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(ユビキタス社会における未来医学<特集>)ユビキタス社
会における医療機器安全の考え方−バーコードからICタ
グ利用への課題−
酒井, 順哉
未来医学, 未来医学(20):32-41, 2005
http://hdl.handle.net/10470/10891
Twinkle:Tokyo Women's Medical University - Information & Knowledge Database.
http://ir.twmu.ac.jp/dspace/
…二…
鰯綴騒 鰯灘
１灘騒 灘 ■ 二二二 二 二
１
護 た
乎 成 狢 年 （２⑪⑪３ 年） μ葦 か ら 診 蘇 群 分
、
類 （脳豊騨 磯１
§ 冷⑪ｃ純 鮒 ｃｏ㎝ 脇 餐蜘 ポ
閉 ｃ） に
よ 慈 包 播 評 棚 支 払 制 度 が 持 定 機 錐 繍 蜘 二壕 入 慈
新 素 材 鰯 発、
扱、 今 後、 展 閥 病 院 へ 拡 大 す る こ と が 繁 懲 慈 扱
臓 辺玉η 麦 術 の 患 遼 な 発 展 に よ り、 新 規 医 療 機 器
る 二 と か ら、 ク リ ニ 勿 ル パ ス を 穣 糠 榊 二 導 入 し、
や 医 療 材 料 な ど の 医 療 縄 異 が 鰯 発 き れ、 健 兼 で
蟹 薬 総 や 医療 材 料 な ど の 隆 療 欝寿拘 ズ μ 化 や
は 不 硝 馨で あ っ た 診 鮒 ・ 捻 療 由 季 術 な ど に 多 大
入 院 夜 院 讐 数 の 短 縮 が 病 院 縫 営 陶、を
二の た め に 不
な 霞 献 を 果 し て い る。
琢 欠 の 条 件 と 凌 っ て い る。
今 ８ の ヱ レ タ ト 狽 ニ タ ス 技 術、
医 療 機 議 の 製 遺 ・ 販 売 に は、 医 擦 機 器夢）有 効
こ の よ う な 医 療 安 全 の 鰭 燦 と 病 院 縫 鴬夢滴 上
健、 安 全 僅 殴 び 晶 質 に 関 し て、 厚 生 労 働 竃 の 許
を 実 現 す る た め、 環 在、 大 学 鵜 院 を 締 沁 に 導 入
可 邊 承 認 が 硲 要 で あ り、 厳 し い 製 造 管 理 及 び 晶
が 進 震 して い る 電 予 加 け シ ス テ 幻 は び濠 療
質管躍下で隆療機器 が帝販されているが
資 材 物 滅 管 耀 シス テ ム が あを
）、 露 療 蝿 鳩 で 籍 生
、
一都
の医療鰯機器において不良 山 パ や構遺欠纐に
し て い る 様 々 な 鰭 報 を 藷 積 １ 分 概 し、 綴 撚 の 薦
起 園 す る 不 具 合 に よ り 医 療 噂 敬 が 発 生 し て い る。
る 医 療 を 実 践 す る 動 慈 の 吻 で肯 ｋ ノ」 と
そ の 帝 で、 医 療 ス 夢 ツ フ が 医 療 機 器 や 隆 療 材 料
を 斌 応 付 け る た め の 標 準 従 の 整 鱗、
な ど夢）医 療 用 鼻 の 操 作 方 法 や 取 り 搬 い 上 の 注 慈
２次 元 シ ン ポ ル． 肥 歩 グ （正 武 に は 灘 棚 ： 髄 碗
事 項 を ト分 に 掘 掻 し て い 恋 いこ
二と
＝に よ る 不 遼 正
紛 閑 鵬 鮒ｙ 滅 餓 繍ｃ磁 ㈱） な ど の ヂ ー 潔 キ ャ り ア
騰 報」
バ ー ｝一ド
、
使 用 や、 医 療 機 欝 の 繰 守 点 験 の 未 実 穐 ・ 老 朽 化
（銭 臨 ｃ ㎞ 竈罫）
に糧困すると
＝懸 わ れ る 隆 療 療 紋 も 発 生 し て い る
メ ン ト （ＳＣ 燃 ： Ｓ独夢威ｙ Ｃ気拙蘂 滅 鋤 羅祭竈㎝竈 滅） の
王）
導 入 が 注 昌 を 集 め て い る。
。
３婁
の 減 閑、 サ ブ ラ イ チ ュ ー ン マ ネ ジ
表 剰嚢勢Ｎ 脳
洲 蹄
ユピ膏 伸 飢 砺 奉療機器 函 雇 憂 豆
今 鰯、 医 療 機 関 ・ 医 療 薬 界 で 医 療 の 安 金 や 物
流 含 耀 化 に お い て 遼 緩 して い る 医 療 町 の 蝿状 と
と もに
今後の隆療分野におけるバーコー ドや
、
し、 隆 療 安 全 の 確 保 と 病 院 経 営 の 陶 ｝
の繭 醐二
．二
役 立 つ軸
こ の 考 麦 方 は、
概 に 米 鰯 の Ｗ
敏 慧ｎｓ 鮒 窪ｉｒ§
晦 破わ Ｓｙ 搬 鰍 に よ り 綾 蔽 さ れ、 シ ス テ ム 投 欝 以
ＩＣ 奴 グ 利 贈 へ の 課 纏 に つ い て 努 察 し た。
、
上 の 効 耀 奄 生 む こ と が 確 総 さ 枇 て い る鰺
コ ）爽
綴 実 駿 は、 無 線 型 肥 と バ ー コ ー ド ・ ス キ ャ ナ ー
で 暖 薬 品 を 搬 与 す る 滋 に 王鰯 分 の 匿 艦 晶 を 患 密
医 癬 機 関 に お け る 医 薬 繍 ・ 医 療 材 料の 物 流 轡
の 処 方 記 録 ＆ ク り ス チ ェ ッタ す る 運 用 方 漆 で あ
誤 っ た 医 薬 緑 の 投 与 が ７５ 茄 減 、 嚴 用 量 ミ ス
躍 の 実 践 は、 既 に２０ 隼 ほ ど 滋 か ら 先 駆 的 医 療 機
り、
関 で 闘 始 さ れ て 慈 た。
が ６３ ％ 滅、 患 者 の 澆 乱 を ９３ 鮭 で 下 降 し た こ と
医 薬 晶 の 物 流 管 理 は 薬 翻 部 に よっ て 患 者 単 位
で 管 理 さ れ、
入 院 に お い て は処 方 ・ 注 射 オ ー ダ
が 綴 告 さ れ て い る２）。
こ の 報 告 を 受 け て 、 Ａ 河Ａ （Ａ 狐ｅす１ｃ鋤
腕 ｓｐ ぬ至
に 従 っ た 患 者 一 本 渡 し に よ り 供 給 さ れ る た め、
Ａｓｓｏｃｉ鼠を
ｉｏ狐）
医 療 安 全 に 責 鰍 し た。
蝿 で 隆 療 製 晶 識 別 を バ ー コ ー ざ で 行 う こ と は、
し か し、 医 療 材 料 に お け る 物 流 鷺 理 は、 材 料
部 で 各 医 療 欝 材 の 発 注 や 納 隷 確 識 や、 腿 療 欝 材
は、
平 成 王堪 隼
（２００２ 年）
に 医療 現
患 者 の 安 全 燈 を 改 善 し、 蟹 療 ス タ ッ フ の 効 率 化
に 買 献 す る ＆ の ス 夢 ン ス を 表 明 し た。
の綴質維祷のために傑存夜庫鐙 を窟鰯約に確認
米 鰯 ぎ互
）Ａ は、 隆 癬 鱗 敵 の 増 加 が 医 療 ス 夢 ツ フ
す る な ど 籍 務 的 な 作 薬 に 留 畿 ・） て い た 曲 そ の 後
、
の 隆 糠 欝 材 鞭 り 違 い で 鯉 こ る こ ＆ を 蟹 概 し、 病
各 瀞 門 の 遼 数 配 髄 を 行 い、 カ ー ト 交 擬 方 武 に よ
院 に お け る 譲 投 や 処 方 ミ ス を 防 ぐ 鰯 胸 で市 製 薬
り 医 療 現 場 の 棚 郷 しや 先 人 れ ・ 兜 艶 し か ら 闘 救
大 季に 斌 して 医 家 肉 け 贋 灘 品 に バ ー コ ー ド 奄欄
し た が、 未 使 燭 欝 材 の 物 流 鐙 が 幾 く、
り 込 む こ と を 義 務 づ け る 方 針 を 決 め た。 蹴 に、
滋
臓 材
の 輯 セ ッ ト 化 の 手 闘 が 発 坐 す る ば か り か、 患 禽
大 手 麟 薬 会 枕 で は 医 薬 晶 の 種 類、 製 瀧 元、 局 嗣
鰯々の使用チ叉ツク嚢 でを朗確にするものでは
蟹 の 構 報 を 定 め る ナ シ 蟹 ナ ル ・ ドラ ッ グ・ コ ー
な か っ た
、
ド （ＮＤＣ） と、 有 効 郷 凝、 繊 荷 番 号 の ３点 を バ
ー コ ー ド や 欄 （胎 叙ｃｅｄＳ照ｃｅＳ５㎜わｏ
亘
ｏ 駆） で
ここ
二で、 医 薬 晶 。 医 療 材 料 に 共 通 す る 医 療 安
全 や 物 流 管 理 を 行 う 上 で の 最 大 の 悶 題 点 は、
ノ」 と
ぽ
囎 報」 の 対 応 付 け が 翅 当 者 に よ る 確 認
に 依 存 し て お り、 機 械 約 に チ ェ ッ ク す る 嚢 で に
欄 り 込 み、 病 院 に お け る 患 者 の 処 方 内 容 を コ ン
ピュ ー タ で チ ェ ッ ク す る 際 の 有 効 利 鰯 を 概 能 に
し て い る。
こ こ で、
至 っ て い な い こ と で あ る。
特 記 す べ 慈 こ と は、 医 薬 晶 繭 晶 コ ー
こ の 闘 懸 を 解 決 す る 方 法 と し て、 隆 療 欝 材 の
ドの標準化を図ること
＝と、 隆 薬 繍 個 鞍 に 双鵠 な
悩 装 に バ ー コ ー ド表 添 す る 隆 療 欝 材 物 流 轡 理 シ
ど の 多 殺 バ ー コ ー ド を 使 閑 し、 機 械 約 な 安 余 チ
ス ヂ ム を 導 入 し、 隆 療 現 鳩 に お い て 忠 煮 に 使 閑
ェ ック シ ス テ ム で 隆 療 の 安 金 を確 保 し た こ を で
した 隆癬 欝 材 と 務 ら か じ め 隊 節 か 島 猶 示 慈 れ た
あ る
医 療 欝 材 と１ 療 タ 賦 ス チ ュ ッ タ し中
。
そ の 僧 搬 を 篭
予 カ ルヂ シス タ ム に 診 療 履 歴 と
＝して 紀 録 する こ
＆ で、 医 糠 欝 材 の 取 り 逮 い を 防 ぐ 怒 け で な く、
医 療 材 料０）受 発 注 や 納 品 薬 務 を 迅 遼 か つ 正 確 に
厚 埜 奮 （蟄 時） は 乎 成 ／至隼 （１§９９ 隼） ４ 月、
凍幾駿 饗 蜘２Ｃ ２⑪Ｏ綿
３３
鰯鰯鰯鰯騒
畷
「
一
二
二
「診 療 録 等 の 電 子 媒 体 に よ る 保 存 に つ い て パ 政
セ ン ト を 確 保 で き る だ け で な く、 医 療 機 関 に お
発 第 ５１７ 号 、
保 発 第 ８２ 号 通 知）
いて電 子的に統合された診療傭報を医療スタッ
を 通 知 し、 今 ま で 紙 媒 体 で 傑 存 を 義 務 づ け て い
フ 間 の 清報 共 有 や コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン で活 閑 さ
た 診 療 録 を
、
れる こ と で
業 務 連 携 の 尚 上 や 医 療 事 赦の 防 止
、
医 薬 発 第 ５８７ 号、
真 正 牲 ・ 毘 読 健 ・ 保 存一性 の ３ 条 件
を 満 た す こ と を 条 件 に、 電 子 媒 体 の み の 診 療 録
に 役 立 つ。
の 記 録 ・ 保 存 を 容 認 し た３〕。
さ ら に、
電 予 カ ル テ シス ヂ ム で 扱 わ れ る 鰯 語 ・ コ ー ド
前 述 した よ う に 篭 子 カ ル テ シス テ ム
を 医療 資 材 物 流 管 理 シ ス テ ム と
＝連 動 さ 遼 る こ と
＝
の 標 準 化 推 蓮 に 関 し て、 （財） 医 療 情 報 シ ス テ ム
で、 病 院 経 営 の 向 上 や 病 院 機 能 分 析 に 大 い に 責
鰯 発 セ ンタ ー
献 す る こ と＝ が 熊 袴 で 窪 る。
（Ｍ ＥＤ互Ｓ−Ｄ Ｃ）
は、
医 療機 関の 有
知 識 者 と 緩済 塵 業 省 ・ 厚 生 労 働 省 の 関 係 者 で 構
成 す る 用 語 ／ コ ー ド 標 準 化 委 輿 会 を 組 織 し、 電
子 レ セ プ ト や 電 子 カ ル テ シ ス テ ム に 活 用 で窪 る
ＩＣ Ｄ−１０
わ が 国 に お け る 医 療 冒 的の バ ー コー ド の 利 用
（Ｉｎｔｅ 獅 凄ｄｏ建ａｌ Ｓｔａｔ
三ｓむｃａ茎 Ｃ王ａｓｓ 滋 ｃａ乏
三〇貝 ｏｆ
Ｄ１ｓｅａｓｅｓ 鰍ｄ
病 名 マ ス タ、
晶 マ ス タ、
蝸 ａｔｅｄ Ｈｅ劃 齢
汽ｏもｌｅ 燃 一至Ｏ）
標 準 季 術 ・ 処 置 マ ス タ、
標 準
標 準 医 薬
標 準 臨 床 験 査 マ ス タ、 標 準 隆 療 材 料
は
、
患 者 の リ ス トバ ン ドや 医 療ス タ ッ フ の ネ ー
ム プ レ ー ト
、
臨 床 検 査 の 採 血 管、
医 療 材 料、
医
療 機 器 に 鰯 有 の バ ー コ ー ド を 付 け る こ と で、「人ｊ
デ ー タ ベ ー ス な ど 標 準 マ ス タ を 闘 発 し
、 イ ン タ
や 「そ ノ」 と 「情 報」 の 照 含 に 使 わ れ る よ う に
ー ネ ッ ト に よ る ダウ ン ロー ドサ ー ビ ス
（ｈ ゆ：〃
な っ た が、 標 準 化 の 稚 進 は 各 製 造 榮 者 ／ 輸 人 販
ｗ ｗ，榊ｅ６三ｓ．ｏｒ 加／４−ｈｙｄ 卿 ／ｄｏｗｎｌｏａａ／）
を 行 っ
売譲者
各 医 療 機 関 での 必要 憧の 相 違 か ら 最 近
、
て い る 里〕
。
電 子 カ ル テ シ ス テ ム は、
豪 で 大 慧 な 遼 展 は な く、 一 部 の 医 療 機 関 に お け
紙 で 記 録 し た 診 療 録
を 単 に 電 子 化 す る だ け で あ 叔 ば、 大 き な 導 入 効
る タ ロ ー ズ シ ス テ ム で あ つ た。
医 療安 全の 確保 と 病院 経営 の向 上 を図 るに
累 は 期 待 で き な い が、 電 子 カ ル テ シ ス テ ム の 端
は、 医 療 用 語
ほ 一 ドの 標 準 化 と 各 種 げ を べ 一
末 函 面 を 使 っ て 患 春に 診断 や手 術 方 法 を 説 粥 す
ス と し て、 診 断 ・ 治 療 枝 術 に 関 す る 医 療 技 術 詳
る こ二 と で 分 か り 易 く 的 確 な イ ン フ 方 一 ム ド コ ン
棚、
脇 Ｍ （Ｅｖｉｄｅ藪ｃｅ−ｂａｓｅｄ Ｍｅｄｉｃ１鮒 ）、 診 療 成
績の積極的な開 示
病院の診療機能の第三者機
、
関 に よ る 評 棚 二耐 免 る 運 用 が 必 要 で あ る。
特 に、
医 薬 晶、
医 療 機 器、
療 資 材 に つ い て は、
医 糠 材 料 な ど の 医
製 造 か ら 消 費 豪 で に 一
一貫 し
て 利 用 で き る 「モ ノ」 と 「傭 報」 を至 対１ に 対 応
付 け るこ
二と が 珂 能 な 国 際 的 に 整 含 性 の あ る 標 準
マ スタ とバ ー コ ー ドを 活 用 した 物 流 シ ス テ ム と
安 全 チ ヱ ッ ク シ ス テ ム と の 連 動 が 必 要 で あ っ た。
この よう な 状 況下
の 工業 会 ／ 協 会 を 傘下
、 ！９
に お く 日 本 医 療 機 器 関 係 団 体 協 議 会 が、 医 療 菜
界 物 流 の 合 理 化 と 医 癬 の 安 全 牲 向 上 を 目 指 し て、
医 療 材 料 の 商 晶 コ ー ド にＪＡＮ （
Ｊａｐ㎝ｅｓｅ Ａ 欣玉ｅ
３４
兼 薬１嚢学 Ｎ軌２⑪ ２㊧⑪５箏
芽ｕ下ｏ臨董 燃嚢麟塵萎葦議麓
ユ ビキタス社会 における 医療機器 安全の 琴え方 一
壌 ２
Ｎ ㎜ ｂｅｒ
）（国 際 的 に は
Ｎ ｕｎ三ｂｅｒ）
、
ＵＰＣ
眺
医 榛寿 嚇幸 テ ー タ ベ ー ス の トッ プ ペ ー ジ １ｈ賞ｐ＝〃ｗ ｗｗ．
Ｉ独
ぬ ’Ｓ≡圭嘗 腕 ｐ 昌ｓ冒ｊ
（Ｅ泌ｏ㎎ ㎝ Ａ㎞ｃ
至
ｅ
（Ｕ ㎞ ｖｅζｓ誠
肝 ｏｄ蔵ｃ恕 Ｃｏｄｅ）
を 含 む） を 使 う と と も に
、 医 療 材料 の 外
箱 ・ 中 箱 ・ 個 装 （使 用 単 位） に 「有 効 鰯 隈
／ 使 用 期 限」、 「数 量」、 「ロ ッ ト 番 号」 ま た
は 「シ リ ア ル 番 号」 を ＵＣＣ／ ㎜ 一
ユ２８バ ー コ
ー ドで 表添 す る こと を 業界 標 準化 と する
嘔 療 材 料 商 晶コ ー ド・ バ ー コ ー ド標 準 化 ガ
イ ド ラ イ ン」 を 平 成 １至 年 （１９９９年） ９月 に 策
定 した
（図 １）５〕。
医療材料 に表示されるこ とになったバ ー
コ ー ド ＵＣＣ／ ㎜ 一１２８ は 外 箱 ・ 巾 箱 ・ 個 装 の
椙違にか かわらず
同一種 類の医療材 料に
、
は商品コー ドを統一する点 で
、 後述する 医
療 材 料 デ ー タ ベ ー ス の 検 索 の 容 易性 と 物 流 で の
有 す る 医 療 材 料 の ア イ テ ム 数 を １００００ ア イ テ ム
，
混 乱 防 止 を 可 能 に し て い る。 こ の 点 は
、
日 用 雑
と し て も、 そ の ２０ 倍 の 登 録 数 で あ り、 登 録 内 容
貨 や 医 薬 隷 の バ ー コ ー ド 狙Ｎ が 流 遼 目 的 の み を
の 精 度 が 上 がる こ と で デ フ ァ ク ト ス タ ン ダ ー ド
意 識 し た 商 紬 コ ー ド で表 示 さ れ る こ と に よ り
、
棚 包 形 態 が 巽 な る と 同 一 種 類 で も バ ー コ ー ドお
と して 関 係 業 界 およ び病 院 で 利 用 す る こ と が 鰯
待 で き る。
よ び 商 品 コ ー ド が 変 わ る 閥 題 点 を 払 拭 し て い る。
一 ガ、 医 療 機 器 は 医 療 材 料 の よ う に デ ィ ス ポ
日 本 医 療 機 器 関 係 団 体 協 議 会 が 策 定 し た 「医
サ ー ブ ル ま た は 単 園 使 鰯 で は な く、 再 使 用 さ れ
療 材 料 商 晶 コ ー ド・ バ ー コ ー ド 標 準 化 ガイ ドラ
ィ ン」 で 規 定 し た 医 療 材 料 コ ー ドＪＡＮ と バ ー コ
る 隆 療 資 材 で あ る。
製 造 業 者 ／ 輸 入 販 売 業 者、 病 院、 第 三 考 機 関
ー ド ＵＣＣ／ＥＡＮ一王２８ の 清 報 は 、 Ｍ ＥＤＩＳ−Ｄ Ｃ で 構
の委員で構成す る８本医科欝械学会・医療用具
築 し た 医 療 材 料 デー タ ベ ー ス の 内 容 と 整 含 性 を
コ ー ド 標 準 化 委 員 会 は、 平 成 王雀 年 （２００２年） ５
保 ち、 「モ ノ」 と 「傭 報」 の 正 確 な 対 応 が 可 能 と
月 よ り 既 に 標準 化 し て い る 医 療 材 料 の 商 晶 コ ー
な る
ドお よ びバ ー コ ー ド表 示 の 仕 様 を 参 考 に
、 医療
。
現 在、 医 療 材 料 の ア イ テ ム 数 が 権 定 ３０万 ア イ
機 器 の 標 準 化 仕 様 に つ い て 検 討 し た。 検 討 の 結
テ ム と 医 薬 晶 に 鈍 し て 極 め て 多 い こ と に 加 え、
果 、 バ ー コ ー ド に は ＵＣＣ／ＥＡ一王２８ を 用 い
商 晶
、
そ の 申 に は 後 継 晶 種 と の 入 叔 替 え が 早 いこ
１と か
識 別 を 表 すＪＡＮ とＩＤ を 示 す シ リ ア ル 番 号 を 最 小
ら、 各 製 造 菜 者 が 供 給 す る 医 療 材 料 を グ ロ ー バ
限 の 表 示 項 昌 と し、 病 院 ユ ー ザ ー に よ る 活 用 を
ル な ス タ ン ス で 商 晶 コ ー ド 登 録 ・ 公 開 で き る 医
考 慮 し て 医 療機 器本 体の 正 繭 や狽晒 に Ｄ 識 別 の
療 材 料 デ ー タ ベ ー ス を 平 成 至２年 （２０００ 隼） ！２ 月
た め の バ ー コ ー ド表 示 を 行う 方 策 を
、 平 成 １５年
か ら Ｍ ＥＤＩＳ−ＤＣ で 開 始 し た
（２００３ 年）
（図 ２）。
平 成 １７ 年 （２００５ 年） １月 ２３ ヨ 現 在 で、 参 蜘 協
力 企 業 が ３６６ 杜
、
公 闘 ア イ テ ム 総 数 は ２８７４８王 ア
，
イ テ ム と な っ た 。 こ の こ と か ら、
医 療 機 関 で 保
閉 に
嘔 療 機 器 商 緑 コ ー ド・ バ ー コ
ー ド 標 準 化 に 関 す る 学 会 擬 案」 に ま と め
、 業界
）
団 体 ヘ ガ イ ド ラ イ ン の 策 定 を 要 請 し た （図 ３）６
。
著 者 ら が 平 成 互５ 年 （２００３ 年） に 医 療 機 器 本 体
未 来 襲 学 脹疵２０
２０⑪５卒
３５
鰯霧麟鰯翻 鰯 畷
「
≡
１
皿……
…
＿一 一
へ の バ ー コ ー ド 表 示 仕 様 に 鰯 待 す る６９施 設 の 病
安 全 に 重 要 な 要 件 と な る。
院 に 意 識 調 査 を 行 っ た 結 果、 医 療 機 欝 本 体 へ の
バ ー コ ー ド表 示 に 対 し て
、 大部分の病院が
手術踊鋼製小物を適正に減繭する二と
＝は 最 も
眠
董 婆 な こ と で ある が
型 （礎 異 型）
、 近 年 で は、 新
バ ー コ ー ド標 準 化 に 関 す る
ク ロ ツ フ ェ ル ト ヤ コ ブ 病 （ｙｃ 〃 ） 患 奮 に 使 用 し
学 会 擬 案」 を 吏 持 し て お り、 闘 孫 薬 界 鰯 体 で の
た 芋 術 用 鋼 製 小 物 の 滅 菌 処 理 に 関 し て、 縫 来 の
動 向 待 ち の 状 況 に あ る η。 そ し て、 医 療 機 器 本
滅 菌 工 程 で は 不 活 牲 に す るこ
二と が 鰯 待 で 慈 な い
体 に バ ー コ ー ド 表 示 を 希 望 す る 施 設 は、 病 院 で
ため
新 た な 滅 麓 工 程と
：と も に 使 締 携 材 の 劣 化
、
療 機 器 商占 に 一 ド
患 者 の 生 命維 持 に 直 鞍 関 係 す る 医 療 機 器 や 傑 守
点 検 の 二 一 ズ が 高 い 医 療 機 器、 す な わ ち 人 工 呼
吸 器、
シ リ ン ジ ポ ン プ、
輸 液 ポ ン ブ、 パ ル ス オ
を 追 跡 す る た め の 履 歴 管 理 が 必 要 と な っ てく る
馴
。
豪 た、 手 術 熊 鋼 製 小 物 に 関 係 す る一
考漠 念 寮 例
キ シメ ー タ な ど の 医 療 機 器 を 中 心 に 強 く 要望 し
と
＝し て、 輯 使 用 河 能 な 整 形 外 科 芥 徽 顯 鰯 製 小 物
て お り、 今 後、 電 子 糖 報 技 術 産 薬 協 会， 臼 本 繭
カ 峨 擦 し、 破 損 片 が 患 者 の 体 内 に 遼 残 し た こ と
像 医 療 シ ス テ ム エ 業 会、 冒 本 医 拷毒機 器 工 業 会 な
が 鰯 告 さ れ て い る冒）。
どが主体となり
医療機器本体のバーつ 一ド表
、
示 を 掘 遼 す る こ と が 必 要 で あ る。
きらに
、
そ れ ぞ れの 鋼 製 小 物 洲 鞭 げ 術 に 使
嗣 さ れ た か 履 歴 が な く、 鋼 製 小 物 グ 鳩 驚 管 躍 が
ト分 に で 慧 な い 現 状 に あ り、 二 叙 ら夢 雌 幡 を 鱗
決 す る に は、 手 術 閑 鋼 製 小 物ダ）蝉 級 奮 賜 鴬 躍 で
慧 る デ ー タ キ ャ リ ア を 付 け、 「そ ▲
医 療 材 料 や 医 療 機 器 の 刺 二は本 体 にバ ー コ ー
ド表 示 が 不 可 能 な も の も あ り、 マ ー キ ン グ サ イ
ズ に 翻 約 さ れ な い ２ 次 覚 シ ン ボ ル や至Ｃ タ グ の 利
閑 が 考 羨 ら れ る。
セ ッ ト 組 み、 減 繭、 使 鰯、
洗 浄 の 一 連
の 輯 生 薬 務 が 繰 り 返 さ れ、 そ の 状 態 確 認 が 手 術
３６
兼 寒蕨１繋 Ｎ｛
■２０
篶鮒５餐
を 対 応 付 け、 使 鰯 履 魔 を っ 雌；躍 す 蕃 二 と が 必
要 と な る。
さ ら に、 各 鋼 製 小 物豪
） 使 閑 嬢 魔、 鱒 僚 遜 躍 魎
数
滅 爾 方 法 な どの 履 歴 か ら 鋼 製 小 物ダ鳩 質 評
、
そ の 巾 で も、 手 術 室 に 僕 蝸 さ れ る 手 術 閉 鋼 製
小 物 ま、
と 「機 鞭」
棚 を 検 譲 す る こ１ と は ぽ と
＝ ん ど 不 頸夏鰭 で あ っ た。
著 者 ら は、 医 療 機 関、 鍋 製 小 物 鱒 漣 企 譲、 自
動 認 識 関 連 企 業 で構 成 す る
ぼ 術刊処欝罵鰯製
ユ ピキタス 社会にお ける医 療
小 物 ２ 次 元 シ ン ポ ル 表 示 分 科 会」 を 平 成 １３ 年
マ 粒 大 の ＩＣ チ ッ プ と ア ン テ ナ で 構 成 す る タ グ
（２００１ 年） １２月 に 臼 本 医 療 憶 報 学 会 の 課 題 研 究
（荷 札） に、 商 晶 猪 報 ・ 棚 格 猪 報 や そ の 他 の 清 報
会 と して 組 織 し
鋼 製 小 物 のＩＤ 管 理 に よ る 安 全
、
を 大 量 に 組 み 込 ん だ も の で
ｉ
ダー ／ ライ タ
、 ）一
管理・晶質管 理を製造菜者／輸入販売業者と 医
ー との 送 受 信 に よ り 清 報 を 読 み 書 養 す るこ と が
療 機 関 で 確 保 す べ く、 「手 術 ・ 処 置 用 鋼 製 小 物 ２
で き る 。 な お 、 多 く の ＩＣ タ グ は、
次 元 シ ン ボ ル 表 示 標 準 化 ガ イ ド ラ イ ン（案）」 を
載 し な い パ ッ シ ブ タ グ で あ り、 リ ー ダ ー ／ ラ イ
策 定 し た …ｏ）
。
タ ー か ら の 電 波 を 受 信 し， 電 磁 誘 導 な ど の 仕 組
鋼 製 小 物 の 悩 装 に は ＵＣＣ／ＥＡＮ一
王２８ の バ ー コ
ー ド を 表 添 す る こ と が 醜 薯で あ る が、 鋼 製 小 物
本 体 に バ ー コ ー ド 表 示 やＩＣ タ グ を 使 う こ
１と は 披
術 的 に も 運 禺 上 も 問 題 点 が あ り、 鋼 製 小 物 表 面
の小さな面積 にレーザーで鋼製小物の個装に表
示 し た ＵＣＣ／ＥＡＮ−１２８ と 同 じ 内 容 を ２ 次 元 シ ン ポ
内 部 電 源 を 搭
み で 電 流 を 発 生 さ せ る た め、 タ グ の 小 型 化 と 半
永 久 的 な 利 用 が 実 現 で 慧 る。
現 在、 ＩＣ タ グ と そ れ を 読 み 取 る リ ー ダ ー ／ ラ
イ タ ー の 属 波 数 帯 か ら 犬 別 す る と 、 王３．５６Ｍ 肋 、
２４５Ｇ 肋、 Ｕ ＨＦ 帯
（９５０ ∼ ９５６ Ｍ 服 ）
が あ る。
ヱ３，５６Ｍ Ｈｚ の ＩＣ タ グ お よ び リ ー ダ ー ／ ラ イ タ
ー は、 篭 磁 誘 導 方 式 で 逓 億 す る た め、 高 属 波 利
ル で 表 示 す る 仕 様 を 検言寸し た （團 ４
）。
ン ー ザ ー マ ー キ ン グ に よ る２ 次 元 シ ン ボ ル の
用 設 傭 に 類 別 さ れ る こ と か ら、 免 許 無 し で 電 波
基 本 仕 様 は、 ＵＣＣ／Ｅ 舳 一
ユ２８ の 形 武 の 商 晶 コ ー
を利 用 す る こ と が で 慧
、 電波利用料も 不要であ
ド と シ リ ア ル 番 号 （ま た は ロ ッ ト 番 号） ６）最 大
２５Ｂｙｔｅｓ を Ｄ ぬ
Ｍ ａ主血 、 Ｑ Ｒ ｃｏｄｅ で 鋼 製 小 物 表
る 。 ま た、 ２．雀５Ｇ Ｈｚ の ＩＣ タ グ お よ び リ ー ダ ー ／
ラ イ タ ー は
、
電 波 方 式 で 遷 信 し
グ の小 型化
、 タ
が 可 能 で あ り、 至Ｏｍ Ｗ 以 下 で 混 信 防 止 機 能 が あ
面 に 約３ ㎜皿 角 で 表 示 す る も の で あ る。
な お 、 ２ 次 元 シ ン ボ ル の マ ー キ ン グ 箇 所 は、
再 生 業 務 の ス タッ フ が 常 織 的 に わ か る 鰯 所 に 統
る 綬術基準適含証明のある製品は電波利用 料が
）
か か ら な い メ リ ッ ト が あ る１三
。
一 す る こ と や、 読 み 取 り の 操 作 惟 か ら 鋼 製 小 物
」 方、
の 両面 に表 示す るこ と
１ や、 鋼 製 小 物 都 分 の 手
タ ー は、
術 ・ 遡 置 に 影 響 し な い 個 所 と し、 ２ 次 元 リ ー ダ
だ け で な く、 少 し 離 れ た 位 置 か ら の 読 み 取 り が
ーの判読控 を向上させるため
きるだけ強 魎
、 で
技 術 的 に は 可 鎚 で あ る が、 不 要 な も の 豪 で 読 み
や 潜 耗 す る 部 分 へ の表 示 を 避 け る こ と が 必 要 で
取 っ て し ま う 欠 点 や、 携 帯 電 話 サ ー ビ ス ヘ の 影
あ る こ と＝ が わ か っ た。
響 な ど を 考 慮 す る と、 篭 波 出 力 は 制 隈 せ ざ る を
ま た、 ２ 次 元 シ ン ポ ル を ソ ー ス マ ー キ ン グ と
し て 遼 正 な マ ー キ ン グ を 施 さ れ る た め に は、
薬
㎜ Ｆ 帯 のＩＣ タ グ お よ び リ ー ダ ー ／ ラ イ
固 様 に 電 波 方 式 で あ り、
近接 し た 使 閑
碍 な い。
次 に ＩＣ タ グ の 技 微 仕 様 に 関 す る 標 準 化 や蓄己
、
事 法 や 医 療用 具の 晶 質 保 誕 の 面 か ら 鋼 製 小 物 の
録 す る 傭 報 の 影 式 に つ い て 、 現 在 、 ＥＰＣ グ ロ ー
製 造 許 可 承 認 が 必 要 で あ る こ と が わ か っ た。
バ ル と ユ ビキ タ 刈 Ｄ セ ンタ ー の 標 準 化 団 体 が あ
り、
統一一 し た 技 徽 仕 様 に な る と と も に
、
医 療 資
材 に お い て は 既 に 医 療 材 料 や 医療 機 器 で 標 準 と
な る ＵＣＣ／ 洲 一
至２８の コ ー ド 形 態 が 望 ま し い。
今 ８、
バ ー コ ー ドや２次 元 シ ン ボ ル に 代 わ る
互Ｃ タ グ禾 湘 の 成 功 撃 例 と し て、 回 転 寿 司 の 棚
ユ ビキ タ ス 時 代 の デ ー タ キ ャ リ ア と して 最 も 注
の 裏 に 封 入 さ れ たＩＣ タ グ が あ る。 回 転 寿 司 の玉Ｃ
鶉 さ れ て い る の が、 ＩＣ タ グ で あ る。 ＩＣ タ グ は ゴ
タ グ は、 食 べ た 寿 司 の 料 金 計 算 が 主 目 的 で あ る
未 来 医 学 Ｎｏ２０ ２ｅ０５箏
３７
鰯騒籔騒鰯騒 鰯 ［
が、 王Ｃ タ グ に 寿 司 の 種 類 や 製 造 時 刻 を 情 報 と し
て 書 き 込 む こ と で、 回 転 寿 司 に 追 加 す べ 慧 寿 司
の把握や
鮮度の落ち た寿司を処分するなどの
、
目 的 が 付 加 で き、 従 来 で は 不 可 能 で あ っ た 顧 客
ま た 、 図 書 館 の 棚 螂 管 理、
宅 配 便 管 理、
カ ル
テ の 砺 在 管 理、 医 薬 触 の 偽 造 防 火、 医 療 廃 棄 物
の 不 法 投 棄 防 止 な ど に 導 入 が 検 討 さ れ て い る が、
こ
二れ ら は す べ て 企 菜 や 利 用 者 が 隈 定 す る こ と で
珂 能 な ク ロ ー ズ シ ス テ ム で あ る。
患 者 の 叡 り 違 え
、
読 め な い こ と も 生 じ る。
３） 籍 入 り のｌＣ タ グ を 読 み 取 る 際 に、 １Ｃ タ グ 秒
重 な っ た 位 置 に あ る と 読 め な い こ と が あ る。
医 薬 総 の 誤 投 与
、
つ け る と、 商 晶 の 婁 複 読 み 取 り が 発 窒 す る。
５） 使 潮 周 波 数 の 異 な るｌＣ タ グ と リ ー ダ ー ／ ラ
イ タ ー の 縄 み 合 わ せ で は 読 蒙 な い。
６） 異 業 種 で 同 一 仕 様 のｌＣ タ グ が 使 わ れ て い る
と、
渥 同 し て 読 み 書 き さ れ る こ と が あ る。
、
医 擦 機 器 ・ 医 療 材 料の 誤 使 用 な ど の 医 療 ミ ス を
防 ぐ 手 穀 と し て、
り、
４） 商 星 の 個 装 と 申 箱 ・ 外 霜 の 両 方 にｌＣ タ グ を
サ ー ビ ス が 可 能 と な る。
こ１ こ で
２） ｌＣ タ グ の 負 度 に よ っ て 読 み 取 り 感 度 抄 変 わ
バ ー コ ー ド、 ２ 次 元 シ ン ボ ル
以 上 の こ と か ら 、 バ ー コ ー ド、 ２ 次 尤 シ ン ポ
ル の よ う に、
医 療 ス タ ッ フ が デー タ キ ャリ ア で
で な く、 ＩＣ タ グ を 使 う こ と の 功 罪 に つ い て 考 戻
読 嚢 せ るこ
１と
＝を 意 識 し て、 医 療 欝 材 の 冒 視 確 認
て み る
と＝ デ ー タ キ ャ リ ア の 読 み 取 り を 行 っ て い た が
、
。
ま ず
、 ＩＣ タ グ の 申 に は、
デー タ の 書 き 換 桑 や
読 み 込 む 必 要 の あ るＩＣ タ グ だ け を 正 確 に 読 み、
追 椥 が 可 能 な タ グ も あ り、 医 療 現 場 で 納 晶、 供
不要なものは読まないこ
１と を 確 認 す る シ ス テ ム
給
が な いと
＝、 担 確 惟 が 求 め ら れ る 医 療 に お い て 大
使 用 ヨ 時
、
、
使 用 し た 医 療 ス タ ッ フ
、 使 湘 場
所 、 患 者 玉Ｄ ま で の 情 報 が 登 録 で き 扱 ば、 亙Ｃ タ グ
の 使 わ れ 方 を ト レ ース す る 上 で 極 め て 有 効 に な
る。
し か し、
書 き 換 え が 珂 能 な 玉Ｃ タ グ は、
養 な 支 障 と な る。
次 に
び リ ー ダ ー ／ ライ タ ー の
、 ＩＣ カ ー ド お よ
殺 機 投 資 の 闘 題 が あ る。 読 み 取 り 専 用 の亙Ｃ タ グ
た デー タ 登 録 や 故 意 に 改 蟹 さ れ る こ と も 考 慮 し
本 体 の 単 鰯 は ２０ 円 ∼ ！００円 で あ る が １笑 療 資
、
、
な け れ ば なら な い
。
材 に工Ｃ タ グ を 取 り 付 け る 縫 費 を 考 麦 る と さ ら に
次 に、 ＩＣ タ グ の 内 容 が 詐 綾 触 で 少 し 離 枇 た 位
置 か ら も 杷 握 で 誉 る こ と は、
従 来 の バ ー コー ド
や ２ 次 元 シ ン 約 レの よ う に 近 鞍 し な け れ ば 備 報
の 杷 擢 が でき な い こ とと
１比 較 す る と、 極 め て 確
認 作 業 が 簡 便 に な る と＝考 え ら れ る が、 ＩＣ タ グ の
コ ス ト ア ッ プ と な り、
単 棚 の 安 い 減菌 材 料 で は
従 来 の 緬 格 に 郷 え る こ と は 困 難 で あ る亡
豪 た、
リ ー ダ ー ／ ラ イ タ ー で玉Ｃ タ グ を 読 み 書 慧 す る 場
含、 ハ ン デ ィ ー タ イ ブ で ２５ 万 円 ∼ ４０ 万 円 と な る。
最 後 に、 ＩＣ タ グ を 患 者 や 医 療 ス タ ッ フ が 鋳 ち
読 み 取り 願 離 や リ ー ダ ー ／ ライ タ ー の 電 波 出 カ
歩 く こ と に よ り、 玉Ｃ タ グ に 記 録 さ れ た 構 綴 が 不
が 増 す ほ ど、 読 み 鞭 る 必 要 の な い 不 要 な 医 瞭 資
特 定 者 に 読 み 取 ら れ る 状 況 は悩 人情 報 傑 護 の 立
材 豪 で 読 ん で し 豪 う 可 能 性 が 生 じ る。
場 か ら 問 題 で あ る。 特 に、 カ ル テ や 患 者 鰯 人 情
ま た、
次 の よ う な 状 況 で 王 つ の 玉Ｃ タ グ ま た は
複 数 の王Ｃ タ グ が あ る 場 合 に は
読まない可能牲
、
報 の 場 合 は、 そ れ に 該 鷺 す る た め、 情 識 を 鯖 号
化 する 工 夫 も 必要 で あ ろ う
。
も 生 じ る。
１） 金 属 面 にｌＣ タ グ を つ け た 場 合、 金 属 の 干 渉
で 惰 報 の 読 み 書 き が で き な い 場 合 が あ る。
３８ 釆来塗 郷 泌
２００牌
医 薬 撮 ・ 医 療 材 料 に は 添付 文書 が 製 晶 に 添 付
糊 渕 雛 蛸繋鱗嚢…灘轟
ユ ピキ タ ス 社 会 に お け る 蟹 療 機 器 安 全 の 考 え 方
さ れ る た め、
患 者 に 使
鰯す る直滋 に把握 する
こ と は 可 能 で あ る。
し
か し、 医 療 機 器 は 再 使
閑 す る た め、 添 付 文 書
の 所 在 が 不 明 と な り、
杷握 できな い状況 も発
生 す る。
ＰＤＰ
ま た、 医 療 機 器 や 医
ＳＧ Ｍ し
療 材 料の 添 付 文 書 は
、
新た に注意 撃項が 遣滋
さ れ る こ と が あ り、 医
１
療ス タッフ が医療 機器
や医 療材料 を遇去 に熟
知 し て い た と
＝ し て も，
新た な注意 事項 を知る
術 が な い と、
危 険 牲 に
対処 するこ とは難 しく
な る
。
この よう な閥題 点を
解 決 す る た め に は、
従
来の 紙媒 体のみの 添付
文書 や奴 扱説明書 だけ
で な く、 医 薬 晶 医 療 機
器総 含機 構が擢供 を計
画 している 添付文 書や
取扱 説明書 の電子 化利
用 が 必 要 と 考 え ら れ る。
平 成 王７ 年 （２００５年）
蝸 か ら 独立 行 政 法 人 医
い つ で も・ ど こ で も 医 療 ス タ ッ フ の 織 種 に 含わ
（図 ５）］２〕。
薬 晶 医 癬 機 器 総合 機 構 が 医 療機 器 の 添 付 文 書 を
せ た 内 容 杷 握 が 可 能 と なる
電 子 化 して イ ンタ ーネ ッ ト で 提 供 す る サ ー ビス
療用具の新 規購入を計画する際には
、 医薬 晶 医
を 開 始 す る
。
療 機 器 総 含機 構 か ら 対 象 と な る 機 種 の 添 付 文 書
（ＪＭ Ｄ Ｎ）、
し た が っ て、
製 縞 名 称、
注 意 ・ 警 告 情 報、
一般 名 称
商 総 コ ー ドな ど の
キ ー ワ ー ド で 検索 するこ
二 と で、 該 当 す る 医 療 機
を ダ ウ ン ロ ー ド す る こ二 と で、
ま た、
医
当 該 病 院 に お いて
迅 逮 か つ 適切 な 添 付 文 講の 検 索 が 可 能と な る
。
器 の 添 付 文 書 の 内 容 を 照 会 する こ
１と や、 ＰＤＦ 影
さ ら に、 医 療 材 料 の 滅 菌 パ ッ ク な ど に 鰯 装
式 や ＳＧ ＭＬ形 武 で の ダ ウ ン ロ ー ド も 啄 能 と な り、
（使 用 単 位） で ＵＣＣ／ＥＡＮ一
至２８バ ー コ ー ド が 表 示
イ ン タ ー ネ ッ ト 接 続 可 能 な ＰＣ 端 未 さ 麦 あ れ ば、
さ れ れ ば、 バ ー コ ー ド か ら の 電 子 的 な 添 付 文 書
朱来饗 剃 σ２０ ２０ｅ 鴻
３９
鰯躍翻鰯騒鰯騒 「■■二 二 二二二二二ニニー 一 一■
露 療 機 欝 の 菱 剣嚢 溺 ・ 緑 守 魚 樹 二奮 効 な 灘 簸 整 働 驚 懇
図ア
で 可 能 と な る ば か り か、 各 医 療 ス 喫 ツ フ の 添 付
を 簡 単 に 照 会 す る こ と が 可 能 と な る。
こ の 標 準 化 環 境 が 整 う と、 医 療 用 具 の 轡 理 フ
ァ イ ル に バ ー コ ー ド を キ ー に し て 管 理 し、
す る 添 付 文 書 の ＰＤＰ を ダ ウ ン ロ ー ド し て、
文 書 の 絶 握 猪 報 を 記 録 さ せ る こ と で、 添 付 文 書
の 未 確 認 構 報 の み を ＰＤＡ に 表 示 す る こ と が で き
添 付
（ 図 ６）１２〕
箒
る
文書 デ ー タ ベ ー ス を イ ン トラ ネ ッ ト で 院 内 に 公
さ ら に、 各 利 用 機 関 で 構 築 し た 医 擦 鰯 具 管 理
開 す る こ と で、 病 院 で 保 有 す る 医 療 用 具 の バ ー
履歴データベース を各製造業者／輸入販売業者
コ ー ド を バ ー コ ー ド ・ リ ー ダ ー で 読 み 取 り、
に イ ン タ ー ネ ッ ト 等 を 介 し て フ ィ ー ド バ ッ ク し、
検
索 対 象 の ＰＤＰ を 引 慧 出 す こ
二 と が で き る。
稽報を共有すること で
製造業者／輸人販売業
、
最 終 的 な 利 用 影 態 と し て、 添 付 文 書 に 関 す る
者 で は 十 分 把 擢 でき な い 医 療 機 器 の 故 簿 糖 報 や
情 報 に 加 戻 て、 医 療 閑 具 の 基 本 憎 報 （商 晶 コ ー
患 者 不 具 合 清 報 を 分 析 し、 添 付 文 警 の 更 新 や 新
ド、 医 薯 コ ー ド、 棚 包 情 報 な ど） カ 曜 供 さ れ、
製 晶 開 発 に 役 立 て る こ と が 可 能 と 恋 る （図 ７）。
バ ー コ ー ドか ら 有 効 期 限 や ロッ ト 番 号 ／ シ リ ア
製 遺 業 者 ／ 輸 入 販 売 業 者 は、 添青寸 文 奮 の 電 子
ル 番 号 を 読 み 取 る こ と で、 添 付 文 書 の 細 握 だ け
化、
で な く、 院 内 物 流 の 紐 擢、 医 療 安 全 の 確 保 が 同
本 体 の バ ー コー ド表 示 を 順 次 進 め るこ
１と で、 企
時 に 可 能 と な る。
業 だ け で は 不 珂 能 で あ っ た 正 確 な 遺 跡 鰯 査
この シ ステ ム をさ らに効 率 よく 運用 する に
は、
末
各 医 療 ス タ ッ フ が バ ー コ ー ド付 構 報 携 帯 端
（ＰＤ Ａ ： Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇ１ｔａ玉 Ａｓｓｉｓｔａｎｃｅ）
を 緒
ち、
双 に よっ て 安 全 チ ェ ッ ク を 受 け る こ と で あ
る。
特 に、
医 療 機 器 デ ー タ ベ ー ス ヘ の 登 録、 隆 療 機 器
（ＴｒａＣ餓ｂ訂 畑） と と も に 添 付 文 書 を 遼 し て の 説
明 責 任 （ａ㏄ ㎝ 娩 ｂｉ
１畑） が 実 践 で き、 金 業 に 標
準 化 の 投 資 効 果 が 期 待 で 慧 る。
電 子 カ ル テ シ ス テ ム に お い て は、 カ
ル テ 指 示 内 容 と 現 場 で 使閑 す る 医 療 閑 具 と の 現
物 確 認 お よ び 有 効 期 隈 確 認 が機 餓 的 な 自 動 確 認
４０
未 来 婆 学 Ｎσ２㊧ ２⑪０５ 年
今 回、 医 療 機 器、 医 療 材 料 な ど の 医 療 用 具 の
臣靱貫竈 麗監
串、 咀
簗 濠瞭 嬢 潔 髄 鐘 鰹 簿 鰐 簿 醸 綴 機 轟 嚢 盤 鱒 簿 麓 灘
降 幻 濠 貫構 鞄
藩鑓 憾 緑 繊、 慶 療蜜 釜 ㊧ 強総
綬 繍 続 綴 欝 鰯 繭 盗 樽 幾 並 芯 議 澄 醐 蓬 は吊 蟹 嬢 繋
騨 瀞標 嬢 艦 芳 簸綬 じ鷲 縫 艦 じ 惣
煽 バ ー 鐵一 汽
、
鶏 餓 靖 鰯 懇 藩 議 澄 鎧 経 麟 議 じ 怒苗 一 務、 ㌶ 一
獺 一 障、 騰 嚢 ⑳ 讃 添 添 簿禽 維 孚 徽 鰯 鑛 製 秘 繍 こ
弘 呪 憾苅 嚢茨 蒲 淡 ン 約 閉 藩 鰯戴 塑 譲 い 泥
塗 藩 強 調 じ 怒籟
護澄帯 梁 蹴 癖
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糞１ 灘灘 鰯 灘珪 簿 鱗 灘 灘甫 議 灘 灘 議瑞 灘 鰯 灘 灘
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、
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受 拠 藩 誇 綴 じ て、 蟹 鶏 轟 蟹 嬢 機 欝 総 畿 機 構 潔
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