1!l~t析でり組 iM!!, 転,Hx:;'} は tt 11. されておりますむ
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* 内容についてのお I::'.J 合せは.規格 IJfJ 発部保準点 [ FAX(03)3405-5541 T E L (03)5770・ 1571 ] へこ'tü
絡ください 。
*JI S 規陪票の正誤京が発行されたぬ合は.次の袋詰l でご案内いたします 。
( 1) 当協会発行の丹干1).誌“ t吉本化ジャーナル"に.正 ・ ぷの内容を拘 l蹴いたします 。
(2 ) 原則として毎月第 3 火腕日に,“日経産業新 H日"及び“日刊工業新 lüf'の JI S 発行の広告側
で. 1ι浜 LR が発行された JI S 規稿者手47- 及び規栴の名祢をお知らせいたします 。
なお,当協会の JI S 予約者の方には.予約されている部門で正誤烹が発行された場合,自動
的にお送りいたします 。
貴JI S 規路票のご注文は.普及市泉市カスタマーサービス I~~
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平成 15 年 6 月 20
百t-l,y. 18 年 4 月 15 口
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先行人
品弘志
発行所
財同法人日本規絡協会
〒 107.8440
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~京都港区赤坂 4 丁目 1 ・24
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札幌支部
〒 oω-0003
札幌市中央区北 3 条西 3 f
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11:し (OII)261'{泌45
< + 十: 02760・ 7・4351
北支部
〒 980・ORII
名古屋支部
〒 460・0∞汚
仙台市汀民区 一 帯町 2 丁目 5 ・ 22 仙台ウエストピル内
TEL(022)227 ・ RJ36( 代舟) FAX(022)266心905
Y:022∞-4 -RI Mt
名古以 IIj 巾庇栄 2 丁目6- 1
斗)1\ピル別館内
FAX(052)203 -48侃
TEし (052)221 ・ !BI6( 代}"{)
d?:佃800ふ 23283
関西支部
〒 541-∞ 53
大阪市中央区本町 3 了目 4・ 10
TEL((泌)6 261-808剣代 l<. )
広島支部
〒 730 -ω11
四国支部干 760・0023
本町野村ピル内
FAX(06)6 261 ・9114
:00910- 2 ・ 2636
広島市中区基町 5 -44 広助向.L会 ;ゐ折ヒ・ル内
TEL(082)221 ・ 7023.7035.7036 FAX(082)223 ・ 7568
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日松市 M町 2 丁目 2 ・ 10 JPR 出船ピル内
TEL(OR7)
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十: 01680・2 ・ 3359
岡支部
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