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はじめに
ノ
ン
ラ
ジ
オ
ア
ク
テ
ィ
ブ
な
ラ
ベ
リ
ン
グ
と
検
出
の
方
法
1. はじめに
本章では, DIGラベリングおよび検出にお
いて最も一般的に使用されている方法を実
践するために必要な情報すべてがまとめら
れています. この情報は, DIGシステムを
使用している当社研究室やお客様の研究室
での長年にわたる数多くの実験操作の中で
集積されたものです. これはまさしく「イ
ンサイダーのためのマニュアル」として
DIGシステムの多くの重要な部分を引き出
しています.
ラベリングおよび検出の基本的なプロト
コールに加え, 本章では以下の内容を紹介
しています.
●
2
●
●
●
それぞれのプロトコールに必要なロシュ
・ダイアグノスティックス社の製品および
その他の資材全て
DIGの最良の結果を得るためのヒント,
トラブルシューティングガイドや追加
情報
DIGシステムを用いて得られた代表的
な実験結果
DIGシステムのための大容量スクリー
ニング・アプリケーション
ノート: 基本的な方法に親しむため, 本章を
読んでください. 基礎的な方法のいずれかに
ついて, そのバリエーションの情報が必要で
あれば, 本章に紹介されているDIG製品の
取扱説明書の内容が参考になります.
DIGシステムを使用する際の追加情報につ
いては, ロシュ・ダイアグノスティックス社
のウェブサイトを参照ください
(http ://www.roche-applied-science.com/
DIG).
Tip:本章の操作方法の活用についての概
要は, 5 ページの
「DIGアプリケーションマ
ニュアルの概要」を参照ください.
本章で解説される方法は次の通りです.
トピックの情報
セクション
ページ
ハイブリダイゼーション用プローブのDIGラベリングに関するテクニック
ランダムプライムド法によるDNAプローブのラベリング
(高収量の方法)
PCR法によるDNAプローブのラベリング
トランスクリプションによるRNAプローブのラベリング
オリゴヌクレオチドのDIGラベリング
直接検出法によりプローブの収量を概算する
2
2.1
2.2
2.3
2.4
2.6
41
43
51
62
73
75
DIGラベルされたプローブをブロットへハイブリダイズさせるテクニック
DNAプローブのサザンブロットへのハイブリダイゼーション
RNAプローブのノーザンブロットへのハイブリダイゼーション
ブロットから最良の結果を得るために
3
3.1
3.2
3.3
84
84
94
103
ブロット上にハイブリダイズしたプローブを検出するテクニック
化学発光法によるブロット上にハイブリダイズしたプローブの検出
発色法によるブロット上にハイブリダイズしたプローブの検出
4
4.1
4.2
106
106
115
5
122
6
6.1
125
126
メンブレン上のプローブの剥離とリプロービングのテクニック
DIGラベルされたプローブの大容量スクリーニング・アプリケーション
DIGラベルされたプローブをコロニー/プラークハイブリダイゼーション
に使用
40