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User’S
Manual
WiW∫E隈IES 80
SCMS(スタイルE)
プログラマブル演算ステーション
・墨MlB4D6−01
YOK)G酬A◇
横河電機株式会社
lMlB4D6−01
7版
安全に使用するための注意事項
■本書に対する注意
(1)本書は,最終ユーザニまでお届けいただきますようお願いいたします。また,
本書は大切に保管していただきますようお願いいたします。
(2)本製品の操作は,本書をよく読んで理解したのちに行ってください。
(3)本書は,本製品に含まれる機能詳細を説明するものであり,お客様の特定目的
に適合することを保証するものではありません。
(4)本書の内容の一部または全部を無断で転載,複製することは固くお断りいたし
ます。
(5)本書の内容については,将来予告なしに変更することがあります。
(6)本書の内容については万全を期して作成しておりますが,もしご不審な点や誤
り,記載もれなどお気付きのことがありましたら,お買い求めの販売店または
当社営業までご連絡ください。
■本製品の保護・安全および改造に関する注意
(1)本製品および本製品で制御するシステムの由仁・安全のため,本書の安全に関
する指示事項にしたがって本製品をご使用くぢさい。なお,これらの指示事項、
に反する扱いをされた場合,当社は安全性を保証いたしません。
(2)本製品の部品や消耗品を交換する場合は,必ず当社の指定品を使用してくださ
い。
(3)本製品を改造することは固くお断りいたします。
(4)本製品の逆コンパイル,逆アセンブルなど(リバースエンジニアリング)を行う
ことは,固くお断りします。
(5)本製品は,当社の事前の承認なしにその全部または一部を譲渡,交換,転貸な
どによって第三者に使用させることは,固くお断りいたします。
■本製品の免責について
(1)当社は,保証条項に定める場合を除き本製品に関していかなる保証も行いませ
ん。
(2)本製品の使用によりお客様または第三者が損害を被った場合,あるいは当社の
予測できない本製品の欠陥などのため,お客様または第三者が被った損害およ
びいかなる間接的損害に対しても当社は責任を負いかねますのでご了承くださ
い。
2004.05.01・00
Modol SCMS
次
目
1.取級いを始める前に…・………・…・…………1。1
5.3 運転:および操作 ・…一・…………・………5−10
1.1形名と仕様の確紐・……・…卿・・…………・・1。1
5.3.1 データの表示 ・・………………・……・5−10
1.2取扱説明書を読まれる前に………………1−1
5.3.2 パラメータの設定 ………・…・…・…・5−10
2● 擬 要・。・。・・・・・・… ,2・・」・・・… 。・9・・。・・の・・・・・・… 2●1
5。,4 FA皿,ランプ, ALMランプ点灯時の
a1標準仕様…・…・・…1…・・∴…………・……2−1
対処方法 …………・…・…・…………・……5。10
2.2書名および仕様コード・…………・……・…2−2
5.4.1 FAILランプ点灯時の対処 ……・…5−10
2.3付加仕様‘・・……・・………・………・一…・2−2
5.4.2 ALMランプ点灯時の対処 ・…・…・5.11
2.4付属品…………・…・…1・・…・…………2。2
5.4.3 ALMランプ点滅時の対処 …・一・5−11
3.設 置…・・……………・…………………3−1
5.4.4 CHK:表示 …一・一 ・…・・…・・一5.11
3.1配 線・・…一・…・………,……………3−1
5.5 SPRGプログラマとの接続 ……一・・5・12
3.1.1配線上の注意……・…………・………・3−2
5.5.1 SPRGの接続 ・…・……・……・・……5−12
4.動作原理………………・・…………………・4−1
5.5.2 SPRGの切り離し ………・……∵・・5・12
4.1回路動作の説明・∴…………・…・…………4−1
6.保 守…………・……・・…・……………6・1
4.1.1アナログ入力回路・・………………・…4−1
6.1 ネームプレートの交換 …………・…・…・6・1
4.1.2 アナログ!ディジタル変換回路………4−1
6.2 ヒューズの交換 …………一…・……・…6−1
4.1.3 ステータス入力回路・・…………一…4−1
6.3 データ保護用電池の交換 …・…一……6。2
4.1.4デ≧ジタル演算回路・…・……………・4−1
6.4 ユーザROMの交換 …………・・……・…6−3
4.1.5 アナログ出力回路…………・・……・…4−1
7. トラブルシューティング…・…・・一……・…7。1
4.1.6 ステータスL出力回路…・……・………・4−1
7.1 トラブルシューティング・フロー ……7。1
4.2濱算の動作原理 ・……………・…・………・4−1
7.2 計器の分解・組立て手順…・……・・…・…7−8
4.2.1演算の動作原理…・………・……・……4−1
7.2.1 カバーの取外し・……・…………・…・・7−8
4.2.2入出力レジスタの構成・・………・……4−2
7.2.2 ディスプレイ.・アセンブリの
5.操 作…一 ……・・……・・……・………5。1
取外し・…・・……・……・……・……・・…7−8
5.1各部の名称と機能…………・・……・………5。1
7.2.3 電源・ユニリトの取外し…・・……・7・8
5.1.1前面パネルの名称と機能…………・5。1
7.2.4 コントロール・
ε1.2 側面各部の名称と機能 ……・………5。3
アセンブリの分解・……・……・……?7−8
5.2準 備・・………………・・……………5。6
5.2.1 内器をハウジングから引き出す
7.2.5 再組立て……・………一・・」・…・……7−8
7.2.6 通電チェク…・・…・………・・・……・…7。8
方法………・…・……9・…………5。6
● C鵬tom●r Maintonano●
5.2.2 取付部品の確認…・…・…………・・……5・6
P81喧s U8t…………・…… CMPL lB4D6・一〇3E.
5.2.3運転準備 ・…・…一……・…・・…・…・・’5−6
データ・ラベル ………・・………・……… AI脚dix 1
電源接続端子形(付加仕様∠HTB)……・IM IB4F1−11
◎Copyright 1986.7th Edition=Apr 2007(KP)
●M18406《⊃1
Model SCMS
1−1
1.取扱いを始める前に
一掴は工場において充分な検査をされて出荷されて
1.2 取扱説明書を読まれる前に’
おります。本塁がお手元に届きましたら.外観チェッ
本取扱説明書は,SCMSプログラマブル演算ステー
クを行ない,損傷のないことをご確認ください。標準
付属品が添付されていることもご確認ください。
シ重ンの取扱方法,運転方法および簡単な保守方法に
本項では取扱い1こ当って必要な注意事項を記載して
ついて説明いたします。
ありますので,取扱・いに先だち本項をよく読んでくだ
SCMSに目的とする機能を発揮させるには,計装フ
さい。本項記載以外の事項については関係する項目を
ローシートからプログラムを作成する作業,プログラ
ご参照くださし)。
ムをROM:(Read Only Memory)に書き込む作業が
必要です(図ユ.2.1参照)。
これらの作業については,それぞれあ説明書が用意
1.1 形名と仕様の確認
されておりますので.それ.らを参蕪ください。
本器側面に貼付されたネーム・プレートに形名およ
STEP 1 プログラム作成方法に関する説明書および
び仕様コードが記載されています。2.2節め形名および仕
資料
様コードとこの形名コード,仕様コードを照合させて,
計装フローから,SCMSのプログラムを完成させる
製品がご注文の仕様どうりであることをご確認くださ
までの作業
い。 『
① YEWSER抱S 80プログラマブル機器の
お問い合せ事項が生じましたら,お買い求め先また
機能と応用一
は当社営業所へご連絡ください。
Tech且ical Information TI lB4C2−02
②・SCMSワークシート WS IB4C2−11
③ SCMSデータシート WS IB4C2−13,14
④・SCMSプログラムシートWS IB4C2−15
の●曙 7 ワ
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図1.2.1 STEP 1で使う各シート
lM 184D6−01
Model SCMS
・1−2
STEP2 プログラムをROMへ書込む時の説明書
STEP3 ROMをSC MSに装着し運転奪始めるまで
① SPRGプログラマ取扱説明書 王M IB4W1−02
の作業
② YEWSERIES 80プログラマブル機器の
STEP3が本取説の説明範囲です。
機能と応用
TI IB4C2−02
ネーム・プレート
麹
0置}
〃
o
盲O口
翻U。。。。
包。。暑
0
o.
SPRGプログラマ
図1.2.3SCMSプログラマブル演算ステーション
図1.2.2 ユーザROMとSPRGプログラマ
lM 184D6−01
Apr.1989
2−1
Model SCMS
2.概
要
SCMSプログラマブル演算ステーションは,一般演
設定・操作機能
算およびシーケンス・ロジック演算に強力な機能を発
データ呼出し操作:
揮する,監視性と操作性に優れたパネル取付形の演算
データ項目選択;項目選択キー
ステーションです。
項目番号選択;項目番号選択キー ’
アナログ信号演算では,加減乗除開平,セレクタ,
可変パラメータ設定:
リミッタ,折線関数ジむだ時間,移動平均,プログラ
可変パラメータ・(PNりを選択し,データ設定キー
ム設定などの豊富な演算機能を有し,シーケンス・ロ
にて設定。
ジック機能ではステータス入出力,論理演算,条件ジ
PFキー:4点
ャンプやサブ・プログラム・ジャンプ命令を備えてい
演算機能’
ます。
加算,減算
信号演算とシーケンス・ロジックを自由に組合わせ,
また,S:LPC斎EあるいはS:LMC芸Eとの機器間通
信が可能なため,調節計と結合した高度な制御ループ
組込み演算
演算関係
謗Z,除算,開平演算
香[カット聖上変形開平演算
一般演算 竭ホ値演算
m》イセレクタ, ローセレクタ
の構築ができます。
nイリミッタ. ローリミッタ
プログラミングが電卓なみに簡単なことも大きな特
ユ0折線関数(入力等分割)
C意折線関数
繻タ警報.下限警報
?次遅れ
長であり,spRGプログラマを使い,ユーザ自身が.
「楽しく」プログラムを作成できます。
分
機番付演算
マ化率リミッタ
條ヤ信号発生
vログラム設定
態変化検出
pルス入力カウンタ
マ算パルス出力
2.1 標準仕様
入力信号。出力信号仕様
.アナログ入力信号:1∼5VDC 4点
アナログ出力信号:1∼5VDC 2点
4∼20mA DC ユ点
論理積,論理和.排他的論理和.否定
芒r
論理演算 ェ岐.条件付分岐
Tブ・プログラム分岐
ステータス入出力信号:10点
M号切換
入出力共用形;10点を入力または出力として任意
に指定可能
゙だ時間.変化率演算,移動平均演算
そ の 他
演算レジスタ交換
猿Zレジスタ回転
入 力;接点または電圧レベル
出 力;トランジスタ接点
フェイル出力信号:トランジスタ接点 ユ点
フェイル時フェイル接点出力開(停電時開)
表示機能
演算周期:0.ユ,0.2または0.4秒
機器間通信機能
S:LPC砦EあるいはSLMC釜Eと1対1の機器問通信
が可能
データ表示:データ表示部下段 4桁数字表示
機器間通信距離:100m
データ項目表示:
通信周期:480ms
データ項目はランプ表示
項目番号はデ7タ表示部上畏に2桁数字表示
バーグラフ表示:
一時記憶レジスタTO1の値を5セグメント表示
PFランプ表示:4点
プログラムにて点灯/消灯操作
取付形状
取付方式:屋内設置の垂直パネル面に取付(ハウジ
ング収納),単独取付および多連密着取付
可能
傾斜取付:垂直パネル面に取付けた位置(0.)から
後端下がり75。まで可能
1M184D6−01
Modd SC南S
2−2
2.3 付加仕様
接続方式:
外部信号接続;M4ねじ端子接続
/NPR:プログラム不要,ユーザ自身でSPRGプログ
電源,接地接続;
ラマを用いてユーザ・プログラムを作成する
100V仕様:JIS C8303接地形2極差込プラグ接続
場合に指定。
22Qエ仕様:C:E:E 7 Wプラグ接続
/UPR:ユーザ・プログラム付,プログラム作成を当
コード長;300皿
タ
外形寸法(高×幅×ざネル面からめ奥行):
.社へ依頼する場合に指定。
/A2ER:220V系電源
182.5×87×480 (皿)
/MT§:マウンティングキット付
質 量:
本体;3.Okg
/SCF−G口M:ベゼル色変わり
ハウジング;・2汰9(マウンティング・キットを除
/NHS:ハウジング別手配
く)
/NPE:前面ネ・一ム・プレート文字彫刻記入
正常動作条件
周囲温度:0∼50℃
周囲湿度:5∼90%RH・(結露しないこと)
電源電圧:直流交流両用
2.4.付属 晶
ヒューズ 1A 1回
100V仕様:
直流駆動;20∼130Vl極性なし
交流駆動;8bん138V.47㌣631{z
220V仕様:
注1本ヒューズ(S9510VK)は製品専用のヒューズです。
直流駆動;120∼340V,極性なし
他の製品への転用はしないでください。
交流駆勤;134ん264V,47酌63:Hz
2.2 形名および仕様コード
雑
形名
SCMS
:付加仕様コード
基本仕様.コード
記 事
●■●oo■●●●●●
●o●●●●●
、一100・・
●o●●●●●
スタイルコード
零E
付加仕様
一 一 一 一 一 一 一
共通オプション
’・o●・・●●・.●・。・・。.
●■●●●●●●●●o●■●o●
’σ…・… C、・・…
,NPR
,UPR
一 一 一 『
プロ ラマ ル
Xテーション
常に100
ス’タイルE
プ白グラム不要
ユーザ・プログラム付
一 一 一 一一魎一一
ノA2ER
220V系電源
,MT$
マウンティング・キット
,sCFG口M 硬ゼル色変り
ハウジング別手配
,網HS
,NPE.
前面ネーム・プレート
文字彫刻
lM 184D6●01
Model SCMS
3−1
3.設
置
設置および取付けに関する一般的事項は.取扱説明
回します。カバーを外すと端子板が現われます。配線
書「パネル計器の取付」(IMユB4F1−01)を参照く
後は必ずカバーをしてください(図3.1.ユ,図3.ユ。2
ださい。
参照)』
表3.1.ユにSCMSの端子の結線を示します。形名,
仕様コードに対応させて配線してください。
線
3.1 配
SCMSプログラマブル演算ステーションの外部信号
配線は,ハウジング後部の端子板(M4ねじ端子)へ接
o
N
N
o
o
図3.1.1 端子醍置図
図3.1.2 端子カバー
表3.1.1端子の結線
端子
信 号 名
+﹀アナ・グ入力1一+﹀アナ・グ入力2一+﹀アナ・グ入力3一+﹀アナ・グ入力4一
信 号 名
L号
17
+〉機器間通信} *
?8
P9
Q0
Q1
Fコ止庸r融一〉
Gフェイル(一端子)
黶r アナログ出力1 .(電流出力)+〉アナ・グ出力2}+〉アナ・グ出力3
十十十十一十十
ステータス信号ユ(DI Oユ/DO10)
Xテータス信号2(DIO2/DOO9)
Xテータス信号3(DIO3/DOO8)
Xテータス信号4(DIO4/DOO7)
コモン1’
@ ステータス信号5(DI O5/DOO6)
@ ステータス信号6(DIO6/DOO5)
{:¶ ステータス信号7(DI O7/DOO4) *
端子
`BCDFHJ王︵:LM
123456789101112
L号
G一〉ステータス信号・・(DU・/D・・1)
{〉ステータス信号9(DI・9/D・・2)一+ フェイル(+端子)
lMlB4D6−01
Model SCMS
3−2
3.1.1 醍緑野の注意
(6}通信配線には,’SCCD通信専用シールド付ツイス
(1)端子に配線する場合,配線端末は丸形圧着端子を
トペア線をお使いください。
ご使用ください。
(7)電流出力は,使わない場合,短絡してくだ’さい。
(2)ステータス入力,ステータス出力はプログラムで
指定されますめで確認の上接続してください。指定
がない場合のデフォルト設定はステータス信号端子
1∼5が入力端子,ステータス信号端子6∼10が出
力端子となってぴます。
(3)ステータス入出力信号ではマイナス側をコモンと
している部分がありますので,端子相互の絶縁を必
要とする場合は9リレーなどを使用し,外部で処理
して下ざい。
● ステータス信号1∼4はマイナス端子13をコモ
L_
C:LOSE:200Ω以下
OPEN:100 kΩ以上
図3.1.・3 ステータス入力(無電圧接点)
ンとしており,ステータス信号端子5∼8はマイ
ナス端子20をコモンどしていま’す。
● ステ乙タス信号端子曾,10は他の端子と絶繰さ
7
れ独立しています。
㈲ ステータス入力用の接点および電圧レベルは,仕
._
rCMS
様に合致するものをご用意ぐださい。特に過大導線
o
抵抗,過大導線内電圧降下,竃圧レベル入力のとき
ON:一〇.5∼+ユV
には極性に注意してください(図3.ユ.3,図3.ユ.4
参照)。
OFF:4.5∼30V
図3.1.4 スタータス入力(電圧接点)
内都入力
Xテータス ステータス
?力信号
無電圧接点.
ON
CLOSE .一
OFF
OPEN
保護ダイオード
SCMS_一・
o
i信号源抵抗100kΩ以上)
十
電圧接点
負荷
フ場合
LOW
i入力電圧一〇.5∼十1V)
HIGH
i入力電圧4.5∼30V)・
フ場合
。 一一→
外部電源
3葭24VDC)
、ノ ・この接続は
できません。
〔5)フェイル出力,ステータス出力は,トランジスタ
図3.1。5 ステータス出力を使角した接続
接点です。外部の機器を輩続する場合は,下記に注
回して配線してください(図3.1.3,図3。1.4参照)。
● i接点には正,負の極性があります。極性を間違
えないよう注意してください。
リレー
「’ 一一一「
閉する場合には,サージ・アプソーバ(保護ダイオ
一一﹂
1一﹂
ε 1
● リレーなどインダクタンス成分を含む機器を開
負荷
SCMS一一
〇
十
。=一→
ード,CR回路など)を負荷と並列に接続してください。
● 交流負荷を直接開閉できません。中継リレーを
・外部電源
_.」 (24VDC)
交流電源
設置してください。
●接点定格以上の負荷を接続しないでください 図3・1・6 交流電源を含む負荷を駆動する場合の
(30V DC,200mA以下)。
M184D6−01
ステータス出力の接続
Apr.1989
4−1
Model SCMS
4.動作原理
4.雪 回路動作の説明
図4.1.1.にSCMS回路ブロック図を示します。.
通信線はトランス絶縁されています。
CPUに接続されているWDT(Watch Dog Timer)は,
CPUの動作を監視し,異常が発生すると:FAILランプ
を点灯させ,フェイル接点を出力します。
4.1.1 アナログ入力回路
電圧入力信号は,R、N. R1, C1で構成される入力
4.1.5 アナログ出力回路
回路に入力されます。
D/A変換されたアナログ出力信号は,バッファアン
RINは高抵抗(ユMΩ)で,正常時には動作に関係
プ,出力マルチプレクサを経て,電流出力回路,電圧
しません。入力信号がオープンになった場合(入力の
・出力回路に導かれます。
断線など)に,入力ライン{+)と(一}を短絡する役目を果
出力信号のマイナス線はコモンで,入力信号のマイ
し,入力{+1ラインに不定な電圧が乗ることを防ぎます。
ナス線とも直結しています。
入力信号OVDC(一25彩)と等価です。
R1,Cllさ,時定数が約0.1秒の入力フィ1レターです。
信号のマイナス線は,SCMS内部で結線されるコモ
ンライン.になっています。
4.1.2 アナログ/ディジタル変換回路
入力回路を通過したアナログ入力信号は,入力マル
4.1.6 ステータズ出力回路
出力ポートを出た信号は,トランス絶縁され,オー
プン・コレクタ接点として,外部へ出力されます。
4.2 演算の動作原理
チプレクサで順次選択され,比較器→CP’U→D/A
4.2.1 演算の動作原理
(ディジタル/アナログ変換回路)→バッファアンプA1で
SCMSの演算原理は,入力の読込,演算,出力の取
構成される逐次比較形A/D変換回路を経て,ディジタ
出しの3動作をソフトウェア化レたものです。図4.2」
ル値に変換されデータ記憶素子(RAM)に格納されますヒ
に2入力加算器のプログラム例を,図4.2.2に同プロ
グラムによる演算レジスタの動きを示します。演算はす
生1.3 ステータス入力回路
べて共通の演算レジスタSで行ないます。演算器への
ステータス入力信号は入力回路でトランス絶縁され,
信号の接続,すなわちSレジスタへの入力は:LOAD命
入力ポート,データバスを通り,RAMに格納されま
令(LDで記述する)で行ないます。 SレジスタはS1∼
す。
S5のスタック構造になっておbLD命令で入力するこ
ステータス入力信号と同時に,計器のスイッチ(前面
とにデータはS1からS2ヘプッシュダウンされます。
キー,側面切換スイッチ)状態も読み込まれます。
入力したデータに演算を施す‘こはF’U:NCTION命令
を使用します。・FUNCTIONには46種類の演算機能が
あり.命令はそれぞれの記号,たとえば+,÷,HSL
4.1.4 ディジタル演算回路
入力データが全て読み込まれると,マイクロプロセッ
サ(CPU)は,ユーザROMに書き込まれている演算プ
ログラムに従句データ処理を実行します。
などで記述します。演算は必要な数のSレジスタ内の
データを使って行ない結果をSレジスタのトップS1に
出力します。これにつれてSレジスタの他のデータもそ
れぞれポップアップします。
得られた演算繕果は,D/A回路または出力ポー
トを通じて出力されます。
S:LPC受EあるいぼS:LMC甚Eとユ対1の機器間通
信が行なえます。
lM 18406−0㊦
4−2
面6del SCMS
4.2.2 入出力レジスタの構成
演算結果を取り出して出力レジスタ(後述)へ格納
する出力接続はSTORE命令(STと記述する)で行
図4.2.3にSCMSのレジスタ構成を示します。アナ
ないます。ST命令を実行してもSレジスタの内容は
ログ入力,ステータス入力,設定パラメータなどの入
変化しません。
力は,ユーザプログラム実行開始前たそれぞれX疲,
DIN, PNの各レジスタに入ります』・ユーザプログラ
ムでは必要な入力信号やパラメータを,それぞれのレ
Xl X2
1謝入力読込
ジスタからLD命令で演算レジスタへ読込み,演算結
果をST命令で出力レジスタ(Y罵, DON)へ書き出し
加 算
+ }演算
ます。続いて出力レジスタ(YN,DON)の内容がアナログ
STY1}出力取出し
Y1
出力,ステータス出力としてSCMSから出力されます。
以上を一演算周期として0.2秒(0.ユ秒または0.4
’秒)ごとに繰返し実行しています。
図4。2.1 2入力演算器とプログラム
:LDX2
X1
X2
X1
’X2
A
Y1
X1+X2
X1+X2
B
C
C
B
C
C
A
A
B
C
D
STY1・
十
X1
B.一C
ユウ臼.60五丁5
SSSSS
:LDX1
A
消失
図4.2.2 プログラムと演算レジスタの動き
1∼5V
入力変換、
旨A/D l 匠摩囚
i0.ユまたは0.4秒)
@ 繰返し
予≠蓼ム
¢2秒
@ DIN PN
入力レジスタ XN
アナログ 入力 ステー タス入力可変 ぐラメ「タ
LOAD X1
TN
FUNC :FX
STORE Y1
一時記憶レジスタ 定数
出力変換
アナログ 出力 ステー
出力レジスタ YN DON
□傘ゴi
4−20mA
P∼5V
図4.2.3 入出力レジスタの構成
lM 184D6−01
タス出力
ツ(13)
綷綷禔?
Dl 1 DO
D1001 DO
DIO20O10
ツ(13)
ツ(20)
DIO80O19
または
システムROM
DIOO6 DO
タイマー
Dl
D!ノDO
D1
DIIDO
D1007 DO
D置
RAM
じ
D!A
データ・バス
D1
Vcc
0−
まO
1
1
IたO
DまD
淳
ON十 FA
DIOO8 DO
1ぎ糠
17
18
DIOO5 DO
D1!De
ツ20
DOO3σ
通信ポート
工\\三
@20)
DOO4 Q
0
出カポート
DOO5σ
ミ16
DlO7σ
D1
D1!DO
0 .
十 通一
入カポート
ミσQ﹁十δ
DIO6Q 15
DIOO4 DO
o
o
o
O
□□
◎±◎
DまD
4.ま7
0
10
1たO
DI/DO
DOO6σ
プログラマ幽1川Illll鎚1Ill
禔@ロ ロ
Dl!DO
D1
@14エ(20)
8重9聲ll鵠19塵19110
SPRG*E
亨 ▲
D1003 DO
p12
U13
DIO5σ
ζ
へ
、FAIL
D1/DO
LAMP
WDT
lD!oog DO
DI
一Q21
Dl/DO
1D1010 DO
アナログ入力
CPU
R1
1Q+
R剛
C1:
20一
RIN
C1:
OF
十
Y3
出カマルチ
プレクサ
入カマルチ
プレクサ
(1∼5V)
『OH
比丁目
.A1
OC
十
Y2
十
30+
アナログ出力
十
十
R1
X2
ヨリ3δ
Dl
δ(13)
X1
Dl/DO
D1002 DO
DOO8 Q
ROM
8ε
DI
DOO9σ
Pio3σσ1
ユーザ
ζoユ①一ωO宝ω
OOOO O O
D置
早9
黙讐・
ωOζω回齪救ロく貸図
しCコ〇一〇〇〇〇・
ステータス入川力
(1∼5V)
4σ一
十
R1
一σD
5 +
X3
Rl鯉 C士
6σ一
R1
?σ+
Rm
X.4
十
σA
十
Y1
C1
(4∼20mA)
8σ一
一〇B
ムTω
昌,ω斜O①lO一
図4.1.1SCMS回路ブロック’
L NGND
Model SCMS
5.操
5−1
作
5.1 各部の名称と機能
5.1.1 前面パネルの名称と機能
図5.1.1にSCMSの前面パネル各部名称と機能を示
します。
、不一ム・プレート
アラーム・ランプ(黄)
宴Vプ
tェイル・ランプ(赤)
胃→PF LMPr A
撃n203040
@ PFキー
@ 一一一一PF掩…Y一一一「
@ 2口3口4口
oーグラフ表示器
τb1
軸D.
@ アータ項目番号表示
@「
OATA
fータ項目
宴塔v
▼ 宅) ▲
香@ロ
000N
OCHK
OYN
データ設定キー
@ 琴飼◎.
ODIN
OPN
OEN
OTN
X翼
データ・ブロック表示部
ック表示部
データ表示
TyP @ R
fータ項目選択キー
fータ項目番号選択キー
図5.1.1 前面パネル
(1)フェイル・ランプ(FA工L)
をバーグラフ表示します。
計器の異常時に点灯。
㈲ データ表示部
(2}アラーム・ランプ(A:LM
上段(NO.) ;データ項目番号を表示。
警報機能が動作した時に点灯。
データ項目番号選択キー(NO.)に
データ保護用電池の未装着または電圧低下時には
より選択。
点滅。
下毅(DATA);項目番号に対応するデータを表示。
可変パラメータ(PN)の設定時にも使用。
プログラムにて点灯/消灯の操作可能(シーケン
表示データ項目と内容を表5.1.1および表5.1.2
スの進行状態表示等)。
に示します。
(7)データ設定キー(団囹囚)
プログラムにて機能指定可能(シーケンスの起動
可変パラメータ(PN)および動作モード(MODE)
/停止等)。
の設定に使用します。
㈲ バーグラフ表示器(TO1)
側面のデータ設定許可/禁止スイッチ(TUNING)
5個の:LEDにより一時記憶レジスタ(T O1)の値
がENAB:LE側の時にのみ設定可能。
lM 184D6−01
Model SCMS
5−2
動作モードの設定は側面のデータ表示切換スイッ
チ(SE:LECT)がMODE側の時のみ可能。
設定;団キー操作時,デーダ減少
囚キー操作時,データ増加
自を団または囚キーと同時
に押すと.増速
設定速度;200秒/100%
20秒/100%(増二時)
データ項目の選択に使用します。
キーを押すごとに,選択データ項目(ランプ点灯)
は図5.ユ.2のように移動します。
また,キーを押している聞はサイクリックに自動
歩進します。なお,逆進はしません。『
●XN一 一
Q・\一 〇DO彌
TY匪
?・R
看
@GYN
OPN
OEN
OTN
OCHK
Nα
図5.1.2 選択データ項目の移動
キー操作時のデータ表示部;
上段 選択データ項目の先頭番号(01)表示
下段対応するデータ表示
⑨ データ項目番号選択キー(NO.)
選択データ項目の項目番号の選択に使用します。
キーを押している閤は,データ表示部の項目番号
がサイクリックに自動歩進します。な=お,逆進はし
ません。
巳0)選択データ 目表示ランプ
データ項目選択キー(TYPE)により選択されたデ
ータ項目を表示するランプです。
側面のデータ表示切換スイッチ(SE:LECT)がMO
DE側の時には消灯し,前面のデータ項目は選択で
きません。
lM 184D6−01
5−3
Model SCMS
5.1.2 側面各部の名称と機能
図5.ユ.3にSCMSの側面およびサイド・パネルの名
称と機能を示します。
データ保護用電池
クランプ金具
、
中間ストッパー
ヒューズ
コネクタ
一
4
』一目目
端子板
5
“
一質
圖纏
蓼︸
熱
内部ストッパ
斡∠
接地付電源プラグ
rD量S『LAY一.
τUN蓬網G PN顧の(SεLECT
お ロむロヨ
ROM,コネクタ用
保護板
蒼白1鼠
磯瀦﹂
閥鰯△
ROM用ソケット
SPRGプログラマ
切換スイッチ
ー接続用コネクタ
●’
… 図5。1.3 側面およびサイド・パネル詳緬
(1)データ設定許可/禁止スイッチTUNING
るスイッチです。
前面の設定キー操作によるデータ設定を禁止/許
MODE
動作モード(表5.ユ.2.)を表示
可するスイッチです。
:FRONT P
前面で選択できるデータを表示
ENABLE:許可
(2}PN 16/PN 39切換スイッチ(PN滋AX
(一LL
プログラム設定PGMユ用可変パラメータP20∼39
します。ソケットのロックを時計方向に回して締め
INHIBIT:禁止
の表示,設定の要否を選択するスイッチです。
ユーザ・プログラムの書き込まれたROMを装着
つけるとROMが固定されます。反時計方向に回転
16:可変パラメータPO1∼P16の表示,設定
させればROMは引き抜きできます。
39: 〃 PO1∼P39の 〃
(5) SPRGプログラマ接続用コネクタPROGRAM
一MER)
前面データ表示部へ表示するデータ項目を切換え
プログラマのケーブルを接続するたあのコネクタ
です。
lMIB4D6−01
Model SCMS
5−4
表5.1.1 表示データ項目と内客(112)
項目番号
iTYPE)
iNO)
XN
01−04
アナ0グ入力
工業量表示
工業量表示
O4−06
アナ0グ電流出力
Aナログ電圧出力
o力レジスタ
01−10
ステータス入力
01
O2.03
DIN
単位
一
H業量表示
H業量表示
0/1
設定
ツ否
×
××X
YN
表示。設定範囲
o}内はデフォルト値
名 称 ・ 内 容
=﹃
データ項目
一
X
一
X
@入力として指定されないDINは常に0
k表示例〕
項目番号は
8
@ 4個のDIN
」 8 0 8
@ の先頭番号
W.σ. 4. ‘。
@ を表示。
昌盛l DI 1234
5
.
on 8∩
轤普D亀u,
臨幸l DI 56 78
Pロ
[一
A
9
nρ
普Du.
DI−9寸
DON
01−10
至三;努甥}㌫葡出力として指定されないDOHはユーザ・フラグとして表示
0/1
P1−16
可変パラ.メータ
工業量表示 (0.0)
O9−16
ツ変パラメータ
黷W00.0∼800.0(0.0)
Q0−29
vログラム設定PGM 1の時間設定
vログラム設定PGM 1の折点出力設定
R0−39
通信アナログ入力データ
一800.0∼800.0
ハ信ステータス入力データ
ハ信アナログ出力データ
cO1。D15
bC心1−CO15 ハ信ステータス出力データ
@ 0/1
bIO1{lI15
│800.0∼800.0
@ 0/1
k表示例〕
d θ’
ε’θ3
58θ
8a∂
;一E・5 1∼D16ユロ
一計
r. f
f一 ‘
’nn JJ.u. u. 」.
8n Jn
轤普D4.Uc
CO 1234鳳□
鳳口↓CI 1234
乙 5
8{aえ
一口lCI5678
‘,9
@ 蚤
:
ε,d
nnn
CO 131415
lM 184D6−01
普D o.ら
CO 131415表示の確認
↓CI 9101112
普Du. u,
εod
n o ’
@ 鳳口
芝α{
禔?
亙CINと同じ
オ。 ’
オ1 ∂
E・
?
表示の確認
×XXX
EO1。E15
%一%一
EN
O∼9999 (0)
黷Q5.0一》125.0 (0.0)
○○○○
01.08
一%秒%
PN
Model SCMS
5−5
裏5.1.1 表示データ項目と内容(212)
データ項目
項目番号
iTYPE)
iNO)
一時記憶レジスタ
表示・設定範囲
o}内はデフォルト値
単位
設定
ツ否
%
01∼16
TN
名 称 ’も 内 容
一800.0∼800.0
×
@ TO1データはバーグラフにて表示 「
CHK
自己診断 異常原因をコード表示,
5.4節参照
一
一
表5.1.2動作モード(MODE)
MODE
設定値
0
1
ユ
i停電復帰)
0 ’
2
i機器間通信)
1(注1
2(注1
設 定 さ れ た 状 態
デフォルト値
COLDスタート,ユーザROMに書きこまれた初期値で運転開始
HOTスタート,停電直前の状態より運転開始
0
通信なし(SCMS単独で運転)
機器間通信(SゐPC*EあるいはS:LMC*:Eと通信)
0‘
ぐ上位と通信しているS:LPC*E,S】」MC*Eと機器間通信)
(注ユ) 通信設定と通信配線が一致していないと,通信が行なわれなかったり通信エラーが発生します。
lMlB4D6・01
Model SCMS
5−6
備
5.2 準
③ 内器とハウジングを分離する場合は,内器前面を
準備作業は,計器を計装盤に取付けた状態,または
図5.2.3のように下方に向けた状態でコネクタを引
取外して作業机上にて行ないます(ハウジング収納状態)。
き抜いてください。
5.2.1 内器をハウジングから引き出す方法
.ノ
① 正面下部に手も当て,ストッパを押し上げながち
魯
引出します。計器側面のサイド・パネルが見える緯
置で中間ストッパが画き,それ以上引き出せなくな
コネクタ
ります。 (図5.2.1)。
、
ハウジング
魏ll
\
O O O O O O
1
口⊆喚。
図5.2.3内器とハウジングの分離
匿〕口面
。。 1己
。。
。 o @目
り む
1
.一
r
内 器
、1;;嬬
う
\℃
聾
︸︸lll
lll;.
∼
\
5.2.2 取付部品の確認
ヒューズ,データ保護用電池.アプリケーションROM
F浬
一4 回
が所定の位置に取付けられていることを確認します。
@
/
取付けられて無い場合には,後述する取付方法にて
/ノ
取付けます。 (6章 保 .守 参照)。
ストッパ
5.2.3 運転準備
図5.2.1 内器の引き出し
② 内器をハウジングから取出す場合には図5.2.2の
サイド・パネルのDISPLAYスイーッチを図5.2.4
要領で中間ストッパを押し下げながら引き抜いてく
のように設定し,電源を投入します。
ださい。
中間ストッパ
\
rDISPLAYr
\
TUNING
PN MAx SELECT
ENABしE
16
MqPE
lN削Bπ
39
FRONT P
o
σ
図5.2.2 内器の引き抜き
lMIB4D6−01
図5.2.4 ディスプレイ・スイッチの設定
Model SCMS
5−7
12)動作モード設定
前面のデータ項自悉号選択キー(NO.)にてMODE
1,2を呼び出し,・データ設定キー(団,團、囚.)
にて設定します馳(サイド。パネルのDISP:LAYスイ
ッチは図5.2.4の位置)。
〔表示・設定例〕
キー操作
記 事
データ表示部
MODEユ 表示
n J
普@8
@G :CO:LDスタート ::HOTスタートデータ表示切換スイッチをMODE側にした直後の表示
8
ρ 」’
普@ 6
O→ユ
’・
馳
lODE 2表示
@ 0:通信なし
@ 1:機器間通信
@ 2:上位通信しているSLPC宰E
’
8∼
θ
8∼
Oでよければそのまま次の操作へ
@ (S:LMC宰E)との機器問通信
O→1 0でよければ操作終了
∼
8∼
P→21でよければ操作終了
8∼
Q→ユ
’
n J
普@8
8
lODEユ表示
⋮
国,田
キー操作は約1秒かかります(誤設定防止のため)。
馨M184D6−0↑
Model SCMS
5−8
{3)可変パラメータ(PN)の設定
サイド・パネルのSELECTスイッチをFRONT P
側にします。また,プログラムの中でプログラム設
定PGM 1, PN垢鳳スイッチを39側にします
(図5。2.5参照)。
「OISPLAYr
TUMNG
P制納AX SELECT
ENA8Lε
16
1髄削81T
39
図5.2.5ディスプレイ・スイッチの設定
前面のデータ項目逸択キー(TYPE)にてPNを呼
び出し,設定しようとするデータ項目番号選択キー
(NO.)にてデータ表示部に表示させます。
パラメータの設走は,データ設定キー(団,團,
國)にて設定します。
演算に必要なパラメータを,漏れなく設定します。
〔衰示・設定例〕
キー操作
記 事
データ・ブロック表示部!データ表示部
PNの呼び出し
働口
Oぬ
●隔
Ou縄
0邑鱒
Oo」
Oτ側
Ooo圏
oα艦
一口餐一口G
∩ 6
?目番号01の表示
Sり o
a8
oN呼び出し直後の表示
n ∂
ミ o
@ 国
6a8
囎ケ嗣能
シの項目番号の表示
mO.キーを押している間は,項目番号は
8∼
lM 18406−01
⋮
P口
Tイクリックに自動歩進
aθ
5−9
Model SCMS
各パラメータの表示・設定範囲および単位は以下
すべての準備が完了したならば;電源プラグを外し,
の通りです。
計装盤に取付け,信号配線と電源投入を行ないます。
PO1∼PO8
PO9∼P16
工業量表示
ユーザROMに書き込まれたデー
使用していない信号,パラメータ
タ表示範囲。
アプリケーション・プログラムにて使用し
一800.0∼800.0%
ていない入出力信号,パラメータも,キー操
(内部データー8.000∼8.000に対
作にて「呼出し」「設定」することができま’
応)
す。しかし,これらのデータは演算の実行と
P20∼P29
0∼9999秒
無関係であり,干渉を与えることはありませ
P30∼P39
一25.0∼125。0%
ん。
P17∼P19
欠番
(4)初期値,デフォルト値
初期値は,SPRGプログラマでユーザ・プログラ
ムをROMに書き込む時,同時に書き込まれた値で
す。電源と電池の事故により,データ設定キーで設定
した値が消失した場合,ユーザROMに書き込まれ ‘
た初期値が設定データとして読み込まれて演算が始
まります。
デフォルト値はSPRGとi接続した状態でプログラ
マの初期化及びパラメータの初期化を実行した時の
値です。新規にユーザープログラムを作成する場合
は,必ずプログラマの初期化及びパラメータの初期
化を行ってください。(表5.1.1,表5.1.2参照)
㈲ データ・ラベルの作
データ・ラベルは,データ表示部で表示・設定可
能なデータおよびPFランプ, PFキーの一覧表です。
空欄には,決定したパラメータやP:Fランプ/キ
一のファンクション名称などを記入します。
本資料の巻未には,データ・ラベルが添付されて
います。破線に沿って切り抜き,計器サイド・パネ
ルのポケットに挿入しておき,メモとして利用して
ください。
⑥ 運転前のサイド・パネルの設定
通常運転中のサイド・パネルのSE:LE(πスイッチ
位置を図5.2.6に示します。
運転に入る前に,この位置に設定します。
rDISPLAYr
TUMNG PN MAx SELεCT
εNA8しE コ6 MODE
墨髄H181T 39 FROいπP
図5.2.6通常運転中のディスプレイ・スイッチの位置
lM¶8406−01
5−10
Model SCMS
5.3 運転および操作
本器は,電源投入により演算プログラムの実行を開・
①データ項目PNの呼出し
始します。
データ項目選択キー(TYPE)
シーケンスの起動/停止などのPFキーに指定した
②項目番号の呼出し
機能の操作は,プログラムされた手順に従って行なっ
データ項目番号選択キー(NO.)
てください。
③ データ設定 データ設定キーr園,團,囚)
詳細は5.2.2項(3}を参照、してください。
5.3.1 データの表示
設定後はTUNINGスイッチをINHIBIT側にし,誤
データの表示は,次の順序で行ないます。
操作による設定ミスを防ぎます。
①データ項目の呼出し
データ項目選択キー(TYPE)
5.4 FAlLランプ, ALMランプ点灯時の
対処方法
② 項目番号の呼出し
データ項目番号選択キー(NO.)
本四は・計器内部の異常,信号の異常などを前面の
表示データ項目と内容は表5.1.ユを参照してくださ
FAILランプ・・ALM’ランプで孝示します。ランプ点
い。
灯(あるいは点滅)を始めた場合は,速やかに適切な
5.3.2 パラメータの設定
処置を施してください。・
パラメータの設定変更が必要な場合には,内器を引
5.4.1FAlLランプ点灯時の対処
き出し,TUNI:NGスイッチをENABLE側にして次
FAILランプの点灯は,計器内部に重大な異常が発
の順序で行ないます。
生していることを意味します。
バッテリ・チェック・ボタン
。
㊨
バッテリ・チェック・ポイント
§
切換スイッチ
θ
入力指示計
ll、喬
o
馬
操作出力指示計
;
翌噺
1
o
ミ.、
手動調節用つまみ
\
1
/
SPBD
、
\
図5.4.1SPBDとの接続
lM 184D6−01
ハウジング
/
ジャック
S6MS
5−11
Model SCMS
FAI:L時にアナログ出力.ステータス出力は, FAI:L
5.4.4 CHK表示
時直前の値を保持します (但し.故障部分によって,
CHKの表示項目を示します。
ランプ
CHK
一
:FAIL
oo
正常
Ol
クアップすることができます。
FAIL
η2
〃午
(1} SPBD携帯用手動操作器の接続ケーブルをハウジ
ALM
A/D変換部分の異需
D/A変換部分の異常
演算レンジのオーバーフロー
A:LM
θθ
入力信号のレンジオーバー
ンク下部のジャックに接続し,電流出力信号をSCM
FAIL
ノ〃
ユーザROMの夫着装または異常
SからSPBDへ切換えます(図5.4.1参照)。
A:LM
∼8
データ保護用電池の未着装または電圧低
電流出力信号の開放または負荷過大
内部データの消失礎
電源電圧が異常に低い
希に正常でない値を保持する場合があります)一。
保持出力は時間経過と共に漸減する傾向にあります
が,SPBD携帯用手動操作器を使用して保持出力をバッ
{2)データ項目選択キー(TYPE)でCHK:を選択し,異
下(ランプ点滅)
A:LM
芽。
常原因を調べます(5.4.4項)。
A:LM
80
ハードウエアの異常と推定される場合には,計器
A:LM
R廊mf
FA皿、
一
をパネルから取外し,7章の手順でトラブルシュー
ティングを実施してください。
5.4.2.AしMランプ点灯時の対処
入出力信号が断線している場合などに点灯します。
この時,演算動作は続行します。
データ項目選択キー(TYPE)でCHKを選択し,異
常原因を調べます(5.4.4項参照)。
異常原因により適切な処置を施してください。
5.4.3 ALMランプ点滅時の対処’
診 断 内 容
¥ 示
計器異常(表示不能)
*ALMランプが点灯し, C豆K:ニ8σが表示された場合.設定
パラメータがイニシャライズされているのでデータ表示部で
:Pn, MODEをチェッ.クし,設定しなおしてください。
複数の異常が同時に発生すると,個々の表示値の加
算値が表示されます。 (ただし16進数の加算)。
〔例〕
εHε[κ 口ε
OC=04+08(演算オー・・』,入力オrバー)
データ保護用電池の電圧が低下すると,A:LMラン
[月ε[κ 月D
プが点滅を始めます。電池を交換してください(交換
要領は6.3項参照)。
AO=20+80(電池異常,デー・ター消失)
(注 記)
表示値は,該当する異常原因が除去されると,00
{1}通常運転時にALMランプが点滅を始めたら,
速やかに電池を交換してください。
{2)ALMランプの点滅表示は,点灯表示より優先
します。従ってランプ点滅中にその他の異常警報
に戻ります。
ただし,80(内部データ消失)は自動的に戻りませ
ん。データ項目番号選択キー(NO.)を押すと00に戻
ります。
を表示することはできません(前面表示部では表
示可能)。
lM 184D6。01
5−12
Model SCMS
5.5 SPRGプログラマとの接続
5.5.2 SPRGの切り離し
(1) SPRGをPROG:RAMモードにします。
設定データや演算プログラムを変更する場合には,
(2} SCMSの電源をオフにします。
SPRGプログラマを用います。
SP:RGの詳しい取扱い操作はSPRGの取扱説明書
(3) SPRGの電源をオフにします。
(4) SPRGを切り離iします。
(IM lB4W1−02)を参照ください。ここではSCMSと
の接続手順を解説します。
注 意
SCMS通電中のSPRGコネクタの接続お
飼
よび切り離しは,絶対に行な.わないでくださ
い。
5.5.1 SPRGの接続
(1} SCMS, SPRGとも電源オフにします。
(2} SPRGをPROGRAMモードにします。
(3}SCMSにSPRGのケーブルコネクタを接続します
@ (図5.5.1参照)。
{4} SPRGの電源を:オンにします。
図5.5.1=SCMSとの接続
(5) SCMSの電源をオンにします。
lM 184D6−01
Apr.’1989
6−1
Model SCMS
6.保
守
ここでは比絞的簡単な部品の交換について説明しま
6.2 ヒューズの交換
す。
故障の原因がヒューズである場合,ヒューズホルダ
の内部が汚れ,接触不良を:起している場合があります
6.1 ネームプレートの交換
ので確認してください(図6.2.1)。
内器を少し引き出し前面上部のふたを上に開くと,
推奨交換周期:約3年
ネームプレートを上に引き抜くこと炉できます。交換
(1)ヒューズの交換は,ヒューズホルダのキャップに
するネームプレートをさし込んでください(図6.ユ.1)。
表示されている矢印の方向(左)にまわすとキャップ
が外れ,ヒューズが出てきます。
②交換するヒューズの定格を確認してから取り付け
てください。キャップぽしっかりとしめてください。
ノ
\
へ 園、藪。 爬
注:ヒューズは製品専用のヒューズ(S9510Vlgを使用してく
ださい。他の製品からの転用はしないでください。
ミ
図6.1.1 ネームプレートの交換
17f
\こミiミ・
!!
N
、 、
ヒューーズ 部品番号:S9510 VK
定 格:1A
図6.2.1 ヒューズの交換
IMIB406−01
6−2
Model SCMS
6.3 データ保護用電池の交換
〔データ保護用電池の保管と取扱上の注意〕
計器正面のALMランケが点滅し始めたならば.速や
(1)保管条件
かに電池を交換してください。
周囲温度:一10∼60。C
推奨交換周期:約5年 (通電状態.周囲温度45℃
周囲湿度: 5∼95%RH:(結露しないこと)。
以下)
腐食性ガスの少ない場所
約ユ年 (非通電状態,周囲温度45
② 電池単体での交換は行なわないこと。
℃以下)
もし,行なう場合には電池ケースに表示された記
号を読み,極性を間違わないよう注意してください。
(3)電池電圧を測定する場合には,必ず高入力抵抗を
注 意
電池の交換は,必ず通電中に行なってくだ
さい。停電時に電:池を取り外すと,設定デー
有する電圧計で測定してください。テスター等で測
定してはいけません。
電圧:2.45V以上
タを消失することがあります。
(4)取扱土の禁止事項
(1)湯器をハウジングから少し引き出し,取り付けら
充電
れている電池カバーおよび電池を取り出します(図
火の中への投入,加熱
6.3.ユ,図6.3.2参照)。
両極の短絡,正負の誤った装着
②新しい電池を取り付け,電池カバー』を確実にはめ.
強い衝撃,分解
込みます。
(3)計器正面のA:LMランプ点滅が止まったことを確認
します。
z
疹’’ 5
影
0
、
! 1
‘
Oo〔雪
臼百
0
0
o
/
0
図6.3.1 保護カバーの取外し
lM 184D6−01
蕪
グ
口
口︹コ︹]O oO oO o
O o
〃
e
瞬 ㌻宅・
㌶
図6.3.2 電池の取外し
Model SCMS
6−3
6.4 ユーザROMの交換
りも ま
三王 居、
通電中に,ユーザROMを取り外したり,
取り付けたりしてはいけません。
計器はFAI:Lモードになり,設定データが
ヒ盤れ乙こともあり議
〔ユーザROM取扱上の注意〕
ユーザROMはMOS一工C(Meもa10xide
Semicondhcter−IC)と呼ばれる種類のPR
OMです。この種類のICは静電気の帯電に
よって破壊されることがありますので,取り
扱いには注意を要します。また素子の窓から
紫外線を照射すると書き込んだプログラムが
消滅します。
取り扱いには次の注意を守ってください。
0静電気に対する注意
運搬,保管時は導電性マットを使用して
ください。PROMを帯電しそうな衣服や
機材と接触させないでください。
化学繊維の手袋をして取り扱わないでく
ださい。
0紫外線に対する注意
消去の目的以外にはPROMのシールを
取らないでください。
本器に新しく取り付けるPROMには必
ず所定のシールを貼ってください。
○ピンを変形させない注意
ピンを変形させてしまった場合は,ピン
の付け根に力が加わらないように修正して
ください。
1MIB4D6−01
Model SCMS’
6−4
(2)ユーザROMの取付け
a)計器への電源供給を切ります(電池はそのまま)。
b)ROMの取り付け方向は,凹部が上方になりま
す。
c)ROMのピンとソケットの対応が確実に一致し
ている事を確認します。
24ピン:ROMを取りつける場合は,ソケットの
上方2ピンずつ使用しない状態が正しい位置です
(マーク位置確認)。
d)指でゆっくりと押し込んで取り付けます。
図6.4.’1ROMシール
e)ROMソケットのROMロック部を,小形マイ
プログラ云の変更などでユーザROMを交換する場
ナス・ドライバで時計方向に回転が止まるまで
合には,次の順序に従って行ないます。
(ユ/4回転程度)回します。
{1)ユーザROMの引き抜き
a)計器への電源供給を切ります (電池はそのま
ま)。
b)サイド・パネルの保護板を外すと,ユーザROM
が装着されています(図6.4.2)。
c)ROMソケットのROMロック部を,小形マイ
ナス・ドライバで反時計方向に1/4回転させます
(図6.4.2)。
d)ROMを手でつまみ,ピンを変形させないよう
に軽く引き上げると,簡単に外れます(図6.4.3)・
図6.4.3ROMの引き抜き
/ ,
0戸!
2
ユーザ
/
回
鰍
隅
◎1
ROM
保護板
図6.4.2サイド・パネルの保護板とROMの取外し
lM 18406。01
June 1986.
7−1
Model SCMS
7
トラブルシューティング
動作異常が発生したときには,現象をよく把握し7.
内の展開ケーブルを利用すると便利です。
ユ項のトラブルシューティング・フローに従って対処
なお,難かしいトラブルと推定される場合には当社
ください。トラブル探索にはサービスキット(SSKD)
サービス・ステーションにご相談ください。
エゴ トラブルシューティング・フロ・一
〔匂 状況の把握
計器異常
全く動作しない
YES
〔2〕項へ
NO
フェイルランプ
アラームランプ
YES
NO
前面
.フェイルランプ点灯
〔3「〕項へ
アラームランプ異常
〔4〕項へ
YES
〔5〕項へ
パネル不寅
NO
入出力信号
不良
YES
NO
通信不良
ステータス入出力信号不良
〔6〕項へ
アナログ入出力信号不良
〔7〕項へ
YES
〔8〕項へ
NO
スタートモ「ド
不良
YES
〔9〕項へ
NO
再チニック
2秒以上停電させた後に,
異常現象を再確認ください。
lM 184D6−01
Model SCMS.
7−2
〔2〕全く作動しない
内器とハウジング
の接続を確認
ヒューズ
は正常
YES
NO(断線)
ヒューズ交換
ハウジング交換
一鯵霧譲にもどす
再び断線する}一一一
ト
一 ,
ニ換
ユ交
ワ良
パ不
lM 184D6。01
ツ
Model SCMS
7−3
〔3〕 フェイルランプ点灯
CHK:項は
表示できるか
NO
YES
NO
CHK
ニ00
YES
NO
N。偏奇罐豹
C且K
正常動作
=01,=02
CヨK:=10
YES
ユーザROM
.YES鴨
(講以外)
未着装または異常
て注1)
NO
薗路電圧
は正常か
YES
パワーユニット
不良,交換
電源OFF後
(2秒以上)
再チェック
王ノ0カード
交換
ディスプレイ
カード交換
網晃賑「一
一図髪総曇
dPUカード
不良,交換
注1)ユーザROMのユ2番ピン,24番ピン間の電庄が4.8∼5.2Vのこと。
『IM184D6−01
7−4
Model SCMS
〔4〕アラームランプの点灯,点滅
P.Error表示?
YES
NO
プログラムパラメ
ータに問題があり
YES
電源電圧を確認
CHK
=04
ます。
NO
YES
パワーユニットの
不良交換
CHK
=08,=40
NO
入力信号または電
流出力信号異常
YES
CHK
=20
(電圧2.45V以上)
Nq.
コネクタ(CN 1など)の
電池交換
CH:K
正常にもどらないとき
YES.
=80
p一
NO.キーを押して
再チェック
接続をチェックします。
NO
(㎝K=£8)
1/0カード
不良,交換
lM 184D6−01
複数の異常が発生
5.4.4項参照
CPロカード
不良,交換
Model SCMS
7−5
〔5〕 前面パネルの不良
各表示項目
をチェックします。
NO
衰示は正常か
(S:EL:ECTスイッチ
YES
位置確認)
電源OFF後
(2秒以上)
再チェック
儲全ぎ
NO
項目選択
できるか
YES(P・解・
NO
ル錨
設定変更
できるか
(TUNINGスイッチ
YES
=ENABLE)
現象の再チェック
ディスプレイ
カード交換
三下ぎ畿て
CPUカード
不良,交換
iMIB4D6−01
Model SCMS
7−6
〔6〕 接点出力信号の不良
〔7〕 アナログ出力信号の不良
入力の読み込み,
出力ができない
ハウジング交換
=憐羅晃離て
コネクタ接続
(CNユなど)
YES
NO
ハウジング交換
正常にもどらないとき}一一
をチェックします。
…一
CPUカード
コネクタ接続
(CN1,CN4∼6など)
x常にもどらないとき
をチェックします。
正常にもどらないとき}一一
不良,交換
YES
信号値の異常
i誤差大,ふらつきなどデータ表示部で確認)
N・
現象の再チェック
1/0カード
交換
鑛鑑一三』
CPUカード
不良,交換
lMIB4D6−01
Model SCMS
7−7
〔8〕 通信異常
〔9〕 スタートモ』ド不良
通信データの不一致
MODE 1を希望する状態(0;COLDスタート,
1;HOTスタート)に設定し,・所定の時間停電した
後に定められたモードでスタートしない場合は,CPU
S:LPC,SLMCの内器●交換
カードの不良です。
(プログラマを接続していると,瞬停も2秒以上の停
電とみなします。)
YES
正常
NO
→三二嚢
S:LPC, S:LMC
$CMS交換
フ異常
YES(SCMS異常)
正常?
@ NO
@︵CN1など︶ をチェックします﹄、
コネクタ接続
ハウジング
換
正常にもどらないとき}
通信ケーブルチェク
i極性,断線短絡)
C:PUカード
s良,交換
lMIB4D6−01
Model MCMS
7−8
7.2 計器の分解・組立て手順
7.2.3 電源ユニットの取外し
(i)図7.2.2において,両側面後方の③ネジ4本を外
故障推定ユニットの交換は,本節の分解例粗立て順
します。
序に従ってください。
’(の電源ユニットを後方に引き出し,コネクタCN2
を引き抜くと,電源ユニットを取外すことができます6
7.2.4 コントロール・アセンブリの分解
注 意
分解は必要最少限ことどめてください。
本節にて説明していない部分の分解は,当社
サービス・ステーションにおまかせください。
(1)7.2.2項.7.2.3項の順序で,ディスプレイ・ア
センブリ,電源ユニットを取外します。
(ID図7.2.2において,右側面と底面にある④ネジ2
本を外すことにより.コントロール・アセンブリと
⑧シャーシを分離できます。
(謝)図7.2.3において,左側面上下の⑤ネジ2本を外
7.2.1 カバーの取外し
図7.2.ユにおいて,①ネジを取外し.カバー;を上方
に引上げて取外します。
7.2.2 ディスプレイ・アセンブりの取外し
(D図7.2.2において左右側面,底面にある②ネジ7
本を外します。
(iDコネクタCNユを引き抜きます。
(のディスプレイ・アセンブリを前方に慎重に引き出
して⑨カバーを取外すと,⑥ネジが2本現われます。
(iv)⑥ネジを2本外すとCPUカードが取外せます。
(V)コネクタCN3, CN4,CN5を引き抜くと,
1/0カードとdPUカードを分離できます。
(vi)⑦ネジ6本を外すと1/0カードと⑩ブラケットを
分離できます。
7.2.5 再組立て
故障部品交換後の再組立ては,分解とは逆の順序で
行ないます。
して下さい。
〈組立て注意事項〉
(Dネジは全て共通です。
(のコネクタの接続忘れのないよう注意してください。
(iiDコネクタの挿入位置.表面(凸突起あり,目に見
える側)と裏面(プリント板に合わさる側)を確認
し.確実に挿入してください。
7.2.6 通電チェク
一度分解すると内部データが消失し.通電時アラー
ムランプが点灯します。
パネルではCHK=80が表示されますのでデータ項目
番号選択キーを押してリセットし,所定のデータを再
設定してください。
〃
さ
さ
魅ρ
0
図7.2.1 カバーの取外し
lM 184D6−01
June 1986.
7−9
Model SCMS
ト
CN2
②
\
CN1、
ノ
ノ
。.
②
ディスプレイ・アセンブリ
図τ2.2 ディスプレイ・アセンブリと電源ユニットの取外し
⑥﹁
\.CN5
10
\膨
f
1/0カード CN3’
\
CN4
\
7 ⑦
図7.2.3 コントロール・アセンブリの分解
June 1986.
lMIB4D6−01
Model SCMS
Appendixユ
データ・ラベル
破線に沿って切り抜いてお使いください。
「『一一一一一鮪一一一一一∼一一一一一}一』一一}}一一一『一一『『一 P
SCMS Co皿puting Station Tag N o.
1 1
i l
P1
X1
l I
P9
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X‘ Q
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I [
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Di 1
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SCMS Colnputing Station Tag No.
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㌧
Customer
Maintenance
Model SCMS(Style E)
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Programmable Computing.ξtation
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Description
Cover
1
B.H。 Screw, M4 x 5
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Tag Nb. Labei
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Cover
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1
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BatterV Assembly
◎Copyright Apd986(YK).5th Edition:May 2004(KP)
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芥亀.
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ig
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Apr.1988
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S9510VK
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E9711TD
E9711TE
Y9306J8
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Stopper
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Pan H。 Screw, M3 x 6
CMPLlB4D6・03E
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Display Assembly
13
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濠
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、
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織四
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θ
15
、
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1
3
13
14
E9714PA
E9712CC
E9714GH
E9714GJ
CMPLlB4D6−03E
22
15 Y9306JB
17 Y9306JB
璽
−﹂1Ωり11
Item Part No.
Description
Display Assembly{items 2 through 15}
Display Card Assembly
Key TOP
Cover
Bracket
Pan H.Screw, M3 x 6
Pan H. Screw, M3 x 6
Apr.1988
Printed inJapan
/HTB
lnst「U(:tion
Manual
電源接 続端子形
1.概 .要
電源接続を端子にて配線する仕様をご要求された場合(1HTB)は,電源端子への配線作業が必要と
なります。
2.適用機種
名
称
形 名
SRVD
記録計
SIIIM
指示計(ハウジング収納形)
SIHF
蛍光バーグラフ指示警報計
SIHK
SLCD
SLPC
指示警報計
SLMC
SMLD
SMST
SMRT
SCMS.
SBSD
SLCC
SLBC
STLD
指示調節計
プログラマブル調節量
プログラマブル・パルス幅出力調節計
手動操作器
手動操作器
比率設定器
プログラマブル漬算:ステーション
バッチ設定器
混合調節計
バッチ調節計
演算計
3.各部の名称および電源端子記号
0
■
信号端子
記 事
端子記号
LN寺
①③⑤⑦◎⑪⑧⑤⑰⑲⑳②④◎◎◎㊧⑭⑯@㊦◎◎◎⑨◎⑧⑨⑭し@餌
●
〉電源(DCまたはAC)
@接地
信号端子
(注1)信号靖子にもしN靖子があるのでご注意く
ださい。
駐1》
閥L
電薫端子
端子配置図
4.電源および接地配線
(1)配線はM4ねじ用丸形圧着端子を使用下さい。
(2)適合線材例
導体公称断面積:1.25∼2.Omm2
:600Vビニル電線(IV)より線(JISC3307)
適合電線例
電気機器用ビニル絶縁電線(KIV)より線(JISC3316)
(3)電源および接地配線終了後は,電源端子カバーを必ず取り付けて下さい。
YOKOGA(A◇
横河電機株式会社
◎Copyright Feb.1991(YK).1st Edition:Feb.1991(YG)
FD No.00006−S
置M lB4F1−11