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全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
仕 様
機
電
洗
乾
洗
脱
乾
乾
濯
燥
濯
水
燥
燥
種
源
量
量
式
式
式
源
容
容
方
方
方
熱
ガ
ス
( 連 続
消
燃
HWD-7256G
ー
25kg( 乾燥布質量 )
15kg( 乾燥布質量 )
制
着
火
ド
回
ラ
転
御
検
ム
数
使 用 水 量
(P1 プログラム )
最
大
接
配
ド
最
電
製
続
出
力
方
式
出
方
式
洗濯 / すすぎ
脱
水
乾
燥
洗
濯
すすぎ1
す す ぎ3
1 サイクル
風
排
12m3/min
量
気
15kg( 乾燥布質量 )
8kg( 乾燥布質量 )
回転ドラム式
遠心脱水式
強制排気型回転ドラム式
LP ガスまたは都市ガス (12A・13A)
LP ガス:20.9kW
LP ガス:12.4kW
都市ガス:13A・・・20.9kW
都市ガス:13A・・・12.4kW
12A・・・19.4kW
12A・・・11.4kW
1280W
840W
600W
330W
約 2900W( 脱水回転上昇中 )
約 1500W( 脱水回転上昇中 )
ファン用:0.75kW
ファン用:0.4kW
ドラム用:3.7kW
ドラム用:1.5kW
マイクロコンピュータ制御
熱電対方式
40rpm
45rpm
800rpm
850rpm
45rpm
50rpm
95L
61L
110L
69L
83L
54L
288L
184L
費
量
焼 時 )
タ
HWD-7156G
3 相 200V50-60Hz
定格消費電力(脱水時)
乾 燥 時 消 費 電 力
最
大
消
費
電
力
モ
仕様 (1)
口径 ・・・ 内径Φ 200mm
口径 ・・・ 内径Φ 150mm
( 配管許容長さ ・・・ 直管相当長さ 20m 以内 )
20A(3/4B)
外径:89mm〔硬質塩化ビニル管 呼び径 75〕
筒
給水/給湯
排
水
管 口 径
ガ ス 接
続
口
ラ
ム
寸
法
大
外
形
寸
法
源 コ ー ド の 長 さ
品
質
量
7m3/min
15A(Rc1/2)
直径Φ 800mm ×奥行 540mm
直径Φ 650mm ×奥行 510mm
幅 1003mm ×奥行 1184mm ×高さ 1976mm
幅 855mm ×奥行 1169mm ×高さ 1820mm
約 4.5m
約 700kg
約 484kg
※電源電線は必ず据付工事編の「電気配線工事と接地工事」に記載された容量以上のものを使用してください。
※本仕様ならびに装備は、改良のため予告なく変更することがあります。
付属部品
部品
ストレーナ
個数
2
仕 様
用 途
BC製120 メッシュ20A(3/4B)
(茶色)
給湯・給水配管用
軟質塩化ビニル 内径:89 mm [ 硬質塩化ビニル管
排水ホース用
呼び径 75 用 ]長さ:1m
軟質塩化ビニル内径:8mm長さ:3m
洗剤・ソフト剤吸込み用ホース
給液ホース固定用
排水ホース固定用
M12 用角ワッシャー
据え付け用(アンカーボルト用)
厚さ1mm
据え付け用(調整用)
M 10 × 110mm
据え付け用(調整用)
排水ホース
1
給液ホース(フィルター付)
ホースバンド(小)
ホースバンド(大)
角ワッシャー
シム
ボルト
取扱説明書
保証書
2
2
2
4
10
1
1
1
使用説明板
1
シール
引渡し確認書
1
複写式
サービス説明書
1
11.12
プログラム表示板
(1/21)
36
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G
各部の名称と外形寸法
(HWD-7256G)
11.12
6
(2/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7156G
(HWD-7156G)
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7
11.12
(3/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
機械の据え付け据付 (1)
警告
製品を安全に正しくご使用していただくために据付工事編をよくお読みになり、指示に従って工事を行ってくだ
さい。なお、
この資料は、一般財団法人日本ガス機器検査協会発行の「業務用ガス機器の設置基準及び実務指針」
に従って作成しています。詳細はその資料をご参照ください。
製品の設置については地域により消防署への届出が必要な場合があります。各市町村の消防署にご確認ください。
本機の据え付け・電気工事・配管工事は、絶対に自分でしないでください。感電やショートによる火災、機械や
建物の破損のおそれがあります。専門の業者に工事を依頼してください。
据付工事に際しては当該地域の条例および規定によるほか据付工事編をご参照ください。
据付工事終了後に取扱説明書および引渡し確認書に従って取り扱い上の注意事項をオーナーの方に説明してください 。
● ● ● ● ● 1 配置
前面板(上 ) を開くことができるように、※で示す寸法
の位置には、たれ壁などを設けないでください。
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メンテナンス時に天板を開くことができるように、図に示
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す天板固定ネジの上方には、たれ壁などを設けないでく
ȢəʆࢎɤɣʌῂɋɤȾɡɉɚɏȾȤ
ださい。
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天面
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側面のスキは図に示す状態
と左右反対でもよい。
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図 6 設置平面図
本機を 2 台以上並べて使用する場合、
前面板の開閉がスムーズに行えるよう
に側面の間隔をとってください。
はめ込みによる配置により、側面に点
検用通路を設けない場合は裏面を点
検する為の入口を別に設けてください。
逆に裏面を点検する入口を設ける事が
できない場合は、本機の少なくとも一
方に裏面点検用の通路(40cm 以上)
を設けてください。
本機は燃焼排ガス、放射熱などによっ
てガスメーター、ガス配管、電気設備
等に悪影響を与えない位置に設置して
ください。
● ἰ۹֎༜
図 7 設置側面図
前面板がスムーズに開閉できる間隔
● ご注意
● 11.12
図 8 2 台以上並べる場合
40
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全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
据付 (2)
注意
保守、点検などを容易にし、安全性、配管、配線などを考慮して、本機と建築物の部分等の離隔距離は図に従って
ください。また、図 7 に示す天板固定ネジの上方にはたれ壁等を設けないでください。
危険
本機は、ガソリン、ベンジンなどの引火性の危険物を貯蔵または取り扱う場所には設置しないでください。爆発、
火災がおこるおそれがあります。
警告
この洗濯乾燥機は室内用です。必ず屋内に設置してください。屋外で風雨にさらされる場所に置くと、感電や故障
の原因となります。
注意
火災事故防止のため洗濯乾燥機の上部、近辺には可燃物を置かないでください。また室内では洗濯乾燥機の上に
衣類、新聞紙などの可燃物を置けないようにたれ壁、仕切りなどを設けてください。
● 機器の後ろ側にはモーター、プーリーなどの回転物あるいはバーナー、排気筒などの高温部があります。これら
に触れてけが、やけどをしないように注意してください。また室内では仕切りなどを設けて、人(特に幼児)が
機器の後ろ側に入れないようにしてください。
● ご注意
周囲温度が高い場所に設置すると故障の原因になります。年間を通して 40℃以下の環境が保たれる
場所に設置してください。
2 基礎工事
基礎の深さは地盤により異なりますが、コンクリートは
100mm 以上の厚さを確保してください。
● 排水を確実に行うため、排水能力に余裕のある排水溝を
設けてください。
● 排水溝
HWD-7256G
7156G
11.12
41
(5/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
据付 (3)
3 輸送金具の取り外し
● アンカーボルトを締め付ける前に輸送金具を取り外してください。
この機械の輸送金具は左右 2 個所にあります。
ご注意
輸送金具を付けたまま運転すると、機械が破損するおそれがあります。
輸送金具を取り外す時は、必ず手袋、長袖等の保護具を着用してください。
【輸送金具の取り外し手順】※左右 2 箇所同様。
1.前面板(下)を取り外す。
2.① HWD-7256G の場合
台枠と輸送金具を固定しているM12ナット①を機械の内側から取り外す。
② HWD-7156G の場合
台枠と輸送金具を固定しているM12ナット①、M10ボルト①を機械の内側から取り外す。
3.外槽と輸送金具を固定しているM10ナット②を取り外し、左右の輸送金具を取り外す。
4.前面板(下)を元どおり取り付ける。
<輸送金具取り外し説明図>
< HWD-7256G >
< HWD-7156G >
42
11.12
(6/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
据付 (4)
4 据え付け
※必ず輸送金具を取り外してから行ってください。
1前面板 ( 上、
下 ) の側面が合っているか確認してください。
※アンカーボルトを締め付ける前に確認してください。
①前面板(下)を上下 6 本のネジで仮止めし、前面板
(上)の側面と前面板(下)の側面が一致しているこ
とを確認してください。
②側面が一致していない場合は、付属の M10 ボルトを
用いて、側面が合うように台枠の水平度を調整して
ください。(M10 ボルトで調整できる箇所は右図に
示す台枠の前後計 4 ヶ所あります。)
③再調整した状態で付属のシムを挿入して、M10 ボル
トを外し、アンカーボルトを締め付けてください。
11.12
43
(7/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
据付 (5)
2アンカーボルトで固定する。
※前面下部の前面板取付金具を取り外すと作業を行いやすくなります。
(P43 の図参照)
注意
機械の据え付けは、水平な面に左右、前後とも傾きやがたつきがないよう設置し、必ず M12 アンカーボルトで固
定してください。
●
設置床面にゴムシートなどの弾性体を敷かないでください。
(ゴムシートなどがあると逆に振動が増加します)
M10 ボルトの使用は水平調整時のみにし、恒久的な使用は行わないでください。
● 機械をブロックの上に載せたり、アンカーボルトで固定せずに据え付けないでください。機械の振動が大きくなり
故障の原因となります。
● 機械を部分的に架台に載せる据え付けをしないでください。機械の振動が大きくなり故障の原因となります。
●
●
<アンカーボルト位置>
HWD-7256G
HWD-7156G
3振動スイッチのギャップ寸法を確認してください。
※アンカーボルトを締め付けた後に確認してください。
振動スイッチのギャップ寸法[右図※印]が
● HWD-7256G:18 ± 1mm
HWD-7156G:17 ± 1mm
になっていることを確認してください。
寸法が調整範囲になっていない場合は、下記
の手順で調整してください。
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<調整方法>
①後面板(上・下)を取り外す。
②振動スイッチ取付板を固定している M5 ネ
ジ 2 本をゆるめ、上記ギャップ寸法になる
ように左右方向を調整し、ネジを締め付け
る。
③後面板(上・下)を元どおり取り付ける。
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44
11.12
(8/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
電気工事
電気工事 (1)
電気工事には電気工事士の資格が必要です。専門の工事業者に工事を依頼してください。
5 電 源
1
電気工事
電気工事には電気工事士の資格が必要です。専門の工事業者に工事を依頼してください。
電
源
電源には必ず本機専用として下記仕様のものを設けてく
● 電源には必ず本機専用として下記仕様のものを
<ご注意>
ださい。
設けてください。
当機種はインバータを使用しています。
3相 200V 50 または 60Hz
以下の内容に注意して設置してください。
3 相 200V 50 または 60Hz
定格電流 20A(6.9KVA)
定格電流:20A(6.9KVA)
・漏電遮断器の場合:
3 相 200V
漏電遮断器(感度電流 30mA 動作時間0.1
0.1秒以内)
秒以内) インバータの高調波電流によ
漏電遮断器(感度電流30mA動作時間
設備大元
り誤動作が発生します。
● 電源電線は下記容量以上のものを必ず使用して
● 電源電線は下記容量以上のものを必ず使用してください。
ブレーカ
インバータ対応型漏電遮断器
ください。
各機器用
を使用してください。
より線…2.0mm2 単線…φ
1.6(導体径)
元ブレーカ
より線…2.0mm2 単線…φ1.6(導体径)
・漏電遮断器でない場合:
● 土間、コンクリート床、洗い場など湿気や水気のある場
問題ありません。
● 土間、コンクリート床、洗い場など湿気や水気の
所に据え付けるときは漏電遮断器の取り付けが法令で義
ある場所に据え付けるときは漏電遮断器の取り付
インバータ対応型
けが法令で義務付けられています。
務付けられています。
漏電遮断器を
リアクトル
● 電気配線はできるだけ金属線管又はフレキシブルコン
使用してください。
● 電気配線はできるだけ金属線管またはフレキシ
進相コンデンサ
ブルコンジットで保護してください。
ジットで保護してください。
当機種
● 電気配線はガス供給管や蒸気配管に接近させない
● 電気配線は蒸気配管に接近させないでください(15cm
でください。
(15cm 以上離すこと。
)
インバータ使用機種に進相コンデンサは取付けないでください。
以上離すこと。
)
他にインバータ未使用機種があり、進相コンデンサを取付ける
● 回転方向
● 回転方向
場合は、インバータからの高調波電流による進相コンデンサ破壊
本機はインバータ制御のため電源線の入替えでは
防止のため、インバータの容量に適合したリアクトルを設置して
本機はインバータ制御のため電源線の入れ替えでは脱水
脱水行程でのドラム回転方向は変わりません。
ください。
“前から見て右回転(
)”です。
行程でのドラム回転方向は変わりません。
● “前から見て右回転(
)
”
です。
設備大元に漏電遮断器を設置している場合の感度電流は、
「30mAx 接続台数」以上となるようにしてください。
設備大元に漏電遮断器を設置している場合の感度電流は、
「30mAx
警告 接続台数」以上となるようにしてください。
本機を据付けるときは、指定の過電流遮断器内蔵型の漏電遮断器を取り付けてください。故障して漏電、過電
警告
流が流れたとき、感電、火災のおそれがあります。
本機を据え付けるときは、指定の過電流遮断器内蔵型の漏電遮断器を取り付けてください。故障して漏電、過電
● 故障などの理由により電源コードを交換する場合、お買い上げ販売店または当社営業所、専門の工事業者に工事
を依頼してください。
流が流れたとき、感電、火災のおそれがあります。
●
● 故障などの理由により電源コードを交換する場合、お買い上げ販売店又は当社の「お客さまご相談窓口」
、専門の
注意
工事業者に工事を依頼してください。
● ●
据付工事の際には銘板を確認して使用する電源が適合しているかどうか確かめてください。
注意
電源仕様が異なっていると、故障や異常動作によるけがのおそれがあります。
据付工事の際には銘板を確認して使用する電源が適合しているかどうか確かめてください。電源仕様が異なっている
と、故障や異常動作によるけがのおそれがあります。
6
2ア
ー ス
アース警告
専門の工事業者に依頼し、必ず本機専用の D 種接地
工事(第3種接地工事)を行ってください。万一の
感電や落雷時における事故防止や静電気による引火
警告
爆発事故防止及び制御回路の耐ノイズ性を向上させ
るためです。
専門の工事業者に依頼し、必ず本機専用の
D 種接地
工事(第 3 種接地工事)を行ってください。万一の
ただし、次のようなところにはアース線を接続し
ないでください。
感電や落雷時における事故防止及び制御回路の耐ノ
● 水道管: 配管の途 中 で塩化ビ ニ ル管の場 合 は
イズ性を向上させるためです。
アースさ れ ません。
ただし、次のようなところにはアース線を接続し
● ガス管: 爆発や引 火 の危険が あ ります。
ないでください。
●
電話線の アースや 避 雷針:
水道管: 配管の途中で塩化ビニル管の場合は
落雷のと き 大きな電 流 が流れて 危 険
です
アースされません。
45 爆発や引火の危険があります。
ガス管:
電話線のアースや避雷針:
落雷のとき大きな電流が流れて危険
です。
● ● ● 45
11.12
●
アース工事は電源電線の4芯キャプタイアケーブル
の緑色のアース線をアース端子に接続して本機単独
のD種接地工事(第3種接地工事)を行ってください。
黒
白
アース工事は電源電線の4芯キャプタイヤケーブル
赤
電極
の緑色のアース線をアース端子に接続して本機単独
の D 種接地工事(第3種接地工事)を行ってください。
● 緑/黄
アース線
(注)アースについては、D種接地工事(第3種接地
工事)が法規で義務づけられています。
(注)補修部品としてアース棒があります。アース棒
が必要な場合は、当社営業所にお問い合わせく
ださい。(本紙裏表紙参照)
/黄
(注)アースについては、D 種接地工事(第 3 種接地
工事)が法規で義務づけられています。
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全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
配管工事
配管工事 (1)
7 給水、排水配管
1配管位置と寸法
注意
洗濯機の給水・給湯口の配管は水道法の「給水装置」として取り扱われます。
当社の洗濯機の洗濯槽内の給水口から水面(越流面)までの吐水口空間は 200mm 以下ですので、適切な逆流防
止対策(受水槽方式など)が必要です。各市町村の水道局または水道課にご確認ください。
● ● 排水液には有害物質は含まれていませんが、排水経路によっては届出が必要です。地域の保健所などにご確認く
ださい。
11.12
(10/21)
46
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
配管工事 (2)
2給水、給湯配管
付属のストレーナを用いて給水口(給湯口)に給水(給
湯)配管を接続してください。
● 給水、給湯とも必ず手元バルブを取り付けてください 。
(手元バルブは本体に付属していません)
● 給水(給湯)元と本体の配管接続は必ず途中で金属製
フレキシブルチューブを用い、可とう性を持たせてく
ださい。可とう性のない配管を行うと、振動により配
管が破損し水漏れの起こるおそれがあります 。
● [給湯を行わず、給水配管のみを行う場合]
● 必ず給水口と給湯口の両方に給水配管を接続して
ください。給湯口に給水配管を接続しなかった場合、
試運転モニターのP 53 および温水位のみを設定し
た運転でトラブルモニターH 01(給水不良)がはた
らきます。
冬期に凍結のおそれがある場合は、
“水抜きバルブ”
を設け、水抜き配管を行ってください。( 水抜きバル
ブは付属していません)又、冬期に凍結のおそれのな
い場合でも、
“水抜きバルブ”を設けておくと何かト
● ラブルが生じた際にメンテナンスが容易になります。
給水(給湯)圧力は 0.0 5~ 0. 3MPa を保ってく
ださい。
● 水圧が低すぎる場合…給水、給湯時間が長くなります。
水圧が高すぎる場合…給水、給湯バルブが正常に動作し
なくなります。
配管工事を行った後は、シールテー
プ、配管ゴミ、スケールなどが初期
給水量と水圧は下図を参照ください。
● 給水中の圧力範囲
ご注意
的に詰まることが多いため、試運転
にて十分給水、給湯を行った後スト
レーナを掃除してください。
200
注意
(L/min)
● 給湯に使用する温水は 60℃以下にしてください。
流量
高温水を使用すると衣類を傷めたり、プラスチック
部品の変形や傷みにより感電や漏電のおそれがあ
100
ります。
● 給水(給湯)の配管接続には、必ず新しい配管を
使用し、古い配管の再使用はしないでください。破
損による水漏れの生じるおそれがあります。
0
0.1
(1.0)
0.2
(2.0)
水圧
11.12
47
0.3
(3.0)
MPa
(kgf/cm2)
(11/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
配管工事 (3)
3排水配管
● 4洗剤、ソフト剤吸込み用ホース
排水ホースを排水口までの長さに合わせて切断し、
● 付属の給液ホースをホースバンド(付属)を用いて、
先細りや先上りにならないようにして排水口と接続
製品後部右下の洗剤、ソフト剤用ポンプに接続して
してください。
ください。
( ページ 17)
● 本体排水管と排水ホースとは付属のホースバンドに
● てしっかりと接続してください。
● 据付当初や、洗剤、ソフト剤のタンクを交換したと
きは、試運転方法 P60、P61( ページ 10)に従っ
てホース内のエアーを抜き取ってください。エアー
排水管の関係でどうしても先細りでないと接続でき
抜きを行わないと、洗剤、ソフト剤が正しく注入さ
ない場合は異径ソケットにて径をおとして接続して
れません 。
ください。排水管にテープを巻きつけ接続すると、
異物が排水管にひっかかることがありますので絶対
におやめください。
● ご注意
排水の匂いが気になる場合は、U字トラップ構造と
本製品では洗剤、ソフト剤は外部タ
ンクからの供給となります。
してください。
異径ソケット
5排油口
● 本製品には、何らかのトラブルでオイルシールが破
損した場合、ベアリングを保護する為の排油口を製
排水継手
接続部は塩化ビニル管用
接着剤を使用する
テープ
品の後部下に設けています。この場合、排油口から
わずかづつですが、水及びグリスが排出されますの
で適当な容器で受けてください。
( ページ 6)
異径ソケットによる径のおとし方
11.12
(12/21)
48
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
配管工事 (4)
8 ガス配管
ガス配管は都市ガス用の場合は必ず金属管、金属可
とう管、強化ガスホースまたは機器接続ガス栓を用
いてください。
● LP ガス用の場合は金属管、金属フレキシブルホース、
LP ガス燃焼器接続用継手付ホースまたは機器接続
ガス栓を用いて容易に外せないように接続してくだ
さい。
金属可とう管、強化ガスホース、金属フレキシブル
ホース及び LP ガス燃焼器接続用継手付ホースは、
本機を入れ替えるときには同時に取り替えてくださ
い。
● 強化ガスホース、LP ガス燃焼器接続用継手付ホー
スは、火災や放射熱等により高温になる場所、油脂、
溶剤等が付着するおそれのある場所、ホースに異常
な外力が加わる場所には使用しないでください。
● 接続具はガス用接続材料として認められたものをご
使用ください。
● 警告
工事の際には本機後面のガス仕様表示板を確認して、ご使用のガスの種類と合っているかどうか確かめてくださ
● い。ガス仕様が異なっているとガスが異常燃焼をおこし、火災や一酸化炭素中毒がおこるおそれがあります。
本機にガス配管を接続するときは製品内部のガス配管を締めすぎないでください。ガス配管を締めすぎると、各
● 接続部に無理な力がかかり、破損やガス漏れ事故の原因になります。
①都市ガス(12A、13A)の場合
本機 1 台あたりのガスの消費量は、
< HWD-7256G >
13A:20.
9kW
12A:19.
4kW です。
● < HWD-7156G >
13A:12.
4kW
12A:11.
4kW です。
本機の保守 ・ 点検が容易にできるよう、操作しやすい
● ところに元コックを設けてください。
金属管による接続工事は、ガス事業者に依頼してく
ださい。
● 金属可とう管または強化ガスホースによるねじ接続
工事は、ガス可とう管接続工事監督者に依頼してく
ださい。
● 注意
ガスを適切な状態で燃焼させるために
本機ガス接続部のガス入口圧力は 2.0kPa にな
るように接続してください。
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本 機 の 近 くま で ガ ス 管 を 導 く 主 管 は、20A
(3/4B)以上のガス管を使ってください。
● なお本機を 2 台以上並べて使用する場合は台数
に応じた太さのガス管で接続してください。
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これらが適切でないとガスが異常燃焼をおこし、火
災や一酸化炭素中毒がおこるおそれがあります。
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11.12
49
(13/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
配管工事 (5)
②プロパンガスの場合
本洗濯乾燥機 1 台あたりのガスの消費量は、
接続工事は液化石油ガス設備士が行ってください。
● ● HWD-7256G:20.9kW
● ガスボンベの設置、ガス配管は LP ガス法や取扱い
基準などの法的な規定に従って工事を行ってくださ
HWD-7156G:12.4kW です。
い。
本機の保守 ・ 点検が容易にできるよう、操作しやすい
● ところに元コックを設けてください。
注意
ガスを適切な状態で燃焼させるために
本機ガス接続部のガス入口圧力は 2.8kPa になるように接続してください。
● ガスは LP ガス法によるい号またはろ号液化石油ガスを用い、容器は 50kg ボンベを使用してください。
● 供給方法は低圧一般供給法としてください。これは調整器 1 個を用いて、容器内圧力から直ちに低圧 2.8kPa ま
で減圧して供給する方法です。
● 本機の近くまでガスを導く主管は、20A(3/4B)以上のガス管を使ってください。なお本機を 2 台以上並べて
使用する場合は、台数に応じた太さの配管にしてください。
これらが適切でないとガスが異常燃焼をおこし、火災や一酸化炭素中毒がおこるおそれがあります。
● 9 給気口と排気筒
危険
設置室の状況に応じた給気口および排気筒を設けて十分な換気を行ってください。室内への燃焼排ガスの充満や酸
素不足によって、ガスの不完全燃焼や酸欠事故が生じるおそれがあります。排気は必ず屋外へ排気してください。
給排気設備を設置するにあたって、形状、設置方法、本機との関係及び周囲の隣家への配慮などについては下記の
方法を参照してください。
①給気口
室内の空気の浄化、熱の排除、酸素の供給などのた
め、必ず給気口を設けてください。
● 給気口は外気に面した壁に設けてください。ただし、
給気経路が確保されている場合は隣室側の壁に設け
てもかまいません。
給気口の位置は炎の立消えなど本機への悪影響のな
い場所で、室内がよく換気され、さらに排気筒トッ
● プから排気ガスが流入しない位置に設けてください。
● 給気口には雪雨水の流入、またはねずみ、ほこり、
その他有害なものの侵入に対応するため、水切り、
または防虫網等を設けてください。
● 警告
給気口の大きさは必ず本機の排気口内径に相当する断面積以上としてください。
● (HWD-7256G: 内径 20cm、断面積約 315cm2)(HWD-7156G: 内径 15cm、断面積約 177cm2)
この形状以下の給気口の場合、室内の十分な酸素供給が行われず、ガスの不完全燃焼や酸素欠乏事故が生じるお
それがあります。複数台数設置するときは、おのおのの洗濯乾燥機または乾燥機に必要な断面積の合計以上とし
てください。
防火ダンパーは絶対に取り付けないでください。ガス機器に直結した排気筒(建築基準法でいう煙突)に防火ダ
ンパーを取り付けると、防火ダンパー等の作動(閉塞等)により重大なガス事故につながります。防火ダンパー
● の取り付けは、法令で禁止されています。
(建設省告示第 1826 号第 4 第 2 号 ( 昭和 45 年 ))
( ページ 52)
11.12
(14/21)
50
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
配管工事 (6)
②排気筒
本機の排気中には水蒸気、炭酸ガス、糸くず等を含
んでいます。必ず排気筒によって屋外へ排出してく
ださい。
屋内の排気筒材料(直管、曲がり管等)
、および屋外
の排気筒材料(直管、曲がり管、防鳥構造を含む排
気筒トップ、T 字管、排気筒固定用具、抜け出し防
止金具)は、SUS304 またはこれと同等以上のもの
またはチタンの材料を使用してください。
排気筒の材料として SUS430、亜鉛鉄板等を使用す
ることは法律で禁止されています(
「ガス事業法施行
規則第 108 条、及び液化石油ガスの保安の確保及び
取引の適正化に関する法律施行規則第 44 条)
。新設、
再使用に関わらず排気筒材料は必ず、SUS304 と同
等以上のものまたはチタンの材料を使用してくださ
い。
アルミジャバラ排気筒は使用しないでください。
(耐久性がなく破損のおそれがあります)
排気筒は点検、維持が容易にでき、修理や取り替え
に必要な範囲の隠ぺい部材の取り外しができるよう
に配慮して設置してください。
排気筒長さは途中の曲折をできるだけ少なくして、
「排気筒長さの計算」
( ページ 55)による許容長
さが 20m 以内になるようにしてください。
排気筒が長く、排気風量が不足し、強制排気システ
ムを設ける場合は、法令に従って施行するよう専門
業者にご相談ください。
(ガス事業法施行規則第 108
条、建設省告示第 1826 条(昭和 45 年)
)
エルボの使用は 3 ケ所以内にし、できるだけ曲げ R
の大きいものを使用してください。
排気筒は必ず排気口の外側に挿入してください。ま
た、ネジ止めで固定する場合、ネジ位置は排気口ダ
ンパー開閉の妨げにならないところにしてください。
排気口ダンパーの開閉ができないと事故やトラブル
の原因になります。
排気筒の壁貫通部は、排気筒と壁との間に燃焼排ガ
スが屋内に流れ込むすき間のないよう処置してくだ
さい。
本体との接続および排気筒同士の接続は自重、風圧、
積雪荷重及び振動などに十分に耐え、さらに排気筒
を構成する接続部が容易に外れないよう、専用リベッ
ト、専用ボルトなどで堅固に取り付け、コーキング
シール材充填または耐熱テープを巻きつけてくださ
い。
排気筒の勾配については、排気筒を屋外に向かって
先下がり勾配とし、凝縮水を屋外に導くようにする
ほか凝縮水がたまるような垂れ下がり部を作らない
ように設置してください。
(ガス事業法施行規則第
108 条第 2 号口 (5)、
「業務用ガス機器の設置基準
および実務指針」
(一般財団法人日本ガス機器検査
協会発行)
)
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 警告
排気筒の大きさは必ず本機の排気口内径に相当する断面積以上としてください。
(HWD-7256G: 内径 20cm、断面積約 315cm2)(HWD-7156G: 内径 15cm、断面積約 177cm2)
この形状以下の給気口の場合、室内の十分な酸素供給が行われず、ガスの不完全燃焼や酸欠事故が生じるおそれが
あります。複数台数設置するときは、
おのおのの洗濯乾燥機または乾燥機に必要な断面積の合計以上としてください。
2 台以上の洗濯乾燥機の排気筒を共同で集合し設ける場合、下図のように行ってください。
● コンクリート製めがね石、鉄板製
めがね板または断熱材巻き等の処
理を行ってください。
[HWD-7256G]
35cm 角以上(4 台の場合)
25cm 角以上(2 台の場合)
主排気管
屋外
排気筒
点検口
φ 20cm 以上
ご注意
30cm 角以上(3 台の場合)
コンクリート製めがね石、鉄板製
めがね板または断熱材巻き等の処
理を行ってください。
[HWD-7156G]
30cm 角以上(4 台の場合)
20cm 角以上(2 台の場合)
主排気管
屋外
排気筒
点検口
φ 15cm 以上
25cm 角以上(3 台の場合)
集合ダクト
集合ダクトの場合、本機からの排気筒を主排気筒に接続するときは、出口方向への排気がスムーズに
できるよう、約 45 度傾ける等の配慮をしてください。
(直角に接続すると排気が妨げられます。
)
● 51
11.12
(15/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
配管工事 (7)
ご注意
排気筒
排気筒
防火ダンパー
排気筒
防火ダンパー
外壁の延焼のおそれ
のある部分
防火ダンパー
耐火構造などの防火区画
耐火構造などの防火区画
防火ダンパー取り付け禁止の例
③開放空間及び隠ぺい部(天井裏、床下等)における排気筒の仕上げ
排気筒と「可燃材料、難燃材料、または準不燃材料
による仕上げをした建築物の部分等」との離隔距離
天井裏等の隠ぺい部分に排気筒を設置する場合は、
接続部を排気漏れのない構造とし、堅固に接続する
● ● は排気筒の直径の 1/2 以上とした上ですき間をコン
クリート、モルタル等の不燃材料でうめるかまたは
とともに、金属以外の不燃材料で覆ってください。
コンクリート製めがね石、断熱材巻き鉄板製めがね
板などを防火上支障がないように処置してください。
隠ぺい空間部
●
●
周囲排気筒径の 1/2
以上の空間
●
20 以上の金属以外の
不燃材料で巻いた場合
20 以上の金属以外の
不燃材料で巻いた場合
(単位 mm)
(単位 mm)
●
鉄板製めがね板
断熱施工をした場合
空 間 部
断熱施工なし
貫 通 部
隠ぺい貫通
(単位 mm)
(単位 mm)
開放空間での断
熱施工の例
ロックウール保温筒 1 号(JlSA9504)
建設大臣認定不燃第 1022 号
熱伝導率
0.037kcal/h・m・℃
密度
0.15g/cm3
安全使用温度 400℃
「業務用ガス機器の設置基準及び実務指針」
(一般財団法人日本ガス機器検査協会発行)による
開放空間及び隠ぺい部における排気筒の仕上げ方法
11.12
52
(16/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
配管工事 (8)
④排気筒トップ
排気筒頂部に風雨に対して有効な排気筒トップを取
り付けさらに逆流防止のためできるだけ風圧帯範囲
外に設置してください。
● 排気の臭い、音、風などによってご近所に迷惑のか
からないようにしてください。
排気筒トップは水洗物用乾燥機以外の共用排気筒な
どに接続しないでください。
● ● 排気筒の先端に金網を取り付けると細かい綿ぼこり
が蓄積して、風路が妨げられ、排気不良を起こしたり
● 乾燥不良の原因となりますので行わないでください。
風の強く吹き込む所、通路、人通りのある所、屋内、
床下などに排気口を向けないようにしてください。
● 注意
火炎事故防止のため本機排気口の周囲 60cm、吹出方向 60cm の範囲内に可燃物が無いようにしてください。
● 排気吹出口周囲の「可燃材料、難燃材料または準不燃材料による仕上げをした建築物の部分等」とは下図に従って
離隔距離をとってください。
(単位mm)
①下向き 1 方向吹出し
正 面
②鉛直面全周吹出し
側 面
正 面
③斜め全周吹出し
正 面
側 面
④斜め下向き吹出し
側 面
正 面
側 面
⑤水平 1 方向吹出し
注)
( )内の数値は、防熱板を取り付けた場
合及び「不燃材料で有効に仕上げをした
建築物の部分等」との寸法を示します。
正 面
側 面
「業務用ガス機器の設置基準及び実務指針」
(一般財団法人日本ガス機器検査協会発行)による
排気筒トップ周辺の離隔距離
11.12
53
(17/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
配管工事 (9)
⑤排気吹出し口と建物開口部との離隔距離
排気吹出口を決める際には下図に従って排気吹出口
る窓やドア、及び常時開放されている換気口など)
周辺に燃焼排ガスが室内に流入するおそれのある開
が無いようにしてください。
● 口部(洗濯乾燥機または乾燥機を使用する際に開け
(単位mm)
①下向き 1 方向吹出し
②鉛直面全周吹出し
600 以上
正 面
正 面
側 面
③斜め全周吹出し
④斜め下向き吹出し
正 面
側 面
側 面
正 面
側 面
⑤水平 1 方向吹出し
排気筒トップ
600 以上
正 面
側 面
「業務用ガス機器の設置基準及び実務指針」
(一般財団法人日本ガス機器検査協会発行)による
排気吹出口と建物開口部との離隔距離のとり方の例
排気吹出口の上方に有効な遮へい物を設けた場合、建物開口部との離隔距離は下図に従ってください。
● (鉛直面全周の場合)
上方に有効な遮へい物を設けた場合の離隔距離の例
11.12
(18/21)
54
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
配管工事 (10)
⑥排気筒長さの計算
曲折部および先端は表 10 から直管相当長さに換算し加算します。
● 直管はそのままの長さを加算します。
● 表 10 曲管等の換算表
形 状
計算例
条 件
円形の曲管
R
D
= 1
= 1.5
= 2
円形で
ジャバラの曲管
R
D
= 1
= 1.5
= 2
等値の直管の長さ
2.6m
1.8m
1.5m
6.5m
4.5m
3.5m
円形折継ぎ
8.5m
ベントトップ
(H 型)
(陣笠)
2.5m
R
横引き 2m、立上り 3m、 =2 の円形でジャバラの曲管 2 個、H 型ベントトップをつけたときの計算長さは
D
2+3+(3.5 × 2)+2=14m
● 排気筒の静圧を測定して排気風量を換算する場合は下図の
P-Q 線図をご利用ください。
排気ファン P-Q 線図
● 定結果
SWD-A250G 排気ファンP-Q線図
HWD-7256G
実験機:技術試作機1号機
実験日:2006年 9月26日(火)
0.9
静圧(kPa)
Φ200
0.8
Φ180
Φ150
0.7
Φ110
Φ80
0.6
全閉
V1
6.19
5.87
6.01
4.89
2.85
0.00
V2
7.03
6.79
6.42
5.34
3.37
0.00
V3
6.42
6.30
6.06
5.13
3.36
0.00
V4
6.18
5.89
5.61
4.84
2.93
0.00
V5
6.53
6.33
5.90
5.11
3.27
0.00
V平均
6.47
6.24
6.00
5.06
3.16
0.00
Q
12.19
11.75
11.30
9.54
5.95
0.00
P
0.00
0.04
0.13
0.28
0.54
0.79
0.5
0.4
0.3
参考
0.2
0.1
0.0
0
2
4
6
8
10
12
14
風量(㎥/min)
HWD-7156G
SWD-A150G 排気ファンP-Q線図
0.6
0.5
静圧(kPa)
0.4
20m相当長風量測定
0.3
実験機:技術試作機1号機
実験日:2006年 9月26日(火)
0.2
エルボ3個(5m換算)+直管(1m)X3本+エンビ管(4m) =22m
V1
V2
V3
V4
V5
5.85
6.83
6.07
6.74
5.93
20m相当
V平均
6.28
Q
11.84
5
6
P
0.00
0.05
0.1
0.0
0
● で表した点が
11.1255
1
2
3
4
風量(㎥/min)
7
8
20m 配管時のものです。風量がこの点よりも大きくなる様な排気筒長さ(斜線部の風量)でご使用ください。
(19/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
10 切り替えスイッチ
本機のメンテナンス時に、制御基板上のスイッチの切替えを行うことがあ
ります。
必要に応じてスイッチを切替えてください。
● ※ 下記に記載していないスイッチは絶対に変更しないでください。
< 切替スイッチの設定方法 >
①電源を切る。
②前面板 ( 上 ) を開く。
③操作パネルの固定ネジ (4 本 ) を外し、操作パネルを開く。
④ SW101 の各スイッチを切り替える。( ページ 56、図 9 参照 )
⑤操作パネル、前面板 ( 上 ) を元に戻す。
⑥電源を入れる。
図 9 SW101
表 11 SW101
位置
番号
名称
OFF( 左側 )
ON( 右側 )
HWD-7256G
HWD-7156G
1
機種切替
使用機種を切り替える
2
機種切替
使用機種を切り替える
必ず OFF( 左側 ) の位置にしておいてください
使用機種を切り替える
必ず OFF( 左側 ) の位置にしておいてください
3
機種切替
4
予備
-
必ず OFF( 左側 ) の位置にしておいてください
5
予備
-
必ず OFF( 左側 ) の位置にしておいてください
6
予備
-
必ず OFF( 左側 ) の位置にしておいてください
7
予備
-
8
メンテナンス用
(メモリ初期化)
-
11
● スイッチレバーの位置
はたらき
HWD-7156G
HWD-7256G
必ず OFF( 左側 ) の位置にしておいてください
その他
全自動洗濯乾燥機を設置する場合には消防機関に届
出を行ってください。なお自治体によっては届出の
範囲が異なりますので詳しくは各自治体の消防機関
に確認してください。
は「業務用ガス機器の設置基準及び実務指針」
(一
般財団法人日本ガス機器検査協会発行)に従ってく
ださい。
使用方法、取扱注意等を判り易く、お客さまの見や
すい位置にポスター、掲示物等で表示してください。
● 消防条例にもとづき本機設置場所には消火器を設置
してください。
これらについては斡旋部品(別売り)をご活用くだ
本機を設置する部屋には建物の形態によってはガス
漏れ(火災)警報設備またはガス漏れ警報器等の設
さい。詳しくはお買い上げ販売店または当社の「お
客さまご相談窓口」へご相談ください。
● ● 置が必要です。設置方法、設置場所等詳細について
11.12
56
(20/21)
全自動洗濯乾燥機 機種:HWD-7256G/7156G
プログラム設定内容記録表
●
各種設定の内容を変更した場合は設定値を記録し、大切に保管しておいてください。
設定値
プログラ
ム番号
P1
P2
P3
P4
P5
P6
P7
プログラ
ム番号
dry
行程
洗い1
洗い2
すすぎ1
すすぎ2
すすぎ3
すすぎ4
脱水
乾燥
洗い1
洗い2
すすぎ1
すすぎ2
すすぎ3
すすぎ4
脱水
乾燥
洗い1
洗い2
すすぎ1
すすぎ2
すすぎ3
すすぎ4
脱水
乾燥
洗い1
洗い2
すすぎ1
すすぎ2
すすぎ3
すすぎ4
脱水
乾燥
洗い1
洗い2
すすぎ1
すすぎ2
すすぎ3
すすぎ4
脱水
乾燥
洗い1
洗い2
すすぎ1
すすぎ2
すすぎ3
すすぎ4
脱水
乾燥
洗い1
洗い2
すすぎ1
すすぎ2
すすぎ3
すすぎ4
脱水
乾燥
行程
行程時間 冷水位
(Fun)
(Cold)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
温水位
(Hot)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
設定値
乾燥ボ 乾燥中の
乾燥温度 タン毎の ドアロック
(ondo) 乾燥時間 の有無
(LOC)
(dFun)
ドラム
助剤2
助剤1
洗剤投入 ソフト剤
脱水時間
投入時間 投入時間 投入時間 回転強さ
時間
(SP-t)
の切替
(OPt2)
(OPt1)
(SOFt)
(SOAP)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
脱水
回転数
の切替
(SPin)
乾燥温度
(ondo)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
乾燥
注 1 行程時間が 0 分の行程は飛びこえて、次の行程に進みます。
(行程時間が 0 分の場合、各項目が設定されていても動作しません。)
注 2脱水行程の一つ前の行程の脱水時間 (SP-t) の設定は 0 分としてください。
(時間設定を行うと、脱水を連続して 2 回行うため、運転時間が長くなります。)
注 3 乾燥中のドアロックの有無 (LOC) の設定は P1 ~ P7 の乾燥行程のドアロック設定に反映されます。
57
11.12
(302-6-411S-18900-0)
(21/21)