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Title
乳幼児の事故に関連する養育者の要因に関する研究―乳
幼児の生活行動範囲の視点から―
Author(s)
日沼, 千尋; 仁志田, 博司; 臼井, 雅美; 奥野, 順子; 川
口, 千鶴; 澤田, 和美; 関森, みゆき; 石川, 眞里子; 宗
村, 弥生
Journal
科学研究費補助金(基盤(C)(2))研究成果報告書, 平成13年
度∼平成15年度, 2005
URL
http://hdl.handle.net/10470/29513
Twinkle:Tokyo Women's Medical University - Information & Knowledge Database.
http://ir.twmu.ac.jp/dspace/
目次
は
し
が
き
・
・
・
・
・
・
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・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
研
究
組
織
・
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・
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・
・
・
・
・
…
の
概
要
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
研
究
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
．
・
・
・
・
・
…
・
・
…
澤
田
…
和
美
乳幼 児 の 事 故 の実 態
一 １４ 目 聞 の 事 故 の 記 録 か ら 一 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …
奥 野 順 子
…
６
乳幼 児 の事 故 と予 防に 関す る 調 査
一事 故 と 家 庭 にお け る 安全 対 策 との 関 連 か ら一 ・ ・ ・…
関 森み ゆ き
…
２２
臼 井 雅 美
…
２９
澤 田 和 美
…
４２
関 森 み ゆき
…
４６
乳幼 児 の事 故 に影 響 を 及 ぼす 対 象 者 の特 性 と の関 連
一 子 ど も 側 と 養 育 者 側 と の 要 因 か ら 一 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …
乳 幼 児 の事 故 プロ グラ ム の評 価
一 事 故 実 態 の 介 入 群 非 介 入 群 の 比 較 一 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …
乳 幼 児 の事 故 予 防 プロ グラム の 評 個
一 対 象 の背 景 と 介入 前後 の 事故 変 化と の 関 連 か ら一 ・…
乳 幼 児 の 事 故 予 防 対 策 プ１
コ グ ラム の 評価
一 介 入 群と 非 介 入 群の 安 全 対策 実 施 率 の比 較 か ら一 ・ ・ …
資
料
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
目 沼 千尋
５６
・
５
…
９
は しがき
我 が 国 の 母 子 保 健 に お い て、 小 児 救 急 医 療 体 糊 の 整 備 と 並 び 乳 幼 児 の 「不 慮 の 事 故」
に よ る 死 亡 の 減 少 が 緊 急 の 課 題 で あ り、 ２０１０ 年 ま で の 母 子 保 健 の 主 要 課 題 を 提 示 す る
ｒ健 や か 親 子 ２１」 検 討 会 報 告 書 で も 課 題 の 一 つ と し て 挙１
ず ら れ て い る。
本 研 究 は乳 幼 児 の 発 達 段 階 に 応 じた 事 故 防 止 の た め の 情 報 と 学習 機 会 の 提 供 の た め
の 教 育 プ 回 グ ラ ム を 検 討 す る に あ た り、 一 地 域 の 乳 幼 蝿 の 事 故 実 態 の 調 査 と 乳 幼 児 健 診
時の 教 育 的介 入 を 行 い
、 そ の 効 果 を 検 討 し た。
調 査 の 方 法 と 教 育 プ ロ グ ラ ム の 内 容、 研 究 の 一 連 の 流 れ に つ い て は 『研 究 の 概 要」 を
参 照 い た だ き た い。
本 研 究 の 調 査 に あ た り、 ご 協 カ 頂 き ま し た 静 岡 県 大 東 町（旧） 小 笠 町（旧） 菊 川 町（旧）
、
、
、
浜 岡 町（旧）の 町 民 の 皆 様、 保 健 セ ン タ ー の 皆 様 に 深 く 感 謝 申 し 上 げ ま す
。
平 成 １７ 年 ３ 月
１
研 究代 表 者
目沼千尋
研究組織
研 究代表 者：目沼 千尋
（東 京 女 子 医 科 大 学 看 護 学 部 教 授）
研 究 分 担 者 ： 仁 志 蘭 博 司 （東 京 女 子 医 科 大 学 医 学 部 教 授）
研 究分担 者：臼 井 雅美
（東 京 女 子 医 科 大 学 看 護 学 部 助 教 授）
研 究分担 者１奥 野 煩子
（東 京 女 子 医 科 大 学 看 護 学 部 講 師）
研 究分担 者：川 口 千鶴
（自 治 医 科 大 学 看 護 学 部 教 授）
研 究分担 者： 澤嗣 和美
（東 京 医 科 歯 科 大 学 大 学 院 保 健 衛 生 学 研 究 科 助 教 授）
研 究 分 担 者 ： 関 森 み ゆ き （聖 路 加 看 護 大 学 犬 学 院 看 護 学 研 究 科 博 土 課 程）
研 究 分 担 者 ： 石川 眞 里 子 （東 京 女 子 医 科 大 学 大 学 院 看 護 学 研 究 科 博 士 課 程）
研 究 分 担 者 ： 宗 村 弥 生 （東 京 女 子 医 科 大 学 看 護 学 部 助 手）
研 究 協 力 者 ： 圃 久 保 由 美 子 （東 京 女 子 医 科 大 学 看 護 学 部 助 手）
研 究 協 力 者 ： 谷 水 敏 子 （元 大 東 町保 健 福 祉 課 保 健 師）
研 究 協 力 者 ： 平 川 歩 （犬 東 町 保 健 福 祉 課 保 健 師）
交付決定額 （配分額）
（金 額 単 位 ： 千 円）
直接 経費
聞接 経費
合計
平成 禍 隼度
１抑０
１１００
平 成 １４ 隼 度
１１００
篶００
平 成 １５ 年 度
灼ＯＯ
１１００
総計
３３００
３３００
研究発表
（１） 学 会 誌 等
澤 嗣 和 美， 州 口 千 鶴， 奥 野 煩 子， 看 川 眞 里 子， 濱 沼 千 尋， 谷 水 敏 子， 平 州 歩：乳 幼 児 の 事
故 に 関 連 す る 要 因一 乳 幼 児 健 診 と の 関 連 一 小 児 保 健 研 究
，
， ６２ 巻 ５ 号 ５７６ －５８３． ２００３．９．
（２）口 頭 発 表
澤 閏 和 美， 川 口 千 鶴， 奥 野 順 子 石 川 眞 里 子 目 沼 千 尋 谷 水 敏 予 平 川 歩： 乳 幼 蝿 の 事 故 に
，
，
，
，
関 連 す る 要 因 一乳 幼 児 健 診 と の 関 連一 第 ４９ 回 日 本 小 児 保 健 学 会 ２００２ １０
，
，
，
関 森 み ゆ き 奥 野 順 子 臼 井 雅 美 目 沼 千 尋 澤 田 和 美 川 口 千 鶴 看 州 眞 星 子： 乳 幼 児 の 事
，
，
，
，
，
，
故と予 防 に 関 す る調 査一事 故と 家 庭 に お ける 安 金 対 策 との 関 連 が ら一 第 ５０ 回 目 本 小 凋 保 健
，
学 会
，
２００３ １１
．
研 究の 概 葵
隔 回 ご と に 介 入 回 ・ 非 介 入 回 に 設 定 し、 介 入 回 の 健
一 な ど販 売 さ れ て い る 物 の 他 に 牛 乳 パ ッ ク の ドア
、
診 で は 乳 幼 児 と 養 育者 （主 に 母 親） を 対 象 に、 以 下
ガ 〕 ドや レ ン ジ カ バ 』
の 事 故 予 防 プ ロ グ ラ ム 項 目 を 実 施 し た。 （図 １）
ッ ク な ど 家 庭 で 作 成 で き る 物 晶 の 展 示 を 行 っ た。 ま
、
１． 研 究 班イ乍 成 の パ ン フ レ ッ ト の 配 付 ： ２ ～ ７ か
ラ ッ フ 芯 の キ ャ ビネ ッ トロ
月， ８ か 月 ～ １ 歳， ２ ～ ３ 歳， ４ 歳 ～ 小 学 校 入 学 前
た、 自 分 で 手 炸 り で き る チ ャ イ ル ドマ ウ ス や 視 野 体
験 メ ガ孝、 手 作 り 安 全 グ ッ ズ の 作 り 方 の プ リ ン ト を
の４段 階の年 齢階層 でみる 乳幼児 事故予防 パンフ レ
配 付 し た。
ッ ト 『安 全 ・ 安 心 子 育 て
み んなで気 をつけよ う則
３． ビ デ オ 上 映 ： 研 究 班 作 成 の 歌 が 挿 入 さ れ た
、
オ リ ジ ナ ル ビ デ オ 『ア ッ
あ ぶ な い よ 一ｊ を 上 映 し
、
を配 付 した
。
２． 安 全 対 策 物 晶 の 展 示 ： 安 全 対 策 物 晶 と し て
、
た
。
ビデ オ ロ ック や コ ー ナ ー ク ッ ショ ン
、 誤飲 チェッカ
介 入 （隻 軸 ） 笛
我 介 入 （遡 嘱） 撃
く事 擬 ｝
⑪ 事 救 案 態 鋼 査｛２遡 闘）
⑳蚕 金対簑
③首 児貫担 感
蓼 敏 のリ スク 要 園 の スク」りン グ
く 事 敵 緩 験， 妻 金ま書 策 ， 喜 児 因 捜 感，
個 人 鴇’性）
事故の 可能 姓が
事 赦の
商 い 者：
憾 い蕎
老割主 姉
リ ス ク 璽 園１＝ 基
づ いた 梱 別 拷 嬢
轍
予Ｅ 減 ＝１ケ ラム■
蟻 製 の（今 ま で雪己吋 して い だ｝パ ン フ
⑪ 年 齢 魑 層 で み る パ ン フ しツト 配 付
レ ツト 配 付
｛ 既 製 の ハ ㌻フレ舟 も 配 付）
⑫ 展 示 や 、Ｔ Ｒ（融） の 閲 覧
く講 後蟄査 〉
靱 事 救 繋 態 調 賛（２ 遡 蘭）
働 護１金 詞 秦
③ 甫 児 貫担 感
⑨ 年 繍 鱈 層 で み る パ ン フ レット薗己付
図 １．
介 入 チザイ ン
研 究 の概 要
４． リ ス ク 要 因 を 持 つ 養 育 者 に 斑 す る 保 健碧雨の 個
別 指 導 ： 各 健 診 の 受 付 時 に “乳 幼 児 の 事 故 予 防 チ
” を用 いて
① 就 学 前 ま で の 子 ども
ェ ック リ ス ト
、
の 過 去 の 事 故 経 験 の 有 無、② 安 全 対 策 実 施 の 有 無、
③ 育 児 負 担 感 の 強 弱、 ④ 子 ど も の 背 景 （健 診 に 来
て い る 児 の き ょ う だ い の 有 無， 母 親 以 外 に 児 を 世
以 外 の 住 民 に は、 ２ 回 目 の 調 査 終 了 後
年 齢階層
、
で み る 事 故 予 防 パ ン フ レ ッ トの 配 付、 安 全 対 策 用
具の 展示
体験
、
、 安 全 対策 の た め の ビ デ オ 上 映 が
で き る よ う、 周 具 周 材 一 式 を 提 供 し３ 町 村 に 委 託
し た
。
話 し て い る 人 の 有 無 な ど） の チ ェ ッ ク を 行 っ た。
さ ら に、 事 故 の 可 鮨 性 が 高 い こ とカミ矛 測 さ れ る リ
ス ク 要 因 を も つ 養 育 者 に 対 し て は、 保 健 師 が 個 別
引周 文献
指 導を実 施 した
リス ク要因 と して
①過 去に事
。
、
） 梅 困 勝、 清 氷 美 登 里、 天 野 多 真 他 小 児 事 故 防 止
王
故 の 経 験 が あ る、 ② 安 全 対策 の 未 実 施、 ③ 育 児 負
の た め の 保 健 指 導． 平 成 ２ 年 度 厚 生 省 心 身 障 害
担 感 が 強 い、 ④ 子 ど も の 背 景 と し て 下 にき ょ う だ
研究
い がいる
子 ど も の 世 話 す る 人 が 母 親 の み、 を 取
、
関 す る 研 究」
報 告 書
９
６－
． 至 ９ユ，至７ １８２，
） 野 尻 孝 子、 由 良 早 苗、 尾 崎 則 子 保 健 所 に お け る
２
り 上 げ た。
なお
轟 には
健 セ ンタ ー で 行 っ
、 非介 入
、 従来 傑
い
た
指
導
を
行
た
ま
た
２
回
貿
の調 査の後に
て
っ 。
、
非 介 入 群 に 対 して も 年 齢 階層 で み る 乳 幼 児 事 故 予
防 パ ン フ レ ッ ト 『安 全 ・ 安 心 子 育 て
腕 域・ 家庭環 境の 小児 に対す る影 響等に
みんなで 気
を つ け よ う！
！国 を 配イ寸 しだ。
本 研 究 で は、 介 入 回 に あ た っ た 健 診 対 象 の 捉 の
小 児 の 事 故 防 止 活 動 の 展 開． 小 児 科 診 療
１９９６．１０；１６２５一互６３４
，
３） 鶴 田 憲 一、 望 月 み つ 子． 子 ど も の 事 故 防 止 の た め
の ア ン ケ ー ト調 査、 平 成 ７ 年 度 厚 生 省 心 身 障 害
研 究 「生 活 環 境 の 子 ども の 健 康 に お よ ぼ す 影 響
に 関 す る 研 究」 報 告 書．王９９６；王雀８一王５２．
き ょう だいも 介入 効果が ある 櫨 と 敬 て介入群
岨） 清 水 美 登 塁 高 野 陽． 小 児 の 事 故 防 止 の た め の 保
、
に 含 め た。 ま た 葬 介 入 回 の 健 診 対 象 児 の き ょ う だ
健 指 導 の 試 み と そ の 効 果． 児 童 研 究
い は 非 介 入 群 に 含 め て 効 果 測 定 を 行 っ た。
介 入 後 の 効 果 測 定 の た め の 調 査 は、平 成 王５ 年 ９
月 ～至１ 月 に 前 年 の １０ 月 ～ ２ 月 に 行 っ た 調 査 と 同
様 の 質 間 紙 調 査 を 行 っ 危。 但 し、 安 全 対 策 に 関 す
る 質 聞 紙 は、 年 齢 が 異 な る こ と で 起 こ り や す い 事
故 が 異 な る と 考 え た た め、 介 入 後 調 査 時 点 の 年 齢
階 層 の 質 問 紙 を 用 い た。
王９９６ ７５；至６－２迅
．
Ｉ
５） 高 橋 種 紹、 須 永 進 他＝ 現 代 児 童 の 生 活 実 態 に 関
す る 研 究 一 乳 幼 児 の 事 故 と 安 全 教 育 一． 員 本 総
合 愛 育 研 究 所 紀 要 ２６ 集
５３－６１
．
．１９９０
６）谷 原 真 一、 大 牧 真 理 子 他 １ 乳 幼 児 の 事 故 経、験 歴
に 関
す
る 調
査 、
小
堀 保
健
研
究
６０（３）：４４０－４４６ ２００１．
．
７）荒 木 暁 子、 欄 墨 生 恵 他 ： 家 庭 内 に お け る 幼 児 の
倫理 的配 慮
質 間 繍弼査 の 実 施 に あ た っ て ほ、 調 査 地 域 の 町
村 に 研 究 実 施 の 承 認 を 得 た。 亥橡 者 に は、 主 任 研
事 故 及 び ニ ア ミ ス の 分 析． 岩 手 県 立 大 学 看 護 学
部 紀 要 ３：６９－７５ ２００１．
．
８）田 申 哲 郎：乳 幼 児 の 事 故 の 実 態 関 す る 調 査 研 究Ｉ
究 者 か ら 研 究 目 的 と 研 究 の 趣 旨 の 説 明、 ま た 匿名
平 成 ２ 年 度 厚 生 省 心 身 障 害 研 究 訂地 域 ・ 家 庭 環
性 の 維 祷 と 秘 密 の 保 祷、 さ ら に 研 究 参 加 に 同 意 し
境 の 小 児 に 対 す る 影 響 等 に 関 す る 研 究」 報 告
た後 であっ ても途 中で 調査へ の協力 を中止す るこ
書．１９９０；１６３一王７１．
と が で き る 旨 を 明 記 し て、 調 査 へ の 協 カ を 依 頼 し、
同 意 書 に よ る 同 意 を 得 た。 ま た、 居 住 自 治 体 か ら
の 調 査 協 力 依 頼 を 同 封 し た。 同 意 書 が 返 送 さ れ た
も の を 今 回 の 研 究 の 対 象 者 と し、 介 入 前 と 介 入 後
に 質 間 紙 を 郵 送 し た。 デ ー タ は個 人 が 特 定 で き 桂
い よ う に 処 理 を じ、 保 管 は 鍵 つき の 保 管 庫 で 行 っ
た
。
介 入 を 実 施 し た の は、 調 査 期 間 の 隔 回 の 介 入 回
に 相 当 チ る 乳 幼 児 健 診亥橡 だ げ だ っ た の で、 そ れ
（文 責 ＝ 澤日ヨ和 美）
乳幼 児 の事 敬の 婁 態
一１
乳 幼 児 の 事 故 の 実 態 一１４ 日 間 の 事 故 の 記 録 か ら 一
や 認 知 能 力 の 発 達、 生 活 行 動 範 囲 を 考 慮 し て、 ① 生
【は じ め に】
乳 幼 児 の 事 故 に 対 し て、 安 全 対 策カミさ ま ざ漢 な 方
後 ２ ～ ７ か月 児 一 白 力 で 移 動 が 可 能 に な る ま で の 時
法 で 取 り 組 ま れ て い る。 そ の 成 果 を 高 め る に は
ま
、
ず 事 故 や そ の 原 因 を 把 握 す る こ と が 第 １ で あ る。 事
期、 ② ８ か月 ～ １ 歳 児 一 ハ イ ハ イ や 歩 行 に よ り 移 動
が 始 ま る 時 期、 ③ ２ ～ ３ 歳 児 一 自 我 や 知 的 好 奇 心 が
故 の 実 態 は 数 多 く 調 査 さ れ て い る が、 事 故 の 実 態 は
遇 去に起 こっ た事故を 想起 じた調査 や医療機 関を対
強く なり行 動範囲 が広がる 時期 ④４ ～６歳児 一幼
、
稚 園 な ど 家 庭 外 で の 集 団 生 活カ 噌 ま れ る 時 期、 の ４
象 に した 調 査 が 多 い
今回
家庭肉 で起こる 事故の
。
、
つ の 年 齢 階 層 に 区 分 し、 年 齢 階 層 ご と に 分 析 し た
。
実態を正 確に把 握する こと を目的に 冒記形 式で事故
分 析 に は 統 計 パ ッ ケ ］ ジ ＳＰＳＳ１１ｊ を 使 用 し た。
の 実 態 を 調 査 した
。
倫理 酌配慮：調 査対象者 の養 育者に 対して 主任研
究 者 お よ び、 居 佳 嘗 治 体 か ら の 調 査 協 カ 依 頼 を 文 書
で 行 っ た。 同 意 書 が 返 送 さ れ た 養 育 者 に 改 めて 質 問
【研 究 方法】
対 象 ： 静 岡 県 申 央 部 の３町 に 在 住 す る 乳 幼 児 の う
ち、平 成至４年１王月 か ら 平 成工５年 鵬 ま で に 乳 幼 児 健 診
紙 を 郵 送 し た。 デ ー タ は 個 人 が 特 定 で き な い よ う に
処理を し
保管 は鍵つ きの 保管 庫で行 った
、
。
の 対 象 と な っ た 子 ど も と そ の き ょ う だ い と し た日
調 査方法 ：調査 対象者に 調査協力 の依頼 文を郵送
し
文書 による 同意が 得られた養 育者に対 して
郵
、
、
【結 果】
１． 対 象 者 の 背 景
送 に よ る 調 査 用 を 送 付 し た。 回 収 は 世 帯 ご と に 受 取
乳 幼 児 健 診 の 対 象 と な っ た 乳 幼 児 は６８０入 （６６３世
人 弘 い 郵 送 法 で 行 っ た。 調 査 搦 紙 の 記 入 は 母 親 に 依
帯） で、 養 育 者 の 同 意 が 得 ら れ た 乳 幼 児 は４５５人（２９０
頼 した
。
世 帯）、 同 意 率 は６６
．９％ （世 帯 同 意 率４３
．７％） で あ っ
月 か ら 平 成１５年 蝪
調 査 期 間 ： 調 査 は 平 成１４年１０１
９６
９６
．７％ で あ っ た。 そ の う ち 有 効 解 答 は雀２５名 （
，６％）
に 行 っ た
。
調 査項目 ：事故の 有無と 種類別に 分けた 事故にっ
い て １６員 間 連 続 し て 記 入 し て も ら っ た
事 故の種
。
、
類 は、 先 行 研 究 を 元 に、 ①
転 ぶ） ｊ ②
た
質 間 紙 の 返 信 は４４０人 （
２７９世 帯） で、 回 収 率 は
。
樹 到 （平 ら な と こ ろ で
晦 落 （高 い と こ ろや 段 差 か ら 落 ち る） 」
③ 「衝 突 （人 や 物 に ぶ つ か る）」 ④ 「は さ む」 ⑤ 吻
る」 ⑥ 「や け ど」 ⑦ 願 飲 （食 べて は い け な い 物 を
膣，慰 （の ど に 詰 ま ら せ る）」 ⑨ ｒ溺
れ るｊ ⑩ Ｆ引 っ ぱ る （人 や 物 に ひ っ ぱ られ る） Ｊ ⑩
「咬 ま れ る （危 険 な 虫 や 動 物 に 咬 ま れ る） 」 ⑫ 「噛
飲 み 込 む）」 ⑧
ま れ る （人 に 噛 ま れ る） 」 ⑬
咬 通 事 故」 ⑭ ｒそ の
他」 の１４ 項 目 と し た
事敵の種 類別に回 数と手当を
。
で あ つ た
。
今回
事
実 態 の 分 析 対 象 と な る 乳 幼 児 は３９９名 で
、 故
、
そ の 年 齢 階 層 別 内 訳 は２～７か 月 児７６名 （１９ Ｏ％） ８
．
、
か 月 ～ １ 歳 児 １２２名
（
３１．８ 洲
（３１
．５ ％） 、 ２ ～３ 歳 児 １２７名
～ 歳
、 ４ ６ 児７４名 （１８．６％） で あ り、 平 均
年 齢 は２
．３歳 で あ っ た （表 王）。 男 児 は１９５名 （４１
．ユ％）、
女 児 は２０２名 （５０．９％） で あ っ た 出 拐１贋 位 は 第 １ 子
。
２０９名
第 ２ 子１４７名 で
だ い 数 は … 人 っ 予９６
き
ょ
う
、
、
名
、
二 人２０４名
、
三 人 以 上９９名 で あ っ た 通 園 状 況 は
。
家 庭 内 が２３８名、保 育 所 や 幼 稚 園 等 に 通 っ て い る 場 合
は１２６名 で あ っ た
。
し た か ど う か、 手 当 を した 場 合 は 家 庭カ 病 院 か 入 院
か の 別 も 記 入 し て も ら っ た。 さ ら に、 事 故 の 原 因 が
分 か っ て い る 場 合 は そ の 名 称 を 記 入 し て も ら っ だ。
分 析 方 法 ： 事 故 の 記 入 の 王６ 目 間 の 最 初 の ２ 目 間
は 事 敬１こ対 す る 意 識 が 高 ま っ て い る と 考 え、 分 析 か
ら 除 外 し １４ 目 間 の 事 故 に つ い て 分 析 し た
、
。
対 象 と な る 乳 幼 児 を、 成 長 ・ 発 達 や 生 活 行 動 に 伴
う 子 ど も の 事 故 の 樹 敦を 反 映 す る た め に、 運 動 能 力
表１ 隼 齢 階 層 別 対 象 入 数
隼 齢 階層
人
２ ～ ７ カ、月 児
。＝３９９
（％）
７６
（１９．Ｏ）
８ が 月 ～１ 歳 提
１２２
（３０ ６）
．
２ ～３ 歳 児
１２７
４ ～６ 歳 児
フ４
（３１８）
．
㈹ ５）
．
（ｌＯＯＯ）
．
毒十
３９９
乳 幼提 の 事敬 の 実態
一 ２一
表３ 事 故 の 経 験 と 回 数
） が 有
母 親 の 年 鮒 は 平 均３０．４歳 で、 １３０名 （
３３
．８％
全 体
職 者 で あ っ た。 同 居 し て い る 大 人 の 人 数 が 二 人 の 場
２～フ か角 児 ８が月一・ 糊
ｎ芒３９９
ｎ ■ ７６
２～３歳 蜆 ４～６歳 児
ｎ＝１呈２
ｎ＝１２７
㈱）
人 （％）
人 （洲
ｎ＝ ７４
人 ㈱）
人 ｛％〕
事 敵 なし
９１ ｛２２、呂）
５０ ｛６…
…
．君〕
３ （２ ５）
，
２１ （１５５）
１フ （２３．ｏ〕
箏 散 塗り
３０ ８ σ７ ２）
．
２６ ｛３判 ２〕
．
１１ ９ 帽７．５〕
「０ ６ ｛呂３．５〕
５７ （７７，ｏ）
５８ （１壇．帥
玉１ て棚、３）
王８ 二１５，１）
１ ６ ０ ５．ｌｊ
１３
一
合 は２３０名 （５８
，６％） で、子 ど も の 世 話 を す る 人 数 は
２ ）
あった 住居形 態は１ 階部
人 以 上 が３５８名 （９０
． ％ で
。
分 （平 屋 の １ 戸 建 て、 お よ び 集 合 住 宅 １ 階） が８９名
團 数
１回
２唾ヨ
（
２２．３％）
２ 階 以 上 （２ 階 建 て の 一 戸 建 て、 お よ び
、
３ 回
集 合 住 宅 ２ 階 以 上） 棚 王Ｏ名 （
７７．７％） で 紀 っ た （表 ２）。
掴
５團 以 上
人
｝２．鋤
４５ （，４．直〕
７
㈱ ．９〕
１ ０ く８．｛）
１ ６ （ｉ５，ｌｊ
１２ 〔２≡．≡〕
４１
１５ （Ｉ司、２〕
１２ ｛２ｉ．１）
２ （７，７）
１ ２ （且ｏ．Ｉ〕
２２ （７．玉）
０３．ヨ〕
玉 （３．８）
５ （吾．２〕
王４２ ㈱，
１〕
５ ｛１９，２〕
７｛
他２，２）
９ （８．５）
７ （ｉ２．３〕
５ ０ ｛４７．２）
１３ ｛茱２．囲〕
２． 事 故 の 経 験
１） 事 故 を 経 験 した 乳 幼 児
分 析 対 象 の３９９名 の 乳 幼 児 の う ち、 王 蛸 闘 に 事 故
事 故 の 種 類 別 で は 「転 倒」 が あ っ た 乳 幼 児 が２２８名
（
５７．王％） で 最 も 多 く 次 い で「衝 突」玉６４名 （４王
．１％）、
、
「転 落」 王２１名 （
３０．３％）、 「は さ む」 ９５名 （
２３．８ ％）
が あ っ た 乳 幼 児 は３０８名 （７７
．２％） で あ っ た （表 ３）藺
圓 数 は １ 回 概 ８名 （！８
，８ ％） で、 ５ 回 以 上 も王４２名
（壬５．至％） お り、 最 大５６回、 平 均 回 数 は６．９ 回 で あ っ
た
で あ っ た （表 ４）。「交 通 事 故」 は 一 人 も い な か っ た。
。
表２
対象 の 背景
’
１生男１
」
…碧
女
芥 明
出 生 頗位
第１ 子
第２ 子
兄弟数
第３ 子 以 上
１人っ子
２ ノこ
３入 以 上
通 園な ど
母 親 の 年齢
（乎 均３０
．４歳）
母親の職業
同 居している
大人 の 人 数
１９５
（尋８．９）
２０２
（５０．６）
２
（Ｏ ５）
．
２０ξ （５１ １）
．
９９ （２４
．８）
２５ ～２９歳
榊 ４ （３６．１〕
３０ ～３４歳
３５ 川３９歳
１６１
５１
７５
１１
２４
２８
（５９ ６）
．
（１２ ８）
，
０８ ８）
．
（２ ８）
．
（６ Ｏ）
．
（７．Ｏ）
全 体
２－７ か 屑 蝿 ８か月 一 傭 児 ２ ～ ３ 歳 渠
ｎ＝７６
ｎ讐３目 ９
種類
転倒
有無
なし
ｎ＝１ ２２
４～ ６ 歳 児
ｎ＝ １２７
ｎ＝７均
人 （％）
人 （％）
人 （制
人 （％）
人 （％）
｛７、 ｛｛２
９）
．
７ 奪 ｛９７．司）
２ ６ （２１．３〕
専Ｏ （３１，５〕
３１ （４１，９）
２３ ５ （５９－９〕
６１ （９０，３）
５ ２ （４２．膚）
６フ ｛５２ 筍）
５ ５ （フ４，３…
２ フ８ ｛５９，７）
６ ９ （９０，９）
５フ く４６．７）
８６ ｛囹？、フ）
６ ６ （８９．２）
６９ ｛５５，５）
９５
０ 卑 顯）
６ ５ ｛葛？．９…
あり
あり＿
（蜘．４〕
５
（１，３）
不明
６
（１．５享
有職
１３０ （３２
．６）
無職
２５５ １６３
．９）
不 明
１卑
２人
３人
２３０
４人
７９
５
｛３
．）
（５７６）
，
（７３）
．
㈹ ．
８１
５人 以上
５５
（１３．
８〕
６
｛１，
５〕
１階
２階 以上
種類別 箏 故の 経験
事散
２…
３０逐 σ６
．
３ ５２ ｛冒富．２〕
７ １ ｛９３均〕
．
１ ０２ 〔８３，６）
１ １３ （纈９，Ｏ）
６ ６ （嗜９．２）
３ ５２ ｛８８，２〕
ヲ蔓 ｛
９卓
７；
．
１１ ２ （９１，Ｂ〕
１ ０６ （臼３．５〕
６２
⑱３．８）
３ ８３ （９６．Ｏ〕
７３ ｛９ｅ、篶
１１０ （９０．
２〕
堆 ６ （９９２１
，
７専
㈹．
ｏ
〕
３ ８３ ｛９俺、ｏ）
７４
⑲ フ、卑）
１１ ８ ｛９６．７〕
、 ２０ （９４．５）
７ １ （９５，９…
３８６ ⑲５
．η
フ６ ０ ｏｏ，ｏ）
ミ１ ６ ｛９５，１；
１ ２２ （９窩．１）
フ ２ ｛９了，３〕
３ ９０ （９７．刀
７６ （１００．ｏ）
３９２ ｛９藺、２〕
７６
０ｏ〇一〇）
１ １６ く９５．１〕
３９７ （９９．…
ヨ）
７６
ｏｏｏｏ〕
１２１
３９ ９ ｛１０００）
７６
竈ｏｏ．ｏ〕
１２ ２ ｛１００，ｏ）
５５ （１３
．８）
４０ 歳 以 上
１人 以下
２人 以上
表４
２０９ （５２．司∋
閉 ｛３６
．８）
４３ （］Ｏ
．８）
９６ （２ξ
１）
．
２３８
不 明
住 居層
｛％）
家 庭内
幼 稚園
保 育園
その 他
不明
２４歳 以下
不明
世 話 する 人 数
・・３９９
人
２９
３６６ （９１，
７１
３１ （７
８）
．
２
てＯ５〕
．
８９ （２２
３１
，
３１０ （η．
フ）
蛾
あり
’
（９８．
５）
６ （
１ ５｝
．
糀
ｌｌＯＯ Ｏ〕
．
Ｏ （Ｏ Ｏ）
．
㍗ １９
５〕 １２３ （鯛、
仰、
９１
ヨ２ ６ ｛９９．２）
⑲９．２〕
７２
〕
仰，３
７卑 Ｕ ｏｏ－ｏ〕
７尋
Ｏｏｏｏ〕
１ ２７ ｛１ｏｏ．ｏ〕
７４ ｛１００－ｏ〕
１２１ （９９
２） １２４ （
９フ
）
．
、置
ラ蔓 １９７３）
．
１ （Ｏ ８｝
．
３ （２ 卑）
．
２ （２ ７）
．
乳幼 蝿 の事 敬 の実 態
一 ３一
２） 事 故 で 手 当 て を 受 け た 乳 幼 児
事 故 が あ っ た 乳 幼 児 の う ち、 手 当 て
を 受 け た の は 王３０名
表５
手 当 て を した 事 故 の 経 験
金 体
（４２．４ ％） で あ っ
た （表 ５）。 対 象 者 全 体 （３９９名） で は
３２．６ ％ に あ た っ た 。
名
（６０．８ ％）、
回 数 は １ 回 が ７６
２ 回 が ２９ 名
（２２．３ ％ ）
１７ ８
手 当 て統 り
１ ３０ ω ２．２）
回数
幼 児 ２２８名 の う ち 、 手 当 を 受 け た の は
７７名 （３３．８ ％） で、「衝 突コ で は １６４名 中、
２王名 （夏２．８ ％） 、 「転 落」 １２１名 申、 ２王
㈲ ．呂）
司９
㈹．
、）
２～３歳 児 ４～６ 歳 児
ｎ≡１１９
ｎ－１０嗜
人 （％）
人 （％）
人 （％）
㈱、
工〕
５２ ｛４９，１）
２ ６ く司５、喧）
３８ ｛３１．９）
５４ ｛５ｏ．９）
３１ （５４．尋）
人 （％）
手当 て なし
事 故 の 種 類 で は ｒ転 倒」 が あ っ た 乳
名
ｎ ＝ ２６
人 １％）
平 均 王．８ 回 だ っ た 。
で、
２～７か 月 児 ８か月 ｝１ 繊
ｎ＝３０ ８
８１
７ ｛２６．９）
ｎ亡 ５ フ
６ ｛蝸．η
１９ ｛５０．Ｏ）
３３
崎１．１〕
２１
価７．η
２９ ｛２２．３〕
ｏ
１ １ ＝２邊．９）
！３ （洲．１）
５
㈹．１〕
３回
８－５〕
ｌ１ １
０
３ （７ ９）
．
６ １１ｉ．”
２ （６５）
Ｉ
４回
杢 （
３．１）
０
２ （５．３）
ｏ
２ （６
）
．５
５回
１ （Ｏ８〕
．
０
１ （２ ６）
．
０
ｏ
６国
０
１ （２．６）
１ （王．９）
ｏ
？回
２ （
１．
５）
３ （２．３〕
０
１ （２ ６）
．
１ Ｇ ９）
．
１ （３．２）
王Ｏ回
１ （Ｃ．８）
１ てＨ．３）
ｏ
ｏ
ｏ
１回
７９
２回
脆ｏ．緕）
（王７．４ ％）、 「は さ む 」 ９５名 中 至７名
（王７．９ ％） で あ っ た
（表 ６）
。
手 当て を した割 合 が 最も高 かっ た
事 故 の 種 類 は 「や け ど」 で ！３名 中 １！
、
名
（８４．６ ％）
名 申
、
２２ 名
お り
、．
次 い で
（４６．８ ％ ）
「 切 る ｊ ４７
で あ っ た
。
表６
事 故 の 種 類男
１
ｊ手 当 て の 経 験
事敵 の
種類
転 倒
３） 年 齢 階 層 別 に み た 事 故 の 経 験 （表
３ ～ ６）
な し
１ ５１
聞 に 事
で あ っ た。 事 故 の 種 類 で は 「衝 突ｊ が
１５名 （１９，７％） で 最 も 多 く、 次 い で 「転
個ｏ．２〕
５ ２ ＝５９，ａ〕
２３
１ヲ （岨９．５）
が 手 当 を 受 け た が、 他 の 年 齢 階 層 に 比
伽 一２）
１ ４ １９３．３）
６４ ｛９１－４〕
４８ ｛８０，ｏ〕
な し
１ ００ 〔茗２．６〕
４ ｛５フ、１〕
５４ （箇３．１〕
３ ６ ｛畠フ．箇）
６
４６ ｛智６，Ｅ）
２５ （７目、１）
６ （６６．７）
６ ｛５０．ｏ）
２１ ｛１フ．司）
な し
な し
「切 る」 ２名
、
「衝 突」 と 「誤 飲」
、
が １名 ず つ で あ つ た。
牝
榊 ９７
．酬
が ７４名 （６２．６％） お り、 経 験 率、 回 数
と も に 他 の 年 齢 階 層 に 比 し て、 一 番 多
㈹、２〕
５
｛５０，ｏ〕
１ ２ ｛５フ．コ〕
帥 皿助
（９５ ｏ〕
．
１ ４
、９
’
なし
１３ （百１
）
．３
２
㈱、
・）
ｎ＝１ ６
９ （９０，ｏ〕
１
な し
、５ （宮３．８）
２
ｏｏ佃一〇〕
４
ｏ ｏｏ．ｏ〕
０
Ｏ （Ｏ．Ｏ）
０
６
３
０ｏ，ｏ〕
〔Ｉｏｏｏ〕
８
Ｏ
ｏｏｏｏ〕
．
０
（固５ 刀
．
｛ ｍｏ力〕
０
ｎ＝１６
２
０５．４）
ｎ＝】３
Ｏ
１
㈱ ．刀
０
５
㈱ ．３）
パ ２０．Ｏ）
０
㎞
な し
フ ｛ η．筍）
ｏ
６ ｛８５ ７）
．
ｎ＝６
３
｛１００ ０〕
尋
０
０
Ｏ
５ ｛島３，３）
１
Ｏ
１ ｛ 帖 ７〕
一
０
＝９
ｎ
｛
な し
２
ｏｏｏ．ｏ〕
Ｏ
な し
５ （呂３．３）
０
０
きらり
１ ｛
１苗
７〕
．
Ｏ
１
ｎ≡２
５ 回 以 上
２ （５００）
７
ｎ＝４フ
８ か 月 ～ １ 歳 児 １２２ 名 中 、 ユ王９ 名
平 均 回 数 は ９．１ 回 で 、
オ ｛ 榊、ｏ〕
…
な し
（９７ ５ ％） の 乳 幼 児 が 事 故 を 経 験 し て
．
Ｉ
２５ （５３．２）
ｎ＝フ
（２）８ か 月 ～ １ 歳 児
０５０〕
３ ｛司２，９）
フ８ （畠２．１…
べ る と
当
、 最 も 少 な い 割 合 だ っ た。 手
て を う け た 事 故 の 種 類 は ｒ転 落」 洲
俺３．５〕
１ ４３
ｎ＝９５
ｏ＝４７
２０ ｛｛盾、５〕
３ ５ （司ｏ，２〕
な し
ｎ＝１２ｊ
言真 談
（９．２ ％） で あ っ た。
事 故 が あ っ た ２６名 申、 ７名 （２６．９ ％）
か つ た
藺
７７
２ ｛ｌｏ５〕
，
の 年 齢 階 層 に 比 べ て、 最 も 少 な い 割 合
。
ｏｏｏ．
ｏ〕
０
は さ む
故 が あ っ た 乳 児 は ２６名 （３４．２％） で、 他
い た
２
ｎ＝１６臭
２～ ７ か 月 児 ７６名 の う ち、１ 蝸
名
㈹ ．２〕
ｎ＝２２８
（１） ２ ～ ７ か 月 児
落ｊ ７名
釜擦＿ 烹 ・か 服血
ε 倣 撒 ２－３歳児 烹 ６ 撚
繕て
｛ｌｏｏ
．ｏ〕
０
１
ｏｏｏｏ〕
．
ｏｏｏｏ〕
０
ｏｏｏ．
ｏ〕
０
０
０
０
３
ｏｏｏ
．ω
Ｏ
０
ｏｏｏω
２ ｛ｍｏｏ〕
Ｏ
乳 幼児 の蜜 散 の案 態
事 故 の 種 類 は 「転 倒 〕 が ９６名 （７８．７ ％） と 最 も
多 く
「 衝 突 〃 ０ 名 （５７ ４ ％ ） 「 転 落 」６５ 名 （５３ ３ ％）
．
．
、
、
「 は さ む」 ５３名 （４３ ４ ％） の 順 で あ っ た
，
。
ぱ る」
「誤 飲」
「や け ど」
（４） ４ ～ ６ 歳 児
７４名 の４ ～ ６ 歳 児 の う ち ５７名 （７７．０ ％） に 事 故
、
カミ あ っ た。 事 故 の 種 類 で は 晦 倒 μ ３名 （５８，１ ％）、
、
「引 っ
訂溺 れｊ は 他 の 年 齢
「 衝 突 ｊ １９名
が 多 か っ た。
う ち １ 名 が ８か 月 ～ ！ 歳 児 で あ っ た
。
ち の ５４，４％ に あ た り
手 当 て を 受 け た の は ３１名 で、
（！６．２ ％ ）
事 故 が あっ た う
他 の 年 齢 階層 に 比 べ て
、
、
「転 倒 」 で は辺３名 中
最 も 高 い割 合 で あ っ た
。
、
「切 る」 で は １２名 申
５３．５％ の２３名 が
半 数 の６
、
、
「や け ど」 と 「 咬
名 が 手 当 て を 受 け た。 ま た
、
事 故 が あ っ た １１９名 の う ち
手 当 て を 受 け た の
、
３８名 （３１
９
％）
で
あ
た
事
故 の 種 類 で は 「転
っ
，
、
。
は
倒ｊ が あ っ た ９６名 申、 王９名 （王５，６ ％） が 手 当 て を
受 け、 「転 落ヨ で は ６δ名 申、 至王名 （王６．９ ％） 、
「は さ む」 ５３名 中 ７名 （王３ ２ ％） で あ っ 淀
訂や
．
、
。
ま れ る」
け ど」
３．
、
「切 る 」 至２ 名
（２５．７ ％ ）
、
階 層 と 比 べ て 、 経 験 率 が 最 も 高 か っ た。 ま た 、
ｒ窒 息」 が あ っ た の は 全 対 象 児 で ２ 名 あ っ た が
、
は６名 申
一 ４一
５名 が 手 当 て を 受 け た
。
で は ２ 名 ず つ が 手 娑 て を 受 け た。 ・
事 故 の 内 訳
１） 事 故 の 種 類 （表 ７）
１４目 間 で 全 対 象 者 が 経 験 し た 事 故 の 合 計 は
（３）２ ～ ３ 歳 児
２１王２件 で あ っ た。 １ 蝸 間 の 発 生 頻 度 は 対 象 者 全
２～ ３ 歳 児 王２７名 の う ち、 事 故 が あ っ た の は １０６
名 （８３．５ ％） で あ っ た。 事 敵 の 種 類 で は 「転 倒」
カミ８７名 （６８．５％） で 最 も 多 く 、 次 い で 「衝 突ｊ
６０名 （４７．２％） で あ っ た。 「切 る」 Ｆ噛 ま れ る」
体 で ５．３ 回 で あ っ た。
事 故 の 種 類 で は 「転 倒一
で 最 も 多 く、 次 い で
「咬 ま れ る」 が 年 齢 階 層 の 中 で 割 合 が 高 か っ た
。
ま た
、
ギ 転 落」 ２３５件
（！８．９ ％） 、
（１亘．１ ％） の 順 で あ っ た。
「 窒 息」 は １名 あ っ た
。
２） 手 当 て を し た 事 故 （表 ８）
事 故 が あ っ た １０６名 申
手 当 て を う け た の は
、
、
（５０．９ ％） で あ っ た
事 故 の 種 類 で は 「転
。
「衝 突」 ６０名 申
倒」 ８７名 申、 ３５名 （４０
．２％） 、
、
５４名
１２名
が １０３８ 件 （４９，１ ％）
噛 突 」 ３９９件
（２０．Ｏ％）
は９名 が、
総 事 敬 数 ２１王２ 件 の う ち
手 当 て を した 事 故 は
、
２３４ 件、 約 １ 割 で あ っ た。 手 当 て を 受 け た 事 故 の
が 手 当 て を 受 け た。 「切 る」 で
「誤 飲」 王名
「噛
、
発 生 頻 度 は 対 象 者 全 体 で０，５９回 ／１ 蝸 聞 で あ っ
「や け ど」 は４名
、
た
。
ま れ る 」 １名 が 手 当 て を 受 け た。
表 フ 事 散 の 種 類 別、 事 故 件 数
箏敬 の 種類
件 数
車云｛到 １０３８ （４９、司）
衝突
転落
（％）
内、手 当した件 数
４５．３）
柵６（
３９９ （１ ８．９）
２７ （１オ．５）
２３５ （１１、、）
３３ （１４．１）
はさむ
千４４ （６ ８）
．
２０ （８ ５）
．
引っ ぱる
１４３ （６ ８）
．
４ （司 ７）
．
切る
５４ （２ ６）
．
２３ （９ ８）
．
噛ま れる
３８ （１ ８）
．
１ （０ ４）
．
誤飲
や けど
咬ま れる
溺れ
整息
交通事 散
２０ （０ ９）
．
３ （１ ３）
．
１３ （０．６）
１１ （４，７）
その 他
合 計
９ （０ ４）
．
２ （０．９）
９ （０ ４）
，
ｊ （０ ４）
．
２ （Ｏ １）
．
Ｃ （Ｏ Ｏ）
Ｉ
Ｏ （０ Ｏ）
．
８ （Ｏ ４）
．
３ （１ ３）
．
２１１２ （１００．０）
表８ 手 当 をじた 事 故 の 対 応 別 件 数
事 故の 種類
全 事敵
ｎ＝２３４
対 応
婁實痘……
通 院
｛％）
２ ～フが 月 児 ・か月 ～ 浦 児 ２ ～ ３ 歳 児 ４ ～ ６ 歳 児
全 体
２２５ （９５．２〕
９ （３，８）
１ ６ ｏｏｏ刀〕
７１ ｛９３、司）
８ ８ ｛９７．畠…
０ （０．Ｏ）
５ （６－
６）
２ （２．２｝
２６ （９２．
９）
４５ １纈フ．
巴）
転 握１
ｎ＝１０６
蒙 庭
転藩
ｎ三３３
萎～痘姜
３０ ｛蓼ｏ
宮〕
．
１２ ｏ
衝突
ｎ＝２フ
…蒙逼董
２６ く９箇
３…
．
１ ｏ
切る
ｎ＝２３勾
姜実壇妻
７）
２２ （９５
，
２ ｏ
１０２ （９６２〕
０
８ く７
７
．
８ ｏ
５
．
ｏ
５ ０ ｛９６，２…
２ （３．
８）
３１ （９ 酬
ｏ ｏ〇 〇〕
一
３
｛１００－ｏ〕
１ ４ ｛曾３，３）
３ ｏｏｏ．ｏ〕
９ ｏｏｏ－ｏ〕
６ ｛８５．７〕
２
ｏ ｏ竈 〇〕
一
ｏ （ｏ ｏ）
．
１
， 、
｛１
’
．．．．．
．．．．．
２３４ （柵 ０，０）
．
１
１ ！
， ，
ｉ
そ の 他
ｎ＝３
家 庭
…’
治
㈹ Ｏ〕
３ ｏ
一
’
一
一
ξ ｏｏｏｏ〕
乳幼 児の 事 故の 案 態
ｒ転 落」
事 故 の 種 類 で は ｒ靭 到」 が１０６件 （
４５
．３％） 、
（１４，１ ％）
、
Ｆ 衝 突」
（１Ｉ．５ ％） 、
「切 る 」
（９．８ ％）
な どであつ た
。
手 当 て を し た 事 故２３４件 の９６．２ ％ 洲 家 庭 で 手 当 て
し た〉 （
２２５件） で あ っ た。 〈病 院 で 手 当 て を 受 け た〉
一５ 一
リ ッ パ〉 が あ っ た ２～３歳 児 で は 〈コ ン ビ カ ー な ど
。
の 乗 り 物〉 、 ４～６歳 児 で は く自 転 車〉 の 記 入 が あ っ
た
。
病 院 を受 診 した２件 は８か月 ～！歳 児 の 〈台 や 箱〉 と
２～３歳 児 の くカ ー ト〉 に よ る も の で あ っ 危竈
は９件 （３
．８％） あ っ た が、 入 院 は な か っ た。
２ ～ ７ か 月 児 で は 手 当 て を し た 事 故 は１６件 で、 全
て く家 庭 で 手 当 て〉 し た。
３） 転 落
Ｆ転 落」 が１２件 （
７５％）
手 当 を しな かっ た 事 故 の 原 因 （物） １８２件 で は 〈椅
で 最 も 多 か っ た。
子〉 力 撮 お 多 く、 他 〈段 差〉
８ か 月 ～ １ 歳 捉 で は７６件、 手 当 て し て お り、 事 故
の 種 類 で は 「 靭 到」 が２８件 （
３６
．８％） で 最 も 多 く、
遊 具〉 な ど も あ っ た
。
次 い で 「転 落」王１件 （
王４．５ ％）、「は さ む」至０件 （互３，２％）
り、
で あ っ た。
く病 院 を 受 診〉 し た 事 故 は５件 あ り、 う ち
３件 が 「転 落」 で あ っ た。
〈ソ フ ァ〉
〈室 内 大 型
家 庭 で 手 当 を し た 原 因 （物） に は３１件 の 記 入 が あ
／敷 物 ・ 布 団〉 が 最 も 多 く、 す べ て２～７ か 渇 児
で あ っ た。 ８か 月 ～１歳 児 以 降 で は 〈椅 子〉 〈階 段〉 、
遂～６歳 泥 で は
個 定 遊 具〉 の 記 入 が あ っ た。
病 院 を 受 診 し た ３ 件 は い ず れ も８か月 ～王歳 児 で、
２ ～ ３ 歳 児 は９０件 の 手 当 て を し た 事 故 が あ り
半
、
数 が 「 螂 到」 で あ っ た （
４６件 ５ユ
１％） 。 ま た、 訂衝
、 ．
「
突」 は１６件 （王７
切 る」 ９件 （
１０％） で あ っ
．８％） 、
原 因 は 〈階 段〉 〈椅 子〉 〈テ ー ブ ル ・ 机〉 で あ っ た
。
た。 〈病 院 を 受 診〉 し た 事 故 は２件 で 「轍 到」 と 「衝
４） は さ む
ｒは さ む」 事 故 の う ち 手 当 を し な かっ た 場 合 の
、
突ｊ で あ つ た
。
４ ～ ６ 歳 捉 で は５２件 手当 て して お り、 事 故 の 種 類
で は 「輯 瑚
原因
物） に は １１８件 の 記 入 が あ り
、
、
〈 ド ア ・弓１き
が３２ 件 （６１
，５％） で 最 も 多 く、 次 い で
戸〉カミ５４件 で 最 も 多 か っ た。２～７か 月 児 で は 原 因（物）
吻 る」 ６件 （１３ ５％ で あ っ た
く病 院 を 受 診〉 し た
．
。
「樹 到一 と 陶 るｊ で あ っ た
事 故 は２ 件 あ り
、
。
物 の 記 入 は 少 な か っ た。 家 庭 で 手 当 て を し た 事 故 の
４． 事 故 の 原 因 （物）
１） 衝 突
原 因 （物） で も く ドア ・ 引 き 戸〉 が、 ど の 年 齢 階 層
で も一番多 がつた
。
（表 ９）
５） 引 っ ぱ る
「弓１っ ぱ る」 で は 手 当 て を し な か っ た 原 因 （物）
、
手 当 を し な か っ た 事 故 の 原 因 （物）は、３２４件 あ り、
事 故 の 種 類 の 中 で は 最 も 多 く 記 入 さ れ て い た。 原 因
（物） で は ／テ ］ ブ ル ・ 机〉 が９６件 と 多 く
〈き ょ う だ い〉
、
、
／人／
、
物 は１０８件 あ り
う ち６７件 が 〈き ょ う だ い〉 だ っ た
、
。
ま た ２３件 は 〈友 人〉 で ８ か 月 ～至歳 児 が 多 か っ た
、
、
。
家 庭 で 手 当 て を し た４件 は す べ て８か月 ～１歳 児 で〈き
く椅 子〉 も 多 か っ た。
家 庭 で 手 当 を し た 事 故 の 原 因 （物） に つ い て の 記
よ う だ い〉 で あ つ た。
入 は２３件 あ り ８ か 月 ～王歳 妃 と２～３歳 児 で は 〈き ょ
、
６） 切 る
う だ い〉 の 記 入 が あ っ た。
手 当 を し な かっ た 事 故 の 原 因 （物）２２件 で は、 〈紙〉
病 院 を 受 診 し た２件 は８ か 月 ～１歳 児 の くテ ー ブ ル ・
が 多 か っ た、 家 庭 で 手 当 て を し た 事 故 で は１８件 の 記
机〉 で あ つ た。
入 が あ り、
２） 転 倒
〈紙〉 の 他 に く爪 旬 り〉 が あ っ た。 病 院
を 受 診 し た 原 因 （物） は岨～６歳 児 の 〈ドア の レ ー ル〉
手 当 を し な か っ た 事 故 の 原 因 （物） で は、３１９件 の
で あ っ た。
記 入 が あ り、 〈石〉 や くお も ち ゃ〉、 〈敷 物 や 琉 団〉
が 多 か っ た。
＜足 の も つ れ〉 は８か 月 ～ユ歳 児、 ２ ～３
７） 噛 ま れ る
人 に 「噛 ま れ る一 で 手 当 て を し な か っ た 事 故 （物）
歳児 に記入 があ った
。
家 庭 で 手 当 を し た 事 故 の 源 因 （物） は３７件 あ り
、
〈石〉 が６件 で 多 か っ た。 ８ か 月 ～王 歳 児 で 多 い 原 因
（物） は 〈石〉 で、 他 に ＜敷 居〉 く段 差〉 〈靴
＜ス
ち ＜き ょ う だ い〉 が２６件
が
は３３ 件 あ り
、 う
、 友 人 ４
件 であった
手 当 て を し た の は２～３歳 捉 の １ 件 だ っ
。
た
一 １０ 一
。
乳幼 児の 事 故の 案 態
表９
一
６
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∫
衝
倒
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…
２２
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きよう だ い
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１
１
呈
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王
１
乳幼 児 の事 散の 実 態
８） 誤 飲
「誤 飲」 で は 手 当 て を し な か っ た 原 因 （物） 物 に
は１５件 の 記 入 が あ り、
く砂〉 や 〈紙〉 の 他、
〈薬〉
一７ 一
そ の 結 果 に よ る と 年 間 事 故 発 生 頻 度 は４０回／年 で あ
っ た。 今 回 の 調 査 か ら 同 様 の 方 法 で 年 間 事 故 発 生 頻
度 を 算 出 し た と こ ろ、 １３８回／ 年 で あ り、 約３
．５倍、 多
当 て を した 事 故 の 原 因 （物） 物３件 は２～７か月 児 くテ
査 の 醐 犬や 地 域 の 違 い の
い 値 と なっ た
これは
。
、 調
他 に、 身 体 に 損 傷 が 起 こ ら な く て も、 ｒも う 少 し ～
だった ら
危 害 カミ生 じ た か も し れ な い」 な ど の
い
、
、
ィ ッ シ ュ〉 、 ８か 月 ～王 歳 児 〈お は じ き〉 、 ２～３歳 児
わ ゆ る ニ ア ミ ス 体 験 も 養 育 者 が ｒ事 故」 と 判 断 した
く小 梅 の 樹
〈朝 顔 の 種〉 〈ドン グ リ〉
〈実〉 な ど
が あ り、 ８か 月 ～王歳 児 に 記 入 が 多 か っ た。 家 庭 で 手
こ と が 多 か っ た た め と 思 わ れ る。 今 回 は 「事 故」 で
く 『蜂 の 巣 こ ろ り』 〉 で あ っ た。
も 手 当 て を し な か っ た 場 合 は約 ９ 割 あ っ た が
岡 申
、
９） 咬 ま れ る
ら の 調 査 で は、 手 当 て を し な か っ た 場 合 は 約 ６ 割 と
ｒ咬 ま れ る」 動 物 は く猫〉 や く犬〉 〈ウ サ ギ〉 くハ
少 な か っ た こ と か らも、 今 回 の 事 故 へ の 認 識 が 高 か
ム ス タ ー〉 、 虫 は く蚊〉 〈キ リ ギ リ ス〉 くか マ キリ〉
っ 危 た め、 結 果、 事 故 発 生 頻 度 が 多 く な っ た と 考 え
で、 ８か 月 ～１歳 児 と２～３歳 児 で あ っ た鉋 家 庭 で 手 当
ら れ た。
困卵 らの調 査で は家庭や病 院で 処置を した事 故の
て を し た の は４ ～６歳 児 の く虫〉 と 〈蚊〉 で あ っ た。
年 間 発 生 頻 度 は 約！３件 （２６７＊３６５／７／王０７５・１２ ９５） で
，
あ っ た。 今 回 の 調 査 で も 手 当 て を し た 事 故 の 年 間 発
玉０） 溺 れ る
ｒ溺 れ る一 の 原 因 は 全 て く風 呂〉 で あ っ た 手 当
。
生 頻 度 は 約王５件 （
２３４＊３６５／至４／３９９＝ １５ ３
ぼ
． ） で、 ほ
て を し な か っ た 事 故 は ７ 件 あ り、 う ち ６ 件カミ８か 月 ～
査 もい
同 じ 値 と な っ た 日ヨ申 ら の 調 査 も
。
、 今回 の調
王歳 児 で ！ 件 が２～３歳 児 で あ っ だ 家 庭 で 手 当 て を
、
。
ずれ も目記 形式で 事故を記 録する という 方法を とっ
し た の は８か 月 ～１歳 児 で １ 件 で あ っ た
。
て お り、 事 故 の 実 態 を よ り 正 確 に 把 握 でき る 方 法 と
考 え ら れ るカミ、 何 ら か の 拠 置 を 必 要 と す る 事 故 の 発
１１） や け ど
生 頻 度 が ほ ぼ 同 じ と い う 結 果 は 興 味 深 い。
ｒや け ど」 は 手 当 て を し な か っ た 原 因 （物） の 記
入 は３件 で 少 な か っ た。 一 方、 家 庭 で 季 当 て を し た 事
故 は１０件 で
、
フ ラ イ パ ン〉
事 故 の 種 類 で ほ ｒ輯 到」 を 経 験 した 乳 幼 児 は 約 ６
〈湯 ・ 汁 ・ 食 べ 物〉 や 〈な べ ・ や か ん ・
割 で 事 敵 件 数 で も ５ 割 淡 「 輸 到３ で 最 も 多 か っ た
、
。
Ｆや け ど」
こ れ は 先 行 研 究 と 同 様 の 結 果 で あっ た
。
くコ ン ロ ・ ホ ッ ト プ レ ー ト〉 な ど の 調
や 「切 る」 は 手 当 て を 受 け る 割 合 が 高 い 事 故 で あ っ
理器 具であっ た
ま た ２～３歳 児 で は く線 香〉
。
、
〈蚊
取 り 線 香〉 が ！ 件 ず っ あ っ た。
た が、 こ れ ら の 事 故 の 種 類 は 身 体 に 損 傷 を 受 け る 事
故 で あ り、 特 に 注 意 が 必 要 で あ る
。
年 齢 階 層 で は、 ８か月 ～１歳 児 が 最 お 高 い 割 合 で 事
１２） 窒 息
故 を 経 験 し て い た が ８か 月 ～王歳 児 は 歩 行 を 確 立 す
、
「窒 創
る 頃 で あ り、 転 び や す い な ど発 達 の 樹 敦か ら 事 故 が
で は 手当 て を しな か っ た 原 因 （物） に、 ８
か月 ～！歳 児 〈枝 豆 の 皮〉、 ２～３歳 児 く食 べ 物 の 入 れ
起 こ り や す い と 考 え ら れ た。 ま 危 「引 っ ぱ る」
す ぎ〉 の 計 ２ 件 の み の 記 入 が あっ た。
飲」 「や け ど」
願
「溺 れ」 の 経 験 率 が 他 の 年 齢 層 に 比
べ て 高 か っ た カミ 行 動 範 囲 の 広 カミり に 起 因 す る 事 故
、
と 思わ れた
。
一考察】
手 当 て を した 事 散 の 経 験 は ２ ～ ７ か月 妃 で は 事 故
今 回 １４員 間 に お よ ぶ 事 故 実 態 の 調 査 期 間 中、 対
、
象 と な っ た 乳 幼 児 の う ち、 ８ 割 弱 の 乳 幼 児 が 事 故 を
経 験 し、 約 ３ 割 が 手 当 て を 受 け た。 事 故 の 総 件 数 の
が あ っ た う ち の２６
．９ ％ が 手 当 て を 受 け て い た が、 ４
～６歳 児 で は５４
４％
と なり 年齢 階層が 高く なるに 従
．
、
っ て 手 当 て の 割 合カ 塙 く な っ て い た。 こ の 傾 向 も 囲
約 １ 割 が 手 当 て し た 事 故 だ っ た。 ま た、 そ の う ち ９
申 ら の 調 査 と 同 様 で あ っ た。 子 ど も が 幼 少 な ほ ど、
件 が 病 院 を 受 診 した が、 幸 い に も 入 院 に は 至 ら な か
養 育 者 は 子 ど も の 行 動 に 対 す る 関 心 が 強 い た め、 手
つ た。
当 てに は至ら ない婁を も事故と 判断 した結 果と思 わ
｝は 平成 ２年に東 京都 下で７冒聞 乳幼 児
目
ヨ中 ら１
、
れ る
を 対 象 に 家 庭 で 起 こ っ た 事 故 を 調 査 した 研 究 を 行 い、
一 玉２ 一
。
乳 幼児 の 事故 の 実態
一 ８ 一
原 因 （物） の 調 査 か ら は 年 齢 階層 に よ っ て 事 故 の
引 踊・参 考 文献
原 因 （物） が 違 う こ と が、 一 層 明 ら か に さ れ た。 た
と 完 ば 「樹到」 は８か月 ～１歳 児 で は 〈石〉
〈敷 居〉
１）田 中 哲 郎：乳 幼 児 の 事 故 の 実 態 関 す る 調 査 研 究．
平 成 ２ 年 度 厚 生 省 心 蔚 障 害 研 究 ｒ地 域 ・ 家 庭 環 境
く段 差〉 が、 ２～３歳 児 で は 〈コ ン ビ カ ー な ど の 乗 り
４ ～６歳 児 で は 〈自 転 車〉 と い う よ う に、 年 齢
、
階 層 に よ っ て 原 因 が 異 な っ て い た。 さ ら に、 「や け
の 小 児 に 対 す る 影 響 等 に 関 す る 研 究」 報 告
ど」 の 原 因 に は ＜線 香〉 や 〈蚊 取 り 線 香〉 が あ り、
２）日
ヨ申 哲 郎：保 育 所 に お け る 事 故 防 止 マ ニ ュ ア ル．
地域 によっ て は使用頻 度が 低いと思わ れるおの もあ
目 本 小 児 医 事 出 版 杜， ２００２．
３） 困 中 哲 郎 ： わ が 国 の 乳 幼 捉 事 故、１９９０， ま ほ ろ ば
物〉
っ た。
ま た、 事 故 の 原 因 で 〈噛 ま れ る〉 を は じ め、
突〉
く衝
書
．
王９９０；至６３－１７王
．
辺） 田 申 哲 郎，小 林 正 子：小 児 事 故 の 全 国 調 査 の 詳 細
〈引 っ ぱ る〉 な ど の 事 故 は き ょ う だ い や 友 人カミ
分 析 に 関 す る 研 究 結 果 の 概 要， 平 成 １ ０ 年 度 厚 生
原 因 に なっ て い る こ と が 多 か っ た。 保 育 所 での 事 故
省 厚 生 科 学 研 究 「子 ど も の 事 故 と そ の 防 止 に 関 す
調 査２〕 に よ る と、 事 故 の 原 因 物 質 と し て 他 泥 が
る 研 究」
報 告 書 ２５７－２６６ １９９９．
，
．
１５．７％ で 最 も 多 い こ と が 明 ら か に さ れ て い る カミ、 子
５） 谷 原 真 一， 大 牧 真 理 子， 中 械 子一 他 ： 乳 幼 児 の
ど も の か か わ り の 中 で 起 こ り う る 事 故 に つ い て は、
事故 経験に関す る調査
小 児 保 健 研 究 ６０ （３）
，
，
，
周 囲 の 大 人 の 適 切 な 配 慮 は も ち ろ ん の こ と、 理 解 力
、
４４０－４４６
．
２００１
．
６） 奥 野 順 子， 川 口 千 鶴， 日 沼 千 尋 他 ： 乳 幼 児 の 事
に 応 じ た 子 ど も た ち へ の 安 全 教 育 も 必 要 で あ る。
今 回 の 目 記 形 式 に よ る１４目 間 の 審 故 の 実 態 か ら、
故 の実態と対応 一一 地域 における 事故の 経験 から
事 故 を 予 防 す る に は、 発 達 を 考 慮 し、 地 域 特 陛を ふ
一
，
目 本 小 児 看 護 学 会 誌
王玉（１）
３７－４３ ２００２．
，
，
．
ま え危 生活や 環 境を把握 した内容 であるも のが重要
で あ る こ と が 再 確 認 さ れ た。
（文 責 ： 奥 野 順 子）
一 １３ 一
乳幼児の事故の案態
資料
（％）
表１ 対 象 の 背 景
全体
２ ～ ７ か 月 蝿；か 月 ～ １ 歳 児
ｎ＝３９９
性別
通園 など
（平 均 ３０
．４歳）
母 親の 職 業
５４
（４峯 ３）
、
７２
（５６ ７）
．
３、
（４１ ９）
．
女
２０２ （５０．６）
３８
（５０ Ｏ）
．
６７
（５４ ９）
．
５５
（４３ ３）
．
４２
（５６ ８）
．
０
（０．０）
１
（Ｏ ８）
．
Ｏ
（０ ０）
．
、
（１ ４）
．
（４７ ５）
．
６８
（５３．５）
５６
（７５ ７）
．
１８
２
（０，５）
第１乎
２０９
（５２ ４）
．
２７ （３５，５）
５８
第２子
、４７ （３６．８）
３５ （４６、一）
総
（３７．７）
４８
（３７．８）
第３ 手
４１ （１０．３）
１４ （１８．４）
η
（、３．９）
１０
（７ ９）
，
０
（ｏ ｏ）
．
（Ｏ ８）
．
０
（０ ０）
．
（１２ ６）
．
０
（０ Ｏ）
．
Ｏ
（０ ０）
．
１
（０．８）
１
（２４ ３）
，
２
（０ ５）
．
９６
（２４ 、）
．
２７ （３５．５）
５３
（真３ ４）
，
２人
２０４
（５司 １）
．
３５
（４６ １）
．
引
（刎．８）
８コ （６３ ８）
．
３７ （５０ ０）
．
３人
９４
（２３ ６｝
．
１４
（１ ８．４）
粥
（１ ３ １）
．
２８
（２ ２ Ｏ）
．
３６ （４８．６）
４人
５
（１ ３）
．
０
（Ｏ
．Ｃ）
（う ６）
．
２
（、 ６）
．
１人っ子
家庭 肉
２３８ （５９．６）
６６ （８６，８）
２
８４ （６８．９）
幼稚園
５１
（１２．８）
０
（Ｏ ０）
．
Ｏ
（０ ０）
．
保育園
７５ （ 禍一８）
０
（０ ０）
．
２０
（１６ ４）
．
１１
１６
」
１
（１、卑）
０
（ｏ．ｏ）
（２ ４）
．
毎８
（６４ ９）
．
３２ （２５．２）
２３
（３１．１）
（０ ０）
．
８８ （６９．３）
３
（２．８）
２
（２．６）
７
（５ ７）
１
２
（１．６）
０
（１０ ５）
．
１１
（９ ｏ）
．
２
（１ ６）
．
３
（孝 １）
．
１２
（９．８）
８
（６ ３）
，
０
（０ ０）
．
不明
２４
（６．Ｏ）
８
２４ 歳 以 下
２８
（７．０）
８ （ 柵。５）
２５ ～ ２９ 歳
１４４ ζ３６．１）
２６ （３４．２）
４９
（４０ ２）
，
４８
（３７ ８）
．
２１
（２８．４）
３０ ～ ３４ 歳
１６１ （４０，４）
３４ （４４．７）
４３ （３５．２）
４８
（３７ ８）
，
３６
（４８，６）
３５ ～ ３９ 歳
５５ （て３．８）
８ （柵．５）
１３
（１ ◎ ７）
．
鴻
（１５．Ｏ）
１５ （２０．３）
４０ 歳 以 上
５
（１．３）
Ｏ
（Ｃ．０）
３
（２
．５）
２
（１，６）
０
（Ｏ．０）
不明
６
（、．５）
０
（Ｏ．０）
２
（、．６）
２
（１．６）
２
（２ ７）
，
（３７，８）
有 職
１３０
（３２．６）
１９ （２５ ０）
．
４０
（３２ ８）
．
４３ （３３，９）
２８
無 職
２５５
（６３，９）
５６ （７３ ７）
，
η
（６３．１）
８０ （６３．０）
４２ （５６．８）
不 明
１４
（３．５）
１
（｝．３）
５
（４．１）
４
（３
，１）
４
（５．４）
７４
（６０ ７）
，
６９
（５４ ３）
．
４２
（５６ ８）
，
（９．８）
８
（６ ３）
．
卑
（５．４）
２人
２３０
（５７，６）
４５
（５９ ２）
．
大 人の 人 数
３人
２９
（７．３）
５
（６
．６）
１２
４人
７９ （１９．８）
禍
’
（２１ 、）
．
２０ （司６．４）
２８ （２２．０）
、５ （２０ ３）
．
５人 以 上
５５
（１３ ８）
．
柵
（１３．２）
１４
（１１ ５）
，
２０ （、５．７）
い
６
（１．５）
２
（１ ６）
．
不明
１ 人 以 下
３６６ （９１、フ）
２人 以 上
（７．８）
不 明
佳居 層
ｎ＝７４
（５０ Ｏ）
．
同 居して いる
世 話 する人 数
４～ ６歳 児
ｎ＝１２７
３８
その 他
母 親 の年 齢
２ ～３歳 児
ｎ＝て２２
柵 ５ （４８．９）
第 ４子
兄 弟 数
ｎ＝７６
男
ヨＦ尋月
出生 順 位
一 資 料１一
１ 階
２華皆 以 ニヒ
３１
２
（０．５）
０
（０ Ｏ）
．
７０ （９２．１）
１０９ （８９．３）
６
（７
．９）
個
（ 柵、７）
Ｏ
（０ ０）
．
Ｏ
（０ ０）
－
２
（１，６）
１｛９ （９３．７）
８
（６．３）
０
（０ ０）
．
２
（１４ ９）
．
（２ ７）
．
６８ （９、．９）
４
（５．４）
２
（２ フ）
．
８９ （２２．３）
１６ （２、．１）
３４ （２７．９）
２５ （１９．フ）
１４ （、８．９）
３ｊ０ （７７
．７）
６０ （７８．９）
８８ （７２．１）
て０２ （８０．３）
６０ （８１．１）
一 王４ 一
乳 幼 児 の 事 散 の 葵 態 一 資 料２ 一
資 料
表２
事 故 種類 別 年 齢 階層 別 事 散 の 有無と回数
、
、
２～ ７か 月 蜆
年齢階層
故 ｛
人 （％） 雛 雛
散なし
散 り
１回
回数
９１ （２２
．冒）
３０８ （７フ、２）
云燭
云洛
一 一 ・
｛蓬童茎
・
一 ・ 一
一
一
り
一
一
一・・
一
一・
Ｏ
２
８
．
一一
２ （２５．Ｏ〕
８ （６ ６）
５ （逐 １
遂 （６ ２）
３ （４ ６
２ （２８，６）
㈱．３）
６１
玉．ｃｏ
鴻 （鴻．７｝
５２ （４２
．直）
ｏ．５０
１
５３
！皇
．
一
一
７２ （９考
７
一．
一）
Ｃ
一 一一一一一
０８
３２ …２…
…２）
．
２２ ｛６８ ８）
．
１０ （３工．３）
０
６２ （８３
．８）
１７
．
Ｇ
３
ｏ
ｏ
１ヨ６
９５
一 一｛
一一
．１）
ｃ ｏδ
９ （７５．ｏ）
！ ｛１ｏｏ，ｏ）
０
０
ｏ
２ ｛丑６ ７）
．
王 （６．３
Ｏ
王 （８．３
フ６＿｛１０
０刀｝
一 一 ＿一
一一 一 一 一 一
１
２１ （９９Ｉ２一
）
一 一一・ 一 一
０
〇
Ｏ旦
．
１ （０．８）
１ （Ｏ ８
．
｛
｝ 一 … 一一一一１オ
、）
一一 ７６
一 一
一１
一０
一０刀一
一６ 一｛９５
…．一
一 Ｃ．０７
０
１ ２６
（一一・
９９ ２
）
一 一・一
．一 一 ０ ．０ ユ
１ （Ｏ ８）
．
１ （Ｏ ８
．
１ ２６ （９９
一一
．２； 〇
一
２ （Ｏ ５）
，
２
７１ （９３
．ξ）
一
〇
２１
．
一 一 一一一一一
７４ （柵 ｏ．ｏ〕
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〇 （ｏ．ｏ）
７奪 （柵 ｏ．
ｏ）一
一
・一一 一 一一一
Ｏ
０１
、
７４ 臼ｏｏΦ
一
一一 一
コ （Ｏ ８）
．
王 （Ｏ．８）
一
一 一 一一一一一一 一
く一
；
６６
一
一
８９
一 一２
一一
．
一一
５ （６，６）
２０ て１６．尋∋
１回
４７ （列．
８）
３０ １
６３．
８）
２
（｛０．Ｏ）
１１ （５…
…．Ｏ）
２回
７ ｛
９）
Ｉ｛．
２ （皇ｏ．ｏ）
３ （Ｉ５ ｏ）
．
０
２ （１０．Ｏ）
ｏ
０
０
２ （１０．ｏ）
０
０
１ （２０．Ｏ〕
２ １１０，Ｏ）
２ （１白．３）
廻
５ 圓 リ
２ （迅．３）
２ （盈、３）
一
上
６ （
１２．
８）
）
咬 ま れ る 肇 故 堂し
鯉 ｑ 僅 η～ 輔 榊
担 ㈹Ｏ
」
＿ ＿ ＿
．
．
．、
事故
り
９ （２
Ｏ
．３）
ｉ回
９ て≡ｏｏ．ｏ）
故 なし
散 り
３８３ （９５Ｏ）
．
王回
２圓
１６ （４０） ０１０
２ （２．６｝ Ｏ．２５
１１
１ （５０．Ｏ）
１ （６．３）
１ （６．３
３ ９９
一
一
㈱．８）
３ ｛１富．８）
３回
５回 Ｐ 上
一
１１９ 一
（９７
５）
・
・ ．一
３ （２．５）
鮒
３
鞘
仙ｏｏ，ｏ〕
一
｛２３ （９６一一
．９〕
４ （３１）
．
４
１ 柵 （９昼 η
，
４ （３．３） Ｏ．０４
１ ｛豆２．５）
１ く至２．５）
榊
韓
・一
１ （２５．Ｏ）
２ ｛２８．６；
１ ２ ７ （１００ｏ〕
．
７６
（、ｏｏ．一ｏ〕
一
１２１ （
９９．
２）
０ （０ Ｏ）
．
１２４
く
９７６）
一 一 一 一一・ ．
３ （２ ４）
．
３ 一９３
（
９冒一５∋ 〇
一 …
一 一一 ．
一 一一
０
．
２
一
一
…
一
一
一
一
０ （Ｏ Ｏ）
．
一 一 ・一
・一
一 一一
…
１ （ｏ ８）
，
Ｏ
０
，
２
７ ４ ｛１００．ｏ）
Ｏ ０２
．
－
Ｏ （Ｏ Ｏ）
．
７２ （９フ，３〕 Ｃ ０ ３
．
２ （２ フ）
．
５ ｛８３．３）
○
３ 華１００．ω
２
互 ｛玉６，７）
王 （上ｏｏ．ｏ｝
ｏ
０
０
０
３回
一 １５ 一
０ｏｏ．百）
Ｏ
０
０
ω 、３〕
０ （０．０）
茸
３ （埠 １） Ｏ．０４
．
３
王 （５０ＩＯ）
、 ２２ ｛ 珊ｏ£ ）
鮒
２ ｛；ｏｏ，ｏ）
７ （５ ５） Ｏ．０９
．
４ ｛５７．王）
０ （Ｏ．Ｏ）
＃
７１ （９５．
９）
３ ｛７５．ｏ）
フ６ ｛１０αｏ）
７２
（９フ．
３
）
一
一
２ （２ ７）
．
ｏｏｏ．ｏ〕
０ｏｏ』〕
〇 ５０
．
６ ｛７５ ｏ）
．
１２０ て９４５）
，
１
一
８ ｛１ｏ．８）
１１ ｛７８，６）
ユ （７．王）
◎ （Ｏ．０）
６ （１ ５）
．
１回
２回
７４ （
９フ
。４）
１ ４ （ 篶．ｏ）
一
・一 一
一 一一一 一
◎
Ｏ （０ Ｏ
．
１１３ ｛８９一一
ｏ）
． 一 〇 ．３ ４
至 ６
、
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８３
６∋
３９
一 一て
一
一一
．・一 ０ ．
一一
０３
．
２ （２ ７
，
一
６ （４ ９）
．
４ （３ ３）
．
〇
２ （２．７）
１２６ ｛９９
．２） ０ Ｏユ
．
１ （Ｏ ８）
．
１３
．
１２ （９ ８）
．
２ ζｉ２．５）
＿＿＿
ｏ
７２ （９？．
３）
一
一一 一 一 一一 一 一 一
５ （３ ９）
．
５ （３．９）
１１０ （９０
．２） Ｃ
０ｏｏ．ｏ）
遂 ｛３３．３）
く９６
１）
一 １蟹婁
一 一
．
一〇 〇婁
６ （４ ９葦
．
６ （雀．９
５ （王．３）
３回
Ｏ．２２
９
Ｏ （Ｏ ０
．
７３ （９６
一．つ００壬
３ （３ ９）
．
堕 與 蔓幽 ０３６
＿ ＿
ｏ
ヨ０６
８３
一一一 ・ （
．５〕 Ｏ
９
工 １２５．ｏ）
Ｏ
〇 ｏ至
．
Ｏ
０
，
ω．三）
８ ｛６６．７）
フ６ 一
く１冒ｏ．鎌
一 一Ｃ０３ 一 一
２ （Ｏ，５）
２ （Ｏ ５
，
３９２ （９竃．
２）
一 〇 ０２
７ （１ ８）
．
１
｛２ （１６２）
．
３８６ く９５．乃
３９７ ｛９９．
５）
一
８ （８８．９）
０
ｏ
０ １壬
ω ２）
．
９
２ １ くｌｏｏ，ｏ〕
、
１６ （４ Ｏ）
．
１３ ｛…
ヨ王．
３）
…
ｏ
６５ （８〕
）
一．８一
２１ （｛６
．５）
５ ００
．６；
至 （２ 隻）
．
０．０５
・
ｃ
ｏ
§ １９０ む）
．
至 ｛１０．ｅ）
４ （５ ３）
－
３ ㈱、ｏ）
１３ （３ ３）
．
王３ （３ ３）
．
３８３ ｛９６．
Ｃ）
一一
７ １３６，８）
１０ （８ ２）
．
４フ （篶．８１
虹 （８７
．２；
り
散なし
箏散 り
事 散なし
事故 り
一一 一
．
Ｏ ３５
｝９ （２５７） ．
．
６ （王Ｏ Ｏ）
．
㈱．４〕
１ （王 ９
、
、１２ ｛９１．８〕
５５ （フ司
．３）
］ ２ （６３．２）
一
（フξ８） ０ ３３
一９５
一 一．
一一
３２ （６ｏ ｛）
．
１３ ｛２雀．５）
０ｏｏ．ｏ〕
０ ９８ －
５ （８．３｝
４ （６ ７）
．
王２ （至７ 三）
．
０ ０３ 一 ６９
一（５６
一．６
一一
） ０ ７４
２２
．
ユ （１２．５）
至？ ｛２８．３）
２ （３ ８）
．
５ （９．適）
３５２
（鯛．２
）〇
一 一一
一
一一
６０ （考フ２）
．
２８ く毫６．７）
７ ｛三〇．ｏ）
２ （２ １）
５ （５ ３）
咽
２回
弓１っ は る 事 散 なし
㈱ Ｏ）
．
２ ｛Ｉ３．３｝
２５ ｛２６．
３）
至 ？２ 一
７０ く５フ
．考葦
〇
８ （１０．８）
１ （１２．５）
！（〕
事 散 なし
事故 り
尋１ （３２３〕
．
３
７ ０
．
６６
く８９ ２〕
一一一
，
Ｃ．５３
｛ （９ ８）
，
３ （７ ３）
，
０ （０ Ｏ
，
６７ （５２
．８）
一 一一
一 ３０逐
一 １
一
７６
一
一
２
・
一一
） ０．３６ 一一
７５
一一
｛９８
．
．７）
９５ （２３、
蕎）
１ （： ３）
．
１回
６２ く６５．
３）
り
８６ ｛６フ．フ〕
７
王Ｏ ｛１５．毫〕
０
事 散 なし
２ ２ て２５．３）
θ
ｉ６ 〔１３２）
．
１ｉ （６．７）
２０ くＩ２．
２）
り
１２ ｛２？一９）
尋 （９．３）
盗 く５０．Ｏ）
１０ ｛三遂、３１
一一
９ ｛２０．９）
㈱ ４）
．
８ （９．２）
．
！．雀９
４３ （５８、）
、
１５ （３皇．９）
１達 （ｉ筍．１）
！
０３
．
３１ ｛４、．９）
２ ９２
．
９ １２２．Ｏ〕
２ １１３．３）
一
㈱ 、５；
２５ て６ｉ
．Ｏ〕
５ （３３，３｝
り
㈹ ．５
）
３０ １蝸．２）
！８ １２７，７）
倣 ．旦〕
ユ （亘事．３）
王７ （Ｉｏ．
皇）
王回
そ の他
一一
３圓
遂回
５回 リ 上
３回
尚
一 一 一 一 一
婁７ く３暮．６）
玉遂 ㈱ ．Ｏ）
１回
２回
交通
１６
６
ユ回
嬉まれ る
王０ （１０．４
）
４ （唾．２）
５７ 〔４６
．フ；
６５ （５３３〕
．
一
迅
似．ｏ）
粥 ４ （幻、わ
故 なし
事故 り
敵
一一 一一一
７ １１２．３）
王３ ｛２２．８）
２７ ｛３１．０）
３８ （３９．６）
６９ （９０
．８）
９
７ （９．２｝
９）
２３５ （５８．
事 敵なし
故 あり
溺れ
５
．
１ ２ ｛２三．Ｄ
９ （８．５）
５０ （
皇７，２
）
８７
３
５７ σフ
．Ｏ）
１３ く２２ ８）
．
１ ２ ｛２一．１）
棚
７３ ｛４｛ ５）
、
４３ ｛２６．
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２回
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人 （％） 雛 舳
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１）
．
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一
２６ （３４
．２）
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．８）
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．
４５ （１垂．６）
２回
３回
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５圓Ｐ 上
８ カ、 月 ～ １ 莇
人 （％） 雛 繊
５．２９
辛 発 生 頻 慶 ＝Ｍ 目 閥 の 事 故 合 言 胴 数 ／対 象 著 数
０ｏｏ，ｏ〕
瓢 幼 児 の 事 敵 の 実 態 二 資 機３ 一
資 料
表３
年 齢 階 層 別、 手 当 て を し た 事 散 の 有 無 仁 回 数、 発 生 頻 度
＊発 生 頻 度：１ 蝸 闇 の 事 敬 合 計 回 数／対 象 者 数
２
～
７カ
、月
一
尾
８か
月
～１
歳
児
２ ～３ 歳 児
隼 齢 階層
全体
４～ ６歳 児
人
（％） 雛 雛
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手当てあり
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．
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．
ｎ＝４７
２
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３
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回数
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３
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．
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３回
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６ （８５．？）
７９ （６０．８）
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（％） 雛 搬
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．
３） 安 全 対 策 と 事 故 と の 関 連
各 年 齢 階層 別 に 安 全対 策 調 査 票 の 回答 を 得 点 化
（１） 安 全 対 策 合 計 得 点 率 と の 関 連
し 算 出 し た 安 全 対 策 合言十得 点 か ら 安 全 対 策 合 計 得
さ ら に、 安 全 対 策 合 計 得 点 率 を 算 出 し、 全 数 お
点 率 を 算 出 す る と ２－７ ヵ 月 児 ８９．５％ ８ ヵ 月 一ユ
、
、
よ び各 年 齢 階層 に お い て 事 故 経 験 の 回 数と の相 関
歳 泥 ７９ ７ ％ ２－３ 歳 児 ７５．１ ％ ４－６ 歳 児 で は ８０， ７ ％
．
、
、
を み た （表 逐）。 そ の 結 果、 全 数 に お い て 事 故 総 数
で は 関 連 は 認 め ら れ な か っ た 淋、 事 故 種 類 別 で は
で あ っ た。 こ れ ら の 安 全 対 策 合 計 得 点 率 を 比 較 し
瑚 るｊ と い う 事 故 に お い て 有 意 に 負 の 相 関 が 認
た と こ ろ ８ ヵ 月 一王 歳 捉 と 仁６ 歳 児 の 得 点 率 の み
、
有 意 差 は な か っ た が、 ２－７ ヵ 月 児 は 他 の ８ ヵ 月 一王
め ら れ た
歳 児、２－３ 歳 児、４－６ 歳 児 よ り 有 意 に 得 点 率 が 高 く、
（ｒ ｝ Ｏ．１６）
。
月 一ヱ 歳 児 で は
各 年 齢 階層 でみ る と
、
、 ８ヵ
２－３ 歳 児 は ８ ヵ 月 一１ 歳 児、 ４－６ 歳 児 よ り 得 点 率 が
る」 と 「溺 湖
低 か っ た
の 相 関 が 見 ら れ
（表 ３）
。
ｒ＝一０．２１）、
（「 切 る 」 ： ｒ・一〇
． ２７、
８ ヵ 月 一１ 歳
２－３ 議
４－６ 歳
８９ ５（７３〕
．
．
フ９．７｛纈Ｏ〕
．
フ５．｛ ｛１２．Ｏ〕
８０．７｛９．６〕
「溺 れ」 ：
どち ら も安 全 対 策 合 計 得 点 率 が 高 い ほ
。
２－７ ヵ 月
吻
の 事 故 に つ い て そ れ ぞ れ 有意 に 負
ど 事故 回 数 は少 な かっ た
表 ３ 安 金 対 策 得、
点 率 平 均（年 齢 階 層 別
隼齢 階 属
８
．
フ ４
’■’１」
７
散
交 通 事
凸 ■
３
一
！
転
藩
フ ９ ７
，
■■ ■■」 一一 皿 ■■ ■■’■
窒
息
７ ９．４
一 一 一 ’■一■■一１⊥Ｌ ’■
交
通
事
散
フ ４．３
が
２お 子 さ ま の 潟 り に 、 つ ま ず き や す い も の 都 な い よ っ に
１ 轡
一
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質 闇 １３ お 芋 さ ま を 風 昌 場 に 一 人 に し て お く こ と 秘 あ り ま
２） 各 年 齢 ぽ お け る 安 全 対 策 の 特 徴
哲
２－３ 歳 児 で は、 ギ転 倒」
事 故 に お い て 有 意 に 正 の 相 関 が 見 ら れ （ｒ＝０，２１）、
安 全 対 策 合 計 得 点 率カ 滴 い ほ ど 「転 倒」 事 故 が 多
得点 率 平均
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繕 篇 率＝安 全 対 策 合言十煮ノ各 隼 鶴 階 穫 安 金 対 策 の 満 点 （％）
く な っ て い た。 他 の 年 齢 階 層 に お い て は、 相 関 は
認 め ら れ な か っ 危。
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乳 幼 蜆 の 事 散 と 予 防 に 関 す る 蓄周 査
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乳 幼 泥 の 牽 故 に 影 響 を 及 ぼ す 対 象 者 の 特 牲 との 関 遵
一１・
乳 幼 児 の 事 散 に 影 響 を 及 ぼ す 対 象 者 の 特 性 との 関 連
一 子 ども側 と養 育 者 側と の 要 因 か ら 一
【は じ め に】
③ 養 育 者 側 の 要 因 の う ち、 育 児 負 担 感 を 測 定 す
我カ 潤 に お け る 乳 幼 児 死 亡 の 原 因 と し て 不 慮 の
る 尺 度 と し て、 川 井 ら （
２０００） の 『子 ど も 総 研 式 ・
事 故 が 多く
ｒ健 や か 親 子 ２ｉ」 の 主 要 課 題 に 取 り
、
上 げられ て い るよ う に そ の事 故予 防 に対 する 取
、
育 児 支 援 質 問 紙 （ミ レニニア ム 版） 』 よ り
、 育児 の
り 組 み は 急 務 で あ る
。
や 戸 惑 い、 不 適 格 感 か ら 成 る） お よ び 育 児 困 難 感
印 象 を 間 う 領 域 １ の 育 児 困 難 感 Ｉ （育 児 へ の 心 配
事 故 の 要 因 と し て、 事 故 を 起 こ す 子 ど も や 養 育
Ｕ （子 ど も に 対 す る ネ ガ テ ィ ブ な 感 晴 や 攻 撃 ・ 衝
者 の 特 性 は 何 か し ら の 関 連 が み ら れ る。 澤 困 ら
動 性 か ら 成 る） の 尺 度 （Ｃｒ㎝ｂ 鮎 α 判 ８０ ～０９３）
、
，
（２００２） の 調 査 で は
を 使 用 し 危。 尚、 こ の 質 問 紙 は ０ 歳 児 版 １ 歳 児
、
、
子 どもの 性別
きょ う だ いの
、
有 無、 母 親 の 仕 事 の 有 無 や 世 話 を す る 人 数、 養 育
版
者 の 育 児 負 担 感 に 差 が み ら れ た。
類 さ れ て お り、 対 象 の 年 齢 に 合 わ せ た 尺 度 を 使 用
そ こ で 今 回、 事 故 予 防 の た め の 介 入 を 考 案 す る
歳 児 版 ３ ～６ 歳 児 版 と 年 齢 段 階 に 応 じ て 分
、 ２
、
し た
。
基 礎 資 料 と す る た め、 胃 記 形 式 の 記 録 に よ る 事 故
分析 方 法： 事故 実態 を 示す 指標 と して 事故 の合
経 験 を 調 査 し、 事 故 に 関 連 す る 子 ど も と 養 育 者 の
計 数 を 算 出 し、 子 ど も や 養 育 者 の 要 因 に つ い て 統
要 因 を 明 ら か に す る こ と を 胃 的 と し た。
計 ソ フ ト ＳＰＳＳｌ１
ｊ を 使 用 し、 ｔ 検 定 お よ び 一 元 配
尚、 本 稿 で は 小 学 校 入 学 前 の 乳 幼 泥 を 対 象 に、
小 児 の 生 活 行 動 範 囲 を 考 慮 し、 年 齢 階 層 を 生 後 ２
置 分 数 労 析 を 行 っ た。
～７ か 月 、 ８ か 月 ～１ 歳
、
～ 歳 に 分 類
、 ４ ６
２～３ 歳
し 検 討 を 行 っ た。
倫 理 的 配 慮 ： 質 間 紙 調 査 の 実 施 に あ た っ て は、
事 前に 主任 研 究者 が らの調 査 協カ の お願 い状 に
、
屠佳 自 治体 か らの 調査 協力 依 頼 を同 封 し 同意 書
、
を 送 付 しだ。 同 意 書 を 返 送 し た 対 象 に 質 間 紙 を 郵
【研 究 方 法】
送 した
。
調査 対 象： 静 岡 県Ａ 町周 辺の ３ 町 に在住 す る 乳
幼 児 の う ち、乎 成 １４ 年 １１ 月 か ら 平 成 １５ 年 ２肩 ま
尚、 デ ー タ は 個 人 が 特 定 で き な い よ う に 処 理 を
し、 保 管 は 鍵 付 き の 保 管 庫 で 行 っ た。
で に乳 幼 児健 診 の 対象 と なった 児と そ のき ょ う だ
い と した
。
【結 果】
１．
調 査 期 間 ： 質 間 紙 を 平 成 １４ 年 １０ 月 に 発 送 し
、
平 成 １５ 年 ２ 月 ま で の 回 収 分 を 労 析 対 象 と し た。
調 査 内 容 ： ① 調 査 期 間 中 に 経 験 し た 事 敬 実 態、
② 子 ど も 側 の 要 因 Ｃ 鰯１
」
、 き ょ う だ い 数、 出 生 順
調 査 対 象 と な っ た 乳 幼 児 は ６８０ 名 で、 そ の う ち
養 育 者 の 同 意 秘 得 ら れ た 乳 幼 児 は ４５５ 名 （同 意 率
６６
．９ ％） で あ り、 転 居 等 を 除 い た 回 収 数 は ４４０ 名
形態 ）
③養 育 者側 の 要因
位
生 活 形態
、
、
、
、 住暦
（子 ど も を 世 話 す る 大 人 の 人 数、 母 親 の 年 齢 と 就
労、 母 親 の 育 児 困 難 感） と し た。
上 記 の ① ～ ③ の う ち、事 故 実 態 に 関 す る 調 査 は、
事 故 の 有 無 と 「転 倒一
晦 潮
対 象 者 の 背 景
（回 収 率 ９６．７％） で
有 効 團 答 数 は ３８２ 名
、
（８６，８
％） で あ っ た
。
乳 幼 児 の 年 齢 は、１ か月 か ら ６ 歳 ６ か 月 ま で で、
平 均 ２．
３ 歳 （ＳＤ＝１
．６６） で あ っ た。 そ の 内 訳 は ２－７ か
な ど、 ！４ 項 員 の 種
月 児 ７５ 名 、８ か 肩 ～１ 歳 児 １１５ 名 ２～３ 歳 児 １１９ 名
、
、
類 別 に 事 故 の 回 数 を １６ 冒 間、 記 載 し て も ら っ た
。
４イ 歳 児 ７３ 名 で あ っ た。 養 育 者 で あ る 母 親 の 年 齢
こ の う ち、 最 初 の ２ 目 間 は 事 故 に 対 す る 意 識カ 塙
は １９ 歳 か ら ４２ 歳 ま で で
、
ま って いる と考 え
分 析 か ら除外 した
尚本 稿 で
、
。
で あ つ た。
は、 手 当 を 要 し た も の 事 故 に つ い て 分 析 し た
。
一 ２９ 一
平 均 ３０
０５）
．４ 歳 （ＳＤ＝４．
乳 幼 児 の 事 敬 に 影 響を 及 ぼす 対 象 肴 の 特 性 との 関 遵
０
一２一
８
．
ｏ
フ
ｏ
６
Ｏ
５
ｏ
４
０
３
、
厘蚕麺 巧 砺 師茅戻擁垣垣幸紐Ｐξξ紬！
１’
，
平
均
．
事
．
故
回
数
．
Ｏ
２
ｏ
１
Ｏ
Ｏ
１・
．
．
．
全
転
転
衝
挟
切
や
事
倒
藩
突
む
る
け
ど
故
誤
飲
お
窒
懲
国
数
ぼ
弓１
つ
咬
ま
噛
ま
交
通
れ
ぱ
れ
れ
箏
る
ｂ
る
る
故
そ
の
他
扱
事 数 の 種葵嚢
る
図 弓． 隼 齢 男１
ｊ事 散 園 数
２．
事 故 実 態
年 齢 階層 別 で は、 蝸
事 故 は 手 当 を 要 と し た お の と し １４ 胃 問 の 事 故
、
の 一 人 あ た り の 平 均 回 数 を 指 標 と し た （図 １） 。
歳 泥 にお い て女 児 の方 が
有 意 に 事 故 回 数 カミ多 か っ た （ｐ〈Ｏ０ｉ）
． 。
事 故 の 種 類 別 に み る と、
事 故 回数 は 全 体で 平均 ０
０３） で
最
．５ 回 （ＳＤ＝１．
、
ｒ轍 到ｊ で 女 児 が 有 意
も 事 故 の 少 な い 年 齢 階 層 は ２～７ か月 児 で、 他 の 年
に 事 故 が 多 く （ｐ〈０
．０５）、 特 に ４巧
齢 と の 間 に 有 意 な 差 が み ら れ た（ｐ〈０ ０１）
。
．
意 に
歳児 に お いて 有
晦 倒 」 が 多 か っ た （ｐ＜ｏ０１）
． 。
ｒ樹 到」 と ｒ挟 む」 の 事 故
事 故 の 種 類 別 で は、
カミ２～７ か 月 泥 で は み ら れ ず、
「輯 到」 で は 他 の 年
峡 むｊ で は ８ か 月 ～ｉ 歳 児
、
（ｐ＜０ 価 ） と に 有 意 な 差 が み ら れ た。 ま た、 ｒ衝 突」
２） き ょ う だ い 数 （図 ３）
全 事故 にお いて
全 体 で は き ょ う だ い の 数 が “３
、
齢 階 層 （ｐ〈０．
Ｏｌ） と
人 以 上” が 最 も 事 故 が 多 く、 き ょ う だ い の い な い
“一 人
”
っ 子 と 有 意 な 差 が み ら れ （ｐ〈０
．０５）、 特 に ８
に お い て も ２～７ か 月 児 が 最 も 少 な く、 ２～３ 歳 児 と
の 間 に 有 意 な 差 淡 み ら れ た （ｐ〈０．
０５）
。
か 月 ～五 歳 に お い て 有 意 差 が み ら れ た （ｐ〈００５）
． 。
“３ 人 以 上” が 有 意 に
事 故 の種類 別 に みると
、
３． 事 故 実 態 と 予 ど も 側 の 要 因 と の 関 連
晦 倒」 の 事 故 が 多 か っ た （ｐ〈０ ０５）
． 。
年 齢別 で は
樽 飲」 と Ｆそ の 他ｊ に お い て ８ か 月 一１ 歳 で “３
１） 性 別
全 事 故 に お い て、 全 体 で は 女 児 の 方 が 事 故 回 数
” が最 も 有意 に事
）
故 が 多 か っ た （ｐ〈Ｏ
．０５ 。
人 以上
が 多 か っ た が 有 意 差 は み ら れ な か っ た （図 ２） 。
全体
全体
４ ～６歳
４ 川６歳
２～３ 歳
２ …３歳
８か 月 川１歳
８ か 月 ～１ 歳
２ ～７か 月
２山７ か 月
０ ００
，
ｉ１
０ ２０
，
０
４０
，
０ ６０
，
平 均 事 故 回 数
０ ８０
．
、 Ｏ０
．
１
２Ｃ
Ｏ ００
．
．
紳 ｐ＜Ｏ Ｏ１
．
０ ２０
，
０ ｛Ｏ
．
Ｏ 眉 Ｏ
．
Ｏ ８ ０
，
乎 均 事 散 国 数
図 ２． 牲 別 と 事 故
図 ３． き ょう だ い 数 と 事 敬
一 ３θ 一
１ Ｏ０
，
１ ２０
．
非ｐ〈Ｏ ０５
．
乳 幼 兜 の 事 故１＝影 響 を 及 ぼ す 対 象 者 の 特 性 と の 関 遵
一３一
全燃
３） 出 生 順 位
全 事 故、 事 故 の 種 類 に お い て、 全 体 お よ び 各 年
４～６歳
齢層 共 に 出 生 順 位 に 有 意 な 差 はみ ら れ な か っ た
２～ ３ 歳
にき ょ うだ
が
き ょう だ い がい る もの のう ち
、
、 下
い が い る か 否 か （図 ４） で は、 全 事 故 に お い て ８
８ か 月 ～ １ 歳
か 月～１ 歳 児 で 下 に き ょ う だ い が い る も の の 方カミ
２ ～７ か 月
有 意 に 事 故 が 多 か っ た （ｐ〈ｏ．
ｏｉ）。
Ｏ ＯＯ
，
Ｏ ２０
．
０ ４０
－
０ 俺Ｏ
．
Ｏ ８０
．
平 均事 故 回数
４） 生 活 形 態 （図 ５）
乳 幼泥 の 生 活 の主 体 が家 庭内 な の 洲呆育園 や幼
１ ＯＯ
．
紳 Ｐ〈ｏ，
ｏｊ
図 ４． 下 の き ょう だ Ｌ、の 宥 無 と 事 故
稚 園 に 通 園 し て い る の か で 比 較 し て み る と、 全 事
故 に お け る 事 故 実 態 は 全 体 で 通 園 して い る も の の
金綜
方 淋 有 意 に 事 故 カミ多 か っ 危 （ｐ〈Ｏ．
０５）鉋
し か し、
噛 菊
に お い て は、 ２～３ 歳 児 で 家 庭
内 に い る も の の 方 が 有 意 に 事 敬 か 多 かっ 危
違 岬５ 議
２ ～３ 議
（Ｐ〈０ ０１）
．
。
８ か 月 ～１ 歳
５） 住 居 形 態 ： 住 居 に は 平 屋 一 戸 建 て、 二 階 建
て の 一 戸 建 て、 集 合 住 宅 カミあ っ た カミ、 主 に 生 活 し
て い る 範 囲 を １ 階 か ２ 階 以 上 か に 分 類 し、 検 討 し
た。
２～７が月
ｏ ｏｏ
．
０ ４０
，
０ 筍ｏ
、
ｏ ８０
．
ホｐくＯ，０５
璽δ、 通 園 状 態 と 事 故
い る も の の 方カミ有 意 に 事 故 が 多 か っ た （図 ６） 。
歳 児 （ｐくＯ
．０１）、 ４イ 歳 児 （ｐ〈Ｏ 伽 ） に お け る
ｏ ２０
．
平 均 蓼 敬 國 数
そ の 結 果、 ２～７ か 月 児 で は ２ 階 以 上 に 住 ん で
事 故 の 種 類 で は、 ８ か 月 一至 歳 児 （ｐ〈Ｏ 燗 ）、 ２～３
よ どｌ
釜鯨
吻 る」
「
で、８ か 月 ～１ 歳 児 と ２～３ 歳 児 （ｐ〈０
．０５） に お け る や
迎 ～ ６譲
け ど」 で ２ 階 以 上 に 住 ん で い る も の の 方 が 有 意 に
２ ～ ３歳
事 故 が 多 か っ た。
葛が月 刈 歳
４． 事 故 実 態 と 養 育 者 側 の 要 因 と の 関 連
２州 フ が 月
１） 子 ど も を 世 話 す る 大 人 の 人 数 （図 ７）
ま ず、 子 ど も と 同 居 す る 大 人 の 人 数 に つ い て 比
較 し て み る と、 全 事 故 に お い て ３ 人 と い う も の 方
Ｏ ＯＯ
，
Ｏ ２０
．
０ ４０
，
０唐Ｏ
、
乎均 事 散回 数
Ｏ ＢＯ
．
０５
籾くＯ．
図６． 僅 居 形 態 と 事 故
淋 多 い傾 向 淋 みら れた が
有意 差は みら
が
、
、 事 故
れ な か っ た。 「切 る」 に お い て ２～７ か 月 児 と ２～３
歳 児 で、
Ｆ輸 到」 に お い て ８ か 月 ～１ 歳 児 で ３ 人
、
全体
が 有 意 に 高 か っ た （ｐ〈Ｏ．０５）。
主に 子 ども の 世 話を する 大人 淋 １人 か ２人 以上
な の か で は、 全 体 お よ び ８ か 月一１ 歳 児 で １ 人 の 方
４～６歳
２川 ３ 歳
淋 有 意 に 事 故 淡 多 が っ た。
ま た、 事 故 の 種 類 で は 曄尉到」 「衝 突」
峡 む」
「や け ど」 で １ 人 が 有 意 に 多 く （ｐ＜００１） ８ か 月
．
、
～１ 歳 児 と 蝸 歳 児 に お い て は 「輸 瑚
で、 ２～３ 歳
児 で は ｒ切 る」 で １ 人 が ２ 人 以 上 と 比 べ 有 意 に 事
故 カ葦多 か っ た （ｐ〈Ｏ
．ｏｌ）。
８が 月～１歳
２ …７ か 月
Ｏ ＯＯ
．
１
占
Ｏ ２０
．
０ ４０
，
０ 俺Ｏ
．
平均 事 散＠ 数
図 ７． 世 話 を す る 大 入 の 人 数 と 事 裁
一 ３玉 一
ｏ ８０
，
幸非 ｐく Ｏ Ｏ司
．
乳 幼 渠 の 事 故 に影 響 を及 ぼ す 対 象 者 の 縛 性との 蘭 遵
一４一
２） 母 親 の 年 齢 （図 ８）
全体
全 体 で は 母 親 が ３５ 歳 以 上 の も のカ 撮 も 事 故 が
多 く、 母 親 の 各 年 齢 層 と の 間 に 有 意 な 差 淡 み ら れ
た（ｐ〈Ｏ０５）
特 に ２４ 歳 児 に お い て 母 親 が ３５ 歳
． 。
、
４ 阯６ 歳
以 上 と、 ３０～３４ 歳 と の 間 で 有 意 な 差 淡 み ら れ た
（ｐく０ 伽）。
「や け ど」 で も ３５ 歳 以 上 と ３０～３４ 歳
、
と の 間 で 有 意 な 差 淋 み ら れ 危（ｐ〈００５）
． 。
２ ～３ 歳
「そ の 他」
で は 全 体 と ８ か 恥 １ 歳 児 に お い て ３５ 歳 以 上カ 蝦
Ｏ．３ ３
も多く
歳 と ３０～３４ 歳 と の 間 で 有 意 な 差 淋
、 ２５～２９
ｂ ３８
．
８ か 湧 ～１ 歳
’ 口 ２４ 歳 以 下
み ら れ た （ｐ〈Ｏ，０５）。
Ｏ
５ ７
．
一 口 ２ ５ ～ ２ ９ 議童
０．Ｏ Ｏ
Ｏ棚
２～７ 湘
３） 母 親 の 就 労 状 況
．
ｅ 冒６
．
㈱
母 親カ 靖 職 か 無 職 か で 比 較 し て み 齢 ミ、全 事 敵、
事 散 の 種 類 に お い て、 全 体 お よ び 各 年 齢 層 共 に 宥
■聖塑も
簑 §竃
．
§糞簑
竈， 馳
潔 蟻 察 駿 醸 数
意 な 差 は み ら れ な か っ た。
園 ３Ｃ～３ 臓
１．２０
幸ｐくｃ 碗
．
璽 ８． 簿 欝 ⑳ 隼 鶴 を 蓼 戯
４） 育 児 困 難 感
全 体 で 育 児 困 難 感 互 の 得 点 は 平 均
３，２（ＳＤ ＝１．０３）、
育 児 困 難 感 Ｉ
１ は 平 均 ３．０（ＳＤ鴛０．９６）
事 故 と 育 児 困 難 感 と の 比 較 で は、 全 体 で み る と
育 泥 困難感 が 高く な るぽ ど事故 回 数が 減少 して い
で あ っ た。 年 齢 別 に み る と 育 泥 困 難 感 Ｉ で は ２～７
か月 児 が 最 も 高 く、 他 の 牟 齢 で 有 意 な 差 淋 み ら れ
る 傾 向 が み ら れ た が、 有 意 な 差 は み ら れ な か っ た
。
２４ 歳 児 に お い て 育 児 困 難 感 玉 の ラ ン ク ２ の も の
た （ｐ〈Ｏ
，０１）。 育 児 困 難 感 Ｉ で は ２～３ 歳 児 が、 最 も
が 最 も 事 故 カミ多 く
高 く、８ か月 刈 歳 児 と の 間 に 有 意 な 差 が み ら れ た。
淋 み ら れ た （ｐ〈００１） （図 ９）
．
。
、 ラ ン ク 劣・５ の も の と 有 意 な 差
育 児 困 難 感 Ｕ で は ラ ンク １ の も の 淋 最 も 事 故 が
多 く、 他 の 年 齢 と 有 意 な 差 が み ら れ た（ｐ〈Ｏ，
０ｉ） （図
且０） 。
Ｏ．フ２
０
碕 ８
．
、
全体
Ｏ 尋１
・
０．Ｏ ０
９，５ ５
４川６ 歳
ｉ．ｏｏ
：
㌣一
／
一
一
４ ～ ６ 歳
」
４．０ ０
隼
・
・
１
所
２ ～ ３ 歳
１…
８か 月 ～１ 籟
Ｏ．５ ７
［コ １
圃 ３
０．ＯＯ
。伽
２ ～ ７ カ、 湧
１
１
ｉ團。一
１
１
・ ５
Ｏ．司Ｏ
Ｏ．８０
Ｏ．ＯＯ
Ｏ．０４
０．ＯＯ
平 均 事 敬 團 数
口 ２；
１
。・
８８
Ｏ ＯＯ
．
１．２０
Ｏ
４０
，
０ ８ ０
，
平 均 事 故 園 数
榊 ｐ〈ｏ．
ｏ１
図 ９． 奮 児 困 難 感 互 と 事 散
図１０． 育 児 困 難 感 亙 と 事 散
一 ３２ 一
園 ３■
匡
１
０
．２
榊 ｐくＯ，Ｏ１
乳 幼 児 の 事 故 に 影 響 を 及 ぼ す 対 象 者 の 特 姓 との 関 連
【考 察】
事故 な どが起 き な いよ うに 気 を配 っ て いる こと 自
今 回 の 事 故 実 態 の 調 査 で は、 子 ど も や 養 育 者 の
特 性 淡 影 響 を 及 ぼ して い る こと が 明 ら か に な っ
体が 育児困難感を招いて いるものと も考えられ
た
今 後
。
る。
この 育児 困 難感 と 事故 との 関 連 にお い て は
、
、
ま ず
子 ど も 側 の 要 因 と し て性 別 で は
、
、 閏 申
（１９９０） や 高 橋 ら（１９９０） に よ る と 男 児 の 方カ 淳 故 淋
検 討 が必 要 で あ る
。
こ れ ら の こ と か ら、 子 ど も の 事 故 予 防 に は 養 育
多 い と の 報 告 を 得 て い た が、 本 研 究 で は 男 児 よ り
者 の 子 ども に対 する 関 わり の多 さ だ け では なく
、
子 ど も の 発 達 や 行 動 特 性 を 理 解 し、 事 故 予 防 対 策
も 女 児 の 方 が 事 故 が 多 か っ た。
を事 前 にと る こ と が 重 要 で あ る こ と が 示 唆 さ れ
ま た、 子 ど も の き ょ う だ い 数 や 生 活 形 態 に お い
た
。
に き ょう だ いが
き ょう だ い 数の 多い も の
、
、 下
て
いる も の
、 通 園 し て い る も の に 事 故 が 多 く、 目 常
の 子 ど も 同 士 の 遊 び な ど の 関 わ り の 中 で けカ 陸 す
る 機 会 が 増 加 し た の も と 推 測 さ れ る。
引 用 文献
州 井 尚（２００３）： 「子 ど も 総 研 式 ・ 育 児 支 援 質 間 繍
養 育 者 の 要 因 と して は、 子 ども を 実 際 に 世 話 を
利 用 手弓１き， 母 子 愛 育 会 ・ 冒 本 子 ど も 家 庭 総 合 研
す る 養 育 者 の 人 数カミ多 い 方 が 事 散 が 少 な い こ と か
究 所，
ら、 大 人 の 関 わ り の 多 さ が 事 故 を 減 少 さ ぜ る こ と
澤 困 和 美， 川 口 千 鶴
奥 野順 子
他 ２ 名 （２００２） ：
，
，
を 示 して い る。 ま た、 主 な 養 育 者 で あ る 母 親 の 年
大 東 町に おけ る子 どもの 事 故に 関連 す る 要因 一 乳
齢 が ３５ 歳 以 上 の 事 故 が 多 い こ と か ら、子 ど も の 活
幼 堀 健 診 結 果 と の 関 連 一， 平 成 １３ 年 度 大 東 町 健 康
動 量 に 対 し、 母 親 の 体 カ や 注 意 カ の 衰 完 か ら 事 故
を 未 然 に 防 ぐ こ と が で き な い こ とカ 拷 完 ら れ る。
調 査 報 告 書， ｉｌ－２３。
東 京．
高 橋種 昭
須泳 進
，
，
湯州 礼 子
，
他 ５ 名 （ｉ９９０） ： 現
養 育 者 の 育 児 困 難 感 に お い て は、 育 児 困 難 感カミ
代児 童 の生 活 形態 に 関す る研 究 一乳 幼 児の 事 故と
高 い も の ほ ど 事 故 回 数 が 少 な か っ た。 特 に ２～３ 歳
安 全教 育一
， 目 本 総 合 愛 育 研 究 所 紀 要， 第 ２６ 集，
児 に 著 明 に そ の 傾 向 淡 み ら れ た こ と か ら、 子 ど も
５３－６至
．
の 自 我 の 芽 生 え か ら 自 己 中 心１生カ 拙 て き た と こ ろ
困 中 哲 朗（１９９０）： 乳 幼 児 の 事 故 の 実 態 に 関 す る 調
で、 子 ど も へ の 対 応 に 不 安 を 抱 き、 育 児 に 対 す る
査 研 究， 平 成 ２ 年 度 厚 生 省 心 身 障 害 者 研 究
自 信 を 失 い つ つ あ る 一 方、 そ う い う 時 期 で あ る か
ら こ そ、 子 ど も へ の 関 心カ 洞 き、 事 故カ 沙 な く な
晩域
・ 家 庭 環 境 の 小 児 に 対 す る 影 響 等 に 関 す る 研 究」
報 告 書
１６３－１７１
，
．
っ て い る と 思 わ れ る。 ま た、 逆 に 予 ど も に 対 し、
（文 責 ： 寓 井 雅 美）
一 ３３ 一
一５一
乳 幼 児 の 事 故 に 影 響 を 及 ぼ す 対 象 者 の 特 性 と の 関 連 一 資 機３一
表５． 下 の き まう だ い の 有 無 と事 敏 の 種 類男ｊ事 故 回 数
事 故 の 種 類
項
下 に い な
：
い る
下１
い
下
に い な
い
下
＿
鳳 、る
転一 倒
転
藩
■ ■
…
衝
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、
１
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１
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⑪・２ １
０－５７
０・３ １
０・６１
Ｏ．２ １
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，
０ ７０
．
Ｏ．３ １
０．６６
Ｏ． 篶
Ｏ． 篶
０．７５
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一
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．
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〇一§ １
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表９ 子 ど も の 世 話を す る 大 人 の 火 数 と事 故 の 種 類 別 箏 故 回 数
事 散 の 種 類
項
全体
２ ～７ か 月 児
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２
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ｏ１ １
．
１
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Ｏ ３９
．
４
５
Ｌ
一 ’ 止」■ …１＾’⊥⊥Ｌ
■■
切
０，ＯＯ
ｏ ８０
．
§、幻
３
２
ｏ
．ｏ １
Ｏ．
２３
１
８
．司
Ｏ．２４
＾
Ｏ ３８
．
ｏ．
ヨ９
Ｃ．２５
Ｏ ２９
．
」
ｏ１ …
．
Ｏ．２０
ｏ．１ １
０１ ｌ
．
§．１ １
５
」＾］１
＾… ■■’ 一 ■
１
０．００
９ ｛５
．
０，Ｏ １
鮎 §
Ｏ．０ １
Ｏ．０ １
Ｏ．
３奪
１
■０
』
■
．１
０．００
■
ｏ
．窒ｏ
司，５ １
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．
０．２０
ｏ．１ …
。１１
．
３
ｏ．ｏ １
ｏ．ｏ １
Ｏ．７５
…
ｏ． 篶
ｏ．８ １
Ｏ ＯＯ
．
Ｓ◎
０．Ｏ １
０．ＯＯ
１ ０１
０．フ ｌ
，
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ｏ ４ １
．
Ｏ．２ １
Ｏ．５５
０．６ …≡１ ０．８ ９ 一 ’
ｏ．ｏｏ
１：ｌ １
０
．２５
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．
１
ｏ．ｏｏ
ｏ．ｏ １
Ｏ１ １
．
２
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Ｏ．４５
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一■
平均
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２１
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Ｏ
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３
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Ｏ
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．
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．
０
山
Ｄ
Ｓ
２
５
衝
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！
ＳＤ
平均
４ ～ ６歳 児
Ｏ
．ＯＯ
Ｏ．００
ｏ ｏｏ
．
ｏ．ｏｏ
〇一〇〇
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Ｏ．Ｃ０
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ｏ ｏｏ
．
ｏ．ｏｏ
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０．２乏
Ｏ１９
．
ｏ．ｏ １
ｏ．ｏｏ
ｏ．ｏ １
ｏ．ｏｏ
Ｏ ＯＯ
０ ＯＯ
０．Ｏ １
９ｑ １
． ■Ｌ
．１１－
■
■ 一
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１
ｏ．ｏ １
ｏ．ｏｏ
ｏ．ｏ １
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．
ｏ．ｏｏ
ｏ．
ｏ１
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Ｏ．０
…
ｏ．ｏ
ｏ．ｏｏ
ｏｏ １
．
ｏ ｏｏ
．
ｏ．ｏｏ
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、
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ｏ．ｏｏ
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Ｏ．００
０．Ｏ １
Ｏ．ＯＯ
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…
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０．００
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．
Ｏ００
．
ｏ．ｏｏ
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Ｏ．Ｏ １
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Ｏ．ＯＯ
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Ｏ３ １ Ｏ ８７
．
．
Ｏ
．Ｏ １ Ｏ．ＯＯ
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０
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．
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．
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．
．
Ｏ
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．
Ｏ ＯＯ
．
一
乳 幼 児 の 箏 散 予 防 プ ロ グ 茅 ム の言雫魎 一 事 散 実 態 の 介 入 群 非 介 入 灘 の 比 鮫 一 ト
．
乳 幼 児 の 事 故 予 防 プロ グ ラ ム の 評 価
一事 故実 態の 介入群 非介入 群の 比較 一
【は む め に】
事 故 予 防 プ１
コ グラ ム で介 入 が 行 わ れ た 介入 群 は
、
非 介 入 群 よ り も、 事 故 が 少 な い 事 が 予 測 さ れ た
。
そ の た め、 介 入 後 の 調 査 の 介 入 群 と 非 介 入 群
、 さ
ら にべ 一 ス ラ イ ンス タ デ ィ と 介 入 後 の 事 故 実態 の
比 較 を 行 っ た
。
分 析 で は、 介 入 前 後 で の 事 故 実 態 の 変 化 を 示 す
指 標 と し て （１） 王４ 目 間 に 事 故 が あ っ た か な い か
、
、
（２） １４ 員 閲 の 事 故 の 合 計 数（３）事 故 が あ っ た 日 数
を 指標 と した
統 計 ソ フ ト ＳＰＳＳ１１５ を 使 用 し
。
、 有
意 水 準 を Ｏ．０５ と し て
、
こ の 章 で は仮 説 ４ ： 介 入 群 は 非 介 入 群 より 事 散
〆 検 定、
平均 値 の 差 の 検
定、 隷 応 の あ る ｔ 検 定 を 行 っ た
。
が 少 な い、 仮 説 ５ ： 介 入 群 は 介 入 後 に 事 故 が 減 少
す る
に つ い て 論 じ
仮 説 ４ の 一 部
介 入 群 と 非
、
、
、
【結 果】
介 入 群 の 事 故 実 態 の 差 に 関 連 す る 要 因 に つ い て は、
「乳 幼 児 の 事 敬 予 防 プ ロ グ ラ ム の 評 価 一 対 象 の 背
同 意 が 得 ら れ た 養 育 者 の 数 は ３９９ 名 で あ り
、 転
居 世 帯 を 除 い 危 回 収 数 は ３４４ 名
、 回 収 率 は ８６．２％
景 と 介 入 前 後 の 事 故 変 化 と の 関 連 か ら 一」 で 論 じ
で あ っ た。 う ち 介 入 諜 １７１ 名 （き ょ う だ い ６８ 名 含
る
む）、 非 介 入 群 １７３ 名
。
（き ょ う だ い ５９ 名 含 む）
で
あ つ た
。
【研 究 方 法】
対 象 ： 介 入 前 調 査 と 同 様、 静 闘 県 Ａ 町 周 迎 ３ 町
王．
対 象 騎 栓
村 に 在 住 す る 乳 幼 児 の う ち、 平 成至逸年王鵬 か ら 平
年 齢 は、 介 入 後 の 調 査 時 点 で の 平 均 年 齢 は、 介
成王５年 朋 ま で に 乳 幼 泥 健 診 の 対 象 と な っ た 子 ど
入 欝 ３．４９ 歳
葬 介 入 群 ３ ５６ 歳 で あ り
７ 歳 児 が
、
．
、
も と そ の き ょ う だ い と し た。 上 記 期 間 申 の 乳 幼 児
全 体 で ８ 名 （介 入 群 ３ 名、 非 介 入 群 ５ 名） い た
。
健 診 に お い て、 本 研 究 の 事 故 予 防 プ ロ グ ラ ム を 実
年 齢
施 した 健 診 の 受診 者 およ びそ の き ょ う だ い を介 入
有 意 な 差 は な か っ た。
、
性別
居 の 人 数 と も
、 同
、 介 入 群 非 介 入 群 に
来 保 健 セ ン タ ・一 で 行 な わ れ て い た 指 導
、 従
群 と し
の みの 健診 を受 けた 者お よ びそ の き ょ う だ いを 葬
２、
介 入 群 と した
五） 事 故 全 体
。
調 査 方 法二 前回 調 査 にお い て 調 査 協カ に同 意 が
（１） 事 故 の 有 無
得 ら れ た 養 育 者 に 対 し て、 調 査 依 頼 文 お よ び 調 査
用 紙 を 郵 送 に て 送 付 し
、 回 収 を 行 っ た。
事 故 実 態
事 散 が あ っ た も の が 介 入 群 は １５０ 名
非 介 入 群 は ！５２ 名
（８７Ｉ９ ％）
（８７．７ ％）、
で、 事 故 の 無 か っ た
調 査 期 間 ： 平 成１５年９月 か らｉ１月
者 は 介 入 群 ２王 名 （王２．３％） 非 介 入 群 ２王 名 （１２ １ ％）
、
，
調 査 項 目 ； ① 事 故 ： ｒ転 倒１
で あ つ た （表 １）。
晦 落」 な ど １４
、
項 員 の 種 類 別 に 事 故 の 回 数 と 手 当 の 内 容 を、 １６目
間 記 載 し て も ら っ た。 う ち 最 初 の ２ 目 間 は 事 故 に
射 す る 意 識カ 塙 ま っ て い う る と 考 え、 分 析 か ら 除
外 し た。
② デ モ グラ フ ィ ソ ク デー タ と して 前 回 調
査 か ら 変 化 が 生 じ う る 家 族 背 最、 母 親 の 就 業 の 有
無
、
前 回 調査 以 降 の 出 産の 有 無と した
。
ま た
、
表１亡
事 故なし
事 故 あり
合計
事
故 予 防介 入 プロ グラ ム の 印 象 に つ い て も 質 間 項 胃
と し た。
一 ４２ 一
事 故の 有 無
介 入 群
２１
１５０
閉
鴇
１葬 介 入 襟
２１
，５２
η３
％
合言十
鴉
４２
１２．２％
３ ０２
８７，８路
３４４
」
」
乳 幼 蜆 の 事 敵 予 防 プ ロ グ ラ ム の言平価一事 敬 案 態 の 介 入 群 非 介 入 群 の 比 鞍一一２一
表 ２－１、
（２）事 故 の 合 計 数
事 故 合 計 数
平 均猿
ＳＤ
介 入 群 は ６ ６０ 幻 ２ ０６ 件
非 介 入 群 は ６ ３４ ± ８ ００
．
．
、
．
．
事 故 合 談
介 入 群
６．６０
１２．０６
件 で、事 散 数 は 非 介 入 群 の 方 が わ ず か に 少 な か っ た。
手 当 な し
介 入 群
５．フＯ
椚．９６
介 入
群
５ ６５
，
７ ９２
，
さ らに
手当 な し
、
、 手 当 あ り （家 庭 で 手 当、 病 院 に
か か っ た） い ず れ も 非 介 入 群 の 方 が 少 な か っ た が
、
、
介 入 群
０，９０
１．篶
有 意 差 は 認 め ら れ な か っ た。 入 院 し て 手 当 を し た 事
非
手 当 あ り
故 数 は ほ ぼ 同 じ で あ っ た （表 ２－ １
２－ ２）
。
（３）事 故 が あ っ た 目 数
介 入 群 は 皇
．０９ ± ３．６２ 目 、
表 ２－２、 手 当 あ り の 事 故 の 内 訳 合 計 数
家 庭 で 手 当
介 入 群
葬 介
入
群
１，０５
０ ０９
，
０ ３８
，
０ Ｏ｛
．
◎ 、ヨ
、
Ｏ ０，
．
０ ０８
．
非 介 入 群 は ４ ３５ ± ３ ７１
．
．
胃 で、 冒 数 は 介 入 群 の 方カ 沙 な かっ たカミ 有 意 差 は
、
Ｏ．８０
認 め ら れ な か っ た （表 ３）。
２） 事 故 の 種 類 別 批 較
事 故 は、 訂轍 到」 「転 落 パ 衝 突」 「は さ む」 固 る ・
さ さ る」 「や け ど」 「誤 飲」 「窒 息 ゴ お ぼ れ る」 「ひ っ
ぱ る」 ｒ咬 ま れ る」 ｒ噛 ま れ 刮 ｒ交 通 事 故」 ｒそ の 他」
で 分 け 危。 こ の う ち
表３． １４ 日 聞 の 事 故 の あ った 日 数
平 均値
ＳＤ
箏 故 の あった
日
数
介 入 群
４
，０９
３．６２
非 介 入 欝
４ ３５
，
３ ７、
．
咬 通 事 故」 は
介 入 分
、
、 非介
入群 とも Ｏ件 で あっ た
。
（１）事 故 の 有 無
表 ４の通 りで あり
、
介 入群
、 非介 入群 と もほ ぼ同
じ 割 合 で 審 故 経 験 淋 あ っ た。
表４ 事 故 の 種 類 別 で み た 事 散 の 有 無
介 入 群
転 倒
転 落
な し
４８
あ り
、 ２３
％
２８ 洲
．
７１．９路
非介入 群
％
合 計
％
５２
３０． 概
１００
２９．洲
１２１
６９．９路
２通４
フｏ ９路
．
な し
柵 ６
６２．眺
柵 ８
あ り
６５
３８．Ｏ％
６５
な し
９３
５４ 鰍
．
あ り
７８
卒５ 鰍
．
な し
１３３
η ８鶉
、
あ り
３８
２２ ２鴨
，
な し
１４２
あ り
２９
や け ど
な し
禍 ７
あ り
４
２ ３跣
．
専
誤 飲
な じ
打 １
１００ 脇
．
禍 ９
り
０
０． 眺
４
２ ３協
．
４
１ ２暁
．
窒 息
な し
１フｏ
９９．鰍
１６７
９６ ５％
．
３３７
９８．Ｃ跣
り
１
０ ６路
．
６
３．５瑞
７
溺 れ る
な し
蝸 ８
９８，２賭
〃 ０
９８．３％
３３８
衝 突
挟 む
切 る ・ささ れ る
あ
あ
あ
６２ ４路
，
３フ．鰍
２司４
６２．２鴉
１３０
３フ．８毘
８９
５１ ４鴇
．
１８２
５２．９鴉
８４
４８ ６鴨
．
１６２
４７．禍
１ ４５
８３ ８％
．
２７８
８０，８％
２８
１６ ２兜
．
６６
ヨ９．２跣
８３．ｏ瑞
泌９
８６．洲
２９１
８４．６跣
η Ｏ鴨
．
２専
１３．９跣
９７ 洲
．
１６９
９フ、洲
２ 鰍
．
９フ フ賭
、
５３
３３６
禍．洲
９フ．フ％
８
２．３路
３４０
９８．眺
２， 眺
９８．３路
り
３
１ ８鴉
，
３
１．フ鴨
６
１．７％
引 っ ぱ る
な し
、５１
８８ ３兜
－
価 ０
８６．７％
３０１
８７，５呪
あ り
２０
１コ フ鶉
．
２３
１３ ３蒐
．
４３
１２．５尭
咬 羨 れ る
な じ
１６３
９５．３鴨
１６９
９フ ７％
．
３３２
９６
．５暁
り
８
噛 ま れ る
あ
な し
１５８
４．７ 盟
あ り
柵
７．６％
１５
８．７％
そ の 他 の 事 散
な し
１ ６２
９４．７毘
η ０
９８
．３瑞
あ り
９
５，３跣
３
ヨ．洲
９２．鰍
一 ４３ 一
４
２ ３％
．
１ ２
３．５％
１５８
９１．３％
３１ ６
９１ ９琵
，
２８
３３２
１２
８ 棚
．
９６ ５路
．
３ ５跣
．
乳 幼 児 の 事 載 予 防 プロ グ ラ ム の 評 価 一 対 象 の 背 景 と 介 入 前 後 の 事 故 変 化 との 関 連 か ら 一、１、
乳幼 児 の 事 故 予 防 プロ グラ ム の 評価
一 対 象 の 背景 と 介 入 前 後 の事 故 変 化 と の関 連 か ら一
【 は じ め に】
我 淋 国 の 乳 幼 児 の 不 慮 の 事 故 は他 の 先 進 諸 国
①
に 比 べ 多 発 し て お り、 予 防 活 動 の 必 要 性 が 示 唆
事故実態 に関する 調査
安 全 対 策 に つ い て の 質 間 に 回 答 後、
「転 潮
さ れ て い る。 各 地 域、 自 治 体 に お い て さ ま ざ ま
晦 倒」
な ど、 １４項 目 の 種 類 別 に 事 故 の 回 数 と
な 事 故 予 防 策 カミ講 じ ら れ て い る 現 状 で あ る。 本
手 当 の 内 容 を 至６ 目 間、
稿 で は、 わ れ わ れ の 作 成 し た 事 故 予 防 プ ロ グ ラ
う ち、 最 初 の ２ 費 閥 は 事 故 に 対 す る 意 識 が 高 ま
ム の効 果 に つ い て
、
こ の
っ て い る と 考 走、 分 析 か ら 除 外 し た
。
「仮 説 ６ ： 介 入 騨 は
非 介
、
②
入 群 よ り 育 児 困 難 感 が 低 減 し、 事 故 か 少 な く、
安 全 対 策 を 実 施 し て い る」 の 面 か ら 評 価 検 討 す
る
記 載 し て も ら っ た
。
母親⑳育児 困難感
仔 ど も 総 研 式 ・ 育 児 支 援 質 聞 紙 （ミ レ ニ ア
ム 版） 」 ｏ よ り、 育 児 の 印 象 を 間 う 領 域１の 育 児
。
困 難 感 Ｉ （育 児 へ の 心 配 や 戸 惑 い、 不 適 格 感 か
ら 成 る） お よ び 育 児 困 難 感 ｎ （子 ど も に 対 す る
【研 究 方 法】
対 象 ： 介 入 前 調 査 と 同 様、 静 岡 県Ａ町 周 辺３町
ネ ガ テ ィ ブ な 感 情 や 攻 撃 ・ 衝 動 性 か ら 成 る） の
に 在 住 す る 乳 幼 児 の う ち、 平 成呈４年１１月 か ら 平
尺 度 を 使 用 し た。 な お、 本 質 間 用 紙 は 発 達 段 階
成１５年２月 ま で に 乳 幼 児 健 診 の 対 象 と な っ た 子
を 考 慮 し Ｏ歳 捉 １歳 児 群
、
、
、 ２ 歳 児 群、 ３ 歳 ～ ６歳
ど も と そ の き ょ う だ い と し た。 上 記 期 聞 中 の 乳
児 （３歳 捉 以 上） に 分 け ら れ て い る た め
、 そ れぞ
幼 児 健 診 に お い て、 本 研 究 の 事 故 予 防 介 入 プ ロ
れ に 該 当 す る 質 簡 踊 紙 を 送 付 し た。
グラ ム を 実施 した 健 診 の 受 診 者 お よ び そ の き ょ
③ 安 全対策の 実施状 況
う だ い を 介 入 群 と し、 従 来 保 健 セ ン タ ー で 行 な
われて いた指 導のみ の健診 を受けた者 および そ
べ 一ス ライ ンス タ デ ィ 同 様
、 調査 時点での 年
齢に 合わせ該当 する年 齢階層 の調査用 紙を使用
の き ょ う だ い を 非 介 入 群 と し た。
し た
調 査 方 法 ： べ 一 ス ラ イ ン ス タ デ ィ （介 入 前）
。
分 析 で は、 介 入 前 後 で の 事 故 実 態 の 変 化 を 示
に お い て、 調 査 協 カ に 同 意 が 得 ら れ た 養 育 者 に
す 指 標 と して
、
対 し て、 介 入 後 調 査 の 調 査 依 頼 文 お よ び 調 査 用
事 故 総 数 の う ち 手 当 て を 必 要 と した 事 故 の 確 率
紙 を 郵 送 に て 送 付 し、 回 収 を 行 っ た。 調 査 帰 紙
の 内 容 は、 対 象 者 の 調 査 時 点 の 年 齢 階 層 に 合 わ
を そ れ ぞ れ 算 出 した
。
せ た
① 事 敬 総 計
、
② 事 故 増 加 数、 ③
統 計 ソ フ トＳＰＳＳ１２ ｊ を 使
用 し、 ｔ 検 定 お よ び 一 元 配 置 分 散 分 析 を 行 っ た。
な お、 本 稿 は べ ］ ス ラ イ ン ス タ デ ィ か ら王年 後
。
調 査 期 間 ： 平 成１５年９月 か ら１王月
調 査 の 分 析 結 果 で あ り、 年 齢 階 層 の４区 分 は
８
、
調 査 項 目 ：①
ヵ 月 一１ 歳 捉 （べ 一 ス ラ イ ン ス タ デ ィ 時 １２－７ヵ 月
調 査 期 間 中 に 経 験 し た 事 故 実 態、
② 母 親 の 育 児 困 難 感、 ③
３ 点 と し た。
注 お
、
児） 、 ２ 歳 児 （同 ：８ ヵ 月 一１ 歳 児）
３歳 児
、
安全対策 実施状 況の
デ モ グ ラ フ ィ ック デ ー タ と
２－３歳 児）
、
（同 ：
４歳 以 上 （同 ：遂一６ 歳 児） と 表 記 す る
。
し て 前 回 調 査 か ら 変 化 淋 生 じ う る 家 族 背 景、 母
倫 理的 配慮 ：データ は個人 が特定 でき松 いよ
親 の 就 業 の 有 無、 前 回 調 査 以 降 の 出 産 の 有 無 と
う に 処 理 を し、 保 管 は 鍵 つ き の 保 管 庫 で 行 な っ
し た。 ま た、 事 故 予 防 介 入 プ ロ グ ラ ム の 印 象 に
た
つ い て も 質 間 項 胃 と し た。
一
蝸
一
。
乳 幼 撮 の 事 敬 予 防 プロ グラ ム の 評 価 一 対 象 の 背 景 と 介 入 前 後 の 事 故 変 化 と の 関 遵 か ら 一一２一
表王
年齢階層
４ 歳 泥 以 上 で は、 女 児 の 事 故 総 計 は 非 介 入 群 の
対象 者 数
人 数 （％）
方 秘 多 い 傾 向 に あ っ た
。
介 入 ■ 非 介入
８ ヵ 形 五 歳 捉 の 女 提 に お い て、 介 入 群 の 方
８ヵ 月 一 １ 歳 兜
６７ 名
（１９．９）
３２ 名 ／ ３５名
２歳 児
９９ 名
｛２９．４）
δ召 ■ 考５
３歳 泥
８６須
（２５．５）
考ｏ■ 蝸
に あ っ た ２ 歳 児 の 介 入 群 で は
。
、 女 児 の 方 が 手
８５考… （２５．２）
蛎 ■４０
当 て を 必 要 と す る 事 故 を 起 こ して い た
。
２） き ょ う だ い 数
（表 ３）
一人っ子 の場 合
、 非介入 群 の方が 介入 群よ
４歳 以 上
が 手当てを 必要と する 事故 の確 率が 高い傾 向
【結 果】
１．
り 事 故 総 計 の 多 い 傾 向 が 昆 ら れ、 下 に き ょ う
対 象 者 の 背 最
だいがい る子 どもで は介入 群 の方に 事故 秘多
同 意 淡 得 ら れ た 養 育 者 の 数 は３９９名 で あ り、 転
い 傾 向 に あ っ た が 有 意 差 は 認 め ら れ な か っ た。
居 世 帯 を 除 い た 回 収 数 は３４４名 、 回 収 率 は８６．２％
非 介 入
どの年齢 階級 のき ょう だい数 にお いて も
、
介 入 鮮 の 方カミ手 当 て を 必 要 と し た 事 故 の 発 生
弾王６６名 で あ っ た。 年 齢 階 層 に よ る 内 訳 で は８ヵ
確 率カ 塙 い 傾 向 は 見 ら れ た が、 有 意 差 は 認 め
で あ っ た。 回 収 さ れ た 調 査 用 紙 に 含 ま れ る 妨 析
対 象 の 乳 幼 児 は ３３７名 で
、
月 一 １歳 児６７名
２歳 児 ９９ 名
児 ８６名
８５名
介 入 群 王７至名
（介 入 群 ３２名
（介 入 群５４名
、
、
、
非 介 入 群 ３５名 ）
非 介 入 鮮 ４５名 ）
られ な か っ た
。
、
３）
３歳
、
（表 ４）
８ ヵ 月 一１ 歳 児
２ 歳 児 で は
、
、 第 １ 子 の 場 合
（介 入 群４０名 、 非 介 入 群４６名 ） 、 迅歳 以 上
（介 入 群４５名 、 非 介 入 群 ４０名）
出生順 位
に 非介入群 の 方が事 故総計 は 多い傾向 に あっ
で あ っ 危。
た。 ま た、 第 ２ 子
第 ３ 子 の 場 合 に は
、
、
２
群 に お い て 事 散 総 計 秘 多 い 傾 向 カミ見 ら れ た。
子 どもの属 性 と事 故変 化と の関 連
１）
性別
介 入
い ず れ も 有 意 差 は な か っ た。
（表 ２）
８ ヵ 月 一 １ 歳 児 の 男 児 で は、 介 入 灘 の 方 淋 事
手 当 て を 必 要 と し た 事 故 に つ い て は、 出 生
故 総言十 は 多 く、 介 入 前 よ り も 増 加 し て い る が
頗、 介 入 の 有 無 に よ る 差 は 認 め ら れ な か っ た。
有 意 差 は 見 ら れ な か っ た。 ２ 歳 児 の 男 児 は、 介
入 群 の 方 が 事 故 総 計 は 少 な く、 特 に 介 入 後 に
は 有 意 に 事 故 の 減 少 が 見 ら れ た （ｐ＜．０５）
。
表２ 性 別 による事 散 変 化との 比 較
２歳 児
８ヵ 月 一１ 歳 児
男児
事 散 総言
千
１非介み群
Ｎ
Ｍ
１４
１２．３６
２１
１８
女児
３歳 蜆
ＳＤ
Ｎ
Ｍ
ＳＤ
Ｎ
１６，５６
２４
７，５８
９．２５
２８
４，８９
２０
１０．６５
１２．８８
２０
２９
７．７６
１３．８８
１２
６ ３８
，
５ ９５
，
９，５０
２ξ．２７
Ｍ
４歳 児 以 上
ＳＤ
Ｎ
Ｍ
ＳＤ
６．７３
２０
５，１０
６．２８
３，４５
２．尋均
２０
２，９５
２．５３
４，５０
５．１４
２５
３，３２
３．０９
紬
１０ ２１
．
１３ １４
．
２５
８ １２
，
８ ０１
．
２６
４ ７フ
．
４ ７１
．
２０
５，２０
８．００
１４
１１ ２１
．
１６３，
．
２４
－３ ７１
．
フ ６１
．
２８
－０ ４６
，
５ ７８
．
２０
２ ２０
，
６ フ６
一
事散の増 加数
２１
４，４３
６ １９
．
２０
２ ６０
．
１２ ９０
．
２０
－４ Ｏ０
，
７ ５１
．
２０
－０ ８５
，
５ ７３
．
（０２年 →０３年）
１８
７ ８９
．
２３ ８８
．
２９
－Ｏ ２４
．
１５ ２２
．
１２
０ ７５
，
５ ８８
．
２５
０ ２８
，
２ ６４
．
１４
８．５７
１３．４フ
２５
－Ｏ．尋０
８．６４
２６
－１ ５４
，
５ ４９
．
２０
０ ５５
，
５ ９専
．
１３
０，１８
０．２３
１９
０，１６
０．２０
２４
０，３４
０．３ξ
１９
０．卑１
０．３４
１７
０１フ
．
Ｏ ３３
．
１７
０ １１
，
０ １９
．
１８
０，３８
０．３３
１６
０，３８
０，４２
非介入群
男児
女児
非 介 入 群１
１
事故総 数に対す
一 重７ 一
］・
乳 幼 泥 の 事 敬 予 防 プ ロ グラ ム の 評 緬 一 対 象 の 背 景と 介 入 前 後 の 事 敬 変 化 と の 関 遵 か ら 一 ５
一 一
５）
住居 形態
（表 ６）
住 居 形 態 の 違 い で は
事 故 総 言十
増 加 数
、
、
、
手
当 ての 必要 な事 故の発 生確 率に 差は認 められ な
か つ た
。
表６ 住 居 形 態 に よる 事 故 変 化との 比 較
Ｍ
牒 芥 臓
１ 一 一一 一一 廿
２階
以 上
一
１
戸 建 て ・
・
・
・
・
・
…
屏 控瀦
峰 合娃 宅３階
３
輸 佳宅ヨ激
は
１
，８ Ｏ０
．
Ｎ
Ｍ
ＳＤ
Ｎ
Ｍ
■
■
ＳＤ
６，
３３
６ １８
．
１９
，１ ８９
．
２３ ６０
．
４５ １３
．
フ
１ ３ ００
Ｉ
７ ０４
．
、毎７司
．
２０．５９
１７．
６フ
２６．３９
毎．０ ０
０，５ ０
２ ６７
，
０ ５８
．
１２９専
，
２８
卑 ４６
．
４ ４２
．
２３
２１７４
２．４５
４ ００
，
２ ８９
，
２
１，００
１，埠、
３
２，６７
０．５ ８
司１
８ ９１
，
８．９２
６
６，８３
２．９９
５
７
６．５７
１３，０４
８
６ ７５
．
８ ０１
，
４，２４
３
９６７
．
９ ８１
，
０ ７１
，
４
４ ００
．
２．フ１
１ ０ ６フ
．
歴
エ
エ
フ．９４
率 ２奉
．
６．４９
・
１・
・
・・ ・・
…
翫
㌧ １・
・
獄 整に蛋 ． 舳 ・柵
．
」
１卓 て牟
（０２年 →０３年）
，６ ６フ
一０ ５０
崎
在 ム彗 封
２
２．Ｏ ０
１．４１
７
４１４
．
３ ３９
．
１
８ ｏｏ
，
３０
－１．５７
１９
３．８４
フ
１１
２．３１
尊．２５
３．逐０
専
１ ７５
，
１，７１
１．７５
、 ７１
．
２７
－１，３３
５－７１
３２
１３，３３
２８
－３．７コ
７ ４……
．
２３
η ５８
．
２
０ ５０
，
２、２
．
３
－ ２ ３３
，
８ ３９
，
１ ４５
，
６ １１
，
６
一、 ６フ
．
５ｊ３
．
５
－ ３．８０
１０ ７６
，
２．フ６
２６
，３１
３ ４０
．
一６ ２５
，
６ ４０
．
２
１ ＯＯ
Ｉ
１３．６２
０．、３
尋 Ｏ０
．
４ ００
，
３．３０
ー６．１ ４
－１５．５０
４
０ ００
．
５．５８
－３ ５７
．
３
１
３４，００
フ ２５
．
７
４
０一フ、
２ ３３
，
－１，６７
８
０７｛
．
１１ ８ フ
，
３
２０ ６０
．
３．
５４
８ ６０
．
３，５０
３
１
７ ００
．
事 故の増加 数
．
、
３
１３３２
，
３
泌
暇
＿山
．＿
７ ９４
，
４ ｏｏ
．
ー １
皇鰭以上、戸建て
フＯ０
．
３ ００
，
苧舘苧竿
１珊 腿ザ
、． ．
ＳＤ
王
５５４
，
集 合 佳 宅１階
ト
Ｍ
煎
爾
ヨ６
１＿ ＿
箏 故総計
Ｎ
■■Ｌ■
ユ
、
２３８
．
平屋一戸建て
１
ＳＤ
干 畷 里１
１
２－３歳 児
８ヵ月一１歳ヨ亀
５
３
１７ ６８
．
４
３
２
０，２５
２，０６
９．００
コ３ ２ ３
．
１ ５９
，
５ ２２
．
－ ０ ３９
，
２ ７９
．
、、３３
４ ５５
．
１ ５０
，
０ ７１
，
一、 ６７
．
５ ５１
，
４
－１ ００
，
１ ４１
，
Ｏ ００
．
１ ６３
．
３
１ ６フ
．
３－２１
４
０ ８２
．
一６ ００
．
０００
，
－ ２ Ｏ０
．
４ ００
．
一、 ００
．
９ ｏｏ
．
Ｏ ００
．
■■
‘㌧‘」１ エ エニ
」
Ｏ．
、０
ニニ
ニー
α１４
３
Ｏ ３３
．
０ ５８
．
３
０ ５０
，
Ｏ．２４
２４
０ ３９
，
０ ３、
．
、９
０ ２８
，
０ ４１
，
６
０ ２７
，
０ ２４
．
５
０ ０６
，
０．０８
３
０．３５
奪
０，３６
０ ４５
．
３
０ ４３
，
０３７
．
３
０Ｉ
１フ
０
．２９
，
０
０．１３
１
０
０．３３
１８
０，
１５
０ ０８
．
１０
０ ２４
，
０ １５
．
箇
Ｏ ０８
．
０．４ ０
３
０，２８
０．２０
３
０ １１
，
０ 、９
．
０ ５０
，
上 一戸 建て
瀦以
・僅 割
繁倉
＾
１９
葬 介 入 群 １ １７
０．
一一 一一 一 一トー一 一一一一 一一一一
〇．
０４
階
＾
事故 総数に対す
る手 当 有りの 確 案 合僅 宅２階
００８
．
一 一 一 一 トー 一 一 一 一一
ひ１４
愈 ゐ
翫
鴛
＿
＿
＿
非 介 入 群
２
α０１
率
集合 住宅
住 ３階
菰 み 翫
非介入 群
０７１
㌶
＿ ．
１
０
０．６７
集合 僅
僅 宅４ 階
螢
■
Ｌ
１」』 」
』
拠
町
整
＾ ｒ 皿坦
一
集 合 鐘 宅５階 …櫟 介 入 群 １…
二 ・
■
⊥Ｌ
■τ■
２
一 ５０ 一
０
０
０，２０
３
０
１
０
１
０．２５
｛
０
０
０ ３８
，
０ 、０
一
乳 幼 児 の 事 故 予 防 プ ロ グ ラ ム の 評 樋 一 対 象 の 背 景 と介 入 前 後 の 事 故 変 化 と の 関 連 か ら 一・６．
３． 養 育 者 の 属 牲 と 事 故 変 化 と の 関 連
１）
同居 す る大 人 の人 数
８ ヵ 月一１ 歳 児 ２ 歳 児 ４ 歳 児 以 上 で は
母
、
、
、
（表 ７）
親 の年齢 に関係 なく 介入 群の 方に 手当て を必
３ 歳 児 の 介 入 群 で は 犬 人 淋 ２ 人 の 場 合 よ り、
要 と し 危 事 故 が 多 い 傾 向 が 見 ら れ た が、 統 計
３ 人の 方淋 事故 の増加 数にお いて 有意に 減少
学 的 な 差 は な か っ た
。
し て い た （ｐ〈． ０５）
回
手 当て を必 要と した 事故の 発生 確率 にはほ
３）
と ん ど 差 は 見 ら れ な か っ た
。
母親 の 就労 の有 無
（表 ９）
８ ヵ 月一１ 歳 児 で は
、 有 職 の 母 親 に お い て、
介 入 群 の 方 カミ有 意 に 事 故 総 計 は 多 く、２ 歳 児 で
２）
母 親の 年 齢
（表 ８）
は、 非 介 入 群 の 方 が 事 故 総 計 は 有 意 に 多 か っ
８ ヵ 月 一 １ 歳 児 の 介 入 群 に お い て ２０ 歳 以 下
、
た
ま た ２ 歳 児 で は 介 入 群 に お い て 母 親 の 就
。
、
の 母 親 に 最 も 事 故 が 多 く、 他 の 年 齢 と 有 意 差
業 の 有 無 を 比 較 し た と こ ろ、 無 職 の 母 親 の 方
が み ら れ た （ｐ＜ ０５）
．
。
ま た
歳 児 以 上 の 非 介
、 ４
が 事 故 総 計 は 多 か っ た （Ｐく．０５）
。
入 群 で は． ２５ 歳 以 下 の 母 親 に 事 故 が 多 く凡 他
専 歳 児 以 土 の 介 入 群 で は、 手 当 て を 必
要と
する事 散の発 生確率 にお いて 無職 の母親 の方
の 年 齢 と の 間 に 有 意 差 が 認 め ら れ た （ｐ〈、０５）
。
が
、 有 職 の 母 親 よ り も 有 意 に 高 か っ た （ｐ〈、０５）。
廿■
’１
表７ 大 人 の 人 数 に よる 箏 散 変 化 との 比 較
二 台去 皇
Ｎ
２１
２人
ふ一
事 敬総 計
■■
■ 」
１歳 見
三
Ｍ
ｊ２ ３８
．
Ｌ皿
三 銭 蜆一
ＳＯ
Ｎ
Ｍ
２４９０
．
２９
５，５２
２，００
１ 勾｛
．
２
脳３
９
３１．Ｏ０
■…
３義 睨
ＳＤ
Ｍ
ＳＤ
Ｎ
１９
６，５８
８ ５８
．
２０
２６
４ ３｛
，
４ ３０
，
３
１，００
１ フ３
．
３３．９４
３
４，３３
９
酬３
童Ｏ
７、司Ｏ
Ｍ
ＳＤ
２ ５０
，
１ ９３
．
２ξ
５ ２５
，
７ ３３
．
２
６ ５０
，
９ コ９
．
５ ｛３
．
１
０ Ｏ０
．
２．１｛
１．６９
１３
５．フ７
考．２０
ξ．司３
８
２ ２５
，
２ ７６
．
５
３，８０
３．４２
５
５．Ｏ０
３．３９
均
３．７５
ヨ．フ司
３
：ヨ．３３
２，０８
－１．００
４人
篶
富伽
、
五狛
５人
２．Ｏ０
≒ 一・
事 故 の 増 カ罧 数 １
（０２年 向０３ 年） １
１．４１
４歳 児 以 上
Ｎ
非
非介 入 帯
７ ２８
．
２２．Ｏ０
３５，３５
３
’５．３３
１４，２９
１
３，５３
２ ５ 高２
．
９
一ヨ ５ ａ
．
｛ １３
．
１３
２ １５
，
６ ９０
，
０．５６
９．００
１０
－１，２０
５．８５
８
０．Ｏ０
２．６２
卑 ５０
．
５
－１ ６ Ｃ
．
６ ８ξ
．
５
、 ６０
、
２ ６１
．
一
４人
Ｌ甘
…
罪芥久 …ト１止１
１⊥ Ｌ 』柵Ｌ止 ７
鴻一
仙 ⊥ Ｌ 』群
⊥ 一
介 入 群
１
２人
３人
■
２
７幻０
Ｏ ２６
．
４人
９－
９０
皿」
－３ ２ ５
－
０ ３４
，
１琢 入 剰 三
竺
胆 ９・ｌ
、 一 Ｏ ＯＯ 一
．
Ｏ １７
．
箏 敵 総 数 に対 す
る手 当 有りの 確
率
■
０ ２４
，
０．００
５人
６人
Ｏ．２乏
Ｏ．３４
１フ
Ｏ ２フ
．
Ｏ．３０
｛フ
０，３６
０，３６
０，０９
０．２０
２３
Ｃ．２２
０ ２５
．
２３
０ ２２
，
０ ３２
，
０，２４
０．２３
．
０
１
０
０ ０８
，
００９
．
２
Ｏ．２８
０．３８
フ
０，６４
０．３８
１１
０，３７
０．３フ
Ｏ．２９
０ ３０
．
９
０，５２
０．４１
５
０，５８
０．ξ３
０，０６
０．】Ｏ
卑
０ １８
，
０ ２４
．
５
０，２９
０．２富
４
０．４
０．４３
３
０，３３
０，５８
０ ５
．
０ ７１
．
３
０ ５０
，
０ ５０
．
４
０
０
Ｏ．０３
０．０４
０
０
ｏ ｏフ
．
ｏ ０９
．
０ ｛３
．
０ 、２
．
０
一 ５１ 一
０丁
．
０，３９
０ ｊ専
．
０．１０
乳 幼 児 の 事 敬 予 防 プ ロ グ ラム の言平畑 一 対 象 の 背 景 と介 入 前 後 の 事 故 変 化 との 関 連 が ら 一一７一
表８ 母 親 の 隼 齢 に よ る 事 散 変 化 と の 比 較
８ヵ 月 一１ 歳 児
２歳 児
Ｎ
Ｍ
ＳＤ
２
５４５０
７２８３
４ ＯＯ
．
２．８３
１ 介入 群
。。歳 以 下
～
Ｍ
３歳 蝿
Ｓ◎
４歳 捉 以 上
ＳＤ
３ ＣＯ
Ｎ
Ｍ
ＳＤ
４ ００
事 敬 総計
３６？ ４０ 歳
一
介 入群
非介 入群
３
２
３
介 入群
ｉ備以 サ罪猟１ギ
介
入
群
介
入
群
１
１
。。歳 以 下 非 介 入 群
２
尋９．５０
フ垣．２彗
２．ＯＯ
１０ ３３
．
フ．２３
２
３，００
２．８３
１
－１０．ｏ０
４
３．００
２．４５
７
５．５フ
６．７０
６
１ １５
．
１
２．Ｏ Ｏ
２
一司 １ Ｏ ０
．
１
７．ｏｏ
司
２．ｏ０
牟
２，５０
３，１１
２，３ ３
２．６６
Ｌ
．
．
．．．
．
．
．
」
．
＿
１
．１？ 。。歳
非 介 入 群
２
５．Ｏ０
７，０７
５
３ ８０
．
尋 ４卓
．
４
２，７５
３．
ｌＯ
７
０．２９
コＯ．３７
１
３
９．６？
－１ Ｏ０
．
１６ ９７
．
」
一
、
≡
．
、
一
＿
．
一
．
Ｉ．
．
、
、
介
２６・ ３０ 歳
入
群
１５
６． 幻
２８
１尋．７８
２２
事 敬 の 増 カロ 数 １
（０２奉亨一→０３年真） ＿ ．．
１卑
］２
一
１ ２０ 歳 以 下 卜 一
非 介
！
≡
２
Ｏ．Ｏｊ
…
事敏総数！
こ対す１・・
一 一
歳㍑ 燃
む
五
」 ■■
≡
介
入
非 介入 群
０，５５
７，９５
２２
－３－１卑
６，５卑
１４
、．８６
６，８６
７．３伺
１６
－１．５０
４．６３
１７
０，０６
３．９ ８
，５．ａ４
ｊ５
－Ｏ．８０
７，１７
１８
－Ｏ．０６
２．卑４
４
－１．フ５
７．８０
一 ４ ２９
，
５ ３１
，
６
Ｏ ０５
．
１
２．３３
０６７
，
表９
介 入群
Ｏ １２
．
０ １
．
無 職
有職
Ｏ ２２
．
Ｏ ３６
．
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．
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．
．
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．
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．
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． 一
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調 査 時 盧 で の 育 児 困 難 感 Ｉ、 正 （命 入 ・ 非 分 入 群 別 ）
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．
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，
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．
表１， 葡 駆 灘 感の介入前後噌の 麹ヒ
迅． 育 児 困 難 感 と 事 故 変 化 と の 関 連
） 介 入 後 ρ調 査 瞭煮 に お け る 育児 困難 感 （表
１
育蝿茎灘感玉
育蝿嚢憾Ｉ
■Ｌ⊥
Ｍ
王Ｏ）
介 入後
感 ■ で は ２．９７ ±０
．９１ 点 で あ り、 介 入 群 と 非 介 入 群
は ほ ぼ 同 じ 得 点 で あ っ た。
２）
１ ０６
．
介入群
育 児 困 難 感 Ｉ の 得 点 は ２ ９５±Ｏ ９９ 点
．
．
、 育児困 難
分入 前
搬 羊 …獄 ダ
介 入 前 後 で の 変 化 （表 １Ｉ）
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舳
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。
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。
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育 児 困 難感 Ｉ は
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、
．
ｉ．０６ 点
、
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３）
非 介 入
事 故合 計 と 安 全劾 策 得 点 と の銑 較
介 入 の 効 果 を 見 る た め に、 事 故 総 計 と 安 全 対 策 合
計 得 点 率 に つ い て 比 較 し た 結 果 を 表 王２ に 示 し た。介
群 で は、 介 入 前 ３．１７ ± 王、０３ 点 、 介 入 後 は ２
．９３ ± １．０３
点 と、 い ず れ も 低 下 し て お り、 有 意 差 が 認 め ら れ た
入 群 で は 育 児 困 難 感 Ｉ， ｎ と も に、 育 児 困 難 感 が 強
（Ｐ＜，０！）
。
い ほ ど安 全 対 策 合 詳 得 点 率 は 低 く、 有 意 差 が 認 め ら
育 児 困 難 感 ｎ で は 介 入 群 の 介 入 前 ３ ０９± ０ ９５ 点
、
．
．
、
介
群
介 入後 ２
９３圭Ｏ
９
２
点
あ
た
非
入
で は、 介
で
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．
，
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）。 非 介 入 群 で は 育 妃 困 難 感 Ｉ Ｉ
Ｉと も
，
入 前 ２．９５ ± １．００ 点 介 入 後 ３
．ＯＯ ± ０．９０ 点 で あ っ 危。
、
に 同 じよ う 在 得 点 で あ り、有 意 差 は 昆 ら れ な か っ た。
対 応 の あ る ｔ 検 定 を 行 な っ た が、 ど ち ら の 群 も 有 意
ま た、 育 児 困 難 感 と 事 故 総言十に お い て も 有 意 差 は 屍
差 は 認 め ら れ な か っ た。
ら れ な か っ た （表 １２）
。
表
〃
育 児 困 難 感 と 事 散 合 計 、 安 全
事 故 総 言十
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１
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．
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．
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．
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，
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非介 入 群
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子 ども の 属 性 と の 関 連 に お い て は 介 入 群 の ２
、
種 類 別 の 事 故 の 有 無 と 育 児 困 難 感 Ｉ とＩ
正を 比
較 し た が、 対 象 者 全 体 で は 介 入 の 有 無 は 関 係 な
く、 ど の 事 故 に お い て も 有 意 な 差 は 認 め ら れ な
か つ た
。
歳 男 児 の 事 故 が 有 意 に 減 少 し て い た が、 介 入 プ
ロ グラ ム実施 からの 時闘 経過 を考 慮す ると他 の
要 因 か ら の 影 響 を 受 け て い る こ と も 考 完 ら れ た。
調 査 方 法 に つ い て は 検 討 が 必 要 で あ る と．思 わ れ
た
【考 察】
。
き ょ う だ い 数 で は、 き ょ う だ い 淋 多 い ほ ど 事
今 回、 子 ど も の 事 故 予 防 策 と し て 行 な っ た 介
入 の 効 果 測 定 を 目 的 に 調 査 を 行 っ た 淋、 介 入 前
故 回 数 は 多 く、 胃 常 の 子 ど も 同 土 の 関 わ り の 申
後 で の 明 確 な 事 散 件 数 の 減 少 は 見 ら れ な か っ た。
で けがを する機 会が 増加 するこ とを 示 してい る
。
ま た、 子 ど も の 出 生 順 に お い て 第 １ 子 の 非 介 入
し た カミ っ て
、 仮 説
「介 入 群 は
、 非 介 入 群 よ り 育
群 に 有 意 に 泰 故 が 多 か っ た こ と、 母 親 淋 若 い ほ
児 困 難 感 カミ低 減 し、 事 故 が 少 な く
、 安 全対策 を
実 施 し て い るｊ は 棄 却 さ れ た。
ど事 故 回 数 淋 多 か っ 危 こ と か ら
、 事 故予 防対策
の 指 導 に お い て は、 養 育 者 が 子 ど も の 発 達 課 題
一 ５４ 一
乳幼 兇 の 箏 故 予防 対 策 プ向 グラ ム の評 価 一 介 入簿 と 非 介入 群 の 安 全 対策 実 施 璃
の 比 較 か ら 一．３．
考 え ら れ た。 今 後 継 続 的 な 介 入 に よ る 安 全 対 策
の 指 導 を 行 い、 事 故 実 態 や 安 全 対 策 の 実 施 状 況
と いっ た介 入の効 果 を測 定していく こ とが 考え
ら れ る
。
ま た、 効 果 測 定 に は 今 回 の 介 入 以 外 の マ ス コ
ミ 等 に よ る 啓 発、 子 ど も 淋 通 園 す る 施 設 か ら の
指 導な ど様々 征子 ども の安全 に関 する情 報な ど
が複 合 的な影 響 を
、 介 入 群、 非 介 入 騨 共 に 受 け
て お り、 介 入 プ ロ グ ラ ム だ け の 効 果 を 測 定 す る
こと はできな かったと考 えられた
。
こ の よ う な 介 入 以 外 の 影 響 カミ考 え ら れ だ の で
、
介入 が印 象に残 って いる 対象 のみ に限定 して
、
さ らにスク リー ニ ングに より 実施さ れた個 別指
導 の 効 果 を 検 討 した
。
そ の 結 果
、
介 入 プ ロ グ ラ
ムに加 え て個別 指導 を行っ た群 で介入 淋印 象 に
残 っ て い る 対 象 は、 介 入 プ ロ グ ラ ム の み の 対 象
よ り も 安 全 対 策 カミ実 施 さ れ て い た 項 目 淋 み ら れ
た。
こ の 項 目 は
、
介 入 時 に 配 布 し た パ ン フ レ ッ
トの各 年齢 階層 で発 達段 階に起 こりや すい 事故
と そ の 予 防 を 強 調 した 内 容 と 一 致 して お り
、 個
別 指導 により 家庭 内の 安全 対策が 実施 され
、 介
入 の効 果が 現れる 可能 性が示 唆 され危
。 す なわ
ち、 安 全 対 策 の 実 施 に は、 一 般 的 な 事 故 予 防 介
入 の み で な く、 個 別 性 を 考 慮 し た 介 入 か 必 要 で
ある ことが考 えられた
。
（文 責 ： 員 沼 千 尋）
一 ５８ 一
資
料
５９
質問紙
川 ‘’川 川 川 川 川 山 ‘ …’一 … 山 ｝ ■ …’… 川 川 一’‘’川 川 川 ‘ 山 … …
㍗
１
…
！
、
１
平成
年
月
日 生ま れ の
！
！
！
お 子 さま に つ い て の 調 査 用 紙
！
ご奮己入 に あ た っ て
１． ご 記 入 は お か あ さ 割 こ お 願 い い た し ま す。
２． 上 記 の 生 隼 月 目 の お 子 さ ま に つ い て お 答 え 下 さ い。
３． 質 閥 用 紙 は ピ ン ク 色 の 用 紙 が ５ 枚 で す 。
な お、 白 い 用 紙 が 各 ご 家 庭 に司 枚 あ りま す、
４． 質 間 は 番 号 順 に ご 記 入 い た だ き、 質 問 ㎜ ま で の 記 入 を 終 え て か ら
質 悶 Ｗ の 事 散 葵 態 を１６日 間、 続 け て ご 記 入 下 さ い。
５． エ ン ピ ツ か ボ ー ル ペ ン で は っ き り と ご 記 入 下 さ い 。
記 入 漏 れ が な い か こ 確 認 頂 き、
、 Ｏ月 ２ ７ 目 （月） ま で に ご投 函
さ い。
敷
２ か 月 ～ ７ か 月 児 用
一 ６０ 一
２ ｝ １ １ か月 児 用
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一
峯
Ｑ
～
、
ト
Ｉ． こ ん な と き は 危 な い ！
子 ど毛 の 箏 故 と い っ て も 年 齢 や 発 遵 の 程 度
、
に よ り、 発 生 頻 度 や 事 故 の 内 容 が 異 な り ま す
。
下 図 は、 昨 年 お 隣 の 大 東 町 に お い て 私 た ち が
子 ど も は 本 来、 事 散 に あ い や す い 毛 の で す
。
し か し、 他 の お 子 さ ま よ りも 事 故 に あ う 確 率 の 高
い お 子 さま も い ま す
。
左 記 の 調 査 か ら 以 下 の よう な お 子 さ ま や 状 況 が
、
調 査 し たも の で す
回
そ の 他 の 地 域 の 調 査 でも 同 様 の 結 果 秘 得 ら れ
事 故 に つ な がり や す い と いう 結 果 が 得 ら れ ま した
。
て い ま す。
③ 下 に きょう だ い 肌 、る お 子 さ ま
（特 に、 お 兄 ち ゃ ん の 場 合 ）
１下 に き ょう だ い が い る 場 合
、
上 の 子 に 十 分 な注 意 を はらえ
な い 場 合 が あり ま す
。
特 に 男 児 の 場 合、 女 児 に 比 ぺ
事 散 経 験 が 多く、 全 国 的 に 毛 同
様 の 結 果 が 得 ら れ て い ま す。
②お 子さまの 面倒 を 見る 人 淋 少 な い
③ お 母さま郷 子 育て に 負 担 を感じている
・お 子 さ ま の 面 倒 を み る 人 が 少 な が っ た り お 母
、
さん が 子 蒼 て に 対 して 身 体 的・精 神 的 な 負 担 を 感
じて い る 場 合、 どうし ても 心 に 余 裕 秘 なく 事 散 に
、
対 する注 意 が 不 足 がち になります
。
’
苧 鰯
巫
どもの 事故を予 防するに は
． 子
１． お 子 さ ま の 生 活 貫 る 環 墳 を 整 え ま し ょ う
何
３． 子 育 て に 対 哲 る 負 損 感 を 和 ら げ ま し ょ う
ひ ざ を 床 に つ け て、 お 子 さ ま の 目 線 で 部 屋 か ら 音挿 屋 へ
大 東 町 の 調 査 で は 家 族 が 子 蒼 て に 協 力 してくれ
、
る と 感 じて い る お 母 さ ま の お 子 さま は 事 故 の 経 験 が
、
移 動 し て み ま し ょう。
ど ん な毛 の が お 子 さま の 畠 に つ き ま す か ？
ど こま で 季 が 届 き ま す か ？
な い お 芋 さ ま が 多 いと の 結 果 が 得 ら れ まし た。
家 族 が 協 力 して、 お 母 さ ま の 子 育 て に 対 す る 負 担
感 を 和 ら げ る こと毛 事 故 を 滅 ら す 一 つ の 手 段 で す
、
。
＜安 全な 環 蟻 を つく る ポイ ン ト〉
子 育 て を 一 人 で 気 負 わ 嫁 い で、 お 父 さ ま が お 休 み
① お 都 屋 の 中 の１
１
・物 な ど を 整 理 整 頓 し て お く
。
の 副 こ は １ ～ ２ 時 閻 お 子 ざま を 預 け て ショッピ ン グ に
行くと か、 育 児 に 疲 れ て い る とき に は 思 い 切 っ て 実 家
に 婦 っ て、 お ば あ さ ま・ お じ い さ ま に 甘 え て み て は い か
が です か
。
② ベ ビ ー 用 晶 や お もち ゃ な ど の 取 扱 説 明 書 や 使 用 上 の
注 意 をよく読 み 使 用 法 をき ち ん と 守 る
、
。
③ ベ ッド イ ス 衣 服 な ど の 購 入 時 は 安 全 性 や 磁 久 性 に
、
、
注 意 す る。
〈 子 奮て に 対す る 淋イ ン ト＞
２．
お 子 さ ま に 目 を 配 り ま しょ う
。
① 子 育 て は 家 族１地 域 ぐ る み で ！
⑪お 子さまの 発 達 や 行 動 パターンを
知 っ て お き ま し 美う 一
。
② 醐 二 は 母 親 休 業１
ヨ を 作 っ て、
② お 子 さ ま を 抱 い たり お ぷ っ た りす
、
る と き は、 周 り の 安 全 を 確 認 し１て
自 分 自 身 を み が こう ！
一
行 動 し ま し ぷう
。
③ 育 児 支 援 セ ンター や 育 児 …
サ ー ク ル をう まく 活 用 し よ う ！
③ お 子 さま を お 蒙 に 一 人 に して
外 出 し な い よ う に し ま しょう。
④ 車 が ら 降 りる とき ぼ 必 ず、 お
④ 育 児 惰 報（雑 議、 イ ン タ ー ネ ット な
をど ん ど ん 活 用 ！
子 さ ま も 一 緒 に 降 ろ し ま し ょう
。
⑤ お 子 さ ま 赫 犬 きく な っ た ら
、
危 な い場 所 や 交 通 ル ー ルな
⑤ 悩 ん だ ら、 患 い 切 っ て カ ウ シ セＩ
ｊン グ や 育 児 相 談 の
ドア を た た こう ！
ど を 教 え ま しょ う。
一 ７０ 一
皿． み ん な で 子 ど も を 守 ろ う 〃
暉
燃一
㍑
ミ
お母 さま が 手 どもに 振 獺 され て、 疲 れ が たまｌ
１
む、ら だ っ て い て は い い 育 児 も で き ず
また
日
、
、 事 散 の
原 因 に毛なりか ねま せ ん鉋
ミ
１
臓
㍗
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ミ
ｌ
１
。 ．
． 、
， 、
一
一、． ．
、
．
．
、
今 日 の 若 い 家 族 に は ス トレ ス が 多 く そ れ が
、
雛
螂
１
一
郡
ミ
ミ
窺譲 繋 雛 裳
１
動き毛活発になり
、好奇心毛
１ わき 此 てき ます。
１
ミ おうち の 刺 こ段 差 や 危 険 な場 醐 まありま せ ん か ？ 特 に、 敷 副
１ や 階 堅 角 の ある 壁 や 楓 ドア や 戸 の 隙 間 に は・ 事 散 が 起 き１
ミ
１
親 は 安 心 じ 前 向 き な 気 持 ち に な れ ま す
、
。
ｌ
子 育 て 経 験 を い か し な がら 若 い 親 た ち に い い
、
ひ 柳 舳 燗ご錫 鯛 嚇 嫉 効 ・ １
１ 撃
ミ
お 孫 さ ま に 影 響 し 事 故 な ど も 多 くな っ て き ま す
、
。
ｌ
盲
た ろ τ宥 爆ざまが
１
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㌶ ｌｌ １ １ １ば１１１
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１！い１１の暖かな支脈
俄
．
ミ
鮒あ 鮒 嚇 ㍗ η
知 恵 を 伝 え て い っ て あ げ て くだ さ い
。
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ミ
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お 孫 さ ま の 目 線 で お うち の 中 を チ ェ ッ ク し ま し ょう！
！ 盲
１
縫 驚溝総籔 撚 禦１鴛鴛
簑
重
薫慧 驚讐？ １
ｌ
お 休 み の 日 に、 お うち の 中 を
髄 し、 お 手 さま の
轍
予 防 に、 ｌ
１
蟻 畿１
１
珪 鮒出
。 鴬 驚㌘ 瞭
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１
し星雛；鷲 覧 芝Σ讐空碧 勢竺，
＿＿ 土 ＿ ＿ ＿＿ ＿ ＿＿ ＿ ＿＿ 鑑鯉
鱗
鰯
酊
２～７か月 のお子さま に対する事 故予防
．
１ こ の 時 期 の お 子 さま は ？
～ 自 分 の カ で移 動 が 可 能 になる 醇 期 ～
・
子 ども の 発 達 は 早 いも の で 動 き が 少 な かっ た お 手 さま が 手 足 を
、
、
バ タ つ か せ て ベ ッド 上 を 移 動 し た り 突 然 寝 返 り をう つ こ とも あ り ま す
、
。
ま た 手 に 触 れ る 物 を 握 っ た り な め た り す る よう に も な りま す
、
、
。
２
こんな 事 散
転 倒＝転 落
こ ん な と こ ろ に 気 を つ け ま しょう！！
一
、
一刈 畷１ 〃 一 一一 榊 一一 一 一 一 一 π・”一
一 一 畑．㍗ 鰯
、
１安 全 対 策 ゴ
ミ ① ベ ドの 柵 を 必 ず 上 げ
ッ
て お き ま し ょう。
ミ ② ソフ ァ や 予 ’ ブ ル な ど の 高 い と こ ろ に は
ミ
川
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ミミ 安 全 対 策
ｌｌ
１
ｌ１
・階 段 は 明 るく、 滑 肚 め を。
ミ
ミミ ① 都 屋 の 中 は 整 理 整 頼 し タ バ
コ や 灰 皿、 小 物、 ビ ニ ー ル 蔓
、
ミミ
ミ
袋 な ど は お 子 さ ま の 季 の 届 か な い と こ ろ に 置 き ま しょう
。
寝 か せ な い よう に し ま し ょう
回
ミ ③ ラック や ベ ビ ー カ ー に 乗 せ る と き は
ミ ⑤ ク ー ハ ン （か ご１で の 移 動 時 は 両 方 の 取 っ 手 を しっ が り
π 一 〃 ”” π 〃 一 岬 一 一 〃”一＿ 刷”＿、
い
お 子さまの 口の 大きさは 暴
鮫
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そ れ よ り 小 さ い 毛 の は 床 か ら１ ｍ 以 上
１
ミ
外 雌 でも注 意 し 乱 よう。
い
１㌧
㌧ 讐王讐む 竪 鴛 賛 史芝 £ ㌧
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＿＿＿＿＿
一 ７１ 一 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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〃 ”ノ〃 〃 〃 岬 佃 〃・〃 ｎ 〃 〃 川 〃 〃 舳
旨．岬 畷碧
目
漫 全対策
１① 灘 お風呂の 離 は泌ず確かめ
ミ ② 片 手 で お 子 さまを 抱 きな がら 熱 い
、
蔓
毛 の を 食 べ た り、 飲 ん だ り 運 ん だ り
、
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し ま しょう。
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１淺 全対嚢
も
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三ｗ 魍騒
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１
１①鶉 鰯 鰹 灘 婁 臓 さまの
鰍
１ミ ② 開 けっ 放 しの ドア は 強 風 で 閉 ま らな い よ
口
（彩 １
③ 鱗 蟻綴 鞍う
ｌ
ｌ
〃 〃 “ 〃 〃 〃 〃 〃”榊 〃 灼 〃 〃 佃佃、．炉 鵬欝
１麗爵 亥燃継鰯 脇 轟苫鐵責
婁
量
★ よだれ か け の ひもに よる窒 息
ミ
綿
ミ① 硬め の 敷き布 団を使 用じ 郷 向 けに
、
毫
寝 か せ ま しょう。
竜 ② う つ ぷ せ 寝 の 時 は 注 意 し て み て い ま しょう。
鰻 詰 レスの聞に 鯛 のないように
ミ
隙 聞 が で き る 場 合 は タ オ ル な ど を 諸 め ま じょう
回
、 ④ 首 の ヒ モ 類 は 注 意 し、 寝 か せ る と き は は ず し ま しょう
。
ミ ⑤ 離 乳 食 は、 適 切 な 大 き さ、 硬 さ に し て 食 ぺ さ せ ま しょう。
π 佃 〃 伽 店 佃 〃 〃吐
１擬 鷲 瓢谷
１婚
｛榊
い
晦 全対策
③
１ 灘
〃 帥 ” 附 柵 〃 〃 〃 岬一” 佃 〃 〃 仰、”ノ＾，
日
１晦 全対策
１
ミミ ① 入 浴 中 の お 子 さま が ら 目 を 離 さ ミ
い
な い よ う に し ま しょう
。
１１
な い よ う に し ま し ょう。
②灘 灘 灘１
１
１
洲
い
盲
。． 。 か 月 一１ 歳 の お 子 さ ま に 対 す る 事 故 予 防
駆
１． こ の 時 潮 の お 子 さ ま は ？
～ ハィハ ィ歩 行 にょり移 動 淋 始 まる 時 期 ～
こ の 月 歯令に な っ てくる と、 お 座 り ハ イ バ イ つ か ま り 立 ち 歩 行 な ど が
、
、
、
可 能 に な り、 行 動 範 囲 が 底 が っ て き ま す
。
また
、
指 で も の を つ か む の 毛 上 手 に な り 何 で も 口 に 持 っ て い こうと し ま す
、
。
２． こ ん な 事 故 、 こ ん な と こ ろ に 気 を つ け ま し ょ う！！
・睡鰯 帥 刷 〃 〃 〃 ” 〃 〃”・〃 〃”〃・〃口 〃 〃 ５
１砥醸鶉
“ 〃 榊 〃 〃 〃口他 舳 ’・〃 〃 〃 〃 〃 ”〃
欝 艦熱㌶劣㌶１瞭 箏蟻蟻鴛 １
ミ ① 敷 屠 や 段 差 の あ る と こ ろ は 手 を つ な い で 歩 き ま しょう。
い
琴
一
’
１ ② 階 段の 土 下 には 安 全棚 をつ け 乱 よ 禿
１
１
１ ③ 床 に 毛の を 置 が な い ように しましよう。
ミミ 寒 全 対 策
ョン材でｌ
’角のあ 胴 まクッシ
１④ 驚 驚 騰 ず
ｌ①聲 鰻
盲 ⑤ 階 段 や 玄 関 な ど の 段 差 の あ る と こ ろ は・ 子 ど 劫 泊 由 に
ヘ ア ピ ン， シ ャ ホ ン 玉 の 液 な 蟹
ミ
１
ミ
鶉 鷺 蝋 驚 警 瓢 妄粧晶な１
ミ盲 ② ジ ュ ー ス の 缶 を 灰 皿 に しな い よ う に じ ま し ょう回
ミ
⑥擦簾 譲 賂 燃１
１
１
置刈 滋 綴 級１鴛ま鴛 １
１
漣 ぢ竺竺 玄 賃 誓 簑 兜 姓 愛 残 竺ξ ’ も
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿、
－ ７２ 一
聰
一
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鰯
〃 仰 岬 〃 伽 ノ 躰 岬 榊 ”ノｏノ”、〃、〃、”ノ〃、〃、
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π 刷 π 〃 岬 ’ 〃
一・〃 〃 一 ” 〃 一 〃 仙
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鰹
１
睡鰯
〃 川 １ 仙 伽 村 伽。〃 口。η、〃、〃、”、１ ”ノ’
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１② 議 磯
．ル袋などは手どもの手の層がないところに
＿ 〃
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．、
軟 浴室に入れないよ
榊
には外鍵をつｌ
ｌ”佃 他 ” 岬 岬 他 岬 何 ”・刷π∫〃 榊 刷 〃 〃”岬 づ
１② 聾 事 鴻 は。歳を遇ぎるま は
で
１盤嚢蜜竺二 蟹 嬢黙諾㌫㌶二㍍
１
争
、
鰯
晒． ２ ～ ３ 歳 の お 子 さ ま に 対 す る 事 故 予 防
１
こ の 時 期 の お 子 さ ま は ？ ～ 自 我 や 知 撤 子奇 心 が 強くなり行 動 範 馳 砿 淋 る 時
二
期～
」 の 時 期 に は・ 一 人 でう ま く歩 行 が で き る よ う に な り よ り 一 層 行 動 範 囲 が 底 く な り ま す
、
筥
ま た い ろむ、ろ な も の に 興 味 を 示 し 探 索 活 動 が
ま
、
始
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き
ま
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、
。
鰯
轡
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倒 ・ 転
、
藩
、
２、 こ ん な 事 故、 こ ん な と こ ろ に 気 を つ け ま し ょう！
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一落 ち、 頭 を 打 っ て こ ぶ が で き て 臓
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１ミ１ 妻 全 対 策
擁 浅
１安 全 対 策
’
ミ
ミミ
① ドァ や 扉 の 開 閉 時 に は お 子 さま の 手 や 足 の 位 置 を 確 認 １
磁
麟察箏 簑孫１
〃 、’ 、”、 ｏ 、〃 、’ 、’ 、η 、〃 、’ ，口 、’ 、〃 。’、 ’、 口
、 ’ 、 ’ 、 ｉ ノ’、
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－ ７３ 一
１
ぎ 鵬 騒 〃灼 仰 仙 〃 村 〃 〃・’仙 〃 〃 〃 〃 〃 〃 灼〃 １
魑艶 〃 … 〃 〃 〃 “ ” ”口・π口” 〃 〃 〃 畑
簑樽 灘灘緩
緊 機警
１
欝灘黙㌫
均
ミ
淺 全対策
大 東 日 記 ： 使 っ た ば かり の アイ ロ ン を 自 分 で
倒 して 手 の 甲 に 串 け ど
回
〔こ ん な 物 を 誤 飲〕 風 邪 薬 の 水 薬
、 便秘 薬
お 菓予 の 缶 ケー ス のお ば あちゃん の 降圧 剤
安全対 策
繋艦 灘 諮筆灘緩 蔭 鰻詮搬瓢 ① 鱗
１⑪
ミ ② ストー ブ やヒ ー ター な どをさ わ ら 楓 、虫うな 工 夫（安 全 柵 な
ミ ε）を し ま しょう。
１ ③ テ ー ブ ル ク ロ ス は 敷 か 楓 、よ う に し ま しょう
。
蟻 驚 臨、瓢蓑 艦 灘 迭粧晶など１
② ジ ュ ー ス の 缶 を 灰 皿 に し な い よう に し ま しょう
。
、、
③ 自 宅 だ け で は なく 実 家 や 外 鎚 先 で も 注 意 しま しょう
。
一
一鰯 一一一 一 〃一阯一一 … 一．、一・ 厘鰯
η 旧 〃 ・〃 〃 〃 π ’ 〃 ・螂 〃 〃 〃 〃 畑 仙
常 鷲蘇㌻㍗…
麟慧滋㌫甑元
峻 全対策
畿
繁器驚㌘
１
灘
１灘 灘 驚盗鷺簑鴛㌣、
一タ
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ト
を
後
部
略
榊
榊
㌻
鰹ゴ
麟 鱗麟 鰐
１騒 鱗 紅
、
、
①麓裟驚 艦 潔 磯る
１
柵． ４ 歳 ～ 小 学 校 入 学 前 の お 子 さ ま に 対 す る 事 故 予 防
１ こ の 時 期 の お 子 さま は ？
～幼 稚 園 など家 庭 外 での 集 団 生 藩 が 営 まれ る 時 期 ～
．
こ の 時 期 にな ると 走 った り 餐 ったり 活 発 な 運 動 が でき る 一 方
、
、
、
属 囲 の 状 滉 に 対 す る半１
ｊ断 は 叶 分 に で き ま せ ん回
量
義 １
鯛
鰯
鮒
ま た、 活 動 の 場 赫 お う ち の 中 か ら 外 に 出 る 機 会 も 多く 母 親 だ け
、
、
の 気 配 り で は き が な くな っ て き ま す
。
２． こ ん な 事 故、 こ ん な と こ ろ に 気 を つ け ま しょう！
！
鰹 ”刃系概 荻 瓢 瓢 張姦”…口
１麗 一 珊 誰享礒１蕊 一 一 、
畷
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罵 １易 燃 １ 繍
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１ン。
ベラ
夢 がｂ 転 藩
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、
爵 ・ｌ１／切 る篇 １，１１みｌｌ１手や１１
鰹
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ｌ
目
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１
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㌣
１
緑
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三
…
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ミ
１審全対策
膏
ミ妻 金 対 策
膏ミ ① ドア や 扉 の 開 閉 時 に は お 子 さ表 の 手 や 足 の 位 置 を 確 認 ミ
１
１ ①窓 の 側 やべうンダに は踏 み 剖こ
１
・
よう にしましよう。
青
洲
鰍
・
うなも の は 置 か な い ｌｌ しま しょ 去
ｌ１ ② 挨 ソ１ 附
司・
ミ ② お もち ゃ や 遊 具 の 正 じ い 使 い 方 を 教 え ま しょう百
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１
１
イフ、 はさ み な ど は 絆 さま の 手 の 属 か な・・貢
とこ ろ に 置 き ま しょう。
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司
ミ ③ 部 屋 の 申 は 整 理 整 頓 し、 お 子 さ ま に も お も ち ゃ な ど を 片 づ け 竜ミ ③ 歯 ブ ラ シ な ど を Ｑ に く わ 完 た 豪 ま 歩 き 国 ら な い よ う、 注 慧 ミ
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騒籔 嚢藪 翻 養 ☆ 自 動 車 苫 自 転 車 に同 乗 中 の 急 停 車 や 衝 突
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い 実 施 日 時：火 ～ 土 ８：３０ ～ ｛６：３０
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小 笠 郡 菊 川 町 中 内 囲 ４７ 体 １
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