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取 扱 説 明 書 ５ ６ ０ ８ 型 ３ ２ チ ャ ン ネ ルプ リ ア ン プ クリアパルス株式会社 東京都大田区中央６丁目２５番１７号 ＴＥＬ （０３）３７５５−００４５ ＦＡＸ （０３）３７５５−７８７７ 1 ５６０８型 ３２チャンネル前置増幅器 取扱説明書 １．概要 ５６０８はγ線計測に用いる検出器からの電荷信号を電圧信号に変換する３２チャ ンネルの前置増幅器です。各チャンネルの基本性能は弊社５８０型前置増幅器と同等で すが、高密度実装を実現しましたのでコンパクトな外観となっております。 ２．仕様 2-1.信 号 入 力 検出器 シリコンアバランシェフォトダイオードＳ８５５０ 相当 入力数 ３２ 入力電荷 ０ ∼±０ ． ５ ｐ Ｃ 入力形態 ＡＣカップリング 検出器とのとの接続 基板上でコネクタを介して直接繋がれる 2-2.テ ス ト 信 号 入 力 入力数 ４（８チャンネル毎に１つ） 入力コネクタ Ｂ Ｎ Ｃ コ ネ ク タ ×４ 入力抵抗 ４ ０ ０ Ω ×８×４（トータルで５０ Ω 等 価 ×４） 注入コンデンサ １ ｐ Ｆ ×３２ 2-3.バ イ ア ス 用 電 源 入 力 入力コネクタ Ｓ Ｈ Ｖ 高 圧 コ ネ ク タ ×２ フィルター １００ＭΩ及び０．１μＦ／６３０Ｖポリプロピレン コンデンサ 2-4.変 換 ゲ イ ン 変換係数 １Ｖ／０．５ｐＣ フィードバックコンデンサ フィードバック抵抗 ０．５ｐＦ １ＧΩ 2-5.出 力 微分時定数 約５０μ秒 出力数 ３４ 出力電圧 ０ ∼±０ ． ５ Ｖ 出力電流 １０ｍＡ最大 出力インピーダンス ５０Ω 出力コネクタ レモコネクタ×３２ 2-6.電 源 入 力 電圧 ＋１２Ｖ、−１２Ｖ 電流 ＋１２Ｖ：６００ｍＡ最大 −１２Ｖ：４００ｍＡ最大 2-7.形 状 約 ３ ３ ０ ｍ ｍ （ 縦 ） ×約 ３ １ ０ ｍ ｍ （ 横 ） ×約 ５ ０ ｍ ｍ （ 高 さ ） 2 ３．取り扱い方法 3-1.Ｏ Ｕ Ｔ Ｐ Ｕ Ｔ − Ａ １ ， Ａ ２ ， Ａ ３ ， Ａ ４ ， Ｂ １ ， Ｂ ２ ， Ｂ ３ ， Ｂ ４ ， Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３，Ｃ４，Ｄ１，Ｄ２，Ｄ３，Ｄ４， Ｅ１，Ｅ２，Ｅ３，Ｅ４、Ｆ１，Ｆ２，Ｆ３，Ｆ４， Ｇ１，Ｇ２，Ｇ３，Ｇ４，Ｈ１，Ｈ２，Ｈ３，Ｈ４、 ＳＵＭ１，ＳＵＭ２ 接 地 型 レ モ コ ネ ク タ ×３４。 検 出 器 からの電 荷 信 号 をプリアンプにより電 圧 に変 換 して出 力 します。 各 プリアンプの変 換 コンデンサは０．５ｐＦですので、変 換 係 数 は約 ２Ｖ／ｐＣとなっています。 ＳＵＭ１，２は極 性 が他 の信 号 出 力 とは 逆 ですので注 意 してください。 3-2.ＴＥＳＴ−１，−２，−３，−４ 接 地 型 ＢＮＣ コ ネ ク タ ×４。 プリアンプの試 験 用 信 号 の入 力 コネクタです。 水 銀 パルサー信 号 などを入 れてください。 結 線 は、ＴＥＳＴ−１がＡ１，Ａ２，Ａ３，Ａ４、Ｂ１，Ｂ２，Ｂ３、Ｃ３につながっています。 ＴＥＳＴ−２はＢ４，Ｃ４，Ｄ３，Ｄ４，Ｅ３，Ｅ４，Ｆ３，Ｆ４につながっています。 ＴＥＳＴ−３はＣ１，Ｃ２，Ｄ１，Ｄ２，Ｅ１，Ｅ２，Ｆ１，Ｇ１につながっています。 ＴＥＳＴ−４はＦ２，Ｇ２，Ｇ３，Ｇ４，Ｈ１，Ｈ２，Ｈ３，Ｈ４につながっています。 入 力 インピーダンスは５０Ωですが、各 チャンネルでは信 号 が約 １／１０になっていますのでパ ルサーの出 力 電 圧 は通 常 の１０倍 を目 安 としてください。。 3-3.ＢＩＡＳ ＩＮ−１，−２ 接 地 型 ＳＨＶコネクタ×２。 検出器にバイアスを供給します。最大電圧は＋５００Ｖです。 結 線 は、ＢＩＡＳ ＩＮ−１がＡ１，Ａ２，Ａ３，Ａ４、Ｂ１，Ｂ２，Ｂ３、Ｃ３、Ｂ４，Ｃ４，Ｄ３，Ｄ４，Ｅ３， Ｅ４，Ｆ３，Ｆ４につながっています。 ＢＩＡＳ ＩＮ−２はＣ１，Ｃ２，Ｄ１，Ｄ２，Ｅ１，Ｅ２，Ｆ１，Ｇ１、Ｆ２，Ｇ２，Ｇ３，Ｇ４，Ｈ１，Ｈ２，Ｈ３， Ｈ４につながっています。 3-4.Ｐ Ｏ Ｗ Ｅ Ｒ ＩＮ プリアンプに電源を供給します。 ピン番号と電圧の関係は、 １番、２番ピン ：ＧＮＤ ４番ピン ：＋１２Ｖ、５６０ｍＡ ９番ピン ：−１２Ｖ、３１０ｍＡ ３，６，７，番ピン：Ｎ．Ｃ ５番ピン ：ケースＧＮＤ となっています。 3-5.Ｇ Ｎ Ｄ ＧＮＤ端子。 グラウンド端子です。ケースを接地する必要があるときに使用します。 ４．注意 4-1.ケ ー ス は 光 シ ー ル ド は 行 っ て い ま せ ん の で 、 外 来 光 は 出 来 る だ け 減 ら す よ う に し てください。 4-2.検 出 器 は 各 ピ ン が ソ ケ ッ ト に よ り 抜 き 差 し 出 来 る よ う に な っ て い ま す が 、 ピ ン 数 が 多い為に挿抜力が大きくなっています。抜き差しは少しずつ、丁寧に行ってくださ い。 以上 3
