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施工説明書 シングルレバー混合水栓柱 ペット用水栓柱/防水パン(別売品) LF-922SHK A-5338 商品の機能が100%発揮されるよう本説明書の内容 を十分ご理解のうえ正しく施工してください。 なお施工完了後、この施工説明書を同梱の取扱説明書 の袋に入れてお客さまにお渡しください。 施工の前に 安全上のご注意 部品の確認 お客さまへ 本体 シャワーセット 防水パン仕上げの場合(別売品) ● この説明書は「シングルレバー混合水栓柱」と、 「シングルレバー混合水栓柱専用防水パン」の施 工方法について説明しています。 ● 本製品の取付工事は、必ず水道工事店など専門の工事店に依頼してください。不明な点は工事店、 当社支社、または当社お客さま相談センターへお問い合わせください。 ● この説明書は、本製品の取扱説明書とともにいつでも見られるところに保管してください。 防水パン 施工店の方へ ● 施工に際しては、必ずこの施工説明書に従い正しく施工してください。 この施工説明書に記載されていない方法で施工し、それが原因で故障が生じた場合は、商品の保証 を致しかねます。十分ご注意ください。 ● 「保証書」 (取扱説明書裏表紙)は、貴店名と取り付け日を忘れずに記入のうえ、必ずお客さまにお 渡しください。 ● 施工段階での欠陥工事は、施工店に対して賠償責任が問われる場合があります。この点を十分にご 認識いただき、お客さまが安全で快適にご使用できるようご協力ください。 警告、 注意は状況により製品やお客様の設備について、重大な結果 ● ここに記載している に結びつく可能性があります。これらはすべて安全に関する重要な内容を記載していますので、必 ず守ってください。 ● 本製品の取付工事は、水道法、その他の法令、地方自治体の条例、規則など各種法規にしたがって 行ってください。 ● 工事または取り扱いにあたって不明な点がありましたら、当社支社、または当社お客さま相談セン ターまでお問い合わせください。 ● 防水パン A-5338 は、ペット用水栓柱 LF-922SHK 専用の防水パンです。 ● この説明書に記載されている以外の設置条件の場合は、取付けをしないでください。 ※水栓柱、 防水パンの取付強度が保てない恐れがあります。 必ず施工のやり直しを行っ てください。 ● 湯水を逆に配管しないでください。 ※水を出そうとして、湯が出てヤケドをすることがあります。 ● お客さまに引き渡す前に凍結が予想される場合は水を抜いておいてください。 寒冷地仕様の水抜方法は、取扱説明書を参照ください。 ※凍結破損で漏水し、家財等を濡らす財産損害発生の恐れがあります。 ● 不凍帯までは給水・給湯の配管に保温材を巻く等、凍結による破損がないよう十分に 保護してください。 ● 防水パンは傷つきやすいので次の点に注意して施工してください。 ※工具などの堅いものを防水パン上に落としたり、のせて引きずったりしないでくだ さい。 ※防水パン上に乗らないでください。 本製品の使用条件 ガス給湯器(比例制御式:16 号相当)と組み合わせる場合の給水圧力 最低必要圧力 ガス給湯器の最低作動圧力+ 0.06MPa 最高圧力 0.75MPa 測定条件は次のとおりです。 ・ レバーハンドルは全開 ・ 給水温度 5℃、吐出温度 42℃(ガス給湯器との組み合わせ条件が最も悪い冬季を想定) ・ 給水圧力はガス給湯器直前における流動時の静水圧です。 ・ ガス給湯器の設定温度は最高温です。 貯湯式温水器と組み合わせる場合の給水圧力 最低必要圧力 0.07MPa 最高圧力 0.75MPa ・ 給水圧力と給湯圧力の差を小さくしてください。温度調節が容易になり、使いやすくなります。 その他の条件 ● ● ● ● ● 給湯に蒸気は使用できません。 給水は上水道に接続してください。温泉水など異物を多く含む水は使用できません。 給水配管が右側、給湯配管が左側になるようにしてください。 給湯配管はできるだけ短くし、必ず保温材を巻いてください。 給水圧力が 0.75MPa を超えるような高圧の場合は、市販の減圧弁で適正圧力(0.20MPa 程 度)に減圧してください。 ● 給湯配管が長い場合や高い位置に器具を取り付ける場合は、圧力損失を考慮してください。 ● ● ● ● 給水は上水道に接続してください。温泉水な ど異物を多く含む水は使用できません。 ど異物を多く含む水は使用できません。 給 水・給湯管が指定の位置に取り出してある 給水・給湯管が指定の位置に取り出してある か、 また給水配管が右側、給湯配管が左側に か、また給水配管が右側、給湯配管が左側に 配管されていることを確かめてください。 配管されていることを確かめてください。 ※逆配管では表示通りに湯水が出ません。 ※逆配管では表示通りに湯水が出ません。 取り付け後の保守点検ができるように、 必ず 取り付け後の保守点検ができるように、 必ず 給水 ・給湯管の配管側に専用の止水栓を取り 給水・給湯管の配管側に専用の止水栓を取り 付けてください。 付けてください。・給湯の配管に保温材を巻 不凍帯までは給水 不凍帯までは給水・給湯の配管に保温材を巻 く等、 凍結による破損がないよう十分に保護 く等、凍結による破損がないよう十分に保護 してください。 してください。 壁面 給水口 Rc1/2 給湯口給水口 Rc1/2 Rc1/2 仕上面給湯口30Rc1/2 30 仕上面 基礎面 30 30 85 基礎面 85 防水パン仕上げの場合 給水管、給湯管取出し位置の確認 給水管、給湯管取出し位置の確認 ● 右の図の位置に給水管と給湯管が取出してあ 防水パン仕上げの場合 160 160 ● るか確認してください。 右の図の位置に給水管と給湯管が取出してあ るか確認してください。 設置場所の確認 設置場所の確認 ● 水栓柱は、必ず住宅の基礎面の上に設置しま 給水口 給湯口 給水口 給湯口 排水管 ● す。 水栓柱は、 必ず住宅の基礎面の上に設置しま 水栓柱の設置地面に基礎があるか確認し す。水栓柱の設置地面に基礎があるか確認し てください。 てください。 ※ 基礎がない場合は、砂利石、PC 板などで ※基礎がない場合は、砂利石、PC 板などで 水平、強固にして設置してください。 水平、強固にして設置してください。 【別売品の防水パンを設置する場合】 B 別売品の防水パンを設置する場合 排水管のサイズ 排水管のサイズ ● 防水パンの排水口は外径 40mm です。排水 ● 管は内径 防水パンの排水口は外径 40mm です。排水 50mm 以上を用意してください。 管は内径 50mm 以上を用意してください。 壁面 壁面 排水管 PC板 PC板 仕上面 130 仕上面 基礎面 130 基礎面 設置場所 設置場所 ● 防水パンは、必ず安定した PC 板の上に設置 160 160 ● してください。 防水パンは、必ず安定した PC 板の上に設置 してください。 ※ 防水パン設置面には、給排水管の部位をの ※防水パン設置面には、 給排水管の部位をの ぞいた全面に PC板が設置してあるか確認 ぞいた全面にPC板が設置してあるか確認 してください。 してください。 ※排水管・ PC 板は現場手配となります。 ※排水管・PC 板は現場手配となります。 タイル仕上げの場合 タイル仕上げの場合 給湯口 【タイル仕上げをする場合】 C タイル仕上げをする場合 排水管取出し位置 排水管取出し位置 ● 右の図の位置に排水管が取出してあるか確認 ● してください。 右の図の位置に排水管が取出してあるか確認 してください。 ※排水管 ・目皿は現場手配となります。 ※排水管・目皿は現場手配となります。 ※防水パンに付属の目皿をご利用いただくこ ※防水パンに付属の目皿をご利用いただくこ とも可能です。別途、A-5422でご注文 とも可能です。A-5422 でご注文くださ ください。 い。 275 275 注 意 ● ● ● 水栓柱単体で取り付ける場合 80 30 30 80 30 30 壁面 給湯口 給水口 給水口 230 230 ● 水道水の水質基準に適合した水以外には取付けないでください。 A 水栓柱単体で取り付ける場合 給水管、給湯管の確認 給水管、給湯管の確認 ● 給水は上水道に接続してください。温泉水な 185 185 ● 修理技術者以外の人は、絶対に分解したり修理・改造は行わないでください。 ※ケガや故障が生じる恐れがあります。 施工前の確認 壁面 壁面 排水管 排水管 仕上面 185 185 警 告 目皿セット(A-5422) 仕上面 基礎面 基礎面 問い合わせ先 ●商品・施工方法についてのお問い合わせ お客さま相談センター商品相談窓口 ナビダイヤル TEL 0570−017173 受付時間 平日 9:00 ∼ 19:00 土日・祝日 10:00 ∼ 18:00 (年末年始、夏期休暇は除く) ※ PHS・IP 電話などではナビダイヤルをご利用 できません。 TEL 0562-31-0793 をご利用ください。 施工方法 1 水栓柱の取り付け 水栓柱単体で取り付ける場合 水栓柱単体で取り付ける場合 1-A ● 開梱、取り付けの際には商品の表面 にキズを付けないように十分注意し てください。 ● 商品の表面には、直接工具を掛けな いでください。 ※工具を掛ける場合には、必ず商品 に布等をあてて保護してください。 1. 注意 向かって右側の取出しは給水側、左 側の取出しは給湯側です。 給湯側に シール 湯側 水栓柱を所定の位置に立てか け、水栓柱根本部の取出しと給 水管と給湯管を接続する ■ 水栓柱側は Rc1/2(メスネジ)仕様 ■ 取り付け後の保守点検ができるように、 必ず給水・給湯側に専用の止水栓を取り 付けてください。 3. 水栓柱の根元をコンクリート等 で根巻きし、水栓柱が倒れない ように固定する 水側 ステコン 基礎面 185mm 正面 コンクリートの厚さ 50mm以上 50mm以上 2. 水栓柱の直立(鉛直)をさげふ り、水準器などで確認する 4. 止水栓 ※ コンクリートをしっかり打設しないと、 転倒・破損・漏水の恐れがあります。 砂利石または砂でまわりを埋め る 排水は別途現場でご配慮ください。 この後は、 「2 シャワーの取り付け」 を行ってください。 水準器 給湯側 Rc1/2 コンクリートを流して固める 配管 ■ 配管が凍結で破損しないよう保温材を巻 いてください。 給湯管 5. さげふり 給水側 Rc1/2 給水管 防水パン仕上げの場合 防水パン仕上げの場合 1-B 1. 水栓柱を所定の位置に立てか け、水栓柱根本部の取出しと給 水管と給湯管を接続する 2. 水栓柱の直立(鉛直)をさげふ り、水準器などで確認する 5. 水栓柱と排水管の周囲の砂利石 を掘り、PC 板を設置する 7. ■ 水栓柱側は Rc1/2(メスネジ)仕様 防水パンが、がたつかず安定し ているか、また水平になってい るか確認する ■ 防水パンの立ち上がり部に水準器をのせ て水平を確かめてください。 ■ 取り付け後の保守点検ができるように、 必ず給水・給湯側に専用の止水栓を取り 付けてください。 水準器 水準器 ■ 配管が凍結で破損しないよう保温材を巻 いてください。 PC板 水準器 135mm さげふり 排水管 8. 目皿セットを排水口に設置する ヘアキャッチャー ヘアキャッチャー 給湯側 Rc1/2 給湯管 6. 給水側 Rc1/2 3. 止水栓 給水管 排水管 水栓柱の根元をコンクリート等 で根巻きし、水栓柱が倒れない ように固定する 受座 受座 防防水パン 水 パン ■ 排水管に排水口が納まらない場合は、排 水管の取り出し位置を再調整してくださ い。 配管 ステコン 目皿 目皿 防水パンの凹部に水栓柱が納ま るように、また排水管に防水パ ンの排水口が入り込むように設 置する 排水口 排水口 9. 防水パン コンクリートを流して固める 基礎面 注意 コンクリートの厚さ 50mm以上 排水口 向かって右側の取出しは給水側、左 側の取出しは給湯側です。 給湯側に シール 湯側 水側 PC板 4. 砂利石または砂でまわりを埋め る 排水管 正面 185mm −お願い− ●施工後、防水パンは養生して後 の工事などで傷がつかないよう にしてください。 この後は、 「2 シャワーの取り付け」 を行ってください。 施工方法 タイル仕上げの場合(タイル × 300mm、3 枚× 3 枚の場合) タイル仕上げの場合(タイル 300mm300mm × 300mm、3 枚× 3 枚の場合) 1-C 1. 水栓柱を所定の位置に立てか け、水栓柱根本部の取出しと給 水管と給湯管を接続する 2. 水栓柱の直立(鉛直)をさげふ り、水準器などで確認する 5. コンクリートを流して固める 3 方勾配を設ける部分の凹み 7. (深さ50∼70mm 程度)を設 けておく ■ 水栓柱側は Rc1/2(メスネジ)仕様 ※ 排水目皿の面と上面の高低差が 40mm となるように排水管を出しておきます。 ■ 取り付け後の保守点検ができるように、 必ず給水・給湯側に専用の止水栓を取り 付けてください。 50∼70mm ■ 配管が凍結で破損しないよう保温材を巻 いてください。 水準器 50mm 50mm さげふり 40mm ※ コンクリートをしっかり打設しないと、 転倒・破損・漏水の恐れがあります。 給湯管 給湯側 Rc1/2 3. 給水側 Rc1/2 水栓柱の根元をコンクリート等 で根巻きし、水栓柱が倒れない ように固定する 6. 排水管 給水管 ステコン 注意 バサバサモルタル 上段(凹みの奥)のタイル施工から 始めると作業しやすくなります。 基礎面 ※ 水栓柱の周りのタイルは下図のよ うな切り物で納めると、美しい仕 上がりになります。切り物、水栓 柱周りは、目地を込めて仕上げま す。 注意 向かって右側の取出しは給水側、左 側の取出しは給湯側です。 給湯側に シール 湯側 水側 4. 900mm タイル施工するためにバサバサ モルタルで下地をつくる 配管 止水栓 900mm 砂利石または砂でまわりを埋め る 切りシロ(目地) 正面 8. 凹みの中の奥の立ち上がりのタ イル施工を行う ■ 立ち上がりのタイルは、上面のタイルに 飲み込ませます。 10.セメントペースト(ノロ)で勾 配付けしたバサバサモルタルに 注意 2 1. タイルを張っていく ■ 中央(柱の正面の 2 枚)から施行すると 作業しやすくなります。 シャワーの 取り付け (すべての施行方法 に共通) シャワーを水栓柱のシャワー フックに接続し、工具でしっか りと固定する ■ 工具を掛ける場合には、必ず商品に布等 をあてて保護してください。 ■ タイルは目皿より少し大きめにくり抜き ます。目皿の周りとタイルの間は、目地 を込めて仕上げます。 シャワーフック 9. スパナ ● 目皿の周りは目地を取って仕上げ 凹みの中にバサバサモルタルを 敷いて勾配を付ける るため、タイルは目皿より少し大 きめにくり抜く。 ■ 勾配を付けるための斜めの切り物は、目 地幅を同じようにするため、対角ではな く若干の切りシロを設けます。 ● 勾配を付けるための斜めの切り物 は、目地幅を同じになるようにす るため、若干の切りシロを設ける。 ■ タイルを仮置きし、目地が直線となるよ うに調整してください。 この後は、 「2 シャワーの取り付け」 を行ってください。 切りシロ (目地) 11.目地を込めて完成させる シャワーホース 2. シャワーを水栓柱のシャワー フックにかけておく 確認と引き渡し 施行後の確認 1. 引き渡し 「保証書」 (取扱説明書裏表紙)に、貴店名と取り付け引渡し日を記入のうえ、この施 工説明書とともに必ずお客さまにお渡しください。 以下の点を確認する ■水栓柱の確認 ・水栓柱が強固に固定できていますか? ■吐水の確認 ・湯側、水側のハンドルを開けて、十分な給水、給湯ができますか? ・シャワー吐水と整流吐水がスムーズにできますか? ・水漏れはありませんか? 2. −お願い− ●施工後、 防水パンは養生して後の工事などで傷がつかないようにしてくだ さい。 以下の現象がないか確認する 現 象 考えられる原因 点検箇所 配管途中に大きな抵抗がある 流量が少ない 処 置 抵抗となっている障害物を取り除く 流量調節栓が閉まっている 4 流量調節栓を開く ゴミが詰まっている 2 3 5 シャワーの散水板・逆支弁・スピンドル 1 を掃除する 水が止まらない 希望温度の湯水が 1 ゴミを洗い流す シートパッキンに傷がある 1 部品を交換する 圧力が足りない 出ない 3 ネジ:G1/2 圧力条件を確認する 4 流量の調節ができていない 水栓柱ががたつく 2 シートパッキンがごみをかんでいる 流量調節栓を開閉し調節する 給湯器の設定温度が低い 設定温度を上げる コンクリートの施工が十分でない 施工方法を再度確認し施工をやり直す 4 5 ネジ:W26山20 ● 防水パンを取り付けた場合 現 象 考えられる原因 処 置 防水パンががたつく 水平に設置されていない 水平に設置し直す 水を流すと水溜りができる 排水されていない 施工方法を再度確認し施工をやり直す ネジ:Rc1/2 施工完了図(水栓柱のみの場合) 施工完了図(タイル仕上げの場合) WL レバーハンドル シャワーフック シャワー 小物掛け 散水板 流量調節栓 逆止弁 850 ホース 700 吐水口 50 450 φ60.5 給湯口 85 85 185 仕上面 Rc1/2 施工基礎面 給水口 Rc1/2 施工完了図(防水パン仕上げの場合) レバーハンドル WL シャワー 小物掛け 流量調節栓 245 逆止弁 850 315 160 ホース 吐水口 700 50 φ60.5 450 500 145 30 シャワーフック 600 レバーハンドル WL シャワーフック 仕上面 流量調節栓 850 逆止弁 給湯口Rc1/2 85 散水板 185 小物掛け 85 シャワー 施工基礎面 給水口Rc1/2 ホース 700 吐水口 50 φ60.5 85 85 185 160 仕上面 外径φ40 外径 φ40 施工基礎面 給水口 Rc1/2 給湯口 Rc1/2 520 65 50 60 450 620 255 80 PMS-1484(06040) PMS-1484(06091)