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施工説明書番号 ME-1493 改− 3 形材門扉「直付調整ヒンジ」施工説明書 ●この度は、当社製品をご採用いただき誠にありがとうございます。 商品を正しく安全に組立・施工していただくために、この施工説明書をよくお読みの上、作業を行ってください。 ●本説明書に示した注意事項は、商品の性能・機能および強度や安全性を確保する上での重要な内容です。 施工にあたっては必ずお守りください。 ●施工は専門業者が行ってください。専門知識のない方が施工されますと不具合発生の原因となることがあります。 ●この説明書は施工後必ず施主様へお渡しください。 施工時の注意事項 施工にあたっては次の点をご注意ください。 ●モルタル用に海砂を使用されますと、多量に塩分が含まれてい るため、腐食の原因になりますのでご使用を避けていただくか、 十分水洗いしたものをご使用ください。また、モルタルやコン クリートの急結剤は腐食の発生や促進作用がありますのでその 使用を避けていただくか、塩化カルシウムや塩素系の化合物・ 珪酸ナトリウム等の入っていないものをご使用ください。 ●アルミ商品と銅板やラス等の異種金属が接触しないようにして ください。接触する場合には、ビニールテープ等を貼るか塗料 等で絶縁処理をしてください。 ●腐食の恐れのある接着剤や化学薬品を使用する場合には、商品 と接触しないようにするか接触する部分を完全に養生してくだ さい。 ●埋込柱内部にモルタルやコンクリートや水などが入らないようにし てください。柱内部の異常腐食や柱の凍結破損の原因になります。 ●モルタルやコンクリートの抽出液は強アルカリ性で、しみやむ ら等の外観不良や腐食の原因になりますので、工事中に商品に 付着しないようご注意ください。 ●施工時に商品の表面に付着したモルタルやコンクリート等は速 やかに清掃してください。また、アルミ表面にキズをつけます と腐食しやすくなりますので取扱いには十分注意してくださ い。 ●養生期間は十分(4日∼1週間)にとり、養生期間中は重いも のをのせたり、振動させたりしないように指示してください。 ●改造・変更をしないでください。 この説明書に示した注意事項は、安全に関する重要な内容を示しています。人身事故や財産への損害を未然に防止するため、次のような絵表示をしています。 絵表示 意味 絵表示 この表示を無視して誤った取り扱いをすると 使用者等が負傷する危険や物的損害の発生が 予想されることを表しています。 施工工事店様、販売店様へのお願い ............................................ 1 梱包明細 ............................................................................................. 2 ご使用上の注意とお願い 「必ず行っていただくこと」を示しています。 「梱包明細」・「納まり図」の章をお読みいただいた後 で、施工作業を開始してください。 各部の名称 ......................................................................................... 2 納まり図と各部の詳細 ..................................................................... 3 1.直付調整ヒンジの埋め込み .................................................... 5 1−1片開き .............................................................................................5 1−2両開き・3/4枚開き ...............................................................5 2.門扉の吊込み(吊元側) ........................................................... 6 ●各ボルト・ビス類は確実に締め付けてください。 ●無理にボルト・ビスを締め付けないでください。 ※破損の原因となります。 2−1ヒジツボの取付け ........................................................................6 2−2門扉の吊込み .................................................................................6 3.門扉の吊込み(3 / 4 枚開きの場合)................................... 7 3−1開き勝手の確認.............................................................................7 3−2平丁番の取付け.............................................................................7 3−3戸当りバンパーの取付け ..........................................................7 ※この施工説明書内のイラストは「右勝手・内開き」 の内観図を表わしています。 4.錠受け台座・戸当りの取付け(※片開きのみ).................. 8 5.ヒンジの調整 ............................................................................. 8 ■施工工事店様、販売店様へのお願い ●「取扱説明書」に基づき(同梱されているもののみ)商品の使用方法、 保守点検方法およびメンテナンス方法を必ず施主様に説明してください。 ●この施工説明書は、施工完了後施主様にお渡しください。 この商品についてのご質問やご相談は右記の窓口にお問い合せください。 お客様相談センター SHINNIKKEI − 1 − EXTERIOR (ME-1493) 0120-126-001 ●施工前に部材数量の確認および部品数量の確認をしてください。また品質に支障のある損傷が 無いか確認してください。 ●施工説明書に記載している部材・部品(ビス含)以外は使用しないでください。 梱包明細 梱包内容 ●ヒンジセット(ヒンジ小箱内) ※表内の( )は個数を表しています。 梱包名称 数量 梱包内容 片開き 両・3/4枚開き 直付調整ヒンジ(上) M8 × 20L ボルト/ M8 用平座金/ M8 用六角ナット(1) 1 セット 2 セット 直付調整ヒンジ(下) M6 × 10L トラス(1) 1 セット 2 セット 1 セット 2 セット 1 セット 2 セット ワッシャー 2 4 ヒジツボキャップ 2 4 ヒジツボ(上) ネジ持ち(1) M6 × 15L ボルトまたは M8 × 16L ボルト/平座金/ばね座金(2) ネジ持ち(1) ヒジツボ(下) M6 × 15L ボルトまたは M8 × 16L ボルト/平座金/ばね座金(2) M4 × 6L 抜け止めネジ 戸当り(1)・ネジ持ち(1)・ M4 × 10L ビス(2) 戸当りセット 1 セット ※ 落し棒取付孔フサギカバー(1)・ M5 × 12L トラス(2) 孔フサギシール(2) ・ 長尺戸当り施工説明書(1) M6 プラグボルトセット 2 セット 錠受け台座 1 マニュアル 施工説明書[ME-1493](1)・取扱説明書[MET-1021] (1) ※ 1 セット 内は、門扉本体が落し錠付きでないタイプの場合のみに含まれています。 ●組立施工および調整の説明項目を示しています。 施工作業前にご確認ください。 ※ ( ) 内は説明ページを示しています。 各部の名称 門扉 ※本図は「4 枚内開き直付式」の場合のイラストで 説明しています。 ヒジツボ(上) 3-1: 開き勝手の確認 (P.7) 3-2: 平丁番の取付け (P.7) 直付調整ヒンジ(上) 平丁番 ヒジツボ(下) ヒジツボ(上) 直付調整ヒンジ(上) 直付調整ヒンジ(下) 1: 直付調整ヒンジの埋め込み (P.5) 5: ヒンジの調整 (P.8) 2-1: ヒジツボの取付け (P.6) 2-2: 門扉の吊込み (P.6) 3-3: 戸当りバンパーの取付け (P.7) 外側 ME1493-26-2 ※1戸当りバンパー 家側 ヒジツボキャップ ●戸当りバンパー ( ※ 1) が取付かな い製品もあります。 ●片開きの場合は、錠受け台座、戸 当りを取付けてください。 抜け止めネジ ワッシャー ヒジツボ(下) 門扉 ※「4. 錠受け台座・戸当りの取付け」参照 直付調整ヒンジ(下) SHINNIKKEI − 2 − EXTERIOR (ME-1493) 納まり図と各部の詳細 ● W= 門扉巾寸法・H= 門扉高さ寸法を示しています。 ●下記納まり図は H=1200 の内観図です。 ●錠の納まりは、各種門扉の適用錠の納まりを参照してください。 片開き直付式 両開き直付式 ※ラッチ錠の場合、片開き直付式納まりはできません。 ※ < > 内寸法は、 ピュアスタイル門扉の場合を示しています。 36 W 35 35 40 31 17.5 31 外開き 10 10 W1 20 W+50 20 W2 W1+W2+50 31 W 10 800,1000,1200,1400 <600,800> <245> 800,1000,1200,1400 G.L. 165 <80> H=1000,1200,1400,1600 W+30 20 165 10 W1 W2 ME319-01 20(外開き時は40) W 20 W1+W2+50 G.L. 75 H:1000,1200,1400,1600 20 75 48.5 35 内開き ME1493-08-2 10 W+30(外開き時は50) ●ヒンジ部詳細図 ●ヒンジ部詳細図 内開き ●落し受けツボ部詳細図 内開き 20 埋 23 G.L. 36 48.5 さ 深 み 込 .5 2 め 193 25 埋 さ 深 み 込 6 め 17 落し錠 2 25 22.75 76 45.5 .5 58 落し受けツボ ME1493-001-2 外開き 2 25 さ 深 み 込 8 め 18 埋 20 25 36 31 さ 深 み 込 .5 め 193 埋 64 2 58 .5 17.5 外開き 40 ME1493-05-2 SHINNIKKEI − 3 − EXTERIOR (ME-1493) ME1493-06-2 納まり図と各部の詳細 3 枚開き直付式 ●キャスター部詳細図 ※〈 〉内寸法は、キャスター取付け時を示しています。 ※戸当りバンパーは、ヒンジ部を外開きにした時には取付けできません。 166 124 42 82.5 18 32 18 6 80 W2 65 10 W1 20 36 29.5 31 35 10 20 W3 W1+W2+W3+56 10 W3 6 W2 20 23 H=1000,1200,1400,1600 ●平丁番部詳細図 10.3 19 Ǿ12 101.6 10.3 W1 20 ME1493-002-2 27 27 27 165 G.L. 22.75 45.5 93 75〈80〉 800,1000,1200,1400 110〈115〉 G.L. W1+W2+W3+56 ME319-03 35 ME319-21 4 枚開き直付式 ●ヒンジ部詳細図 ※〈 〉内寸法は、キャスター取付け時を示しています。 ※吊元用戸当りは、ヒンジ部を外開きにした時には取付けできません。 35 内開き 36 110〈115〉 20 6 W2 10 W3 6 W4 20 36 31 .5 W1 58 20 165 75〈80〉 G.L. 3.5 19 2 さ 深 25 み 込 め H=1000,1200,1400,1600 .5 58 外開き 埋 800,1000,1200,1400 36 29.5 31 20 W4 6 W1+W2+W3+W4+62 3.5 19 さ 2 深 25 み W3 10 込 め W2 6 埋 W1 20 20 W1+W2+W3+W4+62 ME319-04 ME319-07 SHINNIKKEI − 4 − EXTERIOR (ME-1493) 1 1−1 直付調整ヒンジの埋め込み ●納まり図で、埋め込み寸法を確認し てください。 片開き レベルを正確に合わせること。 ※ W+ α寸法は、納まり図(P.3)を参照してください。 外側 外開き 内開き 2 25 さ 深 み 込 め 88 埋 1 家側 48.5 800,1000,,1200,1400mm 2 25 17.5 76 L. G. ME1493-23-2 40 ヒンジには、上部用と下部 用があります。上下を確認 して埋め込んでください。 +ǩ W ヒンジのレベル合わせを正確 に行ってください。 165mm 上部用 ※扉の吊込みができなかったり、 施錠不良の原因になります。 下部用 ME319-11 両開き・3/4枚開き ※ < > 内寸法は、ピュアスタイル門扉の場合 を示しています。 ※ W+ α寸法は、納まり図 (P.3 または P.4) を 参照してください。 レベルを正確に合わせること。 外側 20 家側 <600,800mm> .5 58 800,1000,1200,1400mm さ 深 み 2 込 .5 25 め 193 埋 ME1493-24-2 ME1493-29-2 L. G. 165mm <245mm> 36 1−2 64 さ 深 み 込 6 め 17 埋 ME1493-22-2 ME319-09 +ǩ W ヒンジのレベル合わせを正確に行っ てください。 ※扉の吊込みができなかったり、施錠不 良の原因になります。 SHINNIKKEI − 5 − EXTERIOR (ME-1493) 2 2−1 門扉の吊込み(吊元側) ヒジツボの取付け ①ヒジツボは、工場出荷時に仮組みされています。 先に ドライバーでボルトを少し緩めてください。 ②門扉本体の縦框のミゾにヒジツボを挿入し、任意 の位置に仮止めしてください。 ヒジツボには、上部・下部用があります。下 部用には抜け止めネジが付いています。 上部用 M6・M8ボルト ヒジツボ 内開きと外開きでは、ヒジツボの取付方向 が異なります。 取付け前に、確認してください。 縦框 下部用 抜け止めネジ M4×6L 外開き 内開き 戸先側 戸先側 ME319-16 90 家側 2−2 家側 ME319-12 門扉の吊込み ①門扉を吊り込んでください。 ヒンジシャフトは下部が長くなっています。 下部のヒンジを先に挿入すると作業が容易 に行えます。 ②抜け止めネジを締め付けてください。 ③ヒジツボキャップを取付けてください。 ワッシャー ヒンジシャフト 門扉 ME319-27 門扉下部と G.L. が 75mm(標準)または 80mm(キャスター付き)であることを確 認してください。 75 [80] ヒジツボキャップ 抜け止めネジ 下部のみ ME319-28 SHINNIKKEI − 6 − EXTERIOR (ME-1493) G.L. 3 門扉の吊込み ●吊元門扉の吊り込みは、 2 を参照してください。 (3 / 4 枚開きの場合) 3−1 開き勝手の確認 ①門扉の開き勝手を確認してください。( は平丁番の向きをあらわしています) (4枚) 内開き (3枚) 標準扉 標準扉 吊元扉 外開き (3枚) 標準扉 標準扉 標準扉 吊元扉 標準扉 標準扉 吊元扉 (4枚) 標準扉 吊元扉 吊元扉 標準扉・吊元扉 平丁番の取付け ①門扉の縦框にキャップが付いている場 合は、取外してください。 ※取外し方法は、各商品ごとの施工説 明書を参照してください。 ②平丁番と裏板を皿ビスで仮止めしてく ださい。 ③標準扉・吊元扉の溝にスライド挿入し て、任意の位置にて完全に締め込んで ください。 皿ビス (M4×8L) 裏板 標準扉 吊元扉 ME1493-302 平丁番 平丁番 H-23 平丁番は上・下共通です。 ME1493-303 200 3−3 ME1493-17-2 200 3−2 吊元扉 ME1493-301 裏板 BP-123 戸当りバンパーの取付け 皿ビス (M4×8L) 吊元扉 戸当りバンパーが取付かない製品もあります。 ①門扉の縦框にキャップが付いている場合は、取外して ください。 ※取外し方法は、各商品ごとの施工説明書を参照して ください。 ②戸当りバンパーは、工場出荷時に仮組みされています。 ドライバーでビスを少し緩めてください。 ③吊元扉の下端からミゾにスライド挿入して、任意の位 置で固定してください。 裏板 M4×8L トラスビス 戸当りバンパー NBS-18 SHINNIKKEI − 7 − EXTERIOR (ME-1493) ME319-25 4 錠受け台座・戸当りの取付け(※片開きのみ) ①下図および寸法表で A・B 寸法を確認し、錠受側の壁に、 Ǿ 11mm、深さ 50mm の孔を 2 ヶ所あけてください。 ②「プラグボルトの施工手順」を参照して、プラグボルトを取付けてください。 B ●孔あけ位置図 (内観図) ME1493-401 ● A・B 寸法表 ●プラグボルトの施工手順 (セレビュー・スーパー有峰門扉の場合) (mm) 高さ Ǿ11mm、 深さ50mmの 孔をあける (2ヶ所) 壁面がタイル仕上げの場合は、専用 のドリルキリを使用してください。 H1000 H1200 A スーパー有峰 スーパー有峰 セレビュー A型 B型 671 421 523 521 623 ①Ǿ11mmの孔をあける。 ②プラグを孔に差込む。 50mm B 158 32.75 ● A・B 寸法表(上記以外の門扉の場合) (mm) 高さ G.L. H1000 H1200 H1400 ③片開き用錠受け台座を壁面 に取付けてください。 ④門扉の開きに応じて、召し合わ せ戸当りを取付けてください。 A B 高さ 704 138 804 H1800 H1200 675 527 525 627 H1400 698 B M6ボルト ※プラグボルトに付属 .75 798 5 仮組みされている ネジ持ちを外す 片開き用錠受け台座 EB-2922 32 .75 32 門扉 ネジ持ちを溝にスライドし、 錠受け台座中心と 同じ高さで固定する (※左表参照) H1600 H1800 ●外開き納まりの場合(内観図) 片開き用錠受け台座 EB-2942 高さ 門扉下端より 高さ 門扉下端より H1200 ME1493-402 ●セレビュー・ スーパー有峰門扉の場合 ●内開きの場合 : 戸当り中心位置 (上記以外の門扉の場合)(mm) H1000 コーン ●内開き納まりの場合(内観図) 門扉下端より (mm) スーパー有峰 スーパー有峰 セレビュー A型 B型 425 138 A H1000 904 H2000 A 高さ B H1600 錠の取付けは、錠の説明 書を参照してください。 ●内開きの場合 : 戸当り中心位置 (セレビュー・スーパー有峰門扉の場合) A ④M6ボルトを外す。 ③M6ボルトを回し込んで、 プラグのコーンを引きよせる。 B A 門扉 898 M4×10 皿小ネジ 召し合わせ戸当り EB-38 M6ボルト ※プラグボルトに付属 片開き用錠受け台座 EB-2922 ●セレビュー・スーパー有峰門扉の場合 上部へ M4×10 取付ける 皿小ネジ 召し合わせ戸当り EB-38 片開き用錠受け台座 EB-2942 ME1493-403 召し合わせ戸当り:EB-38 ネジ持ち:BP-171 H2000 ヒンジの調整 ●戸当り・錠など、他金物取付け完了後に各基準寸法・扉の 水準などがそろっているか確認・調整してください。 ●戸当り・錠などの取付けは、各梱包内の施工説明書を参照 してください。 ①調整ボルトを緩め、位置を調整してください。 ヒンジの調整範囲は± 6mm です。 ②調整完了後、ボルトを締め付けて、ヒンジを確実 に固定してください。 ③すべてのビス・ボルトが確実に固定されているか 確認してください。 調整範囲 ±6mm 調整ボルト ME1493-15-2 SHINNIKKEI − 8 − EXTERIOR (ME-1493)