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三菱電機(株)製シーケンサ
CC-Link対応
第4章
シリアル/パラレルリモート製品
目次
●パラレルリモート
SOT-CP801/CP803・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4−2
SOT-CP1061/CP1603・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4−9
●シリアルリモート
SOT-VS7014/VS15014 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4−15
SOT-VS7014V/VS15014V ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4−21
SPC-MR1/S1(リモート用シリパラ変換器)・・・・・・4−28
4−1
CC-Link
Ver.1.10対応
SOT−CP801/CP803
●パラレルリモート方式●伝送容量8bit●伝送距離0∼1m 0∼3m 2タイプ
使いやすくライン構築が自由自在になる
CC-Link NET WORK。
CC-Linkパートナー製品「空間光伝送装
置」は、多数の入出力機器が分散配置さ
れたシステムで省配線によるコストの低
減化を計ることができます。
特に、自動搬送システムにおいて移動体
との通信には威力を発揮します。
●伝送容量は入力8点、出力8点です。
●相手側は当社製空間伝送装置SOTNP801又はNP803シリーズにて送受
信が行えます。
●軽量コンパクト設計で着脱が可能なコ
ネクタ式端子台を採用しています。
■光軸方向
(H)ヘッドオン
(S)サイドオン
■形式の説明
S O T−C P 8 0
方軸方向
H:ヘッドオン S:サイドオン
伝送距離
01:1m 03:3m
入出力点数
8:入/出力各8点
シリーズ形式
■適用マスタ・ローカルユニット
CC-Link SOTは、次のマスタ・ローカル
ユニットに接続できます。
・A1SJ61BT11
AnS/A2USシリーズ用マスタ・ローカ
ルユニット
■品種
商品コード
D116050
D116051
D116060
D116061
形式
SOT-CP801H
SOT-CP801S
SOT-CP803H
SOT-CP803S
伝送容量
伝送距離
光軸方向
ヘッドオン
サイドオン
ヘッドオン
サイドオン
0∼1m
8bit
0∼3m
・AJ61BT11
Aシリーズ用マスタ・ローカルユニット
・A1SJ61QBT11
Q2ASシリーズ用マスタ・ローカルユ
ニット
・AJ61QBT11
QnAシリーズ用マスタ・ローカルユ
ニット
■システム構成例
シーケンサ
CPU
シーケンサ
CPU
マスタ
ユニッ
ト
CC-Link
終端抵抗
終端抵抗
SOT-CP
801
SOT-CP
801
SOT-CP
801
SOT-V
801R
SOT-CP
801
SOT-NP
801
CC-Link
終端抵抗
MINI-S3リンク
パラレル入出力
終端抵抗
I/O
4−2
パラレルリモート
SOT−CP801/CP803
パラレル伝送
■主な仕様
■指向幅特性
●CC-Link仕様
項 目
適用シーケンサ
適用マスタユニット
交 信 方 式
占 有 局 数
伝 送 経 路
伝送フォーマット
リ ン ク 接 続
接続ケーブル
最大伝送距離
伝 送 速 度
内 容
三菱電機㈱ 製MELSEC Aシリーズ/Qシリーズ/QnAシリーズ
AJ61BT11,A1SJ61BT1,AJ61QBT11,A1SJ61QBT11,QJ61BT11
Control & Communication Link(CC-Link)
1局
バス方式
HDLC方式
コネクタ端子台(MSTB 2.5/5-ST-5.08 PHOENIX CONTACT製)
ツイストペアケーブル(専用のデータリンクケーブルを使用してください)
[推奨ケーブル:FANC-SBまたはFANC-SBH 0.5㎜2×3 倉茂電工㈱製]
1200m∼100m(伝送速度に依存)
10M、5M、2.5M、625K、156Kbpsのいずれかを選択
●SOT-CP801
(1)左右方向
300
左
200
100
指
向
幅
0
(mm)
0.2 0.4 0.6
0.8
1.0
1.2
1.4
1.6
1.8
100
設定距離(m)
200
右
300
データ正常動作範囲
安定受光動作範囲
(2)上下方向
300
●光伝送仕様
項 目
形
式
光 軸 方 向
定格電源電圧
使用電源電圧
消 費 電 流
伝 送 距 離
指
向
角
伝 送 方 式
検 定 方 式
伝 送 時 間
投 光 素 子
受 光 素 子
伝 送 点 数
制御入力点数
制御出力点数
ス
表
イ
ッ
示
チ
灯
使用周囲温度
使用周囲湿度
使用周囲照度
耐
振
動
耐
衝
撃
保 護 構 造
電 源 接 続
外 形 寸 法
上
内 容
SOT-CP801S
SOT-CP803H
サイドオン
ヘッドオン
SOT-CP801H
SOT-CP803S
ヘッドオン
サイドオン
DC24V
DC18∼30V
100mA MAX
0∼1m(光量調整ボリウム MAX時)
0∼3m(光量調整ボリウム MAX時)
30゚以上(設定距離 1m時)
5゚以上(設定距離 3m時)
半二重双方向
ビット反転随時比較
15ms MAX(M/Sモード時)、20ms MAX(Xモード時)
近赤外発光ダイオード
フォトトランジスタ
入力8ビット/出力8ビット
1点(CTL/TCD)
1点(RCV)
①局番設定(ロータリースイッチ×2)
②伝送速度設定(ロータリースイッチ)
③動作モード切替(DIPスイッチ)
POW表示:電源ON時(赤)点灯
CTL/TCD表示:CTL入力「ON」時(赤)点灯
TCD入力「ON」時(緑)点灯
DT/RCV表示:データ正常受信時(赤)点灯
安定受光時(緑)点灯
IN表示:各光出力データ「ON」時(赤)点灯
OUT表示:各光入力データ「ON」時(緑)点灯
RUN表示:マスタユニットと正常にデ-タ交信している時(緑)点灯
ERR表示:受信デ-タエラ-時(赤)点灯,正常交信時消灯
SD表示:リンクデ-タ送信時(赤)点灯
RD表示:リンクデ-タ受信時(緑)点灯
−10∼50℃但し、氷結しないこと。
40∼85%RH但し、結露しないこと。
4,000Lx以下但し、受光部に外乱光が直接入光しないこと。
10∼55Hz 複振幅1.5㎜ X,Y,Z 3方向各2時間
500m/s2(約50G)X,Y,Z 3方向各20回
IP40
コネクタ端子台(MSTB2.5/2-ST-5.08 PHOENIX CONTACT製)
90㎜(W)×80㎜(D)×20㎜(H)
「外形寸法図」を参照下さい
200
100
指
0
向
幅
0.2 0.4 0.6
0.8
1.0
1.2
1.4
1.6
1.8
100
(mm)
設定距離(m)
200
下
300
データ正常動作範囲
安定受光動作範囲
●SOT-CP803
(1)左右方向
600
左
400
200
指
向
幅
0
(mm)
200
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
4.5
5
5.5
設定距離(m)
400
右
600
データ正常動作範囲
安定受光動作範囲
(2)上下方向
600
上
400
指
200
向
幅
0
(mm)
200
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
4.5
5
5.5
設定距離(m)
400
下
600
データ正常動作範囲
安定受光動作範囲
●本タイプの詳しい資料として「別途取扱説明書」を用意しております。
ご請求下さい。
4−3
パラレルリモート
SOT−CP801/CP803
パラレル伝送
①局番設定スイッチ(×2)
■各部の名称と機能
⑨IN(データ入力表示灯)
本機のリモート局番を設定します。(1∼64)
②伝送速度設定スイッチ
CC-Linkの伝送速度を設定します。(0∼4)
M/Sモード、Xモード等を設定します。
⑫
④
OUT
9
2
10
RCV
3
11
TCD
4
12
5
13
6
14
7
15
8
16
POW 1
9
DT
2
10
CTL
3
11
4
12
5
13
6
14
7
15
8
16
RD
SD
RUN
ERR
型 式
Y TOYO
本体に電源が正常に印加されていると
ヘッドオンタイプとサイドオンタイプ
き、点灯(赤色)します。
があります。
⑤DT/RCV(データ正常表示灯/安定受光
IN
1
表示灯)
受信用の投受光素子があります。
⑥
ノーマルSOTとデータ伝送が可能に
サイドオンタイプは、型式銘板部側に
⑧
⑦
なるとDT(赤色)点灯、
送受信用の投受光素子があります。
自機の受光量が安定領域になると
⑬
⑨
設定距離以上光をとばしたくない場合
光伝送停止時CTL(赤色)点灯、光送信
などに使用します。
停止時TCD(緑色)点灯します。
カバーをはずして内部のボリウムを調
整して下さい。(カバーは、ネジにな
っています。)
/交信エラー表示灯)
マスタ局と正常にデータ交信している
時RUN(緑色)点灯、
⑬取付穴
本体を固定するための取付穴(2-φ5)です。
CC−Linkの交信エラー時ERR(赤色)
⑭
ができます。
止入力表示灯)
⑦RUN/ERR(データリンク実行中表示灯
⑮
⑫光量調整ボリウム
光量を調整し、伝送距離を変えること
RCV(緑色)点灯します。
③ ① ②
ヘッドオンタイプは、ヘッド部側に送
⑤
⑥CTL/TCD(伝送停止入力表示灯/送信停
⑩
の状態を、1bitごとに緑色で表示します。
⑪投受光部
④POW(電源表示灯)
(サイドオン)⑪
⑩OUT(データ出力表示灯)
相手側伝送装置からの伝送データ(RX)
③動作モード切替スイッチ
(ヘッドオン)⑪ ⑫
相手側伝送装置への伝送データ(RY)の
状態を、1bitごとに赤色で表示します。
⑭電源コネクタ(PHOENIX CONTACT製
点灯、スイッチ①または②を電源ON
MSTB 2,5/2-ST-5,08)
時に変更したときERR点滅します。
電源の接続用のコネクタ端子台です。
⑧SD/RD(データ送信中表示灯/データ受
信中表示灯)
⑮信号コネクタ(PHOENIX CONTACT製
MSTB 2,5/5-ST-5,08)
CC-Linkのデータ送信時SD(緑色)点
CC-Linkの信号伝送用のコネクタ端子
灯、データ受信時RD(赤色)点灯。
台です。
■接続
接続図
●CC-Link SOTの接続
コネクタ端子台配列
DA
DB
DG SLD FG
青
白
黄
DV VCC
編
FG
DC24V電源へ
前局より
次局へ
CC-Link専用ケーブル
FG
CC-Link専用ケーブル
電線のむき線長さは、7mmにして下さい。
4−4
パラレルリモート
SOT−CP801/CP803
パラレル伝送
●接続台数
●リンクデータケーブルの相互接続(CC-LinkVer.1.10仕様の場合)
伝送速度の設定と使用する機器の構成によって局間距離・総延長距離が規定されま
CC-Link SOTは、占有局数1局のリモ
す。(FANC-SBとFANC-SBHの場合は、下表のようになります。)
ートI/Oユニットです。最大接続台数
は、64台です。
①最大伝送距離
通 信 速 度
局間ケーブル長
最大伝送距離
156kbps
625kbps
1200m
900m
2.5Mbps
20cm以上
400m
5Mbps
10Mbps
160m
100m
他のユニットを接続する場合は、下記
条件によって規定されます。
①{(1×a)+(2×b)+(3×c)+(4×d)}≦64
a:1局占有ユニットの台数
最大伝送距離
R
R
M
b:2局占有ユニットの台数
R
R
R
終端抵抗
終端抵抗
M :マスタ局
R :リモート局
ローカル局
c:3局占有ユニットの台数
d:4局占有ユニットの台数
②{(16×A)+(54×B)+(88×C)}≦2304
A:リモートI/O局の台数
②T分岐接続の場合
156kbps 625kbps
伝送速度
マスタ.ローカル局
1m以上
インテリジェントデバイス局と前後局間※1
2m以上
リモートI/O局、リモー
30cm以上
トデバイス局の局間※2
支線最大接続台数
6
最大幹線長
※3
500m
100m
T分岐間隔
※4
制限なし
最大支線長
8m
総支線長
200m
50m
終端抵抗
110Ω 1/2W×2
端子台:市販品
T分岐端子台/コネクタ
コネクタ:FAセンサ用コネクタ
2.5M/5M/10Mbpsは不可
リモートI/O局とリモートデバイス局のみのシステム
ロ-カル局とインテリジェントデバイスを含めたシステム
局
間
ケ
ー
ブ
ル
長
B:リモートデバイス局の台数
C:ローカル局、待機マスタ局、イ
ンテリジェントデバイス局の台数
終端抵抗間のケーブル長、支線長は含めない
1分岐当たりのケーブル長
支線長の合計
幹線両端のDA-DB間に接続
幹線側のケーブルは、被服をむく
部分を短くする。
※3
※4
R
終端抵抗
※2
※1
※1 ※1
R
M :マスタ局
R
M
※2
L
R
※1
※2
※1 ※1
R
L
R
※2
R
※1
L
※2
R
L :ローカル・インテリジェントデバイス局
終端抵抗
R
R :リモートI/O・リモートデバイス局
※CC-Link Ver.1.10以前の機器がある場合は、4-15ページの表を参照して下さい。
●配線についての注意事項
(1)データリンクケーブルはCC−Link専
用ケーブルで接続して下さい。また、
同一リンク内では、種類の異なったケ
ーブルの混在使用は出来ません。必ず
同種のケーブルを使用して下さい。
(2)ケーブルをコネクタ端子台へ接続する
時は、シールド(編線)から露出する電
線の長さをできるだけ短くして下さい。
(3)データリンクケーブルの両端に、マ
スタ・ローカルユニットに付属の終端
抵抗を付けて下さい。
(4)電源のノイズを抑制するために電源
ケーブルにノイズフィルタ・EMIフィ
ルタ・フェライトコアを入れると効果
がある時があります。
(5)電源ケーブル延長
電源ケーブル延長は、50m以内でもっ
とも短くなるように配線して下さい。
また、心線の太さは0.3mm2以上のケ
ーブルを使用して下さい。(50m以内
に定電圧電源を用意して下さい。又、
電圧降下にも注意して下さい。)
(6)ケーブルを布線する時、ノイズやサ
ージ誘導を受けないように下記の点に
注意して下さい。
①データリンクケーブル・電源ケーブ
ルを主回路や高圧電線・負荷線との
近接や束線はしないで下さい。
(100mm以上離す)
②CC-Link SOTへの配線についても、
リンクデータケーブルと電源ケーブ
ルを離ようにして下さい。
(7)コネクタ端子台への配線は、心線が
外にはみ出さないようにして下さい。
また、編線が他の線と接触にないよう
にするために、チューブ等による絶縁
処理を行って下さい。
(8)振動により電線が断線しないように、
ケーブルの固定を行って下さい。
4−5
パラレルリモート
SOT−CP801/CP803
パラレル伝送
■注意事項
(1)使用電源
■手順
(6)データリンクケーブル・電源ケーブ
開 始
電源には、本機の仕様電源電圧に適
ルは、ノイズやサージ誘導を受けな
↓
合した安定化電源をご使用下さい。
いよう次の点に注意して配線して下
(DC24V±10%)
さい。
スイッチの設定
CリモートSOTの局番,伝送速度及び
動作モードを設定する。
(2)リセット時間
電源投入後、約1秒間は、内部リセッ
ト回路が働くため動作しません。
(3)動作モード設定(M/Sモード時)
パラレルタイプの光伝送装置は、動
作モードを一方がマスタ、相手側が
①主回路や高圧電線・負荷線との近
接や束線をせず(100mm以上離す)
単独で配線して下さい。
②ケーブル中継部についても同様の
配慮をして下さい。
(7)通信設定
スレーブになるように設定する必要
本機は、局番設定・伝送速度設定な
があります。
どいくつかのスイッチ設定項目があ
本機は、出荷時の動作モードがマス
ります。
タ設定になっています。
「スイッチの設定」を確認の上、設定
本機の動作モードをスレーブに変更
するには、本体上部のディップスイ
ッチ(1番ピン)をONにします。
(4)設置場所の留意点
屋内で使用して下さい。また、次の
ような環境下では使用できません
①水・油・塵・埃などが飛散し、光
を行なって下さい。
(8)終端抵抗
データリンクケーブルの両端には、
マスタ・スレーブユニットに付属の
終端抵抗を必ず取付けて下さい。
↓
取 付
SOTを機台に取付ける。
↓
ケーブルの配線
電源ケーブル,データリンクケーブル
を配線する。
↓
光軸調整
光軸調整を行い、各SOTのRCV表示
灯を確認する。
↓
マスタユニットの設定
マスタユニットの各部の設定を行う。
↓
回線チェック
CC-Link回線をチェックする。
信号の減衰となる要因がある場所
↓
②溶剤の蒸気や腐食性ガスのある場所
送受信プログラムの作成 ※
CリモートSOTに対して送受信を行う
ためのシーケンスプログラムを作成す
る。
③投受光窓に太陽光・白熱電球など
赤外成分を多く含んだ光(外乱光)が
直接入光する場所
④定格を越える温度・湿度・振動・
衝撃が加わる場所
⑤人・その他の障害物により、SOT
の光路遮断を起こす場所
⑥強磁界を発生する機器(電磁接触
器・モータ等)及び高周波ノイズ源
↓
送受信状態のチェック
CリモートSOTの入出力状態,マスタ
ユニットの異常検出などにより送受信
状態をチェックする。
↓
終了
(インバータ等)のある場所
(5)ケーブルの延長
は、CC-Linkマスタ・ローカ
ケーブルは、データリンクケーブル
ルユニットユーザーズマニュ
と電源ケーブルを分離して延長して
アル参照
下さい。
①電源ケーブル仕様0.3mm2以上50m
以内で最短とすること。
50m以内に定電圧電源を用意して
※プログラミング方法につきましては
「別途詳細取扱説明書」を参照下さい。
下さい。又、電圧降下にも注意し
て下さい。
②データリンクケーブル
伝送速度等により規定されます。
「接続」を参照して下さい。
尚、データリンクケーブルには、CCLink専用ケーブルを使用して下さい。
電源ケーブルもシールド付を推奨
します。
4−6
パラレルリモート
SOT−CP801/CP803
パラレル伝送
②M/S切替(SW1)
SW1
OFF
マスタ(送信優先)
ON
スレーブ(受信優先)
■スイッチの設定
動作モード切り替えスイッチ
23
78
23
456
901
901
局番設定スイッチ
78
78
23
456
901
456
伝送速度設定スイッチ
2台の伝送装置間で双方向のデータ伝
送を行う場合、必ず一方をマスタ、相
●局番設定スイッチの設定
手側をスレーブにして使用して下さ
①局番設定スイッチ
い。
78
23
456
78
23
456
設定内容
X10のスイッチ:局番10の位を設定。
X 1のスイッチ:局番1の位を設定。
局番は01∼64局を設定
901
901
×10
×1
STATION NO.
②局番の設定は、前局が無ければ“01”、
出荷時設定は、“マスタ”です。
③モード切替(SW2)
SW2
OFF
ON
M/Sモード
Xモード
前局があれば“前局+前局のユニット
M/Sモード:標準双方向伝送
の占有局数”にします。(例.前局の
Xモード:双方向/片方向兼用伝送
局番が“01”で2局占有タイプのユニ
各モードの説明は、「4-15.モードの説
ットであった場合、自局の局番は
明」を参照して下さい。
“03”となる)
出荷時設定は、“M/Sモード”です。
③スイッチ番号は“00”に設定してあ
ります。
④空き局番や重複した局番が無いように
設定して下さい。
④TRE設定(SW4)
SW4
OFF
ON
タイムオーバー時に出力クリア
タイムオーバー時に出力保持
⑤CC-Linkに接続する場合の注意事項につ
タイムオーバー:CC−Linkのリフレ
いては下記のマニュアルを参照下さい。
ッシュデータ受信完了から次のリフレ
・CC-Linkマスタ・ローカルユニット
ッシュデータ受信完了までの時間で
ユーザーズマニュアル
す。
●伝送速度設定スイッチの設定
タイムオーバー監視時間は、ボーレー
①伝送速度設定スイッチ
番号
0
1
2
3
4
5∼9
78
23
456
901
B RATE
トごとに決まっています。(固定)
設定内容
156kbps
625kbps
2.5Mbps
5Mbps
10 Mbps
設定エラー
②必ず、マスタ局の設定と一致させて下
ボーレートごとの監視時間
ボーレート
10M
5M
2.5M
625K
156K
タイムオーバー監視時間(ms)
104.8
104.8
209.7
833.8
1677.6
さい。
出荷時設定は、“タイムオーバー時に
設定が異なっている場合には、交信が
出力保持”です。
行えません。
●設定完了後の処置
③出荷時スイッチ番号は“0”に設定し
てあります。
スイッチ設定を変更できないように、付
属のスイッチ銘板を張り付けて下さい。
④CC-Linkに接続する場合の注意事項につ
いては下記のマニュアルを参照下さい。
(裏面はシールになっていますので剥離
紙をはがして貼り付けて下さい。)
・CC-Linkマスタ・ローカルユニット
ユーザーズマニュアル
●動作モード切替スイッチ
①設定内容
設定内容
レバーを上方向へ動かすとONになります。
ON
1 2 3 4 5 6 7 8 OFF
SW1
SW2
SW3
SW4
M/S(マスタ/スレーブ)切替
モード(M/S、Xモード)切替
常にOFF
TREの設定
SW5
SW6
SW7
SW8
常にOFF
常にOFF
常にOFF
常にOFF
4−7
パラレルリモート
SOT−CP801/CP803
パラレル伝送
■モードの説明
■取付
●Xモード
●取付穴加工
M/Sモードを選択するには、モード切替
①Xモードの選択
固定ネジには、M4ネジを推奨致します。
Xモードを選択するには、モード切替
①マスタ/スレーブの選択
(SW2)を“ON”にします。
2台の伝送装置間で双方向のデータ伝
Xモードは、M/S切替の設定が無効と
送を行う場合、必ず一方をマスタ、相
なります。
手側をスレーブにして使用して下さ
い。M/S切替(SW1)を“ON”にする
とスレーブが選択されます。
②電源を投入すると電源表示灯(POW)
が点灯します。
②電源を投入すると電源表示灯(POW)
が点灯します。
M4ネジを取り付けられる
(ネジ)穴
③送信停止機能の選択
2台の伝送装置間で片方向のデータ伝
60
送を行う場合、送信停止入力(TCD)を
③相手側伝送装置が、動作範囲外にある
使います。TCD入力を“ON”にすると
場合(非同期時)は、マスタ側が一定周
送信停止し、受信動作のみとなります。
期で送信・受信動作を繰り返します。
光軸方向
80
(SW2)を“OFF”にします。
90
●M/Sモード
20
80
15
※注1.CリモートSOTの固定用ネジは、締付トルク8kgf・
cm以下で固定して下さい。
④相手側伝送装置が動作範囲外にある場
スレーブ側は、相手機からの送信信号
合(非同期時)は、TCD入力が“OFF”
●設置場所の留意点
を待っています。
側の伝送装置は、一定の周期で送信・
屋内に取付けて下さい。
受信動作を繰り返します。TCD入力
次のような場所での使用は、誤動作・故
た場合(同期時)は、
が“ON”側の伝送装置は受信待ちの
障の原因となりますので避けて下さい。
a.マスタ側からの送信信号がスレーブ
状態です。
①水・油・塵・埃などが飛散し、光信号
④相手側伝送装置が、動作範囲内に入っ
側に入ります。
b.スレーブ側は、マスタ側からの送信
信号の終了を検知して、自機の送信
信号を出します。
c.マスタ側は、自機の送信信号を出力
⑤相手側伝送装置が動作範囲内にある場
合(同期時)
a.TCD入力が“OFF”側の伝送装置は、
尚、本体は樹脂材料を使用しておりま
一定の周期で送信・受信動作を繰り
すので、清掃にはシンナー系の溶剤は
返します。
使用しないで下さい。
後、スレーブ側からの送信信号を受
b.TCD入力が“ON”側の伝送装置は、
け、この信号の終了を検知して、次
相手機からの光信号を正常に受信す
の自機の送信信号を出力します。こ
ると、DT及びデータ出力を出力し
のように各々相手側伝送装置の送信
動作の終了を検知し交互に送信・受
信動作を繰り返します。
⑤同期時には、データ正常表示灯(DT)が
点灯します。
ます。
c.この状態で、TCD入力を“ON”→
する場所
④定格を超える温度・湿度・振動・衝撃
が加わる場所
に双方向のデータ伝送を行います。
送装置間の光路遮断を起こす要因があ
⑥Xモード選択時、CC-Link SOTのリモ
ート入力の”RY1F”は送信停止入力
(TCD)となります。
光軸のズレなどにより、受光量がDT
分を多く含んだ光(外乱光)が直接入光
⑤人・その他の障害物により、空間光伝
受信したデータをチェックした結果、
として出力します。
③受光部に太陽光・白熱電球など赤外成
“OFF”にすると、M/Sモードと同様
データ正常と判断されるとデータ出力
⑥RCV出力は、投受光部の汚れ或いは
の減衰となる要因がある場所
②溶剤の蒸気や腐食性ガスのある場所
る場所
⑥受光面の前面に反射物が接近する場所
(光学干渉防止の為)
⑦強磁界を発生する機器(磁石・モータ
等)及び高周波ノイズ源(インバータ等)
のある場所
出力のONレベルの120%以下になる
と、安定受光表示灯(RCV)が消灯し、
RCV出力が“OFF”となります。
⑦伝送停止入力(CTL)を“ON”すると
伝送停止表示灯(CTL)が“点灯”し、
送受信動作を強制的に禁止すると共に
DT・RCV出力及びデータ出力が全点
“OFF”します。
⑧M/Sモード選択時、CC-Link SOTのリ
モート入力の”RY1F”は伝送停止入
力(CTL)となります。
4−8
CC-Link
Ver.1.10対応
SOT−CP1601/CP1603
シリーズ
●パラレルリモート方式●伝送容量16bit●伝送距離0∼1m 0∼3m 2タイプ
使いやすくライン構築が自由自在になる
CC-Link NET WORK。
CC-Linkパートナー製品「空間光伝送装
置」は、多数の入出力機器が分散配置さ
れたシステムで省配線によるコストの低
減化を計ることができます。
特に、自動搬送システムにおいて移動体
との通信には威力を発揮します。
●伝送容量は入力16点、出力16点です。
●相手側は当社製空間伝送装置SOTNP1601又はSOT-1603シリーズにて
送受信が行えます。
●軽量コンパクト設計で着脱が可能なコ
ネクタ式端子台を採用しています。
MODEL/SOT-CP1601タイプ
■形式の説明
■光軸方向
S O T−C P 1 6
(H)ヘッドオン
(S)サイドオン
方軸方向
H:ヘッドオン S:サイドオン
伝送距離
01:1m 03:3m
入出力点数
16:入/出力各16点
シリーズ形式
■適用マスタ・ローカルユニット
CC-LInk SOTは、次のマスタ・ローカル
ユニットに接続できます。
■品種
商品コード
D116450
D116451
形式
SOT-CP1601H
SOT-CP1601S
SOT-CP1603H
SOT-CP1603S
伝送容量
伝送距離
光軸方向
ヘッドオン
サイドオン
ヘッドオン
サイドオン
0∼1m
16bit
0∼3m
・A1SJ61BT11
AnS/A2USシリーズ用マスタ・ローカ
ルユニット
・AJ61BT11
Aシリーズ用マスタ・ローカルユニット
・A1SJ61QBT11
Q2ASシリーズ用マスタ・ローカルユ
ニット
・AJ61QBT11
■システム構成例
QnAシリーズ用マスタ・ローカルユ
ニット
・QJ61BT11
シーケンサ
CPU
Qシリーズ用マスタ・ローカルユニット
CPU
シーケンサ
マスタ
ユニッ
ト
CC-Link
終端抵抗
終端抵抗
SOT-CP
1601
SOT-CP
1601
SOT-CP
1601
SOT-NP
1601
SOT-CP
1601
SOT-NP
1601
CC-Link
終端抵抗
パラレル入出力
パラレル入出力
終端抵抗
I/O
4−9
パラレルリモート
SOT−CP1601/CP1603
パラレル伝送
■主な仕様
■指向幅特性
CC-Link仕様
項
目
適用シーケンサ
適用マスタユニット
交 信 方 式
占 有 局 数
伝 送 経 路
伝送フォーマット
リ ン ク 接 続
接続ケーブル
最大伝送距離
伝 送 速 度
光伝送仕様
項 目
形
式
光 軸 方 向
定格電源電圧
使用電源電圧
消 費 電 流
伝 送 距 離
指
向
角
伝 送 方 式
検 定 方 式
伝 送 時 間
投 光 素 子
受 光 素 子
伝 送 点 数
制御入力点数
制御出力点数
ス
表
イ
ッ
示
チ
灯
内 容
三菱電機㈱製MELSEC Aシリーズ/QnAシリーズ/Qシリーズ
AJ61BT11,A1SJ61BT1,AJ61QBT11,A1SJ61QBT11,QJ61BT11
Control & Communication Link (CC-Link)
1局
バス方式
HDLC方式
コネクタ端子台(MSTB 2.5/5-ST-5.08 PHOENIX CONTACT製)
CC-Link専用ケーブル
1200m∼100m(伝送速度に依存)
10M、5M、2.5M、625K、156Kbpsのいずれかを選択
内 容
SOT-CP1601S
SOT-CP1603H
サイドオン
ヘッドオン
SOT-CP1601H
SOT-CP1603S
ヘッドオン
サイドオン
DC24V
DC18∼30V
150mA MAX
0 ∼1 m(光量調整ボリウムMAX時)
0 ∼3 m(光量調整ボリウムMAX時)
30゚以上(設定距離1m時)
5゚以上(設定距離3m時)
半二重双方向または片方向
ビット反転随時比較
20 ms MAX(M/Sモード時)、30ms MAX(Xモード時)
近赤外発光ダイオード
フォトトランジスタ
入力15(16)/出力15(16)ビット(16点目を、制御入出力と切り替え可能)
1点(CTL/TCD) (DSW3 OFF時)
1点(RCV) (DSW3 OFF時)
①局番設定(ロータリースイッチ×2)
②伝送速度設定(ロータリースイッチ)
③動作モード切替(DIPスイッチ)
POW表示:電源ON時(赤)点灯
CTL/TCD表示:CTL入力「O N」時(赤)点灯
TCD入力「O N」時(緑)点灯
D T/RCV表示:データ正常受信時(赤)点灯
安定受光時(緑)点灯
IN表示:各光出力データ「O N」時(赤)点灯
OUT表示:各光入力データ「O N」時(緑)点灯
RUN表示:マスタユニットと正常にデータ交信している時(緑)点灯
ERR表示:受信データエラー時(赤)点灯,正常交信時消灯
SD表示:リンクデータ送信時(赤)点灯
RD表示:リンクデータ受信時(緑)点灯
●SOT-CP1601
左右方向
300
左
200
100
指
向
幅
0
(mm)
0.2 0.4 0.6
0.8
1.0
1.2
1.4
1.6
1.8
100
設定距離(m)
200
右
300
データ正常動作範囲
安定受光動作範囲
●SOT-CP1603
左右方向
600
左
400
200
指
向
幅
0
(mm)
0.5 1.0 1.5
2.0
2.5
3.0
3.5
4.0
4.5
200
設定距離(m)
400
右
600
安定受光動作範囲
■各部の名称と機能
(ヘッドオン)⑪ ⑫
(サイドオン)⑪
⑫
④
OUT
IN
1
9
POW 1
9
2
10
RCV
3
11
TCD
4
12
5
13
RD
SD
DT
2
10
CTL
3
11
4
12
5
13
6
14
RUN
ERR
7
15
6
14
7
15
8
16
8
16
型 式
Y TOYO
⑤
⑥
⑧
⑦
⑬
⑩
③ ① ②
⑨
●本タイプの詳しい資料として「別途取扱説明書」を用意しております。ご請求下さい。
①局番設定スイッチ(×2)
本機のリモート局番を設定します。(1∼64)
②伝送速度設定スイッチ
CC-Linkの伝送速度を設定します。(0∼4)
③動作モード切替スイッチ
M/Sモード、Xモード等を設定します。
④POW(電源表示灯)
本体に電源が正常に印加されていると
き、点灯(赤色)します。
⑤DT/RCV(データ正常表示灯/安定受光
表示灯)
相手側SOTとデータ伝送が可能になる
とDT(赤色)点灯、自機の受光量が安定
領域になるとRCV(緑色)点灯します。
⑥CTL/TCD(伝送停止入力表示灯/送信停
止入力表示灯)
光伝送停止時CTL(赤色)点灯、光送信
停止時TCD(緑色)点灯します。
⑦RUN/ERR(データリンク実行中表示灯
/交信エラー表示灯)
マスタ局と正常にデータ交信している
時RUN(緑色)点灯、CC-Linkの交信エ
ラー時ERR(赤色)点灯、スイッチ①局
番設定スイッチまたは②伝送速度設定
スイッチを電源ON時に変更したとき
ERR点滅します。
⑮
⑭
4−10
パラレルリモート
SOT−CP1601/CP1603
パラレル伝送
場合に使用します。
⑨IN(データ入力表示灯)
456
局番設定スイッチ
456
23
456
23
送信設定距離以上光を飛ばしたくない
23
灯、データ受信時RD(赤色)点灯。
動作モード切り替えスイッチ
901
ができます。
78
CC-Linkのデータ送信時SD(緑色)点
■スイッチの設定
78
光量を調整し、伝送距離を変えること
78
信中表示灯)
901
⑫光量調整ボリウム
901
⑧SD/RD(データ送信中表示灯/データ受
伝送速度設定スイッチ
相手側伝送装置への伝送データ(RY)の
カバーをはずして内部のボリウムを調
状態を、1bitごとに赤色で表示します。
整して下さい。(カバーは、ネジにな
局番設定スイッチの設定
っています。)
①局番設定スイッチ
⑬取付穴
23
です。
78
本体を固定するための取付穴(2−φ5)
します。
456
78
(RX)の状態を、1bitごとに緑色で表示
456
23
相手側伝送装置からの伝送データ
901
⑩OUT(データ出力表示灯)
901
×10
×1
STATION NO.
⑭電源コネクタ(PHOENIX CONTACT製
⑪投受光部
設定内容
X10のスイッチ:局番10の位を設定。
X 1のスイッチ:局番1の位を設定。
局番は01∼64局を設定
②局番の設定は、前局が無ければ“01”、
ヘッドオンタイプとサイドオンタイプ
MSTB 2,5/2-ST-5,08)
があります。
電源の接続用のコネクタ端子台です。
前局があれば“前局+前局のユニット
⑮信号コネクタ(PHOENIX CONTACT製
の占有局数”にします。(例.前局の
ヘッドオンタイプは、ヘッド部側に送
受信用の投受光素子があります。
MSTB 2,5/5-ST-5,08)
サイドオンタイプは、型式銘板部側に
CC-Linkの信号伝送用のコネクタ端子
送受信用の投受光素子があります。
台です。
局番が“01”で2局占有タイプのユニ
ットであった場合、自局の局番は
“03”となる)
③スイッチ番号は“00”に設定してあ
■手順
ります。
④空き局番や重複した局番が無いように
開 始
設定して下さい。
↓
スイッチの設定
CリモートSOTの局番,伝送速度及び動作モードを設
定する。
⑤CC-Linkに接続する場合の注意事項につ
「スイッチの設定」参照
・CC-Linkマスタ・ローカルユニット
ユーザーズマニュアル
↓
取 付
SOTを機台に取付ける。
いては下記のマニュアルを参照下さい。
送速度設定スイッチの設定
「取付」参照
①伝送速度設定スイッチ
↓
23
456
78
↓
「接続図」
「配線についての注意事項」
参照
901
ケーブルの配線
電源ケーブル,データリンクケーブルを配線する。
B RATE
光軸調整
光軸調整を行い、各SOTのRCV表示灯を確認する。
↓
番号
0
1
2
3
4
5∼9
設定内容
156kbps
625kbps
2.5Mbps
5Mbps
10 Mbps
設定不可
②必ず、マスタ局の設定と一致させて下
マスタユニットの設定
マスタユニットの各部の設定を行う。
さい。
設定が異なっている場合には、交信が
↓
行えません。
回線チェック
CC-Link回線をチェックする。
③出荷時スイッチ番号は“0”に設定し
↓
④CC-Linkに接続する場合の注意事項につ
送受信プログラムの作成
CリモートSOTに対して送受信を行うためのシーケン
スプログラムを作成する。
てあります。
プログラミング方法につき
ましては「別途詳細取扱説
明書」を参照下さい。
↓
送受信状態のチェック
CリモートSOTの入出力状態,マスタユニットの
異常検出などにより送受信状態をチェックする。
いては下記のマニュアルを参照下さい。
・CC-Linkマスタ・ローカルユニット
ユーザーズマニュアル
動作モード切替スイッチ
①設定内容
設定内容
レバーを上方向へ動かすとONになります。
↓
終了
ON
1 2 3 4 5 6 7 8 OFF
は、CC-Linkマスタ・ローカルユニットユーザーズマニュアル参照
SW1
SW2
SW3
SW4
M/S(マスタ/スレーブ)切替
モード(M/S、Xモード)切替
16点目の設定
TREの設定
SW5
SW6
SW7
SW8
常にOFF
常にOFF
常にOFF
常にOFF
4−11
パラレルリモート
SOT−CP1601/CP1603
パラレル伝送
②M/S切替(SW1)
SW1
OFF
マスタ(送信優先)
ON
スレーブ(受信優先)
2台の伝送装置間で双方向のデータ伝
■モードの説明
●M/Sモード
●Xモード
M/Sモードを選択するには、モード切替
①Xモードの選択
(SW2)を“OFF”にします。
Xモードを選択するには、モード切替
①マスタ/スレーブの選択
(SW2)を“ON”にします。
送を行う場合、必ず一方をマスタ、相
2台の伝送装置間で双方向のデータ伝
Xモードは、M/S切替の設定が無効と
手側をスレーブにして使用して下さい。
送を行う場合、必ず一方をマスタ、相
なります。
出荷時設定は、“マスタ”です。
手側をスレーブにして使用して下さ
③モード切替(SW2)
M/Sモード:双方向伝送
SW2
OFF
ON
い。M/S切替(SW1)を“ON”にする
とスレーブが選択されます。
②電源を投入すると電源表示灯(POW)
M/Sモード
Xモード
が点灯します。
③相手側伝送装置が、動作範囲外にある
②電源を投入すると電源表示灯(POW)
が点灯します。
③16点目の設定(SW3)を“OFF”選択時、
CリモートSOTのリモート入力”RY1F”
は送信停止入力(TCD)となります。
④送信停止機能の選択
X モ ー ド:双方向/片方向兼用伝送
場合(非同期時)は、マスタ側が一定周
2台の伝送装置間で片方向のデータ伝
各モードの説明は、「4-3.動作モード
期で送信・受信動作を繰り返します。
送を行う場合、送信停止入力(TCD)を
の説明」を参照して下さい。
スレーブ側は、相手機からの送信信号
使います。TCD入力を“ON”にすると
出荷時設定は、“M/Sモード”です。
を待っています。
④16点目の設定(SW3)
※モード切替(SW2)により、CTL(M/Sモード)またはTCD(X
モード)となります。
SW3
入力
出力
OFF
CTL/TCD※
RCV
ON
IN16
OUT16
出荷時設定は、“OFF”です。
⑤TRE設定(SW4)
④相手側伝送装置が、動作範囲内に入っ
送信停止し、受信動作のみとなります。
⑤相手側伝送装置が動作範囲外にある場
た場合(同期時)は、
合(非同期時)は、TCD入力が“OFF”
a.マスタ側からの送信信号がスレーブ
側の伝送装置は、一定の周期で送信・
側に入ります。
b.スレーブ側は、マスタ側からの送信
信号の終了を検知して、自機の送信
信号を出します。
受信動作を繰り返します。TCD入力
が“ON”側の伝送装置は受信待ちの
状態です。
⑥相手側伝送装置が動作範囲内にある場
タイムオーバー:CC-Linkのリフレッ
c.マスタ側は、自機の送信信号を出力
SW4
OFF
タイムオーバー時に出力クリア
ON
タイムオーバー時に出力保持
シュデータ受信完了から次のリフレッ
後、スレーブ側からの送信信号を受
a.TCD入力が“OFF”側の伝送装置は、
け、この信号の終了を検知して、次
一定の周期で送信・受信動作を繰り
のように各々相手側伝送装置の送信
b.TCD入力が“ON”側の伝送装置は、
シュデータ受信完了までの時間です。
動作の終了を検知し交互に送信・受
相手機からの光信号を正常に受信す
タイムオーバー監視時間は、ボーレー
信動作を繰り返します。
ると、DT及びデータ出力を出力し
トごとに決まっています。(固定)
ボーレートごとの監視時間
出荷時設定は、“タイムオーバー時に
ボーレート
10M
5M
2.5M
625K
156K
タイムオーバー監視時間(ms)
104.8
104.8
209.7
833.8
1677.6
出力保持”です。
の自機の送信信号を出力します。こ
⑤同期時には、データ正常表示灯(DT)が
点灯します。
合(同期時)
返します。
ます。
c.この状態で、TCD入力を“ON”→
受信したデータをチェックした結果、
“OFF”にすると、M/Sモードと同様
データ正常と判断されるとデータ出力
に双方向のデータ伝送を行います。
として出力します。
⑥RCV出力は、投受光部の汚れ或いは
光軸のズレなどにより、受光量がDT
出力のONレベルの120%以下になる
と、安定受光表示灯(RCV)が消灯し、
RCV出力が“OFF”となります。
⑦16点目の設定(SW3)を“OFF”選択時、
設定完了後の処置
CリモートSOTのリモート入力”RY1F”
スイッチ設定を変更できないように、付
は伝送停止入力(CTL)となります。
属のスイッチ銘板を貼り付けて下さい。
⑧伝送停止入力(CTL)を“0N”すると伝
(裏面はシールになっていますので剥離
送停止表示灯(CTL)が点灯し、送受信
紙をはがして貼り付けて下さい。)
動作を強制的に禁止すると共にDT・
RCV表示及びデータ出力が全点
“OFF”します。
4−12
パラレルリモート
SOT−CP1601/CP1603
パラレル伝送
■取付
■接続
取付穴加工
接続図
固定ネジには、M4ネジを推奨致します。
CC-Link SOTの接続
コネクタ端子台配列
80
DB
DG SLD FG
青
白
黄
DV VCC
編
FG
90
光軸方向
DA
DC24V電源へ
前局より
M4ネジを取り付けられる
(ネジ)穴
次局へ
CC-Link専用ケーブル
60
20
80
CC-Link専用ケーブル
電線のむき線長さは、7mmにして下さい。
15
リンクデータケーブルの相互接続(CC-Link Ver.1.10仕様の場合)
※注1.CリモートSOTの固定用ネジは、締付トルク8kgf・
cm以下で固定して下さい。
設置場所の留意点
屋内に取付けて下さい。
次のような場所での使用は、誤動作・故
伝送速度の設定と使用する機器の構成によって局間距離・総延長距離が規定されます。
①最大伝送距離
通 信 速 度
局間ケーブル長
最大伝送距離
156kbps
625kbps
1200m
900m
2.5Mbps
20cm以上
400m
R
R
障の原因となりますので避けて下さい。
10Mbps
160m
100m
最大伝送距離
①水・油・塵・埃などが飛散し、光信号
R
の減衰となる要因がある場所
②溶剤の蒸気や腐食性ガスのある場所
5Mbps
R
M
R
終端抵抗
終端抵抗
M :マスタ局
R :リモート局
ローカル局
尚、本体は樹脂材料を使用しておりま
すので、清掃にはシンナー系の溶剤は
使用しないで下さい。
③受光部に太陽光・白熱電球など赤外成
分を多く含んだ光(外乱光)が直接入光
する場所
④定格を超える温度・湿度・振動・衝撃
が加わる場所
⑤人・その他の障害物により、空間光伝
送装置間の光路遮断を起こす要因があ
る場所
⑥受光面の前面に反射物が接近する場所
(光学干渉防止の為)
②T分岐接続の場合
伝送速度
マスタ.ローカル局
インテリジェントデバイス局と前後局間※1
リモートI/O局、リモー
トデバイス局の局間※2
支線最大接続台数
最大幹線長
※3
T分岐間隔
※4
最大支線長
総支線長
終端抵抗
局
間
ケ
ー
ブ
ル
長
T分岐端子台/コネクタ
⑦強磁界を発生する機器(電磁接触器・
156kbps 625kbps 2.5M/5M/10Mbpsは不可
1m以上
リモートI/O局とリモートデバイス局のみのシステム
2m以上
ロ-カル局とインテリジェントデバイスを含めたシステム
30cm以上
6
500m
100m
制限なし
8m
200m
50m
110Ω 1/2W×2
端子台:市販品
コネクタ:FAセンサ用コネクタ
モータ等)及び高周波ノイズ源(インバ
終端抵抗間のケーブル長、支線長は含めない
1分岐当たりのケーブル長
支線長の合計
幹線両端のDA-DB間に接続
幹線側のケーブルは、被服をむく
部分を短くする。
※3
ータ等)のある場所
※4
R
終端抵抗
※2
※1
※1 ※1
R
M :マスタ局
R
M
※2
L
R
※1
※2
※1 ※1
R
L
R
※2
R
L :ローカル・インテリジェントデバイス局
※2
R
※1
L
終端抵抗
R
R :リモートI/O・リモートデバイス局
注) CC-Link Ver.1.10仕様は、システム上のすべての機器およびケーブルがCC-Link Ver.1.10に対応して
いる必要があります。
4−13
パラレルリモート
SOT−CP1601/CP1603
パラレル伝送
リンクデータケーブルの相互接続(CC-Link Ver.1.10以前の機器がある場合)
②{(16×A)+(54×B)+(88×C)}≦
伝送速度の設定と使用する機器の構成によって局間距離・総延長距離が規定されます。
2304
(FANC-SBとFANC-SBHの場合は、下表のようになります。)
A:リモートI/O局の台数
①リモートI/O・リモートデバイス局のみで構成するシステムの場合
B:リモートデバイス局の台数
伝送速度
総 リ モ ー ト マスタ局の両端の リモート局間最小
台数*1
ケーブル長*2
ケーブル長*3
156Kbps
625Kbps
2.5Mbps
0.3m以上
5Mbps
0.6m以上
0.3m以上
0.4m以上
0.6m以上
0.7m以上
1.0m以上
0.3m以上
0.4m以上
0.3m以上
64台以下
1.0m以上
10Mbps
48台以下
32台以下
ケーブル総延長*4
FANC-SB
FANC-SBH
1200m以下 1200m以下
600m以下
900m以下
200m以下
400m以下
110m以下
160m以下
150m以下
20m以下
50m以下
30m以下
80m以下
100m以下
100m以下
80m以下
50m以下
100m以下
終端抵抗
R
*2
*3
R
*3
R
*3
R
M :マスタ局
R :リモート局
終端抵抗
*4
FANC-SB
M
終端抵抗
M :マスタ局
*1
R
*2
0.6m以上
0.3m以上
0.6m以上
0.7m以上
1.0m以上
R
R
*2
R
*3
L :ローカル・インテリジェントデバイス局
FANC-SBH
1200m以下
600m以下
200m以下
110m以下
150m以下
50m以下
0.3m以上
10Mbps
時は、シールド(編線)から露出する電
線の長さをできるだけ短くして下さい。
(3)データリンクケーブルの両端に、マ
スタ・ローカルユニットに付属の終端
抵抗を付けて下さい。
(4)電源のノイズを抑制するために電源
ケーブルにノイズフィルタ・EMIフィ
(5)電源ケーブル延長
電源ケーブル延長は、50m以内でもっ
また、心線の太さは0.3mm2以上のケ
ケーブル総延長*3
マスタ・ローカル・イン リモートI/O・リモ
テリジェントデバイス ートデバイス局間
局の両端のケーブル長 最小ケーブル長 *
2.0m以上
用ケーブルで接続して下さい。
(2)ケーブルをコネクタ端子台へ接続する
とも短くなるように配線して下さい。
②ローカル局・インテリジェントデバイス局を含むシステム構成の場合
5Mbps
(1)データリンクケーブルはCC−Link専
がある時があります。
R
156Kbps
625Kbps
2.5Mbps
テリジェントデバイス局の台数
配線についての注意事項
ルタ・フェライトコアを入れると効果
*1
M
C:ローカル局、待機マスタ局、イン
1200m以下
600m以下
200m以下
110m以下
150m以下
80m以下
100m以下
*1
L
*1
L
*1
ーブルを使用して下さい。
(50m以内に定電圧電源を用意して下さ
い。又、電圧降下にも注意して下さい。)
電源ケーブルには、シールド付を推奨
します。
(6)ケーブルを布線する時、ノイズやサ
ージ誘導を受けないように下記の点に
注意して下さい。
50m以下
80m以下
①データリンクケーブル・電源ケーブ
ルを主回路や高圧電線・負荷線との
近接や束線はしないで下さい。
(100mm以上離す)
R
終端抵抗
R :リモートO/I・リモートデバイス局
データリンクケーブルの両端に、マスタ・ローカルユニットに付属の終端抵抗を付け
②CC-Link SOTへの配線についても、
リンクデータケーブルと電源ケーブ
ルを離ようにして下さい。
(7)コネクタ端子台への配線は、心線が
て下さい。終端抵抗は、ケーブルによって異なります。
外にはみ出さないようにして下さい。
FANC-SBおよびFANC-SBZには110Ω、FANC-SBHには130Ωを付けて下さい。
また、編線が他の線と接触にないよう
詳しくは、CC-Linkシステムマスタ・ローカルユニットユーザーズマニュアルを参照し
にするために、チューブ等による絶縁
て下さい。
処理を行って下さい。
(8)振動により電線が断線しないように、
ケーブルの固定を行って下さい。
接続台数
①{(1×a)+(2×b)+(3×c)+(4×
CC-Link SOTは、占有局数1局のリモー
d)}≦64
トI/O局です。最大接続台数は、64台
a:1局占有ユニットの台数
です。
b:2局占有ユニットの台数
他のユニットを接続する場合は、下記条
c:3局占有ユニットの台数
件によって規定されます。
d:4局占有ユニットの台数
4−14
CC-Link
Ver.1.0対応
シリアルリモート
SOT−VS7014/VS15014
シリーズ
●シリアルリモート方式●伝送距離70m,150m 2タイプ
使いやすくライン構築が自由自在になる
CC-Link NET WORK。
CC-Linkパートナー製品「空間光伝送装
置」は、多数の入出力機器が分散配置さ
れたシステムで省配線によるコストの低
減化を計ることができます。
特に、自動搬送システムにおいて移動体
との通信には威力を発揮します。
●CC-Link接続によりI/Fユニットは必要
ありません。
●相手側は当社製空間光伝送装置SOTVS70シリーズ(70m)又はSOT-VS150シ
リーズ(150m)にて送受信が行えます。
●送・受信周波数が混信しないようにA
タイプとBタイプに分けてあります。
ご使用に際してはAタイプとBタイプ
を必ずペアで使用してください。
■形式の説明
S O T −V S
14
リンクデータケーブル仕様
S:FANC-SB
3C×0.5mm2
H:FANC-SBH 3C×0.5mm2
Z:FANC-SBZ 3C×0.5mm2
送信搬送周波数
A:6.0MHz
B:5.5MHz
インターフェース仕様
14:CC-Link用
伝送距離
70:70m
150:150m
シリーズ型式
■適用マスタ・ローカルユニット
CC-Link SOTは、次のマスタ・ローカル
ユニットに接続できます。
・A1SJ61BT11
AnS/A2USシリーズ用マスタ・ローカ
ルユニット
・AJ61BT11
Aシリーズ用マスタ・ローカルユニット
■品種
・A1SJ61QBT11
●伝送距離70mタイプ
商品コード
D147342
D147343
D147340
D147341
形 式
SOT-VS7014AS
SOT-VS7014BS
SOT-VS7014AH
SOT-VS7014BH
SOT-VS7014AZ
SOT-VS7014BZ
伝送距離
70m
搬送周波数
6.0MHz
5.5MHz
6.0MHz
5.5MHz
6.0MHz
5.5MHz
リンクデータケーブル
FANC-SB
3CX0.5mm2
FANC-SBH
3CX0.5mm2
FANC-SBZ
3CX0.5mm2
搬送周波数
6.0MHz
5.5MHz
6.0MHz
5.5MHz
6.0MHz
5.5MHz
リンクデータケーブル
FANC-SB
3CX0.5mm2
FANC-SBH
3CX0.5mm2
FANC-SBZ
3CX0.5mm2
Q2ASシリーズ用マスタ・ローカルユ
ニット
・AJ61QBT11
QnAシリーズ用マスタ・ローカルユ
ニット
・QJ61BT11
Qシリーズ用マスタ・ローカルユニット
●伝送距離150mタイプ
商品コード
D148042
D148043
D148040
D148041
形 式
SOT-VS15014AS
SOT-VS15014BS
SOT-VS15014AH
SOT-VS15014BH
SOT-VS15014AZ
SOT-VS15014BZ
伝送距離
150m
■組合せ
本装置は、光通信データの混信を防止す
るため、送信搬送周波数と受信搬送周波
数を変えたAタイプとBタイプがありま
す。ご使用に際しては、AタイプとBタ
イプを必ずペアで使用して下さい。
又、SOT-VS70シリーズとSOT-VS150
シリーズでは、指向特性が異なりますの
で、同じシリーズどうしを組み合わせて
下さい。
4−15
シリアルリモート
SOT−VS7014/VS15014
シリアル伝送
■主な仕様
■各部の名称と機能
●CC-Link仕様
項 目
適用シーケンサ
適用マスタユニット
交 信 方 式
占 有 局 数
伝 送 経 路
伝送フォーマット
リ ン ク 接 続
接続ケーブル
最大伝送距離
伝 送 速 度
●光伝送仕様
項 目
型
式
電
消
源
費
電
電
圧
流
伝
送
距
離
指
変
伝
同
伝
調
送
期
送
方
方
方
速
角
式
式
式
度
向
光 伝 送 条 件
表
示
灯
設定スイッチ
補
接
助
続
出
方
力
式
チェック端子
使用周囲温度
使用周囲湿度
使用周囲照度
保 護 構 造
耐
振
動
性
耐
衝
撃
性
内 容
三菱電機㈱製 MELSECNET/J対応品
AJ61BT11,A1SJ61BT11,AJ61QBT11,A1SJ61QBT11,QJ61BT11
Control & Communication Link(CC-Link)
1、2、3、4局のいずれかを選択
バス方式
HDLC方式
ケーブル接続(1m付)
ツイストペアケーブル SOT-VS70/15014□S:FANC-SB0.5mm2×3
SOT-VS70/15014□H:FANC-SBH0.5mm2×3
SOT-VS70/15014□Z:FANC-SBZ0.5mm2×3
1200m∼100m(ケーブルおよび伝送速度に依存)
10M、5M、2.5M、625K、156Kbpsのいずれかを選択
内 容
SOT-VS7014 □S/H/Z
SOT-VS15014□S/H/Z
□内 A:搬送周波数6.0MHZ
B: 〃 5.5MHZ
DC24V±10% リップ ル500mVp-p以下
100mA MAX(atDC24V)
0∼70m(SOT-VS7014)
0∼150m(SOT-VS15014)
2°(全角)
FSK
※全二重双方向(無手順)
調歩同期方式
2400/4800/9600/19200bps 設定スイッチにて選択
ノーマルモード
拡張モード
スタートビット
1
1
データビット
8
7/8
パリティビット
偶数
無/1(奇/偶)
ストップビット
1
1/2
設 定
固定
PCプログラム
POW(赤)
CD(赤)
SD(赤)/RD(緑)
LEVEL(緑)
L RUN(赤)
L ERR(赤)
SD(赤)
RD(緑)
電源「入」で点灯
光伝送受光時点灯
光データ送信時赤色点灯 光データ受信時緑色点灯
受光レベル表示2段階
マスタユニットと正常にデータ交信している時点灯
CC-Link受信データエラー時点灯 正常交信時消灯
CC-Linkデータ送信時点灯
CC-Linkデータ受信時点灯
伝送速度 ロータリースイッチ1ケ CC-Linkの伝送速度の設定用
局番設定 ロータリースイッチ2ケ リモート局番の設定用
伝送条件 ディップスイッチ1ケ 光伝送条件設定用
CD(受光出力)受光時「0」,遮光時「1」
ALM(受光量低下出力) 受光レベル正常時「0」,低下時「1」
マスタユニットの一括リフレッシュ用受信データエリアに出力します。
(ユーザー領域1,Aを使用する場合は、補助出力はありません)
ケーブル出し1m付
電源用 0.3mm2×3心 1本
リンクデータ用 0.5mm2×3心 2本
受光レベル測定可能
10KΩ/V以上のテスターを使用
DC電圧レンジ
−10∼50℃
40∼85%RH(但し、結露しないこと)
3000lx以下(但し、外乱光が直接受光部に入らないこと)
IP40
周波数 10∼55Hz 全振幅 1.5mm
X・Y・Z 3方向 各2時間
98m/s2 X・Y・Z 3方向 各10回
●本タイプの詳しい資料として「ユーザーズマニュアル」を用意しております。
ご請求下さい。
⑦
⑥
⑧
NP 1
NP 2
⑨
⑩
④
⑤
②
9C A
①
③
①局番設定スイッチ(×2)
本機のリモート局番を設定します。
②伝送速度設定スイッチ
CC-Linkの伝送速度を設定します。
③伝送条件設定スイッチ
占有局数、光伝送速度等を設定します。
④チェック端子
受光レベルを測定する時に使用します。
φ2のピンプローブを使用して下さい。
⑤リンク状態表示灯
L RUN(緑)
マスタ局と正常にデータ
交信している時点灯
L ERR(赤) CC-Linkの交信エラー時点灯
RD(緑) CC-Linkのデータ受信時に点灯
SD(赤) CC-Linkへデータ出力時に点灯
⑥光伝送状態表示灯
POW(赤) 電源「入」で点灯
CD(赤) 光伝送受光時点灯
SD(赤)/RD(緑)
光データ送信時赤色
点灯、光データ受信時緑色点灯
LEVEL(緑) 受光レベル表示2段階
⑦送受信窓
光伝送用の送受信部です。
⑧取付ブラケット
本体を取付ける為のブラケットです。
⑨電源ケーブル
電源及びFGの接続用です。
⑩リンクデータケーブル(×2)
CC-Linkの信号伝送用です。
前局接続用と次局接続用のケーブルが
各1本出ています。
4−16
シリアルリモート
SOT−VS7014/VS15014
シリアル伝送
④CC-Linkに接続する場合の注意事項に
■システム構成例
ついては下記のマニュアを参照下さい。
シーケンサ
CPU
・CC-Linkマスタ・ローカルユニットユ
CPU
シーケンサ
CC-Link
マスタ
ユニッ
ト
終端抵抗
CC-Link
SOT-VS
7014
SOT-VS
7014
SOT-VS
15014
終端抵抗
SOT-VS MINI-S3リンク
15019
SOT-VS
7014
SOT-VS
701
RS232C
SOT-VS
15014
SOT-VS
1502
RS422
ーザーズマニュアル
終端抵抗
●伝送条件設定スイッチの設定
①伝送条件設定スイッチ設定内容
設定内容
レバーを上方向へ動かすとONになります。
パソコン等
ON
1 2 3 4 5 6 7 8 OFF
終端抵抗
SPC-MR1,S1(MAX128点)
■手順
開 始
表示灯
2 3
9
01
9
2 3
2 3
01
01
●局番設定スイッチの設定
①局番設定スイッチ
設定内容
X10のスイッチ:局番10の位を設定。
X 1のスイッチ:局番1の位を設定。
局番は01∼64局を設定
456
23
23
456
901
901
↓
9
光軸調整
光軸調整を行い、各SOTのCD・
LEVEL表示灯を確認する。
スイッチカバー
伝送速度設定スイッチ
伝送条件設定スイッチ
78
↓
456
局番設定スイッチ
78
↓
ケーブルの配線
電源ケーブル,リンクデータケーブル
を配線する。
78
取 付
SOTを機台に取付ける。
456
78
↓
78
スイッチの設定
CC-Link SOTの局番及び伝送速度の設
定をする。
456
×10
×1
STATION NO.
②局番の設定は、前局が無ければ“01”、
前局があれば“前局+前局のユニット
の占有局数”にします。(例.前局の
局番が“01”で2局占有タイプのユニ
ットであった場合、自局の局番は
“03”となる)
マスタユニットの設定
マスタユニットの各部の設定を行う。
③出荷時スイッチ番号は“00”に設定
↓
④空き局番や重複した局番が無いように
回線チェック
CC-Link回線をチェックする。
↓
送受信プログラムの作成
CC-Link SOTに対して送受信を行うた
めのシーケンスプログラムを作成す
る。
↓
してあります。
設定して下さい。
⑤CC-Linkに接続する場合の注意事項につ
いては下記のマニュアを参照下さい。
・CC-Linkマスタ・ローカルユニット
ユーザーズマニュアル
伝送速度設定スイッチの設定
①伝送速度設定スイッチ
送受信状態のチェック
CC-Link SOTの入出力状態,マスタユ
ニットの異常検出などにより送受信状
態をチェックする。
78
23
456
901
B RATE
↓
終了
番号
0
1
2
3
4
5∼9
SW5
SW6
SW7
SW8
)占有局数
)光伝送速度
送受信データ長
通信モード
遮光時出力
入出力拡張
②占有局数設定(SW1,2)
■スイッチの設定
↓
SW1
SW2
SW3
SW4
設定内容
156kbps
625kbps
2.5Mbps
5Mbps
10 Mbps
設定エラー
②必ず、マスタ局の設定と一致させて下
は、CC-Linkマスタ・ローカ
さい。
ルユニットユーザーズマニュ
設定が異なっている場合には、交信が
アル参照
行えません。
③出荷時スイッチ番号は“0”に設定し
SW1 SW2
占有局数
OFF OFF 1局占有(伝送ワード数 4ワード)
ON
OFF 2局占有(伝送ワード数 8ワード)
OFF ON
3局占有(伝送ワード数 12ワード)
ON
ON
4局占有(伝送ワード数 16ワード)
出荷時設定は、"1局占有"です。
③光伝送速度設定(SW3,4)
SW3
OFF
ON
OFF
ON
SW4
OFF
OFF
ON
ON
光伝送速度
2400bps
4800bps
9600bps
19.2Kbps
出荷時設定は、
“2400bps”です。
相手側SOTも同じ伝送速度に設定し
て下さい。
④送受信データ長設定(SW5)
局数設定および送受信データ長設定に
よって送受信データ長を変更すること
ができます。
SW1 SW2
OFF
ON
OFF
ON
OFF
OFF
ON
ON
SW8
SW5 ON
2ワード
6ワード
10ワード
14ワード
0FF
SW5 OFF
4ワード
8ワード
12ワード
16ワード
SW8
SW5 ON
5ワード
11ワード
17ワード
23ワード
ON
SW5 OFF
4ワード
10ワード
16ワード
22ワード
出荷時設定は、
“OFF”です。
⑤通信モード設定(SW6)
通常時はOFF(ノーマルモード)に設定
して下さい。
SW1、SW2が共にON(4局占有)のと
きにこのスイッチをONすると拡張モ
ードとなり、最大1000ワードのデー
タ交信が可能となります。
拡張モードについては、出荷時設定は、
“OFF”です。
⑥遮光時出力設定(SW7)
光軸が遮断したときに出力データを保
持するか、クリアするかを設定します。
てあります。
4−17
シリアルリモート
SOT−VS7014/VS15014
シリアル伝送
ON:データ保持、OFF:データクリア
入力/出力のユーザ領域のデータを伝
リモート入出力7ワード+リモートレ
拡張モード時は、無効となります。
送できます。
ジスタ16ワードの23ワードまで伝送
出荷時設定は、“OFF”です。
自機のリモート出力(RY)のデータが、
可)
相手機のリモート入力(RX)の同じデ
拡張モードの時は、無効になります。
バイス番号に出力されます。(最大、
出荷時設定は、
“OFF”です。
⑦入出力拡張設定(SW8)
SW8をONすることにより、リモート
■取付
●取付穴加工
●設置場所の留意点
本機の取付は、必ず付属のブラケットを
屋内に取付けて下さい。
使用し、絶縁取付として下さい。
次のような場所での使用は、誤動作・故
⑤人・その他の障害物により、空間光伝
筐体への固定ネジは、4箇所以上として
障の原因となりますので避けて下さい。
送装置間の光路遮断を起こす要因があ
下さい。
①水・油・塵・埃などが飛散し、光信号
固定ネジには、M4ネジを推奨致します。
④定格を超える温度・湿度・振動・衝撃
が加わる場所
の減衰となる要因がある場所
②溶剤の蒸気や腐食性ガスのある場所
140
120
M4ネジを取り付けられる
(ネジ)穴
20
(光学干渉防止の為)
尚、本体は樹脂材料を使用しておりま
⑦強磁界を発生する機器(磁石・モータ
すので、清掃にはシンナー系の溶剤は
等)及び高周波ノイズ源(インバータ等)
使用しないで下さい。
光軸方向
る場所
⑥受光面の前面に反射物が接近する場所
のある場所
③受光部に太陽光・白熱電球など赤外成
⑧移動体と伝送を行う場合で、移動体の
分を多く含んだ光(外乱光)が直接入光
蛇行・振動・衝撃による光軸ずれが2゜
する場所
以上となるような場所
■接続
20
60
接続図
70
●CC-Link SOTの接続(CC-Link Ver.1.0で構築下さい。
)
130
TB
※注1.CリモートSOTのブラケット固定用ネジは、締付ト
ルク8kgf・cm以下で固定して下さい。
注2.CリモートSOTの後面には、チェック端子がありま
す。テスター棒が入る分のスペースをあけて設置す
るとメンテナンスがしやすくなります。
赤(24V)
黒(Dv) 電源ユニッ
トへ
白(FG)
CC-Link SOT
}
電源ケーブル
青(DA)
白(DB) 次局または
黄(DG) 終端抵抗をつける
編(SLD)
}
}
リンクデータケーブル
リンクデータケーブル
青(DA)
白(DB)
黄(DG) 前局より
編(SLD)
■保護カバー取付け時の注意点
塵・埃が多い場所には、保護カバーの取
付けが効果的です。
下図を参照して製作して下さい。
●リンクデータケーブルの相互接続
伝送速度の設定と使用する機器の構成によって局間距離・総延長距離が規定されま
す。(FANC-SBとFANC-SBHの場合は、下表のようになります。)
①リモートI/O・リモートデバイス局のみで構成するシステムの場合
20
保護カバー
20
保護カバー
固定ネジ
伝送速度
絶縁物
156Kbps
625Kbps
2.5Mbps
20
絶縁物
20
20
総 リ モ ー ト マスタ局の両端の リモート局間最小
ケーブル長*2
ケーブル長*3
台数*1
0.3m以上
5Mbps
64台以下
1.0m以上
SOTの電源
FGへ接続
10Mbps
注意点
48台以下
①カバーは、SOT本体より20mm以上程
32台以下
度大きくして下さい。
*1
②カバーを金属で製作する場合は、カバ
M
ー取付筺体とは絶縁して、SOTの電
源FG線と接続して下さい。
0.6m以上
0.3m以上
0.4m以上
0.6m以上
0.7m以上
1.0m以上
0.3m以上
0.4m以上
0.3m以上
ケーブル総延長*4
FANC-SB
FANC-SBH
1200m以下 1200m以下
600m以下
900m以下
200m以下
400m以下
110m以下
160m以下
150m以下
20m以下
50m以下
30m以下
80m以下
100m以下
100m以下
80m以下
50m以下
100m以下
終端抵抗
*2
R
*3
R
*3
R
R
*3
R
終端抵抗
M :マスタ局
R :リモート局
*4
4−18
シリアルリモート
SOT−VS7014/VS15014
シリアル伝送
②ローカル局・インテリジェントデバイス局を含むシステム構成の場合
伝送速度
マスタ・ローカル・インテ リモートI/O・リモ
リジェントデバイス局の ートデバイス局間最
両端のケーブル長*1
小ケーブル長 *2
156Kbps
625Kbps
2.5Mbps
0.3m以上
5Mbps
0.6m以上
0.3m以上
0.6m以上
0.7m以上
1.0m以上
2.0m以上
10Mbps
M
終端抵抗
M :マスタ局
*1
R
*2
R
R
*2
R
*3
L :ローカル・インテリジェントデバイス局
■光軸調整
ケーブル総延長*3
FANC-SB
FANC-SBH
1200m以下
600m以下
200m以下
110m以下
150m以下
50m以下
1200m以下
600m以下
200m以下
110m以下
150m以下
80m以下
100m以下
*1
L
*1
L
*1
光軸調整中は、データ伝送が行えませ
ん。光伝送装置に接続されている機器
は、動作させないで下さい。光軸調整
は、最大設定距離で行います。
(1)配線に間違いのないことを確認し、
本体に電源(DC24V)を投入して下さ
い。
電源表示灯(POW)が点灯します。
(2)取付具の取付ネジを緩めて下さい。
50m以下
80m以下
(3)本体を上下・左右に動かし、相手機
の受光表示灯(CD)が点灯するように
調整して下さい。
R
終端抵抗
(4)さらに微調整を行い、相手機の受光
レベル表示灯(LEVEL1,2)が全て点灯
R :リモートO/I・リモートデバイス局
※詳しくは、CC-Linkシステムマスタ・ローカルユニットユーザーズマニュアルを参照して下さい。
するように調整して下さい。
(5)相手機のチェック端子にテスターを
接続し、受光量を確認します。
入力抵抗10KΩ/V以上のDC電圧計を
●接続台数
リンクデータケーブルの種類によって
CC-Link SOTの最大接続台数は、42台
抵抗値が異なりますのでご注意願いま
です。
す。
他のユニットを接続する場合は、下記条
FANC-SBおよびFANC-SBZには110
件によって規定されます。
Ω、FANC-SBHには130Ωを付けて下
①{(1×a)+(2×b)+(3×c)+(4×d)}≦64
さい
a:1局占有ユニットの台数
(4)電源のノイズを抑制するために電源
b:2局占有ユニットの台数
ケーブルにノイズフィルタ・EMIフィ
c:3局占有ユニットの台数
ルタ・フェライトコアを入れると効果
d:4局占有ユニットの台数
がある時があります。
②{(16×A)+(54×B)+(88×C)}≦2304
(5)原則として、電源ケーブルのFG(白
A:リモートI/O局の台数
線)は接地して下さい。
B:リモートデバイス局の台数
ノイズの影響を受ける場合は、FG線
C:ローカル局、待機マスタ局、イン
をはずして下さい。
テリジェントデバイス局の台数
(6)電源ケーブル延長
●配線についての注意事項
電源ケーブル延長は、50m以内でもっ
(1)リンクデータケーブルは、CC-Link専
とも短くなるように配線して下さい。
用ケーブルで接続して下さい。
また、心線の太さは0.3mm 2以上のケ
また、同一リンク内では種類の異なっ
ーブルを使用して下さい。
たケーブルの混在使用は出来ません。
(50m以内に定電圧電源を用意して下
必ず同種類のケーブルを使用して下さ
さい。又、電圧降下にも注意して下さ
い。
(2)ケーブルを端子台へ接続する時は、
い。)
(7)ケーブルを布線する時、ノイズやサ
シールド(編線)から露出するリンクデ
ージ誘導を受けないように下記の点に
ータケーブル部分をできるだけ短くし
注意して下さい。
て下さい。
①リンクデータケーブル・電源ケーブ
また、リンクデータケーブルのシール
ルを主回路や高圧電線・負荷線との
ド線は、各ユニットの両端を接地して
近接や束線はしないで下さい。
下さい。
(100mm以上離す)
(3)リンクデータケーブルの両端に、マ
②CリモートSOTへの配線について
スタ・ローカルユニットに付属の終端
も、リンクデータケーブルと電源ケ
抵抗を取り付けて下さい。
ーブルを離すようにして下さい。
準備し、チェック端子の赤に(+)、黒
に(−)のリードを接続します。(初めは
10V以上のレンジに設定して下さ
い。)
出力電圧が、ほぼ最大となる位置で固
定して下さい。(SOT-VS7014は3.0V
以上、SOT-VS15014は7.0V以上)
(6)相手機も、同様に調整して下さい。
(7)緩めていた取付ネジは、確実に締め
て下さい。
(8)相手側の機器前面で光軸を遮断した
時に、自機の受光表示灯(CD)が消灯
することを確認して下さい。相手側も
同様に確認します。
・受光表示灯(CD)が消灯しない場合
は、以下の項目を確認して下さい。
①光伝送装置の視野内に外乱光源がな
いか。
②光路の近くに反射率のよい物体
(鉄・アルミ・ガラス・鏡・他)がな
いか。
③本体の近くに高周波のノイズ源(イ
ンバータ等)がないか。
(9)スタッカクレーンなどの移動体に搭
載する場合は、移動側・固定側共に移
動範囲内の全域で受光レベル表示灯
(LEVEL1、2)が全て点灯していること
を確認して下さい。
4−19
シリアルリモート
SOT−VS7014/VS15014
シリアル伝送
テスター
相手側空間光伝送装置
−
黒
+
赤
CD
LEVEL
本体を、上下・左右に動かし、相手側の受光表
示灯(CD)点灯、レベル表示灯(LEVEL1,2)点
灯、テスターの電圧が最大となるように調整し
固定する。
■注意事項
(1)使用電源
(5)ケーブルの延長
(9)リンクデータケーブルの両端には、
電源には、本機の仕様電源電圧に適合
ケーブルは、リンクデータケーブルと電
マスタ・スレーブユニットに付属の終
した安定化電源をご使用下さい。
源ケーブルを分離して延長して下さい。
端抵抗を必ず取り付けて下さい。
(DC24V±10%)
①電源ケーブル仕様0.3mm 2以上50m
ケーブルの種類によって抵抗値が異な
(2)リセット時間
以内で最短とすること。
りますのでご注意下さい。
電源投入後、約150msの間は、内部リ
50m以内に定電圧電源を用意して下
(FANC-SB,FANC-SBZは110Ω、FANC-
セット回路が働くため動作しません。
さい。又、電圧降下にも注意して下
SBHは130Ωの抵抗を使用します。)
(3)組合せ
本装置は、送信搬送周波数と受信搬送
さい。
②リンクデータケーブル
周波数が混信しないようにAタイプとB
伝送速度等により規定されます。
タイプに分けてあります。ご使用に際
「接続」を参照して下さい。
しては、AタイプとBタイプを必ずペア
尚、リンクデータケーブルは、CC-
で使用して下さい。又、SOT-VS70シ
Link専用ケーブルで接続して下さい。
リーズとSOT-VS150シリーズでは、指
同一リンク内では、種類の異なるケー
向特性が異なりますので同じシリーズ
ブルの混在使用は出来ません。
どうしを組合せてご使用下さい。
必ず、同種類のケーブルを使用して下
(4)設置場所の留意点
屋内で使用して下さい。
次のような場所での使用は、誤動作・故
さい。
電源ケーブルもシールド付を推奨します。
(6)リンクデータケーブル・電源ケーブル
障の原因となりますので避けて下さい。
は、ノイズやサージ誘導を受けないよ
①水・油・塵・埃などが飛散し、光信
う次の点に注意して配線して下さい。
号の減衰となる要因がある場所
②溶剤の蒸気や腐食性ガスのある場所
③投受光窓に太陽光・白熱電球など赤
外成分を多く含んだ光(外乱光)が直
接入光する場所
④定格を越える温度・湿度・振動・衝
撃が加わる場所
⑤人・その他の障害物により、SOT
の光路遮断を起こす場所
⑥ 強 磁 界 を 発 生 す る 機 器( 電 磁 接 触
器・モータ等)及び高周波ノイズ源
(インバータ等)のある場所
⑦移動体との伝送を行う場合で、移動
体の蛇行・振動・衝撃による光軸ず
れが2°以上となる場所
①主回路や高圧電線・負荷線との近接
や束線をせず(100mm以上離す)単独
で配線して下さい。
②ケーブル中継部についても同様の配
慮をして下さい。
(7)通信設定
本機は、局番設定・伝送速度設定など
いくつかのスイッチ設定項目があります。
「スイッチの設定」を確認の上、設定を
行なって下さい。
(8)PCプログラムは、サンプルプログラ
ム(※)の中から、システム構成に適し
たものを参考にして、
作成して下さい。
※サンプルプログラムは、弊社にご請
求下さい。
4−20
CC-Link
シリアル
リモート
Ver.1.10対応
SOT−VS7014V/VS15014V
シリーズ
●シリアルリモート方式●伝送距離70m,150m 2タイプ
使いやすくライン構築が自由自在になる
CC-Link NET WORK。
CC-Linkパートナー製品「空間光伝送装
置」は、多数の入出力機器が分散配置さ
れたシステムで省配線によるコストの低
減化を計ることができます。
特に、自動搬送システムにおいて移動体
との通信には威力を発揮します。
●CC-Linkとダイレクトに接続するため
I/Fユニットは必要ありません。
●1台のマスタユニットで、本機を最大
42台まで接続できます。
●1回の交信で最大23ワードのデータを
伝送できます。また、拡張モードを使
用することにより、最大1000ワード
までのデータ送受信を行えます。
●接続は、端子台コネクタで行います。
●相手側は当社製空間光伝送装置SOTVS70シリーズ(70m)又はSOT-VS150シ
リーズ(150m)にて送受信が行えます。
●送・受信周波数が混信しないようにA
タイプとBタイプに分けてあります。
ご使用に際してはAタイプとBタイプ
を必ずペアで使用してください。
■形式の説明
S O T −V S
14V
送信搬送周波数
A:6.0MHz
B:5.5MHz
CC-Link Ver.1.10対応品
インターフェース仕様
14:CC-Link用
伝送距離
70:70m
150:150m
シリーズ型式
■適用マスタ・ローカルユニット
CC-Link SOTは、次のマスタ・ローカル
ユニットに接続できます。
・A1SJ61BT11
AnS/A2USシリーズ用マスタ・ローカ
ルユニット
・AJ61BT11
■品種
Aシリーズ用マスタ・ローカルユニット
●伝送距離70mタイプ
商品コード
D147350
D147351
・A1SJ61QBT11
形 式
SOT-VS7014VA
SOT-VS7014VB
伝送距離
70m
搬送周波数
6.0MHz
5.5MHz
形 式
SOT-VS15014VA
SOT-VS15014VB
・AJ61QBT11
QnAシリーズ用マスタ・ローカルユ
●伝送距離150mタイプ
商品コード
D148050
D148051
Q2ASシリーズ用マスタ・ローカルユ
ニット
伝送距離
150m
搬送周波数
6.0MHz
5.5MHz
ニット
・QJ61BT11
Qシリーズ用マスタ・ローカルユニット
■組合せ
本装置は、光通信データの混信を防止す
るため、送信搬送周波数と受信搬送周波
数を変えたAタイプとBタイプがありま
す。ご使用に際しては、AタイプとBタ
イプを必ずペアで使用して下さい。
又、SOT-VS70シリーズとSOT-VS150シ
リーズでは、指向特性が異なりますので、
同じシリーズどうしを組み合わせて下さい。
4−21
シリアルリモート
SOT−VS7014V/VS15014V
シリアル伝送
■主な仕様
■各部の名称と機能
●CC-Link仕様
項 目
適用シーケンサ
適用マスタユニット
交 信 方 式
占 有 局 数
伝 送 経 路
伝送フォーマット
リ ン ク 接 続
最大伝送距離
伝 送 速 度
●光伝送仕様
項 目
型
式
電
消
源
費
電
電
圧
流
伝
送
距
離
指
変
伝
同
伝
調
送
期
送
方
方
方
速
角
式
式
式
度
向
光 伝 送 条 件
表
示
灯
設定スイッチ
補
接
助
続
出
方
力
式
チェック端子
使用周囲温度
使用周囲湿度
使用周囲照度
保 護 構 造
耐
振
動
性
耐
衝
撃
性
内 容
三菱電機㈱製 Aシリーズ/QnAシリーズ/Qシリーズ対応品
AJ61BT11,A1SJ61BT11,AJ61QBT11,A1SJ61QBT11,QJ61BT11
Control & Communication Link(CC-Link)
1、2、3、4局のいずれかを選択
バス方式
HDLC方式
端子台コネクタ接続(MSTB 2,5/5-ST-5,08)
1200m(伝送速度に依存)
10M、5M、2.5M、625K、156Kbpsのいずれかを選択
内 容
SOT-VS7014V □
SOT-VS15014V□
□内 A:搬送周波数6.0MHZ
B: 〃 5.5MHZ
DC24V±10% リップ ル500mVp-p以下
100mA MAX(atDC24V)
0∼70m(SOT-VS7014)
0∼150m(SOT-VS15014)
2°(全角)
FSK
※全二重双方向(無手順)
調歩同期方式
2400/4800/9600/19200bps 設定スイッチにて選択
ノーマルモード
拡張モード
スタートビット
1
1
データビット
8
7/8
パリティビット
偶数
無/1(奇/偶)
ストップビット
1
1/2
設 定
固定
PCプログラム
POW(赤)
CD(赤)
SD(赤)/RD(緑)
LEVEL(緑)
L RUN(赤)
L ERR(赤)
SD(赤)
RD(緑)
電源「入」で点灯
光伝送受光時点灯
光データ送信時赤色点灯 光データ受信時緑色点灯
受光レベル表示2段階
マスタユニットと正常にデータ交信している時点灯
CC-Link受信データエラー時点灯 正常交信時消灯
CC-Linkデータ送信時点灯
CC-Linkデータ受信時点灯
伝送速度 ロータリースイッチ1ケ CC-Linkの伝送速度の設定用
局番設定 ロータリースイッチ2ケ リモート局番の設定用
伝送条件 ディップスイッチ1ケ 光伝送条件設定用
CD(受光出力)受光時「0」,遮光時「1」
ALM(受光量低下出力) 受光レベル正常時「0」,低下時「1」
マスタユニットの一括リフレッシュ用受信データエリアに出力します。
(ユーザー領域1,Aを使用する場合は、補助出力はありません)
端子台コネクタ接続(MSTB2.5/5-ST-5.08)
受光レベル測定可能
10KΩ/V以上のテスターを使用
DC電圧レンジ
−10∼50℃
40∼85%RH(但し、結露しないこと)
3000lx以下(但し、外乱光が直接受光部に入らないこと)
IP40
周波数 10∼55Hz 全振幅 1.5mm
X・Y・Z 3方向 各2時間
500m/s2 X・Y・Z 3方向 各10回
●本タイプの詳しい資料として「ユーザーズマニュアル」を用意しております。
ご請求下さい。
9
8
10
4
7
5
6
1
2
3
①局番設定スイッチ(×2)
本機のリモート局番を設定します。
②伝送速度設定スイッチ
CC-Linkの伝送速度を設定します。
③伝送条件設定スイッチ
占有局数、光伝送速度等を設定します。
④チェック端子
受光レベルを測定する時に使用します。
φ2のピンプローブを使用して下さい。
⑤リンク状態表示灯
L RUN(緑)
マスタ局と正常にデータ
交信している時点灯
L ERR(赤) CC-Linkの交信エラー時点灯
RD(緑) CC-Linkのデータ受信時に点灯
SD(赤) CC-Linkへデータ出力時に点灯
⑥端子台コネクタ
(電源)
電源及びFGの接続用です。
⑦端子台コネクタ
(CC-Link)
CC-Linkの信号伝送用です。
前局接続用と次局接続用
⑧光伝送状態表示灯
POW(赤) 電源「入」で点灯
CD(赤) 光伝送受光時点灯
SD(赤)/RD(緑)
光データ送信時赤色
点灯、光データ受信時緑色点灯
LEVEL(緑) 受光レベル表示2段階
⑨送受信窓
光伝送用の送受信部です。
⑩取付ブラケット
本体を取付ける為のブラケットです。
4−22
SOT−VS7014V/VS15014V
シリアルリモート
シリアル伝送
■システム構成例
シーケンサ
CPU
シーケンサ
CPU
CC-Link
マスタ
ユニット
終端抵抗
CC-Link
SOT-VS
7014VA
SOT-VS
7014VB
SOT-VS
15014VA
SOT-VS
15019B
SOT-VS
7014VA
SOT-VS
701B
RS232C
SOT-VS
15014VA
SOT-VS
1502B
RS422
終端抵抗
MINI-S3リンク
終端抵抗
パソコン等
終端抵抗
SPC-MR1,S1(MAX128点)
■手順
■スイッチの設定
④CC-Linkに接続する場合の注意事項に
開 始
表示灯
2 3
2 3
01
9
2 3
9
01
456
23
456
23
設定内容
X10のスイッチ:局番10の位を設定。
X 1のスイッチ:局番1の位を設定。
局番は01∼64局を設定
901
×10
×1
STATION NO.
前局があれば“前局+前局のユニット
の占有局数”にします。(例.前局の
局番が“01”で2局占有タイプのユニ
ットであった場合、自局の局番は
“03”となる)
④空き局番や重複した局番が無いように
↓
してあります。
設定して下さい。
⑤CC-Linkに接続する場合の注意事項につ
いては下記のマニュアを参照下さい。
・CC-Linkマスタ・ローカルユニット
ユーザーズマニュアル
ON
1 2 3 4 5 6 7 8 OFF
SW1
SW2
SW3
SW4
SW5
SW6
SW7
SW8
)占有局数
)光伝送速度
送受信データ長
通信モード
遮光時出力
入出力拡張
②占有局数設定(SW1,2)
SW1 SW2
占有局数
OFF OFF 1局占有(伝送ワード数 4ワード)
ON
OFF 2局占有(伝送ワード数 8ワード)
OFF ON
3局占有(伝送ワード数 12ワード)
ON
ON
4局占有(伝送ワード数 16ワード)
出荷時設定は、"1局占有"です。
③光伝送速度設定(SW3,4)
SW3
OFF
ON
OFF
ON
SW4
OFF
OFF
ON
ON
光伝送速度
2400bps
4800bps
9600bps
19.2Kbps
出荷時設定は、
“2400bps”です。
伝送速度設定スイッチの設定
相手側SOTも同じ伝送速度に設定し
①伝送速度設定スイッチ
て下さい。
送受信状態のチェック
CC-Link SOTの入出力状態,マスタユ
ニットの異常検出などにより送受信状
態をチェックする。
78
23
456
901
B RATE
↓
終了
番号
0
1
2
3
4
5∼9
設定内容
156kbps
625kbps
2.5Mbps
5Mbps
10 Mbps
設定エラー
②必ず、マスタ局の設定と一致させて下
は、CC-Linkマスタ・ローカ
さい。
ルユニットユーザーズマニュ
設定が異なっている場合には、交信が
アル参照
設定内容
レバーを上方向へ動かすとONになります。
②局番の設定は、前局が無ければ“01”、
↓
送受信プログラムの作成
CC-Link SOTに対して送受信を行うた
めのシーケンスプログラムを作成す
る。
①伝送条件設定スイッチ設定内容
①局番設定スイッチ
③出荷時スイッチ番号は“00”に設定
↓
・CC-Linkマスタ・ローカルユニットユ
●伝送条件設定スイッチの設定
マスタユニットの設定
マスタユニットの各部の設定を行う。
回線チェック
CC-Link回線をチェックする。
ついては下記のマニュアを参照下さい。
ーザーズマニュアル
●局番設定スイッチの設定
901
↓
01
↓
光軸調整
光軸調整を行い、各SOTのCD・
LEVEL表示灯を確認する。
スイッチカバー
伝送速度設定スイッチ
伝送条件設定スイッチ
78
ケーブルの配線
電源ケーブル,リンクデータケーブル
を配線する。
局番設定スイッチ
78
↓
456
9
取 付
SOTを機台に取付ける。
456
78
↓
78
スイッチの設定
CC-Link SOTの局番及び伝送速度の設
定をする。
456
78
↓
行えません。
③出荷時スイッチ番号は“0”に設定し
④送受信データ長設定(SW5)
局数設定および送受信データ長設定に
よって送受信データ長を変更すること
ができます。
SW8
SW1 SW2
SW5 ON
OFF OFF 2ワード
ON OFF 6ワード
OFF ON 10ワード
ON ON 14ワード
0FF
SW5 OFF
4ワード
8ワード
12ワード
16ワード
SW8
SW5 ON
5ワード
11ワード
17ワード
23ワード
ON
SW5 OFF
4ワード
10ワード
16ワード
22ワード
出荷時設定は、
“OFF”です。
てあります。
4−23
シリアルリモート
SOT−VS7014V/VS15014V
シリアル伝送
⑤通信モード設定(SW6)
■取付
通常時はOFF(ノーマルモード)に設定
●取付穴加工
●設置場所の留意点
して下さい。
本機の取付は、必ず付属のブラケットを
屋内に取付けて下さい。
SW1、SW2が共にON(4局占有)のと
使用し、絶縁取付として下さい。
次のような場所での使用は、誤動作・故
きにこのスイッチをONすると拡張モ
筐体への固定ネジは、4箇所以上として
障の原因となりますので避けて下さい。
ードとなり、最大1000ワードのデー
下さい。
①水・油・塵・埃などが飛散し、光信号
タ交信が可能となります。
固定ネジには、M4ネジを推奨致します。
の減衰となる要因がある場所
②溶剤の蒸気や腐食性ガスのある場所
拡張モードについては、出荷時設定は、
尚、本体は樹脂材料を使用しておりま
“OFF”です。
すので、清掃にはシンナー系の溶剤は
⑥遮光時出力設定(SW7)
使用しないで下さい。
光軸が遮断したときに出力データを保
③受光部に太陽光・白熱電球など赤外成
持するか、クリアするかを設定します。
分を多く含んだ光(外乱光)が直接入光
光軸方向
する場所
140
拡張モード時は、無効となります。
120
ON:データ保持、OFF:データクリア
④定格を超える温度・湿度・振動・衝撃
出荷時設定は、“OFF”です。
が加わる場所
M4ネジを取り付けられる
(ネジ)穴
⑦入出力拡張設定(SW8)
⑤人・その他の障害物により、空間光伝
SW8をONすることにより、リモート
入力/出力のユーザ領域のデータを伝
20
送できます。
70
自機のリモート出力(RY)のデータが、
送装置間の光路遮断を起こす要因があ
20
る場所
96
⑥受光面の前面に反射物が接近する場所
166
(光学干渉防止の為)
相手機のリモート入力(RX)の同じデバ
⑦強磁界を発生する機器(磁石・モータ
イス番号に出力されます。(最大、リモ
等)及び高周波ノイズ源(インバータ等)
ート入出力7ワード+リモートレジスタ
16ワードの23ワードまで伝送可)
拡張モードの時は、無効になります。
出荷時設定は、“OFF”です。
のある場所
※注1.CリモートSOTのブラケット固定用ネジは、締付ト
ルク8kgf・cm以下で固定して下さい。
注2.CリモートSOTの後面には、チェック端子がありま
す。テスター棒が入る分のスペースをあけて設置す
るとメンテナンスがしやすくなります。
⑧移動体と伝送を行う場合で、移動体の
蛇行・振動・衝撃による光軸ずれが2゜
以上となるような場所
■保護カバー取付け時の注意点
■接続
塵・埃が多い場所には、保護カバーの取
接続図
付けが効果的です。
●CC-Link SOTの接続(CC-Link Ver.1.10で構築下さい。
)
下図を参照して製作して下さい。
保護カバー
20
CC-Link SOT
20
保護カバー
固定ネジ
20
絶縁物
絶縁物
20
20
電源ケーブル
Vcc
0V
接地(FG)
編(SLD)
黄(D G)
白(D B)
青(D A)
端子台コネクタ
電源ユニットへ
前局より
リンクデータケーブル
次局または
終端抵抗をつける
SOTの電源
FGへ接続
注意点
①カバーは、SOT本体より20mm以上程
度大きくして下さい。
②カバーを金属で製作する場合は、カバ
ー取付筺体とは絶縁して、SOTの電
源FG線と接続して下さい。
4−24
シリアルリモート
SOT−VS7014V/VS15014V
シリアル伝送
●リンクデータケーブルの相互接続
(1)
リンクデータケーブルの相互接続(CC-Link Ver.1.10仕様の場合)
伝送速度の設定と使用する機器の構成によって局間距離・総延長距離が規定されます。
①最大伝送距離
通 信 速 度
局間ケーブル長
最大伝送距離
156kbps
625kbps
1200m
900m
2.5Mbps
20cm以上
400m
5Mbps
10Mbps
160m
100m
最大伝送距離
R
R
M
R
R
R
終端抵抗
M :マスタ局
R :リモート局
ローカル局
終端抵抗
②T分岐接続の場合
伝送速度
156kbps 625kbps
マスタ.ローカル局
1m以上
インテリジェントデバイス局と前後局間※1
2m以上
リモートI/O局、リモー
30cm以上
トデバイス局の局間※2
支線最大接続台数
6
最大幹線長
※3
500m
100m
T分岐間隔
※4
制限なし
最大支線長
8m
総支線長
200m
50m
終端抵抗
110Ω 1/2W×2
端子台:市販品
T分岐端子台/コネクタ
コネクタ:FAセンサ用コネクタ
2.5M/5M/10Mbpsは不可
リモートI/O局とリモートデバイス局のみのシステム
ロ-カル局とインテリジェントデバイスを含めたシステム
局
間
ケ
ー
ブ
ル
長
終端抵抗間のケーブル長、支線長は含めない
1分岐当たりのケーブル長
支線長の合計
幹線両端のDA-DB間に接続
幹線側のケーブルは、被服をむく
部分を短くする。
※3
※4
R
終端抵抗
※2
R
※1
※1 ※1
R
M :マスタ局
M
※2
L
R
※1
※2
※1 ※1
R
L
R
※2
R
※1
L
※2
R
L :ローカル・インテリジェントデバイス局
終端抵抗
R
R :リモートI/O・リモートデバイス局
注) CC-Link Ver.1.10仕様は、システム上のすべての機器およびケーブルがCC-Link Ver.1.10に対応して
いる必要があります。
(2)
リンクデータケーブルの相互接続(CC-Link Ver.1.10仕様以前の機器がある場合)
①リモートI/O・リモートデバイス局のみで構成するシステムの場合
伝送速度
総 リ モ ー ト マスタ局の両端の リモート局間最小
台数*1
ケーブル長*2
ケーブル長*3
156Kbps
625Kbps
2.5Mbps
0.3m以上
5Mbps
64台以下
1.0m以上
10Mbps
48台以下
32台以下
0.6m以上
0.3m以上
0.4m以上
0.6m以上
0.7m以上
1.0m以上
0.3m以上
0.4m以上
0.3m以上
ケーブル総延長*4
FANC-SB
FANC-SBH
1200m以下 1200m以下
600m以下
900m以下
200m以下
400m以下
110m以下
160m以下
150m以下
20m以下
50m以下
30m以下
80m以下
100m以下
100m以下
80m以下
50m以下
100m以下
*1
M
終端抵抗
*2
R
*3
R
*3
R
R
*3
R
終端抵抗
M :マスタ局
R :リモート局
*4
4−25
SOT−VS7014V/VS15014V
シリアルリモート
シリアル伝送
②ローカル局・インテリジェントデバイス局を含むシステム構成の場合
伝送速度
マスタ・ローカル・インテ リモートI/O・リモ
リジェントデバイス局の ートデバイス局間最
両端のケーブル長*1
小ケーブル長 *2
156Kbps
625Kbps
2.5Mbps
0.3m以上
5Mbps
0.6m以上
0.3m以上
0.6m以上
0.7m以上
1.0m以上
2.0m以上
10Mbps
M
終端抵抗
M :マスタ局
*1
R
*2
R
R
*2
R
*3
L :ローカル・インテリジェントデバイス局
■光軸調整
ケーブル総延長*3
FANC-SB
FANC-SBH
1200m以下
600m以下
200m以下
110m以下
150m以下
50m以下
1200m以下
600m以下
200m以下
110m以下
150m以下
80m以下
100m以下
*1
L
*1
L
*1
光軸調整中は、データ伝送が行えませ
ん。光伝送装置に接続されている機器
は、動作させないで下さい。光軸調整
は、最大設定距離で行います。
(1)配線に間違いのないことを確認し、
本体に電源(DC24V)を投入して下さ
い。
電源表示灯(POW)が点灯します。
(2)取付具の取付ネジを緩めて下さい。
50m以下
80m以下
(3)本体を上下・左右に動かし、相手機
の受光表示灯(CD)が点灯するように
調整して下さい。
R
終端抵抗
(4)さらに微調整を行い、相手機の受光
レベル表示灯(LEVEL1,2)が全て点灯
R :リモートO/I・リモートデバイス局
※詳しくは、CC-Linkシステムマスタ・ローカルユニットユーザーズマニュアルを参照して下さい。
するように調整して下さい。
(5)相手機のチェック端子にテスターを
接続し、受光量を確認します。
入力抵抗10KΩ/V以上のDC電圧計を
●接続台数
リンクデータケーブルの種類によって
CC-Link SOTの最大接続台数は、42台
抵抗値が異なりますのでご注意願いま
です。
す。
他のユニットを接続する場合は、下記条
FANC-SBおよびFANC-SBZには110
件によって規定されます。
Ω、FANC-SBHには130Ωを付けて下
①{(1×a)+(2×b)+(3×c)+(4×d)}≦64
さい
a:1局占有ユニットの台数
(4)電源のノイズを抑制するために電源
b:2局占有ユニットの台数
ケーブルにノイズフィルタ・EMIフィ
c:3局占有ユニットの台数
ルタ・フェライトコアを入れると効果
d:4局占有ユニットの台数
がある時があります。
②{(16×A)+(54×B)+(88×C)}≦2304
(5)原則として、電源ケーブルのFG(白
A:リモートI/O局の台数
線)は接地して下さい。
B:リモートデバイス局の台数
ノイズの影響を受ける場合は、FG線
C:ローカル局、待機マスタ局、イン
をはずして下さい。
テリジェントデバイス局の台数
(6)電源ケーブル延長
●配線についての注意事項
電源ケーブル延長は、50m以内でもっ
(1)リンクデータケーブルは、CC-Link専
とも短くなるように配線して下さい。
用ケーブルで接続して下さい。
また、心線の太さは0.3mm 2以上のケ
また、同一リンク内では種類の異なっ
ーブルを使用して下さい。
たケーブルの混在使用は出来ません。
(50m以内に定電圧電源を用意して下
必ず同種類のケーブルを使用して下さ
さい。又、電圧降下にも注意して下さ
い。
(2)ケーブルを端子台へ接続する時は、
い。)
(7)ケーブルを布線する時、ノイズやサ
シールド(編線)から露出するリンクデ
ージ誘導を受けないように下記の点に
ータケーブル部分をできるだけ短くし
注意して下さい。
て下さい。
①リンクデータケーブル・電源ケーブ
また、リンクデータケーブルのシール
ルを主回路や高圧電線・負荷線との
ド線は、各ユニットの両端を接地して
近接や束線はしないで下さい。
下さい。
(100mm以上離す)
(3)リンクデータケーブルの両端に、マ
②CリモートSOTへの配線について
スタ・ローカルユニットに付属の終端
も、リンクデータケーブルと電源ケ
抵抗を取り付けて下さい。
ーブルを離すようにして下さい。
準備し、チェック端子の赤に(+)、黒
に(−)のリードを接続します。(初めは
10V以上のレンジに設定して下さ
い。)
出力電圧が、ほぼ最大となる位置で固
定して下さい。(SOT-VS7014Vは3.0V
以上、SOT-VS15014Vは7.0V以上)
(6)相手機も、同様に調整して下さい。
(7)緩めていた取付ネジは、確実に締め
て下さい。
(8)相手側の機器前面で光軸を遮断した
時に、自機の受光表示灯(CD)が消灯
することを確認して下さい。相手側も
同様に確認します。
・受光表示灯(CD)が消灯しない場合
は、以下の項目を確認して下さい。
①光伝送装置の視野内に外乱光源がな
いか。
②光路の近くに反射率のよい物体
(鉄・アルミ・ガラス・鏡・他)がな
いか。
③本体の近くに高周波のノイズ源(イ
ンバータ等)がないか。
(9)スタッカクレーンなどの移動体に搭
載する場合は、移動側・固定側共に移
動範囲内の全域で受光レベル表示灯
(LEVEL1、2)が全て点灯していること
を確認して下さい。
4−26
シリアルリモート
SOT−VS7014V/VS15014V
シリアル伝送
テスター
相手側空間光伝送装置
−
黒
+
赤
CD
LEVEL
本体を、上下・左右に動かし、相手側の受光表
示灯(CD)点灯、レベル表示灯(LEVEL1,2)点
灯、テスターの電圧が最大となるように調整し
固定する。
■注意事項
(1)使用電源
(5)ケーブルの延長
(9)リンクデータケーブルの両端には、
電源には、本機の仕様電源電圧に適合
ケーブルは、リンクデータケーブルと電
マスタ・スレーブユニットに付属の終
した安定化電源をご使用下さい。
源ケーブルを分離して延長して下さい。
端抵抗を必ず取り付けて下さい。
(DC24V±10%)
①電源ケーブル仕様0.3mm 2以上50m
ケーブルの種類によって抵抗値が異な
(2)リセット時間
以内で最短とすること。
りますのでご注意下さい。
電源投入後、約150msの間は、内部リ
50m以内に定電圧電源を用意して下
(FANC-SB,FANC-SBZは110Ω、FANC-
セット回路が働くため動作しません。
さい。又、電圧降下にも注意して下
SBHは130Ωの抵抗を使用します。)
(3)組合せ
本装置は、送信搬送周波数と受信搬送
さい。
②リンクデータケーブル
周波数が混信しないようにAタイプとB
伝送速度等により規定されます。
タイプに分けてあります。ご使用に際
「接続」を参照して下さい。
しては、AタイプとBタイプを必ずペア
尚、リンクデータケーブルは、CC-
で使用して下さい。又、SOT-VS70シ
Link専用ケーブルで接続して下さい。
リーズとSOT-VS150シリーズでは、指
同一リンク内では、種類の異なるケー
向特性が異なりますので同じシリーズ
ブルの混在使用は出来ません。
どうしを組合せてご使用下さい。
必ず、同種類のケーブルを使用して下
(4)設置場所の留意点
屋内で使用して下さい。
次のような場所での使用は、誤動作・故
さい。
電源ケーブルもシールド付を推奨します。
(6)リンクデータケーブル・電源ケーブル
障の原因となりますので避けて下さい。
は、ノイズやサージ誘導を受けないよ
①水・油・塵・埃などが飛散し、光信
う次の点に注意して配線して下さい。
号の減衰となる要因がある場所
②溶剤の蒸気や腐食性ガスのある場所
③投受光窓に太陽光・白熱電球など赤
外成分を多く含んだ光(外乱光)が直
接入光する場所
④定格を越える温度・湿度・振動・衝
撃が加わる場所
⑤人・その他の障害物により、SOT
の光路遮断を起こす場所
⑥ 強 磁 界 を 発 生 す る 機 器( 電 磁 接 触
器・モータ等)及び高周波ノイズ源
(インバータ等)のある場所
⑦移動体との伝送を行う場合で、移動
体の蛇行・振動・衝撃による光軸ず
れが2°以上となる場所
①主回路や高圧電線・負荷線との近接
や束線をせず(100mm以上離す)単独
で配線して下さい。
②ケーブル中継部についても同様の配
慮をして下さい。
(7)通信設定
本機は、局番設定・伝送速度設定など
いくつかのスイッチ設定項目があります。
「スイッチの設定」を確認の上、設定を
行なって下さい。
(8)PCプログラムは、サンプルプログラ
ム(※)の中から、システム構成に適し
たものを参考にして、
作成して下さい。
※サンプルプログラムは、弊社にご請
求下さい。
4−27
CC-Link対応リモート空間光伝送装置用
SPC−MR1/SPC−S1
シリパラ信号変換器
本装置は、シリアルリモート、パラレルリ
モートの空間光伝送装置に応対したシリ
パラ信号変換器です。
三菱電機(株)製シーケンサCC-Linkに接
続でき大量のデータ処理に威力を発揮し
ます。
●多数の入出力信号(データ)をノーマル
SOTを使って双方向に伝送する信号
伝送器です。
●メインユニット1台で、入出力各32点
までの信号を伝送します。
●サブユニットの増設で、入出力各32点
単位を最大各128点まで拡張すること
ができます。
■形式の説明
■品種
S P C−MR 1
S P C−S 1
CC-Link用
メインユニット
シリパラ変換器
シリーズ名
増設用
サブユニット
シリパラ変換器
シリーズ名
■システム構成例
■適応機種
●パラレルリモートSOT
シーケンサ
MELSEC-A
・シリアルリモート
(CC-Link対応機)
CC-Link
A CPU
形 式
機 能
商品コード
D180640 SPC-MR1 メインユニット
D180630 SPC-S1
サブユニット
終端抵抗
CC-Linkシステム
ユ
ニ
ッ
ト
SOT-7014A
・シリアルノーマル側
SOT-702B
Cリモート
Cリモート
SOT
Cリモート
SOT
SOT 42台
光伝送
●シリアルリモートSOT
・シリアルリモート
(CC-Link対応機)
SOT-1501A
・シリアルノーマル側
ノーマル
ノーマル
ノーマル
SOT
SOT
SOT
RS422
RS422
SPC
MR1
入
力
32
点
出
力
32
点
SPC
MR1
入
力
32
点
出
力
32
点
SPC
S1
入
力
32
点
出
力
32
点
SOT-1502B
RS422
SPC
MR1
SPC SPC SPC
S1 S1 S1
サブユニット最大3台
まで増設可能
(入出力128点)
メインユニット
サブユニット1台増設
(入出力32点)
(入出力64点)
●本装置のシリアルリモート側とノーマル側周波数の混信をしないようAタイプとBタイプを必ず使用して下さい
パラレルリモートの場合は入出力各32点までで、増設はできません。
4−28
CC-Link対応リモート空間光伝送装置用
SPC−MR1/SPC−S1
シリパラ変換器
■主な仕様
●メインユニットSPC-MR1仕様
電 源 電 圧
消 費 電 流
I/F形式
I/F信号
シリアル
I/F
伝送方式
シリアルデータ
形式
データ伝信速度
入力信号点数
入力回路
パラレル
I/F
出力信号点数
出力回路
入力信号
入力回路
制 御
I/F
出力信号
出力回路
外 部 接 続
伝送条件設定
モニター表示灯
(赤色LED)
※入出力番号1∼16(17∼32)に
対して、入出力表示は0∼9、A
∼Fとなります。
外 形 寸 法
重 量
付
属
品
オ プ シ ョ ン
DC24V±10% リップル10%以下
100mA MAX at DC24V
RS422準拠
RD:受信データ入力 CD:受信可能入力
SD:送信データ出力 TC :送信停止出力
半二重双方向 スレーブ(受信優先)動作
同期方式:調歩同期 スタートビット:1bit パリティ:偶数
データ長:8bit ストップビット:1bit 検定方式:パリティチェックおよびサムチェック
2400/4800/9600/19200bps 機能設定SWにて切換
32点 サブユニット3台増設時最大128点まで拡張可
形式:フォトカプラ絶縁入力(シンクタイプ) 定格入力電圧:DC12V/24V
定格入力電流:約2/5mA 使用電源範囲:10.2∼24.6V(リップル率5%以内)
最大同時ON点数:50%(16点) 同時ON(DC24V時) 入力抵抗:約5KΩ
応答遅れ時間:OFF→ON 1ms MAX、ON→OFF 1ms MAX
32点 サブユニット3台増設時最大128点まで拡張可
形式:フォトカプラ絶縁出力(シンクタイプ)、エミッタコモン(32点1コモン)
負荷電圧:DC4.5∼30V 負荷電流:0.1A MAX/1点 同時ON電流:1.0A MAX/32点
応答遅れ時間:OFF→ON 1ms MAX、ON→OFF 1ms MAX
CTL(伝送停止)
送信データ +SD「H」、−SD「L」
OFF:通常動作
パラレル出力 全点OFF
ON:伝送停止 RCV出力 OFF
DT出力OFF
パラレルI/Fと同一仕様
RCV(受信同期) 伝送装置間の受信同期がとれている間“ON”となります。
(SOTのCD信号と同等の動作)
DT(データ正常) 受信したデータにデータ化けなどの異常がない場合に“ON”します。
受信したデータに異常があった場合は、正常に戻るまでの間“OFF”となります。
ALM(受光レベル警報) 接続されるSOTの受光レベルが低下すると“OFF”
となります。
CDO(受光)
接続されるSOTの受光レベルが正常時“ON”となります。
パラレルI/Fと同一仕様
シリアルI/F
Dsubコネクタ 15ピン RDAF-15S-LNA ヒロセ製又は相当品
パラレルI/F
フラットケーブルコネクタ 40ピン FCN-365P040-AU 富士通製
電源・制御I/F
端子台 9極
サブユニット増設 フラットケーブルコネクタ 26ピン HIF3BA-26PA-2.54DS ヒロセ製又は相当品
パラレルI/F用電源
端子台 2極
増設数設定SW (ロータリーSW)増設するサブユニットの数を設定します。
(4ビットDIPSW)次の機能を設定します。
機能設定SW
シリアル伝送速度の切換 2ビット
電源表示
POW 1点
受信表示
RCV 1点
シリアル送信データ表示
SD 1点
シリアル受信データ表示
RD 1点
IN 32点
※パラレル入力表示
入力1∼16:赤色LED、入力17∼32:緑色LED
OUT 32点
※パラレル出力表示
出力1∼16:赤色LED、出力17∼32:緑色LED
40(W)×150(D)×133(H)
約650g(本体部)
シリアルI/F用コネクタ 本体側用1式
電源用渡り線 赤・青 各1本
パラレルI/F用コネクタ サブユニット増設用コネクタ
●サブユニットSPC-S1仕様
電源電圧
消費電流
パラレル
I/F
外部接続
伝送条件設定
モニター表示灯
(赤色LED)
外形寸法
重 量
付 属 品
オプション
DC24V±10%
電源リップル10%以下
増設コネクタを通し、メインユニ
ットより供給
50mA MAX at DC24V
入力信号点数 32点
入力回路 メインユニットSPC-MR1と同一仕様
出力信号点数 32点
出力回路 メインユニットSPC-MR1と同一仕様
パラレルI/F
フラットケーブルコネクタ40ピン
サブユニット増設
フラットケーブルコネクタ26ピン
いずれもメインユニットSPC-MR1と同一仕様
アドレス設定SW(ロータリーSW)
電源表示 POW 1点
パラレル入力表示 IN 32点
入力1∼16赤色LED 17∼32緑色LED
パラレル出力表示 OUT 32点
出力1∼16赤色LED 17∼32緑色LED
※入出力番号1∼16(17∼32)に対して、
入出力表示は0∼9、A∼Fとなります。
40(W)×150(D)×133(H)
約450g(本体部)
電源用渡り線 赤・青 各1本
パラレルI/F用コネクタ
サブユニット増設用コネクタ
共通仕様
使用周囲温度
使用周囲湿度
耐 振 動
耐 衝 撃
−10∼+50℃
40∼85%RH
周波数10∼55Hz 全振幅1.5mm
X・Y・Z 3方向 各2時間(JIS C0040準拠)
500m/s2
X・Y・Z 3方向 各3回(JIS C0041準拠)
4−29
CC-Link対応リモート空間光伝送装置用
SPC−MR1/SPC−S1
シリパラ変換器
■各部の名称及び機能
■取付
●SPC-MR1
●SPC-S1
4
5
8
3
5
(1)取付場所
6
2
7
取付けに当っては、次の点をご留意く
3
ださい。
11
①盤内取付けしてください。
②定格を超える温度・湿度・振動・衝
7
撃の加わる場所は避けてください。
10
2
①電源および制御入出力端子台
9極の2段形端子台で、電源および制御
入出力接続用です。
②シリアル入出力コネクタ
SOT-VS702/1502/2502との接続用です。
Dsub15ピンコネクタ(ソケット端子)を
使用しています。
RDAF-15S-LNA ヒロセ製又は相当品
③パラレル出力コネクタ
外部機器(入力ユニット)との信号接続用
です。
40ピンのコネクタで、パラレル出力32点
を接続します。
FCN-365P040-AU 富士通製
④パラレル入力コネクタ
外部機器(出力ユニット)との信号接続用
です。
40ピンのコネクタで、パラレル入力32点
を接続します。
FCN-365P040-AU 富士通製
⑤増設用コネクタ
SPC-S1増設の為のバス信号接続用です。
26ピンコネクタを使用しています。
HIF3BA-26PA-2.54DS ヒロセ製又は
相当品
⑥モニター表示灯(赤色LED 4点)
電源およびシリアル入出力の動作状態
を表示します。
⑦パラレル出力表示灯(2色LED 32点)
パラレル出力の動作状態を表示します。
OUT1∼16は赤色LED、17∼32は緑色
LEDで表示します。
⑧パラレル入力表示灯(2色LED 32点)
パラレル入力の動作状態を表示します。
IN1∼16は赤色LED、17∼32は緑色LED
で表示します。
⑨増設数設定SW
増設するサブユニット数の設定を行います。
ロータリーSWで設定可能値は0∼3です。
⑩機能設定SW
4ビットDIPSWで伝送速度の設定を行
います。
⑪パラレルI/F用 電源端子台
2極の端子台でパラレルI/F用の電源を
接続します。
4
1
ット・インバータ等)と同じ盤内には
①パラレル出力コネクタ
外部機器(入力ユニット)との信号接続
用です。
40ピンのコネクタで、パラレル出力32
点を接続します。
FCN-365P040-AU 富士通製
②パラレル入力コネクタ
外部機器(出力ユニット)との信号接続
用です。
40ピンのコネクタで、パラレル入力32
点を接続します。
FCN-365P040-AU 富士通製
③増設用コネクタ
26ピンコネクタで、SPC-MR1とのバ
ス信号の接続用です。
④パラレル出力表示灯(2色LED 32点)
パラレル出力の動作状態を表示します。
OUT1∼16は赤色LED、17∼32は緑色
LEDで表示します。
⑤パラレル入力表示灯(2色LED 32点)
パラレル入力の動作状態を表示します。
IN1∼16は赤色LED、17∼32は緑色
LEDで表示します。
⑥アドレス設定SW
増設の何番目かを設定します。ロータ
リーSWで設定可能値は1∼3です。
⑦パラレルI/F用電源端子台
2極の端子台でパラレルI/F用の電源を
接続します。
取付けないでください。
(2)取付
①本体取付板の切り欠きを利用して
取付けます。M4ネジ相当品を使用
してください。
②本体ケースと取付ネジが接触しな
いようにしてください。(絶縁取付)
③サブユニットを使用する時は、間隔
を10mmあけてください。
④放熱の為、ケース側面に穴がふさが
らないようにしてください。又、側面
の穴が下になるように取り付けな
いでください。
M4ネジ
65
(10)
(10)
9
40
取付穴
SPC-MR1
SPC-S1
150
6
140
1
③電気的ノイズを発する機器(マグネ
お願い
SPC-MR1、S1のケースには、放熱孔が
あいています。本体固定の為の孔あけ
加工などで金属粉が本体内に入らない
ように十分ご注意ください。
4−30
CC-Link対応リモート空間光伝送装置用
SPC−MR1/SPC−S1
シリパラ変換器
■接続
(1)電源および制御入出力の接続
①電源および制御入出力線は、SPCMR1の端子台に接続します。
電源
出力
DT
24V
RCV
OV
CTL
ALM
①パラレル入力および出力用の電源
は、パラレルI/F用 電源端子台に接
続します。
出力
②パラレル入力および出力信号線は、
各々40ピンのコネクタへ接続しま
接続なし
CDO
(3)パラレル入力および出力
入力
接続なし
す。ピン配列は、「コネクタピン配
列表」を参照してください。
ケーブル接続方向
③接続用のコネクタはオプションとな
っています。次の形式品又は相当
品を別途ご準備ください。
コネクタジャック:FCN-361J040-AU
富士通製
カバー:FCN-360J040-B
富士通製
パラレルI/F用電源
COM +V
圧接タイプ(フラットケーブル1.27mm
ピッチ用)の場合:FCN-367J040-AU/F
②端子ネジはM3で、+ドライバー・−
富士通製
ドライバー共に使用できるようにな
④ケーブル長は、20mを限度として、
っています。締付トルクは、5kg・cm
以下で行ってください。
③付属の渡り線は、電源端子台間を
渡る場合に使用してください。
④圧着端子を使用される場合は、下
図に示す条件を満たすものを使用
最短となるようにしてください。
⑤パラレル入出力信号線は、主回路
や高圧電線・負荷線との近接や束
線をしないでください(100mm以上
離す)。
⑥入力および出力は、同一コネクタを
使用します。外部機器への接続を
してください。
φ3.2以上
される時は、必ず入出力の区別をご
確認ください。
6.0mm以下
⑦オプションの項で「SOT-FBハーネ
ス」を参照ください。
(2)シリアル入出力
①シリアル入出力信号線は、Dsub15
ピンコネクタに接続します。
(4)増設コネクタ
①SPC-S1へのバス信号線は、26芯フ
ラットケーブルで接続します。
接続とピン配列は、各々「接続図」
②接続用のコネクタは、オプションと
および「コネクタピン配列表」を参
なっています。次の形式品又は相
照してください。
当品を別途ご準備ください。
②接続用のコネクタは、SPC-MR1本
体に付属しています。
ピンコネクタ:XM2A-1501
OMRON製又は相当品
フード:XM2S-1511
HIF3BA-26D-2.54R
(圧接用ソケットタイプ)
ヒロセ製
③フラットケーブルは、1.27mmピッチ
を使用し、全長300mm以内としてく
ださい。
OMRON製又は相当品
④バス信号線は、主回路や高圧電線・
③信号線には、0.3mm2以上のツイスト
負荷線との近接や束線をしないで
ペアシールド付ケーブルを使用し
てください。
④ケーブルの延長については、「ケー
ブル長」を参照してください。
⑤シリアル入出力信号線は、主回路や
高圧電線・負荷線との近接や束線
ください(100mm以上離す)。
⑤SPC-MR1の、他の信号ケーブルと
も接近させないでください。
⑥コネクタには誤挿入防止ガイドが付
いています。圧接方向にご注意く
ださい。
をしないでください(100mm以上離す)。
4−31
CC-Link対応リモート空間光伝送装置用
SPC−MR1/SPC−S1
シリパラ変換器
■接続図
●基本接続
●コネクタピン配列表
シリアル入出力コネクタ(SPC-MR1)
CC-Link対応
空間光伝送装置
SOT-VS7014A
SOT-VS15014A
空間光伝送装置
SOT-VS702B
SOT-VS1502B
SPC-MR1
+SD
−SD
+RD
−RD
シリアル
入出力
コネクタ
SG
CDO
ALM
COM
VCC
GND
FG
1 2
26
1 2
2
14
3
15
6
16
7
17
1
20
10
25
11
4
12
6
14
11
13
23
+SD
光伝送
信号名
略号
+SD
−SD
+RD
−RD
+CD
−CD
SG
CDO
ALM
COM
Vcc
GND
FG
送信データ
受信データ
−SD
+RD
キャリア検出
−RD
信号グランド
受光出力
警報出力
出力コモン
外部機器用
電源
ケースアース
SG
CDO
ALM
COM
VCC
※1
GND
A
C
P
C
15
編 ※2
26
SPC-S1
マ
ス
タ
ー
ユ
ニ
ッ
ト
SPC-S1
ピンNo.
2
3
6
7
8
9
1
10
11
12
14
13
15
1
2
3
4
5
6
7
8
シーケンサ
MELSEC-A
シリーズ
SPC-S1
入・出力
出力
出力
入力
入力
入力
入力
−
出力
出力
−
出力
−
−
9
10
11
12
13
14
15
※1. ケーブル長が50mを超える場合、空間光伝送
装置への電源供給は別電源で行ってくださ
い。「ケーブル長」の項目を参照してください。
※2. ケーブルの編(シールド)線は、SPC-MR1側
のみFGに接続し、SOT側は絶縁してくださ
い。又、SPC-MR1のFGは大地に接地しない
でください。
●ケーブル長
シリアル入出力回路
①SPC-MR1を経由して、SOT-VS702/1502に電源を供給する場合
SP C - MR1
AVR
SPC-MR1
DC24V
電源+シリアル入出力ケーブル
10mMAX
送信データ
SOT-VS702
SOT-VS1502
50mMAX
※0.3mm2以上のツイストペアシールド付ケーブルを使用して下さい。
受信データ
100
キャリア検出
100
送信停止
②SPC-MR1と、SOT-VS702/1502に別電源を供給する場合
SPC-MR1
シリアル 入出力ケーブル
SOT-VS702
SOT-VS1502
1200mMAX
50m
MAX
AVR
DC24V
定電圧回路
50m
MAX
AVR
DC24V
※0.3mm2以上のツイストペアシールド付ケーブルを使用して下さい。
24V
0V
CDO
ALM
端子台
ノイズ
フィルター
2
3
6
7
8
9
4
5
1
14
13
10
11
12
15
+SD
−SD
+RD
−RD
+CD
−CD
+TC
−TC
SG
VCC
GND
CDO
ALM
COM
FG
Dsub
コネクタ
4−32
CC-Link対応リモート空間光伝送装置用
SPC−MR1/SPC−S1
シリパラ変換器
パラレル入力コネクタ(SPC-MR1/SPC-S1)
ピンNo.
B20
B19
B18
B17
B16
B15
B14
B13
B12
B11
B10
B9
B8
B7
B6
B5
B4
B3
B2
B1
信号名
IN1
IN2
IN3
IN4
IN5
IN6
IN7
IN8
IN9
IN10
IN11
IN12
IN13
IN14
IN15
IN16
アキ
アキ
※+V
※+V
ピンNo.
A20
A19
A18
A17
A16
A15
A14
A13
A12
A11
A10
A9
A8
A7
A6
A5
A4
A3
A2
A1
パラレル入力回路(端子台制御入力含む)
信号名
IN17
IN18
IN19
IN20
IN21
IN22
IN23
IN24
IN25
IN26
IN27
IN28
IN29
IN30
IN31
IN32
アキ
アキ
※COM
※COM
パラレルI/F用
電源端子台
+V COM
+V
内部回路
IN1∼32
COM
●接続例
+V COM
接続例
+V
外部スイッチ
※外部I/F機器への出力
COM
B20
B19
B18
B17
B16
B15
B14
B13
B12
B11
B10
B9
B8
B7
B6
B5
B4
B3
B2
B1
A20
A19
A18
A17
A16
A15
A14
A13
A12
A11
A10
A9
A8
A7
A6
A5
A4
A3
A2
A1
本体のカン合面から見た図
パラレル出力コネクタ(SPC-MR1/SPC-S1)
ピンNo.
B20
B19
B18
B17
B16
B15
B14
B13
B12
B11
B10
B9
B8
B7
B6
B5
B4
B3
B2
B1
信号名
OUT1
OUT2
OUT3
OUT4
OUT5
OUT6
OUT7
OUT8
OUT9
OUT10
OUT11
OUT12
OUT13
OUT14
OUT15
OUT16
アキ
アキ
※+V
※+V
ピンNo.
A20
A19
A18
A17
A16
A15
A14
A13
A12
A11
A10
A9
A8
A7
A6
A5
A4
A3
A2
A1
パラレル出力回路(端子台制御出力含む)
信号名
OUT17
OUT18
OUT19
OUT20
OUT21
OUT22
OUT23
OUT24
OUT25
OUT26
OUT27
OUT28
OUT29
OUT30
OUT31
OUT32
アキ
アキ
※COM
※COM
パラレルI/F用電源端子台
+V COM
SPC-MR1/S1
+V
OUT1∼32
COM
●接続例
+V
COM
I/F用
外部電源
+V
OUT
L 負荷
COM
※外部I/F機器への出力
4−33
CC-Link対応リモート空間光伝送装置用
SPC−MR1/SPC−S1
シリパラ変換器
■スイッチの設定
電源および制御入出力端子台(SPC-MR1)
●端子配列
出力
OV
CDO
ALM
DT
RCV
(1)電源投入前の準備
SW設定は、電源OFF状態で行ってく
「SWの設定」の項目に従って、各種の
ださい。
設定を予め行っておいてください。
機能設定SWの内容は、電源投入時の
出力
リセット後に1回だけ読み込まれま
増設数設定SW
す。電源ON状態でSWを変更しても
CTL
入力
1 2 3 4
電源
24V
■動作
●SPC-MR1
機能は切換りません。
機能設定SW
(2)SリモートSOTの設定
伝送速度の設定をSPC-MR1側に合
ON
ケーブル接続方向
せてください。
①増設数設定SW
接続するSPC-S1(サブユニット)の数
を設定します。
●入力回路
内部回路
+24V
電源と
共通
CTL
全入(出)力点数 増設数設定SWの値 SPC-S1の接続数
032点
0
0
064点
1
1
096点
2
2
128点
3
3
※工場出荷時は、“0”に設定してあります。
上記以外の設定をした時は正常に動作しません。
②機能設定SW
+24V 電源と共通
RCV・DT・CDO・ALM
0V
ON
OFF
下表参照
常時OFF
常時OFF
③伝送速度の設定(機能設定SW1∼2)
伝送速度
02400bps
04800bps
09600bps
19200bps
SW1
OFF
OFF
ON
ON
SW2
OFF
ON
OFF
ON
※工場出荷時は、9600bpsに設定してあります。
本装置は、スレーブ(受信優先)動作を
します。
SリモートSOTのシーケンサプログ
ラムは、必ずマスター(送信優先)動作
で作成してください。
(4)動作説明
トがかかり、約1秒後に動作を開始し
ます。
②相手からのシリアル信号を受信す
ると、内容をチェックして正常で
あればパラレル変換して出力しま
す。又、パラレル入力をシリアル
変換して、相手側に送信します。
③受信が、続いている間RCV出力は、
“ON”します。
④CTL入力を“ON”にすると、送受信
動作を禁止して、パラレル出力は全
点“OFF”
、RCV出力も“OFF”とな
●SPC-S1
ります。
①アドレス設定SW
増設する数に応じて、下表のように設
定します。
全入(出)力点数
032点
064点
096点
128点
取扱説明書を参照してください。
(3)半二重伝送について
①電源を投入すると、パワーONリセッ
SWNo.
機 能
1
伝送速度の設定
2
3
未使用
4
未使用
●出力回路
詳細は、SOT-VS709/VS1509/VS2509
1台目
−
1
1
1
2台目
−
−
2
2
3台目
−
−
−
3
⑤光伝送装置の光軸遮断等により、2
秒以上シリアル信号と受信しなか
った時は、パラレル出力を全点
“OFF”、RCV出力も“OFF”とな
ります。
※工場出荷時は、“1”に設定してあります。
SPC-S1のアドレスは、重複して設定しないでく
ださい。正常に動作しません。
4−34