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設置スペース サーバエリア 400以上 1900 1200 500以上 F-COOL NEO フォークリフト作業スペース OA側から見た図 上部から見た図 2700以上 2700 (40kW機) 1000以上 天井面 (EA,RA,ダクトは除く) SAダクト 〔単位:mm〕 年間を通じて外気エネルギーを活用できる省エネ空調機 間接外気空調ユニット ® Natural Energy Optimizer 運用・冗長運転・保守について ●F‒COOL NEOへの起動停止や,給気(SA)温度設定,給気風量設定は,上位のビル管理システムから行うことが可能です。 (オプション) ●データセンターのファシリティに求められる信頼性確保のために,N+1 (ティア3*)あるいはN+2(ティア4*)の冗長運転を お勧めします。N+1冗長とは,必要冷房能力を空調機の定格冷房能力(例40kW)で割った必要台数Nに対して1台の余裕を みて設置するものです。 ●納入品に同梱されている取扱説明書に従い,日常点検をお願いします。また通常の日常点検とは別に,定期的な保守点検 契約をご推奨致します。 *:日本データセンター協会のファシリティスタンダードによる 実証実験設備について F‒COOL NEOは,当社川崎工場にあるデータセンター実証実験室で連続運転を実施しています。ご見学も可能です。 モジュール型 データセンター サーバラック ●「 ® 」は,当社の登録商標です。 安全に関するご注意 *ご使用の前に,「取扱説明書」や「仕様書」 などをよくお読みいただくか,当社またはお買上の販売店にご相談のうえ,正しくご使用ください。 *取扱いは当該分野の専門の技術を有する人が行ってください。 *定期的な保守点検を推奨します。(有償) Hybrid & High-performance このカタログは再生紙を使用しています。 ●支社・支店・営業所 (03)5435ー7111 〒141ー0032 東京都品川区大崎1ー11ー2 (ゲートシティ大崎イーストタワー) ホームページURL http://www.fujielectric.co.jp [東日本] 北海道(011)261ー7231 道 南(0143)44ー6800 東 北(022)225ー5351 岩 手(0198)26ー5161 北関東(048)834ー3121 前 橋(027)251ー4577 東関東(043)266ー7622 松 本(0263)48ー2763 北 陸(076)441ー1231 本資料の内容は製品改良などのために変更することがありますのでご了承ください。 新 潟(025)284ー5325 [中部] 中 部(052)746ー1000 静 岡(054)280ー6673 三 島(055)976ー3331 浜 松(053)413ー6161 三 重(059)353ー3471 豊 田(0566)83ー9915 金 沢(076)291ー8830 [西日本] 関 西(06)6455ー3800 神 戸(078)371ー3288 滋 賀(0748)31ー1360 中 国(082)247ー4231 山 口(0836)21ー3177 東中国(086)422ー0922 四 国(087)851ー9101 松 山(089)933ー9100 高 知(088)824ー8122 徳 島(088)657ー4110 九 州(092)262ー7800 小 倉(093)562ー2323 大 分(097)532ー9161 長 崎(095)822ー6165 熊 本(096)334ー7781 宮 崎(0985)24ー7281 鹿児島(099)286ー1234 沖 縄(098)862ー8625 2014-3(C2014a/A2014)CTP/20EP Printed in Japan 09G1-J-0021a ® は,外気を直接内部エリアに導入するこ となく,間接的に冷房運転する空調機です。 年間を通して外気エネルギーを活用することにより,一般空調機と比較して大 幅な省エネ運転が可能です。 内部構造図 年間を通じた省エネと二酸化炭素削減が可能 ●顕熱交換器を運転する間接外気冷房回路と圧縮機で運転する冷凍冷房回路が一体となっています。 顕熱交換器 蒸発器 ●成績係数 (COP*1) =10 (年間平均) 一般空調機*2と比較して約65%省エネ ●電気料金は約123万円/年削減可能 ●二酸化炭素は約36トン/年削減可能 排気(EA) 凝縮器 排気(EA) 還気(RA) 外気(OA) 冷房能力:40kW,給気(SA)温度:26℃,給気(SA)風量:8500m3/h,外気 (OA) :東京の月平均気温 電気料金単価:19円/kWh,二酸化炭素原単位* :0.55kg-CO2/kWh, 3 給気(SA) /空調機の消費電力(kW) 。値が大きい程,効率が良いとされます。 *1:Coefficient of Performance(成績係数)=冷房能力(kW) *2:一般空調機のCOP=3.5と仮定 *3:環境省発表 平成23年度の電気事業者ごとの実排出係数の代替値 内気 外気 内気ファン ポンプ 必要なユーティリティは電源のみ (冷水,冷却水不要) 外気 ファン 膨張弁 冷凍冷房回路 直接外気を導入しない間接外気冷房のため,外部からのじんあい(PM2.5), SOx, NOxなどの内部エリアへの混入の心配がありません。 外部構造図 (冷房能力40kW機の外形図) 排気 (EA) 給気(SA) (ブライン循環) 顕熱交換器 主要諸元 操作方法 形式 FCA‒25B 冷房方式 間接外気冷房(ブライン循環) + 蒸気圧縮式冷凍機(R410A) 定格冷房能力 25kW 40kW 消費電力 最大 13.8kW 16kW 2.5kW 4kW 定格給気風量 (設定可能範囲) 屋外側 外気(OA) 圧縮機 間接外気冷房回路 (R410A循環) 年平均 建屋側 (接続側) 還気(RA) ●付属のプログラマブル操作表示器 (POD)で,起動・停止 FCA‒40A を行います。 ●SA温度と風量の設定が可能です。 ●操作履歴・警報履歴が閲覧 可能です。 8500m3/h 7450m3/h (2500∼10000m3/h)(2500∼12000m3/h) 給気温度設定範囲 18∼35℃ 給気温度精度 ±2k 運転画面 必要ユーティリティ 3相200V電源 (冷水,冷却水不要) 外形寸法(W×D×H) 1200×1900×2500 1200×1900×2700 〔mm〕 製品質量 980kg POD画面 (10インチ) 操作・警報履歴画面 1000kg 還気 (RA) 2700 設置例 外気 (OA) 給気 (SA) ●壁吹き設置の例 屋内 ホットエリア コールドエリア 1200 230 1900 ※本図一体型に加え,現在室内機と室外機を分離できるタイプを開発中です。 1 〔単位:mm〕 ●床下吹き設置の例 サーバルーム 還気 (RA) 屋外 排気 (EA) 給気 (SA) 外気 (OA) F‒COOL NEO ホットエリア 屋内 還気 (RA) 屋外 排気 (EA) 外気 (OA) コールドエリア 給気 (SA) アクセスフロア サーバルーム F‒COOL NEO 2 は,間接外気冷房と冷凍冷房をハイブリッドで運転する冷房専用空調機です。 ® 外気温の変化に応じて,もっとも省エネとなる運転モードを自動で選択して運 転します。 COP特性 冷房モード自動切り替え ●外気温度によって,3種類のモードの冷房を自動的に切り替えます。 ●冷涼な気候の札幌ではもちろんのこと,東京や那覇でも高いCOPを発揮できます。 排気(EA) 外気 (OA) 外気 (OA) 給気 (SA) ポンプ ポンプ 圧縮機 冷凍冷房回路 25 還気 (RA) 外気 (OA) 給気 (SA) ポンプ 圧縮機 間接外気冷房回路 冷凍冷房回路 圧縮機 間接外気冷房回路 冷凍冷房回路 間接外気+冷凍冷房モード 間接外気冷房モード 間接外気冷房回路 冷凍冷房モード (ハイブリッド運転) その他共通条件 給気 (SA) :26℃ 冷房能力 :40kW 20 15 10 20 10 0 間接外気冷房 ●外気温度によって,3種類のモードの冷房を自動的に切り替えます。 間接外気冷房 0 ‒10 間接外気+冷凍冷房(ハイブリッド運転) 冷凍冷房 10 20 30 外気温度 〔℃〕 40 ‒10 50 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月10月11月12月 ●F‒COOL NEO40kW機1台で節約できる電力量,二酸化炭素量は以下のとおりです。 冷凍冷房 冷房能力 0 間接外気+冷凍冷房 (ハイブリッド運転)冷凍冷房 エネルギー削減効果 外気温によらず冷房能力を確保! 16 80000 14 70000 29.4 12 60000 65,000 35.8 10 50000 74,500 41.0 8 40000 6 30000 4 20000 2 10000 年間平均COP 削減できる電力量 削減できる二酸化炭素 〔t/年〕 〔kWh/年〕 那覇 7.5 53,400 東京 10.0 札幌 13.7 外気気温の変化に応じて自動制御 間接外気冷房 定格条件 (冷房能力40kW,給気 (SA) 26℃,8500m3/h) で運転した場合 二酸化炭素原単位:0.55kg‒CO2/kWh 低 ← 外気温 → 高 一般空調機のCOP=3.5と仮定 0 各地における運転モード ●冷房能力40kW,SA26℃,RA40℃で運転した場合の各地の運転モード。外気温が低いほど間接外気冷房モードを使える ので省エネできます。 ※SA,RAの温度条件によって変わります。 乾球温度t 〔℃〕 間接外気冷房モード 3 ハイブリッド 運転モード 乾球温度t〔℃〕 間接外気冷房モード ハイブリッド 運転モード 乾球温度t〔℃〕 間接外気冷房モード ハイブリッド 運転モード 那覇 東京 札幌 削減できる電力量 年間COP 停復電時の動作 ●F‒COOL NEOの電源は,動力用と制御用に分離されています。 冷凍冷房モード ●瞬停(0∼20ms以内) では運転継続しますが,制御電源はUPSなどでバックアップすることをお奨めします。 絶対湿度×〔kg/kg(DA)〕 札幌 冷凍冷房モード 絶対湿度×〔kg/kg(DA)〕 東京 冷凍冷房モード 絶対湿度×〔kg/kg(DA)〕 那覇 札幌平均気温 東京平均気温 那覇平均気温 札幌COP(年間平均13.7) 東京COP(年間平均10.0) 那覇COP(年間平均7.5) 30 5 外気温度と冷房モードの関係 給気(SA):26℃ 還気(RA):40℃ 送風量 :8500m3/h 冷房能力:40kW 40 COP 〔ー〕 給気 (SA) △T=14K, 給気8500m3/h △T=12K, 給気10000m3/h △T=10K, 給気12000m3/h 電力量 〔kWh〕 還気 (RA) COP 〔ー〕 還気 (RA) 排気(EA) 月平均気温〔℃〕/COP〔ー〕 排気(EA) 停電時間 0∼20ms以内 復電後の動作または必要な処置 制御電源をUPSなどでバックアップしない場合 (制御電源も停電する場合) 制御電源をUPSなどでバックアップする場合 (制御電源は停電しない場合) 運転継続 運転継続 20ms超∼1min以内 運転停止 復電後,PODにて手動再起動 一旦停止 復電後,自動再起動 1min超∼ 運転停止 復電後,PODにて手動再起動 運転停止 復電後,PODにて手動再起動 4 は,一般的な空調システムに必要な熱源 設備が不要になります。 ® 直接外気空調方式に比べてもシンプルなシステムで省エネ運転が可能です。 外気利用空調方式比較 適用例 ●直接外気方式で必要な外気と排気の混合処理が不要となり,湿度調整も容易です (急激な湿度変化なし)。また,混合処理用 ミキシングチャンバも不要となるため,ダクトレイアウトを簡素化できます。 最適な空調機です。 ●直接外気空調方式で必要な 「じんあい除去フィルタ」 「夏場・冬場での運転切替」が不要となり,年間を通して省エネ運転が 可能です。 外気冷房空調機 排気 ® サーバルーム (外気冷房時) 冷凍機 (夏期に運転) 外気フィルタ (じんあい・塩害対策) 建屋型データセンター サーバ排気 熱交換器 給気 外気 サーバルーム 排気 サーバ排気 (外気冷房時) ●F‒COOL NEOは,年間を通じて清浄な空気で冷房空調が必要なデータセンターをはじめ,精密加工分野,食品薬品分野にも ® (サーバ排気と外気の混合) 冷却コイル (夏期に冷媒や冷水を通水) 給気 外気 (サーバ排気を冷却) ® 加湿器(室内調湿用) ® (間接外気利用) を用いた空調フロー 直接外気利用の空調フロー サーバルーム 空調方式比較 ●外気を利用した空調方式としては,間接外気空調方式 (F‒COOL NEO)が最適です。 ターボ冷凍機+ エアハンドリングユニット方式 空冷パッケージ方式 間接外気空調方式(F‒COOL NEO) COP ○ ○ ◎ 外気エネルギー活用 ○ △ ◎ 断水・水凍結リスク × ○ ○ メンテナンス △ ○ ○ スペース △ ○ ○ 施工性 △ ○ ◎ 段階実装 △ ○ ○ 建屋型データセンターへの設置例と空気の流れ 施工メリット ●一般的な空調システムに必要な熱源設備 (冷水・冷却水)が不要になります。 モジュール型データセンター ●必要インフラは電源のみのため,配管 (冷水・冷却水) が不要になります。 ® エアハンドリングユニット 冷水 エアハンドリングユニット 冷水 冷却水 冷却水 ® コンテナ型データセンター ® ® ●熱源設備 (冷水・冷却水) 不要 ●配管 (冷水・冷却水) 不要 ●熱源設備空きスペースを別用途に利用可能 一般的な空調システムを用いた 建屋型データセンターのイメージ 5 ® を用いた建屋型データセンターのイメージ 6