Download LB535-3090 明電交流可変速装置 THYFREC VT240S 高機能

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明電交流可変速装置
高機能汎用インバータ
1台6役 !
オールインワンインバータ
数々の新機能を搭載し、
更に進化した
次世代グローバルインバータ
オールインワン
6 つの制御モードを搭載。1 台で 6 役もこなすオールインワンインバータです。
誘導電動機(IM)
はもちろん、
永久磁石式同期電動機(PMモータ)
も駆動でき、
モータを選びません。
ファン、
ポンプなどの省エネ運転から鉄鋼プロセッシングラインなどの高精度・高応答が要求される用途まで、
オール
マイティにこなします。
V/f
(定トルク)
制御モード
オールインワン
インテリジェント
環境にやさしい
グローバル
6 つの制御モードを搭載。1 台
で 6 役もこなすオールインワ
ンインバータです。
IMはもちろん、
PMモータも駆
動でき、
モータを選びません。
PID制御、マルチポンプ制御を
はじめ、多数のアプリケーショ
ン専用機能と自由にプログラ
ミングできるシーケンサ機能
を搭載。様々なアプリケーショ
ンに対応します。
内蔵ノイズフィルタ、直流リア
クトル、欧州環境仕様RoHS指
令対応など環境に配慮。
ソフトサウンド機能でモータ騒
音も低減します。
国 際 規 格 準 拠(UL、
cUL、
CE
マーク)、多言語LCDオペレー
ションパネルの採用、世界の主
要ネットワークに対応、ワイド
な電圧レンジでグローバルに
対応します。
V/f
(低減トルク)
制御モード
センサ付きベクトル
制御モード
汎用モータを手軽に可変速運転できる
汎用インバータの基本制御モードです。
ファン、
ポンプなどの 2 乗低減トルク
負荷に最適です。
高応答・高精度・広い速度制御範
囲を要求される用途に最適です。
センサレスベクトル
制御モード
センサ付きPMモータ
制御モード
センサレスPMモータ
制御モード
速度センサレスで高精度な速度制
御・トルク制御が行えます。
永久磁石式同期モータ
(PMモータ)
を駆動し、高効率運転を実現します。
用途を選ばず適用できます。
永久磁石式同期モータ
(PMモータ)
を
センサレスで駆動します。
ファン、
ポンプ
などの更なる省エネ運転に最適です。
ポイント
1
VT240S は、6 つの制御モードにより様々な機械に適用でき、予備品の共有化や、同じ使い勝手での操
作が可能です。設計やメンテナンス担当のみなさまから高い評価をいただいています。
国内・海外生産拠点
当社PMモータとの組み合わせで、効
THYFREC VT240Sは静岡県沼津市に
ポイント
2
杭州市にある明電舎(杭州)電気系統で製
作しています。
(2000) の高効率モータの基準を全
出力範囲でクリアします。
明電舎
(杭州)
電気系統
JISC4212
(%)
90
85
3.7
沼津事業所
1
率・力率が大幅に向上しJISC4212
PMモータ
95
効率
ある明電舎可変速部門および中国 浙江省
100
当社標準 IM
5.5
7.5
11
15
18.5
22
30
37
45
55
75
90
110
132
160
200
出力
(kW)
2
インテリジェント
クレーン・昇降機械の例
アプリケーション専用機能と自由にプログラミングできるシーケンサ機能を搭載し、様々なアプリケーションに対応します。
●外部ブレーキ制御
外部ブレーキをインバータ内部のシーケンスに従って開閉
シーケンサ機能内蔵で外部コントローラ不要
制御することができます。
外部ブレーキ制御に関する各種インターロックやブレーキ開
組み込みPLC
(プログラマブルコントローラ)を標準装備。従来、インバータ外部のシーケン
放時の不足電流保護、外部ブレーキアンサ異状検出などの
ス回路やコントローラで構成していた機能を、
VT240Sのみで実現することが可能です。
保護機能を搭載しています。
信号の入出力は、
VT240Sの制御入出力端子を使用します。
運転前にロードフィードバックによって運転開始時からトルク
の変更など柔軟な対応が可能です。
バイアスをかける機能です。昇降機のブレーキ開放時におけ
る負荷(ロード)
による回転(落下、上昇)
を防止します。
ロード
フィードバックはデジタルとアナログから選択でき、
ロードフ
ィードバックからトルクバイアス値を演算します。
2 乗低減トルク負荷など軽負荷で運転する用途で効果を発
揮します。
120
100
80
V/ f 高効率運転
80
V/ f 運転
60
60
(%)
40
0
40
出力トルク
(%)
20
0
20
40
60
80
0
120
100
周波数設定(%)
●PID制御
PID制御構成例
AI1 又は AI2
+
PID
演算ブロック
−
0∼10V
又は4∼20mA
PID下限時停止機能、
センサ入力極性反転機能、
センサ異常
AI3
クッション
0-10V
制御ポンプ1台、ON / OFF 制御ポンプ最大 8 台)、流路の
圧力を一定に制御することができます。ON/OFF 制御され
リミッタ
監視
3
M
M
PSO2
M
PSO3
周波数
(回転速度)設定
PSO5
PSO6
M
PSO7
M
PSO8
圧力FB
AI3
補助ドライブ 2 台の例
●補助ドライブ
6 つの制御モードから選択可能な主ドライブモータ1 台と、
電源
入力
V/f制御で運転される補助ドライブモータ4 台の最大 5 台
VT240S
のモータを切り替えて運転することができます。
OFF
ON
AUXDV
主ドライブ制御
(C30-0により選択)
補助ドライブ制御
(V/f 制御)
1 つの機械に昇降・走行・横行・旋回があるホイストクレ
シーケンス入力
シーケンス出力
ーンなどに最適です。
制御切り替え指令
(AUXDV)
制御切り替え確認
(AUXDV)
●トラバース運転機能
トラバースは図に示すパターンで周波数が変化する運転で
す。紡糸システムにおいて糸をボビンに均一に巻き取る運転
に最適です。
中心周波数FHを変化させる鬼綾動作も可能です。
カウンタウエイト
IM
or
PM
主ドライブ
モータ
IM
補助ドライブ
モータ
トラバース動作
D(B45-2)
A(B45-1)
FH(B45-0)
A(B45-1)
D(B45-2)
B(B45-3) C(B45-4)
0
RUN ON
OFF
PROG ON
OFF
M
電源
紡績用のパターン運転です。
パターン運転機能と異なり設定周波数に到達すると即、次の設定へ周波数を変化させます。最大 15
P
ポンプ1
ポンプ 2
M ポンプ 3
ポンプ4
M
M ポンプ5
PSO4
ローテーション機能により、
ポンプ運転時間で可変速制御ポ
設定 0
設定 1
設定 2
設定 3
設定 4
●スピニングフレーム運転機能
PSO1
ンプが補間し、圧力の連続性を保ちます。更にメインポンプ
ーテーション機能使用時は最大 8 台の並列運転になります。
最高周波数(B00-4)
[最高回転速度(B01-4)]
上限リミッタ
(B43-3)
下限リミッタ
(B43-4)
微分時定数
(B43-2)
積分時定数
(B43-1)
比例ゲイン
(B43-0)
PID
AI1
又は AI2
0
B16-1=1
繊維機械の例
変換器
VT240S
るポンプの圧力段差はVT240Sにより可変速制御されるポ
ンプの自動切り替えを行うことができます。
メインポンプロ
0 から
100%
PID
PID
AI3
1台のVT240Sで最大 9 台のポンプを並列運転し
(可変速
0
3
防止
ブレーキ開放時カウンタ
ウエイトにより上昇
B16-1
防止
B16-2 B16-0=1
B16-3
デジタル/
B16-4
アナログ選択
B16-5
トルクバイアス
アナログトルクバイアス
B16-0=2
トルクバイアス値 フルロード時
トルクバイアス
B16-B
防止
アナログ入力
(アナログ時)
アナログ入力
ブレーキ開放時
B16-A
カゴ質量により落下
ノーロード時
トルクバイアス B16-7B16-8B16-9
ロードフィードバック
シーケンス入力 OFF OFF OFF
(デジタル時) OFF OFF ON
OFF ON OFF
OFF ON ON
ON *
*
中心周波数︵回転速度︶
リミッタ
+
−
ポンプ
C12-9
(AUX ゲイン)
PID演算プロック
●マルチポンプ制御
3
7
流量センサ
M
検出機能を搭載しています。
AI1 又は AI2
0
内部プログラム設定
S 字無効
7
VT240S
アナログ入力をフィードバックとして図のようなフィードバッ
クループを構成することができます。
デジタルトルクバイアス
0
プログラム設定入力
制御選択
損失を抑え、総合効率を向上させます。
総合効率
負荷に応じて自動的に出力電圧を低減して、
モータの無負荷
100
出力トルク
●高効率運転機能
出力周波数/
モータ回転速度指令
B46-3
ブレーキ閉
待ち時間
(DB)
ZSP
デジタルトルクバイアス
シーケンス指令
トルクバイアス値
S7 S6 S5
ーションパネルでも行えます。
パソコンの使用が困難な環境でのプログラミングや、現場で
ファン・ポンプの例
B46-2
加速開始
待ち時間
(BL)
B46-1
ブレーキ開
待ち時間
(LB)
変更されません
●自動トルクバイアス
プログラミングは専用ソフトウェアをインストールしたパソコンのほか、標準搭載のオペレ
RUN
外部ブレーキ指令
(MBRK)
外部ブレーキアンサ
(MBRK_ans)
ポンプ 6
ポンプ7
ポンプ8
ステップまでのパターンを4 つ設定でき、
シーケンス指令により切り替えて運転できます。
P
スピンドル平均周波数、束数カウント、
パターン残り時間など各種状態をオペレーションパネルに表示でき、
パターン終盤にアラー
P
ムを出力することが可能です。
P
P
P
圧
力
セ
ン
サ
P
P
P
そのほかのアプリケーション機能
・周波数ジャンプ機能
・連動比率設定機能
・パターン運転機能
・瞬停再始動機能
・プログラム周波数(回転速度)設定/プログラムクッション機能
・ドルーピング機能
・停電時減速機能
4
環境にやさしい
グローバル
●国際規格準拠
●内蔵ノイズフィルタ
UL、
cUL、
CEマークに準拠しています。
ノイズフィルタをVT240Sに内蔵し、
ノイズの発生を抑える
ことができます。
(200V系 5P5L以下、400V系 030H以
PROFIBUS-DP マスタ局
●シリアル通信 Modbus−RTUに準拠
下。いずれもオプション)
RS422 / 485シリアルポートを標準装備しています。
ノイズフィルタを内蔵することで、
I
EC61800−3カテゴリ
プロトコルは当社オリジナルプロトコルのほか、
Modbus−R
C2(200V系 5P5L以 下、400V系 015H以 下)及 びI
EC
TUに対応しており、上位コンピュータやコントローラとの接
8100−3 カテゴリC3(400V系 015H∼030H)の 限 度
続が容易です。
値にVT240S単体で準拠します。
●世界の主要ネットワークに対応(オプション)
PROFIBUS-DP スレーブ局
(オプション)VT240S
PROFIBUS-DP スレーブ局
(オプション)VT240S
PROFIBUS-DP スレーブ局
(オプション)VT240S
PROFIBUS-DP、DeviceNet、CANopen、CC-Link
●直流リアクトルを本体に実装
電源高調波低減や力率改善に効果のある直流リアクトル(DCL)
を本体に実装することができます。
(200V系 022L∼
075L、400V系 037H∼132H。
いずれもオプション)
●多言語LCDオペレーションパネルの採用
オペレーションパネルは多言語対応LCDオペレーションパネ
VT240Sと一体構造のため、
DCLの設置スペース確保や配線作業が不要です。
ルと、
LEDオペレーションパネルの 2 種類を用意しています。
LCDオペレーションパネルは、英語・スペイン語・イタリア
語・ドイツ語・フランス語の 5 か国語の表示が可能で、操作
●ソフトサウンド機能
PWMのキャリア周波数を一定の周期で切り替える当社独自の制御方式です。キャリア周波数を高くしていくと、モータの電
磁音は人の可聴域上限に近くなり低騒音になります。
しかし電磁ノイズが増加するため、周辺機器に影響を与える場合があり
ます。
ソフトサウンド機能は、キャリア周波数を高くせずに音の周波数成分を分散させて、モータから発生する耳障りな電磁音
をやわらげる機能です。
ソフトサウンド機能(新 PWM)
モノサウンド機能(従来 PWM)
平均キャリア周波数 3.4kHz
平均キャリア周波数 3.4kHz
機構にジョグダイヤルを採用することで、従来機種から定評
LCD パネル
LED パネル
のある高い操作性を継承しています。
変更パラメータ一覧機能やパラメータコピー機能など便利な機能でパラメータ設定時のストレスを軽減します。
●ワイドな電圧レンジ
200V系は200∼240V
(011L以下)、400V系は380∼480Vに対応しています。
●様々な速度センサに対応(オプション)
モータの回転速度を検出する速度センサは、従来のコンプリメンタリ出力、
ラインドライバ出力に加え、
シリアル出力、欧州
で標準的に使用されている正弦波出力にも対応しています。
58.1dB
騒音レベル
騒音レベル
49.5dB
2
6
10
周波数(kHz)
2
周波数帯域が広く・ピーク値が低い
電磁音の音質を大幅に改善
●RoHS指令に対応
欧州の環境仕様であるRoHS指令に対応しています。
鉛、六価クロムなどの有害物質を排除した環境に配慮したインバータです。
●無公害フレームの採用
燃やしてもダイオキシンを発生しないプラスチックケースを採用しています。
5
6
単一スペクトル且つピーク値が高い
不快な電磁音が発生
10
周波数(kHz)
そのほかの機能
●PMモータのセンサ選定が容易に
従来は、
センサ付きPMモータ制御モードでは、
モータの磁極位置
(モータ
の回転角度)
を検出するためのセンサが必要でした。
VT240Sは磁極位
置推定機能でモータ磁極位置の検出を行うため、
汎用的なA,
B,
Z相出力
センサを適用することが可能になりました。
(磁極位置推定機能を行うた
めには、
モータの回転を機械的にロックする外部ブレーキが必要です。
)
●オートチューニング
オートチューニング機能により、
モータ定数の設定などのわずらわしい作
業が不要です。既設モータを使用する場合も、
メーカを問わず最適なチュ
ーニングが可能です。
モータを回転させずにオートチューニングする簡易チューニングモードを
搭載していますので、機械と接続されたモータのチューニングもできます。
●多彩な入出力機能
・アナログ入出力は0∼10Vの電圧信号と0∼20mA
(出力は
4∼20mA)の電流信号の切り替えが可能です。
・速度設定、速度モニタなどをパルス列で入出力することが可能です。
・シーケンス入力部はシンクロジック/ソースロジックの切り替
えが可能です。
●トリップ防止
過電流制限、過電圧制限、不足電圧制限などのトリップ予防機能
で、
トリップを防ぎます。
6
標準仕様
200V 系 -OP7L∼045L
200V 系−055L∼090L,400V 系−075H∼475H
系 列
仕 様
200V 系
形 式(VT240S-□□□□)
0P7L 1P5L 2P2L 4P0L 5P5L 7P5L 011L 015L 018L 022L 030L 037L 045L
項 目
項 目
3.8
5.5
8.3
11
16
21
26
30
41
51
60
最大連続定格電流(A)
(注 2)
5.0
8.0
11
16
24
33
46
61
76
88
118
146
174
最大適用電動機
(kW)
(注 3)
0.75
1.5
2.2
3.7
5.5
7.5
11
15
18.5
22
30
37
45
1∼15kHz(工場出荷時設定:ソフトサウンド4kHz)
キャリア周波数(注 4)
120%−1 分、140%−2.5 秒
1.0
1.7
2.8
3.8
5.5
8.3
11
16
21
26
30
41
51
最大連続定格電流(A)
(注 2)
3.0
5.0
8.0
11
16
24
33
46
61
76
88
118
146
最大適用電動機
(kW)
(注 3)
0.4
0.75
1.5
2.2
3.7
5.5
7.5
11
15
18.5
22
30
37
1∼15kHz(工場出荷時設定:ソフトサウンド4kHz)
キャリア周波数(注 4)
200∼240V
(最大)
主回路機器
ノイズフィルタ
200∼230V
(最大)
0.1∼440Hz
出力周波数範囲
内 蔵(オプション)
別 置 き
(オプション)
直流リアクトル
別 置 き
(オプション)
内 蔵(オプション)
発電制動回路
内 蔵(標準)
別 置 き
(オプション)
内 蔵(オプション)
発電制動抵抗器
壁掛形(標準)
自立形(オプション)
壁掛形 保護構造
IP20
冷却方式
IP00(標準), IP20(オプション)
自冷
屋内、使用周囲温度:−10∼50℃(注 7)、湿度:95% 以下(結露しないこと)
標高:1000m 以下、振動:4.9m/s2 以下
腐食性又は爆発性のガス・蒸気・じんあい・オイルミスト・風綿などの無いこと
173
222
297
360
409
513
603
214
249
321
428
519
590
740
870
(注 3)
最大適用電動機(kW)
55
75
90
75
90
110
132
160
200
250
315
400
475
1∼8kHz(工場出荷時設定:ソフトサウンド4kHz)
キャリア周波数(注 4)
120%−1 分、140%−2.5 秒
定格容量(kVA)
(注 1)
60
73
99
75
102
124
148
173
222
297
360
409
513
(注 2)
最大連続定格電流(A)
174
211
286
108
147
179
214
249
321
428
519
590
740
最大適用電動機(kW)
(注 3)
45
55
75
55
75
90
110
132
160
200
250
315
400
1∼8kHz(工場出荷時設定:ソフトサウンド4kHz)
キャリア周波数(注 4)
150%−1 分、175%−2.5 秒
過負荷耐量
定格入力電圧/周波数
200∼230V±10%
50 又は 60Hz±5%
定格出力電圧(注 5)
(注 6)
200∼230V
(最大)
380∼480V±10%
50 又は 60Hz±5%
380∼480V
(最大)
0.1∼440Hz
出力周波数範囲
別置き
(オプション)
ノイズフィルタ
別置き
直流リアクトル
内 蔵(オプション)(オプション)
発電制動回路
内 蔵(オプション)
別置き
(オプション)
別置き
(オプション)
別置き
(オプション)
設置方式
壁掛形(標準)、
自立形(オプション)
保護構造
IP00(標準), IP20(オプション)
強制風冷
マンセル N4.0
屋内、使用周囲温度:−10∼50℃、湿度:95% 以下(結露しないこと)
標高:1000m 以下、振動:4.9m/s2 以下
腐食性又は爆発性のガス・蒸気・じんあい・オイルミスト・風綿などの無いこと
3. 当社標準の 4 極かご形誘導電動機の場合を示します。
系 列
形 式(VT240S-□□□□)
0P7H 1P5H 2P2H 4P0H 5P5H 7P5H 011H 015H 018H 022H 030H 037H 045H 055H
1.7
2.5
3.8
6.0
9.0
12
16
21
26
30
42
51
60
75
最大連続定格電流(A)
(注 2)
2.5
3.6
5.5
8.6
13
17
23
31
37
44
60
73
87
108
最大適用電動機
(kW)
(注 3)
0.75
1.5
2.2
3.7
5.5
7.5
11
15
18.5
22
30
37
45
55
1∼15kHz(工場出荷時設定:ソフトサウンド4kHz)
キャリア周波数(注 4)
定格容量(kVA)
(注 1)
1.0
1.7
2.5
3.8
6.0
最大連続定格電流(A)
(注 2)
最大適用電動機
(kW)
(注 3)
1.5
2.5
3.6
5.5
8.6
0.4
0.75
1.5
2.2
3.7
9.0
12
16
21
13
17
23
5.5
7.5
11
4. 標準過負荷設定時に4kHzを超えて使用する場合と、重過負荷設定時に下記を超えて使用する場合には、最大連続定格電流を下げる必要があります。
・0P7L∼011L/0P7H∼011H 10kHz ・015L∼018L/015H∼030H 8kHz
・022L∼030L/037H∼045H 6kHz
・037L∼090L/055H∼475H 4kHz
5. 入力電圧以上の出力電圧は得られません。
(出力電圧実効値の上限は、直流電圧 /1.37 です。)
6.センサレスベクトル制御モード、
センサ付きベクトル制御モード、
センサ付きPM制御モード、
センサレスPM制御モードの場合の定格出力電圧は、下記の通りです。
200V 系:入力電圧 各 200V/220V/240V に対して各 160V/180V/190V
400V 系:入力電圧 各 380V/400V/440V/480V に対して各 300V/320V/360V/380V
7. 下記形式は標準過負荷設定で使用周囲温度が 40℃を超える場合にディレーティングが必要となりますので、当社までお問い合わせください。
120%−1 分、140%−2.5 秒
過負荷耐量
重過負荷
機
器
定
格
標準過負荷
定格容量(kVA)
(注 1)
26
30
42
51
60
31
37
44
60
73
87
15
18.5
22
30
37
45
・5P5L、011L、5P5H(ノイズフィルタ付き)、015H
1∼15kHz(工場出荷時設定:ソフトサウンド4kHz)
キャリア周波数(注 4)
電源
150%−1 分、175%−2.5 秒
過負荷耐量
出力
定格入力電圧/周波数
380∼480V±10%
50 又は 60Hz±5%
(注 6)
定格出力電圧(注 5)
380∼480V
(最大)
VT240S−2P2H B F 2 10N
主回路機器
0.1∼440Hz
出力周波数範囲
ノイズフィルタ
内 蔵(オプション)
別置き
(オプション)
直流リアクトル
別 置 き
(オプション)
内蔵(オプション)
発電制動回路
内 蔵(標準)
別 置 き
(オプション)
内 蔵(オプション)
発電制動抵抗器
構
造
7
148
179
2. 高調波を含む全実効値を示します。
仕 様
400V 系
設置方式
別 置 き
(オプション)
壁掛形
(標準)
自立形(オプション)
壁掛形
保護構造
IP00(標準), IP20(オプション)
IP20
自冷
強制風冷
マンセル N4.0
使用環境
124
147
注 1. 出力電圧が 200V 系は 200V、400V 系は 400Vにおける出力容量(kVA)
を示します。
項 目
表面色
102
328
使用環境
400V 系 -OP7H∼055H
冷却方式
114
286
表面色
マンセル N4.0
使用環境
99
211
冷却方式
強制風冷
表面色
73
(注 2)
最大連続定格電流(A)
発電制動抵抗器
別 置 き
(オプション)
構
造
構
造
設置方式
主回路機器
定格出力電圧(注 5)
(注 6)
200∼230V±10%
50 又は 60Hz±5%
出力
出力
電源
定格入力電圧/周波数
200∼240V±10%
50 又は 60Hz±5%
電源
150%−1 分、175%−2.5 秒
過負荷耐量
055L 075L 090L 075H 090H 110H 132H 160H 200H 250H 315H 400H 475H
(注 1)
定格容量(kVA)
過負荷耐量
重過負荷
定格容量(kVA)
(注 1)
形 式(VT240S-□□□□)
機
器
定
格
2.8
標準過負荷
1.7
過負荷耐量
重過負荷
機
器
定
格
標準過負荷
定格容量(kVA)
(注 1)
仕 様
400V 系
200V 系
系 列
屋内、使用周囲温度:−10∼50℃(注 7)、湿度:95% 以下(結露しないこと)
標高:1000m 以下、振動:4.9m/s2 以下
腐食性又は爆発性のガス・蒸気・じんあい・オイルミスト・風綿などの無いこと
入力電圧・適用モータ容量を示す。
主回路オプション1を示す。
A:標準(オプションなし)
B:発電制動抵抗器付き
(200V 系 :011L 以下,400V 系 :015H 以下)
主回路オプション2を示す。
0:標準(オプションなし)
F:内蔵ノイズフィルタ付き
(200V 系 :5P5L 以下,400V 系 :030H 以下)
R:直流リアクトル付き
(200V 系 :022L∼075L,
400V 系 :037H∼132H)
制御プリント板オプションを示す。
詳細は 17 ページのオプションプリント板
のページをご参照ください。
オプションプリント板を付属しない場合
は
「000」
となります。
オペレーションパネル選択を示す。
0:なし
1:LCDタイプ
2:LEDタイプ
8
制御仕様
V/f 制御
(定トルク、低減トルク)
制
御
方
センサレス
ベクトル制御
センサ付き
センサ付きPM モータ
ベクトル制御(注 1)
制御(注 2)
周
波
数
制
御
精
0.01Hz(デジタル)
0.03%(アナログ)
最高周波数に対して
電圧/周波数特性
連 動 比 率 設 定
±0.01%(デジタル)25±10℃において
±0.1%(アナログ)25±10℃において
度
3∼440Hz の範囲で
任意設定
5 点の中間 V/f 点を
設定可能
150∼9999min-1
(最大 180Hz)の範囲で
任意設定
150∼9999min-1
150∼9999min-1
(最大 210Hz)の範囲で (最大 200Hz)の範囲で
任意設定
任意設定
ト ル ク ブ ー ス ト
手動自動選択可能
−
最 大ト ル ク ブ ー スト
オートチューニングとの
併用により適用モータ
最大トルクを出力
−
オ ート チ ュ ー ニ ン グ
始
始
動
減
周
ト
速
波
ル
時
モータ定数の自動測定、各種パラメータの自動調整
モータを回転させない基本方式と回転させる拡張方式あり
数
0.1∼60.0Hz 設定可能
ク
200% 以上(注 3)
・当社標準モータ適用
・定格電流の 150% 時
・到達時間約 3 秒
−
転
停
方
止
方
制
動
時
間
出
力
周
波
数
速
度
制
御
制
御
範
囲
定 出 力 範 囲
精
度
(Fmax≧50Hz)
御
応
答
制動開始速度
0.00∼50.00% 任意設定
制動電流
50∼150% 任意設定
制動開始周波数
0.1∼60.0Hz 任意設定
制動電圧
0.1∼20.0% 任意設定
−
0.0∼20.0 秒任意設定
0∼440Hz
−
0∼180Hz
0∼210Hz
1:100
1:1000
簡易 ASR 制御時
1:7まで(注 1)
1:2まで
1:4まで
簡易 ASR 制御時
±0.01%(注 1)
±0.5%
−
5Hz
1:100
1:5
1:1.5まで
±0.01%
30Hz
注 1. 速度検出用オプションプリント板が必要です。
2. 当社標準 PM モータ適用の場合です。
また、速度検出オプションプリント板が必要です。
3. モータの容量、定格電圧、定格周波数によって異なります。45kWを超過するとおおよそ 150%となります。
4. ファン・ポンプの省エネ運転用で、当社センサレス制御用 PM モータとの組み合わせを前提としています。
詳細は当社までお問い合わせください。
0∼200Hz
±0.1%
−
保
護
制
運転、非常停止、寸動各々に対して、
減速停止/フリーラン停止の選択が可能
通
信
動
3 か所設定可能
幅は 0.0∼10Hz 可変
す
動作/不動作選択可能
すべり補償ゲイン:0.0∼20.0%
り
補
償
遠方設定モード時に
y=Ax+B+C
y:演算結果
x:演算入力
A:0.000∼±10.000
B:0∼±9999min-1
C:補助入力
出力上下限リミット付き
遠方設定モード時に
y=Ax+B+C
y:演算結果
x:演算入力
A:0.000∼±10.000
B:0.00∼±440.00Hz
C:補助入力
出力上下限リミット付き
3 か所設定可能
幅は 0.0∼10Hz 可変
−
−
10 ステップの自動運転機能
同期/非同期 可能
組 み 込 み PLC 機 能
シーケンス入出力やアナログ入出力に対し四則演算、論理演算、大小比較、LPF 演算などが可能
プログラム容量:最大 16コマンド×20 バンク、演算周期:1 バンク 2ms
の
作
ほ
パ
ネ
か
ル
PID 制御
拾い上げ
オートスタート
瞬停再始動
逆転防止
トラバースパターン
停電時減速制御
マルチポンプ
スピニングフレーム
拾い上げ動作
(オートスタート、
瞬停再始動を含む)
トラバースパターン、
スピニングフレーム
は不可
直接/遠方切り替え操作、正転・逆転直接運転操作、全パラメータのオプション参照/変更/コピーほか
ユニット外取り付け可能(延長ケーブル最大 3m オプション)
LCDタイプ
表示:16 文字×2 行 状態表示 LED:4 点
操作:ノブ+セットキーで操作
LEDタイプ
表示:7セグメントLED×5 桁+符号 状態・単位表示 LED:7 点
操作:▲▼キー+セットキーで操作
シ ー ケ ン ス 入 力
プログラマブル:7 点 シンク/ソース切り替え可、7 点の内 1 点はパルス列入力と共用
シ ー ケ ン ス 出 力
リレー 1c 接点:1 点(プログラマブル)、
リレー 1a 接点:1 点(プログラマブル)
、
オープンコレクタ:3 点(プログラマブル)、3 点の内 1 点はパルス列出力と共用
プログラマブルの内容は速度検出、予備充電完了、逆転、速度到達、直接操作、電流到達、速度到達、
加速、減速、故障コードなどに切り替え可能
周
波
数
設
定
電圧入力(0∼10V / 0∼5V / 1∼5V)
又は電流入力(4∼20mA / 0∼20mA)
:2 点
電圧入力(0∼±10V / 0∼±5V / 1∼5V)
:1 点(連動比率演算又は PIDフィードバックなどで使用)
パルス列入力(最大 10kHz):1 点
メ
ー
タ
出
力
電圧出力(0∼10V)
又は電流出力(4∼20mA)
:2 点(プログラマブル)
出力周波数、出力電圧、出力電流、直流電圧、
ほかに切り替え可能
パルス列出力(最大 10kHz):1 点 出力周波数、
モータ回転速度、
ほかに切り替え可
シ
リ
ア
ル
イ ン タ フェ ー ス
通信プロトコル:Modbus-RTU 又は VT240Sシリーズ専用通信(当社標準シリアル)
、
接続方式:RS485・2 線式、伝送距離:総延長距離 150m 以下、伝送方式:調歩同期式・半 2 重通信、
ボーレート:1200/2400/4800/9600/14400/19200/38400bpsより選択、
ステーション数:最大 32 台、
エラー検出:サムチェック/ パリティ /フレーミング
予
防
過電流制限(電流制限レベルはシーケンス入力により3 段階に変更可)、過電圧制限、不足電圧制限、
過負荷予報、
過負荷(冷却フィン過熱)時キャリア周波数自動低減(選択可)
遮
断
過電流、過電圧、不足電圧、IGBT 故障、欠相(入出力)、
モータ過負荷(動作レベル可変)
、
インバータ過負荷、
冷却フィン温度上昇、地絡、そのほか自己診断
歴
過去 4 回分を記憶、記憶内容:1 次要因、2 次要因、遮断直前の出力周波数・電流・直流電圧・
H / W 検出故障・累積通電時間・累積運転時間
量
標準過負荷設定
120% ー 1 分、140% ー 2.5 秒(1Hz から0.1Hz の間は 60% ー 1 分まで低減)反時限特性
重過負荷設定
150% ー 1 分、175% ー 2.5 秒(1Hz から0.1Hz の間は 75% ー 1 分まで低減)反時限特性
イ
0∼10 回の任意設定
故
過
リ
9
べ
センサレスPM モータ
制御(注 4)
自 動 運 転 機 能
操
制御
制
御
3 モード選択可能
・正転運転/逆転運転
・運転停止/正転逆転
・正転運転パルス/逆転運転パルス/停止
式
流
制
直線/S字選択
法
直
0.6∼6000.0s
加減速時間×2、
寸動専用×1、
プログラムクッション×8
0.01∼60,000s
加減速時間×2,寸動専用×1,
プログラムクッション×8
間
周 波 数 ジャン プ
そ
50% 程度
・当社センサレス制御用
PM モータ適用時
・定格電流の 150%時
y=Ax+B+C
y:演算結果
x:演算入力
A:0.000∼±10.000
B:0.00∼±440.00Hz
C:補助入力
出力上下限リミット付き
モータ定数の自動測定
(回転あり)
−
加 減 速 モ ー ド
運
エンコーダ位相調整
磁極位置推定
制
御
入
出
力
制
御
仕
様
加
動
センサ付き
センサ付きPM モータ
制御(注 2)
ベクトル制御(注 1)
8段
加減速時間も切り替え可
5bit 非エンコードモード
遠方設定モード時に
設
定
数
モノサウンドにて
4kHz、6kHz、6kHz
から選択
0.01Hz
周波数設定分解能
センサレス
ベクトル制御
多 段 周 波 数 設 定
モノサウンドモード :1∼15kHz
(0.1kHz 刻み)
ソフトサウンドモード:平均周波数 2.1∼5.0kHz
周期変調方式(3 音階変調、4 音階変調)
出力周波数分解能
波
V/f 制御
(定トルク、低減トルク)
オールデジタル制御
正弦波近似 PWM
式
キ ャ リ ア 周 波 数
周
センサレスPM モータ
制御(注 4)
障
負
ト
履
荷
耐
ラ
10
主回路/制御回路接続
制御入出力機能
回路図
端子機能
シーケンス入力
022L∼075L,037H∼132H 実装
(オプション)
直流
018L 以下 ,022H 以下
(標準)
発電制動回路
リアクトル
VT240S
L+2
アナログ入力
主回路部
発電制動抵抗器
011L 以下 ,015H 以下内蔵
(オプション)
MCCB
電源
交流
別置
リアクトル ノイズフィルタ
ACL
1
4
5P5L 以下 ,030H 以下内蔵
(オプション)
L1
5
3
6
E
E
U
L2
ノイズ
V
L3
フィルタ
W
モータ
M (注 4)
L-
(注 5)
アナログ出力
∼
2
P10 750Ω
終端抵抗
+15V
AI1
11kΩ
510Ω
10kΩ
RJコネクタ
COM
アナログ入力
●AI1,AI2
電圧信号又は電流信号に
切り替え可能
電圧信号 最大 10VDC
電流信号 最大20mADC
●AI3 最大±10VDC
●いずれも端子機能
変更可能
AI2
510Ω
0V
11kΩ
(注1)
5VOP
COM
リセット信号
シーケンス入力
・5mADC
・PSI7 はパルス入力に
切り替え可能
・いずれも端子機能
変更可能
逆転運転
正転寸動
逆転寸動
PSI3
PSI4
PSI5
RY24V
シンク/ソースロジック
切り替え可能
シンク
RY0
3
4
コネクタと端子台の
同時使用不可
AO1
COM
F
AO2
(注1)
0V
COM
RA
RY
RY
A
運転
RC
FA
4.7kΩ
故障
FB
FC
アナログ出力
・ 0∼10V 又は 4∼20mA
に切り替え可能
0∼10V 最大 1mA
4∼20mA 最大 500Ω
・いずれも端子機能
変更可能
シーケンス出力
(リレー出力 )
・ RA-RC
最大 250VAC 1A
最大 30VDC 1A
・ FA-FB-FC
最大 125VAC 0.4A
最大 30VD C
1A
・いずれも端子機能
変更可能
PSO1 準備完了 1
ソース
4.7kΩ
RY0V
RY0V(注 2)
シーケンス出力
PSO2 電流検出 (オープンコレクタ出力)
・最大 30VDC 50mA
・ PSO3 はパルス出力に
PSO3 速度到達
切り替え可能
・いずれも端子機能
PSOE
変更可能
注 1. COM 端子は内部で接続されています。
2. RY0、0V0P、COM は絶縁されていますので接続しないでください。
3. この図はシンクロジックの接続例です。
4. センサ付きベクトル制御、
センサ付きPM モータ制御はエンコーダが必要です。
5. 015L、
018L、
018H、022Hには L−端子はありません。
011L 以下、
015H 以下は L−とL+2端子を使用して、
標準で高力率コンバータTHYFREC CV240S(カタログ:LB537-3130)と接続できます。
11
シーケンス入力
パルス列入力はPSI7を使用します。
シーケンス入力コモン
PSI1∼PSI7 信号のコモン端子です。 シンク/ソースロジックの切り替えが可能です。
これらの指令は制御内部の入力選択設定によって、任意に制御内の入力信号に接続できます。
プログラマブル
0∼10V の範囲の電圧設定信号と0∼20mA の範囲の電流設定信号の切り替えが可能です。
AI3
この指令は制御内部の入力選択設定によって、任意に制御内の入力信号に接続できます。
−10∼+10V の範囲の電圧設定信号に使用できます。
COM
アナログ入力コモン
P10
アナログ入力用電源
AO1,2
FC,FA,FB
PSO1∼
PSO3
PSOE
AI1,AI2,AI3 信号のコモン端子です。
アナログ入力用に設定器を接続する場合の電源端子です。設定器は 2W・2kΩの可変抵抗器を使用し
てください。
メータ用出力信号です。
プログラマブル
これらの出力は制御内部の出力選択設定によって、任意に制御内の出力信号に接続できます。
アナログ出力
0∼10V の電圧出力信号と4∼20mA の電流出力信号の切り替えが可能です。
アナログ出力コモン
AO1 及び AO2 信号のコモン端子です。
プログラマブル
リレーによるシーケンス出力です。
シーケンス出力 (1a 接点 )
これらの出力は制御内部のシーケンス出力選択設定によって、
任意に制御内の出力信号に接続できます。
プログラマブル
リレーによるシーケンス出力です。
シーケンス出力 (1c接点 )
これらの出力は制御内部のシーケンス出力選択設定によって、
任意に制御内の出力信号に接続できます。
プログラマブル
オープンコレクタによるシーケンス出力です。
シーケンス出力
これらの出力は制御内部のシーケンス出力選択設定によって、
任意に制御内の出力信号に接続できます。
(オープンコレクタ)
パルス列入力はPSO3を使用します。
オープンコレクタ出力コモン
PSO1,2,3 信号のコモン端子です。
0VOP
RY24V
PSI6
PSI7
シリアル通信
(RS-422/485)
機 能
これらの指令は制御内部のシーケンス入力選択設定によって、
任意に制御内の入力信号に接続できます。
DATA-
0V (注1)
RY24
PSI2
2
DATA+
10kΩ
20kΩ
非常停止
DATA−
5VOP
AI3 20kΩ
PSI1
1
0VOP
0VOP
0V
正転運転
DATA+
名 称
プログラマブル
アナログ入力
RC,RA
シーケンス出力
2kΩ
2W
RY0,RY24
COM
制御回路部
周波数設定
PSI1∼PSI7
AI1,2
B
L+1
記 号
プログラマブルアナログ入力、
パルス列出力
アナログ入力端子 3 点(AI1∼AI3)
に下表から任意の機能を割り当てることができます。絶縁 AI/AOオプションを実装することで、更に4 点
(PAI1∼4)拡張できます。
また、組み込みPLCの出力を最大 4 点割り付けることが可能です。符号付きの機能はAI3 端子に入力することで正負動作をすることができます。
シーケンス入力の PSI7 端子をパルス列入力として使用することで、速度設定などを最大 10kHz のパルス列で設定することができます。
制御モードの V/f はV/F(定トルク、低減トルク)制御、VEC はセンサ付きベクトル制御、
センサレスベクトル制御、PM はセンサ付きPM モー
タ制御、
センサレスPMモータ制御を示します。
記 号
設定範囲
符号 パル
ス列
機 能
制御モード
V/f VEC PM
周波数(回転速度)設定です。
速度設定 1,2,3
0∼100%
○
○
シーケンス入力 (AFS1,AFS2,AFS3)によって速度設定 1、2、3を切り替えること
○
○
○
ができます。
連動比率演算のバイアス設定です。
○
○
○
トラバース運転時の中心周波数設定です。
○
○
○
PID 制御のフィードバック入力として使用します。
○
○
○
ACR 運転時のトルク設定です。
○
○
0∼100%
駆動トルクリミッタ設定値に乗算され、
リミット値を低減させます。
○
○
0∼100%
回生トルクリミッタ設定値に乗算され、
リミット値を低減させます。
○
○
○
○
○
○
連動比率バイアス設定
0∼100%
トラバース中心周波数設定
0∼100%
PIDフィードバック
0∼100%
トルク設定
0∼300%
駆動トルクリミッタ低減設定
回生トルクリミッタ低減設定
○
○
○
○
ASR 運転時の速度アンプ出力又は、ACR 運転時のトルク設定に加算されます。
こ
トルクバイアス1設定
0∼300%
○
の機能はシーケンス入力によりトルクバイアス設定1(TRQB1) を ONにした場合
に有効になります。
アナログトルクバイアス設定
0∼100%
○
自動トルクバイアス選択(B16-0)
をアナログとした場合のトルクバイアス設定です。
12
制御入出力機能
プログラマブルシーケンス入力
プログラマブルシーケンス出力
シーケンス入力端子 7 点(PSI1∼7)
に下表から任意の機能を割り当てることができます。
シーケンス出力端子 5 点(RA-RC,FA-FB-FC,PSO1∼3)
に下表から任意の機能を割り当てることができます。
リレー又はパラレルインタフ
リレーインタフェースオプションを実装することで、更に4 点(PSI8∼11)
拡張できます。
ェースオプションを実装することで、端子を拡張できます。
(リレーインタフェースは4 点、
パラレルインタフェースは2 点)
常時使用する機能はパラメータで ON 固定にすることが可能です。
また、組み込みPLCの出力を最大 4 点割り付けることが可能です。
制御モードの V/f はV/f(定トルク、低減トルク)制御、VEC はセンサ付きベクトル制御、
センサレスベクトル制御、PM はセンサ付きPM モー
タ制御、
センサレスPMモータ制御を示します。
記 号
名 称
○
○
○
故障中にONします。
○
○
○
MC
充電完了
直流主回路電圧が MC の ONレベル以上になった時にONします。
○
○
○
RDY1
準備完了 (1)
故障無し、
EMS不動作、
充電完了、
エンコーダ信号検出(センサ付きPMモータ制御モードのみ)の時にONします。 ○
○
○
RDY2
準備完了 (2)
故障無し、充電完了、
エンコーダ信号検出 (センサ付きPM モータ制御モードのみ ) の時にONします。
○
○
○
LCL
直 接
操作モードが直接 (オペレーションパネルからの操作 ) の時にONします。
○
○
○
REV
逆 転
V/f: 出力周波数が逆転運転中にONします。VEC,PM: モータが逆転運転中にONします。
○
○
○
IDET
電流検出
出力電流が検出レベル設定値以上の時にONします。
○
○
○
○
ATN
周波数 ( 回転速度 ) 到達
出力周波数(回転速度)
が設定周波数(回転速度)
に到達した時にONします。
○
○
○
速度検出 (1)(2)
出力周波数(回転速度)の絶対値が検出レベル設定値以上の時にONします。検出レベルが異なる2 点を出力できます。 ○
○
○
遠方操作モードでの正転運転の指令です。
○
○
○
R RUN
逆転運転
運転/逆転モードでは、逆転モードの指令となります。
○
○
○
F JOG
正転寸動
R JOG
逆転寸動
HOLD
保持信号
BRAKE
直流ブレーキ
す。
この信号を故障 (FLT)として出力することが可能です。
○
寸動指令です。RUN が OFF の場合にこの信号が ON すると制御内部の寸動設定周波数(回転速度)
に従っ ○
て運転します。停止方式は、
クッション減速停止又はフリーラン停止を選択できます。
操作モードで設定を自己保持モードにしたときの停止信号です。
OFF で停止します。ON で RUN,R RUN の入力保持ができます。
この信号で直流ブレーキをかけることができます。PM モータ制御時は直流励磁動作となります。
負荷トルクに応じて軸ねじれが生じます。
○
○
○
○
○
○
SPD1,SPD2
○
○
○
COP
伝送選択
シリアル伝送運転が選択されている時にONします。
○
○
○
EC0∼EC3
特定故障出力
任意の故障 4 点を割り付けすることができます。
○
○
○
ACC,DCC
加速、減速
ACC は加速中、DCC は減速中にONします。
○
○
○
AUXDV
補助ドライブ選択
補助ドライブのパラメータ設定が有効になっている時にONします。
○
○
○
ALM
軽故障
軽故障中にONします。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
RESET
故障復帰
故障状態をリセットします。
○
○
○
COP
シリアル伝送選択
シリアル伝送によるシーケンス指令を有効にします。
○
○
○
FAN
ファン制御
CSEL
クッション切り替え
加速減速クッションを切り替えます。ONで加速減速クッション2となり、OFFでは加速減速クッション1で動作します。 ○
○
○
IPASS
連動比率バイパス
連動比率機能をバイパスします。
○
○
○
ASW
オートスタート待機
C08-0を選択し、
オートスタート機能を使用する場合、
オートスタート待機中にONします。
○
○
○
ZSP
零速度
出力周波数(回転速度)の絶対値が、零速度設定したレベル以下の時にONします。
○
○
○
CPASS
クッションパス
クッション機能をバイパスします。
○
○
○
LLMT,ULMT
PID 下限、上限リミット出力
PID 制御使用時のフィードバック値が下限、上限リミット値の設定値を超えた場合にONします。
○
○
○
PIDEN
PID 制御選択
PID 制御を有効にします。
○
○
○
Doff-End
Doff-Endアラーム出力
スピニングフレーム運転時に、最終ステップ終了後の自動停止時点から時間設定値だけさかのぼった時点でONします。 ○
AFS1∼3
速度設定 1∼3
周波数(回転速度)設定をC07-0∼2 で設定した入力端子により行います。 設 定 の 選 択 は、同 時 入 力 の 場 合、 ○
○
○
MBRK
外部ブレーキ出力
外部ブレーキ指令を出力します。
○
○
DVER
速度偏差異常
速度偏差異常中にONします。
○
○
BPF
停電減速出力
直流電圧値が設定値以下で ONします。
○
○
○
RDELAY
運転遅延アンサ
○
○
○
○
○
○
○
PROG
CFS
S0∼S3
SE
プログラム設定
CPU 設定
プログラム設定選択
多段設定選択に使用します。
プログラム周波数(回転速度)0∼7 の選
下記の優先順位になります。
択は、SO∼S3,SEにより行います。
JOG > CFS > PLS_IN > PROG
シリアル又はパラレル伝送オプションからの設定を選択します。
> AFS3 > AFS2 > AFS1
PROG が ON のときにプログラム周波数(回転速度)0∼7を選択します。選択モードの設定をバイナリ/ 直接入
力モードにより選択できます。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
運転、寸動、予備励磁、直流ブレーキ時にONします。3 分間のオフディレイが付いており、前記動作が OFF
となった場合においても 3 分間は OFFしません。外部ファンの制御に使用します。
○
MP01∼8
マルチポンプ出力
上記の運転(RUN)にオフディレイ機能を付加したものです。運転がOFFしてからディレイ時間に設定された時間後にOFFします。 ○
○
マルチポンプ制御用の出力信号です。
PLC1∼8
組み込み PLC 出力
組み込み PLC 機能のシーケンス出力信号です。
FUP
周波数 ( 回転速度 ) 増加
現在選択されている直接周波数 ( 回転速度 ) 設定、又はプログラム周波数 ( 回転速度 ) 設定 0∼7を増減します。
○
○
○
FDW
周波数 ( 回転速度 ) 減少
ON 状態が続くと現在有効となっているクッションレートで周波数を増減します。
○
○
○
BUP
連動比率バイアス増加
IVLM が ONしている場合、BUP,BDW の ON 状態が続くと、現在有効になっているクッションレートで連動
○
○
○
BDW
連動比率バイアス減少
比率のバイアスを増減します。IVLMをOFFすると、
バイアス増減値を0クリアします。IVLMがOFFした場合、 ○
○
○
IVLM
連動比率バイアス増減選択
BUP,BDW の操作は無効になります。
○
○
○
アナログ出力端子 2 点(AO1,AO2)
に下表から任意の機能を割り当てることができます。絶縁 AI/AOオプションを実装することで、更に4
○
○
○
点(AOP1∼4)拡張できます。
シーケンス出力の PSO3 端子をパルス列出力として使用することで、
モータ回転速度などを最大 6kHz のパ
この信号で、補助ドライブの設定が有効になります。
AUXDV
補助ドライブ設定
PICK
拾い上げ
この信号が ONしている時、RUN,R RUN が ON すると拾い上げ動作に入ります。
○
○
MBRK_ans
外部ブレーキアンサ
外部ブレーキ指令に対するアンサを入力します。
○
○
○
PRST
STPリセット
スピニングフレーム運転時に、
パターン運転のリセット信号を入力します。
○
S5∼S7
デジタルトルクバイアス1∼3
入力により、
デジタルトルクバイアス値 0∼4を選択します。
○
○
○
AUXSW0∼1 補助ドライブ No. 選択
PLS_IN
パルス列入力
OCLLV1∼2 OCLレベル選択
13
運転中、寸動中及び直流ブレーキ中の時にONします。予備励磁中を含めることもできます。選択可能です。
故 障
正転運転
非常停止
制御モード
V/f VEC PM
運 転
F RUN
EMS
機 能
FLT
V/f VEC PM
運転中にON すると停止動作に入ります。停止方式は、
クッション減速停止又はフリーラン停止を選択できま
名 称
RUN
制御モード
機 能
記 号
インバータが停止中のみ操作が有効となります。
プログラマブルアナログ出力、
パルス列出力
ルス列で出力することができます。出力ゲインの設定が可能です。
また符号付きの機能はオフセット電圧・電流を設定をすることで符号付き
入力により4 つの補助ドライブパラメータから、適用したいパラメータを選択します。
○
パルス列入力が有効になります。
○
○
○
主ドライブ動作時の過電流制限レベルが選択できます。
○
○
○
○
○
○
データとして出力できます。(例:出力周波数 −50∼0∼+50Hz/0∼5∼10V)
信 号 名
出力周波数
モータ回転速度
出 力
パル
符号
(0∼10V 電圧出力の場合 )
ス列
10V/ 最高周波数
10V/ 最高回転速度
設定周波数(回転速度) 10V/ 最高周波数 ( 回転速度 )
E.FLT1∼8
外部故障
外部機器の故障を入力します。運転中にON すると故障となり、
フリーラン停止します。
EXC
予備励磁
予備励磁運転を行います。予備励磁運転とは、
トルクを発生させず、モータ内の磁束のみを確立させることです。
○
ACR
ACR
ACR 運転の選択を行います。
○
○
PCTL
Pコントロール
速度アンプの PI 制御をP 制御に切り替えます。
○
○
LIM1
駆動トルクリミッタ切り替え
アナログ入力又はシリアル伝送による駆動トルクリミッタ低減設定が有効になります。
○
○
LIM2
回生トルクリミッタ切り替え
アナログ入力又はシリアル伝送による回生トルクリミッタ低減設定が有効になります。
○
○
MCH
機械時定数切り替え
○
○
RF0
0 設定
ASR 運転時、速度アンプのゲイン1,2を切り替えます。
速度設定を0min-1 に切り替えます。
○
○
DROOP
ドルーピング
ドルーピング機能が有効になります。
○
○
DEDB
デッドバンド設定
速度アンプのデッドバンド設定が有効になります。
○
○
Namp出力(トルク指令) 5V/ 定格トルク
TRQB1∼2
トルクバイアス設定 1∼2 トルクバイアス入力 1,2 が有効になります。
○
○
組み込みPLC出力1∼4 10V/1000hex
○
○
○
○
○
○
○
機 能
出力周波数を出力します。
モータ回転速度を出力します。速度検出オプションが付いている場合、
V/f制御やセンサレ
制御モード
V/f VEC PM
○
○
○
○
現在選択されている周波数(回転速度)設定の設定値を出力します。
○
○
○
クッション機能の出力点における設定周波数(回転速度)
を出力します。
○
○
○
スベクトル制御でも検出回転速度を出力します。
クッション出力
10V/ 最高周波数 ( 回転速度 )
出力電流
5V/ 定格電流
出力電流を出力します。
モータ定格電流基準とインバータ定格電流基準が選択できます。
○
○
○
出力電圧
10V/ モータ定格電圧
出力電圧指令を出力します。電源や負荷の状態により実際の出力電圧と異なる場合があります。 ○
○
○
インバータ出力電力
5V/(モータ定格電圧×モータ定格電流)
出力電力を出力します。電源や負荷の状態により実際の出力電力と異なる場合があります。 ○
○
○
直流電圧
200V 系:5V/300V 400V 系:5V/600V
主回路の直流電圧を出力します。
○
○
○
過負荷モニタ
10V/100%
100%になると過負荷制御遮断が動作します。モータ保護用とインバータ保護用が選択できます。
○
○
○
ヒートシンク温度
10V/100℃
ヒートシンク温度を出力します。
○
○
○
トルク電流
5V/ モータ定格電流
トルク電流の検出値を出力します。
○
○
励磁電流
5V/ モータ定格電流
励磁電流の検出値を出力します。
○
○
速度制御アンプの出力(トルク指令)
を出力します。
○
○
○
○
○
○
組み込み PLC 機能の数値データを出力します。
○
14
外形寸法図
簡単に取り外し、取り付けができ、専用ケーブル(最大 3m)
を接続することで本体から離れた場所に設置することができます。
既にオペレーションパネルをお持ちの方はオペレーションパネルなしも選択できます。
壁掛形ユニット
形 式
オペレーションパネルの種類と各部の名称
LCD パネル
(V24−OP1)
データ表示部
(LCD)
パラメータ増減ノブ
状態表示 LED
200V 系
400V 系
0P7L
0P7H
1P5L
1P5H
2P2L
2P2H
4P0L
4P0H
5P5L
5P5H
7P5L
011L
015L
018L
LED パネル
(V24−OP2)
データ表示部
(LED)
011H
W0
W1
H0
H1
D
φd
155
140
250
235
180
6
205
190
275
260
(kg)
3
196
W0
φd
5
W1
D
5
7
018H
022H
φE
−
015H
260
240
350
330
470
450
298
12
030H
022L
037H
運転操作キー
030L
045H
300
23
200
055H
317
単位表示 LED
520
符号表示 LED
質量
7P5H
パラメータ操作キー
パラメータ操作キー
寸 法(mm)
H0
オペレーションパネルは多言語対応LCDパネルとLEDパネルの 2 種類を用意しています。
H1
オペレーションパネル
10
15
27
500
W0
037L
045L
340
240
435
300
30
φd
W1
5
D
φE
吊り穴
パラメータ増減キー
42
075H
090H
45
350
10
20
60
110H
500
075L
400
710
684
132H
65
160H
90
パラメータ操作キー
運転操作キー
パラメータ操作キー
090L
200H
580
250H
■主な機能
●遠方/直接切り替え操作、正転/逆転操作、故障復帰操作
●状態表示
出力周波数(モータ回転速度)、設定周波数(回転速度)、出力電流/トルク、設定トルク、出力電圧、出力電力、
シーケンス入出力状態、アナログ入力状態、
パターン運転状態、
マルチポンプ制御状態、
スピニングフレーム運転状態、
組み込みPLC状態、
オートチューニング状態、故障状態、故障履歴、累積通電時間、
累積運転時間、
CPUバージョン、
など
●パラメータの参照/変更
全パラメータの参照/変更可能、規定値から変更したパラメータの一覧表示、
など
●パラメータのコピー
インバータパラメータをオペレーションパネルにセーブ/ロード、
インバータとオペレーションパネルのパラメータ照合
15
400
1020
990
475H
13
1260 1230 470
870
d
100
315H
400H
H0
055L
595
H1
状態表示 LED
615
600 1260 1230
23
15
200
285
290
295
注 . 上記寸法は直流リアクトルを本体に実装していない寸法です。
直流リアクトルを本体に実装した寸法は当社までお問い合わせください。
16
オプション
周辺機器
制御プリント板オプション
品 名
配線用遮断器
VT240S の制御プリント板上に実装する内蔵タイプのオプションです。
又はヒューズ
プリント板オプションの実装位置によりオプションⅠからオプションⅢの 3 種類あり、各々 1 種類を選択することが可能で、最大で同時に3 種類
電磁接触器
プリント板オプションⅡとⅢを同時に装着する時は、専用のプリント板取り付け治具が必要です。
ラインノイズフィルタ
(注 1)
(フェライトコア)
交流リアクトル
(ACL)
速度検出 1
速度検出 2
(PM対応)
N62P30609=1-01
V24-DN2
N62P30610=1-01
V24-DN3
N62P30611=1-01
コンプリメンタリ出力方式のエンコーダに対応する、速度検出プリント板です。
応答周波数:60±10kHzと20kHz の切り替えができます。
ラインドライバ出力方式のエンコーダに対応する、速度検出プリント板です。
応答周波数:250kHz
(信号:A,B,Z相、
シリアル)
エンコーダ供給電源:5VDC±0.25V 350mA以下
プリント板です。応答周波数:250kHz(信号:A,B,Z,U,V,W 相)
1Vp-p の 2 相 -2 組の正弦波 +Z 相パルス エンコーダ供給電源:5VDC±0.25V 200mA 以下
接点入出力の拡張に使用します。
インタフェース
N62P30612=1-01
リレー入力:4 点(PSI8∼11)
1C 接点出力:4 点(PS04∼7)
パラレル
V24-PIO
インタフェース
N62P30614=1-01
絶縁 AI / AO
V24-AIO
絶縁 4ch のアナログ入力、
アナログ出力可能です。
( 注 1)
N62P30622=1-01
アナログ入力:16bit(入力範囲±10V) アナログ出力:12bit(出力範囲 10V)
PROFIBUS-DP
V24-SL0
PROFIBUS-DPコミュニケーションプロトコル上のネットワークに接続するときに使用します。
インタフェース
N62P30616=1-01
伝送速度:12Mbps 局数:1 つのネットワークで 126 局
DeviceNet
V24-SL2
インタフェース
N62P30618=1-01
CANopen
V24-SL1
インタフェース
N62P30617=1-01
IOリンクⅡメタル
インタフェース
Ⅰ
4
Ⅰ
6
Ⅲ
フォーマット:バイナリ、BCD 選択可 オープンコレクタ出力
Ⅲ
サーマルリレー
N
M
伝送速度:156kbps,625kbps,2.5Mbps,5Mbps,10Mbps( ディップスイッチで設定可能 )
(注 2)
ラインノイズフィルタ
(フェライトコア)
(注 2)
H
Ⅲ
K
Ⅲ
J
制動抵抗器を保護するときに使用します。018L 以下及び 022H 以下で外付け抵抗器を使用する場合
に必要です。
V23-DBU 形の制動ユニットには過負荷検出機能を内蔵しているので必要ありません。
インバータの制動能力を高めて、急減速や急停止が必要な場合に使用します。制動ユニットと組み合わせ
て使用します。011L 以下及び 015H 以下はインバータユニットに内蔵できます
(オプション)。
インバータ用モータでないと、
インバータからのサージ電圧がモータの絶縁を劣化させることがありま
す。400V 系で商用モータなどの絶縁を強化していないモータを使用する場合や配線長が長い場合
(20m 超)
には適用を推奨します。
S
CC-Link のネットワークに接続するときに使用します。
制動能力が得られます。
なお、018L 以下及び 022H 以下は制動回路をインバータユニットに標準で内
インバータから発生するサージ電圧を抑制するサージフィルタです。400V 系の場合、絶縁を強化した
出力側ノイズフィルタ
Ⅲ
V23-DBU-L1∼4、V23-DBU-H1∼4と形式があります。制動抵抗器と組み合わせて使用し、大きな
蔵しています。
:2 点(PSO4、5)
Ⅱ
入力力率の改善、
高調波低減に効果があります。
交流リアクトルより効果が大きく、
小形です。
022L∼075L 及び 037H∼132H はインバータユニットに内蔵できます
(オプション)
。
モータを発電制動するときに使用する制動回路ユニットです。適用する電圧とモータ容量によって、
サージアブソーバ
:16,12,8bit 選択可
インバータから発生するノイズを低減させます。
AM ラジオ周波数帯で効果があります。
ネにも役立ちます。
制動ユニット
(DBU)
M
N62P30619=1-01
:16bit データ長
入力側専用です。
5P5L 以下及び 030H 以下はインバータユニットに内蔵できます
(オプション)。
高力率コンバータ
直流リアクトル
PLC からパラレルの設定を受信するときに使用します。
パラレルデータ入力
インバータから発生するノイズを低減させます。
100k∼30MHz の広い周波数帯で効果があります。
入力側専用です。
制動抵抗器(DBR)
V24-RY0
ます。
(注 1)
ルタ(CRフィルタ)
(DCL)
エンコーダ供給電源:12VDC±1.2V 150mA 以下
リレー
インタフェース
3
単相のコンプリメンタリ出力方式のエンコーダ回路に対応する、速度検出プリント板です。
信号ハイレベルを4.0V 以上、
ローレベルを0.5V 以下に設定してあります。
入力力率の改善、高調波低減に効果があります。直流リアクトルと併用するとより高い効果が得られま
す。
なお、供給電源容量がインバータ容量の 10 倍を超える場合には、電源との協調で必ず必要になり
電源高調波を大幅に低減し、力率もほぼ 1にします。電源回生機能を装備していますので、更なる省エ
2
エンコーダ供給電源:5VDC±0.25V 250mA 以下
N62P30642=1-01
V24-SL3
入力側ラジオノイズフィ
インバータから発生するノイズを低減させます。
10k∼10MHz の周波数帯で効果があります。
THYFREC CV240S カタログ:LB537-3130をご参照ください。
Ⅰ
( 注1)
CC-Link
Ⅰ
ラインドライバ出力方式のエンコーダに対応する、
センサ付きPMモータ制御用の速度(磁極位置)検出
ハイデンハイン社製 ERN1387に対応する速度検出プリント板です。
N62P30609=2-01
1
エンコーダ供給電源:12VDC±1.2V 150mA 以下
V24-DN4
速度検出 6
モータ
インバータから発生するノイズを低減させます。電線から出る放射ノイズを低減する効果があります。
出力側専用です。
インバータから発生するノイズを低減させます。
不要放射ノイズ及び伝導ノイズを低減する効果があります。
注 1. これらを併用すると更に効果があります。
注 2. これらを併用すると更に効果があります。
※周辺機器の詳細についてはお問い合わせください。
● 記載されている会社名・製品名などは、それぞれの会社の商標又は登録商標です。
局数:1 つのネットワークで 64 局
デバイスネットのネットワークに接続するときに使用します。
伝送速度:125kbps,250kbps,500kbps( ディップスイッチで設定可能 )
局数:1 つのネットワークで 64 局
伝送速度:125kbps,250kbps,500kbps,1Mbps( ディップスイッチで設定可能 )
明電舎フィールドネットワークIOリンクⅡメタルに接続するときに使用します。
N62P30615=1-01
伝送速度:125kbps,250kbps,500kbps,1Mbps 局数:1 つのネットワークで 30 局
VT240Sは、
「高圧または特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」の対象製品です。
本ガイドラインは、
特定需要家
(高圧または特別高圧で受電する需要家)
が高調波発生機器を新設、
増設又は更新する場合に適用され、
その需要家から流出す
Ⅲ
I
局数:1 つのネットワークで 128 局
V24-SL4
■高調波抑制対策ガイドライン
る高調波電流の上限値を規定したものです。
CANopen のネットワークに接続するときに使用します。
注 1. 速度検出 4(V24-DN4)と絶縁 AI / AO(V24-AIO) は、同時に使用できません。
17
Ⅰ
速度検出 4
V24-DN6
入力側ノイズフィルタ
(注 1)
インバータ
速度検出 3
V24-DN1
定格銘板
分類
表示
搭 載 機 能
制動ユニットを使用する場合には、DBR 過負荷を検出した時に、DBR 保護のために電磁接触器を切る
か、
又はトリップコイル付きの配線用遮断器をトリップさせてください。
プリント板オプションはVT240S の制御プリント板上にコネクタ接続で簡単に装着することができます。VT240S 購入後の装着も可能です。
形 式
インバータ及び周辺機器の配線保護を行うために必ず設置してください。
運転のインターロックのために設置します。
のプリント板を装着することができます。
名 称
機 能
VT240Sをご使用いただく場合は、
本ガイドラインに基づいて判定を行い、
対策が必要な場合は適切な対応を行ってください。
高調波電流の計算方法については、
社団法人 日本電機工業会JEM-TR201
「特定需要家における汎用インバータの高調波電流計算方法」
をご参照ください。
計算の際の換算係数は下表を参照ください。
Ⅲ
L
回路分類
3
回路種別
三相ブリッジ
(コンデンサ平滑)
換算係数 Ki
3-1
6 パルス変換装置
リアクトルなし
K31=3.4
3-2
6 パルス変換装置
リアクトルあり(交流側)
K32=1.8
3-3
6 パルス変換装置
リアクトルあり(直流側)
K33=1.8
3-4
6 パルス変換装置
リアクトルあり(交流側・直流側)
K34=1.4
18
本 社 〒141-6029 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower
www.meidensha.co.jp
お問い合わせ先 コンポーネント事業部 電動力応用営業部 Tel.(03)6420-7650 Fax.(03)5745-3061
北 海 道 支
東 北 支
横 浜 支
北 関 東 支
東 関 東 支
店
店
店
店
店
Tel.(011)752-5120
Tel.(022)
227-3231
Tel.(045)
641-1736
Tel.(048)853-0215
Tel.(043)273-6125
新
静
北
中
関
潟
岡
陸
部
西
支
支
支
支
支
店
店
店
社
社
Tel.
(025)
243-5971
Tel.
(054)251-3931
Tel.
(076)261-3176
Tel.
(052)231-7181
Tel.
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四 国 支 店
中 国 支 店
九 州 支 店
カスタマーセンター
Tel.(087)
822-3437
Tel.(082)
543-4147
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476-3151
Tel.
(0120)099-056
この製品に関するお問い合わせは
安全に関するご注意
ご使用の前に、
「取扱説明書」又はそれに準ずる
資料をよくお読みのうえ正しくお使いください。
■ 仕様は機能・性能向上などのため変更することがありますのでご了承ください。
LB535-3090F 2014年3月現在
2014-3ME
(1.05V)
1.5L