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設 定 マ ニ ュ ア ル
小電力型
ワイヤレスセキュリティ受信器親機
品番
ECD5101
(100V電源直結式)
ECD1101
● 正しくお使いいただくために、必ずお読みください。
● 設定後、必ず施主様にお渡しください。
8A3 691 00001
M1108-0DH
説明書の読みかた
■説明書の種類
◇必要に応じて読んでいただきたい項目◇
本製品には、下記の説明書が付属しています。
◇設定マニュアル(本書)
設 定 マ ニ ュ ア ル
ワイヤレスセキュリティ受信器親機
小電力型
品番
本製品を使い始める前に必要な発信器・送信器の登録や各種設定のしかた、
また必要に応じて設定を変更する方法について説明しています。
ECD5101
(100V電源直結式)
ECD1101
<主な内容>
登録・機能設定、登録の消去、など。
警報が鳴ったとき
故障かなと思ったとき
警 報メッセ ージを 停 止し、警 報
原因を調べ て対処し、解決でき
の発生場所や原因を確認します。
ない場合は施工店や当社お客
⇒取扱説明書 33ページ
様相談窓口に連絡します。
「3.1 警戒/報知の動作」
● 正しくお使いいただくために、必ずお読みください。
8A3 691 00001
M1108-0DH
◇取扱説明書
取 扱 説 明 書
ワイヤレスセキュリティ受信器親機
小電力型
品番
使 用しな い 発 信 器 や 送 信 器 を 消
去したり、新たな発信器や送信器
を登録します。
⇒設定マニュアル 33ページ
「 2.1 登録した機器の登録を消
去する」、17ページ「1.5 発信器・
送 信 器および警 戒セット・解 除 発
信器を登録する」
本製品の特長や機能、操作方法、
トラブル対処方法などについて説明しています。
ECD5101
(100V電源直結式)
<主な内容>
各表示灯やボタンの説明、通常時の使いかた、異常時の使いかた、
便利な使いかた、困ったときの対処方法、など。
ECD1101
保証書
付き
⇒取扱説明書 58ページ
「5 故障かな?と思ったら」
● 設定後、必ず施主様にお渡しください。
発信器や送信器を
消去したり、追加したいとき
施工説明書
別添付
このたびは、パナソニック製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
表示灯の意味を
知りたいとき
停電が発生したとき
発生した警報の内容を
知りたいとき
状態表示灯の種類や表示の意
停電 バックアップ電池がある場
警 報 の 発 生 場 所 や 内 容につ い
味を確認します。
合とな い 場 合 の 動 作と対 処 方
て確認します。
⇒取扱説明書 12ページ
法を確認します。
⇒取扱説明書 48ページ
● 取扱説明書をよくお読みのうえ、正しく安全にお使いください。
ご使用前に「安全上のご注意」
(5ページ)を必ずお読みください。
「1.1.1 状態表示灯の表示内容」
● 保証書は、
「お買い上げ日・販売店名」などの記入を確かめ、
取扱説明書とともに大切に保管してください。
8A3 690 00001
小電力型
M1108-0DH
ワイヤレスセキュリティ
ECD5101
●施工するには、電気工事士の資格が必要です。
●施工後、必ず施主様に商品説明をしていただき取扱説明書と
施工説明書などをお渡しください。
●取扱説明書の保証書欄に必ず必要事項を記入してください。
付属品
1コ
2本
( )
●下記のような使用環境では、電波(ノイズ)を受けたり電波の到達距離が短くな
付属
ります。このような場合は、動作しないことがありますので注意してください。
1コ
取付用タッピンネジ(4×10)
●受信器と発信器・送信器、ネットアダプタ(ワイヤレスセキュリティ用)、警報ラ
ンプ付ブザー受信器との電波到達距離は、障害物のない場所での水平見通し
距離約100mです。
電波が届きにくい場合はワイヤレス中継器(ECD3100)
( 別売)を
ご使用になり、動作を確認してください。
●玄関番と受信器が近接される場合、玄関番起動時に電波到達距離が短くなる場
合があります。玄関番が起動した状態(画面が映っている状態)にして受信器の
電波到達確認モードで電波到達確認を行ってください。電波が届きにくい場合は、
ワイヤレス中継器(ECD3100)
(2台まで)を使用してください。
●万一、施工説明書にしたがわず施工された場合の事故や
故障などについては責任を負い兼ねることがあります。
取付金具
るとき」
埋込型ACアダプタ
品
本製品の取付方法や自動通報機を使用する場合の接続方法を記載しています。
1コ
・ 機器間に金属や鉄筋コンクリートなどの電波を通しにくい障壁がある。
番号シール
1枚
パナソニック電工
お客様ご相談窓口のご案内
1枚
取扱説明書(保証書付き)
1冊
設定マニュアル
1冊
施工説明書(本紙)
1枚
取付金具
・ 機器間にある壁面内の断熱材にアルミ箔を貼り付けたグラスウールを使用している。
1コ
取付用タッピンネジ
(4×10)
2本
・ 機器の周辺が金属物で囲まれている。
(スチールキャビネッ
トの間、カラオケボックスなど)
番号シール
・ 金属物の壁面に機器を取り付けている。
・ 操作する人の体の向きで電波を遮っている。
1枚
パナソニック電工
1枚
・ 電子レンジやパソコンなどの家電商品やOA機器が機器の2m以内にある。
お客様ご相談窓口のご案内
・ 機器の近くで、直流電圧で駆動するベルやモーターなどの機器が動作している。
取扱説明書(保証書付き)
1冊
・ 機器の近くで、携帯電話やPHS電話を使用している。
設定マニュアル
1冊
・ 機器の近く(10m以内)で、マイクロ波治療器を使用している。
施工説明書(本紙) 1枚
・ 近くに、テレビ、ラジオの送信所近辺の強電界地域または各種無線局がある。
安 全 上 のご注 意
●到達範囲内でも電波が弱くなるポイントがありますので注意してください。
必ずお守りください
■誤った使い方をしたときに生じる危害や物的損害の程度
を説明しています。
「死亡や重傷を負うおそれがある内容」です。
故障したと
思わないでネ
天井
人への危害、財産の損害を防止するため、必ずお守りいただく
ことを説明しています。
警告
「3.6 停電になったら」
◇施工説明書
「3.8 状態表示灯が点滅し続け
施 工 上 のご注 意
●正しい施工をしていただくため、必ずお読みください。
埋込型ACアダプタ
⇒取扱説明書 44ページ
弱くなるポイント
■■■■■■■
反射波
直接波
床
<主な内容>
施工上のご注意、取付方法、配線方法、など。
わからない用語があるとき
動作が正常かどうかを
確認したいとき
警戒セット・解除発信器を
使うとき
●受信器と発信器・送信器は50cm以上離して使用してください。
■お守りいただく内容を次の図記号で説明しています。
(次は図記号の例です。)
次のような場所には設置しないでください。
( 誤動作や故障の原因となります。
)
してはいけない内容です。
2m以上
実行しなければならない内容です。
警告
極端に寒い場所・暑い場所
冷・暖房の近くや、直射日光の当たる場所
テレビ、ラジオ、ステレオなどの近く
(2m以上離してください。
)
わ からな い 用 語 の 意 味 を 調 べ
本製品が正常に動作するかどう
警 戒 セット・解 除 発 信 器 を 使っ
ます。
かを確認します。
た警戒セットや解除などの操作
⇒取扱説明書 63ページ、
⇒設定マニュアル 30ページ
方法や動作について確認します。
●映像や音声が乱れる場合があります。
絶対に分解したり、修理・改造しない。
分解禁止
感電の原因となります。
水や雨のかかる場所(屋外など)および
湿気の多い場所(浴室など)には設置しない。
禁止
水や雨のかかる場所(屋外など)
感電の原因となります。
ゴミやホコリの多い場所
●感電の原因となります。
直接湯気のかかる場所
湿気の多い場所(浴室など)
●寿命が短くなることがあります。
必ず電源(AC100V)を切った状態で
施工する。
活線工事は感電や故障の原因となります。
必ず守る
AC100V用電源線は確実に差し込む。
差し込みが不十分な場合、発熱するおそれがあり、
火災や焼損の原因となります。
硫化水素の発生する場所(温泉地など)
設定マニュアル 45ペ ージ
「1.10 動作確認をする」
「用語集」
■説明書の用途
⇒取扱説明書 51ページ
「 4.1
警戒セット・解除発信器
を使う」
◇必ず読んでいただきたい項目◇
初期登録など
●使い始める前に、各部の名称やはたらきを理解します。
⇒取扱説明書 11ページ「1.1 各部のなまえとはたらき(使用時)」参照。
⇒設定マニュアル 7ページ「1.1 各部のなまえとはたらき(設定時)」参照。
●発信器や送信器を登録したり、警戒するエリアや動作などを設定します。
⇒設定マニュアル 6ページ「1. 登録・機能設定」参照。
非常事態を周りに
知らせたいとき
別売のペンダント発信器などで、
暗 証 番 号 の 入 力 方 法 を 確 認し
非常事態を周りに知らせます。
ます。
⇒取扱説明書 43ページ
「3.5 非常警報を鳴らすには」
使用開始
1
●外出時や在宅時など、状況に応じて警戒/報知セットします。
外出時 ⇒取扱説明書 25ページ「2.2 外出時の警戒セット操作」参照。
帰宅時 ⇒取扱説明書 29ページ「2.5 帰宅時の警戒解除操作」参照。
暗証番号の入力方法を
知りたいとき
⇒取扱説明書 40ページ
「 3.2.2
暗証番号を設定して
いる場合」
2
もくじ
説明書の読みかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 ∼ 2
1
登録・機能設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ∼ 3 0
2
こんなこともできます ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 2 ∼ 3 9
2.1 登録した機器の登録を消去する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 3 ∼ 3 6
● 2.1.1 / 個別に消去する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 3 ∼ 3 4
1. 1 各部のなまえとはたらき(設定時)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 ∼ 8
● 2.1.2 / 全部消去する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 5 ∼ 3 6
● 1.1.1 / 設定部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
2.2 送信器の登録エリアを変更したい場合は ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 7
1. 2 システム構成機器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 ∼ 1 0
2.3 別売の停電バックアップ電池を使用する場合は・・・・・・・・・・・・・・3 8 ∼ 3 9
1. 3 設定・登録について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 1 ∼ 1 5
● 2.3.1 / 停電バックアップ電池について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 8
● 1.3.1 / 設定・登録とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 1 ∼ 1 2
● 2.3.2 / 停電バックアップ電池のセット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 9
● 1.3.2 / 設定・登録の流れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 3 ∼ 1 4
● 1.3.3 / 準備をする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 5
1. 4 周波数チャンネルを確認する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 6
1. 5 発信器・送信器および警戒セット・解除発信器を登録する・・・・・・・1 7 ∼ 2 1
● 1.5.1 / 登録できる発信器・送信器および警戒セット・解除発信器・・・・・1 7
3
その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 0 ∼ 4 9
3.1 登録・設定時のトラブル処置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 1 ∼ 4 4
● 1.5.2 / 登録手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 8 ∼ 2 1
3.2 用語集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 5
1. 6 警報ランプ付ブザー受信器を登録する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 2
3.3 登録内容記録用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 6 ∼ 4 9
1. 7 電波の到達を確認する(電波到達確認モード)・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 3 ∼ 2 4
● 3.3.1 / 暗証番号設定シート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 6
1. 8 暗証番号を設定する(暗証番号設定モード)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 5 ∼ 2 8
● 1.8.1 / 警報解除の操作について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 5
● 3.3.2 / 発信器・送信器登録設定シート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 7 ∼ 4 8
● 3.3.3 / 警戒セット・解除発信器登録設定シート・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 9
● 1.8.2 / 設定の手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 6 ∼ 2 8
1. 9 機能を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 9
1.10 動作確認をする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 0
● 1.10.1 / 警報メッセージの止めかた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 0
3
4
1 登録・機能設定
1.1 各部のなまえとはたらき(設定時)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 ∼ 8
● 1.1.1 / 設定部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
1.2 システム構成機器・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 ∼ 1 0
1.3 設定・登録について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 1 ∼ 1 5
● 1.3.1 / 設定・登録とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 1 ∼ 1 2
● 1.3.2 / 設定・登録の流れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 3 ∼ 1 4
● 1.3.3 / 準備をする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 5
1.4 周波数チャンネルを確認する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 6
1.5 発信器・送信器および警戒セット・解除発信器を登録する・・・・・・・1 7 ∼ 2 1
● 1.5.1 / 登録できる発信器・送信器および警戒セット・解除発信器・・・・・1 7
● 1.5.2 / 登録手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 8 ∼ 2 1
1.6 警報ランプ付ブザー受信器を登録する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 2
1.7 電波の到達を確認する(電波到達確認モード)・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 3 ∼ 2 4
1.8 暗証番号を設定する(暗証番号設定モード)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 5 ∼ 2 8
● 1.8.1 / 警報解除の操作について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 5
● 1.8.2 / 設定の手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 6 ∼ 2 8
1.9 機能を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 9
1.10 動作確認をする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 0
● 1.10.1 / 警報メッセージの止めかた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 0
5
6
1.1
各部のなまえとはたらき(設定時)
1.1.1 設定部
小電力型ワイヤレスセキュリティ受信器親機
(100V電源直結式)
(ECD5101)
■裏面
各ボタンや表示灯のはたらきは設定時と使用時で異なります。
使用時のはたらきについては、取扱説明書の「1.1各部のなまえとはたらき(使用時)」を
参照してください。
1
第
1
章
登
録
・
機
能
設
定
■表面
アンテナ
スピーカー
消去切替スイッチ
モード切替スイッチ
ECD5101
●個別消去、
全消去を切り替えるときに使用します。
(33ページ参照)
●受信器のモードを切り替えるときに
音量スイッチ
使用します。
●報知音や確認メッセージの音量を
3段階(大/中/小)
で切り替えます。
警報音量は固定です。
警戒ボタン
●暗証番号入力時に
状態表示灯
使用します。
(25ページ参照)
●発信器・送信器を
個別に消去する
ときに使用します。
(33ページ参照)
●登録が完了、
または
登録を消去したときに
1秒間点灯します。
使用
しません。
(スイッチ4)
受信モニター
●発信器・送信器の電波を
受けているときに
赤色点灯/点滅します。
機能設定(スイッチ3)
●予備警報鳴動時間を設定します。
(29ページ参照)
電波確認ボタン
●電波到達確認モードに
報知ボタン
●暗証番号入力時に使用します。
電源表示灯
●電源が入っているときに緑色点灯します。
●登録モード時は点滅します。
7
(25ページ参照)
●発信器・送信器を個別に
消去するときに使用します。
(33ページ参照)
入るときに使用します。
(23ページ参照)
暗証番号
登録ボタン
●暗証番号を登録する
ときに使用します。
(26ページ参照)
周波数設定(スイッチ1・2)
●周波数を設定するときに使用します。
(16ページ参照)
消去実行ボタン
登録送信ボタン
●登録消去を実行するときに使用します。
(33ページ参照)
●警報ランプ付ブザー
受信器を登録するときに使用します。
(22ページ参照)
8
1.2
システム構成機器
組み合わせ可能な発信器・送信器
●発信器・送信器の登録台数は警戒セット・解除発信器を除き合計30台まで。
警戒セット・解除発信器は合計7台まで。
通報
玄関用
システム異常
1
窓1・窓2用
ECD3470A・H(防沫形)
ECD3470AP・HP(防沫形)
ECD34 72H
ECD3472A・H(防雨形)
ECD3472AP・HP(防雨形)
通報テスト
2
3
ECD34 70H
1
取消
窓の開閉検知(クレセント錠付)
小電力型ワイヤレス
ドアセンサー送信器
4
ECD5101
小電力型ワイヤレス窓センサー送信器
(受信器連動警報機能付)
(受信器連動警報機能付)
ドアの開閉を検知し、電波を送信します。
窓1・窓2用のECD2472A・Hは玄関用にも
使用できます。
電源
窓、
クレセント錠の開閉を検知し、
電波を送信します。
防沫形なので浴室の窓にも使えます。
第
1
章
登
録
・
機
能
設
定
ECD2472A・H
ECD24721A・H(防沫形)
敷地(屋外警戒)用
ECD34 74H
ECD3474A・H(防雨形)
ECD3474AP・HP(防雨形)
自動通報機
警戒時に発信器・送信器からの電波を受信すると警
報メッセージが鳴ります。
また、玄関や窓、
クレセント錠の開閉状態を表示します。
受信器からの信号を受け、電話回線を使
用して自動通報します。
WQNT102は通報ボタンがありません。
※自動通報機の接続は任意です。
門扉用
小電力型ワイヤレス門扉センサー送信器
(受信器連動警報機能付)
火災時の警報用
小電力型ワイヤレス
接点入力送信器
警戒や報知のセット・解除に
小電力型ワイヤレス
窓ガラス破壊センサー送信器
窓ガラスが割れたことを検知し、電波を送信
します。
防沫形なので浴室の窓にも使えます。
ECD2411
+
SH28413(例)
(火災・ガス対応型)
(1入力用)
住宅用火災警報器が作動すると電波を送信します。
送信器
住宅用火災警報器
非常時の連絡用
警
戒
除
解
知
報
ECD6130K
ECD24 90H
窓ガラスの破壊検知
敷地用
ECD3100
ECD2490A・H(防沫形)
ECD2490AP・HP(防沫形)
ECD3420A・H
ECD3420AP・HP
小電力型ワイヤレス熱線センサー送信器(屋側用)
建物付近の侵入者を検知し、電波を送信します。
電波中継に
ドアや窓の開閉を検知し、電波を送信します。
防沫形のECD24721A・Hは浴室の窓にも
使えます。
門扉の開閉を検知し、電波を送信します。
ECD6130K
警報ランプ付ブザー受信器
セキュリティ受信器から送られる信号を光と音で表示します。
■■
警報停止
WQNT102/WQNT103
小電力型ワイヤレスセキュリティ受信器親機
■■■■■
(警報音なし)
電源
ECD5101
窓の開閉検知(クレセント錠なし)
小電力型ワイヤレスドア・窓センサー送信器
ECD2305
入
送信
受信 モニター
受信 確定
小電力型ワイヤレス中継器(2台まで)
発信器・送信器∼受信器間の電波を
中継し、電波の到達距離を伸ばします。
9
ECD2308
非常用
電源
ECD3320
ECD3320P
小電力型
ワイヤレス警戒セット・解除発信器
(アンサーバック付)
遠隔操作で警戒セットや解除ができます。
小電力型ワイヤレス
ペンダント発信器
ボタンが押されると、
電波を送信します。
首にかけられるタイプです。
押す
小電力型ワイヤレス
壁掛発信器
ボタンが押されると、電波を送信します。
壁に取り付けるタイプです。
10
1.3
設定・登録について
発 信 器・送 信 器 の 配 置 見 取り図
1.3.1 設定・登録とは
●ワイヤレスセキュリティシステムは警戒したい場所や使いかたが異なる6つのエリアに分かれてい
ます。発信器・送信器を登録する際には下記のことに注意してください。
4
門扉
ECD34 72H
・複数個の発信器・送信器を1つのエリアに登録することができます。
右記の例:リビングの窓に取り付ける送信器3台はすべて同じエリアに登録します。
・すべてのエリアを使用する必要はありません。状況に応じてお使いください。
1 は「玄関」、
3
●エリア 2 4 は「敷地」、 5 は「火災警報」、 6 は「非常警報」に
は「窓」、 使用してください。
1 とエリア 2 3 、エリア 4 は警戒セットまでの時間や防犯警報が鳴るまでの
●エリア 時間が異なります。
1
勝手口
1
1
2
ECD3472A・H
ECD3472AP・HP
2
玄関
5
玄関・勝手口には...
2
1
キッチン
ドアセンサー送信器
第
1
章
登
録
・
機
能
設
定
■各エリアの動作説明
警戒セット状態
警戒場所
エリア番号
1
玄関・勝手口
窓1・窓2※
2
報知セット状態
即時報知
3
即時報知
即時報知
警戒開始
遅延時間
予備警報時間
2 3
5分
1分または5分
窓1、窓2には...
0分
0分
ECD3470A・H
ECD3470AP・HP
5分
0分
窓センサー送信器
敷地
4
火災 ※
5
常時警戒・即時警報
非常 ※
6
常時警戒・即時警報
※受信器の警戒/報知セット状態に関係なく窓ガラス破壊センサー送信器、および火災・非常用に
登録した発信器・送信器が異常を検知すると、警報音が鳴ります。
6
3
ECD34 70H
リビング
和 室
ECD24 90H
3
3
4 庭
窓ガラスの
破壊検知には...
ECD2490A・H
ECD2490AP・HP
5
窓ガラス破壊センサー送信器
火災の警戒には...
ECD2411+SH28413(例)
ECD5101
接点入力送信器と
住宅用火災警報器の組み合わせ
4
1
2
お庭の警戒には...
電源
登録例
4
3
警報停止
ECD3420A・H
ECD3420AP・HP
熱線センサー送信器
5
ECD34 74H
6
6
4
非常の連絡には...
ECD2305
ペンダント発信器
門扉の警戒には...
受信器
11
ECD3474A・H
ECD3474AP・HP
門扉センサー送信器
12
1.3.2 設定・登録の流れ
設定・登録は、次のような流れに沿って行います。
1
受信器を設置する
2
(施工説明書参照)
施工説明書にしたがって受信器を設置し
ます。
9
準備をする
(15ページ参照)
発信器・送信器を並べて番号シールを
貼ります。
3
周波数チャンネルの確認
(16ページ参照)
受信器の周波数チャンネルの確認
および設定をします。
4
発信器・送信器および
警戒セット・解除発信器の登録
(17ページ参照)
エリアごとに発信器・送信器および
警戒セット・解除発信器を登録します。
第
1
章
登
録
・
機
能
設
定
動作確認
(30ページ参照)
取扱説明書にしたがって動作確認を
します。
5
警報ランプ付ブザー受信器
の登録
(22ページ参照)
警報ランプ付ブザー受信器を
登録します。
8
機能設定
(29ページ参照)
予 備 警 報 メッセ ー ジ の 鳴 動 時 間 を
設定します。
13
7
暗証番号の設定
(25ページ参照)
防犯警報・予備警報を解除する場合に、
暗証番号を設定することができます。
簡単に警報解除されないように暗証番
号を設定してご使用になることをおす
すめします。
6
1
電波到達確認
(23ページ参照)
登録した発信器・送信器の電波が
受信器に届くことを確認します。
必ず実施してください。
14
1.4
1.3.3 準備をする
●受信器の周波数チャンネルを設定します。
●出荷時は受信器および発信器・送信器とも「CH.1」に設定されています。
通常は変更不要です。周波数チャンネルが違っていれば、合わせてください。
設定・登録のための準備をします。
登録する発信器・送信器を並べて、番号シールを貼る
注
例
注
・登録番号は重複しないように1から順番に通し番号で記入してください。
玄関用
・受信器の周波数チャンネルを変更しても発信器・送信器を登録し直す必要はありません。
窓1・窓2用
「登録エリアと登録番号」
を記入します。
ECD347 2H
周波数チャンネルを確認する
窓2-9
ECD347 0H
例
窓1-2
玄関 1
番号シール
(受信器に付属)
■■■■■
1
■裏面
■■
第
1
章
登
録
・
機
能
設
定
・・・・・・・・・
8台登録
敷地用
例
火災用
例
非常用
例
火災11
非常12
警報停止
電源
敷地10
周波数設定チャンネル
1 2
1 2
1 2
1 2
15
CH.1(出荷時)
CH.3
CH.5
CH.7
16
1.5
発信器・送信器および
警戒セット・解除発信器を登録する
●発信器・送信器および警戒セット・解除発信器は登録モードで登録します。
●発信器・送信器は最大30台まで登録できます。
また警戒セット・解除発信器は最大7台まで登録できます。
つづく
1.5.2 登録手順
1 モード切替スイッチを登録モードにする
●電源表示灯が点滅し、
「ポン、登録モードです」が鳴ります。
1.5.1 登録できる発信器・送信器および警戒セット・解除発信器
1
登録できるエリアについては、11∼12ページを参照してください。
エリア
品 番
玄関
ドアセンサー送信器(ECD3472A・H)
(ECD3472AP・HP)
ドア・窓センサー送信器(ECD2472A・H)
ドア・窓センサー送信器(防沫形)
(ECD24721A・H)
窓1・窓2 ※
窓センサー送信器(ECD3470A・H)
(ECD3470AP・HP)
ドア・窓センサー送信器(ECD2472A・H)
ドア・窓センサー送信器(防沫形)
(ECD24721A・H)
窓ガラス破壊センサー送信器(ECD2490A・H)
(ECD2490AP・HP)
敷地
門扉センサー送信器(ECD3474A・H)
(ECD3474AP・HP)
熱線センサー送信器(ECD3420A・H)
(ECD3420AP・HP)
火災
※
注
接点入力送信器(火災・ガス対応型)
(ECD2411)
非常 ※
ペンダント発信器(ECD2305)
壁掛発信器(ECD2308)
警戒セット・解除用
警戒セット・解除発信器(ECD3320・ECD3320P)
※受信器の警戒/報知セット状態に関係なく窓ガラス破壊センサー送信器、および火災・非常用に登録した
発信器・送信器が異常を検知すると、警報音が鳴ります。
注
第
1
章
登
録
・
機
能
設
定
・ECE品番の発信器・送信器は登録できません。
・電池交換時や異常時の点検のために、各機器を登録したエリア、および登録番号を
47∼49ページの「登録設定シート」に記入してください。
・「ポン、登録モードです」と鳴らなかった場合は登録モードに入っていません。非警戒
状態(警戒ボタン・報知ボタンがともに消灯している状態)であることを確認して、
一度モード切替スイッチを動作モードに戻してから再度行ってください。
2 番号シールを貼った順(15ページ参照)に、発信器・送信器を動作させる
(次のページ参照)
状態表示灯
●登録されたエリアと登録番号が鳴ります。
例)
「玄関の1番 登録しました」
●登録されたエリアの状態表示灯が1秒間点灯し、
その後消灯します。
ECD5101
●発信器・送信器を複数台登録する場合は、
状態表示灯が消灯してから順次動作させてください。
●警戒セット・解除発信器を登録した場合は、
状態表示灯は点灯しません。
注
17
・番号シールを貼った順に発信器・送信器を
動作させないと、登録番号と番号シールの
番号が一致しません。
18
1.5 発信器・送信器および警戒セット・解除発信器を登録する(つづき)
注
つづく
・各発信器・送信器の電池の入れ方、はずし方などについては、商品に付属の説明書を
参照してください。
・登録できない発信器・送信器を動作させた場合は、
「登録できません」が鳴ります。
・最大登録台数を超えて次の新しい登録番号を受信した場合は、
「発信器 これ以上
登録できません」が鳴ります。
ドア・窓センサー送信器(ECD2472A・H/ECD24721A・H)
■■■■■
ドアセンサー送信器(ECD3472A・H/ECD3472AP・HP)
門扉センサー送信器・窓ガラス破壊センサー送信器
■■■■■
■■
1
1 電池を入れて、
本体とマグネットを
近づけておく。
1 リチウム電池をはずす。
2 登録ボタンを押しながらリチウム電池を入れ、
2
マグネットを離す。
第
1
章
登
録
・
機
能
設
定
・送信器のエリアスイッチを設定してから登録してください。
設定していないと、登録したいエリアに登録できません。
・登録するエリアを間違えた場合、登録エリアを変更してください。
(37ページ参照)
注
そのまま登録送信ボタンを約3秒間押し続ける。
登録すると、送信器から登録確認音「ピー」が
約1秒間鳴ります。
(窓ガラス破壊センサー
送信器以外)
受信器からは「玄関(または窓、敷地)の○番
登録しました」が鳴り、登録したエリアの状態
表示灯が1秒間点灯し、その後消灯します。
■■
先の細いもの
熱線センサー送信器
−
1
リチウム電池をはずす。
2
登録送信ボタンを押しながらリチウム電池を入れ、そのまま登録送信ボタンを約3秒間押し
続ける。
+
図はドアセンサー送信器の場合
本体裏面
1 周波 数設
定チャンネル
2 検 知 設定
チャン
ネル
音切
り
1 2
B
A
低 標準 高
リチウム電池
(CR123A)
(付属)
音色
感度
1 周波
数設定チャ
ンネル 2
検知設
CH.1
CH.3
CH.5
CH.7
定チャンネル
滞在検知
通過検知
窓センサー送信器(ECD3470A・H/ECD3470AP・HP)
1 リチウム電池をはずす。
2 登録送信ボタンを押しながら
上側のリチウム電池を入れ、
ECD3470H
先の細いもの
そのまま登録送信ボタンを約3秒間
押し続ける。
3
電池押さえの
下に入れる。
CR2032
登録すると、送信器から登録確認音「ピー」が
約1秒間鳴ります。受信器からは「窓の○番
登録しました」が鳴り、登録したエリアの状態
表示灯が1秒間点灯し、その後消灯します。
リチウム電池を再度、入れ直す。
注
登録すると、送信器から登録確認音「ピー」が約1秒間
鳴ります。受信器からは「敷地の○番登録しました」が
鳴り、敷地灯が1秒間点灯し、その後消灯します。
・登録完了した後は必ず電池を入れ直してください。正しく動作しません。
・電池を入れてから約30秒間は動作しません。
ペンダント発信器・壁掛発信器
1
電池を入れて、押ボタンを押す。
非常用
3 下側のリチウム電池を入れる。
押す
注
・窓センサー送信器と窓ガラス破壊センサー送信器のエリアスイッチを設定してから登
録してください。設定していないと、登録したいエリアに登録できません。
・登録するエリアを間違えた場合、登録エリアを変更してください。
(37ページ参照)
ペンダント発信器
19
壁掛発信器
20
1.5 発信器・送信器および警戒セット・解除発信器を登録する(つづき)
1.6
●警報ランプ付ブザー受信器は、動作モードで受信器に登録します。
1台の受信器に対して、警報ランプ付ブザー受信器は何台でも登録できます。
接点入力送信器
1
接点入力端子を短絡して動作させる。
●このモードで登録できる機器 警報ランプ付ブザー受信器(ECD6130K)
・送信器の火災・ガス切替設定スイッチが「ガス設定」になっていると、登録できません。
必ず「火災設定」になっていることを確認してください。
送信器に付属の説明書を参照してください。
注
警報ランプ付ブザー受信器を登録する
1 警報ランプ付ブザー受信器に電源を入れると
●警報ランプ付ブザー受信器が登録モードになります。
1
登録モード
警戒セット・解除発信器
1
2
リチウム電池をはずす。
電源ボタンを押しながら
リチウム電池を入れ、
電源ボタンを約3秒間押し続ける。
登録すると、受信器から
「警戒セット・解除発信器の○番 登録しました」が鳴る。
(状態表示灯は点灯しません。)
3
注
リチウム電池を再度、入れ直す。
CR
ECE品番
20
32
音色設定
B 3
1
登録 消去
ON
4Y
1 2 3
送る
停止
テスト
ECD品番
警戒セット灯
消灯
4
2
ON
1
第
1
章
登
録
・
機
能
設
定
・中央列の警報ランプが
赤色点滅します。
4C
2
3
A
4
5
6
7
8
点灯
・電源表示灯が
緑色点滅します。
入
警報ランプ
電池押さえの下に入れる。
・登録完了した後は必ず電池を入れ直してください。正しく動作しません。
警報ランプ付ブザー受信器
(ECD6130K)
注
電源表示灯
・警報ランプが消灯し、電源表示灯が点灯する場合は、すでに警報ランプ付ブザー受信器
に発信器・送信器などが登録されています。警報ランプ付ブザー受信器の説明書にした
がい、発信器・送信器の登録を消去してください。消去すると、警報ランプ付ブザー受信
器は登録モードになります。
3 モード切替スイッチを動作モードにする
●「ポン、動作モードに戻りました」が鳴り、動作モードに
2 セキュリティ受信器のモード切替スイッチが動作モードであることを確認し、
切り替わります。
受信器の登録送信ボタンを3秒以上長押しする
●電源表示灯が点灯に変わります。
●「ピッ」が鳴り、登録信号が送信されます。
●警報ランプ付ブザー受信器で登録確定音「ピー」が鳴ったら登録完了です。
注
・モード切替スイッチの戻し忘れ防止のため、
操作せずに5分経過すると
「ポン、登録モードです」と鳴ります。
長押し
3秒以上
21
22
1.7
●電波到達確認モードでは、登録した発信器・送信器および警戒セット・解除発信器の電波が
受信器に届くことを確認します。
2 登録している発信器・送信器および警戒セット・解除発信器を実際に使用する
場所で動作させる
例)送信器を動作させたり、発信器の押ボタンを押す。
1 モード切替スイッチが動作モードであることを確認し、
電波確認ボタンを3秒以上長押しする
注
つづく
電波の到達を確認する(電波到達確認モード)
注
・警報ランプ付ブザー受信器の電波確認は警報ランプ付ブザー受信器側で行ってください。
電波確認の手順については、警報ランプ付ブザー受信器に付属の説明書を参照して
ください。
・登録しているすべての発信器・送信器および警戒セット・解除発信器で電波の到達を
確認してください。
●電波を受信するとエリア名、登録番号と、
電波状況をお知らせします。
消灯(電波到達確認の完了)
1
ECD5101
・電波が正常に届く場合:
(例)
「玄関の1番 正常です」
・電波が届きにくい場合:
(例)
「敷地の10番 受信できません」
・電波が届かない場合:鳴りません
●発信器・送信器が登録されているエリアの状態表示灯が点灯します。
●「ポン、電波確認モードです」が鳴ります。
第
1
章
登
録
・
機
能
設
定
●電波が正常に届く場合は、登録されている
エリアの状態表示灯が1秒間点滅します。
●エリアに登録されているすべての発信器・送信器の
電波が正常に届くことを確認すると、
そのエリアの状態表示灯が消灯します。
注
長押し
・状態表示灯が点灯し続けている場合は、点灯しているエリアに登録されている発信器・
送信器および警戒セット・解除発信器の電波が届きにくいため、受信できない場合が
あります。発信器・送信器および警戒セット・解除発信器の使用場所を変更するか、中継
器を設置し、再度電波の到達を確認してください。
3秒以上
3 電波確認ボタンを押す
●「全登録センサの電波を正常に受信しました ポン、動作モードに戻りました」が鳴り、
動作モードに戻ります。
電波が届きにくい場合は・・・
発信器・送信器から電波が届きにくい場合は、
別売のワイヤレス中継器(ECD3100)を
設置することをおすすめします。
●購入される場合は、施工店または当社へ
相談してください。
長押し
●受信器へ登録する必要があります。
使い方については、中継器に付属の説明
書を参照してください。
3秒以上
送信
受信 確定
受信 モニター
電源
ワイヤレス中継器
23
注
・受信できない発信器・送信器があった場合は、動作モードに戻ったときに「○○ 受信でき
ません」とお知らせします。
・警報メッセージが鳴る場合は、30ページを参照して音を止めてください。
24
1.8
●受信器で防犯警報・予備警報を解除する場合、および警戒セット・解除発信器で警戒を解除する
場合に、暗証番号を設定することができます。
簡単に警戒解除されないように暗証番号を設定してご使用になることをおすすめします。
注
つづく
暗証番号を設定する(暗証番号設定モ ード)
・受信器と警戒セット・解除発信器で入力する暗証番号は同じです。
1.8.2 設定の手順
■暗証番号を設定する場合■
1 受信器が非警戒状態であり、モード切替スイッチが動作モードであることを
確認し、暗証番号登録ボタンを3秒以上長押しする
1.8.1 警報解除の操作について
●「ポン、暗証番号設定モードです」が鳴ります。
防犯警報・予備警報を解除するときの操作としては、下記の2つの方法があります。
お好みに合わせて選択して、26ページからの手順にしたがって設定してください。
1
●警戒ボタン、報知ボタンが点灯します。
第
1
章
登
録
・
機
能
設
定
出荷時は暗証番号は設定されていません。
■暗証番号を設定している場合■
操作説明
操 作
受信器の状態
1 解除ボタンを押す
2 警戒ボタン、報知ボタ
ンを押して、4ケタの
暗証番号を入力する
・警戒ボタンと報知ボタンが
点灯に変わり、暗証番号入力
待ち状態になる。
・暗証番号入力表示灯が点滅
する。
例)
「1・2・1・2」を設定している場合
2 警戒ボタン、報知ボタンを組み合わせて、4ケタの暗証番号を入力する
操 作
受信器の状態
警報メッセージが止まり、
非警戒状態になる。
1 解除ボタンを押す
25
●4ケタ目を入力すると、確定音「ピー、暗証番号を登録しました」が鳴り、暗証番号が確定します。
ECD5101
例)
「1・2・1・2」と設定する場合
使用ボタン一覧
注 ・出荷時は解除ボタンを押すだけで
防犯警報、予備警報が解除されて
しまいますので、暗証番号を設定
してご使用になることをおすすめ
します。
・予備警報中に受信器で3回暗証番
号を間違えると、すぐに防犯警報
になります。
・警戒セット・解除発信器で3回暗
証番号を間違えると、すぐに防犯
警報になります。
3秒以上
暗証番号が合っていると、
警報メッセージが止まり、
非警戒状態になる。
暗証番号が間違っていると、
警報が継続する。
■暗証番号を設定していない場合■
操作説明
長押し
ECD5101
警戒ボタン
(暗証番号入力時:1)
報知ボタン
(暗証番号入力時:2)
解除ボタン
注 ・10秒以上何も操作をしなかった場合、暗証番号設定モードが終了し、動作モードになり
ます。
26
1.8 暗証番号を設定する(暗証番号設定モード)
(つづき)
つづく
■設定した暗証番号を消去するには■
1 受信器が非警戒状態であり、モード切替スイッチが動作モードであることを
確認し、暗証番号登録ボタンを3秒以上長押しする
3 暗証番号が確定すると自動的に暗証番号設定モードが終了し、
動作モードに戻る
●「ポン、動作モードに戻りました」が鳴り、動作モードに戻ります。
●「ポン、暗証番号設定モードです」が鳴ります。
●警戒ボタン、報知ボタンが点灯します。
1
■暗証番号を変更する場合■
第
1
章
登
録
・
機
能
設
定
1 より設定し直してください。
再度、手順 長押し
3秒以上
2 解除ボタンを3秒以上長押しする
●確定音「ピー、暗証番号を
消去しました」が鳴り、
暗証番号が消去されます。
ECD5101
●警戒ボタン・報知ボタンが
消灯します。
長押し
3秒以上
3 暗証番号を消去すると自動的に暗証番号設定モードが終了し、
動作モードに戻る
●「ポン、動作モードに戻りました」が鳴り、動作モードに戻ります。
27
28
1.9
機能を設定する
予備警報メッセージの鳴動時間設定スイッチ(スイッチ3)
予備警報メッセージの鳴動時間を「1分」から「5分」に切り替えることができます。
玄関から受信器まで行くのに1分以上かかる場合は、スイッチ3を「5分」側に設定して
ください。
1.10
動作確認をする
●発信器・送信器を取り付けて、施工を完了させてください。
その後、取扱説明書にしたがって、動作確認をしてください。
●異常があった場合には、41ページにしたがって処置してください。
●予備警報メッセージの鳴動時間を変更したい場合は、機能設定を変更してください。
(29ページ参照)
1.10.1 警報メッセージの止めかた
●動作確認時に警報メッセージを止めるには下記の操作をしてください。
注
・出荷時は解除ボタンを押すだけで防犯警報
メッセージ、予備警報メッセージが止まり、
警戒解除されてしまいますので、暗証番号を
設定してご使用になることをおすすめします。
1
使用ボタン一覧
ECD5101
警戒ボタン
暗証番号
入力時:1
報知ボタン
暗証番号
入力時:2
解除ボタン
玄 関 、窓 1 、窓 2エリアで警 報 が 発 生した場 合
■暗証番号を設定している場合■
注
・スイッチ4は変更しないでください。出荷時設定のまま( )で使用してください。
・「予備警報」について(45ページ参照)
操作説明
操 作
・警戒ボタンと報知ボタン
が点灯に変わり、暗証番
号入力待ち状態になる。
・暗証番号入力表示灯が
点滅する。
1 解除ボタンを押す
2 警戒ボタン、報知ボタ
ンを押して、4ケタの
暗証番号を入力する
受信器の状態
例)
「1・2・1・2」を設定している場合
暗証番号が合っていると、
警報メッセージが止まり、
非警戒状態になる。
暗証番号が間違っている
と、警報が継続する。
■暗証番号を設定していない場合■
操作説明
操 作
受信器の状態
警報メッセージが止まり、
非警戒状態になる。
1 解除ボタンを押す
非 常 、火 災エリアで警 報 が 発 生した場 合
操作説明
1 解除ボタンを押す
操 作
受信器の状態
警報メッセージが止まり、
非警戒状態になる。
注 ・住宅用火災警報器、窓ガラス破壊センサー送信器の警報音は受信器からは止められません。
29
30
第
1
章
登
録
・
機
能
設
定
2 こんなこともできます
2.1 登録した機器の登録を消去する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 3 ∼ 3 6
● 2.1.1 / 個別に消去する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 3 ∼ 3 4
● 2.1.2 / 全部消去する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 5 ∼ 3 6
2.2 送信器の登録エリアを変更したい場合は ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 7
2.3 別売の停電バックアップ電池を使用する場合は・・・・・・・・・・・・・・3 8 ∼ 3 9
● 2.3.1 / 停電バックアップ電池について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 8
● 2.3.2 / 停電バックアップ電池のセット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 9
31
32
2.1
つづく
登録した機器の登録を消去する
●消去モードでは、発信器・送信器および警戒セット・解除発信器、警報ランプ付ブザー受信器が
故障して交換が必要な場合などに登録を消去します。
●「ピー、窓1の4番 登録を消去しました」が鳴ります。
●状態表示灯(例:窓1灯)が1秒間点滅します。
2.1.1 個別に消去する
注
3 消去実行ボタンを1秒間長押しする
例)窓1の4番を消去した場合
・個別消去では警報ランプ付ブザー受信器の登録は消去できません。
(35ページの全消去で消去できます。)
警報ランプ付ブザー受信器だけの登録を消去したい場合は、警報ランプ付ブザー受信器に付属の
説明書を参照してください。
1 消去切替スイッチを「個別」側にし、モード切替スイッチを登録消去モードにする
●「ポン、個別消去モードです 警戒ボタンでエリアを、報知ボタンで機器を選んでください
消去する場合は消去実行ボタンを押してください」が鳴ります。
長押し
1秒以上
2
2
1
第
2
章
こ
ん
な
こ
と
も
で
き
ま
す
4 モード切替スイッチを動作モードにする
●「ポン、動作モードに戻りました」が鳴り、動作モードに戻ります。
注
・受信器に何も登録されていない場合は、メッセージは鳴りません。
2 警戒ボタン、報知ボタンを押して、消去したい発信器・送信器および警戒セット・
解除発信器を選択する
●選択されているエリアの状態表示灯が点滅します。
●選択されているエリア、登録番号が鳴ります。
注
・警戒セット・解除発信器を選択しているときは、状態表示灯がすべて消灯します。
例)窓1の4番に登録している発信器の登録を消去する
操 作
1
2
3
メッセージ内容
状態表示灯
を押す
「玄関の1番 消去しますか?」
玄関灯が点滅
を押す
「窓1の2番 消去しますか?」
窓1灯が点滅
を2回押す
「窓1の4番 消去しますか?」
窓1灯が点滅
:登録エリアを選択 / :登録番号を選択
33
34
2.1 登録した機器の登録を消去する(つづき)
2.1.2 全部消去する
注
3 モード切替スイッチを動作モードにする
・全消去を実行すると、登録されている発信器・送信器および警戒セット・解除発信器、警報ランプ
付ブザー受信器が消去されます。
また、設定されている暗証番号も消去されます。
●「ポン、動作モードに戻りました」が鳴り、動作モードに戻ります。
●警戒ボタン、報知ボタン、
およびすべての状態表示灯が点滅します。
1 消去切替スイッチを「全部」側にし、モード切替スイッチを登録消去モードにする
●「ポン、全消去モードです 登録機器をすべて消去する場合は消去実行ボタンを押してください」
が鳴ります。
●発信器・送信器が登録されている状態表示灯が点滅します。
2
注
2
1
第
2
章
こ
ん
な
こ
と
も
で
き
ま
す
・受信器に何も登録されていない場合は、メッセージは鳴りません。
2 消去実行ボタンを1秒間長押しする
●「ピー、登録全消去しました」が鳴ります。
●点滅していた状態表示灯が1秒間点灯します。
長押し
1秒以上
35
36
2.2
送信器の登録エリアを変更したい場合は
●下記の送信器は登録エリアを変更することができます。
例えば、
「窓1用」に使用していた窓センサー送信器を「窓2用」に変更するときなどに操作します。
登録エリアを変更できる送信器
変更可能な登録エリア
窓センサー送信器(ECD3470A・H)
(ECD3470AP・HP)
窓ガラス破壊センサー送信器(ECD2490A・H)
(ECD2490AP・HP)
別売の停電バックアップ電池を使用する場合は
つづく
2.3.1 停電バックアップ電池について
●この商品は停電時、
自動的に停電バックアップ電池に切り替わり、完全充電状態で約30分間
警戒することができ、30分以内に異常を検知した場合は、約5分間警報動作が可能です。
● 停電バックアップ電池は48時間充電すると、
充電完了です。
ドア・窓センサー送信器(ECD2472A・H)
ドア・窓センサー送信器(防沫形)
(ECD24721A・H)
注
窓1/窓2
2.3
玄関/窓1/窓2
(停電バックアップ電池は充電が必要です。)
● 停電バックアップ電池は徐々に劣化しますので、
2年に一度必ず交換を行ってください。
・受信器への消去・再登録は必要ありません。
・受信器のモード切替スイッチは動作モードのままで変更できます。
● 長時間使用しない場合は、
停電バックアップ電池のコネクタをはずしてください。
電池を入れたままで放置すると充電しても使用できなくなるおそれがあります。
1 登録するエリアを変更する送信器の「エリアスイッチの設定」を変更する
〈ECD3470A・H/ECD3470AP・HP/ECD2490A・H/ECD2490AP・HPの場合〉
危険
1 電池カバーをはずす
ECD3470H
電池カバー
2 エリアスイッチの設定
送信器を登録するエリア(場所)を設定します。
CR2032
禁止
窓1
窓2
3
CR2032
2
セキュリティ受信器専用の充電式電池です。
この機器以外に使用しない。
火への投入、加熱をしない。
分解・改造をしない。
第
2
章
こ
ん
な
こ
と
も
で
き
ま
す
液もれ・発熱・破裂の原因となります。
3
図はECD3470Hの場合
〈ECD2472A・H/ECD24721A・Hの場合〉
1 設定部カバーのネジをはずし、設定部カバーをはずす
ネジ
設定部
カバー
ECD2472A
ON
2 エリアスイッチの設定
送信器を登録するエリア(場所)を設定します。
1 2 3 4
玄関
3 4
窓1
3 4
窓2
3 4
ネジ
2 送信器の電池を入れ直す
3 ドアや窓を何度か開け閉めする
●変更したエリアの状態表示灯が点灯すれば、変更完了です。
37
38
2.3 別売の停電バックアップ電池を使用する場合は(つづき)
2.3.2 停電バックアップ電池のセット
注
・登録時は埋込型ACアダプタを差し込んで登録してください。
停電バックアップ電池だけでは充電切れが起こり、登録できない場合があります。
1 受信器をはずす
本 章 で は 、Q & A( よくあるご質 問 )や 設 定 内 容 記 録 用 紙 など、
2 埋込型ACアダプタから
コネクタ付リード線をはずす
●上にあげて、手前にひいてください。
2
3 その他
受 信 器 の 設 定 を 行う上 で 役 立 つ 補 足 的 な 内 容 を
埋込型
取付金具
ACアダプタ
受信器
提 供 さ せ て い た だ きます 。
1
101
ECD5
101
ECD5
3.1 登録・設定時のトラブル処置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 1 ∼ 4 4
3.2 用語集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 5
コネクタのはずし方
1.フックからコネクタ付
リード線をはずす
3.3 登録内容記録用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 6 ∼ 4 9
2.押しながら引き抜く
● 3.3.1 / 暗証番号設定シート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 6
● 3.3.2 / 発信器・送信器登録設定シート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 7 ∼ 4 8
● 3.3.3 / 警戒セット・解除発信器登録設定シート・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 9
フック
3 電池カバーをはずす
ドライバー
4 停電バックアップ電池をセットし、
電池カバーを閉める
電池カバー
受信器裏面
5 埋込型ACアダプタのコネクタ受けに
受信器裏面のコネクタ付リード線を
差し込む(手順 2 参照)
39
6 埋込型ACアダプタの取付金具に
受信器を取り付ける
40
3.1
つづく
登録・設定時のトラブル処置
●機器トラブルが起きたときなど、故障かな?と思っても、修理を依頼される前に一度下記の表
で症状をご確認ください。なお、これらの処置をしても問題が解決されない場合、機器が故障
していると判断された場合、および該当項目がない場合は、当社に相談してください。
発 信 器・送 信 器 の 登 録
1. 特定の発信器・送信器が登録できない
状 態
処 置
複数の発信器・送信器のうち、特定
の発信器・送信器が登録できない。
発信器・送信器ごとに確認項目が違います。
「発信器・送信器の故障確認」を参照し、該当する品番
の処置を確認してください。
(43ページ参照)
発信器・送信器は動作( 動作表示
灯点灯や操作音鳴動など)するが、
登録できない。
発信器・送信器の周波数チャンネルを確認し、受信器と
異なる場合は合わせてください。
発信器・送信器を移動させると登録
できる。
受信器まで電波が届いていません。
発信器・送信器を移動させてください。
2. すべての発信器・送信器が登録できない
状 態
処 置
発信器・送信器は動作( 動作表示
灯点灯や操作音鳴動など)するが、
登録できない。
発信器・送信器の周波数チャンネルを確認し、受信器と
異なる場合は合わせてください。
受信器の電源表示灯が点滅していない。
受信器を登録モードにしてください。
(18ページ参照)
発信器・送信器を動作させていない
のに、受信器の受信モニターが点灯・
点滅している。
受信器が周辺ノイズの影響を受けています。
受信モニターが消灯する周波数チャンネルに変更してく
ださい。
動 作しな い
1. 受信器が動作しない
状 態
処 置
受信器の電源表示灯が点灯しない。
ブレーカーを「入」側にしてください。
受信器の電源を入れると、警戒ボタ
ン、報知ボタンおよびすべての状態
表示灯が点滅する。
正常です。
出荷時状態(発信器・送信器が未登録)で電源を入れた
場合の表示です。
発信器・送信器の登録や設定を行ってください。
3. 特定の発信器・送信器を動作させたときに受信器が動作しない
状 態
処 置
発信器・送信器は動作( 動作表示
灯点灯や操作音鳴動など)するが、
受信器が動作しない。
発信器・送信器の周波数チャンネルを確認し、受信器と
異なる場合は合わせてください。
発信器・送信器を移動させると受信
器が動作する。
受信器まで電波が届いていません。
発信器・送信器を移動させてください。
4. どの発信器・送信器を動作させても受信器が動作しない
状 態
処 置
発信器・送信器は動作( 動作表示
灯点灯や操作音鳴動など)するが、
受信器が動作しない。
発信器・送信器の周波数チャンネルを確認し、受信器と
異なる場合は合わせてください。
発信器・送信器を動作させていない
のに、受信器の受信モニターが点灯・
点滅している。
受信器が周辺ノイズの影響を受けています。
受信モニターが消灯する周波数チャンネルに変更してく
ださい。
正常に動作しな い
状 態
処 置
発信器・送信器を登録できたが、電
波到達確認モードで受信できない。
電波到達確認モードでは受信器の受信レベル(感度)
を下
げています。
実際の使用中に電波が届かない場合がありますので、発信器・
送信器を移動させてください。
発信器・送信器を動作させていない
のに受信器が動作する。
窓センサー送信器、
ドアセンサー送信器、門扉センサー送
信器、およびドア・窓センサー送信器のマグネットが正しく
取り付けられているか確認してください。
発信器・送信器を動作させたときに、 発信器・送信器を受信器に登録してください。
受信器に表示されない。
(17ページ参照)
受信器を出荷時状態に戻した い
状 態
処 置
発信器・送信器および警戒セット・
解除発信器を消去したい。
消去モードにします。
消去方法は、全消去、個別消去のパターンから選ぶことが
できます。
(33ページ参照)
暗証番号なしにしたい。
暗証番号設定モードにして、暗証番号を消去してください。
自動的に暗証番号なし設定になります。
(28ページ参照)
2. 特定の発信器・送信器が動作しない
状 態
処 置
特定の発信器・送信器が動作しない。
発信器・送信器ごとに確認項目が違います。
「発信器・送信器の故障確認」を参照し、該当する品番
の処置を確認してください。
(43ページ参照)
41
42
3
第
3
章
そ
の
他
3.1 登録・設定時のトラブル処置(つづき)
異常表示
状 態
処 置
受信モニターが常時点灯・点滅する。
受信器が周辺ノイズの影響を受けています。
受信モニターが消灯する周波数チャンネルに変更してください。
受信器の電池切れ表示灯が
点灯する。
発信器・送信器の電池切れが発生しています。確認ボタンを押
して該当発信器・送信器を特定し、発信器・送信器の説明書に
したがい、電池の交換を行ってください。
(取扱説明書「5.1電
池切れ表示灯やシステム確認表示灯が点灯した場合は」参照)
受信器のシステム確認表示灯が
点灯する。
確認ボタンを押して異常内容を確認してください。
(取扱説明書「5.1電池切れ表示灯やシステム確認表示灯
が点灯した場合は」参照)
発 信 器・送 信 器 の 故 障 確 認
●ペンダント発信器(ECD2305)
●壁掛発信器(ECD2308)
状 態
押ボタンを押したときに、発信表
示 灯が点 灯しない、または操 作
音「ピッ」が鳴動しない。
処 置
電池を正しく入れ直すか、交換してください。
状 態
処 置
検 知 範 囲 内に人がいないの
に動作する。
熱線センサーは、検知範囲内の温度変化分(3℃以上)
を検知
します。検知範囲内に温度変化する物体や、動く物体があると
動作します。
送信器の説明書にしたがい、周辺環境を見直してください。
上記対処をしたが動作しない。
電池を正しく入れ直すか、交換してください。
(ECD3470AP・HP)
●窓センサー送信器(ECD3470A・H)
(ECD3472A
・
H)
(ECD3472AP・HP)
●ドアセンサー送信器
(ECD3474AP・HP)
●門扉センサー送信器(ECD3474A・H)
●ドア・窓センサー送信器(ECD2472A・H)
(ECD24721A・H)
●ドア・窓センサー送信器(防沫形)
状 態
処 置
受信器の状態表示灯が点灯し、
ドアや窓の開閉を検知できな
い。
本体用マグネットが正しく取り付けられていない可能性があります。
送信器をテストモードにして、マグネットの検知範囲を確認してく
ださい。詳しくは送信器の説明書を参照してください。
上記処置をしたが動作しない。
電池を正しく入れ直すか、交換してください。
状 態
●接点入力送信器(ECD2411)
状 態
接続機器を動作させたときに、
送信灯が点灯しない。
処 置
3
●警戒セット・解除発信器(ECD3320・ECD3320P)
電源ボタンを押したときに、電源
表示灯が点灯しない、
または操
作音「ピッ」が鳴動しない。
処 置
第
3
章
そ
の
他
電池を正しく入れ直すか、交換してください。
電池を正しく入れ直すか、交換してください。
(ECD3420A・H)
(ECD3420AP・HP)
●熱線センサー送信器(屋側用)
状 態
処 置
電池を入れてすぐに動作しない。
電池を入れた後、約30秒間は検知動作ができません。
30秒以上経過するまでお待ちください。
一度検知するとしばらく検知し
ない。
一度検知した後、約10秒間は検知しません。
10秒以上経過するまでお待ちください。
送信器側で音色設定Aまたは
音色設定Bに設定しても、動作
表示灯点灯後に音が鳴らない。
受信器が非警戒状態になっています。
受信器を警戒セットまたは報知セット状態にしてください。
検知範囲内で動いても動作し
ない。
熱線センサーは、検知範囲内の温度変化分(3℃以上)
を検知
します。人体と周辺の温度差が少ない場合や、検知範囲内に
障害物がある場合などは検知できません。
送信器の説明書にしたがい、周辺環境を見直してください。
43
44
3.2
3.3
用語集
用 語
意 味
登録内容記録用紙
●設定後、お客さまの控えのため、
「 暗証番号設定シート」、
「 発信器・送信器登録設定シート」、
および「警戒セット・解除発信器登録設定シート」に設定内容・登録内容を書き込んでお使い
ください。
警戒セット状態
報知セット状態
非警戒状態
ができます。
(取扱説明書の21∼24ページ参照)
3.3.1 暗証番号設定シート
モード
受信器の動作状態を「モード」と言います。
暗証番号を登録した場合は下欄に記入してください
受信器の状態のことで3種類のいずれかを選択できます。
つづく
それぞれのボタンを押すことでワンタッチで状態を切り替えること
受信器を次のそれぞれの動作状態にして、登録や設定、電波確認
などを行います。発信器・送信器を登録するには「登録モード」、
登録した発信器・送信器からの電波の到達を確認するには「電波
到達確認モード」、
暗証番号を設定するには「暗証番号設定モード」、
発信器・送信器の登録を消去するには「登録消去モード」、通常の
使用時は「動作モード」にします。
警戒開始遅延時間
警戒セットしてから実際に警戒を開始するまでの時間(5分間固定)。
警戒開始遅延時間内に玄関や敷地に登録された送信器から送信さ
れた防犯異常信号は無視されます。
たとえば玄関は、警戒をセットしてすぐに警戒状態に入ってしまうと
外出時に警報発生してしまうため、警戒開始遅延時間が設定されて
います。
予備警報
防犯警戒中に玄関に登録された送信器からの防犯異常信号を
3
受信してから、防犯警報に移行するまでの状態。
予備警報時間
第
3
章
そ
の
他
予備警報の時間(1分間/5分間)。この時間内に警戒解除操作を行
えば、防犯警報には移行しません。
電波到達確認
発信器・送信器の電波が確実に届くかどうかを確認する機能です。
セキュリティ電波
ECD品番の発信器・送信器が使用する「小電力セキュリティシス
テム電波」のこと。
最大10mWの送信出力を持つため、ECE品番の発信器・送信
器より電波到達信頼性が高いのが特長です。
使用周波数 CH1(426.7625)MHz
CH3(426.7875)MHz
CH5(426.8125)MHz
CH7(426.8375)MHz
一部警戒
45
戸締りされていない窓を除いて警戒セットされた状態。戸締り
がされた時点でそ の窓も警戒状態になります。就寝前など、一
部の窓だけをしばらく開けておきたい場合に便利です。
( 取扱
説明書の27ページ参照)
46
3.3 登録内容記録用紙(つづき)
3.3.2 発信器・送信器登録設定シート
エリア
(例)玄関
登録番号
発信器・
送信器の品番
1
ECD3472A
設置場所
玄関
エリア
登録番号
発信器・
送信器の品番
設置場所
設置場所が特定できるように記入してください。
※例:2階の東側窓 など
3
第
3
章
そ
の
他
47
48
3.3 登録内容記録用紙(つづき)
3.3.3 警戒セット・解除発信器登録設定シート
(所有者の欄には“お父さん”など、その警戒セット・解除発信器を所持している人を書き込んでください。)
使用台数
所有者
1台目
2台目
3台目
4台目
5台目
6台目
7台目
3
第
3
章
そ
の
他
49