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ハンディシーラー AC 取扱説明書 Ver.1.02J
5 各部の名称とはたらき
ハンド部
吊り下げ金具
作業状況・作業形態によりハンド部から両手を離
さないといけないケースが発生する場合など、吊り
下げ用ベルトなどで「吊り金具」に引っかけて使用
すると作業の都度ハンド部を床などへ置かなくても
使用することができます。
温度センサー
シール加熱温度を検知します。
保護カバー
連続使用において発生するシール部の蓄熱による
火傷等を防止するために取り付けています。
加熱ランプ
加熱工程中ランプが点灯します。
シールバー(上)
本体グリップ
(ゴムカバー付)
シールバー(下)
レバー
接続用ケーブル
ショルダーベルト
制御部を肩からさげる時に使用
接続コネクタ
します。
ハンド部と制御部を接続します。
制御部
コントロールユニット
包材に応じた加熱温度に設定し
ます。
電源スイッチ
接続コネクタ
制御ボックス
電源コード
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ハンディシーラー AC 取扱説明書 Ver.1.02J
6 正しい使い方
この製品を使用する時は以下の「正しい使い方」をよくお読みいただき、お使いください。
以下の方法以外の操作方法で使用されますと故障の原因となり、たいへん危険です。
6-1 ハンド部の取り付け
ハンド部
工場出荷時に制御部からハンド部を取り外して梱包して
います。
制御部
ハンド部の接続コネクタを制御部の接続コネクタに差込
みます。制御部の接続コネクタにある溝とハンド部の接
続コネクタのマーク部を一致させて差し込んでください。
差し込まれましたら、ハンド部のコネクタについてある接
続ナットを回して接続を確実にしてください。
マーク
制御部の
接続コネクタ
接続ナット
6-2 電源スイッチ ON
制御部の電源スイッチを押してください。
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ハンディシーラー AC 取扱説明書 Ver.1.02J
6-3 コントローラーの設定
コントロールユニットで加熱温度・加熱時間(加熱温度
保持時間)
・冷却温度を設定します。
袋(フィルム)の材質、厚さなどにより設定値は変わりま
すので、異なる袋(フィルム)を使用される時はその都
度設定してください。
・モード切替ボタンを押すと、カウンター数→加熱温度
→加熱時間(加熱温度保持時間)→冷却温度の順
にディスプレイ表示に呼び出せます。
・呼び出されたモードはランプが点灯します。
どのモードのランプも点灯していない時はカウンター
モードになっている時です。
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6-3-1 加熱温度の設定
・
「加熱温度」のモードにして、▲、▼キーで数値を加
減して設定します。
[60 ~ 180℃の範囲]
・使用される包装フィルム(袋)の材質により適切な溶
融温度は異なります。
・シールができる最低の温度に設定してください。
作業速度が上がり、部品の無駄な消耗を抑えま
す。
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6-3-2 加熱時間(加熱温度保持時間)の設定
・
「加熱時間(加熱温度保持時間)
」のモードにして、
▲、▼キーで数値を加減して設定します。 [0.0 ~ 2.0 秒の範囲]
・温度制御における加熱時間(加熱温度保持時間)
と
は設定された温度を維持させる時間のことで、通常
は、加熱時間(加熱温度保持時間)を設定しなくても
(加熱時間(加熱温度保持時間)を 0.0 秒にしても)
シールはできます。
包装フィルム(袋)に厚みがあり、加熱温度を上げて
もシールができない場合やシールができてもフィルムが
ダメージを受けている場合のみ加熱時間(加熱温度
保持時間)を設定する効果が期待できます。
6-3-3 冷却温度の設定
・
「冷却温度」のモードにして、▲、▼キーで数値を加
減して設定します。
[40℃~加熱温度設定値の範囲]
・冷却温度は充分にとってください。
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ハンディシーラー AC 取扱説明書 Ver.1.02J
6-4 各モードの設定
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ハンディシーラー AC 取扱説明書 Ver.1.02J
6-5 レバーを握りシールを行う
シール部に包材をセットします。
本体のレバーを引き
(握り)
ます。
レバーを引き
(握り)
ますと本体部の加熱ランプが点灯し
ます。
設定加熱温度に到達すると本体部の加熱ランプが消灯
します。
加熱ランプ
点灯→消灯
レバーを
握る
6-6 シールのできあがり
ヒーター部温度が設定冷却温度まで下がりますとブザー
が鳴りますのでブザーを目安にしてレバーを引く
(握る)の
を終了し、シール部を開口して包材を取り出します。
注
包材により冷却温度は異なります。ブザーを目
安にしてください。
6-7 電源スイッチを OFF にする
作業が終了したら、必ず電源スイッチを押して OFF に
してください。長時間使用されない時は制御部からハン
ド部を取り外してください。
6-8 作業終了後の点検
終了したら、清掃を行い、センタードライテープやヒーター
等の部品が傷んでいないか点検を行ってください。
傷んでいるようであれば「消耗部品交換の方法」をお読
みいただき交換を行ってください。
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レバーを
握るのを
終了