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SMB-62
補足説明書
アブソデックス AX9000TS/TH-U4
(DeviceNet 仕様)
仕様)
はじめに
このたびは当社のアブソデックスをご選定いただき、有難く厚くお礼申しあげます。
アブソデックスは、一般産業用組立機械、検査機械等の間欠作動ターンテーブルなどを
フレキシブルに精度良く駆動するために開発された、ダイレクトドライブインデックス
ユニットです。
本説明書はアブソデックスAX9000TS/TH(DeviceNet 仕様)固有の仕様について
補足説明を行っています。
操作方法、使用上の注意事項、保守点検項目等につきましては、添付 CD-ROM に収録
されています「取扱説明書 AX シリーズ TS・TH タイプ」をお読みください。
第2版
CKD 株式会社
目次
1.仕様
1.1
製品構成
1.2
ドライバ一般仕様
1.3
ドライバ性能仕様
2.配線
2.1
パネル説明
2.2
通信コネクタ
2.3
通信線の接続
2.4
IO インターフェース
3.DeviceNet 通信機能
3.1
DeviceNet 通信仕様
3.2
リモート I/O
3.3
データ通信タイミングチャート
3.4
DeviceNet レジスタの設定
3.5
DeviceNet 通信状態のモニタ
3.6
LED 表示
3.7
7SEG 表示
改定履歴
1.仕様
1.1 製品構成
1
名称
数量
ドライバ本体
1
CN5 動力用コネクタ:
PC4/3-ST-7.62(フェニックスコンタクト)
2
CN4 電源用コネクタ:
付属品
PC4/5-ST-7.62(フェニックスコンタクト)
1
1
CN3 通信用コネクタ(DeviceNet):
1
MSTB2.5/5-STF-5.08AUM
(フェニックスコンタクト)
1.2 ドライバ一般仕様
項目
AX9000TS/TH-U4(DeviceNet 仕様)
主電源
三相:AC200V±10% ~ AC230V±10%(標準)
単相:AC100V±10% ~ AC115V±10%(J1 オプション)(注 1)
電源電圧
制御電源
電源周波数
構造
単相:AC200V±10% ~ AC230V±10%(標準)
単相:AC100V±10% ~ AC115V±10%(J1 オプション)(注 1)
50/60
ドライバ、コントローラ
Hz
一体型(開放型)
使用周囲温度範囲
0~50℃
使用周囲湿度範囲
20~90%RH(結露無きこと)
保存周囲温度範囲
-20~80℃
保存周囲湿度範囲
20~90%RH(結露無きこと)
雰囲気
腐食性ガス、粉塵無きこと
耐ノイズ
耐振動
質量
1000V(P-P)、パルス幅 1μsec、立上がり 1nsec
4.9m/s
2
AX9000TS:約 1.6kg、AX9000TH:約 2.1kg
注 1)AX9000TH-U4 では“J1 オプション”を選択できません。
1
1.3 ドライバ性能仕様
項目
内容
制御軸数
1 軸、540672 パルス/1 回転
角度設定単位
°(度)、パルス、割出し数
角度最小設定単位
0.001°、1 パルス
速度設定単位
秒、rpm
速度設定範囲
0.01~100 秒/0.01~300rpm
等分割数
( 注2 )
1~255
最大指令値
7桁数値入力
タイマー
±9999999
0.01~99.99 秒
プログラム言語
NC 言語
対話ターミナル、パソコン等により
プログラミング方法
RS-232C ポートを通じてデータを設定する。
自動、シングルブロック、MDI、ジョグ、
運転モード
サーボ OFF
座標
アブソリュート、インクレメンタル
<5 種類>
加速度曲線
変形正弦(MS)、変形等速(MC・MC2)
変形台形(MT)、トラペクロイド(TR)
ステータス表示
LED による電源パワー表示
動作表示
7セグメント LED による表示(2 桁)
通信インターフェース
RS-232C 準拠
<入力>
原点復帰指令、リセット、起動、停止、連
アンサ、位
ブレー
DeviceNet 通信
キ解除
置偏差カウ
、サーボオン、プログラム
機能
置決め完了
途中
置
M コードストローブ、分割位
プログラム容量
子
サーマル
2
高
回転速度は
番号
非常
ィ
設定、レデ
ストローブ、サーボ
文字
チ エ の過熱 護
約 6000
接続
するアク
チ エ
ュ
アク
ータにより
異な
ュ
(256 本)
ータ
ります。
置
状態
1・2、原点位
保
停止、
選択、
、インポジション、起動入力
M コード 8 点、インデックス
電
回転停止、
<出力>
アラーム 1・2、位
注 2)最
続
番号
ンタクリア、プログラム
復帰
待ち
ィ
、
出力、
、レデ
出力
2. 配線
2.1 パネル説明
ドライバの前面パネルには、各種の端子台、コネクタがあります。
制御電源 LED
主電源 LED
主電源
制御電源
アクチュエータ
出力端子
動作表示
7 セグメント LED(2 桁)
ゲイン 1 調整用
ディップスイッチ(収束時間)
ゲイン 2 調整用
ディップスイッチ(負荷)
CN1 RS-232C 用コネクタ
CN2 レゾルバ
ケーブル用コネクタ
TB1 セーフティ機能端子
伝送モニタ LED
CN3 DeviceNet 用コネクタ
銘板
接地端子
(2-M4)
TB3 非常停止用端子
TB2 ブレーキ用端子
3
2.2 通信コネクタ
DeviceNet 用通信コネクタ CN3 のピン配列は次のようになります。
上方向
5
4
3
2
1
CN3 ピン配列
ピン
信号名
1
V-
2
CAN_L
3
Drain
4
CAN_H
5
V+
機能
通信電源(-)
通信用端子(L)
シールド用端子
通信用端子(H)
通信電源(+)
説明
~25V のノイズの少ない電源を使用してく
ださい。
マスタ局またはその他のスレーブの通信線
“CAN_L”に接続します。
ケーブルのシールド線
マスタ局またはその他のスレーブの通信線
“CAN_H”に接続します。
DC11~25V のノイズの少ない電源を使用してく
ださい。
DC11
※
Drain(シールド用端子)とドライバのアース端子(ヒートシンク部)とは接続されていません。
※
DeviceNet 専用ケーブル、コネクタのご使用を推奨します。
4
2.3 通信線の接続
本製品に
DeviceNet 専用ケーブルを接続する際には、以下の手順に従ってください。
①
アブソデックスの電源を OFF にしてください。
②
電線の被覆を途中で切断することなく剥いてください(電線被覆剥離長さ:7mm)。
剥き出しになった電線はハンダ仕上げすると接触不良になることがありますので処理すること
なく接続してください。また、圧着端子として下記製品を推奨します。
ご使用のケーブルに合うサイズの圧着端子を選定してください。
圧着端子の種類により電線被覆の剥離寸法が異なりますので注意してください。
◇圧着端子を使用しない場合
30mm程度
Device Net 専用ケーブル
7mm
ドレイン線
◇圧着端子を使用する場合
<1本差込み用>
電線
(ねじらない)
圧着端子に
合わせた長さ
ケーブル
圧着端子
圧着端子専用工具
品名:プラスチック絶縁カラー付き
品名:圧着工具
棒端子
型番:ZA 3
型番:AI シリーズ
メーカ:フェニックス・コンタクト
メーカ:フェニックス・コンタクト
圧着端子に
合わせた長さ
<2本差込み用>
電線
(ねじらない)
ケーブル
圧着端子
圧着端子専用工具
品名:プラスチック絶縁カラー付き
品名:圧着工具
TWIN 棒端子
型番:ZA 3
型番:AI-TWIN シリーズ
メーカ:フェニックス・コンタクト
メーカ:フェニックス・コンタクト
5
③
DeviceNet ケーブルの CAN_H(白)、CAN_L(青)、V+(赤)、V-(黒)、Drain(裸)
線を付属の接続コネクタ
(MSTB2.5/5-STF-5.08AUM)
の向きに気を付けながら
(下記参照)
、
各穴(CAN_H、CAN_L、V+、V-、Drain)に差込んでください。
④
接続コネクタのケーブル固定用ネジで各線ごとにしっかりと締結してください。
⑤
ケーブル色とコネクタの表示色が同一であることを確認し、接続コネクタをアブソデックスの
(適正締め付けトルク
0.5 Nm)
CN3 に差込み、コネクタ固定用ネジをしっかりと締結してください。
(適正締め付けトルク
※
0.3 Nm)
推奨コネクタ
MSTB2.5/5-STF-5.08AUM(コネクタ固定用ネジ付き)
:フェニックスコンタクト
(黒)
前局
V-
(青)
CAN_L
CAN_L
(無)
Drain
Drain
(白)
CAN_H
CAN_H
(赤)
V+
V+
T
次局
V-
分岐タップ
(黒)
(黒)
(青)
(無)
(白)
(赤)
(青)
(無)
(白)
(赤)
マルチドロップ方式
T分岐方式
・
・
信号線は必ず DeviceNet 仕様に準拠した専用ケーブルをご使用ください。
コネクタ固定用ネジがあるものは、コネクタを差し込む際に必ずコネクタ固
! 注意
△注意
定用ネジをしっかりと締め付けてください。差し込んだだけですと、コネクタ
が外れ誤動作を起こす原因となります。コネクタ固定用ネジがないものは、コ
ネクタの爪がしっかりと掛かるのを確認してください。
・
所 十分 緩
所 緩
破損 恐
コネクタを取外す際には、固定用ネジ(2 箇
ようにしてください。固定用ネジ(2 箇
力 加わ
が
い。
・
行
りますと、コネクタが
業
また、作
無 力 加わ
の際は
理な
なってください。
6
する
が
)を
)を
に
業
無
めてから作
する
めないままコネクタに
理な
れがありますので注意してくださ
真直ぐ
らないよう、
抜
にコネクタの
き差しを
・
・
! 注意 ・
△注意
曲 半径 充分
力
力 近
エ
通信ケーブルは
を
無 曲
十分 距 保
束ね
ノ
発生
にとり、
理に
線(モータケーブル)は、
通信ケーブルと動
線を接
不
ラー、通信リトライの
安
定となり通信
させたり
げないようにしてください。
な
離を
たりすると、
ワ
地
所
ークの 1 箇
プ
ワ
地
だけで接
してください。
側
通信電源の 1 次
制御系
や
AC 電源は、インバータ
設に
いて
しくは、DeviceNet
央 近
ークの中
ど 力系 器 共
入力
ノ ィ
モータな
してください。
敷 つ 詳
ができないようにネッ
してください。また、できるだけネット
の電源を使用してください。また、AC 電源
通信ケーブルの
ってください。
イズにより通信が
原因となります。
DeviceNet 専用ケーブルの Drain(シールド線)は、グランドルー
ト
げ
通信ケーブルと動
の動
敷 マ ュ
設
の機
部には、必ず
ニ
と
付
で接
用にせず、必ず
イズフ
挿入
ルタを
ど 考
アルな
を参
にしてください。
7
2.4 IO インターフェース
「 キ 力
」 「非常停止入力
」
2.4.1 ブレーキ出力(TB2)の配線
ブレー
(TB2)
K, K
磁 キ
点
B
+ B
電
出
磁
非
電
出
格 流
用端子(定
電
要
格 流
キ 負 ・
時 キ
ブレー
の
作動
ブレー
150mA)です。
を接続する
100mA 以下とし、サージ
は、
通電状態の
X
です。
ど 誘導負荷
対策 行
問わ K , K 間
に上記のようなリレーな
電
は次のように接続してください。
MA
を使用するには DC24V 外部電源が必
DC24V で定
(TB3)
キ 力
- 端子はブレー
ブレー
外部接
、
正作動
ずB
を
+ B
-
場
合には、コイル定
ってください。
時
が通電状態の
作動するように配線してください。
格
電圧
キ解除
ブレー
し、
AWG22~24
9~10mm
9~
~ 単
K K
電線の被覆剥き長さは、
適用電線は、A
W
・
G22
10mm としてください。
24(
ドライバの B
破損
+、B
します。
・
K
ドライバの B
! 注意 ・
△注意
W
線)
、A
-端子と、電
K
+、B
~
磁
G22
撚
キ 直
24(
ブレー
を
接接続すると、ドライバが
極 間違え
-端子の
性を
破損 可
ると、ドライバが
。
する
能性
があります。外部電源の配線の際には、ご注意ください
キ 力
ブレー
出
非常停止入力
(TB2)と
・
性があります。
へ
端子台
い。
抜 挿
の配線の
き
方
(TB3)は使用
間違え
配線の際には、ご注意ください。配線を
8
線)です。
破損 可
るとドライバが
急激 力 ボ
しの際には、
法が異なりますので、
な
で
押
タンを
する
能
さないでくださ
2.4.2 非常停止入力(TB3)の配線
外部電源 DC24V
お客
(
格
定
± % 格 流
電圧 24V
10
、定
5mA 以下
荷時 非常停止入力 有効
非常停止
つ
「 扱 書 X
製品出
には
が
の設定に
非常停止 b 点入力
は
接
になっています。
きましては、 取
さい。
電
説明
り、
・
なります)
では
の
には、TB3 の
オ プ
ー
ー
時 有効
場 有効
ンとなった
に
と
合
に
つ 入力
端子と CN3 の DeviceNet 通信との2
の
が
を
するには、TB3
非常停止
ン(または、OFF)になると
の
が必
をご参照くだ
データが OFF になった
非常停止 入力
入力
どち 方 入力 オ プ
→ 非常停止 解除
へ 入力 要
らか一
プ」
シリーズ TS TH タイ
(TB3)が
なります。
(DeviceNet 通信による、
A
お 非常停止入力
非常停止 入力
となって
様用意)
の
があり、
とみなされます。
になります。
AWG20~22
8~9mm
8~9
~ 単
電線の被覆剥き長さは、
適用電線は、A
W
G20
mm としてください。
24(
W
線)
、A
~
G20
撚
22(
線)です。
9
3.DeviceNet 通信機能
3.1 DeviceNet 通信仕様
項目
通信用電源
通信用電源消費電流
通信プロトコル
占有ノード数
通信速度
接続ケーブル
ノードアドレス
接続台数
10
仕様
DC11~25V
50mA以下
DeviceNet準拠: リモートI/O
入力 8バイト/出力 8バイト
500k/250k/125kbps
(パラメータ設定により選択)
DeviceNet対応ケーブル
(シールド付き5線式ケーブル、信号線2本、電源線
2本、シールド1本)
0~63(パラメータで設定)
最大64台(マスター含む)
3.2 リモート I/O
3.2.1 基本フォーマット
マスタ機器(PLC など)から DeviceNet ユニット(以下アブソデックス)に
送信されるコマンドデータと、アブソデックスからマスタ機器に送信されるレスポン
スデータの基本フォーマットは次のようになります。コマンドデータ、レスポンスデ
ータともに 8 バイトのデータで構成されています。
3 バイト占有では、0~2 バイトを使用し、3 バイト以降は使用不可になります。
・コマンドデータ
・レスポンスデータ
バイト ビット7 ビット6 ビット5 ビット4 ビット3 ビット2 ビット1 ビット0
バイト ビット7 ビット6 ビット5 ビット4 ビット3 ビット2 ビット1 ビット0
0
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
0.0
0
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
1
1.7
1.6
1.5
1.4
1.3
1.2
1.1
1.0
1
1.7
1.6
1.5
1.4
1.3
1.2
1.1
1.0
2
2.7
2.6
2
2.7
2.6
2.1
2.0
3
4
3
モニタコード
4
5
5
6
6
7
命令コード
7
0.0
返答コード
モニタデータ
読出しデータ
11
3.2.2 8 バイト占有(入力 8 バイト/出力 8 バイト)
PLC → AX(コマンド)
バイト
信号名称
No.
0.0 プログラム番号選択入力(ビット0)
AX → PLC(レスポンス)
バイト
信号名称
No.
0.0 Mコード出力(ビット0)
論
理
正
0.1
プログラム番号選択入力(ビット1)
正 レベル
0.1
Mコード出力(ビット1)
正
0.2
プログラム番号選択入力(ビット2)
正 レベル
0.2
Mコード出力(ビット2)
正
0.3
プログラム番号選択入力(ビット3)
正 レベル
0.3
Mコード出力(ビット3)
正
0.4
プログラム番号選択入力(ビット4)
/プログラム番号設定入力二桁目
正 レベル
エッジ
0.4
Mコード出力(ビット4)
正
0.5
プログラム番号設定入力一桁目
/プログラム番号選択入力(ビット5)
正 レベル
エッジ
0.5
Mコード出力(ビット5)
正
0.6
リセット入力
正 エッジ
0.6
Mコード出力(ビット6)
正
0.7
原点復帰指令入力
正 エッジ
0.7
Mコード出力(ビット7)
正
1.0
起動入力
正 エッジ
1.0
インポジション出力
正
1.1
正 レベル
エッジ
1.1
位置決め完了出力
正
正 エッジ
1.2
起動入力待ち出力
正
1.3
サーボオン入力
/ プログラム停止入力
レディ復帰入力
/ 連続回転停止入力
アンサ入力
/ 位置偏差カウンタリセット
正 エッジ
1.3
アラーム出力1
負
1.4
非常停止入力
負 レベル
1.4
アラーム出力2
負
1.5
ブレーキ解除入力
正 レベル
1.5
正
1.6
使用不可
1.6
インデックス途中出力1
/ 原点位置出力
インデックス途中出力2
/ サーボ状態出力
1.7
使用不可
1.7
レディ出力
正
2.0
分割位置ストローブ出力
正
2.1
Mコードストローブ出力
正
2.2
~
2.5
使用不可
1.2
正
2.0
~
2.5
使用不可
2.6
モニタ出力実行要求
正 レベル
2.6
モニタ中
正
2.7
命令コード実行要求
正 エッジ
2.7
命令コード実行完了
正
PLC → AX(コマンド)
バイト
No.
4
モニタ
5
6
7
AX → PLC(レスポンス)
信号名称
3
12
論 判断
理
正 レベル
命令コード
バイト
No.
信号名称
3
返答コード
4
モニタ1データ 下位8bit
5
モニタ1データ 上位8bit
6
読出しデータ 下位8bit
7
読出しデータ 上位8bit
マ
モニタコード(コ
コード
4)
ンド:バイト
モニタする項目
No.
00h
回転内_現在位置(度)
回転内_現在位置(パルス)
位置偏差量
プログラム番号
電子サーマル
回転速度
01h
03h
05h
07h
08h
09h
単位
データ長
1
16bit
1
16bit
表示範囲
[度]
[パルス]
[パルス]
~ 3599
~ 16895
-32768 ~
32767
0 ~ 999
0 ~ 65535
-32768 ~
×10
0
1/32
16bit
16bit
[No.]
16bit
×100 [°C]
16bit
[rpm]
0
32767
0Ah
0Bh
命令
マ
読 命令
コード(コ
出し
ンド:バイト6)
コード
コード
項目・機能
読出しデータ(バイト 6,7)の
内容
現在アラーム読出し
発生しているアラーム No.
No.
00h
10h
現在 ム 読
h
現在発生
ム o 読
読
ポ
,
ム
最大 つ
ム つ
じ
~
ム つ
ム → ”d”
ム → ”b”
ムP そ 他 → ” ”
ム ” ” → ” ” 優先 位
「
R 」
” ”
アラー
の
出し(10
しているアラー
出しデータ(レス
)
N .を
み出します。
ンス:バイト 6 7)に設定されます。
アラー
は 1 バイトで 1 種類を表し、
アラー
表示に
0
F で表示できないアラー
アラー
H
アラー
L
アラー
2
いては、7SEG 表示に準
、U、
に
まで設定します。
る。(1
いては、
の
桁目
ム詳細 桁目
がアラー
、2
ム番
がアラー
号)
8
とする。
アラー
は、
NO ALA
F
M
0
レスポンス:
バイト 6,7
返答
ポ
コード(レス
コード
No.
0
1
2
3
の
の状態では、
順
00
ム読
ム読
アラー
出し
1
アラー
出し
2
ンス:バイト3)
エラー内容
正常回答
コードエラー
パラメータ選択エラー
書込み範囲エラー
で表示させる。
を設定する。
詳細
正常に命令を完了した
参照不可になっている
パラメータ No.を設定した
設定範囲外の値を
書き込もうとした
13
3.2.3 3バイト占有(入力3バイト/出力3バイト)
PLC → AX(コマンド)
バイト
信号名称
No.
0.0 プログラム番号選択入力(ビット0)
論 判断
理
正 レベル
AX → PLC(レスポンス)
バイト
信号名称
No.
0.0 Mコード出力(ビット0)
0.1
プログラム番号選択入力(ビット1)
正 レベル
0.1
Mコード出力(ビット1)
正
0.2
プログラム番号選択入力(ビット2)
正 レベル
0.2
Mコード出力(ビット2)
正
0.3
プログラム番号選択入力(ビット3)
正 レベル
0.3
Mコード出力(ビット3)
正
0.4
プログラム番号選択入力(ビット4)
/プログラム番号設定入力二桁目
正 レベル
エッジ
0.4
Mコード出力(ビット4)
正
0.5
プログラム番号設定入力一桁目
/プログラム番号選択入力(ビット5)
正 レベル
エッジ
0.5
Mコード出力(ビット5)
正
0.6
リセット入力
正 エッジ
0.6
Mコード出力(ビット6)
正
0.7
原点復帰指令入力
正 エッジ
0.7
Mコード出力(ビット7)
正
1.0
起動入力
正 エッジ
1.0
インポジション出力
正
1.1
正 レベル
エッジ
1.1
位置決め完了出力
正
正 エッジ
1.2
起動入力待ち出力
正
1.3
サーボオン入力
/ プログラム停止入力
レディ復帰入力
/ 連続回転停止入力
アンサ入力
/ 位置偏差カウンタリセット
正 エッジ
1.3
アラーム出力1
負
1.4
非常停止入力
負 レベル
1.4
アラーム出力2
負
1.5
正
1.2
1.6
未使用
1.6
インデックス途中出力1
/ 原点位置出力
インデックス途中出力2
/ サーボ状態出力
1.7
未使用
1.7
レディ出力
正
2.0
分割位置ストローブ出力
正
2.1
Mコードストローブ出力
正
2.2
未使用
2.3
未使用
2.4
~
2.7
未使用
1.5
2.0
~
2.3
2.4
~
2.7
ブレーキ解除入力
未使用
未使用
正 レベル
※ 3バイト占有では、モニタ機能を使用できません。
14
論
理
正
正
3.3 データ通信タイミングチャート
3.3.1 モニタコード
モニタ
(コマンド:バイト 4)
モニタ出力実行要求 OFF
(コマンド:バイト 2.6)
ON
モニタ中
(レスポンス:バイト 2.6) OFF
OFF
ON
ON
OFF
ON
モニタデータ下位 8bit
(レスポンス:バイト 4)
モニタデータ上位 8bit
(レスポンス:バイト 5)
返答コード
(レスポンス:バイト 3)
Data HOLD
マ
モニタコードをモニタ(コ
力実行要求 マ
全 進数
ンド:バイト 4)に設定し、モニタ出
2.6)を ON にすると、次のデータが設定されます。
全
データは
b
b
ポ
b 分割 メ
て 16 it を上 8 it、
下 8 it に
このとき、モニタ中(レス
して
(コ
モリに設定します。
データは
時
ンス:バイト 2.6)が同
ンド:バイト
て 16
です。
に ON になります。
モニタデータ下位 8bit(レスポンス:バイト 4):モニタ(コマンド:バイト 4)で要求したデータの下 8bit
モニタデータ上位 8bit(レスポンス:バイト 5):モニタ(コマンド:バイト 4)で要求したデータの上 8bit
“ ポ
”
存在
” ” ”” 場 ” ”
メ
絶え 更新
ポ
マ
へ 無
□
レス
00
、
ンス:バイト 5
-
の
合は
にデータが
FF
場
ポ
しない
になります。
モリに設定されるモニタデータはモニタ中(レス
ず
されます。
モニタ中(レス
モニタ(コ
”” 場
号が設定されます。
ンド:バイト 4)
1)が設定されます。
仕様に
+
の
合は
ンス:バイト 2.6)が ON になっているあいだ
ポ
返答
ンス:バイト 2.6)が OFF になると、モニタデータ(レス
に設定されたデータは HOLD されます。
ド(
符
合は、
いモニタコードを設定すると、
ンス:バイト 4、5)
エ
コードに
ラーコー
15
3.3.2 命令コード
(1) 読出し命令コード(00h~10h)
命令コード
(コマンド:バイト 6)
命令コード実行要求
(コマンド:バイト 2.7)
OFF
命令コード実行完了
(レスポンス:バイト 2.7)
ON
ON
OFF
ON
OFF
読出しデータ上位 8bit
(レスポンス:バイト 6)
読出しデータ下位 8bit
(レスポンス:バイト 7)
返答コード
(レスポンス:バイト 3)
Data loading
読 命令
出し
命令
コードを
マ
読
コード(コ
全
進数
読
要求 マ
命令
命令
命令
マ
□
□
命令 実行要求 マ
データは
て 16
ON になります。
(コ
し
コード
(レス
(コ
コード
(コ
命令
モリに設定した、モニタコード、
エ
バイト 3)に
ータの
常
No.
0
1
2
3
16
エラー内容
正常回答
コードエラー
パラーメータ選択エラー
書込み範囲エラー
出しを
出しが
なうと
出
である
外である
合、
00
詳細
正常に命令を完了した
参照不可になっているパラメータ
No.を設定した
設定範囲外の値を書き込もうとし
た
エ
コードに
ラー
ラーコード(2
してから OFF にしてくださ
範囲
場 返答
場 ” ”
コードが設定
ラーコードが設定されます。正
に
コード
み出してください。データは次の
モニタコードに対するエラー
命令コード・読込み・書込みデータに対するエラー
コード
モリに設定し
ンス:バイト 2.7)が同
コードを設定すると、
ンド:バイト 2.7)はデータの
3.3.3 返答コード
ンス:
して
ンド:バイト 2.7)を ON にするまで HOLD さ
ンド:バイト 6)に、仕様にない
い。
メ
コード
)が設定されます。また、使用できないパラ
)が設定されます。
ンド:
ンス:バイト 6、7)に設定されるデータは、
ンド:バイト 2.7)が ON になっているあいだに
コード(コ
(コ
出しデータ(レス
て 16 it を上 8 it、下 8 it に
です。このとき、
れます。
コード
したデータが
全 b
b
命令 実行完了
ポ
読
実行要求 マ
命令
返答
メ 読 行 エ
読 完了
出しデータ(レス
コードを設定し、
コード(1
対応
出しコードに
バイト 6、7)に設定されます。データは
ます。
命令 実行要求 マ
読
ポ
b 分割 メ
ポ
時
命令 実行
読
ンド:バイト 6)に設定し、
バイト 2.7)を ON にすると、設定した
合、
コード(レス
が設定されます。
ポ
ンス:
3.4 DeviceNet レジスタの設定
局番、ボーレートの設定は PC ソフトを使用して次のように設定します。
(初期状態では、局番は「63」、ボーレートは「2:500kbps」、
I/O サイズは「0:8byte」に設定してあります。)
a
画
ノ
.DeviceNet 設定
ティ
「
ーチング
面
メ ュ 「編集
」 画
ートの
ニ
ーから
DeviceNet 設定レジスタ
の
」―「
モード
」 択
DeviceNet 設定
面を表示させる。
を選
し、
b
.DeviceNet 設定レジスタ
ⅰ 局番
現在 局番 値
~ 範囲 局番
ⅱ ボ
現在 ボ
値
: kbps : kbps
ⅲ IO
現在 I O
値
:
:
ァ
マ ュ
ⅳ
値
局番 ボ
ⅴ
X
ボ
ⅵ 閉じ
ボ
画
.
設定
の
0
.
設定
63 の
が表示されます。
で
を設定してください。
ーレート設定
の
0
.
ーレート設定
125
/
、1
が表示されます。
250
、2
サイズ設定
の
0
/
サイズ設定
8 バイト、1
※ EDS フ
.
、
この
ニ
する。
する。
アル
作で
値
X
閉じ
ーレートのレジスタ
)
タンをクリックすると ABSODE
る
この
択
から選
択
お
操 マ P
イルは 8 バイトの設定になって
設定(ABSODE
.
kbps
500
が表示されます。
DeviceNet レジスタ設定
設定した
:
3 バイトから選
3 バイトで使用の際は
.
局番とボーレートを
設定した後に、
このボタンをクリック
してください。
タンをクリックすると
面を
りますので、
スタ(
変更
LC)の設定を
してください。
が表示されます。
転送
のレジスタにデータを
します。
ます。
17
c
完了
常 完了
.設定
設定が正
→
に
完了 画
すると、
の
完了後
再投入
局番 ボ
ど
d 値 常
ⅰ 局番 値 常
設定
.設定
ーレートな
してください。
再投入 有効
の設定は、電源の
の異
.
の設定
ⅱ ボ
.
、電源を
、
に異
面が表示されます。
に異
になります。
画
があると次の
面が表示されます。
値 常
ーレートの設定
で
画
があると次の
面が表示されます。
※ システムのイニシャライズを実施すると、DeviceNet レジスタの設定も初期
状態に戻ります。システムのイニシャライズ後、再度 DeviceNet レジスタを設
定してください。
※ 対話ターミナルで設定する場合は、ターミナルモードで次の通信コードを
ワードデータ
送信します。
(上位8bit)
(下位8bit)
その他 ボーレート
ST
パラメータ初期値 : H'023F(D'575)
I/Oサイズ
局番(2桁のHex)
0: 8byte(初期値)
H'0~H'3F (0~63)
1: 3byte
(初期値:H'3F(D'63))
0:125kbps
1:250kbps
2:500kbps(初期値)
例)「局番 25」、「ボーレート 2:500kbps」に設定するには、16 進表記
で「0219H」になるので、10 進表記では「537D」です。
ターミナルモードより、「L7_61_537」を送信することで
局番とボーレートが設定できます。
18
3.5 DeviceNet 通信状態のモニタ
・
ティ
I/O 表示
ノ
ーチング
メ ュ
ートの
ニ
「 」ボ
ーから
I/O
「
タンより、
」 画
I/O 表示
の
面を表示させる。
このボタンをクリック
してください
DeviceNet 通信による
IO 状態をモニタします
“入力 ”
非常停止入力
2
で TB3 の
の状態を
モニタします
→
I/O の状態がモニタできます。
“ ”印 負論
※
は
オ プ
理の信号ですので、
ー
時
ン状態の
に I/O 表示が ON になります。
9
1
3.6 LED 表示
お び
本製品
よ
ワ
上方向
考
ークの状態を表示します。LED 表示は以下の表を参
ネット
LED 名
MNS
内容
色
MNS
にしてください。
表示
緑
モジュール/ネットワークステータス LED は、デバイス
/
に電源が投入されているかどうか、
および正常に動作して
赤
いるかを示します。
覧
LED 状態一
置
動作
MNS
処
デバイスは On-Line 状態になっていない
●
→
可
供給
デバイスは電源が
されていない
能性がある
○緑
◎緑 マ
常
デバイスは正
に動作している
ョ 立待ち
スタからのコネクシ
ン確
回復可
○
回復 可 常 発生
→ us off
常多発
停止
赤
常
状態
◎
赤
能な異
d u
、通信が Time
不
能な異
B
-
が
赤
◎
赤/緑
回復 可
→ ノ
不
O
t 状態
している
(データ異
通信
○
による
状態)
常 発生
重複
能な異
が
している
ードアドレス
ーク
アク
ス
以下の項目を検討後、通信電源(DC24V)を再
投入してください。
• マスタ/スレーブ(子局)の
通信速度が同一か
• ケーブル長(幹線/支線)は適切か
• ケーブルの断線・ゆるみがないか
• 終端抵抗が幹線の両端のみにあるか
• ノイズが多くないか
ノードアドレスが重複しないように再設定後、
制御電源(AC200V)を再投入してください
マスタの状態を確認後、通信電源(DC24V)を
再投入してください
ワ ・ セ ・エ
ネット
・配線を確認し制御電源(AC200V)を
投入してください
・配線を確認し通信電源(DC24V)を
投入してください
ラー
○ 点灯 ● 消灯 ◎ 点滅
:
20
、
:
、
:
3.7 7SEG 表示
・電源投入時の表示
AXドライバの制御電源ON
r. 1.
0 1
1. 2.
運転モードを表示する
シリアル通信の局番を表示する
※局番の表示では、「.」を表示しません
※アラームが発生すると、アラームコードを表示する
AXドライバの制御電源OFF
21
改定履歴
発行年/
発行年/月
年 月
年 月
2010
1
2010
4
改版番号
改定内容
―
初版発行
第 版
関 述 追加
ノ 対策 関 述 追加
へ
事項 追加
方 図 追加
方 図 追加
2
2.2
Drain に
2.3
イズ
2.4
する記
に
を
する記
端子台 TB2、TB3
を
の配線注意
2.4.1
TB2 の配線
法(
)を
2.4.2
TB3 の配線
法(
)を
を